一般的なランニングウォッチは機能性を重視して作られており、本格的にランニングを楽しみたい方に最適なアイテムです。
しかし、健康増進や気分転換にランニングを行う方にとって“いかにも”なスタイルに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。「ファッション性の高いアイテムを身につけて走りたい」そんな男性におすすめのブランドがCASIO(カシオ)です。
当記事では、ランニング歴20年の筆者が、カシオのスポーツウォッチの性能や選び方、おすすめのアイテムをご紹介します。ランニングウォッチを「走る道具」だけではなく「魅せるアイテム」としても着用したい方はぜひチェックしてみてください。
カシオスポーツウォッチの魅力はデザイン性とコスパの良さ
筆者が感じるカシオウォッチの魅力についてご紹介します。
無骨で男心をくすぐるデザイン
カシオの魅力は、高いデザイン性にあります。単なる時計にとどまらず、ファッションと実用性を巧みに融合させた大人の男性にピッタリのアイテムです。
ファッション性が高いデザインは、ライフスタイルの一部としてランニングを楽しみたい方に最適なアイテムとなるでしょう。
スポーツブランドと比較するとランニングウォッチとしての機能は劣ります。しかし、他のブランドにはない着用時のワクワク感はカシオの最大の強みではないでしょうか。
スポーツ寄りのデザインに抵抗があり、おしゃれなギアでランニングを楽しみたい方はぜひカシオを手に取ってみてください。
他ブランドと比較して安い!コスパに優れた実用的なアイテム
カシオのスポーツウォッチの魅力にコスパの良さが挙げられます。
他ブランドのランニングウォッチと比較するとシンプルな設計ですが、手の届きやすい価格設定は嬉しいポイント。カシオはデザイン性にも優れているので、普段使いなどシーンを選ばず汎用性高く着用できます。
また、耐久性が高いタフな作りになっているので買い替えるコストを抑えられる点も大きな魅力です。
ランニングシーンに必要最低限の機能を網羅
肝心のランニングウォッチとしての機能性はどうでしょうか。カシオのスポーツウォッチは、ランニングに必要な最低限の機能を搭載しています。
走行距離やラップタイムを管理できる基本的な機能に加え、モデルによっては心拍モニターやスマホ連携が可能。競技性を重視せず、健康増進やリフレッシュなど日常的にランニングを楽しみたい方には十分なスペックです。
モデルによって搭載している機能は異なります。次の章では、ランニングウォッチとしての主な機能と選び方について言及していますので参考にしてみてください。
カシオのランニングウォッチとしての性能と選び方
カシオのスポーツウォッチは、デザイン一辺倒ではなく、機能性を兼ね備えています。ランニングシーンで活躍する機能性と選び方について解説します。
GPS対応モデルや時計内センサーで距離やスピード測定が可能
カシオのスポーツモデルの多くは走行距離やスピードを計測できる機能が搭載されています。方式は大きく分けて、GPS内蔵、スマホGPS連携、加速度センサーの3種類です。
正確さを求めるならGPS搭載モデルがおすすめです。スポーツブランドの高精度のGPSと比較するとやや性能は劣りますが、実用的に正確な距離やスピードを測定できます。
一方、GPS搭載の時計は価格が上昇するため、正確な距離を求めない方には加速度センサータイプがコスパのいい選択です。
正確な距離を求めたい方は、GPS搭載モデル、おおよその距離で十分という方は加速度センサーをチョイスしてみてください。
心拍測定で運動負荷や身体の状態をアセスメント
カシオの上位モデルでは、光学式心拍モニターが搭載されています。
走行時の心拍数を測定することで身体への負荷やランニングの強度を分析でき、無理のない走りをサポートします。また、安静時の心拍数を測定することで身体のリカバリー状態や疲労、ストレスについて客観的にデータ化できる点もメリットです。
本格的にランニングに取り組みたい方にとって心拍測定はおすすめの機能です。しかし、ジョギングや健康増進が目的の方にはややオーバースペックになるでしょう。
走る目的やその先にある目標を考えて、心拍モニター搭載モデルの是非を考えてみてください。
オートラップタイム機能でスピード感をチェック
カシオの多くのスポーツウォッチには、オートラップ機能が搭載されています。
オートラップ機能とは、距離(ラップ)ごとにタイムを測定できる機能です。走行スピードを測定することで目標の設定やモチベーションアップに役立ちます。
ペースを把握することで疲労感など身体の状態を確認できるため多くのランナーが重宝しています。オートラップタイム機能搭載の有無は価格帯に大きな差がないため搭載しているモデルを選んでみてください。より充実したランニングライフを楽しめるでしょう。
カシオランニングウォッチおすすめ5選
ランニングシーンで活躍するカシオの時計をピックアップしました。搭載されている機能もご紹介していますので商品選びの参考にしてみてください。
GBD-200-2JF
G-SHOCKの代名詞ともいえるスクエアフォルムが特徴のGBD-200シリーズ。G-SHOCKらしい実用的な機能が詰まったユーザビリティの高いスポーツウォッチです。
デザインのみならず機能性もシンプル設計でコンパクトにまとめられ、直感的に操作が可能。アラーム機能や各種通知の受信などライフスタイルにも役立つ機能が搭載されています。
また、フロントボタンを押すと、ライトが点灯し暗所での視認性を確保。G-SHOCKらしいガジェット感を演出してくれます。
“これぞG-SHOCK”といった魅力がつまった当アイテムは、アクティブな日常を送る男性の心強い相棒となるでしょう。
距離測定機能加速度センサー・スマホによるGPS補正心拍モニターなしオートラップありスマホ連携の通知機能あり
GBD-300-9JF
FUN TRAININGをコンセプトにリリースされた「GBD-300-9JF 」はコスパに優れたエントリーモデルです。
ランニングシーンでは、距離測定やスピード、ラップタイムなど基本的な機能を網羅。耐衝撃構造や20気圧防水などG-SHOCKの強みであるタフさも兼ね備えています。
スマホと連携することで、時計の各種設定やライフログの管理が可能。スリムかつコンパクトで無駄のないデザインがスタイリッシュさを演出します。ランニングに必要以上の機能を求めず、走りや日常をシンプルに楽しみたい男性必見のアイテムです。
距離測定機能加速度センサー・スマホによるGPS補正心拍モニターなしオートラップありスマホ連携の通知機能あり
DW-H5600-1JR
G-SHOCKのスポーツラインであるG-SQUADから、人気モデルの「DW-H5600-1JR」をご紹介します。
当アイテムは、光学式センサーによる心拍モニター搭載モデル。トレーニングから睡眠による回復度の解析まで多角的にアクティブな日常をサポートします。
時計単体では、加速度センサーによる距離計測ですが、スマホのGPS補正でより高精度の距離測定が可能。ランニングのみならず、ジムワークアウトやインターバルトレーニングなどのアクティビティにも対応できます。
G-SHOCK初号機から継承されるアイコニックな角型デザインでランニングをスタイリッシュに楽しんでみませんか。
距離測定機能加速度センサー・スマホによるGPS補正心拍モニター光学式センサーオートラップありスマホ連携の通知機能あり
GBD-100LM-1JF
GBD-100は、ナイトシーンでのトレーニングをイメージして開発されたモデルです。
随所に都市の夜景やナイトランを連想させるデザインを採用。ベゼルとバンドの境界部の蓄光樹脂や高精度のLEDライトを採用したことで、暗所でも存在感を発揮します。
競技性を追求しないランナーにとって十分なランニング機能を搭載。滑り止め形状の大型の計測ボタンが抜群の操作性を実現し、ランニングや日常を快適にサポートします。
スマートさよりも無骨なデザインが好みの男性はぜひチェックしてみてください
距離測定機能加速度センサー・スマホによるGPS補正心拍モニターなしオートラップありスマホ連携の通知機能あり
GBD-H2000-1AJR
G-SHOCKのスポーツライン「GBD-H2000-1AJR」は、GPSと心拍モニターを搭載したハイスペックモデルです。
いかつめの存在感のあるデザインとは裏腹に軽量化に成功し、操作性と着用性に優れた実用的なアイテム。マルチスポーツに対応しているため、スイミングや自転車、登山など幅広いアクティビティで活躍します。
視認性の高い高精細MIP液晶やソーラーアシスト充電など細かな機能も充実。走りも機能性も妥協したくない男性におすすめの一品です。
距離測定機能GPS心拍モニター光学式センサーオートラップありスマホ連携の通知機能あり
スタイリッシュにランニングを楽しみたい方におすすめ
本格的なランニングではなく、身体作りや気分転換のために走りたい男性におすすめのカシオのスポーツウォッチをご紹介しました。
シンプルながら洗練されたデザインは、ランニングシーンのみならず日常でも大活躍。ランニングウォッチにとどまらず、おしゃれアイテムとして存在感を発揮します。
デザインばかりが注目されがちですが、距離や心拍数、GPSが搭載されたモデルも展開されており実用性の高さが伺えます。アイテムを選ぶ際は、走る目的を考慮した上で機能性をチェックしてみてください。
ランニングを記録するための道具にとどまらず、高揚感をもたらすカシオのスポーツウォッチ。オンオフ問わず着用者の日常をよりスマートに刻んでくれるでしょう。
その他スポーツブランドが展開するGPS搭載のランニングウォッチを別の記事でご紹介しています。高性能の時計をお探しの方はチェックしてみてください。
https://funday.jp/article/10699
アディダスのおすすめランニングシューズをご紹介します。
ランニングシューズといえば、数年前までNIKEが市場を席巻。アディダスのランニングシューズは後れを取った感は否めませんでした。
しかし、独自のテクノロジーの開発により、他に負けない唯一無二のランニングシューズを次々に展開。市民大会からプロのレースまでアディダスのシューズを見かける機会が多くなったと肌で感じています。
今回は、月300キロを走る現役の市民ランナーである筆者が、アディダスのランニングシューズの特徴や選び方をご紹介します。シューズ選びでお困りの方はぜひ参考にしてみてください!
アディダスランニングシューズの特徴は?
