シーリングライトの選び方と5万円以下のおすすめモデル5選

シーリングライトは、部屋の雰囲気や快適さを大きく左右する重要なアイテムです。 しかし、価格や明るさ、色温度、調光機能など、選ぶ際に考慮すべきポイントが多く、どれを選べばよいのかわからず困っていませんか? 本記事では、以下の内容を紹介します。 ・シーリングライトのメリット・デメリット・インテリアスタイル別のシーリングライトの選び方・5万円以内で購入可能なシーリングライト5選 この記事を読めば、シーリングライトの選び方がわかり、自宅にぴったりの照明を見つけられるようになります。 シーリングライトのメリット・デメリット 日本の住宅はシーリングライトを一台設置して、一室一灯の空間になっているリビングが多いです。 何気なくシーリングライトを設置するのではなく、メリット・デメリットを確認すると、自宅に合うシーリングライトを選びやすくなります。    シーリングライトのメリット シーリングライトのメリットは以下の3つです。 一灯でリビングを明るく照らせる 簡単にメンテナンスができる 部屋の動線に影響しにくい リビングの広さに応じた適切な明るさのシーリングライトを選ぶと、一台だけで十分な明るさを確保できます。 シーリングライトは天井に設置するため、ほこりが付着しにくくきれいにメンテナンスしやすいのもメリットといえるでしょう。 また、天井に設置しているため、床面積の広さや生活動線に影響を与えません。例えば、フロアスタンド照明は設置スペースが必要な上に、コンセントのコードが生活動線に干渉してしまうケースがあります。     シーリングライトのデメリット シーリングライトのデメリットは以下の2つです。 部屋の端が暗くなる 部屋の明るさが均一化してしまう  シーリングライトの近くと部屋の端では明るさが異なり、光源から離れた部屋の端ほど暗くなります。 一方で、部屋の端まで明るくなるシーリングライトを設置すると、必要以上の明るさとなりシーリングライト近くでは不快な眩しさを感じてしまいます。 また、シーリングライト一灯では部屋全体を照らす単調な光しか得られません。 明かりの強弱がなく、インテリアの個性を感じにくくなる可能性があります。そのため、スタンド照明やペンダント照明を組み合わせて多灯照明を活用した空間を作りましょう。 【インテリアスタイル別】シーリングライトの選び方 シーリングライトを選ぶ際は、自宅のインテリアスタイルに合わせてデザインや素材を選びましょう。 美しく調和すると、統一感のある空間作りが可能です。インテリアスタイル別の特徴とポイントは以下の通りです。 インテリアスタイル特徴と選び方のポイントモダン・金属素材・無彩色カラー・シンプルで直線的なデザイン北欧・あたたかみのある色・丸みのあるデザイン・木やファブリックなどの自然素材を使用ナチュラル・装飾材の色味はアースカラー・自然の素材感と穏やかな雰囲気和風・落ち着きと伝統的な美しさ・和紙や木材を用いた和風デザインアンティーク・濃いはっきりとした色味・重厚感のある装飾的なデザイン モダンインテリア シンプルで直線的なデザインのシーリングライトは、モダンインテリアにおすすめです。モダンスタイルの空間に統一感を与え、スタイリッシュな雰囲気を際立たせます。 無彩色や金属素材を使用したシャープなデザインは、モダンな空間にぴったりです。無駄のない美しさを追求した部屋が作れるようになるでしょう。     北欧インテリア 北欧インテリアのシーリングライトは、自然のぬくもりを感じる素材感と丸みのあるシンプルなデザインがおすすめです。 木材や布など自然素材を活用したデザインは、北欧らしい穏やかで心あたたまる空間演出が可能です。 例えば、明るいブラウンの木材を装飾しているシーリングライトは、北欧インテリアと調和しやすいでしょう。    ナチュラルインテリア ナチュラルインテリアには、自然素材とアースカラーの色彩があるシーリングライトがおすすめです。 木や布は自然の穏やかな雰囲気を作り出し、空間にぬくもりを加えます。装飾部分は自然界にある色(アースカラー)を選ぶと、ナチュラルインテリアを演出しやすいでしょう。 木製フレームや布シェード付きのシーリングライトは、ナチュラルスタイルに最適な照明です。 和風インテリア 和風インテリアには、伝統的なデザインと落ち着きを感じるシーリングライトがおすすめです。 和紙や木材など日本の家造りに伝統的な素材は、和風インテリアに品格と静けさをもたらします。和紙製のシェードや格子状の木枠装飾があるシーリングライトは、日本の伝統美を感じさせます。 趣深く、心安らぐ和風空間を演出できるでしょう。 アンティークインテリア アンティークスタイルには、重厚感と高級感のあるシーリングライトがおすすめです。 重厚感とクラシックな風合いが、空間に深みと優雅さを加えます。例えば、装飾性豊かなシャンデリアタイプのシーリングライトは、高級感のあるアンティーク空間にぴったりです。 このような照明を選ぶと、美しい装飾が際立つインテリアを作れます。 快適な環境を作るシーリングライトの選び方 4つのポイントを押さえてシーリングライトを選ぶと、快適な環境を作りやすくなります。 明るさ 色温度 機能 デザイン      明るさ シーリングライトには「◯畳用」という表記があるため、部屋の広さを確認して適切な明るさを選びましょう。 シーリングライトの明るさは畳数のほかに、「lm(ルーメン)」で表記されていることもあります。 畳数とlmに対応する目安の明るさは、以下の通りです。   部屋の広さ(畳数)明るさの目安(ルーメン)6畳2,700~3,700lm8畳3,300~4,300lm10畳3,900~4,900lm12畳4,500~5,500lm14畳5,100~6,100lm16畳5,700~6,700lm18畳6,300~7,300lm 必要な明るさを確保できれば、暗さや明るさで不快になることはありません。 色温度 照明の光の色は、色温度「K(ケルビン)」で表示されます。 色温度の数値が低いほど暖色系(オレンジ・赤系)、高いほど寒色系(青・白系)の色になります。照明の色に対応する色温度の数値は以下の通りです。 色の種類色温度(K)特徴電球色2,700~3,000K・あたたかみのあるオレンジ色・リラックスできる寝室やリビングにおすすめ温白色3,000~3,500K・少しあたたかみを感じる白とオレンジの中間色・廊下におすすめ昼白色4,600~5,500K・自然の太陽光に近い明るさ・LDKや広い部屋におすすめ昼光色6,200~6,500K・青みがかった白い光・集中力を高めたい作業部屋におすすめ 部屋の用途によって適切な色温度を選ぶことで、快適な空間演出が可能です。 リビングでくつろぐ際は、電球色のオレンジ色の光を選びましょう。 機能 シーリングライトには種類によってさまざまな機能があるため、生活習慣や自宅のインテリアに合う種類を選びましょう。 シーリングライトの機能と特徴は以下の通りです。 機能名称特徴調光機能・明るさを段階的または無段階で調整可能・部屋の用途に合わせて設定、変更可能調色機能・光の色を暖色系から寒色系まで変更可能・休憩や作業など、シーンに応じた雰囲気を演出タイマー機能・起床や就寝時間に合わせて自動で点灯・消灯・生活リズムに合わせた使い方が可能音声操作機能・音声で点灯・調光・調色が可能・リモコンやスイッチを使用しなくてよいスピーカー搭載・高品質なスピーカーを内蔵し、音楽やテレビの音を楽しめる 特に重要なのは、調光・調色機能です。 明るさの強弱と照明の色を自由に調節できるので、シーンごとの使い分けやほかの照明同士を組み合わせやすく、おしゃれな空間演出も可能になります。 デザイン シーリングライトのデザインは多くの種類があるため、自宅のインテリアと統一感のあるデザインを選びましょう。 例えば、モダンスタイルにはシンプルな丸型や角型、和室には和紙を使用したタイプが適しています。具体的なデザインの種類は以下の通りです。 デザインの種類特徴丸型(ラウンド型)・スリムで軽やかな形状・柔らかい印象を与える・リビングや寝室におすすめ角型(スクエア型)・直線的でモダンな印象・空間をすっきり見せる・シンプルなインテリアに調和する和風タイプ・白木や和紙など和室に合う素材を使用・木材を使用した格子型のデザインクラシックタイプ・装飾的な要素が多い・ヴィンテージやアンティークインテリアに合う・レトロ調のインテリアやカフェ風の空間に合うファン付きタイプ・照明とファンが一体化している・空気循環が可能 5万円以内!おすすめシーリングライト5選 5万円以内で購入可能なお手頃価格のシーリングライトを5台紹介します。 HH-CE0819AH|Panasonic(パナソニック)(8畳用) サイズ 幅50.6cm 奥行き50.6cm 高さ10.8cm ミディアムブラウンの装飾がぬくもりを感じさせる、8畳用LEDシーリングライト。 調光・調色機能で、明るさや光の色を自由に調整できるため、読書や映画鑑賞など状況に応じた演出が可能です。 このシーリングライトは、木目調が馴染みやすい北欧インテリアやナチュラルインテリアのリビングにおすすめです。 HH-CL0892A|Panasonic(パナソニック)(8畳用) サイズ 幅60cm 奥行き60cm 高さ8.5cm 柔らかな光が広がるパネルタイプのシーリングライトです。 部屋全体を包み込むような明るさで、ホテルライクな空間演出も可能。調光・調色機能付きで、シーンに合わせて快適な明るさに調整できます。 すっきりした丸型デザインは、インテリアを優しい雰囲気に仕上げます。モダンインテリアのリビングにぴったりのシーリングライトです。     グロー 4000|ARTWORKSTUDIO(アートワークスタジオ)(8畳用) サイズ 横幅38cm 奥行き38cm 高さ15.5cm シェードの外側はブラック 、 内側はライトウッドのツートンカラーが印象的なシーリングライトです。約40,000時間の長寿命LED内蔵で、ランニングコストも抑えやすいタイプ。 間接照明の役割と調光・調色機能があり、モダンインテリアやシックな空間づくりにおすすめです。  LT-2675 アストル ブラック クリアボール球付|INTERFORM(インターフォルム ) サイズ 横幅132cm 奥行き16.5cm 高さ38cm ヴィンテージスタイルが似合う大人の男性におすすめな、6灯式シーリングライト。 本体のブラック色がアクセントになり、空間にヴィンテージ感を加えてくれます。複雑さとシンプルさが調和しているメンズライクな照明。 照らす方向も自在に調整でき、ヴィンテージスタイル以外にも以下のインテリアスタイルにおすすめです。 モダン インダストリアル アンティーク         806LM|LVWIT(エルヴィット)(6〜8畳) サイズ 横幅69.5cm 高さ23.5cm ナチュラル色のボディとオレンジ色の明かりが、ぬくもりを感じさせるシーリングライトです。 4灯のライトは角度調整が可能で、部屋全体をバランスよく照らせます。 電球の根元はゴールドで高級感を演出しつつ、調光・調色機能により雰囲気に合わせたインテリア作りも自由自在です。ナチュラルインテリア、北欧インテリアのリビングにおすすめの照明です。 最適なシーリングライトによる理想のインテリア作り 5万円以下で購入できる手頃な価格のシーリングライトは、機能性やデザイン性に優れたモデルが豊富にあります。 明るさや色温度、機能、インテリアスタイルとの調和など、選ぶ際のポイントを押さえることで、リビングを心地よく整えられるでしょう。 また、インテリアスタイルごとに照明の素材やデザインを選ぶと、空間全体に統一感が生まれます。ぜひ本記事を参考に、自分らしい空間づくりに最適な一台を見つけてください。

