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パタゴニアのフリースおすすめ5選!人気モデルの特徴と違いも紹介

メンズの冬のワードローブに欠かせないフリースジャケット。ダウンジャケットよりも軽く気軽に着用できるため、デイリーユースに最適です。元々、アウトドアアイテムとして誕生したフリースは、簡単に手の届くウェアではありませんでしたが、ユニクロが低価格で販売したことがきっかけとなり、より身近な存在になりました。ユニクロのフリースも悪くはないのですが、「本気のフリースが欲しい!」と思う方も多いはず!それならパタゴニアのフリースがおすすめです。フリースブームの立役者でもあり、フリースジャケットのパイオニアとしても知られるパタゴニアのフリースジャケットなら一生モノとしても最適と言えます。

今回は、大人世代が納得して着用できるパタゴニアのフリースジャケットをご用意!本気のフリースジャケットが欲しい方やパタゴニアのフリースジャケットが気になる方は参考にしてみてください!

パタゴニア=フリースジャケット

[パタゴニア] ブルゾン クラッシックレトロX ジャケット ベージュ メンズ photo by : amazon.co.jp

ユニクロのフリースジャケットがあまりにも市民権を得たため、「フリース=ユニクロ」をイメージされる方が多いようです。もちろん、フリースジャケットはユニクロでも人気アイテムですが、フリースジャケットのパイオニアといえば間違いなくパタゴニアです。

フリースジャケットは、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナード氏が、汗や雨などの水分を吸って重くなってしまうウールのセーターに不満を持ったことがきっかけで誕生しました。

ウールに代わる素材を考えていたイヴォン氏は、北大西洋の漁師が着用していたパイル生地のセーターのことを思い出します。

さっそく、パイル生地を使用しセーターを作ろうとしたイヴォン氏でしたが、当時衣料用のパイル素材が市場にはなく、「モルデン・ミルズ(現在のポーラテック社)」というファブリックメーカーが便座カバー用の生地を採用することに。1985年にはモルデン・ミルズとパタゴニアは、共同開発で現在のフリースである「シンチラ(合成チンチラ)」を開発、アウトドアウェアとして大ヒットを記録しました。

初めてパタゴニアのフリースを買うならどれ?各モデルの特徴を紹介

元祖フリースジャケットブランドであるパタゴニアには様々なフリースがあります。実際にパタゴニアのフリースを愛用する筆者が初めてパタゴニアのフリースを購入する方におすすめのモデルをご紹介!パタゴニアのフリース選びの参考にしてください。

シンチラ

[パタゴニア] M's Lightweight Synchilla Snap-T Fleece Pullover photo by : amazon.co.jp

このモデルからフリースの歴史が始まりました。スタンダードモデルでもある「シンチラ」は、パタゴニアのフリースを初めて購入される方に最適です。フルジップアップタイプも人気ですが、個人的には、プルオーバータイプのクラシカルなモデルがおすすめ。アメカジやストリートスタイルとの愛用は抜群です。

レトロ X

[パタゴニア] メンズ クラシックレトロXジャケット フリース photo by : amazon.co.jp

パタゴニアのフリースといえばやはり「レトロX」です。毛足の長い「モコモコ」としたフリースを使用しており、保温性と防寒性の優れている点が大きな魅力。アウターとしてフリースジャケットを使いたい方には最適なモデルです。

またクラシカルなデザインも人気の秘密。アメカジブームの今、特に注目を集めるモデルでヴィンテージのレトロXは現行のアイテム以上の金額で取引されています。ちなみに木村拓哉氏も愛用されていろ須です。

パタゴニアのフリースの選び方は?

