ワンアイテムでおしゃれを楽しめる腕時計。シックでかっちりとした硬派なデザインも魅力的ですが、せっかくなら変わったデザインの個性派も身に付けてみたいものです。
今回は個性的なおしゃれを楽しみたいあなたにおすすめなメンズ腕時計を4つご紹介します。商品の詳細はもちろん、各ブランドのストーリーもご紹介していますので腕時計選びの参考としてお役立てください。
「変わったデザイン」の個性的な腕時計でファッションに差をつける
年齢を重ねた大人になると、どうしてもファッションでも周囲の目や年相応感を気にするものです。しかしファッションは自分自身のテンションを上げ、自由や個性を楽しむのが醍醐味。休日やカジュアルなシーンならば、いつもとは違うユニークなアイテムを身に付けてみると日常に彩りが加わります。
とはいえ急にコーディネートをすべて変えるのはなかなか勇気が必要。そこでおすすめしたいのが腕時計です。腕時計はシックでかっちりとした硬派なデザインが多いイメージが強いですが、実は「変わったデザイン」の個性的なアイテムも数多く揃っています。ワンアイテムで個性を表現できるため周りと差別化しやすく、自分らしいファッションを楽しめます。
変わったデザインでおすすめの腕時計4選
ここからは変わったデザインでおすすめの腕時計を4つご紹介します。腕時計のご紹介だけでなく、ブランドのストーリーについても合わせて解説しています。背景にある物語を知ると、アイテムへの愛着が深まるものです。
さっそくおすすめアイテムを見ていきましょう。
1.ハミルトン│ベンチュラ QUARTZ
まずご紹介するのが、ハミルトンの「ベンチュラ QUARTZ」です。
個性的なアシンメトリーケースが特徴で、盾型とも呼ばれる三角形のケースは一般的な腕時計のデザインとは一線を画しています。ケースの全体像だけでなく絶妙な流線型のカーブと直線を組み合わせたデザインは細部にこだわりが感じられ、個性的ながら品があるのも魅力です。
そんなベンチュラのエピソードとして有名なのが、エルヴィス・プレスリー。彼は映画『ブルーハワイ(1961年)』でベンチュラを着用して以降、プライベートでも愛用し続けたことで知られています。「キング・オブ・ロックンロール」とも称されるプレスリーからの“お墨付き”があるのも、ベンチュラが世界中で愛された秘密です。
ブランドストーリー│アメリカンスピリッツとスイスの高い時計技術が融合
ハミルトンの創業は1892年のアメリカ。正確に時を刻む性能の高さが認められ、鉄道草創期のアメリカで鉄道時計のパイオニアとして成長します。その後航空産業や軍事産業でも成功したハミルトンは、世界的な腕時計として躍進。アメリカンスピリットが感じられるデザイン性、高い機能性は多くのファンの心を掴みました。
2003年には本社と製造拠点をスイスに移設。アメリカンスピリットにスイスの高い時計技術が融合し、ブランドとして進化を続けています。
https://funday.jp/article/234/
2.ラドー│トゥルー Secret
続いてご紹介するのがスイスの腕時計ブランド・ラドーの「トゥルー Secret」です。
ダイヤル部分はグリーンのグラデーションカラーを採用し、魅惑的な雰囲気を感じさせます。また、あえてインデックスをあしらわないデザインも斬新で、独創的な腕時計と呼ぶに相応しい仕上がりとなっています。
12時位置のカットアウトしたダイアル部分からはてん輪が覗き、身に付ける人に時が刻まれるのを視覚的に体感できる仕組みとなっています。
ブランドストーリー│「マスター・オブ・マテリアル」とも呼ばれるスイスの老舗ブランド
1917年にスイスで創業したラドー(RADO)は、高級腕時計ブランドが居並ぶ“聖地”で精巧なムーブメントメーカーとして名をあげます。その後自社でもオリジナルの腕時計ブランドを展開。1983年にスウォッチグループの前身であるSMHグループに加入するなど世界的なブランドへと成長します。
ラドーの代名詞は「マスター・オブ・マテリアル」。早くから素材(マテリアル)の可能性に注目したラドーは、独自の研究を重ね革新的な素材を次々と生み出し続けてきました。現在でもたゆまぬ研究開発を続けており、世界の腕時計業界に驚きを与え続けています。
https://funday.jp/article/715/
3.カーブホルツ│MICHEL
金属製が一般的な腕時計業界にあって、あえて天然木の腕時計ブランドとして人気を集めているのがカーブホルツ(KERBHOLZ)です。
「MICHEL」はブランドが手がけるソーラームーブメントを搭載したコレクションで、ケース部分には天然木を使用。ベルトには環境に配慮したヴィーガンレザー(紙素材)を採用するなど、天然素材ならではの温かみのある雰囲気に仕上がっています。
ダイヤル部分のデザインは独創的でありながらきちんと視認性を確保しており、デイト機能を備えるなど機能性にも優れたモデルです。
ブランドストーリー│木製時計を中心としたサステナブルブランド
カーブホルツは2012年にドイツのケルンで誕生した腕時計ブランド。ブランドの誕生のきっかけは、創業者であるMatthias(マティアス)とMoritz(モリッツ)が2011年に訪れた中米での出来事です。
現地で触れた木製のボートやジャングルにあるテラス、ネイティブアメリカンの工芸品。木で作られた数々のアイテムに触れ、木材のぬくもりに心を打たれた2人は、木こそライフスタイルの原点だと感じ帰国後に木材を使った腕時計作りに着手します。
翌2012年に誕生したのが「カーブホルツ」で、木製時計を中心としたサステナブルブランドとして欧州だけでなく世界から注目を集めています。
https://funday.jp/article/4010/
4.ベーリング│Ocean Pebble Collection
最後にご紹介するのがベーリングの「Ocean Pebble Collection」です。
スクエア型のケースは北欧一体のスカンジナビアンのビーチで見かける小石の様に、自然が創り出す有機的でオーガニックな形状にインスピレーションを得ています。ブルーのダイヤルカラーは、まるで北極の海のような深みを感じさせ、裏蓋とリューズには波をモチーフにしたデザインを採用。インデックスも採用せず、本物の海を連想させるデザインに仕上がっています。
ベーリングではブランドとして環境保護をミッションに掲げており、同モデルでは「海を守る」意志を腕時計のデザインとして具現化しています。
ブランドストーリー│北極点の氷と雪の世界にインスピレーションを得る
ベーリングは2010年に冒険家のレネ・ケルスコフ氏らによって誕生した腕時計ブランドです。2008年に北極点に降り立ったケルスコフ氏は、どこまでも続く氷と雪の世界とその絶対的な美しさに魅了されました。この美しさを表現すると共に、環境を守っていくために生み出されたのがベーリングです。
デザインには北極の調和の取れた美しさと、北欧の無駄のないミニマルなデザインが組み合わさり、他にはない唯一無二のブランドが誕生しました。北極で得たインスピレーションを、腕時計のデザインに詰め込み、試行錯誤の末に誕生したのがベーリングです。
https://funday.jp/article/3984/
腕時計はワンアイテムで個性を演出できる
今回は個性的なおしゃれを楽しみたい大人向けの変わったデザインの腕時計をご紹介しました。
腕時計はワンアイテムでおしゃれを楽しめる優れもの。年齢を重ねるとどうしても周囲の目や年相応感を気にするものですが、ファッションは自分自身のテンションを上げ、自由や個性を楽しむのが醍醐味です。
いつもとは違うユニークなアイテムを腕元に身に付けて、あなただけのおしゃれを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか
腕時計のダイヤルカラーといえば白や黒が定番ですが、近年トレンドとして注目を集めているのがカラーダイヤルです。シックでドレッシーな定番カラーをあえて選ばず、カラーダイヤルで好きなファッションや着こなしを楽しむのが、大人のおしゃれの新定番。
今回は大人に似合うカラーダイヤルの腕時計からおすすめアイテムをご紹介します。
カラーダイヤルの腕時計が人気を集める理由は?
これまでもカラーダイヤルの腕時計は数多く製造されてきましたが、なぜ近年カラーダイヤルが注目を集めるようになったのでしょうか。
定番のカラーにこだわらない新しい価値観が広まってきた
腕時計のダイヤルカラーといえば白や黒が定番です。これは腕時計に欠かせない視認性に優れているためで、白や黒のモノクロは、はっきりと文字盤を読み取るのに適しています。また腕時計は実用性だけでなく、ファッション性も重要なテーマで、スーツやドレスと合わせても悪目立ちしない白や黒のダイヤルが好まれました。
しかし近年では腕時計を身に付けるシーンが多様化。手軽におしゃれを楽しむアイテムとして定着しています。またファッションの在り方も多様性やジェンダーレスな考え方が広まっており、男性でもあえて華やかなカラーダイヤルを身に付けるのが珍しくなくなってきました。
こうした価値観の変化を受けて腕時計ブランドもカラーダイヤルの商品を数多く展開。技術的な進歩により生まれたグラデーションカラーのダイヤルが人気を集めるなど、腕時計市場にも変化が訪れています。
ダイヤルカラーの選び方は?
