【2025最新】ハイドロフラスクのボトルの魅力とおすすめ5選。選び方のポイントまで詳しく解説

2017年の日本上陸後、瞬く間に人気ブランドの仲間入りをはたしたハイドロフラスク(Hydro Flask)のボトル。全米でもトップシェアを誇るブランドは、なぜこれほど人気を集めているのでしょうか。 今回はハイドロフラスクのボトルの魅力について詳しく解説します。またおすすめのアイテムや選び方のポイントを詳しく解説していますので、商品購入を検討している方はぜひ参考にしてください。 ハイドロフラスクのボトルはなぜ人気?知っておきたい5つの魅力 ハイドロフラスクは2009年にアメリカで創業したボトルブランドです。 高い保温性能と豊富なバリエーションを揃えたステンレスボトルは、発売当初から注目され、着実に売上を伸ばします。ハワイの人気ショップとのコラボボトルで人気に火がつくと、全米で大ヒットを記録。トップシェアを誇るブランドへと成長しました。 2015年には欧州へ進出し、2017年に日本にも上陸。日本でもファッショナブルなステンレスボトルとして一気に認知度が高まり、人気ボトルの仲間入りをはたしています。 では、なぜこれほどハイドロフラスクのボトルが人気を集めるのか、その理由を5つの視点から解説していきましょう。 魅力1.高い保温性能 ハイドロフラスクのボトルは真空断熱構造を採用し、保温性能に優れています。 いわゆる“魔法瓶”とも呼ばれる真空断熱構造は、ボトルの内側と外側の間に真空の空間を設けることで、熱の移動を制限。長時間飲み物の適温をキープする技術です。 またキャップ部分にはハニカム構造(ハチの巣状の構造。断熱性能が高い形として知られる)を採用し、より高い保温機能を実現しました。 魅力2.持ち運びしやすい上部ハンドル ハイドロフラスクのボトルには、上部にハンドルが付けられています。片手で簡単に持ち運べる手軽さやおしゃれが魅力で、ちょっとしたお出かけやアウトドアのお供にもぴったりです。 またボトル表面にはパウダーコーティングを施し、滑りにくい工夫がなされています。ステンレスボトルはつるつるとして滑りやすいイメージがありますが、ハイドロフラスクのボトルならそんな心配も不要です。 魅力3.豊富なデザインとサイズ展開 魅力3.豊富なデザイン これまでのステンレスボトルにはない豊富なデザイン展開もハイドロフラスクの魅力です。 同じ商品でもカラーバリエーションが10種類以上揃うアイテムも多く、好みや用途に応じてデザインを選べます。とくに日本では「ステンレスボトル=無骨でがっちり」としたイメージが強いですが、ハイドロフラスクのアイテムはおしゃれでカジュアルな雰囲気を感じさせるため、おしゃれなアイテムとして持ち歩くのにもぴったりです。 魅力4.環境や健康にやさしいBPAフリー ハイドロフラスクのボトルには化学物質の1種であるBPAを使用していません。プラスチックなどに含まれるBPAは環境や健康への影響が懸念されていますが、BPAフリーのボトルなら子どもから大人まで安心して使用できます。 またハイドロフラスクの素材には「18/8プログレードステンレス鋼」が使用されています。ステンレス素材の中でもとくにサビにくい素材を使用しているため、ステンレスボトルで気になる金属臭や味移りを抑えてくれます。 魅力5.バラエティーに富んだアクセサリーパーツ アクセサリーパーツが豊富に揃い、カスタム性が高いのもハイドロフラスクの魅力です。 たとえば「直飲みタイプ」のボトルでもアクセサリーを購入して「キャップタイプ」や「ストロータイプ」にカスタマイズが可能。飲み口の形状を好みのタイプに変更できるため、自分好みのマイボトルを楽しめます。 その他にも外カバーや肩掛けストラップなどもアクセサリーとして用意されているので、用途に合わせた使い方が可能です。 ハイドロフラスクのボトル選び方のポイントは? ここでは実際に商品を購入する際の選び方のポイントをご紹介します。 用途に合わせたサイズから選ぶ 容量(oz=オンス)目安350ml~500ml未満(12〜18oz)近場へのお出かけや持ち運びに便利600ml~700ml(21〜24oz)スポーツや日中の水分補給に900ml〜1.2L(32〜40oz)アウトドアやキャンプ ハイドロフラスクのボトルは、豊富なサイズが展開されています。商品を選ぶときは用途に合わせてぴったりのサイズを選ぶのがポイントです。 とくに意識したいのが「持ち運び」と「容量」。 コンパクトなサイズを選んでおけば、通勤や近場へのお出かけにも便利です。あまり大きすぎると荷物になったり、重くて持ち運びに苦労したりといった点がネックとなります。ボトルを持ち運ぶ機会が多いなら、350ml~600ml程度のサイズ感のものを選んでみましょう。 容量は「どれくらいの水分を補給したいか」で考えてみましょう。スポーツやアウトドアで使用するなら、ある程度容量があるタイプがおすすめです。またアウトドアやキャンプで複数人で飲み物をシェアしたいなら、1000ml以上のボトルを選んでみましょう。 ハイドロフラスクの容量はoz(オンス)で表記されている場合も ハイドロフラスクは基本的に、アメリカで使用されているoz(オンス)の単位で表記されています。 日本向けにml(ミリリットル)表記されている場合もありますが、オンス表記のみの場合は下記の表を参考に、容量を確認してください。 OZ(オンス)ml(ミリリットル)12OZ354ml16OZ473ml18OZ532ml20OZ591ml21OZ621ml24OZ709ml32OZ946ml40OZ1,182ml64OZ1,892ml 飲み口の形状は2種類 ハイドロフラスクのボトルは飲み口の種類が2種類あります。 定番の形状がスタンダードマウス(画像:左)。口径をやや細くすることで、飲みやすさにこだわったタイプとなっています。普段使いや職場で使用するのにおすすめです。 大きめの形状がワイドマウス(画像:右)です。口径が広いため、氷をいれたりボトルを洗浄したりしやすい点がメリットです。スポーツやアウトドアでの使用におすすめです。 ハイドロフラスクのおすすめボトル5選 ここからはハイドロフラスクのボトルの中から、おすすめ商品を5つご紹介します。 1.ワイドマウス 12OZ(354ml) パシフィック まずご紹介するのがハイドロフラスクの定番であるワイドマウスの「12OZ パシフィック」です。 12oz(354ml)のちょうどいい容量でちょっとしたお出かけのお供に便利。オーシャンブルーのパシフィックカラーがひと際目を引く、デザイン性の高さも魅力です。 保温性能に優れているため、アウトドアや仕事場でのブレイクタイムにもぴったり。上部ハンドルで手軽に持ち運べるのもうれしいポイントです。 2.スタンダードマウス 24oz(709ml) ホワイト 続いてはスタンダードマウスから「24oz ホワイト」をご紹介します。 スリムなボトルの形状によく似合うホワイトカラーをチョイス。24oz(709ml)はペットボトルよりも多めの容量で、アウトドアシーンでの水分補給にはぴったりです。優れた保温性能のおかげで、いつでも適温で飲み物を楽しめます。 カラーバリエーションが豊富なため、ファッションコーデと合わせてカラーリングを選ぶのもおすすめです。 3.ワイドマウス 16OZ(473ml) 続いては大きめの飲み口が特徴のワイドマウスシリーズから16ozをご紹介します。 16オンスは473mlとペットボトル程度の容量。持ち運びもしやすく、飲み切りやすいちょうどいいサイズ感が人気です。普段使いのアイテムとしても活躍してくれます。 カラビナを使ってバックパックにぶら下げて持ち運ぶのもおすすめです。 4.ワイドマウス 40oz(1,182ml) 飲み物をたっぷりと入れて出かけたいなら、ワイドマウスの『40oz シーグラス』はいかがでしょうか。 40oz(1,182ml)のたっぷり容量なので、長時間のスポーツやアウトドアでのレジャーにはぴったり。またマグを持参して家族や仲間、パートナーとドリンクをシェアする場面にもおすすめです。 5.ライトウエイト 21oz 最後にご紹介するのは、「ライトウエイト 21oz 」です。 ライトウエイトは、同サイズのボトルに比べて約25%の軽量化を実現したシリーズ。持ち運びがさらに楽になり、頻繁にボトルを利用する人や、仕事場に持参するといった方にはとくにおすすめです。 ややくすんだような趣のあるスレートカラーは、どんなシーンにもよく似合う万能カラーです。 おしゃれで機能性に優れたハイドロフラスクのボトル 今回は人気ブランド・ハイドロフラスク(Hydro Flask)のボトルから、おすすめアイテムを5つご紹介しました。 アメリカでトップシェアを誇るハイドロフラスクのボトルは、高い保温性能に加えて多彩なバリエーション展開も人気です。カラーだけでなくサイズの種類も豊富なため、用途や目的に合わせたぴったりのボトルが見つかります。

