メンズファッションにおいて必要不可欠な清潔感。トレンドのアイテムで全身を固めても、清潔感がなければスタイリッシュには見えません。
クリーンな着こなしを簡単に作るための救世主ともいうべきアイテムが白スニーカーです。今回は大人に似合う白スニーカーをご紹介!また選び方や魅力についても解説します。
白スニーカーの魅力は?
スニーカーといえば「やはり白!」という方も多いはず。特に海外のファッショニスタは白スニーカーを好んで着用しています。では、白スニーカーの魅力について具体的に解説していきましょう。
圧倒的な清潔感
「清潔感」は、白スニーカーの最大の魅力といっても過言ではありません。着こなしに白スニーカーをプラスするだけでクリーンなコーデを簡単に楽しむことができます。清潔感のある着こなしを心掛けたい大人世代にとっては白スニーカーは必要不可欠なアイテムではないでしょうか?
トレンドに左右されない
シューズはトレンドを反映しやすいアイテムといわれています。言い換えれば流行り廃りが顕著に出るアイテムだということ。しかし、白スニーカーはトレンドを気にすることなく履くことができるフットウェアです。とくにスタンダードなコンバースのオールスターや、アディダスのスタンスミスがトレンドから外れることはありません。この普遍性も白スニーカーの魅力と言えます。
着こなしを選ばない
ミニマルな着こなしからハードアメカジまでどんなスタイルにも似合う白スニーカー。この振り幅の広さも白スニーカーの魅力です。また、レザータイプやシンプルなアイテムをチョイスすればビジネスシーンでも活躍してくれます。
豊富なラインナップ
スニーカーを扱っているブランドで白スニーカーを展開していないブランドは、まずありません。ラインナップが豊富な点も白スニーカーの魅力と言えるでしょう。
大人に似合う白スニーカーの選び方は?
種類の多さは白スニーカーのメリットではあるのですが、どれを選べば正解なのかわからなくなることも。ここでは、大人に似合う白スニーカーの選び方を解説します。
シンプルなローテクタイプ
迷ったら、シンプルなローテクスニーカーの白を購入すれば間違いありません。具体的には、コンバースのオールスターやヴァンズのオーセンティックあたりです。さらにソールが薄い、薄底タイプならトレンドのノームコアスタイルにも似合います。
品格を高めるレザータイプ
大人の白スニーカーといえばやはりレザータイプです。レザータイプのシンプルなアイテムならビジカジでも活躍してくれます。パトリックやケースイスなどは王道。また、ハイブランドからも白のレザースニーカーはリリースされているので、ラグジュアリーなスタイルが気になる方はチェックするのもアリではないでしょうか?
白スニーカーのメンテナンス方法は?
清潔感がありどんな着こなしにも似合う白スニーカーですが、ほかの色のスニーカーに比べ、汚れが目立ってしまいます。その点が、白スニーカーのデメリットといえるでしょう。ここでは、少しでもキレイな状態を保つための日々のメンテナンス方法をご紹介します。少しでも白スニーカーをキレイな状態で履きたい方は参考にしていただけたら幸いです。
ブラシでホコリを落とす
レザーシューズの場合、帰宅後ブラッシングをする方もいるとは思いますが、スニーカーの場合は何もしない方がほとんどではないでしょうか?しかし、スニーカーも、一日履いたらブラッシングすることをおすすめします。とくに白スニーカーの場合はほこりも黒ずみの原因になるため、キレイな状態を保つためにはブラッシングが必要です。
また、ブラシは白スニーカー専用にすることもポイント。その理由は他のシューズの色が移ってしまうことを避けるためです。とくにレザーシューズに使用しているブラシにはクリームが付いている可能性が高いので避けましょう。
専用の消しゴムを使用する
汚れが目立つ場合は、靴専用の消しゴムを使うこともおすすめです。スニーカー専用の消しゴムなら目立つ汚れを落とすことも可能。スニーカーの素材によって使い分けをするとさらに効果的です。
丸洗い
キャンバスタイプやフェイクレザータイプなら丸洗いするのもアリ。スニーカー専用シャンプーを使用することで汚れはもちろん、カビを除去することもできます。また、臭いが気になる場合も丸洗いは効果的です。
着こなしをクリーンに仕上げてくれる白スニーカーおすすめ5選
大人の着こなしを軽やかそして爽やかに仕上げてくれる白スニーカーを集めたのでチェックしてください。
コンバース オールスター US OX
スニーカーといえば外すことのできない「コンバースオールスター」。アメカジからジャケパンスタイルまで幅広い着こなしを支えてくれるオールラウンダーです。ローテクスニーカーの代表格であり、さまざまなブランドがソースにしていることでも有名。
キャンバスタイプの白スニーカーが気になる方は、まずはオールスターをチェックしてみてはいかがでしょうか?スタンダードなデザインに安心感とノスタルジーが混ざるまさに永遠のスタンダードアイテムです。
ヴァンズ Basic Old Skool
スケーター御用達ブランドである「ヴァンズ」。ヴァンズを代表するアイテムといえば「オールドスクール」です。サーファーやスケーターがこよなく愛したことでアウトサイダーの香りのするスニーカーブランドのため、タフなスタイルによく似合います。90年代のハードアメカジや、裏原宿ムーブメントの洗礼を受けた方には懐かしくもあるモデルかと思います。
武骨なイメージの黒もよいですが、クリーンな白もおすすめ。セットアップに合わせても様になります。
ナイキ エアフォース1 '07 ロー
「バッシュ」ブームの立役者であるナイキ。ハイテクスニーカーからローテクまで幅広いスニーカーをリリースするナイキは、白スニーカーも数多く展開しています。ややボリューム感があり、スマートな足元に最適なモデルが「エアフォース1」です。
多くのファッショニスタが愛用するナイキを代表するバスケットボールシューズでクラシカルな雰囲気がおしゃれ。真っ白なバッシュはラグジュアリーなムードを醸しています。
オニツカタイガー MEXICO 66
世界中のファッショニスタがこぞって愛用する「オニツカタイガー」。オニツカタイガーといえば「メキシコ66」です。メキシコ66は、クラシカルなローテクスニーカーで「薄底スニーカーブーム」のパイオニアとしても知られています。ノームコアスタイルやミニマルコーデはもちろん、ビジカジにもおすすめな逸品です。
スペルガ 2750
イタリアを代表するローテクスニーカーブランドである「スペルガ」。定番モデルである「2750」はイタリア伊達男のアイコニックスニーカーとしてもお馴染みです。シンプルなキャンバススニーカーなので着こなしを選ばない点が最大の魅力。
セットアップに合わせてビジネスシーンにも、ショートパンツに合わせてリゾートでも活躍してくれる一足です。
白スニーカーで爽やかで軽やかな足元にトライ!
今回は、大人におすすめの白スニーカーを中心に、大人に似合う白スニーカーの条件や魅力、メンテナンスについて解説しました。
普遍的でどんなスタイルにもクリーンさを与えてくれる白スニーカーは、大人の着こなしには欠かせないアイテムです。この機会に、爽やかな白スニーカーで着こなしを軽やかに仕上げてみてはいかがでしょうか?
寒い時期のインナーや季節の変わり目に重宝する長袖のカットソー。「大人が着て様になるものがあれば良いな」と思っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では大人メンズに向けて、長袖カットソーのひとつバスクシャツを紹介します。バスクシャツの御三家と呼ばれるブランド「セントジェームス・オーシバル・ルミノア」についてそれぞれ解説するので参考にしてください。
真夏以外はオールシーズン着れるバスクシャツを取り入れて、小慣れた大人のファッションを楽しんでください。
バスクシャツとは
バスクシャツとは、フランスとスペインにまたがるバスク地方で16世紀頃から漁師や船乗りが着ていた長袖カットソーです。
ワークウエア起源のカットソーとして、バスクシャツにはいくつか特徴があります。
海に落ちたときに脱ぎやすいように大きく横に開いたボートネック
海に落ちても視認性が高いボーダー柄
ひっからずに作業がしやすいようにした九分袖
海風にも負けない耐久性を持った厚手の生地
1850年代に入ると海軍のユニフォームとして採用されました。1920年代に画家ジェラルド・マーフィがリゾートで着たことをきっかけに文化人などに広がり、現在ではファッションアイテムとして市民権を得ています。
バスクシャツの魅力
現代ファッションに落とし込める、バスクシャツの魅力を解説します。いろいろな魅力があるのでぜひ参考にしてください。
涼しげなデザイン性
バスクシャツの魅力でまず挙げられるのは、涼しげなデザイン性です。
横に大きく開いたボートネックは肌を露出しすぎないリラックス感があり、手首の見える九分袖は動きやすく軽やかな印象を与えてくれます。また、象徴的なボーダー柄は大人男性が着ると清潔でチャーミングな雰囲気も。
元々はワークウエアとしての機能だったディテールが、現代ファッションにおいては大人の余裕を感じさせる涼しげなデザインに生まれ変わりますよ。
オールシーズンで使える
バスクシャツはオールシーズン使える便利なアイテムです。
寒い時期や暖かい春・秋の時期には、インナーや一枚で長袖カットソーを着る機会もありますよね。バスクシャツは九分袖なので、重ね着をしても袖口が持たつかずインナーとしてぴったり。また、ボーダー柄だけでなく無地もラインナップされているので、一枚で着てもインナーで着ても癖なく使い回しがききます。
分厚い生地なので真夏は着るのがやや難しいですが、それ以外の季節であればオシャレなカットソーとして重宝するのがバスクシャツです。
何年も使える
くたびれず何年も使えるのもバスクシャツの大きな魅力のひとつです。
一般的なロンTは繰り返し着ていると少しずつくたびれていってしまいます。一方、バスクシャツは高品質の厚手の生地でとても丈夫なので、何年も着続けることができます。たしかにカットソーとしては高価な部類ですが、高品質かつ何年も着られることを考えればコスパは良好です。
ちなみに、バスクシャツは洗濯によって若干の縮みが起きますが、縮むことで自分の体に馴染んでいくメリットも。快適なシルエットでずっと着れるのはインナーとしてありがたいポイントです。
御三家ブランドの歴史と特徴
バスクシャツには御三家と称されるブランドがあります。人気の3ブランドの歴史と特徴をそれぞれ解説します。
セントジェームス(SAINT JAMES) 最古参ブランド
セントジェームスはフランス北部ノルマンディー地方にあるセントジェームス市で1889年に創業した、御三家で最古参のブランドです。
元々は修道院モン・サンミッシェルの干潟の牧草で育った羊の毛で漁師たちの仕事着となるマリンセーターを作っていたセントジェームス。素材をコットンに変えたバスクシャツを作り始めてから100年以上、現在まで流行に流されず伝統を守り続けています。
ややゆったりとしたサイズ感のモデルが多く、洗濯を重ねると縦縮みする傾向にあるのが特徴です。
オーシバル(ORCIVAL) 独自の生地
オーシバルは、フランス中央・オーヴェルニュ地方にある同名の村の名前にちなんで1939年に誕生しました。1947年からはフランス海軍に生地を提供し、後にユニフォームとしてバスクシャツが取り入れられました。
オーシバルを代表するラッセル(RACHEL)というモデルに使われる生地の編み機は、フランス国内に数台しか現存していない貴重なもの。ラッセル生地は、複雑に編まれることで繰り返し着て洗濯してもヨレにくいタフさが特徴です。
セントジェームスとは違い、オーシバルはジャストなサイズ感で横縮みする特徴があります。
ルミノア(Le minor)すべての工程をフランス国内で
ルミノアは1936年、マリー=アン・ルミノアがフランス北西部にあるブルターニュ地方で創業しました。伝統的な民族衣装や人形の衣装の制作から始まり、既製服の制作へと業務を拡大。1982年に漁師のマリンセーターやフランス海軍のミリタリーウエアを製作していた老舗ファクトリーMLBとの統合を契機に、両者の伝統や高い技術力を用いたバスクシャツを扱う世界的ブランドへ。
現在も生産から縫製まで一貫してフランス国内の自社工場で行うこだわりが特徴のブランドです。高い品質を保つために、生産数は他のブランドに比べて抑えられています。
ルミノアのバスクシャツの特徴は、生地がとても柔らかく、ネックの横開きがあまり広くないのでクルーネックの延長で着られることです。洗濯による縮みは縦方向の傾向があるので、着丈や袖丈には少し余裕を持ったサイズを選びましょう。
御三家ブランドのおすすめモデル
では御三家ブランドのおすすめモデルをそれぞれ紹介します。特徴が違うモデルの中から自分好みのものを見つけてくださいね。
セントジェームス 「ウェッソン(OUESSANT)」「ギルド(GUILDO)」
セントジェームスのバスクシャツの大定番と言えばウェッソン。
ウエッソンは、定番のボートネックと九分袖で、ボーダー柄は全体に広がっているデザインです。ご紹介している商品画像はエクリュ×マリーンという王道のボーダー柄ですが、実は無地のものもコーデしやすく便利。
がっしり肉厚な生地ですが縦縮みには注意が必要です。オールシーズン着れますが、初夏の頃にリゾートライクに1枚で着たりするのもおすすめですよ。
本国で販売されている同型のギルドも並行輸入品として入手することができます。カラー展開やタグが微妙に違いますが、同じシルエット・デザインのものと考えて大丈夫です。
