どんな家でもひとつは置いてあるであろう「傘立て」。特別こだわりを持たずに選びがちなアイテムですが、来客時もいちばん最初に目に入る玄関に置くものなので、少しでもスタイリッシュに整えておきたいところです。
今回は「場所を取らずに傘を収納したい」「玄関をすっきり見せたい」という方におすすめのコンパクトな傘立てを5つピックアップ。選び方やおすすめの形状タイプも紹介していますので、お眼鏡にかなうプロダクトをぜひ見つけてみてください。
傘立てを選ぶときのポイント
必要性に迫られてなんとなく選んでしまいがちな傘立てですが、実際のところ何を基準に選んだら良いのでしょうか。あらためて、傘立て選びのポイントを整理してみます。
選び方1.何本の傘を収納したいか
まず考えるべきは収納容量。家族構成によっても変わりますし「折りたたみ傘をつい何本も買ってしまう」という人と「気に入った傘を10年以上愛用している」という人では、必要な容量は変わってきます。
折りたたみ傘や日傘など、長傘以外のものが収納できるかどうかもチェックしておきたいポイントです。
選び方2.素材は何が良いか
雨に濡れた傘を入れるものなので、素材は水に強いプラスチック製が定番。プラスチックは軽く、汚れも拭きとりやすいメリットがある一方で、ややチープに見えてしまう懸念もあります。
実用性よりもデザイン性を重視したい人は、セラミックや陶器、錆に強いステンレス製もおすすめ。ナチュラルなイメージにしたい場合は、種類は少ないですが木製のものも候補に上がります。インテリアのテイストに合わせて、ぜひ妥協せず探してみることをおすすめします。
選び方3.どんな形状が良いか
ベーシックな筒形以外にも、傘の先端だけを差し込む置き型タイプ、柄の部分をひっかけるハンギング型、玄関ドアにマグネットでくっつくタイプなど、さまざまな形状の傘立てが出ています。どのタイプにもメリットデメリットがあるので、ぜひ次の項目を参考に選んでみてください。
傘立て形状4タイプの特徴とメリット・デメリット
一般的によくある傘立ての形状は大きく分けて4タイプ。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみます。
筒型:傘を畳まずさっと放り込める
いちばん多く見かけるのは、細長い筒状のボックスタイプ。傘を畳まずともさっと入れやすく、収納できる本数も多めなのがメリットです。一方で、拭き掃除がしづらかったり、置くスペースを広めに必要とするデメリットもあります。
置き型:コンパクトで安定感がある
重さのあるブロック状の本体に、傘の先端だけを差し込んで使うのが置き型タイプ。コンパクトな場所にも設置しやすく、傘を立てていないときは存在感なく玄関に溶け込むのも魅力です。
使い勝手の点では、傘全体を入れる筒型に比べて傘が倒れやすかったり、立てられる本数が少ないものが多いです。長傘しか収納できないものがほとんどなので、折りたたみ傘も一緒にしまっておきたい場合には向きません。
ハンギング型:フレキシブルに使える
傘の柄の部分をひっかけるハンギングタイプは、傘以外のものも掛けられるのが便利。靴ベラや鍵など、玄関まわりのものをすっきり片づけられます。一方で、何本も傘を掛けると奥の傘が取り出しづらいのはマイナスポイントといえます。
マグネット型:玄関の場所をとらない
玄関のドアにマグネットでくっつけるタイプは、なんといっても置くスペース不要で設置できるのが魅力。賃貸マンションなどのコンパクトな玄関にはおすすめです。一方で、やや傘の出し入れがしづらいものも多いので、実用性の面では少しだけストレスになることもありそうです。
デザイン性&機能性の高いおすすめ傘立て5選
ここからは、デザイン性と機能性を両立した秀逸な傘立て5つを紹介します。
【イデアコ ideaco】 傘立て mini cube ミニキューブ
