日本が誇るスポーツ向けアイウェアブランド「SWANS(スワンズ)」。競泳用ゴーグルやスノースポーツ向けのゴーグルもよく知られていますが、中でもサングラスはプロアマを問わず多くのアスリートが愛用する人気アイテムです。
今回はSWANSの商品の中から、おすすめのスポーツサングラスをご紹介します。ブランドの歴史や特徴、アイテム選びのポイントについても解説していますので、商品選びの参考にしてください。
1911年に大阪で創業したSWANS
まずは、SWANS(スワンズ)の歴史を紐解いていきましょう。SWANSは大阪に本社を構える山本光学が展開する、スポーツ向けのアイウェアブランドです。
山本光学は1911年(明治44年)、大阪で山本眼鏡レンズ製作所として創業。工場や作業場で働く人々の「眼を守る」ことを理念に掲げ、セルロイド製の防塵眼鏡やレンズ加工で事業を拡大します。
戦後の混乱期を乗り越えてからは、水中でもクリアな視界を保てる水中用眼鏡で脚光を浴びます。これは現在の水中ゴーグルの原型で、当時からレンズ加工の分野で高い技術力を誇っていたのが窺えるエピソードです。1950年代にはパイロット向け航空眼鏡や保護ゴーグルの製造工場として防衛庁(現防衛省)から指定されるなど、業界での存在感を益々高めていきます。
1960年代からはオートバイやスクーターが広く普及するのにあわせて、一般向けのゴーグル製造にも着手。その後のスキーブームでは世界初のくもり止め機能を施したスキーゴーグルを開発するなど、世界に誇る技術力を持つ企業へと成長します。
1970年には全社的だったスポーツ分野向けの製品を「SWANS」というブランドに統一。長年培ってきたレンズ加工の技術をアスリート目線でさらに追及し、各競技のトッププロやオリンピアンが着用するアイウェア製品を世に送り出し続けています。
スポーツ向けサングラスの誕生は1992年。現在では多くのトップアスリートが愛用
長年高品質なアイウェアを手掛けてきたSWANSですが、意外にもスポーツ向けのサングラスの登場は1992年が初めて。初代モデルの「Gullwing」は、バルセロナ五輪のマラソン競技に参加した有森裕子さんが着用し、見事銀メダルに輝きました。
その後スポーツ向けのサングラス製造を加速させたSWANSは、陸上やゴルフ、野球やテニス、バスフィッシングやサイクリングなど幅広い競技向けに製品を開発。競技に特化したモデルから、日常的なスポーツやフィットネスにも着用できるオールラウンドなモデルまで多数のラインナップを展開し、国内外のスポーツシーンに「SWANS」の名が広まっていきました。
SWANSのスポーツサングラスの特徴と選び方のポイントは?
SWANSのスポーツサングラスの特徴は、メインドインジャパンならではの高い品質です。とくにブランドが長年培ってきたレンズ加工技術は大きな強みで、サングラスにとってもっとも重要な視認性の高さを確保しながら、耐久性や耐傷性、防水性にも優れています。
またSWANSでは各競技に特化したレンズシリーズも展開。競技ごとに求められる視認性の高さを追及し、アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出してくれます。サングラスのサイズやカラー展開も豊富なため、自分が求めるデザインや機能性を備えたモデルを見つけやすいのもSWANSの魅力です。
では、SWANSのスポーツサングラスを選ぶ場合は、どんなポイントを押さえておけばよいのでしょうか。
1.レンズの種類から選ぶ
1つ目のポイントは、レンズの種類です。SWANSのスポーツサングラスには複数のレンズが用意されています。
「偏光レンズ」は、レンズに偏光機能をつけて、光の一部をカットする効果があります。紫外線や反射光をカットし、自然光だけを通すためクリアな視界を確保できます。眩しさを抑えつつ、視認したいものはしっかり視認できるのが偏光レンズの魅力です。
「調光レンズ」は、おもに紫外線の量によってレンズの濃度が変化するレンズです。屋内と屋外のどちらでも使い分けができ、スポーツはもちろん普段使いしたい方にもおすすめです。スポーツ中だけでなく、長時間サングラスを着用していたいアウトドアなどにもおすすめです。
「ミラーレンズ」は、外から鏡のように見せるレンズのことです。光を遮るだけでなく、外から視線を覗かれない効果もあります。競技によっては、視線の動きが勝敗やパフォーマンスに影響しますが、ミラーレンズなら高い集中力を保ちつつ、視線の動きを読まれないメリットが得られます。
それぞれのレンズの特徴から、自分が求めるレンズの種類を選ぶようにしましょう。またSWANSの公式サイトでは、レンズの選び方についても詳しく解説していますので、気になる方はこちら「レンズセットアップ レンズカラーの選び方」のページも参考にしてください。
2.サングラスのモデルから選ぶ
SWANSは実に豊富なサングラスを展開しています。下記では、SWANSのモデルの中から、とくにスポーツ性が高いモデルをご紹介しています。それぞれの特徴から、自分にぴったりのモデルを選んでみてください。
モデル特徴FACEONE(フェイスワン)激しい動きでもズレにくい高いフィット感が特徴。レンズサイズも大きめSTRIX D.A. (ストリックスディーエー)長時間の競技でもストレスを感じない快適性が特徴。天候や目的にあわせてレンズの交換も可能E-NOX NEURON20'(イーノックス ニューロン20)陸上競技やアスリート向けのモデル。テンプルがレンズの下部にある“アンダーテンプル”を採用E-NOX EIGHT8(イーノクスエイト)八の字型のテンプルの形状が特徴。タフな環境でもストレスを感じない軽い着け心地SPRINGBOK(スプリングボック)日本人にもフィットしやすいコンパクトなサイズ感。デザイン性の高い流線形モデルLION SIN(ライオンシン)エッジの効いた鋭さのある見た目。耐久性が高くタフな動きや衝撃にも強い
「FACEONE(フェイスワン)」は、SWANSの代表モデル。顔との一体感にこだわり、激しい動きでもズレにくい高いフィット感が特徴です。レンズサイズが大きいため、視界を確保しやすいのもメリットでしょう。
「STRIX D.A. (ストリックスディーエー)」もSWANSの人気モデル。D.A.はフランス語でDeperler(出発)・Arriever(到着)を意味し、ランニングや自転車、ゴルフなど長時間の競技でもストレスを感じない快適性が特徴です。天候や目的にあわせてレンズの交換も可能です。
「E-NOX NEURON20'(イーノックス ニューロン20)」は陸上競技やアスリート向けのモデル。大きな特徴はテンプルがレンズの下部にある“アンダーテンプル”を採用していること。頬からこめかみにかけてもしっかりと密着するため、ランや激しい動きによる上下動でもズレにくく高いフィット感を得られます。
「E-NOX EIGHT8(イーノクスエイト)」は、八の字型のテンプルの形状が特徴。ランニングやマラソン、トレイルランといったタフな環境でもストレスを感じない軽い着け心地が魅力です。
「SPRINGBOK(スプリングボック)」は、日本人にもフィットしやすいコンパクトなサイズ感が特徴。流線形のフォルムは装着感だけでなくデザイン性も◎。ゴルフ競技などにおすすめです。
「LION SIN(ライオンシン)」は、エッジの効いた鋭さのある見た目が特徴。剛性が高いモデルに仕上がっており、耐久性が高くタフな動きや衝撃にも強い特性を持っています。がっちりとした装着感は、一瞬の判断が勝敗を分けるようなスポーツにもおすすめです。
3.採用されている機能から選ぶ
SWANSには数多くのモデルがあるとご紹介しましたが、それぞれのモデルごとに採用されている機能にも違いがあります。
紫外線をカットする「UVカット」、度付きのレンズに対応できる「度付きレンズ対応」。ミラーレンズを採用している「ミラーコート」や、夜間や雨天での視認性を高める「NIGHT Yellow(ナイトイエロー)」など、さまざまな機能が用意されています。
商品ページにはこうした機能の有無が記載されているため、自分が求める機能が用意されているモデルを選ぶのも、スムーズな商品選びにつながります。
SWANSのスポーツサングラスおすすめ5選
ここからは、SWANSのおすすめスポーツサングラスを5つご紹介します。
FACEONE(フェイスワン)
まずご紹介するのが「FACEONE(フェイスワン)」です。顔との一体感にこだわり、激しい動きでもズレにくい、高いフィット感が特徴。レンズサイズが大きいため、視界を確保しやすく、競技中のストレス軽減やパフォーマンス向上に貢献してくれます。
スタイリッシュなデザインも魅力で、レンズ・フレームともに豊富なカラーバリエーションが用意されているのもうれしいポイントです。
STRIX D.A. (ストリックスディーエー)
続いてご紹介するのが「STRIX D.A. (ストリックスディーエー)」。長時間の着用でもストレスを感じない軽いかけ心地が魅力で、ランニングや自転車、ゴルフなどで長くサングラスを着用する方におすすめです。華美な装飾がなく、シンプルなスポーツサングラスに仕上がっているのもポイント。SWANSでも人気が高く、オーソドックスなスポーツサングラスを選びたい方には、こちらのモデルがおすすめです。
E-NOX NEURON20'(イーノックス ニューロン20)
革新的なデザインが話題となったのが「E-NOX NEURON20'(イーノックス ニューロン20)」です。テンプルがレンズの下部にあるアンダーテンプルは、デザインとしては奇抜ですが、頬からこめかみにかけてしっかりと密着し、着用時のストレスや上下動によるブレを軽減。アスリートのパフォーマンス向上を極限まで追い求めた先に辿り着いたモデルがE-NOX NEURON20'です。
SPRINGBOK(スプリングボック)
ゴルフをはじめ、日常的な運動やアウトドアなど幅広いシーンで活躍してくれるのが「SPRINGBOK(スプリングボック)」です。日本人の顔の特徴にフィットしやすいモデルに設計されており、流線形のデザインはファッションアイテムとしても高いレベルを備えています。オーソドックスなサングラスに近いモデルを選びたい方におすすめです。
LION SIN(ライオンシン)
最後にご紹介するのが「LION SIN(ライオンシン)」です。
エッジの効いたレンズとフレームのデザインは、着用時のモチベーションやテンションを高めてくれます。剛性が高いため、衝撃や激しい動きでもズレにくく、耐久性も抜群。野球のようなフィジカルコンタクトがある競技でも、高いパフォーマンスを発揮してくれるモデルです。
トップアスリートも愛用する“メインドインジャパン”のスポーツサングラス
今回は、日本のアイウェアブランド「SWANS(スワンズ)」のおすすめスポーツサングラスをご紹介しました。
