トライアスロンは、水泳、自転車、ランニングの3種目を連続して行う過酷なスポーツです。
最後のランニングをいかに楽に走れるかは、レースを楽しむ上で重要なポイントです。高性能のランニングシューズは、トライアスロンのレースにおいて強い味方となるでしょう。
今回は、トライアスロンで世界大会に出場した経歴を持つ筆者が、トライアスロン向きランニングシューズを5つご紹介します。シューズ選びで悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トライアスロンシューズの選び方
さっそくトライアスロン向けのシューズを選ぶポイントをご紹介します。
自分の足のサイズに合ったシューズを選ぶ
シューズ選びの基本と言えるのが、自分の足に合ったサイズのシューズを選ぶことです。
サイズが適切でないシューズでのランは、疲労の蓄積や怪我の原因にもなります。おすすめしたいのが、一度自分の足の実寸を測ってみること。足長や足幅、甲の高さなど自分の足の特徴を理解しておくと、ぴったりなシューズ選びにつながります。
実寸を把握しておけば、各シューズブランドのサイズ表に参考にすることで、フィット感の高い一足に出会えるはずです。
トライアスロン用シューズのポイントはクッション性と軽量化
トライアスロンのシューズを選ぶ際のポイントは、「クッション性」と「軽量化」に優れたシューズを選ぶことです。
ランニング中の足には、体重の約3倍の衝撃が片足にかかると言われています。衝撃から身体を守り、疲労を軽減するにはクッション性に優れたシューズを選んでおくのがおすすめです。
特にトライアスロンでのランニングは、全身に疲労がたまった状態でスタートします。普段から走り慣れている方でも、初心者よりのクッション性に優れたシューズを選んでおくと、レース終盤での消耗を軽減できます。
また足への負担を軽減するには、軽量化に優れたシューズを選んでおくのもポイントです。足への負担を軽減してトライアスロンのランニングを楽しめます。
トライアスロンのシューズは靴紐を結ばないタイプを選ぼう
トライアスロンのレース中は、次の競技に移行する前の準備の時間(トランジション)もタイムに含まれます。そのため、いかに早く準備を終えるかがポイントです。
スイム、バイクで疲弊した体で靴紐を結ぶストレスは、トライアスロン経験者なら感じたことがあるはずです。靴紐を結ぶ手間と時間が惜しい方には「結ばない」タイプの靴紐を試してみてください。
ゴム製の結ばないタイプの靴紐は、伸縮性があり、紐を結ぶ手間を省けるためトライアスロンのシューズにおすすめです。ストレスや時間をかけずにシューズの着脱が可能になります。
トライアスロン初心者必見!ランを楽に走るポイント
トライアスロンにおいてランを楽に走るためには「足を取っておく」必要があります。いかに、足の体力を残したままランに移れるかが、レース結果を左右します。
ここでは初心者ランナー向けに、筆者の経験談をまじえてランを楽に走るポイントをご紹介します。
スイムはストリームラインを意識する
スイムパートでは、主に上半身の力を使って泳ぎ、足の体力を温存させる必要があります。
水中を進む推進力は、上半身に任せ、足は軽くキックする程度にしましょう。ポイントは、水の抵抗を最小限にするストリームライン(体のラインが一直線)の維持を意識することです。力を抜いて軽くキックをしながらバランスを取ってストリームラインを作りましょう。
バイクは効率の良いペダリングを意識する
バイクパートでは、大腿四頭筋(太ももの前面)を極力使わないように意識してみてください。
大腿四頭筋は、ランニング時の着地の衝撃を受け止める働きや膝をまっすぐにする重要な役割を担っています。そのため、大腿四頭筋の筋力が低下するとランニングパフォーマンスが低下します。
バイクでスピードを出すために大きな筋群である大腿四頭筋に力が入りがちです。ペダルを「踏み込む」感覚ではなくハムストリング(太ももの裏側)やお尻の筋肉をつかってペダルを「まわす」「引き上げる」ことを心がけましょう。
足の筋力ではなく、ペダリングを意識することで楽にバイクを終えランニングに移行できます。
ランはピッチ走法を意識する
スイム、バイクパートを終えた最後のランニングは、体力の限界との戦いです。
そこで、意識してほしいポイントは、ピッチ走法で走ることです。ランニングには、大きく2種類の走法があります。
ピッチ走法歩幅を小さくして、歩数が多くなる走り方ストライド走法歩幅を大きくして、歩数が少なくなる走り方
トライアスロンでは、足の筋力が低下している状態でランがスタートするため、歩幅を大きく走ることが難しくなりがちです。また、ストライド走法は、着地時の衝撃も大きくなるため足への負担が大きくなってしまいます。
ピッチ走法で足への衝撃を最小限に抑えて、着実に距離を稼ぎましょう。
おすすめトライアスロン向けランニングシューズ5選
クッション性と軽量化に優れた、トライアスロンのおすすめランニングシューズをご紹介します。
デザイン性も含めて、好みのシューズを選んでみてください。
CLIFTON9 (HOKA ONE ONE)
多くのトライアスリートに選ばれているランニングシューズと言えば、HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)です。
初心者から熟練者まで幅広いトライアスリートのあいだで高いシェア率を誇ります。そんなHOKA ONE ONEから定番かつニュートラルなモデルのクリフト7をおすすめします。
クリフトシリーズは、HOKA ONE ONEを象徴するアイテム。浮き上がるような乗り心地を実現するために、クッション性と軽さをアップグレードした9代目のクリフトンが誕生しました。
抜群のクッション性と履き心地はもちろん「浮力が走りを楽にする」のコンセプトを体現する推進力をぜひ体感してみてください。
https://funday.jp/article/9830
https://funday.jp/article/7585
Cloudmonster2(On)
HOKA ONE ONEと同様にトライアスリートのあいだで大人気のシューズブランド「On」。そんなOnからおすすめの一足は、Cloudmonster2です。
Cloudmonster2は、On史上最大のクラウドテック(ソフトな着地と力強い蹴り出しを生み出す画期的なテクノロジー)を実現。今まで以上の柔らかなクッショニングと反発力が搭載されています。
履き心地の良さとクッショニングで、ついついたくさん走りたくなるCloudmonster2。きついレース中でもきっとリズミカルに足を運べるはずです。
今までにないモンスター級のクッショニングで雲の上の走りをぜひお楽しみください。
https://funday.jp/article/7399
distance 12(NEWTON)
NEWTONは、あまり馴染みのないブランドかもしれません。ランニングシューズ界に新たな革命を起こそうと、コロラド州ボールダーのランナーが創設したブランドです。
NEWTONのシューズの最大の特徴は、強力な反発力です。私も世界大会の予選や世界大会ではNEWTONのシューズを愛用し、高い恩恵を受けました。
インソールに内蔵されているNEWTONの独自素材により、足裏全体へのクッション性と地面を蹴り上げる反発力を大幅にプラス。軽く弾むような走り出しを実現してくれるランニングシューズです。
反則級のクッション性と反発力で、トライアスロンのランニングが普段よりも楽になること間違いなし。ぜひ試してほしい一足です。
https://funday.jp/article/4654
ペガサス41(NIKE)
ここ数年、革新的な技術でマラソン界の歴史を次々に塗り替えていったナイキのランニングシューズ。今回は、ナイキの中でもクッション性に優れたペガサス41をおすすめします。
ペガサスシリーズは、ナイキ初のランニングシューズとして1983年に発売されました。発売以来、常に最新の技術でアップデートされながら、多くのランナーの足元を支え、愛されてきました。
クッション性、サポート性に優れ、レース中の疲れている足でもしっかりと着地の衝撃を吸収し、次の一歩を動かしてくれます。軽量かつ高いデザイン性からレース前後の普段履きとしても活用できるアイテムです。
ナイキのシューズは、足幅が狭いためワンサイズ大きめのシューズを選んでみてください。
https://funday.jp/article/7600
メタスピードエッジ(asics)
アシックスのメタスピードは、記録を狙いたいトライアスリートにおすすめしたいシューズです。
アシックスレーシングモデルにおける最高峰のシューズのひとつになります。実際、東京オリンピックでは、男女ともにトライアスロンのゴールドメダリストは、メタスピードを着用していました。
メタスピードは、ストライド走法用(メタスピードスカイ)とピッチ走法用(メタスピードエッジ)の2種類に分けられます。トライアスロンでは、ピッチ走法をおすすめしたいですが、ご自身の走法に合う方を選んでみてください。
重心移動がしやすくピッチをあげやすい構造になっており、ピッチによる推進力を求める方にピッタリの勝負シューズです。スムーズな蹴り出しと走行効率を感じてみてください。
https://funday.jp/article/7383
過酷なスポーツだからこそ頼れる相棒と一緒に走ろう
今回は、トライアスロンで履いてほしいおすすめのランニングシューズをご紹介しました。
トライアスロンは、過酷なスポーツゆえに「完走した全員が勝者である」という考えが根付いています。キツイ練習やレースを乗り越えてたどり着くゴール。順位やタイムに関係なくお互いが称え合うシーンは最高の瞬間です。
トライスロンをこれから始めようとしている方やランニングシューズを選んでいる方の参考になれば幸いです。一緒にトライアスロンを楽しみましょう。
2016年に誕生して以来、足元から世界を動かしてきた厚底ランニングシューズ。
発売当初は「スピード」が重視されていたため初心者には敷居の高いアイテムでしたが、近年は「走りやすさ」を重視した厚底シューズが数多く販売されており、幅広い層に愛用されています。
今回は月300キロ走るシューズおたくの筆者が、初心者におすすめの厚底シューズを厳選してご紹介します。これからランニングを始めたい方、初めての厚底シューズの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
厚底ランニングシューズの魅力とは?
厚底ランニングシューズとは、ソールに厚みを持たせたランニングシューズのことです。冬の風物詩でもある箱根駅伝で多くのランナーが着用したことで、一般にも広く知られるようになりました。
本格派のランナーが着用しているため初心者にはハードルが高く感じられますが、近年は製品のラインナップが充実し、初心者にもおすすめのシューズが数多く揃っています。
まずは、厚底ランニングシューズの魅力について見ていきましょう。
厚底シューズはクッション性が高く足への負担を軽減
厚底シューズの最大のメリットはクッション性です。
ランニング時に足にかかる負担は体重の約3倍〜5倍。走るのに慣れていない初心者ランナーはこの衝撃に耐えられずに怪我のリスクが高まります。
厚底シューズはクッション性に優れているので衝撃を吸収し足への負担を軽減。怪我なく楽しく走りたい初心者ランナーこそ厚底シューズをチョイスすべきです。
反発力に優れて楽に速く走れる
反発力に優れており、楽に走れる点も厚底ランニングシューズの魅力です。
厚底ランニングシューズが発売された当初は「重い」「反発力がない」など、走りにくさがデメリットとされていました。
しかし、近年の厚底シューズは、軽量で反発力に優れたシューズが多数展開されています。反発力は推進力に変わるので、少ないエネルギーで効果的に走るメリットが得られます。ランニング初心者がこの厚底の恩恵を受けない手はありません。
厚底シューズが疲れるのは間違い
厚底シューズは疲れやすいというイメージを持たれがちですが、これは間違いです。
以前の厚底シューズは、厚底を履きこなす“脚力”が必要だったため初心者ランナーには走りづらく疲れやすいアイテムでした。
しかし、近年は初心者ランナー向けの厚底モデルが販売されるようになりました。クッション性や安定性に優れ、初心者ランナーの走りを最大限にサポートしてくれます。
厚底シューズは疲れやすく走りにくいと考えている方は一度履いてみてください。その快適さに驚くことでしょう。
厚底ランニングシューズの選び方のポイントは?