セントジェームス 「ナヴァル(NAVAL)」
セントジェームスからはナヴァルもおすすめです。
ボーダー柄が襟周りと肩にはないデザインで、全体がボーダーのものよりすっきりした印象で着ることができます。画家のピカソが愛用していたことが有名で、どことなく文化的な上品さも感じられるはず。
ウェッソンよりも細い糸で編まれていてやや薄手なので、夏場にも着ることができるのがメリットです。少し着丈が長めの作りですが、やはり縦縮みを想定したサイズ選びを。
オーシバル 「ラッセル(RACHEL)」フレンチセーラーTシャツ
オーシバルの名作、「ラッセル」フレンチセーラーTシャツを紹介します。
こちらのモデルは、フランス国内に数台しか現存しない編み機で複雑に織られたラッセル生地が特徴。ラッセル生地は丈夫でありながら通気性もよく、着込むほどに風合いが増し体に馴染んでいきます。
横縮みによって身幅が狭まるので、よりスマートに着ることができます。襟周りと肩にボーダーはないデザインですが、カラー展開は豊富なのでぜひ好みの色の組み合わせを選んでください。
オーシバル 「コットンロード(COTTON LOURD)」 フレンチバスクシャツ
オーシバルからはもうひとつ「コットンロード フレンチバスクシャツ」もシンプルでおすすめです。
目の詰まった100%コットンの生地はとても丈夫で、着込んでいくほどに体に馴染んで風合いも増していきます。おなじみの左肩のブランドタグ、左裾のミツバチマークのワッペンがかわいらしさをプラス。
横縮みする特徴からキレイに着用したい方には推したい一着。無地もボーダー柄も色が多種多様なので、何色も集めたくなりますよ。
ルミノア バスクシャツ
日本ではメンズの流通量は多くはないですが、高品質なルミノアのバスクシャツもおすすめです。
ルミノアは現在でもフランス国内の自社工場ですべての生産工程を行っており、その品質は国内外から高い評価を得ています。こちらのバスクシャツは他ブランドにくらべて柔らかな風合いを持ちつつ、しっかり厚手で丈夫というバランスを実現。
横幅の広すぎないボートネックなので、クルーネックのカットソーのように抵抗なく普段使いできます。縦縮みする前提で購入するとサイズ感で間違えませんよ。
こちらも無地からボーダー柄まで種類はさまざまあります。高品質で希少なアイテムに興味がある方にはぴったりのアイテムです。
大人メンズの普段使いにバスクシャツを
本記事では、御三家ブランドのバスクシャツを紹介しました。
バスクシャツは、涼しげなリゾート感のあるデザイン性だけでなく、オールシーズン着れる使い回しの良さや何年も着れる丈夫さを備えています。特に御三家ブランドのアイテムは高品質でどれも間違いない仕上がりのものばかり。
普段使いする長袖カットソーの選択肢として、余裕のある大人こそふさわしいアイテムです。バスクシャツで小慣れた大人メンズファッションを楽しんでくださいね。
ソファ前の空いたスペースに、なんとなくテーブルを置いてしまっていませんか?実はどんなテーブルを選ぶかは、どんなソファを選ぶかと同じくらい、リビングの居心地のよさに関わってくる大切な要素です。
今回はソファで過ごす時間をぐっと快適にしてくれるサイドテーブルの選び方と、おすすめのテーブルを4つご紹介。手頃な価格なのにデザインも機能性も申し分なしのラインナップから、ご自身のライフスタイルに合うものを見つけてみてください。
ソファでの快適性はテーブル選びで決まる
リビングテーブルの選び方には、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。ソファを買うついでに選んでしまいがちなアイテムですが、どう過ごしたいかによってテーブルの置き方も変わります。普段の過ごし方をよくシミュレーションして選ぶのがおすすめです。
選択肢①大きなセンターテーブルを1台置く
昔ながらのいわゆる「応接間」の流れを受けたレイアウトが、ソファの前30cmくらい開けて、低めのセンターテーブルを置くパターン。1台置くだけなのでバランスがとりやすく、堂々として見栄えがするので、来客の多い家庭にはおすすめです。
ただし、普段家族で過ごすときは、飲み物を置いたりするには少し低かったり遠くて使いづらかったりという側面も。結局このテーブルを「ちゃぶ台」のように使って、ソファに寄りかかって床座りするスタイルになりがちです。
選択肢➁小さなサイドテーブルを複数置く
ひとつのソファに座りながら、タブレットを見たりスマホをいじったり、一人ひとりが違うことをして過ごす。そんな現代のファミリーにおすすめなのが、ソファのすぐ近くに小さなテーブルを複数置くレイアウトです。
ソファに寄りかかったままの体勢で使える差し込みタイプのテーブルなら、マグカップやスマホをさっと置けて日常使いに最適。少し大きめのサイズならPC作業もはかどります。
センターテーブルを置くのとは違い、ソファ前のスペースを有効に活用できるメリットも。座る場所や気分によって簡単に動かせるのも魅力です。
ソファと合わせるサイドテーブルの選び方
センターテーブルを選ぶよりも、少し難易度が高めなサイドテーブル選び。ここでは、ソファと一緒に使うサイドテーブルを選ぶ上でチェックしたいポイントを紹介します。
用途に合った高さを選ぶ
ソファを合わせるテーブル選びの最重要ポイントは、使い方に合わせた高さを選ぶこと。たとえば本や飲み物などを置くだけなら、空間の開放感をなるべく損なわない低めのテーブルを選びましょう。この場合、ソファの座面と同じくらいの高さがおすすめです。
PCで作業をしたりタブレットを置いて動画を見る場合は、少し高めのテーブルを選びます。目安はソファの座面から30~35cm上くらい。ある程度の高さがあれば、ソファで軽食をとることもできます。
天板のサイズとフォルム
スマホやリモコンなど最低限のものが置ければいいのか、ノートPCとマグカップを置けるくらいの広さが欲しいのか。テーブルのサイズを決める際は、ソファでの過ごし方をよく想像して選ぶことが大切です。小さすぎると使いづらく、大きすぎるとリビングの導線の邪魔になるので、サイドテーブル選びでは「大は小を兼ねない」を肝に命じて選びましょう。
また大きさだけでなく、天板のフォルムもこだわりたいポイント。インテリアにメリハリをつけるなら、丸型のサイドテーブルのほうが軽やかな印象になるのでおすすめです。実用性重視なら、四角のテーブルのほうが天板の面積を有効活用できます。
ソファに差し込めるかどうか
脚部をソファ下に差し込んで使うタイプのサイドテーブルは、手元に引き寄せて使えるので便利です。テーブルの脚部がソファ下のスペースに入るかどうか確認しておきましょう。
差し込み型テーブルは片持ちのデザインになっているものが多いので、通常のテーブルよりは不安定になる場合も。子どものいる家庭など安定感を求める環境では注意が必要です。
ソファに差し込めるおすすめテーブル4選
ここからはソファの快適さを格上げする差し込み型のサイドテーブル4つを厳選してご紹介します。さまざまなタイプから、用途や好みに合うものを見つけてみてください。
Yamazaki 差し込み サイドテーブル
サイズ:幅45×奥行25×高さ52cm
インテリアに溶け込むシンプル&モダンなデザインと高い機能性を備えた、山崎実業の人気シリーズ「Tower」の差し込みテーブル。スチールのベースに天然木の天板を組み合わせたミニマルなフォルムは、どんなソファにも似合います。
ソファに差し込んで使うのはもちろん、脚部の空いた部分にゴミ箱を置いてソファサイドで使うのも便利。天板耐荷重は15kgと丈夫な作りで、角も丸みを帯びているので、子どものいる家庭でも安心して使えます。
Yamazaki サイドテーブル ワゴンタイプ
サイズ:幅27.5×奥行32×高さ55cm
山崎実業「Tower」シリーズのワゴンテーブル。キャスター付きのため、ラグの上でもスムーズに動かせるのがポイントです。
天板には取り外し可能な小物入れが2個付き、リモコンやメガネ、文房具など良く使うものをしまうのに便利。ベース部分にはマガジンラックも備えています。
ソファサイドだけでなく食卓やデスクの近くなど、使いたい場所に気軽に動かして使えるワゴンは、一台あるとぐっと快適さがアップするアイテムです。
KUROSHIRO ソファーテーブル
サイズ:天板直径20×高さ51cm
ソファの手元でスマホと飲み物だけちょっと置きたい、そんなシーンにフィットするコンパクトなコの字型テーブル。薄いスチール板と支柱で構成されたシンプルで美しいデザインは、新潟県燕市の老舗企業が生んだモダン家具ブランド「kuroshiro」が手がけています。
テーブルの重さは約2kgあり、華奢な見た目以上の安定した使い心地。生活感を抑えたミニマルなインテリアが好きな方、ソファ周りをすっきり見せたい方におすすめです。
このくらい小さなサイズなら、ソファに座る人数分だけテーブルを置いて1人1台使うのがおすすめ。マットな黒と白の2色のラインナップで、どんなソファとも合わせやすいデザインです。
山善 昇降式サイドテーブル
サイズ:幅70×奥行40×高さ60-95cm
ソファでもPCを広げてしっかり仕事をしたい、そんな方におすすめなのが山善の昇降式テーブル。高さ調整のできるテーブルは多くありますが、こちらは無駄のないシンプルなデザインがリビングのインテリアに調和しやすく、日本メーカーという安心感のあるアイテムです。
高さは最小60cmで、ソファでデスクワークをするのにちょうどいいサイズ感。天板は70×40cmと大きめで、ノートPCとマグカップを置いても余裕があります。
最大95cmまで高さを上げればスタンディングデスクとしての使用もOK。そのほか、ダイニングテーブルと同じ高さに設定して、来客時の補助テーブルとして使うこともできます。
ソファタイムの相棒になる理想の1台を
リビングでの心地よい時間をサポートするソファサイドテーブルは、家族それぞれが自分のデバイスを持つ現代のくつろぎ方には欠かせないアイテム。ソファだけでなくダイニングやデスクまわりなど、好きな場所に移動して使える身軽さも魅力です。ぜひ、ご自身の暮らしに合った1台を見つけてみてください。
デイリースタイルからビジカジまでどんなスタイルも品よく仕上げてくれるレザースニーカー。スタンスミスやケースイスの定番のレザースニーカーもよいのですが、人とは違ったアイテムをお探しの方も多いはず。
そんな方におすすめなブランドが「Patrick(パトリック)」です。シックでありながらレトロモダンな雰囲気が漂うパトリックのレザースニーカーは、大人の足元に上品さを与えてくれます。
今回は、パトリックのおすすめレザースニーカーをご紹介。さらに選び方についても解説します。
Patrick(パトリック)とは?フランスの老舗スニーカーブランド
パトリックは1892年、西フランスのプゾージュ村で靴職人のパトリック・ベネトー氏が息子達と一緒に靴作りを始めたことがきっかけで生まれたスニーカーブランドです。
パトリックの飛躍にはサッカーが大きく関係しています。パトリックが誕生したころ、フランス国内でもサッカー人気が高まっていました。このサッカーブームに目を付け、パトリックはサッカー専用のシューズを発表します。
パトリック=サッカーシューズのイメージを定着
パトリックが作る、履き心地の良いサッカーシューズは、大きな話題となり「パトリック=サッカーシューズ」のイメージを定着させました。
また、1972年にブランドのアイコニックである2本ラインが誕生し、フランスを代表するブランドとして、サッカーシューズだけでなく、さまざまなスポーツシューズを発表します。
1990年、日本国内生産モデルの販売がスタート
1990年には日本国内生産モデルの販売がスタートします。また、2006年にはパトリックは、アパレルラインの展開をスタートし、2009年2月には初の直営店「パトリックラボ銀座」を開設しました。
パトリックの魅力は?
フランスを代表する老舗スニーカーブランドのパトリックの魅力に迫りたいと思います。
細身でスマートなデザイン
パトリックの魅力はそのスマートなフォルムとレトロモダンなデザインにあります。厚底タイプのチャンキースニーカーや、エアジョーダンをはじめとしたバッシュブームも落ち着き、お洒落な方たちの間で大人気の薄底のローテクスニーカー。
パトリックのスニーカーはトレンドの「薄底のローテクスニーカー」そのもの。いわゆる「イットアイテム」です。大人っぽい都会的なスニーカーが気になる方はパトリックのスニーカーをチェックしてみてはいかがでしょうか?
フランス生まれの日本育ち
フランスで100年以上前に誕生したパトリックですが、1990年からは日本で生産されています。つまり「フランス生まれの日本育ち」のスニーカーといっても過言ではありません。
日本国内で丁寧に生産されているため、素材選びや縫製はもちろん、サイジングも日本人の足に合わせているため、履き心地抜群。また日本製という安心感もパトリックのスニーカーのメリットといえるでしょう。
スタイルを選ばないデザイン
レトロモダンなルックスが魅力的なパトリックのスニーカーは、着こなしを選びません。大人のアメカジからビジカジまでどんなスタイルの足元にもマッチするため、一足あると、とても重宝します。
また、トレンドの薄底スニーカーであるため、今、ファッショニスタからとくに注目を集めているスニーカーです。流行り廃りのないシンプルで品格のあるデザインも大人の足元にぴったりではないでしょうか?
