アスリートはもちろん、すべての男性におすすめしたいリカバリーサンダル。日常的に着用するだけで疲労回復が期待でき、パフォーマンスの向上にもつながる画期的なアイテムです。
この記事では、筆者おすすめのHOKA ONE ONEのリカバリーサンダルをご紹介しています。初めてHOKAのリカバリーサンダルを着用される方や商品選びで迷われている方に向けて記事を作成しました。
他のサンダルにはないHOKAの魅力とイチオシのアイテムについて言及していますので最後までご覧ください。
HOKA ONE ONEはクッション性に優れたフットウェアを展開するブランド
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)は、2009年にフランスで誕生したスポーツブランドです。
プロのトレイルランナーであった創業者は、ランナーの怪我の多さに着目。怪我を防止するためにクッション性に優れた厚底のシューズを開発しました。そのシューズこそがHOKA ONE ONEの原点となっています。
この創業時の想いは今も息づいており、クッション性や安定性に優れたシューズを軸に商品を展開。足への負担を軽減したいアスリートのニーズとマッチし、瞬く間に世界的に人気のブランドへと成長しました。
そんなHOKAから誕生したリカバリーサンダルは、シューズ同様に圧倒的なクッション性が最大の特徴。履いた瞬間からHOKAの高い技術と熱い想いに胸を打たれるでしょう。
HOKA ONE ONEのリカバリーサンダルの特徴はクッション性と弾力性
HOKAのリカバリーサンダルの特徴について解説します。
雲の上を歩くようなクッション性
HOKAリカバリーサンダルの最大の特徴はクッション性にあります。“雲の上を歩いている”ような履き心地と謳われており、柔らかなクッション性で履く人の足元を優しくサポートします。
クッション性の秘密は、ソールに搭載されたEVA(軽量で衝撃吸収性に優れた樹脂)素材。高い次元で着地時の衝撃を吸収してくれるため、脚や関節、腰への負担を大幅に軽減してくれます。
一般的なサンダルと履き比べてみると、普段どれだけ脚に衝撃や負担がかかっていたのか驚くことでしょう。
歩きやすい弾力性と反発性
HOKAのリカバリーサンダルには、弾力性や反発性がある点も特徴です。他のリカバリーサンダルに比べると「柔らか過ぎない程よい弾力性」がみられます。
筆者はこの弾力性が気に入っていますが、履く人によっては好みが分かれます。究極の柔らかな履き心地を求める方には「OOFOS(ウーフォス)」がおすすめ。程よい弾力で歩きやすさを求める方はHOKAをチョイスしてみてください。
OOFOS(ウーフォス)のリカバリーサンダルについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
タウンユースにも取り入れやすいデザイン性
HOKAは、リカバリーサンダル“らしくない”デザイン性のためタウンスースとしても活躍します。
ランニングシューズ同様に厚底のフォルムが特徴です。日常のコーデに取り入れると程よい抜け感を演出してくれます。他のリカバリーサンダルのデザイン性に抵抗のあった方はHOKAのアイテムをぜひチェックしてみてください。
HOKA ONE ONEリカバリーサインダルのサイズ感は?
HOKAのリカバリーサンダルを購入する前に、サイズを必ずチェックしてください。
リカバリーサンダルには、アーチサポート(足底のアーチを支え本来の動きをサポートする機能)が設計されています。サイズ感を誤るとその恩恵を十分に受けることができません。
HOKAのリカバリーサンダルは、1cm刻みとなっています。やや大きめの作りとなっているためジャストサイズかハーフサイズ小さめを選ぶとよいでしょう。
普段、26.5〜27cmのシューズを履く筆者は、26cmでちょうどいいフィット感でした。
HOKA ONE ONEおすすめリカバリーサンダル4選
衝撃吸収性に優れたHOKAのおすすめリカバリーサンダルをご紹介します。それぞれの形状の特性についても言及していますので商品選びの参考にしてみてください。
ORA RECOVERY SLIDE(オラリカバリースライド) 3
HOKAリカバリーサンダルの定番アイテムと言えば「ORA RECOVERY SLIDE」シリーズ。当アイテムは、シリーズ最高傑作と評されている3代目モデルとなっています。
抜群のクッション性と程よい弾力性で歩きやすく、心地よい履き心地を実現。アッパー部分にエアフローベンチレーション(通気口)を設けることで蒸れにくく、快適な履き心地が持続します。
スライドタイプのサンダルは、着脱がスムーズで靴下のまま着用できる点も魅力的。リラックスシーンからおしゃれコーデまで汎用性高く活用できます。
どのアイテムを購入するか迷われている方は「ORA RECOVERY SLIDE 3」を選んでみてはいかがでしょうか。
ORA RECOVERY FLIP(オラ リカバリー フリップ)
鼻緒がついたフリップフロップ(トング)タイプのサンダルをお探しの方には「ORA RECOVERY FLIP」がおすすめ。夏場に欠かせないマストアイテムとして開放感のあるデザインが人気です。
通常のフリップフロップタイプは、薄底のアイテムが多く流通していますが、当モデルは厚底仕様。HOKAならではの存在感のあるシルエットがラフすぎず、日常のコーデにも取り入れやすいデザインとなっています。
他のモデルと同様にクッション性や弾力性に優れており快適な履き心地を約束。唯一の欠点は、靴下(5本指ソックスを除く)での着用が難しい点かと考えます。しかし、夏場での使用やスポーツ後の使用を考えている方にはとっておきのアイテムとなるでしょう。
ORA MULE(オラミュール)
スリッポンタイプのリカバリーサンダルをお探しの方は「ORA MULE」を着用してみてはいかがでしょうか。
スリッポンタイプは、足への保護や耐久性に優れた特徴があります。筆者もレース前の怪我を避けたい時期にはスリッポンタイプのサンダルを着用しています。
従来のスリッポンタイプは、通気性に劣るイメージがありますが、当アイテムは、エアフローチャネルを搭載。高い通気性から蒸れにくい設計になっており、ネガティブなイメージを覆しました。
シューズとサンダルのいいとこ取りをしたORA MULE。アウトドアシーンでも重宝できる汎用性の高いアイテムです。
【番外編】ORA RECOVERY SHOE(オラリカバリーシュー) 2
サンダルに抵抗のある方には、シューズタイプの「ORA RECOVERY SHOE 2」をおすすめします。当アイテムは、リカバリーサンダル同様に疲労回復、リラックスを目的とし、クッション性、衝撃吸収性を兼ね揃えています。
足首には伸縮性のあるバンドが採用されており、包み込むように足元をサポート。安定性に優れているのでスポーツ前後の使用にもおすすめです。
リカバリーサンダルはジャストサイズかハーフサイズ小さめがおすすめでしたが、当モデルに関してはジャストサイズが最適です。アッパーには通気性に優れたメッシュ素材を採用しているので年間を通して着用できます。
リカバリーサンダルで効果的に疲労回復を
高いクッション性で人気のHOKA ONE ONEのリカバリーサンダルについてご紹介しました。
HOKAのリカバリーサンダルは、程よい弾力や反発性があり、他のブランドに比べて歩きやすい特徴があります。また、タウンユースでの使用でも絶妙な“抜け感”を出せるためファッションアイテムとしてもおすすめです。
日常的に疲労回復を図りたい方はリカバリーサンダルを試してみてはいかがでしょうか。着用するだけで効果的にリカバリーが図れるためタイパの良いアイテムです。
HOKA以外のおすすめアイテムについては、こちらの記事にまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/2326/
初心者からベテランの登山愛好家まで多くの方に愛用されているcaravan(キャラバン)のシューズ。筆者自身もcaravanの登山靴で、近所の山から屋久島、富士山などさまざまな山を登頂しました。
この記事は、登山靴を探している方やcaravanについて詳しく知りたい方に向けて作成しました。caravanの歴史や人気の理由、おすすめのアイテムについてご紹介しています。
筆者の大好きなcaravanの魅力が少しでも多くの方に届いてくれると幸いです。
caravan(キャラバン)は日本人の足に寄り添うブランド
caravanは、1953年に日本で誕生した登山用のアイテムを扱うブランドです。
当時の日本は、物不足が続いており、登山ギアは海外からの輸入品に頼っている状況でした。そのような時代に日本山岳会隊が日本復興を掲げてマナスル(ヒマラヤ山脈に属する山)の初登頂を目指すことになります。
登頂に際して「日本人にあった靴を作ってほしい」という依頼をcaravan創業者の佐藤久一朗氏が快諾。一人ひとりにあった足型の靴を一足一足丁寧に仕立てました。
この一件がcaravanの原点となり「日本人の足に寄り添う」想いは、今も脈々と引き継がれ、ブランドの使命となっています。
caravanは、誕生から70年以上たった現在も常に進化を続け、日本人にあったアイテムを次々に展開。「挑戦したい」「楽しみたい」という登山者の一歩を足元から支えています。
caravanの特徴は抜群のフィット感と耐久性で初心者も安心
caravanの登山靴の特徴について、実際に着用してみた筆者目線でご紹介します。
日本人の足にあったフィット感
caravanは「日本人の足に寄り添う」シューズとして高いフィット感が特徴です。
日本で流通している登山靴の多くが海外ブランドのため足幅が狭く、長時間の歩行で痛みが出てしまう場合があります。一方、caravanの登山靴は、日本人の足型にあったアイテムを展開しているため窮屈さを感じずに長時間の歩行でも快適さを保ちます。
登山靴を購入する際は、足幅だけではなくつま先にもゆとりがあるかを確認し、圧迫感を与えないことが大切です。筆者も海外製のシューズで登山中に足が痛くなった苦い思い出があります。特に初心者の方で商品選びに迷われている方はcaravanがおすすめです。
耐久性に優れた頑丈な作り
登山は、未舗装路を歩くため、耐久性に優れたシューズを選ぶ必要があります。
caravanのシューズは、頑丈な作りになっており、岩場や木の枝にも対応できる耐久性が装備されています。
写真は筆者が実際に愛用している「C1-02S 」。つま先部分にTPU樹脂カップ(剛性、弾力性、硬質を金揃えた素材)を搭載しており足元を保護してくれます。
caravanの登山靴は、足元を危険から守る工夫が随所に搭載されているので安心して着用してみてください。
グリップ力で地面を踏ん張れる
スリップしにくいアウトソールのグリップ力もcaravanの魅力の一つ。
登山中は、湿った岩場や赤土など滑りやすいスポットが多数存在します。筆者は、グリップ力が弱い登山靴を着用して何度も転倒した経験があります。グリップ力に優れた登山靴を探してたどり着いたブランドがcaravanでした。
caravanシューズでスリップがないかと言えば嘘になりますが、登山仲間のあいだでもスリップしにくいと評判です。
caravanおすすめ登山靴4選
caravanのおすすめアイテムをご紹介します。それぞれのアイテムもレベル感や特徴について言及していますのでぜひ参考にしてみてください。
C1_02S
caravanの定番モデル「C1_02S」は、初心者からベテランの登山愛好家まで幅広い層におすすめのアイテムです。
フィット感、耐久性、グリップ力などいずれも高い評価を得ており、日本を代表する一足。GORE-TEX素材を採用しているため、急な雨にも対応できる点もおすすめのポイントです。
汎用性の高いミドルカットタイプのため、ハイキングから低山まで活躍。筆者は、富士山もC1_02Sで登頂しました。
商品選びで迷われている方は、C1_02Sをチョイスしてみてはいかがでしょうか。汎用性が高く、多くの人に愛されているcaravanのアイコン的なモデルです。
C1_DLLOW
caravanの軽量化に特化したモデルの「C1_DLLOW」。アウトドアシューズに定義されており、ハイキングや低山にピッタリのアイテムです。
ローカットモデルのため、スピーディーな動きが可能。気軽に山歩きを楽しみたい方にぜひチェックしてほしい一足です。
軽量化に成功したアイテムですが、caravanの高い機能性は、余すことなく搭載されています。クッション性に優れたEVAミッドソールの採用や3Dスタビリティパーツが安定性と剛性を実現しました。
フットワーク軽く、安全に山歩きを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
GK8X
中級者以上の方におすすめのモデルが「GK8X」になります。
GKとは、GRANDKING(グランドキング)の略で、caravanの最高峰シリーズを意味します。どの山にも対応できる高い機能性が特徴で登山愛好家のあいだで高い人気を誇るシリーズです。
そんなGKシリーズの中で、最もコスパに優れたアイテムが「GK8X」。夏山の縦走や高山に初めて挑戦する方にピッタリの登山靴です。軽量ながら耐久性に優れ、歩きやすさと安全性を兼ね揃えたアイテムです。
caravanの最高峰のモデルをお得に感じてみませんか?