大人の男性におすすめしたいガーミンの腕時計5選

近年腕時計の中でもすっかりお馴染みとなったスマートウォッチ。多彩な機能と利便性からライフスタイルに寄り添うパートナーとして人気ですが、「アナログ腕時計のようなデザイン性が高いブランドを探している」という方も多いのでは。 そんな方にぜひご紹介したいのがガーミン(Garmin)です。アナログ時計のようなクラシカルなデザインとスマートウォッチの多彩な機能が融合したブランドで、おしゃれを楽しみたい男性から高い人気を集めています。 今回はそんなガーミンの腕時計の魅力やおすすめモデルをご紹介します。 高精度のGPS機能を搭載したガーミンの腕時計 ガーミンは1989年にアメリカで創業したGPS機器メーカーです。 航空機や船舶、車のナビゲーションには高精度で信頼できるGPS機器が欠かせませんが、ガーミンは高い技術力を武器に世界トップクラスのメーカーへと成長。GPS機器のトップブランドとして成長を続けています。 ガーミンでは信頼性の高いGPS機能を搭載した腕時計の開発にも着手。スマートウォッチ市場の黎明期からブランドを展開しており、消費カロリーや心拍センサー、デバイス連携やランニング技術の向上サポートといった幅広い技術を搭載。 とくにスポーツやアウトドアで腕時計を着用するユーザーから支持を集め、高精度の計測データを元にライフスタイルを思うままに楽しめます。 スマートウォッチ“らしくない”デザイン性とラグジュアリー感 そんなガーミンの腕時計の魅力は機能性だけではありません。スマートウォッチ“らしくない”高いデザイン性とラグジュアリー感で多くのユーザーの支持を集めています。 スマートウォッチといえばスクエア(長方形)型やリストバンド型といった近未来的なデザインが多く、クラシックなアナログ時計のようなデザインは種類が限られています。そのうえ高級腕時計のようなラグジュアリーを纏ったモデルとなると、なかなか見つけるのが難しいものです。 その点ガーミンの腕時計は、スタイリッシュさだけでなく高級感あるモデルも数多くラインナップ。30代や40代、50代ともなれば身に付ける腕時計のセンスにもこだわりたいものですが、ガーミンの腕時計ならスマートウォッチの機能性とデザイン性の両方を満たしてくれます。 ガーミンの腕時計の選び方3つのポイント ガーミンの腕時計は数多くのモデルが用意されています。いざ購入するとなると「どれを選べばいいのか迷ってしまう…」といった方も多いのでは。 ここでは、そんな方のためにガーミンの腕時計を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。 目的に合ったシリーズから選ぶ 欲しい機能から選ぶ 自分の好みにカスタマイズできるConnect IQモデルから選ぶ 1.目的に合ったシリーズから選ぶ ガーミンの腕時計は、身に付ける人の目的に合わせてシリーズを展開しています。 たとえば、ゴルフを楽しむ方向けの『アプローチ(Approach)』シリーズや、ランナー向けの『フォアランナー(Forerunner)』。アウトドアでの耐久性を意識した『インスティンクト(Instinct)』など、それぞれの活動シーンに合わせた機能が搭載されています。 下記の表で各シリーズの特徴をご紹介していますので、まずはどのシリーズが自分の目的に合っているか確認してみましょう。 シリーズ特徴ヴェニュー、ヴィヴォフィットネスやライフスタイル向けの基本モデルフォアランナー本格的なランニングやアスリート向けモデル。旧フォアアスリートシリーズアプローチゴルファー向けのモデル。ゴルフ用GPSや距離計、弾道測定器を搭載インスティンクトアウトドアシーンでの耐久性や機能性を追及したモデルフェニックス最先端のテクノロジーと機能を盛り込んだフラッグシップモデルディセントダイビングやマリンスポーツ向けのモデル 2.欲しい機能から選ぶ ガーミンは多彩な機能が用意されたブランドとしても有名です。 ブランドの柱ともいえるGPS機能はもちろん、安静時や運動時のバイタルを計測できる光学式心拍計機能。ランニングフォームの改善に役立つランニングダイナミクス機能や、音楽再生機能、電子決済機能などが用意されています。 日本向けにSuicaに対応したモデルも用意されているため、自分が欲しい機能が搭載されたモデルを選んでみましょう。 3.自分の好みにカスタマイズできるConnect IQモデルから選ぶ ガーミンはConnect IQと呼ばれるカスタマイズ機能が搭載されたモデルも展開しています。 各モデルごとにアプリをダウンロードすれば、腕時計の機能を拡張可能。カスタマイズは大きく4つの種類があり、 時計機能の「ウォッチフェイス」 天気やカレンダーなどの「ウィジェット」 データ表示に対応した「データフィールド」 地図・ゲームなどの「アプリケーション」 などを利用できます。分かりやすい例を挙げると、時計機能をデジタル表示からアナログ表示へ切り替えたり、壁紙にオリジナルの写真を設定できたりといった具合です。 腕時計を自分好みにカスタマイズしたいなら、Connect IQモデルを選んでみましょう。 おすすめのガーミンの腕時計5選 ここからは、ガーミンの腕時計の中からおすすめのモデルを5つご紹介します。 1.ヴェニュー│Venu 2 まずご紹介するのは、ガーミンのエントリーモデルとして人気の「Venu 2」です。 日常使いに適した腕時計で、健康モニタリング機能やフィットネス機能を搭載。スタイリッシュで無駄のないデザインはON・OFFどちらでも身に付けられ、あなたのライフスタイルにしっかり寄り添ってくれます。 男性はもちろん女性人気も高いモデルなので、家族やパートナーとのペアウォッチとしてもおすすめです。 またVenu 2にはVenu 2Sというモデルもありますが、両者の違いはサイズ幅。Venu 2は45.4mm、Venu 2Sはやや小ぶりの40.4mmです。 2.インスティンクト│Instinct 2 Camo Edition 続いてご紹介するのは、アウトドア向けのインスティンクトシリーズ「Instinct 2 Camo Edition」です。 アウトドアでの過酷な環境に対応できる耐久性の高さが特徴。「耐衝撃」「防水」「耐熱衝撃」はすべてアメリカ国防総省が定める規格MIL-STD810 Gに準拠し、そのタフさが証明されています。ソーラー充電に対応しており、バッテリーが長時間持続するのも魅力。アウトドアでの動きに対応するため軽量化もほどこされています。 デザインはシンプルなブラックやブルーも人気ですが、今回はカモ柄のCamo Editionをチョイスしています。 3.アプローチ│Approach S62 ゴルフをプレーする方におすすめしたいのがアプローチシリーズの「Approach S62」です。 コースレイアウトや高低差情報、ヤーデージ計測といった機能に加え、バーチャルキャディや風速・風向き情報をすべて手元で確認可能。カラー表示が採用され直感的に情報を把握できます。また屋外でのプレーでは直射日光で盤面が見づらいといった声も聞かれますが、同モデルは半透過型フルカラータッチスクリーンを採用して視認性を確保。 ゴルファーのためのあらゆる機能が搭載された、人気モデルです。 4.フェニックス│fēnix 7X Sapphire Dual Power タフなデザインに最先端のテクノロジーが詰め込まれた「fēnix 7X Sapphire Dual Power」。 ブランドのフラッグシップモデルでもあるフェニックスシリーズに腕時計で、ソーラー充電やナビゲーション、光学式心拍計やワークアウトなど、豊富な機能がぎっしりと詰め込まれています。 ガーミンが独自開発した「パワーサファイアガラス」は、ソーラー充電だけでなく傷のつきにくい耐久性の高さを実現。耐衝撃や耐水、耐熱にも対応し、普段使いからアウトドア・スポーツまで幅広い場面で活躍します。 5.フォアランナー│Forerunner 955 Dual Power 最後にご紹介するのが、ランナー向けの「Forerunner 955 Dual Power」です。 フォアランナーは、フォアアスリートからブランド名が変更されたシリーズ。もともとランニングやジョギング、マラソンといったランナー向けの腕時計でしたが、シリーズ名の変更で初めてガーミンを選ぶ方でも特徴が分かりやすくなりました。 先進のトレーニング機能や地図表示機能をはじめ、ランナーをサポートする機能が充実。とくにガーミンの強みである高精度のGPS機能は、走行距離や時間を正確に把握できるとして人気です。 カラーはホワイトとブラックの2色を展開。53gの軽量設計でレースや練習の負担になりません。 ライターからひとこと 今回は30代・40代の男性におすすめしたいガーミンの腕時計をご紹介しました。 ガーミンは世界トップクラスのGPS機器メーカーで、高精度のGPS機能を搭載した腕時計が人気を集めています。豊富な機能だけでなく、スマートウォッチ“らしくない”洗練されたデザイン性も◎。機能だけでなく、おしゃれやデザインにもしっかりこだわりたい方にぜひおすすめしたい腕時計ブランドです。

【2025最新】ヘインズプレミアム・ジャパンフィットの特徴を紹介。サイズ感や通常モデルとの違いは?

アメリカのアンダーウェアブランド「ヘインズ」といえば、真っ先に「パックTシャツ」を思い浮かべる方も多いはず。 そんな「キング・オブ・パックTシャツ」ブランドの最上位ライン「ヘインズプレミアム」をご存じでしょうか。今回はそのラインナップの中から「ジャパンフィット」というTシャツをご紹介します。 また比較されることの多い、通常モデルのジャパンフィットとの違いや、サイズ感なども解説します。ヘインズの最上位ラインが気になっている方、着心地の良い上質なTシャツを探されている方は、ぜひ参考にしてみてください! ヘインズのジャパンフィットシリーズ共通の特徴 まずはヘインズプレミアムのジャパンフィットと、スタンダードモデルのジャパンフィットのどちらにも共通する特徴を解説します。 まずはヘインズプレミアムのジャパンフィットと、通常モデルのジャパンフィットのどちらにも共通する特徴を解説します。 日本人の体型にフィットするシルエットとストレスフリーな着心地 ジャパンフィットシリーズの特徴は、「日本人体型に合わせたシルエット」と、「ストレスフリーな着心地」の2つです。 日本人の体型に合うよう従来の赤ラベル(3P Pack T-Shirt)よりも着丈は短く、アームホールは絞られ、ネックは細めの設定。袖もパターンから見直されています。 またヘインズのTシャツはすべて「タグレス仕様」になっていて、サイズやロゴはTシャツ本体に熱転写でプリントされています。タグがないので、首にチクチクと当たるプチストレスを感じることはありません。 さらに「肩テープ」を採用し、縫い目の凹凸が首元に当たらないように配慮。「丸胴編み」という仕様で脇に縫い目もないので、ストレスフリーな着心地です。 他にも「ガーメントウォッシュ加工」を施すことで、はじめから着慣れたような風合いを実現。購入直後から体にフィットしてくれるだけでなく、洗濯による縮みまで軽減されています。 ジャパンフィットシリーズのプレミアムモデルと通常モデルの違いは? 前項ではヘインズプレミアムのジャパンフィットと、スタンダードモデルのジャパンフィットの共通点をお伝えしました。 ここからは両モデルの違いを解説していきます。 オーガニックコットン100%で滑らかな風合いに 通常モデルの素材はコットン100%。生地はロープやしめ縄と同じ原理で作られる「リングスパン糸」を使い、「天竺編み」という方法で編み立てられています。これは日本でも主流となっている製造方法です。 それに対し、ヘインズプレミアムのジャパンフィットは“オーガニックコットン”を100%使用。生地は細番手の「双糸(2本の糸をより合わせて作られる糸)」で編まれており、丈夫さと滑らかな風合いを持ち合わせています。通常モデルに比べふんわりとした柔らかい肌触りも特徴です。 通常モデルよりカラー展開が多い 通常モデルのカラーは基本的にはホワイトのみの展開です。2色入ったアソートパックや、季節限定カラーが発売されることもあります。 一方、プレミアムラインのジャパンフィットはホワイト・ネイビー・ブラックの3色が定番カラー。その他にもシーズンごとに限定カラーが発売されています。1枚ずつ用途や好みに合わせて選べるのがメリットです。 高級感のあるパッケージ スタンダードなジャパンフィットは2枚セットで柔らかい透明フィルムに包まれています。一方、ヘインズプレミアムのジャパンフィットは、卒業証書や色鉛筆などを入れる筒を連想させるような特徴的なパッケージ。しっかりとした円筒型のパッケージに1枚のTシャツが納められているので高級感があります。 コスパを重視したい方は価格帯にも注目 通常モデルは2枚組で税込3,630円(ヘインズ公式サイト価格)。プレミアムラインのモデルは1枚で税込3,300円と、1枚あたりの価格は通常モデルの約2倍です。よって「たくさん着るからコスパを重視したい」という方は通常モデル、「着心地や素材にもこだわりたい」という方はプレミアムがおすすめです。 スタンダードなジャパンフィットは以下の記事でご紹介しています。ぜひそちらも合わせて読んでみてください。 https://funday.jp/article/5406 ヘインズプレミアム・ジャパンフィットのサイズ感は? ここでは、ヘインズプレミアム・ジャパンフィットのサイズ感をご紹介します。 基本はジャストサイズで。ゆったりと着るなら1~2サイズアップを 先述したように、ジャパンフィットシリーズは日本人体型に合わせて作られています。肌着やインナーとして着る場合は、普段ジャストで着ている日本ブランドのTシャツと同じサイズを選んで問題ないでしょう。 1枚で着る場合やゆったりとしたサイズ感が好みの場合は、1〜2サイズアップを検討してみてください。 「肌着やインナーもゆったりしたサイズ感で着たい」という方は、薄手でサイズ感が大きめの3P Pack T-Shirt(赤・青・ゴールドラベル)もおすすめです。興味がある方はそちらを紹介した記事も読んでみてください。 https://funday.jp/article/5481 洗濯による縮みも考慮しておくと間違いがない 以下はヘインズプレミアム・ジャパンフィットのサイズ表です。自分のワードローブの中から一番理想的なサイズ感のTシャツを選んで身幅や身丈などを計測し、それに近いサイズを確認しましょう。 サイズSMLLL身丈 (cm)63.56668.571身幅 (cm)45485154肩幅 (cm)40434649袖丈 (cm)17181920適応胸囲の目安 (cm)80-8888-9696-104104-112身長の目安 (cm)155-165165-175175-185175-185 またジャパンフィットシリーズはガーメントウォッシュ加工により洗濯による縮みは少ないですが、コットン素材の性質上、洗濯を繰り返すうちに若干縮んでしまう可能性があります。 それに加えて、公式サイトでは前後2cmまでのサイズの誤差は許容範囲とされています。念のため数cmの縮みやサイズの誤差があっても着用できるよう、ゆとりのあるサイズを選んでおきましょう。 ヘインズプレミアム・ジャパンフィットTシャツのラインナップ ここからはヘインズプレミアムで展開されているジャパンフィットの3型をご紹介します。 1. ヘインズ プレミアムジャパンフィット クルーネックTシャツ まずご紹介するのはクルーネックタイプ。クルーネックは1枚で着るのはもちろんのこと、重ね着で襟元をチラ見せするコーデテクニックにも使えるなど頼れるアイテムです。 ちなみにジャパンフィットシリーズは赤ラベルよりも着丈は短いですが、タックインしたときに日常の動き程度ではボトムスから出ないくらいに設定されています。インでもアウトでも着れる絶妙な丈感です。 2. ヘインズ プレミアムジャパンフィット VネックTシャツ ジャパンフィットシリーズのVネックは、シャツのインナーに着たときに第1ボタンを外しても襟元から覗かない深さに設定されています。また、1枚で着てもジャケットのインナーに着ても上品見えする程よい深さなので、オン・オフ関係なくさまざまなシーンで活躍してくれます。 3. ヘインズ プレミアムジャパンフィット ポケットTシャツ 最後にご紹介するのは、クルーネックでポケットが付いたモデル。ポケット付きのTシャツは重ね着のインナーには不向きなので、アウターとして、もしくは1枚で着るのがおすすめです。ブラックかネイビーを選べば透け感も気になりません。 ヘインズの最上級Tシャツ「ヘインズプレミアム・ジャパンフィット」 今回はヘインズの最上級のTシャツ「ヘインズプレミアム・ジャパンフィット」をご紹介しました。Tシャツは毎日のように使える定番中の定番アイテムだからこそ、“質”にこだわってみてはいかがでしょうか。

