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40歳からのメンズ白髪染め・白髪ぼかしにおすすめ『ルシード』の種類と特徴

photo by : lucido.jp

白髪には「ダンディ」なプラスのイメージと、「清潔感がない」というマイナスイメージがあります。その違いは、ちらほらとしたまばらな白髪。まばらなうちは、白髪染めや白髪ぼかしでケアしていきましょう。

コスメコンシェルジュでもある筆者が、ルシードの白髪ケア商品の種類と特徴についてご紹介します。

ルシード 白髪染め・白髪ぼかしの特徴

株式会社マンダムが40代男性をターゲットに商品を展開している無香料メンズコスメブランド『ルシード』は、1989年に誕生。マンダムが2014年に白髪がある高校生〜59歳、26,844名に調査を行ったところ、約半数が白髪を気にしているものの、その半数が気になりながらも対処していませんでした。

その理由は大きく分けて2つ。

  1. 髪や頭皮への負担に不安がある
  2. 染める作業が面倒だと感じている

ルシードの白髪染め・白髪ぼかしは、髪や頭皮への負担を少なくし、手間なく簡単に白髪ケアできる商品をラインナップしています。

『ルシード』メンズ白髪染め・白髪ぼかし商品の特徴

白髪ケアといっても、いくつかの種類があります。ルシードで販売している白髪ケア商品は、大きく分けて3種類です。

  1. 白髪用整髪ジェル:白髪を目立ちにくくする
  2. スピーディーカラーリンス:髪をいたわりながら手軽に徐々に染める
  3. ワンプッシュケアカラー:手軽にしっかりと髪を染める

1.白髪用整髪ジェル

ルシード 白髪用整髪ジェル photo by : Amazon.co.jp
内容量130g

ルシードの白髪用整髪ジェルは、染毛剤・染毛料ではなく、整髪しながら白髪の目立ちを抑えるジェルです。髪を染めずに整髪ジェルのツヤ効果で白髪を目立たなくできるのなら、お手軽に感じるかもしれません。ただし口コミでは「白髪が目立ちにくくなり手放せない」という声と、「効果がわからない」という声に分かれています。

白髪によっては目立ちを抑える働きを実感しにくい場合があるので、注意が必要です。理解するために、髪の色を決める「メラニン色素」や「補色」について理解を深めておきましょう。

髪のメラニン色素には「ユウメラニン(黒褐色系)」と「フェオメラニン(黄赤色)」の2種類があり、それぞれの量によって髪の色が人によって異なり、ブロンド髪ならばフェオメラニンが多く存在します。メラニン色素が0%になった状態が真っ白な白髪です。

黄赤色のフェオメラニンが残っていたり、紫外線・パーマ剤の影響やタバコの煙など、さまざまな理由によって黄ばんだ白髪になります。注目したいのは、ルシードの白髪用整髪ジェルの説明記載「ブルー色素配合で、白髪の黄ばみを抑え、自然なツヤ効果で白髪を目立たなくします」。

色相を環状に配置した色相環(しきそうかん)、反対側に位置する2色を補色(ほしょく)と呼びます。

補色を並べると互いの色をひきたて、補色同士を混ぜ合わせると濃いグレーになります。黄色の補色は青紫色。つまり、ルシードの白髪用整髪ジェルは、「黄ばみのある白髪」に対して最も効果を期待できるのです。この点を理解してから購入すると「効果がわからなかった」という失敗を防ぐことができるでしょう。

2.スピーディカラーリンス

ルシード スピーディカラーリンス photo by : Amazon.co.jp
内容量160g

スピーディカラーリンスのカラーは2種類。

  • ナチュラルブラック
  • ダークブラウン

カラーリンスとは、シャンプーの後にリンスとして使用していくうちに、徐々に色素(酸性染料)が浸透していき色がつく染毛料です。スピーディーカラーリンスには、3種のトリートメント成分「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」「ヒバマタエキス」「水溶性コラーゲン(保湿)」が配合されているため、髪をいたわりながら白髪ケアをしたい男性にぴったり。

ルシードのカラーリンスは2018年8月に『スピーディカラーリンス』として発売した際、新採用したものが2つあります。それは「染料」と「コンディショニング成分」です。