GK85
テント泊や縦走などハイレベルな登山を楽しみたい方は「GK85」がおすすめ。GK85は、GKシリーズのフラッグシップモデルとして登山上級者に人気のモデルです。
アッパーに、2.0mm厚のヌバックレザーとハードフレームを採用することで強固な耐久性を実現。アウトソールのヴィブラムソールが高いグリップ力を保持し、安全な歩行を約束します。
レザー素材による浸水も心配されますが、GORE-TEXを採用することで防水性をカバー。長く履くことでレザーが足に馴染み、愛着が深まる点も大人の男性の嗜みです。
GK85で「より空に近い頂へ」冒険を始めてみませんか?caravanの高い機能性が集約されたハイスペックな登山靴です。
caravanの登山靴で安心、安全な一歩を踏み出そう
この記事では、筆者も愛用するcaravanの登山靴についてご紹介しました。
登山靴は「登山の三種の神器」と呼ばれ、レインウェア、リュックとならんで登山において必要不可欠な道具とされています。足や関節、全身への負担を軽減するためにも信頼のおけるブランドの登山靴を選びましょう。
caravanは日本発の登山靴のブランドとして、長い歴史をもち、日本人の足元を長年サポートしてきました。高いフィット感や耐久性など登山に必要な機能が搭載されており、登山愛好家に選ばれ続けているブランドです。
作り手の山へのリスペクトと愛情を感じるcaravanのアイテムたち。登山靴選びで迷われている方はぜひcaravanの登山靴をお試しください。
下記の記事では、初心者向けのおすすめ登山靴をご紹介しています。登山靴の選び方から他ブランドのおすすめアイテムについても言及していますのでぜひ参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/3543/
山登りやアウトドアシーンで活躍するマウンテンパーカー。撥水性や防風性などの高い機能性、耐久性が特徴です。近年では、デザイン性にも優れたアイテムが次々に発売され、タウンユースとしておしゃれな大人の男性を虜にしています。
カジュアルからキレイめスタイルまで、さまざまなコーディネートに合わせられるため幅広いシーンで活躍すること間違いなしです。
今回は、人気アウトドアブランドの中からタウンユースでも活躍できる、おすすめの薄手のマウンテンパーカー5選をご紹介します。機能性、デザイン性の高いアイテムを厳選していますので、マウンテンパーカー選びにお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
マウンテンパーカーとは?ウインドブレーカーとの違いは?
マウンテンパーカーは、登山などアウトドアで着用するために作られたアウターのことを指します。大自然の過酷な環境下でも過ごせるように機能性、耐久性に優れています。
マウンテンパーカーとウインドブレーカーとの違いに困惑している方もいるかも知れません。見た目の大きな違いとしては、フードが付いているか否かです。マウンテンパーカーは必ずフードが付いていますが、ウインドブレーカーは必ずしもそうではありません。
また、マウンテンパーカーは、防寒性、防水性など耐久性が備わっていますが、ウインドブレーカーは、風よけが主な機能です。幅広いシーンで活躍できるマウンテンパーカーとランニングなどアクティブな運動で活躍するウインドブレーカー。それぞれの機能を理解した上で使い分けましょう。
マウンテンパーカーを選ぶポイント
多くのブランドが独自の技術を駆使して、機能性、ファッション性の高いマウンテンパーカーをリリースしています。これからマウンテンパーカーの購入を検討している方に向けて、お気に入りの一着を見つけるためのポイントをご紹介します。
デザイン性とシルエットで選ぶ
タウンユースとしてマウンテンパーカーを選ぶ際には、機能性だけではなく、デザイン性やシルエットも重要です。元々は、アウトドアのシーンで着用するために作られているため、派手なデザインやゴツゴツとしたパーカーも多いです。それらのマウンテンパーカーはタウンユースでは「ダサい」着こなしになる可能性があります。
タウンユースとして「カッコよく」着こなすためには、シンプルでスリムなデザインのマウンテンパーカーを選びましょう。そうすることで、日常のコーディネートにアクティブな要素を違和感なく落とし込めます。
着用するシーンで選ぶ
マウンテンパーカーには、多目的な機能が備わっています。寒さを凌ぐ防寒性、風を防ぐ防風性、動きやすい伸縮性など多岐にわたります。それぞれに強み、特性があるため、どのようなシーンで着用するのかイメージすることが大切です。
普段から活動性が高い方は、快適性と動きやすい製品を選びましょう。日常とアウトドアの両方で着用したい方は、耐久性の高い一着を選ぶ必要があります。主に通勤で使用したい方は、着心地、重さで選ぶと理想のマウンテンパーカーを手に入れることができます。
また、活動性だけではなく、季節に合わせて重ね着がしやすいデザインや素材を考慮することもポイントです。今回のポイントを参考におすすめのマウンテンパーカー5選をご覧ください。
大人男性におすすめしたいマウンテンパーカー5選
アウトドアブランドがリリースしたマウンテンパーカーの中からおすすめのアイテムを5選ご紹介します。いずれもアウトドアだけではなく、日常でもオールシーズン活躍できるマウンテンパーカーです。
ぜひお気に入りの一着を見つけてみてください。
THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス)ベスト クライムライトジャケット
世界中で圧倒的な人気を誇るアウトドアブランドのTHE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス)。『ベスト クライムライトジャケット』は、GORE-TEX PRODUCTS 3層素材を採用しており、透湿性や軽さと強度のバランスを追求しているアイテムです。
GORE-TEXとは、最高級の防水透湿性素材を指します。目には見えないほどの小さな無数の気孔が空いており、外部からの水分の侵入を防ぎ、内側からの汗などの蒸気を外に排出する働きがあります。
風によるバタつきなどで形が崩れにくいスリムなデザインが人気のアイテム。アウトドアでも普段使いでもカッコよく着こなしたい大人の男性におすすめの一着です。
Arc'teryx(アークテリクス)ベータジャケット
Arc'tery(アークテリクス)は、1989年にカナダのノースバンクーバーで設立されました。アークテリクスは、高機能、高品質な製品を追求しており、高価格帯のブランドです。その品質の良さから、強いこだわりをもった大人の男性に選ばれています。
『ベータジャケット』は、優れた耐久性を持ち、防水性、防風性を備えたゴアテックス素材を採用。静粛性と柔らかさに加えて、高い透湿性を発揮するように設計されています。胸からウエスト、腰から太もも部分を体に密着させるデザインになっているため、薄手でごわつきが見られず動きやすい一着です。
シンプルなデザインのため、あらゆるシーンで重宝できるアイテム。最上級の機能性、耐久性を求める男性におすすめしたい究極のマウンテンパーカーです。
patagonia(パタゴニア)トレントシェル ジャケット
パタゴニアは、登山、サーフィン、 トレイルランニング、スキーなど幅広いアウトドアやスポーツ用品を製造、販売しているブランドです。「故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というミッションのもと環境問題や人道支援にも積極的に取り組んでいます。その理念に共感を持つ人から圧倒的な支持を得ており、アウトドアブランドの中で確固たる地位を築いています。
今回ご紹介する『トレントシェル ジャケット』は、シンプルで控えめながら信頼のおけるアイテム。パタゴニア独自の3層構造の防水性、透湿性シェル素材を採用しており、長持ちする防水性、耐久性と快適さを提供します。
快適な着心地と高い防水性に加えて、コンパクトに収納できることも大きな特徴です。カバンの中に一つ備えておくことで急な雨などに対応できます。アウトドアとタウンユースの両方で使えるマウンテンパーカーを探している方にイチオシの一着です。
mont-bell(モンベル)ウインドブラスト パーカ
mont-bell(モンベル)は、日本を代表するアウトドアブランド。1975年に登山家によって「株式会社モンベル」が設立されました。設立以来「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに商品開発を行っています。
モンベルは、日本のブランドのため日本人の体型にフィットしたデザインが特徴です。高い機能性を維持しながら比較的お手頃な価格設定になっています。そのため、登山初心者から熟練された登山家まで幅広い層に人気のブランドです。
『ウインドブラスト パーカ』は、耐久性と軽量、コンパクト性をバランスよく両立させた、携行に便利なパーカー。適度に体にフィットしたデザインにすることで、風によるばたつきを軽減させ、いかなる状況でもシルエットを崩さずに着用できます。コスパよく、高い機能を実感したい方におすすめのアイテムです。
columbia( コロンビア ) ライト キャニオン ソフトシェル ジャケット
コロンビアは、1938年アメリカオレゴン州ポートランドで誕生した総合アウトドアブランド。マルチポケットフィッシングベスト(たくさんのポケットが付いているフィッシングベスト)に代表されるように高い技術力から次々に革新的なアイテムを世に出しています。その進化は、留まることを知らず今後も目が離せないブランドです。
『ライト キャニオン ソフトシェル ジャケット』は、ポリウレタンを使用しないポリエステル100%素材。軽量でキックバック力のあるしなやかなストレッチ性を実現しています。 コロンビア独自の撥水テクノロジーで小雨や砂ぼこりが通常の生地に比べ3〜5倍の速乾性を持つ特徴があります。そのため糸に液体が吸収されるのを防ぎ、生地を清潔で乾燥した状態に保てるのです。
高い機能性に加えて、紫外線をブロックするサンプロテクション機能付きの『ライト キャニオン ソフトシェル ジャケット』。雨の日でも晴れの日でも重宝できる最強のマストアイテムです。
ライターから一言
今回は、富士山、屋久島などを登頂してきた私が、信頼するブランドの中からおすすめのマウンテンパーカーをご紹介しました。
雨風を凌ぐための高い機能性はもちろんのこと、ファッション性の高いデザインは、タウンユースとしても活躍すること間違いなし。日常に遊び心を取り入れたい大人な男性必須のアイテムです。
アウトドアシーンでも街中でも、カッコよくマウンテンパーカーを着こなして大人の男性を演出してみませんか?