実用性だけじゃない、グッドデザインの収納付きスツール4選。インテリアに合わせた選び方のポイントも

スツールを買うとき、選択肢のひとつにあがるのが「収納もできるスツール」ではないでしょうか。限られた部屋の中で、1台2役を担ってくれる機能的な家具はありがたい存在です。しかし機能が優先されることが多いアイテムなので「デザインの良いものがない…」と諦めている方も多いと思います。 今回はそんな思い込みを変える、デザイン好きも納得の収納付きスツール4つをピックアップ。おすすめの使い方と選び方もあわせて紹介しますので、ぜひスツール選びの参考にしてみてください。 買って後悔しない収納スツールの選び方 たとえスツール1台とはいえ、買うからには長く使えるアイテムを選びたいもの。あとで後悔しないためにも、まずは収納スツールを選ぶ際におさえておきたいポイントを考えてみます。 座るメインか、収納メインかで選ぶ ダイニングテーブルで食事をするときに座る、普段はリビングに置いておいて来客時だけ椅子として使うなど、まずは使い方と使う頻度を具体的にイメージしてみましょう。 日常的によく座るなら、テーブルとあわせたときにストレスなく座れる高さと、座り心地がいい座面形状を重視するのがおすすめ。逆に普段は座らず、収納としての用途がメインなら、インテリアに溶け込むシンプルなデザインや、飾り台としても使いやすい形状のものを選びましょう。 中にしまう物で選ぶ 収納スツール=便利という漠然としたイメージがありますが、実際に買ってみたら意外と入れるものがなかった、というのはよくある話。収納場所に困っているものがあるなら、そのサイズに合わせて選ぶのも手です。 スツール収納に向いているのは、たとえば飲み物やお米のストックなどの重たいもの。床置きなので出し入れが楽です。またブランケットや雑誌など、ソファで過ごすときに使うものを入れておけば、リビングがすっきり片付く&使いたいときすぐ出せて便利。すぐに持ち出せるという点では、防災用リュックの収納にも最適でしょう。 デザイン重視で選ぶ 普段から見える場所に置きっぱなしにするのであれば、もちろん見た目にもこだわりたいところです。素材は木製やプラスチック製、布張りなどがありますが、座るだけでなく飾り台やテーブル代わりとして使いたいなら座面が硬いものがおすすめです。 形は大きく分けると、ラウンドかスクエアかですが、テーブルや棚など角ばった家具が多い部屋なら、スツールは空間に動きが生まれるラウンド型がおすすめ。壁にぴったり付けて置きたい、部屋の面積を有効活用したいならスクエア型を選びましょう。 家中で便利に使える収納スツールの魅力 収納付きに限らず、気軽に移動させてさまざまな用途で使えるのがスツールの魅力。具体的にどんなシーンで活躍するのか、使い方の例を挙げてみます。 来客用の補助イスとして使う いちばん多い用途としては、普段は収納としてダイニングやキッチンに置いておき、来客時など人数が増えたときにダイニングチェアとして使うパターン。 食卓まわりは食品のストックや洗剤のボトルなど、しまう場所に迷う細々としたものが多いので、収納スツールを置く場所としては最適です。そのほか、ゲスト用のスリッパやチェアマットを収納しておくのもいいですし、お客様が来たときに、出しっぱなしの雑誌などをさっと隠す場所としても使えます。 玄関で靴履き&荷物置きに使う ハイカットスニーカーなど紐を結びたい靴を履くときや、買い物から帰ってきて荷物を置きたいとき、玄関にスツールがあるとかなり便利です。 玄関に置くなら、プラスチック製の頑丈なコンテナボックスを使うのもおすすめ。キャンプ用品や寝袋をしまっておけば、スツールとして座ることもできるうえ、そのままアウトドアにも持ち出せます。 リビングテーブル代わりに使う 収納スツールをサイドテーブルとして、リビングで使うのはいかがでしょうか。ソファでくつろぐとき、マグカップやスマホ、雑誌などをちょっと置ける場所があると居心地の良さが格段にアップします。 ソファに座る人数が増えたときはスツールとして、好きな場所に移動して座れるのも便利です。1台あればいろいろな使い方ができる、コスパの良い家具といえるでしょう。 デザインの良いおすすめの収納スツール4選 来客時に使うことも多い収納スツールは、見た目にも妥協なくこだわりたいもの。ここからはインテリアのテイスト別に、おすすめの収納スツールを4つご紹介します。 【北欧系におすすめ】umbra WOODROW ストレージスツール ・サイズ:直径40.6cm × 高さ42cm カナダ・トロント発のデザインインテリアブランドUmbra(アンブラ)が手がける、天然の木目が美しい収納スツール。ナチュラルな色合いはクリーンな印象の北欧系インテリアによく似合います、 木質ボードに塗装を施したフラットなフタが座面になり、耐荷重は102kgまでOK。スツールやサイドテーブルとして汎用性高く使えます。座面の直径は40cmあり、座るのにも窮屈さのない大きめサイズ。ダイニングテーブルと合わせて座ったり、ソファの横でコーヒーテーブルとして使うのにちょうどいい高さで、持ち手がついているためいろいろな部屋に移動しやすいのも魅力です。 スリッパや毛布、子どものおもちゃなどの収納に最適な大容量サイズでありながら、下に向かってテーパーのついた形は空間を圧迫することなく、部屋をすっきり見せてくれます。 【ヴィンテージ系におすすめ】 ベルメゾン あたらしくて懐かしい 踏み台木製スツール  ・サイズ:幅40cm × 奥行26cm × 高さ42cm 大手通販ブランド「ベルメゾン」のスツールは、古道具のような味わい深い佇まいが魅力。濃淡のあるダークブラウンの木仕上げは、ヴィンテージ感のあるインテリアにマッチします。 下に向かって広がる台形のデザインで安定感があるので、スツールや飾り台としてだけではなく、踏み台として脚立代わりにも使えます。 木材は天然のカバ材を使用し、木目を生かすオイルステイン塗装で風合いを出した仕上げ。真鍮のビス留めがアクセントに効いています。 収納部分はさっと出し入れしやすい形で、ソファの横に置いてマガジンラックにしたり、玄関でスリッパ入れとして使ったりするのに最適です。 【ミニマリストにおすすめ】無印良品 ポリプロピレンスツール ・幅39cm × 奥行36cm × 高さ39cm いかにも無印良品らしいフォルムが魅力の、プラスチック製のバケツ型スツール。華奢なステンレスの取っ手は持ち運びしやすく、デザインのさりげないアクセントにもなっています。 高さは39cmと、ダイニングテーブルに合わせて使うには低いのですが、ソファに座っている人とちょうど目線が合う高さなので、来客時にリビングでくつろぐときの補助イスとしては最適です。 底には穴が空いているため水を入れたりはできませんが、逆にある程度の通気性があるので、キッチンで食品や野菜の収納などにも使えます。汚れてもふき取りやすいプラスチック製なので、清潔さを保てるのもうれしいポイント。 シンプルで無駄のないデザインで、使う場所を選ばない多用途な収納スツールは、ミニマルに暮らしたい人にぜひおすすめしたい逸品です。 【アウトドア系におすすめ】ゴードンミラー  トランクカーゴ ・幅51cm × 奥行き31cm × 高さ35.7cm 大手カー用品メーカー、オートバックスグループが展開するブランド「ゴードンミラー」のトランクカーゴ。アウトドア系がお好きなら、こちらを収納スツールとしてインテリアで使うのはいかがでしょうか。 フタの留め具がそのまま取っ手になっているデザインで、移動もしやすい機能的なフォルム。耐荷重は100kgあり、天面はフラットなので座っても安定感があって快適です。 幅51cmという大きめのサイズで、収納力は抜群。こちらも高さは低めなので、リビングに置いてベンチのように使うのがおすすめです。 1台で2役以上こなす収納スツールを取り入れよう 大きさや素材、デザインのテイストもさまざまな収納スツールを紹介しましたが、気に入ったものはありましたでしょうか。1台あれば何通りもの使い方ができるので、ぜひじっくり検討して、この先も長く使える収納スツールを探してみてください。

型崩れしにくく省スペースなハンガー!MAWA(マワ)のおすすめモデル5選。

「いざ着ようと手に取ったら、肩にハンガーの跡が付いていて着ていくのを諦めた」なんてことありませんか?服をいつでも着れる状態にしておくためには、収納アイテムって意外に重要ですよね。 本記事では、型崩れしにくく省スペースなMAWA(マワ)のハンガーなど収納アイテムをモデル別に5つ紹介します。とくにMAWAのハンガーの魅力や選び方について解説するのでぜひ参考にしてください。 高機能なMAWAのアイテムで服を収納して、今よりもワードローブをきれいに整理しましょう。 MAWAハンガーとは MAWA社は1948年にドイツのミュンヘン近郊で創業して以来、現在まで70年以上ハンガーなど収納アイテムのみを研究・開発してきた老舗ブランドです。機能性はもちろん、クローゼットを彩るデザイン性も兼ね備えたハンガーを多種多様に展開しているのが特徴です。 一般的に、MAWA社の製造・販売するハンガーを「MAWAハンガー」と呼びます。 MAWAハンガーの魅力 MAWAハンガーの他にない魅力を解説します。実際に使う際に便利な要素を備えているので、それぞれ参考にしてください。 型崩れしにくい MAWAハンガーは、掛けた衣類が型崩れしにくい性能が魅力です。 通常のハンガーは、トップスの肩の部分が出っ張っている形状をしていて、そのまま干すと不自然な出っ張りの跡が付いてしまうこともあります。MAWAハンガーは全体的に緩やかな弧を描く形状で肩の部分は下に向いているので、乾いても跡が付きにくくなっています。 本体は耐久性のある鉄製でできていて、表面はPVC樹脂の特殊コーティングが施されています。コーティングの粘着力によって掛けた服が滑りにくくなるので、ほぼ型崩れすることなく掛けておけるわけです。 ハンガーの形状やコーティングの工夫によって、衣類を型崩れさせずに干せてそのまま収納できるのは助かりますね。 スペースを取らない MAWAハンガーはスペースを取らない形状に設計されています。 収納する衣類が増えるとクローゼットにすべてを入れられなくなってしまいます。MAWAハンガーは、シンプルなタイプであれば厚さ1cmの奥行きに抑えられています。鉄製で強度は確保しつつもスリムな形状なので、たくさん掛けてもクローゼットを圧迫しません。 MAWAハンガーで衣類を掛ければ、クローゼットのスペースを随分節約することができるはずですよ。 コスパが良い コスパが良いこともMAWAハンガーの魅力です。 「型崩れしにくく省スペース」というパフォーマンスに加えて、MAWAハンガーはセット買いであれば比較的低コストで購入できます。一般的にハンガーは何十本単位で必要なので、手軽な価格で高品質のものを手に入れられるのはユーザーとしてありがたいですよね。 一度試してみたい方には手に取りやすい価格です。 MAWAハンガーの選び方 種類もサイズも豊富なMAWAハンガーのおすすめの選び方を解説します。どれを買おうか迷っている方は以下の選び方を参考にしてください。 肩幅より少し大きいサイズを 掛ける服の肩幅より少し大きいサイズのハンガーを選ぶのがおすすめです。 MAWAハンガーは弧を描くような形状で出っ張りもないですが、サイズが小さいとシャツやジャケットの肩部分が落ちる掛け方になってしまいます。落ちるように曲がれば、その部分に跡がついてしまうことがあります。 掛けたときに肩が落ちないよう、掛ける服のサイズより少し大きいサイズのハンガーを選ぶのが効果的です。もっとも、ハンガーの大きさにも限界はあるので服の肩幅のほうが大きくなってしまう場合でも、できるだけ肩が落ちない大きめのサイズを選べばOKです。 服の種類に合わせてタイプを ハンガーに掛ける服の種類に合ったタイプを選びましょう。 MAWA社のアイテムにはトップスを掛けるハンガー以外にも、ボトムスを掛けたり吊ったりできるアイテムもあります。トップスを掛けるハンガーはさらに細分化されていて、スリムなもの以外に、襟を安定させるものやアウターを掛けやすい立体的なものも。 型崩れを避けるために、掛ける衣類に合わせたタイプを選びましょう。掛けやすさや大きさが違うものもラインナップされているので、自分が使いやすそうなものを探してくださいね。 MAWAのおすすめモデル MAWAのおすすめモデルをハンガーなどから紹介します。それぞれ「どんな衣類の収納に向いているか」や「どういう方に向いているか」も解説するので、好みのものを見つけてください。 なお、モデルによってカラー展開もあるので、好みのカラーを選びましょう。 エコノミック 46 最初に紹介したいのは、ハンガーのベストセラー「エコノミック」の46(サイズ)です。 丸く弧を描くような形状が特徴的で、トップスの肩が出っ張ることがありません。また、コーティングがトップスを滑ることなく受け止めるので、型崩れを防いでくれます。厚みも1cmに抑えられていて、クローゼットに優しい省スペース仕様です。 46は横幅の長さ(cm)を指していて、男性用の最大サイズです。もっとも、TシャツのMサイズ相当でも45cm前後の肩幅はあることが一般的なので、標準的な体格以上の方ならこちらがおすすめ。 MAWAハンガーのモデルの中でどれを買おうか迷っている方へ、「まずはこれを買っておけば間違いない」モデルです。 シルエット 45 次に紹介するハンガーは、シルエットの45(サイズ)です。 シルエットは真ん中部分が盛り上がっている形状で、襟のあるシャツやジャケットに適したモデルです。襟周りが乗る部分の形状によって、襟が立った状態で収納することが可能に。肩部分の曲線やコーティングはエコノミックと同様なので、跡をつけずに安定してトップスを受け止めてくれます。 45は横幅45cmを指し、男性用の最大サイズ。エコノミックと同様に大きめを選ぶのがおすすめです。 シャツなどの襟部分までサポートしたい方には、エコノミックとは別に手に入れてほしいモデルです。 ボディフォーム 46 ボディフォームの46(サイズ)は、ヘビーアウター用にほしいモデルのハンガー。 コートや厚手のジャケットのような重みのあるトップスの場合、肩当て部が広くなっていないとやはりハンガーの跡が付いてしまいます。そのためボディフォームは肩当て部のボリュームを大きく取るとともに、人の体の構造に沿うように前方に傾斜させた設計に。ヘビーアウターにぴったりとフィットして型崩れなく収納できるモデルです。 コーティングによる滑りにくさなどの性能は他と同様ですが、肩当て部のボリュームの分だけやや厚みは出てしまいます。それでも、型崩れ防止の機能を持たせた上で最低限の厚みに抑えてくれているので、スペース的に大きな問題はないでしょう。 46サイズは最大サイズ。冬場に掛けておくアウターで型崩れさせたくない大事なものがある方にはぜひ使ってほしいモデルです。 パンツシングル トップス用のハンガー以外にも紹介したいのは、ボトムス用におすすめな「パンツシングル」です。 パンツを折りたたんで積み重ねると折りジワがつきやすい問題を解消します。二つ折りにして棒の部分に掛ければ、折りジワをつけずに収納しておくことができます。特殊コーティング部分がしっかりパンツを受け止めて、滑り落ちる心配もありません。 掛けて収納すれば、積み重ねるよりもどこに何があるか一目瞭然です。厚さ0.8mmのスリムタイプなので、クローゼットの場所も取らないはず。 パンツにシワをつけず、わかりやすく整理したい方におすすめです。 ウエスト 最後に紹介するのは、こちらもボトムス用の別モデル「ウエスト」。 名前の通り、パンツのウエスト部分を挟んで吊るアイテムです。棒状になった部分全体がクリップになっていてコーティングもされているので、滑り落ちにくく挟んだ跡が付きません。 他にも少しリーズナブルなもので、クリップ部分の長さがもう少し短い「ズボンツリ」、棒状ではなく2点で挟む「クリップ30」もあります。ただ、これらより「ウエスト」のほうが型崩れのしにくさでは軍配が上がるでしょう。 実は2、3枚まとめて吊っておくこともできるのでコスパも良い収納アイテム。パンツもしっかり収納したい方はぜひ検討してください。 MAWAハンガーできれいに衣類を収納しよう 本記事では、MAWAのハンガーなど収納アイテムを5つ紹介しました。 どのモデルも型崩れしにくく省スペースなので、クローゼットの強い味方になるはずです。ハンガーは肩幅の大きいサイズを、他の種類のアイテムも掛ける衣類に合わせて選びましょう。 MAWAの収納アイテムでクローゼットをすっきり整理して、着たい服を好きなときに着てくださいね。