キューブ型のブロックに穴を空けただけの超ミニマルデザイン。サイズは2種類で、長傘を4本または9本収納できます。靴箱にしまえるコンパクトさなので、普段はしまっておいて、来客用として使うのもおすすめです。
カラーはベージュやグレー、モスグリーンなど玄関に馴染みやすい5色展開で、本体重量は1.4kgあるため安定感もばっちり。傘を取り出しやすいようやや傾斜をつけるという細かな配慮も効いています。ポリエステル樹脂製の本体は、製造時の二酸化炭素排出量ゼロというサステナブルな製法で作られているのもうれしいポイントです。
【山崎実業 Yamazaki】 傘立て6本用 Smart スマート
機能とデザインのちょうどいいバランスに定評のある山崎実業の傘立ては、マットなスチールのクールな質感が魅力。傘が最大6本収納できて、仕切り付きのため倒れてくることもありません。玄関の角にぴったり収まるよう高さを抑えたスクエアフォルムで、存在感なく空間に溶け込みます。
このプロダクトの優秀ポイントは、受け皿を移動させて深さを調整することで折りたたみ傘も立てられること。長傘と一緒にすっきりしまえるのでノーストレスです。
【FunFun】傘立て ヴィンテージスタイル SEED
こちらはちょっとめずらしい、天然木とスチールフレームを組み合わせた傘立て。ベース部分はダークブラウンのオイル塗装で仕上げたパイン材で、マットブラックのスチールとあいまってヴィンテージ感たっぷりの佇まいが魅力です。
最大10本の傘を収納できる大容量ながら、軽やかなフレームで圧迫感なく置けるデザイン。プラスチック製の水受けトレー付きで溜まった水が簡単に捨てられるため、濡れた傘も安心して収納できます。折りたたみ傘のひも部分を引っ掛けられるバーがついているのも便利です。
【山崎実業 Yamazaki】ハンギング傘立て Smart スマート
一見すると傘立てのようには見えない、スマートなフォルムが印象的なハンギングタイプ。濡れた傘をさっと掛けられ、乾くまでそのまま干しておくこともできます。
コンパクトな見た目に反して、長傘を最大8本掛けられる抜群の収納力。バーの両端には突起がついていて、傘が落ちるのを防ぎます。
ハンギングタイプの良いところは、折りたたみ傘や日傘はもちろん、靴ベラなど他のアイテムも一緒にかけられるところ。レインコートや鍵類、掃除用具や買い物用のエコバッグを掛けたりと、工夫次第で使い道が広がります。
【山崎実業 Yamazaki】マグネットアンブレラスタンド Tower タワー
玄関ドアにくっつけられるマグネットタイプの傘立て。床置きするスペースが少ない、賃貸マンションなどのコンパクトな玄関に最適です。2つのパーツを使って傘を固定するので、ドアを開閉したときも傘がバタバタと揺れることがなく、使い勝手の配慮が行き届いたグッドデザインです。
最大収納容量は4本と少なめですが、折りたたみ傘もスマートに収まるのが魅力。設置場所はマグネットで自由に移動できるので、しまう傘の長さに合わせて調整が可能です。
スタイリッシュな傘立てで玄関をアップデート
今回は見た目も機能も妥協しない、コンパクトな傘立てを5つ紹介しました。インテリアアイテムとしてはかなりの脇役ですが、少しこだわることで玄関の景色が思いのほかすっきりします。住環境や家族構成に合わせて、最適な傘立て選びの参考にしてみてください。
キャスター付きで移動ができて、あれこれしまえて便利な収納ワゴン。IKEAやニトリからは手頃な価格の商品も多く出ていますが、せっかく買うなら人とかぶらないモノが欲しい、と思う方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方にぜひおすすめしたい、プライスもクオリティも「ちょっと高め」な収納ワゴンを5つ紹介。素材もデザインもさまざまなタイプから、インテリアのテイストに合わせて選んでみてください。