多彩な機能を腕時計の中に搭載しているスマートウォッチ。時計としての役割に留まらず、メッセージのやり取りや電子決済といった機能など、日常生活をより便利にしてくれるアイテムとして人気を集めています。
そんなスマートウォッチで注目されているのが、ヘルスケアです。今回はヘルスケア目的でスマートウォッチを購入したい方へ向けて、ガーミンのおすすめアイテムをご紹介します。
なぜヘルスケアにスマートウォッチが注目されているのか
スマートウォッチは、腕時計型のウェアラブル端末です。最大の特長は既存の腕時計に収まらない機能の多さ。時刻の確認はもちろん、スマホと連携による通知や通話機能、オンライン決済やデータの蓄積まで、年々機能が拡充されています。
中でも近年注目を集めているのがヘルスケア領域です。なぜヘルスケア領域でスマートウォッチが注目されているのでしょうか。
高精度な測定技術と24時間の計測が可能
1つ目の理由は、高精度な測定技術と24時間の計測が可能な点です。
近年スマートウォッチの進化は目覚ましいものがあり、ユーザーの健康状態を高いレベルで測定できるようになりました。心拍数や血中酸素濃度、睡眠状態や呼吸数まで、小さな腕時計一つで高精度なデータが計測可能になっています。
人気スマートウォッチのApple Watchでは、不整脈を感知すると端末ですぐに通知。この機能により重症化を未然に防ぎ、命を救ったニュースも話題となりました。
これまで病院やフィットネス施設といった場所でしか計測できなかった健康状態が、手軽にどこでも計測できるようになった点は、スマートウォッチがヘルスケア領域で注目される理由です。
スマホ連携により健康データの見える化が可能に
スマホ連携により自分の健康データが見える化できるようになったのも、スマートウォッチが注目される理由です。
スマートウォッチはスマホと連携できる点が大きな利点ですが、日々計測されるデータはアプリ上に記録され蓄積されていきます。各スマートウォッチの専用アプリではデータの平均値やグラフを用いるなどして健康データを“見える化”。これまで計測時しか意識できなかった健康状態を、中長期的なスパンでチェックでき、ヘルスケアへの意識付けにつながります。
日常生活にも取り入れやすい気軽さ
日常生活に取り入れやすい気軽さも、スマートウォッチがヘルスケアで人気を集める理由でしょう。
腕時計とほぼ同サイズのスマートウォッチは、日常生活で身に付けていてもストレスになりません。わざわざデータを計測しなくても自動でチェックできるため、本人は気が向いたタイミングでデータを確認し、健康管理に活かすことができます。
またヘルスケアだけでなく、通知確認や音楽再生、電子決済といった日常生活での使用頻度が高い機能が付いているため、1つ持っておくだけで生活の質が一気に向上するのもスマートウォッチ人気を後押ししています。
ヘルスケアにガーミンのスマートウォッチをおすすめする3つの理由
ここまでなぜスマートウォッチがヘルスケアに注目されているのかご紹介しましたが、数あるブランドの中でもおすすめしたいのがガーミン(Garmin)です。
ガーミンは1989年にアメリカで創業したGPS機器メーカーで、その高い位置計測技術は航空機や船舶、車のナビゲーションといった分野で大きな信頼を集めてきました。
では、ガーミンのスマートウォッチをおすすめする理由を3つご紹介します。
理由1.高精度のGPS技術を活用した測定精度の高さ
1つ目の理由は高精度のGPS技術を活用した測定精度の高さです。
ガーミンは業界屈指の位置情報技術を強みとしていますが、スマートウォッチにもこのGPS技術が惜しみなく注ぎ込まれています。スマートウォッチは歩行や走行距離を計測するために、高精度のGPS技術が必要です。特にスポーツ分野ではわずかな誤差がタイムや距離の間違いにつながります。
その点ガーミンは自社の強みである位置情報技術を活用し、高精度の測定を実現。より正確なデータを求めるスポーツアスリートやヘルスケアを目的とするユーザーから絶大な支持を集めています。
理由2.ヘルスケアをサポートする多彩な機能
ガーミンのスマートウォッチには、ヘルスケアをサポートする多彩な機能が搭載されています。こちらはガーミンの人気機種「Venu 3(ヴェニュースリー)」に搭載されている主な機能の一覧です。
タイマー
ストップウォッチ
歩数計
活動量計
睡眠モニター
GPS
心拍計
異常心拍アラート
呼吸数
血中酸素濃度
ストレスレベル計測
水分補給トラッキング
これ以外にも筋トレサポートや30以上のスポーツアプリをはじめ、ヘルスケアを後押しする機能がこれでもかと搭載されています。全身の情報をスマートウォッチ1つで計測でき、健康管理を力強くサポートしてくれます。
OSはIOSとAndroidの両方に対応。時計らしさを楽しめるデザイン性も◎
ガーミンのスマートウォッチは、IOS(iPhone)とAndroid、どちらのOSにも対応しています。スマートウォッチの製品によっては、対応するOSが限られている場合がありますが、ガーミンなら自分が使用しているスマホの種類を気にせず、安心して商品を選べます。
またガーミンのスマートウォッチは、時計らしい丸型のデザインを多く採用しています。スマートウォッチは四角型や縦長型が多いですが、慣れ親しんだ丸いデザインはオンオフを問わず着用できるため、シーンやファッションとの相性も抜群です。
ガーミンのおすすめスマートウォッチ3選
ここからはガーミンのスマートウォッチから、ヘルスケアにおすすめな商品をご紹介します。
Venu3(ヴェニュースリー)
まずご紹介するのが、「Venu3(ヴェニュースリー)」です。
ガーミンのスマートウォッチの中でもヘルスケアを目的としたモデルで、心拍数や睡眠スコアリング、ストレスレベル計測といった健康管理をサポートする数多くの機能が搭載されています。
またヘルスケア向けのモデルではハイエンドに位置づけされており、フル充電で14日間稼動するバッテリーや、高解像のディスプレイも魅力。画面も大きめにデザインされているため、視認性も高く情報をひと目で確認できます。
また小さめのサイズを選びたい方には、ほぼ同スペックでコンパクトサイズの「Venu3 S」がおすすめです。
vívoactive 5(ヴィオアクティブファイブ)
続いてご紹介するのが「vívoactive 5(ヴィオアクティブファイブ)」です。
ガーミンのヘルスケア向けモデルでは、ミドルエンドに位置づけされており、スマートウォッチ初心者でも手を出しやすい価格帯に設定されています。それでいてヘルスケアに必要な機能性はしっかり搭載されているので、本格的な健康管理目的にもぴったりです。
カジュアルなデザインを採用しているため、オンオフを問わず着用できるのも魅力でしょう。
vívomove Trend(ヴィオムーブトレンド)
最後にご紹介するのが「vívomove Trend(ヴィオムーブトレンド)」。
スマートウォッチといえばデジタル表示が定番です。アナログの盤面をデジタル画面で表示する機能もありますが、基本的には「針なし」モデルがほとんどでした。
vívomove Trendはより時計としてのデザイン性を求める人の要求に応えるべく、アナログ針を採用。それでいて画面にはヘルスケアをはじめとした各種情報が表示される、斬新なモデルに仕上がっています。
スマートウォッチのガジェット感が気になる方や、フォーマルなファッションと合わせたい方にはぜひおすすめしたいモデルです。
アクティブに歩み続けるあなたの健康をガーミンのスマートウォッチでケア
今回はガーミンのスマートウォッチから、ヘルスケアにおすすめのアイテムをご紹介しました。
スポーツアスリートに人気のガーミンは、高い計測精度とデザイン性の高さから、ヘルスケア向けにも大人気の商品です。健康管理をサポートしてくれる豊富な計測データは、スマホアプリでデータとして蓄積され「見える化」が可能。
いつまでもアクティブに歩み続けるあなたの健康を、ガーミンのスマートウォッチでケアしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、「長く使えるバッグが欲しい」「トートバッグを探している」という大人の男性におすすめしたい名品。創業から110年を越えるアメリカのアウトドアブランド「L.L.Bean(エル・エル・ビーン)」のトートバッグです。
当サイト「FUNDAY」では、数あるブランド・商品の中から、各分野に精通した筆者が「本当に欲しい」と思うモノだけを厳選してご紹介。モノ選びのストレスが軽くなるよう、商品の詳細やブランド情報、選び方なども合わせて解説しています。
今回は某ハイブランドで8年間販売員として働いていた筆者が、L.L.Beanのトートバッグの中から大人男性におすすめのものを5つセレクトしました。また、ブランド概要やトートバッグの特徴についても解説していますので、アウトドア好きな大人の男性はぜひチェックしてみてください!
L.L.Beanってどんなブランド?