長く愛用できる
上質なレザーを使用し丁寧に日本で作られているパトリックのレザースニーカーは長く履くことができる点も大きなメリットです。アッパーがレザー素材のため、レザーシューズ同様のメンテナンスでOK。履き込んで経年変化を楽しむことができる点も魅力と言えます。
パトリックのレザースニーカーの選び方
ここでは、パトリックのレザースニーカーの選び方について解説します。
幅広の人はワンサイズ大きめがおすすめ
パトリックのスニーカーはスマートなフォルムが特徴です。日本メイドになってからは少し幅が広くなったといわれていますが、それでも細身。基本的にレザースニーカーはジャストサイズからハーフサイズアップくらいがベターといわれています。その理由はレザーシューズ同様にアッパーの伸びがあるためです。
しかし、パトリックのレザースニーカーの代表格である「アイリス」は、スマートな木型を使用しているため、足幅のある方はワンサイズアップくらいがおすすめ。
ハイスペックモデルである「サンガー」の場合はそれほど細身ではないため、ハーフサイズアップくらいでも問題ないかと思います。
長く履くならベーシックなカラー
基本的には好みのカラーを選べばOKですが、どんなスタイルにも合わせられるアイテムをお探しなら、黒や白といったベーシックなカラーがおすすめ。
パトリックのレザースニーカーは、白ベースや、黒ベースでもアクセントカラーを使ったものが多いため、ベースの色を白や黒にしてアクセントカラーで遊ぶのもおしゃれです。
大人の足元に似合う!パトリックのレザースニーカーおすすめ5選
大人の足元に品格を与えてくれるパトリックのレザースニーカー。具体的におすすめのモデルをご紹介します。
アイリス
パトリックのレザースニーカーといえば、外すことのできない「アイリス」。アッパーにはホースレザーを使用し、 ソールには軽量の発泡素材を採用しています。シックでレトロモダンなルックスはまさに大人のためのスニーカーといった雰囲気です。
細身の木型を使用しているため、シャープなフォルムが都会的な印象を醸しています。カジュアルスタイルにはもちろんですが、セットアップの足元にもよく似合う逸品です。
ネバダ・ツー
アッパーにはシュリンク加工を施したステアレザーを採用した、「ネバダ・ツー」はこなれたムードと高級感が同時に味わえるレザースニーカーです。しなやかで肌馴染みの良い素材を使用しているため、履くほどに足に馴染みます。
ワンランク上のデイリースタイルには最適。オフィスカジュアルにもおすすめのレザースニーカーです。
PUNCH 14
その名の通り、アッパーにパンチが施された「パンチ14」。無駄を省いたシンプルなデザインは、アッパーに使用したステアレザーの上質な質感をより一層引き立てています。ドレススタイルにも似合うレザースニーカーなのでセットアップやジャケパンスタイルの足元に最適。
レザーシューズのように経年変化が楽しめる逸品です。シンプルで上品なレザースニーカーをお求めの方にはぴったりのアイテムではないでしょうか?
マラソン
アッパーにシュリンク加工を施したステアレザーを使用した「マラソン」は、レザーシューズのように長く付き合えるレザースニーカーです。厚めのレザーを使用しているので上品ながら武骨な雰囲気が漂うのも大きな魅力。ミニマルな着こなしやノームコアはもちろん、大人のアメカジの足元にも映える逸品です。
サンガー
パトリックの人気定番モデル、「サンガー」は、デザイン性、機能性、そして素材においても洗練されたレザースニーカーです。アイコニックな、2本ラインのないシュリンク加工を施したステアレザーアッパーが、クラシックな雰囲気を醸し出しています。シンプルで飽きのこないデザインも人気の秘密。
また、「サンガー」は「マラソン」と同じソールを採用し、しっかりとしたクッション性があるため疲れにくい点もポイント。快適な履き心地とラグジュアリー感が同時に味わえる逸品です。
スマートで上品な足元を楽しむならパトリックのレザースニーカー
フランスブランドらしい、上品でセンスのよいレザースニーカーが揃うパトリック。シンプルでレトロなデザインのパトリックのレザースニーカーは、大人の足元に最適な逸品といえるでしょう。デイリースタイルを品よく仕上げたい時にはもちろん、ビジネスシーンでも活躍してくれるパトリックのレザースニーカーは一足あると、とても便利です。
フランスブランドらしいセンスの良さと日本製である安心感の「二刀流」ともいうべきパトリックのレザースニーカーで品格のある足元をお楽しみください!
30代以上の色白の人に多いと言われている皮膚疾患「酒さ(しゅさ)」。一般的には「赤ら顔」とも呼ばれ、頰や鼻など顔の中心部に赤み・吹き出物・毛細血管の拡張・ヒリヒリ感等の症状が長期間続くことが特徴です。
日本ではまだ認知度が低く、原因や治療法が確立されていませんが、赤ら顔・酒さでもっとも大切な対策は、保湿や日焼け対策などの「日々のスキンケア」です。
今回は現在進行形で酒さと向き合っている、かつ以前メイクの仕事をしていた筆者が、顔の赤みや敏感肌で悩んでいる大人男性におすすめのスキンケア用品をご紹介します。
また、赤ら顔を悪化させないためのスキンケアのポイントも解説していますので、「顔の赤みが続いていて気になる」「敏感肌で悩んでいる」という男性はぜひ最後まで読んでみてください!
@赤ら顔を悪化させないスキンケアのポイント
これ以上顔の赤みを悪化させないためのスキンケアのポイントは4つです。それぞれを詳しく解説していきます。
1. 摩擦を与えない
顔の赤みはちょっとした刺激が原因となって悪化してしまうおそれがあります。スキンケアでは特に「摩擦を与えないこと」を心がけましょう。
まず、洗顔の際に肌を強くこすったり、顔をタオルでゴシゴシと拭いたりする行為は絶対にNGです。洗顔はたくさんの泡をクッションにして、肌に直接触れないように行います。お風呂上がりや洗顔後に顔の水気を取る際は“拭く”のではなく、柔らかいタオルで“吸い取る”ようにやさしく押さえましょう。
また、化粧水や美容液をつけるときは、「ハンドプレス」という方法がおすすめです。化粧水を顔全体になじませた後に、両手の手のひら全体で顔を包み込むようにゆっくりと押さえます。手の位置を変える際はすべらせずに一旦肌から離して移動させましょう。
肌は一回で吸収できる水分量に限りがあるので、化粧水は数回に分けて重ねづけするとより浸透しやすくなります。ハンドプレスや重ねづけを行うとその分時間はかかりますが、顔の赤みを悪化させないためにも、ぜひ試してみてください。
2. 赤ら顔・酒さ用のスキンケア用品で保湿する
筆者は酒さという疾患を知るまでに、ニキビ用や敏感肌用といった、たくさんのスキンケア用品を試してきました。しかし、保湿効果は実感できても、「顔の赤みが軽減した」という効果を感じることはありませんでした。
よって、赤ら顔・酒さで悩んでいる場合は、「赤ら顔に有用な成分」が含まれているスキンケア用品を選ぶことがポイントです。
赤ら顔・酒さの人の多くは顔全体が慢性的に弱い炎症状態になっていると言われています。抗炎症作用や収れん作用(肌をひきしめて汗や皮脂の過剰分泌を一時的に抑制する作用)、肌を外部刺激から守る作用のあるものがおすすめです。
以下は赤ら顔に有用とされている成分の例です。
【アゼライン酸誘導体】・抗炎症作用があり、欧米では医師から処方されることもある・メラニン生成の抑制、色素沈着の予防も期待できる【キトサン誘導体】・ズワイガニの甲から抽出した成分・肌表面に膜を作り、外的刺激から肌を守る・ヒアルロン酸と同等の高い保湿力を持っていることも特長【プランクトンエキス】・拡張した毛細血管の広がりを抑制する効果が期待できる【グリチルリチン酸2K】 ・抗炎症・抗アレルギー作用がある・皮膚用医薬品や頭髪育毛剤などに幅広く利用されている成分【アンボラエキス】・マダガスカル島に生息する希少植物「アンボラ」から抽出したエキス・免疫系細胞から分泌される炎症の調節因子「サイトカイン」を鎮静化することで赤みを防ぐ【ヒト型セラミド】・人がつくり出すセラミドと似た構造・機能を持つ成分・ヒト型セラミドを補うことで、外部刺激から肌を守りながら潤いを保つセラミド本来の機能を取り戻せる
赤ら顔の原因は一人ひとり異なりますが、肌に生息している菌が関わっている場合もあります。上記以外にも抗菌成分が含まれているものや、菌が好む油性成分を含まないもの(オイルフリー)を選んでみるのも一つの手です。
3. 日焼け対策をする
赤ら顔・酒さを悪化させる要因として第一に挙げられるのが、「日光を浴びること」です。日光・紫外線を浴びることによって毛細血管が拡張し、顔の赤みが増してしまいます。
朝の外出前には化粧水や美容液などでの保湿に加えて、日焼け止めを塗りましょう。肌への悪影響が少ないとされている「SPF数値が30以下のもの」「紫外線吸収剤が入っていないもの」がおすすめです。
また、帽子を着用したり日傘をさしたりと、顔が直接日光に当たらない工夫をしましょう。
4. 気長に続ける
赤ら顔・酒さは遺伝が一因であったり、症状が慢性化していたりするため、たいへん治療が難しい疾患です。現在のところ即効性のある治療方法は確立されていません。
また、肌のターンオーバーは健康な20代の人でも約28日かかります。個人差はありますが、30代であれば約40日、40代であれば約55日が目安です。
効果が現れるまでには少なくとも1ヶ月以上かかることを理解したうえで、朝と夜1日2回のスキンケアと日焼け対策を継続しましょう。
☆赤ら顔・酒さでお悩みの大人男性におすすめしたいスキンケア用品4選
ここからは酒さに悩まされてきた筆者が「実際に使ってみてよかった」スキンケア用品を4つご紹介します。
1. AccalMe(アカルミー)化粧水 赤ら顔専用オイルフリー化粧水 (100mL)(日本製)
まずご紹介するのは、皮膚科でも取り扱われているAccalMeのオイルフリー化粧水です。特徴は“菌”に着目した設計で作られていること。
欧米では赤ら顔に菌が関係していると考えられており、「抗生物質」が最初に処方されます。AccalMeの化粧水はそうした知見や医学論文をもとに、薬剤師が開発した化粧水。オイルフリーで菌の繁殖を防ぎ、アゼライン酸誘導体が菌に強い肌pH(ペーハー)に導いてくれます。
また、オイルフリーでさっぱりとした使用感も、女性より皮脂の分泌が多いと言われる男性におすすめなポイントです。
2. AccalMe(アカルミー)セラム 赤ら顔専用保湿美容液 (60g)(日本製)
AccalMe化粧水と併用していただきたいのがこちらのAccalMeセラム。化粧水と同様にオイルフリー、4種類の有用成分が配合された設計となっています。
さらに保水能力の高い「プロテオグリカン」という成分が配合されており、さっぱりとした使用感にも関わらず保湿力は抜群。スキンケアに慣れていない男性でも伸ばしやすく使いやすいジェル状です。
3. 【ULU FREE 公式】 シェイクモイストミルク 110mL
続いてご紹介するのは、「ULU FREE(ウルウフリー)」というブランドのシェイクモイストミルクです。こちらは化粧水・導入液・乳液・美容液などの機能が1つになったオールインワンタイプ。“ミルク”といっても、とろみのある化粧水のようなテクスチャーです。
防腐剤や界面活性剤(乳化剤)を使用しない処方のため、二層に分かれたオイル層と水層を毎回振り混ぜる必要があったり、開封後2ヶ月以内を目安に使いきる必要があったりというデメリットもありますが、それこそが無添加の証。赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使用できます。
シェイクモイストミルクは「ヒト型セラミド」が5種類配合されていることも特徴。減ってしまったセラミドを肌の内側に補い、さまざまな肌トラブルを解決へと導いてくれます。さらに、医療向けに開発された「特殊浸透水」を使用しているので、ヒト型セラミドをはじめとした有用成分が角質層までしっかり届きます。
4. 【ULU FREE 公式】 キープモイストクリーム 25g
3番目にご紹介したULU FREEのシェイクモイストミルクはオールインワンタイプですが、乾燥しやすい冬などには保湿力にもの足りなさを感じるかもしれません。そこでおすすめなのがキープモイストクリームの併用です。
こちらのクリームが肌にベールをつくり、シェイクモイストミルクの美容成分を閉じ込めてくれるため、乾燥を防げます。また、肌のバリア層を構成する成分と同じセラミドやNMF(天然保湿因子)が配合されており、バリア機能を高めてトラブルが起きにくい状態に整えてくれます。
ライターからひとこと
今回は「赤ら顔のお悩みを少しでも軽くしたい」「酒さをもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いから、この記事を書きました。
あくまでも筆者の個人的な使用感ですが、今回ご紹介したスキンケア用品4種類を1ヶ月半ほど使用したところ、赤みが軽減されたことを実感しました。「続ければもっと薄くなるかもしれない」という期待感があります。顔の赤みが気になる方はまず1、2ヶ月試してみてください!