1911年に創業したSWANSは、高いレンズ加工技術で長年眼鏡を着用する人の眼を守り、着用時の快適性を追い求めてきました。そのノウハウはスポーツサングラスの分野にもしっかり生かされており、競技者の眼を守るのはもちろん、パフォーマンス向上や快適な着け心地で、多くのアスリートをサポートしています。
トップアスリートも愛用する“メインドインジャパン”のスポーツサングラスを、ぜひ一度お試しください。
運動時の快適性やパフォーマンス向上に貢献するスポーツ用ウェアを手掛けるアンダーアーマー(UNDER ARMOUR)。世界のトップアスリートも愛用するブランドとして、スポーツやフィットネスに情熱を注ぐ人々を、長年支え続けてきました。
そんなアンダーアーマーはスポーツ用のサングラスも手掛けており、ランニングや自転車など、屋外でプレーするアスリートから人気を集めています。
今回はアンダーアーマーのスポーツサングラスから、おすすめの商品をご紹介します。またスポーツサングラスの選び方についても解説していますので、商品選びの参考にしてください。
アスリートの最高のパフォーマンスに寄り添う。アンダーアーマーの歴史とは
まずはアンダーアーマーの歴史からおさらいしておきましょう。
アンダーアーマーはアメリカのメリーランド州に拠点を置く、スポーツ用のウェアブランドです。歴史のはじまりは1996年。メリーランド大学でアメリカンフットボールの選手としてプレー経験があったケビン・プランクは、プレー中に汗を吸ったシャツの重さや、身体にまとまりつく不快感がアスリートのストレスになっていると感じていました。
彼はそんなストレスを解消し、アスリートのパフォーマンスを向上させる商品開発に着手。吸汗速乾性に優れ、柔らかく「第二の皮膚」のようにフィットする商品を目指しました。これが現代まで続く偉大なスポーツブランドの歴史のはじまりです。ちなみにこの製品開発は彼が大学を卒業後すぐにスタートし、祖母の家の地下室で開発が行われていたのは、有名なエピソードです。
アンダーアーマーのブランド名は、 ユニフォームの下(=Under)に着用する「アスリートが戦うための鎧(よろい=Armour)」に由来しています。
機能性を追及した多彩な製品が、パフォーマンス向上を手助けする
アンダーアーマーはその後も革新的な製品を次々と発売。よりラフな着心地を得られるTシャツやジャージ、パンツなどアパレル製品はもちろん、シューズや今回ご紹介するサングラスといったスポーツギアも多数展開。
いずれの製品も「アスリートを進化させる」ことをミッションに掲げるアンダーアーマーの飽くなき情熱が注ぎ込まれており、今も機能性を高めるための研究開発に多くの時間とコストを投資しています。
こうした取り組みと製品の高い品質や機能性は世界中のトップアスリートから人気を集め、多くのトップアスリートがアンダーアーマーのウェアやギアを身に付けプレーしています。
スポーツサングラスの選び方3つのポイント
スポーツサングラスは屋外での運動中やプレー中に、目や肌を保護するのが目的ですが、具体的にどんなポイントを押さえて商品を選べばよいのでしょうか。
ここでは、選び方のポイントをご紹介します。
ポイント1.フィット感に優れているか
1つ目のポイントはフィット感に優れていること。
スポーツサングラスは運動中に着用するため、激しい動きやスピードでもズレないフィット感が重要です。毎回サングラスのポジションを直すのはストレスになるだけでなく、パフォーマンスにも影響します。
長時間着用するなら、軽量設計のアイテムがおすすめです。また、帽子を着用してプレーする競技や、ヘルメットを着用する場合はアイテム同士がぶつかりストレスにならないかもチェックしておくとよいでしょう。
ポイント2.耐久性や耐水性に優れているか
2つ目は耐久性や耐水性に優れている点です。
サングラスは屋外で着用するのが一般的ですが、競技中には小石やゴミが飛んでくる場合があります。またプレー中にフィジカルコンタクトが想定される場合はサングラスが破損する恐れがあります。こうした環境でも傷や傷みが少ないよう、耐久性に優れているモデルや衝撃を吸収する柔軟性があるモデルなどを選んでおきましょう。
また雨天や水辺で競技をするなら耐水性も重要なポイントです。とくにレンズの撥水効果の有無は、よく確認しておきたいポイントです。
ポイント3.レンズの種類を確認しておく
スポーツサングラスのレンズは、大きく3つの種類に分かれます。
「偏光レンズ」は、レンズに偏光機能をつけて、光の一部をカットする効果があります。紫外線や反射光をカットし、自然光だけを通すためクリアな視界を確保できます。競技中も色や視界をしっかりキープしたい場合は、偏光レンズがおすすめです。
「調光レンズ」とは、おもに紫外線の量によってレンズの濃度が変化するレンズ。屋内と屋外のどちらでも使い分けができ、スポーツはもちろん普段使いしたい方にもおすすめです。しかし紫外線の量が少ない場所ではレンズは透明に近い色となります。そのため、UVカットのガラス越しや、紫外線量が少ない環境では眩しさを感じてしまうでしょう。
「ミラーレンズ」は外から鏡のように見せるレンズのことです。光を遮るだけでなく、外から視線を覗かれない効果もあります。競技によっては視線の動きが勝敗やパフォーマンスに影響を与えるため、ミラーレンズを好むアスリートも少なくありません。また、表情が見えにくいため、ハードなトレーニングやフィットネスでも運動に集中できます。
デメリットとしては、他のレンズに比べ傷がつきやすくデリケートなこと。商品を選ぶ場合は、取り扱い時の注意点や適している競技を確認しておくと間違いがないでしょう。
アンダーアーマーのおすすめスポーツサングラス
ここからはアンダーアーマーの商品から、おすすめのスポーツサングラスをご紹介します。
フォース 2
まずご紹介するのが、「フォース 2」です。
必要な光を取り入れて視覚的なコントラストを高める「UA TUNEDレンズ」を採用。眩しさを抑えながら色のコントラストをはっきりさせ、視認性にも優れています。ランニングはもちろん、ボールをはっきりと視認する野球といった競技でも高いパフォーマンスを引き出してくれます。「UAストーム」と呼ばれる水、汚れなどを弾く撥水加工を採用している点もポイント。
フレームには「TR90フレーム」を採用しており、耐久性、柔軟性はもちろん、耐衝撃性や低刺激性などプレー中のストレスを極限まで減らしてくれるのも同モデルの魅力です。運動時にズレを防止するラバーノンスリップチップにより、激しいタフな動きでも高いフィット性を実現しています。
プレイメーカー
続いてご紹介するのが、「プレイメーカー」です。
先ほどご紹介した「フォース 2」に比べて、レンズの上下幅が狭くよりスタイリッシュなデザインに仕上がっています。コンパクトで使いやすいだけでなく、TR90フレームを採用することで耐久性、柔軟性、耐衝撃性や低刺激性といった高い機能性を実現。「UA TUNEDレンズ」による視認性の高さも、同モデルの魅力です。
「UAストーム」と呼ばれる水、汚れなどを弾く撥水加工も施されているため、ランニングや野球といった屋外スポーツで高いパフォーマンスを発揮してくれます。
ハーフタイム
最後にご紹介するのが、アンダーアーマーのスポーツサングラス「ハーフタイム」です。
耐久性、柔軟性、耐衝撃性、低刺激性に優れた「TR90フレーム」により、激しい動きやタフな環境でも気兼ねなく着用が可能。レンズには「TUNEDレンズ」を採用しており、上部に施されたレーザーエッチングがデザインのアクセントになっています。もちろん、レンズには水、汚れなどを弾く「UAストーム」加工を採用。目を保護するだけでなく、悪天候でもアスリートのパフォーマンスをしっかり支えます。
ランニングや屋外でのトレーニング、野球などのスポーツにおすすめです。
アンダーアーマーのスポーツサングラスを着用して、自分のベストを超える
今回はアンダーアーマーのスポーツサングラスをご紹介しました。
アスリートのパフォーマンス向上を追及した商品を数多く生み出してきたアンダーアーマー。スポーツサングラスにもその想いはしっかり注ぎ込まれており、競技中のアスリートの目や肌を保護するのはもちろん、最大限のパフォーマンスを引き出す独自の機能が数多く搭載されています。ぜひアンダーアーマーのスポーツサングラスを着用して、自分のベストを超えるパフォーマンスを目指してください。
この記事では、タウンユースにおすすめのadidasのランニングシューズについてご紹介します。
「えっ?日常でランニングシューズ?」と思われた方も多いかもしれません。スタンスミスやスーパースターなど名だたるスニーカーを差し置いてランニングシューズを取り入れるメリットはあるのでしょうか。
普段使いでランニングシューズを着用する男性が増えた理由とadidasシューズの特徴、おすすめアイテムについてご紹介します。「なぜadidasのランニングシューズなのか」ぜひ最後までご覧ください。
ランニングシューズは日常へ!デザインの向上やスポカジスタイルが影響
以前はランニングシューズを街中でみかける機会は多くありませんでした。しかし、近年はファッション愛好家のあいだでもランニングシューズが日常に取り入れられています。ランニングシューズオタクの筆者がその理由を考えてみました。
デザイン性の向上
ランニングシューズの日常化を大きく加速させたと言っても過言ではないのが、デザイン性の向上です。
これまでのランニングシューズは、事故防止の観点から派手なカラーリングのシューズが多く展開されていました。赤や黄色などタウンユースでは扱いづらいカラーが多く、着用シーンは限定されていました。
現在は、オールブラックやホワイトなどおしゃれで日常のコーディネートに合わせやすいアイテムが販売されています。ランニングシューズに機能性だけではなく、デザイン性を求める時代になってきました。
スポカジスタイルの流行
日常のコーディネートにスポーツアイテムを取り入れる、スポーツカジュアル(スポカジ)スタイルの流行も理由の一つ。カジュアルなスタイルにより一層のラフさと清潔感を演出できるため、いつまでも若々しくありたい男性におすすめです。
注意点として、スポーツの要素をあまり多く詰め込まないこと。あくまでもワンポイントに留めることがスポカジスタイルのポイントです。
機能性の向上とランニング文化の浸透
ランニングシューズの機能性は日々進化しています。衝撃吸収性や反発力、耐久性などの向上により日常でも高い恩恵を受けられるようになりました。
また、走りたいときにいつでもランニングを楽しめる点も重要なポイント。近年は、ランニングステーションが次々に開設され、いつでもどこでもランニングを楽しめる環境が整ってきました。
日常にランニングを落とし込みたい方は普段使いにランニングシューズを取り入れてみてください。
adidasランニングシューズの特徴とADIZEROシリーズとは?
