★大人の男性におすすめしたい名品・ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツ5選

創立から200年を越えるファッションブランド「ブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)」。アメリカで初めて既製服を販売して以来、歴代のアメリカ大統領やハリウッドスターなど、多くの人々を魅了し続けてきました。 そんなブルックスブラザーズを愛した顧客の一人でもあるのが、「ポップアートの巨匠」として知られるアーティスト、アンディ・ウォーホルです。ウォーホルは生前、ブルックスブラザーズのポロカラー(ボタンダウン)シャツを愛用していました。 今回はブルックスブラザーズのポロカラーシャツの中から、特に大人の男性におすすめのものを5つ厳選してご紹介します。また、ブランド名の由来やポロカラーシャツ誕生の経緯についても解説していますので、「老舗ブランドの名品が気になる」という方はぜひチェックしてみてください! ブルックスブラザーズのブランド名の由来 ブルックスブラザーズの始まりは1818年、日本でいえば江戸時代までさかのぼります。当時45歳だったヘンリー・サンズ・ブルックスは、ニューヨークに製造と販売を兼業する会社「H.&D.H. ブルックス社」を創業。最高品質の商品だけを取り扱い、その価値を理解できる顧客とのみ取引することを理念としました。 その後事業が急成長してサポートが必要となったため、ヘンリーは息子たちを呼び寄せます。1833年にヘンリーが死去した後は、“5人の息子たち”が事業を継承しました。 そして1850年、社名を「ブルックスブラザーズ」に改名。会社の商標にはリボンで吊るされた子羊のマーク「ゴールデンフリース(金羊毛)」が採用されました。このマークは現在もブルックスブラザーズのアイコンとして親しまれています。 ブルックスブラザーズは200年の間に数々の革新的な商品を生み出してきました。その一つが「ポロカラーシャツ」です。続いてはポロカラーシャツについて解説します。 アンディ・ウォーホルも愛した名品「ポロカラーシャツ」 版画の技法の一種「シルクスクリーン」を活用して数々の代表作を生み出したアンディ・ウォーホル。キャンベルのスープ缶やマリリン・モンローなどをモチーフにした作品を一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 ウォーホルは広告制作で得た初めての給料で、ブルックスブラザーズの「No.10」と呼ばれるホワイトのポロカラーシャツを100枚購入したと言われています。ブレザーにポロカラーシャツ、デニムを合わせるのがウォーホルの定番スタイルでした。 ブルックスブラザーズにポロカラーシャツが登場したのは1896年。創業者の孫にあたるジョン・E・ブルックスは、イングランドでポロ(馬に乗った状態で行う1チーム4人制の球技)の試合を観戦していたときに、選手の襟がじゃまにならないようにボタンで留められていることに気づきました。 ジョンはこのアイデアを持ち帰り、のちにブルックスブラザーズの定番となるボタンダウンシャツを誕生させます。このエピソードから、ブルックスブラザーズでは現在も「ポロカラーシャツ」と呼んでいます。 大人の男性におすすめしたいブルックスブラザーズのポロカラーシャツ5選 ここからはブルックスブラザーズのポロカラーシャツを5つご紹介します。 1.ノンアイロン ストレッチオックスフォード GFロゴ カジュアルシャツ Regular Fit まずご紹介するのは、“形態安定加工”を施したシャツです。綿が95%使用されているにも関わらず、独自の加工によって洗濯してもシワになりにくいという優れもの。全8色という豊富なカラー展開も嬉しいポイントです。 2.ノンアイロン ストレッチオックスフォード ギンガムチェック カジュアルシャツ Regular Fit 次はギンガムチェック柄のノンアイロンシャツです。こちらも形態安定加工が施されています。ギンガムチェック柄は色数が少ないのでコーディネートに取り入れやすく、無地のジャケットやセーターとのレイヤードに相性の良いアイテム。「柄もののシャツにチャレンジしてみたい」という方はまずギンガムチェック柄から試してみてはいかがでしょうか。 3.ノンアイロン スーピマコットンストレッチ ダブルピンストライプ カジュアルシャツ Regent Fit 続いてはストライプ柄のノンアイロンシャツです。繊維の長いスーピマコットンが使用されているうえにストレッチ性もあるので、肌ざわり・着心地が抜群。よく見ると2色のピンストライプになっているのもポイントです。 4.コットン オックスフォード インディゴ 6つ釦 ポロカラーシャツ こちらは「ポロカラーシャツの元祖」とも言われている6つボタンのシャツです。サンプルをもとに80年代のポロカラーシャツを日本の老舗工場で再現したという代物。「国産デニム発祥の地」で有名な岡山で本藍染めしたオックスフォード生地が使用されています。フィット感は当時と同じくややゆったりめ。 インディゴ染めされているので色移りや照射による変色には注意が必要ですが、経年変化する“味”を楽しめるアイテムです。 5.アイリッシュリネン ソリッド カジュアルシャツ Regent Fit 最後にご紹介するのは、リネン素材のポロカラーシャツです。最高級のアイリッシュリネンはソフトな肌ざわり、かつ吸湿・発散性に優れているので、汗をかきやすい季節でも快適な着心地です。リネン素材ははじめのうちは独特のシャリ感(ハリがあり肌に触れるとさらっとした感触)がありますが、着込むほどに柔らかくなります。“育てるような感覚”を味わえるので、着たことがない方にはぜひ試してほしい素材です。 ライターからひとこと 今回はブルックスブラザーズのポロカラーシャツをご紹介しました。誕生してから100年以上が経過した今も定番商品として愛されているポロカラーシャツは、まさに「名品」です。気になる方はぜひ詳細をチェックしてみてください!