一般的なカラーリンスには毛髪表面付近に染着する特性がある「塩基性染料」が多用されていて、染色性を高めるために染料を多くすると、皮膚まで染まってしまう点が課題でした。マンダムは毛髪は染まり、皮膚は染まりにくい特性がある「塩基性染料124」を発見し、スピーディカラーリンスに新採用しています。

また、染料の吸着を妨げる一般的なコンディショニング成分から、吸着を妨げない「ブリッジ型コンディショニングポリマー」を採用しました。結果として、従来ルシードで販売していた『ボリュームアップカラートリートメント』と比較して放置時間は5分から3分に短縮。従来品よりも皮膚汚れが少なくなったため、染料の配合量も増やせ、より良く染まるようになりました。

ナチュラルブラックを選んでも、真っ黒というわけではありません。黒髪になじみやすく、白髪が目立ちにくくなるブラウン味のあるグレーになっています。また、髪質や髪の状態によって仕上がりの色は異なる点を理解しておく必要があるでしょう。

使用方法は、シャンプー後に水気を拭き取り、全体に塗れる量を手にとります。爪に入ったり、手の汚れが気になる場合には、ビニール手袋の利用がおすすめです。ショートヘアならゴルフボールの約半分が目安。白髪が気になる部分には特にしっかりつけて、3分放置後、すすぎます。約5日(回)連続して使用した後、週に2〜3回を目安に使用してください。

髪質によっては、カラーリンスで効果を実感しにくいかもしれません。効果を実感できず、しっかり白髪を染めたいと感じた場合には、ヘアカラーがおすすめです。

3.ワンプッシュケアカラー

ルシード ワンプッシュケアカラー photo by : Amazon.co.jp
内容量1剤50g、2剤50g

カラーリンスよりも、しっかりと白髪を染めたい時にはヘアカラーがおすすめです。ヘアカラーは染料・アルカリ剤・界面活性剤が含まれている1剤と、過酸化水素が含まれている2剤を混ぜ合わせて使用します。

1剤のアルカリ剤に2剤の過酸化水素が混ざると化学反応が起こり、脱色と染色が可能になるのです。アレルギー反応を起こす場合もあるため、使用の前には皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を必ず行うようにしてください。

ルシードのワンプッシュケアカラーは、2023年8月現在、6カラーを販売しています。

  • グレイッシュブラック
  • ナチュラルブラック
  • ダークブラウン
  • アッシュブラウン
  • ナチュラルブラウン
  • ライトブラウン

色が明るくなるほど、髪が痛む原因となるアルカリの量が多くなります。普段カラー染めをしていなく、白髪染めが初めてならグレイッシュブラックがおすすめです。黒髪になじむ濃いグレーで、真っ黒に染めないからこそ自然な色合いに。ただし、白髪が多い人はグレーが目立つので注意が必要です。

簡単に塗布できるワンプッシュタイプとなっていて、使用する際には専用ブラシの上にクリームを出します。2つのクリームが同時にでてくるので、ボタンが止まるまでしっかり押してください。乾いた髪全体にクリームを塗布し、5分放置したら、ぬるま湯で髪をよくすすぎます。あとは、シャンプーとコンディショナーで仕上げてください。使用する際に使用する分だけのクリームを混ぜ合わせるタイプのヘアカラーなので、残った分は次回使用できる、経済的なヘアカラーになっています。

ヘアカラーは2剤の量(過酸化水素)が増えるほど髪へのダメージが大きくなります。ルシードのヘアカラーは、髪に配慮したマイルドバランス処方。市販のカラー剤は1剤と2剤の割合が1:2になっているケースが多いなか、1剤50g・2剤50gの1:1の割合となっていて、サロンカラーと同じ割合です。

さらにハリ・コシ成分の浸透性アミノ酸(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)と、2種の毛髪保護成分(海草エキス・コラーゲン)を配合。以前販売していた『ルシードスタイルアップカラー』と比較してpHをおさえ、過酸化水素水は1/3と、髪のパサつきやゴワつきにも配慮した設計となっています。

ライターからひとこと

白髪をまばらなまま放置していると、イメージダウンにつながる可能性があります。手軽で、髪や頭皮への負担に配慮したルシードの白髪染め・白髪ぼかしは、白髪ケアをこれからスタートしたいという人にもおすすめです。

