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★大人男性の個性を演出するポール・スミスのプリントシャツ5選

photo by : zozo.jp

今回ご紹介するのは、「春夏は明るい色・柄ものの服が着たい」「ファッションで個性を表現したい」という男性におすすめのアイテム。イギリスのファッションブランド「ポール・スミス(Paul Smith)」のプリントシャツです。

当サイト「FUNDAY」では、数あるブランド・商品の中から、各分野に精通した筆者が「本当に欲しい」と思うモノだけを厳選してご紹介。モノ選びのストレスが軽くなるよう、商品の詳細やブランド情報、選び方なども合わせて解説しています。

今回は、某ハイブランドで8年間販売員として働いていた筆者が、ポール・スミスの2023年春夏の新作の中から、特に大人の男性におすすめのものをセレクトしました。また、ブランド誕生の経緯やラインの違いも解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

プロの自転車レーサーを夢見る少年がデザイナーへ

ポール・スミスは、イギリス出身のデザイナー「ポール・スミス」が自身の名を掲げたブランドです。ポール氏は10代のころ、プロの自転車レーサーを夢見る少年でした。きっかけは11歳の誕生日にプレゼントされたロードバイク。15歳のときには学校を自主退学し、本格的にレーサーを目指し始めます。

しかし、17歳のときに不慮の事故にあい、大腿骨(太ももの骨)や肋骨、鎖骨など体のあらゆる場所を骨折。3ヶ月の入院を余儀なくされたポール少年は夢を断念しました。

その後、入院中に知り合った友人とパブに通うようになったポール氏。そこでアートスクールに通う学生たちと出会います。後に妻となる、テキスタイル(織物・布地)教師のポーリーン・デニアと出会ったのもこのころでした。

彼らの影響で芸術やファッションに関心を持つようになっていたポール氏は18歳のとき、友人女性に洋服店をオープンする手助けを頼まれます。物件探しからショップの内装、オープン準備、ウィンドウディスプレイなどさまざまなことを手伝いました。

次第にショップは忙しくなり、ポール氏はメンズ部門を担当することに。このショップを切り盛りした5〜6年の間に、アートスクールのテキスタイル(織物・布地)教師だったポーリーンや知人女性からファッションに関する多くのことを学びました。

1970年、ポール氏は地元ノッティンガムで、マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)やケンゾー(KENZO)など当時名を知られ始めたブランドを取り扱うセレクトショップをオープン。「ポール・スミスの紳士服(Paul Smith Vêtements Pour l’Homme)」と名付けられたそのショップは、窓のない3m四方の小さなお店でした。

70年代半ばごろからはオリジナルブランドのシャツやネクタイの販売を開始。それらが好評を呼び、ポール・スミスの名はイギリス国内で広がっていきました。1976年にはパリで初のメンズコレクションを発表。現在では世界に約130店舗を展開するグローバルブランドに成長を遂げています。

ポール・スミスのラインの違い

ポール・スミスのメンズラインには、「ポール・スミス、ポール・スミス コレクション、PS ポール・スミス」の3つが存在します。それぞれの特徴を解説します。

ポール・スミス

ポール・スミスのメインライン。上質な生地と縫製技術を駆使したクラシカルなスタイルが特徴です。アートや写真、旅、音楽、自転車など、デザイナー・ポール氏の多岐にわたる関心がデザインに反映されています。

ポール・スミス コレクション

「ハイクオリティ・ハンドメイド フィーリング・アーティスティックフィーリング」という3つのコンセプトを掲げた日本限定のライン。日本の高い縫製技術で日本人体型に合わせて仕立てられています。高品質ですが、メインラインと価格帯にそれほど差はありません。

PS ポール・スミス

ポール・スミスのセカンドライン。メインラインのコンセプトはそのままに、軽快さと機能性を加えたカジュアルウェアのコレクションです。若年層向けに、ウェアだけでなくアクセサリーやバッグ、シューズ、アイウェア、ウォッチなど幅広いアイテムを揃えています。

大人の男性には「ポール・スミス」「ポール・スミス コレクション」がおすすめです。品質の高さは素材や仕立てなど、細部に表れます。大人の男性は上質なものを身にまといましょう。

