ワンアイテムでおしゃれを演出できるサングラス。そんなサングラスの中でも、世界のトップブランドとしての地位を確立しているのがレイバン(Ray-Ban)です。
長い歴史の中で培われた機能性と完成されたデザインは多くの人々を魅了。芸能界でも愛用者が多いブランドとして知られています。
今回はそんなレイバンのサングラスの中から、大人メンズに似合う人気モデルをご紹介します!ブランドの歴史やサングラスの選び方についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
サングラスの傑作・レイバンはなぜ人気なのか?
1937年のブランド誕生以来、全世界のファンに愛され続けてきたレイバン。その人気の秘密は「高い遮光性」と「完成度の高いデザイン」です。
レイバンの物語は1853年、ドイツからアメリカへ移民してきた2人の青年、ヤン・ヤコブ・ボシュとヘンリー・ロムが設立したボシュロム社(Bausch&Lomb)から始まります。
眼鏡フレームの素材として動物の角を使用していたこの時代に、硬質ゴムを用いた丈夫な眼鏡フレームを製造。高精度のフレームは瞬く間にヒット商品となり、その後に進出したレンズ分野でも画期的な製品を開発しブランドの基盤を築きます。
大きな転機となったのが1923年。アメリカ空軍のパイロットから、長時間の飛行から眼を守ってくれるサングラスの開発を依頼されました。当時は太陽光と紫外線を遮るレンズはなく、パイロットは眼精疲労や視力の低下に悩まされていました。
6年の研究開発を経て1929年に誕生したレイバンのサングラスは、高い遮光性と耐久性を実現。翌1930年にはアメリカ空軍に正式採用され、パイロットのアイコンとして定着しました。このサングラスこそ、現在もレイバンの人気モデルとして多くのファンに愛される『アビエーター』の原型です。
ファッションアイコンとしても評価されるレイバンの人気モデル
1937年には遮光(Ray)を遮る(Ban)という意味を込めて、Ray-Ban(レイバン)ブランドを設立。「光学的に眼を守る」を基本コンセプトに機能性に優れたモデルを展開します。
一方でレイバンのサングラスはその完成度の高いデザインへの評価も高く、ファッションアイコンとしても人気を博します。
1986年には、アメリカン・ファッション・デザイナー協議会から『世界最高級のサングラス(The World's Finest Sunglasses)』の称号を授かり、押しも押されもせぬ人気ブランドへ。現在では、全世界で愛されるアイウェアブランドとしての地位を確立しました。
モデル特徴アビエイターティアドロップ型の個性派モデル。レイバンの原点ウェイファーラーウェリントン型のシンプルなモデル。日本人にもよく似合うラウンドメタル丸みを帯びたレトロな雰囲気が特徴。おしゃれのアクセントにぴったりクラブマスター上部のフレームが太い独特のデザイン。クラシックな雰囲気が◎
レイバンの原点となったアビエイターはティアドロップ型の個性的なデザインが特徴。1986年のアメリカ映画『トップガン』でトム・クルーズが着用したことでも有名です。
ウェイファーラーはウェリントン型と呼ばれる形状で、台形をひっくり返したようなシンプルなデザインが人気です。日本ではレイバンのアンバサダーに就任した木村拓哉さんが着用するモデルと聞けば、ピンとくる方も多いのでは。
ラウンドメタルは丸型の丸みを帯びたデザインが特徴。レトロな雰囲気はおしゃれセンスの高さを感じさせます。
フレームの上辺が太い個性的なデザインで人気なのがクラブマスターです。クラシックなサングラスを求める人にはぜひおすすめしたいモデルです。
似合うサングラスの見つけ方5つのポイント
さて、サングラスを選ぶとなると迷うのが「似合うサングラス」の見つけ方です。せっかくレイバンのサングラスを購入するなら、自分に似合うモデルを選びたいもの。
そこでここでは、似合うサングラスの見つけ方を5つのポイントから解説します。
ポイント1.顔型との相性をチェックする
似合うサングラスは、自分の顔型との相性から見つけていきましょう。
基本となるのが、自分の顔型と対比したモデルを選ぶこと。たとえば、丸顔の人ならスクエアやウェリントンといったやや角ばったモデルを、四角顔の人はラウンドやオーバルといった丸みを帯びたモデルを選んでみましょう。
顔の輪郭と同じタイプのモデルを選ぶと、顔型の特徴が強調されます。まずは自分の顔型の特徴を把握して、サングラス選びのスタートしましょう。
ポイント2.フレームカーブと眉のラインを合わせる
サングラスのフレームカーブ(フレーム上辺の曲がり具合)と眉のラインを合わせるのも、似合うサングラス選びのポイントです。
自分の眉のラインとフレームカーブを合わせると、サングラスが顔に馴染みやすくなります。また眉毛はフレーム上辺からやや覗くくらいがベスト。眉毛との距離があまりに離れているとサングラスが浮いた印象になり馴染みにくくなります。
ポイント3.フレームの幅と顔幅を合わせる
フレームの幅は、自分の顔幅と合わせるとよく似合います。
顔の横幅より大きすぎるフレームを選ぶとサングラスの印象が強くなり、寄り眼がちな雰囲気になります。あらかじめ自分の顔の横幅を測っておき、気になるサングラスのフレーム幅と合わせていきましょう。
レイバンサングラスのサイズ表記を覚えよう
レイバンサングラスでは、『51□21』や『51‐21』といった表記が採用されています。これは51mmがレンズの幅、21mmがブリッジの幅を意味します。自分の顔幅と比較する場合はレンズが2枚あることを踏まえて、51+51+21=123といった計算をするとぴったりのサイズを選べるでしょう。
ポイント4.サングラスの特徴を知る
サングラスは特徴による違いを知っておくと、身に付けたときの印象を上手にコーディネートできます。
ブリッジの部分が丸みを帯びたデザインは、柔らかい印象となります。反対に直線的なデザインは、シャープで個性的な印象を演出できます。
テンプルが太いと、カジュアルで活発な印象に。細いと品のある落ち着いた雰囲気に仕上がります。
こうした特徴を参考にすると自分に似合うサングラスが見つかりやすくなります。サングラスのフレームごとの特徴も下記の表で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
フレーム特徴ウェリントンどんな人にも似合う万能型。ビギナーにもおすすめボストンフレームの上辺が太く、丸みのあるフレーム。スーツにも似合うラウンド丸形のクラシックなデザイン。知的でおしゃれな印象にスクエア横長のシャープなデザイン。顔をスマートな印象に見せるティアドロップ涙の雫のような形状。個性的でミリタリー感も◎オーバル卵型のやさしい印象が特徴。ベーシックで顔に馴染みやすい
ポイント5.レンズの機能やカラーから選ぶ
レンズの機能やカラーもサングラス選びのポイントです。レイバンのサングラスはレンズの種類やカラーが豊富に揃っています。レンズの特徴やカラーによる印象の違いを知っておくと、サングラス選びに役立ちます。
【レンズの種類】
レンズの種類特徴偏光タイプ光の乱反射を抑え太陽が眩しい場面でも視界が良好に調光タイプ紫外線の量によってレンズの色が変化。屋外・屋内どちらでも違和感がない。レイバンではTransitions®と表記UVカットタイプ強い紫外線から目を守る。マリンスポーツやアウトドア好きにおすすめクロマンス レンズ最先端の反射防止処理、優れた偏光フィルターでカラーレンズでもクリアな視界に
【レンズカラーの特徴】
レンズカラー特徴黒系シンプルな定番カラー。遮光性が高いためアウトドアでの活動が多い人におすすめブラウン系光のコントラストや強い日差しを緩和する。落ち着いたファッショナブルな雰囲気グリーン系落ち着いた自然的な雰囲気に。色調もバランスに優れているブルー系爽やかで涼し気な印象。ドライブや普段使いにもおすすめイエロー系明るくて陽気な印象に。個性ある雰囲気を演出できる
大人メンズにおすすめのレイバンのサングラス5選
ここからは、大人メンズにおすすめのレイバンサングラスをご紹介します。
1.ウェイファーラー│0RB2140F
まずご紹介するのは『ウェイファーラー 0RB2140F』。1952年の誕生以来、レイバンを代表する定番モデルとして多くのファンから愛されているモデルです。都会的ながらどこかクラシックな趣も残しており、誰でも似合いやすいサングラスとなっています。
レイバンの品番の最後に「F」がついたモデルは、アジア系の骨格に合わせてフロントの傾斜角を浅く設計したタイプ。そのためフィット感もよく、長くかけていても疲れにくいモデルです。
2.ラウンドメタル│RB3447
丸形のクラシックなデザインが人気の『ラウンドメタルRB3447』。ミュージックシーンで多くのスターが愛用しているモデルとして知られ、60年代のカウンターカルチャーが色濃く残っています。レトロな雰囲気はおしゃれ上級者からも評価が高く、遊び心のあるファッションを取り入れたい大人にはぜひおすすめしたいモデルです。
3.アビエイター│RB3025
レイバン史の原点として愛され続ける『アビエーター│RB3025』。独特のティアドロップ型のフォルムは実に個性的。アメリカ空軍で正式採用されていたとあってミリタリーファンからも人気が高く、クラシックな雰囲気は男らしさを感じさせます。繊細なテンプルとツーブリッジは細い素材を採用し、品のあるおしゃれな雰囲気を際立たせます。
4.ウェイファーラー│「Takuya. K」コレクション 0RB2140F
レイバンのアンバサダーを務める木村拓哉さんが着用しているのが、ウェイファーラーの『「Takuya. K」コレクション 0RB2140F』です。
レイファーラーのシンプルなデザインと淡いブルーのレンズの組み合わせは相性抜群。アクティブシーンだけでなくドライブや普段使いにも合わせやすく、幅広いファッションに対応できます。
5.クラブマスター│0RB3016F
最後にご紹介するのは『クラブマスター│0RB3016F』。
クラシックな雰囲気はこれぞサングラスと呼べる存在感があり、大人の余裕を感じさせます。ご紹介している淡いレンズはもちろん、近年流行りの濃いレンズと組み合わせればさらに魅力が際立つでしょう。
ライターからひとこと
今回はレイバンサングラスの人気モデルを5つご紹介しました。
レイバンサングラスは、おしゃれに興味を持つ人にとっては「一度は身に付けてみたい」デザインの魅力と機能性、完成度の高さを誇っています。サングラスはワンアイテムで雰囲気を一変できるだけに、手元に1つ持っておくとコーディネートやおしゃれの楽しみがグッと広がります。
お気に入りのレイバンサングラスを身に付けて、ショッピングやレジャーを楽しみましょう!