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タニタの体組成計はどれがおすすめ?モデル別の違いを紹介

体重や体脂肪、筋肉量など幅広い項目を計測できる体組成計。筋トレやダイエット、体づくりなど、ヘルスケアの相棒として頼りになるアイテムです。今回はそんな体組成計の人気ブランド「タニタ(TANITA)」の商品をご紹介します。 タニタからは複数の商品が販売されていますが、モデル別の違いはどこにあるのでしょうか。今回はタニタの体組成計を選ぶポイントとおすすめ商品をご紹介します。 タニタの体組成計の特長は? タニタは家庭用の体重計や体組成計、血圧計などヘルスケア向けの商品を扱う日本のメーカーです。 1992年に世界で初めて「乗るだけではかれる体脂肪計」を開発したことでも有名。商品開発はこれまで国内外で蓄積した15,000件以上の生体データをもとに研究開発を進めており、より正確で詳細な測定ができる体組成計を世に送り出しています。 とくに独自のアルゴリズムを用いた「4C計測法」は医療機関や研究機関でも採用され、体格による誤差が少なく多彩なデータの計測を可能にしています。 モデル別の違いはどこ?押さえておきたい選び方のポイント タニタの体組成計はラインナップが豊富ですが、いざ商品を購入するとなるとどれを選べばよいのか迷ってしまいます。そこでここではモデル別の違いを知るために、押さえておきたい選び方のポイントを4つご紹介します。 1.計測方法│定番は両足測定タイプ。両手両足測定タイプは精度の高さが魅力 1つ目のポイントは計測方法の違いです。タニタの体組成計には「両足測定タイプ」と「両手両足測定タイプ」の2種類があります。 測定タイプ特長こんな人におすすめ両足測定計測器に乗るだけですぐ測定できる、手軽さが魅力・計測時の手軽さを求めたい・日常的なヘルスケアやダイエットに取り組んでいる両手両足測定日内変動を受けにくく、より正確な測定が可能・計測精度の正確さを求めたい・本格的なトレーニングや体づくりを目指している 両足測定タイプは、体重計のように上に乗って計測するタイプです。魅力は測定の手軽さ。体組成計として定番のモデルに挙げられ、使いやすさを重視したい方や日常的なヘルスケアを目的にするならこちらのタイプがおすすめです。 両手両足測定タイプは、測定時に両足だけでなく両手を使って計測するタイプです。電極がついたグリップを握り、両手と両足を結んで計測をおこないます。両足測定タイプに比べて体の水分量や体型の影響を受けにくく、より正確な測定が可能となります。グリップを握るひと手間が加わりますが、計測精度の正確さを求めたい方や、本格的なトレーニングや体づくりを目指している方、両腕・両脚・体幹といった各部位別の計測をしたい方は両手両足測定タイプを選んでみましょう。 2.計測精度│最新モデルには高精度の4Cテクノロジーを採用 タニタの体組成計を購入する際は、4Cテクノロジーの有無を確認してみましょう。 4Cテクノロジーとはタニタが独自に開発した高精度測定技術です。最新のハイエンドモデルに採用されている技術で、より正確な測定結果を求める方は4Cテクノロジーを採用しているモデルを選んでみましょう。 また体組成計を選ぶなら体重の測定単位にも注目してみましょう。一般的な体組成計では100g単位の計測が多いですが、より細かなデータを計測するなら50g単位の計測に対応しているモデルがおすすめです。 3.測定項目│ハイエンドモデルは測定項目が多い 測定項目の種類も、体組成計を選ぶ際のポイントです。体組成計はモデルによって測定できる項目の種類が違っています。ハイエンドモデルほど項目数が多く、スタンダードモデルやエントリーモデルほど項目数が限定されています。 例えばダイエットや日常的なヘルスケア目的なら、体重や体脂肪率、内臓脂肪レベルといった項目が測定できるモデルで十分です。一方でボディメイクやスポーツのパフォーマンス向上を目指すなら、筋肉量や筋質点数、各部位ごとの筋肉量といったデータが測定できる製品がおすすめでしょう。 目的に応じて自分にぴったりな種類を選ぶのがポイントです。 4.