大人の男性におすすめしたいポール・スミスのプリントシャツ5選

さっそくセレクトした5つをご紹介していきます。

1. ‘Abstract Paint’ プリントシャツ

photo by : zozo.jp
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2023年春夏のポール・スミスは「一年で最も暑い夏の日の朝から夜、 ロンドンで過ごしたギャラリー巡りの一日」がテーマ。最初にご紹介するのは、まさにギャラリーに飾られた抽象画のようなプリントシャツです。素材はシルクのような光沢とドレープが特長のセルロース(再生繊維)が使用されているため、なめらかな肌ざわり。ダークトーンの落ち着いたカラーリングながらも、独特な柄の切り替えが個性を演出してくれます。

2.エッチング インザサン プリントシャツ

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こちらはポール・スミスのコレクションラインのアイテム。南フランスの港町「カシス」からインスピレーションを得たもので、夏を連想させる風景がエッチング(銅版画の技法)風に表現されています。カラーはネイビー・ベージュ・ブルーの3色展開。1枚で着てもさまになりますが、無地のジャケットやカーディガンなどとのレイヤードもおすすめです。

3.ハイビスカスプリント シャツ

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こちらもコレクションラインからセレクト。素材はコットン90%、リネン10%と、汗をかいてもべたつかず快適。

ポール・スミスでは小花柄のアイテムがよく登場しますが、大人の男性の中には「ちょっと抵抗がある…」という方も多いのではないでしょうか。でも、リゾート感のあるハイビスカス柄なら春夏に取り入れやすく、アロハシャツ感覚でコーディネートを楽しめます。今年は思いきって大胆な柄ものに挑戦してみませんか?

4.’Cinema Screen’ オープンカラーシャツ

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続いては映画のワンシーンのようなプリントが施されたオープンカラーシャツ(開襟シャツ)です。レーヨン・コットン・リネンがミックスされた素材なので、暑い夏でもさらりとした着心地。

第一ボタンをとめない前提のオープンカラーシャツは、通常のシャツに比べて首元が涼しいうえに、コーディネートにも“抜け感”や“清涼感”を与えてくれます。ファッション性と実用性を兼ね備えた春夏におすすめのアイテムです。

5.’Starlet’ シャツ

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こちらもオープンカラーシャツです。インパクトのある柄はハリウッド黄金期に活躍したスターたちのポートレート写真からインスピレーションを得たもの。素材は美しいドレープが出るレーヨン100%です。

大人の男性が柄シャツを着こなすときのポイントは、他のアイテムをシンプルにすること。パンツやシューズ、帽子などを無地、かつオールブラックで統一するなど、主役を引き立たせるコーディネートを心がけましょう。

ライターからひとこと

今回はポール・スミスのプリントシャツをご紹介しました。ポール・スミスは「Classic with a twist(ひねりのあるクラシック)」というコンセプト通り、イギリスの伝統的な技術・仕立てに遊び心を加えたような唯一無二のブランドです。ぜひ今後もチェックしてみてください!

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大人世代にハマる!デザインや履き心地に優れたWrangler(ラングラー)のジーンズ5選