スイスの老舗腕時計ブランドとして知られるラドー(RADO)。近未来的で独創的なデザインで知られていますが、「マスター・オブ・マテリアル(素材の革新者)」とも呼ばれる独自素材の研究開発に長けたブランドとしても有名です。耐久性や耐傷性に優れ、“一生モノ”として同ブランドの腕時計を愛用する方も少なくありません。
今回はラドーのブランドの魅力や腕時計の選び方について解説します。大人メンズにおすすめのモデルもご紹介していますので、ラドーの腕時計が気になる方はぜひ参考にしてください。
ムーブメント制作から腕時計メーカーへ成長したスイスの老舗ブランド・ラドー(RADO)
ラドーはスイスで創業した老舗腕時計ブランドです。ブランドの創業は1917年。フリッツ、エルンスト、ヴェルナーのシュルップ三兄弟が立ち上げた、小さな時計製造工房がルーツです。
創業から数十年はオリジナルブランドは作らず、ムーブメントの制作に注力します。スイスといえば数多くの高級腕時計ブランドが居並ぶ“聖地”。この地で研鑽を積んだブランドは、いつしか世界有数のムーブメントメーカーへと成長します。
1956年にはついにオリジナルブランドを開発。翌57年には国際共通語(※1)のエスペラント語で「車輪」を意味するRADOをブランド名にし、時計メーカーへと大きく舵を切ります。
その後立て続けにヒット作を世に生み出してきたラドーは、1983年にスウォッチグループの前身であるSMHグループに加入。長年積み上げてきた高い技術力とスウォッチグループの生産力が組み合わさり、世界的な腕時計ブランドとしての地位を確立していきました。
※1国や民族を超えて世界共通の言語として人工的に作られた言語。世界平和やグローバル化を見据え、約130年前に作られた。
ラドーは革新的な素材を生み出し続ける「マスター・オブ・マテリアル(素材の革新者)」
ラドーを語るなら、革新的な素材(マテリアル)を生み出し続けた歴史に触れない訳にはいかないでしょう。
ラドーは早くから腕時計に用いられる素材の価値に注目。独自の研究開発を重ね、1962年に世界で初めて超耐傷性のハードメタルを採用した腕時計を発表します。さらに1986年には、既存のセラミック素材よりも超高硬度で高品質のハイテクセラミックを開発。金属を用いずに超高硬度を実現した素材は、これまで金属アレルギーに悩まされてきたユーザーにとって革新的なもので、腕時計業界に衝撃を与えました。
現在も新たな素材の研究開発に挑み続けるラドーは、その技術力と研究姿勢への称賛の意味を込めて「マスター・オブ・マテリアル(素材の革新者)」と呼ばれています。
ラドーの腕時計の選び方3つのポイント
ここまでラドーの魅力や歴史をご紹介してきましたが、実際にブランドの腕時計を選ぶ際はどんなポイントを押さえればいいのでしょうか。ラドーの腕時計選びの参考になる、3つのポイントをご紹介します。
コレクションの中から選ぶ
独創的なデザインから選ぶ
長く身に付けていたくなるデザインから選ぶ
選び方1.コレクションの中から選ぶ
ラドーには数多くのコレクションが揃っています。どれもデザイン性や機能性に特徴があり、ラドーらしい個性豊かなアイテムばかり。まずは各コレクションの特徴を掴んでから、お気に入りのモデルを選んでいくのがおすすめです。
コレクション特徴セントリックス斬新なデザインと色使いが特徴。ラドーのもっとも人気なモデルキャプテン クックヴィンテージ感のあるデザイン性が特徴。旅に出たくなる冒険心溢れるモデルトゥルーセラミック性のトゥルーコレクション。伝統的なデザインにモダンなアレンジを加えたモデルトゥルー スクエアトゥルーのスクエア(角型)モデル。高い視認性とモダンなデザインが◎トゥルー シンラインラドーで最薄のモデル。無駄のない洗練されたデザインが人気ハイパークロームフルセラミック製のクラシカルなデザイン。落ち着きのある雰囲気ダイヤマスター視認性の高い大きめの文字盤が特徴。優雅でクラシカルな雰囲気
選び方2.独創的なデザインから選ぶ
ラドーのブランドを選ぶなら、独創的なデザインにも注目してみましょう。
ラドーは老舗ブランドらしいクラシカルなデザインだけでなく、時代を先取りした近未来的なデザインの腕時計を数多く手掛けています。そのデザイン性は識者からの評価も高く、世界各国のデザイン賞を数多く受賞しています。
近年は世界的なデザイナーを次々と起用。シンプルで無駄のない洗練されたデザインで有名なジャスパー・モリソンや、機能性と幾何学的なデザインを融合させるドイツのコンスタンティン・グルチッチなど、既存の概念に捉われない独創的な腕時計開発を続けています。
ラドーの腕時計を選ぶなら、遊び心溢れる個性的なアイテムに挑戦してみるのもおススメです。
選び方3.メンテナンスや修理、保証の有無で選ぶ
素材へのあくなき探求を続けるラドーの腕時計は、高い耐久性と耐傷性を誇ります。きちんとメンテナンスや修理を施せば、一生モノとして長く身に付けられるブランドです。それだけに、メンテナンスや修理に対応してくれるメーカーや店舗の保証は気になるところ。
購入時は保証の有無を確認しておくと、安心して購入できるでしょう。
おすすめのラドーの腕時計5選
ここからは、ラドーの腕時計の中からおすすめのモデルをご紹介します。
1.セントリックス│Automatic Open Heart
まずご紹介するのは、ラドーのコレクションの中でもとくに人気が高いセントリックスの「Automatic Open Heart」です。
文字盤がシースルーになっており、内部のムーブメントを覗き見られる仕様は腕時計ファンにはたまらないデザイン。ベルト、ベゼル部分にはブラックのカラーを用い全体の印象を引き締めつつ、ムーブメントの美しさを際立たせる試みはラドーらしいデザイン性の高さを感じさせます。
Open Heart(オープンハート)=大切なものは中身である、というネーミングからはラドーの腕時計づくりへの誇りが伺えます。
2.トゥルー│Secret
ミステリアスでクール。まさにSecret(シークレット)で魅惑的な雰囲気を身にまとうのが、トゥルーコレクションの「Secret」です。
ペトロールブルーの文字盤には、あえて数字をあしらわない斬新なデザイン。12時位置のカットアウトしたダイアル部分からはてん輪が覗き、同モデルのアクセントとなっています。
いつまでも遊び心を忘れないおしゃれな人にこそ、ぜひ選んでほしいおすすめモデルです。
3.トゥルースクエア│Automatic
続いてご紹介するのは、トゥルースクエアの「Automatic」。
スクエア型のハイテクセラミックス製時計でブランドとしての評価を高めたラドー。当時のアイコニックなフォルムに、現代的な新しい解釈を加えたのがAutomaticです。
デザインの良さもさることながら、大きな文字盤は視認性が高く、ブランドの強みである耐傷性にも優れています。軽量で着け心地も良いこのモデルは、カジュアルからフォーマルまであらゆるシーンで存在感を発揮します。
4.キャプテンクック│High-Tech Ceramic
キャプテンクックコレクション「High-Tech Ceramic」はラドーの歴史と伝統が詰まったモデル。同社が“最高傑作”と評するほど、ブランドのフィロソフィーとテクノロジーが詰め込まれています。
素材には「ハイテクセラミックス」を使用し、耐磁気性能に優れた「Nivachron(ニバクロン)ひげぜんまい」が磁気の影響から時計を守ってくれます。パワーリザーブは最長80時間、防水は最大30気圧 (300m)とハイスペックな機能が数多く揃っています。
デザインはスケルトン構造でムーブメントの動きを楽しめ、12時位置には錨のシンボルが。これは60年代の初代キャプテンクックへのオマージュです。力強さと美しさを兼ね備えたラドーの人気モデルです。
5.ハイパークローム│Automatic
最後にご紹介するのは、クラシックなデザインが人気のハイパークロームコレクション「Automatic」です。
黒を基調としたシックな装いが特徴。針と文字盤に使用されたゴールドとの組み合わせは品のある高級感ある雰囲気を醸し出しています。着け心地の良さも同モデルの魅力で、ビジネスやフォーマルシーンでも活躍してくれる、おすすめのモデルです。
ライターからひとこと
今回はラドー(RADO)の腕時計の魅力と、おすすめのモデルをご紹介しました。
スイスの老舗時計ブランドであるラドーは、革新的な素材を生み出し続け「マスター・オブ・マテリアル(素材の革新者)」と呼ばれるブランドへ成長しました。耐傷性やムーブメントの精度の高さは、腕時計の聖地・スイスの名に恥じないハイクオリティ。
加えて、時代の先を行く独創的かつ斬新なデザインは世界各国で高い評価を得ており、同ブランドの人気を不動のものとしています。
周りとは違ったハイセンスな腕時計を探している人にこそ、ぜひおすすめしたいブランドです。
都会の喧騒を抜け出して大自然を思いっきり満喫する、アウトドアでの活動に夢中の方も多いのでは。そんな方にぜひおすすめしたいのが、アウトドアシーンで活躍する腕時計です。
防水性や耐衝撃性といったタフさだけでなく、近年はデジタルテクノロジーを組み合わせた多彩な機能が搭載されたモデルも人気です。
今回はアウトドア向けの腕時計から、おすすめしたい5アイテムをご紹介します!
アウトドア向けの腕時計の選び方3つのポイント
登山にトレッキング、トレイルランやキャンプ、サーフィンやダイビングなどなど…今やアウトドアのアクティビティは、大人のプライベートの過ごし方としてすっかりお馴染みの存在となりました。
そんなアウトドア好きにとって欠かせないアイテムが、アウトドア向けの腕時計(アウトドアウォッチ)です。一般的な腕時計に比べ防水性や耐衝撃性に優れ、屋外でのタフな活動にもしっかり対応。さらに近年は多彩な機能が搭載され、従来の腕時計の枠に収まらない機能性の高さでユーザーの心を掴んでいます。
まずは、アウトドア向け腕時計の選び方を3つのポイントから見ていきましょう。
ポイント1.防水性
アウトドアに身に付ける腕時計を選ぶなら、防水性に注目しましょう。
野外では突然の雨や水辺での活動が多く、腕時計が濡れてしまう場面も少なくありません。またサーフィンやダイビングといったマリンスポーツを楽しむなら、防水性能に優れたモデルを選ぶのが大切です。
腕時計の防水性能は「〇気圧防水」といった表記が一般的です。1気圧は水深10mを意味します。アウトドアでの活動を想定するなら防水性能が高めのモデルを選んでおくのがおすすめでしょう。陸上でのアウトドアなら10気圧防水程度が目安となります。マリンスポーツであれば20気圧程度は欲しいところです。
またダイビングウォッチなどではメートル表記が採用されているモデルも多く、最低でも100m防水、できれば200m防水に対応できるモデルを選んでみましょう。
ポイント2.耐衝撃性
タフに活動するアウトドアシーンでは、腕時計の耐衝撃性も大切なポイントになります。
衝撃に弱いと腕時計の外側に傷や破損が生じるだけでなく、ケース内部のムーブメントや機能にも影響してしまいます。
ケースやベルト部分の素材が衝撃性能に優れているタイプを選べば、アウトドアでの活動を思いっきり満喫できるでしょう。またガラス部分の耐傷性に優れた素材を使用しているモデルもおすすめです。
ポイント3.機能性
アウトドアウォッチには数多くの機能が搭載されています。自分の活動シーンに合わせて欲しい機能が搭載されたモデルを選んでみましょう。
たとえば時間計測に役立つストップウォッチ機能や、ランニングやサイクリングで頼りになるマップ情報やGPS連携機能。登山やトレッキングでは方位磁石や高度計があると便利です。その他にも心拍数や呼吸数を測定できるライフログ機能は日常生活でも活躍します。
またアウトドアでは充電環境がなかなか確保できないため、ソーラー充電に対応した腕時計を選ぶと便利です。
おすすめのアウトドア腕時計5選
ここからは、アウトドアシーンにおすすめの腕時計を5つご紹介します。
※下記で腕時計パーツの名称をご紹介していますので、商品選びの参考にしてください
1.G-SHOCK│GA-2100-1AJF
まずご紹介するのがG-SHOCK『GA-2100-1AJF』です。
G-SHOCKといえば高い耐久性でアウトドアウォッチとしては定番のブランド。同モデルも衝撃力・遠心力・振動の3つの衝撃に耐える構造「ショックレジスト」を採用。さらにケース素材にカーボン素材を使用して強度を高める「カーボンコアガード構造」でタフな環境下にもしっかり対応します。20気圧防水を施されており、マリンスポーツにもぴったり。
八角形のケースにアナログ針を使った無骨なデザインもおすすめです。
【ブランドストーリー】
1983年にCASIOから誕生したG-SHOCK。ブランド名はグラビティー・ショック(落下による引力の衝撃に耐える意味)の意味で、耐久性に優れた腕時計を開発するブランドの想いが込められています。アウトドアシーンでは定番のブランドです。
https://funday.jp/article/635/
2.ガーミン│インスティンクト2/2S DUAL POWER
続いてはガーミンの『インスティンクト2/2S DUAL POWER』です。
GPS機器メーカーとしてスタートしたガーミンは、高精度の位置情報機能を搭載。正確な距離計測やカロリー消費計算などが強みで、アウトドアウォッチとしてファンが多いブランドです。
同モデルはガーミンのアウトドア向けのシリーズ・インスティンクトの人気モデルで、ソーラーバッテリーによるロングバッテリーを実現。水深100mでの耐水性や耐熱性、「繊維強化ポリマー製ケース」による耐衝撃性など屋外でのアクティブな動きでもビクともしないタフな腕時計です。
※本モデルは2と2Sの2種類があり、それぞれケースの直径が違います。2は直径40mm、2Sは直径45mmです。購入時は2と2S、どちらを選んでいるか確認するのをお忘れなく!