アディダスのランニングシューズの特徴は、ソールの機能性とデザイン性にあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
衝撃吸収性と反発性に優れたBOOST™ テクノロジー
BOOSTは、ドイツの化学企業と共同で開発されたアディダスを代表するミッドソールテクノロジーです。衝撃吸収性と反発性という相反する機能を1つにした画期的なミッドソールとして多くのランナーの足元を支えてきました。
一般的に衝撃吸収性のあるシューズは、足への負担を軽減するかわりに、蹴り出しの力が弱くなる傾向にあります。しかし、BOOSTはランニング業界の常識を覆し、高いクッション性と一歩一歩にバネのような反発力を実現しました。
爆発的なスピード感を演出するLIGHTSTRIKE PRO
LIGHTSTRIKE PROは、アディダス最高峰の技術が集結した低密度高反発ミッドソールです。反発性に優れ、爆発的なスピード感を実現しました。
効率よくエネルギーを推進力に変えて、ランニング時の一連の流れをしっかりとサポート。エリートランナーやシリアスランナー向けのシューズには、LIGHTSTRIKE PROが搭載されています。
耐久性と安定性のLIGHTSTRIKE EVA
耐久性と安定性を実現したLIGHTSTRIKE EVA。ミッドソールが着地時の衝撃を抑えて蹴り出しまでの一連の動きを軽快に。
ランニング時の足のブレを抑えて疲労感と怪我の防止につながります。初心者ランナーや長い距離を楽しみたい方にはLIGHTSTRIKE EVA搭載のシューズがおすすめです。
安定性と推進力のTORSION RODS
ミッドソールに樹脂バーを使用したTORSION RODSは、安定性と推進力をバランスよく発揮します。
ねじれ耐性、屈曲性にも優れており、あらゆるシーンでランナーの強力な味方となります。踏み込んだときの推進力の違いをぜひ感じてみてください。
高いデザイン性
アディダスのランニングシューズは、見た目重視のランナーにも「ハマる」デザイン性が特徴です。豊富なカラーリングや最先端のデザイン、シルエットを取り入れることでタウンユースとしても活躍します。
そして、忘れてはいけないのがアディダスの代名詞である3本ライン。アディダスがこれまで積み上げてきた信頼と歴史が刻まれた3本ラインが入ったシューズは履く人の足元を輝かせてくれます。
「とにかくカッコいいシューズを履きたい」そんなランナーはアディダスのシューズで間違いないです。
アディダスランニングシューズの選び方
ここからはアディダスのランニングシューズの選び方を紹介します。
初心者はクッション性と安定性に注目
ランニングシューズは「自分にあったシューズを選ぶ」ことが大切です。記録を狙いたいのか、楽しく安全に走りたいのか使用する目的やシーンを考えてシューズを選んでみてください。
これまで50足以上履いてきた筆者は、シューズでランニングパフォーマンスが大きく変わることを実感しています。シューズの良し悪しではなく、自分にあったシューズを履いているか否かが大切です。自分にあったシューズでランニングを楽しみましょう
特に初心者がランニングシューズをシューズを選ぶ際には「クッション性」と「安定性」のあるアイテムを選ぶことが大切です。ランニング時の脚への衝撃を吸収し、怪我の防止やパフォーマンスの向上につながります。
走り慣れている方は、「軽量性」や「反発力」に優れたアイテムを選んでみましょう。
サイズ感はハーフサイズアップがおすすめ
一般的にランニングシューズのサイズ感は、ハーフサイズからワンサイズ大きめが推奨されています。
個人的にアディダスのシューズは、ハーフサイズ大きめがちょうどいいと感じています。筆者の場合通常のシューズは26.5cmですが、adidasは27cmを使用しています。
【筆者の場合(甲高幅広)】
通常のシューズ 26.5センチアディダスアシックスホカオネオネ 27センチナイキニューバランス 27.5センチ
海外ブランドであるアディダスのシューズは、日本人にはサイズが合わないという評判も一時期聞かれていました。しかし、近年では日本人の足にもフィットする新しい足型(ラスト)のmicroFIT(マイクロフィット)を開発。日本人にとっても履きやすいシューズとなりました。
快適さだけではなく、怪我防止の観点からも自分にあったサイズ感のシューズを選びましょう。
迷ったときは見た目の印象も大切に
機能性に差がなくどれを選ぶか迷ったときは、見た目の印象も大切にしてみましょう。シューズのデザインはランの楽しみやモチベーションにつながります。自分が着用して走るシーンをイメージしながら、好みのアイテムを選んでみてください。
またアディダスの公式サイトでは、シューズ選びをサポートする専用ページも用意されています。
アディダスのおすすめランニングシューズ5選
おすすめのアディダスランニングシューズをご紹介します。おすすめのシーンや機能についても触れていますのでシューズ選びの参考にしてみてください。
ウルトラブースト 5ジョギング、マラソン完走を目指すランナーアディゼロ SL2トレーニング、マラソンサブ4を目指す中級者クエスターLSDなど長い距離を楽に走りたいランナーアディゼロ ジャパン 9スピードトレーニング、マラソンサブ4以上のランナーアディゼロ ボストン 13記録を狙うシリアスランナーの勝負シューズ
ウルトラブースト5
ミッドソールLight BOOST V2おすすめのシーンウォーキング、ジョギング、マラソン完走重量重量:292g (27cm 片足重量)
衝撃吸収性と反発性を兼ね揃えた、BOOSTミッドソール(LIGHT BOOST V2)を搭載したシューズ。快適さとエネルギーリターンを追求した人気のシリーズです。
アッパーには、アディダス独自のテクノロジーであるプライムニットアッパーを採用。ニット素材がまるで靴下を履いているような履き心地を実現。履く人の足にジャストフィットし、包み込まれるような抜群のフィット感が特徴です。
フィット感とクッション性に優れており、ランニング初心者に特におすすめ。初めてアディダスのシューズを履く方は、ぜひ手に取ってみてください。
アディゼロ SL 2
ミッドソールLIGHTSTRIKE、LIGHTSTRIKE PROおすすめのシーントレーニング、マラソンサブ4重量重量:232g(27 cm片足重量)
アディダスを代表するアディゼロシリーズから「SL2」をご紹介します。
アディゼロシリーズのカギとなる技術や要素が詰まっており、優れた機能を厳選して搭載したシューズです。ミッドソールにLightstrikeとLightstrike Proを採用。衝撃を吸収し、快適な走りと鋭い推進力を可能にしました。
初レースに挑戦する初心者ランナーからスピードアップを目指すシリアスランナーまで幅広い層のランナーにおすすめです。
クエスター
ミッドソールBounceミッドソールおすすめのシーンファンラン、LSD重量重量:335g (27cm 片足重量)
長い距離を楽しく走りたいランナーにおすすめのシューズがクエスターです。
ミッドソールには、クッション性・反発性・屈曲性に優れたBounceを採用。高いサポート性があり、快適な履き心地がランニングを楽しくします。
クエスターは、長い距離をゆっくりと走るLSDに適した代表的なモデルです。LSDは、脂肪燃焼効果が高く、ダイエットにおすすめ。また、心肺機能を高め、フォームを矯正してくれるので日々のトレーニングにも取り入れてほしい走法です。
「長い距離を楽しく走りたい」そのようなランナーはクエスターをお試しください。
アディゼロ ジャパン 9
ミッドソールLightstrikeProおすすめのシーンマラソンサブ4、スピードトレーニング重量重量:177g (27cm 片足重量)
「ジャパン」の名称がはいった、アディゼロジャパンは中級者以上のランナーにおすすめの軽量なランニングシューズです。
通気性の高いメッシュ素材を採用することで、ランニング時の余計なストレスを軽減し、軽快な走りをサポートします。軽量なシューズはクッション性が薄れがちですが、ミッドソールのLightstrike Proが足への負担をカバーしてくれます。
十分な軽量性を保ちながら蹴り出し時の爆発的推進力を発揮。スピード、記録を追い求める中級者以上のランナーの強い味方となるシューズです。
アディゼロ ボストン 13
ミッドソールLightstrike Pro+、LIGHTTRAXIONおすすめのシーンマラソンサブ3.5以上重量重量:255g (27cm 片足重量)
アディゼロボストンは、アディダスを代表するシューズとして多くのランナーに選ばれてきました。中級者以上のランナーには、ぜひ試してほしいおすすめの一足です。
ミッドソールには、Lightstrike Proクッショニングと、耐久性に優れたLightstrikeを採用。足裏へのエネルギーロスを軽減し、低密度高反発ミッドソールが軽快な蹴り出しをサポートします。
スピードはもちろん、耐久性にも妥協は一切なし。ソールの厚さもボリュームがあり、アディダスを代表する厚底シューズとして認知されています。デザイン性にも優れているためタウンユースとしても活躍します。
アディゼロボストンは、反則級の機能が搭載。ライバルと差をつけたいランナー必見です。
アディダスランニングシューズは安い?コスパ抜群でおすすめ
アディダスのランニングシューズについてご紹介しました。
今回、取り上げたシューズは1万円代から2万円代のシューズです。確かに高額な料金だと感じますが、その機能性を考えると決して高くないと感じています。
ライバル社のシューズと比べても良心的な価格設定となっています。「コスパ重視でシューズを選びたい」「カッコいいシューズを履きたい」という男性はアディダスがおすすめです。
アディダスは、目的、使用したいシーンによっておすすめのシューズが分かれています。今回の記事を参考に、自分にあったランニングシューズを見つけてみてください。
この記事では、タウンユースにおすすめのadidasのランニングシューズについてご紹介します。
「えっ?日常でランニングシューズ?」と思われた方も多いかもしれませんが、実はランニングシューズをおしゃれに取り入れる人は年々増えています
そこで今回は普段使いでランニングシューズを着用する男性が増えた理由や、adidasシューズの特徴、おすすめアイテムについてご紹介します。「なぜadidasのランニングシューズがおすすめなのか」ぜひ最後までご覧ください!
ランニングシューズは日常へ!デザインの向上やスポカジスタイルが影響
以前はランニングシューズを街中でみかける機会は多くありませんでした。しかし、近年はファッション愛好家のあいだでもランニングシューズが日常に取り入れられています。
まずはランニングシューズオタクの筆者が、「なぜランニングシューズが受け入れられているのか」、その理由を解説します
デザイン性の向上
ランニングシューズの日常化を大きく加速させたのが、デザイン性の向上です。
これまでのランニングシューズは、事故防止の観点から派手なカラーリングのシューズが多く展開されていました。赤や黄色などタウンユースでは扱いづらいカラーが多く、着用シーンは限られていました。
現在は、オールブラックやホワイトなどおしゃれで日常のコーディネートに合わせやすいアイテムが販売されています。ランニングシューズに機能性だけではなく、デザイン性を求める時代になってきました。
スポカジスタイルの流行
日常のコーディネートにスポーツアイテムを取り入れる、スポーツカジュアル(スポカジ)スタイルの流行も理由の一つ。カジュアルなスタイルにより、一層のラフさと清潔感を演出できるため、いつまでも若々しくありたい男性から特に支持を集めています
注意点として、スポーツの要素をあまり多く詰め込まないこと。あくまでもワンポイントに留めることがスポカジスタイルのポイントです。
機能性の向上とランニング文化の浸透
機能性の向上とランニング文化の浸透も、ランニングシューズが日常に受け入れられている理由です。
ランニングシューズの機能性は日々進化しています。衝撃吸収性や反発力、耐久性などの向上により日常でも高い恩恵を受けられるようになりました。
また、走りたいときにいつでもランニングを楽しめる点も重要なポイント。近年は、ランニングステーションが次々に開設され、いつでもどこでもランニングを楽しめる環境が整ってきました。
日常にランニングを落とし込みたい方は普段使いにランニングシューズを取り入れてみてください。
なぜadidasランニングシューズが人気なのか?特徴とADIZEROシリーズについて紹介
数あるランニングシューズの中でも、今回おすすめしているのがadidasです。
adidasのランニングシューズは他のブランドに比べてどこが違うのでしょうか。ここではブランドの特徴と、人気のADIZEROシリーズについてご紹介します。
ランニングシューズ“らしくない”フォルムとデザイン
adidasは、ランニングシューズ“らしくない”ファッショナブルなデザインが特徴です。他のブランドと比較してもエッジが効いており、キレイめからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。
また、adidasのランニングシューズは、各モデルごとにさまざまなカラーリングが用意されています。カラーによってシューズの顔がまったく異なるためお好きなカラーの一足を探してみてください。
高い機能性とコスパ抜群の価格設定
筆者はadidasランニングシューズのコスパの良さにいつも驚かされています。
低密度高反発ミッドソールが特徴の「LIGHTSTRIKE PRO」。衝撃吸収性と反発性を両立させた「BOOST™ テクノロジー」など、ハイスペックな機能を搭載しながらもお求めやすい価格設定になっています。他のブランドの価格帯と比較してみると一目瞭然。
ランニングシューズは消耗品であるため、コスパの良いシューズは重宝されるでしょう。
日本人が世界で戦うために開発されたADIZERO(アディゼロ)シリーズ
adidasのランニングシューズの代表作といえばアディゼロシリーズ。日本人ランナーが世界と戦うために開発されたモデルです。
日本人の足に最高のフィット感を提供するために、なんと0.01mm単位まで設計にこだわっています。衝撃吸収性や反発性など各モデルによって特徴が異なりますが、いずれも最高級の履き心地が約束されます。
初めてのadidasシューズや商品選びで迷われている方は、アディゼロシリーズを選んでみてはいかがでしょうか。
普段使いにおすすめのadidasランニングシューズ5選
実際にadidasランニングシューズの中から特におすすめのアイテムをご紹介します。
アディゼロ ボストン 13クッション性と反発性に優れたハイスペックアイテムアディゼロ エスエル 2軽量化と爽やかなデザインが特徴のカジュアル向きアディゼロデュラモスポード 2ビジネスシーンでも活躍できるデザイン性GLX 6やわかな履き心地のコスパ抜群のシューズアディスター シーエス厚めのソールで安定感に優れたアイテム
ADIZERO BOSTON(アディゼロ ボストン)13
大人気アディゼロシリーズから「アディゼロボストン13」をご紹介します。
アディゼロボストンの特徴は、クッション性と高反発性。adidas独自の軽量かつクッション性に優れたLIGHTSTRIKE PROをミッドソールに配置し衝撃を吸収。スムーズな足の運びをサポートするENERGY RODS 2.0機能により反発力、推進力を感じられます。
また、なんと言っても重厚感のある無骨なフォルムがたまらなくカッコいい!普段履きとしても重宝できる筆者イチオシのアイテム。普段履きだけではオーバースペック感はあるので、ランニングでの使用も考えている方には特におすすめです。