家中どこでも使える収納ワゴンの魅力
置き型のシェルフやラックとは異なり、家の中を自由に移動して使えるのが収納ワゴンの良さ。実際に使用するうえでの具体的なメリットを2つ挙げてみます。
魅力①手元の近くで便利に使える
たとえばデスクワークをしているとき、すぐ手の届く場所に資料や文房具を置いておきたい!というとき。またはソファでくつろいでいるとき、寝そべったままの体勢でドリンクに手を伸ばしたい!というとき。
収納ワゴンなら固定の棚やテーブルとは違って、座る位置や体勢に合わせて自由な位置に移動が可能。使いたいものにすぐ手が届き、仕事中やリラックスタイムの良き相棒となってくれます。
魅力➁引っ越しても別の部屋で使える
家具は部屋の広さに合わせて買うことが多いので、引っ越したら使いづらくなってしまうことも多々あります。
その点収納ワゴンなら、置く部屋や用途を限定せずフレキシブルに使えるのが魅力。家具に比べて場所も取らないので、住む部屋の環境に合わせて長く活躍してくれます。
【シーン別】収納ワゴンの便利な使い方
なんとなく機能的で便利そうな収納ワゴンですが、使ったことがない人には用途が想像しづらいかもしれません。ここからは、具体的な収納ワゴンの使い道を3つ挙げてみます。
【仕事部屋】サブデスクとして使う
自宅でのリモートワークなど、PCで作業をするときに、デスクとは別にもうひとつの作業台として収納ワゴンを使うとかなり便利です。
マグカップやティッシュを置いたり、参照したい資料を置いたり。好きな場所に移動して使えるので、ハサミやホチキスを使って作業をするのにも向いています。下の段には本などをしまうのはもちろん、プリンター台としても使えます。
【洗面所】洗剤ボトルやタオルをしまう
収納ワゴンはスチール製やプラスチック製のものが多いので、水気のある場所でも使いやすいのが魅力。美容室のようにスタイリング剤やドライヤーなどをしまうのはもちろん、雑巾や洗剤などの掃除用具をひとまとめに収納するのもおすすめ。
入浴後に使うタオルや着替えを置くのもいいですし、洗濯待ちの衣類を入れてランドリーバスケット的に使ってもOK。掃除機をかけるときもワゴンなら動かしやすいので、清潔にキープしたい水回りには最適です。
【リビング】ソファ横のテーブルとして使う
ソファで寝そべってテレビを見たり、本を読んだりするとき、できれば起き上がらずにドリンクやスマホに手を伸ばしたいもの。そんなレイジーなくつろぎのお供にも、収納ワゴンが活躍します。座る位置や姿勢によって置く場所を変えながら、可動式のリビングテーブルとして使うのはいかがでしょうか。
下の段にはティッシュやリモコンなど、リビングでよく使うものを置いておいたり、雑誌や昼寝用ブランケットを収納しても。これ一台で快適なリラックスタイムが叶います。
子どものいる家庭なら、オムツやおもちゃを収納するのもおすすめ。使いたいときにさっと移動して、片付けも簡単です。
デザイン&コスパの良いおすすめの収納ワゴン5 選
ここからは数ある収納ワゴンの中から、デザイン・機能性・コスパの良い商品を5つ厳選して紹介します。サイズもテイストも異なるラインナップの中から、用途や置くスペースに合わせて選んでみてください。
【山崎実業】 目隠しワゴンTower
サイズ約W42×D32×H60cm
手頃な価格で洗練されたデザインの生活雑貨を手がける、山崎実業の「Tower」シリーズの収納ワゴン。中のものが取り出しやすい半面、あまり見せたくないものまで見えてしまう収納ワゴンのデメリットをスマートに解決した優秀デザインです。片面に板がついていて、裏返して置くと中のものをすっきりと隠すことができます。
