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疲れる?走りやすい?初心者におすすめ厚底ランニングシューズ5選

2016年に誕生して以来、足元から世界を動かしてきた厚底ランニングシューズ。

発売当初は「スピード」が重視されていたため初心者には敷居の高いアイテムでした。しかし、近年は「走りやすさ」を重視した厚底シューズが数多く販売されており幅広い層に愛用されています。

今回は月300キロ走るシューズおたくの筆者が、初心者におすすめの厚底シューズを厳選してご紹介します。これからランニングを始めたい方、初めての厚底シューズの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

厚底ランニングシューズの効果とは?疲れる?デメリットも紹介

厚底シューズのメリット、デメリットについてご紹介します。厚底シューズは「疲れる」のでは?という意見も聞かれるのでその点についても解説します。

厚底シューズはクッション性が高く足への負担を軽減

厚底シューズの最大のメリットはクッション性にあると筆者は考えます。

ランニング時に足にかかる負担は体重の約3倍〜5倍。走るのに慣れていない初心者ランナーはこの衝撃に耐えられずに怪我のリスクが高まります。

厚底シューズはクッション性に優れているので衝撃を吸収し足への負担を軽減。怪我なく楽しく走りたい初心者ランナーこそ厚底シューズをチョイスすべきです。

反発力に優れて楽に速く走れる

これまでの厚底シューズは「重い」「反発力がない」など走りにくさがデメリットでした。

しかし、近年の厚底シューズは、軽量で反発力に優れたシューズが多数展開されています。反発力は推進力に変わるので、少ないエネルギーで効果的に走るメリットが得られます。ランニング初心者がこの厚底の恩恵を受けない手はありません。

厚底シューズが疲れるのは間違い

厚底シューズは疲れやすいというイメージをもたれている方も多いと思います。

以前の厚底シューズは、厚底を履きこなす“脚力”が必要だったため初心者ランナーには走りづらく疲れやすいアイテムでした。

しかし、近年は初心者ランナー向けの厚底モデルが販売されるようになりました。クッション性や安定性に優れ、初心者ランナーの走りを最大限にサポートしてくれます。

厚底シューズは疲れやすく走りにくいと考えている方は一度履いてみてください。その快適さに驚くことでしょう。

厚底ランニングシューズは初心者向き?選ぶポイント

ランニングシューズは厚底に限らず、ランナーのレベルや目的に見合ったシューズを選ぶことが大切です。初心者や初めて厚底シューズの購入を検討している方に向けて選ぶ際の注意点やポイントについて解説します。

エリートランナー向けのシューズに注意

厚底シューズを選ぶ際にまず注意してほしい点は、エリートランナー向けのシューズを選ばないことです。

同じ厚底のフォルムでもシューズによって性能が全く異なるため、怪我や走りにくさの原因となってしまいます。例えば、エリート向けの厚底シューズは軽量化と反発力を重視した設計になっているため初心者の足には負担が大きすぎます。

初心者ランナーが重視したい機能は「クッション性」です。各ブランドが推奨するおすすめのペースを参考にシューズを選んでみてください。

クッション性、安定性のあるシューズを選ぼう

ソールが柔らかすぎる厚底シューズは初心者にはグラつきの原因となり怪我や走りにくさの原因となってしまいます。

クッション性と同じくらい「安定感」のある厚底シューズを選びましょう。シューズのソールの硬さはどうか、ホールド感はあるかなど足への負担が最小限になったシューズを選ぶことが大切です。

初心者におすすめの厚底シューズ5選

初心者ランナーや初めて厚底シューズの購入を検討している方に向けておすすめのアイテムをご紹介します。エントリーモデルを中心にクッション性、安定性のあるシューズをピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