ADIZERO SL2(アディゼロ エスエル)
ジョギングから初めてのレースまで、アディゼロのベーシックモデルが「アディゼロ エスエル2」です。
SLは、“Super Light”の頭文字から名付けられており、名前の通り軽量性に優れたアイテムです。ソールには高反発素材の「LIGHTSTRIKE PRO」をフルレングスで搭載。安定性と耐久性に優れているので普段履きにはピッタリの機能面を持ち合わせています。
爽やかな印象を与えるデザインと軽量性がマッチしてカジュアルなコーデとの相性が抜群。軽快に街中を駆け抜けられる一足になるでしょう。
ADIZERO DURAMO SPEED2 (アディゼロデュラモスポード2)
アディゼロシリーズから発売された、ベーシックトレーニングモデルの「デュラモスピード2」。フィジカルトレーニング時の着用が推奨されるなど安定感に優れた万能型のモデルです。
シューズの上部はメッシュ素材(ENGINEERED MESH UPPER)が採用されており、通気性、軽量性に優れています。夏場や移動距離が長い際には大きなアドバンテージとなるでしょう。
シンプルなデザインなのでビジネスシーンでも着用できるアイテム。遊びも仕事もラデュラモスピードの高い機能性を感じてみてください。
GLX 6
adidasの代名詞であるスリーストライプス(3本線)をあしらったデザインが特徴の「GLX 6」。ランニングとしての使用を考えていない方におすすめしたい一足です。
他のモデルと比べるとランニングシューズとしての機能面は劣りますが、普段履きなら十分な機能が搭載されています。やわらかな踏み心地がクセになるCloudfoam(クラウドファーム)が衝撃を吸収。透湿性に優れているので蒸れにくく、快適な履き心地を実現しました。
仕事に遊びにコスパ抜群のシューズをぜひお試しください。
ADISTAR CS(アディスター シーエス)
カジュアルなスタイルにピッタリのシューズが「アディスター シーエス」です。
厚みのあるソールが抜群の安定感とクッション性を実現。ジョギングやLSD(長い距離のランニング)向けのモデルのため長時間の使用でも安定感が保たれ、足元をサポートしてくれます。
アディスターは、クッション性や安定性に優れた人気のシリーズです。安定した履き心地を重視する方は、アディスターシリーズをチェックしてみてください。
adidasのランニングシューズでおしゃれもランも一歩先へ
クッション性や安定性などの機能性に加えて高いデザイン性からランニングシューズを普段履きに使用する男性が増えてきました。
その中でもadidasのランニングシューズは、カジュアルからキレイめまで幅広いスタイルに適応できるため重宝されています。adidasの代名詞であるスリーストライプス(3本線)がランでも日常でも一歩先に導いてくれるでしょう。
普段使いにおすすめの他のブランドのランニングシューズについてもご紹介しています。それぞれのブランドに特徴がありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6156/
トライアスロンは、水泳、自転車、ランニングの3種目を連続して行う過酷なスポーツです。
最後のランニングをいかに楽に走れるかは、レースを楽しむ上で重要なポイントです。高性能のランニングシューズは、トライアスロンのレースにおいて強い味方となるでしょう。
今回は、トライアスロンで世界大会に出場した経歴を持つ筆者が、トライアスロン向きランニングシューズを5つご紹介します。シューズ選びで悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トライアスロンシューズの選び方
さっそくトライアスロン向けのシューズを選ぶポイントをご紹介します。
自分の足のサイズに合ったシューズを選ぶ
シューズ選びの基本と言えるのが、自分の足に合ったサイズのシューズを選ぶことです。
サイズが適切でないシューズでのランは、疲労の蓄積や怪我の原因にもなります。おすすめしたいのが、一度自分の足の実寸を測ってみること。足長や足幅、甲の高さなど自分の足の特徴を理解しておくと、ぴったりなシューズ選びにつながります。
実寸を把握しておけば、各シューズブランドのサイズ表に参考にすることで、フィット感の高い一足に出会えるはずです。
トライアスロン用シューズのポイントはクッション性と軽量化
トライアスロンのシューズを選ぶ際のポイントは、「クッション性」と「軽量化」に優れたシューズを選ぶことです。
ランニング中の足には、体重の約3倍の衝撃が片足にかかると言われています。衝撃から身体を守り、疲労を軽減するにはクッション性に優れたシューズを選んでおくのがおすすめです。
特にトライアスロンでのランニングは、全身に疲労がたまった状態でスタートします。普段から走り慣れている方でも、初心者よりのクッション性に優れたシューズを選んでおくと、レース終盤での消耗を軽減できます。
また足への負担を軽減するには、軽量化に優れたシューズを選んでおくのもポイントです。足への負担を軽減してトライアスロンのランニングを楽しめます。
トライアスロンのシューズは靴紐を結ばないタイプを選ぼう
トライアスロンのレース中は、次の競技に移行する前の準備の時間(トランジション)もタイムに含まれます。そのため、いかに早く準備を終えるかがポイントです。
スイム、バイクで疲弊した体で靴紐を結ぶストレスは、トライアスロン経験者なら感じたことがあるはずです。靴紐を結ぶ手間と時間が惜しい方には「結ばない」タイプの靴紐を試してみてください。
ゴム製の結ばないタイプの靴紐は、伸縮性があり、紐を結ぶ手間を省けるためトライアスロンのシューズにおすすめです。ストレスや時間をかけずにシューズの着脱が可能になります。
トライアスロン初心者必見!ランを楽に走るポイント
トライアスロンにおいてランを楽に走るためには「足を取っておく」必要があります。いかに、足の体力を残したままランに移れるかが、レース結果を左右します。
ここでは初心者ランナー向けに、筆者の経験談をまじえてランを楽に走るポイントをご紹介します。
スイムはストリームラインを意識する
スイムパートでは、主に上半身の力を使って泳ぎ、足の体力を温存させる必要があります。
水中を進む推進力は、上半身に任せ、足は軽くキックする程度にしましょう。ポイントは、水の抵抗を最小限にするストリームライン(体のラインが一直線)の維持を意識することです。力を抜いて軽くキックをしながらバランスを取ってストリームラインを作りましょう。
バイクは効率の良いペダリングを意識する
バイクパートでは、大腿四頭筋(太ももの前面)を極力使わないように意識してみてください。
大腿四頭筋は、ランニング時の着地の衝撃を受け止める働きや膝をまっすぐにする重要な役割を担っています。そのため、大腿四頭筋の筋力が低下するとランニングパフォーマンスが低下します。
バイクでスピードを出すために大きな筋群である大腿四頭筋に力が入りがちです。ペダルを「踏み込む」感覚ではなくハムストリング(太ももの裏側)やお尻の筋肉をつかってペダルを「まわす」「引き上げる」ことを心がけましょう。
足の筋力ではなく、ペダリングを意識することで楽にバイクを終えランニングに移行できます。
ランはピッチ走法を意識する
スイム、バイクパートを終えた最後のランニングは、体力の限界との戦いです。
そこで、意識してほしいポイントは、ピッチ走法で走ることです。ランニングには、大きく2種類の走法があります。
ピッチ走法歩幅を小さくして、歩数が多くなる走り方ストライド走法歩幅を大きくして、歩数が少なくなる走り方
トライアスロンでは、足の筋力が低下している状態でランがスタートするため、歩幅を大きく走ることが難しくなりがちです。また、ストライド走法は、着地時の衝撃も大きくなるため足への負担が大きくなってしまいます。
ピッチ走法で足への衝撃を最小限に抑えて、着実に距離を稼ぎましょう。
おすすめトライアスロン向けランニングシューズ5選
クッション性と軽量化に優れた、トライアスロンのおすすめランニングシューズをご紹介します。
デザイン性も含めて、好みのシューズを選んでみてください。
CLIFTON9 (HOKA ONE ONE)
多くのトライアスリートに選ばれているランニングシューズと言えば、HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)です。
初心者から熟練者まで幅広いトライアスリートのあいだで高いシェア率を誇ります。そんなHOKA ONE ONEから定番かつニュートラルなモデルのクリフト7をおすすめします。
クリフトシリーズは、HOKA ONE ONEを象徴するアイテム。浮き上がるような乗り心地を実現するために、クッション性と軽さをアップグレードした9代目のクリフトンが誕生しました。
抜群のクッション性と履き心地はもちろん「浮力が走りを楽にする」のコンセプトを体現する推進力をぜひ体感してみてください。
https://funday.jp/article/9830
https://funday.jp/article/7585
Cloudmonster2(On)
HOKA ONE ONEと同様にトライアスリートのあいだで大人気のシューズブランド「On」。そんなOnからおすすめの一足は、Cloudmonster2です。
Cloudmonster2は、On史上最大のクラウドテック(ソフトな着地と力強い蹴り出しを生み出す画期的なテクノロジー)を実現。今まで以上の柔らかなクッショニングと反発力が搭載されています。
履き心地の良さとクッショニングで、ついついたくさん走りたくなるCloudmonster2。きついレース中でもきっとリズミカルに足を運べるはずです。
今までにないモンスター級のクッショニングで雲の上の走りをぜひお楽しみください。
https://funday.jp/article/7399
distance 12(NEWTON)
NEWTONは、あまり馴染みのないブランドかもしれません。ランニングシューズ界に新たな革命を起こそうと、コロラド州ボールダーのランナーが創設したブランドです。
NEWTONのシューズの最大の特徴は、強力な反発力です。私も世界大会の予選や世界大会ではNEWTONのシューズを愛用し、高い恩恵を受けました。
インソールに内蔵されているNEWTONの独自素材により、足裏全体へのクッション性と地面を蹴り上げる反発力を大幅にプラス。軽く弾むような走り出しを実現してくれるランニングシューズです。
反則級のクッション性と反発力で、トライアスロンのランニングが普段よりも楽になること間違いなし。ぜひ試してほしい一足です。
https://funday.jp/article/4654
ペガサス41(NIKE)
ここ数年、革新的な技術でマラソン界の歴史を次々に塗り替えていったナイキのランニングシューズ。今回は、ナイキの中でもクッション性に優れたペガサス41をおすすめします。
ペガサスシリーズは、ナイキ初のランニングシューズとして1983年に発売されました。発売以来、常に最新の技術でアップデートされながら、多くのランナーの足元を支え、愛されてきました。
クッション性、サポート性に優れ、レース中の疲れている足でもしっかりと着地の衝撃を吸収し、次の一歩を動かしてくれます。軽量かつ高いデザイン性からレース前後の普段履きとしても活用できるアイテムです。
ナイキのシューズは、足幅が狭いためワンサイズ大きめのシューズを選んでみてください。
https://funday.jp/article/7600
メタスピードエッジ(asics)
アシックスのメタスピードは、記録を狙いたいトライアスリートにおすすめしたいシューズです。
アシックスレーシングモデルにおける最高峰のシューズのひとつになります。実際、東京オリンピックでは、男女ともにトライアスロンのゴールドメダリストは、メタスピードを着用していました。
メタスピードは、ストライド走法用(メタスピードスカイ)とピッチ走法用(メタスピードエッジ)の2種類に分けられます。トライアスロンでは、ピッチ走法をおすすめしたいですが、ご自身の走法に合う方を選んでみてください。
重心移動がしやすくピッチをあげやすい構造になっており、ピッチによる推進力を求める方にピッタリの勝負シューズです。スムーズな蹴り出しと走行効率を感じてみてください。
https://funday.jp/article/7383
過酷なスポーツだからこそ頼れる相棒と一緒に走ろう
今回は、トライアスロンで履いてほしいおすすめのランニングシューズをご紹介しました。
トライアスロンは、過酷なスポーツゆえに「完走した全員が勝者である」という考えが根付いています。キツイ練習やレースを乗り越えてたどり着くゴール。順位やタイムに関係なくお互いが称え合うシーンは最高の瞬間です。
トライスロンをこれから始めようとしている方やランニングシューズを選んでいる方の参考になれば幸いです。一緒にトライアスロンを楽しみましょう。
2016年に誕生して以来、足元から世界を動かしてきた厚底ランニングシューズ。
発売当初は「スピード」が重視されていたため初心者には敷居の高いアイテムでしたが、近年は「走りやすさ」を重視した厚底シューズが数多く販売されており、幅広い層に愛用されています。
今回は月300キロ走るシューズおたくの筆者が、初心者におすすめの厚底シューズを厳選してご紹介します。これからランニングを始めたい方、初めての厚底シューズの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
厚底ランニングシューズの魅力とは?
厚底ランニングシューズとは、ソールに厚みを持たせたランニングシューズのことです。冬の風物詩でもある箱根駅伝で多くのランナーが着用したことで、一般にも広く知られるようになりました。
本格派のランナーが着用しているため初心者にはハードルが高く感じられますが、近年は製品のラインナップが充実し、初心者にもおすすめのシューズが数多く揃っています。
まずは、厚底ランニングシューズの魅力について見ていきましょう。
厚底シューズはクッション性が高く足への負担を軽減
厚底シューズの最大のメリットはクッション性です。
ランニング時に足にかかる負担は体重の約3倍〜5倍。走るのに慣れていない初心者ランナーはこの衝撃に耐えられずに怪我のリスクが高まります。
厚底シューズはクッション性に優れているので衝撃を吸収し足への負担を軽減。怪我なく楽しく走りたい初心者ランナーこそ厚底シューズをチョイスすべきです。
反発力に優れて楽に速く走れる
反発力に優れており、楽に走れる点も厚底ランニングシューズの魅力です。
厚底ランニングシューズが発売された当初は「重い」「反発力がない」など、走りにくさがデメリットとされていました。
しかし、近年の厚底シューズは、軽量で反発力に優れたシューズが多数展開されています。反発力は推進力に変わるので、少ないエネルギーで効果的に走るメリットが得られます。ランニング初心者がこの厚底の恩恵を受けない手はありません。
厚底シューズが疲れるのは間違い
厚底シューズは疲れやすいというイメージを持たれがちですが、これは間違いです。
以前の厚底シューズは、厚底を履きこなす“脚力”が必要だったため初心者ランナーには走りづらく疲れやすいアイテムでした。
しかし、近年は初心者ランナー向けの厚底モデルが販売されるようになりました。クッション性や安定性に優れ、初心者ランナーの走りを最大限にサポートしてくれます。
厚底シューズは疲れやすく走りにくいと考えている方は一度履いてみてください。その快適さに驚くことでしょう。
厚底ランニングシューズの選び方のポイントは?
