170年以上の歴史を持つアメリカのベーシックアパレルブランド「フルーツオブザルーム(FRUIT OF THE LOOM)」。日本でもプリントTシャツのボディとして使用されるなど、高い人気を誇っています。
フルーツオブザルームには薄手から厚手、ポケット付きなどさまざまな種類のパックTシャツがあり、初めて購入する場合は自分のニーズに合うモデルを見つけるのに時間がかかるかもしれません。
そこで今回は、フルーツオブザルームのパックTシャツの中から日本企画の定番モデルを3つご紹介します。またブランド名の由来やフルーツのロゴが誕生した経緯、パックTシャツのサイズ感なども解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
綿生地問屋がフルーツオブザルームの起源
フルーツオブザルームの創業は1851年。アメリカ・ロードアイランド州で綿生地を取り扱う問屋「B.B.&R Knight社」としてスタートしました。
1856年、創業者のロバート・ナイト氏は、友人の娘が描いたリンゴの絵を一部の生地のラベルに採用します。するとその生地が瞬く間に人気商品に。可能性を感じたロバート・ナイト氏は、リンゴのラベルをすべての商品に取り付けることにしました。
1870年、アメリカで商標に関する法律が制定されると、B.B.&R Knight社はフルーツオブザルームの商標登録を申請。その翌年に正式に登録され、フルーツオブザルームブランドが誕生しました。
「FRUIT OF THE LOOM」には、日本語で「織機から生まれた果実」や「織機で実を結ぶ」といった意味があります。このことからブランド名には、『繊維業界で成功してみせる』という創業者の思いが込められているのではないかともいわれています。
ロゴに描かれた4種のフルーツ
フルーツオブザルームは1893年のシカゴ・ワールドフェア(万国博覧会)に出展する際、リンゴと2種類のブドウ、スグリが描かれたロゴを定番化します。
現在のロゴにもその4種のフルーツが描かれており、「フルーツオブザルームのロゴを知らないアメリカ人はいない」ともいわれるほど、アメリカの老若男女のライフスタイルに強く根付いています。
フルーツオブザルームにはフルーツ染めされたアイテムがある?
フルーツオブザルームには、フルーツダイ(果実染め)によるカラフルなカラー展開のアイテムもあります。フルーツダイは、ライチやメロン、ブドウ、マンゴーなどのフルーツを煮出して抽出した自然染料に微量の化学染料を配合することで、鮮やかな発色を実現する特殊技術。
シンプルな構造の化学染料とは違い、自然染料の中には1色につき何種類もの色素が入っています。その色素に光が反射することで、奥行きや揺らぎのある独特の色彩が生まれるのだそう。自然染料によって染め上げられたアイテムは、森林などの自然の色彩と同じように、癒やしや温もりを感じられる優しい色合いです。
そんなフルーツダイが行われているのは、なんと日本の工場。色落ちを防ぎつつ鮮やかに染め上げるには非常に高度な技術を要するため、限られた工場でしか生産できないのだそうです。
フルーツオブザルームのパックTのサイズ感
フルーツオブザルームはアメリカのブランドですが、パックTシャツは日本で企画されたサイズ感になっています。
スタンダードなシルエットのモデルであれば、1サイズアップして着るのがおすすめです。そうすることで昨今のトレンドにも合いますし、洗濯後に多少縮んでも安心です。ただし、もともとオーバーサイズに作られているモデルを購入する場合は、いつも着用しているサイズを選びましょう。
以下は定番人気のモデル「スタンダードクルーT」のサイズ表です。お持ちのTシャツを計測し、比較してみてください。
サイズ身幅肩幅着丈袖丈S45.5416519M5142.568.520L53.5447221XL56467522
パックTシャツ以外のアメリカ規格サイズのモデルは日本人が着るには袖丈や着丈が長い傾向にあります。1サイズ下げた方がよい場合もありますので、必ずサイズ表をチェックしてください。
フルーツオブザルームのパックT・定番3モデル
ここからはフルーツオブザルームの日本企画の定番モデルを3つご紹介します。
1. スタンダードクルーT
「スタンダードクルーT」はアメリカでもっとも定番のモデル「T3930R」の日本限定版。日本企画のモデルなので、着丈や袖丈が長すぎることなく、日本人体型にフィットしてくれます。サステナブルで高品質、透明性が高いといわれる「COTTON USA」が使用されており、アメリカンTシャツらしいドライな肌触りです。
フルーツオブザルームのパックTシャツはコスパの良さも魅力の一つ。上質なコットンを使用したスタンダードTは2枚セット・約2千円で手に入れられます。
スタンダードクルーTの生地は4.8オンスと若干薄手なので、透けない白Tをお探しの方は3つ目にご紹介する「7オンスヘビーウェイトT」をチェックしてみてください。
2. フェイバリットポケットT
「フェイバリットポケットT」はスタンダードクルーTのポケット付きバージョン。着用したときのシルエットを第一に考えてサイズ設定されたポケットがワンポイントになり、1枚で着ても様になります。
また首周りは耐久性を高めるために「二本針縫製(ダブルステッチ)」で仕上げられていて、洗濯や着用を繰り返してもヨレにくくなっています。
フェイバリットポケットTもスタンダードクルーTと同じ4.8オンス。若干透け感があるので、極力肌から生地が離れるように1サイズアップしてゆったりと着こなしましょう。
3. 7オンスヘビーウェイトT
最後にご紹介するのは「7オンスヘビーウェイトT」。1枚で着ても透けにくい厚みがありながら、インナー使いができる柔らかさも兼ね備えたモデルです。
ブランドロゴやサイズなどはボディに直接プリントされているので、首元のタグのチクチクを感じることなく快適に過ごせます。また脇に縫い目のない「丸胴編み」という仕様によって、縫い代の違和感すら感じさせないストレスフリーな着心地です。
日本人体型にもフィットするフルーツオブザルームのパックT
今回はフルーツオブザルームのパックTの中から、日本企画の3モデルをご紹介しました。フルーツオブザルームはアメリカのブランドですが、日本企画のパックTシャツならサイズが選びやすく、体型にもフィットしてくれます。ワードローブの定番アイテムの候補としてぜひ一度試してみてください!
抜群の履き心地と洗練されたデザインが大人の男性を魅了してやまないニューバランスのスニーカー。カジュアルからキレイめまで、あらゆるシーンで重宝できるスニーカーは、おしゃれを楽しむ大人の男性必須のアイテムです。
今回は、ニューバランスのお気に入りの一足を見つけてもらうために、おすすめモデルや選び方のポイントをご紹介します。あなたのぴったりの一足を選ぶ参考にお役立てください。
ニューバランスのスニーカーの歴史
ニューバランスは、1906年にアメリカのボストンにて誕生。元々は、扁平足などを治すための矯正用シューズを取り扱うブランドでした。ニューバランスには「履いた人に新しい(new)バランス(balance)感覚をもたらす」という意味が込められています。
その後、解剖学的な知識、整形外科や運動生理学へのノウハウを生かしてカスタムメイドのランニングシューズの製造を開始します。高い製造技術からランニングシューズとしての地位を確立したニューバランス。創業から約120年経った今でも、最先端のテクノロジーを取り入れたシューズは、最高の履き心地を実現しています。
そんなニューバランスのスニーカーが、ランニングシューズの枠を超えてタウンユースとして人気が出たのは1980年代。当時は、アメリカ国内のストリートファッションやカジュアルウェアのトレンドが変化した時期でした。スポーツシューズがファッションアイテムとして受け入れられるようになり、機能性、ファッション性に優れたニューバランスのシューズは、すぐにファッション愛好家のハートを掴みました。
ブランドの伝統を大切にしつつ、最先端のテクノロジーを取り入れて進化を続けるニューバランス。現在もスニーカーファンやファッション愛好家を夢中にさせています。
ニューバランスのスニーカーを選ぶポイント
ニューバランスのスニーカーには数多くのラインナップが揃っていますが、実際にアイテムを選ぶ際は、どんなポイントに注目すればよいのでしょうか。
モデル番号でわかるニューバランスの個性
ニューバランスのスニーカー選びで大切なのは、シューズ名についている数字の意味を知ることです。数字によってスニーカーのタイプが分かれているので、数字の意味を理解するとお気に入りの一足を選びやすくなります。
ここでは、モデル番号ごとの特徴をご紹介します。
300番台:コスパに優れたエントリーモデル
ニューバランスのスニーカーの中で最もお手頃でコスパがいいのが300番台です。いわば、エントリーモデルとも言える300番台ですが、ニューバランス「らしさ」がつまっています。
他のモデルと比べると、耐久性が若干落ちるものの、履き心地、歩きやすさなどの機能性に優れ、おしゃれなデザインが特徴です。300番台の中で人気の327は、70年代を席巻した数々のニューバランスのシューズからインスパイアされて誕生しました。
クラシカルなデザインが多い300番台。歴史を受け継ぎながらもトレンド感を取り入れる300番台から今後も目が離せません。
500番台:オフロードにルーツを持つ安定感と無骨なデザイン
500番台は、舗装路以外のオフロード用シューズとして開発されました。そのデザイン性の高さから、ランニングシューズの枠を越えてタウンユースとして幅広い方に愛用されるシリーズになっています。
オフロード用のシューズのため、ゴツゴツとした丸みのあるシルエットが特徴です。アウトドアでも活躍できる溝の深いアウトソールが抜群の安定感、歩き心地を実現しました。
ボリューム感があり武骨なデザインが男心をくすぐり、574や576は、ニューバランスを象徴するアイテムに。今や500番台のスニーカーを街で見ない日はないほど、多くのファッション愛好家に選ばれる一足となっています。
900番台:クラシカルなデザインと最新技術が融合
ニューバランスを代表する990シリーズは、オンロード(舗装路)用のランニングシューズとして1982年に誕生。最新技術を集結して開発され「1000点満点中990点」とのキャッチコピーで話題となりました。
当時としては非常に高額な100ドル(当時のシューズ4足分)で発売された990は、次々に最新のモデルを展開。時代とともに進化を続け、スニーカー界において確固たる地位を築きました。
990シリーズは、スタイリッシュなシルエットが特徴です。カジュアルからキレイめまであらゆるシーンで活躍します。クラシカルな要素を残しつつ、最新の技術を搭載している990シリーズは、すべての大人の男性必見のスニーカーです。
1000番台:極上の履き心地を追及したフラッグシップモデル
高価格帯のスニーカーとして話題になった990シリーズからさらに、ハイスペックを追求した1000シリーズ。1985年に初の1000シリーズとして「1300」を発表しました。実際に1300を履いたラルフ・ローレンが「雲の上を歩いているようだ」と絶賛したという逸話も残されています。
1000シリーズは、ニューバランスのスニーカーにおいてフラッグシップモデル(最高級の品質)として極上の履き心地を実現。安定性、クッション性に優れた1000シリーズは、ファッション業界の評価も高く、世界中のファッショニスタに愛されています。
1000シリーズは、ボリューム感のあるシルエットが特徴のスニーカー。ゴツゴツとしたシルエットでアウトドアやカジュアルシーンで履きこなしたい方におすすめです。
2000番台:衝撃吸収、反発性に優れた最新モデル
ニューバランスのフラッグシップモデル(最高級の品質)として高い機能性を持つ2000番台。21世紀に入り、ニューバランスのフラッグシップラインは、1000番台から2000番台に移行されます。
2001年に、初の2000番台のシューズであるM2000が発表されました。その後、2003年のM2001を皮切りにトータル5種類の2000番台のモデルが発売されています。
2000番台は、衝撃吸収、反発性に優れた高い機能性が特徴です。ニューバランスの最先端のテクノロジーが集結しており、軽量化、履き心地など常にアップデートを繰り返しています。重厚感のあるシルエットでカッコよく大人の雰囲気を出したい方におすすめです。
ランニング?普段使い?用途で選ぶモデルタイプ
モデル番号別の特徴を押さえたら、自分がどんな用途でシューズを履くか想定してみましょう。
本格的なランニングやフィットネスを目的にするなら、クッション性や安定性に優れた「900番台」や「1000番台」、最新技術が詰まった「2000番台」がおすすめです。長時間の使用でも足への負担を軽減し、快適なパフォーマンスをサポートしてくれます。
一方で、普段使いやタウンユースでファッションとして楽しみたい場合は、「300番台」や「500番台」が人気です。クラシックなデザインや豊富なカラーバリエーションは幅広いおしゃれに合わせやすい魅力を持っています。
サイズはハーフサイズアップがおすすめ
ニューバランスのスニーカーを購入する際に、多くの方が悩むのがサイズ選びではないでしょうか。
一般的なスニーカーと比較して、ニューバランスのシューズはやや細身の作りになっているモデルが多い傾向があります。そのため、普段履いているスニーカーと同じサイズを選ぶと、足の幅が合わずにきつく感じたり、指先に余裕がなかったりする場合があります。
おすすめは普段のサイズからハーフサイズ(0.5cm)アップしたサイズ。足の指先に適度なゆとりが生まれ、快適な履き心地を実感しやすくなります。
もちろん、モデルや個人の足の形によってフィット感は異なるため、可能であれば実際に試着するのが一番です。しかし、オンラインで購入する際は、この「ハーフサイズアップ」をぜひ参考にしてみてください。