ランニングシューズは厚底に限らず、ランナーのレベルや目的に見合ったシューズを選ぶことが大切です。
ここでは、初心者や初めて厚底シューズの購入を検討している方に向けて選ぶ際の注意点やポイントについて解説します。
エリートランナー(上級者)向けのシューズに注意
初心者ランナーが厚底シューズを選ぶ際にまず注意してほしい点は、エリートランナー(上級者)向けのシューズを選ばないことです。
同じ厚底のフォルムでもシューズによって性能が全く異なるため、怪我や走りにくさの原因となってしまいます。
例えば、上級者向けの厚底シューズは軽量化と反発力を重視した設計になっているため、初心者の足には負担が大きすぎます。
各ブランドでは商品によっておすすめのペースが紹介されています。まずは初心者向けのペースのシューズを選んで、走る楽しさや身体の使い方を覚えることからスタートしてみましょう。
クッション性と安定性のあるシューズを選ぼう
初心者の方が厚底シューズを選ぶ際に注目してほしいのが、クッション性と安定性です。
厚底シューズではカーボンプレートを搭載したモデルが有名ですが、反発力が得られる一方で、初心者には足への負担が大きくなります。まずはクッション性に優れた製品を選び、カーボンプレートを搭載したモデルは走り慣れてから着用してみましょう。
安定性も重要なポイントです。ソールが柔らかすぎる厚底シューズは初心者にとってグラつきの原因となり、怪我や走りにくさの原因となってしまいます。
シューズのソールの硬さはどうか、ホールド感はあるかなど足への負担が最小限になったシューズを選ぶようにしましょう
初心者におすすめの厚底ランニングシューズ5選
初心者ランナーや初めて厚底シューズの購入を検討している方に向けておすすめのアイテムをご紹介します。
エントリーモデルを中心にクッション性、安定性のあるシューズをピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
PUMA:DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)3
おすすめシーンフルマラソン完走から記録更新まで。ファンラン。シューズの強み圧倒的なコスパの良さ。ホールド感とフィット感。
“誰でも履けるみんなの厚底”がキャッチコピーのPUMA「DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)3」。
そのコピー通り、初心者ランナーからシリアスランナーまで幅広い層にアプローチされたアイテムです。PUMAの高い技術力が集約されており、コスパの良さに筆者をはじめランナー仲間は驚かされました。
ミッドソールには、PUMAのエリートモデルに搭載されているNITRO ELITE FOAMを採用。高い反発力とクッション性で快適な走り心地を実現しました。かかとの滑りを抑制したデザインでホールド感とフィット感があり怪我をしにくい作りになっています。
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ):Bondi(ボンダイ)9
おすすめシーンジョギング。フルマラソン完走。カジュアルやフォーマルスタイル。シューズの強み抜群のクッション性とデザイン性。
ニュージーランドの山頂にルーツをもつHOKA ONE ONE。ブランド名には「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」のメッセージが込められ、今話題の人気ブランドです。
HOKAのシューズは、ファッション業界でも注目されるデザイン性に加えて、クッション性とサポート力が強み。一度履いたらクセになるソフトな履き心地で、筆者も長年愛用しています。
そんなHOKAから高いクッション性を重視してリリースされたのが「Bondi 9」。抜群のクッション性でまるで“雲の上を走っている”ようなソフトな走り心地を実現しました。
初心者っぽくないデザインながら、初心者ランナーの強い味方となるクッション性がつまったボンダイ9。こなれ感を出してカッコいいシューズで走りたいランナーにおすすめです。
ASICS:GEL-KAYANO(ゲルカヤノ) 32
おすすめシーンフルマラソン完走。ゆるラン。トレーニング。シューズの強み安定性とクッション性。日本発のブランド。
ランニングシューズの定番アシックから「GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)32」をチョイス。“フルマラソン完走をより身近にする”がコンセプトになっています。
ゲルカヤノは安定性とクッション性が特徴の初心者に必要なスペックを網羅したASICSの代表作。ミッドソールにはFF BLAST PLUS ECOクッショニングを搭載。軽量で反発性に優れているため弾むようなバウンスでランナーの一歩を軽くさせます。
ASICSは日本人向けに作られている点も筆者のおすすめポイント。日本人の足にあった絶妙なフィット感で快適なランニングを楽しめます。
日本最高峰の技術が集約されたシューズで厚底デビューしてみませんか?安心の日本製が足元からしっかりサポートしてくてくれます。
On(オン):Cloudmonster(クラウドモンスター)2
おすすめシーンフルマラソンサブ4、サブ5。シリアスレース。シューズの強みモンスター級のクッション性と反発力。他人と被りにくい。
2010年にスイスで誕生したOn(オン)。マラソン大会などで穴の空いた独特のソールを見る機会が増えた人も多いのではないでしょうか。
Onは、革新的な技術で初心者からシリアスランナーまで幅広い層のランナーの走りを“前に、前に”進めてきました。
Onの初心者におすすめしたい厚底シューズは「Cloudmonster(クラウドモンスター)」。モンスター級と評されるクッション性と反発力が融合。Onの革新的な技術がつまった最高傑作のアイテムです。
トライアスロンではメジャーなブランドですが、マラソンではまだ他に比べると露出は少なめ。「できるだけ他人と被りたくない」と考えるランナーは今のうちに。すぐに人気アイテムになるであろう秀逸な厚底シューズです。
NIKE:ZOOM FLY(ズームフライ) 5
おすすめシーンフルマラソンサブ4、サブ5。カジュアルスタイル。シューズの強みZoomXフォームなどナイキの高い技術を搭載。
厚底ランニングシューズのパイオニアであるナイキ。そんなナイキから最初の厚底シューズにピッタリのアイテム「ズームフライ5」をご紹介します。
ズームフライ5は「安定性」と「反発性」に優れたモデルです。これまでのズームフライシリーズは軽量でレーシング用のイメージでした。
しかし、ズームフライ5は「あえて」重量感を出すことで安定性を重視。加えて、シリアスランナー向けに使用されているZoomXフォームが搭載されており抜群の反発性を実現。安定感がありながら「前へ、前へ」と楽にスピードを出すことができます。
デザイン性にも優れているのでレース前後もスタイリッシュに履きこなせる点も筆者のおすすめのポイント。初心者から記録更新を狙いたいランナーにぜひ試してほしい厚底シューズです。
厚底ランニングシューズで楽しいランニング生活を
今やスタンダードモデルとなった厚底シューズ。マラソン大会では上位のシリアスランナーから初心者ランナーまでほとんどのランナーが厚底シューズを着用しています。
初心者には敷居が高い、走りにくいなど厚底シューズに偏見を持っていた方も今回の記事で厚底の魅力を知っていただけると幸いです。
ランナーが日々成長していくようにシューズも時代とともに進化していっています。各ブランドの企業努力の恩恵を受けて目標達成、記録更新に向けて一緒に頑張っていきましょう。
今回はこれから登山を始めようと考えている方に向けて、登山歴15年の筆者がおすすめの登山靴やトレッキングシューズをご紹介します。
登山を始めたいと考えているものの、何を履こうかと悩んでいませんか?登山シューズは目的や登りたい山の難易度、性質によって適切なシューズが変わります。
登山初心者には、1万円〜2万円代のミドルカットシューズがおすすめです。今回は人気のブランドから、初心者におすすめのモデルをピックアップしました。
筆者の登山の楽しみ方、シューズのメンテナンス方法までご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者向け登山靴・トレッキングシューズを選ぶポイントは?
登山シューズは、レインウェア、ザックと並んで登山の三種の神器と呼ばれるほど、登山において最重要アイテムです。正しい知識で登山シューズ選びましょう。
靴選びで失敗しないためにも登山シューズを選ぶ際のポイントをご紹介します。
1.目的に合った種類のシューズを選ぼう
登山シューズを選ぶ際は、目的に合った種類を選ぶようにしましょう。
登山用シューズは、カットの高さによって大きく「ローカット」「ミドルカット」「ハイカット」の3つに分けられます。それぞれの特徴とメリット、デメリットを解説します。
ローカットシューズ│軽量でフットワークが軽い
おすすめシーンハイキング、整備された道メリット着脱が楽。軽量でフットワーク軽く歩ける。足首を自由に動かせるデメリット足を捻りやすい。不整地や悪路に不向き。疲れやすい。
一般的な運動靴のようなカットの高さが足首までの登山靴がローカットシューズです。ハイキングや舗装路など危険箇所の少ない場所におすすめです。
軽量でフットワーク軽く歩けることから初心者に履きやすいタイプのシューズになっています。舗装された登山道や、初心者向けの平坦な道を歩くといった場合は、ローカットシューズがおすすめです。
しかし、これから本格的に登山を趣味として楽しみたい方はミドルカット以上のシューズがおすすめ。ローカットシューズでは登れる山が限られてしまいます。
筆者自身も最初にローカットシューズを購入しましたが、もっと高い山を登りたい。せっかく登山に行くなら“登山っぽい”シューズで楽しみたいと考え、ミドルカットシューズを購入し直しました。
ミドルカットシューズ│登山初心者の最初の一足におすすめ
おすすめシーン低山、整備された登山道、日帰り登山メリット歩きやすさ、足首の保護機能に優れる。不整地や悪路にも対応。デメリット着脱が手間。雪山や難所には物足りない場合も。
ミドルカットは、ローカットに比べて高さがあり、くるぶしあたりまでカットがあるシューズです。足首の保護機能と歩きやすさが両立されています。
汎用性が高く、ハイキングからある程度の山ならミドルカットで十分。初心者に最もおすすめのシューズです。
筆者もミドルカットのシューズを愛用しており、富士山や屋久島もミドルカットで登りました。これから登山を始めようと考える初心者は、まずはミドルカットシューズの購入をご検討ください。
ハイカットシューズ│雪山や難易度の高い山向け
おすすめシーン荷物が多く長時間の登山。雪や岩場など足元の悪い山。メリット足首の可動域をしっかりホールド。不整地、悪路に強い。デメリット荷物としてかさばる。重い。着脱が手間。初心者は歩きにくい。
ハイカットシューズは、登山シューズの中で最も高さがあり、足全体をしっかりとサポートしてくれるシューズです。
保護能力が高く、足場の悪い岩場や雪山、雨の日でも活躍してくれます。登山中は、疲労がたまると足を捻りやすく怪我のリスクも高まります。しかし、ハイカットのシューズでは安定性とホールド機能から怪我の防止や疲労の軽減に効果を発揮します。初心者にはハイスペックなイメージもありますが、北アルプスや雪山などを登る予定のある方にはおすすめです。
2.1cm〜1.5cm大きめのサイズ感を選ぼう
適切なサイズ感を選ぶことは、登山シューズを選ぶうえでとても重要なポイントです。
登山シューズは足長、1〜1.5cm大きめのサイズを選びましょう。先端に余裕があることで指先の怪我の防止や踏み込み時の足への負担を軽減できます。
筆者は普段26.5cmのシューズを履いていますが、登山シューズは27.5cmがちょうどいいと感じています。シューズ選びの参考にしてみてください。
また足幅も快適なシューズ選びでは大切なポイントです。日本人は足幅が広い場合が多いため、購入前には自分の足幅を測定し、商品の大きさにフィットするか確認すると間違いがないでしょう。
3.初心者は1万円〜2万円台の価格帯を選ぼう
登山シューズの価格帯はピンキリです。当然、性能がいいシューズほど高価格帯になっています。
では、登山初心者におすすめの価格帯はいくらでしょうか。実際に登山用シューズを購入して愛用してきた筆者が考える、初心者におすすめの価格帯は1万円〜2万円台です。
1万円より安いシューズは性能に問題がある場合が多いと感じています。見た目は劣らなくとも防水性や耐久性に難がある場合が多いので注意してください。
雪山や海外の難易度の高い山を登る予定がなければ初心者の方は、1万円〜2万円のシューズで不自由なく登山を楽しめます。シューズ選びの参考にしてみてください。
初心者にとってオーバースペックにならず、必要な機能をしっかりと備えたシューズを選ぶ基準として、価格帯にも注目してみましょう。
登山用シューズのメンテナンス方法は?基本は汚れを落として陰干し
一度山を登れば、砂や泥などであっという間に傷、汚れがついてしまいます。タフな作りになっている登山シューズですが、手入れ次第で機能性や寿命に大きな影響を与えます。
登山用シューズのメンテナンス方法についてご紹介します。
アッパーの汚れは布やブラシで落とす
まずは、アッパー(本体の外側)についた泥や埃をしっかりと落としてください。ゴシゴシとこするのはNGです。
汚れがひどい場合は、布やスポンジを少量の水で浸して水洗いしてください。水洗い後は通気性の良い場所で陰干ししてください。
インソールは外して洗って陰干しする
汗などで湿気やすいインソールは、水洗いして陰干ししましょう。直射日光の当たる場所では痛みやすいので注意してください。
購入したばかりのシューズは水洗い可能ですが、使い込んだ場合は、シューズ用の洗剤などの使用をおすすめします。
アウトソールの小石を取り除く
アウトソールには小石やゴミが詰まりやすいです。アウトソールに異物が詰まっている状態では、すり減りの原因となり滑りやすいシューズになってしまいます。
下山後は、アウトソールに詰まった異物はしっかりと取り除きましょう。
直射日光を避けて通気性のいい場所で保管する
登山シューズは、他の靴と同様に直射日光を避けて保管してください。また、通気性がよく湿度が高くない場所で保管することもポイントです。
シューレース(靴紐)は外して保管するのが理想ですが、手間に感じる方は緩めておきましょう。
おすすめの初心者向け登山靴・トレッキングシューズ5選
初心者におすすめの登山シューズ(トレッキングシューズ)をご紹介します。信頼できるブランドの中からイチオシのアイテムをピックアップしました。
それぞれのシューズの強みも紹介していますので、参考にしてみてください。