【ブランドストーリー】
1989年にアメリカで創業したガーミン。業界でも評価の高かった船舶や航空機に用いるGPS機器を腕時計分野にも応用。高い機能性だけでなくデザイン性にも優れており、アウトドアやヘルスケア領域で注目のブランドとして人気を集めています。
https://funday.jp/article/1136/
3.ガーミン│ Approach S62
ゴルフを楽しむ方にぜひおすすめしたい腕時計が『ガーミン Approach S62』です。
Approach(アプローチ)シリーズはガーミンが開発したゴルファー向けの専用モデル。直射日光でも見やすい半透過型フルカラータッチスクリーンを採用。また世界の約42,000以上のゴルフコースを収録し、バーチャルキャディ機能であなたのプレーをサポートします。
風速・風向き表示やハザード表示機能も搭載。あなたのスコアアップに貢献するハイスペックな腕時計です。ヘルスメーター機能も搭載されているので、心拍数や血中酸素、移動距離測定など普段使いにも役立ちます。
https://funday.jp/article/735/
4.セイコープロスペックス│ダイバースキューバ SBDC141
続いてご紹介するのはセイコープロスペックスの『ダイバースキューバ SBDC141』。
ダイバーズウォッチとして200m潜水も可能な防水性能を搭載。ダイバーの安全を守る逆回転防止ベゼルや高い耐久性など、海でのアクティビティの良き相棒となってくれます。
セイコーのダイバーズウォッチとして初めてファブリックストラップを採用。黒の文字盤は水中では夜光塗料でしっかり視認性を確保。カジュアルながら品のある雰囲気も纏っており、アウトドアと普段使いの二刀流にもおすすめです。
【ブランドストーリー】
SEIKOのプロ使用モデルとして1965年に国内初のダイバーズウォッチを発売したプロスペックス。その後も過酷な環境下で活躍するハイスペックな製品を生み出し続け、多くの冒険家やアウトドアファンが信頼を寄せるブランドです。
https://funday.jp/article/686/
5.シチズンプロマスター│ランド CC3064-86E
最後にご紹介するのは、シチズンプロマスターの『ランド CC3064-86E』。
どっしりとして重厚感あるデザインが特徴。GPS衛星電波時計なので屋外空間で正確な時刻を表示。20気圧防水やサファイヤガラスによる視認性の高さ、シチズン独自のソーラー発電機能「エコ・ドライブ」などアウトドアシーンで高いパフォーマンスを発揮します。
キズがつきやすいベゼルやりゅうず、プッシュボタン部分には独自の表面硬化技術「デュラテクトDLC」を採用しているので、破損や傷を気にせず思う存分アウトドアシーンを満喫できます。
【ブランドストーリー】
1989年に国産メーカーシチズンが立ち上げたシチズンプロマスター。過酷な環境にも耐えるプロフェッショナル向けのモデルを世に広めたいとしてブランドを展開。『機能性』・『耐久性』・『安全性』を追い求めるブランドの精神はロゴデザインの3本の矢印に込められています。
https://funday.jp/article/702/
ライターからひとこと
今回はアウトドアシーンで活躍する、おすすめの腕時計をご紹介しました。
年々プライベートの時間をアウトドアでの趣味やスポーツで楽しむ方が増えてきました。大自然の中でのアクティブな活動や、キャンプのようなリラックスした時間は日常の喧騒を忘れられる特別な時間です。
ご紹介した腕時計はいずれもアウトドアシーンにぴったりの防水性や耐久性、機能性を備えたものばかり。頼りになる「相棒」と一緒に、特別な時間を満喫してみてはいかがでしょうか!
国産腕時計ブランドとして100年以上の歴史を持つシチズン。ビジネスやフォーマルのイメージが強いブランドですが、過酷な環境で活躍するプロ向けに「シチズンプロマスター」というブランドを展開しています。
アウトドアやスポーツの世界でも支持を集めるプロマスター。今回はシチズンプロマスターの魅力やおすすめモデルをご紹介します。
「国産のシチズンでタフなモデルを探している」「プロマスターを購入したいけど、どれを選べばいいか分からない」といった方はぜひ参考にしてください。
プロマスターはシチズンのDNAから誕生したプロ仕様の腕時計
シチズンプロマスターは、日本の腕時計ブランド・シチズン(CITIZEN)が展開するプロフェッショナル向けの腕時計ブランドです。
シチズンの創業は1918年。100年以上の歴史を誇る国産腕時計ブランドで、技術力と実用性の高さから日本はもちろん世界で愛されるブランドとして地位を確立しています。とくに高い電波時計製造技術や、独自のソーラー技術を搭載した「エコ・ドライブ」は同社の強みで、世界の腕時計ファンから注目を集めました。
そんなシチズンが1989年に立ち上げたのがシチズンプロマスターです。それまでもスポーツやアウトドア向けのモデルを手掛けてきたシチズンですが、より過酷な環境にも耐えるプロフェッショナル向けのモデルを世に広めたいとして、新ブランドを展開しました。
シチズンの高い技術力や長い歴史が積み上げてきたユーザーからの信頼。こうしたDNAを継承しつつ、さらなる研究開発や技術革新に挑み続けるのが、プロマスターブランドのコンセプトです。
プロマスターが追及する機能性・耐久性・安全性
シチズンプロマスターは未来を切り拓くプロフェッショナルを支える腕時計として、
革新的なテクノロジーを搭載した『機能性』
過酷な環境をものともしない『耐久性』
使う人のために考え抜かれた『安全性』
の3つを追い求めています。
ブランドロゴにもこうした姿勢が反映され、矢印をモチーフにしたデザインは「より高く」「より深く」限界に挑み続けるスピリッツを表現したものです。
機能性の高さから冒険家や探検家をはじめ、各分野のプロフェッショナルがこぞって着用。タフな作りはスポーツやアウトドア好きからも人気で、シチズンの看板ブランドの一つとなっています。
シチズンプロマスターの腕時計の選び方3つのポイント
さて、シチズンプロマスターは1989年にスタートした比較的新しいブランドですが、シチズンが展開するブランドとあって数多くのモデルが用意されています。
ここではプロマスターの腕時計を選ぶ際のポイントについて解説します。
3つのシリーズの中から選ぶ
腕時計のサイズやベルトの種類で選ぶ
長く身に付けていたくなるデザインから選ぶ
選び方1.3つのシリーズの中から選ぶ
シチズンプロマスターは、陸・海・空の3つのフィールド向けにシリーズを展開しています。それぞれ、ランド(LAND)・マリン(MARINE)・スカイ(SKY)と名付けられ、ブランドの柱となっています。
プロマスターの腕時計を選ぶなら、まずは3つの中から自分好みのシリーズを選んでみましょう。それぞれの特徴は下記の表で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
シリーズ特徴ランドアウトドアやクライミング・登山向けのシリーズ。高い耐久性とタフなデザインが特徴マリンダイビングやマリンスポーツ向けのダイバーズウォッチ。高い防水性能と耐久性を備えるスカイ視認性・耐久性に優れたパイロットウォッチ。複雑な文字盤は航空ファンから人気
選び方2.腕時計のサイズやベルトの種類で選ぶ
高い耐久性と機能性を誇るシチズンプロマスターですが、時計選びの基本となる「サイズ感」「着け心地」はしっかり確認したいポイントです。
サイズ感を把握する目安として、腕時計のサイズ幅を基準にしてみましょう。一般的には次のような基準が目安となっています。
サイズ幅サイズ感37mm以下小さめ38~42mm標準43mm以上大きめ
文字盤の大きさは視認性にも影響するため、はっきりと時計を確認したいなら文字盤の大きさにも注目してください。
また着け心地のポイントとなるのがベルトの素材です。素材によって着用時の感触が変わってくるため、特徴を参考にしながら選んでみましょう。
素材特徴メタルベルト耐久性が高くずっしり重いため安心感があるレザーベルトビジネスやフォーマルシーンでも悪目立ちしないラバーベルトカジュアルで遊び心のあるデザインナイロンベルト水にも強く汗をかいても気にならない
選び方3.長く身に付けていたくなるデザインから選ぶ
せっかく腕時計を購入するなら、長く身に付けていたくなるデザインを選んでみましょう。腕時計はしっかりとメンテナンスや修理をすれば、10年以上使い続けられます。「10年先の自分が身に付けていても似合うか」という視点は、時計選びの大切なポイントです。
またメンテナンスや修理を想定して、購入時はメーカー保証や店舗保証の有無を確認しておくと安心です。
おすすめのシチズンプロマスターの腕時計5選
ここからはシチズンプロマスターの腕時計の中から、おすすめのモデルを5つご紹介します。
1.マリン│BN0156-05E
まずご紹介するのは、シチズンプロスターのダイバーズウォッチ・マリンシリーズの「BN0156-05E」です。
黒をベースにしたシンプルな色使いが特徴で、針・インデックスには白を用いて視認性を高めています。ケースのシルバーとの相性もよく、落ち着いたタフな印象です。
200mの潜水防水をはじめ、ダイバーズウォッチの安全性を高める「逆回転防止ベゼル」や、防水性能をアップさせる「ねじロックりゅうず」。暗い場所でも視認性を確保する「夜光塗料」など機能性も抜群。
本格的なダイビングやマリンスポーツまで幅広いフィールドで活躍してくれるモデルです。
2.ランド│PMD56-2951
続いてご紹介するのは、陸での使用を想定したランドシリーズの「PMD56-2951」です。
フォーマルシーンでも活躍できるシンプルなデザインは、シチズンらしさが感じられます。グリーンの文字盤は主張し過ぎず、落ち着いた雰囲気を演出。
もちろんプロマスターの特徴でもある耐久性にも優れており、独自の素材「スーパーチタニウムはステンレスに比べ40%軽く、5倍以上の表面硬度を実現。光発電「エコ・ドライブ」を搭載しているので、電池交換の手間がかからず長時間稼動できます。
3.ランド│BN4044-23E
どっしりとした重厚感あるモデルをお探しなら「BN4044-23E」がおすすめです。
ランドシリーズの中でも本格的なクライミングや登山向けのモデルで、高度計は海抜マイナス300mから、地上の10,000mまで計測が可能。また全ての表示をデジタルではなくアナログに統一し、過酷な環境下での視認性を確保します。時刻を表示した状態で、高度と方位を同時に確認できるのも同モデルの特徴。
もちろん、アクティビティとしてアウトドアを楽しむ方にもおすすめで、ミリタリー風のデザインがおしゃれのアクセントになります。
4.スカイ│CB5007-51H
続いてご紹介するのは「CB5007-51」。
シチズンプロマスターのパイロットウォッチ・スカイシリーズの腕時計で、航空計算尺を使った緻密なフェイスデザインが特徴。ミリタリーな雰囲気も意識され、大きな盤面は視認性に優れています。
腕に付けたときにずっしりと重みを感じられ、しっかりと存在感を主張できるモデルです。20気圧防水や電池交換不要なエコ・ドライブ機能など耐久性が高く、屋外での活動が多い方にもぴったりです。
5.マリン│BN2036-14E
最後にご紹介するのが、マリンシリーズの「BN2036-14E」。
200mの防水仕様に加え、最大70mまで水深計測が可能。水中でも文字盤を確認しやすいよう各針のサイズやデザインにこだわり、直感的に時刻を確認できるようになっています。また暗闇でも夜光塗料は時刻表示系がグリーン、水深表示系がブルーに光り、水中での高い視認性を実現しました。
スポーツウォッチとしてのデザイン性にもこだわり、ブラックをベースに水深表示系はイエローを使用。どっしりとした存在感がありながら、悪目立ちしないセンスの良さを感じさせるモデルです。