おすすめのニューバランススニーカー5選
ニューバランスのおすすめのスニーカーを厳選して5つご紹介します。ニューバランスのスニーカーは、足幅が狭めなのでハーフサイズからワンサイズ大きめをチョイスすることをおすすめします。
U574
ニューバランスのスニーカーを語る上で外せない574。ニューバランスの歴史の中で最も履かれたシューズとしてシンボル的な存在です。今もなお、根強い人気を誇る定番のスニーカーとして、おしゃれな大人の男性に欠かせないアイテムになっています。
500番台は元々、舗装路以外のオフロード用シューズとして開発されたシューズです。そのため、優れたクッション性とグリップ性を発揮するミッド&アウトソールが快適な履き心地を提供します。
シンプルでクラシックなデザインは、おしゃれな大人の男性の足元にふさわしい一足になること間違いなし。あらゆるシーンに溶け込み、ワンランク上のカッコよさを演出してくれます。
CM996
1988年に990シリーズの第3弾として発表された996。発売以来、おしゃれな男性のハートを掴み、ロングセラーモデルとなりました。現在では、スタンダードモデルとしてニューバランスを代表するスニーカーとして多くの男性に愛用されています。
卓越した機能と完成されたデザインが人気の996。EVA素材(ポリエチレンよりも軽量で弾力のある樹脂素材)を独自の製法で圧縮成型し、クッション性と軽量化を実現。耐久性にも優れたミッドソールが採用されています。
アッパーにはスエードとナイロンメッシュが組み合わされ、スタイルによってさまざまな表情を作れます。カジュアルスタイルからシャツに合わせるキレイめスタイルまであらゆるシーンで活躍。クラシカルな人気モデルの996でさまざまなスタイルのおしゃれを楽しみましょう。
2002R
2010年に発表された 「MADE IN USA」ラインのフラッグシップモデル(最上位モデル)として登場した2002。そこからインスパイアされたデザインにニューバランスのハイテクノロジーが加わり、快適な歩行を実現したのが2002Rです。
ボリューム感のある武骨なデザインがあらゆるシーンで存在感を発揮すること間違いなし。アウトドアシーンでもタウンユースでも足元からワンランク上の大人の男性を演出できます。
ニューバランスらしくないデザインの2002R。力強さとタフさを連想させる一足です。
MS327
ニューバランスのオールドファンにはたまらない327。70年代を席巻した数々のレーシングシューズをアレンジしたレトロなフォルムにオーバーサイズのNロゴが特徴。伝統を大切にしながら進化を続けたニューバランスの代表作ともいえます。
ベーシックなカラーリングは、あらゆるカジュアルスタイルに合わせやすく、シーンを選びません。ユニックスサイズとして展開されているため、ペアでコーディネイトをすることも可能です。
他人とは被りたくない、オリジナリティを大切にする男性におすすめの一足です。流行に流されないこだわりの327であなただけのスタイルを楽しみましょう。
MR530
スポーツシーンからタウンユースまで、幅広いシーンで活躍してくれるモデルがMR530です。
デザインは2000年代に登場したフィットネスランニングシューズをベースに、洗練されたモデルへとアップデート。アッパー部分には曲線のデザインを施し、無骨さとスタイリッシュさが同居した見た目となっています。
ミッドソールには緩衝材と圧縮抵抗を組み合わせた「BZORBミッドソール」を採用しており、快適な履き心地を実現。フィットネスやランニングといったアクティブな場面から、普段使いやタウンユースまでどんなシーンにもマッチしてくれるモデルです。
おしゃれの楽しさを引き出すニューバランスのスニーカー
今回は、大人の男性におすすめのニューバランスのスニーカーをご紹介しました。
「おしゃれは足元から」とはよく言ったもので、ニューバランスのスニーカーはどのようなシーンでもカッコよくまとめてくれます。クラシカルなモデルもトレンドを取り入れたデザインも時代に左右されない存在感が魅力的です。ぜひこの機会に、ニューバランスのスニーカーで足元からおしゃれを楽しんでみませんか。
創業から100年を越えるアメリカの帽子ブランド「ニューエラ(NEW ERA)」。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)全チームのキャップを独占的に製造する「オフィシャルサプライヤー」であり、バリエーション豊かなベースボールキャップはファッションアイテムとしても広く親しまれています。
MLBの選手が試合中に着用する「オンフィールドキャップ」に採用されているのは、「59FIFTY(フィフティナインフィフティ)」と「LP(Low Profile)59FIFTY」という2つのモデルです。
59FIFTYはニューエラでもっともメジャーなモデルですが、ストリートファッションに取り入れられることも多いため、大人の男性の中には「手を出しにくい」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、もう1つの採用モデルである「LP 59FIFTY」です。
今回は59FIFTYとLP 59FIFTYの違いや、サイズ・デザインの選び方などを解説します。また、大人の男性におすすめのLP 59FIFTY5選もご紹介しますので、「ニューエラのMLBキャップって大人もかぶっていいの?」という迷いがある方は、ぜひ読んでみてください!
ニューエラ「LP 59FIFTY」と「59FIFTY」の違いは、“クラウンの深さ”と“バイザーのカーブ”
「59FIFTY」と「LP 59FIFTY」の違いは、クラウン(頭にかぶる部分)とバイザー(ツバ)を比べると分かります。
59FIFTYを真横から見ると、フラットなバイザーに対してフロント面がほぼ直角に接しており、クラウンは深めで若干角ばった形状をしています。こうしたシルエットのキャップは“男らしさ”や“ごつさ”を演出できますが、合わせられるファッションは限定的です。
一方、LP 59FIFTYはバイザーをあらかじめゆるやかにカーブさせた仕様。クラウンは59FIFTYよりも浅くて丸みがあり、頭の形をよりきれいに見せてくれる形状です。
このようにLP 59FIFTYはシルエットが美しく、ストリート感が控えめなので、大人のファッションにも合わせやすいモデルです。
ニューエラ「LP 59FIFTY」のサイズ・デザインの選び方
LP 59FIFTYは独特のサイズ展開、かつ非常に豊富なバリエーションのため、選ぶのに迷う方もいらっしゃるかもしれません。そこでここからは、サイズやデザインの選び方を解説します。
サイズは約1cm刻みの「トゥルーフィッテド」仕様
LP 59FIFTYはサイズ調節機能のない「トゥルーフィッテド」と呼ばれる仕様になっています。サイズも「7 3/8」のように、日本では見かけない独特のサイズ表記。
約1cm刻みで展開されているため、サイズを選ぶ前に「頭囲を測ること」が必須です。頭囲の測り方は以下を参考にしてください。
頭囲の測り方
1. 鏡の前に立ち、耳の付け根の上に指を2本並べた位置を確認する
2. おでこの中心からメジャーをスタートさせ、1で確認した位置と後頭部の一番出っ張っている部分を通るように一周させる
3. 鏡でサイズを確認する
測るときはメジャーを引っ張りすぎたり、たるませたりしないように注意してください。また、帽子は「頭囲に0.5〜1cmプラスしたサイズ」が適正サイズです。ぴったりしたキャップを長時間着用すると頭痛や蒸れ等の原因になるので、少しゆとりのあるサイズを選びましょう。
以下はLP 59FIFTYのサイズを日本サイズ(cm)表記に変換した表です。サイズ選びの際にご活用ください。
サイズ77 1/87 1/47 3/87 1/27 5/87 3/47 7/88頭周り(cm)55.856.857.758.759.660.661.562.563.5
頭囲は深く水平にかぶる位置と、後頭部にずらして浅くかぶる位置とでは、1cm前後の差が出る場合もあります。いつもキャップをかぶる位置が決まっている方は、その位置にメジャーを合わせて測るようにしましょう。
もし「サイズ選びに不安がある」という方は、アジャスターがついている「9TWENTY」や「9THIRTY」というモデルもおすすめです。ぜひそれらを紹介した記事も読んでみてください。
好きなカルチャーが発祥した地域のチームを選ぶ
MLBには全部で30ものチームがあり、本体カラーやチームロゴのデザインも実にさまざまです。単純にフィーリングで選ぶのもいいですが、もしストリートカルチャーが好きならおすすめの選び方があります。
それは自分の好きなカルチャーが発祥した地域のチームを選ぶ方法です。サーフィンやスケートボード、西海岸出身のHIPHOPアーティストが好きなら、カリフォルニア州の「ロサンゼルス・エンゼルス」や「サンディエゴ・パドレス」、東海岸のカルチャー・アーティストが好きなら、ニューヨーク州の「ニューヨーク・ヤンキース」や「ニューヨーク・メッツ」というように選ぶと、コーディネートするのも楽しく、より愛着も湧きます。
また、MLBキャップは総柄や鮮やかなカラーリングのものもありますが、ストリート色が強すぎたり、“やんちゃ感”が演出されてしまったりするので、大人の男性にはおすすめできません。ブラックやブラウン、ベージュ、ネイビーなどのベーシックカラーで、シンプルなデザインのものを選びましょう。
ニューエラのステッカーの扱い方は“自由”
ニューエラのキャップは購入時、ツバの表面、または裏面に、ゴールドかシルバーの丸いステッカーが貼られています。これはサイズやサイズ調節機能の有無を一目で確認できる「サイズステッカー」です。一般的にサイズなどが記されたタグやステッカーは取りはずすものですが、ニューエラのステッカーははがさずに着用している人をよく見かけます。
初めて購入するときには「どう扱うのが正解なの?」と迷う方もいらっしゃるかもしれません。結論をいうと、はがす・はがさないは「個人の自由」です。ただし、このようなスタイルが生まれたルーツを知っておけば、自分が購入したときにどう扱うかの判断材料になるのではないでしょうか。
サイズステッカーは“本物”であることの証
サイズステッカーをはがさないスタイルが生まれた背景には、アメリカのブラックカルチャーが大きく関わっているといわれています。かつてのブラック・アメリカンは貧しい家庭が多く、本物のニューエラキャップを手にすることが容易ではありませんでした。
そこで自分が本物をかぶっていることを証明するために、サイズステッカーをはがさずに残しておくようになったのです。また、ギャングスターのように万引き(悪さ)をして本物を手に入れたことのアピールだったという説もあります。
こうした背景があるため、特にHIPHOPが好きな人はブラックカルチャーへのリスペクトから“はがさない派”が多い傾向です。他には次のような選択肢もあります。
・日焼けや経年変化によってステッカーの跡がつくのを防ぎたい場合ははがす
・ツバの表面に貼られているステッカーを裏面に貼り替える
・59FIFTYやLP 59FIFTYなどサイズ調節不可のモデルについているゴールドのステッカーははがさない
このように人によって扱い方はさまざまなので、ルーツを鑑みたうえで判断してみてください。
大人男性におすすめのニューエラ「LP 59FIFTY」5選
ここからは大人の男性におすすめの「LP 59FIFTY」を5つご紹介します。
1. NEW ERA(ニューエラ) LP 59Fifty New York Yankees cap MLB ニューヨーク・ヤンキース ゲーム オンフィールド Dark Navy ダーク ネイビー MLB 公式 キャップ 帽子 Official
まずご紹介するのは、ニューヨーク・ヤンキースのオンフィールドキャップです。本格的なベースボールキャップにも関わらず、ネイビー×ホワイトの落ち着いたカラーリング。
通気性や吸汗速乾性、紫外線防御効果に優れた素材が使用されているため、長時間着用しても快適に過ごせます。ニューエラ初心者・上級者問わずおすすめの王道MLBキャップです。
2. [ニューエラ] キャップ ロープロファイル
つづいてもニューヨーク・ヤンキースのLP 59FIFTYです。ライトグレー×ホワイトのカラーリングはコントラストが低く、柔らかい印象に。
MLBキャップの中でも特に絶大な人気を誇るヤンキースのキャップ。「N」と「Y」をモチーフにしたロゴをデザインしたのは、ニューヨーク発のジュエリーブランド「ティファニー(Tiffany & Co.)」のルイ・B・ティファニー(Louis B. Tiffany)氏です。
ヤンキースキャップが野球ファンのみならず万人に支持されているのは、洗練されたロゴで日常のファッションに合わせやすいことも理由の一つだといえるでしょう。
3. [ニューエラ] キャップ ロープロファイル
こちらはロサンゼルス・ドジャースのロゴキャップです。本来のドジャースのオンフィールドキャップは、ブルー×ホワイトのカラーリングで少々ストリート色が強め。ブラック×ホワイトのカラーリングならスタイリッシュな印象に映ります。
4. [ニューエラ] キャップ ロープロファイル
つづいてはロゴが本体と同じカラーで刺繍されたドジャースのキャップです。こうしたクリーンなデザインなら、「大きなロゴが苦手」という大人の男性も取り入れやすいはず。
5. [ニューエラ] キャップ 59FIFTY サンディエゴ パドレス MLB 2017 ON-FIELD AUTHENTIC HOME LC LOW-CROWN FITTED CAP LP SAN DIEGO PADRES
最後はサンディエゴ・パドレスの2017年のオンフィールドキャップ。現在はブラウン×イエローのカラーリングですが、こちらはネイビー×ホワイトのカラーリングなので大人のファッションにもなじみます。
「LP 59FIFTY」モデルのMLBキャップは大人もかぶれる!