賃貸OKのウォールシェルフおすすめ4選。商品のメリットや選び方のポイントを解説

お洒落な部屋に住む人は、壁の使い方がうまい人が多いです。ポスターを貼ったり時計を掛けたりするだけでなく、気軽に後付けできるウォールシェルフを使えば、空間全体がぐっとランクアップした印象になります。 今回はインテリアコーディネーター資格ありの筆者が厳選した、賃貸でも使える高品質なウォールシェルフ4選を紹介します。新しい家具は置けないけれど部屋の印象をちょっと変えたい、そんな方はぜひ参考にしてみてください。 気軽な模様替えも!ウォールシェルフのメリット 壁に直接棚板を取り付けて使うウォールシェルフ。床置きのラックやチェストにはない、壁付け型ならではのメリットを紹介します。 省スペースで取り付けられる 最大のメリットは、フラットな壁面さえあればどこにでも棚が作れること。収納家具を置くとその分居住スペースが減りますが、壁付けなら部屋が狭くなることもなく、掃除機をかけるときに動かす手間もありません。 棚板の長さや奥行きを選べば、キッチンや洗面所のちょっとした場所にも設置でき、手の届くちょうど良いところに収納を増やすこともできます。 気分に合わせて場所を変えられる 賃貸でも使えるウォールシェルフは押しピンなどで簡単に取り付けができ、跡が目立たないよう工夫されているものが多いため気軽に付け替えができるのも魅力。キャビネットなどの置き家具と違って、引っ越したときに続けて使いやすいメリットもあります。 ウォールシェルフを選ぶときのポイントは? 素材も形もさまざまなタイプが販売されているウォールシェルフは、どうやって選べばいいのか迷ってしまうと思います。そんなときは、以下に挙げる2つのポイントをチェックしましょう。 使用シーンで選ぶ│アイデア次第で洒落感がアップ まず考慮するべきことは、取り付けたい場所と用途をイメージして、部屋の雰囲気や置きたいものにフィットするサイズや素材を選ぶこと。ここでは、具体的な使い方アイデアを4つご紹介します。 リビングの飾り棚に リビングのいつも目に入る場所にウォールシェルフを設置すれば、殺風景になりがちな壁面にギャラリースペースが完成。小物入れやカゴを置いて収納を兼ねたり、小さな観葉植物を置くのもおすすめです。 置物やポストカードなどの小物をまとまりよく見せるための原則は、置くものの色に統一感を持たせることと、高低差を意識して置くこと。この2点に気を付ければ、高価なアート作品でなくても十分サマになるディスプレイがつくれます。 キッチンや洗面所の収納に 何かとモノが増えがちなキッチンや洗面所などにウォールシェルフを取り付けて、収納として使うのもおすすめ。調味料を揃えたり、化粧品やメガネを置いたり、見栄えのするアイテムを並べて魅せる収納を楽しみましょう。 ベッドサイドのスマホ置きに スマホやメガネ、目覚まし時計など、ベッドサイドに置いておきたいアイテムは意外と多いもの。ラックやサイドテーブルを置くスペースがない場合はウォールシェルフが使えます。横になったときにちょうど手の届く場所に取り付けられるのも、置き家具にはないメリットです。 玄関の鍵や印鑑置きに 家や車の鍵、印鑑など、玄関まわりで使う細々としたものをウォールシェルフにまとめて置くのはいかがでしょうか?定位置を決めることで、いざ使いたいときに見つからない!という事態も防げます。 取り付け方法で選ぶ│賃貸ならピン留めタイプがおすすめ 棚の素材や耐荷重によって、ウォールシェルフは大きく分けて2タイプの取り付け方があります。選ぶときは間違いのないよう、よく確認しておきましょう。 下地が必要なネジ留めタイプ 電動ドリル等で壁に下穴を開けてネジ留めで取り付けるタイプは、比較的耐荷重が大きく、本棚にしたりデスク代わりにして使うことも可能です。 ただし、ネジ留めタイプを取り付けられるのは壁の内部に下地(木の角材など)が入っている部分のみ。一般的な石膏ボードの壁は下地がある部分とない部分があるので、ホームセンターに売っている下地チェッカーなどで場所を確かめてから取り付け位置を決めましょう。 また、ネジ留めタイプは外したとき壁に大きめの穴が空きます。壁の素材や壁紙の種類によっては、穴をパテで埋めるなどして目立たなくすることも可能ですが、賃貸では避けたほうが無難です。 賃貸でもOKのピン留めタイプ 一般的な賃貸住宅の壁は「石膏ボード+壁クロス」で仕上げられていることが大半ですが、この壁面に最適なのがピン留めタイプ。細いピンを壁に押し込むだけで取り付けができ、差し跡が目立たないため賃貸でも安心です。 比較的値段も手ごろで、デザインや大きさもさまざまなタイプが出ていますが、中には耐荷重が極端に少なかったり、固定が甘く落ちてきてしまうものも。信頼のおけるメーカーの商品を見極めて選ぶ必要があります。 跡が目立たない賃貸OKのウォールシェルフおすすめ4選 賃貸の壁に棚を付けるのはちょっと不安だし、失敗したくない…そんな方のために、高品質なウォールシェルフを4つ厳選しました。取り付け簡単でデザインもシンプル、どれもかなり優秀なプロダクトなので、ぜひ参考にしてみてください。 平安伸銅工業 LABRICO シェルフフレーム スクエア 奥行き:10cm、15cm 長さ(推奨):40~60cm 耐荷重:5kg 初心者でも気軽に楽しめるDIYパーツを多く手がける「LABRICO(ラブリコ)」のシェルフフレーム。インテリア好きに人気のブランドだけあって、機能もデザインもさすがのハイクオリティです。 アイアンのスクエアフレームを2個取り付け、棚板を載せるだけというシンプルな構造。ピンの部分には同色のカバーが付いているため目立たず、造り付けのようなデザインが魅力です。耐荷重は約5kg(棚板の重さ含む)と、華奢な見た目以上の安定感があります。 さらに嬉しいのは、棚板として市販の1×4(ワンバイフォー)または1×6(ワンバイシックス)材が使えること。ホームセンターなどで一般的に売られている材で、板の長さを変えることで自分好みの棚をつくれます。ただし安全を考慮して使うには、長さは40~60cmほどがおすすめです。 取り付けもとても簡単。3本の細いピンを差し込んでカバーをかぶせ、最後に棚板を裏からネジで固定するだけ。棚板の色を変えることでどんなインテリアにも似合い、奥行きは10cmと15cmの2サイズから選べます。 無印良品 壁に付けられる家具棚 奥行き:12cm 長さ:30cm、44cm、88cm 耐荷重:3kg 材質:ウォルナットまたはオーク材 こちらは無印良品のロングセラーアイテム「壁に付けられる家具」シリーズ。ウォールシェルフのほか、ボックスやフック、ミラーなどパーツのバリエーションが豊富で、トータルコーディネートを楽しめます。 シェルフの長さは30cm、44cm、88cmの3サイズ。奥行きは共通で12cm、耐荷重は3kgです。このアイテムの魅力は、手頃な価格なのに天然木の風合いを楽しめること。突板(つきいた)という薄くスライスした木を表面に貼っているため、プリントではない本物の木目を味わえます。 取り付け方は、金具を細いピンで壁に固定し、そこにシェルフを引っ掛けるというもの。金具2個に対して10本のピンを刺すので少し時間はかかりますが、丁寧なガイドが付いているので初心者でも失敗なく施工できます。 山崎実業(Yamazaki)マグネットが付くウォールラック 奥行き:15cm 長さ:50cm、90cm 耐荷重:5kg(50cm)、 8kg(90cm)  材質:スチール(ホワイト、ブラック) スタイリッシュなスチール製のシェルフは、シンプルで機能的な生活雑貨を多く手がける山崎実業の「Tower」シリーズのプロダクト。長さは50cmと90cmの2サイズで、耐荷重は5kg~8kgとかなりの頑丈さです。 木製とは違って多少水気のある場所でも使いやすく、モノトーンを基調としたインテリアによく似合います。壁に取り付けた樹脂パーツに本体を引っ掛ける方法で、余計な金具などが一切見えないのでチープさもありません。 本体はスチール製なので、マグネットが付くのも魅力。レシピやポストカードを貼ったり、フックを付けて調理用具を吊るしたりと便利に使えます。スリムなデザインなので圧迫感がなく、2台重ねて設置するのもおすすめです。 山崎実業(Yamazaki)コーナーシェルフ サイズ:約W22×D22×H3.3cm 材質:スチール(ホワイト、ブラック) 耐荷重:3kg こちらも山崎実業「Tower」シリーズのスチール製シェルフ。部屋の角にフィットするコーナータイプはベッドと壁のわずかな隙間にも設置できて、スマホやメガネ置きとして最適です。 コーナー部分には少しだけ隙間が空いていて、スマホの充電ケーブルを通せるという細かな配慮もナイスです。取り付けはシェルフ下の4か所を専用ピンで留めるだけ。正確に水平を取ることさえ注意すれば、一人でも簡単に設置できます。 ウォールシェルフでインテリアをもっと楽しもう 家中どこでも便利に使えるウォールシェルフ。好きな場所で「見せる収納」を思い切り楽しめるので、インテリア好きにはぜひ試していただきたいアイテムです。部屋のちょっとした模様替えや気分転換に、ぜひウォールシェルフを取り入れてみてください。