[パタゴニア] M's Los Gatos Fleece Crew photo by : amazon.co.jp

ここではパタゴニアのフリースの選び方について説明します。

目的に合ったフリース選びが重要

どんなブランドのフリースジャケットにも言えることですが、目的に合ったフリースを選ぶことがとても重要です。ヘビーアウターとして使う場合は、毛足が長く、保温性に優れた「レトロX」がおすすめですし、インナー使いがメインなら、プルオーバータイプが便利です。

筆者は、アウターとしてフリースジャケットを選ぶ場合は中に厚手のニットやスウェットを着てジャスト、インナーとしてフリースジャケットを選ぶ場合は、サーマルや薄手のニットを着てジャストくらいのサイズを選ぶようにしています。

長く着ることを考えるならダークトーン

90年代、鮮やかなカラーのフリースジャケットをリリースし、フリースブームを巻き起こしたパタゴニア。そのため、「パタゴニアのフリースならキレイな色が欲しい!」と思う方も多いかと思います。もちろん、キレイなカラーのフリースも素敵ですが、長く着用するならダークトーンがおすすめです。

パタゴニアのフリースは作りがいいので大切に着れば本当に長く愛用できます。またメンテナンスも可能なのでまさに一生モノです。

一生モノとしてのフリースなら飽きの来ないダークトーンが一番ではないでしょうか?また、ダークトーンのフリースならどんな着こなしにも似合う点も大きなメリットです。

特に初めて、パタゴニアのフリースを購入される方は、黒やグレーを選んでみてはどうでしょう?

パタゴニアとユニクロのフリースの違いは?

パタゴニアとユニクロ、どちらもフリースジャケットが人気のブランドです。しかし金額は5倍以上の差があります。「金額が高いからパタゴニアのフリースの方が上なの?」と思う方もいると思いますが、ユニクロのフリースジャケットも保温性は十分です。

実際に、パタゴニアとユニクロのフリースどちらも所有する筆者が、違いについて説明します。

ヘビーアウターとして着用するならやはりパタゴニアの方が保温性には優れています。耐久性についてもパタゴニアの方が上に感じました。しかし、3000円という金額を考えればユニクロのフリースジャケットはコスパ抜群です。また、カラーバリエーションやシンプルさではユニクロの方が上。ライトアウターとして街中で着用するならユニクロで十分に感じます。ただ、手の届きやすい価格帯であるユニクロのフリースジャケットは人と被る確立がかなり高い点がデメリットといえるでしょう。

パタゴニアのフリースなら人と被ることも少なく、また被ったとしても嫌な気がしない点が大きな魅力です。また、着ていて気分がいいという点は、パタゴニアのフリースジャケットの最大のメリットではないでしょうか?

40代50代におすすめのパタゴニアのフリースジャケット5選

この章では実際におすすめのアイテムをピックアップして紹介します。

M’s Lightweight Synchilla Snap-T Fleece Pullover

M's Lightweight Synchilla Snap-T Fleece Pullover photo by : amazon.co.jp

パタゴニアの人気アイテムであり、すべてのフリースジャケットのオリジンである「シンチラ」。さまざまなタイプがありますが、スナップボタンのプルオーバータイプは押さえておきたい逸品です。アウターとしてもインナーとしても活躍してくれる頼れるフリースジャケットです。穿き込んだデニムやチノパンを合わせて90年代スタイルを楽しむのもおすすめ。初めて、パタゴニアのフリースジャケットを購入される方にも最適です。

MEN’S CLASSIC RETRO-X FLEECE JACKET

[パタゴニア] MEN’S CLASSIC RETRO-X FLEECE JACKET photo by : amazon.co.jp

「シンチラ」と双璧をなす「レトロX」は毛足の長いフリースを使用しているため、保温性抜群です。クラシカルなデザインが人気のアイテムで、アメカジにもよく似合います。ヘビーアウターとしてのフリースジャケットをお探しの方にもおすすめのモデル。またこちらも初めてパタゴニアのフリースにトライされる方にも最適なアイテムです。