さて、実際にダイヤルカラーを選ぶならどのような視点がポイントになるのでしょうか。色はそれぞれ与える印象が違っており、腕時計を選ぶ際もこの印象を意識して選んでおくとファッションコーデが上手くまとまります。
ダイヤルカラー特徴ホワイトダイヤルカラーの定番。清潔感や爽やかさがあり、フォーマルからカジュアルまで使えるブラックホワイトと並ぶ定番カラー。重厚感や高級感があり男らしい印象を与えるシルバー落ち着きがあり華やかさも兼ね備える。さりげなく個性を主張したい人におすすめブルー知的でさわやかな印象。濃淡でも印象が変わり、濃いほど大人っぽく薄いほど若々しくなるグリーン近年のトレンドカラー。穏やかで落ち着いた印象ながらさりげなく個性を主張できるレッド情熱やインパクトの強さが特徴。スポーツや個性的なファッションに似合うピンク・アイボリー柔らかく優しい印象。最近では女性だけでなく男性にも人気のカラー
では、それぞれの印象を踏まえながら、シーン別におすすめのダイヤルカラーをご紹介します。
【ドレスシーン】
ホワイト
ブラック
ドレスシーンとは、結婚式やパーティー、格式の高い集まりなどドレスコードが厳しい場面です。こういった場ではホワイトやブラックといった定番のダイヤルカラーを選びましょう。ファッションは自由に楽しむのが醍醐味ですが、やはりその場に相応しい装いを守るのもマナーです。
【ビジネスシーン】
ブルー
ネイビー
シルバー
ダークグリーン
ボルドー(ワインレッド)
ビジネスシーンでは職種や会社の雰囲気によっておすすめのダイヤルカラーが変わってきます。基本はホワイトやブラックですが、落ち着いたブルーやネイビーは悪目立ちせずビジネスシーンでもよく似合います。
アパレル系やファッションの自由度が高い職場であれば、シルバーやダークグリーン、ボルドー(ワインレッド)などを身に付けてもよいでしょう。
【カジュアル・スポーツシーン】
グリーン
レッド
ピンク・アイボリー
イエロー
普段使いのカジュアルやスポーツシーンであれば、好みのカラーやファッションとの組み合わせに合わせて好きなダイヤルカラーを選んでみましょう。とくにドレスシーンやビジネスシーンでは身に付けられないグリーンやレッド、ピンク・アイボリー、イエローなどは好みにあわせて挑戦してみたいカラーです。
おすすめのカラーダイヤルの腕時計4選
ここからは大人の男性にもよく似合うカラーダイヤルの腕時計を5つご紹介します。
1.ハミルトン│カーキ フィールド TITANIUM AUTO
まずご紹介するのがハミルトンの「カーキ フィールド TITANIUM AUTO」です。
ハミルトンのシリーズでも高い機能性とクールな見た目が特徴のカーキフィールドですが、こちらの商品はダイヤルカラーにグリーンを採用。波紋のように濃いグリーンと薄いグリーンが交互に並ぶデザインが個性的で、ミリタリー感も男心をくすぐります。
https://funday.jp/article/234/
2.GRAND SEIKO│ SBGX337
続いてはGRAND SEIKOのスポーツコレクション「SBGX337」です。
カラーダイヤルには濃いブルーを採用。落ち着いた大人の装いの中に、ダイバーズウォッチらしい重厚感と遊び心が詰まっています。
ケースは43.6mmの大型サイズを採用し、切り立ったベゼルや荒々しい縦の筋目といったデザインが存在感を発揮します。グランドセイコーの平面や二次曲面を意識したデザインを守りながら、どこか立体的な雰囲気を感じさせるのも同モデルの魅力です。
https://funday.jp/article/601/
3.TISSOT│ジェントルマン オートマティック パワーマティック80 シリシウム 18K ゴールド
続いてはTISSOTの腕時計から、「ジェントルマン オートマティック パワーマティック80 シリシウム 18K ゴールド」をご紹介。
文字盤には品のあるシルバーカラーを採用。ベゼルやインデックスにはローズゴールドをあしらい、高級感のあるゴージャスな仕上がりが魅力です。機能性にも優れており、シリコン製ひげゼンマイで耐磁性を高めた「POWERMATIC 80 SILICIUM」により、最長80時間の連続駆動を実現。
余裕のある大人メンズのアイテムとしておすすめです。
https://funday.jp/article/674/
4.シチズンプロマスター│ランド PMD56-2951
シチズンプロマスターからは「ランド PMD56-2951」をご紹介します。
シチズンらしい落ち着いたデザインながら、トレンドのグリーンのカラーダイヤルを採用。主張し過ぎず、落ち着いた雰囲気は大人メンズによく似合います。
プロマスターは耐久性に優れており、独自の素材「スーパーチタニウム」はステンレスに比べ40%軽く、5倍以上の表面硬度を実現。光発電「エコ・ドライブ」を搭載しているので、電池交換の手間がかからず長時間稼動できます。
機能性とデザイン性を兼ね備えたおすすめモデルです。
https://funday.jp/article/702/
カラーダイヤルの腕時計で大人のおしゃれを存分に楽しむ
今回は大人の男性に似合うカラーダイヤルの腕時計をご紹介しました。白や黒のダイヤルカラーが定番の腕時計ですが、近年はファッションや価値観の多様化に合わせてカラーダイヤルが人気を集めています。
ドレスシーンやビジネスシーン用に白や黒のかっちりした腕時計を1本持っておき、普段使いでは個性的なカラーダイヤルを持っておくのもおすすめ。ワンアイテムでおしゃれを楽しめる腕時計で、大人のおしゃれを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
アメリカの腕時計ブランドとして世界中にファンを持つハミルトン。デザイン性の高い名作を数多く世に送り出してきましたが、中でも不朽の名作として厚い支持を集めるのが「ベンチュラ」です。三角形の個性的なデザインは腕元でひときわ存在感を放ち、おしゃれなメンズを虜にしてきました。
今回は長年愛され続けるベンチュラの魅力と、おすすめのアイテムをご紹介します。
ハミルトンのベンチュラの魅力は?世界初の電池式腕時計として業界に衝撃を与える
ハミルトンは1892年にアメリカで創業した腕時計ブランドです。創業初期から正確に時を刻む時計性能の高さが注目され、鉄道草創期のアメリカで鉄道時計のパイオニアとして人気を博します。その実績を買われ、精巧な時計性能が必要とされる航空産業や軍事産業にも進出。アメリカウォッチを代表するブランドとして成長します。
そんなハミルトンの中でも不朽の名作として知られるのが「ベンチュラ」です。1957年に発売されたベンチュラは、独創的な三角形のデザインを採用。もともとデザイン性の高さに優れたハミルトンでしたが、ベンチュラはそれまでの時計界の常識を打ち破るような革新的なデザインで、世界中のファンをあっと驚かせます。
ハミルトンの衝撃はデザイン性だけではありません。精巧な機械式時計が主流だった当時に、世界初の電池式腕時計として発売。1950年代は電池式腕時計の開発競争が盛んでしたが、その先陣を切って登場したのがベンチュラでした。
発売から60年以上が経った現在でも、その人気は衰えないベンチュラ。なぜこれほど人々に愛されるのか、もう少し深く掘り下げてみましょう。
1.個性的なアシンメトリーケース
ベンチュラの魅力といえば、やはり個性的なアシンメトリーケースでしょう。盾型とも呼ばれる三角形のケースは、現在でも独創性が高く、ひと目で“それ”と分かる存在感を放っています。
おしゃれの定義は数多くあれど、何かしら人とは違ったオリジナリティを取り入れたいもの。ベンチュラの個性あるデザインは、そんなおしゃれ心や遊び心を演出したい人の心に深く刺さりました。ケースデザインをよく見てみると、絶妙な流線型のカーブと、直線を組み合わせています。ベルトとのバランスにまでこだわられたデザインが、腕元で個性を発揮。それでいてしっかり気品を残しているバランス感覚のよさは魅力的です。