caravan(キャラバン):トレッキングシューズ C1_02S ゴアテックス
まずは、筆者が愛用するキャラバンのトレッキングシューズをご紹介します。
キャラバンは、日本を代表する登山ブランド。「軽くて、履きやすくて、歩きやすいこと」を使命とし、70年以上登山家の一歩を支えてきました。
『トレッキングシューズ C1』は登山初心者におすすめのエントリーモデル。履きやすさ、クッション性、足首の保護など登山愛好者が使いやすいように設計されたキャラバンを代表するシューズです。
筆者は、このシューズで富士山をはじめ数々の山を登頂してきました。初心者のみならず、中級者から上級者のベテラン登山家もこぞって『トレッキングシューズ C1』を愛用しています。日本発のブランドのため日本人の足の形、歩き方にあった設計になっています。
登山者の安全と安心を足元から支えていくキャラバンのシューズ。登山初心者にぜひ履いてほしい一足です。
SALOMON(サロモン):X ULTRA PIONEER MID GORE-TEX
高いデザイン性から男性に人気のフランス発のブランドSALOMON(サロモン)。カッコいいシューズで登山を楽しみたい男性におすすめの一足をご紹介します。
『X ULTRA PIONEER MID GORE-TEX』はオールブラックのシンプルなデザインで日常使いにもグッド。アウトドア系のファッションとの相性が抜群です。
デザイン性に注目されがちですが、機能性の高さも初心者におすすめのポイントです。防水性の高いGORE-TEXを採用。雨など外部からの湿気をシャットアウトし、快適な登山をサポートします。
また悪路でも高い安定感を発揮するアウトソールが、一歩一歩確実に前に運んでくれます。疲労を軽減するクッション性とホールド感もおすすめのポイント。デザイン性も機能性も妥協したくない男性は、ぜひお試しください。
MERRELL(メレル): Moab2 Gore-Tex
登山やアウトドアシーンで知る人ぞ知るブランドMERRELL(メレル)。履きやすさとデザイン性が人気で、世界160カ国以上のアウトドアシーンで愛用されています。
そんなMERRELLからローカットモデルの「Moab2 Gore-Tex」をご紹介します。Moabは、MERRELLの定番シリーズ。柔らかな履き心地とタフさを兼ね備えており、軽快にトレッキングを楽しみたい方におすすめです。
前作に比べて、ホールド感やサポート性がアップデートしたことで、よりトレッキングに最適なアイテムになりました。Gore-Tex素材を採用しており、雨天時でもガシガシ活躍できる一足。登山やトレッキングだけではなくアウトドアシーンや普段使いとしても愛用されています
Columbia(コロンビア):SABER V MID OUTDRY 010
『SABER V MID OUTDRY 010』は、防水性、耐久性、安定感、反発力などすべてがハイスペックな登山シューズです。
人気アウトドアブランドのコロンビアの登山靴だけあってデザイン性、機能性が魅力的。登山に履いていくのが楽しみでワクワクする一足になっています。
アウトソールには、グリップ力に優れたアダプトトラックスを採用。厳しいコンディションでも高いパフォーマンスを発揮してくれます。初心者から中級者以上にもおすすめのモデルになっているのでこれ一足でさまざまな山を楽しめることでしょう。
登山だけではなく、アウトドアシーンでも重宝できる汎用性の高いアイテムです。
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス):Creston Hike WP
デザイン性と機能性の高さから登山愛好家のあいだで人気のノースフェイス。日帰り登山からトレッキングにおすすめのモデルが「Creston Hike WP」です。
当アイテムは、エントリーモデルとしてこれから登山やトレッキングを始めたい方向けのシューズ。軽量かつフィット感に優れ、抜群の歩きやすさと履き心地を実現しました。
ブランド独自の防水透湿メンブレンHydoroSealが雨の侵入を防ぎ、ドライで快適な履き心地をキープします。デザイン性を重視し、おしゃれなコーデを楽しみたい方はぜひCreston Hike WPをチェックしてみてください。
大人の男性におすすめの登山の楽しみ方は仲間と自然を感じること
登山の醍醐味は「自然を楽しめる」「仲間と思い出を共有できる」ことだと感じています。
筆者はこれまで「山頂まで登る」ことを目的に登山をしていました。しかし、現在は「自然を感じる」ことを大切にしています。
ふと立ち止まって足元を見れば、これまで見たことのない植物や生き物との出会い。後ろを振り返れば、隠れた大自然の絶景を眺めることもできました。
1人で始めた登山も今ではたくさんの仲間と楽しんでいます。「シューズだけはちゃんと選んだほうがいいよ」登山を始める友人にはそうアドバイスしてきました。
今回の記事は、登山用のシューズ選びに悩んでいる友人に行ったアドバイスをまとめたものになります。
ミドルカットシューズを選ぶ
1cm〜1.5cm大きめのサイズを選ぶ
初心者には1万円〜2万円で十分
信頼できるアウトドアブランドの中から選ぶ
以上のことを参考に登山用シューズを選んでみてください。壮大な自然の中に身を委ねて日常から開放された癒やしの時間を一緒に過ごしましょう。
話題のスポーツブランドOn(オン)。独特のソールをしたシューズが話題になっていますが、ランニング好きから注目されているのがランニングウェアです。
「既存のブランドのウェアに満足していない」「もっとオシャレなウェアでランニングを楽しみたい」。そのような男性にはOnのウェアがおすすめです。アスリートではなくストリートよりのデザインでランニングをスタイリッシュにしませんか?
本記事では、これまでのランニングウェアに一石を投じるOnの魅力についてご紹介します。おすすめ商品やレビュー、サイズ感についてもご紹介していますので、購入時の参考にしてください。
On(オン)とは?スイスで誕生したスポーツブランド
2010年にスイスで誕生した、On(オン)。「ランニングセンセーションの革新」を目標に掲げて展開されるアイテムは瞬く間にランナーを虜にしました。
Onの最大の魅力は、革新的な技術とデザイン性の高さ。CloudTec(ゴムホースの空洞のような形をしたソール)に代表されるように、画期的なアイテムを世に送り出してきました。
デザイン性の高さは、Onの製品を見た方なら誰もが納得するはず。スポーツブランド“らしくない”スタイリッシュなデザインでデイリーアイテムとしても取り入れられています。現在は世界60ヶ国、 8,000店舗以上で商品を販売しており、ランニングセンセーションに大きな革新を起こしています。
Onのランニングウェアの魅力やレビューを紹介
ここでは、実際にOnのランニングウェアを着用する筆者のレビューもまじえながら、ブランドの魅力をご紹介します。
シンプルで洗練されたデザイン性
Onのランニングウェアでの魅力がデザイン性の高さです。
一般的なランニングウェアはラインや模様が入っていることが多く、「なかなかお気に入りの一着に出会えない」といった悩みを抱えている方も多いのでは。実は筆者もそんな悩みを持つ一人。
しかし、Onのアイテムはシンプルで余計なデザインが入っていないのでランニングウェアぽくないスマートさがあります。ランニングは気分を上げるギアを選ぶことも大切。シンプルで洗練されたデザインのOnはおしゃれランナーの必須アイテムです。
走りやすさを追求した機能性
プロの元トライアスリートらが立ち上げたOn。ランナーのことを考え、走りやすさを追求した機能性は他のブランドに負けない強みです。
Onのウェアは軽量と通気性に優れたアイテムが多いのが特徴です。高性能の素材で作られたウェアは「履いていることを忘れる心地よさ」でランナーの心強い味方となります。
筆者は他のブランドに比べて走る際のストレスがない点もお気に入りのポイント。伸縮性と肌触りで一歩リードしている印象です。
超軽量のアイテムは大量の汗で肌に引っ付くことも
素材や製法にこだわり驚くほどの軽量化に成功したOnのランニングウェア。
軽量のウェアは構造上、大量の汗や雨で肌に引っ付いてしまいます。他のブランドのアイテムにも見られる現象ではありますが気になる方は注意してください。
筆者の体感としては、軽量で肌触りもいいので肌に引っ付いてもそこまでストレスに感じません。
Onのランニングウェアのサイズ感は?
Onのウェアのサイズ感は大きめが基本です。ランニングウェアを選ぶ際は、ワンサイズからツーサイズ大きめをおすすめします。
サイズを選ぶ際は、着用感から選ぶのもおすすめです。例えば筆者はタイトに着たいウェアはツーサイズサイズ、ゆったり目に着たいアイテムはワンサイズ小さめを選んでいます。
おすすめのOnランニングウェアをご紹介
機能性とデザイン性に優れたOnのランニングウェア。数ある製品の中で筆者おすすめのアイテムを厳選してご紹介します。
Performance-T
軽量、透湿性、速乾性などランナーがほしい機能が1着につまった「Performance-T」。
筆者のお気に入りポイントは、サラリとした肌触りと着心地。ランニング時に汗で背面のベタつきが気になった経験はありませんか?Performance-Tは背面に通気性に優れたメッシュ素材を採用しており、ベタつきにくいウェアになっています。
着ていることを忘れてしまいそうなストレスのない着心地でランニングシーンがより快適になるでしょう。トレーニングでもレース本番でもどちらでも活躍できるアイテムです。
Performance Long-T メンズ
Performance-Tの長袖バージョン。Tシャツと同様に抜群の肌触りと着心地を実現しました。
「Performance Long-T」の最大の特徴は、保温性と通気性を両立させている点です。走り始めの寒さにもランニング中の蒸れにも対応してくれます。
生地には日本製の高品質な素材を採用。吸湿速乾性に優れ、汗を即座に逃がすため、最初から最後までフレッシュな着心地でランニングをサポートしてくれます。
軽量で動きやすさを追求した設計もランナーにおすすめしたいポイント。筆者は20℃以下ではPerformance Long-Tを着用してランニングすることが多いです。
Weather Jacket
スタイリッシュなデザイン性に惚れて筆者が購入した「Weather Jacket」。実際に着用してみると、その機能性に驚かされました。
Weather Jacketは「どうしたら快適に走れるか」をテーマに作られたランニングギアです。伸縮性と通気性に優れたポリエステルとポリウレタンの混紡素材を採用。これまでのランニングジャケットに比べて、段違いの走りやすさと快適さを感じました。
On独自の3層のレイヤー防水メンブレンを採用しており、耐水、撥水、耐久性など優れた防水機能が悪天候から守ってくれます。他のブランドに比べて特に撥水性に強い印象です。
「雨の日に快適に走れるランニングジャケットがほしい」そう考えるランナーに激推しのアイテムです。
Running Pants
ランニング時以外の普段履きにも活躍するOnのRunning Pants。エンジニアとデザイナーがタッグを組んで開発され、機能性とデザイン性が融合したパンツです。
一般的なロングパンツは走りにくさを感じることがあるため筆者は極力避けていました。しかし、当アイテムは、世界中から最適で高品質な素材を採用しており走る動作を邪魔することなく快適にランニングを楽しめます。
断熱性、UVカット機能、DWR(耐久撥水)加工や水を通さないジッパー付きポケットなどランナーのほしい機能が搭載。夏以外のシーズンで欠かせない筆者お気に入りのランニングギアです。
Lightweight Shorts Lumos
重さ150グラム(以前筆者が履いていたパンツは約165グラム)と圧倒的な軽さで快適な走りをサポートするショートパンツ。テクニカルな4WAYストレッチ素材を採用しているのでランニング時のストレスを感じさせません。
ジッパーなど身体に当たる部分が一切ないなどランナーファーストに考えられたデザインも魅力の一つ。また、バックポケットとキーループがついているので鍵や最低限の荷物を携行できます。
高輝度な反射プリントが搭載されているので夜間のランニングにもおすすめです。ランナーのほしい機能がつまった最強のランニングパンツをぜひ着用してみてください。
機能性とデザイン性に優れたOnのラインニングウェア
筆者が愛用するOnのランニングウェアについてご紹介しました。
一般的なランニングウェアは機能性が重視されており、デザイン性に劣るアイテムが多いと感じています。しかし、Onのウェアは機能性だけではなく、デザイン性にもこだわっているのでオシャレ志向のランナーにおすすめです。
地味でキツイ印象のランニングをOnのウェアでスタイリッシュでカッコいい大人の趣味に変えてみませんか?
https://funday.jp/article/2727/
ランニングが趣味の筆者は、いつでもどこでも走りたいランホリック。しかし、ネックになるのが“ウェアダサい問題”です。
「なぜこんな派手な色にした?」「どうしてこの柄をいれた?」などウェアに不満を持った経験はありませんか?ランニングは地味できついスポーツのため、できるだけ気分の上がるウェアで走りたいものです。
この記事では、記録にも見た目にもこだわる筆者が、機能性だけではなく、デザイン性にも優れたランニングパンツをご紹介します。既存のデザインに疑問を感じていた方はぜひ参考にしてみてください。
ランニングパンツは穿いた方がいい?特徴とメリットを解説
ランニングパンツは、ランニングを快適に楽しむために作られたパンツです。まずは、ランニングパンツの主な機能についてご紹介します。
伸縮性のあるストレッチ素材で可動域を守る
ランニングパンツには、伸縮機能が搭載されており、可動域を妨げることなく走りをサポートしてくれます。
また、ラン中のパンツによるつっぱりや股擦れを予防してくれるため快適に走りたい方はランニングパンツが必須です。
軽量設計で軽快な走りをサポート
近年のランニングパンツは驚くほどの軽量化に成功しました。軽量なランニングパンツは、走りの余計なストレスを取り除き、足さばきを軽くする効果が期待できます。
長い距離を走れば走るほど軽量化が武器に変わります。一般的なジャージと穿き比べてみると、すぐに軽量化の効果を実感できるでしょう。
通気性と速乾性で快適なランニングを約束
ランニングパンツは、通気性に優れているため湿気や熱を外に逃がし、パンツ内をドライに保つ効果が期待できます。ドライな環境では、かぶれや股擦れが起こりにくいため快適なランニングが可能です。
また、速乾機能でランニング中の汗を素早く乾燥させ、不快感の軽減や低体温を防いでくれます。汗じみや透け感も速乾性でカバーできるので、ランニングをスタイリッシュに楽しみたい方はランパンをぜひ取り入れてみてください。
お気に入りのランニングパンツが見つかる選び方とは?