ランニングウォッチは、ランニングをより楽しく、充実させてくれるため初心者の方にもぜひ取り入れてほしいアイテムです。
しかし、ランニングウォッチは、料金がピンキリのためどのアイテムを選べばよいか迷われる方も多いことでしょう。もちろん、高価な時計ほど高機能ですが初心者にはオーバースペックになってしまうケースがあります。
この記事では、いくつものランニングウォッチを愛用してきた筆者が初心者におすすめのメーカーとアイテムをご紹介します。ランニングウォッチを取り入れるメリットや選び方、必要な機能性について言及していますので参考にしてみてください。
ランニングウォッチのメリットは走りを「数値化」
ランニングは、シューズさえあれば気軽に始められるスポーツです。ランニングウォッチをわざわざ着用するメリットはあるのでしょうか?筆者が考えるランニングウォッチを着用するメリットは「走りを数値化」できる点です。
ランニングウォッチは、走った距離、スピードをリアルタイムで確認することができます。
走りを数値化することで「キロ6分のペースで走れるようになった」「次は5分30秒のペースに挑戦してみよう」などモチベーションの維持に繋がります。
また、心拍数や運動負荷を数値化することで、身体の状態を正しくアセスメント(評価)しやすくなります。走りや身体の状態を科学的な視点でみれば、パフォーマンスが向上すること間違いなし。
日々のランニングをより深く、ワクワクさせてくれるランニングウォッチは初心者ランナーにこそ試してほしいアイテムです。
初心者必須のランニングウォッチの代表的な機能とは
ランニングウォッチの代表的な機能についてご紹介します。初心者ランナーの方は、ぜひ次の機能がついたランニングウォッチを選んでみてください。
走った距離を把握できる
ランニングウォッチのGPS機能で走った距離を正確に把握できます。
「今日は5キロ走ろう」など目標が立てやすく、モチベーションの維持に役立ちます。また、マラソン大会への参加をお考えの場合は実際の距離を測れるので本番に向けた練習にも効果的です。
走っているスピードをリアルタイムで確認
走行スピードを確認できる点もランニングウォッチの代表的な機能です。
「楽にスピードを上げられた」「ペースが落ちてきた」などリアルタイムで走りの変化をアセスメントできます。また、具体的なペース目標を設定することでパフォーマンスの向上に役立ちます。
長い距離のランニングを楽しむコツは、一定のペースを守ること。ランニングウォッチはスピードをリアルタイムで確認できるので安定したペースを維持できます。
心拍数を測定することでランの強度や体調を管理
心拍センサーが搭載されたランニングウォッチは、ランニング強度をリアルタイムで知ることができます。
心拍数が高い状態は、身体への負荷が大きい状態です。一方、低すぎる心拍数ではランニングの負荷が不十分な証拠になります。最適な心拍数は走る目的によって異なり、一般的な計算式は以下の通りです。
最大心拍数=220−年齢・パフォーマンスの向上:最大心拍数の70~80%・ダイエット:最大心拍数の50~60%
同じ距離、ペースで心拍数が高い場合は、疲労蓄積のサインかもしれません。心拍センサーを上手く活用し、安全に効率的にランニングを楽しみましょう。
ランニングウォッチの選び方のポイントを解説
実際にいくつもの時計を着用してきた筆者が「あったら便利」な機能をご紹介します。購入後に後悔しないように参考にしてみてください。
バッテリー持続時間が長いほど充電のストレスから解消
ランニングウォッチは充電式のアイテムがほとんどです。「走り始めようと思ったのに充電がなかった」「ランニング中に充電が切れて走行距離が分からなくなった」などはランナーのストレスあるある。
余計なストレスを回避するためにもバッテリー持続時間が長いアイテムを選びましょう。GPS使用時でも10時間以上連続して使用できるモデルであればバッテリー持続時間は、問題ありません。
長く使い続けるとバッテリー持続時間は短くなるので、中古品には注意しましょう。せっかく購入するなら、新品のランニングウォッチをおすすめします。
Suica対応モデルでランニングの自由度が拡大
ランニング中は、荷物をできるだけ減らしてストレスなくランニングを楽しみたいものです。
Suica対応のモデルであれば、ランニング中にドリンクなどの買い物が手ぶらで可能になります。また、不測の事態でも公共交通機関を利用できる安心感も大きなメリットです。
Suica対応モデルは、長い距離を自由に安心して走りたいランナーにおすすめです。
音楽再生モデルでスマホなしでお気に入りの一曲を
ランニング中に音楽を聴きたいランナーには、音楽再生機能搭載のモデルがおすすめです。スマホやオーディオプレーヤーを携帯せずにお気に入りの一曲を楽しむことができます。
基本的には、イヤホンとペアリングして使用することになりますのでイヤホンもセットでご準備ください。音楽を聴きながらのランニングはモチベーションアップに効果的です。
初心者におすすめのランニングウォッチブランド4選
初心者ランナーにおすすめのランニングウォッチブランドとアイテムをご紹介します。搭載されている機能、バッテリー駆動時間も掲載していますので参考にしてみてください。
GARMIN(ガーミン)
GARMINは、1989年にアメリカで創業されたブランドです。創業者は、電気技師であったゲイリー・バレル氏とミン・H・カオ氏。航空業界にて最先端のGPSナビゲーション製品をリリースしたのがきっかけでした。
創業から最先端のGPS機器を駆使し、航空や自動車からアウトドア、フィットネスの分野に市場を拡大。ランニングウォッチ業界においてもトップを走り続けているブランドです。
アイテム選びで迷われている方は、シェア率が最も高いGARMINで間違いないでしょう。
Forerunner 165
ランナーのあいだで最も高い人気を誇るGARMIN。その中でもForerunnerシリーズは、ブランドを象徴するモデルです。
Forerunner 165は、これからランニングを始める方にピッタリのエントリーモデル。コスパが抜群によく、初心者にとっても魅力的な機能が多数搭載されています。
おすすめのトレーニング強度、パワー分析、リカバリータイムを提案するなどコーチングの役割までも果たしてくれる優れもの。初心者ランナーの心強い味方になってくれるでしょう。
※Forerunner 165は、音楽保存機能ありの「Forerunner 165 Music」となしの「Forerunner 165」に分けられます。料金の差は約5,000円です。購入の際には注意してください。
バッテリー持続時間スマートウォッチモードで11日間。GPSで19時間稼働。音楽再生(MUSICモデルの場合)Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなどの音楽を保存可能。Suica対応あり
SUUNTO(スント)
SUUNTOは、1936年にフィンランドで創業されました。GARMINと並んでランニングウォッチで高いシェアを誇る人気ブランドになります。
SUUNTOの特徴はアウトドア志向の高さです。創業者は、冒険家のトーマス・ヴォホロネン氏。冒険中に道に迷い、命の危機を感じた経験から、安定性と精度の高い針を使用した液体封入式コンパスを発明しました。
この発明がきっかけとなり、次々に画期的なアイテムを世に送り出してきたSUUNTO。先駆的な冒険心がアイテムに組み込まれ、耐久性の高さに定評があります。
SUUNTO7
アウトドアに強いSUUNTOならではの魅力がつまった「SUUNTO7」。なんと70種類以上のスポーツモードに対応しておりランニング以外でも幅広く対応します。
ランニングのスピード、走行距離はもちろん、日常においても歩数やカロリー、睡眠状態などトータルヘルスケアの管理が可能。Wear OS by Google搭載モデルのため、スケジュールの確認や受信メッセージの表示も可能です。
ウォッチフェイスを自由にカスタマイズできるためお気に入りのフェイスを作れる点もおすすめのポイント。ランニングはもちろん、アウトドアにも日常にもSUUNTOの高い技術を落とし込んでみてください。
バッテリー持続時間GPS使用時12時間。スマートウォッチ使用時2日間。音楽再生数千曲もの音楽を保存できるSuica対応なし
Polar(ポラール)
Polarは、1977年にフィンランドで設立されたブランドです。科学的な視点から製品を開発し、多くのランナーがその恩恵を受けてきました。
今やスタンダードになったワイヤレス心拍数モニターもPolarが発明したテクノロジー。人間の限界を広げ続けることがPolarの原動力となっています。
高い機能性に加えて、シンプルでミニマムなデザインもPolarの特徴。さまざまな分野で科学を体現していくPolarから目が離せません。
Polar Pacer(ポラールペーサー)
Polar Pacerは、ランニングにおいて必要な機能が搭載されたベーシックモデル。コストを抑えてシンプルにランニングに必要な機能のみを求める方におすすめです。
ラップ毎のタイムやスピードを測定できるだけではなく、目標タイムに対してのペースガイド機能を搭載。大会参加をお考えの方には、ランニングプログラムで最適なトレーニング強度を提案してくれるためコーチの役割まで期待できます。
高精度の心拍センサーなどランニングウォッチとして高い機能性が特徴のPolar製品をぜひ試してみてください。
バッテリー持続時間トレーニングモード最大35時間。通常モード最大7日間音楽再生再生はできるが本体に保存できないのでスマホが必要Suica対応なし
Apple(アップル)
ランニングウォッチなのかスマートウォッチなのかのジャンル分けはさておき。ランナーのあいだでも絶大な人気を誇るアップルウォッチ。ランニングの分野でも躍進を続けています。
アップルウォッチは、アイフォン使用が絶対条件。電話やメールからSuica、ミュージックまでさまざまな機能が時計に集約されています。アイフォン使用者で日常使いもお考えの方にはApple製品がおすすめです。
Apple Watch Ultra 2
「スポーツと冒険のための究極の腕時計」をコピーにリリースされた当アイテム。スマートウォッチとしての高い機能性はもちろん、高精度のGPSが搭載され、ランニングウォッチとしても高く評価されています。
時計一個にさまざまなツールが搭載されており、ハイスペックな時計だけに高価格帯な料金設定がネックに。日常使いとしてもお考えの方にはおすすめですが、ランニングでの使用をメインにお考えの方にはハイスペックですので注意しましょう。
バッテリー持続時間通常使用時で最大36時間。低電力モードなら最大72時間音楽再生可能。Suica対応Apple Payの電子決済機能搭載。Suica、ペイペイなど使用可。
お気に入りのランニングウォッチでランニングを楽しもう
ランニングウォッチを活用すれば、走りだけではなく身体の状態を「数値化」することができます。新たな気づきを得て、パフォーマンスの向上から怪我の防止までさまざまなメリットが期待できます。
ランニングウォッチの機能性は多岐に渡るため料金も幅広い設定になっています。初心者ランナーにはこの記事で紹介した機能があれば十分だと筆者は感じています。
基本的な機能にプラスアルファーで何を求めるかを考えてアイテムを選んでみてください。
「スマートウォッチが気になるけど、高価な商品は手が出ない…」
「機能は必要最低限で、おしゃれなデザインの商品が探している」
今回はそんな方へ向けて、1.1万円で買えるおしゃれなスマートウォッチ・CMF Watch Pro 2の購入レビューをお届けします。筆者が実際に使ってみた感想を本音でお届けしますので、商品購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
使ってみて感じたCMF Watch Pro 2の魅力をレビュー
CMFは、イギリスのデジタル家電メーカー・Nothing(ナッシング)のサブブランドです。デザイン性にこだわった製品づくりをポリシーとしており、美しさと機能性を兼ね備えた商品を数多く手掛けています。
そんなCMFのスマートウォッチとして2024年7月に登場したのがCMF Watch Pro 2。前作のCMF Watch Proは四角いスクエア型のデザインが採用されていましたが、今回のWatch Pro 2は丸型のデザインを採用。デザイン・機能の両面で前作から大きく進化を遂げ、2024年度のグッドデザイン賞受賞するなどCMFらしいおしゃれさが際立ったスマートウォッチに仕上がっています。
では、CMF Watch Pro 2の魅力を探るべく、筆者が実際に商品を使ってみた感想をポイントごとに紹介します。
こだわりが詰まったおしゃれなデザイン
CMF Watch Pro 2の最大の魅力はおしゃれなデザインです。
本体にはアルミニウム合金を使用。丸型の形状は他のスマートウォッチと被りにくく、CMFのブランドカラーのオレンジが施されたクラウン(時計のリューズ部分)もサイズ感が良くデザインのアクセントになっています。CMF by nothingというロゴも、ドット調で仕上げておりこだわりを感じます。