L.L.Beanは1912年にアメリカ・メイン州で設立されたブランドです。創業者は農家で生まれ育ったレオン・レオンウッド・ビーン。ビーンは父親の影響で10代の頃からハンティングを趣味としていました。
彼は1911年のある日、革製のハンティングブーツに水がしみ込み、足が濡れて冷たくなってしまうという苦い経験をします。そのとき思いついたのが「ゴムのボトムに革のアッパーを縫いつける」という革命的なアイデアでした。
ビーンは靴屋を営む兄のもとで「メイン・ハンティング・シュー」と呼ばれるハンティングブーツを開発。そのブーツの販売開始と同時にL.L.Beanを創業しました。
苦難を乗り越え高品質ブランドへと成長
しかし、そのスタートは順風満帆とはいきませんでした。ハンティングシューズのボトムとアッパーが分離する問題が相次ぎ、販売した100足のうち90足が返品されてしまったのです。ビーンは誠意を示すため、すべての客に全額を返金。
この経験からL.L.Beanの「100%満足保証」というポリシーは誕生したといわれています。これは商品に100%満足できない場合、1年以内であれば返品を受け付けるというものです。
ビーンは一旦は事業を失いかけましたが、兄から借金をして改良を加えたブーツを再度販売。これがL.L.Beanの代表作「ビーン・ブーツ」の原型となりました。
L.L.Beanは現在、「アウトドアの喜びを分かち合える品質とデザインであること」を理念に、幅広いアウトドア用品を取り扱っています。また、2023年春夏シーズンには日本の気候やライフスタイル、体型に合わせた企画「L.L.bean JAPAN EDITION」がスタートし、再び注目を浴びています。
L.L.Beanのトートバッグの特徴
現在販売されているすべてのトートバッグの原点は、1944年にL.L.Beanが発売した「ビーンズアイスキャリア」という氷を運ぶためのバッグだといわれています。その最大の特徴は「高い耐久性」です。
当時はまだ冷蔵庫がない時代。アメリカでは「アイスチェスト」と呼ばれる木製のボックスの上段に氷を入れてものを冷やしていました。そのアイスチェスト用の大きくて重たい氷の塊を運ぶためのバッグとして発売されたのが、ビーンズアイスキャリアでした。
1965年には現在も親しまれる名品「ビーンズ・ボート・アンド・トート・バッグ」にアップデートされて再登場。溶け出した水がすぐに染み出ないようにと採用された24オンスのコットンキャンバス素材とシンプルなデザインは、現在も変わることなく受け継がれています。
職人の手によって生み出される耐久性と手作りならではの“味”
ボート・アンド・トート・バッグの耐久性が高い理由は素材だけではありません。縫製の工程においても、職人の手によってさまざまな工夫が施されています。
アメリカ・メイン州の自社工場で手作りされるバッグは、しつけや仮止めをせずに一気に縫い上げられます。オーバーラップ部分(底やハンドルなど布が重なる部分)には劣化したりほころんだりしにくい太番手のナイロン糸を使用。縫い終わりは何度も返しミシンが施され、糸端もあえて長めに残されます。
手作業による縫製のため、同じ商品でも一つひとつ微妙に違ったり、ミシン目が少し歪んでいたりすることもあるかもしれません。しかし、それも手作りならではの“味”として楽しみたいもの。
また、長めに残された糸端は「糸処理が甘い」と思われてしまいがちですが、L.L.Beanではそのまま使用することを推奨しています。短くカットしないように注意しましょう。
アウトドア好きの大人男性におすすめしたいL.L.Beanのトートバッグ5選
ここからは大人男性におすすめのL.L.Beanのトートバッグをご紹介します。なお今回は、L.L.Beanらしい24オンスのコットンキャンバス素材を使用しているデザインのみをセレクトしています。
1. ボート・アンド・トート・バッグ オープン・トップ ミディアム
まずはL.L.Beanの代表作、ボート・アンド・トート・バッグをご紹介します。シンプルながらも、ナチュラルなキャンバス地とカラーハンドルのコントラストが効いたデザインです。
サイズ展開は、ミニ・スモール・ミディアム・ラージ・エクストララージの5種類。その中でも一番人気が高いのがこちらのミディアムサイズです。A4サイズの書類が横に入る大きさで、13インチのPCや500mlペットボトル、薄手の羽織ものなど、いろいろなアイテムを収納できます。サイズ選びに迷ったらミディアムがおすすめです。
また、ものが出し入れしやすいオープントップタイプは、「ファスナーの開け閉めが面倒」「バッグの中身が見えるのは特に気にならない」という方に向いています。
容量:17L
サイズ:高さ30 x 幅33 x 奥行き15cm(ハンドルをのぞく)
ハンドルの高さ:15cm
重さ:約539g
2. ボート・アンド・トート・バッグ ジップ・トップ ラージ
こちらはボート・アンド・トート・バッグのラージサイズです。ラージサイズは1.5リットルのペットボトルが10本入るほどの大容量。普段使いだけでなく、重たいアウトドアギアやドリンクを入れるバッグとしても重宝します。蓋布とファスナーが付いたジップトップタイプなら小旅行用のバッグにも最適です。
日常的に使用するには少し大きいかもしれませんが、ファッション性の観点からあえてラージサイズを選ぶ男性も多いようです。持ったときのイメージは上の画像を参考にしてみてください。
容量:35L
サイズ:高さ38 x 幅43 x 奥行き19cm(ハンドルをのぞく)
ハンドルの高さ:20cm
重さ:約709g
3. トートバッグ ソリッド・ボート・アンド・トート ミディアム
続いては本体・ボトム・ハンドルがすべて同色のシンプルなトートバッグです。いろいろなコーディネートに合わせやすく、幅広いシーンで活躍してくれる汎用性があります。
こちらも24オンスのコットンキャンバスが使用されているので、自立するほど厚手です。使い始めはかたくゴワゴワしていますが、使い込むほどに柔らかくなり、風合いが増していきます。オンリーワンのバッグを育てる楽しさがあるのも、L.L.Beanのトートバッグの魅力の一つです。
容量:17L
サイズ:高さ30 x 幅33 x 奥行き15cm(ハンドルをのぞく)
ハンドルの高さ:15cm
重さ:約539g
4. ジップトップ・ボート・アンド・トート・ウィズ・ポケット ミディアム
次にご紹介するのは、外側にポケットが付いているタイプのボート・アンド・トート・バッグ。ジップトップのデザインですが、ポケットに財布やスマホなどよく使用するものを入れておくことができるので便利です。
ポケットの上部にはゴム製のロゴプレートが付いていて、シンプルなデザインの中のアクセントになっています。
容量:17L
サイズ:高さ30 x 幅33 x 奥行き15cm(ハンドルをのぞく)
ハンドルの高さ:15cm
重さ:約595g
5. シリンダー・トート・バッグ
最後は少し個性的な筒形のワンショルダーバッグをご紹介します。こちらはアメリカ製ではありませんが、24オンスのキャンバス地にポリウレタンコーティングが施された、さらに丈夫な素材が使用されています。
深さがあり、A4サイズのノートや書類がすっぽりと収まるサイズ。「すでに定番のボート・アンド・トートバッグを持っている」「人とかぶりたくない」という方にもおすすめです。
サイズ:高さ36 x 幅24 x 奥行き14cm(ハンドルをのぞく)
ライターからひとこと
今回はL.L.Beanのトートバッグをご紹介しました。アウトドアが好きな大人の男性はぜひ長く愛されている名品の詳細をチェックしてみてください!
ちょうどいいサイズ感で持ち運びにも便利なコインケース(小銭入れ)。キャッシュレス時代で財布を持ち歩かない人も増えていますが、小銭や定期、鍵の収納など持っておくと便利なアイテムです。
今回はそんなコインケースの中でも、遊び心のあるデザインが魅力のCHUMS(チャムス)のアイテムをご紹介します。アウトドアブランドのイメージが強いCHUMSですが、普段使いしやすいおしゃれなアイテムも多数ラインナップ。
ライターが厳選したおすすめアイテムと合わせて、ブランドの魅力をご紹介します!
CHUMS(チャムス)の魅力とは?
CHUMSは、1983年にアメリカのユタ州で創業したアウトドアファッションブランドです。
リバーガイドを務めていた創業者が、激しい川のうえでも落ちないようメガネストラップ(メガネチェーン)を開発したのが始まり。その後もアウトドアのフィールドをメインにしながら、数多くの商品を世に送り出してきました。
アウトドア用品と聞くと機能性や耐久性ばかりが注目されますが、CHUMSはこうした要素に加えてデザイン性やファッション性も追及。アウトドアであっても遊び心のあるアイテムづくりをアイデンティティとし、ポップなデザインや豊富なカラーバリエーションなど普段使いもできるブランドとして人気を博しています。
CHUMSのコインケースの選び方
さて、CHUMSではコインケースだけでも多彩な種類を展開していますが、アイテムを選ぶときはどんなポイントを押さえればいいのでしょうか。
収納するものを意識する
コインケースは持ち運びの便利さがアイテムの魅力です。そのためコンパクトなサイズが一般的ですが、その分収納力には限りがあります。
そこでコインケースを選ぶときは、どんなアイテムを収納するかをまず意識してみましょう。小銭だけを収納したいなら一口タイプのコインケースでもOK。定期やカード類を収納したいなら、パスケースポケットが付いているタイプや、縦長サイズ(ボックス型)のコインケースがおすすめです。
機能性や素材から選ぶ
機能性に注目するのも、コインケース選びのポイントです。
たとえば吊り下げて持ち運べるDカン(D型の金具)が付いたタイプは、バッグやデイパックと組み合わせて使用できます。CHUMSはアウトドアブランドとあってDカンが付いたコインケースが多く揃っています。
また耐久性や防水性に優れているかも、機能性で注目したいポイント。CHUMSでは素材の使い方にもこだわっており、柔らかい質感が特徴のスウェットをベースに、負荷が多くかかる箇所にはナイロンを使用するなど耐久性が向上する設計を施しています。
この他にも、CHUMSが本格的なアウトドアシリーズとして展開している「スプリングデール(Spring Dale)」は、高い耐久性と軽量性が特徴で、アウトドアでのアクティブな場面でも頼りになります。環境への意識を大切にしつつファッションを楽しみたいなら、100%リサイクルポリエステルの「RENU®(レニュー)」を使用したシリーズもおすすめです。
CHUMSのおすすめコインケース5選
ここからはCHUMSのコインケースの中から、ライターが厳選したおすすめモデルをご紹介します。
1.リサイクルキーコインケース
まずご紹介するのが『リサイクルキーコインケース』です。
素材には100%リサイクルポリエステル「RENU®(レニュー)」を使用。RENU® は、ファッション業界がブランドの垣根を越えて環境問題に取り組むべく始動した「RENU@プロジェクト」から生まれた素材。資源の無駄をなくし、エコフレンドリーなアイテムを生み出すべく多くのブランドが参加しています。
コインケースとしてはもちろん、定期入れ機能を備えたキーケースとして使用でき、軽量で使い勝手は抜群。CHUMSのスタッフにもユーザーが多いアイテムで、リピーターが多いコインケースとして人気です。
2.リサイクルラウンドコインケース
丸型のコンパクトサイズで持ち運びやすい『リサイクルラウンドコインケース』。
こちらも素材にはRENU®を使用し、軽量ながら耐久性が高いだけでなく、エコフレンドリーなアイテムとして人気です。サイズは直径7cmと、ペットボトルの直径程度(約6.5cm程度)の大きさ。ポケットにもすっぽり収まるだけでなく、Dカン(D型の金具)が付いているのでバッグに吊り下げての使用も可能です。
カラーバリエーションも豊富で、CHUMSのキャラクターである「ブービーバード」のデザインもおしゃれです。
3.スクエアコインケーススウェットナイロン
続いてご紹介するのが『スクエアコインケーススウェットナイロン』。
ファスナーがL字型に開閉するためケースの中身が見やすく、コインやアイテムを探しやすいデザインとなっています。サイズは11cm×11cmのスクエア型で、Dカンも付いているので用途の幅が広いアイテムです。
素材には触り心地のいいスウェットと、負荷が多くかかる箇所にナイロンを使用。スウェットの表面は撥水、撥油、防汚性能に優れた加工が施されているので、水や汚れにも強く長く使い続けられます。
4.スプリングデールキーコインケース
縦長タイプのコインケースをお探しなら『スプリングデールキーコインケース』がおすすめです。
スプリングデール(Spring Dale)はCHUMSが展開する本格アウトドアシリーズで、丈夫で耐久性が高く、軽量性にも優れています。
縦13cm×横9cmのサイズで、コインケースとしてはもちろん定期入れにも便利。コンパクトサイズながら収納力に優れており、表面のジップポケット、キーポケット、キーリングに加え、裏面にはメッシュポケット付いているなど用途の幅が広がります。