ランニングパンツを選ぶうえで知っておいてほしい点をまとめてみました。
ランニングパンツの5インチ、7インチとは?違いをチェック
ランニングパンツは、SML表記の他にインチで表記されている場合があります。インチとは、股下からの長さを表したサイズの指標です。
一般的なランニングパンツは、3〜9インチまで展開されています。それぞれのサイズ感と特徴をまとめました。
3インチ股下7.6cmガチラン用の短めの丈。市民ランナーにはハードルが高い5インチ股下12.7cm太ももの真ん中くらい。短めが好みの方はおすすめ7インチ股下17.78cm太ももの下あたり。人気のサイズ感9インチ股下22.86cm膝の上。短い丈に抵抗がある方におすすめ
ピッタリのサイズ感は、好みや着こなしたいコーデによって変わります。中級者以上のランナーで足に自信がある方は5〜7インチ。初心者ランナーは、7〜9インチがおすすめです。
インナー付きアリ派、ナシ派?好みで選ぼう
ランニングパンツと下着が一体型になったインナー付きのアイテムが高いシェアを誇っています。
インナー付きは、下着着用よりも可動域が高く、蒸れにくい構造になっているので快適にランニングが楽しめます。また、フィット感に優れるので摩擦が起きにくく安定感に優れる点もおすすめのポイントです。
インナー付きパンツは好みが分かれるので購入する際は注意してください。ちなみに筆者はインナー付きパンツの締め付け感が苦手で積極的には着用していません。
一枚あると便利なマルチポケットパンツ
スマホや鍵、ジェルなどをポケットに収納してランニングが楽しめるマルチポケットタイプは一枚あると便利です。
腰回りに収納ポケットを設けることでランニング中の中身の揺れを防止し、ストレスなくランニングを楽しめます。ポーチなどの携帯が不要な画期的なアイテムとして話題となりました。
各ブランドから多種多様なマルチポケットタイプのパンツが展開されていますのでぜひチェックしてみてください。
ランニングパンツおすすめアイテム5選
タウンユースとしても活躍するデザイン性に優れたランニングパンツをご紹介します。
NIKE:SPORTSWEAR WOVEN SHORTS(ウーブンショートパンツ)
常にランニングシーンのトップを走り続けるNIKEからシンプルなデザインが特徴のWOVEN SHORTSをご紹介します。
ランニングパンツながらリラックス感までも連想させるカジュアルテイストなアイテム。スポーティーな男性のオンオフどちらもファーストチョイスに持ってきたくなる、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
見た目はもちろん、通気性や伸縮性にも優れているので穿き心地もグッド。「走るだけではもったいない」ヘビロテ必須のアイテムです。
On:Core Shorts(コアショーツ)
スイス生まれの大人気ブランド、OnからCore Shorts(コアショーツ)をセレクトしました。Onはデザイン性に優れたアイテムを次々にリリースし、既存のブランドに一石を投じています。
コアショーツは、ランニングパンツには珍しいカラーリングとタウンユースよりのデザインとシルエットが特徴です。デザインが目を引きますが、走るうえで必要な機能性も高い評価を得ています。
一体型インナー付きで、フィット感と安定感をサポート。ストレッチ性が高く、可動域を妨げることなく快適な一歩を踏み出せるアイテムです。
Patagonia:Baggies Shorts(バギーズパンツ) 5インチ
アクティブ派の男性におすすめのランニングパンツはPatagoniaのバギーズパンツです。最大の特徴は、水陸両用タイプになっているため全アウトドアフィールドに対応できる点です。
ランニングで火照った身体でそのまま海や川にダイブしたって問題なし。裏地には、ポリエステル素材のインナーが採用されており、下着がなくてもそのまま着用できます。
今回は短めの5インチを取り上げていますが、7インチまで展開しており、さまざまなサイズ感とカラーリングが用意されています。お気に入りの一枚をぜひ探してみてください。
New Balance:Mesh Short(メッシュショーツ)
独自のデザイン性が人気のNew Balanceからはメッシュ素材のショーツをピックアップしました。当アイテムは、通気性に優れたメッシュ素材を採用し、見た目も穿き心地も涼しさを約束します。
ランニングパンツ“らしくない”デザインのため、タウンユースとしても活躍。いつでもどこでも走りたくなるランホリック必須のアイテムです。
もちろんランニングパンツとしての機能性も優秀。通気性に優れ、ランニング中もドライな環境をキープし快適な走りをサポートしてくれます。
THE NORTH FACE:ショートパンツ エンデュリスレーシングショーツ
ノースフェイスからリリースされた待望のマルチポケットタイプのランニングパンツ。他のブランドのマルチポケットに比べてカジュアルチックなデザインがおすすめのポイントです。
腰回りの収納スペースには、6個のポケットを配置し、スマホやジェルなどをストレスなく携帯できます。また、左右に脇ポケットも搭載されているため普段使いとしてもおすすめです。
レース本番やトレーニング、または普段使いなどシーンを選ばず活躍するマルチポケットパンツ。デザイン性には劣りますがMIZUNOのマルチポケットパンツもランナーに選ばれていますのでこちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/3809
お気に入りのランニングパンツでかっこいいを演出しよう
おしゃれなデザインのランニングパンツをご紹介しました。
ランニングギアは機能性を重視してアイテムを選ぶことが多いですが、ワクワクする「デザイン性」で選んでみるのもおすすめです。モチベーションアップや新たな発見につながるかもしれません。
お気に入りのデザインのパンツを穿いて、ランニングをカッコよくデザインしてみてください。きっと毎日のランニングが楽しく、より充実したものになるでしょう。
他の記事では、デイリーユースとしても活躍するランニングシューズをご紹介しています。日常にランニングを落とし込みたい男性はぜひご覧になってください。
https://funday.jp/article/6156
ビジネスシーンにおいてカジュアルなスタイルが許容されるようになりました。カジュアルスタイルは、柔軟性や快適さなどさまざまなメリットが期待できます。
一方、スーツや革靴に比べて自由度が上がるため、アイテム選びに悩まれている方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、ビジネスシーンでも活躍するランニングシューズについてご紹介します。
シューズの選び方と注意点、おすすめのアイテムを解説しています。ビジネスシーンにランニングシューズを取り入れたい方は参考にしてみてください。
通勤用ランニングシューズの選び方
ビジネスシーンでも活躍するランニングシューズを選ぶ際のポイントについて解説します。
清潔感がありスタイリッシュなデザインを選ぶ
ビジネスシーンにおけるカジュアルスタイルを成功させるには、清潔感があり、全体的にスタイリッシュなデザインのシューズを選ぶことが重要です。
ビジネスシーンでは、派手な色使いや過度な装飾は避け、落ち着いたカラーリングのアイテムを選ぶのが賢明です。鮮やかな色や複雑なパターンは、どうしてもカジュアルな印象が強く、ビジネスの場にそぐわない場合があります。
おすすめは、白や黒といったベーシックカラーのシューズです。具体的には、爽やかで軽快な印象を与えたいなら、白のシューズがおすすめ。白は清潔感を際立たせ、コーディネート全体を明るく見せる効果があります。ただし、汚れが目立ちやすい色でもあるため、常に手入れが行き届いていることが大前提となります。
落ち着いた、引き締まった印象を与えたいなら、黒のシューズを選びましょう。黒はどんな色味のビジネスウェアにも合わせやすく、全体をシックにまとめる力があります。スマートな印象を与えるだけでなく、汚れが目立ちにくいという実用的なメリットもあります。ビジネスシーンでの利用頻度が高いことを考えると、一足持っておくと非常に重宝するカラーです。
クッション性に優れた疲れにくいシューズを選ぶ
クッション性に優れているかも、ビジネスシーンでのランニングシューズ選びのポイントです。
移動の多いビジネスパーソンにとって、クッション性に優れたシューズは、もはや必需品と言えるでしょう。従来の革靴につきものだった「重さ」や「歩きにくさ」は、一日中動き回る足にとって大きな負担となります
クッション性の高いシューズは、着地の衝撃を効果的に吸収・分散することで、足への負担を大幅に軽減。これにより、長時間歩いても疲れにくくなり、日々のコンディションを良好に保つことができます。
ランニングシューズはアイテムによってそれぞれ強みや特徴がありますが、商品選びではクッション性を意識してみましょう。
雨に強い耐久性のシューズを選ぶ
耐久性や防水性に優れたシューズを選ぶのも大切なポイントです。
撥水性や防水加工のシューズを選ぶことで悪天候の中でもアグレッシブに移動が可能になります。特に、都市部での移動が多い方や、外回りが多い職種の方にとって、この機能は日々のストレスを大幅に軽減してくれます。
天候によってシューズを使い分けるのも賢い活用法です。普段はデザイン性を重視したランニングシューズを着用し、雨予報の日や悪天候が予想される日には、防水・撥水加工が施されたランニングシューズに切り替えれば、お手入れの手間も減らせます。
また、急な出張など、どんな天候にも対応できるよう、一つは防水性の高いランニングシューズを常備しておくのも良いでしょう。
ビジネスライクなおすすめランニングシューズ5選
ビジネスシーンでも活躍できるランニングシューズを厳選して5つご紹介します。機能性、デザイン性、耐久性に優れたアイテムを選んでいますので参考にしてみてください。
On(オン):Cloud 5 Waterproof (黒色)
まずご紹介するのがランニングシーンのみならずファッション業界でも大注目のブランドOnのシューズです。
Onは2010年にスイスで誕生したスポーツブランド。これまでになかった革新的なテクノロジーから世界中のランナーに大きな驚きを与えました。
Onシューズの最大の特徴はゴムホースからヒントを得たソール。CloudTec®と呼ばれる技術は、驚きのクッション性と反発性を実現しました。長時間の歩行でも疲れがでにくく移動の多いビジネスマンにもおすすめです。
今回取り上げたCloud 5 Waterproof は、Onの代表作Cloud 5に防水仕様を高めたモデル。雨の侵入を防ぐだけではなく通気性にも優れるので悪天候時でもシューズ内を快適に保ってくれます。
adidas:ADIZERO SL LIZ85 (白色)
世界を代表するスポーツブランドのアディダス。失敗が許されないビジネスコーデにおいて安心と信頼のアディダスのブランド力は欠かせません。
多くのアディダスのシューズを履いてきた筆者のビジネスシーンにおすすめなアイテムがアディゼロ SL LIZ85。クラシカルで上品な佇まいと、新しさを感じさせるモダンなデザインが融合した奇跡の一足です。
ミッドソールに採用されているLIGHTSTRIKE EVAは、衝撃吸収性に優れたアディダスを代表するテクノロジー。反発性も備えているので歩きやすく、疲れにくい機能性もビジネスシーンにピッタリです。
爽やかなイメージを持たせるためにも白をチョイスしましたが、合わせやすく、ベーシックな黒色もおすすめです。
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ):ボンダイ 8(黒色)
ランニング業界だけではなくアパレルの分野でも高い評価を得ているHOKA ONE ONEのシューズ。新進気鋭のイメージが強かった数年前から今では定番ブランドの仲間入りを果たしました。
HOKA ONE ONEはプロのトレイルランナーによってフランスで創立されたブランドです。山をいかに楽に走れるかをテーマに商品開発を行い、数々の名作シューズを世に送り出しました。
ブランド名はニュージランド先住民マオリ族の「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」という言葉が由来となっています。HOKAのシューズは、その言葉の通り、飛んでいるかのような柔らかな履き心地とクッション性が特徴です。
そんなHOKA ONE ONEの中でも特にクッション性に優れたラインがボンダイシリーズ。抜群のクッション性で足元を保護し、安定した歩きを約束します。無駄を排除したデザインとオールブラックのカラーリングはビジネスシーンにピッタリのシューズです。
ASICS:GEL-NIMBUS 26(黒色)
日本を代表するブランドのアシックス。スポーツよりのデザインだったのは数年前の話。近年はタウンユースでも活躍できる高いデザイン性のアイテムを次々に展開しています。
そんなアシックスのビジネスシーンにおすすめのアイテムは、GEL-NIMBUS 26。もちもちとしたやわらかなフィット感とソフトな履き心地がクセになる一足です。
伸縮性のあるシュータン(甲部をおおう部分の名称)を採用しているので、着脱の多いビジネスマンにおすすめ。履きやすく、脱ぎやすい履き口の構造になっています。
日本発のブランドのため日本人の足にフィットする点もアシックスが選ばれる理由の一つです。日本の高い技術が集約されたアシックスのランニングシューズをぜひお試しください。
New Balance:M411 (白色)
タウンユースで圧倒的な人気を誇るニューバランスのランニングシューズ。安定感のある履き心地と高いデザイン性はビジネスシーンにおいても活躍すること間違いなしです。
ニューバランスの通勤、通学におすすめのアイテムが411シリーズ。全面がメッシュ素材になっているので通気性に優れ、蒸れにくく快適さが強みのシューズです。
軽量で反発性に優れているので歩行時の疲労を軽減できます。定番の「N」のロゴマークのデザインが細い線で描かれているのも希少性があり筆者お気に入りのポイントです。
足元をスタイリッシュにみせたいビジネスマンはぜひニューバランスの411をお試しください。夏を中心に気温の暖かい時期に重宝できるランニングシューズです。
ランニングシューズでビジネスコーデを楽しもう
ビジネスシーンでも活躍するランニングシューズについてご紹介しました。ランニングシューズを取り入れることで歩きやすさ、快適性、耐久性などさまざまなメリットが期待できます。
シューズを選ぶ際には、清潔感を意識してみてください。白や黒の落ち着いた色を選ぶことで足元からスタイリッシュな印象を与えられます。
今回ご紹介したランニングシューズは、クッション性に優れ、軽量なアイテムばかりです。ビジネスシーンでも使えるデザイン性も考慮してアイテムをセレクトしました。ランニングシューズの抜け感を上手くコーディネートしてビジネスシーンのオシャレを楽しんでいきましょう。
誰でも気軽に始められるジョギングには、ダイエットや健康維持、ストレス解消などさまざまな効果が期待できます。
しかし、誤った知識や方法では、十分な効果が得られない可能性や怪我のリスクが高まります。安全に、かつ効果的に走るためにも正しいやり方でジョギングを楽しみましょう。
この記事では、トライアスロンで世界大会に出場した経験を持つ筆者が、ジョギングのコツとおすすめのアイテムをご紹介します。ジョギングを楽しく、効果的に続けたい方は参考にしてみてください。
ジョギングとランニングの違いは?ペースの基準は会話ができるか
ジョギングとランニングの違いは、走るスピードです。
個人差があり、明確に定義されていませんが、厚生労働省によるランニングのペースは1キロあたり約7分とされています。ウォーキングは、一般的に1キロあたり約15分ですのでその間のペースで走ることがジョギングのペースと言えるでしょう。
初心者の方は1キロあたりのペースを測るのは難しいため「会話ができるペース」を基準に走ってみてください。息が切れて会話ができないペースはランニングに分類され身体への負担が大きく出てしまいます。
無理なくできるだけ長時間走ることがジョギングのコツです。会話ができるほど楽なペースを心がけてみてください。
痩せるためのジョギングとは?効果的な走り方を解説
ダイエットや体型維持のためにジョギングを取り入れたい方も多いのではないでしょうか。ダイエットに効果的なジョギングの方法についてご紹介します。
ジョギングは30分以上続けると痩せやすい
体脂肪は有酸素運動を開始して20分後から燃え始めます。1回あたりのジョギングの時間は30分以上を心がけてみてください。
初心者の方で30分のジョギングが難しい場合は、ウォーキングなどを組み合わせてみるのもいいでしょう。いちばん大切なことは30分身体を動かし続けることです。
継続していくと自然と体力と筋力がついてきます。距離ではなく時間を目安にジョギングを楽しみましょう。
週に何回走るべき?理想は週に3〜5回
初心者の方は、週に3〜5回のスパンで走ることがおすすめです。
痩せることだけを考えれば毎日走ることが理想でしょう。しかし、毎日走ることは身体的にも精神的にもストレスがかかり、かえって負担に感じるので注意が必要です。
また、筋肉は休息を設けることでさらに強い筋肉へと生まれ変わります。この過程は、超回復と呼ばれ、ジョギングにおいても重要なプロセスです。
休息日を作って心身ともリフレッシュすることで効率的にジョギングを楽しみましょう。
朝と夜どちらが痩せる?痩せたいなら朝!