ランニングシューズは厚底に限らず、ランナーのレベルや目的に見合ったシューズを選ぶことが大切です。
ここでは、初心者や初めて厚底シューズの購入を検討している方に向けて選ぶ際の注意点やポイントについて解説します。
エリートランナー(上級者)向けのシューズに注意
初心者ランナーが厚底シューズを選ぶ際にまず注意してほしい点は、エリートランナー(上級者)向けのシューズを選ばないことです。
同じ厚底のフォルムでもシューズによって性能が全く異なるため、怪我や走りにくさの原因となってしまいます。
例えば、上級者向けの厚底シューズは軽量化と反発力を重視した設計になっているため、初心者の足には負担が大きすぎます。
各ブランドでは商品によっておすすめのペースが紹介されています。まずは初心者向けのペースのシューズを選んで、走る楽しさや身体の使い方を覚えることからスタートしてみましょう。
クッション性と安定性のあるシューズを選ぼう
初心者の方が厚底シューズを選ぶ際に注目してほしいのが、クッション性と安定性です。
厚底シューズではカーボンプレートを搭載したモデルが有名ですが、反発力が得られる一方で、初心者には足への負担が大きくなります。まずはクッション性に優れた製品を選び、カーボンプレートを搭載したモデルは走り慣れてから着用してみましょう。
安定性も重要なポイントです。ソールが柔らかすぎる厚底シューズは初心者にとってグラつきの原因となり、怪我や走りにくさの原因となってしまいます。
シューズのソールの硬さはどうか、ホールド感はあるかなど足への負担が最小限になったシューズを選ぶようにしましょう
初心者におすすめの厚底ランニングシューズ5選
初心者ランナーや初めて厚底シューズの購入を検討している方に向けておすすめのアイテムをご紹介します。
エントリーモデルを中心にクッション性、安定性のあるシューズをピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
PUMA:DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)3
おすすめシーンフルマラソン完走から記録更新まで。ファンラン。シューズの強み圧倒的なコスパの良さ。ホールド感とフィット感。
“誰でも履けるみんなの厚底”がキャッチコピーのPUMA「DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)3」。
そのコピー通り、初心者ランナーからシリアスランナーまで幅広い層にアプローチされたアイテムです。PUMAの高い技術力が集約されており、コスパの良さに筆者をはじめランナー仲間は驚かされました。
ミッドソールには、PUMAのエリートモデルに搭載されているNITRO ELITE FOAMを採用。高い反発力とクッション性で快適な走り心地を実現しました。かかとの滑りを抑制したデザインでホールド感とフィット感があり怪我をしにくい作りになっています。
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ):Bondi(ボンダイ)9
おすすめシーンジョギング。フルマラソン完走。カジュアルやフォーマルスタイル。シューズの強み抜群のクッション性とデザイン性。
ニュージーランドの山頂にルーツをもつHOKA ONE ONE。ブランド名には「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」のメッセージが込められ、今話題の人気ブランドです。
HOKAのシューズは、ファッション業界でも注目されるデザイン性に加えて、クッション性とサポート力が強み。一度履いたらクセになるソフトな履き心地で、筆者も長年愛用しています。
そんなHOKAから高いクッション性を重視してリリースされたのが「Bondi 9」。抜群のクッション性でまるで“雲の上を走っている”ようなソフトな走り心地を実現しました。
初心者っぽくないデザインながら、初心者ランナーの強い味方となるクッション性がつまったボンダイ9。こなれ感を出してカッコいいシューズで走りたいランナーにおすすめです。
ASICS:GEL-KAYANO(ゲルカヤノ) 32
おすすめシーンフルマラソン完走。ゆるラン。トレーニング。シューズの強み安定性とクッション性。日本発のブランド。
ランニングシューズの定番アシックから「GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)32」をチョイス。“フルマラソン完走をより身近にする”がコンセプトになっています。
ゲルカヤノは安定性とクッション性が特徴の初心者に必要なスペックを網羅したASICSの代表作。ミッドソールにはFF BLAST PLUS ECOクッショニングを搭載。軽量で反発性に優れているため弾むようなバウンスでランナーの一歩を軽くさせます。
ASICSは日本人向けに作られている点も筆者のおすすめポイント。日本人の足にあった絶妙なフィット感で快適なランニングを楽しめます。
日本最高峰の技術が集約されたシューズで厚底デビューしてみませんか?安心の日本製が足元からしっかりサポートしてくてくれます。
On(オン):Cloudmonster(クラウドモンスター)2
おすすめシーンフルマラソンサブ4、サブ5。シリアスレース。シューズの強みモンスター級のクッション性と反発力。他人と被りにくい。
2010年にスイスで誕生したOn(オン)。マラソン大会などで穴の空いた独特のソールを見る機会が増えた人も多いのではないでしょうか。
Onは、革新的な技術で初心者からシリアスランナーまで幅広い層のランナーの走りを“前に、前に”進めてきました。
Onの初心者におすすめしたい厚底シューズは「Cloudmonster(クラウドモンスター)」。モンスター級と評されるクッション性と反発力が融合。Onの革新的な技術がつまった最高傑作のアイテムです。
トライアスロンではメジャーなブランドですが、マラソンではまだ他に比べると露出は少なめ。「できるだけ他人と被りたくない」と考えるランナーは今のうちに。すぐに人気アイテムになるであろう秀逸な厚底シューズです。
NIKE:ZOOM FLY(ズームフライ) 5
おすすめシーンフルマラソンサブ4、サブ5。カジュアルスタイル。シューズの強みZoomXフォームなどナイキの高い技術を搭載。
厚底ランニングシューズのパイオニアであるナイキ。そんなナイキから最初の厚底シューズにピッタリのアイテム「ズームフライ5」をご紹介します。
ズームフライ5は「安定性」と「反発性」に優れたモデルです。これまでのズームフライシリーズは軽量でレーシング用のイメージでした。
しかし、ズームフライ5は「あえて」重量感を出すことで安定性を重視。加えて、シリアスランナー向けに使用されているZoomXフォームが搭載されており抜群の反発性を実現。安定感がありながら「前へ、前へ」と楽にスピードを出すことができます。
デザイン性にも優れているのでレース前後もスタイリッシュに履きこなせる点も筆者のおすすめのポイント。初心者から記録更新を狙いたいランナーにぜひ試してほしい厚底シューズです。
厚底ランニングシューズで楽しいランニング生活を
今やスタンダードモデルとなった厚底シューズ。マラソン大会では上位のシリアスランナーから初心者ランナーまでほとんどのランナーが厚底シューズを着用しています。
初心者には敷居が高い、走りにくいなど厚底シューズに偏見を持っていた方も今回の記事で厚底の魅力を知っていただけると幸いです。
ランナーが日々成長していくようにシューズも時代とともに進化していっています。各ブランドの企業努力の恩恵を受けて目標達成、記録更新に向けて一緒に頑張っていきましょう。
この記事では、コスパ抜群でおしゃれなランニングサングラス「goodr(グダー)」をご紹介します。
シューズや時計、大会参加費など価格が高騰しており、頭を抱えているランナーも多いことでしょう。「なるべく価格を抑えつつ、機能性にも優れたアイテムを選びたい」。
そんな方におすすめしたいのが、ランニングに「fun(楽しむ)」と「play(遊び)」を提供するgoodrのサングラスです。既存のブランドにはなかった新たな価値で日常の走りをアップデートすること間違いなしです。
goodrの特徴や使用感、おすすめのアイテムをまとめました。コスパ重視で、機能性やデザイン性も妥協したくないランナーはぜひチェックしてみてください。
goodr(グダー)とは?新たな価値を提供するサングラスブランド
goodrは、2015年にアメリカ・ロサンゼルスで誕生したスポーツサングラス専門のブランドです。
Fun(楽しさ)、Fashionable(おしゃれ)、Functional(機能性)、Affordable(手頃な価格)をコンセプトに商品を展開。「楽しさに全力でコミットする」をテーマに、既存のサングラスにはない心踊るラインナップでランニングの新たな可能性を広げています。
goodrに出会うまでの筆者は有名アスリートモデルなど高価なサングラスを着用していました。しかし、筆者のような市民ランナーは果たして、アスリートばりの高価なサングラスは必要でしょうか。
ゴリゴリのスポーツモデルではなく、もっとカジュアルなギアでおしゃれにランニングを楽しみたい。goodrはそんなランナーのニーズに応え、世界50カ国で100万本の累計売り上げを記録するなど注目のブランドに成長しました。
goodrの特徴は?実際に使用して感じたことをレビュー
低価格帯でデザインを重視して楽しさに全力でコミット。そう聞くと機能性に不安を感じる方も多いはずです。goodrの機能性について実際に着用して感じたことを交えてご紹介します。
軽量で着けていることを忘れるほどの快適さ
まず手に持った時の軽さに驚きました。筆者が購入したOGシリーズのモデルで実測22gでした。
この重量は、大手スポーツサングラスブランドの最軽量モデルと同等の重さです。実際に着用してみるとさらに軽さを感じ、耳や鼻に対する負荷を感じず着けていることを忘れるほど快適な着け心地でした。
かつては1オンス(約28g)以下のサングラスを作るのは不可能と言われた時代もありました。時代の流れとともにランニングギアも進化しておりその恩恵を受けない手はありません。
ズレない、滑らないのでランニングにおすすめ
goodrのサングラスは「ズレない、滑らない」と謳われていますが、実際はどうなのでしょうか。
goodrを着用して実際にランニングをしてみると本当にズレないことがわかりました。頭にしっかりフィットするのでラン中にサングラスが滑ったり、揺れたりすることがありませんでした。
goodrには、ズレを防止するために特殊な滑り止め加工が施されています。激しい運動でもズレずにストレスフリーな着け心地を約束するため、アクティブ派の男性におすすめしたいアイテムです。
レンズは偏光・UV400で乱反射光や紫外線をブロック
サングラスの本質的な性能として、光や紫外線をどの程度ブロックできるかは重要な指標です。
goodrの製品は偏光レンズを採用しており、不快な反射光をカット。日差しが眩しい日中でも光を気にせず集中してランニングを楽しめます。
また、goodr製品はUV400で設計されています。UV400は、約99パーセントの紫外線をカットできるとされており、他のブランドと同等の紫外線カット率になります。
目が紫外線を浴びると活性酸素と呼ばれる疲労物質が分泌されます。精神的にも肉体的にも疲労を感じるため、ランナーは高い水準で紫外線から守ってくれるサングラスを身に着けましょう。
おしゃれで普段使いでも違和感のないデザイン性
デザイン性の高さもgoodrの最大の特徴の一つです。ランニングシーンだけではもったいない、遊び心満載のデザインはタウンユースにも違和感なくマッチします。
さまざまなデザインやカラーリングのアイテムが展開されているので、お気に入りのサングラスに出会いやすいでしょう。筆者のようにゴリゴリのスポーツタイプのデザインが苦手な方には、goodrのサングラスがおすすめです。
goodrの選び方は?各シリーズの特徴を抑えよう
goodrは主に3種類のシリーズを展開しています。各シリーズの特徴を挙げていますので、商品選びの参考にしてみてください。
OG:goodrの原点であり定番モデル
A)レンズ横幅:53mmB)鼻幅:12mmC)レンズ縦幅:42mm D)アーム:151mmE)フレーム幅:139mm F)テンプル幅:82 – 95mm(±3mm)
OGシリーズは、goodrの初期モデルとして誕生し、ブランドを象徴する定番アイテムです。
フレームは、万人向けのウェリントン型を採用。クラシカルな形状で初心者から上級者まで幅広い層に時代を超えて長年選ばれています。
商品選びで迷われている方は、OGシリーズで間違いないでしょう。
CIRCLE-G:ファッション性の高いボストン型モデル
A)レンズ横幅:49mmB)鼻幅:11mmC)レンズ縦幅:45mmD)アーム:150mmE)フレーム幅:135.5mmF)テンプル幅:70 – 82mm(±3mm)
CIRCLE-Gシリーズは、丸みを帯びたボストン型フレームを採用しています。
機能性は、OGシリーズをそのまま継承。よりカジュアルで既存のランニングサングラスになかった形状となっており、他のランナーと差別化を図りたい方におすすめです。
ランニングスタイルの型にハマりたくない方はぜひチェックしてみてください。
BFG:大きめサイズのスクエア型モデル
A)レンズ横幅:56mmB)鼻幅:12mmC)レンズ縦幅:46mmD)アーム:162mmE)フレーム幅:146mmF)テンプル幅:82 – 95mm(±3mm)
BFGシリーズは、OGより一回り大きめサイズのスクエア型フレームのモデルになります。
OGシリーズのサイズ感が合わずに、使用後の跡や痛みが気になっていた方の受け皿になるモデルです。BFGは、鼻と耳にシリコンパッドが装備されているのでフィット感が高い点も特徴です。
スクエア型が好みの方や大きめのサイズをご希望の方は手に取ってみてください。
ご自身の顔の形にあったモデルを選ぶ
サングラスは輪郭との相性があるため、ご自身にあった形状のアイテムを選ぶことが重要です。一般的な形状と輪郭の相性について以下の表にまとめていますので参考にしてみてください。
goodrシリーズの形状・OG : ウェリントン型・CG : ボストン型・BFG :スクエア型
goodrのおすすめランニングサングラス3選
各シリーズからおすすめのアイテムをピックアップしました。それぞれのシリーズで多数のカラーリングが展開されていますので、遊び心満載のデザインの説明と一緒にご覧ください。
OG: Bosley’s Basset Hound Dreams(ボズリーズ バセット・ハウンド ドリームズ )
goodrの定番モデル、OGシリーズから「Bosley’s Basset Hound Dreams」カラーをご紹介。べっ甲柄に見えますが、実はgoodrの看板犬であるボズリーの柄をイメージして作られました。
ボズリーは幼い頃、へそに毛が生えており幸福の証と称えられていました。しかし、大人になるにつれて毛が抜け落ちてしまい幸福の証を失うことに。その代わりに幸福を運んでくれるアイテムにと製造されたのが、ボズリー柄のサングラスです。
このエピソードを聞いて筆者はこのモデルに飛びつきました。
CG:I Have These on Vinyl, Too(アイ ハブ ディーズオンバイナル トゥー)
マットなグリーンを基調としたCGシリーズの人気モデル。これまでのランニングシーンになかった色合いが刺さるアイテムです。
商品名を直訳すると「この曲、レコード版も持っている」という意味になります。goodrのキャラクター兼CEOであるフラミンゴのカール君が「レコード版が何よりも優れている」という想いでデザインしたというエピソードが。
レコードの丸みとレンズの丸み、クラシカルなレコードの雰囲気とカラーを連想したのでしょうか。goodrの遊び心が詰まったアイテムです。
BFG:Beelzebub's Bourbon Burpees(ベルセブブズ バーボン バーピーズ)
大きめサイズのBFGシリーズからは、Beelzebub's Bourbon Burpeesを取り上げます。
ブラックを基調にしたレンズはバーボンカラーを採用。商品名には「ビルゼブル(キリスト教における悪魔の一人)とバーボンのショットを飲みながらトレーニングの話をする」という意味が込められているとのこと。
何とも辛いシーンですが「どんなに怖い顔をしていても励ましあう友人が大事」というメッセージが隠されています。仲間とランニングを楽しむというgoodrの想いが反映されたアイテムです。
ランニングにおしゃれや遊び心を取り入れてみませんか
この記事では、コスパに優れ、遊び心満載のgoodrのサングラスをご紹介しました。
既存のスポーツブランドになかったデザインは、おしゃれ思考のランナーに新たな選択肢を与えてくれました。筆者のように“いかにも”なスポーツサングラスが苦手な方はぜひ、goodrを手に取ってみてください。
Look good play goodr! おしゃれなgoodrのサングラスでランニングをもっと自由に楽しみませんか?