今回はニューエラの「59FIFTY」をご紹介しました。ニューエラのMLBキャップはバリエーションが非常に豊富で、カラーやシルエット違いが展開されていることがほとんどです。選び方を工夫することで大人ファッションにも取り入れられるので、以前から気になっていた方はこれを機会にぜひトライしてみてください!
デスクワークで体がガチガチになっていませんか?運動を始めたけど柔軟性が落ちて怪我をしやすくなっていませんか?
そんなミドルエイジの方に、簡単に使えるおすすめフォームローラーを4つ紹介します。実際に利用しているトレーニーの筆者がフォームローラーのメリットや選び方も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
フォームローラーで疲労とうまく付き合って、心も体も軽やかな毎日を送りましょう。
フォームローラーとは
フォームローラーとはどういうものなのか説明します。フォームローラーの存在を全く知らなかった方も、知れば試してみようかなと思うはずですよ。
体をほぐすアイテム
フォームローラーとは、硬くて耐久性のある円筒状の体をほぐすアイテムです。
比較的リーズナブルに買えるもので、トレーニング初心者や普段特に運動習慣のない方も利用できます。気軽に老若男女が使えるので、一家に一台あると便利です。
疲労回復・柔軟性向上などのメリット
フォームローラーのメリットは、疲労回復や柔軟性向上などさまざまです。
フォームローラーで筋肉をマッサージすれば、血行が促進されて疲労回復が期待できます。また、筋肉や臓器を覆っている膜をほぐす(筋膜リリース)ことで、筋肉の張りを解消して体をスムーズに動くように戻せます。
そして、フォームローラーを使って各種ストレッチを行うことができるので、柔軟性を向上させるメリットもあります。運動前にトレーニング時の姿勢を意識してストレッチすれば、トレーニング効果の向上も期待できるでしょう。
使い方は簡単
初心者でもフォームローラーの使い方は簡単なので心配ありません。バリエーションについてはほとんどの購入商品に説明が付記されています。
基本的には、まずほぐしたい部位に当てて痛すぎない程度の圧力で体重を載せます。そして、太もも、ふくらはぎ、背中などに当ててゆっくり転がすように1〜2分ほどほぐせばOKです。筋膜がほぐされて、疲労回復やリラックスの効果が得られるでしょう。
柔軟性を高める使い方としておすすめは、背中に当てて体重を預け胸郭を伸ばす方法です。胸郭をよりスムーズに開くことができれば胸や背中のトレーニングの際、対象としている筋肉にダイレクトに刺激を入れることができるようになります。
特にウォーミングアップのときに習慣化すれば、トレーニング効果の向上が期待できますよ。
フォームローラーの違いと選び方
フォームローラーの種類はたくさんあってどれが良いのか初心者には難しいですよね。そこで、具体的にどんな点に着目してフォームローラーを選べばいいのか解説します。
表面が柔らかい
初心者は、表面の柔らかさがあるタイプを選びましょう。
はじめてフォームローラーを使うときは、あまり痛みを感じないタイプがおすすめです。痛みでかえって体に悪影響が出たり、長続きしなくなってしまいます。
凸凹があるタイプが主流ですが、あまり凸凹すぎない滑らかなものを選んで、良い刺激と痛みのバランスをとるのが無難です。
また、軽くて耐久性があるもののほうが持ち運んで使用する場合にも便利なので、表面はEVA素材でできたモデルがおすすめです。
サイズが小さすぎない
いろいろな部位をほぐすためにも、それなりのサイズがあるモデルが良いでしょう。
あまりに細すぎたり短すぎたりすると狙った筋肉に当ててうまく転がせません。それでは、せっかくフォームローラーを使っても効果が半減してしまいます。
一般的な体格の方向けで、だいたい直径14cm長さ30cmくらいのサイズはほしいところです。
耐荷重を確認
商品は耐荷重を確認してから購入してください。
たとえば背中に対して使うときなど、体重のほとんどをフォームローラーに預けることになります。体格の大きい方が使う、もしくはフォームローラーが耐久性がない場合には壊れてしまう可能性があります。
長く使っていくためにも、購入前には耐荷重の範囲内に自分の体重が収まっていることをしっかり確認しましょう。
おすすめフォームローラー4選
おすすめのフォームローラーを4つ紹介します。
それぞれ特徴があるので、自分に合ったものをみつけてくださいね。
TRIGGERPOINT グリッドフォームローラー
まずおすすめしたいのが、TRIGGERPOINT(トリガーポイント)のグリッドフォームローラー。
TRIGGERPOINTは「フォームローラーに迷ったらこれ」というくらいに評価が高いです。自宅、ジム、オフィス、空間を気にせずにいつでも気軽に健康促進や生活の質の向上をサポートしてくれる人気のライフスタイルブランドです。
このグリッドフォームローラーは、指先、指全体、手のひらを再現した特殊形状の凸凹(特許取得済み)でいろいろな部位に心地よい刺激を与えてくれます。適度なサイズと柔らかさのモデルで、表面はEVA素材でできているので耐久性も十分。
初心者に安心なガイドを見れるQRコード付き。カラー展開も豊富なので、自分の好みのカラーを選んでジムなど自宅以外でも積極的に使ってください。
https://funday.jp/article/4735
ALINCO フォームリリースローラー 大きめ
続いてはフィットネス事業も手がける建設機材メーカーのALINKO(アルインコ)から、フォームリリースローラーの大きめサイズを紹介します。
フォームリリースローラー(大きめ)は体格の良い男性でも使えるサイジング。凸凹が大きくない滑らかな表面はEVA素材で、初心者にやさしいクッション性も兼ね備えています。
大きめサイズはクリームとブラックだけのカラー展開ですが、特にこだわりのない方には落ち着いた色味で問題ないでしょう。リーズナブルな価格設定と初心者には十分な品質があるのでおすすめです。
GronG フォームローラー ソフトタイプ
GronG(グロング)のフォームローラー(ソフトタイプ)は、はじめて使う方にはおすすめのモデルです。
サプリやトレーニング用品を扱うトータルスポーツブランドのGronG。フォームローラー(ソフトタイプ)は、しっかりとした品質でありながら初めての方が手が出しやすい価格帯に設定されています。
手のひらで押されているような大きめの凸凹と、指で押されているような小さな凸凹があって、当てる部位や好みによって使い分けできるのがポイント。しかも、どちらも押せばへこむソフトタイプなので、初心者でも痛みで嫌になることはありません。
YouTube動画で正しいフォームを解説までしてくれているので、迷うことなくすぐに体をほぐすことができますよ。
Wolfyok fitness 電動フォームローラー
最後に紹介するのは、Wolfyok fitness(ウルフヨック フィットネス)の電動フォームローラーです。
国内スポーツ&アウトドア用品メーカーのWolfyok fitnessが提供する電動のフォームローラーは、手動のものに比べて筋膜リリースの効果をより出してくれます。USBケーブルで充電可能な電動、表面の凸凹はEVA素材で、耐荷重は180kgまであるので体を乗せる際の心配はありません。簡単なボタン操作で優しい振動からパワフルな振動まで4段階で調節できるので、必要に応じて深い筋膜リリースを体感できます。
より短時間でより効果的に体をほぐしたい方にはおすすめのモデルです。
フォームローラーを使って体のダルさを取ろう
本記事では、特徴が少しずつ違うフォームローラーを4つ紹介しました。
年齢を重ねれば、運動を習慣化している人でさえ筋肉は張って柔軟性は落ちていくもの。疲労回復や柔軟性の向上のために、紹介したフォームローラーを少しずつでも習慣化していければOKです。
体のダルさが軽減されれば、これからの日々を活き活きと送ることができますよ。
「エアジョーダン」や「ダンク」、「エアフォース」に「エアマックス」など数々の名作スニーカーをリリースしてきた「NIKE(ナイキ)」。特にエアマックスは、「プレミアスニーカー」のパイオニアとしても知られています。
今回は、大人に似合うナイキのナイキの白スニーカーをご紹介。また、ローテクモデルやハイテクモデルの違いや魅力についても解説します。
バッシュやハイテクスニーカーといえばナイキ
バッシュやハイテクスニーカーといえばナイキをイメージされる方も多いかと思います。特に90年代のバッシュブームやハイテクスニーカーブームを経験された方にとっては、ナイキは他のスニーカーとは一線を画す存在ではないでしょうか。
90年代の裏原宿ムーブメントの洗礼を受け、ハイテクスニーカーブームを経験した筆者もナイキのスニーカーに特別な感情を抱くひとりです。
ここでは、ハイテクスニーカーブームについて説明します。
エアマックス95がハイテクスニーカーブームの火付け役
ハイテクスニーカーブームは、ナイキが1995年に発売した「ナイキ エアマックス95」が火付け役です。その人気は凄まじく、エアマックスを履いている人からエアマックスを奪う「エアマックス狩り」が社会問題となるほどでした。
しかし、意外なことにエアマックス95が大ブレークを果たしたのは1996年。発売から1年ほどたってからのことでした。今ではエアマック95といえば、イエローグラデーションをイメージされる方は多いとは思いますが、発売当初は、あまりにも斬新なデザインだったため、賛否が分かれたそうです。しかし、木村拓哉氏やイチロー氏がCM等で着用したことがきっかけとなり大ブレークを果たしました。当時は10万円を超える金額で取り引きされていたそうです。
現在でも高い人気を誇るイエローグラデーションのエアマックス95は2020年、2025年に復刻モデルを販売しましたが、いずれも定価以上の価格で取引されています。
ローテクスニーカーも人気のナイキ
エアマックス95が社会現象となったことで「ナイキ=ハイテクスニーカー」のイメージが定着していますが、実はローテクスニーカーも高い人気を博しています。
ナイキのローテクスニーカーといえば「コルテッツ」は外せません。また、クラシカルなバスケットシューズである「ダンク」もナイキの人気ローテクスニーカーとして有名です。特にアメカジや第二次ヴィンテージブームの影響でダンクや、エアジョーダン1などのクラシカルなバッシュは幅広い世代から注目を集めています。
ナイキはハイテクとローテクどちらがおすすめ?
