ソファに合うサイドテーブルの高さを解説|失敗しない選び方とおすすめ5選
ソファの側に配置したサイドテーブルが「なんだか使いづらい」と感じたことはありませんか?
見た目が気に入って購入したものの「低くて前かがみになる」「高くて手が届きにくい」といった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、サイドテーブルの役割やソファの側に配置する適切な高さの選び方、おすすめのサイドテーブル5選などを紹介します。自宅のソファに適切なサイドテーブルを選べるようになり、より快適にソファで過ごせます。
あなたのライフスタイルにぴったりのサイドテーブルが見つかりますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ソファ横に配置するサイドテーブルの役割と高さの重要性

適切な高さのサイドテーブルは、ソファでくつろぐ時間を快適にするために欠かせないアイテムです。
サイドテーブルを上手に選ぶために、まずは役割と高さの重要性を確認しましょう。
サイドテーブルの主な役割
サイドテーブルの役割は、次の3つです。
- 飲み物や本などを手の届く範囲に置く
- 肘掛けの代わりにする
- 装飾のための台にする
サイドテーブルがあれば、読みかけの本や飲み物、タブレットなどを手の届く範囲に配置でき、ソファでくつろぎながらでも楽に手に取れます。肘掛けがないソファの場合は、肘を乗せてリラックスするアームレスト代わりにもなるでしょう。
ほかにも、観葉植物やテーブルランプ、アロマディフューザーなどを飾るための台としても活用できます。
サイドテーブルの高さの重要性
ソファの側に配置するサイドテーブルは、使用目的に合う適切な高さであれば快適に使えます。例えば、ソファの座面より低すぎると物を取るたびに前かがみになり、腰や背中へ負担が大きいです。
一方で、高すぎると腕を持ち上げる動きが増え、肩や首に余計な力が入りやすくなります。適切な高さのサイドテーブルを選ぶことで、飲み物や本を取ったり置いたりする動作を自然な姿勢で行えます。
長時間座っていても体が疲れにくく、より快適に過ごせるでしょう。
サイドテーブルの高さの選び方

サイドテーブルの高さの選び方は、次の3つです。
- ソファの座面高さ+5cmを選ぶ(飲み物や本を置く場合)
- ソファの座面高さ+10〜25cmを選ぶ(作業性を伴う場合)
- 高さ調整機能付きテーブルを選ぶ(用途によって使い分けたい場合)
飲み物や本を置く場合│ソファの座面高さ+5cmを選ぶ
飲み物と本だけを置く場合、サイドテーブルの高さは「ソファの座面高さ+5cm」が目安です。
ソファに腰掛けた状態でも無理なく手が届き、違和感のない姿勢で物を取ったり置いたりできます。ソファの座面高さが40cmなら、高さ45cm前後のサイドテーブルが使いやすいでしょう。
ただし、個人の体格や腕の長さにより快適さの感覚は異なるため、あくまでも目安としてください。購入前にソファの座面高さを測り、自分のソファに合う適切な高さを把握しておきましょう。
作業性を伴う場合│ソファの座面高さ+10〜25cmを選ぶ
作業や軽食を取るなど、作業性を重視する場合は「ソファの座面高さ+10〜25cm」が目安です。
ソファの座面からテーブルの天板まで適切な距離(差尺)があれば、作業がしやすくなります。
例えば、座面高38cmのソファでノートPCを使うなら、天板高は55〜60cm程度が快適。肩や首への負担を抑え、作業しやすくなるでしょう。
一方で、手の長さや作業内容、ソファの座面の沈み込み具合などによって快適な高さは異なるので、事前の確認が重要です。
用途によって使い分けたい場合│高さ調整機能付きテーブルを選ぶ
「置きたい場所にちょうどよい高さのサイドテーブルが見つからない」「用途によって高さを変えたい」という場合には、高さ調整が可能なサイドテーブルがおすすめです。
ガス圧式やネジ式で天板の高さを上下に調節できるタイプなら、ソファの座面高さや肘掛けの高さに合わせて細かく調整できます。
昇降式のサイドテーブルが一つあれば、状況に応じて使い分けが可能です。
例えば、日中はノートパソコン用の簡易デスクとして、夜は飲み物を置くリラックスタイム用のテーブルとして使用できるでしょう。
ただし、昇降機能付きのサイドテーブルは種類が少なく、デザインが限られたり、購入後に昇降操作を面倒に感じたりする可能性もあります。
事前に操作方法と自宅のインテリアに合うのか確認しましょう。
デザインで選ぶサイドテーブルの種類
サイドテーブルには高さや機能だけでなく、デザインによる違いもあります。
形状によって使いやすさが変わるため、ソファ周りのスペースや使い方に合うタイプを選びましょう。
コの字型(差し込み型)
コの字型(差し込み型)のサイドテーブルは、テーブルの脚をソファの下に差し込んで使うデザインです。
天板を手元近くに引き寄せて物を取れるため、背もたれに寄りかかったまま動かずに使用できます。
ただし、サイドテーブルの脚を差し込むために、ソファの脚にも一定の高さが必要です。
また、サイドテーブルの天板の高さがソファの座面より高くなっていることや、天板の厚みが座面に干渉しないことを確認しましょう。
円卓
円卓(ラウンド型)のサイドテーブルは、角がないデザインのため優しい雰囲気を演出します。
飲み物を置く一般的な使い方以外にも、観葉植物や照明を配置する台にしやすいため、ソファ周りをおしゃれに飾りやすくなります。
円卓のサイドテーブルはどの方向からでも物が置きやすく、配置の向きを気にしなくてよい点もメリットといえるでしょう。
ソファの座面以上の高さがある一本脚の円卓であれば、手元に引き寄せて使用できるため、快適にソファで過ごせます。
長方形
長方形のサイドテーブルは種類が多く、シンプルな直線デザインのソファに合わせて配置しやすいです。
ソファの横に配置する場合、ソファの奥行きとサイドテーブルの長手方向のサイズを合わせると長さが揃うため、きれいに統一感が出ます。
サイドテーブルの高さは、ソファの肘掛けと同じくらいか少し高めにすると、座ったままでも手が届きやすく、テーブルの上に置いているものを扱いやすいでしょう。
ただ、角張ったデザインのため、足や膝がぶつからないよう注意してください。
使いやすくおしゃれなサイドテーブルおすすめ5選
ソファの側に配置するおすすめのサイドテーブルを5つ紹介します。
TW1606NVK|カリモク家具