「スツール60」の優秀リプロダクト&代替品おすすめ4選。買ったあと後悔しない選び方も

誰もが一度は見たことのある名作スツールといえば、アルテック社の「スツール60」。発売から90年以上経ったいまでも新鮮さを失わない、単純明快で美しいフォルムはまさに秀逸のひとこと。しかし名作椅子ゆえ、それなりに高価なのがネックです。 今回は「本当はスツール60が欲しい!」という北欧家具好きの人もきっと満足できる、ハイクオリティかつお手頃プライスの代替品を紹介します。素材もデザインもさまざまな4タイプから、インテリアのテイストに合わせて選んでみてください。 20世紀を代表する名作椅子「スツール60」とは? 住宅はもちろんオフィスや公共施設まで、世界中のあらゆるシーンで愛用されているスツール60。その魅力とは一体何でしょうか? アルヴァ・アアルトによる無駄のないデザイン スツール60が誕生したのは1933年。フィンランドを代表する建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルトがデザインを手がけ、同じくフィンランドの家具ブランドartek(アルテック)から発売されています。 「日々の暮らしをより良く、より美しく」というアアルトのデザイン哲学がそのまま体現されたようなスツール60は、丸板に3本の棒を取り付けただけという最小限の構造が特徴。要素を極限までそぎ落とした機能美が評価され、2019年度にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。 曲げ木技術「L-レッグ」による革新的構造 スツール60のデザインでひときわ目を引くのが、丸い座面の下から伸びる曲がった脚部。無垢材に数ミリ間隔の切れ目を入れ、熱を加えながら力を加えることで分厚い木材を曲げるという、高度な技術の賜物です。 アルヴァ・アアルトが開発したこの「L-レッグ」と呼ばれる曲げ木技術は当時の人々を驚かせ、数々のアルテック製品にも取り入れられ、今やブランドの代名詞的存在となりました。 スタッキングもできる圧倒的な汎用性 スツール60はオリジナルの3本脚に加え、安定性を高めた4本脚の「スツール E60」も販売されています。どちらもスタッキングができ、異なる脚数のスツールを重ねることも可能。積み重ねた様子も美しいので、使わないときもオブジェのように部屋に馴染み、景観を損ねることもありません。 丸い板に脚がついただけのシンプルさゆえ、座る以外にもいろいろな用途で使用が可能。床に座って過ごすときの臨時テーブルにしたり、ベッドサイドテーブルにしたり、植物を置く台にしたりと、いくつあっても困らない汎用性の高さも魅力です。 後悔しないスツール選びのポイント テーブルやソファと比べると深く考えず買ってしまいがちなスツールですが、一度買ったらなかなか買い替えないので、インテリア好きならこだわりの1脚を選びたいもの。スツールを買うにあたって具体的に何をチェックするべきか、後悔しない選び方のポイントをまとめました。 ①部屋にマッチする素材と色を選ぶ 木製以外にもプラスチック製やスチール製など、いろいろなタイプのスツールがありますが、部屋の雰囲気とマッチさせるうえで素材選びはとても重要。 木製なら、テーブルや棚などの他の家具と木質の色味を合わせることでまとまりのある空間に。クールな質感のスチール製は、モノトーン基調のインテリアに似合うのはもちろん、あえて木質の多い空間に1脚取り入れれば空間がきりっと締まります。 プラスチック製スツールの魅力は、なんといっても軽い&水に強いこと。洗面所やキッチンでも使いやすく、子どもがいても気兼ねなく使えます。 ➁用途に合った座面の形を選ぶ 座面の形は大きく分けてラウンド型とスクエア型の2タイプ。スツール60のようなラウンド型は、空間をやわらかく見せたり、置く向きを問わない良さがあります。一方スクエア型は壁にぴったり付けられるので、スペースを無駄なく使えることがメリットです。 また形だけでなく、座面の素材も要チェック。クッションがついたタイプは座り心地は快適ですが、台やテーブルとして使うときは安定しづらいことも。より多用途に使うには、硬くフラットな素材の座面を選んで、座るときにシートクッションを敷くのがおすすめです。 ③スタッキングできるかどうかで選ぶ おもに来客時の補助イスとして使うなど、使用頻度が高くない場合は、スタッキングできるタイプなら収納場所に困りません。スタッキングスツールを選ぶときは、積み重ねたときの姿が格好いいかどうかも確認しておきたいところです。 「スツール60」に代わる良デザイン&高コスパスツール4選 スツール選びにこだわりたいと言っても、実際スツール60を買うのはなかなかハードルが高いという方も多いはず。ここからは、スツール60に近い雰囲気のデザインでありながら、価格も手頃なスツール4製品を厳選して紹介します。 【アンドエヌイー】ラウンドスタッキングスツール  スツール60の4本脚に近い完成度で仕上げられているのが、&NEのスタッキングスツール。本家のような無垢材ではなく積層材を使っているものの、木の質感や色味はかなり良い雰囲気です。 ソファでくつろぐときにサイドテーブルとして使ったり、玄関に置いて靴を履くときに座ったりと、さまざまな用途で使いやすいフォルムです。 数ある色やデザインバリエーションの中でも、特におすすめなのは座面に穴が開いたハンドル付タイプ。移動する際も片手で持てて便利なうえ、デザインのポイントにもなってくれます。 どんな空間にも似合うミニマルなデザインで、引っ越しても長く愛用できる1脚です。 【moca company】 Starle 木製スタッキングスツール キッチン家具をメインに、リーズナブルなアイテムを取り揃えるブランドmoca companyの人気スツール。座面を取り囲むように4本の脚部が付いたデザインは、いい意味で椅子っぽさが少なく、サイドテーブルや飾り台として使うのにもふさわしい形です。 木の質感を楽しめるナチュラル色やブラウン色のほか、清潔感のあるオールホワイトや、ブルーやグレーなど座面のカラーバリエーションが豊富なのも魅力。色違いで複数脚揃えるのもおすすめです。 【無印良品】 スチールパイプスタッキングスツール    天然木の座面にスチールパイプの脚部を組み合わせた、無印良品のスタッキングスツール。硬質なスチールの質感が木の温かみをほどよく抑え、全部が木製でできたスツールに比べるとよりすっきりとした印象になります。 こちらのスツールは、絶妙なニュアンスのある色展開も魅力。ウォームグレー、ダークグレー、エンジといった無印良品らしい穏やかなカラーがインテリアに馴染みつつ、ほどよいアクセントにもなってくれます。 【イーサプライ】 丸椅子 スツール いかにも簡素な丸椅子、といった趣の1脚。スツール60の雰囲気とは異なりますが、モノトーン基調の空間や、インダストリアル系の男前なインテリアによく似合うデザイン。耐荷重は100kgあり、軽量ながら頼れるスツールです。 カラーバリエーションは黒、グレージュ、ベージュの3色。座面にややくぼみがあるので台としては不向きですが、汚れてもさっとふき取れるので、屋内はもちろんベランダやガレージでも使用が可能です。キズや汚れも味わいになり、屋内外でタフに活躍してくれます。 「スツール60」に代わる手頃なスタッキングスツールを選ぼう 今回はアルテックの名作「スツール60」の代わりに買いたい代替製品4つをご紹介しました。どれも価格以上の質感を持つアイテムなので、憧れの北欧家具を買うのは少しハードルが高い、という方はぜひ参考にしてみてください。

【2025最新】初心者にぴったり!ブランド別のランニングシューズおすすめアイテム4選。選び方のポイントは?

これからランニングを始める方は“自分にあった”シューズを選びましょう。 ランニングシューズは同じ形状をしていても機能性が全く異なります。レベルや目的に合わないシューズを選ぶと怪我の原因にもつながるため注意が必要です。 この記事では、トライアスロンで世界大会に出場した筆者が、初心者ランナーにおすすめのブランドとシューズをご紹介します。各ブランドの誕生秘話、歴史についても言及しました。シューズ選びもランニングの楽しみの一つです。ぜひ最後まで読んでみてください。 初心者向け。ランニングシューズの選び方は? ランニングシューズの選び方にはいくつかポイントがあります。ここでは、「クッション性」「安定感」「サイズ感」に加え、各ブランドの特徴や魅力をご紹介します。 クッション性に優れたシューズを選ぶ 1つ目のポイントはクッション性です。 ランニング時に足にかかる衝撃は体重の3倍以上といわれています。ランニング用の“脚”ができていない初心者ランナーはその衝撃に耐えられずに怪我のリスクが高まります。 ランニングシューズもさまざまな機能が搭載されたアイテムが登場していますが、軽量性や反発性に優れたシューズは中上級者向け。初心者が使用するとかえって足への負担が高まり、怪我の原因にもなります。筆者もレベル感に合わないシューズを履いて怪我をした初心者ランナーをたくさん見てきました。 まずは、衝撃を緩和して足への負担を軽減してくれるクッション性に優れたシューズを選んでみましょう。 安定感のあるシューズを選ぶ クッション性と同じくらい重要なのが、安定感のあるシューズ選びです。 初心者ランナーは走りが安定していないため怪我や疲労の原因となります。安定性のあるシューズを選ぶことで安定したフォーム、走りに近づきます。間違ったフォームがクセづく前に安定感のあるシューズで正しいランニングの形を身につけましょう。 自分に適したサイズ感のシューズを選ぶ 自分に適したサイズ感のシューズを選ぶのも、ランニングシューズ選びの重要ポイントです。ランニングシューズは大きすぎても小さすぎても怪我や故障の原因となるため、自分の足に最適なサイズを選ぶ必要があります。 購入時は、かかととつま先の1番長い部分を計測しておくのがおすすめです。この計測値から1cm程度のサイズを選んでみましょう。またブランドによっては縦の長さだけでなく、足幅を選べるアイテムも用意されています。自分の足の特徴を把握しておくと、よりフィット感の高いランニングシューズで出会えます。 ブランドの特徴から選ぶ ブランドの歴史や魅力を知っておくのも、シューズ選びの助けとなります。ここでは主要なシューズブランドの特徴をご紹介します。 adidas:機能性とデザイン性に優れたコスパ抜群のブランド adidasは1948年にドイツで誕生した世界的なスポーツブランドです。 靴職人の息子として生まれた創業者のアドルフ・ダスラー氏は、兄ルドルフ氏と靴の製造会社を設立。陸上競技をしていた経験からアスリート目線のシューズの制作に取りかかります。 兄弟が作るシューズはアスリートから高い評価を得ますが、二人の意見が徐々に対立していき、それぞれが独立することに。アドルフ・ダスラー氏は自身の経験、価値観を反映したスポーツブランドadidasを設立します(ちなみに兄のルドルフ氏は、PUMAを創業)。 adidasを世界的なブランドに押し上げたのは創業から4年後のヘルシンキオリンピック。当時の西ドイツの選手全員がadidasのシューズを着用したことから世界中の注目を浴びました。 ASICS:日本人の足に抜群のフィット感と安定感 ASICSは1949年に日本で誕生したスポーツブランドです。 ASICSの社名は、Anima Sana in Corpore Sano(健全な身体に健全な精神があれかし)に由来しています。この哲学は創業から今日に至るまで受け継がれ、日本のみならず世界中の人々の心身と健康をサポートしてきました。 ASICSシューズの特徴は、抜群のフィット感です。一般的な日本人は、足の甲が高く、足肌が広い傾向にあります。そのため、海外ブランドのシューズを履くと窮屈に感じる方も多いのではないでしょうか。 ASICSは、日本人の足の形にあった型を採用しているので他のブランドにはない安定性とフィット感を実現。初心者ランナーにぜひ試してほしいブランドです。 HOKA ONE ONE:驚きのクッション性とデザイン性 HOKA ONE ONEは、2009年にフランスで誕生したスポーツブランドです。HOKA ONE ONEは、ニュージーランドの先住民マオリ族の言葉で「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」との意味が込められています。 HOKAは、誕生して日が浅く、馴染のない方も多いことでしょう。しかし、クッション性に優れた厚底のシューズは多くのファンを持ち、多くのアスリートに愛用されています。 プロのトレイルランナーであった創業者は、トレイルランニング用のシューズの進化の遅れとトレイルランナーの怪我の多さを懸念。着地から蹴り出しまでの一連の動作を効率化し脚への負担を軽減させるためにシューズの開発に取り組みました。 そうして誕生したHOKAは、柔らかなクッション性と反発力でランナーの足をサポートしてきました。 New Balance:初心者ランナーにぜひ履いてもらいたい高い安定性 1906年にアメリカ・ボストンで創業されたNew Balance。他のスポーツブランドとは異なり創業当初は扁平足など矯正用のシューズを製造するメーカーとして誕生しました。 そのため、New Balanceのブランド名には「履いた人に新しい(new)バランス(balance)感覚をもたらす」。という意味が込められています。 New Balanceが一般向けのランニングシューズの販売を開始したのは1960年代。矯正用シューズを制作してきたノウハウを生かした高性能のシューズは瞬く間に多くのランナーを虜にしました。 創業から現在に至るまで高い安定性を保持するNew Balanceは初心者ランナーにぜひ着用してほしいブランドの一つです。 初心者ランナーのおすすめのランニングシューズ4選 ここでは、初心者ランナーにおすすめのランニングシューズを主要ブランドから一足ずつご紹介します。 adidas│ADIZERO(アディゼロ)SL LIZ85 重量240 g(27 cm片足重量)おすすめのポイントフィット感、軽量、安定性 「日本人ランナーに最高のフィット感を提供する」をテーマに2005年から開発されたADIZEROシリーズ。0.01mm単位までこだわって生み出された製品は、日本人ランナーに抜群のフィット感と安定した走りをもたらしました。 ADIZEROのネーミングは、「ZERO」からの挑戦という意味が込められています。日本人が世界と戦えるシューズを作りたいという決意の表れなのです。 そんなADIZEROから初心者やジョグ向けにリリースされたSLシリーズ。ソールには、軽量かつクッション性に優れたLIGHTSTRIKE EVAを採用。高いグリップ力も味方となり安定した走りを実現しました。 初心者向けですがADIZEROのこだわり抜かれた機能がつまったハイスペックな一足。ランニング用の“脚”がまだ作れていない初心者の強い味方となるでしょう。 https://funday.jp/article/5355/ ASICS│GT-2000 12 重量約270 g(27 cm片足重量)おすすめのポイント安定性、クッション性、フィット感 日本人ランナーのほとんどが一度は履いたことがあるであろうASICS。そんなASICSの最初の一足におすすめのGT2000シリーズをご紹介します。 GT2000シリーズは、安定感に優れているため、エリートランナーのリカバリージョグなど汎用性が高く活用されている定番アイテム。GT-2000 12はGTシリーズの最新作で12代目のモデルとなります。 これまでのGT2000から安定性をさらにパワーアップさせ快適性が向上。「もっと気軽に快適に。明日も走りたくなる」とのコンセプト通りランニングが楽しくなる仕掛けが組み込まれています。 跳ねるような反発素材のFF BLAST PLUSをミッドソール全面に採用。また、クッション性に優れたPureGELをかかと部内に装備することで弾むような走りをサポートしてくれます。 日本人ランナーの定番ブランド、人気アイテムでランニングを快適に楽しんでみませんか? https://funday.jp/article/2409/ HOKA ONE ONE│BONDI(ボンダイ) 8 重量約307 g(27 cm片足重量)おすすめのポイントクッション性、安定感、デザイン性 HOKA ONE ONEのシューズの中でも最もクッション性に優れたアイテムがBONDIシリーズ。“雲の上を走っている”ような柔らかな履き心地が特徴のシューズです。 ソールには弾力性のある素材を使用しているので脚への負担を軽減。程よい反発性から快適で安定した走りをサポートしてくれます。 HOKAのシューズはデザイン性の高さも人気の理由です。BONDIシリーズも重厚感があるシルエットで無駄のない洗練されたデザインからタウンユースとしても活躍します。ランニングシューズの見た目に抵抗がある方はぜひチェックしてみてください。 今回ご紹介するシューズの中で最も重量はありますが、クッション性はピカイチのシューズだと筆者は考えます。 https://funday.jp/article/6137/ New Balance:Fresh Foam X Evoz v3 FG3 重量約270 g(27 cm片足重量)おすすめのポイント安定感、クッション性、ソフトな履き心地 New Balanceのランニングシューズは大きく「Fresh Foam」と「FuelCell」シリーズに分けられます。初心者ランナーはクッション性に優れた「Fresh Foam」のシューズを選びましょう。 Evoz v3は「砂浜を走る時の心地よさ」をコンセプトに作られており、柔らかな履き心地が特徴のシューズです。安定性に優れた厚底の設計になっているため軽快かつ安心してランニングを楽しめます。 ジョギングやゆっくり長く走る際に重宝できる一足のため健康目的のランニングにもおすすめ。長時間のランニングでもクッション性と安定性で足元をしっかりとサポートしてくれます。 楽しく、無理なくランニングを続けたい方にピッタリの一足です。 https://funday.jp/article/4619/ ワクワクするシューズでランニングを楽しもう 初心者ランナーにおすすめのシューズブランドとイチオシのアイテムをご紹介しました。 今回ご紹介したシューズはどれもクッション性、安定性に優れているため初心者におすすめのアイテムばかり。シューズ選びに迷ったら「ワクワクする」モノを選んでみてください。 筆者もこれまで50足以上シューズを履いてきましたが最後の決め手は「ワクワク」するかどうかです。ランニングを続けるコツは「正しいシューズ選び」と「楽しむ」こと。気分が上がるお気に入りの一足で走り出しましょう。