Men’s Retro Pile Jacket 22801

[パタゴニア] メンズ・レトロ・パイル・ジャケット photo by : amazon.co.jp

毛足の長いポーラテック素材のフリースを使用した「レトロパイルジャケット」。厚みのあるフリース生地を使用しているので、ヘビーアウターとしても活躍してくれます。「レトロX」に似たデザインですが、金額は「レトロX」よりも安い点も魅力的です。

MENS R1 AIR FULL-ZIP HOODY 40255

[パタゴニア] MENS R1 AIR FULL-ZIP HOODY photo by : amazon.co.jp

軽量で通気性と速乾性を備え、寒冷な状況での激しいアクティビティに最適なテクニカル・フリースである「R1エアフルジップフーディ」。活動中も快適さを保つ構造のリサイクル・ポリエステル100%素材を使用しています。フーディタイプなので突然の雨にも強いフリースジャケットです。

M’s Better Sweater Jacket

[パタゴニア] M's Better Sweater Jacket photo by : amazon.co.jp

上品なニットセーターの雰囲気とフリースの暖かさを兼ね備えた「ベターセーター」。リサイクルポリエステル100%ですがウールのような質感が人気のアイテムで、大人には特におすすめです。アウターとしてもインナーとしても便利。また世界的には、パタゴニアのフリースの中で一番売れているモデルです。

大人がこだわるならパタゴニアのフリース

ユニクロをはじめ、さまざまなブランドからリリースされるフリースジャケット。どのブランドからリリースされるフリースジャケットも保温性は十分なのですが、こだわるならやはりパタゴニアのアイテムがおすすめです。

フリースジャケットのパイオニアであるパタゴニアのフリースは長く愛用してもヘタリも少なく一生モノとしても最適です。こだわりを持って長く愛用できるフリースジャケットをお探しの方は、パタゴニアのフリースをチェックしてみてはいかがでしょうか?

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大人世代にハマる!デザインや履き心地に優れたWrangler(ラングラー)のジーンズ5選