低価格帯のスマートウォッチはどうしてもチープさが気になり、筆者も商品が手元に届くまではそこが気になっていました。しかし実際にCMF Watch Pro 2を手に取ると、見た目も質感もしっかりとしており、1.1万円の価格を忘れるほどです。
商品はダークグレー、アッシュグレー、ブルー、オレンジの4色。ダークグレーとアッシュグレーはベゼル部分がすっきりしたフラットなデザインで、ベルトはシリコン素材を使用しています。筆者はスタイリッシュな印象が気に入ったので、ダークグレーを購入しました。
ブルーとオレンジは、ベゼル部分に丸みがあり、ベルトもレザー素材を使用。よりカジュアルな印象に仕上がっています。
ベゼルやベルト部分を交換してカスタマイズが可能
CMF Watch Pro 2は、デザイン性にこだわるCMFらしく、ベゼルとベルトを交換して自分の好きなデザインにカスタマイズが可能です。ベゼルは2025年3月現在では3rdパーティーの商品を購入する必要がありますが、ベルトはレザー素材が公式サイトから購入できます。
まずは好きな商品を購入してから、後からカスタムパーツを購入してアレンジを加えてみるのも、CMF Watch Pro 2の楽しみ方です。
100種類以上のウォッチフェイスを選択可能
CMF Watch Pro 2は、100種類以上のウォッチフェイスを選択可能です。スマートウォッチでは定番のデジタル表示はもちろん、クラシカルなアナログ表示や、デザイン性を追及したものまで、自分の好みに合わせたデザインに設定できます(下記画像:アプリよりデザインを設定可能)。
筆者もその時々の気分に合わせて、定期的にウォッチフェイスを変更して楽しんでいます。
気になる画面の視認性ですが、ディスプレイの解像度も高く、明るさの自動調整機能も搭載されています。半年以上使用していますが、これまで見づらさを感じる場面はほぼありませんでした。
画面の反応もスムーズ。デジタルクラウンでも操作できる
低価格帯のスマートウォッチでは画面をタッチした際やスクロールする際の反応が遅いといった声も聞かれますが、CMF Watch Pro 2はストレスなくスムーズな操作感です。
またデジタルクラウンを使っての操作も可能。クラウンをダイヤルのように回すことで画面がスクロールでき、クラウンを押すと機能メニューが表示されます。
細かな部分ですがこのダイヤルを回すのに連動して、振動(バイブレーション)が起こる仕様も気に入っています。アナログウォッチを操作しているような感触があるため、満足感が高まる部分です。
スマートウォッチとしての基本機能はしっかり網羅
スマートウォッチといえば豊富な機能が魅力ですが、CMF Watch Pro 2も基本機能はしっかり網羅されています。
心拍数や睡眠スコア、ストレス数値、SpO2などの計測が可能。また、120種類のワークアウトや5種類のスポーツ自動認識機能なども搭載されています。アプリの追加や、キャッシュレス決済対応といった機能には対応していませんが、1.1万円という価格を考えれば、十分過ぎる機能が網羅されています。
【主な機能】
心拍数
睡眠スコア
ストレス数値
SpO2
Bluetooth 通話
120種類のワークアウト
5種類のスポーツ自動認識機能
呼吸トレーニング
メッセージ通知
音楽再生コントロール
タイマー
ストップウォッチ
アラーム
天気予報、
フラッシュライト
カメラの遠隔操作
カレンダー
計算機
世界時計
普段使いならバッテリー消耗はほぼ気にならない
バッテリー消耗も通常使用で11日、ヘビーユースで9日間とかなり優秀です。それほど多くの機能を使用しないのですが、10日に一回程度充電すればまったく問題なく使用できます。
スマホ連携が途切れる点や細かなUIは気になる部分も
コストパフォーマンスに優れたCMF Watch Pro 2ですが、やはり気になる部分はいくつかあります。他のレビューでも聞かれますが、一定時間を置くとスマホ連携が途切れていることがあります。筆者はそれほどストレスは感じておらず、気付いたらスマホ連携の操作をして対応していますが、メッセージ通知をきちんと確認したい方や、スマホ連携の操作が面倒な方はストレスを感じるかもしれません。
それから、GPSの連携や自動明るさ調整の反応がやや遅いといった点も、人によってはストレスを感じる部分かもしれません。UIの部分はアップデートで徐々に改良されているので、今後に期待です。
1.1万円でこの性能は買い。機能性よりデザインにこだわる人は特におすすめ
今回は、CMF Watch Pro 2の購入レビューをお届けしました。
購入した結論として、1.1万円でこの性能は「買い」。とくにデザイン性の高さは他のスマートウォッチと一線を画しており、筆者はすっかり魅了されています。機能性も基本性能はしっかりしており、コスパが良いアイテムだと感じています。
これからランニングを始める方は“自分にあった”シューズを選びましょう。
ランニングシューズは同じ形状をしていても機能性が全く異なります。レベルや目的に合わないシューズを選ぶと怪我の原因にもつながるため注意が必要です。
この記事では、トライアスロンで世界大会に出場した筆者が、初心者ランナーにおすすめのブランドとシューズをご紹介します。各ブランドの誕生秘話、歴史についても言及しました。シューズ選びもランニングの楽しみの一つです。ぜひ最後まで読んでみてください。
初心者向け。ランニングシューズの選び方は?
ランニングシューズの選び方にはいくつかポイントがあります。ここでは、「クッション性」「安定感」「サイズ感」に加え、各ブランドの特徴や魅力をご紹介します。
クッション性に優れたシューズを選ぶ
1つ目のポイントはクッション性です。
ランニング時に足にかかる衝撃は体重の3倍以上といわれています。ランニング用の“脚”ができていない初心者ランナーはその衝撃に耐えられずに怪我のリスクが高まります。
ランニングシューズもさまざまな機能が搭載されたアイテムが登場していますが、軽量性や反発性に優れたシューズは中上級者向け。初心者が使用するとかえって足への負担が高まり、怪我の原因にもなります。筆者もレベル感に合わないシューズを履いて怪我をした初心者ランナーをたくさん見てきました。
まずは、衝撃を緩和して足への負担を軽減してくれるクッション性に優れたシューズを選んでみましょう。
安定感のあるシューズを選ぶ
クッション性と同じくらい重要なのが、安定感のあるシューズ選びです。
初心者ランナーは走りが安定していないため怪我や疲労の原因となります。安定性のあるシューズを選ぶことで安定したフォーム、走りに近づきます。間違ったフォームがクセづく前に安定感のあるシューズで正しいランニングの形を身につけましょう。
自分に適したサイズ感のシューズを選ぶ
自分に適したサイズ感のシューズを選ぶのも、ランニングシューズ選びの重要ポイントです。ランニングシューズは大きすぎても小さすぎても怪我や故障の原因となるため、自分の足に最適なサイズを選ぶ必要があります。
購入時は、かかととつま先の1番長い部分を計測しておくのがおすすめです。この計測値から1cm程度のサイズを選んでみましょう。またブランドによっては縦の長さだけでなく、足幅を選べるアイテムも用意されています。自分の足の特徴を把握しておくと、よりフィット感の高いランニングシューズで出会えます。
ブランドの特徴から選ぶ
ブランドの歴史や魅力を知っておくのも、シューズ選びの助けとなります。ここでは主要なシューズブランドの特徴をご紹介します。
adidas:機能性とデザイン性に優れたコスパ抜群のブランド
adidasは1948年にドイツで誕生した世界的なスポーツブランドです。
靴職人の息子として生まれた創業者のアドルフ・ダスラー氏は、兄ルドルフ氏と靴の製造会社を設立。陸上競技をしていた経験からアスリート目線のシューズの制作に取りかかります。
兄弟が作るシューズはアスリートから高い評価を得ますが、二人の意見が徐々に対立していき、それぞれが独立することに。アドルフ・ダスラー氏は自身の経験、価値観を反映したスポーツブランドadidasを設立します(ちなみに兄のルドルフ氏は、PUMAを創業)。
adidasを世界的なブランドに押し上げたのは創業から4年後のヘルシンキオリンピック。当時の西ドイツの選手全員がadidasのシューズを着用したことから世界中の注目を浴びました。
ASICS:日本人の足に抜群のフィット感と安定感
ASICSは1949年に日本で誕生したスポーツブランドです。
ASICSの社名は、Anima Sana in Corpore Sano(健全な身体に健全な精神があれかし)に由来しています。この哲学は創業から今日に至るまで受け継がれ、日本のみならず世界中の人々の心身と健康をサポートしてきました。
ASICSシューズの特徴は、抜群のフィット感です。一般的な日本人は、足の甲が高く、足肌が広い傾向にあります。そのため、海外ブランドのシューズを履くと窮屈に感じる方も多いのではないでしょうか。
ASICSは、日本人の足の形にあった型を採用しているので他のブランドにはない安定性とフィット感を実現。初心者ランナーにぜひ試してほしいブランドです。
HOKA ONE ONE:驚きのクッション性とデザイン性
HOKA ONE ONEは、2009年にフランスで誕生したスポーツブランドです。HOKA ONE ONEは、ニュージーランドの先住民マオリ族の言葉で「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」との意味が込められています。
HOKAは、誕生して日が浅く、馴染のない方も多いことでしょう。しかし、クッション性に優れた厚底のシューズは多くのファンを持ち、多くのアスリートに愛用されています。
プロのトレイルランナーであった創業者は、トレイルランニング用のシューズの進化の遅れとトレイルランナーの怪我の多さを懸念。着地から蹴り出しまでの一連の動作を効率化し脚への負担を軽減させるためにシューズの開発に取り組みました。
そうして誕生したHOKAは、柔らかなクッション性と反発力でランナーの足をサポートしてきました。
New Balance:初心者ランナーにぜひ履いてもらいたい高い安定性
1906年にアメリカ・ボストンで創業されたNew Balance。他のスポーツブランドとは異なり創業当初は扁平足など矯正用のシューズを製造するメーカーとして誕生しました。
そのため、New Balanceのブランド名には「履いた人に新しい(new)バランス(balance)感覚をもたらす」。という意味が込められています。
New Balanceが一般向けのランニングシューズの販売を開始したのは1960年代。矯正用シューズを制作してきたノウハウを生かした高性能のシューズは瞬く間に多くのランナーを虜にしました。
創業から現在に至るまで高い安定性を保持するNew Balanceは初心者ランナーにぜひ着用してほしいブランドの一つです。
初心者ランナーのおすすめのランニングシューズ4選
ここでは、初心者ランナーにおすすめのランニングシューズを主要ブランドから一足ずつご紹介します。
adidas│ADIZERO(アディゼロ)SL LIZ85
重量240 g(27 cm片足重量)おすすめのポイントフィット感、軽量、安定性
「日本人ランナーに最高のフィット感を提供する」をテーマに2005年から開発されたADIZEROシリーズ。0.01mm単位までこだわって生み出された製品は、日本人ランナーに抜群のフィット感と安定した走りをもたらしました。
ADIZEROのネーミングは、「ZERO」からの挑戦という意味が込められています。日本人が世界と戦えるシューズを作りたいという決意の表れなのです。
そんなADIZEROから初心者やジョグ向けにリリースされたSLシリーズ。ソールには、軽量かつクッション性に優れたLIGHTSTRIKE EVAを採用。高いグリップ力も味方となり安定した走りを実現しました。
初心者向けですがADIZEROのこだわり抜かれた機能がつまったハイスペックな一足。ランニング用の“脚”がまだ作れていない初心者の強い味方となるでしょう。
https://funday.jp/article/5355/
ASICS│GT-2000 12
重量約270 g(27 cm片足重量)おすすめのポイント安定性、クッション性、フィット感
日本人ランナーのほとんどが一度は履いたことがあるであろうASICS。そんなASICSの最初の一足におすすめのGT2000シリーズをご紹介します。
GT2000シリーズは、安定感に優れているため、エリートランナーのリカバリージョグなど汎用性が高く活用されている定番アイテム。GT-2000 12はGTシリーズの最新作で12代目のモデルとなります。
これまでのGT2000から安定性をさらにパワーアップさせ快適性が向上。「もっと気軽に快適に。明日も走りたくなる」とのコンセプト通りランニングが楽しくなる仕掛けが組み込まれています。
跳ねるような反発素材のFF BLAST PLUSをミッドソール全面に採用。また、クッション性に優れたPureGELをかかと部内に装備することで弾むような走りをサポートしてくれます。
日本人ランナーの定番ブランド、人気アイテムでランニングを快適に楽しんでみませんか?