カラーは黒と白の2色で、スタイリッシュな印象のスチール製。マグネットが付くので、ちょっとしたメモなどを留められるのも便利です。
裏側には持ち手がついていて、カウンターの下や壁際に置いても簡単に引き出せます。サイドバーに付けられるフックが4個付属しているので、タオルやモップなどを引っ掛けるのにも便利ですし、バッグなどを掛ければさらに収納力がアップします。
収納するものに合わせて、棚板の高さを2段階で変えられるのもポイント。コンパクトなボディに欲しい機能を詰め込んだおすすめの収納ワゴンです。
【FLEXISPOT】 キャスター付きワゴン
サイズ幅25.5×奥行38×高さ48.5cm
アメリカやアジア、ヨーロッパなどに広く展開し、ECサイトを中心に高品質なオフィス家具や雑貨を販売するFlexiSpot(フレキシスポット)のワゴン。少し高めのスツールくらいのコンパクトなサイズ感ながら、大小2つのボックスはそれぞれ耐荷重が10kgあり、大容量の収納を叶えます。
カラーは清潔感のあるグレー&ホワイトの配色。ボックスの深いほうは17cm、浅いほうは10cmの高さで、手前に引き出せるためドロワーのようにも使えます。
キャスターは取り外しができるので、床や棚の中に置いて収納ボックスとして使うのもOK。1台で何通りもの使い方ができる汎用性の高い収納ワゴンです。
【JEJアステージ】 ツールワゴン
サイズ幅49×奥行29.5×高さ75.5cm
家庭用からプロユースまで、さまざまなプラスチック製品の企画製造を行うJEJアステージのツールワゴン。カーキとブラックのクールな配色がナイスです。
もともとカー用品や工具類などを収納する想定の商品なので、ドライバーを差せる穴が空いていたり、袋やホースなどを掛けられるフックがついていたりと細かな部分まで気の効いたつくり。室内で使ううえでも、文房具をしまったりバッグを掛けたりと便利に使えます。
最上段は形状ちがいで2タイプを用意。天板にドリンクを置いたり、作業台として使いたい場合はテーブルタイプを、たっぷり収納したい場合はボックスタイプを選ぶのがおすすめです。
プラスチック製のため、スチール製に比べて本体重量が4.3kgと軽く、移動しやすいのも嬉しいポイントです。
【アストロプロダクツ 】 ツールワゴン 3段
サイズ幅77×奥行36×高さ82cm
工具やDIY用品の専門店、アストロプロダクツのスチール製ツールワゴン。幅77cmの大きめサイズで、本体重量は堂々の14kg、天板の耐荷重は各25kg。本やガジェット類などの重いものもたくさん置けるので、書斎や仕事部屋で使うのにおすすめです。
シルバーのロゴが効いたシンプルなデザインが、アメリカの家庭のガレージで使われているような良い雰囲気を醸し出しています。
カラーはベーシックなブラックと、インテリアのアクセントにしたいレッドの2色展開。重量があるので頻繁に移動する場所で使うのは不向きですが、趣味のアイテムや仕事道具などをガシガシ放り込んで、自分だけの相棒のように育てていきたいプロダクトです。
【umbra】 キッチンワゴン Bellwood
サイズ幅49×奥行29.5×高さ75.5cm
カナダ・トロント発のハウスウエアブランド、umbra(アンブラ)のキッチンワゴン。大きめの車輪と、なめらかにカーブした木製ハンドルを組み合わせた個性的なデザインは、他にはないユニークな存在感を放ちます。
色展開はブラックとホワイトの2色。トレーは浅めで、上段は取り外しができるので、ドリンクなどをそのままテーブルやベッドに運ぶことができます。
ご覧のとおり収納力は高くないですが、ここまで美しい佇まいのワゴンはなかなかありません。リビングやダイニングに置いてあるだけで、オブジェのように空間を格上げしてくれるはず。北欧家具の雰囲気や、イタリアモダンなどのスタイルが好きな方にはぜひ手に入れてほしい逸品です。