そんなベンチュラを愛用したのが、エルヴィス・プレスリー。彼は映画『ブルーハワイ(1961年)』でベンチュラを着用して以降、プライベートでも愛用し続けたことで知られています。20世紀を代表する偉人が愛したという事実も、ベンチュラが“本物”である証です。
2.デザインだけに留まらない実用性の高さ
ベンチュラはデザイン性の高さが注目されますが、実用性の高さも人気を集める理由となっています。もともとハミルトンは軍用時計として採用されるほど、高い時計性能を誇っています。ベンチュラにもこの性能はしっかり踏襲されており、正確な時間を刻み続けてくれます。
また時代の流れと共にベンチュラのラインナップも増え、バリエーションが豊富になりました。電池式時計だけでなく機械式時計も登場。ケースのサイズもメンズ、レディース、ビッグサイズなど多彩で、好みやシーンに合わせてお気に入りの一本を選べます。
3.コストパフォーマンスの高さ
ハミルトンは腕時計にスイス製のムーブメントを使用しています。高性能なムーブメントを製造するスイスの腕時計は高価格帯のブランドが多いですが、ハミルトンのアイテムは10万円程度からと手が出しやすい価格帯です。決して安くはないとはいえ、100万円を超すアイテムも多い高級腕時計の中では、コストパフォーマンスに優れています。
これはハミルトンが長年蓄積してきた製造ノウハウと、コスト削減を進めてきた努力の賜物。またスイスのスウォッチグループの一員に加わり、高品質の製品を安定して供給できる製造体制を確立したのも、コストパフォーマンスの高さにつながっています。
ベンチュラのおすすめアイテム5選
ここからは、ベンチュラの中でもとくにおすすめしたいアイテムを5つピックアップしてご紹介します。
1.ベンチュラ QUARTZ
まずご紹介するのが『ベンチュラ QUARTZ』。オリジナルモデルのデザインを忠実に再現したモデルで、ベンチュラの“原点”と呼ぶに相応しいアイテムです。個性的なアシンメトリーケースに加え、文字盤にはオシロスコープと電子をモチーフにしたデザインを採用。これは世界初の電池時計というストーリーを感じさせるもので、モダンアメリカの息吹が宿るベンチュラの象徴ともなっています。
2.ベンチュラ CHRONO QUARTZ
続いてご紹介するのが『ベンチュラ CHRONO QUARTZ』です。
ベンチュラのデザインはそのままに、スポーティなクロノグラフを採用。繊細さが特徴のベンチュラに力強さが宿ったモデルに仕上がっています。ケース部分もやや大きめの11mmと存在感があり、オリジナルとは違った魅力が詰まっています。
ベンチュラは大ヒット映画「メン・イン・ブラック」で出演者が着用するキーアイテムとしても知られていますが、ベンチュラ CHRONO QUARTZは「メン・イン・ブラック2」で主演を務めるウィル・スミスが着用したことでも話題となりました。
3.ベンチュラ VENTURA QUARTZ
続いては『ベンチュラ VENTURA QUARTZ』。
こちらのモデルは、オリジナルのベンチュラのケースカラーをゴールドに変更。黒が基調のオリジナルとはひと味違うエレガントな雰囲気に仕上がっています。ベルトとのコントラストが映えるだけでなく、秒針の先には赤色を施すなど細部へのこだわりも◎。オリジナルの形式美を残しつつ、個性を加えたい方におすすめです。
4.ベンチュラ ELVIS80 AUTO
エルヴィス・プレスリーが愛用したとされるベンチュラ。エルヴィス生誕80年に彼へのオマージュとして製造されたのが、『ベンチュラ ELVIS80 AUTO』です。
自動巻きモデルの同モデルは、生誕80年にちなんで80時間の標準持続時間を備えています。デザインはケースや盤面まで黒をベースにし、インデックス部分の白とオレンジが絶妙なアクセント役に。シックでありながら、エルヴィスのパワフルなスタイルを連想させるモデルです。
5.ベンチュラ OPEN HEART AUTO
最後にご紹介するのが『ベンチュラ OPEN HEART AUTO』。
こちらも自動巻きの3針ムーブメントを採用したモデルで、盤面には窓状のスケルトンデザインが採用されています。ムーブメントの駆動を確認できる腕時計好きにはたまらないデザインで、OPEN HEARTというネーミングとの親和性を感じさせます。秒針の先には赤のアクセントを施すなど、細部までハイセンスな人気モデルです。
オリジナリティあるおしゃれを求める人にこそベンチュラはおすすめ
ハミルトンのベンチュラは、世界初の電池式腕時計として業界に衝撃を与えました。それだけでなく、独創的でモダンなアシンメトリーケースはおしゃれ好きの心を掴み、現在に至るまでハミルトンを代表するモデルとして愛され続けています。
おしゃれの定義はさまざまですが、人とは違ったオリジナリティあるスタイルは、いつの時代もおしゃれ好きの憧れです。ベンチュラはそんなおしゃれ心や遊び心を忘れない大人にこそ似合うアイテム。
唯一無二のアイテムで、あなたらしいおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
サーフィンやダイビング、SUP(サップ)をはじめ、マリンスポーツを楽しむなら持っていたいのが防水腕時計です。水中でも気兼ねなく使用できるのはもちろん、多彩な機能で安全で快適なアクティビティをサポートしてくれます。
そこで今回は大人メンズにおすすめしたい防水腕時計をご紹介します。時計専門店スタッフへの取材経験を持つ筆者が厳選したアイテムを、この機会にぜひチェックしてください。
防水腕時計の選び方は?3つのポイントを解説
まずは防水腕時計を選ぶ際のポイントを、3つの視点から解説します。
1.腕時計の防水性能を確認する
1つ目のポイントは腕時計の防水性能です。最初に覚えておきたいのが、腕時計の防水性能には2種類の表示方法がある点です。
具体的には「日常生活防水」と「潜水防水」の2つがあります。防水腕時計を選ぶ際は、まず自分が使用するマリンスポーツの種類や着用するシーンを想定し、どちらの腕時計を選べばいいのか確認する作業から始めましょう。
日常生活防水
日常生活防水では「〇気圧防水」といった表記をされます。1気圧は水深10mを意味しますが、ここで注意したいのがこの表記は「静止した状態」での性能を意味している点です。
たとえば10気圧防水の腕時計は100mの水深にゆっくり沈めていけば耐えられる性能があります。しかし、ダイビングやシュノーケリングのように動作による衝撃が加わることは想定していません。
下記の表で日常生活防水で想定されるマリンスポーツやシーンを解説していますので、参考にしてください。
2~3気圧防水(日常生活用防水)雨や食器洗い、洗顔など5気圧防水(日常生活用強化防水)ヨットや釣り、洗車や農作業など10気圧防水~20気圧防水(日常生活用強化防水)海やプールでの水泳やサーフィン、川遊びなど
潜水防水
潜水防水はダイビングやシュノーケリングなどにも耐えられる防水性能を誇り、「〇m防水」といった表記をされます。この場合はメートル表記がそのまま潜水の度合いを意味します。
自分が潜る水深より余裕を持った防水性能の腕時計を選んでおくと安心です。
100m~200m防水(空気潜水用防水)スキューバダイビングやシュノーケリング200m~1,000m防水(飽和潜水用防水)本格的な飽和潜水
2.マリンスポーツと相性のいい機能から選ぶ
腕時計には多彩な機能が搭載されています。マリンスポーツを楽しむなら使用シーンと相性のいい機能が備わったモデルを選んでみましょう。
たとえばソーラー充電や自動巻き機能で電池交換が不要なモデルはおすすめです。防水腕時計は電池交換の際に防水テストが必要となるため、電池交換に時間がかかります。専門店に依頼する必要もあるため、電池交換が不要なモデルを選んでおくと手間がかかりません。
また文字盤やインデックス部分が光る夜光機能が備わっていれば、水中での視認性を確保できます。
3.ベルトの素材も要チェック!