adidasのランニングシューズは他のブランドに比べてどこが違うのでしょうか。また、おすすめのシリーズについてもご紹介します。
ランニングシューズ“らしくない”フォルムとデザイン
adidasは、ランニングシューズ“らしくない”ファッショナブルなデザインが特徴です。他のブランドと比較してもエッジが効いており、キレイめからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。
また、adidasのランニングシューズは、各モデルごとにさまざまなカラーリングが用意されています。カラーによってシューズの顔がまったく異なるためお好きなカラーの一足を探してみてください。
高い機能性とコスパ抜群の価格設定
筆者は、adidasランニングシューズのコスパの良さにいつも驚かされています。
低密度高反発ミッドソールが特徴の「LIGHTSTRIKE PRO」。衝撃吸収性と反発性を両立させた「BOOST™ テクノロジー」など、ハイスペックな機能を搭載しながらもお求めやすい価格設定になっています。他のブランドの価格帯と比較してみると一目瞭然。
ランニングシューズは消耗品であるため、コスパの良いシューズは重宝されるでしょう。
人気のADIZERO(アディゼロ)シリーズとは
adidasのランニングシューズの代表作といえばアディゼロシリーズ。日本人ランナーが世界と戦うために開発されたモデルです。
日本人の足に最高のフィット感を提供するために、なんと0.01mm単位まで設計にこだわっています。衝撃吸収性や反発性など各モデルによって特徴が異なりますが、いずれも最高級の履き心地が約束されます。
初めてのadidasシューズや商品選びで迷われている方は、アディゼロシリーズを選んでみてはいかがでしょうか。
普段使いにおすすめのadidasランニングシューズ5選
実際にadidasランニングシューズの中から特におすすめのアイテムをご紹介します。
ADIZERO BOSTON(アディゼロ ボストン)12
大人気アディゼロシリーズから「アディゼロボストン12」をご紹介します。
アディゼロボストンの特徴は、クッション性と高反発性。adidas独自の軽量かつクッション性に優れたLIGHTSTRIKE PROをミッドソールに配置し衝撃を吸収。スムーズな足の運びをサポートするENERGY RODS 2.0機能により反発力、推進力を感じられます。
また、なんと言っても重厚感のある無骨なフォルムがたまらなくカッコいい!普段履きとしても重宝できる筆者イチオシのアイテム。普段履きだけではオーバースペック感はあるので、ランニングでの使用も考えている方には特におすすめです。
ADIZERO SL (アディゼロ エスエル)
ジョギングから初めてのレースまで、アディゼロのベーシックモデルが「アディゼロ エスエル」です。
SLは、“Super Light”の頭文字から名付けられており、名前の通り軽量性に優れたアイテムです。ソールにはLITSTRIKE EVAをメインに採用。安定性と耐久性に優れているので普段履きにはピッタリの機能面を持ち合わせています。
爽やかな印象を与えるデザインと軽量性がマッチしてカジュアルなコーデとの相性が抜群。軽快に街中を駆け抜けられる一足になるでしょう。
ADIZERO DURAMO SPEED M(アディゼロデュラモスポード)
アディゼロシリーズから発売された、ベーシックトレーニングモデルの「デュラモスピード M」。フィジカルトレーニング時の着用が推奨されるなど安定感に優れた万能型のモデルです。
シューズの上部はメッシュ素材(ENGINEERED MESH UPPER)が採用されており、通気性、軽量性に優れています。夏場や移動距離が長い際には大きなアドバンテージとなるでしょう。
シンプルなデザインなのでビジネスシーンでも着用できるアイテム。遊びも仕事もラデュラモスピードの高い機能性を感じてみてください。
GLX 5
adidasの代名詞であるスリーストライプス(3本線)をさりげなくあしらったデザインが特徴の「GLX 5」。ランニングとしての使用を考えていない方におすすめしたい一足です。
他のモデルと比べるとランニングシューズとしての機能面は劣りますが、普段履きなら十分な機能が搭載されています。やわらかな踏み心地がクセになるCloudfoam(クラウドファーム)が衝撃を吸収。透湿性に優れているので蒸れにくく、快適な履き心地を実現しました。
仕事に遊びにコスパ抜群のシューズをぜひお試しください。
ADISTAR CS(アディスター シーエス)
カジュアルなスタイルにピッタリのシューズが「アディスター シーエス」です。
厚みのあるソールが抜群の安定感とクッション性を実現。ジョギングやLSD(長い距離のランニング)向けのモデルのため長時間の使用でも安定感が保たれ、足元をサポートしてくれます。
アディスターは、クッション性や安定性に優れた人気のシリーズです。安定した履き心地を重視する方は、アディスターシリーズをチェックしてみてください。
adidasのランニングシューズでおしゃれもランも一歩先へ
クッション性や安定性などの機能性に加えて高いデザイン性からランニングシューズを普段履きに使用する男性が増えてきました。
その中でもadidasのランニングシューズは、カジュアルからキレイめまで幅広いスタイルに適応できるため重宝されています。adidasの代名詞であるスリーストライプス(3本線)がランでも日常でも一歩先に導いてくれるでしょう。
今回取り上げたシューズを再度まとめます。
アディゼロ ボストン 12クッション性と反発性に優れたハイスペックアイテムアディゼロ エスエル軽量化と爽やかなデザインが特徴のカジュアル向きアディゼロデュラモスポードビジネスシーンでも活躍できるデザイン性GLX 5 やわかな履き心地のコスパ抜群のシューズアディスター シーエス厚めのソールで安定感に優れたアイテム
普段使いにおすすめの他のブランドのランニングシューズについてもご紹介しています。それぞれのブランドに特徴がありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6156/
アメリカ・テキサス州発のシューズブランド「オートリー(AUTRY)」。現在ヨーロッパや韓国などで特に注目を浴びており、ファッション感度の高い人たちの間でスニーカーが“かぶりまくる”という現象が起きています。
そこで今回は、オートリーが世界的に注目されている理由やスニーカーの特徴、サイズ感などを解説します。最後には大人の男性におすすめの3モデルもご紹介しますので、「オートリーを初めて知った」という方も「実は最近気になっていた」という方も、ぜひ最後まで読んでみてください!
オートリーが世界的に注目されている理由
1982年にアメリカ・テキサス州で誕生したオートリー。90年代以降はブランド休止状態でしたが、2019年に拠点をヨーロッパに移して復活を遂げました。
オートリーが注目されるようになった理由の一つは、パトリツィオ・ディ・マルコ(Patrizio di Marco)氏がエグゼクティブチェアマンに就任したこと。「グッチ(GUCCI)」や「セリーヌ(CELINE)」、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などのCEOを歴任してきた人物のブランド参加は、ファッション業界で一躍話題となりました。
またオートリーは話題性だけでなく、確かな品質でも人気を集めています。2022年春夏シーズンに発表されたリニューアルモデル「メダリスト(MEDALIST)」は、ヴィンテージスニーカーを上質素材とモダンなプロポーションでアップデートしたもの。これまでのスポーツブランドのスニーカーとは一線を画すエレガントなルックスは、ファッショニスタの目に新鮮に映りました。
日本には2022年春夏シーズンに本格上陸。2024年3月にはラフォーレ原宿1階に日本初の常設店舗がオープンし、国内でも注目度が高まっています。
オートリーのスニーカー・3つの特徴
つづいてオートリーのスニーカーにはどのような特徴があるのかを3つの項目で解説します。
特徴1. キャッチーなアメリカ国旗のロゴ
オートリーは売上の一部をニューヨークの自由の女神像の修復費として寄付しており、ブランドロゴに正式なアメリカ国旗を使用することが認められています。スポーツブランドのロゴよりも主張が控えめなので、カジュアルなスタイリングだけでなくジャケパンスタイルなどのきれいめコーデとの相性も抜群。汎用性の高さも魅力の一つです。
特徴2. スポーティーかつ上品なルックス
オートリーのスニーカーのアッパーに使用されているのは、カウレザーやスエード、ゴートスキン(山羊革)などの上質な素材。そのため、ラグジュアリーブランドのスニーカーに匹敵するようなエレガンスさを醸し出しています。
それにも関わらず価格は良心的。オートリーのスニーカーは「スポーツブランドのスニーカーでは満足できなくなってきた」、「かといってラグジュアリーブランドのスニーカーを思いきって買うのはなんだか違う気がする」という大人の男性におすすめです。
特徴3. “今っぽさ”と“ヴィンテージ感”が共存
アディダスの最古モデル「サンバ(SAMBA)」を筆頭に、レトロスニーカーの流行が続いている昨今。オートリーのスニーカーもヴィンテージスニーカーに程よくトレンドを取り入れたモダンなデザインになっています。
https://funday.jp/article/3695/
シューレースとアウトソールのカラーは“真っ白”ではなく、ライトベージュ(クリーム色)が採用されており、新品の状態からこなれたムード。また、やや厚底のソールもトレンド感の演出に一役買っています。
オートリーのスニーカーのサイズ感
オートリーのサイズは「EU表記」ですが、以下の表のように日本サイズ(cm)に換算されているため、サイズ選びは難しくありません。
EU表記日本サイズ(cm)37243824.5392540264126.542274327.54428
ほぼ0.5cm刻みですが、25.5cm相当のサイズだけが存在していません。25〜26cm前後の方は、サイズ選びに注意してください。
また、オートリーのスニーカーはサイズ感が大きい・小さいなどの特徴は見受けられません。基本的にはいつもジャストで履いているスニーカーと同じサイズを選んで問題ないでしょう。甲高幅広の足の方や分厚いソックスをよく履かれる方は、1サイズアップを検討してみてください。
オートリーのスニーカー・おすすめモデル3選
ここからは大人の男性におすすめのモデルを3つご紹介します。なお今回はセットアップやジャケパンスタイルに合わせやすいローカットのモデルを選んでいます。
1. MEDALIST LOW(メダリスト ロー)
まずは人気No.1モデルの「メダリスト ロー」をご紹介します。もともとメダリストは1985年に発売され、アメリカの雑誌では「シューズマーケットで最も優れた靴」として紹介されるなど、北米市場で知名度が高かったモデルです。
オーセンティックなスニーカーがベースになっているので、アッパーには上質で柔らかなカウレザー、インソールには肉厚なEVAソールが採用されており、フィット感と履き心地が抜群です。またシューズの内部はパイル素材。高い吸湿性と肌あたりの良さを両立しています。
2. CLC LOW(CLC ロー)
「CLC」は2023-24秋冬シーズンに登場したモデルです。メダリストをベースに、アメリカの街中でよく見かけるバスケットコートに映えるスニーカーのイメージをミックス。スポーティーかつアーバンな見た目が特徴です。
アウトソールの厚みはメダリストよりも少し高い約4cm。さりげないスタイルアップを叶えてくれます。インソールにはバスケットコートのイラストが配された遊び心のあるデザインも。CLC ローはトレンド感も重視したい方におすすめのモデルです。
3. DALLAS LOW(ダラス ロー)
最後にご紹介するのは、オートリー創業の地をモデル名に冠した「ダラス ロー」。外羽根式のドレスシューズのようなクリーンな見た目は、ビジネスシーンにもマッチします。
スーツやジャケパンスタイルに白スニーカーを合わせることは今や定番となっていますが、大人の男性が選び方を間違えると“残念”な印象に映ってしまうことも。ダラス ローであればそうした心配は不要です。
国内でも年々注目が高まっているオートリーのスニーカー
今回は世界で話題沸騰中のオートリーのスニーカーをご紹介しました。日本でもブレイク必至といわれているオートリー。まだ“かぶりまくる”という現象が起きるほどではない今のうちに、一足ゲットしておいてみてはいかがでしょうか?
「パックTシャツ」で有名なアメリカのアンダーウェアブランド「ヘインズ」。ヘインズのパックTシャツの中でも特に人気を博しているのが、「BEEFY-T」と「Hanes T-SHIRTS SHIRO」という2つのモデルです。
今回はその2モデルを実際に購入し、細部にいたるまで徹底比較。洗濯後のサイズ変化まで正直にレビューします。ご購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください!