ジーンズ三大ブランドの一つWrangler(ラングラー)。本当の魅力を知れば、実は大人世代の方にこそハマるブランドです。 本記事ではWranglerのジーンズを厳選して5つ紹介。その魅力や選び方について解説するので参考にしてください。 他にない魅力を持ったWranglerのジーンズを履いて、一味違う大人のファッションを楽しんでみませんか。 Wranglerの歴史 Levi's、Leeより後発のWranglerは、ノースカロライナ州でワークウェアを扱っていたブルーベル社が1943年にケーシー・ジョーンズ社の買収により取得したブランドでした。1947年に入ると、Wranglerブランドはワークからウエスタンの分野へとターゲットを変えていきます。 ジーンズブランドとして世界で初めてデザイナーを起用し、カウボーイ(とくにロデオ)向けに作られたジーンズは独自のデザイン性を持つものに。鞍に乗ったときに履き心地が良く見映えもするデザインで、後にロデオ協会からの公認を受けました。1980年代以降はカウボーイだけでなくジョンレノンなど多くの著名人にも愛され、世界的なジーンズブランドとして確固たる地位を築いたのです。 現在ブルーベル社はVFコーポレーションに買収され消滅しており、日本国内ではエドウイン傘下のLee Japanが販売の権利を保持しています。 Wranglerのジーンズの魅力 Wranglerのジーンズには、他のジーンズとは一味違う独自の魅力がいくつもあります。大人世代の男性もハマる、Wranglerの魅力の数々について解説します。 洗練されたデザイン ロデオ騎手向けに開発された経緯から、Wranglerのジーンズには洗練されたデザイン性があります。 Wranglerは1947年当時ハリウッド西部劇の衣裳デザイナーであったロデオ・ベンを起用し、現在まで受け継がれるモデルのプロトタイプ「11MW」を開発しました。その後のラングラーのジーンズには、ワークスタイルとは違った「7アイコンズ」と呼ばれる機能美から生まれたディテールが存在します。 たとえば、鞍を傷付けないために金属製の留め具(リベット)が平らになっていることや、ハイウエストをスムーズにするためにヨーク部分が後見頃に上から重なること。そしてバックポケットにはWranglerの頭文字Wのステッチが入ること。 これら独自のディテールは、洗練されたデザインへと変わっていきました。 履き心地が良い ロデオ競技にも耐えられる優れた履き心地も、Wranglerのジーンズの魅力のひとつです。 Wranglerのジーンズは馬に乗っている状態で履くことを想定し、鞍に座っても快適なように股上が深く作られています。また、ベルトループがLevi'sなどよりも後ろに2つ多く付けられていて、激しく動いてもズレてくることがありません。 ロデオのハードな動きに負けない耐久性を持ちながら、一方で体に沿った履き心地の良いシルエットを実現。この特徴は、デスクワークを伴う現代のライフスタイルにも適しています。 さまざまな織り方のデニムを楽しめる Wranglerのジーンズは、各年代によって織り方の違うデニム生地を楽しめます。 Levi'sやそれを手本とする多くのジーンズは右綾で織られていて、ザラつきのある生地が特徴です。洗濯を重ねると右回りにねじれが起き、メリハリのある色落ちをします。一方Leeは左綾で織られていて、生地は柔らか。左回りにねじれ、全体的な色落ちをするのが特徴です。 初期のWranglerは左綾で織られていました。その後Wranglerは1964年、生産拡大と同時期にデニム生地のねじれ解消を実現した「ブロークンデニム」を開発します。耐久性と独特な色落ちを持った新たな織り方の生地の誕生です。 この経緯からWranglerには初期の左綾、ブロークンデニム、さらに過渡期のイレギュラーな右綾と、さまざまな織り方の生地が存在します。現行のブロークンデニム以外にも、復刻されたモデルで再現された異なる生地を楽しめますよ。 Wranglerのジーンズの選び方 Wranglerのジーンズは現行・復刻のモデルで特徴が異なります。サイズの選び方と好みのモデルの選び方について解説するので参考にしてください。 ワンサイズ上を選ぶ 洗濯による縮みを考えて、ウエストは実寸よりもワンサイズ上を選ぶと良いでしょう。 サンフォライズド加工(防縮加工)されているとは言え、綿100%の生地は洗濯を繰り返せばワンサイズほど縮みます。大人らしくジャストで履くのが望ましいですが、縮みは考慮してやや余裕を持たせたサイズ感を選ぶのが無難でしょう。 自分の体の実寸が分かれば、サイズ表と比較してワンサイズ上を。洗い済みのジーンズでちょうどいいサイズのものが手元にあれば、そのインチを参考に選べば大丈夫です。 各年代の生地やディテールで選ぶ 感覚的に好みの生地やディテールで選ぶのは、ファッションの本来の楽しみ方です。 Wranglerのジーンズは、各年代によって生地が変容し、ディテールは削除・追加されているのが魅力。現行・復刻それぞれ違った魅力があるので、ファッションとして身に付けて気分が上がるものを見つけてください。