5.エッグコインケーススウェット
最後にご紹介するのは『エッグコインケーススウェット』です。
CHUMSらしいポップで遊び心のあるデザインが特徴。卵型のフォルムもかわいらしく、柔らかなスウェット素材の触り心地も特徴です。裏側には強度の高いポリエステル素材を使用しているので、パンツのベルトループに吊り下げて使用してもこすれや破れを心配する必要がありません。
また水や汚れに強い特殊加工が施されているので、普段使いはもちろんアクティブシーンでも活躍してくれるアイテムです。
ライターからひとこと
今回はアウトドアファッションブランド・CHUMS(チャムス)の中から、大人の遊び心をくすぐるおすすめコインケースをご紹介しました。
アウトドア用品のイメージが強いCHUMSですが、デザインやカラーバリエーションは普段使いでも楽しめる遊び心あるアイテムが多数揃っています。コインケースもアウトドアで培った耐久性や機能性に思わず手にしたくなる魅力あるデザインを追及。
キャッシュレス時代で財布を持たないという方も多いですが、そんな時代だからこそあえてアナログなアイテムを身に付けておしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
北欧フィンランドの精密機器メーカー「SUUNTO(スント)」。アスリートからタウンユースまで幅広いユーザーから支持されるスポーツウォッチは、無駄のないスタイリッシュなデザインと高い機能性で人気を集めています。
今回はそんなSUUNTOのスポーツウォッチの魅力やおすすめ商品をご紹介します。「種類が多くて選び方に迷ってしまう」「モデルごとの違いを知りたい」という方はぜひ参考にしてください。
SUUNTOとは?北欧ブランドが人気を集める3つの理由
SUUNTOは北欧フィンランドに本社を構える精密機器メーカーです。
冒険家でありブランドの創業者でもあるトーマス・ヴォホロネンは、北極圏の極寒の中、従来型のコンパス性能に不満を抱えていました。自らが満足する安定性と精度の高さを求めて研究を重ね「液体封入式コンパス」を開発。その後生産体制を拡充し1936年にSUUNTOのブランドを創業しました。
現在ではブランドの原点でもあるコンパスだけでなく、スポーツウォッチやダイブコンピュータを販売。長年の研究ノウハウと技術力を活かし開発した製品はトップアスリートからタウンユースまで幅広い人々から支持を集めています。
では、SUUNTOが人気を集める理由を、3つの視点から深掘りしてみましょう。
理由1.普段使いにも似合う北欧らしいスタイリッシュなデザイン
SUUNTOのスポーツウォッチは、北欧らしい無駄を省いたスタイリッシュなデザインが採用されています。華美な装飾をできるだけ省き、落ち着いた大人にも似合う洗練された仕上がりが人気を博しています。
デジタル表示のスポーツウォッチは、がっちりとした重厚感あるデザインが多いですが、SUUNTOのスポーツウォッチなら普段使いやビジネスシーンでも身に付けやすいため、用途の幅が広いのがポイントです。
理由2.厳しい耐久試験にパスした機能性の高さ
SUUNTOのブランドの原点は、冒険家である創業者が過酷な環境下でも信頼のおけるコンパスを求めたことが始まりです。この信念は現在でもしっかり継承されており、スポーツウォッチも厳しい耐久試験をパスした製品のみがユーザーへと販売されます。
ブランドの拠点フィンランドは冬の生活環境が厳しく、こうした環境下でも耐えしのぐ製品を生み出すという責任感もSUUNTOの高いクオリティの源です。
理由3.多彩なシーンで活躍する豊富なラインナップ
SUUNTOのスポーツウォッチは過酷なアウトドアに挑むトップアスリートはもちろん、普段使いやビジネスシーンでも着用したいタウンユース向けのモデルまで豊富なラインナップが揃っています。
現在展開されているラインナップは大きく7種類です。
モデル特徴VERTICAL太陽光充電に対応したフラッグシップモデル。もっともスペックが高い9 PEAK PROスマートなサイズでタウンユースからスポーツまで幅広い場面に対応9 PEAK9 PEAK PROモデルにコンパクトさと軽量化をほどこしたモデル9 BARO視認性に優れたアウトドア向けのモデル。登山などにおすすめ5 PEAKタウンユースや日常使いにぴったりの入門モデルCOREGPSなどの機能を搭載していないモデル。アウトドア向けで価格も手頃CORE ALPHAミリタリーコンセプトのモデル。名機COREをよりアウトドア向けに進化
SUUNTOのスポーツウォッチのフラッグシップとなるのが「VERTICAL」。ソーラー充電やオフラインマップなど豊富な機能を誇り、もっともハイスペックなモデルとなっています。バッテリー性能の高さも魅力です。
「9 PEAK PRO」と「9 PEAK」は、アウトドアからタウンユースまで対応するバランスに優れたモデルです。VERTICALほどではないものの多彩な機能が搭載されており、ブランドでは中価格帯に位置します。
「9 BARO」は視認性を確保するため画面サイズを大きめに設計。登山やトレッキングシーンで活躍する機能が用意されているので、本格的な山登りを志す方にはぴったりです。
「5 PEAK」は機能を最小限に抑え、価格帯も手頃なモデルです。日常的なアウトドアに対応できる耐久性は備えているので、普段使いや週末に屋外に出かけるといった方におすすめ。
「CORE」と「CORE ALPHA」は、GPSなどの機能を搭載せず低価格を実現。もちろん、SUUNTOのスポーツウォッチとあって耐圧や加熱、冷却、耐衝撃、落下、氷結など9種類のテストをクリアしており、趣味でアウトドアを楽しむには十分な性能を誇ります。
SUUNTOのおすすめスポーツウォッチ5選
ここからは、SUUNTOのモデルの中からおすすめのスポーツウォッチを5つご紹介します。
1.VERTICAL│Titanium Solar CANYON
まずご紹介するのが『Titanium Solar CANYON』です。
SUUNTOのフラッグシップモデルとしてもっとも機能性に優れたVERTICALシリーズ。同シリーズは「Stainless steel」と「 Titanium Solar」の2種類が展開されており、後者のTitanium Solarは太陽光充電に対応しています。
最大60時間のロングバッテリーや屋外オフライン地図、95種類以上のスポーツモードなどハイスペックなモデルに仕上がっています。過酷な環境下でのスポーツやアウトドアにも難なく対応する本格派で、プロ仕様のモデルを選びたい方におすすめです。
2.9 PEAK PRO│TITANIUM SLATE
続いてご紹介するのが準ハイエンドモデルの9 PEAK PROの『TITANIUM SLATE』です。
薄型のスタイリッシュなデザインでありながら、スポーツウォッチとしての高い機能性も追及。40時間のバッテリーや、スポーツやアウトドアを支える多彩な機能がコンパクトボディにギュッと詰まっています。それでいてSUUNTOの特徴でもある軍用規格の耐久性の高さも魅力。
普段からスポーツやアウトドアを頻繁に楽しみながら、タウンユースやビジネスシーンでも身に付けたい方におすすめです。
3.9 BARO│WHITE
9 BARO『WHITE』は、SUUNTOのモデルではもっとも大きい50mmのサイズで高い視認性を誇ります。標高や累積高度、垂直速度などの数値がひとめでわかるクライム機能やベアリングナビゲーションといった登山向けの機能が充実。耐久性の高さも過酷な環境下に難なく対応してくれます。
タウンユースよりも、アウトドアや登山などを楽しむ方の向けのモデルです。
4.5 PEAK│BLACK
普段使いやタウンユースで着用できるモデルをお探しなら5 PEAK『BLACK』がおすすめです。
サイズはコンパクトに設計されており、機能もより一般ユーザー向けに限定され扱いやすいモデルとなっています。ランニングやウォーキング、サイクリングなど日常的なスポーツを楽しむのにぴったり。価格帯ももっとも手頃なシリーズなので、SUUNTOを初めて購入する方の入門機としても人気です。
5.CORE ALPHA│STEALTH
GPS機能などを省き、アウトドアウォッチとして特化したCOREシリーズ。中でもCORE ALPHA『STEALTH』はミリタリーウォッチとしての機能とデザインが追及されたモデルです。
レッドバックライトをはじめ高度計・気圧計・コンパス機能といったアウトドア向けの機能が充実。堅牢なボディを誇るため、屋外でのタフな活動にもしっかり応えてくれます。
SUUNTOのスポーツウォッチはシーンや目的に合わせてモデルを選ぼう
今回は北欧フィンランドのブランド、SUUNTOのスポーツウォッチをご紹介しました。ハイエンドからスタンダードまで幅広いラインナップが揃うSUUNTOですが、商品を選ぶ際は使用シーンや目的に合わせてモデルを選んでみましょう。
本格的なアウトドアやアスリート向けならハイエンドな「VERTICAL」や機能性に優れた「9 PEAK」「9 BARO」シリーズを選んでみましょう。より普段使いやタウンユース向けなら「5 PEAK」を、機能を絞りコスパに優れたモデルが選ぶなら「CORE」がおすすめです。
春や秋にサラッと羽織れるアウター、そんな一着があると重宝しますよね。「大人が着ても様になるようなジャケットやブルゾンないかな?」なんて思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方へ向けて、本記事ではBARACUTAのG9を紹介します。BARACUTAのG9の特徴や魅力について解説するのでぜひ参考にしてください。G9と同じくらいおすすめの別のモデルにも触れますのでお楽しみに。
小慣れた大人ファッションを堪能して、日々の暮らしを華やかに彩りましょう。
BARACUTAとは?G9の誕生
元々レインウェアを取り扱っていたミラー家ですが、1937年にジョンとアイザックの兄弟がマンチェスターにてBARACUTA(バラクータ)を設立します。BARACUTAは当初、雨の多い街マンチェスターでもスタイリッシュに着こなせるコートを主軸にしていました。
その後、ゴルフ場で快適に過ごせるジャケットがないことに目を付け、1937年にG9の原型が誕生します。翌年1938年に、裏地のタータンチェックを付けて現在まで続くG9ジャケットは完成しました。
ブランドが50年代にアメリカに進出すると、ジェームズ・ディーンやエルビス・プレスリーがハリウッド映画で着用するように。そこから人気を博してG9は日常のファッションに取り入れられるようになり、現代まで続く名作となったのです。
G9の名前の由来は諸説ありますが、Gはゴルフ、9はゴルフコースのホール数と言われています。ちなみに、G9は別名ハリントンジャケットと評されることも。1964年のドラマ「ペイトンプレイス物語」でロドニー・ハリントン役の俳優が着用したところ、同ドラマの大ファンの男性が「ハリントンジャケット」と題して店に展示したことによるとされています。
また、日本で呼ばれるスウィングトップという名称は、ファッションデザイナーの石津謙介が作った和製英語です。
G9の特徴と魅力
G9には他のジャケットにはない特徴や魅力があります。以下でそれぞれについて詳しく説明します。
男心をくすぐるギミックの数々
G9はさまざまなゴルフ用の機能を備えており、そのギミックは機能性だけでなくデザイン性という面でも男心をくすぐる魅力があります。
袖付けの仕様がラグランスリーブになっており、肩周りの可動性が高く快適です。犬の耳のように垂れていることからドッグイヤーカラーと呼ばれる襟は、チンストラップを締めれば防風機能があります。袖と裾がリブ仕様になっているのも同様です。
また、元々は綿100%だったバラクータクロスと呼ばれる生地は、高密度に織られることによってある程度の雨風であれば侵入を防いでくれます。背面にある傘のような形をしたアンブレラカットのヨークも、スムーズに雨の雫を流してくれるためのものです。
裏地のチェックで上品さも演出
機能的なデザインと対照的に、チラッと覗く裏地のチェック柄は英国らしい上品さを演出してくれます。
G9の裏地に使われているタータンチェックとは、英国貴族において代々継承される格子状の柄で、家紋のような存在です。
特にG9のチェックは、第二次世界大戦で活躍したスコットランドのラヴァト卿サイモン・クリストファー・ジョセフ・フレイザー氏から、趣味のゴルフを通じて使用許可を得たもの。その経緯からフレイザータータンと称され、現在ではBARACUTAの象徴的なデザインとして愛されています。
G9の魅力は表地の無骨さや機能美だけでなく、裏地の優雅さや伝統というところにもあるのです。
著名人に愛される渋さ
G9の機能性がもたらす質実剛健な渋いスタイルは、時代を彩る著名人に愛されてきました。