リビングが驚くほど快適に。洗練&便利なソファサイドテーブルおすすめ4選

ソファ前の空いたスペースに、なんとなくテーブルを置いてしまっていませんか?実はどんなテーブルを選ぶかは、どんなソファを選ぶかと同じくらい、リビングの居心地のよさに関わってくる大切な要素です。 今回はソファで過ごす時間をぐっと快適にしてくれるサイドテーブルの選び方と、おすすめのテーブルを4つご紹介。手頃な価格なのにデザインも機能性も申し分なしのラインナップから、ご自身のライフスタイルに合うものを見つけてみてください。 ソファでの快適性はテーブル選びで決まる リビングテーブルの選び方には、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。ソファを買うついでに選んでしまいがちなアイテムですが、どう過ごしたいかによってテーブルの置き方も変わります。普段の過ごし方をよくシミュレーションして選ぶのがおすすめです。 選択肢①大きなセンターテーブルを1台置く 昔ながらのいわゆる「応接間」の流れを受けたレイアウトが、ソファの前30cmくらい開けて、低めのセンターテーブルを置くパターン。1台置くだけなのでバランスがとりやすく、堂々として見栄えがするので、来客の多い家庭にはおすすめです。 ただし、普段家族で過ごすときは、飲み物を置いたりするには少し低かったり遠くて使いづらかったりという側面も。結局このテーブルを「ちゃぶ台」のように使って、ソファに寄りかかって床座りするスタイルになりがちです。 選択肢➁小さなサイドテーブルを複数置く ひとつのソファに座りながら、タブレットを見たりスマホをいじったり、一人ひとりが違うことをして過ごす。そんな現代のファミリーにおすすめなのが、ソファのすぐ近くに小さなテーブルを複数置くレイアウトです。 ソファに寄りかかったままの体勢で使える差し込みタイプのテーブルなら、マグカップやスマホをさっと置けて日常使いに最適。少し大きめのサイズならPC作業もはかどります。 センターテーブルを置くのとは違い、ソファ前のスペースを有効に活用できるメリットも。座る場所や気分によって簡単に動かせるのも魅力です。 ソファと合わせるサイドテーブルの選び方 センターテーブルを選ぶよりも、少し難易度が高めなサイドテーブル選び。ここでは、ソファと一緒に使うサイドテーブルを選ぶ上でチェックしたいポイントを紹介します。 用途に合った高さを選ぶ ソファを合わせるテーブル選びの最重要ポイントは、使い方に合わせた高さを選ぶこと。たとえば本や飲み物などを置くだけなら、空間の開放感をなるべく損なわない低めのテーブルを選びましょう。この場合、ソファの座面と同じくらいの高さがおすすめです。 PCで作業をしたりタブレットを置いて動画を見る場合は、少し高めのテーブルを選びます。目安はソファの座面から30~35cm上くらい。ある程度の高さがあれば、ソファで軽食をとることもできます。 天板のサイズとフォルム スマホやリモコンなど最低限のものが置ければいいのか、ノートPCとマグカップを置けるくらいの広さが欲しいのか。テーブルのサイズを決める際は、ソファでの過ごし方をよく想像して選ぶことが大切です。小さすぎると使いづらく、大きすぎるとリビングの導線の邪魔になるので、サイドテーブル選びでは「大は小を兼ねない」を肝に命じて選びましょう。 また大きさだけでなく、天板のフォルムもこだわりたいポイント。インテリアにメリハリをつけるなら、丸型のサイドテーブルのほうが軽やかな印象になるのでおすすめです。実用性重視なら、四角のテーブルのほうが天板の面積を有効活用できます。 ソファに差し込めるかどうか 脚部をソファ下に差し込んで使うタイプのサイドテーブルは、手元に引き寄せて使えるので便利です。テーブルの脚部がソファ下のスペースに入るかどうか確認しておきましょう。 差し込み型テーブルは片持ちのデザインになっているものが多いので、通常のテーブルよりは不安定になる場合も。子どものいる家庭など安定感を求める環境では注意が必要です。 ソファに差し込めるおすすめテーブル4選 ここからはソファの快適さを格上げする差し込み型のサイドテーブル4つを厳選してご紹介します。さまざまなタイプから、用途や好みに合うものを見つけてみてください。 Yamazaki 差し込み サイドテーブル サイズ:幅45×奥行25×高さ52cm インテリアに溶け込むシンプル&モダンなデザインと高い機能性を備えた、山崎実業の人気シリーズ「Tower」の差し込みテーブル。スチールのベースに天然木の天板を組み合わせたミニマルなフォルムは、どんなソファにも似合います。 ソファに差し込んで使うのはもちろん、脚部の空いた部分にゴミ箱を置いてソファサイドで使うのも便利。天板耐荷重は15kgと丈夫な作りで、角も丸みを帯びているので、子どものいる家庭でも安心して使えます。 Yamazaki サイドテーブル ワゴンタイプ サイズ:幅27.5×奥行32×高さ55cm 山崎実業「Tower」シリーズのワゴンテーブル。キャスター付きのため、ラグの上でもスムーズに動かせるのがポイントです。 天板には取り外し可能な小物入れが2個付き、リモコンやメガネ、文房具など良く使うものをしまうのに便利。ベース部分にはマガジンラックも備えています。 ソファサイドだけでなく食卓やデスクの近くなど、使いたい場所に気軽に動かして使えるワゴンは、一台あるとぐっと快適さがアップするアイテムです。 KUROSHIRO ソファーテーブル サイズ:天板直径20×高さ51cm ソファの手元でスマホと飲み物だけちょっと置きたい、そんなシーンにフィットするコンパクトなコの字型テーブル。薄いスチール板と支柱で構成されたシンプルで美しいデザインは、新潟県燕市の老舗企業が生んだモダン家具ブランド「kuroshiro」が手がけています。 テーブルの重さは約2kgあり、華奢な見た目以上の安定した使い心地。生活感を抑えたミニマルなインテリアが好きな方、ソファ周りをすっきり見せたい方におすすめです。 このくらい小さなサイズなら、ソファに座る人数分だけテーブルを置いて1人1台使うのがおすすめ。マットな黒と白の2色のラインナップで、どんなソファとも合わせやすいデザインです。 山善 昇降式サイドテーブル サイズ:幅70×奥行40×高さ60-95cm ソファでもPCを広げてしっかり仕事をしたい、そんな方におすすめなのが山善の昇降式テーブル。高さ調整のできるテーブルは多くありますが、こちらは無駄のないシンプルなデザインがリビングのインテリアに調和しやすく、日本メーカーという安心感のあるアイテムです。 高さは最小60cmで、ソファでデスクワークをするのにちょうどいいサイズ感。天板は70×40cmと大きめで、ノートPCとマグカップを置いても余裕があります。 最大95cmまで高さを上げればスタンディングデスクとしての使用もOK。そのほか、ダイニングテーブルと同じ高さに設定して、来客時の補助テーブルとして使うこともできます。 ソファタイムの相棒になる理想の1台を リビングでの心地よい時間をサポートするソファサイドテーブルは、家族それぞれが自分のデバイスを持つ現代のくつろぎ方には欠かせないアイテム。ソファだけでなくダイニングやデスクまわりなど、好きな場所に移動して使える身軽さも魅力です。ぜひ、ご自身の暮らしに合った1台を見つけてみてください。

究極のミニマリズムに惚れる。KUROSHIRO(クロシロ)スチールテーブルのおすすめ3選

ソファでくつろぐとき、スマホやマグカップをちょい置きできるサイドテーブルが手元にあれば、リビングの過ごしやすさは格段にアップします。でもいざ探すとなると、質感がチープだったり、手持ちのソファと合わなかったり、ピンとくるものがなかなか見つからない…。そんな方におすすめしたいのが、KUROSHIRO(クロシロ)のテーブルです。 スチールの硬質な素材を活かし、一切の無駄をそぎ落としたデザインは、10年、20年と愛用できること間違いなし。せっかく買うなら後悔しない上質なサイドテーブルが欲しい!デザインはとにかくシンプルが良い!そんな方はぜひ、検討のひとつに加えてみてください。 老舗国産メーカーが手がけるKUROSHIRO(クロシロ) 創業70年を超える老舗国産メーカーが手がける新しいインテリアブランド、KUROSHIRO(クロシロ)。現代の暮らしに馴染む洗練されたプロダクトが生まれた背景と、その魅力を紹介します。 新潟・燕三条の職人技によるものづくり KUROSHIROを生み出したのは、ものづくりの街として知られる新潟県燕市で1947年に創業した金属加工メーカー「アベキン」。板金の加工から溶接、塗装、組立までを自社で一貫生産できる体制を持ち、スチール製のオフィス家具や店舗什器などの製造・販売を行ってきました。 そんなアベキンが、長きにわたり培ってきた高い技術力を駆使して開発したオリジナル家具ブランドが、このKUROSHIROです。その名の通り、ツヤを抑えたマットな黒と白の2色のみで仕上げられたテーブルやシェルフは、インテリアに自然と溶け込みながら、使う人の個性やライフスタイルを引き立てます。 余計な装飾でごまかさないシンプルを極めたデザインは、溶接や曲げ加工といった卓越した技術力のたまもの。メイドインジャパンの誇りを存分に感じられるプロダクトを身近に置けば、日々のふとした瞬間にも満足感を味わえること間違いなしです。 インテリア好きの街、東京・中目黒にショールームも ブランドの立ち上げから数年はオンラインストアのみで販売していたKUROSHIROの家具ですが、2025年3月には待望の直営店をオープン! 感度の高いインテリアショップが集まる激戦区、東京・中目黒に店を構えるあたり、クオリティへの自信のほどが伺えます。 実物を見て質感を確かめたい、 こだわりのディテールをじっくり見たいという方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 組み立て不要の完成品で届く KUROSHIROのプロダクトはすべて工場直送の完成品で届きます。工具や組み立てが不要で、届いたその日からすぐに使えるのは嬉しいポイント。パッケージもシンプルなので、引っ越し祝いなどのプレゼントにも喜ばれそうです。 スチールの質感が光るサイドテーブル4選 KUROSHIROのプロダクトの中でも特におすすめなのは、値段も手頃で取り入れやすいサイドテーブルです。シンプルでありながら、快適に暮らすための工夫が施された4タイプのテーブルを紹介します。 コの字テーブル ■サイズ:天板直径20×高さ51cm ソファでくつろぐときの相棒にしたいコの字型のテーブル。すぐ手の届く場所にマグカップやスマホを置いて便利に使えます。底面が約5mmの薄いスチール板なので、脚付きソファでなくても差し込めるのがナイス。高さは51cmと高すぎないので、視界の邪魔にもなりません。 おすすめは、ソファに座る人数分だけ用意して1人1台使うこと。大きなテーブルを中央に置くよりそれぞれの手元で使えて快適ですし、ソファ前のスペースも広く確保できます。華奢なフォルムですが重量は2kgあるので、安定感も全く問題なしです。 ローテーブル ■サイズ:天板直径45cm×高さ47cm サイドテーブルとしてはやや低めの47cmという高さで、圧迫感なく使えるローテーブル。目線が自然と下がり、リラックスした雰囲気を作ります。天板より底面の直径が小さいデザインで見た目もすっきり。天板直径は45cmと広めで、雑誌やタブレットも楽々置けます。 ソファの横で使うだけでなく、植物やオブジェを置く台としてもおすすめ。脇役に徹した無駄のないデザインが、卓上に飾るものをぐっと引き立ててくれそうです。 丸型サイドテーブル ■天板直径28cm×高さ45cm コンパクトな直径28cmの円形テーブル。ベース部分はリング状のデザインなので、インテリアにほどよい抜け感をもたらしてくれます。製品重量は約2kgと持ち運びしやすい軽さながら、耐荷重は5kgまでOKです。 ソファやチェアの横において使う以外に、目覚まし時計や照明を置いてベッドサイドテーブルとして使うのもおすすめ。4本の支柱に支えられたデザインは華奢ながら安定感があり、うっかり倒してしまう心配もありません。 角型サイドテーブル ■天板28×28cm×高さ45cm シャキッと角の立ったフォルムが美しい角型テーブル。部屋の中に置けば、まるでアートギャラリーのように端正な雰囲気を演出してくれます。 テーブルとしては低めの45cmという高さで、ソファやチェアの横に置くのにちょうどいいサイズ感。耐荷重は5kgなので座ることはできませんが、雑誌や本などある程度重量のあるものを置いても、華奢な見た目以上の安定感です。 壁にぴったり付けられるスクエア型なので、玄関先での荷物置きにするのもおすすめ。天板下の空いているスペースに本や照明を置いてシェルフのように使うこともでき、日常のいろいろなシーンで活躍してくれる形です。 スリムテーブル ■ロータイプ:天板直径25×高さ45cm ■ハイタイプ:天板直径25×高さ76cm ありそうでなかったこの小ささ、もはやテーブルではなく「飾り台」としての用途に特化した絶妙なサイズ感。45cmのロータイプは一般的なスツールと同じくらいの高さ、76cmのハイタイプはちょっと高めのダイニングテーブルくらいの高さです。 どんな空間にも溶け込むデザインを活かして、例えば玄関で使うのはいかがでしょうか?鍵や印鑑などの小物の定位置にしたり、ポプリやディフューザー、消毒液を置いたりもできます。寝室でスピーカーやプロジェクターを載せる台として使っても良さそうですし、アイデア次第で使う楽しみが広がります。 注意:小さな子どものいる家庭には不向きかも 研ぎ澄まされたフォルムが魅力のKUROSHIROのテーブルですが、天板や底面のスチールプレートは厚み5mm程度とかなりシャープです。子どもが走り回るリビングなどで使うのは少し危険かもしれません。 KUROSHIROのテーブルをぜひ使ってほしいのは「とにかく生活感のないインテリアにしたい」という人。モノトーンスタイルに似合う質感の良いテーブルをお探しの場合には、これ以上ない選択肢だと思います! KUROSHIRO(クロシロ)のテーブルで洗練インテリアを 新潟燕三条の職人たちが生み出すディテールと、流行に左右されないシンプルなフォルムが魅力のKUROSHIROのテーブル。見た目だけでなく、組み立ての手間がないこと、国産メーカーという安心感も魅力です。リビングをより快適にスタイリッシュにランクアップしたい方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