直感で決められない場合は、普段のコーデとの相性から逆算するという方法もおすすめです。 シルエットで選ぶ 動きやすさや見た目の印象を考えて、シルエットを重視して選ぶのもおすすめです。 Wranglerのジーンズはロデオ向けに開発された経緯があるので、基本的には体にフィットする洗練されたシルエットのものが多いです。ただ、時代ごとに求められるフィット感も微妙に変わるので、リリース当時と現代では少し形が違ったりもします。 自分のライフスタイルや体格に合ったシルエットのモデルを選ぶと良いでしょう。 Wranglerのジーンズ5選 Wranglerのジーンズでおすすめモデルを現行・復刻の中から5つ紹介します。各モデルの特徴を解説するので、前述の選び方を参考に好みのものをみつけてください。 ARCHIVES(復刻) 11MW 1951モデル まずは、ARCHIVES(復刻)の中から「11MW 1951モデル」を紹介します。 ハリウッド西部劇のカスタムテーラー「ロデオ・ベン・リヒテンシュタイン」を招き、カウボーイ(とくにロデオ競技)向けに作られた初の本格的ジーンズ。当時はまだ左綾のデニム生地で、深い股上とベルトループの多さによって腰回りのホールド感が実現されたのが画期的でした。また、馬に乗ることを前提にしているため、高めに配置されたバックポケットや突起のないリベットといったディテールも誕生。 程よいわたりの太さとテーパードは、多くの人に受け入れられる洗練されたシルエット。当時のこだわりを体感したい方にはおすすめです。 ARCHIVES(復刻) 11MWZ 1958モデル 次に、ARCHIVES(復刻)「11MWZ 1958モデル」を紹介します。 その後長くWranglerの定番として愛された完成形のモデルです。型番の最後のZの文字はジッパー(ZIPPER)のZ。全面の開閉がボタンフライだとロデオ競技中に鞍にひっかかる事故が発生したため、危険回避のためにジッパーが採用されることになりました。また、7アイコンズと呼ばれるWrangler独自のディテールは、より耐久性のある素材へと進化しています。 左綾の生地や程よいシルエットは「11MW 1951モデル」と同じ。大きく違うのは前面の開閉がジッパーかボタンフライか。パッチなどのディテールがわずかに違うので、直感的な好みで選べばOKです。 ARCHIVES(復刻) 10MW 1964モデル Wranglerの中では極めてイレギュラーな右綾のモデル、「10MW 1964モデル」も興味深いアイテムです。 過渡期であった1964年のわずか1年だけリリースされたモデルを再現。Wranglerでは行われてきた巻き縫いではなく、割り縫いによってセルビッジ(耳)が見える仕様になっています。右綾の代表格Levi'sを想起させる仕様とも言えるでしょう。 1951年・1958年の復刻モデルと比べると、ゆったりしたわたり幅からテーパードがしっかりかかったシルエット。いつも履いているジーンズの延長でWranglerのおもしろさを体感したい方におすすめのモデルです。 USA企画(現行) 13MWZ USA企画で発売されている現行モデル13MWZは、コストパフォーマンスの良いモデルです。 13MWZは、Wranglerの代表モデル11MWZの後継モデル。このアイテムは1964年誕生時の13MWZモデルをベースに復刻され、現在も本国アメリカで発売が続いています。 7アイコンズ以外に最も大きな特徴は、ブロークンデニムというWrangler独自の生地。右綾や左綾の生地はいずれも、履き込み洗濯を繰り返すうちにねじれを生じるのが問題でした。ブロークンデニムは綾織の綾目を崩した特殊な織物で、手触りが柔らかく洗ってもねじれる問題がありません。 やや細身でテーパードがかかった現代的なシルエット。リーズナブルな価格でWranglerらしい醍醐味を味わえますよ。 USA企画(現行) 936 スリムフィット 最後に紹介するのは、USA企画の現行モデル「936 スリムフィット」です。 こちらは現行モデル13MWZのスリムフィットバージョン。7アイコンズと呼ばれるディテールやブロークンデニム生地はそのままに、わたり幅だけをさらにスリムにしています。ただし、あくまでも原点はカウボーイ向けなので、ブーツを履けるように膝から裾まではストレートで13MWZと同じ太さに調整。 かなりフィット感のあるシルエットで、細身の方やスマートに着こなしたい方にとくにハマるモデルです。 Wranglerのジーンズを履いて 本記事では、大人世代におすすめのWranglerのジーンズを5つ紹介しました。 Wranglerのジーンズは他にはないデザイン性と履き心地が魅力です。いろいろな生地やシルエットでできたモデルを吟味して、ぜひ好みの1本を見つけてください。 履くと実はかっこいいWranglerのジーンズ。ぜひ気に入ったモデルを手に入れて、同年代の大人男性と差を付けましょう。

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