スイスの100年ブランドMIDO(ミドー)のおすすめ腕時計5選

スイスといえば高級腕時計の“聖地”として世界中のファンから知られています。そんなスイスで100年以上の歴史を誇るブランドがMIDO(ミドー)です。長い年月で積み上げられたノウハウと信頼は、多くの腕時計ファンを魅了してきました。 今回はそんなMIDOの魅力と、大人メンズにおすすめの腕時計をご紹介します。 創業100年の老舗ブランドMIDOの魅力とは MIDOの創業は今から約100年前の1918年。スイス時計産業の拠点の1つであるル・ロックルの工房でその歴史はスタートしました。 創業当初はレディースウォッチが人気を博したMIDOですが、次第にその高い機能性が脚光を浴び始めます。1930年に開発したコルク素材をリューズに用いた独自の防水時計を皮切りに、精巧な機械式時計を次々と発売。高い機能性は世の男性から支持を集め、メンズウォッチとしても人気ブランドの仲間入りをはたしました。 現在にいたるまでその歴史は続いていますが、高級腕時計の“聖地”とも呼べるスイスの地で、100年以上の歴史を重ねてきた事実がブランドの高いクオリティを証明しています。 普遍的なデザインと高い機能性に加えコスパのよさもブランドの強み MIDOは伝統的な機械式時計として高い機能性を誇りますが、流行に左右されない普遍的なデザインも魅力です。「時代を超えることが真に優れたデザインの証」という信念を大事にしており、一時的なトレンドを追いかけるのではなく、長い時間をかけて愛されるデザインを採用してきました。 とくに歴史的な建築物からデザインの着想を得ており、アイテムはどれも年齢を重ねた大人メンズによく似合う落ち着きと気品を感じさせます。 またMIDOはスイスの機械式時計でありながら、10万円前後とコストパフォーマンスに優れているのも魅力です。スウォッチグループに所属することで高品質の腕時計を低コストで安定的に生産できる体制を構築。スウォッチグループの信頼性は世界中に知られており、『オメガ』や『ブランパン』『ハミルトン』といった高級腕時計ブランドも同グループの一員です。 大人メンズにおすすめのMIDOの腕時計5選 ここからはMIDOの腕時計の中から大人メンズにおすすめのモデルを5つご紹介します。今回はMIDOの各シリーズから1本ずつアイテムを厳選しました。 MIDOは歴史的建築物からデザインの着想を得ており、各シリーズはそれぞれインスピレーションを得た建築物が違っています。シリーズごとの特徴を把握しておくと、アイテム選びの助けになります。 シリーズ特徴マルチフォートジュネーブの湖から着想を得たストライプのデザインが特徴バロンチェッリミラノの大聖堂ガレリアをモデルにクラシカルな仕上がりコマンダーパリのエッフェル塔をモチーフにしたモダンなデザインが魅力オーシャンスターMIDOのダイバーズウォッチ。エウロパ岬をのぞむ灯台がモチーフベルーナロイヤル・アルバート・ホールが着想を得ており放射状のサンレイデザインが特徴 1.マルチフォート まずご紹介するのが『マルチフォート』。 マルチフォートシリーズは1934年に初代シリーズが登場し、発売当時は自動巻きムーブメントを搭載して多くの腕時計ファンから注目を集めました。デザインの特徴は文字盤に施されたジュネーブストライプ。機械式時計では19世紀後半から多用される装飾仕上げで、スイスの都市ジュネーブの湖から着想を得たとされています。 落ち着きのあるデザインはオン・オフの使い分けが可能で、42mm径とやや大きめのサイズ感で視認性の高さも魅力です。自動巻きムーブメントにはキャリバー80を採用し最大80時間のパワーリザーブを誇ります。 MIDOを初めて購入するという方にもおすすめしたいベーシックなモデルです。 2.バロンチェッリ ヘリテージ ジェントルマン 続いてご紹介するのが『バロンチェッリ ヘリテージ ジェントルマン』です。 バロンチェッリは、イタリア・ミラノの大聖堂ガレリアから着想を得たシリーズです。1976年の誕生当時からクラシックなデザインが特徴で、王道の腕時計を探している方におすすめです。 細いベゼルとシンプルな文字盤は奇をてらわないMIDOらしさを感じさせ、ドレスウォッチとして着用するのにもぴったり。機械式時計を初めて購入する方の“最初に一本”としても相応しいアイテムです。 3.コマンダー ビッグデイト 1959年に登場したコマンダーシリーズはモダンな現代的エッセンスを感じさせるデザインが特徴です。着想を得たのはパリのエッフェル塔で、建築物に宿る力強さや美しい曲線や斜線といった個性を腕時計のデザインにしっかりと落とし込んでいます。 『コマンダー ビッグデイト』は6時位置にビッグデイト表示や、インデックスや針にミントグリーンの夜光塗料を用いるなど視認性の高さを追及。ロングパワーリザーブ80時間のムーブメントを採用するなど、機能性の高さも同モデルの魅力です 4.オーシャンスター トリビュート MIDOが誇るダイバーズウォッチシリーズがオーシャンスターです。アフリカとヨーロッパを隔てるジブラルタル海峡。その最南端に位置するエウロパ岬をのぞむ灯台から、デザインの着想を得ています。 20気圧(200m防水)に加え、逆回転防止ベゼルやリューズガードなどダイバーズウォッチとしてプロ仕様のスペックを採用。キャリバー80自動巻きムーブメントを搭載し、最大80時間のパワーリザーブに対応しており、タフな環境下でもしっかりと時を刻んでくれます。 『オーシャンスター トリビュート』は1960年代のダイバーズモデルの美学的コードを再解釈してデザインされており、普段使いにもよく似合います。 5.ベルーナ サンレイ イギリスにあるロイヤル・アルバート・ホールは、1871年の開場以来バレエやコンサート、スポーツなど世界的なイベントを数多く開催してきた歴史的建築物です。このホールから着想を得たシリーズが、ベルーナ。文字盤には放射状に太陽光のような装飾を意味する「サンレイギョーシェ」が施され、上品な雰囲気を感じさせます。 ベルーナ サンレイは、ケースにポリッシュとサテン仕上げを組み合わせて絶妙な質感を演出。インデックス部分がやや浮き出るようなアプライドインデックスや、曜日と日付を表示するデイデイトを採用するなど、視認性に優れているのも魅力です。 MIDOの普遍的な魅力をその手に。クロノメーターモデルも要チェック 今回はスイスで100年以上の歴史を誇る老舗腕時計ブランド、MIDO(ミドー)の魅力とおすすめモデルをご紹介しました。 MIDOは流行を追いかけない普遍的なデザインを信条としており、アイテムのデザインには歴史的建造物から着想を得ています。そのためオン・オフを問わず柔軟な使い分けができるため、長く使っていても飽きがこないブランドです。 またMIDOには通常のモデルだけでなく、厳しい検査項目に合格したムーブメントを搭載する高性能モデルの「クロノメーターモデル」が存在します。これはスイス公認のクロノメーター検定協会(COSC)が示した検査基準をクリアしたモデルにのみ与えられるものです。MIDOは一般モデルでも十分に高い性能を誇りますが、よりハイランクなモデルを選びたい方はクロノメーターモデルもチェックしてみてください。