防水腕時計を選ぶなら、ベルトの素材も確認するのがおすすめです。水に強いステンレスやチタン、ラバーやナイロン素材などであれば錆びの心配もなく耐久性にも優れています。
とくにラバーやナイロンは防水性能が高く、マリンスポーツはもちろんアウトドアにも使用できるなど屋外での活動が多い方におすすめ。ステンレスやチタンはラバーやナイロンに比べるとやや防水性能に劣りますが、普段使いやフォーマルシーンにも合わせやすい汎用性が魅力です。
マリンスポーツにおすすめの防水腕時計5選
ここからは大人メンズにおすすめしたい防水腕時計を5つご紹介します。
1.ハミルトン カーキ ネイビー OPENWATER AUTO
防水性能 30気圧防水ムーブメント 自動巻きバンド ラバー
まずご紹介するのがハミルトンの『カーキネイビー OPENWATER AUTO』。ハミルトンが水中での使用を目的に製造したモデルで、黒を基調にしたシンプルなカラーリングながらハミルトンらしい気品ある雰囲気が大人の男性によく似合います。
ラバー素材のベルトは波の形状がデザインされており、30気圧防水でマリンスポーツにも難なく対応します。インデックス部分には夜光塗料が施され、暗い場所でも視認性を確保。普段使いで着用してもおしゃれな人気モデルです。
https://funday.jp/article/234/
2.G-SHOCK FROGMAN GWF-A1000C-1AJF
防水性能 200m防水ムーブメント ソーラー充電バンド コンポジットバンド(メタルと樹脂)
G‐SHOCKが展開する潜水性能を備えた“FROGMAN(フロッグマン)”シリーズ。同シリーズで初となるアナログ時計として発売されたのが『GWF-A1000C-1AJF』です。
ダイバーズスーツの上からでも着用しやすいコンポジットバンドを採用。カーボン繊維を使った高い防水性能は200mまでの潜水に耐える設計となっています。LEDを使った「スーパーイルミネーター」は文字盤を明るく照らし、水中の暗い場所でも視認性を確保。またソーラー充電やスマートフォンリンク、透明度が高く傷がつきにくい特徴を持つサファイヤガラスなど、これでもかと機能が搭載されたハイスペックなモデルです。
G-SHOCKらしいタフなデザインも魅力で、マリンスポーツの相棒として活躍してくれます。
https://funday.jp/article/635/
3.セイコープロスペックス DIVER SCUBA SBDJ053
防水性能 200m防水ムーブメント ソーラー充電バンド ステンレス
限界に挑むプロ向けのシリーズとして人気を博しているセイコープロスペックス。『DIVER SCUBA SBDJ053』は200mの潜水にも対応した高い防水性能を誇るモデルです。
ケースには錆びにくいステンレス素材を採用。ベゼル部分には赤と青のカラーリングが施されており、デザインのアクセントとなっています。スーツにも似合うのがこのモデルの特徴で、オンとオフの二刀流として愛用できます。
ソーラー充電を採用しているので電池交換の手間がかかりません。視認性、耐久性の高さは折り紙付きで、長く相棒として活躍してくれるモデルです。
https://funday.jp/article/686/
4.シチズンプロマスター マリン BN0156-13W
防水性能 200m防水ムーブメント ソーラー充電バンド ウレタン
グリーンの鮮やかなカラーリングが目を引く『シチズンプロマスター マリン BN0156-13W』。わずかな光でも充電可能な光発電「エコ・ドライブ」を採用しており、長時間の稼動にも難なく対応します。
200m防水やウレタン素材のバンドなど、マリンスポーツでの活動をサポート。視認性や堅牢性にも優れ、夜光塗料で暗闇でも文字盤をしっかり確認できます。
https://funday.jp/article/702/
5.ガーミン Instinct 2 Dual Power Surf Edition
防水性能10気圧防水ムーブメントソーラー充電バンドシリコン
デザイン性に優れたスマートウォッチブランドとして人気のガーミン。同ブランドがマリンスポーツに特化したモデルとして発売したのが、『Instinct 2 Dual Power Surf Edition』です。
サーフィン、ウィンドサーフィン、カイトボード、SUPなどのマリンアクティビティに対応した機能が搭載されており、多彩なデータの表示・計測が可能。ライフログの計測にも優れ、水陸両用で24時間あなたの生活をサポートします。
デザインはベースの黒と白のガゼルの組み合わせが魅力。カジュアルなおしゃれを楽しみたい方にもおすすめのモデルです。
https://funday.jp/article/1136/
ライターからひとこと
今回はマリンスポーツに最適な防水性能に優れた腕時計をご紹介しました。
防水性能に優れた腕時計なら、水中でも気兼ねなく装着が可能。また多彩な機能を搭載したモデルなら用途やシチュエーションに応じた幅広い楽しみ方を実現できるため、アクティビティの満足度が一気に高まります。
マリンスポーツを思う存分楽しむための相棒を、この機会にぜひお選びください。
タフな環境にも耐える機能性とヴィンテージ感溢れるファッション性を兼ね備えたミリタリーウォッチ。無骨なデザインは大人の男性から支持が厚く、アウトドアや普段使いなど幅広いシーンで活躍する万能さも人気を集めています。
しかしいざミリタリーウォッチを購入するとなると、選び方のポイントやどのモデルを購入するのか悩んでしまうもの。そこで今回は大人の男性におすすめしたいミリタリーウォッチをご紹介します。
筆者が時計販売店の専門スタッフに取材した経験も交えながら、ミリタリーウォッチの魅力をたっぷりとご紹介します!
大人の男性におすすめのミリタリーウォッチ5選
さっそく、ミリタリーウォッチの中から大人メンズにおすすめのモデルをご紹介します。
1.HAMILTON カーキフィールド メカ
まずはHAMILTON(ハミルトン)の『カーキフィールド メカ』をご紹介します。カーキフィールドはハミルトンが展開するミリタリーシリーズで、「フィールド」は陸をイメージしたデザインが特徴です。
ミリタリーウォッチらしいシンプルな装いだけでなく機能性にも優れ、黒の文字盤は夜間でも視認性を高めるためインデックスと針部分に夜光塗料を使用。ベルトは耐久性に優れたNATOストラップを採用し、タフな環境下でも気兼ねなく着用できます。
カジュアルシーンやアウトドアシーンなど幅広いコーデと相性が良く、万能なアイテムとして活躍してくれます。
https://funday.jp/article/234/
2.HAMILTON カーキパイロット パイオニア メカ
続いてもHAMILTON(ハミルトン)のモデルから『カーキパイロット パイオニア メカ』をご紹介。
ハミルトンはパイロットウォッチへのリスペクトが強いブランドとして知られていますが、そんな思い入れの強さを具現化したモデルがこちら。飛行中でもはっきりと視認できるクリアな盤面と、やや丸みを帯びた縦長のケースはレトロな風合いを感じさせます。
手巻き式(機械式)ながら80時間の標準持続時間を誇り、10気圧の防水性能はアウトドアシーンでも活躍します。なにより、シンプルながら歴史の息遣いを感じさせるミリタリーデザインは男心をくすぐる逸品。ハミルトンの高品質な製造技術をぜひその手で体感してください。
3.G-SHOCK GA-B2100-1A1JF
どんなタフな場面でも抜群の耐久性と性能を保つG-SHOCK。そんなブランドからは『GA-B2100-1A1JF』をピックアップしました。
初代G-SHOCKのデザインを継承したGA-2100の八角形のケースは実に特徴的。機能性も優れており、耐衝撃性能はもちろん20気圧の防水性能、ソーラー駆動やLEDライト、ストップウォッチ機能などあらゆるシチュエーションを思う存分楽しめる機能が揃っています。
またBluetoothによるスマートフォンリンクを使えば、より正確な時間表示やアプリ連携も可能。進化を止めないG-SHOCKの魅力が詰まったおすすめモデルです。
https://funday.jp/article/635/
4.SEIKO PROSPEX フィールドマスター SBDY103
SEIKOのプロ仕様モデルとして人気のPROSPEX(プロスペックス)。アウトドアやスポーツなど各分野のプロフェッショナルから高い信頼を得る同ブランドからは、『フィールドマスター SBDY103』をご紹介します。
アウトドアでの使用を想定したフィールドマスターらしく、どっしりとした存在感あるフォルムが特徴。20気圧防水や耐衝撃に優れる「サファイアガラス」の採用。夜間に発光するルミブライト(蛍光塗料)により視認性を高めるなど、屋外でのタフな動きにもしっかり対応するハイスペックモデルです。
黒の文字盤とベゼル、シルバーのケースの組み合わせは重厚感があり、カーフレザー(仔牛皮)のクラシックな雰囲気ともよくマッチしています。
https://funday.jp/article/686/
5.TIMEX ウィークエンダー
最後にご紹介するのは、TIMEX(タイメックス)が展開するミリタリーシリーズ『ウィークエンダー セントラルパーク』です。
シンプルな丸型のケースは無駄がなく、24時間表示で実用性に優れています。文字盤にはタイメックスの特徴でもある「インディグロナイトライト(全面発光機能)」が施され、視認性を確保。ブルーのナイロンベルトのカラーリングはどんなファッションコーデとも相性が良く、普段使いとしても着用できるおしゃれなモデルです。
https://funday.jp/article/1488/
ミリタリーウォッチの特徴や選び方のポイントは?