【こだわりの空間演出】おしゃれなフロアスタンド5台と選び方を紹介

フロアスタンド照明は、おしゃれな部屋作りのために重要なポイントです。しかし、自宅に取り入れたくても「種類が多くてどれを選べばよいのかわからない」と悩んでいる方も多いでしょう。 そこで本記事では、以下の内容を紹介します。 購入前に確認しておくべきフロアスタンド照明のメリット・デメリット 迷いを払拭するフロアスタンド照明の選び方 迷っている方におすすめのフロアスタンド照明5選 本記事を読むと、自宅に合うフロアスタンド照明を選択しておしゃれな空間を作れるようになるので、ぜひ参考にしてください。 フロアスタンド照明のメリットとデメリット フロアスタンド照明のメリットとデメリットを確認しておくことで、購入の失敗を防げます。 メリットがわかるとフロアスタンド照明を購入する目的が明確になり、デメリットを把握しておくと購入後の後悔を防げるためです。 フロアスタンド照明のメリット フロアスタンド照明のメリットは以下の通りです。 設置や移動が簡単 空間を立体的に見せられる 必要な場所を明るくできる 光の陰影で雰囲気づくりが可能 電気工事や取り付けの必要がない 目立たせたくない場所を暗くする おしゃれなデザインが多い フロアスタンド照明はコンセントにつなぐだけで使用でき、持ち運びも簡単なものが多いため、明かりが必要な場所に簡単に配置できます。 また、壁を照らして光の陰影を生み出し、奥行きや立体感を表現するなどおしゃれな雰囲気づくりも可能です。おしゃれなデザインが多く、照明自体が部屋のアクセントになりインテリアの雰囲気を向上させる点も大きなメリットといえるでしょう。     フロアスタンド照明のデメリット フロアスタンド照明のデメリットは以下の通りです。 部屋全体を明るくできない 配置スペースが必要 生活動線を考慮した配置計画が必要 フロアスタンド照明は、明かりが必要な狭い範囲を照らす目的で使用されます。そのため部屋全体を明るく照らすには不向きです。 シェードが大きなタイプや本体部分が傾斜しているデザインの場合、配置するために広いスペースが必要になるため事前のサイズ確認が重要。コードに足が引っかかり転倒する恐れがないか、生活動線も考慮して配置場所を決めましょう。        フロアスタンド照明の選び方 フロアスタンド照明の選び方は、3つの方法があります。 種類(デザイン)から選ぶ インテリアスタイルに合わせて選ぶ 機能性(調光・調色、角度調整)で選ぶ   種類(デザイン)から選ぶ フロアスタンド照明には、主に4種類のデザインがあります。 トーチ型 トーチ型のフロアスタンド照明は、天井に向かって光を照らすデザインが特徴で、天井からの反射光によって部屋を明るくします。 天井からの反射光は眩しさを抑え、柔らかく穏やかな雰囲気を演出するため、リラックスする空間づくりのために最適です。 リビングや寝室でベースの照明として使用し、ほっと一息つける心地よい空間づくりに活用しましょう。読書や映画鑑賞など静かな時間を楽しみたい方にぴったりです。 シェード型 シェード型のフロアスタンド照明は、帽子を被っているようなデザインが特徴で、特定の方向を柔らかな光で明るく照らします。 シェードの素材やデザインのバリエーションが豊富な点も魅力の一つ。 壁面を照らして陰影を作ったりソファに座る人の手元を照らしたりして、明かりが必要な場所を照らしてください。リビングの暗い場所が気になっている方や照明の一工夫がほしい方は、取り入れてみましょう。 グローブ型 グローブ型のフロアスタンド照明は、電球全体を半透明のカバーで包み込んだデザインが特徴です。 電球が直接見えないため、眩しさを抑えつつぬくもりのある柔らかな光を放ちます。シーリングライト一灯だけ使用している方は、配置スペースを考慮した上で部屋の下部にも明かりを追加しておしゃれなインテリアを作りましょう。 モダンや北欧、ナチュラルテイストのインテリアに調和しやすく、シーリングライトやダウンライトと組み合わせて使用すると、空間に立体感を生み出せます。        バーライト型 バーライト型のフロアスタンド照明は、スリムな棒状のデザインと照明全体が発光することが特徴です。 特徴的なデザインから、モダンでミニマルなインテリアのリビングや、作業に集中したい書斎におすすめです。 スペースを取らないデザインは、狭い部屋で一室多灯のおしゃれな空間を作りたい方にもうってつけ。装飾性を取り除いたデザインで、利便性を重視したライフスタイルを楽しみましょう。 インテリアスタイルに合わせて選ぶ フロアスタンド照明は、自宅のインテリアスタイルに合わせて選ぶと統一感のあるおしゃれな空間を作れます。 具体的なインテリアスタイル名は以下の通り。 モダン ナチュラル 北欧 和風 アンティーク アジアン フレンチ 日本で人気の「モダン」と「北欧」のインテリアスタイルに合わせやすいフロアスタンドの特徴を紹介します。 モダンスタイルにおすすめなフロアスタンド モダンスタイルと相性のよいフロアスタンドは、スチールや鉄、ガラスなどの素材で製作された照明です。 モダンスタイルに特有の高級感や光沢感を演出可能で、照明自体がオブジェになるためインテリアの雰囲気を向上させやすくなります。人工的な素材感やスリムなデザイン性を持つ種類は、モダンスタイルのインテリアに取り入れやすいので検討してみてください。      北欧スタイルにおすすめなフロアスタンド 北欧スタイルと相性のよいフロアスタンドは、自然素材を取り入れたシェード型の照明です。 電球を包んでいるシェードの素材にはリネンやコットンを使用し、支柱は木製になっている種類がおすすめ。ほかにも木目シートを使用している照明は取り入れやすいため、照明計画の際に検討してみましょう。 機能性で選ぶ フロアスタンド照明を選ぶ際は、以下のような機能性も確認しましょう。 調光 調色 角度調整 移動の容易さ 調光、調色機能があれば状況に応じて部屋の明るさをコントロールしたり、光の色を変えたりして雰囲気を楽しめます。 仕事や勉強する際は明るい白い光に設定し、落ち着いた雰囲気でリラックスして過ごしたい場合はオレンジ色の光に変更可能です。明るくしたい範囲を照らせるように角度調整が可能かどうかも確認しておきましょう。 おすすめのフロアスタンド照明5選 ここからは、おすすめのフロアスタンド照明を5台紹介します。 Tow-ropos(トウ・ロポス)|DOTS-NEXT(ドッツネクスト) トウ・ロポスは一台で天井と手元の両方を照らせるため、6〜7畳の部屋の照明を探している方におすすめです。 天井からの反射による柔らかな光を広範囲に届けると同時に、手元や壁面を明るく照らします。 スタイリッシュな形状で配置しやすい上に、アッパーライトとスポットライトは別々に調光可能で機能性も優れています。モダンやインダストリアルなどのインテリアスタイルに合わせやすい、おしゃれなフロアスタンド照明です。    サイズ・幅  約26cm × 奥行き 約26cm × 高さ 約179cm・アッパーライト直径:約26cm ・ベース直径:約25cm・コード長:ベース台座から2m25cm素材スチール色アイボリー・ブラック  Wave(ウェーブ)|CROIX(クロワ) ウェーブは照明本体が部屋のアクセントになるため、リビングに物足りなさを感じている方におすすめです。 曲線が穏やかさを演出し、照らされた光で照明本体にも陰影が生まれるおしゃれなデザインです。 ウェーブのシェードは柔らかい光を拡散させてぬくもりを感じさせるため、あたたかい光と本体のデザインから癒し空間を作りたい方にもうってつけ。独特なフォルムを持つおしゃれなウェーブを、リビングや寝室に合わせてみてください。 サイズ幅 19cm × 奥行き 19cm × 高さ 133cm素材ポリプロピレン・スチール色ホワイト HEMPLEN(ヘンプレン)|Re:CENO(リセノ) ヘンプレンはホテルで見かけることが多いデザインなので、ホテルライクなインテリアを作りたい方におすすめのフロアスタンド照明です。 自然素材を多く使用していることから、北欧インテリアやナチュラルインテリアとも相性が抜群。 シェードの上下からしっかりとした明かりが広がり、ファブリックシェードを通して見ると柔らかい光がぬくもりを感じさせます。照明のオン・オフは、紐式のプルスイッチなので操作も簡単。紐の素材は真鍮製なので、素材感で部屋にアクセントを加えてくれます。 サイズ幅 40cm × 奥行き 40cm × 高さ 136.5cm素材シェード:綿、麻・支柱:ウォールナット無垢材(オイル塗装)・スイッチ:真鍮・土台:鋼色オリジナルカラー Espresso-floor lamp(エスプレッソフロアランプ)|ARTWORKSTUDIO(アートワークスタジオ) エスプレッソフロアランプは、ナチュラルインテリアや北欧インテリアを作りたい方にぴったりのフロアスタンド照明です。 3本の脚はすべてバーチ無垢材で製作され、シェードの素材には柔らかな雰囲気を作る自然素材のコットンとリネンが使用されています。 照明の素材のほとんどが自然素材でできており、リラックスしてぬくもりを感じられるでしょう。シェードの色はホワイトとブラウンの2色から選択できるので、自宅のインテリアカラーに合う色を選びましょう。 サイズ幅 48cm × 奥行き 48cm × 高さ 154.5cm素材シェード:コットン、リネン・支柱:バーチ無垢材色ホワイト(シェード)・ブラウン(シェード) HAVANA-FLOOR LAMP(ハバナフロアランプ)|ARTWORKSTUDIO(アートワークスタジオ) ハバナフロアランプは、部屋に美しさや高級感を加えたい方におすすめです。大理石のベースと真鍮製のポールには、思わず目を止めてしまう美しさがあります。 シンプルながらもスタイリッシュなデザインは、観る人に確かな存在感を与え、上質で高級感ある空間を演出。必要な箇所を的確に照らすと同時に、照明自体がアクセントとして洗練された空間を表現します。 北欧モダンやアンティーク、ヴィンテージなど幅広いインテリアスタイルに調和し、どんなシーンにも輝きを添える逸品です。 サイズ※下記画像参照色(ベース+本体)ブラック+ブラック(BK/BK)ブラス+ブラック(BS/BK)ブラス+ホワイト(BS/WH)素材【BK/BK】アルミ・スチール・大理石【BS/BK・BS/WH】真鍮・大理石 インテリアに変化をもたらすフロアスタンド フロアスタンド照明は取り入れる魅力や実用性などのメリットが多く、自宅をおしゃれにしたい大人の男性にはおすすめの一品です。 本記事では、取り入れやすいおしゃれなフロアスタンド照明を5台紹介しました。外観のデザインや機能、自宅のインテリアスタイルに合わせて取り入れてみてください。自宅のインテリアに新たな魅力と心あたたまる灯りが生まれ、リラックスしやすい毎日が訪れます。