ハイテクモデルもローテクモデルも人気のナイキ。どちらのモデルを選べばよいいか迷う方も多いかと思います。では、ナイキのハイテクスニーカーとローテクスニーカーの代表モデルを見ていきましょう。
ナイキのハイテクスニーカーといえばエアマックス
ナイキのハイテクスニーカーの代表格が「エアマックス」です。エアクッションソールを搭載したエアマックスはハイテクスニーカーのパイオニア。また、エアマックスシリーズは新作をリリースしているだけではなく、過去のモデルのアップデート版もリリースしている点も大きな魅力です。
ナイキのローテクスニーカーといえばコルテッツ
ナイキのランニングシューズとして誕生した「コルテッツ」。トレンドに左右されないクラシカルなデザインが人気の秘密です。どんなスタイルにも似合うレトロモダンなデザインはアメカジにはもちろん、セットアップやドレススタイルのハズシアイテムとしても重宝します。
ハイテクスニーカーとローテクスニーカーの違いは?
ハイテクスニーカーとローテクスニーカーの違いがイマイチ分からないという方も多いかと思います。ハイテクスニーカーとは、その名の通りハイテクな要素を搭載したスニーカーのことを指します。タウンユースよりは、アスリート向けに作られているものが多く、軽さや、ソールのクッション性等にこだわったモデルが多いことが大きな特徴です。
一方、ローテクスニーカーとはその対極にあるモデルで、普遍的でクラシックなデザインのスニーカーです。シンプルで着こなしを選ばない点も大きな魅力。また、ハイテクスニーカーに比べて手の届きやすい価格帯であることも大きなメリット。作りがシンプルな分、丈夫である点もローテクスニーカーの魅力です。
ナイキの白スニーカーはハイテクとローテクどちらがいいの?
履きやすさや、歩きやすさや履き心地、さらにスニーカーを着こなしのメインとして使いたい方はハイテクスニーカーがおすすめです。また、色使いが派手なものが多く、ハイテクスニーカーを履くことを躊躇されていた方は、白を選ぶのもおすすめ。白のハイテクスニーカーなら、足元だけが目立ちすぎることもありません。
シンプルなデザインのスニーカーがお好きな方や、どんな着こなしにも似合うスニーカーをお探しの方はローテクスニーカーがおすすめ。ローテクスニーカーの白なら、ノームコアやミニマルな着こなしはもちろん、ビジカジにも最適です。また、トレンドを気を気にすることなく履くことができる点もローテクスニーカーのメリット。
ナイキのおすすめ白スニーカー5選
それではナイキの白スニーカーからおすすめのアイテムを紹介します。
AIR MAX 95 ESSENTIAL
プレミアムスニーカーブームのパイオニアである「エアマックス95」。ハイテクスニーカーブームはエアマックス95なしには語れません。
イエローとグレーのグラデーションのイメージの強いスニーカーですが、白も存在します。白のエアマックス95ならシンプルなスタイルにはもちろん、モードスタイルにも最適。また、ヒールと前足部に配したビジブルNike Airが、足を踏み出すたびに衝撃を吸収してくれるので快適な履き心地を楽しむことができます。
サイズ感はやや細めのため、足幅のある方はハーフサイズアップがおすすめです。
AIR FORCE 1 LOW 07
アメリカ大統領専用機の「Air Force One」にちなんで名付けられたナイキを代表するバスケットボールシューズである「エアフォース1」。1982年に登場したエアフォース1は「Nike Air」を搭載した初めてのバスケットボールシューズです。
柔軟性、バネのようなクッショニング、など履き心地も抜群。クラシカルなルックスのため、どんな着こなしにも似合います。またローカットタイプなので着脱がしやすい点も大きなポイント。初めてナイキのバッシュにトライされる方にもおすすめの一足です。
エアマックス90、95に比べ幅は広めなので、通常サイズで問題ありません。
コルテッツ レザー
1972年に登場したナイキのランニングシューズである「コルテッツ」。コルテッツは、ナイキのスニーカーの中でも最も歴史のあるアイテムです。シンプルでトレンドに左右されないベーシックなデザインが人気の秘密。
同モデルはアッパーにレザーを使用しているため、ラグジュアリーで都会的な雰囲気が漂います。アメカジにはもちろん、ジャケパンスタイルの足元やビジカジにも最適な一足。ナイキのローテクスニーカーをお探しならおすすめしたいスニーカーです。
サイズ感は細めのため、ハーフサイズから1サイズアップがおすすめです。
エア ジョーダン 1 ミッド
90年代のバッシュブームの火付け役である「エアジョーダン1」。エアジョーダンの登場により「バッシュ=ナイキ」のイメージが定着しました。1985年に登場して以来高い人気を誇るエアジョーダン1ですが、その理由はシンプルなデザインにあります。
すっきりとしたデザインは、ボトムスを選ばずどんなスタイルにも似合います。また白なら、よりミニマルで上品なイメージ。エアジョーダン1といえば白・赤・黒のカラーリングのシカゴを思い浮かべる方も多いかと思いますが、真っ白ならモードな着こなしやセットアップに合わせてもおしゃれです。
エアフォース1とそれほど変わらないため、通常サイズでも問題ありません。
AIR MAX 90 LTR
1990年に誕生したナイキの「エアマックス90」。アイコニックなワッフルアウトソールを採用しているので履き心地は抜群。エアマックス95よりもクラシカルなデザインなので幅広い着こなしに似合います。合わせやすいハイテクスニーカーをお探しの方におすすめのモデル。細身のシルエットなのでシャープな印象です。
エアマックス95よりは細く感じます。足幅のある方は通常サイズよりも1サイズアップがおすすめです。
ナイキの白スニーカーでデイリースタイルを上品に
今回は、ナイキの白スニーカーのおすすめアイテムを集めました。お馴染みのバッシュやハイテクスニーカーも白をチョイスするとクリーンでモードな雰囲気が漂います。
白のナイキのスニーカーで上品な足元を楽しんでみてはいかがでしょうか?
月に300キロのランニングを行う筆者は、シューズ選びと同じくらいソックス選びが重要だと感じています。
自分にあったランニングソックスを選ぶことは、競技面の向上だけではなく怪我の防止などさまざまなメリットが。特に初心者ランナーはソックスを軽視する傾向にあるため「もったいない」です。
実際にさまざまなブランドのソックスを履いてきた筆者のイチオシはTabio(タビオ)。この記事ではTabioソックスの強みとおすすめのアイテムについて言及しています。
自分にあったソックスをお探しの方は参考にしてみてください。
TABIO SPORTS RUNNINGはすべてのランナーのためのソックス
Tabioは、1968年に日本で誕生した靴下専門のブランドです。
日本の高い技術を集約した商品開発を行い、靴下屋をはじめ国内外に店舗を展開。高いデザイン性と機能性から靴下業界で高いシェアを誇っています。
そんなTabioが満を持してリリースしたTABIO SPORTS RUNNINGシリーズ。50年以上靴下を作り続けたノウハウがつまった「走る足のための機能が濃縮したソックス」は、ランナーを虜にしました。
ランナーのレベルや用途にあったラインナップになっているので自分にあった一足を見つけやすい点もおすすめのポイント。「職人の信念が伝わるソックス」として他のブランドとは一線を画す革新的なアイテムです。
TABIO SPORTS RUNNINGシリーズのメリット
Tabioのランニングソックスがなぜ多くのランナーに選ばれているのか、人気の理由について解説します。
アーチサポート機能で安定した走りを実現
アーチサポートとは、足底の土踏まずのアーチ(曲線部分)を適切な曲線に近づけて支える機能です。
足底を支えることで着地時や蹴り出し時の安定感が増し、エネルギーを効率よく推進力に変えることができます。安定した走りだけではなく、ランニング時の脚にかかる負荷を分散。疲労を軽減できるため後半の失速を防ぐことができます。
Tabioのアーチサポート機能は日本国特許第4919522号を取得しています。
シリコンラバーで地面を掴む感覚
筆者がTabioのソックスで特に驚いた機能の一つがシリコンラバー。高いグリップ力から地面を“掴む”感覚を味わえ、大きな推進力となりました。
滑り止めの役割もあり、ソックスと靴の滑りを予防してくれます。特に汗をかいたときや雨天時は他のソックスとの違いが如実にでます。
立体製法によるホールド感とフィット感
Tabioソックスは立体製法を採用しており、驚きのホールド感とフィット感による安定した走りを約束します。
足首から足全体までがっちり支えてくれるのでランニング時の無駄なロスや捻りを軽減。フィット感と安定感が他のブランドのソックスに勝り、走る際のストレスを感じにくい形状になっています。
メッシュ素材による快適性
TABIO SPORTS RUNNINGのソックスは、通気性に優れたメッシュ素材を採用。蒸れを軽減してくれるので快適にランニングを楽しめます。
汗や雨天の影響でソックス内が蒸れると、不快感だけではなく摩擦を生み、マメや水ぶくれの原因となることも。ランニング時は通気性のあるソックスで蒸れや不快感を軽減しましょう。
吸水速乾/デオセル(R)でストレスを軽減
汗や雨水を素早く放出することでストレスや怪我の防止に役立ちます。Tabioのソックスは吸水速乾機能を備えたポリエステル繊維を採用しているので吸水速乾性に優れた特徴があります。
また、スピード消臭機能に優れたデオセル®︎を使用するなどランナーが「本当にほしい」機能をふんだんに搭載。かゆいところに手が届く点もランナーに選ばれる理由でしょう。
Tabio(タビオ)おすすめソックス5選
Tabioのおすすめソックスをご紹介します。ご自身にピッタリのソックスを探してみてください。
レーシングラン5本指ソックス
まずはTabioの定番アイテムレーシングランの5本指ソックスをご紹介。アーチサポート機能、フィット感、走りやすさなどTabioソックスの技術が集約されたフラッグシップモデルです。
トレーニングからウルトラマラソンまであらゆるシーンに対応できる耐久性もレーシングランの特徴。初めてTabioソックスを履く方は、レーシングランから始めてみてはいかがでしょうか。
これまでに感じたことのない“地面を掴む”感覚やフィット感を味わえるでしょう。5本指ソックスが苦手な方は通常のソックスもありますのでチェックしてみてください。
レーシングラン・プロ 五本指ソックス
レーシングランの進化版として“走りを極める”ランナーのためのソックスとして打ち出された「レーシングラン・プロ」。
レーシングランの機能はそのままに地面を掴む素足の感覚がさらにパワーアップ。サポート性も高まり、本物のランナーのためのホンモノのソックスです。
マラソン中級者以上のシリアスランナーにぜひ履いてほしい一足。「もう他のソックスには戻れない」機能性と快適性をぜひその足でご体感ください。
レーシングラン五本指メリノウール
ランニングソックス“らしくない”ランニングソックスの「レーシングランメリノウール」をご紹介します。
筆者は、冬の寒い時期の足元の冷えが大の苦手。特に走る前や走り始めはランニングが億劫になってしまいます。そこで重宝できるのがレーシングランメリノウールです。
吸放湿性、保温性に優れたメリノウールを採用しているので他のモデルに比べて温かさが段違い。寒い時期のランニングに欠かせないアイテムです。
デザイン性とシルエットから日常履きとしても重宝できます。トレーニングやレース前の移動時にソックスの履き替えをしないでいい点も地味にありがたい。
レーシングランエアー
Tabioのランニングソックスの中でもっとも薄く、軽量化に成功した「レーシングランエアー」。その薄さと軽さから素足のような着用感を味わえる驚きのアイテムです。
薄さから耐久性に難がありそうですが、レーシングエアーは耐久性にも優れた一足。「軽くて薄い」だけではなく「軽くて強い」ランニングソックスとして筆者もトレーニング時やジムで愛用しています。
もちろん、アーチサポート機能などTabioの技術を搭載。通常のモデルは全体にサポート機能があるのに対して、土踏まずのみを強調してサポートする履き心地となっています。
レーシングラン五本指オールウェザードライ
悪天候時のランニング時に欠かせない「オールウェザードライ」。商品名の通り、あらゆる気候にも対応できる神ソックスです。
その秘密はダブルレイヤード(2枚重ね)構造。雨天時のシューズ内の不快感や脚への負担を軽減してくれる設計になっています。