ミリタリーウォッチとは、もともと軍用に開発された腕時計の種類です。過酷な環境で活動する軍隊の為に、耐久性や機能性に優れたタフな腕時計に仕上がっています。
軍の高い要求に応えるべく、各社が研究開発を重ねた末に誕生したミリタリーウォッチは、一般的な腕時計に比べハイスペックなモデルが多いのが特徴。
また無駄な装飾が少なく、徹底して機能性を追い求めた無骨なデザインもミリタリーウォッチの魅力です。ヴィンテージ感があるデザインはアウトドアやカジュアルシーンで活躍するファッションアイテムとして人気で、大人の男性から厚い支持を集めています。華美で煌びやかな装飾がない分、身に付ける人にスマートで実直な印象を与え、頼もしい雰囲気を演出してくれるアイテムです。
では、ミリタリーウォッチを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
※サングラスパーツの名称は上記の画像を参考にしてください
選び方1.ベルトの素材から選ぶ
腕時計の印象を左右する重要なパーツがベルト部分です。とくに素材の違いは全体の印象をがらりと変えてくれます。
ミリタリーウォッチで人気なのがナイロン素材。軽さや着け心地の良さ、ミリタリーウォッチとの相性の良さから定番の素材に挙げられます。とくにNATO軍が採用している「NATOベルト」は耐久性やデザイン性からミリタリーウォッチ好きから人気です。
汚れにくく防水性に優れたラバー素材も、屋外で着用する機会が多いミリタリーウォッチにはおすすめです。アウトドアで水に濡れたり汗をかいたりしても気にすることなく身に付けられます。使用後に水洗いして手入れできるのも魅力。
レザー素材は使い続けるほど味が出てくるため、ヴィンテージ感あるミリタリーウォッチの魅力を引き出してくれます。レトロで大人の雰囲気を演出するにはぴったりです。
選び方2.ムーブメントから選ぶ
ムーブメントとは腕時計の駆動をつかさどる部分で、大きく「機械式」と「クォーツ式」の2つのタイプに分けられます。
【機械式】
機械式は時計内部に組み込まれたゼンマイや歯車を使って駆動させる仕組みで、伝統的な腕時計らしさを感じさせます。スケルトン仕様でムーブメントの動作が確認できるモデルなら、繊細で精巧な腕時計の動きを直接確認できます。ギミックや機械の仕組みに興味があるなら断然機械式がおすすめです。
また機械式は電池を使わずリューズを巻き上げて使用するため、電池切れの心配がありません。定期的にリューズを巻き上げる手巻き式は手間がかかりますが、その分腕時計の奥深い魅力を感じられます。自動巻き上げ式なら、わざわざリューズを巻く手間が省け効率的です。
ただ、機械式を長く使い続けるには、定期的なメンテナンスが欠かせない点はお忘れなく。
【クォーツ式】
クォーツ式は電池を使ってゼンマイや歯車を稼動させる仕組みです。機械式に比べ時間の誤差が少なく、正確に時を刻めます。わざわざリューズを巻き上げる手間もかからず、より実用的な腕時計を求める人におすすめです。
電池切れの際は最寄りの時計店や専門店で電池交換をしてもらいましょう。
選び方3.腕時計の機能から選ぶ
ミリタリーウォッチは一般的な腕時計に比べ、多彩な機能が搭載されています。用途やシーンに合わせて、機能性から腕時計を選ぶのもおすすめです。
たとえばアウトドアやマリンスポーツでも活躍できる「防水機能」や、衝撃からケース内部を守ってくれる「耐衝撃機能」。夜間になると文字盤が発光して視認性を確保する「夜光塗料」搭載モデルなら、暗い場所での活動でも安心です。
この他にも屋外で日光に当たり充電が可能な「ソーラー充電」は、アウトドアやキャンプなど長時間の活動を目的とする方におすすめ。「温度計」や「高度計」や、「クロノグラフ」を使ったストップウォッチ機能などがあれば、アウトドアからスポーツまで多様なシーンで活躍してくれます。
長く身につけられるデザイン性も大切に
さて、時計販売店の専門スタッフに取材をするとよく耳にするのが「子や孫にプレゼントしたいので、腕時計をメンテナンスしてほしい」というエピソードです。
品質や耐久性に優れた腕時計なら、きちんとメンテナンスを施せば10年、20年と長い期間正確に時を刻み続けてくれます。劣化しやすいバンド部分も交換が可能なので、思い入れのある腕時計を「子や孫にプレゼントしたい」という気持ちはよく分かります。
また子や孫にプレゼントする機会はなくても、せっかく腕時計を選ぶなら長く身に付けられるデザインを選んでおくのはおすすめです。「10年後も使い続ける」という未来目線で腕時計を選んでおけば、共に同じ時間を過ごしてくれる唯一無二の“相棒”として活躍してくれるはずです。
ライターからひとこと
今回は、大人の男性におすすめのミリタリーウォッチをご紹介しました。
軍用に開発されたミリタリーウォッチは機能性や実用性が高く、多彩な機能が搭載されているハイスペックな腕時計です。また無骨でタフなデザインは大人の男性によく似合い、普段使いはもちろんアウトドアやスポーツシーンでも活躍してくれます。
華美な装飾がないスマートなデザインだからこそ、身に付ける人の実直さや自信が表れるミリタリーウォッチ。ぜひこの機会に、おしゃれなワンアイテムをあなたのラインナップに加えてみてはいかがでしょうか。
年齢を重ねた大人ともなれば、結婚式やパーティーといった冠婚葬祭、格式ある式典や会食に参加する機会も増えてきます。そうした場に赴くときは、やはりその場に適したドレスウォッチを身に付けるのがマナーです。
しかしドレスウォッチを選ぶとなると、選び方のポイントに悩んでしまうもの…。
そこで今回は筆者が時計販売店の専門スタッフに取材した経験をふまえて、ドレスウォッチの特徴や選び方のポイントについてご紹介します。また、厳選したおすすめモデルもご紹介していますので、時計選びの参考にお役立てください!
ドレスウォッチとは?大人のたしなみとして持っていたい腕時計
ドレスウォッチとは、結婚式やパーティーといった冠婚葬祭、格式の高い式典や高級店での会食などに適した腕時計です。
年齢を重ねればこうした会場に足を運ぶ機会も多いですが、大人ともなれば場に適したドレスウォッチを身に付けるのがたしなみというもの。普段はスポーツウォッチやカジュアルな腕時計を身に付ける方でも、その日だけはフォーマルシーンにあったドレスウォッチを選ぶのがマナーです。
ドレスウォッチの選び方は?
ドレスウォッチの定義は「あまり華美ではなく、落ち着いたクラシックな腕時計」が基本となります。欧州のようにドレスコードが厳格な場では「針は2針」「襟口に収まる薄型のケース」といった細かな定義がありますが、日本ではよほど格式ある場でなければここまで厳しいドレスコードは設けられていません。
とはいえ、やはりドレスウォッチとしての基本を押さえた腕時計選びがマナーといえます。ここでは、ドレスウォッチの選び方のポイントを5つご紹介します。
※腕時計パーツの名称は下記のイラストにて紹介しています
選び方1.アナログ腕時計を選ぶ
ドレスウォッチの基本はアナログ腕時計です。最近ではスマートウォッチやスポーツウォッチのようなデジタル腕時計が人気ですが、フォーマルな場にはふさわしくないとされています。
また、クラシックなアナログ腕時計は知的で大人な雰囲気を感じさせるため、ドレスコードにもよく似合います。落ち着いたスマートな印象を感じさせるためにも、ドレスウォッチはアナログ腕時計から選んでみましょう。
選び方2.文字盤は白やシルバーを選ぶ
文字盤の色は白やシルバーが定番です。また無駄な装飾や華美な印象を与えるデザインよりも、シンプルで無駄のないデザインがドレスウォッチには適しています。
あまりドレスコードが厳しくない場であれば、グレーやネイビーといった落ち着いた色であれば大丈夫でしょう。
選び方3.薄型のケースを選ぶ
腕時計のケース部分は、薄型のものを選んでみましょう。欧州では「襟口に収まる」薄型の腕時計がドレスウォッチとして好まれます。日本はそれほど厳格ではないとはいえ、あまりごつごつとして大きいサイズのケースは「悪目立ち」してしまいます。
具体的にはドレスコードが厳しい場ならケース径が36mm以下。あまり厳しくない場なら40mm程度のモデルを選ぶと間違いがないでしょう。
選び方4.バンドの素材は皮がおすすめ
ドレスウォッチのバンド部分の素材は、皮(レザー)がおすすめです。クラシックな落ち着いた雰囲気はフォーマルなドレスコードにもよく似合います。また金属を用いたメタルベルトも、それほどドレスコードが厳しくない場であれば身に付けても問題ありません。
カジュアルシーンで人気のナイロンベルトやラバーベルトは、ドレスコードにふさわしくないため選ばないようにしましょう。
選び方5.3針でも問題なし。ドレスコードが厳しいなら2針を選ぶ
ドレスコードが厳しい会場では、秒針がない2針の腕時計を選ぶのがマナーです。しかしそれほどドレスコードが厳しくない場であれば、秒針がある3針の腕時計を選んでも問題ありません。
とくに日本では厳格なドレスコードを設けている場は限られているため、親族や職場の同僚の冠婚葬祭、パーティーに身に付けている程度であれば3針を選んでも大丈夫でしょう。ただドレスコードに厳しい業界で働いているなら、冠婚葬祭やパーティーでも格式が重んじられます。こういった業界で働いている場合や、格式高い場に赴く機会が多いなら2針を選んでおくと間違いがありません。
【筆者厳選】大人におすすめのドレスウォッチ4選
ここからは筆者が厳選した大人におすすめのドレスウォッチをご紹介します。
1.グランドセイコー SBGX295
文字盤カラー白ケース径37mmバンドクロコダイルレザー(ワニ皮)針3針
国産の高級腕時計として知られるグランドセイコーの『SBGX295』。白の文字盤にシルバーの針とインデックスの組み合わせはドレスウォッチにふさわしい落ち着いた装い。ケースは37mmとサイズ感も丁度よく、フォーマルなファッションにもよく似合います。