GORDON MILLERの収納ボックス。人気4タイプの違いと選び方

アウトドアやキャンプにも持ち出せて、室内でもサマになるデザインが人気のコンテナボックス。今回はインテリア好きから熱い支持を集めるブランドGORDON MILLER(ゴードンミラー)の収納ボックス4タイプを紹介します。それぞれの特長を比べながら、ぜひ収納選びの参考にしてみてください。 室内でこそ使いたいコンテナボックスの魅力 ホームセンターからアウトドア用品店まで、さまざまな場所で見かけるようになったプラスチック製のコンテナボックス。屋外やガレージで使うイメージがありますが、あえて部屋の中で使う魅力について考えてみます。 工業感あふれる佇まい もともとは貨物輸送用や工場内での仕分けなど、業務用としての用途がメインだったコンテナボックス。最近は多くのメーカーから色やフォルムのバリエーションが登場したことで、インテリアアイテムとして取り入れる人も増えてきました。 引っ越しても使える&手頃な価格 リビングやキッチンに置いても違和感のない洗練されたデザインのものも多く、棚や引き出しなどの家具のかわりに、手頃な値段のコンテナボックスを使う人も増えています。安価な家具で下手に済ませてしまうよりは、あえてのコンテナ収納を採用したほうがスタイリングの質が下がらず、テイストのはっきりしたインテリアを作れます。 家の間取りに合わせて買う家具とは違い、どんな家に引っ越しても使い続けられるもの魅力。最初は洋服や食品の収納に使い、子どものおもちゃ箱に使い、汚れてきたらベランダで使うなど、ライフステージに合わせてフレキシブルに活用できます。 水回りでも使える プラスチック製のボックスは水周りでも使えるので、雨が気になる玄関でも使用可能。汚れたら洗うこともできるので、清潔さを保ちたいキッチンや洗面所収納にも向いています。観葉植物やガーデニング関連のアイテムを入れておくのも一案です。 コンテナといえばGORDON MILLER 機能性とデザイン性を兼ね備えた家具やアウトドアギア、ファッションアイテムなどを提案する日本のブランド「ゴードンミラー」。意外と知られていませんが、あの大手カー用品メーカー「オートバックス」グループが運営しています。 ゴードンミラーがテーマに掲げるのは「心躍るガレージライフ」。商品はどれもガレージに似合うような、クールでインダストリアルな雰囲気の漂うデザインが特長です。東京・蔵前に直営店もあるので、実際のプロダクトに触れたい方はぜひチェックしてみてください。 GORDON MILLERの収納ボックス4種類の違い ゴードンミラーの商品ラインナップの中でも、特に人気の高いアイテムがコンテナ収納ボックスです。現在発売されている4タイプの特長と、おすすめの使い方を紹介します。 トランクカーゴ【イスにもなる】 【トランクカーゴの特長】 サイズは7種類 カラーは3色 耐荷重100kgで座れる 天面フラットでテーブルになる 3段までスタッキングOK フタの留め具がそのまま取っ手になる機能的なデザインで、持ち運びしやすいトランクカーゴ。アウトドア用品を収納しておき、そのまま車に積んでキャンプ場に持って行って、現地ではイスやテーブルとして使う。そんな使い方が王道で、キャンパーにとっては外せない定番人気アイテムですが、もちろんインテリアとしてもかなり優秀な逸品です。 いちばんの特長は、フタ天面の耐荷重が100kgという驚きの耐久性。普段は収納ボックスとして飲料や日用品のストックを入れておき、来客時にはスツールやコーヒーテーブル代わりに使えます。ベージュやカーキ、ダークグレーといったアースカラーなので、ソファなど他の家具ともナチュラルに馴染んでくれます。 フォールディングコンテナ【側面が開閉】 【フォールディングコンテナの特長】 サイズは3種類 カラーは2色 重ねたまま側面から取り出せる 6段までスタッキングOK 物流業界で言ういわゆる「オリコン(折りたたみコンテナ)」のデザインを超クールにアップデートしたのがこちらのフォールディングコンテナ。折りたたむと薄さ約10cmのコンパクトサイズになるので、使わない時はちょっとした隙間にしまっておけるのが嬉しいポイントです。 最大積み重ね数は6段までOK。そのうえ重ねたまま、側面4方向どこからでも物が取り出せるという便利すぎる仕様。これはもはやコンテナの域を超えて、棚や引き出しのように家具として使えるアイテムです。 部屋の中で使うなら、洋服や帽子などファッションアイテムの収納で大活躍すること間違いなし。一般的なプラスチックケースでは味気ないクローゼットも、フォールディングコンテナを使えば一気に雰囲気を格上げしてくれます。 ストレージボックス【コスパ抜群】 【ストレージボックスの特長】 サイズは3種類 お手頃価格&軽い 3段までスタッキングOK カラーはカーキ1色のみ シンプルなフォルムに主張強めのロゴが映えるストレージボックス。底に向かって細くなる形なので、使わない時は空のボックスを複数重ねておくことができます。 軽くて値段も手頃なのに、フタはバックル固定でしっかりと閉まります。いちばん小さいMサイズは、Lサイズと深型LLサイズの上にぴったり2個収まる大きさ。3サイズを組み合わせてスタッキングが可能です。 工具や洗車用品を入れて屋外に持ち出して使うのはもちろん、衣装ケースや子どものおもちゃ箱としても最適。見せたくない掃除用具や洗剤類をまとめれば、水回りがすっきり片付きます。 カーゴバスケット【家事に使える】 【カーゴバスケットの特長】 サイズは3種類 カラーは4色 持ち運びに便利 スタッキングはできない 買い物カゴのようにハンドルがついたカーゴバスケット。スタッキングはできませんが、折りたたみ時の厚さは約7cm。必要な時だけさっと取り出して使うことができます。側面はメッシュ構造のため軽く、取り扱いが楽なのも嬉しいです。 カラーはベージュ、カーキ、グレー、ブラックと、ゴードンミラーの収納ボックスとしては豊富な4色をラインナップ。どれもインテリアに溶け込む味わい深い色です。 取っ手付きで気軽に持ち運べるので、屋外で使いたいキャンプ用品などをまとめるのはもちろん、畳んで車に積んでおけば買ったものを入れるのに何かと役立ちます。そのほか洗濯カゴとして使うのも便利ですし、ペットボトルや古紙などのゴミをまとめておけば、そのまま捨てに行けるのでおすすめです。 GORDON MILLERの収納ボックスで生活がはかどる 個性豊かな4タイプから選べる、ゴードンミラーの収納ボックス。リビングやダイニングにも馴染むカラーと、水回りでも使える利便性が魅力です。インダストリアル系インテリアの片付けアイテムとして、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

カリモク60の名作ソファ「Kチェア」と「ロビーチェア」を比較

インテリアに少しでも興味がある方なら、おそらく誰もが知っている家具ブランド「カリモク家具」。そんな日本を代表する老舗企業が、リブランディングによって打ち出した新ブランドが「カリモク60(ロクマル)」です。 今回はカリモク60のプロダクト開発に込められた思いを掘り下げつつ、人気のソファ「Kチェア」と「ロビーチェア」それぞれの特徴をご紹介。20代の若者もナイスミドルの皆さんもきっと好きになる、古くて新しいカリモク60の魅力をたっぷりお伝えします。 老舗家具メーカーの新ライン「カリモク60」とは? 「カリモク60」は、1940年に創業した老舗木工家具メーカー「カリモク家具」が2002年に立ち上げたブランド。取り扱うのは、カリモクが1960年代に製造し、家具メーカーとしての基礎を築いたチェアやテ-ブルを復刻したアイテム。60(ロクマル)というブランド名は「1960年代の復刻家具」という意味です。 往年の名作家具に再び光を当てて世に出すという考えから立ち上げたブランドなので、新商品が増えることは基本的にありません。ソファやチェア、テーブルなど少数精鋭のラインナップですが、張り地や仕上げに期間限定仕様が加わったり、著名デザイナーとのコラボレーションモデルが登場することも。 選べる種類は少ないですが、この絞り込まれた製品数にこそものづくりのプライドを感じます。間違いのない名作を迷わず手に入れたい人にとっては、むしろ好都合ではないでしょうか。 カリモク60が愛される理由 2002年の立ち上げ以来、年齢や性別を問わず広く愛されているカリモク60の家具。一般の住宅はもちろんカフェやコワーキングスペース、美容院などでも多く採用されているので、目にしたことがある方も多いかもしれません。カリモク60はなぜこれほどまで多くの人を魅了するのか?その理由をまとめました。 単なる復刻ではない、時代を超える家具 カリモク60は、1960年代にカリモク家具が作っていた製品を復刻生産していますが、そのコンセプトは単なる過去の焼き直しではありません。時代を超えて愛用できる優れたデザインを、現代生活にフィットする形で提案し、後世に末永く受け継ぎたいという、ものづくりに関わる職人や開発者の熱い魂が宿っています。 その証拠に、カリモク60で不動の人気を誇る「Kチェア」は1962年当時のデザインを忠実に再現しつつも、内蔵されたバネやビニールレザーの品質などに絶えず改良が加えられています。伝統を守りながら常に進化し続ける、それこそがカリモク60のフィロソフィなのです。 仕掛け人はナガオカケンメイ氏 カリモク60を世に送り出した仕掛け人は、クリエイティブディレクターをつとめるナガオカケンメイ氏です。ナガオカ氏が手がけるセレクトショップ「D&DEPARTMENT」でカリモク家具を扱っていたことがきっかけとなり、ブランドの再構築とアイテムの復刻を提案しました。 一時は廃盤寸前になるほど売上が落ち込んでいた1960年代の家具に着目し、洗練されたリブランディングによって再び光を当てたナガオカ氏。昔を知る人にとっては「信頼できる日本の家具」として、初めて見る若者にとっては「新鮮なレトロ感のある家具」として、幅広い世代に受け入れられるカリモク60ブランドが誕生しました。 複数メーカーを巻き込む「60VISION」へ カリモク60の立ち上げをきっかけに、2002年にスタートしたプロジェクトが「60VISION(ロクマルヴィジョン)」。長年愛されるロングセラーを持つ国産メーカーが自社製品を登録し、流行に左右されないブランドを育てるプロジェクトです。開始から7年間で製品数は600を超え、カリモク60はその代名詞的存在として広く知られることとなりました。 ものづくりの原点に帰り、日本から世界に通用するスタンダードを作ろうとする姿勢が高く評価され、60VISIONの取り組みは2008年グッドデザイン賞を受賞しています。 カリモク60の定番「Kチェア」と「ロビーチェア」 ここからはカリモク60の家具の中でも、特に人気の高いソファ2つのモデル「Kチェア」と「ロビーチェア」を比較。それぞれの特徴と選び方をご紹介します。 Kチェア 【Kチェアの特長】 デザイン:木フレームですっきり バリエーション:1人掛、2人掛、ミニ サイズ:幅70~133 × 高さ70 × 奥行64.5~70 座り心地:硬め 使い方:浅めで作業&食事向き ロボット掃除機:使用OK 1962年に発売されたカリモク椅子の第1号モデル。1人掛けと2人掛けがありますが、いずれも座面の奥行きは70センチとコンパクト。小柄な女性でも座りやすく、男性でも充分くつろげる絶妙なサイズ感です。張り地は合成皮革でお手入れの楽なブラックレザーと、起毛感のある手触りが心地よいモケットグリーンの2タイプから選べます。 金属製のバネがしっかり荷重を支えるため、沈み込みの少ない硬めの座り心地。背もたれに腰がしっかり届くのでデスクワークも快適です。カリモク60のテーブルとあわせれば低めのダイニングとしても使えて、ソファを置かないLD兼用スタイルにもおすすめです。 パーツごとに交換修理ができるのも特徴のひとつ。シートがへたったり肘かけ部分にキズがついても、該当部分だけを交換しながら長く使い続けることができます。 ロビーチェア 【ロビーチェアの特長】 デザイン:重厚でクラシカルな雰囲気 バリエーション:1人掛、2人掛、3人掛 サイズ:幅75~174 × 高さ73 × 奥行78 座り心地:やや硬め 使い方:あぐらや昼寝もできる ロボット掃除機:使用OK 往年の「応接間」を思わせるクラシカルなフォルムながら、すっきりした脚やダイヤ柄のステッチで洗練されたムードも漂うラウンジチェア。Kチェアよりも奥行きが深く、あぐらをかいたりルーズにもたれたり、よりリラックスした使い方におすすめです。 座面はベースの上にもう一枚クッションを重ねるダブルクッション構造で、ほどよい弾力が心地よい底づき感のない掛け心地。柔らかすぎないので、長時間座っても疲れにくいのは嬉しいポイントです。くたびれたら座面だけ交換することもでき、長く愛用できます。 サイズは1~3人掛けで、選べる張地は2種類。ブラックのビニールレザーは程よい艶感があって水にも強く、どんなインテリアにも似合うこと間違いなし。モケットグリーンは鮮やかな色味ではありますが、深みのある表情の起毛素材なので、悪目立ちせず空間に馴染んでくれます。 「Kチェア」と「ロビーチェア」どちらを選ぶ? どちらもファンからの熱い支持を集める名作「Kチェア」と「ロビーチェア」ですが、迷ったらどのように選ぶとよいでしょうか?ポイントをまとめました。 立ち座りしやすい&省スペースなのは「Kチェア」 「ソファで軽い食事やPC作業もしたい」という方にはKチェアがおすすめ。奥行きが70cmと浅いのでくつろぎすぎることなく、座面は硬めなので立ったり座ったりも楽なソファです。2人掛けで133cmというコンパクトサイズと、圧迫感のないすっきりとしたデザインは、スペースに限りのあるリビングにぴったりです。 昼寝もできてくつろげるのは「ロビーチェア」 「ソファではリラックスして過ごしたい」という方におすすめなのはロビーチェア。総生地張りのデザインは、座った時に包まれるような安心感をもたらします。奥行きが深すぎるという方はオプションのクッションを追加して、背中の隙間を埋めるように使ってもOK。2~3人掛けではカーブのついたアームにクッションを置けば、横になったときも快適です。 カリモク60の名作ソファでリビングを格上げ 発売から60年以上、変わらないデザインと進化し続ける快適性で多くの人々から愛されるカリモク60の人気ソファ「Kチェア」と「ロビーチェア」。この先20年、30年と人生を長く一緒に過ごせるソファをお探しの方は、ぜひ一度店頭で実物を見て&座ってみることをおすすめします!