https://funday.jp/article/2409/
HOKA ONE ONE│BONDI(ボンダイ) 8
重量約307 g(27 cm片足重量)おすすめのポイントクッション性、安定感、デザイン性
HOKA ONE ONEのシューズの中でも最もクッション性に優れたアイテムがBONDIシリーズ。“雲の上を走っている”ような柔らかな履き心地が特徴のシューズです。
ソールには弾力性のある素材を使用しているので脚への負担を軽減。程よい反発性から快適で安定した走りをサポートしてくれます。
HOKAのシューズはデザイン性の高さも人気の理由です。BONDIシリーズも重厚感があるシルエットで無駄のない洗練されたデザインからタウンユースとしても活躍します。ランニングシューズの見た目に抵抗がある方はぜひチェックしてみてください。
今回ご紹介するシューズの中で最も重量はありますが、クッション性はピカイチのシューズだと筆者は考えます。
https://funday.jp/article/6137/
New Balance:Fresh Foam X Evoz v3 FG3
重量約270 g(27 cm片足重量)おすすめのポイント安定感、クッション性、ソフトな履き心地
New Balanceのランニングシューズは大きく「Fresh Foam」と「FuelCell」シリーズに分けられます。初心者ランナーはクッション性に優れた「Fresh Foam」のシューズを選びましょう。
Evoz v3は「砂浜を走る時の心地よさ」をコンセプトに作られており、柔らかな履き心地が特徴のシューズです。安定性に優れた厚底の設計になっているため軽快かつ安心してランニングを楽しめます。
ジョギングやゆっくり長く走る際に重宝できる一足のため健康目的のランニングにもおすすめ。長時間のランニングでもクッション性と安定性で足元をしっかりとサポートしてくれます。
楽しく、無理なくランニングを続けたい方にピッタリの一足です。
https://funday.jp/article/4619/
ワクワクするシューズでランニングを楽しもう
初心者ランナーにおすすめのシューズブランドとイチオシのアイテムをご紹介しました。
今回ご紹介したシューズはどれもクッション性、安定性に優れているため初心者におすすめのアイテムばかり。シューズ選びに迷ったら「ワクワクする」モノを選んでみてください。
筆者もこれまで50足以上シューズを履いてきましたが最後の決め手は「ワクワク」するかどうかです。ランニングを続けるコツは「正しいシューズ選び」と「楽しむ」こと。気分が上がるお気に入りの一足で走り出しましょう。
「日々の疲れを癒やしたい」仕事も遊びも全力な大人のメンズにおすすめしたいのが、リカバリーサンダルです。
高いクッション性と足裏のフィット感で、日常の疲れを軽減。また機能面だけではなく、ファッション性にも優れているため、デイリーで使えるアイテムとして人気が出ています。
今回は、アスリートの顔を持つ筆者が、実際に着用したアイテムの中からおすすめのリカバリーサンダルをご紹介します。アイテムの効果や選び方のポイントについても解説していますので、リカバリーサンダルの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
リカバリーサンダルとは?一般的なサンダルとの効果の違いは
元々、リカバリーサンダルは、スポーツ後の疲れを癒やすためのアイテムとして広く認知されていました。
一般的なサンダルとの効果の違いは「衝撃吸収性」と「疲労回復機能」です。リカバリーサンダルは、クッション性に優れた高機能のソールが使用されています。歩行の度にかかる衝撃を特殊なソールで吸収してくれるため、長時間の歩行でも足への負担が軽減されます。
また、リカバリーサンダルには、足への負担を考えた「アーチサポート」機能を採用。足の形にフィットしたインソールが、適切な形状や位置に保つことで、負担を軽減し、快適な歩行や動作をサポート。歩行時の体重の負荷を分散してくれます。
現在では、スポーツ後に関わらず、デイリーでもリカバリーサンダルは使用されています。ファッション性に優れたデザインが次々に発表されていますので、疲労回復とおしゃれを日常に取り入れてみてください。
リカバリーサンダルの選び方3つのポイント
数多くの商品が展開されているリカバリーサンダルですが、選び方のポイントを押さえておくと自分にぴったりのアイテムを購入できます。
3つのポイントをご紹介します。
リカバリーサンダルの種類から選ぶ
1つ目のポイントはリカバリーサンダルの種類です。
リカバリーサンダルには、3つの形状があります。それぞれの特徴をご紹介しますので、リカバリーサンダル選びの参考にしてみてください。
スライドタイプ:脱ぎ履きしやすくファッションアイテムとしても人気
スライドタイプは、足の甲をアッパーが覆うタイプのサンダルで、シャワーサンダルとも呼ばれています。
脱ぎ履きしやすい特徴があり、裸足でもソックスを履いた状態でも着用できるため、使用時の余計な手間を省けます。開放的なデザインになっていることから通気性に優れ、蒸れにくい設計のサンダルです。
リカバリーサンダルの中で、ファッションアイテムとして多く汎用されているのが、スライドタイプのサンダルです。カジュアルシーンの中に取り入れることで、こなれた雰囲気を演出できます。
フリップクロップタイプ:フィット感に優れたスタイリッシュなデザイン
フリップクロップは、鼻緒がついたタイプのサンダルで、ビーサンとも呼ばれています。
最もフィット感に優れたタイプのサンダルで、裸足に近い感覚でサンダルを着用できます。サンダルの特性上、素足か5本指ソックスで着用する必要があるため、夏場に活躍できるアイテムです。
開放的なデザインから快適で涼しい履き心地が約束されます。スタイリッシュなデザインのサンダルのため、オフのリラックス時はもちろん、カジュアルなシーンでもおすすめです。
クロッグタイプ:保護機能に優れ足先をしっかりガード
クロッグタイプは、足の先から甲にかけてアッパーが覆われたタイプのサンダルです。
保護機能に優れ、他のタイプのサンダルに比べて、高い安全性が保証されています。アウトドアのシーンでは、砂利やゴミのサンダルへの侵入を防ぎ、安心して着用できます。サンダルの要素と靴の要素を併せ持ったタイプのアイテムです。
デイリーとしては、やや重たい印象を与えてしまうため、他のタイプに比べるとファッション性は劣ります。それでも、高い安全性と脱ぎ履きしやすいデザインは、一着は持っておきたいアイテムです。
リカバリーサンダルのサイズから選ぶ
リカバリーサンダルを実際に購入する際に、サイズ感について迷う方も多いことでしょう。
リカバリーサンダルは、ご自身にフィットするサイズ(ジャストサイズ)をおすすめします。ゆったりと履くイメージを持たれる方もいると思いますが、それでは、アーチサポート機能の恩恵を十分に受けられません。
アーチサポートとは、足底の曲線部分をサポートする設計や機能を指します。適切なサイズで着用することで、着地時の衝撃を均等に分散し、足の安定性とバランスが実現します。
ジャストサイズのサンダルで、各ブランドの緻密に計算されたアーチサポート、フィット感をぜひお楽しみください。
ブランドの特徴から選ぶ
人気ブランドから選ぶのも、アイテム選びではおすすめです。各ブランドにはそれぞれ機能やデザインに違いがあります。
OOFOS特殊素材OOfoamを使用した高い衝撃吸収性HOKA ONE ONEスムーズな履き心地と通気性で歩きやすいrig日本人の足にフィットしやすい国産ブランドSALOMONタウンユースにも人気のアウトドアブランド
上記は主要ブランドの特徴をまとめた一覧です。商品を選ぶ際の参考にしてください。
おすすめのリカバリーサンダル5選
私が実際に着用したリカバリーサンダルの中から、おすすめのアイテムを5つご紹介します。スポーツ後の疲労回復だけでなく、ファッションアイテムとしても活躍できるサンダルを厳選しました。
それぞれの特性をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
OOriginal
photo by : Amazon.co.jp
フィット感人間工学に基づいて設計されたインソール。抜群のフィット感。クッション性OOfoam(OOFOSの特殊素材)衝撃の反発を37%軽減。履き心地柔らかめ。もちもちとした感覚。
まずおすすめしたい一足は、リカバリーサンダルの王道であるOOFOS(ウーフォス)の「OOriginal」です。
OOFOSは、リカバリーサンダルにおいて、パイオニア的な存在のブランドです。スポーツ選手やトレーナー、大手シューズメーカーの製品開発に携わるチームが集結。「衝撃を吸収しリカバリーを目的とするシューズ」を作るためにOOFOSを立ち上げました。
OOFOS製品に使われている特殊素材OOfoamは、一般的なシューズに比べて、衝撃の反発を37%抑えることに成功しました。着地による足裏への衝撃を軽減させ、膝、腰、背中にかかる負担を軽減。人間工学に基づいて設計されたインソールにより、足を優しく包み込み、土踏まずをしっかりサポートします。
OOFOSのサンダルは、柔らかさとモチモチ感が特徴です。足全体への密着感は、一度履いたらクセになります。シンプルなデザインから普段遣いとしても違和感なく使えるので日常のシーンに取り入れてみませんか?
https://funday.jp/article/7616
ORA RECOVERY SLIDE 3
フィット感足全体を包み込むようなフィット感。クッション性HOKA独自のEVAの2層構造。ボリューム感あり。履き心地安定性があり、歩きやすい。通気性があり蒸れない。
リカバリーサンダルといえば、HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)のORA RECOVERYシリーズを忘れてはいけません。
トレイルランナーであった創業者が「山を楽に下れるシューズ」の開発のために立ち上げたHOKA ONE ONE。創業以来、革新的な技術でスポーツの分野のみならずタウンユースとしても多くの人の足元を支えてきました。
ORA RECOVERY SLIDE 3は、EVA(柔軟性に優れた合成樹脂)をミッドソール、アウトソールに贅沢に使用しています。そのため「雲を歩くような心地よさ」とスムーズな履き心地を実現しました。4か所にエアフローベンチレーション(空気の抜け道)を取り入れたことで優れた通気性のサンダルになっています。
他のリカバリーサンダルに比べて、強度があるため歩きやすい特徴があります。長時間の歩行でも活躍できるアイテムのため普段使いにピッタリのリカバリーサンダルです。
https://funday.jp/article/7775
ORA RECOVERY FLIP オラリカバリーフリップ
フィット感解剖学に基づいた形状で抜群のフィット感。クッション性弾力のあるミッドソール/アウトソールを採用した独自の二層構造。履き心地歩行時にちょうどいい硬さ。
HOKA ONE ONEのフリップフロップタイプ「ORA RECOVERY FLIP」もおすすめのリカバリーサンダルです。
ORA RECOVERY SLIDE 3のようなスライドタイプに比べて、開放感があり、涼しさや快適さを求める方におすすめ。ファッション性が高いフリップフロップタイプのため、カジュアルシーンに積極的に取り入れたいアイテムです。
ORA RECOVERY SLIDE 3は、耐久性と安定性を兼ね揃えた柔らかな二層構造のソールを採用。前述のSLIDE 3に比べてクッション性を重視した作りになっています。
気になる鼻緒の部分には、ジャージーテキスタイル(ポリエステル性の伸縮性がある生地)を採用した快適な履き心地。おしゃれにも疲労回復にも妥協を許さない大人メンズにピッタリのアイテムです。
Slide 2.0
フィット感バケットシート型(安定性の高い作り)で歩行時のぐらつきを抑制。クッション性EVA(クッション性に優れた合成樹脂)を使用。履き心地A BAMBOO FOOT ARCHが血流を改善。やわらかい。
rigは、日本人の足の特徴を研究し、最も快適になるように設計された日本発のリカバリーサンダルです。約4年もの歳月をかけて開発を続け、2019年に誕生しました。
多くのリカバリーサンダルが海外製のもので、日本人特有の足の形にフィットしないこともありました。しかし、rigは、日本人のために作られたリカバリーサンダルのため抜群のフィット感を味わえます。
今回紹介するside 2.0は、ブランド設立以来、不動の人気を誇る定番のリカバリーサンダルです。特記すべきは「A BAMBOO FOOT ARCH」。土踏まずのアーチを強めに設計しており、青竹踏み(ツボ押し)と同様の効果が期待できます。疲れて下がってきたアーチを支え、血流を改善する働きがあります。
rigは、柔らかなクッション性に加えて、軽量なリサイクルラバー(ゴム製の靴底)を採用。歩行時のストレスがなく、快適な履き心地でリラックス効果が抜群のリカバリーサンダルです。
https://funday.jp/article/7789
REELAX Break (リラックス ブレイク6.0)
フィット感360°成型 EVA (足の凹凸にあった立体的なインソール)。クッション性ハイパフォーマンス EVA(柔軟性と弾力性を持った合成樹脂)。履き心地安定性抜群。摩擦を低減するワンピース構造。
人気アウトドアブランドSALOMONのREELAX BREAK 6.0は、スマートなシルエットが人気のリカバリーサンダルです。
SALOMONは「アウトドアスポーツの未来を創造し続ける」をテーマに製品開発に取り組んでいます。最新のテクノロジーを駆使したサロモンの製品は、耐久性、機能性、快適性に優れ、アスリートに人気のブランドです。
REELAX BREAK6.0は、長時間履いても履き心地の良い画期的なリカバリーシューズ。ソールには、クッション性の高いEVA(柔軟性と弾力性を持った合成樹脂)を使用。通気性のあるストラップを組み込むことでゆったりと心地よいホールド感を実現しています。
スリムなシルエットのため汎用性があり、スタイリッシュなファッションにおいても丁度いい抜け感を出せます。また、アウトソールがしっかりしているためアウトドアのシーンでも重宝できます。