バンドには黒のクロコダイルレバーを使用することで全体が引き締まった印象に。大人の装いとして「間違いない」おすすめモデルです。
https://funday.jp/article/601/
2.ハミルトン JAZZMASTER VIEWMATIC
文字盤カラーシルバーケース径40mmバンドカーフレザー(牛皮)針3針
続いてご紹介するのは、ハミルトンの中でもクラシックな雰囲気で人気を集めるJAZZMASTER(ジャズマスター)シリーズの『VIEWMATIC(ビューマチック)』。
文字盤は白に近いシルバーを採用し、スタイリッシュな印象に仕上がっています。細く繊細な針のサイズ感や、40mmと広めのケース幅はモダンな雰囲気を醸し出し、ハミルトらしさが表れています。バンドにはカーフレザーを使用。落ち着いた大人なテイストをさらに際立たせます。
https://funday.jp/article/234/
3.IWC ポートフィノ
文字盤カラー白ケース径40mmバンドアリゲーターレザー(ワニ皮)針3針
スイスの購入腕時計として名高いIWC。ブランド中でも気品ある優雅なシリーズとして知られるのが『ポートフィノ』です。
白の文字盤にはやや明るめのピンクゴールドのダイヤルと針が施され、気品ある雰囲気を感じさせます。やや丸みを帯びたベゼル部分もこのモデルの特徴で、バランス感の良いデザインに仕上がっています。ベルトには黒のアリゲーターレザーを使用。ドレスウォッチとして完成度が高いおすすめのモデルです。
https://funday.jp/article/611/
4.RADO DiaMaster
文字盤カラー白ケース径41mmバンドレザー針3針
近未来的で独創的なモデルを生み出し続けるスイスの腕時計ブランド・ラドー(RADO)。人目を引く個性的なモデルが多いですが、ドレスウォッチに似合うシンプルなモデルとして人気なのが『DiaMaster(ダイヤマスター)』です。
白と黒だけで統一されたデザインは、どんなフォーマルシーンでも着用可能。文字盤は41mmと若干大きめですが、ケース厚は8.3mmと薄型に設計されているためすっきりした印象を感じさせます。インデックスはローマ数字が使用され、よりフォーマルな雰囲気に。ドレスウォッチに迷ったら、選んでおいて損はないモデルです。
https://funday.jp/article/715/
ライターからひとこと
今回は大人のフォーマルシーンによく似合うドレスウォッチをご紹介しました。
年齢を重ねるほどに、冠婚葬祭やパーティーなど、格式高い場所へ赴く機会も増えます。そんなときには大人のたしなみとして、ドレスウォッチを一本手元に持っておくと安心です。この機会にフォーマルシーンによく似合うモデルを、あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
普段はきっちりとしたフォーマルな腕時計を選ぶ方でも、休日はカジュアル腕時計でファッションやプライベートを楽しみたいもの。OFFの過ごし方をいかに充実させるかは、人生を楽しむための重要なポイントです。
そこで今回は大人メンズに似合う、カジュアルデザインの腕時計をご紹介します。さまざまなブランドの中から「これぞ!」というアイテムをピックアップしていますので、時計選びの参考にしてください。
カジュアル腕時計でプライベートシーンを充実させよう
「カジュアル腕時計は若い世代のアイテム」。そんなイメージからカジュアルデザインの腕時計をあきらめてはいないでしょうか。
大人の男性にとって腕時計といえば、仕事やフォーマルな場面で身に付けるきっちりしたアイテムを連想します。とくに年齢を重ねるほど、「年齢にあった装いを」と考えてしまうもの…。
しかし心の中では、「もっと遊び心のあるアイテムを身に付けたい!」「守りに入らず攻めのファッションを楽しみたい」と考えている方も多いはずです。年齢を重ねた大人世代だからこそ、OFFの過ごし方が日々の活力やパフォーマンスにつながります。
カジュアル腕時計ならワンアイテムでファッションの雰囲気を一変でき、充実したプライベートのよき「相棒」となってくれます。休日やプライベートシーンだからこそ、妥協せずおしゃれなアイテムを選んでみてください。
カジュアル腕時計の選び方は?
さて、カジュアル腕時計を選ぶときは、どんなポイントを押さえればいいのでしょうか。ポイントは大きく3つです。
デザインの好みで選ぶ
ベルトの種類で選ぶ
欲しい機能から選ぶ
デザインの好みで選ぶ
カジュアル腕時計を選ぶ際は、まず自分好みのデザインを最優先しましょう。せっかく普段とは違った装いの腕時計を選ぶなら、デザインにはこだわりたいものです。身に付けているだけで気分が上がるようなアイテムなら、休日やプライベートの充実感がグッと高まります。普段からはちょっと冒険するようなアイテムを選ぶのも、カジュアル腕時計の楽しみ方です。
ベルトの種類で選ぶ
腕時計選びではベルトの種類も参考にしてみましょう。
カジュアル腕時計で人気なのがミリタリーテイストを楽しめる「ナイロンベルト」です。カジュアルな印象が強く、アウトドアシーンやアクティブな活動とも相性が◎。ちょうどいい抜け感があるのもナイロンベルトの魅力でしょう。
またシリコン素材の「ラバーベルト」もカジュアルな雰囲気が人気です。レジャーやマリンスポーツでも気兼ねなく着用でき、汗や水に強いのも特徴です。
この他にも、丈夫で耐久性が高いのが「ステンレスベルト」、使い続けるほど味が出てくる「レザーベルト」なども人気です。ベルトの種類は腕時計の雰囲気を左右するポイントだけに、カジュアル腕時計を選ぶときは注目してみましょう。
欲しい機能から選ぶ
3つ目のポイントは欲しい機能から選ぶこと。
カジュアル腕時計を着用するのはプライベートや休日が多くなります。OFFの時間にどんな過ごし方をするかを参考にすると、欲しい機能が見えてきます。
たとえばマリンスポーツが好きなら防水性能に優れたモデルを選びましょう。また登山やトレッキングが好きなら位置情報連携やコンパス機能があると便利です。スポーツで使用するなら耐久性や耐傷性に優れていると気兼ねなく使えます。
近年は多彩な機能を備えた腕時計が続々とリリースされているので、自分の欲しい機能が搭載されたモデルを選んでみましょう。
おすすめのカジュアル腕時計5選
ここからは大人の男性におすすめしたいカジュアル腕時計をご紹介します。各ブランドから1モデルをピックアップしてご紹介していきます。
1.ハミルトン│カーキ フィールド MECHANICAL
まずご紹介するのが、ハミルトンの『カーキ フィールド MECHANICA』です。ハミルトンらしいミリタリーテイストに仕上がった腕時計で、ナイロンベルトがカジュアルな雰囲気を引き立てます。黒で統一されたカラーリングも◎。
38mmとサイズ幅が小さめながら視認性も高く、5気圧(水深50m)防水やパワーリザーブ標準持続時間が80時間などタフなシーンでも活躍してくれる人気モデルです。
【ブランドストーリー】
1892年にアメリカで創業したハミルトンは、アメリカの鉄道や航空産業と関係が深く、ミリタリーウォッチを数多く展開しています。また独創的なデザインは映画界でも人気で、多くのヒット作品に「出演」した腕時計ブランドとしても知られています。
https://funday.jp/article/234/
2.IWC│ポルトギーゼ・クロノグラフ
続いてご紹介するのは、IWCの『ポルトギーゼ・クロノグラフ』。
IWCらしい洗練されたデザインながら、ブルーのレザーベルトと針のカラーリングがカジュアルな印象を与えてくれます。2つのクロノグラフ(小さな時計)による計測機能が付いているのも魅力。41mmとやや大きめのサイズながら厚みを13.0 mmに抑えてスポーティーな印象に仕上がっています。
【ブランドストーリー】
IWCはスイスを代表する高級腕時計ブランド。シンプルで無駄のない作りは世界的に評価が高く、大人も憧れる腕時計ブランドです。落ち着いたモデルが多いものの、遊び心を利かせた魅力あるアイテムも展開。プライベートシーンをおしゃれに着飾ります。
https://funday.jp/article/611/
3.セイコープロスペックス│フィールドマスター SBDY099
セイコープロスペックスの『フィールドマスター SBDY099』は、アウトドアやレジャーを想定してデザインされたモデル。
同ブランドのダイバーズウォッチはタートル(亀)の愛称で親しまれていますが、そのデザインをベースに陸仕様に仕上げたのがSBDY099です。ファンからは「リクガメ(陸上の亀)」の愛称でも有名。
サファイヤガラスを採用した耐久性や、最大巻上時約41時間の持続性、20気圧(水深200mm)の耐水性などタフなシーンでも活躍する頼りになる腕時計です。
【ブランドストーリー】
国産腕時計ブランドのセイコー(SEIKO)から、スポーツやアウトドア向けに特化したラインとして生まれたのが「プロスペックス(Prospex)」です。ダイバーズウォッチをはじめ陸海空のタフな環境で活躍する多彩なモデルが揃っています。
https://funday.jp/article/686/
4.ベル&ロス│インストゥルメント BR03-92
『BR03-92』は航空計器からインスパイアされたベル&ロスの腕時計です。
無駄のない機能美を追及するベル&ロスですが、同モデルは洗練された先に残された腕時計の魅力がぎゅっと凝縮されたデザインが特徴。スクエア型のケースに白と黒のモノトーンカラーで仕上げられた見た目は、カジュアルシーンのおしゃれにワクワク感をプラス。
遊び心と大人の余裕を演出するなら同アイテムがぴったりです!