NIKE:ZOOM FLY(ズームフライ) 5

ズーム フライ 5 photo by : Amazon.co.jp

厚底ランニングシューズのパイオニアであるナイキ。そんなナイキから最初の厚底シューズにピッタリのアイテム「ズームフライ5」をご紹介します。

ズームフライ5は「安定性」と「反発性」に優れたモデルです。これまでのズームフライシリーズは軽量でレーシング用のイメージでした。

しかし、ズームフライ5は「あえて」重量感を出すことで安定性を重視。加えて、シリアスランナー向けに使用されているZoomXフォームが搭載されており抜群の反発性を実現。安定感がありながら「前へ、前へ」と楽にスピードを出すことができます。

デザイン性にも優れているのでレース前後もスタイリッシュに履きこなせる点も筆者のおすすめのポイント。初心者から記録更新を狙いたいランナーにぜひ試してほしい厚底シューズです。

おすすめシーンフルマラソンサブ4、サブ5。カジュアルスタイル。
シューズの強みZoomXフォームなどナイキの高い技術を搭載。

PUMA:DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)2

ディヴィエイト ニトロ 2 photo by : Amazon.co.jp

“誰でも履けるみんなの厚底”がキャッチコピーのPUMA「DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)2」。

そのコピー通り、初心者ランナーからシリアスランナーまで幅広い層にアプローチされたアイテムです。PUMAの高い技術力が集約されており、コスパの良さに筆者をはじめランナー仲間は驚かされました。

ミッドソールには、PUMAのエリートモデルに搭載されているNITRO ELITE  FOAMを採用。高い反発力とクッション性で快適な走り心地を実現しました。かかとの滑りを抑制したデザインでホールド感とフィット感があり怪我をしにくい作りになっています。

アスリートの内なる情熱の炎をイメージしたカラーリングが採用されているのも魅力。お気に入りのカラーを探してみてください。

おすすめシーンフルマラソン完走から記録更新まで。ファンラン。
シューズの強み圧倒的なコスパの良さ。ホールド感とフィット感。

HOKA ONE ONE(ホカオネオネ):Bondi(ボンダイ) 8

 Bondi 8 photo by : Amazon.co.jp

ニュージーランドの山頂にルーツをもつHOKA ONE ONE。ブランド名には「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」のメッセージが込められ、今話題の人気ブランドです。

HOKAのシューズは、ファッション業界でも注目されるデザイン性に加えて、クッション性とサポート力が強み。一度履いたらクセになるソフトな履き心地で、筆者も長年愛用しています。

そんなHOKAから「これ以上のクッション性はない」と自信を持ってリリースされた「Bondi 8」。抜群のクッション性でまるで“雲の上を走っている”ようなソフトな走り心地を実現しました。

初心者っぽくないデザインながら、初心者ランナーの強い味方となるクッション性がつまったボンダイ8。こなれ感を出してカッコいいシューズで走りたいランナーにおすすめです。

おすすめシーンジョギング。フルマラソン完走。カジュアルやフォーマルスタイル。
シューズの強み抜群のクッション性とデザイン性。

On(オン):Cloudmonster(クラウドモンスター)

Cloudmonster photo by : Amazon.co.jp

2010年にスイスで誕生したOn(オン)。マラソン大会などで穴の空いた独特のソールを見る機会が増えた人も多いのではないでしょうか。

Onは、革新的な技術で初心者からシリアスランナーまで幅広い層のランナーの走りを“前に、前に”進めてきました。

Onの初心者におすすめしたい厚底シューズは「Cloudmonster(クラウドモンスター)」。モンスター級と評されるクッション性と反発力が融合。Onの革新的な技術がつまった最高傑作のアイテムです。

トライアスロンではメジャーなブランドですが、マラソンではまだ他に比べると露出は少なめ。「できるだけ他人と被りたくない」と考えるランナーは今のうちに。すぐに人気アイテムになるであろう秀逸な厚底シューズです。

おすすめシーンフルマラソンサブ4、サブ5。シリアスレース。
シューズの強みモンスター級のクッション性と反発力。他人と被りにくい。

ASICS:GEL-KAYANO(ゲルカヤノ) 30

GEL-KAYANO 30 photo by : Amazon.co.jp

ランニングシューズの定番アシックから「GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)」をチョイス。“フルマラソン完走をより身近にする”がコンセプトになっています。