大人が選ぶLee「THE ARCHIVES(アーカイブス)」のジーンズ4モデル。おすすめや選び方のポイントを解説

「3大ジーンズブランド」と言えば、Levi's、Lee、Wrangler。その中でもLevi'sは抜群の知名度を持っていますが、実はLeeにも独自の魅力があることをご存じでしょうか。 本記事では、Leeが提供する再現プロジェクト「THE ARCHIVES(アーカイブス)」の中から4モデルを紹介します。Levi'sとは違うLeeのジーンズの魅力、おすすめや選び方のポイントについて解説するのでぜひ参考にしてください。 Leeのジーンズをさりげなく履いて、ファッションで他の方と差をつけてみませんか。 Leeの歴史 1889年カンザス州にて、ヘンリー・デイヴィッド・リーが「Lee」の前身である「H.D.Lee マーカンタイル社」を設立。当初は食品や生活雑貨の卸売りがメインでしたが、カンザス州という開拓地の需要を受けワークウエアの仕入れ販売も手がけるようになります。 しかし入荷の遅れなどの問題が発生したことから、1911年には自社工場を設立して企画開発から製造までを行う本格的なブランドを立ち上げました。その後カウボーイやライダー向けのアイテムが徐々に評価され、ジェームズディーンなどの著名人が着用したことで確固たる地位を得ることになります。 現在は日本企業EDWIN(エドウイン)がライセンスを保有し、企画・製造・販売を行っています。 Lee「THE ARCHIVES」の魅力 Leeでは「THE ARCHIVES」シリーズにおいて歴代のモデルを復刻しています。ここではLee全般、そして特に「THE ARCHIVES」のLevi'sとは違った魅力を以下で解説します。 柔らかい生地 Leeのジーンズは、はじめから生地が柔らかいのが魅力です。 Levi’sのジーンズはデニムの織り方が右の綾織り(右綾)であるのに対して、Leeのジーンズは左綾で織られています。糸の撚り方と相まって、一般的に左綾の場合は生地のザラ感が抑えられて柔らかくなるのが特徴。 ジーンズのガシガシ感に抵抗のある方には、Leeのサラッとした生地感は魅力的ですよ。 おもしろい色落ち Leeのジーンズの魅力の一つには、おもしろい色落ちも挙げられます。 Levi'sのジーンズは長く履き込み洗いをかけることで、ヒゲやハチノスと言われるはっきりとした濃淡が表れるのが特徴。 それに対してLeeは、太もも部分を中心に緩やかに色が薄くなるのが特徴です。左綾であることによって生まれる、縦方向に染料が抜ける色落ち(縦落ち)も印象的です。 色合いの主張が程良いLeeのジーンズは、どのアイテムとも合わせやすくコーデで重宝するでしょう。 外側に寄ったバックポケット Leeのジーンズは、バックポケットの位置が外側に寄っているのが大きな特徴です。 Leeのジーンズはカウボーイやライダー向けに作られてきたという歴史があります。馬にまたがった状態でもポケットから物が取りやすい形状である必要から、Levi'sのジーンズよりもポケット位置が体の側面に位置しています。 バックポケットに財布などを入れたい方には機能面でもおすすめポイントですよ。 独自のデザイン性 Leeには他のブランドにはない独自のデザイン性があります。特にTHE ARCHIVESでは各年代のデザイン性が再現されています。 たとえば、外側に寄っているポケットの位置は、機能面だけでなくデザイン面でもLevi'sなどのジーンズにない大きな魅力です。ポケット形状は下向きに尖った独特のデザイン性を持ち、座ったときに馬を傷つけないようにリベットがないのも新鮮。 また、1926年に世界初のジッパーフライのジーンズを開発した経緯から、ジッパーを使用したモデルが豊富に存在するのもおもしろいところです。 それらのディテールは時代と共に少しずつ変遷していきました。THE ARCHIVESでは各年代の中から自分好みのデザイン性のものを選べます。 Lee「THE ARCHIVES」がおすすめの方と注意点 Lee「THE ARCHIVES」をおすすめしたい方はどんな方か説明しましょう。実際に選ぶ際の注意点にも触れるので参考にしてください。 Levi'sと違うジーンズを試したい方 Lee「THE ARCHIVES」は、Levi'sと違うジーンズを試したい方におすすめです。 Leeのジーンズは、最も有名なブランドLevi'sのジーンズとは違う点がたくさんあります。左綾、ポケットの配置やリベットの有無、ステッチなど、独自の機能性・デザイン性を楽しむことができます。 Levi'sやそれを元に制作されたジーンズに少し飽きてきた方には、違った選択肢としてLeeのジーンズはおすすめです。 キレイに履けるジーンズを探している方 キレイに履けるジーンズを探している方には、Lee「THE ARCHIVES」のモデルは選択肢としてピッタリです。 Levi'sは金鉱の労働者向けに作られた経緯から無骨な雰囲気、Leeはカウボーイ向けに作られた経緯からどちらかという洗練された雰囲気のモデルが多く存在します。シルエットにおいて違いがよく表れ、Leeのほうがキレイな印象で履けるものが多いのです。 また、左綾で生地が柔らかく縦落ちする特徴もキレイさを後押しします。着心地が良くサラッと履けて、他のどんなアイテムとも馴染みやすい色味。大人がスマートに普段使いするにはちょうどいい雰囲気がLeeにはあります。 サイズは1インチくらい大きめを 普段履いているサイズより1インチくらい大きめを選ぶように注意しましょう。 Leeのデニム生地は防縮加工(Sanforized)なので、基本的にはサイズ表記通りに選べば良いとされています。とはいえ、洗いを繰り返しているうちに実際は少し縮むので、少し大きめを選ぶのが無難です。 長く履いていくためにも1インチほど大きめを選んでおくと安心ですよ。 おすすめモデル それではLee「THE ARCHIVES」のおすすめモデルを紹介します。 各モデルのウエスト32サイズの平置き寸法を以下で表にまとめたので、シルエットをイメージする際の参考にしてください。 w32タイプヒップワタリスソ幅股上1945テーパード1073421.530.51948細身ストレート10132.521.5291954ストレート1073422.530.51962細身テーパード1023320.529.5 ※「EDWIN ONLINE MALL」の各モデルサイズ表より引用 それでは各年代モデルのディテールの違いなどを見ていきましょう。 1945 COWBOY 101 まずおすすめしたいのが「1945 COWBOY 101」モデルです。 1945年の終戦後からLeeは定番シリーズCOWBOYをRIDERSに移行します。そんな過渡期の中で、新旧のディテールが混ざった個体を再現したのがこちらのモデルです。 戦中までの右綾から、以後Leeの最大の特徴となる左綾に生地が刷新されたのがこの時期。フラッシャー(紙ラベル)は「RIDERS」表記にもかかわらず、フロントトップボタンは在庫のある「COWBOY」刻印のドーナツボタンが使用されています。Lee「THE ARCHIVES」の中で唯一のボタンフライのモデルです。 たっぷりとしたワタリを確保しつつも、しっかりテーパードが効いたシルエット。腰まわりには余裕を持ちつつも現代的に履きたい方にはちょうどいい形です。 1948 RIDERS 101-Z 次に紹介するのは、「1948 RIDERS 101-Z」です。 1926年に世界初で採用したジッパーフライ(zはジッパーの意味)をベースに、現在まで続くLeeのフラッグシップモデルの始まりとなったのがこちら。 フロントトップボタンはRIDERS刻印のボタンになったものの、股部を補強するクロッチリベットはまだ残っています。バックポケットは初期よりもやや小ぶりな都会的な形に変化し、このモデルよりLeeというピスネームが付くようになりました。 THE ARCHIVESのラインナップの中では最も細身のストレートシルエット。ジャストですっきりジーンズを履きたい大人にはおすすめのモデルです。 1954 RIDERS 101-Z 「1954 RIDERS 101-Z」は、Leeがワークウエアからファッションやストリートアイコンとして昇華し始めた頃のモデルです。 人気の火付け役となったのは、若くして亡くなった名優ジェームスディーン。彼が映画「理由なき反抗」で着用し、プライベートでも愛用していたことが知れ渡り一躍大人気に。 ディテールの変化としては、前の股部にあるクロッチリベットはついに排除され、今に続くジッパーフライのジーンズが始まります。 テーパードを抑えた、ちょうど良い太さのストレートシルエットのモデル。Lee特有のディテールを味わいながらもキレイすぎないスタイルを求めている方におすすめです。 1962 RIDERS 101-Z 最後に紹介するのは、「1962 RIDERS 101-Z」。 1962年にはファッションとしての需要が高まる時代に入り、馬上での機能性よりもスタイルを重視してジーンズを製造するようになります。セルビッジの仕様が片耳になったこと、内側のタグの位置が中央から向かって左側に移動したこと、ブランドロゴのオリジナルフォントが完成したことなど少しずつ変化も。 シルエットは細身のテーパード。Leeの生地感やディテールを楽しみつつ、脚に沿うようなフィット感のあるより現代的なジーンズを求めている方におすすめです。 Levi’sとは一味違うLeeの魅力を味わってみよう 本記事では、大人の選択肢になるLee「THE ARCHIVES」のジーンズを4モデル紹介しました。 Leeには王道Levi'sとは違った特徴があり、他の方と差別化できる魅力が詰まっています。代表的な特徴は、左綾による生地の柔らかさと独特な色落ち、そしてポケットの配置です。 さらに細かなディテールの違いをTHE ARCHIVESシリーズは再現してくれているので、自分好みのモデルをきっと見つけられるはずです。 Lee「THE ARCHIVES」のジーンズを手に入れて、今までとは違うジーンズライフを楽しみましょう。