BEEFY-TとHanes T-SHIRTS SHIROの特徴
まずはBEEFY-TとHanes T-SHIRTS SHIROそれぞれの特徴を簡単に解説しておきます。
BEEFY-T
「BEEFY-T」の「BEEFY」には、日本語で「がっしりとした」「筋骨たくましい」といった意味があります。その名前の通り、6.1オンスの厚みと洗濯を繰り返しても型崩れしにくいタフさが特徴です。しっかりとした硬めの生地ですが、ボックスシルエットなので窮屈感なく着用できます。
Hanes T-SHIRTS SHIRO
「キング・オブ・パックTシャツ」とも呼ばれるヘインズが、白Tに求められるすべての要素にこだわって作ったという「Hanes T-SHIRTS SHIRO」。生地はヘインズの王道パックT「赤ラベル」に使用されている糸を「双糸(2つの糸をより合わせて作られる糸)」にして編み立てられています。7.0オンスの厚みがありながら、柔らかさも兼ね備えているTシャツです。
BEEFY-TとHanes T-SHIRTS SHIRO5つの違い
アメリカンスタイルのゆったりとしたシルエットや脇に縫い目のない「丸胴編み」、ネームデザインを熱転写プリントにすることで襟タグの肌当たりを解消した「タグレス仕様」など、共通点も多いBEEFY-TとHanes T-SHIRTS SHIRO。
筆者が感じた2つのモデルの違いは、「パッケージ・色・袖の形状・ステッチ・着心地」の5つでした。ここからはそれぞれを詳しく解説していきます。
違い1. パッケージ
BEEFY-Tのパッケージは「タフさ」を前面に押し出したデザイン。中でも立派な角を持つ“闘牛”のようなイラストが印象的です。また、おもて面は上半分が透明になっており、開封しなくても中のTシャツの色が分かる仕様。豊富なカラー展開の中から簡単に自分好みのものをピックアップできるようになっています。
一方Hanes T-SHIRTS SHIROのパッケージは中身が見えない仕様です。これはカラー展開がこだわりの白1色のみだからこそ実現できるデザイン。パッケージの素材には環境に配慮された紙資材が使用されており、クラフト紙のような温かみが感じられます。ロゴやピクトグラムも白1色で配置されており、シンプルで洗練された印象。Hanes T-SHIRTS SHIROは近年の流行や社会情勢などを意識したパッケージとなっています。
違い2. 色
以前タレント・アンミカさんの「白って200色あんねん」という発言が話題になりましたが、白Tも生地に使用されている糸の色や素材、生地の織り方などによって色味に違いが現れます。
BEEFY-Tは少し青みがかった白。スラックスやジャケットなどのきれいめアイテムと相性がいい「真っ白」です。
それに対しHanes T-SHIRTS SHIROは、「生成り」ともいわれる黄みがかった白。デニムや古着などのカジュアルアイテムとよくなじみます。
着用用途やパーソナルカラー、普段着ているファッションのテイストなどを考慮しながら選んでみてください。
違い3. 袖の形状
シルエットの違いを確認しようと2つのモデルを重ねてみたところ、大きく違ったのが袖の形状でした。
BEEFY-Tの袖は身頃と同じボックスシルエット。Hanes T-SHIRTS SHIROはアームホールが広く設定されており、脇から袖口にかけてわずかに曲線を描きながら絞られています。着用して腕を上げたときに独特なシルエットになるので、「おもしろい形だな」と感じたのと同時に、「好みが分かれそうだな」とも感じました。見慣れない形状でしたが、着心地に違和感はありませんでした。
違い4. ステッチ
BEEFY-Tは「ダブルステッチ(二本針縫製)」と呼ばれる縫製方法で仕上げられています。強度が高く、洗濯を繰り返しても型崩れしにくいのがメリットです。
一方Hanes T-SHIRTS SHIROは「ブラインドステッチ」と呼ばれる縫製方法。縫い目が目立ちにくいので、クリーンな印象を与えます。
違い5. 着心地
BEEFY-Tは硬くドライな肌ざわり。セーターなど柔らかいウェアのインナーに着るとごわつくので、1枚で着たりジャケットのインナーに着たりするのがおすすめです。
Hanes T-SHIRTS SHIROは厚みがありながらも柔らかい生地。インナーとして着用しても快適に過ごせます。一般的に「着心地がいい」とされるのはHanes T-SHIRTS SHIROだと思いますが、BEEFY-Tならではのドライな着心地がお好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
BEEFY-TとHanes T-SHIRTS SHIROは洗濯で縮む?
BEEFY-TとHanes T-SHIRTS SHIROの素材はコットン100%。ヘインズ公式サイトには洗濯により若干の縮みが発生することが、表記されています。
コットンはもともと自然な縮れを持つ短い繊維で、それを引っ張りながら撚り合わせることで1本の糸になります。新しいTシャツの糸はピンと張っていますが、水分を含むと元の自然な状態に戻ろうとします。その状態のまま乾燥することで、縮みや撚れが起こってしまうのです。
今回この記事を書くにあたり、洗濯によってどれくらいの縮みが生じるのかが気になったので、洗濯前と洗濯後のサイズを比較してみました。たたんだ状態で洗濯ネットに入れ、液体洗剤と柔軟剤を適量使用し、洗濯機の標準コースで洗濯。
洗濯前は公式サイトに記載されている以下のサイズとほぼ同じでした(誤差0.5cm以内)。
BEEFY-Tサイズ表
サイズXSSMLXL身丈 (cm)6265687174身幅 (cm)4548515457肩幅 (cm)4244.54749.552袖丈 (cm)1920212223
Hanes T-SHIRTS SHIROサイズ表
サイズSMLXL身丈 (cm)68707274身幅 (cm)48515457肩幅 (cm)43454749袖丈 (cm)20.521.522.523.5
洗濯後、どちらのモデルも着丈・袖丈には変化がなかったのですが、「身幅」の縮みが顕著に現れました。BEEFY-Tは−3cm、Hanes T-SHIRTS SHIROは−2cmの変化でした。
筆者は今回洗濯機の標準コースで洗濯してしまいましたが、手洗いコースやドライコースに設定して脱水時間を短くし、形を整えて干すと、より縮みにくいと思います。縮みを最小限に抑えたいのであれば、初めての洗濯の際に手洗いするとよいでしょう。
「洋服の手入れは面倒」「手入れに時間をかけられない」という方は、縮みが出ても問題ないよう1サイズアップを検討してみてください。またコットンは熱を加えることでも縮みやすくなります。30℃以上のお湯で洗ったり、乾燥機にかけたりする行為は控えましょう。
ヘインズのパックTシャツの中でも、日本人体型に合わせて設計された「ジャパンフィット」は、はじめから着慣れたような風合いを出すために「ガーメントウォッシュ」という加工が施されており、洗濯による縮みが少ないモデルです。気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。
https://funday.jp/article/5406/
きれいめコーデは「BEEFY-T」、カジュアルコーデは「Hanes T-SHIRTS SHIRO」の使い分けもあり!
今回はヘインズの人気パックT「BEEFY-T」と「Hanes T-SHIRTS SHIRO」を実際に購入し、違いを解説しました。
この記事を執筆する前は「似ているからよく比較されるのかな?」と思っていましたが、いざ実物を見ると「同じ白Tでもこんなに違いがあるのか」と感じるほど対照的でした。個人的には「用途に合わせて使い分けるのもありだな」と思います。
ぜひ今回の記事を参考にどちらのモデルが自分に合っているのかを検討してみてください。
暑い季節でも素足でさっと履けるサンダル。レジャーやアウトドアはもちろん、自宅でも気兼ねなく履けるのが魅力ですが、今回は人気ブランドのクロックス(Crocs)のおすすめサンダルをご紹介します。
クロックスといえば足全体を覆いサンダルとしても使える「クロッグ」モデルが有名ですが、よりサンダルらしさを求めるなら今回ご紹介する「フリップ」や「スライド」がおすすめです。さっそく両モデルの特徴や、ブランドの魅力について見ていきましょう。
クロックスはアメリカで創業したサンダルブランド
クロックスは、ロッキー山脈で有名なアメリカ・コロラド州で誕生したサンダルブランドです。
自然豊かなこの地で誕生したクロックスは、アウトドアや舟遊びでも気軽に使えるボートシューズを目指して開発をスタート。2002年にはブランド初の商品を世に送り出し、大きな反響を呼びました。
とくに評価が高かったのが快適な履き心地。独自に開発した特殊樹脂「クロスライト」を素材に採用し、これまでの合成樹脂サンダルにはなかった心地よい履き心地を実現。陸地でも水辺でも快適に使用でき、なおかつ高い耐久性をほこる商品は合成樹脂サンダル業界に衝撃を与えました。
ちなみにクロックスのブランド名の由来は、クロコダイル(ワニ)。タフで強く、天敵を持たない動物であるクロコダイルと、お馴染みの足全体を覆うようなクロッグ(英語で木箱の意味)を掛け合わせて名付けられました。
ブランドのロゴキャラクターにワニが使用されているのはこのためです。
快適な履き心地を実現する特殊樹脂素材「クロスライト」とは
クロックスの品質を支える特殊樹脂素材が「クロスライト」です。具体的にどのような特徴を持っているのでしょうか。
まず快適な履き心地を支えるのが、素材の高いクッション性。ゴムやプラスチックといった合成樹脂素材のサンダルは、気兼ねなく履ける点や、水辺でも履ける便利さが魅力です。一方で、一般的な靴に比べると歩くときの衝撃が伝わりやすく、長時間履いていると疲れてしまうのがネックでした。
クロックスの製品は、この悩みを解決するために軽くてクッション性に優れたクロスライトを開発。長時間履いていても疲れにくく、足にフィットするような感触が快適な履き心地を実現しています。
またレジャーやアウトドアといった環境でも気兼ねなく使える耐久性の高さや、素足で気になる防臭性に優れているのもクロスライトの特徴。水辺でのレジャーやアウトドアを存分に楽しむため、滑りにくさにもこだわっています。
クロックスは「同じような製品に比べて高い」という声が聞かれますが、サンダルとして高い品質を保つクロスライトを採用していると知れば、値段の違いにも納得がいきます。
サンダルらしさが魅力のモデル「フリップ」と「スライド」
クロックスのブランドで有名なのが、足全体を覆うような独特の形状をした「クロッグ」です。サンダルとしても使える定番モデルですが、暑い季節やレジャーに似合うサンダルらしさを求めるなら、「フリップ」と「スライド」の2つのモデルがおすすめです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
フリップはビーチサンダル型でレジャーにもぴったり
「フリップ」は、ビーチサンダル型をしたモデルです。
日本の草履のように鼻緒が付いた形状が特徴。サンダルの魅力でもある開放感に優れており、海や川でのレジャーにぴったりのモデルです。