レーシングランの機能はすべて搭載されているので晴れの日のランニングでも活躍します。雨天時のレースのためにも一足常備しておくことをおすすめします。
Tabioのランニングソックスで快適なランニングライフを
筆者おすすめのTabioのランニングソックスをご紹介しました。
Tabioに出会う前の筆者は「どの靴下を履いても一緒」と感じていました。しかし、Tabioのソックスを履いてみると、そのフィット感とグリップ力の“違い”に感動。いつものランニングがより快適になり、少ないネルギーで効率よくランニングをすることができました。
「たかがソックス、されどソックス」。走るための機能が濃縮したTABIO SPORTS RUNNINGシリーズをぜひお試しください。
スポーツ向けのサングラスを多数展開する日本のアイウェアブランドSWANS(スワンズ)。トップアスリートやオリンピアンも着用する本格派のアスリート向けモデルも揃っていますが、商品ラインナップにはドライブやアウトドアといった普段使いにぴったりなモデルも用意されています。
今回はSWANSのサングラスから、スポーツだけでなく普段使いもしやすいおすすめ商品をご紹介します。ブランドの歴史やモデルの選び方についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
SWANSは110年以上の歴史を誇る日本のアイウェアブランド
SWANS(スワンズ)は日本の大阪に拠点を構える山本光学株式会社が展開する、スポーツ向けのアイウェアブランドです。
山本光学の創業は1911年(明治44年)。山本眼鏡レンズ製作所として産声を上げると、作業場や工場向けのセルロイド製の防塵眼鏡やレンズ加工で事業を拡大。戦後の混乱を乗り越えた1950年代からは、パイロット向け航空眼鏡や保護ゴーグルの製造工場として防衛庁(現防衛省)から指定されるなど、その高い技術力で注目を集めます。
1960年代には、オートバイやスクーターの普及にあわせて一般向けのゴーグル販売にも着手。その後のスキーブームではスキーゴーグルが人気を集め、スポーツ分野でも存在感を高めていきます。
1970年には全社的だったスポーツ分野向けの製品を「SWANS」というブランドに統一。1992年にはブランド初のスポーツサングラスを手掛けると、長年培ってきたノウハウと高い製造技術を活かして、高機能なスポーツサングラスを数多く世に送り出してきました。
現在では陸上や自転車、野球、ゴルフ、バスフィッシングといった幅広い競技向けのモデルを販売。トッププロやオリンピアンにも愛用者が多く、日本が誇るスポーツサングラスブランドとしてもお馴染みになっています。
アウトドアやドライブなど普段使いしやすいサングラスも多数展開
スポーツ分野で存在感を増すSWANSですが、製品ラインナップには本格派のアスリート向けのモデルだけでなく、普段使いしやすいサングラスも用意されています。
日差しが強い中でのドライブや、登山やキャンプといったアウトドア、軽い運動やフィットネスなど、日常生活の中でもサングラスを着用する場面は意外にも多くあります。SWANSはアスリート向けのモデルで培ったノウハウをベースに、日常生活でも着用しやすいラインナップを用意。もちろんスポーツシーンでも使えるため、運動中から運動以外まで幅広いシーンでSWANSのブランドを着用できます。
普段使いもできるSWANSのサングラスの選び方は?
では、普段使いもできるSWANSのサングラスを選ぶときは、どんなポイントを押さえればよいのでしょうか。デザインやカラーの好み以外に押さえておきたいのが、次の2つのポイントです。
レンズの種類から選ぶ
1つ目のポイントはレンズの種類です。SWANSのサングラスには、さまざまな特徴を持ったレンズが用意されています。
「偏光レンズ」は、レンズに偏光機能をつけて、光の一部をカットする効果があります。紫外線や反射光をカットし、自然光だけを通すためクリアな視界を確保できます。眩しさを抑えつつ、視認したいものはしっかり視認できるのが偏光レンズの魅力です。アウトドアや車の運転などにおすすめでしょう。
「調光レンズ」は、紫外線の量によってレンズの濃度が変化するレンズです。屋内と屋外のどちらでも使い分けができるため、1日を通して着用できます。屋外の眩しい場面では、レンズの色が濃く変化し、眩しさを軽減。屋内の紫外線量が少ない場所では透明レンズになるため、わざわざサングラスを着脱する手間がかからず便利です。
「ミラーレンズ」は、外から鏡のように見せるレンズのことです。光を遮るだけでなく、外から視線を覗かれない効果もあります。視線の動きを読まれないため、スポーツ中はもちろん屋外でも人の視線を気にするストレスから解放されます。
「NIGHT Yellow(ナイトイエロー)」はSWANSが展開する夜間・雨天、薄暮向けのレンズ。対向車のヘッドライトや、雨天時の乱反射によるギラつきを軽減。もちろん、夜間でもしっかり視認性を確保するため、可視光線透過率は運転基準を満たす82%に設定されており、しっかり明るさをキープしてくれます。
サングラスのモデルから選ぶ
サングラスの各モデルの特徴を把握しておくのも、商品を選ぶうえでのポイントになります。SWANSでは豊富なモデルを展開していますが、ここでは普段使いもしやすいサングラスのモデルをご紹介します。
モデル特長WARRIOR-VII(ウォーリアーセブン )レンズ全体をフレームが覆う“フルリムタイプ”。レンズの天地(上下幅)は42mmと狭めWARRIOR-VIII(ウォーリアーエイト )レンズ全体をフレームが覆う“フルリムタイプ”。レンズの天地(上下幅)は46mmと広めer(イーアール)スポーツ用のモデルと同じフレームを採用した普段使い向けのシリーズ。フレームデザインが違う5モデルを展開DF-Pathway(ディーエフパスウェイ)柔らかい落ち着いたデザイン設計。休日やアクティビティにおすすめ
「WARRIOR-VII(ウォーリアーセブン )」と「WARRIOR-VIII(ウォーリアーエイト )」は、レンズ全体をフレームが覆う“フルリムタイプ”のモデルです。顔との隙間をできるだけなくし光が入るのを防ぐことで、着用中の集中力を高めます。フルリムタイプなので、レンズ下部からの光にも強く、照り返しが強い環境では特に活躍します。VIIとVIIIはデザインは同じながら、レンズの天地(上下幅)が違っており、VIIが42mmと狭め、VIIIが46mmと広めになっています。
「er(イーアール)」シリーズは、スポーツ用のモデルと同じフレームを採用しながら、より普段使いしやすいデザインが特徴です。シリーズはer1(イーアールワン)~er5(イーアールファイブ)の5モデルを展開。各シリーズはフレームデザインに違いがあり、自分の好みに応じて選べるのもうれしいポイントです。
「DF-Pathway(ディーエフパスウェイ) 」は、“Day Off=休日”をテーマにデザインされたモデルです。erシリーズに比べより柔らかい落ち着いたデザインに設計されており、休日のアクティビティやドライブの相棒として活躍してくれます。
より本格派のスポーツ向けサングラスをお探しの方は、こちらの記事を参考にしてください。
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SWANSのおすすめサングラス5選
ここからは、SWANSのサングラスの中から、スポーツだけでなく普段使いもしやすいモデルを5つご紹介します。
WARRIOR-VII(ウォーリアーセブン )
まずご紹介するのが「WARRIOR-VII(ウォーリアーセブン )」です。WARRIORシリーズはレンズ全体を覆うフルリムデザインを採用。隙間からの光が入りにくいため、着用中の集中力や快適性を保てます。ゴーグルのようなスタイリッシュなデザインが特徴で、やや狭めのレンズがスポーティーな印象を与えてくれます。
ドライブやアウトドアはもちろん、ゴルフやフィッシングにもおすすめです。
WARRIOR-VIII(ウォーリアーエイト )
続いてご紹介するのが、「WARRIOR-VIII(ウォーリアーエイト )」。WARRIOR-VIIと同様にフルリムデザインを採用しているので隙間からの光が入りにくく、特にレンズ下部からの照り返しをカットします。レンズ幅はVIIの42mmに比べVIIIは46mmとやや大きめなので、より高い防眩効果が得られます。
er-3(イーアールスリー)
続いてはer(イーアール)シリーズから「er-3(イーアールスリー)」をご紹介します。SWANSのサングラスの中でもより普段使いしやすいのがerシリーズですが、er-3はシンプルなスクエアタイプのデザインを採用。どんなファッションとも相性がよく、使い勝手の良さに優れています。
フレームにはスポーツ向けのモデルと同じ素材を使用しているため、耐久性や軽量性は一般的なファッションサングラスとは一線を画します。
er-5(イーアールファイブ)
「er-5(イーアールファイブ)」は、ラウンドタイプのフレームデザインが特徴です。やや太めのテンプルや、ブリッジ部分のキーホール型のデザインなど、ファッションサングラスのようなおしゃれなデザインを採用しています。
それでいてSWANSの高い機能性を兼ね備えているため、アウトドアやアクティビティでも気兼ねなく着用できます。
DF-Pathway(ディーエフパスウェイ)
最後にご紹介するのが、「DF-Pathway(ディーエフパスウェイ)」です。“Day Off=休日”をテーマにデザインされたとあって、普段使いにもよく似合うやわらかなデザインが特徴。休日のドライブや旅行、アウトドアやアクティビティまでどんな場面でも活躍してくれます。
SWANSのサングラスで、オフの日の気分を上げる
今回は日本のアイウェアブランド「SWANS(スワンズ)」から、普段使いもできるおすすめサングラスをご紹介しました。
SWANSは本格派のアスリート向けのスポーツサングラスを多数展開していますが、商品にはドライブやアウトドアといった普段使いもしやすいモデルが揃っています。機能性とデザイン性に優れたSWANSのサングラスで、週末や休日の気分を上げてみてはいかがでしょうか。
アウトドアブランドとして多くのキャンパーやアウトドア好きから支持を集めるスノーピーク(Snow Peak)。とくに普段使いもできるボトルは、コアなファンならずともつい購入したくなる逸品です。
スノーピークといえば商品バリエーションの多彩さも魅力ですが、いざ購入するとなるとどのボトルを選べばいいのか迷ってしまうのでは。
そこで今回は、スノーピークのおすすめボトルを厳選して5つご紹介します。商品の特徴を詳しく解説していますので、どれを購入するか迷っている方はこの中からお気に入りを選んでみてください。
スノーピークのおすすめボトルを厳選してご紹介
古くから三条市はものづくりの街として栄えてきた歴史がありますが、スノーピークは1958年の創業当時から“本物”を作り続ける信念を継承。今回ご紹介するボトルにも、そんなスノーピークのこだわりがしっかり詰め込まれています。
さっそく、スノーピークのボトルからおすすめの商品を5つご紹介します。
1.システムボトル 500ml ダークシルバー
まずご紹介するのが『システムボトル 500ml ダークシルバー』です。
ステンレス素材で保温・保冷性能にも優れており、温かいコーヒーから冷たいドリンクまで美味しい状態で飲み物を楽しめます。シンプルなボトル形状で飲み口も広く、お手入れのしやすさも魅力です。
ボトルといえば水筒のように飲み物を持ち運ぶイメージが強いですが、こちらの商品はキャップ部分を交換してタンブラーや缶クーラーとしても使用できます。
オフィスや仕事場ではタンブラーキャップを取り付けて、作業の合間や休憩時間のお供に。また缶クーラーキャップを取り付ければ、ボトルの容量(350mlもしくは500ml)に合わせて缶ドリンクをそのまま入れて持ち運びが可能です。
キャップには保冷剤が内蔵されており、あらかじめ冷凍庫で冷やしておけばさらにキンキンの状態に。キャンプやアウトドアシーンなら缶ビールなどアルコールを楽しむのにぴったりです。
これ1つで3つのシーンに対応できる、超万能ボトルです。
2.オーロラボトル800
2021年の発売当初から人気商品として愛されているのが『オーロラボトル800』です。