見た目も機能も妥協しない収納ワゴン選びを
IKEAやニトリなどで気軽に手に入るものを選びがちな収納ワゴンですが、実は有名どころ以外にも、各メーカーからいろいろなタイプが出ています。素材や色、デザインや機能性を比較しながら、自分のライフスタイルにフィットする1台を選んでみてはいかがでしょうか。
ソファ前の空いたスペースに、なんとなくテーブルを置いてしまっていませんか?実はどんなテーブルを選ぶかは、どんなソファを選ぶかと同じくらい、リビングの居心地のよさに関わってくる大切な要素です。
今回はソファで過ごす時間をぐっと快適にしてくれるサイドテーブルの選び方と、おすすめのテーブルを4つご紹介。手頃な価格なのにデザインも機能性も申し分なしのラインナップから、ご自身のライフスタイルに合うものを見つけてみてください。
ソファでの快適性はテーブル選びで決まる
リビングテーブルの選び方には、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。ソファを買うついでに選んでしまいがちなアイテムですが、どう過ごしたいかによってテーブルの置き方も変わります。普段の過ごし方をよくシミュレーションして選ぶのがおすすめです。
選択肢①大きなセンターテーブルを1台置く
昔ながらのいわゆる「応接間」の流れを受けたレイアウトが、ソファの前30cmくらい開けて、低めのセンターテーブルを置くパターン。1台置くだけなのでバランスがとりやすく、堂々として見栄えがするので、来客の多い家庭にはおすすめです。
ただし、普段家族で過ごすときは、飲み物を置いたりするには少し低かったり遠くて使いづらかったりという側面も。結局このテーブルを「ちゃぶ台」のように使って、ソファに寄りかかって床座りするスタイルになりがちです。
選択肢➁小さなサイドテーブルを複数置く
ひとつのソファに座りながら、タブレットを見たりスマホをいじったり、一人ひとりが違うことをして過ごす。そんな現代のファミリーにおすすめなのが、ソファのすぐ近くに小さなテーブルを複数置くレイアウトです。
ソファに寄りかかったままの体勢で使える差し込みタイプのテーブルなら、マグカップやスマホをさっと置けて日常使いに最適。少し大きめのサイズならPC作業もはかどります。
センターテーブルを置くのとは違い、ソファ前のスペースを有効に活用できるメリットも。座る場所や気分によって簡単に動かせるのも魅力です。
ソファと合わせるサイドテーブルの選び方
センターテーブルを選ぶよりも、少し難易度が高めなサイドテーブル選び。ここでは、ソファと一緒に使うサイドテーブルを選ぶ上でチェックしたいポイントを紹介します。
用途に合った高さを選ぶ
ソファを合わせるテーブル選びの最重要ポイントは、使い方に合わせた高さを選ぶこと。たとえば本や飲み物などを置くだけなら、空間の開放感をなるべく損なわない低めのテーブルを選びましょう。この場合、ソファの座面と同じくらいの高さがおすすめです。
PCで作業をしたりタブレットを置いて動画を見る場合は、少し高めのテーブルを選びます。目安はソファの座面から30~35cm上くらい。ある程度の高さがあれば、ソファで軽食をとることもできます。
天板のサイズとフォルム
スマホやリモコンなど最低限のものが置ければいいのか、ノートPCとマグカップを置けるくらいの広さが欲しいのか。テーブルのサイズを決める際は、ソファでの過ごし方をよく想像して選ぶことが大切です。小さすぎると使いづらく、大きすぎるとリビングの導線の邪魔になるので、サイドテーブル選びでは「大は小を兼ねない」を肝に命じて選びましょう。
また大きさだけでなく、天板のフォルムもこだわりたいポイント。インテリアにメリハリをつけるなら、丸型のサイドテーブルのほうが軽やかな印象になるのでおすすめです。実用性重視なら、四角のテーブルのほうが天板の面積を有効活用できます。