ライターからひとこと
今回は、シチズンプロマスターの腕時計の魅力や、おすすめのモデルをご紹介しました。
シチズンプロマスターは国産腕時計メーカーのシチズンが、1989年から展開するブランドです。過酷な環境下でも活躍できる耐久性や機能性、安全性を追及したブランドで、各分野のプロフェッショナルから支持を集めています。
タフで大きめのデザインはとても男らしく、スポーツやアウトドアなどアクティブに活動する人にぜひおすすめしたいブランドです。
日本の腕時計ブランドとしてお馴染みのセイコー(SEIKO)。ビジネスやフォーマルな場面で着用するイメージが強いですが、実はスポーツやアウトドアに特化した「プロスペックス」というブランドを展開しています。
プロスペックスは30代や40代、50代といった経験を重ねた世代にも人気が高く、過酷な環境でも気兼ねなく身に付けられるハイスペックな腕時計です。
今回はプロスペックスの魅力や主力シリーズ、おすすめモデルをご紹介します。
セイコープロスペックスは本格的なスポーツやアウトドア向けのブランド
日本の腕時計ブランドとして確固たる地位を築いてきたセイコー。
同ブランドでは高級腕時計として知られるグランドセイコーが有名ですが、実はスポーツやアウトドア向けに特化した「プロスペックス(Prospex)」というブランドラインも展開しています。
潜水やマリンスポーツを楽しむダイバー向けや、過酷な登山に挑むアルピニスト向け。タイムや距離を競うランナー向けなど、各ジャンルのプロが満足するハイスペックな腕時計が揃っています。
1965年に国内初のダイバーズウォッチとして歴史をスタートさせる
その歴史は古く、初のプロスペックスドランドが発売されたのは1965年。国内初のダイバーズウォッチとして登場したモデルは、1966年から4回にわたって南極観測隊越冬隊員の装備品として寄贈。耐久性の高さと正確に時を刻む精度は冒険家や探検家から支持を集め、瞬く間にブランドの名が広がっていきます。
1968年のある出来事はブランドの大きな転機として今も語り継がれています。事の始まりは広島県呉市に住むプロダイバーからの一通の手紙でした。そこには「現在日本や世界で市販されているダイバーズウォッチは、300m以深の深海潜水に耐えられない」という趣旨のものでした。
初代モデルの防水性能は150m。この手紙に奮起したブランドは、開発プロジェクトチームを結成。1968年にはついに300mの防水性能を備えたモデルを完成させ、ダイバーズウォッチの歴史にブランドの名を刻みました。
たゆまぬ研究開発を続けたプロスペックスは、現在600mの防水性能を誇るダイバーズウォッチを発売。世界中のダイバーをはじめ多くのプロフェッショナルから信頼を得ています。
プロスペックスの腕時計の選び方3つのポイント
50年以上の歴史を誇るプロスペックスでは、ダイバーズウォッチだけでなく多彩なシーンで活躍する腕時計を販売しています。ここでは同ブランドの腕時計を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
シリーズの特徴に合わせて選ぶ
着用シーンに合わせて選ぶ
長く身に付けられるモデルを選ぶ
選び方1.シリーズの特徴に合わせて選ぶ
プロスペックスには大きく6つのシリーズが用意されています。各シリーズはダイビングやマリンスポーツ、登山やアウトドアなどそれぞれのシーンに特化した機能が備わっており、モデルを選ぶ時の参考となります。
各ブランドの特徴を下記の表にまとめていますので、自分の用途にぴったりのシリーズを選んでみましょう。
マリーンマスタープロフェッショナル世界最高峰のダイバーズウォッチ。同ブランドのアイコンダイバースキューバマリンスポーツに対応したシリーズ。普段使いもできるデザイン性も◎アルピニストトレッキングや登山向けのシリーズ。山を愛する人のためのモデルスピードタイマー正確に時を刻むセイコーのDNAを継承するスポーツウォッチフィールドマスターアウトドアやレジャーなど陸を想定したシリーズ。普段使いにもスーパーランナーズソーラー充電付きのランニングウォッチ。デジタル表示が特徴
選び方2.着用シーンに合わせて選ぶ
腕時計の楽しみ方は人それぞれ。ビジネスやプライベート、レジャーなど用途に合わせてデザインを選ぶのがおすすめです。
ビジネス向けならシンプルなデザインやカラーリングで、悪目立ちしないモデルを。プライベートなら、自分の好みやファッションに合わせて、デザインやカラーに遊び心を加えてもいいでしょう。レジャー目的なら、耐久性や機能性にもこだわりたいものです。
自分がどんな場面で腕時計を着用したいのか、イメージを膨らませておくと時計選びが断然楽しくなります。
選び方3.長く身に付けられるモデルを選ぶ
腕時計選びで見逃しがちなのが、長く身に付けられるモデルかどうかです。
デザイン性や機能性に長けた腕時計は、価格も相応の金額となってきます。修理やメンテナンスを施されば長く使い続けられるため、頻繁に買い替えるアイテムではありません。だからこそ、年齢を重ねても身に付けていたくなるデザインを選んでおくのがポイント。
長い時間を共にする相棒を選ぶような気持ちでデザインやカラーリングを選んでみてください。
おすすめのプロスペックスの腕時計5選
ここからはプロスペックスの中から、おすすめのモデルを5種類ご紹介します。
1.SBDC165 1965 メカニカルダイバーズ
まずご紹介するのは、ダイバースキューバシリーズの「SBDC165 1965メカニカルダイバーズ」です。
1965年に日本発のダイバーズウォッチとして発売されたモデルをベースに、現代版にアップデート。時計盤のアイスブルーは極地に広がる壮大な氷河をイメージ。ベゼル部分を黒色で囲い、どっしりと落ち着きのあるデザインに仕上がっています。
プロスペックスの原点を想起させるモデルで、大谷翔平が広告ヴィジュアルとして起用されてことでも話題となりました。
2.SBDC149
続いてご紹介するのがアルピニストシリーズの「SBDC149」です。
シンプルで洗練されたデザインは、1959年にセイコーから発売されたローレルアルピニストのデザインを継承したもの。当時はセイコー初のスポーツウォッチとして登場したモデルですが、現在でもそのデザインが色あせることはありません。
美しい自然を想起させるグリーンの文字盤はデザイン性だけでなく、登山中の暗所や悪環境での視認性を確保する工夫も施されています。ビジネスシーンやフォーマルシーンでも、さりげなくおしゃれを演出してくれるアイテムです。
3.SBDY103
「SBDY103」は、アウトドアやレジャーなど多彩なシーンで活躍するフィールドマスターシリーズのモデルです。
ガラスには耐久性に優れたサファイアガラスを使用。20気圧対応の防水性や、ルミブライトによる蛍光使用で視認性にも優れるなど、屋外でのあらゆるシーンで活躍する万能モデルです。
クラシカルモダンなデザインはおしゃれで、カーフストラップはビジネスシーンでも重宝します。
4.SBDL095
セイコーといえば、高精度のムーブメントにより「正確に時を刻む」腕時計として有名です。そんなセイコーの真髄が詰まったスピードタイマーシリーズで人気なのが「SBDL095」です。
2色のカラーリングを組み合わせた、2色アルミ表示板ベゼルを採用。クラシックなデザインの中に遊び心が込められたデザインは、スピードタイマー創成期を彩った60~70年代のデザインを継承しています。
ケースは41.4mmと大きめで存在感抜群。ソーラーやクロノグラフといった機能に加え、視認性の高さも同モデルの魅力です。本格的なスポーツウォッチをお探しの方におすすめ。
5.SBDY099
最後にご紹介するのが「SBDY099」。
フィールドマスターシリーズの同モデルは、タートルの愛称で親しまれているダイバーズモデルをベースに、陸仕様にデザインされた腕時計です。カーキ色のナイロン製ベルトは屋外でも気兼ねなく着用でき、文字盤のベージュとの組み合わせも◎。ベゼルのやや濃い目のカーキがアクセント役を果たしています。
ケースは厚さ11.7mmでストレスがなく、屋外でアクティブに動き回りたい方におすすめです。
ライターからひとこと
今回はセイコープロスペックスの中から、大人の男性におすすめしたいモデルをご紹介しました。
1965年にダイバーズウォッチからスタートしたプロスペックスは、自然界のあらゆるフィールドで高い機能性と耐久性を発揮します。スポーツやアウトドアでも気兼ねなく着用でき、頼もしい相棒として活躍してくれます。セイコーならではの高精度のムーブメントも同ブランドの人気ポイントです。
いつまでもアクティブな毎日を過ごしたいあなたに、ぜひおすすめしたい腕時計です!
「ポロ・ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、アメリカントラッドの代表格「ラルフローレン(Ralph Lauren)」が展開するカジュアルラインです。日本においても、デイリー使いできるハイセンスなブランドとして定着し、幅広い年齢層に支持されています。
そんなポロ・ラルフローレンの2023年春のテーマは「Voyager」。このテーマの舞台は、カリフォルニア州モハベ砂漠のトレッキングコースです。ポロ・ラルフローレンが数十年にわたり大切にしてきたアウトドアアドベンチャーの精神と興奮が、アースカラーを基調に、鮮やかな色づかいとプリント柄で表現されています。
ポロ・ラルフローレンにはこうしたアウトドアスタイルがよく登場するのですが、これはブランドの創設者であるラルフ・ローレン(本名:ラルフ・ルーベン・リフシッツ)氏が、ある人物に影響を受けたからだと言われています。今回は、その人物をご紹介したうえで、ポロ・ラルフローレンの春の新作をご紹介します。アウトドアが好きな大人の男性は必見です!
ラルフ・ローレン氏が影響を受けた人物とは?
ラルフ・ローレン氏は、アメリカ出身の小説家・詩人のアーネスト・ヘミングウェイ(本名:アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ)から影響を受けたと言われています。ヘミングウェイが創作する作品の特徴は、究極までむだを削ぎ落としたシンプルで独特な文体。これは後に「ハードボイルド」と呼ばれ、20世紀の文学界にも多大な影響を与えました。
ヘミングウェイの代表作は「日はまた昇る」「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」「老人と海」などです。1954年にはノーベル文学賞を受賞。しかし、人々を魅了したのは作品だけではありません。
ヘミングウェイは幼い頃に活動的な父から釣りや狩猟、射撃などの手ほどきを受け、これらを生涯の趣味としました。また、行動派としても知られ、第一次世界大戦やスペイン内戦などに積極的に参加。負傷兵を助けようとして瀕死の重症を負ったこともあります。
さらには4度の結婚経験があり、世界中のさまざまな場所に家をかまえました。ノーベル文学賞を受賞した年には二度の航空機事故にあいましたが、奇跡的に生還。晩年は事故の後遺症による体調や精神の不調に悩まされ、1961年に散弾銃にて自らの命を絶ったと言われています。ヘミングウェイのこうした冒険的なライフスタイルも、作品とともにいまだに多くの人々を魅了し続けています。
そしてラルフローレン氏が憧れたのは、華やかさよりも“実用性”を重視したヘミングウェイのファッションでした。ポロ・ラルフローレンにも、ヘミングウェイが愛用していたとされるサファリジャケットやミリタリートラウザーズ(チノパン)を連想させるアイテムがたびたび登場します。こうしたストーリーを知ると、ファッションがもっと楽しくなりますよね!