快適に使えるノートPCスタンド5選。どんなタイプが合うか選び方も解説!

デスクワークでノートパソコン(ノートPC)を使ってると、肩が凝ってしまったり目が疲れてしまったりすることってありますよね。そんな悩みを解消してくれるのがノートPC用のスタンドなのですが、どれが良いかわからないですよね。 本記事では快適に使えるおすすめのノートPCスタンドを5つ紹介します。ノートPCスタンドのメリット、それぞれの違いや選び方についても解説するので参考にしてください。 自分に合ったノートPCスタンドを見つけて、自宅でも外出先でもノートPCを快適に使える環境を手に入れましょう。 ノートPCスタンドとは ノートPCスタンドとは、その名の通りノートPCを置く台のことです。 ノートPCを閉じて縦置きするタイプもありますが、本記事では画面を開きながら底面に角度を付けて高さを上げるタイプのスタンドについて紹介します。 スタンドにはさまざまな種類があります。高さや角度を段階的にまたは自由に調節できるものや、据え置きで使うことが前提のもの、折りたたみ式で携帯できるもの、冷却ファンが付属しているもの。 使用目的や人によってどのタイプが適切かが違うので、価格と相談しながら判断することが必要です。 ノートPCスタンドのメリット もちろんノートPCはスタンドがなくても使用できますが、スタンドを追加で利用することには大きなメリットがあるので需要が高まっています。 以下でメリットについてくわしく解説するので参考にしてください。 姿勢が良くなる ノートPCスタンドを利用すると、PC使用時の姿勢が良くなります。 ノートPCはスタンドを利用せずに使うと、どうしても画面を覗き込むような前のめりの姿勢になってしまいます。また、キーボードを打つために手を伸ばすのでついつい胸を張らずに猫背になったり、巻き肩になったりしてしまうことも。 スタンドを利用すれば、画面の高さと目線の高さの差が小さくなって前のめりになりにくくなります。さらに、キーボードにも角度が付くので猫背や巻き肩になってしまうことを抑えられるのです。 長時間PCを使ったデスクワークをする人にとっては、疲労感という観点では姿勢が良くなることは大きなメリットです。 操作性が上がる 角度を付けることで操作性が上がるのもスタンドのメリットです。 猫背や巻き肩による疲労を軽くできる以外にも、スタンドで角度が付けば操作性が上がり作業の効率化が図れるという機能面の利点もあります。 キーボードが机にそのまま置かれている状態だと、真上から押さなければならず指を奥へ伸ばす必要があるので少し打ちにくさがあります。少し手前に角度を付けるだけで、かなり打ちやすくなることが実感できるはず。トラックパッド(タッチパッド)も同様に触りやすくなって操作性が上がるでしょう。 タイピングの速度や、トラックパッド(タッチパッド)の操作性が向上することは、作業効率という点でうれしい効果の一つです。 PC本体の冷却ができる スタンドを使うことによって、PC本体を冷却・放熱することもできます。 長時間PCを使っていると、どうしても本体が情報処理による熱を持ってしまうことも多いですよね。通常の性能を発揮できなくなってしまいPCの動作が重くなってしまった経験がある人も多いはず。 ノートPCスタンドを利用すればキーボードのある本体底面を机から浮かすことができるので、熱がこもらず自然と冷やすことができます。冷却がうまくいけば、熱による動作遅延を避けて作業を続けることにつながります。 ノートPCスタンドの選び方 ノートPCスタンドを選ぶ際にはいくつかのポイントがあります。以下で解説するポイントを確認して、自分に合ったスタンドを選びましょう。 キーボード部分が机から浮くか まず、構造的にキーボードのある本体が机から浮くものか確認しましょう。 スタンドの構造には、本体を机から浮かせるタイプと本体の奥側だけ高さを上げて手前側は接地しているタイプがあります。 前者の場合、ディスプレイを目線と同じくらいの高い位置に持っていけるメリットはありますが、本体のキーボードが打ちづらくなります。外付けのキーボードを使う前提でない限りは、キーボード入力をする用途で選ぶことができないタイプです。 PCを上げる高さ・角度の調整ができるか PCを上げる高さ・角度を調整できるかという点も確認ポイントです。 机の高さや椅子の高さ、自分がそのときに取れる姿勢によって適切なPCの高さや角度は変わるので、調整できるものができれば望ましいでしょう。たとえば外出時に使いたい場合などは環境もそれぞれなので、高さ・角度の自由度があると便利です。 また、調整できるとしても何段階になっているかなどもチェック。細かく微調整ができるものだと、どこにいっても対応しやすいでしょう。 立てた後の安定感はあるか スタンドを立てた後、本体に安定感があるかというのも念の為確認できると良いでしょう。 スタンドを立てたことにより高さがちょうどよく調整できたとしても、操作しようとするとガタつくようでは作業になりません。実際に触ってみる、レビューを見るなどして、操作中の本体の安定感を確認できるとなお良いでしょう。 PCに合ったデザイン性か スタンドは基本的に一定期間ずっと使うものなので、取り付けるPCにデザイン性が合うものかも意外と大事な着眼点です。 PC本体の色や質感を選ぶように、スタンドもそのPCに合う色や質感を選びましょう。たとえば、PC本体が黒であればスタンドもなじむように黒を選ぶとか、本体がシルバーならスタンドも金属の質感のあるものを選ぶなどが考えられます。 自分の気に入ったデザインのスタンドを選んで、気分良く作業してくださいね。 ノートPCスタンド5選 ノートPCスタンドのおすすめを5つ選んで紹介します。商品それぞれの説明もするので、自分に合ったものを見つけましょう。 BoYata N33スタンド はじめに紹介するのは、BoYata(ボヤタ)のN33スタンドです。 こちらの商品はキーボードのある本体全部を浮かせることのできるタイプ。ディスプレイを目線と平行な位置まで上げてもキーボードを外付けすれば使えるので、背筋を伸ばした理想的な姿勢を保つことができます。 高さや角度が自由なだけでなく向きも360度変更できるので、プレゼンやWEB会議のようにディスプレイを動かしたいケースでも活躍します。PCを載せて角度を付けても安定性もあるのでグラつきの心配はありません。 キーボードを外付けして作業する方に、特におすすめしたいモデルです。 MOFT ‎‎MS001-M-GRY-EN01 定番のスタンドでおすすめしたいのは、MOFT(モフト)のMS001-M-GRY-EN01(品番)です。 特殊なポリウレタンとファイバーグラスで作られたスタンドは折りたたみ式ながら極薄なので、貼り付けたままでも畳んで持ち運び可能です。角度は使いやすい2段階の設定から選べるようになっていて、安定感も問題ありません。 色や質感の展開もたくさんあるので、所有しているPCに合わせて自分好みの物が選べます。価格もリーズナブルなので、迷ったらまずは候補として検討してみてください。 https://funday.jp/article/2839 Bluelounge Kickflip 次に紹介するのは、Bluelounge(ブルーラウンジ)のKickflipです。 もともとMacBook用に開発された商品で、MacシリーズのノートPCのキーボードが打ちやすいように最適化してくれます。もっとも、サイズさえ合えばWindowsのPCにも利用は可能。 底面に最小限の面積で接着し、タイピングしやすい一定の角度に持ち上げることができます。デザイン性も良いので、機能は最低限でシンプルなもので良いという人には選択肢になる商品です。 ONED Majextand こちらのONEDのMajextandは、機能性とデザイン性のバランスからおすすめしたい商品です。 折りたたみ式で閉じているときは1.7mmという薄さを実現。中から2枚の板を引き出せるギミックになっていて、タイピングに適当な一定の角度からさらに6段階の調節が可能です。板を引き出している状態のときには、枠部分しか底面に接していないので放熱も効率的になっています。 シルバーのPCとなじみやすいので、スマートにスタンドを使いたい人にはうってつけのモデル。筆者は実際に使っていますが、他に比べて低価格の部類ではないものの、頑丈で安定感もありギミックやデザイン性も見事だと思います。 Aulumu G07 最後に紹介するのは、Aulumu(アウルム)のG07です。 余計なものを排除してかなりシンプルにしたモデルですが、丈夫でしっかり角度も付けられます。簡単に開閉できるので、外出先に携帯するときにわずらわしくありません。 特に、底面の真ん中部分に放熱装置が付いているという場合には、装置を邪魔しない配置なのでおすすめできるアイテムです。そして、手持ちのPCの雰囲気はそのままに、ミニマムなガジェットが好みの方にはピッタリですね。 ノートPCスタンドを利用して快適に作業しよう 本記事では、ノートPCスタンドのメリットを解説し、おすすめの商品を5つ紹介しました。 メリットを認識した上で、機能性やデザイン性で選びましょう。どんなシーンで使うかによって求める機能のレベルや、所有PCによってマッチするデザインも変わります。いろいろ使い方を想像して判断してくださいね。 一度スタンドを取り付けて作業するようになると、スタンドは不可欠な存在になるはず。スタンドにはそれくらい大きな効果があるので、ぜひ取り入れて快適なワークスペースを完成させてください。