BROOKS(ブルックス)とは?おすすめランニングシューズの特徴と選び方

ランニングシューズオタクの筆者は、マラソン大会や練習会では欠かさずランナーの足元をチェックしています。最近シェア率が増えている注目のブランドといえば、BROOKS(ブルックス)。 これまで日本では馴染みがありませんでしたが、実はアメリカでは最もシェアの高いランニングシューズです。今回は、BROOKSシューズの特徴と選び方、おすすめのアイテムについてご紹介します。 靴底の溝、ギアの生地、縫い目までこだわり抜かれた高性能シューズBROOKSをぜひチェックしてみてください。 BROOKSは、アメリカで最も選ばれているランニングシューズ BROOKSは、1914年にアメリカ・ペンシルバニア州で創業されたランニングシューズブランドです。創業当初は、バレエシューズやプール、海水浴用のシューズを製造していました。 BROOKSに転機が訪れたのは1970年代。アメリカでジョギングが流行し、BROOKSもランニングシューズを主軸商品に転換させます。 1974年には高性能ランニングシューズ「ヴィラノバ」が大ヒット。その後も勢いを加速させ、世界初の発泡体EVAや3Dスキャンによるカスタマイズシューズの開発など革新的な技術に着手。ランニングシューズテクノロジーの大きな礎を築いてきました。 日本では、2019年4月に伊藤忠商事が独占輸入販売権を取得したことで、翌2020年より本格的に参入します。当時はNIKEが市場を独占していた影響もあり、BROOKSはやや苦戦している印象でしたが、徐々に市民ランナーのあいだでも認知されてきました。 世界50カ国以上で商品が展開されており、アメリカでは最もシェアされているランニングシューズブランドBROOKS。次の章ではBROOKSシューズの特徴についてご紹介します。 シューズの特徴はBROOKSのDNAともいえるソールにあり BROOKSシューズの最大の特徴はソールにあります。それぞれのソールの特徴についてご紹介します。 BROOKS DNA:すべてのランナーに最適なクッショニングを 一般的なソールは、想定する着用者の平均をとってクッション素材を装備しています。しかし、着用者の体重やスピードは異なるため、すべてのランナーに最適なクッション性を生み出すことは不可能でした。 そこでBROOKSは「世界中のすべてのランナー、すべての走りに最適なクッション性を提供したい」という想いから、次世代のクッション素材であるBROOKS DNAを開発しました。 BROOKS DNAは、与えられる衝撃によってソール素材そのものが変化します。強い衝撃が加わると、吸収力が弱まり高反発へ。逆に弱い衝撃では、反発力が弱まりクッション性が高くなります。 素材そのものが変化するため、どのような体型、スピードにも最適なクッショニングを提供する画期的なソールです。 DNA LOFT:最高級のクッション性かつ軽くてへたらない DNA LOFTとは、BROOKS DNAの技術を継承しながら、さらにクッション性に磨きをかけたハイクッション素材です。 コンセプトは「BROOKS史上最高に軽く、柔らかく、へたらない」。従来のBROOKS DNAと比較してクッション性が30%アップ。柔らかで快適な走りをサポートしてくれます。 シューズに最高級のクッショニングを求める方はDNA LOFTが搭載されたアイテムをチェックしてみてください。 DNA AMP:高反発ソールで反発性を生み出す DNA AMPは反発性に重きをおいたBROOKSの高反発ソールです。クッション性を求めるならDNA LOFT。反発性を求めるならDNA AMPといった棲み分けができています。 DNA AMPには、高反発のポリウレタン(TPU)素材が採用されています。ソールの硬さを中心部と外側で変えることで余計なエネルギーロスを軽減。前へ前へと高い推進力を効率的に生み出してくれます。 DNA Tuned:高いクッション性に反発性をプラス DNA Tunedとは、DNA LOFTの高いクッション性をそのままに力強い蹴り出しから抜群の反発性を生み出すソールです。単一のフォームながら大小さまざまな気泡をソールに搭載することでクッション性と反発性の両立に成功しました。 脚への負担が大きいかかと部には衝撃を吸収する大きな気泡を配置。一方、前足部には小さな気泡を採用することで蹴り出しの反発性をサポートしてくれます。 DNA FLASH:反発力と軽量化を融合 優れた反発力と軽量化に成功したDNA FLASH。液体窒素ガスを発泡させ、特殊な技法で成形した第3のミッドソール新素材ソールです。 微細な気泡を閉じ込め、弾むような反発性を実現。軽量化と反発性の両立は中級者以上のランナーにとって必須の機能性です。BROOKSの高い技術が集約された最高級のソールは、ランニングを大きく変えてくれるでしょう。 最適なシューズの選び方は?サイズ感や足幅をレビュー BROOKSシューズを実際に購入する際の注意点についてご紹介します。 普段履きシューズの0.5cm大きめのサイズでOK ランニングシューズは、普段履き用よりも0.5〜1cm大きめが推奨されています。しかし、ブランドやモデルによって大きさが異なるためサイズ選びは非常に難しいです。 BROOKSを実際に着用してみると、ややゆったりとした設計の印象があり、他のランナーも同意見でした。サイズで悩まれている方は、普段履き用のシューズの同サイズか0.5cm大きめで問題ないでしょう。 シューズの幅はD、2E、4E!基本的に2Eがおすすめ BROOKSの足幅は、D(標準)、2E(ワイド)を軸に、アイテムによっては4E(超ワイド)が準備されています。 海外ブランドは幅が狭い傾向にあり、日本人の幅広の足には窮屈に感じることが多いため2E(ワイド)がおすすめです。 最適なシューズ幅は、親指根本と小指根本の出っ張りを結んだ足幅とその足囲を測定することで確認できます。 足のサイズD(足囲/足幅)2E(足囲/足幅)25cm台240mm/100mm 以下250mm/100mm 以上26cm台250mm/103mm 以下255mm/105mm 以上27cm台255mm/105mm 以下260mm/108mm 以上28cm台260mm/108mm 以下265mm/110mm 以上29cm以上265mm/110mm 以下270mm/115mm 以上 筆者のサイズは、27cmの幅100mm、足囲254mm。BROOKSのGhost16を着用してみるとDサイズでジャストフィットで2Eサイズではややゆとりがでる印象でした。同じブランドでもモデルによって足幅は異なるので、参考程度にご覧ください。 走る目的によってピッタリのモデルを選ぶ ランニングシューズは、走力や走る目的に応じて最適なアイテムを選ぶ必要があります。 一般的に、初心者ランナーやゆったりと走りたい方は、クッション性に優れたDNA LOFTソールがおすすめです。一方、シリアスランナーは、DNA AMP、Tuned、FLASHが搭載されたシューズを選びましょう。 BROOKSは、各レベル感にあったシューズを多数展開していますので、着用者に最適なアイテムが選びやすくなっています。 BROOKSのおすすめアイテム5選 数あるシューズのなかでもBROOKSのおすすめシューズをご紹介します。シューズの特徴とレベル感についても言及していますので参考にしてみてください。 GHOST(ゴースト)16 初めてのBROOKSにおすすめのアイテムが「GHOST16」。BROOKSを象徴するアイテムとして大人気のモデルです。 ソールには、軽量なクッショニング素材「DNA LOFT v3」を採用。高い衝撃吸収性からランナーの足元を守ってくれます。 安定感にも優れるため、初心者ランナーやジョギング、LSDに最適なアイテムです。BROOKSを語るうえで外せないシューズでしょう。 GHOST MAX(ゴーストマックス)2 大人気GHOSTシリーズの厚底モデル「GHOST MAX2」をご紹介します。 厚底仕様にすることでソフトな履き心地を実現し、地面からの衝撃吸収性がアップ。ソールには、クッション性に優れたDNA LOFT v3を採用しているので、履き心地も快適です。 厚底シューズは安定性を欠くこともありますが当アイテムは底面が幅広い設計に。着地時の安定感があるため安心して一歩を踏み出せます。LSDなどのロングランや初マラソンに挑戦したい方におすすめの一足です。 Glycerin(グリセリン)22 高いクッション性と同時に反発性を兼ね揃えたDNA Tunedソールを搭載している「Glycerin22」。BROOKSを代表するロングセラーモデルの22代目です。 前述のGHOSTシリーズと比較されますが、クッション性と安定感を求める初心者ランナーにはGHOST。クッション性に加えて反発性も求めたいランナーにはGlycerinがおすすめです。 シリアスランナーのレース用のシューズとしては物足りなさを感じるため、初心者から中級者向けのアイテムです。 Glycerin MAX(グリセリン マックス) BROOKS史上最も厚底のGlycerin MAXは、厚底“らしくない”軽量性でスムーズな走りをサポートする一足です。 ソールにはDNA Tunedを採用し、クッション性と反発性を両立。ランニング時の着地から蹴り出しまで高いテクノロジーが走りを後押してくれます。 初心者からシリアスランナーの長距離トレーニングまで幅広く活躍するであろう一足。おしゃれなデザインとフォルムが人気で幅広い層に支持されているシューズです。 Hyperion(ハイペリオン)2  スピードランナーには「Hyperion 2」がおすすめです。 軽量かつ反発性に優れたDNA FLASH v2ソールがよりスピーディーな走りをサポートしてくれます。中級者以上向けのモデルとして、これまで多くのスピードランナーの足元を支えてきました。 軽量ながら耐久性にも優れているのでトレーニングからレースまで幅広く活躍する一足。他のブランドに負けない機能性で“誰よりも速く走りたい”ランナー必見のシューズです。 BROOKSシューズを履けばランニングがもっとハッピーに アメリカで最も多く選ばれているランニングシューズ、BROOKS(ブルックス)をご紹介しました。 BROOKSは着用者を選ばず、すべてのランナーの走りをより快適に変えてくれる高機能シューズです。アイテムを選ぶ際は、サイズ感や走力、走る目的を踏まえてご自身にピッタリのアイテムを探してみてください。 BROOKSが推奨する「ハッピーに走ろう」というランニングの楽しみ方に今後も多くのランナーが共鳴することでしょう。

ゴールドウインのカーフスリーブはなぜすごい?選ばれる理由を徹底解説

スポーツやアウトドアなどのアクティブシーンで、ふくらはぎへの負担や疲労を軽減してくれるのがカーフスリーブです。各ブランドから多彩な商品が展開されていますが、今回ご紹介するのが日本のスポーツ・アパレルブランド「ゴールドウイン(Goldwin)」です。 数あるカーフスリーブの中でもユーザー人気が高いブランドですが、なぜこれほど注目を集めているのでしょうか。今回はその理由を深掘りして解説します。ゴールドウインのカーフスリーブを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。 ゴールドウインの「コンプレッションカーフスリーブ」とは?選ばれる4つの理由 ゴールドウインは、1951年に富山県で創業した日本のアパレルブランドです。創業当初からスポーツやアウトドア向けの商品を数多く展開し、高い裁縫技術とたしかな機能性でユーザーの支持を集めてきました。 そんなゴールドウインが販売するカーフスリーブが「コンプレッションカーフスリーブ」です。ふくらはぎ(カーフ)を保護する目的で着用するカーフスリーブは、他のアパレル・スポーツブランドからも発売されていますが、ゴールドウインの商品にはどのような魅力が備わっているでしょうか。 選ばれる4つの理由を見ていきましょう。 理由1.一般医療機器として認められた血行促進効果 1つ目の理由が、一般医療機器として認められた血行促進効果です。 ゴールドウインのカーフスリーブには、パフォーマンスの向上や疲労軽減につながるコンプレッション(着圧設計)機能が備わっています。この機能により、ふくらはぎの筋肉のポンプ運動をサポート。血行促進やむくみ軽減、運動時のパフォーマンス向上といった効果が期待できます。 さて、コンプレッション機能を備えた商品は他のブランドからも展開されていますが、ゴールドウインの特長は「一般医療機器・弾性ストッキング」として届出がなされていること。一般医療機器には、商品の効果はもちろん、製造工程から管理・販売にいたるまで、政令できちんとルールが定められています。こうしたルールをクリアし、効果効能の裏付けがなされているゴールドウインの強みで、ユーザーにとっては商品のたしかな効果を期待できる信頼感につながっています。 理由2.履き心地やフィット感にこだわった無縫製仕様 2つ目の理由は、履き心地やフィット感にこだわった無縫製仕様です。 ゴールドウインのコンプレッションカーフスリーブは、2022年9月にリニューアルを実施しました。このリニューアルで大幅な変更に変更されたのが製造方法。縫い目の肌当たりや擦れなどのストレスを軽減するため、脇接ぎ部分に完全無縫製を採用。これにより、従来の製品に比べ20%以上も接ぎ目はフラットになり、着け心地やフィット感が大幅に向上しました。 カーフスリーブは長時間着用することが多く、製品によっては接ぎ目のチクチク感や擦れが気になる場合があります。筆者も別の商品でこうしたストレスを感じた経験がありますが、ゴールドウインの無縫製仕様ならストレスの少ない、快適な着け心地を体験できます。 理由3.UVガードで紫外線をしっかりカット UVガードで紫外線をしっかりカットしてくれるのも、ゴールドウインのカーフスリーブの魅力です。 スポーツやアウトドアでは屋外でスリーブを着用する場面も多いですが、気になるのが肌の日焼けです。ゴールドウインのカーフスリーブは、UVガード(UPF30-50+、紫外線カット率90%以上 ※30%伸長時のデータ)機能が備わっているため、紫外線をカットし日焼けから肌を守ってくれます。 理由4.運動時だけでなく、日常生活でも活躍してくれる 運動時だけでなく、日常生活で活躍できる点もゴールドウインのカーフスリーブが選ばれる理由です。 運動やアウトドアでの活動以外にも、デスクワークや長時間の移動、立ち仕事など、ふくらはぎのむくみや疲れに悩まされる場面は意外と多いものです。ゴールドウインのカーフスリーブは、こうした場面での着用にもおすすめ。運動以外の日常生活でも、あなたの体をサポートしてくれます。 ゴールドウインのカーフスリーブおすすめ商品はコレ! ゴールドウインの「コンプレッションカーフスリーブ」には、ブラックとグレーの2色のカラーが用意されています。また商品を選ぶときにポイントとなるのが、サイズの選び方です。サイズは0~4の5種類が用意されています。商品を購入する場合はメジャーを使って、 ふくらはぎの太さ(一番も太い部分) 足首の太さ(くるぶしの上部分) の2箇所を計測してください。計測が終わったら、下記のサイズ表を参考にしてサイズを選んでみましょう。 サイズふくらはぎの太さ足首の太さXS(0)30~34cm18~21cmS(1)32~36cm20~23cmM(2)34~38cm20~23cmL(3)36~40cm21~24cmXL(4)38~42cm21~24cm ゴールドウインのカーフスリーブで疲れ知らずの毎日を 今回はゴールドウインのカーフスリーブ、「コンプレッションカーフスリーブ」をご紹介しました。 コンプレッションカーフスリーブは一般医療機器として届出された血行促進効果により、ふくらはぎのポンプ作用をサポートし血行促進やむくみ軽減、運動時のパフォーマンス向上に貢献してくれます。また無裁縫仕様なので、長時間着用していてもストレスがなく、快適な着け心地を実現。スポーツやアウトドアのアクティブシーンはもちろん、デスクワークや長時間の移動、立ち仕事など日常生活でふくらはぎの疲れを感じている方にもおすすめです。 ゴールドウインのカーフスリーブといっしょに、疲れ知らずの毎日を過ごしてみましょう。