いわゆるジャンパーの原型となったG9は、短丈のボックス型シルエットで大人の男性にこそ似合う良い意味での野暮ったさがあるアイテムです。それでいてさまざまなギミックや裏地がアクセントになっているので、飽きずに長く着られる魅力があります。
先述のジェームズ・ディーンやエルビス・プレスリー以外にもスティーブ・マックイーンや、日本では高倉健にも愛用されたことで有名なG9。同性が憧れる存在であった名だたる著名人が愛したことから、アイテム自体に対しても同様の憧れを抱く方は多いです。
G4も実は捨てがたい
BARACUTAにはG9以外にもモデルはたくさんあり、その中でもG4は選択肢として実は捨てがたい魅力があります。
G4はドライビングジャケットとしてG9の数年後に登場しました。最も大きな違いは、屋外での防風性を備える必要がないため袖と裾のリブがない仕様になっていることです。そして、トレンドによって多少の修正は加わりますが、基本的にはG9に比べてやや着丈の長い縦長のシルエットになっています。
ドッグイヤーカラーやアンブレラカット、裏地のフレイザータータンはそのままに、中に着込んでももたつかない重ね着のしやすさが魅力です。G9のような男臭いカッコ良さを求めているわけではない方、もう少し上品に羽織れるアウターがほしい方にはG4のほうが満足できるでしょう。
おすすめ3モデルを紹介
BARACUTAのおすすめモデルを3つ紹介します。
今回は定番カラーのTANやNATURALを紹介しています。もっとも、BLACKやNAVYなど取り入れやすいカラーも用意されているので、自分の気に入ったカラーを選べばOKです。
なお、当初は綿100%だった表地は現在では撥水性や可動性を高めるためにポリエステル混紡になっていて、また違った風合いになっています。
G9 ORIGINAL
G9 ORIGINALは、伝統的なギミックはそのままにシルエットをややスリムに現代化したモデルです。アームホールや身幅が細くなってフィット感があります。
元々が大柄な欧米人の体格に合わせたシルエットに設計されているので、標準的な体格の日本人が着用するにはちょうど良いサイズ感です。薄手のインナーやシャツであればもたつかずに中に着込むことができるので、綺麗に着こなしたい方や細身の方にはおすすめです。
G9 ARCHIVE AUTHENTIC FIT
G9 ARCHIVE AUTHENTIC FITは、1950年代の古き良きスタイルを蘇らせたモデルです。とはいえ、ただゆとりのあるフィッティングにするのではなく、着丈や裄丈を多少長めにとってやや現代的なバランスにも整えられています。
こちらのモデルも伝統的なG9のギミックはすべて健在です。
ORIGINALだと窮屈に感じてしまう方、往年のスターが着ていたスタイルを取り入れたい方にはおすすめです。ORIGINALよりも中に厚手のインナーを着ることもできるので、汎用性が高いのも特徴です。
G4
G9と同様のギミックを持ちながら、袖と裾のリブを使っていないモデルがG4です。G4は、好みのスタイルによってはG9と同じくらい人気のあるモデルです。
G9の袖と裾のリブは防風性という意味では長所ではありますが、少しスポーティな印象を与えてしまう側面も。リブが排されたG4であれば、シャツやニットのようなアイテムとも相性良くレイヤーすることができて大人っぽく上品に着こなせます。
G9のように良い意味で男臭いスタイルを目指すのではなく、品良くサラッと身に付けたい方にはG4のほうがおすすめですよ。
BARACUTAのジャケットを着こなす渋い大人に
本記事ではG9を中心にBARACUTAのジャケットを紹介しました。
たしかにG9は一見おじさん臭くもなりがちなアイテムです。
もっとも、全体的なサイズ感を間違えずにジーンズやミリタリーパンツなどと上手に合わせれば、年齢を重ねた大人だからこそできる渋い着こなしが可能なのです。
若者と同じように流行を追うのではなく、落ち着いた大人の渋さを醸し出せるスタイルをG9とともに目指してみませんか。
「ボトムスの種類ってたくさんあるけど、使い勝手の良いボトムスって何だろう」と思っている方は多いのではないでしょうか。オンオフどちらでも使えるボトムスがあると助かりますよね。
そんな疑問を持っている方への一つの回答として、本記事ではチノパンをおすすめ!チノパンの魅力や選ぶポイントを解説した上で、厳選した4つのモデルを紹介します。
オフはもちろんオフィスカジュアルにも使える魅力的なチノパンを手に入れて、日々のファッションに彩りを与えてくださいね。
チノパンの歴史と魅力
チノパンの歴史と魅力について解説します。チノパンはどのようにして生まれたのか、どういうところに魅力があるのか参考にしてくださいね。
チノパンの起源はミリタリー
チノパンの起源は実はミリタリーであることはご存知でしたか。19世紀イギリス陸軍がインド滞在中に、あまりに目立つ白いパンツを現地の泥水やカレー粉で染めたことから始まります。その後、中国に輸出されたそのパンツをフィリピン駐在中のアメリカ軍が買い付けた際に「China→チノ」と呼ぶようになったと言われています。
一定の完成を迎えたのは1941年、アメリカ軍が戦闘服に採用したM-41トラウザーズで通称「41(ヨンイチ)カーキ」と呼ばれるモデルです。その後は、各年代のモデルがファッションアイテムとしても度々トレースされています。
オフィスカジュアルでもOK
チノパンの最大の魅力は、プライベートはもちろんオフィスカジュアルでも許容される落ち着いた雰囲気を持っていることです。
チノパンはチノクロスと呼ばれる厚手の綿の綾織りの生地でできており、戦闘服で使われる通り丈夫で耐久性があります。また、高密度に織られた生地は上品な光沢を放ち、経年変化によりその風合いがやや落ち着いた状態でもオフィスで許容されるルックスです。
ちなみに、チノクロスの中でも「ウエストポイント(ウエポン」)と呼ばれる生地は、さらに上品な光沢感を持ちます。ウエストポイント士官学校という陸軍将校のエリート養成機関で用いられたことがその名の由来。通常のチノクロスが「左綾・単糸」なのに対し、ウエポンは「右綾・双糸」でより高密度に織られていることから光沢の差が生まれます。
選ぶ上で大切なこと
チノパンを選ぶ上で大切なことが2つあります。以下でそれぞれについて解説するので参考にしてくださいね。
まずはカーキ系の定番カラーを
良いチノパンを1本買おうと考えるなら、まずはじめは定番カラーのカーキ系を選ぶのが大切です。
それは、チノパンの上品さや落ち着きという魅力が特に表れるのは定番カラーである、というのが理由です。カーキやベージュといったアースカラーは相手に穏やかな印象を与える面もあるからこそ、徐々にオフィスなどでも許されてきたと思います。
また実用的な話で言えば、他のカラーについてはチノパンで選ばなくても他の種類のボトムスで魅力のあるものがあります。たとえば、オリーブ系のボトムスではベイカーパンツなどで選んで、ワードローブのバランスを整えるほうがよいでしょう。
目指すスタイルに応じたシルエットのものを
最終的に目指したいスタイルを考えたときに、それに必要なシルエットのチノパンを選ぶこともとても大切です。
各ブランドのチノパンにはヴィンテージライクなものから現代的に変更されたものまであり、そのコンセプトの違いからシルエットがまるで違います。ミリタリー実物のような野暮ったさをあえて求めている方は極太のものを、ビジネスでも着用可能なキレイ目に履きたい方はジャストフィットのものを選びましょう。
シルエットによってもコーデ全体に与える効果は全く違うので、どのシーンで使うかやどんなスタイルで履きたいかを事前に考えて購入してください。
また、チノパンは「理想のスタイルはあるけれど、年齢的に体型に自信がなくなってきた自分でも似合うものがあるかな」という心配がありません。腰回りにゆとりがあるものなど、さまざまな体型に合うモデルが存在するので、きっと似合うものが見つかるはずです。
おすすめのチノパン4選
おすすめのチノパンを4つ、それぞれ違うブランドから紹介します。求めるスタイルに合いそうなものを選んでくださいね。
BUZZ RICKSON’S 「ORIGINAL SPEC. CHINOS」
1960年代ベトナム戦争時に米軍向けの衣料製造から始まった東洋エンタープライズ。そのミリタリージャンルのアイテムを扱うブランドがBUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)です。
そのBUZZ RICKSON’SからORIGINAL SPEC. CHINOSをおすすめします。
ヴィンテージから再現した強度のあるチノクロスを使い、一方でディテールはさまざまな年代の特徴を取り入れたモデル。1940年代の両玉縁ポケットや1960年代のジッパーフライを採用し、当時の渡り幅よりも細身に仕上げられています。
ヴィンテージ各年代の良い部分を感じつつも現代的なコーデにも合わせやすい、太からず細からずのバランスがすばらしい定番アイテムです。
PHERROW’S 「P41M U.S.ARMY TROUSERS」
「流行に左右されないモノ創り」「10年、20年後にヴィンテージと呼ばれるモノ創り」をコンセプトに、新たなライフスタイルを提案するアメカジブランドPHERROW'S(フェローズ)。
今回紹介するのは、P41M U.S.ARMY TROUSERSです。アメリカ軍の41カーキをデザインベースに、シルエットを現代的に修正し履きやすくしています。もっとも、高密度のチノクロスやメタルボタンのボタンフライ、両玉縁で付けられたコインポケットとバックポケット、サイドの2本針の縫製というディテールは採用。
「しっかりとした肉厚の生地で、程よい太さ」のチノパンが好みの方にはぜひおすすめしたいモデルです。
WAREHOUSE & CO. 「Lot 1082 CHINOES」
WAREHOUSE & CO.(ウエアハウス)は、流行に流されず「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というテーマを追い求めているブランドです。実際に所有するヴィンテージアイテムを糸の一本から徹底的に研究することで当時の無骨さや風合いを再現しつつ、現代でも着用できるようにサイズアレンジを加えています。
そんなWAREHOUSE & CO.から、Lot 1082 CHINOESをおすすめします。
より光沢感のあるウエポン生地を旧式の力織機で織っているのでセルビッジが付くモデルです。経糸、緯糸ともに硫化染めしたコーマ糸を使用しているので堅牢度も高く、深みのある表情をみせてくれるチノパンです。もちろん両玉縁のポケットなどクラシックなディテールも押さえてくれています。
股上や腰回りがフィットするようにパターンが改良されていながらも程よい太さも残しているので、やや無骨な雰囲気を楽しみたい方にはおすすめですよ。
BARNSTORMER 「1001P ノープリーツ ドレスチノ」
BARNSTORMER(バーンストーマー)はアイビーブームの1977年に創業し、アメリカントラッドのスタイルに合う純国産のチノパンを製造していました。2000年前後に一度休止するも、丁寧に縫製された大人が履けるカジュアルパンツを製造するブランドとして2014年より見事に復活しています。
ここで紹介する「1001P ノープリーツ ドレスチノ」は、最もオーソドックスな定番のモデルです。スラックス仕立てで縫い代が多くカーブがつくように作られているため、程よいゆとりと美しい体へのフィット感を実現しています。糸のよりを弱くしたことにより、厚手であるにもかかわらずしなやかな風合いがあるのも魅力です。
起源となるミリタリーパンツとは違って、センタープレスに入った細身のスラックスタイプのためスマートに着こなしたい人に選んでほしいモデル。ビジネスでのジャケパンスタイルにも上品に決まりますよ。
目的のシーンやスタイルに合ったモデルを選ぼう
本記事では、使い勝手の良いチノパンのおすすめを4つ紹介しました。
まずは、自分好みのスタイルはどんなものか確認しましょう。どの年代のヴィンテージのどのディテールを組み込むモデルかは、デザインとして好みが分かれるところ。またシルエットも、どこまで現代的なものに修正しているかによって作れるスタイルは変わってきます。好みを確認できたら、「プライベートのみ」か「ビジネスでも使いたい」のかを想像して、目的に合ったモデルを選んでください。
悩んで選んだチノパンは、きっとあなたのコーデの幅を広げてくれる相棒になってくれるはずですよ。
年齢を重ねた大人ともなれば、結婚式やパーティーといった冠婚葬祭、格式ある式典や会食に参加する機会も増えてきます。そうした場に赴くときは、やはりその場に適したドレスウォッチを身に付けるのがマナーです。
しかしドレスウォッチを選ぶとなると、選び方のポイントに悩んでしまうもの…。
そこで今回は筆者が時計販売店の専門スタッフに取材した経験をふまえて、ドレスウォッチの特徴や選び方のポイントについてご紹介します。また、厳選したおすすめモデルもご紹介していますので、時計選びの参考にお役立てください!