暑い季節には普段使いにもよく似合い、カジュアルで涼し気な雰囲気がおしゃれのアクセント役として活躍してくれます。通気性が良いため蒸れにくく、レジャーで汚れてもさっと洗い流せるお手入れのしやすさも魅力です。
スライドはつま先が開いた形状で幅広いシーンにフィット
つま先が開いた形状をしているモデルが、「スライド」です。
簡単に履いたり脱いだりできる手軽さが魅力で、ビーチサンダル型と同様に開放感があり蒸れにくい特徴を持っています。
レジャーやアウトドアでも活躍しますが、普段使いしやすい点もポイント。玄関用やベランダ用、庭用など気軽に使え、幅広いシーンにフィットしてくれます。
「フリップ」と「スライド」のおすすめ商品を紹介
ここからは、クロックスの「フリップ」と「スライド」から、それぞれおすすめの商品をご紹介します。
クラシック フリップ 2.0
ビーチサンダル型のフリップモデルの定番が「クラシック フリップ 2.0」です。
クロックスの快適な履き心地とフィット感はもちろん、フリップならではの開放的なデザインも特徴。ゆったりとした履き心地なので、1~2サイズダウンした商品がおすすめです。
クロックバンド フリップ
ミッドソールに入ったストライプデザインが特徴の「クロックバンド フリップ」。スポーティーなデザインは暑い季節のおでかけやレジャーにぴったり。スタイリッシュな見た目はショートパンツ、スラックス、水着などと合わせてもよく似合います。
もちろんクロックスらしい履き心地の良さや、お手入れのしやすさも魅力。フリップモデルでおしゃれさをプラスした商品を探している方におすすめです。
クラシック スライド 2.0
スライドモデルで人気なのが「クラシック スライド 2.0」です。クロスライト素材の心地よいクッション性と軽さが特徴。
クラシックスライドのシンプルかつオールマイティな魅力を踏襲しながら、フィット感やデザイン性をアップグレード。より快適で、よりおしゃれなモデルへと進化しています。こちらもゆったりとしたサイズ感なので、普段から1~2サイズダウンした商品がおすすめです。
メロウ リカバリー スライド
自宅でのリラックスタイムにおすすめなのが「メロウ リカバリー スライド」です。
シンプルなデザインを基本としながら、シャープでスタイリッシュな見た目が特長。深さのあるカップ型のインソールが、包み込むような快適な履き心地を実現してくれます。ゆったりとしたサイズ感なので、普段より1サイズ小さめを選ぶのがおすすめです。
暑い季節にサンダルらしさを求めるなら、「フリップ」と「スライド」のモデルがおすすめ
今回は人気のサンダルブランド・クロックスから、サンダルらしさが魅力のモデル「フリップ」と「スライド」をご紹介しました。
アウトドアから普段使いまで幅広いシーンで活躍してくれるクロックス。とくに特殊樹脂素材の「クロスライト」を採用した軽い履き心地とクッション性の高さは、快適な使い心地を保証してくれます。ゴムやプラスチックといった樹脂素材に比べ耐久性や防臭性に優れているのも特徴。また、水辺でも滑りにくいことから、アウトドアでも気兼ねなく使えるのもクロックスが人気を集める秘密です。
暑い季節にサンダルらしさを求めるなら、「フリップ」と「スライド」のモデルがおすすめです。フリップはビーチサンダル型、スライドはつま先が開いた形状をしています。いずれもゆったりとしたサイズ感なので、購入する際は商品説明を読んでから、ちょうどいいサイズ感を確認しておくのをおすすめします。
手軽に履けるサンダルとして大人気のクロックス(Crocs)。なかでも定番モデルの「クロッグ」は、履き心地の良さや多彩な商品ラインナップが魅力で、馴染み深い商品です。
しかしクロッグだけでも複数のモデルが展開されており、いざ商品を購入するとなると「どれを選べばよいのか迷ってしまう」という方も多いはず。
そこで今回は、クロッグの魅力とおすすめモデルをご紹介します。クロックスのブランドについても解説していますので、商品選びの参考にしてください。
クロックスはなぜ人気を集めるのか。魅力を解説
クロックスはアメリカのコロラド州で創業したサンダルブランドです。
ブランドの誕生は、アウトドアや舟遊びでも気軽に使えるボートシューズの開発を目指したのがきっかけ。2002年に最初のモデルを発売すると、快適な履き心地とフィット感に加え、水陸両用でも使用できる耐久性を実現した商品として大きな話題となりました。
現在では陸と水中のどちらでも使用できる樹脂素材のサンダルは珍しくありません。しかし当時は品質でユーザーを満足させるブランドは限られており、口コミから一気に人気ブランドへと成長しました。
快適な履き心地の秘密は特殊樹脂素材の「クロスライト」
クロックスのサンダルは快適な履き心地が特徴ですが、その秘密はブランドが独自に開発した特殊樹脂「クロスライト」です。
クロスライトは同じ樹脂素材のゴムやプラスチックに比べ軽く、高いクッション性を持っています。足の形にフィットする点もクロスライトの特徴で、これがクロックスの履き心地の良さを実現しています。また耐久性が高く、防臭性に優れているのも特徴。水辺でも滑りにくいなど、アウトドアや舟遊びにぴったりな素材といえます。
似たような樹脂製サンダルに比べ「クロックスはなぜ高いのか」という疑問が聞かれます。これはクロスライトを採用することで、一般的な樹脂素材にはない高い機能性が備わっているためです。
多彩なモデルとカラーバリエーションも魅力。ファッション性の高さが再燃
快適な履き心地に加え、クロックスがこれほど人気を集める秘密がファッション性の高さです。
クロックスはモデルやカラーバリエーションが豊富で、サイズ展開も充実しています。チープな印象を持たれがちな樹脂製サンダルですが、ブランドではシンプルなものからデザインに工夫を凝らしたラインナップまで幅広い商品を展開。また人気ブランドとのコラボ商品が多いのもクロックスが人気を集める理由です。利便性や機能性だけでなく、デザインやおしゃれにもこだわりたいユーザーからも支持を集めています。
近年ではカジュアルなデザインだけでなく、フォーマルな印象を抱かせるモデルが人気。海外では有名俳優がクロックスを履いてイベントに登場するなど、ブランドイメージが変化しているのも注目ポイントです。
「クロッグ」はクロックスの代名詞とも呼べる定番モデル
ブランドの代名詞とも呼べるこのモデルが「クロッグ」です。クロックスと聞けば、流線形で足全体を覆うような形状と、甲部分に穴が空いたクロッグのデザインを連想するほど、ブランドの定番モデルとして知られています。
軽い履き心地やフィット感が特徴で、さっと履いたり脱いだりできる手軽さが大人気。またかかとにヒールストラップが付いているので、しっかりとサンダルを履きたい方や、アウトドアのレジャーでも脱げない点も魅力です。
アウトドアから普段使いまで幅広いシーンで使える
クロッグのシリーズだけでも多彩なモデルが展開されているのも特徴。アウトドアから普段使いまで幅広いシーンで使えるモデルが揃っています。
THE定番モデルの「クラシッククロッグ」や、ストライプデザインがおしゃれな「クロッグバンド」などは初めてブランドを購入する方にもおすすめ。よりポップでカジュアルなデザインが魅力の「バヤバンド」や、スニーカーのようにスタイリッシュな「オフコート」などは足下で個性を発揮したい方に人気です。
「ライトライド 360」はよりクッション性に優れた新素材のラトライドが採用された注目の商品です。これまでのクロッグよりも柔らかい履き心地が特徴で、スポーティーで洗練されたデザインにも注目です。
クロッグのおすすめモデル5選
ここからはクロッグの中から、おすすめのモデルをご紹介します。
クラシッククロッグ
クラシッククロッグは、ブランドの象徴とも呼べる定番のモデルです。軽くて快適な履き心地や、フィット感を高めるヒールストラップ。通気性を高め蒸れにくいだけでなく、水やゴミを払いやすく、乾かしやすい通気孔など、世界に驚きを与えたブランドの魅力が詰まっています。
クロッグのモデルで悩んだら、まずはこのクラシッククロッグから購入を検討してみましょう。
クロッグバンド
クロッグバンドは、クロッグの機能性を備えながら、サンダルの底にストライプデザインを採用したおしゃれさが魅力です。立体的に見えるカラーデザインも同モデルの魅力で、定番のモデルにワンエッセンス加えたい方はこちらのモデルを選んでみましょう。
バヤバンド
ポップな“Crocs”のロゴデザインが目を引くのがバヤバンドです。クロッグバンドと、人気モデルのバヤを組み合わせたデザインが特徴で、楽し気で気分が上がるような見た目が支持を集めています。カラー展開も明るい色が多く、カジュアルな雰囲気を楽しみたい方にぴったりです。
オフコート
スタイリッシュなデザインを選びたいなら、オフコートがおすすめです。厚めのミッドソールを採用しつつ、スニーカーのようなスマートなデザインが特徴。カジュアルシーンで使うアイテムですが、どこか洗練された印象も与えてくれるのがオフコートの魅力です。
ライトライド 360
最後にご紹介するのがライトライド360。ふわふわとした新素材の「ライトライド™」をインソールに採用し、よりクッション性とフィット感を高め、快適な履き心地を実現しました。スポーティーなデザインも魅力で、ランニングシューズのような見た目とニット素材を思わせる通気孔のパターンも、これまでのクロッグとは一線を画す部分。
ブランドが革新的と評する驚きの履き心地をぜひ体験してください。
クロックスを購入するなら使い勝手の良い定番モデルをぜひ
今回は人気のサンダルブランド・クロックスから、定番モデル「クロッグ」の魅力をご紹介しました。
アウトドアから普段使いまで幅広いシーンで活躍してくれるクロックス。とくに特殊樹脂素材の「クロスライト」を採用した軽い履き心地とクッション性の高さは、快適な使い心地を保証してくれます。ゴムやプラスチックといった樹脂素材に比べ耐久性や防臭性に優れているのも特徴。また、水辺でも滑りにくいことから、アウトドアでも気兼ねなく使えるのもクロックスが人気を集める秘密です。
なかでも定番モデルのクロッグは、機能性はもちろん多彩なデザインやカラーバリエーションが特徴。足全体を覆うような流線形や、ヒールストラップや甲部分の通気孔といった見た目は、すっかりお馴染みです。
クロックスをこれから購入するなら、ぜひ使い勝手に優れた定番モデルを選んでみてはいかがでしょうか。
“白T”は汗ばむ季節に1枚で着るだけで爽やかさを演出してくれたり、トレーナーやパーカーなどとレイヤード(重ね着)すれば首元をほんのり華やかにしてくれたりと、何かと頼りになるファッションアイテム。
1枚でも着れる白Tを購入する際、素材やシルエットなどももちろん重要視すると思いますが、「厚み」や「透け感」が気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は透けない白Tを選ぶポイントを解説したうえで、アメリカのベーシックアパレルブランド「フルーツオブザルーム(FRUIT OF THE LOOM)」の「7オンスヘビーウェイトシリーズ」をご紹介します。
「いろいろなブランドから白Tが販売されていてどれを買えばいいか分からない」「定番化したいほどしっくりくる白Tが見つからない」という方はぜひ参考にしてみてください!