ポロ・ラルフローレンのサイズの選び方
ポロ・ラルフローレンのサイズはXS・S・MといったUS表記です。サイズ感もアメリカの基準で作られているため、自分が普段着ているサイズ表記のものをそのまま選ぶと、「大きいな」と感じるアイテムもあると思います。
基本的な選び方としては、普段日本のブランドでSを着ている方はXS、Mを着ている方はSというように、普段のサイズの「1サイズ下の表記のもの」を選ぶと美しいシルエットで着ることができます。ただし、デザインによっては細身のものや、反対にゆったりしているものもあるので、商品の詳細を注意して見てみてください。
アウトドア好きな大人の男性におすすめしたいポロ・ラルフローレン春の新作5選
ここからは、アウトドア好きな大人の男性におすすめしたいポロ・ラルフローレン春の新作を5つご紹介します。
1. ツイル ベルテッドジャケット
まずご紹介するのは、ポロ・ラルフローレンの過去のデザインをベースにしたサファリジャケットです。コットンツイル生地にウォッシュ加工が施されているので、着るほどに味わいが増していきます。ウエストの裏側にはレザーのストッパーがついたコードが通っており、それを引っ張るとウエストが絞られ、違うシルエットが楽しめます。ところどころにつけられたワッペンもポイント。また、ポケットが4つあるのでアウトドアギアもたくさん入ります。流行にとらわれないポロ・ラルフローレンらしい一着です。
2. ウォーターリペラント キルテッド プルオーバージャケット
こちらはハイネックのプルオーバージャケットです。ヴィンテージのハイキングギアからヒントを得たデザインで、前立てのオレンジカラーがアクセントになっています。撥水加工・総裏地・中綿入りといった仕様になっているので、まだ少し肌寒い春のアウトドアにも最適です。
3. コンバーチブル ウォーターリペラント ハイキングパンツ
続いては、ベージュと鮮やかなブルーとのコントラストが目を引くパンツです。ポロ・ラルフローレンの90年代初頭のデザインからインスパイアされています。太ももにあるジッパーを開くとショートパンツにもなる2way仕様。ウエストは伸縮性があり、ポケットもたくさん付いているので実用性も十分です。D字型リングやワッペンが付いているのも、ポロ・ラルフローレンのこだわりを感じます。
4. ボンデッドパイル フリースジャケット
こちらはハイパイルのフリースジャケットです。ハイパイルは繊維の毛足が長いため、風を通しにくく、暖かさをキープしてくれます。鮮やかなオレンジとブルーのマルチカラーもアウトドアの気分を盛り上げてくれそうですよね。さりげない「Polo RL&Co.」のラベルもポイントです。
5. ハイブリッド クォータージップ プルオーバー
最後はクォータージップのプルオーバーをご紹介します。ブラッシュ(軽く起毛させる)加工でより柔らかさを出したヴィンテージ風のフリース素材に、フェイクスエードのポケットや肘から下のパッチ(当て布)がアクセントになっています。
実はこうしたパッチのデザインもヘミングウェイが愛した“狩猟”のファッションから取り入れられています。ハンティングジャケットやシューティングジャケットなどに見られるガンパッチ(片方の肩から胸にかけて付けられる補強用の当て布)やエルボーパッチをデザインに取り入れたアイテムが多く登場するのも、ポロ・ラルフローレンの特徴です。
ライターからひとこと
今回は、ラルフローレン氏が影響を受けた小説家ヘミングウェイについてお伝えしたうえで、アウトドア好きな大人の男性におすすめしたいポロ・ラルフローレンの春の新作を5つご紹介しました。ポロ・ラルフローレンにはデザイン性だけでなく“実用性”も備えたアイテムもあるので、ぜひ今後もチェックしてみてくださいね!
スイスの高級時計メーカー・「IWC(アイ・ダブリュー・シー)」。職人の卓越した技術から生み出された製品はどれも精巧な作りが特徴で、一生モノの腕時計として多くのファンから人気を集めています。
今回はそんなIWCの腕時計のなかから、大人の男性におすすめの種類をご紹介します。数多くの種類が揃うIWCの腕時計から「これぞ!」と呼べる4本をご紹介します!
「質実剛健」と言われるIWCの腕時計の特徴は?
IWCは1868年に創業したスイスの高級腕時計ブランドです。
スイスの腕時計は華やかな装飾を施したデザインが特徴ですが、IWCのデザインは「質実剛健」。シンプルで無駄が少なく、どちらかと言えばドイツの腕時計を想起させます。
実はIWCが本社を構えるのは、ドイツ国境に近いライン川沿いのシャフハウゼン。そのため腕時計のデザインにはドイツの影響を多分に受けており、質実剛健なデザインと高い機能性を兼ね備えるブランドカラーが定着しました。
高級時計にありがちな煌びやかさとは一線を画したデザインは、身に着ける人に落ち着きや余裕のある印象をもたらしてくれます。人とは違った自分らしさを求める男性におすすめしたいブランドです。
創業当時から一貫して「永久保証」を実践
またIWCは創業当時から一貫して「永久保証」を実践しているブランドとしても有名です。生産終了モデルはその時点やパーツがなくなり次第、修理対応を終了する腕時計ブランドも少なくありません。しかしIWCでは生産終了モデルであっても永久保証を実施し、修理に対応してくれます。
腕時計は長く使い続けるアイテムであり、親から子へ、子からは孫へ引き継がれる文化も残っています。「自分が身に着けた腕時計を、いつの日か我が子に託したい…」そんな想いに応えてくれるのも、IWCブランドが人気を集める理由です。
IWCの腕時計を選び方3つのポイント
IWCの腕時計を購入するなら、事前に選び方のポイントを押さえておきましょう。ポイントは大きく3つです。
好みのシリーズを選ぶ
長く身に着けられるデザインを選ぶ
メンテナンスや保証の有無を確認する
ポイント1.好みのシリーズを選ぶ
IWCの腕時計はラインナップが多彩で知られています。代表的なシリーズは大きく6つ。購入前には各シリーズの特徴を頭に入れておくと、時計選びがスムーズに進みます。
【シリーズ】【特徴】ポートフィノIWCのなかでもシンプルでオーソドックスなモデルポルトギーゼIWCの看板モデル。大型のムーブメントを搭載し存在感ある1本パイロットウォッチ航空機パイロット向けに作られたモデル。視認性や耐久性が高いアクアタイマーダイバーズウォッチ。防水性に優れ視認性も高いインヂュニアIWCのなかでもスポーティーなデザインが特徴のモデルダヴィンチ複雑な機構を備えたおしゃれさが魅力のモデル。遊び心あるシリーズ
ポイント2.長く身に着けられるデザインを選ぶ
IWCに関わらず、高級腕時計を選ぶ際は「長く身に着けられるデザイン」を選ぶのがポイントです。とくに高価格帯のモデルは一生モノと購入する人も多いだけに、今の自分の好みだけでなく、未来の自分が身に着けている姿をイメージしてみてください。30代の人なら40代の自分を、40代の人なら50代の自分を想像してデザインを選んでみましょう。
ポイント3.メンテナンスや保証の有無を確認する
高級腕時計を購入する際は、メンテナンスや保証の有無を確認しておくと安心です。腕時計は定期的なメンテナンスが必要なため、メンテナンス対応や保証が付いている店舗で購入すると後々になっても安心です。ブランドの正規店であればアフターサービスも手厚いため、購入時には確認しておきましょう。
おすすめのIWCの腕時計4選
ここからはおすすめのIWCの腕時計をご紹介します。
1.パイロット・ウォッチ・マーク XX
シンプルで視認性の高いモデルとして人気なのが「パイロット・ウォッチ・マーク XX」です。徹底して無駄を省いた美しいデザインはプライベートからビジネスまで幅広いシーンに対応。
ケースには堅牢かつ耐食性に優れたステンレススティールを採用し、文字盤はホワイトとブルーで視認性を高め、夜光塗料を施し24時間使用できる実用的な一本に仕上がっています。
2.ポルトギーゼ・オートマティック40
続いてご紹介するのは「ポルトギーゼ・オートマティック40」です。6時の位置にスモールセコンドを配しただけのシンプルな文字盤は、1930年末にポルトギーゼシリーズが誕生した当時から受け継がれてきたデザイン。
ストラップには新開発のバタフライ・フォールディング・クラスプが採用され、快適な装着感を実現。長く使い続けても飽きがこない普遍的な魅力が宿ったモデルです。
3.ポルトギーゼ・クロノグラフ
ポルトギーゼシリーズのなかでも人気が高い種類が「ポルトギーゼ・クロノグラフ」です。目盛り部分が細かく精巧な作りが特徴。3時位置にはIWCのロゴマークが配され、デザインのアクセントになっています。
文字盤のサブダイヤルにはあえて段差を付け、全体のバランスをすっきりとさせ、シンプルで洗練された印象を与えてくれます。41mmとコンパクトなサイズ感ながら、スリムなベゼルを採用することで着用時には実際よりも大きく見えるのも同モデルの魅力です。
4.アクアタイマー・クロノグラフ
IWC唯一のダイバーウォッチシリーズ・アクアタイマー。そんなシリーズのなかでも堅牢さと重厚感あるデザインで人気なのが「アクアタイマー・クロノグラフ」です。
30気圧防水の高い防水性を誇るため、長時間のダイビングにも使用可能。文字盤には水中でも高い視認性を確保するため夜光塗料を使用。セーフダイブ・システムが搭載されているため、設定したダイビング時間が誤って変更される心配がなく、ダイバーの安全を守ってくれます。
ライターからひとこと
今回はスイスの高級腕時計ブランド・IWCのおすすめ商品をご紹介しました。
IWCはドイツ腕時計の影響を受けたシンプルで無駄のないデザインが特徴です。「質実剛健」とも表現されるデザインには、徹底して無駄を省いたからこそ辿り着ける一級品の上品さが宿っています。
アクセサリーを身に着ける機会が少ない男性にとって、腕時計はおしゃれさを演出できる数少ないアイテムです。最近ではスマートウォッチが人気を集めていますが、アナログな腕時計には職人の卓越した技術や、長い歴史のなかで積み上げられてきた世界観が詰まっています。
デジタルが溢れる時代だからこそ、生涯にわたって使い続けられるアナログ腕時計を身に着けてみてはいかがでしょうか。
スイスの時計メーカーとして長い歴史を誇るのがティソ(TISSOT)です。シンプルでスタイリッシュなデザインは高級感があり、多くの時計ファンから愛されています。また技術革新や生産性の向上により、高級腕時計としては比較的手頃な価格も人気を集める秘密です。
今回はティソの腕時計の魅力や高い生産力を誇る理由を解説します。またおすすめのモデルもご紹介していますので、ティソの腕時計をお探しの方はぜひ参考にしてください。
スイスのクラフトマンシップが宿る腕時計ブランド・ティソ(TISSOT)
ティソは1853年に創業した、スイスの腕時計ブランドです。
高級腕時計の聖地スイスのブランドだけあって、高い技術力と洗練されたデザインが特徴。シンプルながら高級感ある仕上がりは世界中の時計ファンから愛されています。