ドレスウォッチとは?大人のたしなみとして持っていたい腕時計
ドレスウォッチとは、結婚式やパーティーといった冠婚葬祭、格式の高い式典や高級店での会食などに適した腕時計です。
年齢を重ねればこうした会場に足を運ぶ機会も多いですが、大人ともなれば場に適したドレスウォッチを身に付けるのがたしなみというもの。普段はスポーツウォッチやカジュアルな腕時計を身に付ける方でも、その日だけはフォーマルシーンにあったドレスウォッチを選ぶのがマナーです。
ドレスウォッチの選び方は?
ドレスウォッチの定義は「あまり華美ではなく、落ち着いたクラシックな腕時計」が基本となります。欧州のようにドレスコードが厳格な場では「針は2針」「襟口に収まる薄型のケース」といった細かな定義がありますが、日本ではよほど格式ある場でなければここまで厳しいドレスコードは設けられていません。
とはいえ、やはりドレスウォッチとしての基本を押さえた腕時計選びがマナーといえます。ここでは、ドレスウォッチの選び方のポイントを5つご紹介します。
※腕時計パーツの名称は下記のイラストにて紹介しています
選び方1.アナログ腕時計を選ぶ
ドレスウォッチの基本はアナログ腕時計です。最近ではスマートウォッチやスポーツウォッチのようなデジタル腕時計が人気ですが、フォーマルな場にはふさわしくないとされています。
また、クラシックなアナログ腕時計は知的で大人な雰囲気を感じさせるため、ドレスコードにもよく似合います。落ち着いたスマートな印象を感じさせるためにも、ドレスウォッチはアナログ腕時計から選んでみましょう。
選び方2.文字盤は白やシルバーを選ぶ
文字盤の色は白やシルバーが定番です。また無駄な装飾や華美な印象を与えるデザインよりも、シンプルで無駄のないデザインがドレスウォッチには適しています。
あまりドレスコードが厳しくない場であれば、グレーやネイビーといった落ち着いた色であれば大丈夫でしょう。
選び方3.薄型のケースを選ぶ
腕時計のケース部分は、薄型のものを選んでみましょう。欧州では「襟口に収まる」薄型の腕時計がドレスウォッチとして好まれます。日本はそれほど厳格ではないとはいえ、あまりごつごつとして大きいサイズのケースは「悪目立ち」してしまいます。
具体的にはドレスコードが厳しい場ならケース径が36mm以下。あまり厳しくない場なら40mm程度のモデルを選ぶと間違いがないでしょう。
選び方4.バンドの素材は皮がおすすめ
ドレスウォッチのバンド部分の素材は、皮(レザー)がおすすめです。クラシックな落ち着いた雰囲気はフォーマルなドレスコードにもよく似合います。また金属を用いたメタルベルトも、それほどドレスコードが厳しくない場であれば身に付けても問題ありません。
カジュアルシーンで人気のナイロンベルトやラバーベルトは、ドレスコードにふさわしくないため選ばないようにしましょう。
選び方5.3針でも問題なし。ドレスコードが厳しいなら2針を選ぶ
ドレスコードが厳しい会場では、秒針がない2針の腕時計を選ぶのがマナーです。しかしそれほどドレスコードが厳しくない場であれば、秒針がある3針の腕時計を選んでも問題ありません。
とくに日本では厳格なドレスコードを設けている場は限られているため、親族や職場の同僚の冠婚葬祭、パーティーに身に付けている程度であれば3針を選んでも大丈夫でしょう。ただドレスコードに厳しい業界で働いているなら、冠婚葬祭やパーティーでも格式が重んじられます。こういった業界で働いている場合や、格式高い場に赴く機会が多いなら2針を選んでおくと間違いがありません。
【筆者厳選】大人におすすめのドレスウォッチ4選
ここからは筆者が厳選した大人におすすめのドレスウォッチをご紹介します。
1.グランドセイコー SBGX295
文字盤カラー白ケース径37mmバンドクロコダイルレザー(ワニ皮)針3針
国産の高級腕時計として知られるグランドセイコーの『SBGX295』。白の文字盤にシルバーの針とインデックスの組み合わせはドレスウォッチにふさわしい落ち着いた装い。ケースは37mmとサイズ感も丁度よく、フォーマルなファッションにもよく似合います。
バンドには黒のクロコダイルレバーを使用することで全体が引き締まった印象に。大人の装いとして「間違いない」おすすめモデルです。
https://funday.jp/article/601/
2.ハミルトン JAZZMASTER VIEWMATIC
文字盤カラーシルバーケース径40mmバンドカーフレザー(牛皮)針3針
続いてご紹介するのは、ハミルトンの中でもクラシックな雰囲気で人気を集めるJAZZMASTER(ジャズマスター)シリーズの『VIEWMATIC(ビューマチック)』。
文字盤は白に近いシルバーを採用し、スタイリッシュな印象に仕上がっています。細く繊細な針のサイズ感や、40mmと広めのケース幅はモダンな雰囲気を醸し出し、ハミルトらしさが表れています。バンドにはカーフレザーを使用。落ち着いた大人なテイストをさらに際立たせます。
https://funday.jp/article/234/
3.IWC ポートフィノ
文字盤カラー白ケース径40mmバンドアリゲーターレザー(ワニ皮)針3針
スイスの購入腕時計として名高いIWC。ブランド中でも気品ある優雅なシリーズとして知られるのが『ポートフィノ』です。
白の文字盤にはやや明るめのピンクゴールドのダイヤルと針が施され、気品ある雰囲気を感じさせます。やや丸みを帯びたベゼル部分もこのモデルの特徴で、バランス感の良いデザインに仕上がっています。ベルトには黒のアリゲーターレザーを使用。ドレスウォッチとして完成度が高いおすすめのモデルです。
https://funday.jp/article/611/
4.RADO DiaMaster
文字盤カラー白ケース径41mmバンドレザー針3針
近未来的で独創的なモデルを生み出し続けるスイスの腕時計ブランド・ラドー(RADO)。人目を引く個性的なモデルが多いですが、ドレスウォッチに似合うシンプルなモデルとして人気なのが『DiaMaster(ダイヤマスター)』です。
白と黒だけで統一されたデザインは、どんなフォーマルシーンでも着用可能。文字盤は41mmと若干大きめですが、ケース厚は8.3mmと薄型に設計されているためすっきりした印象を感じさせます。インデックスはローマ数字が使用され、よりフォーマルな雰囲気に。ドレスウォッチに迷ったら、選んでおいて損はないモデルです。
https://funday.jp/article/715/
ライターからひとこと
今回は大人のフォーマルシーンによく似合うドレスウォッチをご紹介しました。
年齢を重ねるほどに、冠婚葬祭やパーティーなど、格式高い場所へ赴く機会も増えます。そんなときには大人のたしなみとして、ドレスウォッチを一本手元に持っておくと安心です。この機会にフォーマルシーンによく似合うモデルを、あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
インナーとしてもアウターとしても便利なアイテムである「ライトダウンジャケット」。保温性に優れたヘビーなタイプのダウンジャケットもいいのですが、軽く羽織ることができ、長いシーズン着用できるライトダウンジャケットは1着あるとかなり便利です。
今回は、ライトダウンジャケットが大好きで、ハイブランドからファストブランドまでさまざまなアイテムを着用してきた筆者がおすすめをピックアップ!40代50代に似合うライトダウンジャケットをご紹介します。
ライトダウンジャケットの購入を検討している方や気になっている方は参考にしてください。
ライトダウンジャケットとは?「軽い」ダウンジャケットのこと
「ライトダウンジャケット」とはその名の通り「軽い(light)」ダウンジャケットのこと。アウトドアブランドがインナーに着用するために作ったことから「インナーダウン」とも呼ばれています。
従来のダウンジャケットに比べ、薄く、カーディガン感覚で着用できる点も大きな魅力です。また、アウターとしてもインナーとしても活躍してくれるため、長いシーズン着用できる点もライトダウンジャケットの魅力と言えます。
ライトダウンジャケットの魅力は?
ここでは、ライトダウンジャケットの魅力について詳しく解説します。
着用シーズンが長い
ライトダウンジャケットは秋口から春先までと長いシーズン着用できます。秋や春はアウターとして、真冬にはインナーとして楽しむことのできる点もライトダウンジャケットの魅力です。
軽くて着やすい
軽くて羽織りやすいという特徴もライトダウンジャケットが多くの人に愛されている理由です。
通常のダウンジャケットに比べ薄い作りになっているため、カーディガンやフリースのように使えます。ライトダウンジャケットは「重いアウターは肩が凝る」という方にもおすすめです。
携帯にも便利
パッカブルタイプも存在するライトダウンジャケットは持ち運びにも最適です。コンパクトなので、旅行にはもちろん、バッグに忍ばせておけば、いざという時、活躍してくれます。
実はかなり暖かい
「ライトダウンジャケットは暖かくない!」と思っている方もいるようですが、そんなことはありません。
薄くてもダウンやフェザーを中綿に使用しているため、保温性は抜群です。そのため、アウターとしても十分機能してくれます。
着こなしの幅が広がる
アウターとしてもインナーとしても使うことができる点は、ライトダウンジャケットの魅力です。そのため、着こなしの幅が広がります。
コートやジャケットのインナーとしてライトダウンジャケットを使ってレイヤードスタイルを楽しむのも“乙”です。
ライトダウンジャケットの選び方
長年、ライトダウンジャケットを愛用する筆者が、選び方について解説します。
一番重要なのは保温性
ライトダウンジャケットを選ぶ時に最も重要視したいのは保温性です。いくらスマートに見えても暖かくなければ意味がありません。
ダウンを選ぶ際に注目したいのが、ダウンの膨らみ具合を表す単位である「フィルパワー」です。フィルパワー数値が高いということは、空気を多く含むダウンを使用したアイテムだといえます。つまり、高品質なダウンを使用している場合、少ない量でも保温性に優れたダウンジャケットが作れます。
一般的には、600フィルパワーがあれば十分、保温性に優れたダウンジャケットといわれています。ライトダウンを購入する際にはフィルパワーをチェックしてみてください。
軽い着心地
ダウンジャケットは保温性に優れたタフなアウターのため、重さは否めません。「ダウンジャケットを着たいんだけど重さが…」とダウンを諦めていた方も少なくないはず!しかし、ライトダウンジャケットのウリは軽さです。
ライトダウンジャケットは100グラムほどの重さのアイテムも存在します。重いアウターが苦手な方は、重さをチェックして購入するのもアリではないでしょうか?