なにより目を引くのが美しいオーロラカラーのボトルデザイン。チタンは加工中の熱の温度によって色の変化が起こりますが、その特徴をデザインとして生かしています。また熟練の職人が溶接で継ぐことなく、一枚のチタン板から作り上げるため焼きムラがなく美しい色合いに。このデザインに一目ぼれして購入するファンも多い人気商品です。
チタンは他の鉄素材に比べとても軽く、持ち運びにも便利です。それでいて耐久性も高いため、長く使い続けられます。800mlとたっぷり容量ながら、ボトル単体の重さはわずか150g。チタンは加工が難しい素材として知られていますが、ものづくりの街・新潟県三条市の職人の技がこのデザインを実現させました。
3.オーロラボトル600 オーシャン
続いてご紹介するのもオーロラシリーズの『オーロラボトル600 オーシャン』です。こちらの商品は本体にリサイクルチタン「TranTixxii®-Eco」を使用。キャップ部分にはバイオマスプラスチックを採用するなど、従来製品と比較して製造時のCO₂排出量を50%以上も削減しました。
キャンプやアウトドアを楽しむファンが多いスノーピークは、山や海を守る環境保護やサスティナビリティを意識する活動に積極的です。本製品もそうした姿勢から生まれた商品で、常温の飲み物を入れて使用します。
カラーリングは青い海と白い雲をイメージしており、自然の営みを感じさせる仕上がりに。地球に優しいエコフレンドリーなアイテムを持ち歩くのは現代社会を生きる私達の願いですが、そうした想いに寄り添ってくれる魅力あるアイテムです。
4.ステンレス真空ボトルタイプM 500 アッシュ
「いつでも美味しい温度で飲み物を楽しみたい」そんな方におすすめしたいのが、『ステンレス真空ボトルタイプM500 アッシュ』です。
真空ボトルとは、ボトルの内側と外側を二層の構造にし、その間に真空空間を設ける“真空断熱構造”を採用した商品です。魔法瓶とも呼ばれるこの構造は、熱の移動を防ぐため保温や保冷効果が高い特徴を持っています。スノーピークのステンレス真空ボトルは、温かい飲み物は74度以上で6時間、冷たいドリンクも8度以下の状態で6時間以上キープするため、飲み物を適温で楽しめます。
ボトルの見た目もおしゃれで、牛乳瓶のように上部にくびれのあるデザインが特徴。ボトルの直径は車や自転車のドリンクホルダーにもフィットするため、アウトドアだけでなくタウンユースや仕事場でも活躍してくれます。
5.ステンレス真空ボトル タイプT 500
最後にご紹介するのが、『ステンレス真空ボトル タイプT 500 ネイビー』です。
滑らかな曲線を施した独創的なデザインは人気が高く、発売当初からロングセラー商品として支持を集めています。鼓(つづみ)型の形状は、手にすっぽりと収まり掴みやすいのが特徴。サイズ感もコンパクトに設計されているため、持ち運びにも便利なボトルです。
ステンレスの二重構造で内部を真空化した真空断熱構造を採用し、高い保温・保冷性能を実現。温かい飲み物はあたたかいまま、冷たい飲み物はつめたいままを維持し適温で楽しめます。
ライターからひとこと
今回は人気アウトドアブランド・スノーピークの商品から、おすすめのボトルアイテムをご紹介しました。
スノーピークの製品は熟練職人の技が詰め込まれており、機能性だけでなく細部までこだわった見た目の美しさも特徴です。とくに美しいチタンの発色が魅力のオーロラシリーズは人気で、ブランドのこだわりが凝縮されています。
林業や建設業、災害支援など、タフなシーンで働く男性の必須アイテムである「ワークブーツ」。今回は「プライベートと兼用で履けるワークブーツがほしい」「機能性だけでなくデザイン性も重視したい」という大人男性におすすめの、KEENのワークブーツをご紹介します。
当サイト「FUNDAY」は、数あるブランド・商品の中から筆者が「本当に欲しい」と思うモノだけを厳選してご紹介するWEBマガジンです。商品の詳細やブランド情報、選び方なども合わせて解説し、モノ選びのストレスが軽減できるよう努めています。
今回はアパレル販売員歴10年の筆者が、KEENのワークシューズコレクション「KEEN UTILITY」の中から、特に大人男性におすすめのものを5つセレクトしました。また、ブランド概要やKEENのワークブーツの特徴も解説しています。ワークブーツをお探しの方はぜひ参考にしてみてください!
“ハイブリッドフットウェア”を得意とするKEEN
KEENはアメリカのオレゴン州ポートランドに本社を置くシューズブランドです。創業者は長年にわたり有名スポーツブランドのシューズ製作を手がけてきたローリー・ファースト氏。
KEENといえば、2003年の創業と同時に販売を開始した、つま先を保護するサンダル「NEW PORT(ニューポート)」が有名です。
この創業モデルは、ローリー・ファースト氏の友人でプロダクトデザイナーのマーティン・キーン氏が趣味のヨットを楽しんでいたときに、デッキでつま先をけがしてしまったことがきっかけで誕生しました。
ビーチサンダルを履いていたためにけがをしたことを知ったローリー・ファースト氏は、「サンダルはつま先を守ることができるのだろうか?」という問いを立て、試作品の製作を開始します。
何百足にもおよぶ試作の末、開放感のあるサンダルとつま先を保護するシューズの機能を兼ね備えた“ハイブリッドフットウェア”が完成。NEW PORTはこれまでに5000万足以上を世に送り出した大ヒット商品となりました。
KEENが目指しているのは、「誰もがいつでもソトを楽しめ、やりたいことを実現できる世界」。そのためにオリジナルかつ汎用性のあるハイブリッド・フットウェアを提案し続けています。
KEENのワークブーツ・3つの特徴
続いてはKEENのワークブーツの特徴を3つの項目で解説します。
1. 左右非対称のトゥプロテクション
KEENのワークブーツには、つま先を保護する左右非対称のトゥキャップが採用されています。種類は素材や重さが異なる以下の4つです。
【スチールトゥ】 4種類の中で最も頑丈なスチール製のトゥキャップ。つま先をヘルメットのように保護しながらつま先部分に余裕を生み出してくれるため、快適な履き心地【アルミニウムトゥ】アルミニウム製でスチールトゥより30〜50%軽く、すっきりとした外観【カーボンファイバートゥ】 カーボンファイバー(炭素繊維)を使用したトゥキャップ。耐熱性、通電性、薬品反応耐性などに優れています。外観上も目立たず、スチールトゥより15%軽量【ソフトトゥ】NEW PORTと同じラバー製のトゥキャップ「KEEN.PROTECT」を採用
仕事でチェーンソーや草刈機などを扱う方はスチールトゥやアルミニウムトゥ、特につま先を保護する必要性がない方や主にプライベートで使用したい方はソフトトゥというように、履くシーンに合わせて選んでみてください。
2. ASTM規格をクリア
KEENのスチールトゥ・アルミニウムトゥ・カーボンファイバートゥを用いたワークブーツはすべて、「ASTM規格」の衝撃・衝突基準に適合しています。
「ASTM規格」とは、工業用の材料全般に関する規格・試験方法のこと。世界最大規模の標準化団体「 ASTM International 」が策定・発行しています。非常に厳しい安全基準が設けられていることに加え、世界的権威もあるため、140ヶ国以上の国で使用されている規格です。
【KEENが行っている試験方法の一例】
つま先が重量物に圧迫された際に、その荷重から着用者のつま先を守る「耐圧迫性能」の試験では、先芯部分に10kN(キロニュートン)の圧迫力を加え、つま先部分が規定以上の隙間を確保できるかを調べています。
KEENのワークブーツはこうした厳しい規格・試験をクリアしているため、タフなシーンでも安心して着用できます。
3. デザイン性が高い
ワークシューズコレクション「KEEN UTILITY」のポリシーは、「ワークブーツは作業だけの靴ではない。仕事の時間も日常生活もよりアクティブなものにする」。
厳しい環境下に必要不可欠な機能性はもちろんのこと、デザインにもこだわったワークブーツをラインナップしています。仕事だけでなく、釣りやキャンプ、ツーリングなど、趣味を楽しむときの良き相棒となってくれるのも、KEENのワークブーツの魅力の一つです。
大人男性におすすめしたいKEENのワークブーツ5選
ここからは大人の男性におすすめしたいKEENのワークブーツをご紹介します。
1. [キーン] 安全靴 TROY 6" KBF WP トロイ シックス ケービーエフ ウォータープルーフ メンズ
まずはカーボンファイバートゥのワークブーツ「TROY 6" KBF WP」をご紹介します。最大の特徴はアッパーに搭載された「KEEN.BELLOWS FLEX」。蛇腹構造のTPU(別名:熱可塑性ポリウレタン、ウレタン樹脂)が屈曲時にかかる疲労やストレスを軽減するため、しゃがんだり膝をついたりといった動作を楽にしてくれます。
アウトソールは耐熱性が高く、300° Cまで対応可能。さらにはグリップ性・耐摩耗性に優れている、溶剤に溶けにくいといった機能も兼ね備えています。TROY 6" KBF WPは機能性重視の方にもおすすめしたいワークブーツです。
重さ:845g(片足 27cm)
2. [キーン] 安全靴 PITTSBURGH ENERGY 6" WP ピッツバーグ エナジー シックス ウォータープルーフ メンズ
続いてご紹介するのはハイキングシューズのようなデザインの「PITTSBURGH ENERGY 6" WP」です。ミッドソールには一般的なEVAフォームよりも50%以上高いエネルギーを還元する「KEEN.ReGEN」を搭載。軽量で圧縮抵抗に優れたソールが体への負担を軽減してくれます。
ウォータープルーフのレザーアッパーはしなやかで足なじみも良好。KEEN独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」が採用されており、水の侵入を防ぎながら汗などの湿気を放出してくれます。ぬかるんだ場所や滑りやすい場所など、コンディションが良くない環境でこそ機能性を発揮するブーツです。
重さ:818g(片足 27cm)
3. [キーン] ワークシューズ FORT WAYNE 6" WP メンズ
つま先の丸みのあるフォルムがKEENの代表作「NEWPORT」を彷彿とさせる「FORT WAYNE 6" WP」。本社があるアメリカ・オレゴン州ポートランドの自社工場で製造されている「AMERICAN BUILT」コレクションのモデルです。
アッパーに使用されているのは、一頭の牛からわずかしか採れない「フルグレインレザー」。“シボ”と呼ばれる天然のシワや凹凸があることによって、履き初めから良い風合いを醸し出しています。手入れをしながら長く履き続けることで、さらに良い“味”を出せる一足です。
重さ:905g(片足 27cm)
4. [キーン] 安全靴 RED HOOK MID WP レッドホーク ミッド ウォータープルーフ メンズ
「RED HOOK MID WP」は、今回ご紹介している5モデルの中でもっとも軽量。先芯やレースフックにスチールやアルミニウムなどが使用されていない非金属構造であるため、空港をはじめとしたセキュリティが厳しい場所の金属探知機を通過できます。
一般的なレザーの10倍長持ちするという「TecTuffボンデッドコーティング」が施されたアッパーは、油や水、汚れに強く、耐摩耗性・耐擦傷性に優れています。RED HOOK MID WPは、スニーカーの運動性能とワークブーツの耐久性を兼ね備えた“ハイブリッドフットウェア”です。
重さ:622g(片足27cm)
5. [キーン] 安全靴 SAN JOSE 6" AT サンノゼ シックス エーティー メンズ
最後にご紹介するのは、伝統的なデザインに現代的なテクノロジーを“ハイブリッド”したモダンなワークブーツ「SAN JOSE 6" AT」です。特徴は普段使いもできるデザイン性と、2種類のポリウレタンを組み合わせたミッドソール「KEEN LUFTCELL」が採用されていること。「LUFT」とは空気を意味し、ソールに空気を注入することでワークブーツらしからぬ軽さ・快適性を実現しています。
ラバーのアウトソールには「レーザーサイピング」と呼ばれる細かい切れ込みが入っており、濡れたタイルや凍った路面などの滑りやすい場所でも優れたグリップ性を発揮。トゥキャップはスチールトゥよりも35%軽量なアルミニウムトゥです。
重さ:730g(片足27cm)
ライターからひとこと
今回はアメリカの老舗フットウェアブランド「KEEN」のワークブーツをご紹介しました。「仕事も日常もアクティブに過ごしたい」という方はぜひ詳細をチェックしてみてください!