ソファに差し込めるかどうか
脚部をソファ下に差し込んで使うタイプのサイドテーブルは、手元に引き寄せて使えるので便利です。テーブルの脚部がソファ下のスペースに入るかどうか確認しておきましょう。
差し込み型テーブルは片持ちのデザインになっているものが多いので、通常のテーブルよりは不安定になる場合も。子どものいる家庭など安定感を求める環境では注意が必要です。
ソファに差し込めるおすすめテーブル4選
ここからはソファの快適さを格上げする差し込み型のサイドテーブル4つを厳選してご紹介します。さまざまなタイプから、用途や好みに合うものを見つけてみてください。
Yamazaki 差し込み サイドテーブル
サイズ:幅45×奥行25×高さ52cm
インテリアに溶け込むシンプル&モダンなデザインと高い機能性を備えた、山崎実業の人気シリーズ「Tower」の差し込みテーブル。スチールのベースに天然木の天板を組み合わせたミニマルなフォルムは、どんなソファにも似合います。
ソファに差し込んで使うのはもちろん、脚部の空いた部分にゴミ箱を置いてソファサイドで使うのも便利。天板耐荷重は15kgと丈夫な作りで、角も丸みを帯びているので、子どものいる家庭でも安心して使えます。
Yamazaki サイドテーブル ワゴンタイプ
サイズ:幅27.5×奥行32×高さ55cm
山崎実業「Tower」シリーズのワゴンテーブル。キャスター付きのため、ラグの上でもスムーズに動かせるのがポイントです。
天板には取り外し可能な小物入れが2個付き、リモコンやメガネ、文房具など良く使うものをしまうのに便利。ベース部分にはマガジンラックも備えています。
ソファサイドだけでなく食卓やデスクの近くなど、使いたい場所に気軽に動かして使えるワゴンは、一台あるとぐっと快適さがアップするアイテムです。
KUROSHIRO ソファーテーブル
サイズ:天板直径20×高さ51cm
ソファの手元でスマホと飲み物だけちょっと置きたい、そんなシーンにフィットするコンパクトなコの字型テーブル。薄いスチール板と支柱で構成されたシンプルで美しいデザインは、新潟県燕市の老舗企業が生んだモダン家具ブランド「kuroshiro」が手がけています。
テーブルの重さは約2kgあり、華奢な見た目以上の安定した使い心地。生活感を抑えたミニマルなインテリアが好きな方、ソファ周りをすっきり見せたい方におすすめです。
このくらい小さなサイズなら、ソファに座る人数分だけテーブルを置いて1人1台使うのがおすすめ。マットな黒と白の2色のラインナップで、どんなソファとも合わせやすいデザインです。
山善 昇降式サイドテーブル
サイズ:幅70×奥行40×高さ60-95cm
ソファでもPCを広げてしっかり仕事をしたい、そんな方におすすめなのが山善の昇降式テーブル。高さ調整のできるテーブルは多くありますが、こちらは無駄のないシンプルなデザインがリビングのインテリアに調和しやすく、日本メーカーという安心感のあるアイテムです。
高さは最小60cmで、ソファでデスクワークをするのにちょうどいいサイズ感。天板は70×40cmと大きめで、ノートPCとマグカップを置いても余裕があります。
最大95cmまで高さを上げればスタンディングデスクとしての使用もOK。そのほか、ダイニングテーブルと同じ高さに設定して、来客時の補助テーブルとして使うこともできます。
ソファタイムの相棒になる理想の1台を
リビングでの心地よい時間をサポートするソファサイドテーブルは、家族それぞれが自分のデバイスを持つ現代のくつろぎ方には欠かせないアイテム。ソファだけでなくダイニングやデスクまわりなど、好きな場所に移動して使える身軽さも魅力です。ぜひ、ご自身の暮らしに合った1台を見つけてみてください。