ダイエット目的のジョギングなら朝がおすすめです。朝の方が脂肪燃焼効果が高いため、効果的に痩せることができます。
一方、夜のジョギングはリラックス効果が期待でき、心地よい疲労感で睡眠の質が向上するとされています。
ジョギングは時間帯によって得られやすいメリットも異なるため、目的に応じて好きな時間帯で楽しんでみてください。
ジョギングとランニングどっちが痩せる?
ジョギングとランニングでは、後者の方がダイエット効果が期待できます。ランニングの方がカロリー消費量が多いため痩せやすいとされています。
ジョギングで体力や筋力がついてきた方は、徐々にペースを上げていくとよいでしょう。ペースが上がると心肺や身体への負担も大きくなるので無理のない距離、スピードを意識してみてください。
失敗しないジョギングシューズの選び方とは
スポーツシューズは目的によって必要な機能が異なります。ジョギングシューズに必須の機能を厳選してご紹介していますので参考にしてみてください。
衝撃を吸収するクッション性
ジョギングシューズは、クッション性に優れたアイテムが必須です。
ジョギング時は体重の倍以上の着地衝撃が足にかかります。これまで運動習慣がなかった方は、足や膝、腰などさまざまな部位で故障のリスクが伴います。
着地衝撃を最小限にして身体を守るためにもクッション性に優れたアイテムを選びましょう。現在は、クッション性に優れた厚底のシューズが多く流通していますのでチェックしてみてください。
怪我のリスクを最小限にする安定性
足の横ぶれやぐらつきを抑えるためにも、安定性のあるシューズを選びましょう。
スピードランナー向けのランニングシューズでは、安定性よりも反発性を重視した設計になっています。筋力が十分でない初心者の方は反発性のあるシューズでは怪我のリスクが非常に高く危険です。
安定性と反発性は相反するため、商品を選ぶ際はシューズごとのおすすめのペースも参考にしてみるとよいでしょう。ゆっくりなペース設定にされているシューズは安定性に優れたアイテムとなっています。
軽量化はそこまで意識しなくてOK
各ブランドからこぞって軽量化を売りにしたアイテムが展開されていますが、ジョギングに置いては軽さは重要ではありません。
軽量化されたシューズは、走るための筋力があることを前提に作られています。初心者の足をケアする必要な機能が削ぎ落とされているため注意しましょう。
軽量設計ではなく、多少重くてもクッション性や安定性を重視してシューズを選んでみてください。
ジョギングにおすすめのランニングシューズ5選
ジョギングにおすすめのランニングシューズをご紹介します。
HOKA ONE ONE:CLIFTON 9
ド迫力の分厚いソールが特徴のHOKA ONE ONE。ランニングからタウンユースまで幅広いシーンで大活躍中のブランドです。
そんなHOKAのアイコン的なモデルがCLIFTON(クリフトン) 9。クッション性と安定性に優れているのでジョギングに最適なアイテムです。シリアスランナーもLSD(長い距離をゆっくり走る走法)時に取り入れるなど高い機能性が人気のシューズになります。
シルエットがきれいなため、デザインでシューズを選びたい方にもおすすめです。クッション性と見た目を重視したい方は、ぜひお試しください。
asics:GTー2000 13
日本人の足にフィットし、安定感のある履き心地を重視したい方には、asicsがおすすめです。asicsは日本発のブランドのため日本人の足に抜群のフィット感をもたらしてくれます。
GTー2000は、asicsのエントリーモデルとして誕生した定番シリーズ。抜群の安定感と高い機能性で多くのランナーの最初の一歩をサポートしてきました。
当アイテムは、GTー2000シリーズの最新モデルとして快適性と安定性がアップグレード。ジョギングでも高い恩恵を受けること間違いなしのシューズです。
New Balance:Fresh Foam X 1080 v14
フワフワとした履き心地がクセになるFresh Foam X 1080 v14。クッション性と程よい反発性がおすすめの筆者も愛用する一着です。
Fresh Foamシリーズは、クッション性に優れた初心者から中級者向けのアイテム。その中でも1080は、ニューバランスの最高級の衝撃吸収性のテクノロジーが集結し、究極のクッショニングに成功しました。
柔らかな履き心地でジョギングが楽しくなる一足。弾むような足の運びをぜひご体感ください。
この記事では、Fresh Foam X 1080 v14を実際に着用したレビューをまとめていますので参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/8307
adidas:ADIZERO SL2
2025年、最も勢いのあるランニングシューズブランドといえばadidas。箱根駅伝や実業団駅伝でも多くの選手がadidasのシューズを着用し、話題となりました。
adidasの躍進のきっかけとなったADIZERO(アディゼロ)シリーズは、日本人が世界と戦うために作られたシューズ。そのため、日本人の足にあったフィット感と高い機能性が特徴で抜群の履き心地を約束します。
ADIZERO SL2は、ジョギングなどゆっくりと走るのに最適なモデル。安定性とサポート性に優れているため安心して、快適なジョギングを楽しめます。
On:Cloudmonster 2
空洞のソールが特徴のOnシューズは、デザイン性の高さからタウンユースとしても高いシェアを誇る人気アイテムです。
Onシューズの中でもクッション性に優れ、ジョギングに最適なアイテムがCloudmonster。最大の特徴は、分厚いCloudTec®にあります。
CloudTec®とは、ゴムホースをヒントに得た独自のソールです。空洞になったパーツが複数装備されており地面からの衝撃を吸収し、ソフトな履き心地をサポートします。驚くべきは、足の動きに応じて圧縮するため、履く人の最も必要な箇所でクッション性を発揮する点です。
他のブランドとは一線を画す履き心地で毎日のジョギングを楽しんでみてください。
ジョギングで新たな一歩を踏み出そう
効果的なジョギングの方法とおすすめのシューズについてご紹介しました。ジョギングはすべての運動の基本となり、体力や筋力の向上だけではなく、心身のリフレッシュ効果も期待できます。
ジョギングをする際は、会話できるペースを守り、30分以上を心がけてみてください。無理をして毎日走るよりも、週に3〜5回から始めましょう。
今回ご紹介したアイテムとイチオシのポイントをまとめます。
CLIFTON 9フカフカのクッション性とデザイン性GTー2000 13メイドインジャパンの機能性と安定性Fresh Foam X 1080 v14フワフワした柔らかな履き心地とクッション性ADIZERO SL2日本人向けのフィット感と抜群のサポート力Cloudmonster 2独自の衝撃吸収性と唯一無二の機能性
お気に入りの一足で、街中を駆け抜けましょう。きっといつもの街並みが違った景色に見えるはずです。
「ランニングをもっとおしゃれにスタイリッシュに」をテーマにデザイン性、快適性を兼ね揃えたランニングシャツをご紹介します。
ランニングシャツ一枚で、パフォーマンスやモチベーションに大きな差がでます。しかし、ランニングシャツは、シューズに比べるとこだわりを持っている方が多くありません。
「たかがシャツされどシャツ」ランニングをもっと速く、おしゃれに楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
お気に入りのアイテムでいつものランニングをさらに楽しみましょう。
ランニングシャツの選び方は優先順位を考えよう
ランニングシャツの選び方について解説します。シャツに何を求めるか優先順位をつけることが自分にあった一枚に出会うためのポイントです。
素材と強みと弱みをチェックしよう
シャツを選ぶ際は、素材を確認しましょう。それぞれ強みや弱点がありますので以下の表を参考にしてみてください。
強み・特徴弱点ポリエステル速乾性と吸湿性に優れ軽量肌触りがザラザラナイロン軽量で耐久性に優れる肌触りが悪いメッシュ通気性があり、蒸れにくく快適体温が下がりやすいコットン吸湿性と肌触りが抜群汗を吸収し重くなる
ほとんどのランニングウェアは、ポリエステル素材になっています。随所にメッシュ素材を搭載し、通気性や快適性を図るウェアもあるため商品選びの参考にしてみてください。
好みのフィット感を使い分けよう
フィット感は、ランナーの好みが分かれます。
身体のラインがでるピチッとしたタイプとゆったりめのタイプ。好みのフィット感のウェアを選びましょう。
ピチピチのフィット感は、体の安定性や支持性を高められます。逆にゆったりめのウェアは、可動域の制限なく余計なストレスがかかりません。
筆者は、レースや大事なトレーニングの際は、ピチピチしたウェア。LSDやリカバリージョグは、ゆったりめと使い分けています。
夜間のランは反射材があると安全
夜間の使用がメインのランナーは、反射材が搭載されたウェアがおすすめです。
ライトや反射材グッズを併用することで、さらに安全に夜間のランニングを楽しめます。反射材が搭載されたウェアが各ブランドから販売されていますので商品選びの参考にしてみてください。
好みのデザインとカラーリングでモチベアップ
お気に入りのデザインのウェアでモチベーションを上げましょう。
ランニングは、地味できついスポーツです(筆者はそう感じています)。しかし、おしゃれなウェアを着用することで気分が高まり、ランニングに華やかさがプラスされます。
数年前のランニングウェアは、おしゃれなアイテムは多くありませんでした。しかし近年は日常でも着用できるほどおしゃれなアイテムが数多く展開されています。見た目にもこだわるランナーは、デザインも最重要ポイントです。
ランニングシャツおすすめブランド4選
機能性とデザイン性を兼ね揃えたランニングウェアのおすすめブランドとアイテムをご紹介します。
THE NORTH FACE
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)は、1960年代にアメリカ カリフォルニア州で誕生しました。
創業者のトンプキンス夫妻は、登山愛好家のために小さな登山用品の小売店をオープンさせます。サンフランシスコのノース・ビーチ地区で誕生したお店は、多くの登山愛好家から贔屓にされ徐々に規模が拡大しました。
軌道にのったノースフェイスの勢いは止まらず、自社アイテムの開発や人気ブランドとのコラボで世界的なブランドに成長。登山だけではなくスポーツ、タウンユースでも次々に大ヒットアイテムを世に送り出してきました。
ランニング分野では、トレイルに強い印象ですが、ロードでもウェアを中心に機能性、デザイン性に優れた商品を展開。「カッコいいウェアで走りたい」デザイン重視のランナーにおすすめのブランドです。
ショートスリーブGTDメランジクルー
ワンポイントロゴをあしらったシンプルなデザインが特徴のポリエステル素材のショートスリーブをご紹介します。肌面に若干の凹凸をもたせることで吸汗速乾性に成功。肌面のドライ感を維持し、快適なランニングをサポートしてくれます。
銀イオンによる抗菌防臭効果、不快な静電気の発生を抑える静電ケア機能など細かな配慮もありがたいポイント。ランニングからタウンユースまで幅広く合わせやすいアイテムです。
NIKE
NIKEは、1968年にアメリカのオレゴン州で誕生しました。
asicsの前身であるOnitsuka Tigerに触発されて創業されたNIKEは、世界で最も高いシェアを誇るスポーツブランド。NIKEというブランド名は、ギリシャ神話の勝利の女神「ニーケー(Nike)」が由来になっています。
NIKEは、得にバッシュやランニングシューズの分野で特に高い評価を得てきました。記憶に新しいのは、厚底の歴史を作ったヴェイパーフライの誕生。常識を覆したNIKEの厚底シューズの登場でシューズ業界は大きな転換期を迎えました。
常に世界の先頭を走るNIKE。シューズだけではなく、ウェアも機能性、デザイン性に優れるため、ぜひ着用してほしいアイテムばかりです。
Dri-FIT マイラー
NIKEを代表するテクノロジーである「Dri-FIT」が搭載されたランTは、快適さを追求するランナーにとって特別なアイテムです。
Dri-FITは、さらりとした状態をキープする画期的なポリエステル素材。独自の高性能マイクロファイバー構造が、自然な体温調節をサポート。汗を逃がして素材の表面に分散し、すばやく蒸発させるので長時間のランでも余計なストレスから開放されます。
リフレクティブ (再帰反射の反射材) をロゴ、ライン、背面に搭載しており夜間でも安心してランを楽しめます。NIKEの高い技術が詰め込まれた一着でランニングをドライに快適に楽しんでみてください。
adidas
adidasは、1924年にドイツで誕生したスポーツブランドです。