★大人の男性に似合う老舗ブランド・ブルックスブラザーズのロゴ入りアイテム5選

世界最古のファッションブランドと言われている「ブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)」。アメリカの国旗が星条旗に定められた1818年に創立されました。 ブルックスブラザーズのアイコンの一つとなっているのが、「ゴールデンフリース」と呼ばれるリボンで吊るされた子羊のマークです。今回はそのマークが刺繍されたアイテムの中から大人の男性におすすめのものを5つご紹介させていただきます。また、ゴールデンフリースマークの由来と、ブルックスブラザーズのサイズ感についても解説していますので、ぜひあわせて読んでみてください。 ギリシア神話に登場する秘宝「ゴールデンフリース」 1818年、ヘンリー・サンズ・ブルックスは、ニューヨークに製造と販売を兼業する会社「H.&D.H. ブルックス社」を創業。ヘンリーの亡き後は息子たちが家業を引き継ぎました。 1850年には社名を「ブルックスブラザーズ」に改名。会社の商標にリボンで吊るされた子羊のマーク「ゴールデンフリース」が採用されました。 実はこのゴールデンフリースにはブルックスブラザーズよりもはるかに長い歴史があります。1430年、ブルゴーニュ公爵のフィリップ3世は、結婚相手のイザベラを称えようと、新しい勲位を創設し、騎士団をつくりました。 その紋章のモチーフに選ばれたのが、ギリシア神話に登場する、翼を持った金色の羊の毛皮(ゴールデンフリース)でした。ゴールデンフリースは木に吊り下げられ、眠らないドラゴンによって守られる秘宝として描かれています。 このマークはゴールデンフリース騎士団の紋章に選ばれて以来、ファインウール(繊維の細い高級ウール)のシンボルとなりました。その後ヨーロッパの毛織物商が、読み書きできない民衆に毛織物を宣伝する手段としてこのマークを使うように。  ブルックスブラザーズではヨーロッパのそうした伝統を象徴するものとしてゴールデンフリースをシンボルマークにしたのではないかと語り継がれています。 ブルックスブラザーズのサイズ感 ブルックスブラザーズは日本にも店舗がありますが、欧米人の体型を基準に作られているため、普段自分が着ているサイズ表記のものをそのまま選んでしまうと大きく感じます。 ブルックスブラザーズのサイズは基本的にXS・S・Mといった表記です。選び方としては、普段日本のブランドでSを着ている方はXS、Mを着ている方はSというように、「普段の1サイズ下の表記のもの」を選ぶとちょうどいいサイズ感で着ることができます。 ブルックスブラザーズの紳士服はくびれていないストレートなシルエットのものが多いので、比較的どのような体型の方でも着こなしやすいのが特長です。 ブルックスブラザーズのロゴ入りアイテム5選 ここからはゴールデンフリースマークが刺繍されたアイテムを5つご紹介します。 1. コットンツイル GFロゴ ベースボールキャップ 最初にご紹介するのは、コットンツイル地のベースボールキャップです。正面にゴールデンフリースマーク、背面にはブルックスブラザーズが創業した年「1818」マークが刺繍されています。ワンサイズのみですが、後部のアジャスターでサイズ調節可能です。 カラーは7色展開。大人の男性にはカジュアル感が薄まるベーシックカラーがおすすめです。 2. GF コットンジャージー ヘビーウェイト Tシャツ 続いてはゆったりとしたボックスシルエットのTシャツです。約13オンスの厚手で肌が透けにくい生地が使用されています。シンプルだけれども存在感のあるシルエットなので、1枚で着てもさまになります。大人の男性はだらしなく見えない素材とシルエットのTシャツを選ぶことがポイントです。 3. ノンアイロン GF ストレッチコットン カジュアルシャツ Regent Fit 次にご紹介するのは、繊維が長く肌ざわりの良い「スーピマコットン」のシャツです。洗濯してもシワになりにくい“形態安定加工”が施されているためお手入れも簡単。コーディネートに取り入れやすいベーシックな3色展開です。 ブルックスブラザーズにノンアイロンシャツが登場したのは1953年。出張が多いお客さまのニーズに応える形で誕生しました。ノンアイロンシャツはアップデートし続けており、多くの人に支持されているアイテムです。 4. ストレッチコットン フーデッドパーカー こちらはプルオーバータイプのパーカーです。フードの内側に本体色と異なるカラーが使用されているのがポイント。また、ストレッチ性のある素材なので動きやすく、着心地も抜群です。柄シャツを首元からのぞかせるレイヤードスタイルもおすすめ。 5. コットンジャージー フルジップ フーディー 最後にご紹介するのは脱ぎ着しやすいフルジップタイプのパーカーです。素材は綿100%のジャージー素材。ゴールデンフリースのマークが本体と同系色の糸で刺繍されているのでカジュアル感が抑えられ、パーカーでもきれいめに着こなせます。 ライターからひとこと 今回はブルックスブラザーズのアイコン「ゴールデンフリースマーク」が刺繍されたアイテムをご紹介しました。2世紀にわたって多くの人々から愛され続けている老舗ブランドの魅力が伝わりましたでしょうか。ブルックスブラザーズには流行に左右されない定番アイテムが揃っているので、ぜひ今後もチェックしてみてください。