動きながら日頃の疲れを回復させるリカバリーサンダル。アスリートの疲労回復のために開発されたアイテムですが、現在は日頃の疲れをケアしたい多くの方に重宝されています。
リカバリーサンダルに興味があるものの、ブランドや商品選びで迷われている方も多いのではないでしょうか。本記事は、大人気リカバリーサンダルのHOKA ONE ONE(ホカオネオネ)とOOFOS(ウーフォス)を比較しています。
実際に着用して感じたことをユーザー目線でレビューしていますので、商品選びの参考にしてみてください。
履き心地の違いを検証!弾力のホカと柔らかさのウーフォス
実際に着用してみると、履いた瞬間から感触が全く違うことが分かりました。使用していくなかで感じたそれぞれのブランドの特性についてご紹介します。
クッション性を求めるならウーフォスがおすすめ
ホカは「グニュッ」とした程よい弾力を感じるのに対して、ウーフォスは「モチッ」とした吸い込まれるような触感でした。サンダルにクッション性を求める方には、柔らかな履き心地のウーフォスがおすすめです。
ウーフォスは、ソールに独自のOOfoam™テクノロジーを採用することで37%もの衝撃を抑制。抜群のクッション性で歩行時に全身にかかる負担を軽減してくれます。
歩きやすさはホカのメタロッカー機能に軍配
どちらのシューズもアーチサポート(土踏まずを支え歩行を安定させる)機能が充実しており、歩きやすさが感じられました。
比較してみると、歩き始めは差がないものの5分以上歩行した場合、ホカの方が楽に歩ける印象を受けました。ホカの程よい弾力とメタロッカー機能が歩きやすさをサポートしているように感じます。
メタロッカー機能とは、靴底にカーブを設けることでスムーズな足の動きを実現するホカを代表する機能です。ホカのランニングシューズにも取り入れられており、車輪のように前へ前へと高い推進力を生み出してくれます。
ある程度長い距離での使用をお考えの方は、ホカがおすすめです。
ホカの鼻緒は馴染むまで違和感あり。スライドタイプもおすすめ
鼻緒の部分にも違いがあります。ホカは紐状のもので形成されており、ウーフォスは柔らかな特殊素材OOfoam™が採用されています。
ウーフォスは履き始めから違和感を覚えませんでしたが、ホカは、馴染むまで若干の痛みを感じました。使い慣れてくるうちに気にならなくなりますが最初はストレスを感じるかもしれません。
どちらのブランドも鼻緒がついたトングタイプだけではなく、足の甲にストラップがあるスライド型のアイテムを展開しています。スライドタイプは、靴下を履いたまま着用できる点や出し入れがスムーズといったメリットがあります。好みの形状のサンダルを探してみてください。
どちらもグリップ力に優れるので雨の日でも安心
写真はアウトソールの接地面です。どちらもグリップ力に優れた凹凸が配置されており、雨天時の滑りやすさは感じませんでした。
強いて言えば、ホカの方が滑りにくさを感じましたが、大きな差はみられず。一般的なサンダルと比べるとどちらも歩行時の安定感が全く違うのがわかります。
また、どちらも耐久性を備えているので雨天などの悪天候時でも活躍するでしょう。
弾力性に優れて歩きやすいホカのリカバリーサンダルをチェック。
【HOKA】
【OOFOS】
おしゃれなデザインはどっち?好みや使用シーンで分かれそう
ホカとウーフォスのサンダルはどちらもデザイン性が高いため、普段使いとしても活躍してくれます。写真のようにホカの方がソールが厚く、存在感のあるシルエットになっています。
フットベッド(足と接する面)をみるとホカは、内側を囲むように高さを設けているので実際のソールの高さは約4.5cmでした。見た目ほど着用時の高さの違いは感じませんでした。
無骨で存在感のあるシルエットのホカとスマートさを感じさせるスタイリッシュなウーフォス。どちらも甲乙つけがたいため、商品選びで悩まれている方は、使用したいシーンをイメージして選ばれてはいかがでしょうか。
筆者は、アウトドアシーンや足元にアクセントを出したい時にはホカ。カジュアルやきれいめなコーデにはウーフォスがハマると感じています。
また、ホカに比べてウーフォスはカラーバリエーションが豊富なので好みのカラーのアイテムが見つかりやすいメリットがあります。
HOKAとOOFOSのリカバリーサンダルのサイズ感や重量は?
写真はどちらも27cmのリカバリーサンダルです。サイズ感は二つのブランドに大きな違いがみられました。
ホカのリカバリーサンダルはワンサイズ小さめがおすすめ
ホカのサンダルは、大きめの作りになっています。筆者は通常26.5〜27cmのシューズを着用していますが、27cmのホカのリカバリーサンダルはやや大きく感じました。
リカバリーサンダルはフィット感が重要となるため、ホカを購入する際はワンサイズ小さめがおすすめです。1cm刻みになっているので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
ウーフォスのサイズ感はジャストサイズでOK
ウーフォスは、ジャストサイズで問題ないでしょう。通常サイズが、26.5〜27cmの筆者の足に27cmのウーフォスは吸い込まれるようにフィットしました。
ウーフォスもホカ同様に1cm刻みで商品を展開しているのでジャストサイズのアイテムを選んでみてください。
気になる重量は27cmサイズで実測4g差
肝心の重量はどちらもほとんど変わらず。若干ではありますがホカの方が4g軽量化されていました。
実際に着用してみると重量の差は感じられず、どちらも軽い履き心地で着用時のストレスはありません。
コスパの良さはウーフォスがおすすめ
今回取り上げた二つのアイテムの料金(2025年7月現在)を公式サイトで比較してみました。
HOKA ONE ONE :ORA RECOVERY FLIP 9,900円(税込)
OOFOS:OOriginal 8,500円(税込)
どちらのブランドも高い機能性とデザイン性を両立しています。商品選びで迷われている方は、価格も参考にしてみてください。
履き心地と使用シーン、コスパを考慮してお気に入りの一足を
リカバリーサンダルで高い人気を誇る、HOKA ONE ONEとOOFOSのアイテムを比較しました。それぞれに特徴があり、筆者の結論としては、好みの履き心地と使用する目的やシーンで最適なアイテムが分かれるといったところです。
歩きやすさを重視するなら程よい弾力が特徴のホカ。これぞリカバリーサンダルといったクッション性を求めるなら、柔らかな履き心地のウーフォスを選んでみてはいかがでしょうか。
実際に着用して感じた違いをまとめました。
HOKAOOFOSクッション性◯◎履き心地程よい弾力やわらかい歩きやすさ◎◯グリップ力◎◯デザイン性存在感のあるシルエットシンプルでスタイリッシュサイズ感大きめジャストサイズ重量169g(27cm)173g(27cm)コスパ◯◎
歩きやすさを求めるならホカ。
クッション性を求めるならウーフォス。
今回は、ホカとウーフォスを比較しましたが、その他ブランドからも魅力的なリカバリーサンダルが展開されています。こちらの記事にまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/2326
心身のリフレッシュや体力作り、自然とのふれあいを目的としてトレッキングを始める男性が増えてきました。
トレッキングは非日常を味わうことができ、ストレス軽減につながるため忙しい日々を送るビジネスパーソンにおすすめの趣味です。
本記事では、トレッキングをより楽しく、充実したものに変えてくれるバックパックをご紹介します。登山歴20年以上の筆者が、選び方のコツやおすすめのブランド、アイテムを取り上げていますので参考にしてみてください。
バッグはトレッキングに必要不可欠なアイテム
本格的な登山ならまだしもトレッキングにバッグを装備することに抵抗がある方もいるかもしれません。しかし、トレッキングは必要なギアが多いためバッグは必要不可欠なアイテムです。
例えば、自然の中では、急な悪天候や気温差が生じやすいためレインウェアや防寒着を携行する必要があります。また、携行食や飲料水は安全にトレッキングを楽しむために欠かせません。
多くのアイテムを手に持って携行すると、バランスを崩しやすく、転倒時の怪我のリスクが高まるため危険です。バッグを装備すれば両手をフリーの状態にできるので快適かつ安全にトレッキングを楽しめます。
トレッキングバッグの選び方のコツは容量と耐久性
トレッキングバッグの購入を検討中の方に向けて、選ぶ上でのポイントをご紹介します。
使用したいシーンや荷物を考えて容量で選ぶ
バッグを選ぶ上で一番重要なポイントは容量です。使用したいシーンに適した容量のアイテムを選ぶことで理想のアイテムに近づきます。
以下に容量ごとのおすすめシーンと収納できる荷物をまとめました。
シーンおすすめの容量収納できる荷物トレッキング・ハイキング10〜25リットルレインウェア・行動食・飲料水・ガスバーナー日帰り登山20〜30リットル上記に食事やおやつ山小屋での1泊2日登山30〜50リットル上記に着替え、寝袋テント泊・2泊以上の登山40リットル以上上記にテント、調理器具
大は小を兼ねると言われますが、トレッキングバッグにおいては容量が大きければいいというわけではありません。少ない荷物に対して大きめのバッグを選ぶと、荷物が横揺れして歩きにくくなります。また、バッグの容量に比例して重量も増すので注意しましょう。
防水機能の高いアイテムを選ぶ
山は天気が変わりやすいため、急な雨天に対応するために防水機能が搭載されたアイテムは必須です。
写真のようにバッグ本体にレインカバーが装備されているアイテムが便利です。普段はバッグのボトム(下部)に収納されており、急な悪天候時は、すぐに取り出してバッグを丸ごとカバーできます。
耐久性があるアイテムをチョイスして経年劣化を楽しむ
木の枝や岩場でバッグが破損しないように耐久性のあるアイテムを選びましょう。実績のあるアウトドアブランドの製品であれば間違いはありません。
また、登山用品は使えば使うほど身体に馴染んでいき、使い勝手がよくなります。汚れや傷の経年劣化が思い出と共に道具に刻まれていくため、長く使えるアイテムがおすすめです。
軽量設計のアイテムで身体への負担を軽減
バッグを背負って長時間歩行すると肩こりや足腰の痛みの原因になることがあります。身体への負担を軽減するためにも軽量なアイテムを選びましょう。
軽量なバッグは、動きやすく、可動域を邪魔しないので軽快にトレッキングを楽しみたい男性は重量をチェックしてみてください。
トレッキングバッグにおすすめのブランドとアイテム4選
トレッキングバッグにおすすめのブランドとアイテムをご紹介します。実績と信頼のあるブランドをピックアップしていますので参考にしてみてください。
mont-bell(モンベル): バーサライト パック 15
日本で誕生したmont-bell(モンベル)は、多くの登山家に絶大な支持を得ているアウトドアブランドです。
Function is Beauty(機能美)とLight & Fast(軽量と迅速)をコンセプトに掲げ、コスパに優れたアイテムを多数展開。玄人好みのシンプルなデザインと高い機能性から国内のアウトドアシーンを牽引してきました。
そんなモンベルからトレッキングにイチオシのアイテムは「バーサライトパック 20」です。重さなんと220g(漫画単行本1冊程度)と超軽量化に成功し、ストレスのない使用感を実現しました。
ポケッタブル(本体を小さく収納)タイプになっているので、旅先でのトレッキングでも重宝できます。不要な機能や収納スペースを排除した、トレッキングに最適でシンプルなアイテム。モンベルの高い機能性をぜひご体感ください。
THE NORTH FACE(ザ・ノーフェイス):Tellus 25