ライトダウンジャケットはユニクロが火付け役
今では、愛用者が多いライトダウンジャケットですが、筆者が愛用しだした20年ほど前はほとんど見かけませんでした。
当時はダウンといえば、ヘビーなアイテムばかり。ちょうどモンクレールやデュベティカ、カナダグースといったプレミアムダウンジャケットが注目を集めていたころです。
ライトダウンジャケットに注目が集まったのは、ユニクロがリリースした「ウルトラライトダウン」以降。2013年に発売されたウルトラライトダウンは、圧倒的なコスパの良さとシンプルなデザインで、爆発的な人気を博しました。筆者は、ライトダウンジャケットの火付け役はユニクロといっても過言ではないと思っています。
今では、「ライトダウン=ウルトラライトダウン」をイメージされる方が多いのではないでしょうか?また、ユニクロのウルトラライトダウンの登場により、ライトダウンジャケットが身近な存在になったことは間違いありません。
40代50代の大人世代に似合うライトダウンジャケットおすすめ5選
ここで毎シーズンライトダウンジャケットを着用する筆者が、40代50代の大人世代に似合うアイテムをご紹介!タウンユースに似合うスマートなライトダウンジャケットを集めたのでチェックしてみてください。
ザノースフェイス サンダージャケット
ダウンと化繊わたの軽量ハイブリッドダウンジャケットである「サンダージャケット」はノースフェイスを代表するライトダウンジャケットです。
サンダージャケットは、高度な洗浄技術により汚れを徹底的に除去。さらに撥水性を付加したクリーンなダウンと、身体が発する遠赤外線のエネルギーを利用して保温効果を発揮する「光電子」撥水ポリエステルファイバーをブレンドした中綿を使用しているので、軽量でありながら保温性にも優れています。
また、ソフトで着心地に優れたシェルにも撥水加工を施しているため、天候を気にせずに着用できる点も大きなメリット。タウンユースに最適なすっきりとしたデザインも魅力的です。
エルエルビーン ビーンズ・ダウン・ジャケット
元祖トートバッグブランドとしても知られる「エルエルビーン」。エルエルビーンにはトートバッグ以外にも優れたアイテムがたくさんあります。
軽量ながらも暖かく、日常での着用に十分な機能性を搭載した「ビーンズ・ダウン・ジャケット」は、エルエルビーンの人気ライトダウンジャケットです。中綿に撥水性と復元性を誇る650フィル・パワーのダウンテック™ダウンを使用しているのでヘビーアウターとしても活躍してくれるでしょう。耐水性、耐風性、通気性のある再生ポリエステル素材のシェルは、ソフトで軽く着心地も抜群です。
ナンガ INNER DOWN CARDIGAN
日本発のダウンジャケットブランドである「ナンガ」。日本ブランドならではの高品質かつ手の届きやすい価格帯で幅広い世代から支持されています。
ナンガの人気商品である「インナーダウンカーディガン」は、リサイクルダウンとリサイクルナイロンを使用した環境に配慮したライトダウンジャケットです。また、袖は着脱可能なデザインになっているのでダウンTEEとしても着用できます。
タイオン クルーネックボタン インナーダウンジャケット
インナーダウン専業ブランドとして誕生した「タイオン」。さまざまなブランドとのコラボレーションにより、ファッショニスタの着用率の高いブランドとしても有名です。
人気アイテムの「クルーネックボタン インナーダウンジャケット」クラシカルな雰囲気が漂う逸品。ビジネスシーンでも活躍してくれるミニマルなデザインが洒脱です。また、家庭でも選択が可能な点も大きなメリットといえます。
Rab Microlight Jacket
イギリス発のアウトドアブランドである「ラブ」の大定番モデル「マイクロライトジャケット」は、750フィルパワーのヨーロピアングースダウンを使用したアイテムです。また、生地やダウンはすべてリサイクル素材を使用した環境に配慮した逸品。
スッキリとしたデザインなので着こなしにも困りません。
タウンユースに最適なライトダウンジャケット
通常のダウンジャケットよりも気軽に羽織ることができ、着用期間の長いライトダウンジャケットはかなり便利なアイテムです。
また、さまざまなスタイルに合わせることができる点もライトダウンジャケットの大きなメリットといえます。
アウターとしてはもちろん、インナーとしても活躍してくれるライトダウンジャケットで粋な大人のアーバンスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか?
アメリカ発の人気腕時計ブランドとして有名なハミルトン。長い歴史で培われた高い性能と幅広いラインナップで、多くの人々を魅了してきました。若い男性向けのブランドと思われがちですが、クラシックなデザインも揃っているため大人の男性からも支持を集めています。
今回はハミルトンの腕時計の中から、おすすめの商品を5つご紹介します。ブランドの魅力や選び方のポイントについても合わせて解説しています。
ハミルトンとは?豊富なシリーズとデザイン性の高さが人気の腕時計ブランド
ハミルトンは1892年にアメリカで創業した腕時計ブランドです。早くから正確に時を刻む時計性能の高さが注目され、鉄道草創期のアメリカで鉄道時計のパイオニアとして知名度を高めていきます。その後航空産業や軍事産業でも存在感を増し、世界に名だたる腕時計ブランドとして地位を確立していきました。
2003年には本社と製造拠点をスイスに移設。アメリカンスピリッツとスイスの高い時計技術を兼ね備えたブランドへと進化を遂げます。
時計性能の高さに加え、時代の先を行く高いデザイン性の高さもハミルトンの魅力です。アシンメトリーの三角形のデザインで衝撃を与えた「ベンチュラ」をはじめ、オーソドックスなデザインにこだわらない挑戦的なデザインは高い評価を得ています。
また航空・軍事産業で広く用いられた実績から、ミリタリーウォッチのノウハウに長けているのもブランドの強み。男心をくすぐるミリタリーテイストなモデルが数多く揃っています。
アメリカ・ハリウッド映画とも縁が深いブランド
ハミルトンと腕時計といえば、アメリカのハリウッド映画と縁が深いことで有名です。これまで数多くの名作に“出演”しています。
1932年のマレーネ・ディートリッヒ主演の映画『上海特急』で“デビュー”し、1951年には大ヒットミュージカル映画『ブルー・ハワイ』でエルヴィス・プレスリーがベンチュラを着用。ベンチュラはウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのコンビで大ヒットしたSF映画『メン・イン・ブラック』でも登場します。
また、現代の名匠として知られるクリストファー・ノーランの出演作にはハミルトンがしばしば登場し『インターステラー』や『TNETE』、『バッドマン ライジング」など数多くの作品で着用されています。
これまでハミルトンが登場した作品は500本以上。あなたのお気に入りの映画にもハミルトンの腕時計が登場しているかもしれません。
ハミルトンの選び方3つのポイント
さて、ハミルトンの腕時計を購入する際は、どんなポイントを押さえればよいのでしょうか。選び方のポイントは次の3つです。
シリーズの特徴から選ぶ
ベルトの種類から選ぶ
メンテナンスや保証の有無で選ぶ
1.シリーズの特徴から選ぶ
ハミルトンには数多くのシリーズが揃っています。シリーズごとにデザインや特徴に違いがあり、自分の好みに合うシリーズを見つけると時計選びが進みます。各シリーズの特徴は下記の表を参考にしてください。
シリーズ特徴ジャズマスターシンプルで上品なデザイン。さりげない遊び心で個性も演出ベンチュラ三角形のアイコニックなデザインが特徴。ブランドの代表作アメリカンクラシックビンテージ感あるシリーズ。上品で落ち着いたデザインブロードウェイ12時位置から6時位置の縦ラインが特徴。多彩なシーンで着用できるカーキフィールドミリタリーウォッチ。高いパフォーマンスとクールなデザインカーキネイビーハミルトンのダイバーズウォッチ。アウトドアシーンで自由に使えるカーキアビテーションパイロットウォッチ。視認性・機能性を兼ね備えたシリーズ
2.ベルトの種類から選ぶ
ハミルトンの腕時計は、ベルトの種類もバリエーションに富んでいます。ベルトは着け心地だけでなく、時計の印象を変えてくれる大切なパーツです。
丈夫で耐久性が高いのが「ステンレスベルト」。さまざまな環境下でも気兼ねなく使え、自由度が高い種類です。使い続けるほど味が出てくるのが「レザーベルト」。皮ならではの渋い雰囲気が男心をくすぐります。ミリタリーテイストを楽しみたいなら、「ナイロンベルト」がおすすめ。ハミルトンのルーツを感じられる種類です。
3.メンテナンスや保証の有無で選ぶ
腕時計を選ぶ際に確認したいのが、メンテナンスや保証の有無です。精巧に作られた腕時計は丈夫で長持ちしますが、定期的なメンテナンスが欠かせません。メーカーの保証が付いていれば思わぬ故障にも対応でき、購入した腕時計を長く使い続けられます。購入時は保証の有無を確認しておきましょう。
おすすめのハミルトンの腕時計5選
ここからは、ハミルトンの腕時計からおすすめのモデルを5つご紹介します。
1.ベンチュラ QUARTZ
まずご紹介するのが「ベンチュラ QUARTZ」です。
1957年に発売された三角形の個性ある形状は、その独創性だけでなく世界初の電池式腕時計として世界に衝撃を与えました。現在でも革新性を感じるデザインは実におしゃれで、歴史的スターのエルヴィス・プレスリーが愛用したのもうなづけます。デザインには20世紀のモダンな雰囲気が散りばめられ、腕元で個性を演出します。
2.カーキ フィールド TITANIUM AUTO
続いてご紹介するのが、「カーキ フィールド TITANIUM AUTO」。
100年以上を誇るハミルトンのミリタリーの知見が凝縮されたモデルで、軽量でコンパクトながら高い耐久性を備えています。デザイン性の高さだけでなく、実用性に優れた時計として重宝します。アウトドアやアクティビティの相棒として、ぜひ選びたい一本です。
3.カーキアビテーション Pilot Pioneer Mechanical
英国空軍のパイロットウォッチとして採用され、高い視認性と確かな性能を証明した「カーキアビテーション Pilot Pioneer Mechanical」。
特徴的な文字盤とケースの形状はハミルトンらしさが感じられ、ヴィンテージ感にも溢れています。機能性にも優れており、手巻きムーブメント・H50は標準持続時間が80時間とタフさも兼備。自分の手でムーブメントを巻くひと手間には、ハミルトンの歴史とこのモデルの魅力を感じさせてくれます。
4.ジャズマスター Gent Quartz
クラシカルな上品さとモダンな遊び心を感じさせるのが「ジャズマスター Gent Quartz」です。
シンプルでオーソドックスな作りに見えますが、細部には随所に遊び心あるデザインを採用。洗練されたおしゃれな印象が、身に着ける人のセンスを際立たせてくれます。かっちりとしたビジネスシーンでも使えながら、プライベートでのアレンジにも対応する。そんなジャズの良さを腕時計として具現化した人気モデルです。
5.カーキネイビー Scuba Auto
最後にご紹介するのは、ハミルトンのダイバーズウォッチとして人気のシリーズ、「カーキネイビー Scuba Auto」です。
スポーティで存在感あるモデルでありながら、秒針の先にカラーリングが施される繊細な作りも特徴のひとつ。ハミルトンの高い耐久性や10気圧防水、夜光表示機能は水中での使用を想定していますが、陸でのアウトドアシーンにも対応できる万能タイプです。タフさとカジュアルを両立したおしゃれなモデルです。
ライターからひとこと
今回は30代・40代の男性におすすめしたい、ハミルトンの腕時計をご紹介しました。
ハミルトンはアメリカで創業した老舗時計ブランドです。これまで数多くの人気シリーズを世に送り出し、多くのポップスターやハリウッド映画でも重宝されてきました。また航空産業や軍事産業で培われたノウハウは、耐久性や機能性、デザインにいたるまでミリタリーファンからも評価が高いブランドです。遊び心あるデザインも多く、男心をくるぐるモデルが揃っています。