長い歴史の中で数多くの偉業を成し遂げてきたティソですが、そのうちの一つが世界初の「耐磁性腕時計」の開発です。
1920年代電化製品が一般に普及するにつれ、ムーブメントに磁器を用いる腕時計への影響が課題となっていました。家電製品の発する磁場により、時計の時間がズレてしまうためです。ティソはこの課題を解決するため研究開発を重ね、世界初の耐磁性腕時計を開発します。
こうした高い技術力はスポーツ界でも信頼を集め、モータースポーツをはじめとした各種競技の公式時計として採用。現在でもスポーツとの関係性は深く、スポーティーなエッセンスを感じさせるモデルを数多く手掛けています。またNBAやロードレースのトップ選手がアンバサダーとして起用されるなど、スポーツ界に大きく貢献するブランドとしても有名です。
技術革新と高い生産性でコストパフォーマンスを上げる
ティソの腕時計について語る際に、「なぜスイスの高級腕時計なのに価格帯がリーズナブルなのか」という疑問が挙げられます。
たしかに、ティソの腕時計は他の高級腕時計に比べ手が届きやすい価格設定が多いですが、その理由はブランドのたゆまぬ技術革新と高い生産性にあります。同一のムーブメントを各モデルに使用する「単一キャリバー」の採用もその一つ。技術力は落とさずに生産性を向上させる工夫を施し、価格を抑えることに成功しました。
また1983年にはスイスの巨大メーカー・スウォッチのグループに参入。これにより、高品質な腕時計を大量に生産できる体制が整いました。
ティソのブランドロゴには、スイスの国旗があしらわれています。スイス国旗を使用するには高い技術力や信頼、実績が必要です。まさに、ティソがスイスを代表する腕時計ブランドとお墨付きを得ている証ともいえます。
ティソの腕時計の選び方3つのポイント
さて、ティソには数多くのモデルが揃っていますが、腕時計を購入する際はどんなポイントを押さえる必要があるのでしょうか。
コレクションから選ぶ
ティソならではの技術力で選ぶ
長く身に付けられるモデル選ぶ
選び方1.コレクションから選ぶ
ティソの腕時計には、特徴や機能によってコレクションが分けられています。まずはコレクションごとの特色を把握して、自分の好みのものを選んでみましょう。それぞれのコレクションの特徴は下記の表に掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
コレクション特徴タッチコレクションアナログデザインのタッチセンサー式モデル。機能が豊富クラシックティソのスタンダードモデル。高い技術力とシンプルなデザインが特徴スポーツスポーツ向けのモデル。クロノグラフやナイロン素材でアクティブシーンの相棒にヘリテージスクエア(長方形)タイプのモデル。珍しい手巻き式がありレトロなデザインゴールド18Kを使用したティソの高級モデル。ブランドの真髄が凝縮されたエレガントさが◎
選び方2.ティソならではの技術力で選ぶ
ティソの腕時計には、ブランドの高い技術力が詰まった独自の機能があります。腕時計を選ぶ際は、この技術力に注目して選ぶのもおすすめです。代表的なティソの機能をご紹介します。
機能特徴COSC認定スイスクロノメーター検定協会の厳しい審査を通過し認定されたモデルパワーマティック80フルリザーブで80時間以上駆動する高いパフォーマンスを実現シリコン製ひげゼンマイ鉄の代わりにシリコンを使用。磁気による狂いを防止。PC作業におすすめ手巻き式現代では珍しい手巻き式モデル。クラシックな機能がほしい方におすすめ
選び方3.長く身に付けられるモデルを選ぶ
せっかく高級腕時計を購入するなら、長く身に付けられるモデルを選びましょう。ポイントは「10年後も似合うデザイン」を選ぶこと。しっかりとメンテナンスや修理をすれば、ティソの腕時計は長く使い続けられます。今の自分が好きなデザインやモデルであると同時に、10年先の自分に似合うデザインを選ぶのも高級腕時計選びの大切なポイントです。
また、メンテナンスや修理に対応してくれるメーカー保証の有無を確認しておくと安心でしょう。
おすすめのティソの腕時計5選
ここからティソの腕時計の中からおすすめのモデルを5つご紹介します。
1.クラシック│PRX パワーマティック80
まずご紹介するのが「PRX パワーマティック80」です。
ティソの定番モデルであるクラシックシリーズの中でも人気が高いモデルで、1978年のオリジナルモデルから着想を得ています。ステンレスのケースとブルーの文字盤は、奇をてらわず洗練された印象に。普段使いはもちろん、ビジネスやフォーマルの場でも使いやすいモデルです。
長時間の駆動を実現したパワーマティック80や高精度オートマティックムーブメント、シリコン製ひげゼンマイといった各種機能が揃っているのも魅力です。
2.クラシック│T-コンプリカシオン スケレッテ
続いても、ティソのクラシックシリーズから「T-コンプリカシオン スケレッテ」をご紹介します。
車輪のデザインにインスパイアされたデザインは文字盤がシースルーに。中の駆動を確認でき、5つあしらわれたサファイアクリスタルガラスがデザインにアクセントを加えます。
遊び心がありながら、ガゼルはステンレスのシルバー、ベルトはレザーとクラシカルな装い。伝統と革新が組み合わされたおしゃれな腕時計です。
3.タッチコレクション│T-タッチ コネクト ソーラー
「T-タッチ コネクト ソーラー」は、ガラス面にタッチして操作できるタッチコレクションシリーズの人気モデルです。
デザインは黒の文字盤にカーキをあしらい、ベルトはベージュで仕上げたワイルドな雰囲気。暗闇では蛍光塗料により針と文字盤が光り、視認性を確保します。
スマートウォッチならではの多彩な機能が揃っており、ストップウォッチ、消費カロリー計算、移動距離計算などをはじめ、高度計、気圧計、気温計、天気予報、コンパス、方位角といった機能も搭載。
ディスプレイが日本語表示に対応しているのもうれしいポイントです。
4.スポーツ│T-レース サイクリング ツール・ド・フランス 2022
ティソといえばスポーツとの親交が深い腕時計ブランドですが、ロードレースやサイクリング好きにおすすめなのが「T-レース サイクリング ツール・ド・フランス 2022」です。
世界最高峰のサイクルロードレース、ツール・ド・フランスの開催を記念した限定モデル。黒をベースに、秒針と竜頭(りゅうず)部分にはイエローのカラーリングが。秒針の中央にある自転車のデザインがおしゃれで、ハンドルグリップを模したパンチングレザーストラップもサイクルファンを魅力します。
“3つ目”のクロノグラフは機能性に優れ、デザインを際立たせるおしゃれなアクセントにもなっています。
5.ゴールド│ジェントルマン オートマティック パワーマティック80
最後にご紹介するのが「ジェントルマン オートマティック パワーマティック80」です。
ティソの最高級モデル・ゴールドコレクションで、60年代に実存したスポーツモデルに着想を得ています。黒の文字盤と18Kのローズゴールドの組み合わせは相性抜群。高級感がありながら悪目立ちしない、品の良さを感じさせます。
シリコン製ひげゼンマイやパワーマティック80といった機能も豊富で、実用性にも優れたアイテムです。
ライターからひとこと
今回ティソ(TISSOT)の腕時計から大人の男性におすすめしたいモデルをご紹介しました。
スイスの腕時計ブランドとして1853年に誕生したティソは、高い技術力と洗練されたデザインから世界中のファンに愛されています。高級腕時計ながら生産性を向上させコストパフォーマンスの向上を実現。他の高級腕時計よりも手が届きやすい価格帯が多く、はじめて本格的な腕時計を身に付ける方にもおすすめです!
アメリカを代表するファッションブランド、ラルフローレン(Ralph Lauren)。ラルフローレンのアイコンと言えばポニーマークが有名ですが、もう一つのアイコン「ポロベア(Polo Bear)」をご存じでしょうか。
「世界で最もおしゃれなベア」とも呼ばれ、カジュアルからフォーマルまで、さまざまなコーディネートを着こなすポロベア。実は「HIPHOPカルチャーの象徴」とされてきた歴史もあるんです。そこで今回は、ポロベア誕生の経緯や歴史をお伝えしたうえで、おすすめのトップスを5つご紹介させていただきます。HIPHOPが好きな大人の男性はぜひ最後まで読んでみてください!
ポロベア誕生の経緯
ラルフローレンのメンズデザインのクリエイティブディレクターを努めるジェリー・ローレン(ラルフ・ローレンの弟)は、ドイツの高級ぬいぐるみブランド、シュタイフ(Steiff)のテディベアの熱心なコレクターです。1990年、ジェリーの同僚がブルーのオックスフォードシャツとタータンチェックのネクタイ、ケーブルニットを着たテディベアをジェリーの誕生日にプレゼントしました。その際、兄のラルフにもウエスタンスタイルのテディベアが贈られたといいます。それ以来、2人に毎年シュタイフのテディベアを贈ることが恒例となりました。
ラルフローレンのスタイルを着こなすテディベアに魅了されたラルフは、1991年にポロベアを発売。シュタイフと共同で制作した200個限定の「プレッピーベア」はわずか2日で完売するという人気ぶりでした。ポロベアは今ではポニーマークと並ぶラルフローレンのアイコンとして定着し、Tシャツやセーター、ネクタイ、時計など、さまざまなアイテムに採用されています。
ポロベアがHIPHOPカルチャーの象徴になるまで
1980〜1990年代のニューヨークでは、デパートからポロ・ラルフローレンの商品ばかりを盗む非行集団が横行していました。1988年には、2つのチームが合併して「ロー・ライフ(Lo Life)」を結成。全身をポロブランドで固める「ロー・ダウン(Lo Down)」というスタイルを確立し、当時のストリートシーンに一大ムーブメントを巻き起こしました。
ポロベアのウェアが発売されると、ロー・ライフのクルーたちはこぞってそれらを着用。HIPHOPも大切な要素としていたロー・ライフの影響で、HIPHOPグループ「ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)」のレイクウォン(Raekwon)をはじめ、90年代のラッパーたちもポロベアを愛用し始めました。
さらに、2004年にはアメリカのラッパー、カニエ・ウェスト(Kanye West)が自身のファーストアルバム「The College Dropout」のジャケットでポロベアのセーターを着用。これを機にポロベアの人気は不動のものになりました。ちなみに、現在ロー・ライフは衣服を寄付するチャリティーイベントやベストドレッサー選考会などをおこなう社会団体として活動しており、その活動は日本にも広がっています。
HIPHOPが好きな大人の男性におすすめしたいポロベアのウェア5選
ここからは、ラルフローレンのカジュアルラインであるポロ・ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)のアイテムの中から、大人の男性におすすめのトップスを5つご紹介していきます。ぜひチェックしてみてください!