透けない白T選び・2つのポイント
透けない白Tを選ぶ際のポイントは「6オンス以上を選ぶこと」と「オーバーサイズを選ぶこと」の2つです。それぞれを詳しく解説していきます。
1. 6オンス以上を選ぶ
Tシャツの生地の厚みは「オンス(oz)」という重さの単位で表されます。1オンスは「約28.35グラム」。一般的に数字が小さいほど薄くて柔らかく、数字が大きいほど厚く硬い生地になります。
透ける・透けないの判断には個人差がありますが、透けないTシャツをお探しであれば、「ヘビーウェイト」に分類される6オンス以上がおすすめです。
ただし、生地が厚くなればなるほど伸縮性のない硬い着心地になりますし、洗濯後や汗をかいたときには乾きづらく、暑い夏には不向きになります。そうしたデメリットも理解したうえで、自分にはどれくらいの厚みのTシャツがいいのかを判断しましょう。
2. オーバーサイズを選ぶ
白Tは体にフィットするサイズであるほど肌や乳首が透けやすくなります。肌着やインナー用であればジャストサイズで選ぶ方がよいですが、1枚で着れる白Tであればサイズアップがおすすめです。
スタンダードなシルエットのTシャツなら1サイズアップを検討してみてください。オーバーサイズで着ることで昨今のTシャツのトレンドにもマッチします。
フルーツオブザルーム・7オンスヘビーウェイトシリーズの特徴
つづいてはフルーツオブザルームで人気のパックT・7オンスヘビーウェイトシリーズの特徴を解説します。
1. インナーにもアウターにも使用できる7オンス
7オンスヘビーウェイトシリーズに使用されているのは、1枚で着ても透けにくい厚みとインナーとしても着用できる柔らかさを兼ね備えた生地。汎用性が高いので、1枚で着る季節以外にも活躍してくれます。
2. プリントタグ・丸胴編みでストレスフリーな着心地
7オンスヘビーウェイトシリーズには、一般的なTシャツの首元にあるタグがありません。ブランドロゴやサイズなどはTシャツ本体に直接プリントされています。タグが肌にチクチクと触れることがないので、ストレスフリーな着心地です。
さらに7オンスヘビーウェイトシリーズは脇に縫い目のない「丸胴編み」という仕様になっているため、縫い代がひっかかることなく快適に過ごせます。
3. 左裾にさりげないロゴ
フルーツオブザルームといえば、4種のフルーツから構成されるロゴが有名です。7オンスヘビーウェイトシリーズのショートスリーブタイプには、ボディの左裾にブランドロゴがプリントされています。
胸元をはずした配置、かつボディカラーと同系色のプリントで主張は控えめ。「ブランドを知っている人には分かる」というくらいのさりげなさが、ニクいポイントです。
4. ベーシックなカラー展開
7オンスヘビーウェイトシリーズはホワイトだけでなく、グレーやブラックなどのベーシックカラーも展開されています。「白Tは汚れや黄ばみが目立って手入れがたいへんなので着ない」という方や「シルエットが好みだから他のカラーもほしい」という方のニーズにもマッチしてくれます。
7オンスヘビーウェイトシリーズのサイズ感
7オンスヘビーウェイトシリーズは日本企画のサイズ感になっています。国内規格とアメリカ規格の中間のサイズ設定なので、着丈・袖丈と身幅とのバランスが絶妙です。アメリカンTシャツらしいサイズ感は残しつつ、丈が長すぎる問題をクリアしています。
シルエットにもよりますが、基本的にはジャストサイズ〜1サイズアップで着るのがおすすめです。また7オンスヘビーウェイトシリーズの素材は綿100%。素材の特性上、洗濯を繰り返すと若干縮む可能性があります。洗濯の縮みが気になる方、オーバーサイズで着たい方は1サイズアップを検討してみてください。
以下はベーシックなショートスリーブタイプのモデル「7オンスヘビーウェイトT」のサイズ表です。お持ちのTシャツを計測し、比較してみてください。
サイズ身幅肩幅着丈袖丈S48406520M51436821L54467122XL57497423
フルーツオブザルーム・7オンスヘビーウェイトシリーズのラインナップ
ここからは7オンスヘビーウェイトシリーズのラインナップをご紹介します。
1. 7オンスヘビーウェイトT
こちらはもっともスタンダードなモデルです。前述したように、絶妙なサイズ感で日本人体型にほどよくフィットします。インナーとしてもアウターとしても着用できる汎用性の高さで、大活躍すること間違いなしです。
2. 7オンスヘビーウェイトポケットT
つづいては1でご紹介したモデルのポケット付きバージョン。ポケットがポイントになり1枚で着ても様になるので、アクセサリーをつけるのが苦手な方にもおすすめです。
3. 7オンスBIG Tシャツ
「7オンスBIGTシャツ」は、その名のとおり着丈・袖丈・身幅・肩幅すべてがBIG。スタンダードタイプをサイズアップするのとはまた違った印象になります。すでにオーバーサイズなので、サイズアップは不要。トレンド感を取り入れたい方はぜひこちらのモデルを試してみてください。
4. 7オンス天竺L/STシャツ
7オンスヘビーウェイトシリーズではロングスリーブタイプも展開されています。こちらもインナー・アウター兼用で3シーズン活躍してくれる万能アイテムです。ロングスリーブにはフルーツロゴはプリントされていないのでご注意ください。
5. 7オンス天竺L/SポケットTシャツ
ロングスリーブにもポケット付きタイプがあります。こちらはアウターシャツとしての着用がおすすめですが、ロングスリーブの白Tはジャストサイズで着ると“肌着感”が出がちなので、サイズアップしてトレンド感のあるスタイリングを心がけましょう。
透ける心配なし!フルーツオブザルームの7オンスヘビーウェイトシリーズ
今回はフルーツオブザルームの7オンスヘビーウェイトシリーズをご紹介しました。繰り返しになりますが、透けない白T選びのポイントは「6オンス以上を選ぶこと」と「オーバーサイズを選ぶこと」です。ぜひこのポイントを自分に合う白T探しに活用してみてください!
アウトドアのフィールドを中心に人気を集めるファッションブランドのCHUMS(チャムス)。かわいらしいロゴマークや鮮やかな色使いから、普段使いに取り入れている方も多いのではないでしょうか。
しかし、
ブランドの詳しい特徴はよく知らない…
なぜこれほど人気なの?
あのかわいらしいロゴマークの生き物はなに…!?
そんな疑問を持っている方も多いはずです。そこで今回はCHUMSの人気の理由についてご紹介します。ブランドの歴史や魅力について詳しく解説。また、小物使いにおすすめなアイテムも併せてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
もちろん、あのかわいらしいロゴマークの生き物についてもご紹介していますよ!
CHUMSとは?人気を集める3つの理由を紹介
CHUMSとは、1983年にアメリカのユタ州で創業したアウトドアファッションブランドです。
ブランドの誕生は、リバーガイドを務めていた創業者が、激しい川のうえでも落ちないようメガネストラップ(メガネチェーン)を開発したのがきっかけ。その後もアウトドアのフィールドで活躍するさまざまな商品を開発します。
1986年にはスウェットウェアの「ハリケーントップ」が大ヒットし、一躍人気ブランドの仲間入りをはたしました。ハリケーントップは現在でも“名作”と呼ばれる逸品。2023年のブランド生誕40周年には、オリジナルモデルを忠実に再現したアニバーサリーモデルが発売されるなど、今も多くのファンから愛されています。
ちなみにCHUMSのブランド名の由来は、友人の愛犬CHUMLEY(チャムリー)から着想を得たものです。
そんな歴史あるブランドとして愛されてきたCHUMSですが、どんな魅力が人々の心を惹きつけたのでしょうか。人気の理由を3つのポイントからご紹介します。
1.アウトドアのフィールドで磨かれた高い機能性と品質
1つ目はアウトドアのフィールドで磨かれた高い機能性と品質です。
CHUMSではアウトドアのタフな環境でも遠慮なく使える、高い機能性と品質に優れた製品を開発しています。耐水性や耐久性に優れたゴアテックス製のウェアや、焚き火やキャンプの場面でも使いやすい難燃加工を施したベストをはじめ、実際に使用するユーザーの使い勝手を追及。こうした姿勢が多くのユーザーから信頼を集め、人気を積み上げてきました。
創業者自身がリバーガイドとしてアウトドアの“現場”で過ごした経験とポリシーが、40年以上経った今もブランドの製品開発へとしっかり活かされています。
2.思わず手を伸ばしたくなるデザイン性とカラーリング
CHUMSのブランドが人気を集める理由に、デザイン性の高さとカラーリングの多彩さが挙げられるます。
CHUMSのアイテムはどれも思わず手を伸ばしたくなるような楽し気で遊び心のあるデザインが特徴。色使いも面白く、ポップでおしゃれな雰囲気がブランドのイメージとして定着しています。1つの商品でも違った形状や、複数のカラーバリエーション、限定モデルを発売するなどさまざまな方向から楽しめる魅力はCHUMSならではです。
3.ライトユーザーや普段使いにも取り入れやすいラインナップ
ライトユーザーや普段使いにも取り入れやすいラインナップが揃っている点も、CHUMSの魅力です。
アウトドアブランドの中には、ライトユーザーや普段使いには「ややハードルが高い…」と感じるブランドもあります。その点CHUMSはアウトドア初心者や、タウンユースや小物使いに取り入れたいユーザーでも購入しやすいブランドとなっています。
アイテムのラインナップも豊富に揃っており、特に小物アイテムはワンポイントのアクセントとしておしゃれに取り入れるにはぴったり。CHUMSならでは遊び心あるデザインやポップカラーリングは、シンプルなコーデに落ち着きがちな大人メンズにこそおすすめです。
かわいらしいロゴマークもチャムスの魅力