ジーンズ三大ブランドの一つWrangler(ラングラー)。本当の魅力を知れば、実は大人世代の方にこそハマるブランドです。 本記事ではWranglerのジーンズを厳選して5つ紹介。その魅力や選び方について解説するので参考にしてください。 他にない魅力を持ったWranglerのジーンズを履いて、一味違う大人のファッションを楽しんでみませんか。 Wranglerの歴史 Levi's、Leeより後発のWranglerは、ノースカロライナ州でワークウェアを扱っていたブルーベル社が1943年にケーシー・ジョーンズ社の買収により取得したブランドでした。1947年に入ると、Wranglerブランドはワークからウエスタンの分野へとターゲットを変えていきます。 ジーンズブランドとして世界で初めてデザイナーを起用し、カウボーイ(とくにロデオ)向けに作られたジーンズは独自のデザイン性を持つものに。鞍に乗ったときに履き心地が良く見映えもするデザインで、後にロデオ協会からの公認を受けました。1980年代以降はカウボーイだけでなくジョンレノンなど多くの著名人にも愛され、世界的なジーンズブランドとして確固たる地位を築いたのです。 現在ブルーベル社はVFコーポレーションに買収され消滅しており、日本国内ではエドウイン傘下のLee Japanが販売の権利を保持しています。 Wranglerのジーンズの魅力 Wranglerのジーンズには、他のジーンズとは一味違う独自の魅力がいくつもあります。大人世代の男性もハマる、Wranglerの魅力の数々について解説します。 洗練されたデザイン ロデオ騎手向けに開発された経緯から、Wranglerのジーンズには洗練されたデザイン性があります。 Wranglerは1947年当時ハリウッド西部劇の衣裳デザイナーであったロデオ・ベンを起用し、現在まで受け継がれるモデルのプロトタイプ「11MW」を開発しました。その後のラングラーのジーンズには、ワークスタイルとは違った「7アイコンズ」と呼ばれる機能美から生まれたディテールが存在します。 たとえば、鞍を傷付けないために金属製の留め具(リベット)が平らになっていることや、ハイウエストをスムーズにするためにヨーク部分が後見頃に上から重なること。そしてバックポケットにはWranglerの頭文字Wのステッチが入ること。 これら独自のディテールは、洗練されたデザインへと変わっていきました。 履き心地が良い ロデオ競技にも耐えられる優れた履き心地も、Wranglerのジーンズの魅力のひとつです。 Wranglerのジーンズは馬に乗っている状態で履くことを想定し、鞍に座っても快適なように股上が深く作られています。また、ベルトループがLevi'sなどよりも後ろに2つ多く付けられていて、激しく動いてもズレてくることがありません。 ロデオのハードな動きに負けない耐久性を持ちながら、一方で体に沿った履き心地の良いシルエットを実現。この特徴は、デスクワークを伴う現代のライフスタイルにも適しています。 さまざまな織り方のデニムを楽しめる Wranglerのジーンズは、各年代によって織り方の違うデニム生地を楽しめます。 Levi'sやそれを手本とする多くのジーンズは右綾で織られていて、ザラつきのある生地が特徴です。洗濯を重ねると右回りにねじれが起き、メリハリのある色落ちをします。一方Leeは左綾で織られていて、生地は柔らか。左回りにねじれ、全体的な色落ちをするのが特徴です。 初期のWranglerは左綾で織られていました。その後Wranglerは1964年、生産拡大と同時期にデニム生地のねじれ解消を実現した「ブロークンデニム」を開発します。耐久性と独特な色落ちを持った新たな織り方の生地の誕生です。 この経緯からWranglerには初期の左綾、ブロークンデニム、さらに過渡期のイレギュラーな右綾と、さまざまな織り方の生地が存在します。現行のブロークンデニム以外にも、復刻されたモデルで再現された異なる生地を楽しめますよ。 Wranglerのジーンズの選び方 Wranglerのジーンズは現行・復刻のモデルで特徴が異なります。サイズの選び方と好みのモデルの選び方について解説するので参考にしてください。 ワンサイズ上を選ぶ 洗濯による縮みを考えて、ウエストは実寸よりもワンサイズ上を選ぶと良いでしょう。 サンフォライズド加工(防縮加工)されているとは言え、綿100%の生地は洗濯を繰り返せばワンサイズほど縮みます。大人らしくジャストで履くのが望ましいですが、縮みは考慮してやや余裕を持たせたサイズ感を選ぶのが無難でしょう。 自分の体の実寸が分かれば、サイズ表と比較してワンサイズ上を。洗い済みのジーンズでちょうどいいサイズのものが手元にあれば、そのインチを参考に選べば大丈夫です。 各年代の生地やディテールで選ぶ 感覚的に好みの生地やディテールで選ぶのは、ファッションの本来の楽しみ方です。 Wranglerのジーンズは、各年代によって生地が変容し、ディテールは削除・追加されているのが魅力。現行・復刻それぞれ違った魅力があるので、ファッションとして身に付けて気分が上がるものを見つけてください。