スイスといえば高級腕時計の“聖地”として世界中のファンから知られています。そんなスイスで100年以上の歴史を誇るブランドがMIDO(ミドー)です。長い年月で積み上げられたノウハウと信頼は、多くの腕時計ファンを魅了してきました。
今回はそんなMIDOの魅力と、大人メンズにおすすめの腕時計をご紹介します。
創業100年の老舗ブランドMIDOの魅力とは
MIDOの創業は今から約100年前の1918年。スイス時計産業の拠点の1つであるル・ロックルの工房でその歴史はスタートしました。
創業当初はレディースウォッチが人気を博したMIDOですが、次第にその高い機能性が脚光を浴び始めます。1930年に開発したコルク素材をリューズに用いた独自の防水時計を皮切りに、精巧な機械式時計を次々と発売。高い機能性は世の男性から支持を集め、メンズウォッチとしても人気ブランドの仲間入りをはたしました。
現在にいたるまでその歴史は続いていますが、高級腕時計の“聖地”とも呼べるスイスの地で、100年以上の歴史を重ねてきた事実がブランドの高いクオリティを証明しています。
普遍的なデザインと高い機能性に加えコスパのよさもブランドの強み
MIDOは伝統的な機械式時計として高い機能性を誇りますが、流行に左右されない普遍的なデザインも魅力です。「時代を超えることが真に優れたデザインの証」という信念を大事にしており、一時的なトレンドを追いかけるのではなく、長い時間をかけて愛されるデザインを採用してきました。
とくに歴史的な建築物からデザインの着想を得ており、アイテムはどれも年齢を重ねた大人メンズによく似合う落ち着きと気品を感じさせます。
またMIDOはスイスの機械式時計でありながら、10万円前後とコストパフォーマンスに優れているのも魅力です。スウォッチグループに所属することで高品質の腕時計を低コストで安定的に生産できる体制を構築。スウォッチグループの信頼性は世界中に知られており、『オメガ』や『ブランパン』『ハミルトン』といった高級腕時計ブランドも同グループの一員です。
大人メンズにおすすめのMIDOの腕時計5選
ここからはMIDOの腕時計の中から大人メンズにおすすめのモデルを5つご紹介します。今回はMIDOの各シリーズから1本ずつアイテムを厳選しました。
MIDOは歴史的建築物からデザインの着想を得ており、各シリーズはそれぞれインスピレーションを得た建築物が違っています。シリーズごとの特徴を把握しておくと、アイテム選びの助けになります。
シリーズ特徴マルチフォートジュネーブの湖から着想を得たストライプのデザインが特徴バロンチェッリミラノの大聖堂ガレリアをモデルにクラシカルな仕上がりコマンダーパリのエッフェル塔をモチーフにしたモダンなデザインが魅力オーシャンスターMIDOのダイバーズウォッチ。エウロパ岬をのぞむ灯台がモチーフベルーナロイヤル・アルバート・ホールが着想を得ており放射状のサンレイデザインが特徴
1.マルチフォート
まずご紹介するのが『マルチフォート』。
マルチフォートシリーズは1934年に初代シリーズが登場し、発売当時は自動巻きムーブメントを搭載して多くの腕時計ファンから注目を集めました。デザインの特徴は文字盤に施されたジュネーブストライプ。機械式時計では19世紀後半から多用される装飾仕上げで、スイスの都市ジュネーブの湖から着想を得たとされています。
落ち着きのあるデザインはオン・オフの使い分けが可能で、42mm径とやや大きめのサイズ感で視認性の高さも魅力です。自動巻きムーブメントにはキャリバー80を採用し最大80時間のパワーリザーブを誇ります。
MIDOを初めて購入するという方にもおすすめしたいベーシックなモデルです。
2.バロンチェッリ ヘリテージ ジェントルマン
続いてご紹介するのが『バロンチェッリ ヘリテージ ジェントルマン』です。
バロンチェッリは、イタリア・ミラノの大聖堂ガレリアから着想を得たシリーズです。1976年の誕生当時からクラシックなデザインが特徴で、王道の腕時計を探している方におすすめです。
細いベゼルとシンプルな文字盤は奇をてらわないMIDOらしさを感じさせ、ドレスウォッチとして着用するのにもぴったり。機械式時計を初めて購入する方の“最初に一本”としても相応しいアイテムです。
3.コマンダー ビッグデイト
1959年に登場したコマンダーシリーズはモダンな現代的エッセンスを感じさせるデザインが特徴です。着想を得たのはパリのエッフェル塔で、建築物に宿る力強さや美しい曲線や斜線といった個性を腕時計のデザインにしっかりと落とし込んでいます。
『コマンダー ビッグデイト』は6時位置にビッグデイト表示や、インデックスや針にミントグリーンの夜光塗料を用いるなど視認性の高さを追及。ロングパワーリザーブ80時間のムーブメントを採用するなど、機能性の高さも同モデルの魅力です
4.オーシャンスター トリビュート
MIDOが誇るダイバーズウォッチシリーズがオーシャンスターです。アフリカとヨーロッパを隔てるジブラルタル海峡。その最南端に位置するエウロパ岬をのぞむ灯台から、デザインの着想を得ています。
20気圧(200m防水)に加え、逆回転防止ベゼルやリューズガードなどダイバーズウォッチとしてプロ仕様のスペックを採用。キャリバー80自動巻きムーブメントを搭載し、最大80時間のパワーリザーブに対応しており、タフな環境下でもしっかりと時を刻んでくれます。
『オーシャンスター トリビュート』は1960年代のダイバーズモデルの美学的コードを再解釈してデザインされており、普段使いにもよく似合います。
5.ベルーナ サンレイ
イギリスにあるロイヤル・アルバート・ホールは、1871年の開場以来バレエやコンサート、スポーツなど世界的なイベントを数多く開催してきた歴史的建築物です。このホールから着想を得たシリーズが、ベルーナ。文字盤には放射状に太陽光のような装飾を意味する「サンレイギョーシェ」が施され、上品な雰囲気を感じさせます。
ベルーナ サンレイは、ケースにポリッシュとサテン仕上げを組み合わせて絶妙な質感を演出。インデックス部分がやや浮き出るようなアプライドインデックスや、曜日と日付を表示するデイデイトを採用するなど、視認性に優れているのも魅力です。
MIDOの普遍的な魅力をその手に。クロノメーターモデルも要チェック
今回はスイスで100年以上の歴史を誇る老舗腕時計ブランド、MIDO(ミドー)の魅力とおすすめモデルをご紹介しました。
MIDOは流行を追いかけない普遍的なデザインを信条としており、アイテムのデザインには歴史的建造物から着想を得ています。そのためオン・オフを問わず柔軟な使い分けができるため、長く使っていても飽きがこないブランドです。
またMIDOには通常のモデルだけでなく、厳しい検査項目に合格したムーブメントを搭載する高性能モデルの「クロノメーターモデル」が存在します。これはスイス公認のクロノメーター検定協会(COSC)が示した検査基準をクリアしたモデルにのみ与えられるものです。MIDOは一般モデルでも十分に高い性能を誇りますが、よりハイランクなモデルを選びたい方はクロノメーターモデルもチェックしてみてください。
世界で最も売れたスニーカーとしても有名な「スタンスミス」。スタンスミスといえばアディダスのアイコニックスニーカーであり、レザースニーカーのパイオニアとしても有名です。しかし、アディダスにはスタンスミス以外にもスタイリッシュなレザースニーカーは存在します。
今回は、アディダスのおすすめレザースニーカーをご紹介。また、レザースニーカーの選び方や特徴についても解説します。
アディダスのレザースニーカーが気になる方や、レザースニーカーについて知りたい方はチェックしてみてください!
アディダスとは?ヨーロッパでは最大のスポーツウェアメーカー
世界でも有数のスポーツブランドの一つである「adidas(アディダス)」。スポーツブランドながら、街着としても着用できるスタイリッシュなアイテムを数多く展開し、現在では洒落者な方たちが好むブランドとしても定着しています。
アディダスは、兄弟喧嘩がきっかけとなり生まれたブランドです。アディダスの創立者である、アドルフ・ダスラー氏は、弟アドルフ氏と共に、靴製造の会社「ダスラー兄弟商会」を1920年に設立しました。靴の製造会社を興した理由は、二人が靴職人の子どもだったことが大きく関係しています。
ダスラー兄弟商会は、1924年、靴紐の変わりにゴムの付いた革底を使用した体育館シューズを開発。この体育館シューズが大ヒットしたことで会社は急成長を遂げます。
スポーツ専門の靴の開発を開始
また、アドルフ氏は、自身が陸上の選手だった経験から、それぞれのスポーツ選手にあった靴が必要であると考え、スポーツ専門の靴の開発を始めました。
当時、スポーツ専門シューズメーカーが少なかったことや、ダスラー兄弟商会のシューズのクオリティが高かったことでさらに会社は飛躍します。
兄弟喧嘩により会社は消滅
世界恐慌の影響で一時期は経営危機に立たされるも、見事乗り切り、さらに会社の規模は大きくなりました。しかし、ダスラー兄弟の仲は悪くなる一方。1948年、ついに「ダスラー兄弟商会」は消滅、ダスラー氏はアディダスを設立しました。
「アディダス=スタンスミス」といわれる理由は?