通信規格│おすすめはWifi対応モデル アプリ連携が搭載されている場合は、通信規格やスマホのOS対応も確認しておきましょう。おすすめはWifi対応モデル。Bluetooth通信では測定のたびにアプリを起動する手間がかかりますが、Wifi通信なら自動で通信ができデータが記録されます。 タニタの体組成計おすすめ商品を紹介 ここからはタニタの体組成計からおすすめの商品をご紹介します。 RD-803L 【こんな人におすすめ】 部位別の測定ができる両手両足測定タイプを探している 本格的なトレーニングやボディメイク向けのモデルを探している タニタの体組成計の中で両手両足測定に対応しているのが「RD-803L」です。 高精度測定技術4Cテクノロジーを採用したモデルで、高い測定精度をほこります。体重は50g単位での測定が可能。また両手両足を使って測定をするため、全身と5つの部位ごと(左腕・右腕・左脚・右脚・体幹部)の体脂肪率、筋肉量、筋肉スコアが測定できます。 本格的なボディメイクやトレーニングに活用したい方におすすめのモデルです。 最小表示50g単位体脂肪率測定〇内臓脂肪レベル〇筋肉量〇筋質点数〇基礎代謝量〇体内年齢〇体水分率〇推定骨量〇BMI〇通信規格Bluetooth連携電源電池式4CTechnology〇左右部位別測定〇 RD-931L 【こんな人におすすめ】 両足測定タイプでも精度が高いモデルを選びたい Wifi通信に対応したモデルを探している タニタの両足測定モデルではもっとも高精度なモデルが「RD-931L」です。独自のアルゴリズム4Cテクノロジーを採用し、体脂肪や内臓脂肪、筋肉量や基礎代謝量などを正確に測定できます。50g単位での計測ができるため、日々のわずかな変化も見逃しません。 また通信規格にBluetoothだけでなくWifi通信を採用しているのも大きなポイント。Bluetoothのように毎回アプリを立ち上げる必要がなく、自動でデータが記録されるのはとても便利です。 最小表示50g単位体脂肪率測定〇内臓脂肪レベル〇筋肉量〇筋質点数〇基礎代謝量〇体内年齢〇体水分率〇推定骨量〇BMI〇通信規格Bluetooth連携/Wifi連携電源充電式4CTechnology〇左右部位別測定‐ BC-768 【こんな人におすすめ】 日常的なヘルスケアやダイエット目的に使用したい 手軽な価格帯のモデルを選びたい 一般的なヘルスケアやダイエット目的の体組成計を選ぶなら「BC-768」がおすすめです。 ハイエンドモデルに比べて機能は限定されていますが、体脂肪や内臓脂肪、筋肉量といった基本的なデータは測定可能。日々の健康維持やヘルスケア目的なら十分な機能が揃っています。ハイエンドモデルに比べてお手頃な価格設定も魅力。 サイズ感もコンパクトに設計されており、日常生活で使いやすいモデルとなっています。 最小表示100g単位体脂肪率測定〇内臓脂肪レベル〇筋肉量〇筋質点数‐基礎代謝量〇体内年齢〇体水分率‐推定骨量〇BMI〇通信規格Bluetooth連携電源電池式4CTechnology‐左右部位別測定‐ BC-332L 【こんな人におすすめ】 コスパに優れたモデルを選びたい 体組成計デビュー向けのモデルを探している コストパフォーマンスの優れたモデルを選ぶなら「BC-332L」がおすすめです。機能は限定されていますが、50g単位の測定に対応。体脂肪や内臓脂肪、基礎代謝量といった基本的なデータも測定できるため、バランスの良いモデルに仕上がっています。初めて体組成計を購入する方にはおすすめのモデルです。 最小表示50g単位体脂肪率測定〇内臓脂肪レベル〇筋肉量〇筋質点数‐基礎代謝量〇体内年齢〇体水分率‐推定骨量〇BMI〇通信規格Bluetooth連携電源電池式4CTechnology‐左右部位別測定‐ 測定精度の高さが特長のタニタの体組成計。複数モデルが用意されているのも魅力 今回はタニタの体組成計を選ぶポイントとおすすめ商品をご紹介しました。 タニタの体組成計は高い測定精度が魅力で、とくに独自のアルゴリズムを用いた「4C計測法」は医療機関や研究機関でも採用されるほど高い信頼を得ています。複数のモデルが用意されているのも魅力で、ご自身の求める機能や予算に応じてぴったりな機種をお選びください。