ゲルカヤノは安定性とクッション性が特徴の初心者に必要なスペックを網羅したASICSの代表作。ミッドソールにはFF BLAST PLUS ECOクッショニングを搭載。軽量で反発性に優れているため弾むようなバウンスでランナーの一歩を軽くさせます。

ASICSは日本人向けに作られている点も筆者のおすすめポイント。日本人の足にあった絶妙なフィット感で快適なランニングを楽しめます。

日本最高峰の技術が集約されたシューズで厚底デビューしてみませんか?安心の日本製が足元からしっかりサポートしてくてくれます。

おすすめシーンフルマラソン完走。ゆるラン。トレーニング。
シューズの強み安定性とクッション性。日本発のブランド。

厚底ランニングシューズで楽しいランニング生活を

今やスタンダードモデルとなった厚底シューズ。マラソン大会では上位のシリアスランナーから初心者ランナーまでほとんどのランナーが厚底シューズを着用しています。

初心者には敷居が高い、走りにくいなど厚底シューズに偏見を持っていた方も今回の記事で厚底の魅力を知っていただけると幸いです。

ランナーが日々成長していくようにシューズも時代とともに進化していっています。各ブランドの企業努力の恩恵を受けて目標達成、記録更新に向けて一緒に頑張っていきましょう。

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【2025最新】ランにも普段使いにもおすすめのランニングサングラス4選。効果や選び方のポイントを解説