NIKEに次ぐ、世界的なシェアを誇るadidas。「Impossible is Nothing」というスローガンとともに多くのアスリートの挑戦を支えてきました。adidasのシンボルであるスリーストライプス(3本線)を街中でもスポーツシーンでも見ない日はありません。
一時期は、NIKEの厚底シューズの爆発的なブームによって影をひそめていたadidas。しかし、近年はデザイン性、機能性、コスパが再評価され、勢いを取り戻しつつあります。
履き心地や機能性を重視したウェアは、ランナーから高い支持を得ており、今後のadidasの躍進が楽しみでなりません。
Own the Run Tee(オウンザランティー)
adidasを代表するアイテ厶「オウンザラン」。吸汗性・速乾性・透湿性・保温性をサポートするAEROREADYテクノロジーが最大の特徴です。
AEROREADYテクノロジーは、気温差に強く、どんな環境下においても快適な着心地を約束します。夏場はドライで快適さを、冬場は保温性に優れた安心感を提供。一年を通して活躍するマストアイテムです。
リサイクル素材をメインにしたポリエステルを採用し地球にも優しいサスティナブルな一着。3本線を味方に快適でファッショナブルなランニングを楽しんでみてください。
On
Onは、2010年にスイスで誕生したスポーツブランドです。ランニングやトライアスロンにおいて爆発的な人気が出ており、今最も勢いのあるブランドの一つです。
既存のスポーツブランドに満足していない層の受け皿となるべく革新的なアイテムを次々に展開。「ランニングセンセーションの革新」をテーマに現在は、現在は世界60ヶ国、 8,000店舗以上で商品を販売しています。
Onのウェアの特徴は、シンプルでスマートなデザインと走りやすさを追求した機能性。スポーツ前後はもちろん、タウンユースとしてもOnを取り入れる男性が増えてきました。
時代に先取りしてOnのウェアでおしゃれに快適にランニングを楽しんでみませんか。
Performance-T
Onからは軽量で通気性に優れた「Performance-T 」をピックアップしました。
Performance-Tは、ランナーファーストのアイテムとして人気のウェアです。創業地であるスイスの技術力とハイテク素材をフル活用し、驚くほどの軽量感を実現。“羽のような軽さ”が強い味方となって背中を押してくれるでしょう。
また、すべてのつなぎ目は縫わずにテープ加工で接着。余計なストレスがかからずスピーディーな走りをサポートします。バックには通気性の高いメッシュ生地を採用することで爽やかな着心地にも成功しました。
知る人ぞ知るOnウェアの魅力。ぜひライバルよりも先にお試しあれ。
ランニングをおしゃれに快適に楽しもう
ランニングが大好きな筆者がおすすめのウェアブランドとアイテムを厳選してご紹介しました。
ランニングウェア一枚でパフォーマンスに大きな差が生まれます。これまでウェアにこだわりがなかった方は、素材、機能性、フィット感を参考にアイテムを選んでみてください。パフォーマンスの向上だけではなく、モチベーションがアップし、よりランニングが楽しめることでしょう。
今回は、デザイン性も重視して、ブランド、アイテムを選びました。ランニングを通して、若々しくかっこいい大人でいれるよう一緒に頑張っていきましょう。
登山歴10年の筆者が、これからトレッキングを始めたい方に向けておすすめのシューズをご紹介します。本格的な登山ではなく、あくまで“ゆるく”山歩きを楽しみたい方に向けて商品をセレクトしました。
登山やトレッキングは、サーフィンやスノボと比べると地味な印象があるかもしれません。そんなトレッキングだからこそ少しでもおしゃれに楽しめるように、デザイン面も考慮してアイテムを選びました。
トレッキングシューズの種類や選び方のポイントについても解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
トレッキングシューズの種類はカットの高さで分類される
トレッキングシューズは、カット(シューズの高さ)の違いで3種類に分類されます。それぞれに強みや弱点がありますのでご紹介します。
トレッキングにおすすめのローカットシューズ
ローカットシューズは、カットの高さが足首までのアイテムを指します。一般的なスニーカーやランニングシューズと同じ形状です。
軽量で足首の自由度が高いためスピーディーな動きが可能。気軽にトレッキングを楽しみたい方にピッタリのアイテムです。また、着脱がスムーズな点や蒸れにくい点も強みの一つ。ファッション性も高く、デザインで選ぶならローカットモデルがおすすめです。
一方、足首のサポートが弱いという欠点も。岩場や悪路では怪我のリスクが高まるため、使用シーンが限られてしまうことがあります。
トレッキングや登山に最適のミドルカットシューズ
カットがくるぶし付近まであるタイプをミドルカットシューズと呼びます。ミドルカットシューズは、バランスのとれた汎用性の高いアイテムです。
ローカットに比べて、足首のサポート機能が充実。歩きやすさはローカットに比べて劣りますが、足場の悪い山道にも対応できます。
トレッキングだけではなく、今後登山を楽しみたい方はミドルカットをチョイスしてみてはいかがでしょうか。ただし、雪山など本格的な登山では、ハイカットシューズがおすすめです。
トレッキングにはオーバースペックなハイカットシューズ
最もカットの高さがあるハイカットシューズは、本格的な登山や雪山向けのシューズです。
抜群の安定感とホールド感からがっつり登山を楽しみたい方におすすめのアイテム。保温や耐水性に優れており悪天候にも対応します。
トレッキングでの使用ではオーバースペックになりおすすめできません。他のタイプに比べて重量があるため、トレッキングの気軽さや快適さとは相性が悪いです。
トレッキング用のシューズをお探しの方は「ローカット」もしくは「ミドルカット」を選びましょう。
トレッキングシューズ選び方のポイント
登山歴10年の筆者がトレッキングに最適なシューズの選び方について、経験者の視点でお伝えします。
好みのデザインでテンションUP
「このシューズで山に行きたい」と思えるデザインのアイテムを選びましょう。筆者は、いくつもの登山靴を持っていますが、結局は気分の上がるデザインのシューズで山に出かけます。
渋めのデザインから流行を取り入れたファッショナブルなアイテムまで幅広く商品が展開されています。商品選びで迷われた際は“ワクワクする”デザインのアイテムを選んでみてください。
ただし、アウトドアブランドやスポーツブランドのアイテムを選ぶことが大前提。それらのシューズは、機能性に優れ、安全で安心なトレッキングをサポートしてくれます。
防水性のアイテムで悪天候にも対応しよう
山は天気が変わりやすいため、防水性や撥水性のあるシューズを選びましょう。
せっかくのトレッキングも雨で靴の中がビショビショでは気分が下がってしまいます。また、足が濡れると体温も下がり体調を崩しやすいため注意が必要です。
GORE-TEXなど防水性や通気性に優れた素材が搭載されているアイテムを選ぶことがポイントです。
1〜1.5cm大きめのサイズ感がベスト
トレッキングシューズは、通常サイズの1〜1.5cm大きめのアイテムを選びましょう。
足先に遊びを持たせることで、トレッキング中の指先の曲げ伸ばしが可能になり血流の改善が期待できます。また、長時間の歩行でみられるむくみにも対応できます。
アイテムを選ぶ上でサイズ感は非常に大切ですのでぜひ参考にしてみてください。
デザイン性と機能性を両立したおすすめトレッキングシューズ5選
デザイン面と機能面を考慮し、これからトレッキングを楽しみたい方に向けておすすめのアイテムをご紹介します。同じモデルでもさまざまなカラーリングを展開していますので好みのデザインを探してみてください。
New Balance: 610T GTX
筆者が実際に愛用し、お気に入りのアイテムである「610T GTX」をご紹介します。
タウンユースで大人気のNew Balanceを山でも履きたいと探しだした筆者の運命の一足。トレッキングでNew Balanceは珍しく、10年以上山歩きをしていますが、一度も他人と被ったことがありません。
元々は、トレイルランニング用に開発されたシューズのため歩きやすさは抜群。悪天候にも対応できるGORE-TEXが搭載されているため雨天時も安心です。
登山では、安定性に欠けるかもしれませんが、トレッキングにはピッタリのアイテムです。唯一無二のシューズであなただけの一歩を刻んでみてください。
On:Cloudtrax Waterproof
高い機能性によって多くのアスリートから絶大な支持を得ているOn。そんなOnのトレッキングやアウトドアシーンにピッタリのアイテムが「Cloudtrax Waterproof」です。
まず目を惹くのが“イカした”デザイン。無駄なものを排除して洗練されたデザインは、山から街にそのまま飛び出したくなります。
当アイテムのコンセプトは「履き心地もスタイルも妥協したくない、冒険好きの若者たちのために作られたシューズ」。デザインだけではなく機能性にもこだわっており防水機能などトレッキングに必要なスペックを備えています。
人気スポーツブランドのアウトドアシューズをぜひお試しください。
MERRELL:Chameleon8 Storm Gore-Tex
アウトドアブランドの定番MERRELLから「Chameleon8 Storm Gore-Tex」をご紹介します。当アイテムは、2006年に誕生したカメレオンストームのアップデートモデルです。
カメレオンストームシリーズは、防水性と歩きやすさ、独特なデザインで山や人を魅了し続けています。ラフな足場でもしっかりと地面を掴むグリップ力や防水性に優れたGORE-TEX機能などあらゆる環境に対応できる一足です。
山だけではなく、タウンユースやアウトドアでもシーンを選ばず活躍する汎用性の高さも魅力。山から街まで一足でどこまでも行けるシューズをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
THE NORTH FACE:Creston Hike Mid WP
アウトドアの枠を飛び越え、タウンユースとしても高い支持を得ているノースフェイス。ノースフェイスのトレッキング向けのアイテムがCreston Hikeになります。
アッパーには軽量かつ耐久性に優れたリサイクル素材を採用し、快適な履き心地を実現。グリップ力に優れたアウトソールが格別の安定感をサポートします。
初めての登山やトレッキングにおすすめの1足と評価されており、初心者でも安心な機能が多数搭載されています。おしゃれに安全にトレッキングを楽しみたい方におすすめのアイテムです。
caravan:C1_02S
日本発のブランドcaravan(キャラバン)の定番アイテム「C1_02S」をご紹介します。
caravanは、日本の登山愛好家に絶大な支持を得ているシューズブランドです。1954年に創業されて以来、多くの日本人の山歩きをサポートしてきました。
caravanシューズの特徴は、日本人の足にあったフィット感。長時間の歩行でも足ブレを極限まで軽減してくれるので安全・快適に山歩きを楽しめます。
C1_02Sは、機能性と歩きやすさを追求しており、トレッキングから登山まで幅広く楽しめるアイテムです。筆者も近所のトレッキングコースから富士山までC1_02Sで山歩きを楽しみました。
経験豊富な登山愛好家から初心者まで幅広い層に愛用されているシューズで自然を楽しんでみてください。
トレッキングシューズで自然に飛び込もう
登山歴10年の筆者がトレッキングにおすすめのシューズについてご紹介しました。
トレッキングは、自然とふれあうことで非日常を感じ、心身ともにリフレッシュ効果が期待できます。また、身体を長時間動かすことで筋持久力や心肺機能が鍛えられるため若々しくありたい男性におすすめです。
トレッキングをする際には、安全面を考慮し、機能性や耐久性に優れたシューズを着用しましょう。機能面だけではなくお気に入りのデザインのアイテムを選ぶことでより一層トレッキングを楽しめます。
慌ただしい日常を送るあなた、トレッキングシューズを履いて山に一歩踏み出してみませんか?新しい世界が待っているかもしれません。
別の記事では、これから登山を始める方に向けておすすめのアイテムをご紹介しています。登山用のシューズもチェックしてみたいという方はぜひご覧ください。
https://funday.jp/article/3543/
この記事では、トライアスロン用のランニングシューズをお探しの方に向けて、On(オン)のアイテムをご紹介します。
トライアスロン完走の最後の壁となるランパート。日頃のトレーニングの成果を発揮するためにも、機能性に優れたシューズ、ブランドを選びましょう。Onは、独自のテクノロジーを駆使し「反則級」の機能性でトライアスリートに絶大な支持を得ているおすすめのブランドです。