1. カスタムスリム パフォーマンス ベアポロシャツ
最初にご紹介するのは、サングラスをかけたワイルドなスタイルでゴルフにのぞむポロベアが刺繍されたポロシャツです。コットンメッシュ素材が使用されており、伸縮性・吸湿発散性に優れているので着心地も快適。さらに、カスタムスリムフィットというやや細身のシルエットがボディラインを美しく見せてくれます。趣味でゴルフをされている方は、ポロベアをお供にラウンドされてみてはいかがでしょうか。
2. Poloベア パフォーマンスフリース スウェットシャツ
こちらはゴルフを楽しむポロベアがプリントされたクルーネックのスウェットです。ウォッシュ加工とピーチ加工(桃の皮のように微起毛させる加工)が施された非常に柔らかい肌ざわりのフリース素材を使用。暖かさをキープしつつ、吸湿発散性も発揮してくれるので快適です。ポロベアのアイテムもネイビーやブラックなどのダークカラーを選べば、甘さを抑えられます。
3. カスタムスリムフィット Poloベア ジャージーTシャツ
続いてはセールボートが全体にプリントされたTシャツです。よく見ると、ところどころにセーリングを楽しむポロベアの姿が。「さりげなくポロベアを取り入れたい」という方におすすめです。素材は柔らかくて伸縮性のあるコットンジャージーが使用されています。
4. Poloベア コットンセーター
こちらはトラックの前に立って写真にうつるラルフ・ローレンの姿からインスパイアされたポロベアのセーターです。ポロベアの洋服には本物のメタルボタンが縫い付けられています。全体的にシックなカラー使いなので、大人の男性にぴったりのアイテムです。
5. Poloベア ウールセーター
最後にご紹介するのは、ヘリテージ風のスーツにフェアアイル編みのセーター、アーガイルのソックスというトラッドスタイルのポロベアのセーターです。こちらのポロベアに使用されている糸はなんと25種類。本体はウール100%ですが、ポロベアはウールだけでなくカシミヤやキャメル、アルパカなどさまざまな素材の糸を使って丁寧に表現されています。さすがは世界で最もおしゃれなベア!という感じですよね。
ライターからひとこと
今回は、大人の男性におすすめしたいポロベアのアイテムを5つご紹介させていただきました。ポロベアのコーディネートは毎シーズン変わるので、「今度はどんな服を着ているんだろう?」とチェックしてみるのも楽しいですよ!ぜひ大人なスタイリングのポロベアを探してみてください。
国産の高級腕時計ブランドの代表格・グランドセイコー(Grand Seiko)。洗練されたデザインは人生経験を重ねた大人の男性から人気が高く、購入して「間違いない」ブランドとして信頼を集めています。
そこで今回は、グランドセイコーの腕時計のなかから、おすすめしたいモデルを5つご紹介します。選び方のポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
高精度のムーブメントにこだわる腕時計ブランド・グランドセイコーとは?
グランドセイコーは1960年に誕生した日本の高級腕時計ブランドです。落ち着きのある洗練されたデザインは品がありながら、華美な装飾は控えているためビジネスシーンやフォーマルシーンでも悪目立ちしません。プライベートでもどんなファッションとも合わせやすく、多様なシーンに対応できるブランドとして人気を集めています。
そんなグランドセイコーでは時計としての本来の価値である「正確に時を刻む」ことを強く意識し、高精度のムーブメントを生み出すことをアイデンティティに掲げてきました。創業当時からスイス・クロノメーター規格の基準と同等の精度を誇り、年々技術を進歩させていきます。
現在では同規格よりも厳しい基準を設けた独自のGS(グランドセイコー)規格を設けるなど、時計精度において圧倒的な信頼感を得ています。
日本の美意識を追求した「セイコースタイル」
グランドセイコーのデザインには、日本の伝統的な美意識を追及した「セイコースタイル」が取り入れられています。
セイコースタイルとは日本人が古くから親しんできた光と陰の調和をベースに、「燦然(さんぜん)と輝く腕時計」を実現すべく生まれた独自のデザイン文法です。大きく3つの特徴があり、
平面を主体として、平面と二次曲面からなるデザイン
ケース・ダイヤル・針のすべてにわたって極力平面部の面積を多くする
各面は原則として鏡面とし、その鏡面からは極力歪みをなくす
を意識したデザインが採用されています。平明を主体としたデザインを徹底し、光の当たり具合による繊細なグラデーションを表現。日本人が愛する光と陰の調和をデザインとして具現化しました。
グランドセイコーの選び方3つのポイント
洗練されたデザインで人気を集めるグランドセイコーですが、いざ購入するとなると、どのモデルを選べばいいか悩んでしまいます。ここからは、グランドセイコーの腕時計を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。
コレクションの特徴から選ぶ
ムーブメントの特徴から選ぶ
長く着けられるデザインや保証の有無から選ぶ
1.コレクションごとの特徴から選ぶ
グランドセイコーのラインナップには、大きく5つのコレクションが揃っています。それぞれのコレクションには特徴に違いがあるため、まずはどのコレクションが自分の好みに合うか押さえておくと時計選びがスムーズに進みます。
各コレクションの特徴は下記の表を参考にしてください。
コレクション特徴ヘリテージブランドの顔とも呼べるモデル。実用性が高く幅広いシーンで身に着けられるエレガンス上品で高級感のあるモデル。フォーマルシーンにぴったりスポーツ遊び心あるスポーティーなデザイン。おしゃれでカジュアルなモデルマスターピースブランドの最上位ライン。素材にまでこだわる特別感ある仕上がりエボリューション92020年に誕生した新シリーズ。伝統と進化が融合したデザイン
2.ムーブメントの特徴から選ぶ
グランドセイコーはムーブメントへの並々ならぬこだわりを持っています。このムーブメントの特徴からモデルを選ぶのもおすすめです。
グランドセイコーが独自開発した「9Rスプリングドライブ」は機械式とクォーツ式のハイブリッドで、月差±15秒と、機械式時計の一般的な精度(日差15秒程度)をはるかに凌ぎます。
機械式の「9Sメカニカル」はぜんまいの巻き上げによって動く仕組みで、最新技術と匠の技を融合。背部のシースルーから見える精緻な動きは、時計好きにはたまらない光景です。
「9Fクォーツ」は、正確に時を刻み続けることを追い求めたグランドセイコーの技術の結晶。年差±10秒の高精度は驚きです。
3.長く着けられるデザインや保証の有無から選ぶ
さて、腕時計を選ぶときは、長く着けられるデザインを選ぶという点も大切です。腕時計はきちんとメンテナンスを行えば、長い期間に渡って使い続けられます。今欲しいデザインを選ぶのも悪くないですが、せっかく高級腕時計を買うなら未来の自分が身に着けたくなるようなデザインを選んでみましょう。
またメンテナンスを行う際はブランドの保証があると安心です。購入時はメーカー保証の有無を確認しておくと間違いがないでしょう。
おすすめのグランドセイコーの腕時計5選
ここからは、グランドセイコーの腕時計のなかからおすすめのモデルを5つご紹介します。
1.ヘリテージ SBGX261
シンプルかつ上品。グランドセイコーのブランドイメージを体現するようなモデルが「ヘリテージ SBGX261」です。
ケース部分は歪みのない美しい鏡面ときめ細やかな筋目仕上げで、セイコーらしい美意識が追及されています。横37×厚さ10mmのコンパクトサイズなので、袖口のある服にもすっきり収まってくれます。ブラックとシルバーのコントラストは実におしゃれです。
2.ヘリテージ SBGR317
ケースサイズ40mmと存在感のあるモデルが「ヘリテージ SBGR317」です。
黒を基調としたダイヤルは全体の印象をキュッと引き締め、男らしい印象を与えてくれます。それでいて品のあるバランス感覚に優れているのも、同モデルの魅力。ムーブメントには機械式の「9Sメカニカル」を採用。背部がシースルーになっており、グランドセイコーが誇るムーブメントの動きを堪能できます。
3.ヘリテージ SBGX295
小ぶりなケースに厚めのレザーストラップを組み合わせた「ヘリテージ SBGX295」。
これぞ腕時計と呼びたくなるクラシックなデザインが特徴。それでいて古くささを感じさせないのは、細部のデザインに徹底してこだわっているから。ケース・インデックス・ストラップは、それぞれコントラストに強弱をつけ視認性が高いデザインを実現。
ダイヤルにも小さな遊び心を加え、“クラシカルモダン”な腕時計に仕上がっています。
4.スポーツ SBGE257
スポーツコレクションのなかでも個性あるデザインを採用しているのが、「スポーツ SBGE257」です。
スポーツシーンでの使用感にもこだわっており、ベゼル素材には強度の高いジルコニア・セラミックスを採用。リュウズは4時位置に配置しているため、アクティブな場面でも手首の動きを妨げません。
ダイヤルの上をなめらかに動くような秒針は「時は移ろい流れる」という日本人の美意識を表現したもの。またグリーンのカラーリングは日本の和の象徴でもある苔からモチーフを得ています。
5.スポーツ SBGX337
スポーツコレクションのなかでもタフな印象を感じさせるのが「スポーツ SBGX337」です。
ケースは43.6mmの大型サイズを採用し、切り立ったベゼルや荒々しい縦の筋目といったデザインが存在感を発揮します。グランドセイコーの平面や二次曲面を意識したデザインを守りながら、どこか立体的な雰囲気を感じさせるのも同モデルの魅力。200mの潜水防水でなのでダイバーズウォッチとしても使用可能です。
ライターからひとこと
今回は大人の男性におすすめしたい、グランドセイコーの腕時計をご紹介しました。
日本の時計ブランドとして名高いグランドセイコーは、落ち着きのある洗練されたデザインが特徴です。高級感がありながら、品があり悪目立ちしないバランス感覚の良さは同ブランドのデザインセンスのあらわれ。また正確なムーブメントもグランドセイコーの強みで、世界トップクラスの精度で時を刻み続けます。
老舗ブランドが数多く居並ぶ腕時計業界。その中で新進気鋭のブランドとして注目度が急上昇しているのがベル&ロス(Bell & Ross)です。
高い機能性だけでなくファッション性にも優れたブランドは、あの『ラルフローレン』や『シャネル』が広告ヴィジュアルに起用したほど。日本でも腕時計好きを中心に注目度が高まっています。
今回はそんなベル&ロスの腕時計の魅力と、おすすめ商品をご紹介します。世界が注目するブランドの真髄に迫ってみましょう。
シンプルな機能美を追及する腕時計ブランド・ベル&ロス
ベル&ロスは1992年にフランスで創業した腕時計ブランドです。航空時計をリスペクトする精神はブランドコンセプトに反映されており、徹底して機能美を追及する無駄のないデザインが特徴。実用性に優れ、プロフェッショナルの高い要求にも応える機能性は高い評価を得ています。
同ブランドのデザインを担当するブルーノ・ベラミッシュは「デザインは機能に従う」をコンセプトに、デザインにおける美しさは機能に従属するという信念を持っています。徹底して機能を追及し無駄を省いた先にこそ、真の美しさが残る。まるでアートを探求するような徹底した姿勢こそが、短期間で世界から注目を集めるブランドへの成長を後押ししました。
ちなみにベル&ロスのブランド名は、2人の創業者の名前から付けられたもの。デザイン担当のブルーノ・ベラミッシュ(相性ベル)と、経営担当のカルロス・ロシロ(相性ロス)に由来しています。
ベル&ロスのデザインに込められた4つの基本原則
ベル&ロスのデザインには、4つの基本原則があります。視認性・機能性・高精度・信頼性の4つで、すべての原則を満たした製品しか市場には発表しません。
製造工程では、航空機パイロットやレースドライバーといったプロフェッショナルユーザーをはじめ、デザイナー、マスターウォッチメーカー、エンジニアに至るまで各分野のプロフェッショナルが集結してチームを組みます。
こうした姿勢は各業界のプロフェッショナルから信頼を集め、宇宙飛行士、軍事パイロット、特殊部隊、潜水士、地雷撤去隊員といった“現場”のエキスパート達がブランドの腕時計を愛用しています。
また徹底して無駄を省いたデザインはファッション界からの評価も高く、シャネルやラルフ・ローレンといった一流ブランドが広告に起用し話題となりました。
ベル&ロスの選び方3つのポイント