ファッションアイテムとしても多くの男性に取り入れられているノースフェイス。デザイン性と耐久性の高さから登山家のあいだでも人気のブランドです。
ノースフェイスのトレッキングにおすすめのアイテムは「Tellus 25」。トレッキングや軽登山からデイリーまで、幅広く活躍するスタンダードタイプのバックパックです。
汗で蒸れやすい背面にはEVAフォームとメッシュを加工した背面パネルを装備。トレッキング中の不快感を軽減させ快適な着用感を約束します。
両サイドのドロップポケットやレインカバーなどトレッキングの利便性を高める工夫が充実。デザイン性だけではないノースフェイスのアウトドアブランドとしての信念が感じられるアイテムです。
Columbia(コロンビア):ブルーリッジマウンテン25L
男心をくすぐる無骨なデザインと革新的なテクノロジーで、アウトドアシーンで高いシェアを誇るColumbia(コロンビア)。ユーザー目線で開発されたアイテムは、大自然のタフな環境下において頼もしいパートナーとなります。
トレッキングで活躍するColumbiaのおすすめバッグは「ブルーリッジマウンテン」です。多数のポケットが搭載されており、小さな荷物から大きな荷物まで最適な収納スペースを確保。収納力に優れたアイテムとして登山愛好家に選ばれています。
また、取り外し可能なウエストベルトの採用など快適性とフィット感を重視。ボトムにレインカバーを装備することで雨天時のトレッキングにも対応。あらゆるシーンで他をリードするアイテムです。
SALOMON(サロモン):TRAILBLAZER 20
SALOMON(サロモン)は、ウインタースポーツやトレイルランニングで世界をリードするフランス発祥のブランドです。機能性を追求した商品開発とシンプルながら洗練されたデザインが高く評価されています。
TRAILBLAZER (トレイルブレイザー)はサロモンの定番シリーズ。スリムなデザインと軽量設計で気軽にトレッキングを楽しみたい方にピッタリのアイテムとなっています。
大容量のメイン収納スペースの他にもストレッチサイドポケットを搭載。歩行しながら荷物へのアクセス、取り出しがスムーズで余計なストレスを軽減してくれます。
パソコンを収納できるオーガナイザー(収納スペース)は吊り下げ式になっているので地面からの衝撃を回避。タウンユースとしても多くの登山家に愛用されているバックパックです。
お気に入りのトレッキングバッグで自然に飛び込もう
この記事では、トレッキングにおすすめのバックパックをご紹介しました。
大自然の中で非日常を味わえるトレッキングは、心身のリフレッシュやストレス解消、体力向上などさまざまな効果が期待できます。トレッキングを安全に、より充実させるためにもバックパックを必ず装備しましょう。
バックパックは、長く使えば使うほど使い勝手が良くなり、愛着が湧いてきます。長く使うことを前提にアイテムを探してみてください。
別の記事ではトレッキングにおすすめのシューズもご紹介していますので参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/8056
2025年5月、SUUNTO(スント)からSuunto Run(スント ラン)が発売されました。名前から連想できるようにランニングに特化したモデルとしてリリースされ、多くのランナーの注目を集めています。
この記事では、Suunto Runを実際に使用して感じた点をレビューしています。筆者は従来のSUUNTO製品に対して「アウトドア寄りの機能性で、ランニングには物足りない」という印象を持っていました。
しかし、Suunto Runを使用してこれまでのSUUNTOのイメージが一新されました。Suunto Runは、ランナーが“本当にほしい”機能がつまったランニングウォッチです。
機能性、コスパに優れたランニングウォッチをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
軽量設計でシンプルなデザインが特徴のランニングウォッチ
まずはSuunto Runの重量や形状についてご紹介します。
重量はわずか36gの超軽量設計
まず感動したのはその重量。Suunto Runは、厚さ11.5mmで重量はわずか36g。超軽量化に成功したブランド史上最軽量モデルです。
筆者が以前使用していたSuunto Ambit2と比較すると約50gも軽量化されていました。着けていることを忘れるほどの軽さで快適にランニングを楽しめます。
上下2つのボタンとダイヤル式ボタンの操作性がGOOD
Suunto Runは、上下のボタン、中央のダイヤル式ボタン、タッチスクリーンの3種類の操作が可能です。
筆者は、ダイヤル式ボタンのランニングウォッチを初めて使用しましたが、想像以上の使いやすさに驚きました。
ランニング中にボタンを押すストレスを感じているのは筆者だけではないはずです。ダイヤル式ボタンは、ストレスなく直感的に操作できるためランニング中でもスムーズに使用できました。このダイヤル式ボタンだけでもSuunto Runを選ぶ価値がありそうです。
また、タッチスクリーンの感度がよく、ランニング中でもスムーズなタッチ操作が可能。タッチスクリーン対応の手袋で操作しましたが問題なく操作できました。
ナイロンバンドはベタつきがなく不快感なし
Suunto Runはナイロンバンドを採用したことで軽量化に成功しました。
筆者は、汗で肌がかぶれやすいためナイロンバンドは不安でしたが、汗をかいた後も痒みや不快なベタつきはありませんでした。
普段使いもOK!カジュアルなスタイルとマッチ
Suunto Runは、無駄のないシンプルなデザインとなっており普段使いとしても重宝できます。
カジュアルなデザインのため、ビジネスシーンとの相性は悪そうですが、スポーティーなスタイルとの相性は抜群。安静時の心拍からリカバリー状態をアセスメントできるので日常から着用することでよりSuunto Runの可能性を感じられます。
耐久性に優れたゴリラガラスを採用しているので日常でも安心して使用してみてください。
Suunto Runで実際に走って感じた機能性
Suunto Runを着用して感じた機能性と活用方法についてレビューします。
Suunto Runで確認できるランニングデータ
上記画像は、Suunto Runの実際のランニングデータです。初心者から中級者までのランナーには十分な情報量だと筆者は感じます。
上級者以上の方でもっと詳細なデータで走りを分析したい方には、よりハイスペックなモデルがおすすめです。しかし、多くのランナーにとって十分過ぎるほどのデータではないでしょうか。
視認性に優れたAMOLEDディスプレイで見えやすい
筆者はランニング中にすばやく時計から情報を得たいため視認性を重視しています。Suunto Runは、高精細なAMOLEDディスプレイを採用することで鮮やかな視認性を確保してくれます。
写真は、夜間帯のランニングで使用した際のディスプレイです。距離や心拍数、ペースを瞬時に把握することができるため、ストレスが全くありませんでした。
水中でもチェックしていましたが、他の時計と比較しても抜群の視認性でスイミングでも活躍しそうです。
Ghost Runner(ゴーストランナー)機能
Suunto Runのおもしろい機能にGhost Runner(ゴーストランナー)があります。
5km、10km、ハーフマラソン、マラソンの距離を設定し、想定するペースを入力します。写真のようにGhost(想定)と現在のペースを比較してどのくらい差があるのか瞬時に察知できます。
他ブランドのモデルにも同じようなペースメーカー機能がありますが、圧倒的にデータが見えやすく、レース本番で重宝できそうです。Suunto Runはその他の機能でもシンプルなデザインでランニング中のデータが見えやすい印象でした。
ルート作成モードでランニングコースを自由にデザイン
SUUNTOアプリと連携させることで、ランニングコースを自由に作成することができます。作成したルートはSuunto Runに反映され、道案内をしてくれるので知らない土地でも安心してランニングを楽しめます。
写真はルート作成マップの画像です。ヒートマップ機能があり人気のルートがすぐにわかるシステムになっています。旅先や出張先のランニングを楽しみたい方におすすめの機能です。
筆者はいくつかルートを作成しましたが、おかしな道を案内されることはありませんでした。
GARMINと比較!GPS、心拍モニターに大きな差異なし
左右の腕にSUUNTOとGARMINをそれぞれ着用して5km走ったデータを比較してみました。
数回試してみましたが、GPSは5kmで20〜50mほどズレることがありました。どちらが正しくGPSを拾えているかは不明ですが、GARMIN同士でもこのくらいの差は生じるため許容範囲かと感じます。
平均心拍数に関しては同じ値でした。ランニング中に何度も確認してみましたが値に大きな差は見られませんでした。
ランニングだけではない!Suunto Runの魅力
走りに特化したモデルですが、ランニング以外のシーンでも重宝できそうな機能が多数みられました。
アクティブ派必見!登山など34種類のマルチモードに対応
Suunto Runはマルチスポーツに対応しておりさまざまなアクティビティで活躍します。
筆者は登山と開水域でのスイミング(シュノーケリング)で着用。50mの耐水設計になっているのでスイミングでも問題なく使用できました。
上記画像は登山で使用した際のデータです。高度や距離、歩いたペースなど細かく記録されていました。また、スタート地点へのナビゲーション機能も搭載されており、高いポテンシャルを感じました。
以下がSuunto Runの対応しているスポーツです。ランニングでは、マラソンやトレッドミル、トラックとシーン毎に細かく分けられている点は嬉しいポイントではないでしょうか。
ランニングマラソントライアスロントラックランニング屋内トレーニング開水域でのスイミングトレイルランニングトレッドミルウォーキングハイキングトレッキング登山クライミングオリエンテーリングクロストレーニングサイクリングインドアサイクリングマウンテンバイクプールスイミング縄跳びインドアローイングクロストレーナーエアロビクスウェイトトレーニングサーキットトレーニングストレッチングボクシングヨガ・ピラティスクロスカントリーアルペンスキースノーボードテニスバドミントン屋外トレーニング
ヘルスケアとしての機能性も高く日常使いにもおすすめ
Suunto Runでは高精度な光学心拍計が身体のリカバリー状態や睡眠を正しくアセスメントしてくれます。身体への負荷を分析することで初心者にありがちなオーバートレーニングの防止につながります。
筆者も身体への負荷を考えずに走り込みをしたせいで、怪我やパフォーマンスの低下を起こした経験があります。主観的なデータも大切ですが、客観的なデータを基にトレーニングの負荷を決めることで安全かつ効果的にランニングを楽しめます。
特に初心者の方は、身体の負荷を感覚で察知することは難しいため、このように客観的なデータを活用しましょう。身体に無理なくランニングを習慣化するのに役立ちます。
GPSの起動がとにかく早い
GPS信号を察知するまでの時間を重視するランナーも多いのではないでしょうか。
準備が整い、さぁ走り出そうとした時にGPSが察知しないストレスはランナー“あるある”です。Suunto Runを試したところ屋外では2〜3秒でGPSの接続が可能でした。
登山時の山間や海でのアクティビティでもすぐにGPSを拾えるため、ノンストレスでアクティビティを始められました。
LINEやSNSの通知機能が便利
Suunto Runはスマホと連携させることでLINEやSNSの受信通知を受け取ることができます。
スマホを取り出さずに通知を確認できるので日常使いでの使用を考えている方にもおすすめです。
メッセージの送信はできないので注意してください。