スマートで都会的なレザースニーカーであるスタンスミス。たしかにどんなスタイルにも似合うレザースニーカーではあるのですが、なぜアディダスを代表するスニーカーといわれるのでしょうか?その理由について解説します。
世界で最も売れたスニーカーとしてギネスが認定
アディダスのスタンスミスは、1971年に発表されました。スタンスミスというネーミングは、スタンレー・ロジャー・スミス氏というテニスプレイヤーの名前に由来します。発売当初、オールレザーアッパーのテニススニーカーはほとんど存在しなかったため、スタンスミスはレザースニーカーのパイオニアとも称されています。
さらに、スタイリッシュで上品な見た目から、多くの洒落者がこぞって愛用し、「世界で最も売れたスニーカー」として「ギネス認定」を受けていることがアディダスのアイコニックシューズといわれる所以。ちなみに、世界で最も売れたスニーカーは「コンバースオールスター」であるといわれていますが、ギネスに申告をしていなかったため、カウントされていなかったそうです。
アディダスのレザースニーカーの魅力は?
スタンスミスをはじめ、アディダスのレザースニーカーはシンプルなものが多い点が大きな魅力。カジュアルなスタイルはもちろん、ジャケパンスタイルやセットアップの足元にも違和感なく馴染みます。また、スムースレザーだけでなく、スエードも存在するのでレザースニーカー好きにとってはたまらないブランドではないでしょうか?
アディダスのスニーカーのサイズ感
アディダスのスニーカーはやや大きめの作りといわれることが多いようです。筆者もアディダスのスニーカーを所有していますが、ナイキのスニーカーと比べるとやや大きく感じます。しかし、サンバや、スタンスミスは、ほっそりとしたシルエットのため、足幅は細めです。足の幅のある方や、甲の高い方はハーフサイズアップすることをおすすめします。
アディダスのレザースニーカーの選び方
ここではアディダスのレザースニーカーの選び方を具体的に説明します。
基本的にはジャストサイズ
スニーカーは大きめをチョイスする方が多いかと思いますが、レザースニーカーの場合はジャストサイズがおすすめ。キャンバススニーカーと違いレザースニーカーは、履いていくことでアッパーのレザーが伸びます。そのため、大きめをチョイスするとサイズが合わなくなることも。「ジャストサイズのスニーカーは落ち着かない!」という方以外はジャストサイズでお選びください。
どんなスタイルに合わせるか
レザースニーカーといってもさまざまです。スタンスミスのようなスムースレザーの場合は、シックで高級感があるため、ジャケパンスタイルやスーツの足元によく似合います。つまり、オフィスカジュアルやビジカジ向けのレザースニーカーなら表革がおすすめ。また、カジュアルなスタイルが多いなら、表情が豊かなスエードタイプが最適です。例えば、アディダスのブセニッツなら品格のあるデイリースタイルが楽しめます。
長く履くならベーシックカラー
アディダスのレザースニーカーは、カラーバリエーションが豊富。コーデのアクセントになるビビットなカラーや品のいいペールトーンもいいのですが、長く履くなら白や黒、グレー、ネイビーといったベーシックなカラーがおすすめ。ベーシックなカラーならどんなスタイルにも似合います。また、飽きずに履くことができる点もメリットと言えます。
上品なデイリースタイルが楽しめるアディダスのレザースニーカー5選
品のあるデイリースタイルを楽しむことのできるアディダスのレザースニーカーを集めたのでご覧ください。
CAMPUS 00s
2000年代にインスパイアされた、次世代のためのスケーターシューズである「キャンプス00s」。ノスタルジーの漂うレトロモダンなデザインが大人のストリートスタイルによく似合います。上質なスエードアッパーを採用しているのでビジカジにもおすすめ。アメカジからオフィスカジュアルまでカバーしてくれる一足です。
ブセニッツ
スケートボーディングのアイコンとなった、デニス・ブセニッツ氏の名を冠した「ブセニッツ」。上質なレザーアッパー、キルト仕様のバンプ、ビンテージのサッカースパイクをソースにした、クラシックな配色を採用した逸品です。ヒールから流れるようなラインで配色された赤がアクセントになっています。デザインはクラシカルなのですが、どこかモードな雰囲気が漂うモデルです。
スタンスミス
アディダスのレザースニーカーといえばやはり外すことのできない「スタンスミス」。上質なスムースレザーアッパーはレザーシューズのようなドレッシーさを醸しています。シンプルでミニマルなデザインなのでビジカジの足元におすすめ。細身のシルエットがよりスタイリッシュな印象です。初めてアディダスのレザースニーカーに挑戦される方にも最適な逸品。
SAMBA OG
元々はインドア用サッカーシューズとして誕生したアディダスの「サンバ」。この「サンバOG」は、ガムラバーアウトソール、ギザギザのスリーストライプスなど、オリジナルを忠実に再現したモデルです。また、トレンドの薄底ソールスニーカーの代表格として世界中のファッショスタが愛用していることで知られています。レトロなローテクスニーカーをお探しの方にはとてもおすすめです。
SUPER STAR EG4960
スタンスミスと並びアディダスを代表するモデルである「スーパースター」。1970年代にバスケットボールシューズ初のオールレザーローカットモデルとしてデビューして以来、不動の人気を誇るモデルです。スタンダードでシンプルなデザインなのでジャケパンスタイルの足元にも似合います。
レザースニーカーが豊富なアディダス
スタンスミスをはじめ、名品と称されるレザースニーカーが豊富なアディダス。今回は大人の品を格上げてくれるスマートでノーブルなアディダスのレザースニーカーを集めました。また今回は、レザースニーカーの魅力や選び方についても解説しています。
アディダスのレザースニーカーが気になる方やレザースニーカーの購入をご検討されている方の参考になれば幸いです。
世界的に有名なアメリカのスニーカーブランド「VANS(ヴァンズ)」。VANSには数多くの人気モデルが存在しますが、今回は初期モデル「オーセンティック(AUTHENTIC)」にスポットを当てたいと思います。
まずはVANSの歴史やオーセンティックの特徴を解説したあと、大人の男性におすすめのカラー5選をご紹介。ブランドのルーツを知るとさらに愛着がわくと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
VANSのはじまりは「カスタムメイド」
VANSが設立されたのは1966年。長年シューズメーカーに勤務していたポール・ヴァン・ドーレンは、弟のジェームズ、友人のゴードン・リー、セルジュ・デリアとともに「Van Doren Rubber Company」を立ち上げ、カリフォルニア州・アナハイムにショップをオープンします。
オープン当初のVANSは、来店客にサイズやカラーを選んでもらうカスタムオーダーの受注生産を行っていました。そのときにベースモデルとなっていたのが、のちに「オーセンティック」と名付けられる「#44」というデッキシューズです。オープン初日は12名の客が訪れ、その日の夕方にはできたてのシューズを受け取ったといいます。
グリップ力の高いソールがスケーターの目に留まる
1970年代に入ると、VANSのグリップ力の高いソールがスケーターたちの間で評判になります。スケーターのスニーカーは片足ばかりがすり減ってしまうことから、VANSでは片足のみの販売も行っていました。それが一足から生産できるVANSの強みでもあり、スケーターたちにさらに支持される所以にもなったのです。
1976年には現在「エラ(ERA)」として知られる「#95」がリリースされます。#95はいわばオーセンティックのスケーター仕様。カリフォルニアの伝説的スケートチーム「Z-BOYS」のメンバー、トニー・アルバとステイシー・ペラルタのアイデアを取り入れ、履き口に足首を守るためのクッションを追加したり、さまざまなカラーコンビを展開したりといった改良が加えられました。
それ以降もVANSはスケーターたちの要望に応えるように「スリッポン」や「オールドスクール」など数々の名品を輩出。そのどれもが当時のスケーターやBMXライダーから絶大な人気を集めました。
現在はリーズナブルな価格帯やファッション性の高さから、スケーターだけでなく幅広い層に支持されています。
VANSオーセンティック・3つの特徴
続いてはオーセンティックの特徴を3つの項目で解説します。
特徴1. 究極にミニマルなデザイン
オーセンティックはむだな装飾が一切ないシンプルなデザイン。その分汎用性が高く、さまざまなコーデにマッチしてくれます。また、アッパーはフォーマルシューズに用いられる「内羽根式」のデザインのため、スニーカーなのにどこか上品な顔立ちです。
エラとデザインが似ていますが、違いは履き口を見れば一目瞭然。オーセンティックの履き口にはクッションがなく、足元をすっきりと見せてくれます。特にくるぶし丈のきれいめなパンツとの相性が抜群なので、大人の男性におすすめしたい一足です。
特徴2. グリップ力の高い「ワッフルソール」
VANSといえば、「ワッフルソール」も欠かせない特徴の一つ。焼き菓子のワッフルのような格子状になっていることから付けられた名前で、製造方法においてもワッフルと同じように型に入れる工程があります。
前述したように、VANSのソールは高いグリップ力が魅力です。今もなおスケーターやBMXライダーなどからの熱い支持を得ています。
特徴3. 創業当時から変わらない「バルカナイズ製法」
オーセンティックは主に、キャンバス地のアッパーとラバーソールの組み合わせによって作られています。その2つの異なる素材をしっかりと接着させて強度を出すためには、「バルカナイズ製法」という技術が欠かせません。
これはアッパーとソールの間に流体状態の生ゴムを流し込んで圧着させる昔ながらの製法。生ゴムが硫黄と熱を加えることで硬化する化学変化を利用しており、100度以上の釜で1時間以上加熱したり、大型扇風機の風を長時間当てて冷却したりと、たいへんな手間とコストがかかります。
このバルカナイズ製法によるレトロ感や高い耐久性を好むファンは多く、VANSは創業当時からこの製法を守り続けています。
VANS「オーセンティック」5選
ここからはオーセンティックの中から大人の男性におすすめのカラーを5つご紹介します。
1. ヴァンズ VANS VN000EE3BLK オーセンティック (ブラック)
まずは間違いなしの王道カラー、ブラック。ブラック×ホワイトというコントラストの効いた配色ゆえに、オーセンティックのシンプルなディテール一つひとつが際立ちます。初めての一足におすすめしたいカラーです。
2. ヴァンズ VANS VN000EE3BKA オーセンティック(ブラック×ブラック)
続いてご紹介するのは、アッパーからソール、シューレース、すべてがオールブラックのオーセンティック。ジャケパンスタイルにも合わせやすいクリーンな一足です。
3. ヴァンズ VANS VN0A5JMPCOI オーセンティック(クラウド)
次にご紹介するのはホワイトのボディにブラックラインのアクセントが効いたオーセンティックです。オールホワイトもミニマルで素敵ですが、ブラックラインが入ることで引き締まり、スタイリッシュな足元に仕上げてくれます。
4. ヴァンズ VANS VN000EE3NVY オーセンティック(ネイビー)
こちらは定番カラーのネイビーです。色の主張が控えめでさまざまなコーデに合わせやすいため、「何度もリピート購入している」という人も多いカラー。デニムやチノパン、ネイビーのワントーンコーデなどと好相性です。
5. ヴァンズ VANS VN000EE3RED オーセンティック (レッド)
鮮やかなレッドは差し色にぴったりのカラー。シンプルなモノトーンコーデやワントーンコーデのはずしとして着用するのがおすすめです。
VANS「オーセンティック」は永久定番!
今回はVANSの初期モデル「オーセンティック」をご紹介しました。オーセンティックは究極にシンプルでどんなコーディネートにも合わせやすく、何度でもリピートしたくなる名品です。まずは一度ご自身のワードローブの中に取り入れてみてください!