ここからは、ベル&ロスの腕時計を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。多彩な種類が揃うベル&ロスですが、どんなポイントを押さえながら選べばいいのか見ていきましょう。
人気シリーズのインストゥルメントとヴィンテージから選ぶ
使用シーンや機能性で選ぶ
長く身に付けられるデザインを選ぶ
ポイント1.人気シリーズのインストゥルメントとヴィンテージから選ぶ
ベル&ロスのシリーズの中でも代表的なのがインストゥルメント(INSTRUMENTS)とヴィンテージ(VINTAGE)です。ベル&ロスの腕時計を選ぶなら、まずはどちらのシリーズが自分好みか確認してみましょう。
シリーズ特徴インストゥルメントスクエア(長方形)型の形状が特徴。航空機の計器パネルがモチーフヴィンテージ丸形の形状が特徴。ミリタリー感あるデザインは伝統的なデザイン
INSTRUMENTSは同ブランドの特徴でもあるスクエア(長方形)型の形状が特徴。航空機のコックピットパネルにある計器から着想を得たデザインは、他のブランドにはない独創性が魅力です。ベル&ロスらしいブランドを選びたいなら、INSTRUMENTSシリーズを選んでみましょう。
VINTAGEは1940年代のパイロットウォッチへの敬意が込められたシリーズです。ミリタリー感あるデザインは伝統的な腕時計らしさが感じられます。それでいて細部まで洗練された作りは、ベル&ロスの丁寧な仕事ぶりを伺わせます。丸形のオーソドックスな腕時計がお好みなら、VINTAGEを選べば間違いありません。
ポイント2.使用シーンや機能性で選ぶ
腕時計を選ぶなら、どんな場面で身に付けることが多いか、使用シーンをイメージするのがポイントです。ビジネスやフォーマルなシーンが多いなら落ち着いた装飾の少ないデザインがおすすめ。プライベートシーンなら、少し遊び心や個性あるデザインでおしゃれを楽しんでみてもよいでしょう。
またオーシャンレジャーを楽しみたいなら防水機能を。クロノグラグがあればストップウォッチとして利用できるため、ウォーキングやランニングのタイム計測にも役立ちます。
ポイント3.長く身に付けられるデザインを選ぶ
好みのデザインを選ぶのが腕時計選びの基本ですが、購入時にぜひ覚えておきたいポイントが「長く身に付けられるデザインを選ぶ」点です。
腕時計はメンテナンスや修理を施せば、10年以上身に付けられます。それだけに、今の自分の好みだけでなく、「10年後の自分に似合うデザインか」という視点は大切です。せっかく高級腕時計を購入するなら、いつまでも身に付けていたくなるようなデザインを選んでみましょう。
また、購入時にメンテナンスや修理で頼りになる、メーカー保証の有無を確認しておくのもポイントです。
おすすめのベル&ロスの腕時計3選
ここからはベル&ロスの腕時計の中から、おすすめのモデルを4つご紹介します。
1.INSTRUMENTS│BR03-92
まずご紹介するのはINSTRUMENTSシリーズの「BR03-92」です。
コックピットの航空計器を基にデザインされたInstrumentsの中でも、もっともオーソドックスなモデルの一つ。スクエア形状のステンレスケースはベル&ロスの特徴を感じさせ、文字盤はブラックをベースに数字や針に白をあしらい視認性を高めています。
徹底して無駄を省いたベル&ロスの機能美がよく表現されたモデルです。
2.INSTRUMENTS│BR 05 BLUE STEEL
ミリタリー感が強かったベル&ロスに、都会的なエッセンスを加え発表されたBR05。世界中で話題となり、ベル&ロスの先端モデルとして人気を博しています。
BR 05 BLUE STEELは、ステンレスのケースにサンレイ仕上げのブルーダイヤルの文字盤が組み合わさったスタイリッシュなモデル。どんなシーンにも似合い、長く身に付けていても飽きがこないデザインです。
2つのタイムゾーンを同時に表示できるGMT機能を備えているので、海外への出張や旅行に出掛ける際も重宝します。
3.VINTAGE│BR V2-93 GMT
最後にご紹介するのが「BR V2-93 GMT」です。
パイロットウォッチからモチーフを得たVINTAGEシリーズに名を連ね、高い視認性と最新の機能が備わった人気モデルです。
世界の3つの異なる場所の時刻を表示でき、世界をボーダレスに旅する21世紀の時代に相応しいアイテム。ブラックの文字盤と白のコーティングは視認性を高めるための工夫で、パイロットウォッチとしてプロが使用できる水準まで機能性を追及しています。
シンプルなデザインでスーツやフォーマルシーンとも相性が良いおすすめのモデルです。
ライターからひとこと
今回はベル&ロスの腕時計の魅力と、30代・40代の男性におすすめしたい人気モデルをご紹介しました。
ベル&ロスは1992年に創業した比較的新しいブランドですが、徹底して機能性を追及する姿勢と無駄を削ぎ落した洗練されたデザインで高い評価を得ています。『ラルフローレン』や『シャネル』といった一流ブランドが広告ヴィジュアルに機能したことからも、そのデザイン性の高さが分かるでしょう。
また各分野のプロフェッショナルユーザーの意見を反映させ、“現場”でも一級品のパフォーマンスを発揮するのも同ブランドの魅力。時代の先を見据える人にこそ、ぜひ身に付けてもらいたい腕時計です!
アメリカントラッドやアイビールックの代表格として知られるファッションブランド・ラルフローレン(Ralph Lauren)。そのカジュアルレーベルとして人気を博しているのがポロ・ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)です。
ポロ・ラルフローレンといえば、“ポロシャツ”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。今回はポロ・ラルフローレンの代名詞ともいえるポロシャツの中から、大人の男性におすすめのシンプルなデザインのものを5つご紹介します。また、ポロ・ラルフローレンの特徴やサイズの選び方についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
ポロ・ラルフローレンの特徴
ブランドのアイコンとして有名なのが、ポロシャツの胸元にも刺繍されている「ポロプレイヤーマーク(ポニーマーク)」です。このマークを見れば、ラルフローレンのアイテムだと分かる方も多いはず。
ブランド名の一部にもなっている“ポロ”とは、馬に乗った状態で行う1チーム4人制の球技のことです。「マレット」と呼ばれるT字形のスティックでボールを打ち、相手チームのゴールに入れば得点となります。
ポロは馬への負担を避けるために、選手は1試合で1人につき最低でも2頭以上に乗り換えなければなりません。非常に費用のかかるスポーツなので、近代ルールを決めたとされるイギリスでは、古くから上流階級や富裕層の人々に親しまれてきました。
1967年、ラルフローレンブランドの創設者であるラルフ・ローレン(本名:ラルフ・ルーベン・リフシッツ)氏は、イギリス貴族の伝統的なファッションへの憧れから、自身のネクタイブランドを「Polo」と名付けました。これがラルフローレンブランドのはじまりと言われています。ブリティッシュスタイルをアメリカ流にアレンジしたアイテムが多く登場するのも、ポロ・ラルフローレンの特徴の一つです。
ポロ・ラルフローレンのポロシャツのサイズの選び方
アメリカのブランドというと、なんとなく「サイズが大きそう」というイメージがありませんか?ポロ・ラルフローレンも欧米人の体型を基準に作られているため、自分が普段着ているサイズ表記のものをそのまま選んでしまうと、「大きいな」と感じるアイテムもあると思います。
ポロシャツのサイズはXS・S・MといったUS表記。基本的な選び方としては、普段日本のブランドでSを着ている方はXS、Mを着ている方はSというように、普段のサイズの「1サイズ下の表記のもの」を選ぶと美しいシルエットで着ることができます。
ただし、一つだけ気をつけていただきたいポイントがあります。それは「フィット感」です。ポロ・ラルフローレンのポロシャツは、ボディラインをより美しく見せたり動きやすくしたりするために、ストレッチ性があり体にフィットする素材を使用しているものが多く存在します。おすすめは前述した基本の選び方ですが、体型や好みによっては「小さい」「ぴったりすぎる」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
フィット感は主に3種類。タイトなものから順に「スリムフィット・カスタムスリムフィット・クラシックフィット」があります。
スリムフィット → カスタムスリムフィット → クラシックフィット細身 → やや細身 → ふつう
「ゆとりのあるサイズ感で着たい」「体のラインをあまり出したくない」という方がスリムフィット・カスタムスリムフィットのポロシャツを購入される場合は、普段着ている洋服と「同じサイズ表記のもの」を選ぶと良いでしょう。
大人の男性におすすめしたいポロ・ラルフローレンのシンプルなポロシャツ5選
今回は一番アイテム数が豊富な“カスタムスリムフィット”のポロシャツの中から、おすすめのものを5つご紹介します。
1. カスタムスリムフィット メッシュポロシャツ
まずご紹介するのは、綿100%の爽やかな白のポロシャツです。ポロシャツ本体のカラーが白の場合、ポニーマークはネイビーであることが多いのですが、こちらは主張の少ないナチュラルカラー。きれいめなファッションとの相性がいいアイテムです。
ポロ・ラルフローレンにはメンズ・ウィメンズ・チルドレンのカテゴリーが揃っているので、こうしたシンプルなポロシャツでのおそろいコーデやリンクコーデもおすすめです。パートナーやお子さまとのお出かけの際に、一緒にコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2. カスタムスリムフィット パフォーマンスポロシャツ
続いては吸湿発散性・ストレッチ性があり、快適な着心地のポロシャツです。素材は綿95%、ポリウレタン5%(衿:綿100%)。普段着としてはもちろんのこと、スポーツやアウトドアなどアクティブなシーンにも向いています。明るいカラーを身に付けると、そうしたシーンもより楽しめそうです。
ラルフローレンにポロシャツが初めて登場したのは1972年。アメリカのチョコレート菓子「m&m’s」のように「たくさんの人に愛されてほしい」との願いを込めて、24色のラインナップからスタートしたと言われています。定番色以外はシーズンごとにカラー展開が変わるので、カラーポロシャツはお気に入りを見つけた時が買い時です!
3. カスタムスリムフィット ソフトコットンポロシャツ
こちらはボタンがなく首元がすっきりとした印象のポロシャツです。コットンインターロック素材(表裏が同一に見えるニット地)を使用しているため、定番のものよりもソフトな肌ざわり。VネックのTシャツ感覚で着れるデザインなので、「ポロシャツは着たことがないけど挑戦してみたい」という方にもおすすめです。
4. カスタムスリムフィット テリーポロシャツ
次は、定番のポロシャツよりも若干厚手なテリー素材(パイル地)のポロシャツです。柔らかくて肌ざわりが良く、吸水性があるので汗をかいても快適です。また、こちらのポロシャツはリサイクルポリエステルを含むコットン混紡素材が使われており、環境にも配慮されています。デザイン自体はシンプルですが、“素材感”で人と差をつけられるアイテムです。
5. カスタムスリムフィット Poloベアポロシャツ
最後は、ラルフローレンのもう一つのアイコン「Poloベア」が刺繍されたポロシャツです。サングラスをかけ、色鮮やかなアウトドアファッションに身を包むPoloベアなら甘くなりません。大人の男性にこそおすすめです。
Poloベアは「世界で最もおしゃれなベア」とも呼ばれ、シーズンのテーマに合わせてさまざまなコーディネートを着こなします。2004年にアメリカのラッパー、カニエ・ウエスト(Kanye West)が自身のファーストアルバム「The College Dropout」のジャケットで着用したことで、人気が過熱。「今回はどんな服を着ているんだろう?」と毎シーズンPoloベアをチェックしてみるのも楽しいですよ!
ライターからひとこと
今回はポロ・ラルフローレンのシンプルなポロシャツをご紹介させていただきました。ポロシャツは流行に左右されない定番アイテムの一つです。ぜひポロ・ラルフローレンのポロシャツをご自身のワードローブの中に取り入れてみてくださいね!