CHMUSといえば、あのかわいらしい鳥のロゴマークが有名です。ロゴマークの生き物の名前は「ブービーバード」。ペンギンと間違われることが多いですが、実はカツオドリと呼ばれる鳥の種類です。ブランドの名前は知らなくても、ロゴマークに見覚えがあるという方も多いのでは。あまりの人気ぶりに、公式サイトにはロゴマーク専用のページが用意されるほど、ブランドの象徴として大切にされています。
1983年の創業時にはすでに誕生していた「ブービーバード」ですが、カツオドリがロゴに採用されたのにはきちんと理由があります。
このカツオドリ、少しおっちょこちょいな性格をしており、南米の漁師からはスペイン語で「まぬけでカワイイ」を意味する「bobo(ボーボー鳥)」と親しみを込めて呼ばれています。かわいらしく人懐っこい性格が由来ですが、こうした誰からも愛される親しみやすさをブランドにも持ってもらいたいとの願いを込めて、ブランドのロゴに採用されました。
ちなみに、ゴルフではお馴染みのブービー賞の“ブービー”も、このブービーバードと同じ意味。日本でも夏のシーズンには小笠原諸島に飛来すると聞くと、より親しみがわきますね。
小物使いにおすすめなCHUMSのおすすめアイテム3選
最後に、CHUMSのブランドの中から小物使いにもぴったりなおすすめアイテムをご紹介します。
メンズハット│バケットハット
素材には柔らかく肌になじむコットンを100%使用。通気性がよく、シーズンを通して着用できる快適なかぶり心地が魅力です。
タウンユースでも活躍してくれるツバが短めのデザインを採用。シンプルで奇をてらわない見た目はどんなファッションコーデとも相性がよく、おしゃれを楽しみたい大人メンズにおすすめです。フロントにはCHUMSのロゴ刺繍がワンポイントで施されており、デザインのアクセント役を担っています。
手元に1つ持っておいて損はない、おすすめのバケットハットです。
https://funday.jp/article/1654/
【コインケース】リサイクルキーコインケース
素材には100%リサイクルポリエステル「RENU®(レニュー)」を使用。RENU® は、ファッション業界がブランドの垣根を越えて環境問題に取り組むべく始動した「RENU@プロジェクト」から生まれた素材。資源の無駄をなくし、エコフレンドリーなアイテムを生み出すべく多くのブランドが参加しています。
コインケースとしてはもちろん、定期入れ機能を備えたキーケースとして使用でき、軽量で使い勝手は抜群。CHUMSのスタッフにもユーザーが多いアイテムで、リピーターが絶えないコインケースとして人気です。
https://funday.jp/article/1665/
【メガネストラップ】オリジナルスタンダードエンド
CHUMSのメガネストラップの原点となった商品で、100%のコットン素材を使った肌触りの良さが特徴。首元や肌に触れたときにストレスがなく、心地よい着け心地で人気を集めています。
ストラップの先端にはブランドロゴの鳥のマーク「ブービーバード」があしらわれ、デザインのアクセントに。カラーバリエーションも豊富なので、ファッションコーデにあわせて好みのカラーをお選びいただけます。
https://funday.jp/article/1677/
CHUMSにはアウトドアから普段使いまで取り入れやすいアイテムが満載
今回はCHUMSのブランド人気の秘密についてご紹介しましたが、いかがでしたか。世界中で愛される理由の一端を感じていただけたのではないでしょうか。
CHUMSにはアウトドアユーザーはもちろん、普段使いでも取り入れやすい小物アイテムが揃っています。ぜひCHUMSのアイテムといっしょに、アクティビティやおしゃれを楽しんでみてください。
170年以上の歴史を持つアメリカのベーシックアパレルブランド「フルーツオブザルーム(FRUIT OF THE LOOM)」。日本でもプリントTシャツのボディとして使用されるなど、高い人気を誇っています。
フルーツオブザルームには薄手から厚手、ポケット付きなどさまざまな種類のパックTシャツがあり、初めて購入する場合は自分のニーズに合うモデルを見つけるのに時間がかかるかもしれません。
そこで今回は、フルーツオブザルームのパックTシャツの中から日本企画の定番モデルを3つご紹介します。またブランド名の由来やフルーツのロゴが誕生した経緯、パックTシャツのサイズ感なども解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
綿生地問屋がフルーツオブザルームの起源
フルーツオブザルームの創業は1851年。アメリカ・ロードアイランド州で綿生地を取り扱う問屋「B.B.&R Knight社」としてスタートしました。
1856年、創業者のロバート・ナイト氏は、友人の娘が描いたリンゴの絵を一部の生地のラベルに採用します。するとその生地が瞬く間に人気商品に。可能性を感じたロバート・ナイト氏は、リンゴのラベルをすべての商品に取り付けることにしました。
1870年、アメリカで商標に関する法律が制定されると、B.B.&R Knight社はフルーツオブザルームの商標登録を申請。その翌年に正式に登録され、フルーツオブザルームブランドが誕生しました。
「FRUIT OF THE LOOM」には、日本語で「織機から生まれた果実」や「織機で実を結ぶ」といった意味があります。このことからブランド名には、『繊維業界で成功してみせる』という創業者の思いが込められているのではないかともいわれています。
ロゴに描かれた4種のフルーツ
フルーツオブザルームは1893年のシカゴ・ワールドフェア(万国博覧会)に出展する際、リンゴと2種類のブドウ、スグリが描かれたロゴを定番化します。
現在のロゴにもその4種のフルーツが描かれており、「フルーツオブザルームのロゴを知らないアメリカ人はいない」ともいわれるほど、アメリカの老若男女のライフスタイルに強く根付いています。
フルーツオブザルームにはフルーツ染めされたアイテムがある?
フルーツオブザルームには、フルーツダイ(果実染め)によるカラフルなカラー展開のアイテムもあります。フルーツダイは、ライチやメロン、ブドウ、マンゴーなどのフルーツを煮出して抽出した自然染料に微量の化学染料を配合することで、鮮やかな発色を実現する特殊技術。
シンプルな構造の化学染料とは違い、自然染料の中には1色につき何種類もの色素が入っています。その色素に光が反射することで、奥行きや揺らぎのある独特の色彩が生まれるのだそう。自然染料によって染め上げられたアイテムは、森林などの自然の色彩と同じように、癒やしや温もりを感じられる優しい色合いです。
そんなフルーツダイが行われているのは、なんと日本の工場。色落ちを防ぎつつ鮮やかに染め上げるには非常に高度な技術を要するため、限られた工場でしか生産できないのだそうです。
フルーツオブザルームのパックTのサイズ感
フルーツオブザルームはアメリカのブランドですが、パックTシャツは日本で企画されたサイズ感になっています。
スタンダードなシルエットのモデルであれば、1サイズアップして着るのがおすすめです。そうすることで昨今のトレンドにも合いますし、洗濯後に多少縮んでも安心です。ただし、もともとオーバーサイズに作られているモデルを購入する場合は、いつも着用しているサイズを選びましょう。
以下は定番人気のモデル「スタンダードクルーT」のサイズ表です。お持ちのTシャツを計測し、比較してみてください。
サイズ身幅肩幅着丈袖丈S45.5416519M5142.568.520L53.5447221XL56467522
パックTシャツ以外のアメリカ規格サイズのモデルは日本人が着るには袖丈や着丈が長い傾向にあります。1サイズ下げた方がよい場合もありますので、必ずサイズ表をチェックしてください。
フルーツオブザルームのパックT・定番3モデル
ここからはフルーツオブザルームの日本企画の定番モデルを3つご紹介します。
1. スタンダードクルーT
「スタンダードクルーT」はアメリカでもっとも定番のモデル「T3930R」の日本限定版。日本企画のモデルなので、着丈や袖丈が長すぎることなく、日本人体型にフィットしてくれます。サステナブルで高品質、透明性が高いといわれる「COTTON USA」が使用されており、アメリカンTシャツらしいドライな肌触りです。
フルーツオブザルームのパックTシャツはコスパの良さも魅力の一つ。上質なコットンを使用したスタンダードTは2枚セット・約2千円で手に入れられます。
スタンダードクルーTの生地は4.8オンスと若干薄手なので、透けない白Tをお探しの方は3つ目にご紹介する「7オンスヘビーウェイトT」をチェックしてみてください。
2. フェイバリットポケットT
「フェイバリットポケットT」はスタンダードクルーTのポケット付きバージョン。着用したときのシルエットを第一に考えてサイズ設定されたポケットがワンポイントになり、1枚で着ても様になります。
また首周りは耐久性を高めるために「二本針縫製(ダブルステッチ)」で仕上げられていて、洗濯や着用を繰り返してもヨレにくくなっています。
フェイバリットポケットTもスタンダードクルーTと同じ4.8オンス。若干透け感があるので、極力肌から生地が離れるように1サイズアップしてゆったりと着こなしましょう。
3. 7オンスヘビーウェイトT
最後にご紹介するのは「7オンスヘビーウェイトT」。1枚で着ても透けにくい厚みがありながら、インナー使いができる柔らかさも兼ね備えたモデルです。
ブランドロゴやサイズなどはボディに直接プリントされているので、首元のタグのチクチクを感じることなく快適に過ごせます。また脇に縫い目のない「丸胴編み」という仕様によって、縫い代の違和感すら感じさせないストレスフリーな着心地です。
日本人体型にもフィットするフルーツオブザルームのパックT
今回はフルーツオブザルームのパックTの中から、日本企画の3モデルをご紹介しました。フルーツオブザルームはアメリカのブランドですが、日本企画のパックTシャツならサイズが選びやすく、体型にもフィットしてくれます。ワードローブの定番アイテムの候補としてぜひ一度試してみてください!