リストストラップとパワーグリップどっちが良い?うまく使って背中を鍛えよう!

ジムに通い出してトレーニングが好きになってくると、どうすれば効果的にトレーニングができるか興味が出てきませんか。 効果を出すための一つの方法は、トレーニングにギアを利用することです。だた、背中を鍛える「引く」系の種目の際に使うものには、リストストラップとパワーグリップという似たものがあります。どっちが良いのか初心者には難しいですよね。 本記事では、両者の違いやメリットについて明らかにして、選び方のコツを教えます。ギアを活用して、背中のトレーニング効果をもっと上げていきましょう。 リストストラップとパワーグリップ リストストラップとパワーグリップとはどんなものか説明します。その上でそれぞれのギアのメリットについても解説するので、「引く」トレーニングにおける必要性を理解しましょう。 リストストラップとは リストストラップとは、手首にストラップの輪っか部分を通して、もう片方の先をバーベルなどの重りの持ち手に巻きつけて使うギアです。手とバーベルをできるだけ密着させるように、絞るようにして使います。 主にコットン生地でできている(ナイロンやレザー製もある)ので、身近なもので言うと「柔道着の帯」の片方を輪っか状に縫い合わせたイメージです。 ちなみに、似た名前の「リストラップ」というギアもありますが、機能や目的が違うので間違えないように注意してくださいね。 パワーグリップとは パワーグリップとは、手首に巻いてベルクロで固定し、ベロ部分をバーベルなどの持ち手の下からかぶせて持つように使うギアです。 ベロ部分は粘着力のあるゴム素材でできているので、持ち手にかぶせたベロごと握り込んで保持できます。 両ギアの機能 両ギアの主な機能は同じで、握力を補助してくれるということです。たとえばバーベルを引く種目(デッドリフト、ベントオーバーローなど)の際に、両ギアは活躍します。 「引く」トレーニングで鍛えたい主な部位は背中であるのに、背中より先に前腕が疲労してしまって背中を十分に追い込めない事態がしばしば起こります。そんなときにこれらのギアを装着すると、握力を補助してくれて背中の筋力の限界までトレーニングが可能となるわけです。 両ギアの違い まず、両ギアのわかりやすい違いは価格です。 素材の違いから、一般的にリストストラップのほうがリーズナブルです。そして、特に重要な機能面での違いは、使いやすさと握り込みの程度です。 特に初心者の場合は、パワーグリップのほうが使いやすいでしょう。パワーグリップは、手の平側から出ているベロを持ち手に下側からかぶせてその上から握り込むだけで良いので、簡単に使うことができます。その一方リストストラップは、ストラップを持ち手に上手に巻きつけて絞らなければならないので、慣れるまでにコツをつかむ必要があります。 もっとも、使い慣れればリストストラップのほうが握り込みの安定感(グリップ力)は上です。 その大きな要因は、リストストラップのほうが薄くできていて、握る太さが持ち手のみの太さと変わらないことです。パワーグリップの場合は、一定の厚みがあるベロごと握り込むので、持ち手のみの場合と握る感覚に少し差があります。 リストストラップとパワーグリップの選び方 リストストラップとパワーグリップどちらを選ぶかや、選んだほうのギアの中でどのモデルが自分に合うかの判断にはポイントがあります。 以下でそれぞれ解説するので参考にしてください。 まずは使いやすそうなほうを あくまでもギアは筋トレの道具なので、まずは使いやすそうなほうを選べば大丈夫です。 どれを選んだとしても背中を鍛えることに少しでも役立てば良いので、道具を使いこなすことにフォーカスし過ぎないでおきましょう。モデルごとに違いはありますが、どれでも一定の効果は実感できるはずです。 また、どちらかだけでなく併用するのもアリです。たとえば、最初はパワーグリップから使ってみて、高重量を扱えるようになってきたらリストストラップも試してみるのもおすすめですよ。 サイズ感は大切に しっかり握り込めるように、サイズ感は大切にしてください。 ここで言うサイズ感は、主に手首周りのことです。リストストラップもパワーグリップも片方を手首に巻きつけて使うので、手首のほうがゆるいとグリップ力以前の問題になってしまいます。自分の手首周りの長さを測って、商品のサイズ表から適切なものを選んでください。 リストストラップの長さや、パワーグリップのベロの大きさはそれほど気にしなくても良いというのが筆者の実感です。 モチベーションの上がるデザインを モチベーションの上がるデザインのものを選ぶことも案外大切なことです。 