直感で決められない場合は、普段のコーデとの相性から逆算するという方法もおすすめです。 シルエットで選ぶ 動きやすさや見た目の印象を考えて、シルエットを重視して選ぶのもおすすめです。 Wranglerのジーンズはロデオ向けに開発された経緯があるので、基本的には体にフィットする洗練されたシルエットのものが多いです。ただ、時代ごとに求められるフィット感も微妙に変わるので、リリース当時と現代では少し形が違ったりもします。 自分のライフスタイルや体格に合ったシルエットのモデルを選ぶと良いでしょう。 Wranglerのジーンズ5選 Wranglerのジーンズでおすすめモデルを現行・復刻の中から5つ紹介します。各モデルの特徴を解説するので、前述の選び方を参考に好みのものをみつけてください。 ARCHIVES(復刻) 11MW 1951モデル まずは、ARCHIVES(復刻)の中から「11MW 1951モデル」を紹介します。 ハリウッド西部劇のカスタムテーラー「ロデオ・ベン・リヒテンシュタイン」を招き、カウボーイ(とくにロデオ競技)向けに作られた初の本格的ジーンズ。当時はまだ左綾のデニム生地で、深い股上とベルトループの多さによって腰回りのホールド感が実現されたのが画期的でした。また、馬に乗ることを前提にしているため、高めに配置されたバックポケットや突起のないリベットといったディテールも誕生。 程よいわたりの太さとテーパードは、多くの人に受け入れられる洗練されたシルエット。当時のこだわりを体感したい方にはおすすめです。 ARCHIVES(復刻) 11MWZ 1958モデル 次に、ARCHIVES(復刻)「11MWZ 1958モデル」を紹介します。 その後長くWranglerの定番として愛された完成形のモデルです。型番の最後のZの文字はジッパー(ZIPPER)のZ。全面の開閉がボタンフライだとロデオ競技中に鞍にひっかかる事故が発生したため、危険回避のためにジッパーが採用されることになりました。また、7アイコンズと呼ばれるWrangler独自のディテールは、より耐久性のある素材へと進化しています。 左綾の生地や程よいシルエットは「11MW 1951モデル」と同じ。大きく違うのは前面の開閉がジッパーかボタンフライか。パッチなどのディテールがわずかに違うので、直感的な好みで選べばOKです。 ARCHIVES(復刻) 10MW 1964モデル Wranglerの中では極めてイレギュラーな右綾のモデル、「10MW 1964モデル」も興味深いアイテムです。 過渡期であった1964年のわずか1年だけリリースされたモデルを再現。Wranglerでは行われてきた巻き縫いではなく、割り縫いによってセルビッジ(耳)が見える仕様になっています。右綾の代表格Levi'sを想起させる仕様とも言えるでしょう。 1951年・1958年の復刻モデルと比べると、ゆったりしたわたり幅からテーパードがしっかりかかったシルエット。いつも履いているジーンズの延長でWranglerのおもしろさを体感したい方におすすめのモデルです。 USA企画(現行) 13MWZ USA企画で発売されている現行モデル13MWZは、コストパフォーマンスの良いモデルです。 13MWZは、Wranglerの代表モデル11MWZの後継モデル。このアイテムは1964年誕生時の13MWZモデルをベースに復刻され、現在も本国アメリカで発売が続いています。 7アイコンズ以外に最も大きな特徴は、ブロークンデニムというWrangler独自の生地。右綾や左綾の生地はいずれも、履き込み洗濯を繰り返すうちにねじれを生じるのが問題でした。ブロークンデニムは綾織の綾目を崩した特殊な織物で、手触りが柔らかく洗ってもねじれる問題がありません。 やや細身でテーパードがかかった現代的なシルエット。リーズナブルな価格でWranglerらしい醍醐味を味わえますよ。 USA企画(現行) 936 スリムフィット 最後に紹介するのは、USA企画の現行モデル「936 スリムフィット」です。 こちらは現行モデル13MWZのスリムフィットバージョン。7アイコンズと呼ばれるディテールやブロークンデニム生地はそのままに、わたり幅だけをさらにスリムにしています。ただし、あくまでも原点はカウボーイ向けなので、ブーツを履けるように膝から裾まではストレートで13MWZと同じ太さに調整。 かなりフィット感のあるシルエットで、細身の方やスマートに着こなしたい方にとくにハマるモデルです。 Wranglerのジーンズを履いて 本記事では、大人世代におすすめのWranglerのジーンズを5つ紹介しました。 Wranglerのジーンズは他にはないデザイン性と履き心地が魅力です。いろいろな生地やシルエットでできたモデルを吟味して、ぜひ好みの1本を見つけてください。 履くと実はかっこいいWranglerのジーンズ。ぜひ気に入ったモデルを手に入れて、同年代の大人男性と差を付けましょう。

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