【ブランドストーリー】
1992年にフランスで創業した腕時計ブランド。「デザインは機能に従う」をコンセプトに徹底して無駄を削ぎ落した機能美を追及する姿勢は高い評価を得ています。フォーマルやカジュアルといった枠を超越した、独創的な魅力がベル&ロスには宿っています。
https://funday.jp/article/660/
5.G-SHOCK│BASIC AW-500BB-1EJF
最後にご紹介するのはG-SHOCKの『BASIC AW-500BB-1EJF』。
デジタル表示のイメージが強いG-SHOCKですが、近年はアナログ表示のモデルも人気。もちろんブランド最大の売りである耐久性はそのままに、アナログらしい趣ある仕上がりが魅力です。
AW-500BB-1EJFは黒で統一したシンプルなカジュアル腕時計。アウトドアシーンはもちろん、ショッピングやドライブなど普段使いもおすすめです。
【ブランドストーリー】
1983年に日本のCASIOから誕生したG-SHOCK。頭文字のGはグラビティー・ショック(落下による引力の衝撃に耐える意味)の意味で、優れた耐久性は全世界から注目を集めました。90年代の歴史的ブームを経た現在でも、多くのファンを魅了し続ける人気ブランドです。
https://funday.jp/article/635/
ライターからひとこと
今回は大人に似合うカジュアルデザインのおすすめ腕時計をご紹介しました。
年齢を重ねるごとに、「OFFの時間をどう過ごすか」はライフスタイルを充実させるテーマとなってきます。いつまでも遊び心や冒険心を失いたくない…!そんな気持ちが人生の満足感を高めてくれます。
カジュアル腕時計は、腕元のワンアイテムで雰囲気を一変できる魅力的なアイテムです。休日やプライベートシーンをもっと楽しむためのアイテムを、この機会に探してみてはいかがでしょうか。
アメリカ発の腕時計ブランドとして、世界中で人気のハミルトン。時代を先取りした革新的なデザインはファッション性も高く、多くの人々を魅了してきました。
そんなハミルトンは映画との関係が深く、ブランド初期から数多くの映画に“出演”しています。大ヒットを記録した話題作にも登場しており、題名を聞けば「あのシーンの腕時計か!」と、驚く人も少なくないはずです。
今回は映画に登場したハミルトンの腕時計を5つご紹介します。登場する作品もご紹介していますので、合わせてチェックしてみてください!
長年映画とのつながりが深いハミルトンの腕時計
ハミルトンは1892年にアメリカで創業した腕時計ブランドです。正確に時を刻む性能の高さはブランド創業期から評価が高く、鉄道草創期にはアメリカの鉄道時計として安全運行の要として注目されました。
鉄道産業で培った信頼とノウハウは、その後航空産業や軍事産業でも活躍します。視認性の高さや耐久性の高さが求められる業界の要求に応え続け、世界に名立たる腕時計ブランドとしての地位を確立しました。
そんなハミルトンはスクリーンの向こう側でも、活躍の場を広げてきました。『上海特急(1932年)』で映画デビューを果たすと、その後も数多くの話題作・ヒット作に登場します。これまで映画とTVに“出演”した本数は500本以上を数え、作中に登場する腕時計に一目惚れして購入する人も多いようです。
SF映画の名作をはじめ数多くの作品にハミルトンが登場する
ハミルトンが登場した映画として有名なのが、SF映画の歴史に名を残す名作『2001年宇宙の旅(1968年)』です。劇中で登場する宇宙時計の製作をハミルトンが担当していますが、巨匠スタンリー・キューブリック監督が直々に製作を依頼したエピソードは有名です。
海軍の特殊工作員の活躍を描いた『フロッグメン(1951年)』では、隊員が着用するダイバーズウォッチとしてハミルトンが登場。またエルヴィス・プレスリーが主演を務めた『ブルーハワイ(1961年)』にもハミルトンの腕時計が使用され、プレスリーはその後も長年ハミルトンの腕時計を愛用したといいます。
最近では『ダークナイト・ライジング(2012年)』や『オデッセイ(2015年)』、『インデペンデンスデイ・リサージェンス(2016年)』などが有名。
稀代の名匠クリストファー・ノーランが監督を務めたヒット作『インターステラー(2014年)』と『TNETE(2020年)』では、ストーリーに深く関わる場面でたびたびハミルトンの腕時計を目にします。『メン・イン・ブラック(1997年~)』ではシリーズ全編に登場し、主人公達の相棒役を務めています。
相棒つながりでは日本の人気TVドラマ『相棒』シリーズで反町隆史が演じる冠城亘が、劇場版やドラマでハミルトンの腕時計を着用し話題となりました。
映画に登場するハミルトンのおすすめ腕時計5選
ここまでご紹介してきたように、これまで数多くの映画に登場し存在感を示してきたハミルトンの腕時計。印象的なシーンに登場する機会も多く、作品を観ながら「あの腕時計が欲しい」と感じた方も多いのでは。
そこでここからは、映画に登場したハミルトンの腕時計の中から、とくにおすすめしたい人気モデルを5つご紹介します。
1.カーキフィールド マーフ オート
登場作品:『インターステラー(2014年)』
異常気象による人類滅亡を救うべく、時空を超えた壮大なストーリーが展開する『インターステラー(2014年)』。SFのテイストをふんだんに取り入れながら、父と娘の愛を描いたクリストファー・ノーランの代表作です。
同作の登場人物マーフが着用していたのが「カーキフィールド マーフ オート」。この映画のためにハミルトンが製作したモデルは、黒の文字盤とレザーベルトが高級感を演出。80時間持続のパワーリザーブや10気圧防水など実用性にも優れたモデルで、映画ファンならずとも注目したい腕時計です。
2.ベンチュラ QUARTZ
登場作品『ブルーハワイ(1961年)』
登場作品『メン・イン・ブラック(1997年~)』シリーズ
世界初の電池式腕時計として1957年に発売されたのが「ベンチュラ QUARTZ」です。『ブルーハワイ(1961年)』ではエルヴィス・プレスリーが着用。彼はその後も同モデルをプライベートでも愛用し続けました。
またエイリアンとの攻防を描いた人気SF映画『メン・イン・ブラック(1997年~)』シリーズでは、ウィル・スミスやトミー・リー・ジョーンズらが演じるエージェントのアイテムとして登場します。
3角形の大胆なデザインは現在でもおしゃれさを感じさせ、身に着ける人の個性を演出してくれます。
3.カーキネイビー BELOWZERO TITANIUM AUTO
登場作品『TNETE(2020年)』
クリストファー・ノーランが制作した革新的な映像が全世界で話題を読んだ『TNETE(2020年)』。時間が逆行するというストーリーにはたびたび時計が登場しますが、主人公が身に着けているのがハミルトンの『カーキネイビー BELOWZERO TITANIUM AUTO』です(劇中で登場する際はデジタル表示がありますが、これは映画の特別仕様)。
潜水艦にインスパイアされたデザインは無骨で男らしいがっしりとしたデザイン。100m防水のダイバーズウォッチで耐久性に優れながら、軽量を実現し実用的にも長けています。
4.ジャズマスター VIEWMATIC AUTO
登場作品『ダークナイト・ライジング(2012年)』
ダークヒーロー・バッドマンの活躍を描いた3部作の集大成、『ダークナイト・ライジング(2012年)』には「ジャズマスター VIEWMATIC AUTO」が登場します。作中に登場する新米警官ジョン・ブレイクが身に着けていた同モデルは、シンプルで上品な雰囲気が特徴。ビジネスシーンやフォーマルシーンでも主張し過ぎず、スマートな印象を与えてくれます。
5.カーキ フィールド メカ
登場作品『ソニック・ザ・ムービー(2020年)』
人気ゲームの実写化で話題となった『ソニック・ザ・ムービー(2020年)』では、主人公ソニックの友人・トム・ワカウスキーが「カーキ フィールド メカ」を着用しています。
デザインは1960年代に発売されたオリジナルモデルを忠実に再現しており、ハミルトンに息づくミリタリーテイストを存分に感じさせてくれます。ミリタリーウォッチらしく無駄な装飾は省きながら耐久性と機能性に優れた作りが特徴。38mmのコンパクトサイズとは思えない存在感が必見です。