トライアスリートにOnシューズが選ばれている理由と筆者イチオシのアイテムを取り上げました。シューズ選びでお困りの方は参考にしてみてください。
Onとトライアスロンの関係は?創業者の思いがつまったブランド
Onは2010年にスイスで誕生したスポーツブランドです。
他のスポーツブランドに比べると歴史は浅いですが、革新的な技術ですぐに人気ブランドの仲間入り。現在は、世界60カ国、8000店舗以上でOnのアイテムが扱われているほどの人気となっています。
Onの創業者は元プロトライアスリートのオリヴィエ・ベルンハルド氏と2人のエンジニア。慢性的なアキレス腱の怪我に悩まされえいたオリヴィエ氏は、独自のクッショニングのシューズの開発に着手します。
創業者が辿り着いた形は、ゴムホースを輪切りにしたような形状の「クラウドテック」でした。中が空洞になった独特のソールのクッション性は、トライアスリートのあいだですぐに話題となり多くの選手が愛用しました。
「自分にぴったりのシューズを作ろう」。怪我で悩まされていた創業者ならではの視点で開発されたシューズたち。トライアスリートが開発したシューズだけあって使い手が本当にほしい機能がふんだんに搭載されています。
Onのランニングシューズがトライアスロンにおすすめの理由
Onシューズの特徴とトライアスリートに選ばれる理由について筆者の考えをご紹介します。
抜群のクッショニングのCloudTec®
Onシューズの最大の特徴は、独自のテクノロジーで開発されたCloudTec®(クラウドテック)。Onシューズを世界的なヒットに導いた技術です。
CloudTec®は、クッション性、反発性に優れたOnオリジナルのソールの名称。ゴムホースを輪切りにしたような独特の形状をしており、着地時の脚への衝撃を軽減します。
中が空洞になっていることで、足の動きに応じてソールが圧縮。着用するランナーが最も必要とする箇所でクッション性を発揮するため、怪我の防止や疲労の軽減が期待できます。
トライアスロンのランニングは疲労がたまった脚との勝負です。脚への負担を軽減するためにもクッション性に優れたシューズを選びましょう。一度履いたらクセになるCloudTec®のクッション性と弾むような反発性をぜひお楽しみください。
靴紐のストレスから開放されるスピードシューレースシステム
Onのシューズには、スピードシューレースシステムが搭載されています。
スピードシューレースシステムとは、伸縮性のあるゴムを靴紐代わりに採用する技術です。着脱の際に靴紐を結んだり解いたりする手間や、レース中に靴紐が解けるといったトラブルから開放されます。
トライアスロンではトランジッション(次の種目の準備時間)もタイムに含まれますが、スピードシューレースシステムはスムーズな着脱が可能なためレースで大きな差を生みます。
靴紐と比べてフィット感が心配になる方も多いかもしれませんが、ご安心ください。むしろスピードシューレースシステムのほうが包み込むようなフィット感があると筆者は感じています。
サステナビリティへの取り組み
トライアスロンは自然を相手にするスポーツ。自然に敬意を払い、自然を大切にすることはトライアスロンを楽しむにあたって最低限のルールです。
Onは「本気で取り組めばサステナビリティとパフォーマンスは両立できる」を信念に持続的な環境保全のプログラムに着手。循環型経済と再生可能素材の推進に取り組む中で、ハイパフォーマンスな製品を開発しています。
自然、環境、地球を大切にするOnの想いに共感するトライアスリートも多いのではないでしょうか。
トライアスロンにおすすめのOnのランニングシューズ5選
実際にさまざまなOnのアイテムを着用した筆者が、トライアスロンにおすすめのOnシューズをご紹介します。
Cloud(クラウド) 5
まずご紹介するおすすめのアイテムは「Cloud 5」。Onのアイコン的なモデルとして世界的に大ヒットしたシューズです。
Cloud 5は、初心者向けの入門シューズ。ソールにはOnの特許技術であるCloudTec®が搭載され独特のクッショニングと柔らかな履き心地を実現しました。初心者向けではありますがトライアスロンレースでも活躍できる機能性、快適性を持ち合わせています。
シンプルなデザインのためレース以外の日常でも活躍できる汎用性の高いアイテムです。エントリーモデルのため初めてOnシューズの購入を検討している方にもおすすめです。
Cloudsurfer(クラウドサーファー)
Cloudsurferは、初心者から中級者まで幅広く着用できる柔らかなクッショニングが特徴のシューズです。
最新のコンピューター技術を駆使して設計されたCloudTec Phaseを搭載。surfer(波乗り)を連想させるスムーズなライド感が特徴で一歩一歩を軽快にサポートしてくれます。
柔らかなクッション性がお好みのランナーにぜひ試してほしい一足。着地時のエネルギーを効率的に次の一歩に変えてくれるためトライアスロンのランニングにおすすめです。
Cloudmonster(クラウドモンスター)
中級者以上の方におすすめのOnの大ヒットモデル「Cloudmonster」をご紹介します。
Cloudmonsterは、On史上最大級のクッショニングが特徴のシューズ。トライアスロンのランは疲労が蓄積した状態のため、クッション性に優れたシューズで足の負担を軽減する必要があります。
Cloudmonsterのクッショニングは、脚への衝撃を最小限にし、モンスター級の反発力で次の一歩を軽快に運んでくれます。弾むようなローリングでスムーズな足の運びを約束するシューズをご体感ください。
Cloudflow(クラウドフロー)
1秒でも速くゴールテープを切りたいスピードランナー向けのアイテムが「Cloudflow」です。
On独自の技術Speedboard®が搭載され、着地時のエネルギーを効率よくスピードに変換してくれます。通気性や軽量化など履き心地にもこだわり、余計なストレスを可能な限り排除したアイテムです。
「すべての足にスピードを」。Cloudflowでライバルたちに差をつけませんか?中級者以上のトライアスリートにおすすめのスピードモデルです。
Cloudboom Echo(クラウドブームエコー) 3
「Cloudboom Echo」は上級者向けのフラッグシップモデル。On史上最速のレーシングシューズとしてOnを代表する一足です。
カーボン製のSpeedboard®(反発素材)をはじめ細部までハイスペックな機能を詰め込み、極限までスピードを追求しました。一流のアスリートも愛用するOnのトップモデルはレースにおいてこの上ない味方となること間違いなし。
言い訳のできないシューズを履く覚悟ができたランナーはぜひお試しください。
Onのランニングシューズでスイッチを“On”に
トライアスロンにおすすめのOnのランニングシューズについてご紹介しました。
Onのブランド名には「Onのシューズを履くとスイッチがOnになる」という意味が込められています。レース中の疲労が蓄積された状況でもOnのシューズは、前に前にとスイッチを入れてくれます。
ユニークな形のソールが特徴のCloudTec®をはじめ他にはない独特の機能を開発するOn。高い機能性や環境への取り組みなど、今後もトライアスリートに愛され続けるブランドとなることでしょう。
最後に今回ご紹介したアイテムをまとめます。
Cloud 5Onのエントリーモデル。初めてのOnにおすすめCloudsurfer初心者から中級者向け。スムーズなライド感が特徴Cloudmonster中級者以上向け。On史上最大のクッション性Cloudflow中級者以上のスピードランナーのための一足Cloudboom Echo上級者向けのOn史上最速のレーシングシューズ
On以外のおすすめのブランドのシューズもご紹介しています。ブランドによって特性が異なりますのでこちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/2751/
ファッションアイテムとしてランニングシューズが取り入れられることが多くなってきました。ランニングシューズはクッション性や軽量化に優れているので普段使いとして快適な履き心地が約束されます。
一方、シューズの種類によってはダサくなることもあるので注意しましょう。普段使いに取り入れる際にはデザイン性に定評のあるOn(オン)がおすすめ。この記事では、タウンユースにもおすすめのOnのランニングシューズをご紹介します。
ミニマムで洗練されたデザインが特徴のOnシューズ。足元から日常をスタイリッシュにデザインしたい男性必見です。
Onとは?独自のテクノロジーで走りに革命を起こすスポーツブランド
On(オン)は、2010年にスイスで誕生したスポーツブランドです。
トライアスリートであったオリヴェイラ氏は2人の友人とこれまでになかったシューズを作りたいとOnを創業。「走りの感覚に革命をもたらす」が原点となり独創的なシューズを開発します。
3人の創業者は、時代の流れに逆らい、マーケティング戦略よりも“素晴らしいシューズを作る”ことに着手。創業者の信念が実を結び、口コミが口コミを呼んで現在では世界60カ国以上でOnのアイテムが展開されています。
Onのブランド名には「Onのシューズを履くとスイッチが入る」という意味が込められています。未体験の履き心地でランニングもおしゃれも大人の遊びごころのスイッチを入れてみませんか?
Onシューズの特徴とサイズ感をレビュー
Onシューズの特徴とサイズ感について解説します。商品選びの参考にしてみてください。
ゴムホースを輪切りにしたようなCloudTec®
Onシューズの最大の特徴は、ゴムホースを輪切りにしたような中が空洞のソールです。CloudTec®と呼ばれ、On独自のテクノロジーとして創業時から多くのランナーの足元をサポートしてきました。
ソールを空洞にすることで着地時の衝撃を吸収し、雲の上を走っているような柔らかなクッショニングを実現。一度履いたら忘れられない独特の履き心地で世界中のファンを魅了しています。
ミニマムで洗練されたデザイン
Onシューズの主張し過ぎることないミニマムなデザインが筆者はお気に入り。無駄を排除しシンプルかつ洗練されたアイテムとなっています。
最近では、ランニングシーン以外でも活躍の場を広げているOnのシューズ。カジュアルスタイルからキレイめなスタイルまで違和感なく履きこなせる数少ないスポーツブランドです。
シューレース(靴紐)の結び直しの必要ないモデルが多数
Onシューズはシューレース(靴紐)も独創的。ゴム製のシューレースを採用しており、抜群のフィット感と安定感のある履き心地を実現しました。
ゴムの伸縮により、着脱のストレスを軽減。靴紐がほどけて結び直す手間が省けるなどさまざまなメリットが期待できます。
Onシューズのサイズ感は?筆者の使用感をレビュー
筆者の普段履きシューズのサイズは、26.5cm。ランニング時はブランドによって26.5cm〜27.5cmを履き分けています。
Onのランニングシューズを実際に着用してみた感想は「大きくもなく幅が狭いこともなく」という印象でした。26.5cmのシューズで日常使いにはちょうどいいフィット感でした。ランニング時は、27cmのシューズを愛用しています。
参考までに筆者の各ブランドごとのランニング時のサイズをご紹介します。
通常のサイズ・ASICS26.5cmOn・adidas・HOKA ONE ONE27cmNIKE・New Balance27.5cm
※同じブランドでもモデルによってサイズ感は異なるので参考程度にご覧ください。
タウンユースでも活躍するOnシューズおすすめ5選
機能性だけではなく、見た目にもこだわっておすすめのアイテムをチョイスしました。タウンユースでの使用を検討中の方は参考にしてみてください。
Cloud 5 Waterproof (クラウドファイブ ウォータープルーフ)
Onのド定番アイテムCloud 5から防水機能が搭載された「Cloud 5 Waterproof 」。ランニングシューズは通気性に優れる反面、浸水性が弱点ですが、Waterproofが雨をシャットアウト。
晴れの日も雨の日もCloud 5 Waterproofがあれば快適なパフォーマンスが約束されます。細身でスタイリッシュなシルエットもタウンユースとしての相性が抜群。通勤でも遊びでも雨の日にも欠かせないマストアイテムです。
Cloudmonster(クラウドモンスター)
今までに感じたことのないモンスター級のクッショニングと謳われる「Cloudmonster」。On史上最大のクッション性と反発性から新次元のエネルギーリターンを実現しました。
迫力満点のゴツめのシルエットでOn“らしくない”無骨な印象を感じさせてくれます。Onのキレイめなシルエットでは物足りないという方におすすめの一足。カジュアルやアウトドアシーンで着用してみてはいかがでしょうか?