日常使いの和紙小物「SIWA|紙和」ボックス。全5サイズの使い方

リビングやキッチン、洗面所、ベッドサイドなどに置く小物入れで、ちょっと雰囲気の良いものをお探しの方へ。和紙でできているのに丈夫で洗える「SIWA|紙和(シワ)」のプロダクトはいかがでしょう? 出しっぱなしでも見栄えがして、サイズ豊富でどんなインテリアにもなじむ。そんなSIWAボックスの魅力と、具体的な活用アイデアを紹介します。ご自身のライフスタイルに合う使い方をぜひ見つけてみてください。 和紙なのに洗える日常小物「SIWA|紙和」 素朴な和の趣がありながら、洗練された佇まいでどんな空間にも溶け込む。そんな「SIWA(シワ)」ブランドについて紹介します。 軽くて丈夫、しかも洗える和紙アイテム SIWAを手がけるのは、1960年に創業した山梨県の老舗和紙メーカー大直(オオナオ)。伝統技術の新たな可能性を追求して2008年に立ち上げたブランドです。 使用しているのは、独自開発した「ナオロン」という新しい和紙素材。古くからの紙すき技術を応用しつつ、柔らかくしなやかな紙質と耐久性を実現した素材です。 さらに水にも強く、洗うこともでき、雨に濡れても破れません。紙なのに、レザーやファブリックのように使い込むほど味わいが増し、いい具合の「シワ」が刻まれてくるという驚きのプロダクトです。 世界的デザイナー深澤直人氏が手がける プロダクトデザインは世界的デザイナーの深澤直人氏が担当。衝撃的にお洒落なデザインで一世を風靡したケータイ「INFOBAR」や「無印良品」などの製品デザインを数多く手がけたデザイナーです。 深澤氏はSIWAを手がける和紙メーカー大直と同じ山梨県の出身。国籍や性別、年齢を超えて多くの人に日本の和紙を使ってほしいという思いに共感し、SIWAのプロジェクト立ち上げに携わったといいます。 部屋中どこでも使えるSIWAボックス ここからは、インテリアがすっきり片付く&空間の雰囲気を格上げするSIWAの定番アイテム「ボックス」の魅力を紹介します。 サイズは5種類、カラーは2色 直方体のシンプルな形で、タテヨコのサイズは「9cm」「13cm」「17cm」「22cm」「28.6cm」の5種類。カラーはベージュとブラックの2色で、和紙ならではのナチュラルな風合いを感じさせつつ、手触りは布のようにしなやかで丈夫さがあります。 木製バスケットのようにカントリーな雰囲気にならず、かといってプラスチックのように無機質でもない絶妙に温かみのある素材感。木製の家具はもちろんスチールなど硬質な素材にもマッチするので、インテリアのテイストを問わずどんな部屋にも似合います。 高さを変えられるから用途は無限大 サイズにより高さは13~55cmとさまざまですが、なんといっても高さを変えられるのが便利。紙ならではの性質を活かしてくるっと折り畳むことで、好きなサイズに調整できます。 中に入れるものの大きさに合わせてもいいし、棚の中で収納ボックスとして使うときも棚板の高さとぴったり合うので、中のものが見えてしまうこともありません。 水洗いができて清潔に使える 和紙なのに水洗いができるのもSIWAのすごいところ。汚れたら洗剤を溶かした水につけて、優しくもみ洗いをします。洗剤がのこらないようすすいでタオルでそっと水気を切り、良く乾かせばお手入れ完了です。ただし、布と違ってアイロンやドライヤーは使えないので要注意です。 SIWAボックス全5サイズの使い方アイデア シンプルで汎用性の高すぎるSIWAボックス、逆にどうやって使えばいいか迷ってしまうかもしれません。ここからはサイズ別の具体的な使用シーンを紹介します。 【9cm】爪切りや鍵など細々したものを 手のひらに乗るくらいの一番小さなボックスは、すぐ手の届く場所に置きたいけれど見せたくないものの収納に最適です。例えば爪切り、リップクリーム、輪ゴム、クリップ、綿棒などなど。玄関先に置いても存在感が出すぎないので、鍵の定位置にしたり、印鑑を入れておくのもおすすめです。来客時のティータイムにお茶うけの入れ物としてさりげなく出すのも粋な使い方です。 【13cm】デスクの小物入れやキッチンの整理に iPhoneの長辺と同じくらいの直径13cmサイズ。リビングで行方不明になりがちなリモコンの定位置にしたり、よく使う文房具やメモ帳をまとめたり。デスク上に置いて、ミニダストボックスとしてもちょうどいい大きさです。 さらに水洗いができるSIWAの特長を活かして、食品の収納にも使えます。食べかけのお菓子を入れたり、調味料の小袋などをまとめたり、調理器具やカトラリーをしまったり。キッチンでも活躍すること間違いなしです。 【S:17cm】タオルや下着の収納に 棚の中の整理ボックスとして使いやすいSサイズは、タオルや下着の収納にジャストフィット。いくつか揃えて並べれば見た目もすっきり統一感を出せます。 水に強いので洗面所での収納ボックスにも向いています。ランドリーネットや洗濯バサミをまとめたり、ラベルを見せたくない洗剤や柔軟剤を入れるのも一案。高さは最大35cmまで伸ばすことができるので、背の高いボトルも楽々収まります。 【M:22cm】鉢カバーやゴミ箱に 汎用性の高いMサイズは、植木鉢カバーとして重宝します。重さはわずか90グラムなので、水やりの際に鉢を動かすのもぐっと楽になるばず。 シンプルなフォルムとマットな質感はインテリアの中で悪目立ちしないので、ゴミ箱として使うのもアリです。100円ショップなどで簡易なゴミ箱を用意してビニール袋をかけ、それをSIWAボックスに入れて「ゴミ箱カバー」として使う方法もおすすめです。 【L:28.6cm】子どものおもちゃ箱にも 段ボール箱のような感覚でざっくり使えるLサイズは、調味料や消耗品のストックを入れたり、本や雑誌を入れたり、なんでも放り込める包容力の高さで、あらゆる場所の生活感を抑えてくれます。インテリア的にはなるべく見せないでおきたい、子どものおもちゃを収納するのもおすすめ。 使わないときは畳んでしまっておけるので、例えば親戚から大量にみかんが送られてきた…というときにもさっと広げて、期間限定の収納ボックスとして活躍してくれます。 【番外編①:ランドリーボックス】洗濯物やブランケットを収納 紙でできた洗濯カゴとはまったく常識はずれの発想ですが、SIWAならそれが叶います。プラスチック性のようなチープさがないので、リビングに置いていても違和感なし。側面と底面にはクッション材が入っているため、型崩れしにくくしっかり自立するデザインです。 ほかにもブランケットや来客用のスリッパを入れたり、仕事用バッグの置き場所にしたりと使い方は色々。カラーはベージュとライトグレーの2色展開です。 【番外編➁:ティッシュケース】ギフトにもおすすめ どれほど時代がサステナブルに向かおうと、やっぱり手元に置いておきたいティッシュボックス。大げさすぎない程よいケースは意外と少ないのですが、こちらはシンプルで目立ちすぎず、いつもリビングに置いておきたいナイスなデザインです。 カラーは4色展開で、裏面のマジックテープで着脱も簡単。男女問わずプレゼントにもきっと喜ばれる逸品です。 SIWAボックスで暮らしをすっきり整える 無駄のないデザインと洗練された質感でインテリアを整えてくれるSIWAの収納ボックス。暮らしの中で日本の伝統技術に触れる、ちょっとした心の豊かさも味わえます。使うシーンを問わず長く愛用できるので、日々の生活を快適にするアイテムとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

便利なだけじゃない、デザインが秀逸なスタッキングスツール

「スタッキングスツールはとりあえず買っておく補助イス」、「座り心地やデザインはそれなりでいいや」、と思っている方。あきらめるのはまだ早いです!むしろメインチェアとして毎日使いたくなるくらい、コンフィーでグッドルッキングなスツールも、世の中にはたくさんあります。 今回は、好きが高じてうっかりインテリアコーディネーター資格まで取ってしまった家具好きライターが「あえて」買いたいスタッキングスツールのおすすめ4選をご紹介。自宅やオフィスの椅子を買い足そうかな、と考えている方はぜひ参考にしてみてください。 スタッキングスツールが使える理由 積み重ねができるスタッキングスツールですが、実はそれ以外にもメリットがたくさんあります。通常のチェアに比べて価格も手頃なものが多いので、まずは1脚、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。まずはスタッキングツールが“使える”理由をご紹介します。 コンパクトに収納できる なんといっても積み重ねができるので、場所を取らずに何脚も置いておけるのが最大の魅力。クローゼット等にしまうのも良いですが、せっかくなら重ねた姿もオブジェのように美しく、出しっぱなしにしても景観を損ねないものを選びたいものです。 引っ越してもずっと使える たとえばダイニングテーブルは、住む家や家族構成が変わったら買い替えたくなりますよね。その点スタッキングスツールはどんなに広い家に引っ越しても、何人家族になってもずっと使える。冷静に考えれば当たり前なのですが、そう考えると椅子を買うハードルがグッと下がります。 座る以外の使い道がある 背もたれのない椅子=スツールだからこそ、いろいろと使い道が広がります。たとえばソファの近くにおいてリビングテーブル代わりにしたり、照明やオブジェを置く台にしたり。植物を複数置くときはスツールを使って高低差をつけると、バランスよくまとまるのでおすすめです。 ただし座面にクッション性があったり、凹凸があるタイプのスツールはこの使い方には不向きです。買うときは実際の使い道をよくよくシミュレーションしましょう。 【クオリティ重視】おすすめスタッキングスツール いざスタッキングスツールを買うと決めたなら、見た目も使い心地も決して妥協してはいけません。生活の中で目に入るモノすべてをフェイバリットにすることが、QOLを上げる近道です。 多少値が張ってもいいから、デザインも機能も優れた名品を買いたい。まずはそんな方におすすめのスタッキングスツールを2つご紹介します。 イカサ(IKASAS) カモメスツール 日本と上海を拠点に、時代に流されない普遍的な価値をそなえたインテリアや家具を提案するIKASAS(イカサ)。ブランドを代表するマスターピースともいえるカモメスツールは、2018年のグッドデザイン賞を受賞したプロダクトです。 カモメの羽を思わせるスリムな座面に、曲げ木の脚部が組みあわさった有機的フォルムはどことなくユーモラス。それでいて凛とした佇まいは、ダイニングやオフィスはもちろん、和室にだって似合いそうです。 スタッキングしたときの無駄なくピタッ!と重なる姿も爽快。デザイン好き界隈では有名なスツールなので、ちょっと「インテリア分かってる感」を出したいときの選択肢としても、ぜひ。 カリモク60 スタッキングスツール 泣く子も黙る老舗ファニチャーブランド、カリモク家具。創業80年以上を誇る愛知の木工家具メーカーですが、その復刻コレクション「カリモク60(ロクマルと読みます)」のロングセラースツールです。カリモクが1960年代に作っていたチェアを復刻したモデルゆえ、この普遍的でレトロなデザインにグッときます。 最大の魅力はなんといっても心地よいクッション性。スタッキングスツールでここまで快適に座れるものは、なかなか他では出会えないと思います。来客時の食事で長時間座っても快適ですし、背もたれがなく緊張感を保てるので、デスクワーク用チェアとしてあえて選ぶのもアリ。 スツールとしては決してお安くはないですが、美しい張りの座面や手工芸品のように端正なフレームラインからは、一目で丁寧な仕事ぶりが伝わります。長く愛用できるクオリティを求める方に自信を持っておすすめしたい、買う価値ありの逸品です。 【コスパ重視】おすすめスタッキングスツール そうは言っても、「スツールに数万円も出すのはちょっと」という方も多いはず。ここからは買いやすいうえにデザインも座り心地もいい、さらに多用途に使える高コスパのスタッキングスツールを3つご紹介します。 無印良品 スタッキングスツール こちらはロンドンを拠点とするイタリア人デザイナー、マルティーノ・ガンパーによる名作「アーノルドサーカススツール」を彷彿とさせるプロダクト。要素を極限までそぎ落とし、無印流にリデザインするとこうなります。本家に比べてカラバリは2色と少ないですが、お値段は6分の1程度。これでいい、むしろこちらがいい!と思う方も多いはず。 風呂イスのような単純なフォルムですが、座面のカーブが絶妙にフィットして見た目以上に座りやすい。ちなみにこのカーブはアーノルドサーカススツールにはない、無印ならではの特長です。 スタッキングしても高さが出にくく、さらにひっくり返せばゴミ箱や収納バスケットに早変わり。シンプルですが侮れない、コスパ抜群のスツールです。 イーサプライ スチールチェア なんともシンプルでそっけない、スチールの丸椅子。でもこの無骨さがいいのです。機能面も申し分なく、丈夫で軽くて、水に強い。屋外でも使えるので、友人家族を招いて庭でBBQ、なんてときにも使えます。耐荷重は100kgあるので脚立代わりにしたり、ベランダで植木鉢を置いたりと、タフな使い方にも応えてくれます。 よく見るとデザインにもこだわっていて、座面はゆるやかにカーブしていて座り心地も上々。オールブラックのマットな塗装も良い風合いです。スチールの素材感が空間をきりっと引き締めてくれるので、インダストリアル系インテリアが好きな方、木製家具のほっこりした雰囲気が苦手な方にもおすすめです。 アンドエヌイー(&NE) ラウンドスタッキングスツール このデザイン、どこかで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。元になっているのはフィンランドの世界的デザイナーであるアルヴァ・アアルトが1933年に発表した名作「スツール60」で、多くのメーカーからリプロダクト品(意匠権の切れた製品を復刻したもの)が出ています。それゆえ似たような形のスタッキングスツールは世の中に数多く存在しますが、ひとつ選ぶとしたら「&NE」のこちらのアイテムを推します。 北欧家具の特徴であるナチュラルな木材の質感もよく再現されていますし、座面や脚部を横から見たときの積層材の表情も今っぽくてナイス。座面に穴の空いたデザインが他とは一線を画すこだわりを感じさせます。片手で軽く持ち運べるので、家中を移動して使いやすいのもポイント高しです。 スツールを買うならスタッキングできるものを 収納場所にも困らず、ライフスタイルが変わっても長く使えるスタッキングスツール。 いざ必要となったときに間に合わせで済ませてしまいがちなアイテムですが、せっかく買うなら見た目も座り心地も納得できるものを、じっくり選んでみてください。