スマートフォンをすぐに見つけられるスマホ探索機能
筆者が地味に役立っている機能は、スマホ探索機能です。スマホが見つからない時にSuunto Runで探索ボタンを押すとスマホからアラーム音が鳴り、すぐに見つけられます。
遠征や大会など荷物が多い時にかなり重宝できる機能です。
オフラインの音楽再生機能搭載でスマホなしで音楽を楽しめる
Suunto Runにはオフラインの音楽再生機能が搭載されています。Bluetoothでイヤホンに接続することでスマホなしで音楽を楽しめます。
オフラインでの音楽再生機能は、ランニング中に音楽を聴きたいランナーにとって必須の機能です。筆者は、SUUNTOのオープンイヤーイヤホン、SUUNTO WINGに接続してランニングを楽しんでいます。
Bluetoothへの接続はスムーズで途切れることなくランニングを楽しめました。
【SUUNTO WING】
Suunto Runはランに必要な機能を網羅したウォッチ
この記事では、Suunto Runを実際に使用して感じたことをまとめました。率直な感想は、ランニングに必要な機能をほぼすべて網羅しているという印象です。
超軽量設計で高精度のGPS、心拍モニターを搭載。詳細なランニングデータやペースメーカー機能、ルート作成などランナーが本当に使いたい機能が充実しています。他ブランドの同等のモデルと比較しても低価格に設定されている点も見逃せないポイントです。
シンプルながら本当に必要な機能を厳選して搭載しているSuunto Run。初心者から中級者まで幅広いランナーにとって最適な選択になるのではないでしょうか。
ランニングをより楽しく、充実したものにさせてくれるランニングウォッチ。走行距離やスピードを把握できるだけではなく、身体の状態まで細かく「見える化」してくれます。
この記事では、数あるブランドの中からPolar(ポラール)のランニングウォッチを取り上げています。Polarは、心拍モニターのパイオニアとして初心者からオリンピアンまで幅広い層のランナーに愛されているブランドです。
Polarランニングウォッチの特徴と強み、選び方を解説していますので最後までご覧ください。
Polarとは?心拍モニターの開発など科学を体現するブランド
Polarは、1977年にフィンランドで創立された心拍モニターのパイオニアブランドです。
世界で初めてウェアラブルデバイス(手首など身体に装着するデバイス)を使った心拍測定の開発に成功。今やランニングウォッチには欠かせない心拍モニターはPolarが開発したテクノロジーです。
創業以来、世界トップクラスの測定テクノロジーとデータに基づいた予測分析を展開してきたPolar。スポーツ、フィットネス、健康増進において人々に多大なる価値を提供しています。
Polarランニングウォッチの特徴と強みとは
ランニングウォッチをお探しの方に向けてPolarの強みについてご紹介します。
高精度の心拍モニター
Polarの最大の特徴は、高精度の心拍モニターです。
ランニングにおいて心拍数は、運動強度や疲労、怪我の予防など重要な指標となります。筆者も心拍モニターを取り入れたことでパフォーマンスの向上や自分に合ったリカバリー法を身につけました。
高精度の心拍モニターで科学的に身体の状態を分析することで、日々のランニングをより良いものに変えてくれるでしょう。
シンプルでミニマルなデザイン
Polarは、北欧ブランドらしいミニマルなデザインが特徴です。シンプルなデザインになっているため、ランニングだけではなく、タウンユースやビジネスシーンでも活躍します。
男女問わず着用しやすい中性的なデザインで、スポーツウォッチによくある無骨な見た目が苦手な方におすすめです。
ヘルスケア機能の充実
心拍モニターに代表されるように身体の状態を正確に分析するヘルスケア機能の充実は、Polarの強みです。
日常での心拍数や睡眠の質、自律神経の状態を可視化できるモデルがリリースされており、健康を科学的にサポート。アクティビティだけではなく、日常生活から見直したい健康志向のランナーにおすすめです。
初心者からエリートランナー向けまで充実のラインナップ
Polarは、さまざまなレベル感やシーンに応じたアイテムを展開しているため、あなたにぴったりの商品を選べます。
レベル感にあったスペックのアイテムを選ぶことはコスパ面を考えても重要です。次の章では、Polarの代表的なシリーズについてまとめています。アンダースペックやオーバースペックにならないためにもぜひ参考にしてみてください。
Polarのアイテムの比較と選び方
Polarウォッチの各シリーズの特徴についてまとめました。商品を選ぶ際は、ご自身の使用したいシーンを踏まえてみてください。
Pacerシリーズ
ランニング向けの定番モデルといえば、Pacerシリーズです。すべてのランナーに必要な機能を網羅したランニングウォッチとなっています。
高精度の心拍モニターはもちろん、GPS機能が走りを細かく分析。商品選びに迷われた方は、Pacerシリーズで間違いないでしょう。あらゆるランナーにとって最もスタンダードな選択になります。
Vantageシリーズ
Vantageは「アスリートのためのウォッチ」をテーマに開発されたシリーズです。
中級者から上級者向けのスペックとなっており本格的にランニングを極めたい方におすすめになります。ランニング以外のマルチスポーツにも幅広く対応しているため、さまざまなアクティビティで活用できる点もポイントです。
Pacerシリーズに比べて、より細かく走りをデータ化できるため、記録更新やパフォーマンスの向上を狙うランナー必見です。
Ignite シリーズ
ヘルスケア機能を重視したい方におすすめのモデルは、Igniteシリーズです。
睡眠状態のトラッキング機能や自律神経の分析など日常生活でも身体の状態をより細かくデータ化。健康志向の強いランナーにとって最適なアイテムとなるでしょう。
軽量かつスリムなデザインのため日常使いとの相性も抜群です。
Grit X シリーズ
アウトドアシーンにおすすめのアイテムがGrit Xシリーズです。
Polarのきれいめなフォルムを残しつつ、荒々しさが加わったデザインが特徴。予測できない大自然の中でも耐えうる耐久性は北欧発のブランドならではです。
気圧計や高度計などが搭載されており、登山家やトレイルランナーにも選ばれています。走るフィールドを選ばないアウトドア志向の男性はぜひ手にとってみてください。
Polarおすすめアイテム5選
筆者おすすめのアイテムを5つピックアップしていますのでチェックしてみてください。
Polar Pacer
初心者から中級者のランナーにおすすめのモデルが「Polar Pacer」です。
心拍モニターとGPS機能でランニングを科学的に分析。ランニングの負荷やコンディションを正確に分析してくれます。
無駄を省いたシンプルなデザインで使い勝手がよく、重量もわずか40gと軽やかな付け心地を実現しました。150種類以上のアクティビティに対応しているためランニング以外の用途でも活躍します。
機能性、コスパが高く、初めてのPolarにおすすめのアイテムです。
Polar Pacer Pro
ランニングをより「見える化」してパフォーマンスの向上を図りたい方には「Polar Pacer Pro」がおすすめです。
前述のPacerとの大きな違いはコーチング機能の充実です。Pacer Proは、過去のランニングから心拍数、パワー、VO2maxのレベルをデータ化。最適なトレーニング法を提案してくれます。
また、Pacer Proは気圧高度計が搭載されており、アップダウンの多いコースでも正確に走りを分析してくれます。ご自身のレベル感や用途を考えた上で、エントリーモデルのPacerと中級者以上向けのPacer Proを比較してみてください。
Polar Ignite 3
科学的データを基に日常生活から見直したい方におすすめのアイテムが「Polar Ignite 3」です。
年齢や身長、体重などを登録することで個別的なデータを算出。睡眠状態、消費カロリーなどから身体の状態を正確に見える化してくれます。
ランニングとしての機能にも優れ、レースペースやランニングプログラムの提案など初心者ランナーがほしい機能が搭載。さまざまなライフスタイルに対応するデザインも人気の理由です。
Polar Vantage M3
アスリート向けのフラッグシップモデルであるVantageシリーズから「Polar Vantage M3」をご紹介します。
ランニングに必要な機能がふんだんに搭載されながらも軽量かつコンパクトなデザインに。高精度の心拍モニターやGPS機能が、ランニングの負荷やリカバリーについて科学的視点から的確にアドバイスをしてくれます。
150種目以上のマルチスポーツに対応し、バッテリー持続時間も長いためさまざまなアクティビティで活躍。アクティブ派の男性の頼もしいパートナーとなるでしょう。
Polar Grit X2 Pro
アウトドアシーンで力を発揮する「Polar Grit X2 Pro」。オフロードも楽しみたいランナーにとって最適なアイテムです。
Polarらしくない無骨なデザインから連想されるように耐久性に優れたタフなアイテム。建物や木の影響を受けにくいGPS機能やオフラインでの内蔵地図など登山やトレランで活躍すること間違いなし。
着信やメッセージ受信通知などスマートウォッチとしても活用できるためオンオフ問わず活躍します。Polarの高い技術力を体感してみてください。
Polarで科学的にランニングを楽しもう
心拍モニターのパイオニアブランドPolarのランニングウォッチについてご紹介しました。
高精度の心拍モニターがランナーの身体の状態を細かくデータ化。心拍数はランニングやリカバリーの重要な指標となるためランナーにとって大きなアドバンテージとなるでしょう。
また、Polarはシンプルなデザインが人気で日常でもスマートな着用感を約束します。オフの日やビジネスシーンでの使用をお考えの方にもおすすめです。
その他おすすめのランニングウォッチブランドについてこちらの記事にもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/10699
ランニング歴20年以上の筆者が「もっと早く取り入れたかった」アイテムがイヤホンです。
以前はランニング時のイヤホンに対して「周りの音を拾えなくて不安」「ズレたり蒸れたりして不快」などの印象がありました。しかし、近年は、各ブランドから使い手のニーズにマッチした商品が次々に展開され、劇的に“使える”アイテムへと変貌しました。
この記事では、ランニング中にイヤホンを着けるメリット、選び方、おすすめのアイテムについて解説しています。コスパを考えてアイテムをセレクトしていますので、商品選びでお困りの方は参考にしてみてください。
ランニングイヤホンはいらない?使用する効果とメリットとは
ラン中のイヤホン否定派だった筆者が実際に着けて感じたメリットをご紹介します。
モチベーションアップ
真っ先に感じたメリットはモチベーションのアップです。好きな音楽やその日の気分にあった楽曲を選ぶことで「走りたい」欲が沸き立ちます。
科学的にも音楽によるモチベーションアップは証明済みです。音楽を聞くことで、ドーパミンというホルモンが分泌され、快感や意欲向上、運動調節などの効果が期待できます。
ランニングが億劫な日でもイヤホンがあれば「走りたい」スイッチが入るためおすすめです。
集中力アップ
周りの雑音を遮断することでランニングに集中できる環境を作ることができます。
筆者は、音楽を聴いている時の方がランニングハイに入りやすく、長距離走では必ずイヤホンを装着しています。歌詞が頭に残ると集中力が途切れることがあるので、集中力アップには、洋楽がおすすめです。
気分転換
ランニングは、単調な動作のため飽きてしまった経験はありませんか?