ウェアと同じでギアも長く身に付けるものなので、気に入ったもののほうがトレーニングのモチベーションが上がります。一見たいしたことではないようですが、少しのモチベーションの差がトレーニングの結果の差につながるものです。やる気や前向きな姿勢が、「もう無理」というところからの「あと1回」をやり遂げる原動力になります。 各モデルごとにカラー展開や文字の入り方などデザインはさまざま。好みのデザインのものを使って、トレーニングを実りあるものにしてください。 おすすめのリストストラップとパワーグリップ ここでは、おすすめのリストストラップとパワーグリップをご紹介します。以下でそれぞれ説明するので参考にしてください。 Harbinger リストストラップ まず紹介するのは、Harbinger(ハービンジャー)のリストストラップです。 ウェイトリフティングやフィットネス用のトレーニングギアを専門にする北米のブランドで、アイテムに信頼感があります。こちらのモデルは、リーズナブルでありながらシンプルで使いやすいのでおすすめ。 別カラーやレザー製もあるので、好みのものを選びましょう。 GOLD'S GYM リストストラップ 世界最大級のフィットネスジムのGOLD'S GYM(ゴールドジム)が提供するリストストラップがこちら。 ゴールドジムの会員に限らず、多くのトレーニーから高評価を受けているモデルです。「ゴールドジム」のロゴが入っているので上級者向けに見えますが、初心者から使って問題ない定番商品です。 こちらも自分の気に入ったカラーや素材を選べばOKです。 RDX リストストラップ 次に紹介するのは、RDXのリストストラップです。 RDXはUKでNo.1のボクシング・MMA&フィットネスの総合ブランド。アイテムの品質やデザイン、特許取得技術で世界から支持されています。こちらのリストストラップも、高品質のコットン素材に縫製がしっかりされていて丈夫で、厚さ5mmの保護パッドが手首を優しく包んでくれます。 機能面の高さもさることながら、カラーやデザインがかなり豊富。トレーニングウェアと合わせて気分を上げたい人にはバッチリのモデルです。 Harbinger ビッググリップ プロ リフティング ストラップ 変わり種ですが選択肢にいれてほしいのが、このHarbingerの「ビッググリップ プロ リフティング ストラップ」です。 手首はパワーグリップ、バーベルなどに巻きつける部分はリストストラップのディテールを取り入れた折衷モデルです。手首周りをしっかり締めておけるので、手首の緩みを避けられてストラップを巻きつけるほうだけ集中すれば良くなります。 手首の安定感も得られるので、リストストラップがうまく使えない人にはおすすめです。 ALLOUT パワーグリップ IFBB PROのボディビルダーが多く愛用するALL OUT(オールアウト)のパワーグリップを紹介します。 人体工学に基づき、手首に負担がかからず握りやすい設計になっていて優秀です。ベロ部分は特殊なラバー素材でできていて高いフィット感と摩擦力を実現しているので、バーベルを保持しやすくなっています。 サイズ、カラーともにさまざま用意されていて、きっと自分に合うものが見つかりますよ。 Harbinger パワーグリップ Harbingerが提供するパワーグリップがこちら。 ベロ部分が二重レイヤーになっているのが特徴です。 バーに触れる側はバイオフォーム素材を採用し、体温でフィットするように形状が柔軟に変化します。一方、手が触れる側は汗による手のベタつきなどの不快感を軽減してくれる素材になっています。 ギア専門ブランドが提供する安心のグリップ力を求める人はもちろん、ゴム素材だと手汗が気になる人にはおすすめのモデルです。 使いやすいほうで背中のトレーニング効果を上げよう 本記事では、リストストラップとパワーグリップを解説・紹介しました。 どちらも握力補助のギアで、価格・使いやすさ・保持力などに一長一短があります。二つに若干の差はありますが、いずれにしても背中トレーニングにはとても有効なのでぜひ使ってみてください。 まずはデザインも含めて気に入ったもので大丈夫です。筆者もですが、実際は各モデルの使い心地を試してその時々で併用している人も多くいます。 使ってみれば効果はすぐに実感できるはず。「引く」種目にはなくてはならない存在になりますよ。さあ両ギアを使って背中を飛躍的に成長させましょう!

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