Cloudsurfer(クラウドサーファー)
柔らかな履き心地と爽やかなスタイルで人気の「Cloudsurfer」。人間の直感と最新のITテクノロジーを駆使して誕生した画期的なランニングシューズです。
「surfer」の名前の通り、柔らかでスムーズな履き心地は“波に乗るような”ライド感。1歩1歩が軽くなり日常の景色が変わってみえるかもしれません。
Cloudsurfer Trail(クラウドサーファートレイル)
アウトドアシーンでの使用を考えている方には「Cloudsurfer Trail」がおすすめです。Cloudsurferをトレイル仕様にアップデートしたモデルになります。
トレイルランニング用で作られているため、機能性、耐久性はピカイチ。最大級のグリップ力と安定性で砂利やぬかるみも躊躇なくガシガシ攻められます。
当然防水機能も搭載されているため、アウトドア志向の強い男性にとって外せないギアになること間違いなしです。
Cloudswift 3(クラウドスィフト)
タウンユースにおすすめのアイテムとして欠かせないのが「Cloudswift 3」。路面の硬い舗装路でのランニングに最適な設計となっています。
ランニング時に足にかかる衝撃は体重の3〜5倍。地面が硬い場合は特に脚への負担が懸念されます。柔らかな着地で足元を保護するCloudswift 3なら地面からの衝撃をしっかり吸収。
ランニング時でもタウンユースでも履く人の足元を快適にサポートしてくれる力強い味方となるでしょう。
Onのランニングシューズは日常使いとしても人気のアイテム
Onのランニングシューズは洗練されたスタイリッシュなデザインが特徴で、日常使いとしても重宝できるアイテムです。
シューズ自体のデザイン性に優れるので主役にもなれば、全体のバランスを整える役割も担えます。今回ご紹介したアイテムをまとめます。
Cloud 5 WaterproofOnのアイコンモデルが防水仕様にアップデートCloudmonsterモンスター級のクッション性と反発力が特徴の無骨なモデルCloudsurfer最新のテクノロジーで波に乗るようなスムーズなライド感Cloudsurfer Trail男らしさがつまったアウトドア志向のトレイルシューズCloudswift 3アーバンでの使用におすすめの衝撃吸収性に優れたモデル
Onのシューズでスイッチを“On”にしてFUN DAYを過ごしてみませんか?
On以外のタウンユースにおすすめのシューズについてまとめた記事もございます。ぜひ参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6156/
ランニングシューズはダサくて日常では使えないと思っていませんか?
確かに、一昔前のランニングシューズはデザイン性に劣り、タウンスースとしての機能は果たしていませんでした。しかし、近年は各ブランドからオシャレでカッコいいランニングシューズが次々に登場。スポーティーで爽やかなファッションを好む男性のオシャレアイテムとして取り入れられています。
この記事では、普段履きでもいけるおすすめのシューズブランドとイチオシのアイテムを取り上げました。選ぶ上でのポイントやメリット、デメリットについても言及していますので最後までご覧ください。
ランニングシューズの普段履きはダサい?おしゃれにみえるコツと選び方
ランニングシューズを普段履きで取り入れることで“ダサい”と思われないための選び方についてご紹介します。
3色以上のカラーリングは避ける
まず大切なポイントはカラーリングです。ランニングシューズは事故防止の観点から派手なカラーリングのアイテムが多く展開されています。
しかし、普段履きに取り入れたいなら派手なデザインはNG。赤や青など原色が入ったカラフルなシューズは避けましょう。
基本は白か黒、ベージュなど落ち着いたカラーであること。その他のカラーはワンポイントに留めておくことがベターです。
厚底ブームに乗っかる
ランニングシューズもスニーカーも今の流行りは厚底のアイテム。厚底ブームはランニングシューズをタウンユースに取り入れやすくなった理由の一つだと筆者は感じています。
従来の薄底のシューズにはなかった、無骨さやスタイリッシュさから幅広いスタイルへの対応が可能になりました。短パンと合わせて目立たせるもよし、スキニーと合わせてスタイリッシュに馴染ませるもよし。
さまざまなスタイルで活躍する厚底でファッションの幅を楽しんでみてください。
カジュアルやアウトドアスタイルに合わせる
ランニングシューズの最大の武器は、歩きやすさなどの機能性と抜け感です。リラックスした休日のスタイルにランニングシューズを取り入れることで爽やかさやリラックス感を演出できます。
一方、フォーマルなスタイルとは相性が悪いことは覚えておきましょう。TPOにあったアイテムを身につけることは大人ファッションのルールです。
ランニングシューズを普段履きに取り入れるメリットとは
ランニングシューズをタウンユースに取り入れることでさまざまなメリットが期待できます。筆者が実際に感じた体験談をベースにご紹介します。
快適な履き心地と身体への負担を軽減できる
何と言っても快適な履き心地は他のシューズにはないランニングシューズの強みです。歩きやすく移動距離が多いときでも疲れにくいメリットがあります。
また、通気性に優れているので蒸れを抑えられる点もランニングシューズの特徴です。クッション性にも優れているので脚への負担が少なく、身体にも優しい設計となっています。
走りたいタイミングでランニングができる
「ふとしたときの心地いい風」や「雨が続いた日の晴れ間」などランホリックには我慢できないタイミングは急に訪れます。
そんなときにシューズがなくて走れないと感じた経験はありませんか?筆者はこの衝動に耐えられずにランニングシューズをタウンユースに取り入れることになりました。
走りたいときが最高のランニング日和。ランニングシューズを普段履きに取り入れることでいつでも好きなときにランニングを楽しめます。
ランニング仲間と出会える
筆者は普段、HOKAやOnのシューズを日常使いで使用しています。すると「走っているんですか?」と声をかけられる機会が多々あります。
そこからランニング話で盛り上がり、関係を築くことも。日常の生活では出会わない他職種の方との関わりも大人の趣味の醍醐味。
ランニングシューズで街に繰り出し、ラン仲間を探してみてませんか?
ランニングシューズを日常に取り入れるデメリット
続いてデメリットについてご紹介します。シューズを選ぶ前に参考にしてみてください。
コーディネイトが限定される
デザイン性に優れたランニングシューズが次々に展開されていますが、シーンによっては「ラフすぎたかな」と感じることも。カジュアルやアウトドアスタイルでは活躍しますが、キレイめやフォーマルなコーデではシューズが浮いてしまいます。
ダサくならないために「シーンを間違えない」「落ち着いたデザイン性のアイテムを選ぶ」ことを意識してみてください。
浸水しやすい
ランニングシューズは、軽量化や通気性を重視しているため、防水性はやや劣る印象があります。
雨の日の使用が気になる方は、防水、撥水加工が施されたアイテムを選びましょう。また、防水スプレーなども活用することで手軽に浸水を軽減できます。
おすすめランニングシューズブランド4選
普段履きとしても活躍するおすすめのランニングシューズブランドとアイテムについてご紹介します。
adidas
adidasは、1948年にドイツで創業された世界的なブランドです。靴職人の息子として生まれた創業者のアドルフ・ダスラー氏の靴への並々ならぬ情熱が今日のadidasを創り上げました。
adidasのランニングシューズの特徴は、機能性とデザイン性の高さ。アスリートからファッション愛好家まで世界中のファンを魅了してきました。
adidasのシンボルである、スリーストライプス(3本ライン)は街へのパスポート。adidasのランニングシューズを履いて、競技場を飛び出して街へ繰り出しましょう。
ADIZERO BOSTON(アディゼロ ボストン)
adidasのタウンユースにおすすめのアイテムは「ADIZERO BOSTON」。迫力のある厚底のシルエットからは想像できないシンプルなデザインがスタイリッシュさを演出しています。
アディゼロとは「ゼロからの挑戦」という意味が込められており、日本人が世界と戦うためのシューズとして開発されました。日本人に最高のフィット感を提供するために0.01mm単位までこだわっています。
ランニングでも日常でも存在感を発揮するadidasを代表するモデルを普段履きにいかがでしょうか?
NIKE
世界で最も売れているスポーツブランドのNIKE。世界を代表するNIKEのルーツは日本にあることはご存知でしたか?
スタンフォード大学で経営学を学んでいたフィル・ナイト氏は卒業旅行で日本を訪問。その際にオニツカタイガー(のちのアシックス)のシューズの機能性と価格帯に感銘を受けます。
ナイト氏は、陸上競技のコーチをしていたビル・バウワーマン氏とNIKEの前身であるブルー・リボン・スポーツ社を創業。オニツカタイガーをアメリカに輸出販売することで大成功を収めます。
その後、オニツカタイガーから学んだノウハウを生かし、独自のヒットアイテムを次々に発表。厚底ブームの火付け役となった「ヴェイパーフライ」をはじめランニングシーンにおいてもトップを走り続けています。
Pegasus (ペガサス)40
日常使いでも活躍すること間違いなしの「Pegasus 40」をピックアップ。
万人受けするモデルとして誕生したペガサス。初心者ランナーからシリアスランナーまで多くのアスリートに取り入れられているアイテムです。
Zoom Airが衝撃を吸収し、疲労を軽減。新設計のフィットバンドが心地よいフィット感で快適な履き心地を実現しました。
スタイリッシュなデザインなのでカジュアルからややキレイめなコーデにも相性が抜群。NIKEのシューズは細みのサイズ感のためワンサイズ大きめを試してみてください。
NIKEはデザイン性に優れたアイテムを多数展開しています。その他のNIKEのおすすめランニングシューズも参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6728/
HOKA ONE ONE
HOKA ONE ONEは、2009年にフランスで誕生しました。トレイルランナーとして活躍していた創業者は、トレイルランナーの怪我の多さを嘆きます。
山を楽に下れるシューズを作ってランナーの足元を守りたい。その想いこそがHOKA ONE ONE誕生のきっかけです。そのためクッション性に優れた厚底のミッドソールがHOKAの最大の特徴となっています。
抜群のクッショニングは、多くのランナーを味方につけ、山でも街中でもHOKAのシューズは欠かせないアイテムとなりました。HOKA ONE ONEには「Time to Fly(さぁ、飛ぼう」という意味が込められています。
抜群のクッショニングと柔らかな履き心地で日常を快適に飛びまわりましょう。
CLIFTON(クリフトン) 9
CLIFTONは、HOKAを代表するアイテムとして陸上競技でもタウンユースでも多くの男性に取り入れられています。
CLIFTONシリーズの最大の特徴は「軽やかな履き心地」。HOKA独自の柔らかなクッショ二ングに軽さが加わりタウンユースでも小走りしたくなるような驚きのシューズです。
筆者もCLIFTONをタウンユースに取り入れていますが、街中でも見る機会が増えてきています。ブラックモデルなどカラーバリエーションも豊富なのでお気に入りのCLIFTONを探してみてください。
On
Onは、2010年にスイスで誕生したばかりのスポーツブランドです。誕生して間もなく、世界60ヶ国、 8,000店舗以上で商品を展開するなど大人気ブランドの仲間入りを果たしました。
Onシューズの最大の特徴は、CloudTec®と呼ばれるゴムホースを輪切りにしたようなソール。CloudTec®は、独特の柔らかなクッショニングと快適さでランナーを力強くサポート。ランナーだけではなくファッション愛好家の間でも話題となりました。
スイス生まれの上品なOnのシューズは、キレイめよりのコーデでも違和感なく馴染んでくれます。独特な見た目と履き心地から今後より注目を浴びるであろうイチオシのブランドです。
Cloud 5 Waterproof (クラウドファイブ ウォータープルーフ)
オシャレ度の高いOnシューズから、機能性、耐久性に優れた「Cloud 5 Waterproof 」をご紹介。OnのアイコンモデルCloudの防水仕様アイテムになります。
ランニングシューズの弱点である浸水をWaterproof がしっかりカバー。スタイリッシュでキレイめな見た目とは相反し、耐久性に優れたエネルギッシュなシューズです。
Onの認知度は他のブランドと比べるとまだまだ低いかもしれません。しかし、ファッション感度の高い男性のハートをしっかりキャッチ。スタイリッシュなコーデとの相性抜群のシューズはさまざまなシーンに足を運んでくれるでしょう。
これからさらに人気が爆発すること間違い無しのOnのその他のアイテムについて知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6175/
ランニングシューズで日常を軽快に走り抜けよう
今回は、普段使いでも活躍すること間違いなしのシューズブランドとおすすめのアイテムをご紹介しました。
ランニングシューズを日常に取り入れることで、快適さと爽やかな印象を手に入れられます。また、走りたいときに走れる点も忘れてはならないメリット。ランナーにとってこれ以上喜ばしいことはありません。
一方、ランニングシューズはシーンやコーデを間違えばダサくなるリスクもあります。今回の記事を参考にアイテムを選んでみてください。
ランニングシューズを日常に取り入れて人生を軽快に走り抜けましょう。