読んでも熱い。大人がハマるおすすめのサッカー小説5選

「三度の飯よりサッカーが好き」「深夜のサッカー視聴で寝不足気味」。 今回はそんなフットボールの魅力に憑りつかれた大人におすすめしたいサッカー小説をご紹介します。サッカーといえばリアル観戦やTV、ネットで“観る”のが定番ですが、実は同じくらい熱狂できる小説が数多く揃っています。普段は読書から縁遠い人でも、大好きなサッカーが題材ならついつい手を伸ばしてしまうはず。 今回は筆者が実際に読んだサッカー小説の中から、厳選した5冊をご紹介します。 大人におすすめのサッカー小説5選 さっそくおすすめのサッカー小説をご紹介していきます。今回は大人でも読み応えがある本格派のサッカー小説を中心にピックアップしました。ストーリーとあわせて、筆者がおすすめするポイントを解説していきます。 1.誉れ高き勇敢なブルーよ│本城雅人 1冊目にご紹介するのは、本城雅人さんの著書『誉れ高き勇敢なブルーよ』です。 惨敗したW杯から三年。苦戦する日本代表を立て直すため、新たな監督探しを託された望月は、かつてマスコミのリークで契約に失敗した過去を持つ。サッカー協会、記者、代理人、選手――複雑な思惑が渦巻くなか、タフな交渉を続ける望月だが、妨害の裏には驚くべき黒幕がいた。迫真のスポーツサスペンス! 「W杯の勝敗の裏に、これだけの熾烈な闘いがある。そのドラマにすっかり魅せられた」――セルジオ越後<サッカー解説者> Amazon サッカー小説と聞けば主人公はプレイヤー側だと想像しますが、本書の主人公はサッカー元日本代表の技術強化委員長。W杯予選で苦戦する日本代表の新監督探しを託されますが、リミットはわずか25日間。限られた時間で、日本代表を立て直すため世界中を駆け巡る監督探しが始まります。 本書をおすすめするポイントは、圧倒的なリアリティ。実は本作には実際に日本代表監督の招聘に奔走した協会スタッフのエピソードが盛り込まれています。また著者の本城雅人さんは元スポーツ記者で、現場で体験した“リアル”をもとにストーリーを執筆。サッカー好きの方なら「あのエピソードがネタ元かも」とついつい真相を考察してみたくなるはず。 日本代表監督の去就は実社会でも大きな話題になりますが、その背景にある“監督選びのリアル”に近づける骨太の小説です。 2.ディス・イズ・ザ・デイ│津村記久子 続いてご紹介するのが作家津村記久子さんの小説『ディス・イズ・ザ・デイ』です。 「こういう話をしてるとさ、どんな気持ちでも生きていけるんじゃないかって思うよね」 22のチーム、22の人生―― サッカー国内2部リーグ22チームの22人のファンたちは、それぞれの思いを抱いて今季最終試合のザ・デイ、「その日」に向かう。職場の人間関係に悩む会社員、別々のチームを応援することになった家族、憧れの先輩に近づきたい男子高生、両親の離婚で十数年ぶりに再会した孫と祖母など、ごく普通の人たちのかけがえのない人生を、サッカーを通してエモーショナルに描き出した、一話完結の連作小説集。単行本刊行時、30近いメディアで多数書評掲載や紹介がなされるなど圧倒的な評価を得、また第6回サッカー本大賞を受賞した作品が、ついに待望の文庫化! Amazon サッカー好きがチームを応援する背景はさまざまです。「生まれ育った地域のクラブを応援したい」「大好きな選手が所属するクラブを追いかけたい」「チームのビジョンや戦術に共感した」などなど。“推しチーム”を追いかける背景は十人十色です。 本書ではそんなファンの日常とサッカーとの繋がりが丁寧に綴られています。物語の舞台は日本のサッカー国内2部リーグ。シーズン最終試合を迎える22チームと、それを応援する22人のファンの物語。各話の登場人物にはそれぞれの日常があり、チームとのそれぞれの縁があります。いずれのエピソードも主役はチームを応援するファン。順位や地域、置かれている状況は違いながらも、主人公達はそれぞれのストーリーを胸に、サッカースタジアムへと足を運びます。 サッカーファンならついつい共感してしまうエピソードばかり。全11章で一話完結の小説なので、普段活字をあまり読まない方にもおすすめしたい一冊です。 3.悪魔のパス天使のゴール│村上龍 試合で活躍した選手が心臓麻痺で死ぬという事件が起こった。セリエAの日本人プレーヤー冬次の依頼で調査に乗り出した小説家・矢崎は、死を招く最強のドーピング剤「アンギオン」の存在を知る。イタリア、南フランス、キューバ…いくつもの罠が待ち受ける中、ついに冬次の身にも危険が迫る。サッカーの面白さと物語の興奮が融合した小説。 Amazon 続いての一冊は、芥川賞作家として数多くのベストセラーを執筆してきた村上龍さんの『悪魔のパス天使のゴール』です。 実は村上龍さんは文壇でもよく知られたサッカー好き。本作はそんな筆者の熱量はもちろん、プレー描写の細かさと表現力の豊かさは「さすがは村上龍」と語りたくなる一冊です。 とくに本書を読んでもらいたいのが、長年欧州サッカーを応援してきたサッカー好きの方。物語の舞台はイタリア・セリエA。作中では対戦相手の選手が実名で登場してきますが、そこにはジダンやデル・ピエロ、バティステゥータやルイ・コスタなどセリエA黄金期の華々しい名前が並びます。コアなファンなら、当時の熱狂ぶりが蘇ってくるはずです。 主人公の夜羽冬次のモデルは誰なのかー。そんな考察も、本作のポイントです。 4.龍時(リュウジ)01─02│野沢尚 こわれた家族、さえない学校。体内に滾るのはサッカーへの情熱だけ。それさえも、この国では行き詰ってしまうのか。2001年、スペインU─17とのサッカー親善試合に急遽招集された無名の高校生、志野リュウジは、世界の壁を痛感し、単身スペインに渡ることを決意する。両親との葛藤、国籍のハードル、友情や淡い恋など、ビルドゥングスロマンの味わいを発揮しながら、選手の目線から驚くべき緻密さでゲームシーンを再現。本邦初の本格サッカー小説、待望の文庫化。 Amazon 出版当時本格サッカー小説として話題となり、漫画原作としても人気を集めたのが野沢尚さんの『龍時(リュウジ)01─02』です。 今でこそ欧州のトップリーグで日本人がプレーするのは当たり前ですが、物語の舞台となる2001年当時に欧州へ渡ってプレーしていたのはごくわずか。そんな時代に主人公である志野リュウジは単身スペインに渡り、フットボールの世界で戦う道を選びます。 物語では10代の主人公がプレーだけでなく、言語や文化、自らの内面と向き合う葛藤が熱量のある文体で綴られます。スペインの地で日本人が孤独と向き合いながら、サッカーで道を切り拓こうともがく姿には、世代を問わず思わず感情移入してしまいます。サッカーのプレー描写の巧みさも本書の魅力。 また本作は続編となる『龍時(リュウジ)02‐03』、『龍時(リュウジ)03─04』も刊行されており、主人公の成長を追いかけられるのもおすすめポイントです。 5.アイム・ブルー │木崎伸也 木崎伸也×ツジトモ! 日本代表を最も愛する二人がタッグを組んだ! 混迷の予選を経て、チームはどのように成熟していったのか?80%の事実と20%の創作――。代表チームのキーマンに食い込み、ディープな取材を続ける気鋭のジャーナリストが、フィクションだから描き出せた「勝敗を超えた真相」――。「スポーツナビ」の大人気連載、大幅加筆してついに書籍化! Amazon 最後にご紹介する一冊は、スポーツライターの木崎伸也さんが執筆した小説『アイム・ブルー』です。2018年のロシアW杯に合わせてWebメディアで連載され、大きな話題となりました。 今回ご紹介する5冊の中では普段読書をしない方でも読みやすい一冊。作中には挿絵も入っており、イラストは人気サッカー漫画『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』でお馴染みのツジトモさんが手掛けているのも、サッカーファンにはうれしいポイントです。 ストーリーの舞台は2030年。W杯に挑む日本代表チームは監督と主力選手の対立が進み、空中分解寸前まで追い込まれます。混迷が続く中、思わぬ事態からチームは軌道修正を図ることになりますが、選手達の思惑とは違い状況はますます混乱。はたして、W杯に挑むチームは1つになれるのかー。 木崎伸也さんといえば、気鋭のスポーツライターとして本田圭佑選手への密着取材や動画メディアでの的確な論評で人気を博しています。そんな木崎さんが「80%の事実と20%の創作」と語る本書は、2018年当時の日本代表を知る方なら熱中すること間違いなし。どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのか。そんな視点で本書を読んでみるのも、楽しみ方の1つです。 次の一冊を探すなら作家やテーマで興味があるの本を探すのがおすすめ ご紹介した小説が気に入ったら、次の一冊を探したくなるもの。そんなときにおすすめの選び方は、「作家」や「作品のジャンル」など共通項から検索していく方法です。 作家さんにはそれぞれ個性があり、文体のクセや表現方法などが“肌に合うか”が好き嫌いのポイントになります。音楽でも好きな曲の歌手やバンドを追いかけると良作に巡り合えますが、読書もこれと同じです。気に入った小説があれば、ぜひその作家さんの違う作品から気になる一冊を探してみてください。 また今回の記事でサッカー小説を取り上げたように、作品のジャンルから探してみるのも新しい出会いにつながります。スポーツ小説やミステリー小説、SF小説など同じ系統のジャンルやテーマを扱っている小説を探すのもおすすめです。 読んでも熱狂できるサッカー小説で新しいスポーツ体験を 今回はサッカー好きにおすすめしたい小説を5冊ご紹介しました。現地観戦や映像で観るのがサッカーでは定番ですが、今回ご紹介した本はいずれもリアリティがあり、思わず熱狂してしまう良作ばかりです。 普段読書をする習慣がある方なら、骨太の『誉れ高き勇敢なブルーよ』や『龍時(リュウジ)01─02』などから読んでみるのがおすすめ。あまり読書に馴染みがないという方は、『アイム・ブルー』から手に取ってみてください。

オルビスミスターの年齢層は?40代もターゲットに2023年にリニューアル

20代・30代の年齢層をターゲットにしていたメンズコスメブランド『オルビスミスター』は2023年3月22日にリニューアルし、40代以上の男性にもおすすめできる成分が配合されました。 コスメコンシェルジュでもある筆者がオルビスミスターの魅力と、おすすめのスキンケアアイテムを厳選してご紹介します。 オルビスミスターの歴史と年齢層の変化 オルビスミスターを販売しているのは、1987年にポーラグループのベンチャー企業として創業した、オルビス株式会社です。創業当初からのこだわりは「肌本来の力を信じ、美しさを引き出す」。2018年に抜本的なリブランディングのため、オルビスが提供する価値を「SMART AGING®(スマートエイジング®)」として再定義し、自分らしい美しさを引き出す提案に注力していきました。 メンズスキンケアラインがスタートしたのは、2000年。2017年にメンズブランドとして『オルビス ミスター(ORBIS Mr.)』が誕生しました。当初、主力としてきたのは20代・30代を中心とした男性です。 オルビスミスターは男性の価値観に寄り添いながら、より良いケアを提案するためのリニューアルを繰り返し、2023年3月には40代男性もターゲットとした成分を配合しました。使用経験はあるものの、今は使用していないという人は、ぜひリニューアルしたオルビスミスターを試してみてください。 2021年3月リニューアル:スキンクリーニング理論に着目 肌の透明感を下げて清潔感や若々しさを失わせる「カルボニル化タンパク」を、オルビスミスターは「メタボタンパク」と名付けました。メタボタンパクを蓄積しないためには、肌の汚れを落とし、うるおいを与え、清潔に保つ「スキンクリーニング」が必要です。 2021年3月、オルビスミスターは「スキンクリーニング理論」に基づいた成分を配合した製品へとリニューアルしました。 ※成分については2023年リニューアル時に変更となっているため割愛 2023年3月リニューアル:ハリ・ツヤケアにアプローチ 男性の肌悩みの多くが、皮脂によってテカリが気になるものの、実は肌の内部は乾燥しているというもの。乾燥・テカリへのアプローチをする商品を提供しながら、マイナスなイメージを与える「テカリ」と、清潔感や若々しさの印象を与える「ツヤ」の違いを追求してきました。 たどりついた違いの結論は「頬全体に入った柔らかな光」。2023年3月、オルビスミスターはこれまでの乾燥・テカリへのアプローチはそのままに、ハリ・ツヤへもアプローチする成分を配合した製品へとリニューアルしました。 銀杏葉エキスF:ハリとツヤのある肌を目指す保湿成分 D-グリチルリチン酸ジカリウムRM:ニキビ・肌荒れ予防有効成分とうるおいによって透明感をサポートする成分を組み合わせた複合成分 どの年齢層にもおすすめのオルビスミスター基本の3アイテム どんなに良いスキンケアアイテムであっても、面倒に感じてしまっては継続できません。オルビスミスターは、8つのスキンケアアイテムの役割を3つのアイテムに集約しています。 フォーミングウォッシュ:洗顔料・シェービングフォーム・先行美容液の役割 エッセンスローション:化粧水・美容液・保湿液(乳液)の役割 モイスチャライジングクリーム:クリーム・パックの役割 忙しくてスキンケアに手間がかけられない大人の男性に、ぜひおすすめしたい贅沢な成分が配合されています。 2023年のリニューアル後、オルビスミスターの基本3アイテムは有効成分「グリチルリチン酸2K」が配合された医薬部外品となっているので、購入する際には旧製品と間違わないようにしましょう。 フォーミングウォッシュ(医薬部外品) 内容量 120g 定価 1,650円(税込) 毛穴より小さい皮脂吸着洗浄成分(無水ケイ酸)と、モロッコ溶岩クレイ(ケイ酸AI・Mg)を配合し、毛穴のすみずみまで汚れを吸着してくれる洗顔料です。顔の表面に汚れや皮脂成分が残ったままでは、美容成分が豊富に含まれた化粧水の角質層への浸透も阻んでしまいかねません。 オルビスミスターのフォーミングウォッシュは、簡単に濃密泡を泡立てられます。きめ細かな泡になるほど汚れを吸着してくれるので、しっかり泡立ててから洗顔するようにしましょう。 エッセンスローション(医薬部外品) 内容量 180ml 2,420円(税込み) オルビスミスターのエッセンスローションは化粧水・美容液・保湿液(乳液)の1本で3役のオールインワンローションになっています。保湿成分、水を含む配合成分の90%以上が美容液成分となったジェル状のローションなので、手からこぼれ落ちません。すぐにパシャっと肌の角質層に浸透し、うるおいで満たしてくれます。ゴワついた肌を、すべすべなめらかな肌に整えていきましょう。 モイスチャライジングクリーム(医薬部外品) 内容量50g定価2,420円(税込) 内容量 50g 定価 2,420円(税込) ミドル男性はテカテカとした脂性肌が気になるという人も多いですが、肌の乾燥が進行した結果、肌のうるおいを守るために過剰に皮脂が分泌されている場合があります。 肌のうるおいを守るために大事なのが「油分」。オルビスミスターのモイスチャーは2023年、乳液からクリームになり、容器もボトルからチューブになりました。クリームは乳液よりも油分が多く配合されています。肌の表面に膜を張り水分を閉じ込める効果がより高いクリームとパック、1本で2役の高機能クリームです。 水分と油分のバランスを整えるケアがテカらない肌を保ってくれるので、ローションの後にはモイスチャライジングケアをセットで使用するようにしましょう。皮脂を吸着する粉体も配合されているので、皮脂を抑えながらうるおいをキープしてくれます。 プラスのケアにおすすめのオルビスミスター2アイテム 年齢を重ねると気になるテカテカとした皮脂対策は、皮脂をうばいすぎると逆効果。うるおいを守りながら、皮脂ケアをするのにぴったりの2アイテムです。 クレンザー 内容量100g定価1,980円(税込)内容量 100g 内容量 100g 定価 1,980円(税込) オルビスミスターのクレンザーは、肌の皮脂や毛穴汚れが気になった時におすすめの、男性用のスペシャル洗顔料です。古い角層を流してくれる洗浄成分「リンゴ酸」と、皮脂を分解して落としやすくしてくれる「リパーゼ」が配合されています。そのため毛穴の黒ずみ汚れに効果的にアプローチしてくれるのはもちろん、メイク落としとしても使用可能です。 泡立て不要の洗顔料で、真っ黒でとろりとしたジェル状のテクスチャ。使用する際にはさくらんぼ1粒大程度を乾いた手に取り、乾いた肌の上でやさしく馴染ませます。馴染ませる感触が軽くなったら終了の合図、ぬるま湯でやさしく洗い流してください。W洗顔不要のアイテムなので、クレンザーを使用する場合にはフォーミングウオッシュを使用する必要はありません。 肌にうるおいを与え、ハリと明るさのある肌を目指す複合保湿成分「CISブースター(イソステアリルアスコルビルリン酸2Na・プランクトンエキス・ハス花エキス・乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液・アルギニン)」を配合していて、イソステアリルアスコルビルリン酸2NaはビタミンC誘導体です。 ビタミンC誘導体はスピーディにビタミンCへと変換され、肌のすみずみに届けてくれます。脂ぎった顔も爽やかになるのにつっぱらないと、40代以上となる年齢層の男性からも人気のクレンザーです。 オイルコントロールスティック 定価 2,640(税込) オルビスのオイルコントロールスティックは、皮脂のテカリが気になって油とり紙を使用しても、すぐにまたテカってしまい悩んでいるという方におすすめのアイテムです。球体の微粒子「メタクリル酸メチルクロスポリマー」がベタつきを抑え、皮脂を吸着してくれます。 油とり紙を使用した後に、またすぐに脂っぽくなってしまう肌の人の原因は、肌に必要な皮脂まで取り去ってしまっているから。皮脂は肌の水分蒸発を防ぐ役割をしているので、取りすぎると余計に皮脂が分泌してしまうのです。皮脂ケアに必要なのは、保湿。 オルビスのオイルコントロールスティックは皮脂を吸着するだけでなく、保湿成分「ヒアルロン酸クロスポリマーNa」「ヒアルロン酸Na」によって、うるおいも与えてくれます。そのため乾燥が抑えられ、さらさらな肌をキープしてくれます。 使い方はリップのようにくるくると回転させてスティックをだして、皮脂が気になる部分に直接当てて塗り、やさしく肌になじませるだけ。クリームのようなテクスチャですが、塗るとサラッとした感触に。 外出先で使用するのにも便利なリップぐらいの大きさで、メイクの上からも使用できるので、男性だけでなく、女性で愛用している人も多い人気商品です。メイクアイテムになるので、落とす際にはクレンジングを使用するようにしましょう。色は無色で周りにも気づかれにくいので、安心してください。 年齢層に合わせたケアをオルビスミスターで オルビスミスターはリニューアルを繰り返しながら、現在は40代以上の年齢層もターゲットとした贅沢な成分が配合されています。基本的には「フォーミングウォッシュ」「エッセンスローション」「モイスチャライジングクリーム」の3アイテムで十分です。ぜひ試してみてください。