ライターからひとこと
今回は映画に登場したハミルトンの腕時計を5つご紹介しました。
ハミルトンは古くから映画作品の名脇役としてスクリーンに登場してきました。ストーリーに深く関連するシーンにも数多く登場し、映画を観て同じモデルを購入する人も少なくありません。
アイコニックなハミルトンの腕時計で、あなたの日常をおしゃれに彩ってみましょう。
アメリカ発の人気腕時計ブランドとして有名なハミルトン。長い歴史で培われた高い性能と幅広いラインナップで、多くの人々を魅了してきました。若い男性向けのブランドと思われがちですが、クラシックなデザインも揃っているため大人の男性からも支持を集めています。
今回はハミルトンの腕時計の中から、おすすめの商品を5つご紹介します。ブランドの魅力や選び方のポイントについても合わせて解説しています。
ハミルトンとは?豊富なシリーズとデザイン性の高さが人気の腕時計ブランド
ハミルトンは1892年にアメリカで創業した腕時計ブランドです。早くから正確に時を刻む時計性能の高さが注目され、鉄道草創期のアメリカで鉄道時計のパイオニアとして知名度を高めていきます。その後航空産業や軍事産業でも存在感を増し、世界に名だたる腕時計ブランドとして地位を確立していきました。
2003年には本社と製造拠点をスイスに移設。アメリカンスピリッツとスイスの高い時計技術を兼ね備えたブランドへと進化を遂げます。
時計性能の高さに加え、時代の先を行く高いデザイン性の高さもハミルトンの魅力です。アシンメトリーの三角形のデザインで衝撃を与えた「ベンチュラ」をはじめ、オーソドックスなデザインにこだわらない挑戦的なデザインは高い評価を得ています。
また航空・軍事産業で広く用いられた実績から、ミリタリーウォッチのノウハウに長けているのもブランドの強み。男心をくすぐるミリタリーテイストなモデルが数多く揃っています。
アメリカ・ハリウッド映画とも縁が深いブランド
ハミルトンと腕時計といえば、アメリカのハリウッド映画と縁が深いことで有名です。これまで数多くの名作に“出演”しています。
1932年のマレーネ・ディートリッヒ主演の映画『上海特急』で“デビュー”し、1951年には大ヒットミュージカル映画『ブルー・ハワイ』でエルヴィス・プレスリーがベンチュラを着用。ベンチュラはウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのコンビで大ヒットしたSF映画『メン・イン・ブラック』でも登場します。
また、現代の名匠として知られるクリストファー・ノーランの出演作にはハミルトンがしばしば登場し『インターステラー』や『TNETE』、『バッドマン ライジング」など数多くの作品で着用されています。
これまでハミルトンが登場した作品は500本以上。あなたのお気に入りの映画にもハミルトンの腕時計が登場しているかもしれません。
ハミルトンの選び方3つのポイント
さて、ハミルトンの腕時計を購入する際は、どんなポイントを押さえればよいのでしょうか。選び方のポイントは次の3つです。
シリーズの特徴から選ぶ
ベルトの種類から選ぶ
メンテナンスや保証の有無で選ぶ
1.シリーズの特徴から選ぶ
ハミルトンには数多くのシリーズが揃っています。シリーズごとにデザインや特徴に違いがあり、自分の好みに合うシリーズを見つけると時計選びが進みます。各シリーズの特徴は下記の表を参考にしてください。
シリーズ特徴ジャズマスターシンプルで上品なデザイン。さりげない遊び心で個性も演出ベンチュラ三角形のアイコニックなデザインが特徴。ブランドの代表作アメリカンクラシックビンテージ感あるシリーズ。上品で落ち着いたデザインブロードウェイ12時位置から6時位置の縦ラインが特徴。多彩なシーンで着用できるカーキフィールドミリタリーウォッチ。高いパフォーマンスとクールなデザインカーキネイビーハミルトンのダイバーズウォッチ。アウトドアシーンで自由に使えるカーキアビテーションパイロットウォッチ。視認性・機能性を兼ね備えたシリーズ
2.ベルトの種類から選ぶ
ハミルトンの腕時計は、ベルトの種類もバリエーションに富んでいます。ベルトは着け心地だけでなく、時計の印象を変えてくれる大切なパーツです。
丈夫で耐久性が高いのが「ステンレスベルト」。さまざまな環境下でも気兼ねなく使え、自由度が高い種類です。使い続けるほど味が出てくるのが「レザーベルト」。皮ならではの渋い雰囲気が男心をくすぐります。ミリタリーテイストを楽しみたいなら、「ナイロンベルト」がおすすめ。ハミルトンのルーツを感じられる種類です。
3.メンテナンスや保証の有無で選ぶ
腕時計を選ぶ際に確認したいのが、メンテナンスや保証の有無です。精巧に作られた腕時計は丈夫で長持ちしますが、定期的なメンテナンスが欠かせません。メーカーの保証が付いていれば思わぬ故障にも対応でき、購入した腕時計を長く使い続けられます。購入時は保証の有無を確認しておきましょう。
おすすめのハミルトンの腕時計5選
ここからは、ハミルトンの腕時計からおすすめのモデルを5つご紹介します。
1.ベンチュラ QUARTZ
まずご紹介するのが「ベンチュラ QUARTZ」です。
1957年に発売された三角形の個性ある形状は、その独創性だけでなく世界初の電池式腕時計として世界に衝撃を与えました。現在でも革新性を感じるデザインは実におしゃれで、歴史的スターのエルヴィス・プレスリーが愛用したのもうなづけます。デザインには20世紀のモダンな雰囲気が散りばめられ、腕元で個性を演出します。
2.カーキ フィールド TITANIUM AUTO
続いてご紹介するのが、「カーキ フィールド TITANIUM AUTO」。
100年以上を誇るハミルトンのミリタリーの知見が凝縮されたモデルで、軽量でコンパクトながら高い耐久性を備えています。デザイン性の高さだけでなく、実用性に優れた時計として重宝します。アウトドアやアクティビティの相棒として、ぜひ選びたい一本です。
3.カーキアビテーション Pilot Pioneer Mechanical
英国空軍のパイロットウォッチとして採用され、高い視認性と確かな性能を証明した「カーキアビテーション Pilot Pioneer Mechanical」。
特徴的な文字盤とケースの形状はハミルトンらしさが感じられ、ヴィンテージ感にも溢れています。機能性にも優れており、手巻きムーブメント・H50は標準持続時間が80時間とタフさも兼備。自分の手でムーブメントを巻くひと手間には、ハミルトンの歴史とこのモデルの魅力を感じさせてくれます。
4.ジャズマスター Gent Quartz
クラシカルな上品さとモダンな遊び心を感じさせるのが「ジャズマスター Gent Quartz」です。
シンプルでオーソドックスな作りに見えますが、細部には随所に遊び心あるデザインを採用。洗練されたおしゃれな印象が、身に着ける人のセンスを際立たせてくれます。かっちりとしたビジネスシーンでも使えながら、プライベートでのアレンジにも対応する。そんなジャズの良さを腕時計として具現化した人気モデルです。
5.カーキネイビー Scuba Auto
最後にご紹介するのは、ハミルトンのダイバーズウォッチとして人気のシリーズ、「カーキネイビー Scuba Auto」です。
スポーティで存在感あるモデルでありながら、秒針の先にカラーリングが施される繊細な作りも特徴のひとつ。ハミルトンの高い耐久性や10気圧防水、夜光表示機能は水中での使用を想定していますが、陸でのアウトドアシーンにも対応できる万能タイプです。タフさとカジュアルを両立したおしゃれなモデルです。
ライターからひとこと
今回は30代・40代の男性におすすめしたい、ハミルトンの腕時計をご紹介しました。
ハミルトンはアメリカで創業した老舗時計ブランドです。これまで数多くの人気シリーズを世に送り出し、多くのポップスターやハリウッド映画でも重宝されてきました。また航空産業や軍事産業で培われたノウハウは、耐久性や機能性、デザインにいたるまでミリタリーファンからも評価が高いブランドです。遊び心あるデザインも多く、男心をくるぐるモデルが揃っています。