ランニング中はタイムだけではなく、見た目にこだわりたいもの。今回はそんか方へ向けて、ランニングだけではなく日常でも使えるオシャレ度の高いサングラスをご紹介しています。 ランニング時のサングラスの効果や選び方についても言及しました。「機能面も見た目も妥協したくない」ランナーはぜひ参考にしてみてください。 ランニング時のサングラスの効果やメリット ランニング中にサングラスを着用する効果とメリットについてご紹介します。 ランニング時のサングラスの効果やメリット ランニング中にサングラスを着用する効果とメリットについてご紹介します。 光を防いで視界の確保 ランニング中にサングラスを着用することで、直射日光や路面からの照り返しを効果的に防ぎ、クリアな視界を確保できます。 特に日中のランニングや、開けた場所でのランニングでは、まぶしさによる目の疲れを軽減してくれます。視界が遮られることによるストレスだけではなく、障害物や他のランナーに接触しての転倒のリスクも防げるのも、サングラス着用のメリットです。 埃や塵、虫から目を保護 ランニング中は、風によって舞い上がる埃や塵、さらには予期せぬ虫が目に入る可能性があります。ランニング中に埃や塵などが目に入って痒みや痛みがでた経験はある方も多いのでは。 サングラスは、物理的に目を保護する重要な役割を担っています。物理的なバリアとして機能し目を保護するだけでなく、転倒などのリスクを軽減できるのも魅力です。特に砂利道や交通量の多い場所を走る際には、その効果を実感できるでしょう。 周りから目や顔の表情がバレない ランニング中に集中したいけれど、周りの視線が気になるという方もいるかもしれません。 サングラスは目元を隠し、表情を読み取られにくくするため、プライバシー保護の役割も果たします。これにより、周囲を気にすることなく、自分のペースでランニングに没頭できます。また、疲労の色が見えにくいという点も、心理的なメリットになるでしょう。 集中力が高まる サングラスを着用することで、光や塵、周りからの視線を防ぎ集中してランニングに取り組めるのメリットの一つです。 サングラスを着用することで、視界が一定に保たれ、外部からの余計な刺激が軽減されます。これにより、光のまぶしさによるストレスや、目の疲れからくる集中力の低下を防ぎ、ランニングそのものに集中しやすくなります。 筆者は長時間のランニングではサングラスを着脱することで、視界を変えて気分転換を図っています。ランニング時の集中力を高めたい方はサングラスの着用を検討してみてください。 紫外線対策で日焼け予防 サングラスは、目元の紫外線対策に効果的です。肌老化の8割は紫外線が原因と言われるほど肌にとって紫外線は大敵です。 紫外線を浴び続けた肌はシミができやすく、ランニングを趣味とする40代以降の多くの方がシミに悩まされています。特に目尻あたりはシミができやすい部位のためサングラスで日焼けを防止して若々しさを保ちましょう。 また、紫外線は、肌だけでなく目にも大きなダメージを与えます。特にランニング中は屋外に長時間滞在するため、目の日焼けや、それによる白内障などのリスクが高まります。例えば、UVカット機能付きのサングラスを着用することで、有害な紫外線から目を守り、目の健康を維持できます。 ランニング用サングラスの選び方のポイント ランニング用のサングラスを選ぶ際の基準をピックアップしました。商品選びの参考にしてみてください。 紫外線対策のためのUV機能が搭載されたモデルがおすすめ ランニング用のサングラスを選ぶなら、UV機能が搭載されているサングラスを選びましょう。紫外線は眼精疲労やシミ、そばかすの原因となるため、目や肌を守るにはぜひ欲しい機能です。 選ぶ際には「UVカット率」や「UV透過率」を参考にしてください。UVカット率は高いほど効果があり99%以上のものがおすすめです。UV透過率は、低ければ低いほどよく1%以下がベストです。 フィット感が高いモデルでストレスを軽減 ランニング中のサングラスのズレはストレスになり、集中力の低下を招きます。 ランニング中のサングラスは、激しい動きや汗でずれやすく、そのたびに直すのは大きなストレスになります。理想的なフィット感は、顔に吸い付くように密着しながらも、締め付け感がなく、重さを感じさせないこと。 モデルを選ぶときは、ノーズパッドやテンプル(つる)の部分に、汗をかいても滑りにくいラバー素材や樹脂素材が使われているタイプがおすすめです。また、フィット部分を調整可能なモデルであれば、より顔の形に合わせてカスタマイズでき、快適でランに集中できます。 耐久性と防水性にも注目 ランニングサングラスには、使用環境に耐えうる耐久性が求められます。落下の衝撃や、汗、雨、泥などといった過酷な条件下でも性能を維持できる素材や構造が重要です。 特に、フレームの柔軟性やレンズの耐衝撃性は、万が一の破損を防ぐ上でチェックしたいポイントです。 また、突然の雨でのシャワーランニングや汗から視界を守る防水性・撥水性も快適なランニングには欠かせません。レンズに水滴が残りにくい加工が施されていることで、悪天候時でもクリアな視界を保ち、安全性を確保できます。 レンズの種類や機能性にこだわればより快適 レンズカラーやレンズの機能性にこだわれば、より快適で安全なランを実現できます。 