パックTシャツのパイオニア「ヘインズ」。ヘインズには70年以上に渡って愛されている「赤ラベル(3P Pack T-Shirt)」や、2023年に登場し瞬く間に人気モデルとなった「Hanes T-SHIRTS SHIRO」など、実にさまざまな“白T”が存在します。
今回は定番ファッションアイテムの白Tをお探しの方のために、ヘインズのパックTシャツの中から特におすすめの4モデルを、インナーや肌着としての着用に向いているモデルと、透けにくく1枚で着られるモデルに分けてご紹介します。
またヘインズのパックTシャツの特徴やサイズ感なども解説しますので、白Tをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
ヘインズ・パックTシャツ2つの特徴
まずはヘインズのすべてのパックTシャツに共通する特徴を解説します。
特徴1. 快適な着心地
「コンフォート(快適さ)」 をコンセプトに掲げているヘインズ。ヘインズのパックTシャツはそれを実現するためにある2つのものが排除されています。
1つ目は「首元のタグ」です。ヘインズのパックTシャツのサイズやロゴは、タグではなくTシャツ本体に熱転写プリントで表記されています。そのため、タグが肌にチクチクと触れる現象が起こりません。
そして2つ目は「脇の縫い目」。「丸胴編み」という仕様になっているので、ひっかかりのないストレスフリーな着心地です。
その他、モデルによって糸の太さや生地の織り方、縫製方法を変えるなど、こだわって作られています。肌ざわりを重視したい方はぜひそうした違いもチェックしてみてください。
特徴2. リーズナブルな価格設定
ヘインズは1947年、「多くの人にヘインズのアンダーウェアで毎日快適に過ごしてもらいたい」という思いから、パックTシャツを開発。リーズナブルな価格で提供できるよう、複数枚のTシャツをパック詰めして販売し始めました。
白いTシャツは着用を繰り返すうちに黄ばみが出てくるので、定期的な買い替えが必要です。また肌着やインナーとして着る場合は毎日着用するため、洗い替え用に複数枚用意しておきたいもの。そんな白Tが手頃な価格で購入できるのは、嬉しいポイントですよね。
ヘインズ・パックTシャツのサイズ選び2つのポイント
国内で販売されているヘインズのパックTシャツは日本企画サイズですが、サイズを選ぶ際には考慮してほしいポイントがあります。それは「洗濯による縮み」と「モデルによるサイズ感の違い」の2つです。それぞれを詳しく解説していきます。
1. 洗濯による縮み
ヘインズのパックTシャツの素材の多くはコットン100%。コットン素材の性質上、洗濯による縮みは避けられません。生地の織り方によっても縮み具合は異なりますが、基本的には1サイズアップがおすすめです。
ただし、日本人体型に合うように設計された「ジャパンフィット」というシリーズのTシャツは例外。はじめから着慣れたような風合いを出すために「ガーメントウォッシュ」という加工が施されており、洗濯による縮みが少ないので、ジャストサイズを選んでも問題ないでしょう。
2. モデルによるサイズ感の違い
サイズ感に特に気をつけていただきたいのが、王道の3P Pack T-Shirtシリーズ。赤・青・ゴールドラベルはサイズ感が大きめ、かつ着丈が長く設定されています。洗濯による縮みを考慮したうえで、1サイズ下またはジャストサイズを選ぶとよいでしょう。薄手で肌着やインナーとしての着用に向いているので、サイズアップはおすすめできません。
他のモデルも着丈や袖丈、身幅などの設定がそれぞれ異なります。必ず詳細をチェックするようにしてください。もし自分のワードローブの中に理想とするTシャツがあるのであれば、購入前にあらかじめメジャーで計測しておくとよいでしょう。
ヘインズのパック白T|用途別おすすめ4選
ここからはヘインズのパックTシャツの中から、特におすすめの4モデルをご紹介します。インナーや肌着に最適な薄手のモデルと、透けにくい厚手のモデルに分けているので、ぜひ参考にしてみてください。
インナー・肌着用の白Tなら「赤ラベル」か「ジャパンフィット」
1. 赤ラベル(3P Pack T-Shirt)
まずご紹介するのは、ヘインズの歴史を語るうえで欠かせない「3P Pack T-Shirt(3枚入りパックTシャツ)」の「赤ラベル」です。
1924年に発表された初代の雰囲気を継承し、衿ぐりのテンションが弱く作られているのが特徴。着用や洗濯を重ねると、アメリカンTシャツらしい“くたっと感”が出てきます。
ネックラインはクルーネックとVネックの2種類。赤ラベルは「まずは王道を試してみたい」というヘインズビギナーの方におすすめです。前述したようにサイズ感が大きめ、かつ丈も長めなので、サイズ選びには注意してください。
2. ヘインズ ジャパンフィット
つづいては「日本人の心地良さのために」をコンセプトにした「ジャパンフィット」。赤ラベルよりも着丈が短く、アームホールやネックは細めに設定されているので、日本人体型にぴったりとフィットしてくれます。
透け感はありますが、5.3オンスと赤ラベルよりも少し厚めの生地。インナー・アウター兼用で着ている方も多いモデルです。
またリブの強度が高いため洗濯を繰り返してもヨレにくく、すっきりとした首元をキープしてくれます。ジャパンフィットのネックラインもクルーネックとVネックの2種類です。
1枚で着れる白Tなら「BEEFY-T」か「Hanes T-SHIRTS SHIRO」
1. BEEFY-T
1975年に登場した「BEEFY-T」。「BEEFY」には日本語で「がっしりとした」、「筋骨たくましい」といった意味があります。その名前通り、6.1オンスの厚みと洗濯を繰り返しても型崩れしにくいタフさが特徴です。しっかりとした硬めの生地ですが、ボックスシルエットなので窮屈感はありません。
BEEFY-Tの白はいわゆる「真っ白」。スラックスやジャケットなどのきれいめアイテムにもよく合います。
2. Hanes T-SHIRTS SHIRO
ヘインズ自ら「THE BEST OF WHITE-T」と称する「Hanes T-SHIRTS SHIRO」。生地は赤ラベルに使用されている糸を「双糸(2つの糸をより合わせた糸)」にして編み立てられており、7.0オンスの厚みと柔らかさを兼ね備えています。
カラーはこだわりの白1色のみ。生成りがかった白なので、デニムや古着などのカジュアルアイテムと相性抜群です。ネックラインはクルーネックのみの展開。
さまざまなニーズを満たしてくれるヘインズのパックT
今回はヘインズのパックTシャツの中でも特におすすめのモデルを用途別にご紹介しました。「キング・オブ・パックTシャツ」とも呼ばれるヘインズなら、きっとあなたのニーズを満たしてくれるはず。気になるモデルが見つかったらぜひ詳細をチェックしてみてください!
アメリカのアンダーウェアブランド「ヘインズ」といえば、真っ先に「パックTシャツ」を思い浮かべる方も多いはず。
そんな「キング・オブ・パックTシャツ」ブランドの最上位ライン「ヘインズプレミアム」をご存じでしょうか。今回はそのラインナップの中から「ジャパンフィット」というTシャツをご紹介します。
また比較されることの多い、通常モデルのジャパンフィットとの違いや、サイズ感なども解説します。ヘインズの最上位ラインが気になっている方、着心地の良い上質なTシャツを探されている方は、ぜひ参考にしてみてください!
ジャパンフィットシリーズの特徴
まずはヘインズプレミアムのジャパンフィットと、スタンダードモデルのジャパンフィットのどちらにも共通する特徴を解説します。
ジャパンフィットシリーズの特徴は、「日本人体型に合わせたシルエット」と、「ストレスフリーな着心地」の2つです。
日本人の体型に合うよう従来の赤ラベル(3P Pack T-Shirt)よりも着丈は短く、アームホールは絞られ、ネックは細めの設定。袖もパターンから見直されています。
またヘインズのTシャツはすべて「タグレス仕様」になっていて、サイズやロゴはTシャツ本体に熱転写でプリントされています。タグがないので、首にチクチクと当たるプチストレスを感じることはありません。
さらに「肩テープ」を採用し、縫い目の凹凸が首元に当たらないように配慮。「丸胴編み」いう仕様で脇に縫い目もないので、ストレスフリーな着心地です。
他にも「ガーメントウォッシュ加工」を施すことで、はじめから着慣れたような風合いを実現。購入直後から体にフィットしてくれるだけでなく、洗濯による縮みまで軽減されています。
スタンダードなジャパンフィットとの違い
前項ではヘインズプレミアムのジャパンフィットと、スタンダードモデルのジャパンフィットの共通点をお伝えしました。ここからは2つのモデルの違いを解説していきます。
違い1. パッケージ
まずは外観から。スタンダードなジャパンフィットは2枚セットで柔らかい透明フィルムに包まれています。一方、ヘインズプレミアムのジャパンフィットは、卒業証書や色鉛筆などを入れる筒を連想させるような特徴的なパッケージ。しっかりとした円筒型のパッケージに1枚のTシャツが納められているので高級感があります。
違い2. 生地
通常モデルの素材はコットン100%。生地はロープやしめ縄と同じ原理で作られる「リングスパン糸」を使い、「天竺編み」という方法で編み立てられています。これは日本でも主流となっている製造方法です。
それに対し、ヘインズプレミアムのジャパンフィットは“オーガニックコットン”を100%使用。生地は細番手の「双糸(2本の糸をより合わせて作られる糸)」で編まれており、丈夫さと滑らかな風合いを持ち合わせています。
違い3. カラー展開
通常モデルのカラーは基本的にはホワイトのみの展開です。2色入ったアソートパックや、季節限定カラーが発売されることもあります。
一方、プレミアムラインのジャパンフィットはホワイト・ネイビー・ブラックの3色が定番カラー。その他にもシーズンごとに限定カラーが発売されています。1枚ずつ用途や好みに合わせて選べるのがメリットです。
違い4. 価格
通常モデルは2枚組で税込3,630円(ヘインズ公式サイト価格)。プレミアムラインのモデルは1枚で税込3,300円と、1枚あたりの価格は通常モデルの約2倍です。よって「たくさん着るからコスパを重視したい」という方は通常モデル、「着心地や素材にもこだわりたい」という方はプレミアムがおすすめ。
スタンダードなジャパンフィットは以下の記事でご紹介しています。ぜひそちらも合わせて読んでみてください。
https://funday.jp/article/5406/
ヘインズプレミアム・ジャパンフィットのサイズ感
先述したように、ジャパンフィットシリーズは日本人体型に合わせて作られています。肌着やインナーとして着る場合は、普段ジャストで着ている日本ブランドのTシャツと同じサイズを選んで問題ないでしょう。1枚で着る場合やゆったりとしたサイズ感が好みの場合は、1〜2サイズアップを検討してみてください。
「肌着やインナーもゆったりしたサイズ感で着たい」という方は、薄手でサイズ感が大きめの3P Pack T-Shirt(赤・青・ゴールドラベル)もおすすめです。興味がある方はそちらを紹介した記事も読んでみてください。
以下はヘインズプレミアム・ジャパンフィットのサイズ表です。自分のワードローブの中から一番理想的なサイズ感のTシャツを選んで身幅や身丈などを計測し、それに近いサイズを確認しましょう。
またジャパンフィットシリーズはガーメントウォッシュ加工により洗濯による縮みは少ないですが、コットン素材の性質上、洗濯を繰り返すうちに若干縮んでしまう可能性があります。
それに加えて、公式サイトでは前後2cmまでのサイズの誤差は許容範囲とされています。念のため数cmの縮みやサイズの誤差があっても着用できるよう、ゆとりのあるサイズを選んでおきましょう。
サイズSMLLL身丈 (cm)63.56668.571身幅 (cm)45485154肩幅 (cm)40434649袖丈 (cm)17181920適応胸囲の目安 (cm)80-8888-9696-104104-112身長の目安 (cm)155-165165-175175-185175-185
ヘインズプレミアム・ジャパンフィットTシャツのラインナップ
ここからはヘインズプレミアムで展開されているジャパンフィットの3型をご紹介します。
1. ヘインズ プレミアムジャパンフィット クルーネックTシャツ 23FW PREMIUM Japan Fit(HM1-V001)
まずご紹介するのはクルーネックタイプ。クルーネックは1枚で着るのはもちろんのこと、重ね着で襟元をチラ見せするコーデテクニックにも使えるなど頼れるアイテムです。
ちなみにジャパンフィットシリーズは赤ラベルよりも着丈は短いですが、タックインしたときに日常の動き程度ではボトムスから出ないくらいに設定されています。インでもアウトでも着れる絶妙な丈感です。
2. ヘインズ プレミアムジャパンフィット VネックTシャツ 23FW PREMIUM Japan Fit(HM1-V002)
ジャパンフィットシリーズのVネックは、シャツのインナーに着たときに第1ボタンを外しても襟元から覗かない深さに設定されています。また、1枚で着てもジャケットのインナーに着ても上品見えする程よい深さなので、オン・オフ関係なくさまざまなシーンで活躍してくれます。
3. ヘインズ プレミアムジャパンフィット ポケットTシャツ 23FW PREMIUM Japan Fit(HM1-V003)
最後にご紹介するのは、クルーネックでポケットが付いたモデル。ポケット付きのTシャツは重ね着のインナーには不向きなので、アウターとして、もしくは1枚で着るのがおすすめです。ブラックかネイビーを選べば透け感も気になりません。
ヘインズの最上級Tシャツ「ヘインズプレミアム・ジャパンフィット」
今回はヘインズの最上級のTシャツ「ヘインズプレミアム・ジャパンフィット」をご紹介しました。Tシャツは毎日のように使える定番中の定番アイテムだからこそ、“質”にこだわってみてはいかがでしょうか。