そのような方は、イヤホンを装着することで気分転換になり、長距離のランでも快適に楽しめます。ジムでトレッドミルを走る方は特に気分転換が図れるでしょう。
ただ走るだけの単調な動作に変化を与えることができます。
ストレス解消
ランニングも音楽も幸せホルモンが分泌されるため、相乗効果でストレスを解消させる効果が期待できます。
また、音楽を聴くことで周りの不快な音や雑念を遮断することができ、無心の時間を作れます。筆者はストレスが溜まった時は音楽を聴きながら何も考えずに息がきれるスピードで走るようにしています。
走り終わった後は「何でこんなことで悩んでいたっけ」となることも多いので試してみてください。
ランニングイヤホンの選び方とは
アイテムを選ぶ上で失敗しないためのポイントについてまとめました。
トレンドはオープンイヤー型
ランニングシーンでのイヤホンの着用は、耳を塞ぐため安全面に懸念がありました。しかし、近年は耳を塞がないオープンイヤー型が主流になっています。
オープンイヤーは、イヤホンからの音を聞きながら周りの音を察知できるので安全面からもおすすめです。各ブランドから趣向を凝らしたオープンイヤー型のアイテムが展開されているのでチェックしてみてください。
今話題の骨伝導イヤホンをチェック
骨伝導イヤホンとは、内耳の骨を振動させることで音を察知させるアイテムです。
従来のイヤホンは、耳に密着させ、鼓膜を振動させることで音を感じていました。しかし、骨伝導タイプは、耳を塞がずに耳の外側から骨を振動させることで音が伝わります。
イヤホンのこれまでの常識を覆す骨伝導タイプのイヤホンをぜひチェックしてみてください。
防水性などの耐久性をチェック!IPX4以上がマスト
ランニング中の雨や汗に耐えうる防水機能をチェックしておきましょう。
JIS規格のIPX4以上のモデルであれば問題なく使用できます。ブランドによって独自の基準値を設けていることもあるのでチェックしてみてください。
バッテリー稼働時間、充電時間をチェック
「ランニング中にバッテリーが切れてしまった」「充電を忘れていた」などはランナーあるあるです。
余計なストレスを回避するためにもバッテリー稼働時間の長いアイテムがおすすめです。また、どのくらいで満充電になるかも参考にしてみてください。
音にこだわるなら音質に優れたアイテムを
イヤホンは、アイテムによって音質が大きく異なります。
音を重視したい方は、音質に力を入れているイヤホンを選びましょう。音楽ではなく、ビジネス系やエンタメ系を主に聞きたい方は音質にはこだわずに価格を抑えたアイテムもおすすめです。
最強のワイヤレスイヤホンは?おすすめブランド4選
おすすめのワイヤレスイヤホンブランドを4つピックアップしました。それぞれおすすめのアイテムも取り上げていますので参考にしてみてください。
Shokz(ショックス)
Shokzは、オープンイヤーイヤホンのパイオニアブランドです。骨伝導イヤホンの開発や研究を行い、骨伝導イヤホンの世界最多の特許を取得。業界のトップを走り続けています。
耳を塞がずに音が伝達されるオープンイヤーの開発は、ランニングを安全で快適なものに変えました。Shokzは音響技術の開発に重点を置く、エレクトロニクスブランドでもあるため、音質にも定評があります。
Shokz OpenRun
もはやランナーの新定番にもなりつつあるShokzの骨伝導イヤホン。今回はスタンダードモデルとしてコスパに優れた「Shokz OpenRun」をピックアップしました。
これまでのイヤホンとは一線を画し、耳を塞ぐことなく骨を伝って音を感じることができます。音質に不安を覚える方も多いかもしれませんが、最新の骨伝導テクノロジーが驚きの音質を届けてくれます。
柔らかなシリコン素材の採用や軽量化でストレスフリーな着け心地を実現。屋外でのランニングにピッタリのアイテムです。
種類オープンイヤー・骨伝導防塵・防水IP67(非常に高い)稼働時間8時間
Anker(アンカー)
Ankerは、モバイルバッテリーやガジェット、オーディオなどさまざまな分野で世界をリードするブランドです。高品質ながらコスパに優れた商品を多数展開しており、日本でも広く認知されています。
イヤホンも同様に、音質、機能性と価格帯のバランスが良く“コスパ重視”のランナーに最適なアイテムです。ミニマムなデザインも人気のため、見た目重視のランナーもチェックしてみてください。
Anker Soundcore AeroFit 2
フィット感、音質に優れた「Anker Soundcore AeroFit 2」。イヤホンとして最高レベルの性能を持ちながらリーズナブルな価格設定が魅力のアイテムです。
4段階の角度調整可能なイヤーフックがどんな耳にもフィット。曲線設計になっているので圧を分散させ快適な着け心地になっています。
重さは片耳10gのため「着けていることを忘れる」イヤホンとして話題になっています。Anker独自のBassTurbo構造が迫力ある音を届けてくれるでしょう。
種類オープンイヤー・イヤーフック防塵・防水IP55(高い)稼働時間10時間
https://funday.jp/article/10296
SONY(ソニー)
メイドインジャパンの高い技術力が集約されたSONYのイヤホンは、ワンランク上の音を楽しみたい方におすすめです。
高解像度オーディオ技術やノイズキャンセル機能など世界トップレベルの性能でランニングをサポート。国内サポートが充実している点も強みではないでしょうか。
Float Run
オープンイヤーながら他のアイテムとは異なった特徴をもつ「Float Run」。最大の特徴は、耳の前でスピーカーが浮いている「オフイヤー」デザインを採用している点です。
オフイヤーのため耳への圧迫感がなく、蒸れを感じることがありません。耳を塞がないため周囲の音を察知しながらイヤホンからの音も楽しめます。
オープンイヤーが苦手とする音漏れもFloat Runは対応。音漏れしにくいため周りのランナーへの影響も少ないです。マイク機能も搭載されているのでビジネスシーンでも活躍できるアイテムです。
種類オープンイヤー・オフイヤー防塵・防水IPX4(生活防水、汗や雨には耐久できる)稼働時間10時間
BOSE(ボーズ)
BOSEは、アメリカで創業された世界的な音響機器のブランドです。スピーカーやイヤホンなど音にまつわる製品を世界中に展開しています。
「リアルなサウンド」を追求しているBOSE製品は、音にこだわるランナーにおすすめ。高音から低音まで幅広い音域をリアルな音質で届けてくれます。
Ultra Open Earbuds
音響技術に定評のあるBOSEから「Ultra Open Earbuds」をご紹介します。
BOSE独自のOpenAudioテクノロジーがクリアで大迫力の音を提供。音質にこだわりたいランナーにおすすめのアイテムです。
耳の外側にかけるイヤーカフ型を採用しており、外部からの音を遮断せずに安全にランニングと音楽を楽しめます。また、バレル(樽型)構造になっているため、抜群のフィット感でストレスフリーな着け心地も人気の理由です。
種類オープンイヤー、イヤーカフ防塵・防水IPX4(生活防水、汗や雨には耐久できる)稼働時間7.5時間
イヤホンであなただけの特別なランニング空間を
今回は、ランナーに人気のブランドからコスパに優れたアイテムをピックアップしてみました。
ランニング中に音楽を聴くことは、モチベや集中力のアップだけではなく、ストレス解消などの効果が期待できます。商品を選ぶ際は、オープンイヤーのものを選び、防水性や連続使用時間をチェックしてみてください。
多くのランナーの走りを快適に変えてくれる神アイテムのイヤホン。ランニングをあなただけの特別な時間に変えてくれるでしょう。
ランニング中は、スマホや鍵、ジェルなど携行したいものがたくさんあります。しかし、ポケットでは携帯できる荷物に限界があるため、取捨選択に迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みを解決するランニングバッグについてご紹介します。ランニングバッグがあれば多数の荷物を携行することができ、より充実した走りが実現します。
ランニングバッグのメリットやデメリット、選ぶ上でのポイント、おすすめのアイテムについて記載しました。「走りにくそう」「カッコ悪い」などランニングバッグに否定的なイメージを持つ方もぜひ最後までご覧ください。
あなたのランニングがより快適なものに変わるきっかけになるかもしれません。
ランニングバッグのメリットは?快適性と安心安全が得られる
まずは、筆者がランニングバッグを実際に取り入れて感じたメリットについてご紹介します。
意外と揺れない!快適にランニングが楽しめる
実際、何も持たずにランニングをすることが一番走りやすく快適です。しかし、ランニングバッグもフィット感のあるアイテムを選べば意外と揺れません。
スマホやジェルをポケットや手に持って走るよりもバッグに収納することで快適にランニングを楽しめます。
急なトラブルや悪天候でも安心・安全
スマホやお金を携帯しておくと緊急時に対応できるので安心です。
また、暑い時期は熱中症予防として、ジェルや塩分系のサプリなどバッグに携帯できます。気温差や急な悪天候に対応できるようにウェアをバッグに入れておくことであらゆる条件にも対応可能です。
グルメランや旅ラン、通勤ランにも最適
ランニングバッグは、本格的なトレーニングとの相性が悪いですが、旅ランやグルメラン、通勤ランでは大活躍します。
筆者は、ランニング仲間とグルメランをする機会が多く、スマホや財布、タオルが欠かせません。ランニングバッグがあればそれらを携帯できるので充実したグルメランが楽しめます。
ランニングバッグのデメリットとは?揺れや蒸れは気になる?
ランニングバッグを装着することで感じたデメリットについてご紹介します。
荷物次第で重量や揺れが気になる
軽量なバッグが多数展開されていますが、荷物が増えると重量がでてしまい、走る際のストレスになってしまいます。
また、身体にフィットしないアイテムは揺れの原因となり、不快なランニングになってしまいます。フィット感やサイズ感を確認してアイテムを選びましょう。
蒸れや擦れる原因になることも
ランニングバッグは、蒸れや擦れが起きる場合があるので注意が必要です。
そうならないためにも通気性やフィット感を重視してアイテムを選びましょう。近年のランニングバッグは品質に優れているのでアイテム選びやサイズ感を間違えなければ問題ありません。
ダサくみえやすい
ランニングバッグは便利なアイテムですが、見栄えに抵抗のある方も多いのではないでしょうか。確かに、素人ぽく見えたり、ぼてっとしたシルエットにみられがちです。
商品を選ぶ際は、デザイン性に優れたスタイリッシュなバッグをチョイスしましょう。必要量の荷物を把握し、容量の小さなバッグを選ぶだけでもダサいイメージを回避できます。
ランニングバッグの選び方とは
ランニングバッグを愛用する筆者が、アイテムを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
フィット感に優れたアイテムで揺れを防止
筆者が考えるランニングバッグ選びで一番大切にしてほしいポイントは、フィット感です。
他の機能が優れていてもフィット感がなければランニングバッグとしての役割が果たせません。ストラップやベルトの有無、サイズ感を確認した上で商品を選んでください。
通気性のある素材で蒸れを予防
通気性に劣るバッグは、蒸れや不快感の原因になります。
背中に面する箇所には、メッシュなど通気性に優れた素材が使われているかチェックしましょう。快適にランニングを楽しむ上で重要なポイントです。
ポケットの位置・アクセスのしやすさをチェック
前ポケットにドリンクや補給食の収納スペースがあるアイテムがおすすめです。
走り“ながら”補給できるため、立ち止まってドリンクや補給食を取り出す必要がありません。また、さまざまな大きさの収納スペースがあるアイテムは出し入れがスムーズで荷物にアクセスしやすい利点があります。
携帯したい荷物を考えて容量で選ぶ
大は小を兼ねるといいますが、ランニングバッグに関してはそうではありません。
必要以上の容量のバッグは、走りにくさの原因になります。携帯したい荷物を考えて最適な容量のアイテムを選びましょう。容量の目安をご紹介します。
〜1リットルスマホ、鍵、ジェル1〜2個2〜4リットルスマホ、鍵、ジェル2〜3個、折りたためる薄手のウインドブレーカー4〜7リットル上記にタオル7〜10リットル上記に着替え一式、タブレットなど
バックパック型かベスト型か携帯したい荷物で決める
ランニングバッグは主に、バックパック型かベスト型に分かれます。
バックパック型の方が収納力に優れますが、その分容量が大きいため走りにくさを感じることがあります。一方、ベスト型は収納力に劣りますが、走りやすさは期待できます。
携帯したい荷物の量を考慮した上でアイテムを選んでみてください。
おすすめのランニングバッグ5選
機能性とデザイン性に優れたおすすめのランニングバッグをご紹介します。
SALOMON:ACTIVE SKIN 8
サロモンの大ヒットバッグ「ACTIVE SKIN 8」は、機能性と快適性を追及したランニングバッグです。
今回ご紹介するACTIVE SKIN 8の容量は8リットル。商品名のACTIVE SKIN 〇〇の数字(4〜12)が容量になっていますので商品選びの参考にしてみてください。
当アイテムは、サロモンを代表するテクノロジーであるSensiFit デザインを採用。ランニング動作を邪魔しないストレスフリーなフィット感で快適な走りをサポートします。
前ポケットには、ペットボトルやソフトフラスクが入るポケットやジェルが収納できるスペースが確保されています。走りながらそれらにアクセスできるので走りを止める必要がありません。また、バッグを購入するとソフトフラスクが特典としてついてくる点も推しポイントです。
トレランバッグの定番ブランドであるサロモンをぜひチェックしてみてください。
THE NORTH FACE: TR 6
本格的なトレイルレースでも活躍しているTRシリーズは、ノースフェイスを代表するモデルです。今回はランニングでも使えるシリーズ最小モデルの「TR6」をご紹介します。
容量はサイズに応じて6〜8リットル。ジェルやスマホなどの小物からレインウェア、タオルまで収納できる容量です。
ランナー目線の商品開発で、軽量化と通気性に優れている点がポイント。モノメッシュ素材が水分を逃し、蒸れを予防して快適なランニングを約束します。また、コード式スタビライザーがフィット感を演出。収納ポケットが多く、目当ての荷物にアクセスしやすい点も魅力的です。
asics:ランニングバックパック6L
ランナーから絶大な支持を得ているアシックスから、シンプルな作りでコスパ抜群のランニングバックをご紹介します。
伸縮性や通気性に優れたメッシュ素材を採用しており、心地よい着用感が特徴。前面にアジャスターが搭載されているので簡単にフィット感を調整できます。また、背面の再帰反射ディティールが夜間の視認性を提供しているため、ナイトランにも重宝します。
アシックスらしくシンプルながらランナー目線の仕掛けが組み込まれたアイテムをぜひチェックしてみてください。
SALOMON:ADV HYDRA VEST 4
サロモンのベストタイプのランニングバッグ「ADV HYDRA VEST 4」は必要最低限の荷物で走りを楽しみたい方におすすめです。
ベストタイプのためバックパックに比べると容量は少なめの4リットル。小さめのバッグならではのフィット感と安定感で、携行するストレスを極限まで抑えてランニングを楽しめるでしょう。
前面には、500mlのソフトフラスクが2本収納でき、補給食用のスペースも確保されています。走りながら補給できるためランニングに集中したい方にとって最適なアイテムとなるでしょう。
ミニマム志向のランナーは、抜群のフィット感と安定感をぜひご体感ください。
U-Makes(ユーメイクス):ランバディ
コストを抑えて商品を選びたい方には、U-Makesのランニングバッグがおすすめです。
U-Makesは「遊び心」をテーマに製品開発を行う日本発のスポーツ・アウトドアブランド。専門家やユーザーの声に耳を傾け、低価格帯のアイテムを展開しています。当アイテムも1500人以上のランナーの声が反映されており、ユーザーが本当に欲しいバッグがカタチになりました。
最大の特徴は、超軽量(260g)ながら10リットルの容量の大きさ。旅ランや通勤ランなど荷物をたくさん携帯したいランナーにおすすめです。また、ただ単に容量が大きいだけではなく、フィット感を意識して作られているためランニング中の揺れを感じにくい設計になっています。
何を持っていこう?というワクワク感もランニングの楽しみに
荷物を携行して走りたいランナーにおすすめのランニングバッグについてご紹介しました。
ランニングバッグは利便性があり、安心、安全に走りを楽しめるギアです。揺れや蒸れなど気になる方も多いかもしれませんが、各ブランドから快適性を追及したアイテムが展開されています。フィット感やサイズ感を重視してアイテムを選んでみてください。
ランニングバッグを取り入れて筆者は「何を持って走ろう」という新たな楽しみを発見しました。ランニングの幅を広げてくれるランニングバッグをぜひチェックしてみてください。