https://funday.jp/article/8026
疲労回復効果と高いファッション性を兼ね備えたリカバリーサンダル
今回は、おすすめのリカバリーサンダルをご紹介しました。
リカバリーサンダルは、スポーツ後の疲労回復のみならず、ファッションアイテムとしても重宝できます。「日頃の疲れを少しでも癒やしたい。でも、おしゃれも妥協したくない」そんな大人メンズにぜひおすすめしたいアイテムです。驚きのクッション性とフィット感をぜひご体感あれ。
これからランニングを始める方にとって、シューズ選びは悩みの種です。今回はそんな方へ向けて、初心者ランナーにおすすめのニューバランスのランニングシューズをご紹介します。
初心者ランナーのシューズ選びでは「機能性」と「安定性」が重要なポイントですが、ニューバランスはこの2つの機能が備わっており、最初に一足にぜひおすすめしたいブランドです。
月300キロ走るシューズオタクの筆者が、ニューバランスのシューズの魅力とイチオシのアイテムをご紹介します。また選び方のポイントも解説していますので、シューズ選びの手引書としてお役立てください。
ニューバランスとランニングの歴史とは
ニューバランスは、矯正用シューズを取り扱うブランドとして1906年にボストンで誕生しました。ブランド名には「履いた人に新しい(new)バランス(balance)感覚をもたらす」という意味が込められています。
ニューバランスから最初のランニングシューズが製造されたのは1938年。耐久性に優れた黒カンガルーの皮を採用。オーダーメイドシューズとして地元のランニングチームの足元を支えました。
1960年代には初めての一般向けのランニングシューズを発表。これまでの足の解剖学的な知識、整形外科や運動生理学へのノウハウを生かして独創的なシューズコンセプトを確立させました。
1975年にはニューバランスのシューズを履いたランナーがNYCマラソンで優勝。先進性と技術力を備えたランニングシューズは、驚きとともに世界中のランナーに受け入れられました。
それから現在に至るまで、機能性を重視したシューズづくりの姿勢は変わることなく守られています。
初心者向け。ニューバランスのランニングシューズの選び方3つのポイント
高い機能性を備えたニューバランスのランニングシューズは、これからランニングをはじめる初心者ランナーにもおすすめです。ここでは、初心者ランナー向けにニューバランスのランニングシューズの選び方をご紹介します。
1.クッション性に優れたシューズを選ぶ
これからランニングをスタートする初心者ランナーなら、クッション性に優れたシューズを選んでみましょう。
ランニングシューズには走るペースに応じて最適な機能が備わっています。記録を狙いに行くエリートランナーであれば軽量性や反発性に優れたシューズがおすすめですが、初心者ランナーには足の負担が大きく、怪我の原因につながります。
そこで初心者ランナーは、着地時の衝撃や地面を蹴る際のブレを最小限に抑えてくれる、クッション性に優れたシューズがおすすめです。足への負担を軽減し、怪我の防止にもつながります。
ニューバランスではFresh Foamシリーズがおすすめ。砂浜を走るようなクッション性と、第二の皮膚のように感じられる足馴染みの良さを追求したアイテムとなっています。
Fresh Foamシリーズをチョイスすることでソフトなライド感で脚への負担を軽減。ランの負荷に耐えられる脚ができるまでの初心者ランナーの強い味方となるでしょう。
2.フィット感や安定感から選ぶ
フィット感や安定感に注目するのも、ニューバランスのランニングシューズを選ぶ際のポイントです。
フィット感や安定感は、怪我のリスクの軽減だけではなく、疲労感を最小限に抑えられるメリットもあります。
とくに意識したいのがサイズ感。ランニングシューズは大きすぎても小さすぎても怪我や故障の原因となるため、自分の足に最適なサイズを選ぶことが重要です。
ニューバランスはモデルによって縦サイズ(レングス)だけでなく、幅(ウイズ)を選ぶことができます。例えばサイズ表記が「26cm 4E」なら、「26cmでやや幅広」の商品といった具合です。
幅は4種類用意されているため、下記の表を参考にして商品を選んでみましょう。
表記サイズ感Dやや細い2E標準4E幅広6E(G)超ワイド
3.デザイン性から選ぶ
ランニング初心者にとって機能性はもちろん大事ですがそれと同じくらい「ワクワク」させるデザイン性も大切です。ランニングが億劫な日でもテンションの上がるシューズを選ぶことでランニングの一歩目の原動力になります。
ニューバランスのランニングシューズはスポーティーな側面もありながらカジュアルな一面を残したデザイン性が特徴です。ランニングの「キツくて地味」なイメージを払拭させるスタイリッシュなデザインのシューズで走りをカッコよく映しましょう。
初心者におすすめニューバランスランニングシューズ5選
「クッション性」「安定性」「デザイン性」に優れた初心者におすすめのランニングシューズをご紹介します。シューズ選びで悩まれている方は参考にしてみてください。
Fresh Foam X Evoz v3 FG3
Fresh Foamシリーズは、クッション性と安定性といった初心者がほしい機能がつまったおすすめのシューズです。
同シリーズの中でも特にソフトな履き心地を実現したFRESH FOAM EVOZv3。“砂浜を走る時の心地よさ”をコンセプトに開発され、ファーストシューズとして多くのランナーの一歩目を支えてきました。
マラソン大会での使用よりは、健康目的のジョギングやランニングでの使用におすすめ。柔らかな着地なのに抜群の安定感は怪我の予防にも効果的です。
ゆっくりと自分のペースでランニングを楽しみたい。そのような方はぜひお試しください。
Fresh Foam X 1080 v13
初心者におすすめのFresh Foamシリーズから「軽量化」と「反発性」が加わったX 1080 v13 。運動習慣のある初心者ランナーにおすすめの一足です。
初心者ランナーに欠かせないクッション性はそのままに高い推進力を生み出すシューズ。長く、速く走りたいランナーの強い味方となります。
マラソン大会本番にもおすすめのアイテムです。「初心者だからって遅く走る必要はない」最初のレースから目標のタイムをクリアしたいランナーに履いてほしい一足。
ニューバランスのこれまでの技術と最新のテクノロジーが融合したシューズをぜひ。
Fresh Foam Arishi v4
ランニングシューズっぽくないシンプルなデザインが特徴のFresh Foam Arishi v4。ランニングシューズのスポーティーさが苦手な方におすすめのアイテムです。
ランニングやタウンユースとしても活躍できるので、マラソン大会や練習の行き帰りの移動時にもカッコよく履きこなせます。シューズ一足分の荷物が減ることでどれだけストレスが解消されるかランナーなら分かるはず。
デザイン性だけではなく、Fresh Foamソールを採用しているのでフィット感、クッション性、安定感など申し分なし。さまざまなカラーリングが展開されていますがタウンユースでの着用も考えてグレーをチョイス。
気分があがるデザイン性に優れたイチオシのアイテムです。
FuelCell Propel v4
FuelCell Propel v4 は、ソフトな安定性に加えて、反発性にも優れたシューズです。
クッション性に優れたFresh Foamシリーズに対して、FuelCellシリーズはスピードを求めた反発性が特徴。弾むような反発力で初心者ランナーからシリアスランナーまでに着用されています。
FuelCellシリーズのエントリーモデルであるPropel v4は、スピードを求める初心者ランナーにピッタリのアイテム。2層のプレートが装備されているので脚への負担が少なく、エリートランナーのような反発力を感じられます。
周りの初心者ランナーとタイム差をつけたい方におすすめの一足です。
FUEL CELL REBEL v3
スピードを重視したFUEL CELLシリーズからクッション性と安定性が向上したFUEL CELL REBEL v3。重厚感のあるゴツメのシルエットが男性ランナーの足元をカッコよく映してくれます。
厚みのあるソールによってクッション性を実現。疲れにくく、長時間のランニングにおすすめです。通気性にも優れたアッパーになっているのでランニング時の蒸れなどのストレスも軽減します。
もちろん、スピード感のある軽快な走りをサポートするポテンシャルも忘れてはならないポイント。初心者ランナーにはオーバースペックな感じもしますが、少し背伸びしてスピード感を楽しんでみてください。スピード練習時にもおすすめの一足です。
ニューバランスのシューズでランニングを楽しもう
これからランニングを楽しみたい方におすすめのニューバランスランニングシューズをご紹介しました。
初心者ランナーはクッション性と安定性など怪我しにくいシューズを選ぶことが大切。最初は無理のないペースで脚と体力をつけていきましょう。
また、機能性だけではなくデザイン性を重視することもおすすめです。ランニングシューズは“ダサい”デザインのシューズも多い印象です。せっかく履くならカッコいいシューズでランニングを楽しんでみてください。
ナイキやアディダスと違ってニューバランスは、玄人好みの“渋さ”があると筆者は感じています。あえて初心者のうちからニューバランスをチョイスするセンスは他のランナーとの差別化になるでしょう。
クッション性と安定性に優れ、スポーティーに偏ることなくカジュアルな要素を残したオシャレなランニングシューズ。ニューバランスでランニングを楽しんでみませんか?
ニューバランス以外の初心者向けのランニングシューズについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/5372/
みなさんは普段どのように靴下を選んでいますか?無頓着になりがちな靴下も、履き心地などにこだわって選ぶと実はいろいろなメリットがあります。
本記事ではおすすめブランドのメンズ靴下を4つ紹介します。それぞれどんな特徴や違いがあるのかも解説するのでぜひ参考にしてください。
大人の方こそ靴下にもこだわって、QOLを向上させましょう。
靴下にこだわりたい理由
大人の方に靴下にもこだわってほしい理由は、大きく分けて3つあります。以下でそれぞれについて解説します。
快適に外出できる
靴下にこだわりたい理由の一つは、良い靴下を選べば快適に外出できることです。
靴下は足を包んで保護してくれるので、衝撃を吸収してくれたり靴とのフィッティングを良くしてくれたりする役割があります。足が痛いと長時間の外出が苦痛になってしまいますが、自分の足に合った靴下を履けば外出が楽しくなるはず。
特に革靴で靴擦れに悩んでいる方には、自分の足や靴に合った靴下を見つけることを強くおすすめします。
ファッション的にプラス
靴だけでなく靴下にもこだわれば、ファッション的にもプラスです。
「オシャレは足元から」という話は良く耳にしますよね。これは主に靴を指した言葉ですが、靴下もキマればよりオシャレにコーデできます。ショーツはもちろんフルレングスのパンツでも、パンツからチラッと見える色や柄が全体のアイテムと合っていればコーデに華やかさをプラスしてくれます。
靴下もコーデの中の大事なピース。こだわればオシャレに差が付けられますよ。
健康面にも良い
素材など品質の良い靴下を履けば、健康面でもメリットがあります。
気温や履く靴に合わせて適切な素材や厚みの靴下を選びましょう。冬場に外出したときに足先を保温してくれたり、逆に夏場に汗をかいたときは吸収して靴の中を清潔に保ってくれます。また、適度な着圧が保たれる靴下は足の血行を促進し、むくみを軽減する効果もありますよ。
その状況にベストの靴下を用意して、足から健康を得られるようにしましょう。
おすすめの靴下の共通点
おすすめの靴下にはいくつかの共通点が挙げられます。以下で共通点についてそれぞれくわしく解説するので参考にしてください。
靴下に特化したブランドのもの
おすすめの靴下は、靴下に特化したブランドのアイテムです。
一定のジャンルに特化して制作しているブランドは、そこに大きく労力をかけて制作している分だけアイテムの品質を高められます。さまざまなバリエーションのモデルを揃え、かつそれぞれのモデルがこだわって生み出されている場合が多いです。
靴下の制作に注力しているブランドには、注力しているだけの価値がありますよ。
素材や織り方にこだわっているもの
次に、素材や織り方にこだわっている靴下はおすすめです。
足のサイズや体質という観点からは自分に合う靴下は限られますが、それでも同じ人に合う靴下はシチュエーションによって種類がたくさんあります。
どんな季節に履くか、どんな天気のときに履くか、どんな靴に合わせて履くかによって適切な靴下の種類は違うからです。たとえば、気温が高いときは汗を吸って早く乾いてくれる素材のものが良い、革靴を履くときはクッション性があって摩擦に耐える厚さや織り方が良いなどさまざまです。
おすすめは、シチュエーションにマッチした機能を持たせる素材選びや織り方がなされている靴下です。
デザイン性もあるもの
シンプルなものからアクセントになるものまで、デザイン性のある靴下がおすすめです。
靴下選びもれっきとしたコーデの一部。履く靴やパンツに合わせて、コーデ全体にとってバランスの良い靴下を選びたいところです。色や柄の有無、素材の違いなどで、コーデ全体となじませるかあえてアクセントを付けるかを考えてみましょう。
とにかく無難に白や黒の無地の靴下を選ぶのではなく、手持ちの靴やパンツに合いそうなデザインの靴下を選ぶとよりファッションを楽しめますよ。
おすすめブランドのメンズ靴下4選
おすすめポイントを押さえたブランドは、さまざまなタイプの靴下を展開しています。以下ではその中からピックアップした具体的なモデルを4つ紹介します。それぞれのブランドやモデルについて説明するのでぜひ参考にしてください。
ROTOTO LOOSE PILE CREW SOCKS
まず紹介するのは、ROTOTO(ロトト)の「LOOSE PILE CREW SOCKS」です。
ROTOTOは「一生愛せる消耗品」をコンセプトにした、高品質なソックスブランドです。