カリモク家具の昇降式サイドテーブルTW1606NVKは、ソファに合わせて高さを52cm・62cm・72cmの三段階に調整できるため、体格やシーンに合わせて使い分けが可能です。
飲み物や本を置くだけでなくパソコン作業にも対応可能な、利便性の高さも魅力。
天板と脚のベースにはカリモク家具の特徴である天然木を使用しており、明るく柔らかさを感じるデザインがナチュラルインテリアに調和します。
高品質な素材と機能性を兼ね備えたサイドテーブルは、ナチュラルインテリアに物足りなさを感じていた方におすすめです。
サイズ | 直径43.5cm 高さ52/62/72cm |
TU1970K|カリモク家具

カリモク家具のサイドテーブルTU1970Kは、上質なオーク材を使用したシンプルなデザインと、方向を変えて使用できる機能性が魅力です。
ソファの下にサイドテーブルの脚を差し込み、手前まで近づけて使用可能。また、角度を90度変えると2本足の棚付きテーブルとしても活用できます。
美しい木目と滑らかな手触りは、カリモク家具ならではのクオリティを実感でき、長く愛用できる耐久性もおすすめポイントです。
サイズ | 横幅31cm 奥行き49.8cm 高さ49.8cm |
TC7029NKK|カリモク家具

カリモク家具のTC7029NKKは、円卓型でアンティークやヴィンテージインテリアに調和するサイドテーブルです。
直径が55cmとサイドテーブルとして使用するには大きめですが、アンティークデザインのソファと美しく調和します。
その姿はどこから見ても美しく、上品であたたかみのある雰囲気を演出します。高さは60cmあるため、飲み物や本を置くのはもちろん、軽食も取りやすいサイズ。
重厚で趣のあるインテリアを作りたい方におすすめのサイドテーブルです。
サイズ | 直径55cm 高さ60cm |
MST-231|Meuble(モーブル)

MST-231は、コの字型デザインとシンプルな構造による軽やかさが特徴のサイドテーブルです。ソファの下に脚を差し込めるため、手元まで天板を引き寄せて使えます。
天板にはメラミン化粧板を使用しているため水や汚れ、傷にも強く、日々のメンテナンスも簡単なので美しい状態を維持できます。
石目調の天板は、モダンインテリアやナチュラルインテリアに調和しやすいアイテムです。高さは55cmあるため、座面高40cm程のソファに合わせやすいでしょう。
サイズ | 横幅42cm 奥行き39cm 高さ55cm |
KUT-7040(GWH)|YAMAZEN

KUT-7040(GWH)は、レバー操作で高さ60cmから95cmまで無段階に高さ調整が可能なサイドテーブルです。
ソファに合わせて使用できるだけでなく、ベッドやダイニングなどさまざまなシーンで使える柔軟性があります。くつろぐ時間や立ち作業、座り作業にも対応できるのが大きな魅力。
天板は横幅70cm×奥行き40cmと広めなので、コーヒータイムの飲み物、作業用のパソコンを同時に置いても余裕があります。縦向きにしてソファの下に脚を深く差し込むと、肘掛けとしても使用しやすいでしょう。
サイズ | 横幅70cm 奥行き40cm 高さ60〜95cm |
高さに注目して快適なソファ周りを作る
ソファの側に配置する適切な高さのサイドテーブルは、飲み物や本を置いたり、ちょっとした作業をしたりしやすくなり、くつろぎの時間をより豊かにしてくれます。
高さを間違えると、使いづらさを感じる可能性があるので注意しましょう。
サイドテーブルの高さの目安は、飲み物を置くだけの小ぶりなテーブルならソファの座面高さ+5cm、作業もするなら座面高さ+10〜25cmが目安です。
個人の体格や腕の長さ、ソファのデザイン、くつろぎ方などにより細かいサイズは異なるため、あくまでも目安としてください。
高さ調整機能の有無や、コの字型・円卓といったデザイン面も考慮しながら、あなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけて、より快適なソファライフを送りましょう。