レンズカラーは、晴天時であれば濃いグレーやブラウン、曇りや薄暗い時間帯であればイエローやオレンジ、クリアといった選択肢があります。路面の凹凸を際立たせるコントラストを高めるカラーもあります。 偏光レンズなら、路面や水面からの反射光(まぶしさ)をカットし、視界をクリアにする効果があります。特に日中のロードランニングや、水辺を走る際に有効です。また調光レンズ:は紫外線量によってレンズの色濃度が自動的に変化するレンズ。一本で様々な光の条件下に対応できるため、時間帯や天候の変化が予測されるロングランで非常に便利です。 ランニングにおすすめのオシャレなサングラス4選 ランニングでも日常でも使えるオシャレ度の高いサングラスを5つご紹介します。いずれもUV機能が搭載され、フィット感に優れたアイテムです。 SWANS(スワンズ) : Airless-Move  ランニング時のフィット感を重視したい方にはSWANSがおすすめ。日本発のブランドのため日本人にフィットした形状のサングラスになっています。 SWANSの特徴は「安全性」と「快適さ」。レンズメーカーである山本光学の110年以上にわたって培われた技術が惜しみなく商品に注ぎ込まれています。 そんなSWANSから「エアレスムーブ」をご紹介。はじめてのスポーツアイウェアにおすすめと謳われているエントリーモデルです。テンプルエンド(耳の裏側に当たる部分)にはノンストリップラバー素材を採用しズレを防止。紫外線透過率 0.1%以下、UVカット99.9%以上とUV機能も充実しています。 軽量でコスパもよく安心の日本製のアイテム。はじめてのランニング用サングラスにおすすめのアイテムです。 OAKLEY(オークリー) :FROGSKINS (Asia Fitting) 「とにかくデザイン性にこだわりたい」オシャレ志向のランナーにはOAKLEYがおすすめ。筆者もOAKLEYのサングラスを愛用しています。 OAKLEY(オークリー)は、1975年にアメリカカリフォルニアで誕生したスポーツ・ライフスタイルブランドです。デザイン性の高さが注目されがちですが、世界中で約600の特許を取得するなどテクノロジーの開発にも余念がありません。 科学と芸術の融合を体現したOAKLEYからご紹介するのは「FROGSKINS ASIANFIT」。1985年に販売され、80'Sのサーファーやスケーターのあいだで爆発的な人気となったOAKLEYを代表するモデルです。 当アイテムは、アジア向けに開発されたラインのため日本人にあうフィット感が特徴。特注素材であるO Matter™ 製フレームを採用し、超軽量で快適なランニングが約束されます。 ランナーの支持率が高いOAKLEYのサングラスでオシャレにランニングを楽しみましょう。 UNDER ARMOUR(アンダーアーマー): UA ASSIST2 09V/JY  アメリカのメリーランド州に本社を構えるUNDER ARMOUR(アンダーアーマー)は1996年に創業されたスポーツブランドです。 アメフト選手であったケビン・プランク氏が、スポーツ時のコットンシャツへの不満と不快感から商品開発を開始。「アスリートが持てる能力を最大限に発揮できるような、もっと高機能なウェアを開発したい」との理念でアイテムを展開しています。 今回ご紹介する「UA ASSIST2」はスポーツサングラス“らしくない”デザインが特徴のアイテム。しかし、機能面ではUNDER ARMOURのアスリート目線のこだわりや理念が詰まっています。 UVカット100%のレンズは、撥水加工を装備し、あらゆる気候でも対応が可能。ラバー製ノーズパッドとシリコンスリーブテンプルチップが運動時のズレを防止してくれます。 一風変わったデザインのサングラスで差別化を図りたいランナーにおすすめです。 NIKE(ナイキ):  SHOW X3 II AF Matte Black  説明不要の世界的なスポーツメーカーのNIKE。ランニングシーンにおいてもヴェイパーフライなどの厚底シューズでマラソンの歴史を大きく変える一役を担ってきました。 そんなNIKEのサングラスの中から「SHOW X3 II AF 」をセレクトしました。プロアスリートの意見を取り入れたモデルだけあって機能面で推したいポイントが多数。 何と言ってもクリアな視界でランニング時のストレスを軽減。曇り防止の通気性など随所に視界へのこだわりが見られます。また、テンプル(耳にかかる部位)は調整が可能なためズレを軽減しフィット感をサポートします。 人間工学に基づいてデザインされており快適な着用感でハイパフォーマンスが約束されたアイテム。スポーティーなデザインが好みのランナーはぜひ手にとって見てください。 普段使いでも使えるランニングサングラスでオシャレも楽しもう ランニングだけではなく普段使いとしても活躍するスポーツ用サングラスをご紹介しました。 サングラスは、見た目のカッコよさだけではなく、UVカットや視界の確保など機能面でもさまざまなメリットがあります。商品を選ぶ際には、UV機能の有無やフィット感、防水性などの耐久性をチェックしてみてください。 デザイン性にも優れたオシャレなアイテムでモチベーションを上げてランニングを安全に快適に楽しんでいきましょう。

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