江戸時代のはじめから織物の生産地として栄えた地域、奈良県の広陵町を中心に大和高田市、香芝市、御所市で現在も制作されています。履き心地に適した糸の選別、用途に合わせた旧式の編み機と最新鋭の編み機の組み合わせ、そして職人との現場での話し合いを経て、ものづくりされています。
そのアイテムの一つが、LOOSE PILE CREW SOCKS。コットン44%、アクリル44%で編まれていて、適度な温かみを感じられる靴下です。締め付けを感じにくい履き口のリブと、パイル編みにより実現されたクッション性のあるふかふかの足底が特徴の一足。
デリケートな質感のため革靴にはやや不向きではありますが、ほとんどのシーズンで着用できるちょうど良い厚みです。カラー展開も豊富なのでお好みのカラーが見つかりますよ。
YUQRI Puff Pile Short Crew
次に紹介するのは、YUQRI(ユクリ)の「Puff Pile Short Crew」です。
『ゆっくり。「慌てず、時間をかけて、丁寧に。」ゆくりなく。』『「予想もしない、新しい出会い。」』これらをコンセプトにしたソックスブランドYUQRI。繊維の分子構造を変化させて化学結合により消臭機能を付与した糸を開発・使用し、高い消臭機能を持ったモデル(YUQRI PROTECTION SE)を提供していることも特徴の一つです。
紹介するモデルは、Puff Pile Short Crew。既に生産終了している希少な日本製編み機によって丁寧に一つひとつ制作されています。ループ状で膨らみのある糸(ループヤーン)をパイル編みすることでクッション性を与えつつ、肌触りはドライ感のある印象に。履き口はゴム跡がつかないようにあえて締め付けがあまりないように調整されているのもうれしいポイント。
カラーおよび柄の展開もさまざまなこのモデル。デイリーに使える靴下として選択肢が豊富であると同時に清潔さを保てる機能もあるのは、ミドルエイジ以上の大人にはありがたいでしょう。
decka 80's Skater Socks | Short Length
おすすめ3つ目は、decka(デカ)の「80's Skater Socks | Short Length」です。
decka(正式にはdecka Quality socks)は、「洋服の一部として多様な価値観に合わせられる物を作りたい」をコンセプトに、あえて特定の世界観や価値観をもたずにソックスを制作するブランドです。服と靴を主役に、靴下を名脇役にしてくれるものづくりが特徴。
80's Skater Socks | Short Lengthは綿82%ポリエステル16%などの素材で作られていて、真夏や真冬以外のシーズンで重宝する程良い厚みのモデル。70年代から80年代にかけてハイソックスからミドル丈に変わっていったスケーターカルチャーのモデルを、さらに現代的に短くして履きやすくしました。
多様なカラーを組み合わせたラインソックスが、シンプルな無地ソックスばかりのワードローブにちょっとしたアクセントを加えてくれます。履き心地に加えて、オフの日のカジュアルなコーデにちょうどいい靴下を探している方はぜひ。
Point6 Classic Casual Light Crew
最後は、Point6の「Classic Casual Light Crew」を紹介します。
Point6は、上質なメリノウールを用いてアウトドアシーンで快適なソックスを作っているアメリカのブランドです。メリノウール繊維の長さと太さに独自の基準を設けて、糸の耐久性向上とシルクのような肌触りを実現。アクティビティの種類、長さ、クッション性ごとに最適なモデルを用意してくれています。
今回紹介するのは、Classic Casual Light Crew。ウール68%ナイロン 26%ポリウレタン6%の素材で、保温性を確保しながらも洗濯でくたびれない耐久性もあります。さらに靴擦れやマメなどのトラブルを回避できる丈夫さと速乾性も兼ね備えているので、革靴やブーツ着用時におすすめ。
山登りやキャンプなどのアウトドアにも十分な機能性とシンプルなデザインで、革靴の街履き時にはぴったりのソックスです。
快適な靴下を履いて、外出も快適に
本記事では、履き心地抜群のおすすめブランドの靴下を紹介しました。
靴下に特化したブランドは、履く靴やシーンによって最適な靴下を提供してくれます。現在では機能性だけでなく、デザイン性にもこだわったラインナップのブランドもたくさんあります。
自分のコーデや履く靴、履くシーンを考えてマッチする靴下を選んでみてください。上質な靴下で快適に靴を履けるようになれば、より一層外出が楽しくなりますよ。
「3大ジーンズブランド」と言えば、Levi's、Lee、Wrangler。その中でもLevi'sは抜群の知名度を持っていますが、実はLeeにも独自の魅力があることをご存じでしょうか。
本記事では、Leeが提供する再現プロジェクト「THE ARCHIVES(アーカイブス)」の中から4モデルを紹介します。Levi'sとは違うLeeのジーンズの魅力、おすすめや選び方のポイントについて解説するのでぜひ参考にしてください。
Leeのジーンズをさりげなく履いて、ファッションで他の方と差をつけてみませんか。
Leeの歴史
1889年カンザス州にて、ヘンリー・デイヴィッド・リーが「Lee」の前身である「H.D.Lee マーカンタイル社」を設立。当初は食品や生活雑貨の卸売りがメインでしたが、カンザス州という開拓地の需要を受けワークウエアの仕入れ販売も手がけるようになります。
しかし入荷の遅れなどの問題が発生したことから、1911年には自社工場を設立して企画開発から製造までを行う本格的なブランドを立ち上げました。その後カウボーイやライダー向けのアイテムが徐々に評価され、ジェームズディーンなどの著名人が着用したことで確固たる地位を得ることになります。
現在は日本企業EDWIN(エドウイン)がライセンスを保有し、企画・製造・販売を行っています。
Lee「THE ARCHIVES」の魅力
Leeでは「THE ARCHIVES」シリーズにおいて歴代のモデルを復刻しています。ここではLee全般、そして特に「THE ARCHIVES」のLevi'sとは違った魅力を以下で解説します。
柔らかい生地
Leeのジーンズは、はじめから生地が柔らかいのが魅力です。
Levi’sのジーンズはデニムの織り方が右の綾織り(右綾)であるのに対して、Leeのジーンズは左綾で織られています。糸の撚り方と相まって、一般的に左綾の場合は生地のザラ感が抑えられて柔らかくなるのが特徴。
ジーンズのガシガシ感に抵抗のある方には、Leeのサラッとした生地感は魅力的ですよ。
おもしろい色落ち
Leeのジーンズの魅力の一つには、おもしろい色落ちも挙げられます。
Levi'sのジーンズは長く履き込み洗いをかけることで、ヒゲやハチノスと言われるはっきりとした濃淡が表れるのが特徴。
それに対してLeeは、太もも部分を中心に緩やかに色が薄くなるのが特徴です。左綾であることによって生まれる、縦方向に染料が抜ける色落ち(縦落ち)も印象的です。
色合いの主張が程良いLeeのジーンズは、どのアイテムとも合わせやすくコーデで重宝するでしょう。
外側に寄ったバックポケット
Leeのジーンズは、バックポケットの位置が外側に寄っているのが大きな特徴です。
Leeのジーンズはカウボーイやライダー向けに作られてきたという歴史があります。馬にまたがった状態でもポケットから物が取りやすい形状である必要から、Levi'sのジーンズよりもポケット位置が体の側面に位置しています。
バックポケットに財布などを入れたい方には機能面でもおすすめポイントですよ。
独自のデザイン性
Leeには他のブランドにはない独自のデザイン性があります。特にTHE ARCHIVESでは各年代のデザイン性が再現されています。
たとえば、外側に寄っているポケットの位置は、機能面だけでなくデザイン面でもLevi'sなどのジーンズにない大きな魅力です。ポケット形状は下向きに尖った独特のデザイン性を持ち、座ったときに馬を傷つけないようにリベットがないのも新鮮。
また、1926年に世界初のジッパーフライのジーンズを開発した経緯から、ジッパーを使用したモデルが豊富に存在するのもおもしろいところです。
それらのディテールは時代と共に少しずつ変遷していきました。THE ARCHIVESでは各年代の中から自分好みのデザイン性のものを選べます。
Lee「THE ARCHIVES」がおすすめの方と注意点
Lee「THE ARCHIVES」をおすすめしたい方はどんな方か説明しましょう。実際に選ぶ際の注意点にも触れるので参考にしてください。
Levi'sと違うジーンズを試したい方
Lee「THE ARCHIVES」は、Levi'sと違うジーンズを試したい方におすすめです。
Leeのジーンズは、最も有名なブランドLevi'sのジーンズとは違う点がたくさんあります。左綾、ポケットの配置やリベットの有無、ステッチなど、独自の機能性・デザイン性を楽しむことができます。
Levi'sやそれを元に制作されたジーンズに少し飽きてきた方には、違った選択肢としてLeeのジーンズはおすすめです。
キレイに履けるジーンズを探している方
キレイに履けるジーンズを探している方には、Lee「THE ARCHIVES」のモデルは選択肢としてピッタリです。
Levi'sは金鉱の労働者向けに作られた経緯から無骨な雰囲気、Leeはカウボーイ向けに作られた経緯からどちらかという洗練された雰囲気のモデルが多く存在します。シルエットにおいて違いがよく表れ、Leeのほうがキレイな印象で履けるものが多いのです。
また、左綾で生地が柔らかく縦落ちする特徴もキレイさを後押しします。着心地が良くサラッと履けて、他のどんなアイテムとも馴染みやすい色味。大人がスマートに普段使いするにはちょうどいい雰囲気がLeeにはあります。
サイズは1インチくらい大きめを
普段履いているサイズより1インチくらい大きめを選ぶように注意しましょう。
Leeのデニム生地は防縮加工(Sanforized)なので、基本的にはサイズ表記通りに選べば良いとされています。とはいえ、洗いを繰り返しているうちに実際は少し縮むので、少し大きめを選ぶのが無難です。
長く履いていくためにも1インチほど大きめを選んでおくと安心ですよ。
おすすめモデル
それではLee「THE ARCHIVES」のおすすめモデルを紹介します。
各モデルのウエスト32サイズの平置き寸法を以下で表にまとめたので、シルエットをイメージする際の参考にしてください。
w32タイプヒップワタリスソ幅股上1945テーパード1073421.530.51948細身ストレート10132.521.5291954ストレート1073422.530.51962細身テーパード1023320.529.5
※「EDWIN ONLINE MALL」の各モデルサイズ表より引用
それでは各年代モデルのディテールの違いなどを見ていきましょう。
1945 COWBOY 101
まずおすすめしたいのが「1945 COWBOY 101」モデルです。
1945年の終戦後からLeeは定番シリーズCOWBOYをRIDERSに移行します。そんな過渡期の中で、新旧のディテールが混ざった個体を再現したのがこちらのモデルです。
戦中までの右綾から、以後Leeの最大の特徴となる左綾に生地が刷新されたのがこの時期。フラッシャー(紙ラベル)は「RIDERS」表記にもかかわらず、フロントトップボタンは在庫のある「COWBOY」刻印のドーナツボタンが使用されています。Lee「THE ARCHIVES」の中で唯一のボタンフライのモデルです。
たっぷりとしたワタリを確保しつつも、しっかりテーパードが効いたシルエット。腰まわりには余裕を持ちつつも現代的に履きたい方にはちょうどいい形です。
1948 RIDERS 101-Z
次に紹介するのは、「1948 RIDERS 101-Z」です。
1926年に世界初で採用したジッパーフライ(zはジッパーの意味)をベースに、現在まで続くLeeのフラッグシップモデルの始まりとなったのがこちら。
フロントトップボタンはRIDERS刻印のボタンになったものの、股部を補強するクロッチリベットはまだ残っています。バックポケットは初期よりもやや小ぶりな都会的な形に変化し、このモデルよりLeeというピスネームが付くようになりました。
THE ARCHIVESのラインナップの中では最も細身のストレートシルエット。ジャストですっきりジーンズを履きたい大人にはおすすめのモデルです。
1954 RIDERS 101-Z
「1954 RIDERS 101-Z」は、Leeがワークウエアからファッションやストリートアイコンとして昇華し始めた頃のモデルです。
人気の火付け役となったのは、若くして亡くなった名優ジェームスディーン。彼が映画「理由なき反抗」で着用し、プライベートでも愛用していたことが知れ渡り一躍大人気に。
ディテールの変化としては、前の股部にあるクロッチリベットはついに排除され、今に続くジッパーフライのジーンズが始まります。
テーパードを抑えた、ちょうど良い太さのストレートシルエットのモデル。Lee特有のディテールを味わいながらもキレイすぎないスタイルを求めている方におすすめです。
1962 RIDERS 101-Z
最後に紹介するのは、「1962 RIDERS 101-Z」。
1962年にはファッションとしての需要が高まる時代に入り、馬上での機能性よりもスタイルを重視してジーンズを製造するようになります。セルビッジの仕様が片耳になったこと、内側のタグの位置が中央から向かって左側に移動したこと、ブランドロゴのオリジナルフォントが完成したことなど少しずつ変化も。
シルエットは細身のテーパード。Leeの生地感やディテールを楽しみつつ、脚に沿うようなフィット感のあるより現代的なジーンズを求めている方におすすめです。
Levi’sとは一味違うLeeの魅力を味わってみよう
本記事では、大人の選択肢になるLee「THE ARCHIVES」のジーンズを4モデル紹介しました。
Leeには王道Levi'sとは違った特徴があり、他の方と差別化できる魅力が詰まっています。代表的な特徴は、左綾による生地の柔らかさと独特な色落ち、そしてポケットの配置です。
さらに細かなディテールの違いをTHE ARCHIVESシリーズは再現してくれているので、自分好みのモデルをきっと見つけられるはずです。
Lee「THE ARCHIVES」のジーンズを手に入れて、今までとは違うジーンズライフを楽しみましょう。