ナチュラルにキマるスタイリング剤「ヘアバーム」おすすめ5選

ヘアスタイリング剤にはさまざまな種類がありますが、近年ナチュラルなニュアンスが好みの男性から支持を集めているのが「ヘアバーム」です。今回はヘアバームの魅力や使い方、保管方法などを詳しく解説します。 最後にはおすすめのヘアバームも紹介しますので、「ヘアバームが気になっているけどまだ使ったことがない」「ヘアバームが自分に合うのか分からない」という方はぜひ参考にしてみてください! そもそもヘアバームとは? ヘアバームとは、ミツロウやシアバターなど自然由来のオイルを主成分として作られたスタイリング剤のこと。日本語で「軟膏」や「香膏」などを意味する「バーム(Balm)」は、以前は肌に使用されることが一般的でしたが、昨今ではナチュラルな仕上がりのヘアスタイリング剤として注目されています。 ヘアバームはワックスとオイルのいいとこどり!コスパの高さも魅力 次にヘアバームの魅力を厳選して2つご紹介します。 魅力1. ワックスとオイルのいいとこどり ヘアバームはヘアワックスのようなセット力とヘアオイルに似た保湿力を兼ね備えたアイテム。強いセット力はないものの、髪を保湿・保護しながら自然なツヤとまとまりを与えてくれます。 マッシュやセンターパートなどのナチュラルなヘアスタイルの方、ウェットな質感が好きな方、毛先のパサつきが気になる方などにおすすめのスタイリング剤です。 魅力2. マルチに使えてコスパが高い 市販されているヘアバームの多くは、髪だけにかぎらず、唇や肌の保湿剤としても使用可能です。スタイリングの際に手に残ったヘアバームをそのままハンドクリームのように塗り広げれば、保湿してくれるうえに手を洗い流す手間まで省けます。 他にも「天然由来の成分なので、パートナーや家族と安心して兼用できる」「ワックスに比べて一度につける量が少なくすむ」といったメリットも。ヘアバームはリーズナブルな価格ではありませんが、非常にコスパに優れたスタイリング剤だといえるでしょう。 ヘアバームの使い方|つけ方や保管するときの注意点も解説 つづいては実際にヘアバームを使ってスタイリングをするときの手順やポイント、保管するときの注意点を解説します。 ヘアバームを使ったスタイリングの手順 指先で少量を取って手のひらにのせる 半固形状のバームを両手の手のひらに広げながら溶かし、オイル状にする 毛先から塗布し、頭頂部に向かってなじませる(皮脂が分泌される頭皮近くを避けると時間が経ってもへたらない) ウェットな質感が好みの方や束感がほしい方はさらに少量をとって重ねづけする ヘアバームを使ってスタイリングするときのポイントは、毛先をメインに少量ずつつけること。ヘアワックスと同じ量をつけてしまうとベタつきやへたれの原因になるので、慣れるまでは重ねづけで微調整しましょう。 ヘアバームは温度変化に注意! ヘアバームは天然素材や自然由来の成分が使用されているため、「温度変化に弱い」という特徴も。気温が高い場所に置くと溶けやすく、反対に気温の低い場所では固くなるため、品質が変わってしまうおそれがあります。 よって高温・低温多湿になる場所や直射日光が当たる場所などを避けて保管することが必要です。ふたを開けたまま放置することもやめましょう。 またヘアバームは購入する時期によって色味や香り、使用感が微妙に異なる場合もあります。それも髪や肌にやさしいヘアバームの特徴として理解しておきましょう。 メンズにおすすめのヘアバーム5選 ここからはおすすめのヘアバームを5つご紹介します。なお今回は天然素材や自然由来成分の割合が高く、全身に使用できるヘアバームをチョイスしています。 1. ザ・プロダクト ヘアワックス 最初にご紹介するのは、アメリカ・カリフォルニア州のヘアケアブランド「ザ・プロダクト(product)」の「ヘアワックス」です。商品名は「ヘアワックス」ですが、成分は100%自然由来なのでヘアバームに分類されます。USDA(アメリカ農務省)認証取得のオーガニックシアバターが髪をしっかりと保湿。ウェットな質感が好みの方にもおすすめです。 この商品を開発したのは、ひどい手荒れに悩まされていた1人のヘアスタイリスト。お客さまにも自分にもやさしいものを作ろうと誕生したヘアワックスは、現在もプロダクトで一番の人気商品となっています。 内容量42g成分シア脂、ミツロウ、トコフェロール、マンダリンオレンジ果皮油、アロエベラ液汁、クエン酸香りタンジェリン 2. ヴェレダ ヘアワックス つづいてはスイス発のオーガニックコスメブランド「ヴェレダ」の「ヘアワックス」。オーガニックシアバターとミツロウが髪を保湿し、パサつきを抑えます。 セット力は弱めですが、髪の柔らかさを残しながら毛流れ・束感をつくれるので、“エアリーなウェット感”を出したい方におすすめです。 内容量30g成分シア脂、ミツロウ、ヒドロキシステアリン酸水添ヒマシ油、香料(天然精油由来)、ダイズ油、トウキンセンカ花エキス香りフローラルフルーティ 3. ジョンマスターオーガニック ナチュラルバームヘアワックス アメリカのヘアケア・スキンケアブランド「ジョンマスターオーガニック」。2020年には日本人の肌質・髪質に合わせたライン「ジョンマスターナチュラル(john masters naturals)」がスタートするなど、日本でも大変人気が高いブランドです。 「ナチュラルバームヘアワックス」は、手にとるとマンゴー種子脂が体温で溶け、軽くて扱いやすいテクスチャーに変化します。さらにプルケネチアボルビリス種子油が枝毛や切れ毛を補修し、なめらかでスタイリングしやすい髪に導いてくれます。重くなりにくいので、アウトバストリートメントとしても使用可能です。 内容量30g成分マンゴー種子脂、ヒマワリ種子ロウ、ダイマージリノール酸(フィトステリル・イソステアリル・セチル・ステアリル・ベヘニル)、ブドウ種子油、プルケネチアボルビリス種子油、シア脂、ビターオレンジ花油、グレープフルーツ果皮油、マンダリンオレンジ果皮油、トコフェロール香り柑橘系 4. デニス デニスエイチバーム メンズグルーミングブランド「デニス(DENIS)」の「デニスエイチバーム(DENIS H BALM)」は、「ヘンプオイル」が配合されていることが最大の特徴。 ヘンプオイルは「オメガ3」や「オメガ6」など生理代謝に必要な必須脂肪酸が理想的なバランスになっていて、髪・肌の水分調整、バリア機能を正常に保つ働きがあります。さらには「カンナビシンA」という抗酸化作用が高い成分が含まれているため、エイジングケアにも最適です。 デニスは“粋”の精神を大切にしているブランド。シンプルななかに遊び心を加えたパッケージデザインにも注目です。 内容量36g成分シア脂、アサ種子油、アボカド油、ミツロウ、ホホバ種子油、ラベンダー油、マンダリンオレンジ果皮油、ニオイテンジクアオイ油、ローマカミツレ花油、ローズマリー油、ベルガモット果実油、パルマローザ油、ショウガ根油、コリアンダー果実油、オレンジ果皮油、イランイラン花油、アミリスバルサミフェラ樹皮油、アルガニアスピノサ核油、ローズマリー葉油、グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール香り天然ハーブ 5. エヌドット ナチュラルバーム 最後にご紹介するのは、サロン専売品メーカー「ナプラ」から誕生したスタイリングブランド「N.(エヌドット)」の「ナチュラルバーム」。最初はやや硬めのテクスチャーですが、平均体温以下の34℃で溶けるシアバターを使用しているため、手にとってなじませるとすぐに扱いやすくなります。 ナチュラルバームは自然な束感をつけたり、軽いニュアンスを出したい方におすすめ。インテリアの一部になってくれそうなスタイリッシュなパッケージデザインも魅力です。 内容量45g成分シア脂、ホホバ種子油、ミツロウ、シア脂油、マンダリンオレンジ果皮油、オレンジ果皮油、ベルガモット果実油、パルマローザ油、ビターオレンジ葉・枝油、アルテミシアパレンス花・葉・茎油、トコフェロール香りマンダリンオレンジ&ベルガモット ヘアバームならナチュラルにキマる! 今回はナチュラルなニュアンスを求める大人男性におすすめの「ヘアバーム」をご紹介しました。自然由来の成分で髪だけでなく全身をうるおいで満たしてくれるヘアバーム。気になった方はぜひ試してみてください!