この記事では、タウンユースにおすすめのadidasのランニングシューズについてご紹介します。
「えっ?日常でランニングシューズ?」と思われた方も多いかもしれません。スタンスミスやスーパースターなど名だたるスニーカーを差し置いてランニングシューズを取り入れるメリットはあるのでしょうか。
普段使いでランニングシューズを着用する男性が増えた理由とadidasシューズの特徴、おすすめアイテムについてご紹介します。「なぜadidasのランニングシューズなのか」ぜひ最後までご覧ください。
ランニングシューズは日常へ!デザインの向上やスポカジスタイルが影響
以前はランニングシューズを街中でみかける機会は多くありませんでした。しかし、近年はファッション愛好家のあいだでもランニングシューズが日常に取り入れられています。ランニングシューズオタクの筆者がその理由を考えてみました。
デザイン性の向上
ランニングシューズの日常化を大きく加速させたと言っても過言ではないのが、デザイン性の向上です。
これまでのランニングシューズは、事故防止の観点から派手なカラーリングのシューズが多く展開されていました。赤や黄色などタウンユースでは扱いづらいカラーが多く、着用シーンは限定されていました。
現在は、オールブラックやホワイトなどおしゃれで日常のコーディネートに合わせやすいアイテムが販売されています。ランニングシューズに機能性だけではなく、デザイン性を求める時代になってきました。
スポカジスタイルの流行
日常のコーディネートにスポーツアイテムを取り入れる、スポーツカジュアル(スポカジ)スタイルの流行も理由の一つ。カジュアルなスタイルにより一層のラフさと清潔感を演出できるため、いつまでも若々しくありたい男性におすすめです。
注意点として、スポーツの要素をあまり多く詰め込まないこと。あくまでもワンポイントに留めることがスポカジスタイルのポイントです。
機能性の向上とランニング文化の浸透
ランニングシューズの機能性は日々進化しています。衝撃吸収性や反発力、耐久性などの向上により日常でも高い恩恵を受けられるようになりました。
また、走りたいときにいつでもランニングを楽しめる点も重要なポイント。近年は、ランニングステーションが次々に開設され、いつでもどこでもランニングを楽しめる環境が整ってきました。
日常にランニングを落とし込みたい方は普段使いにランニングシューズを取り入れてみてください。
adidasランニングシューズの特徴とADIZEROシリーズとは?
adidasのランニングシューズは他のブランドに比べてどこが違うのでしょうか。また、おすすめのシリーズについてもご紹介します。
ランニングシューズ“らしくない”フォルムとデザイン
adidasは、ランニングシューズ“らしくない”ファッショナブルなデザインが特徴です。他のブランドと比較してもエッジが効いており、キレイめからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。
また、adidasのランニングシューズは、各モデルごとにさまざまなカラーリングが用意されています。カラーによってシューズの顔がまったく異なるためお好きなカラーの一足を探してみてください。
高い機能性とコスパ抜群の価格設定
筆者は、adidasランニングシューズのコスパの良さにいつも驚かされています。
低密度高反発ミッドソールが特徴の「LIGHTSTRIKE PRO」。衝撃吸収性と反発性を両立させた「BOOST™ テクノロジー」など、ハイスペックな機能を搭載しながらもお求めやすい価格設定になっています。他のブランドの価格帯と比較してみると一目瞭然。
ランニングシューズは消耗品であるため、コスパの良いシューズは重宝されるでしょう。
人気のADIZERO(アディゼロ)シリーズとは
adidasのランニングシューズの代表作といえばアディゼロシリーズ。日本人ランナーが世界と戦うために開発されたモデルです。
日本人の足に最高のフィット感を提供するために、なんと0.01mm単位まで設計にこだわっています。衝撃吸収性や反発性など各モデルによって特徴が異なりますが、いずれも最高級の履き心地が約束されます。
初めてのadidasシューズや商品選びで迷われている方は、アディゼロシリーズを選んでみてはいかがでしょうか。
普段使いにおすすめのadidasランニングシューズ5選
実際にadidasランニングシューズの中から特におすすめのアイテムをご紹介します。
ADIZERO BOSTON(アディゼロ ボストン)12
大人気アディゼロシリーズから「アディゼロボストン12」をご紹介します。
アディゼロボストンの特徴は、クッション性と高反発性。adidas独自の軽量かつクッション性に優れたLIGHTSTRIKE PROをミッドソールに配置し衝撃を吸収。スムーズな足の運びをサポートするENERGY RODS 2.0機能により反発力、推進力を感じられます。
また、なんと言っても重厚感のある無骨なフォルムがたまらなくカッコいい!普段履きとしても重宝できる筆者イチオシのアイテム。普段履きだけではオーバースペック感はあるので、ランニングでの使用も考えている方には特におすすめです。
ADIZERO SL (アディゼロ エスエル)
ジョギングから初めてのレースまで、アディゼロのベーシックモデルが「アディゼロ エスエル」です。
SLは、“Super Light”の頭文字から名付けられており、名前の通り軽量性に優れたアイテムです。ソールにはLITSTRIKE EVAをメインに採用。安定性と耐久性に優れているので普段履きにはピッタリの機能面を持ち合わせています。
爽やかな印象を与えるデザインと軽量性がマッチしてカジュアルなコーデとの相性が抜群。軽快に街中を駆け抜けられる一足になるでしょう。
ADIZERO DURAMO SPEED M(アディゼロデュラモスポード)
アディゼロシリーズから発売された、ベーシックトレーニングモデルの「デュラモスピード M」。フィジカルトレーニング時の着用が推奨されるなど安定感に優れた万能型のモデルです。
シューズの上部はメッシュ素材(ENGINEERED MESH UPPER)が採用されており、通気性、軽量性に優れています。夏場や移動距離が長い際には大きなアドバンテージとなるでしょう。
シンプルなデザインなのでビジネスシーンでも着用できるアイテム。遊びも仕事もラデュラモスピードの高い機能性を感じてみてください。
GLX 5
adidasの代名詞であるスリーストライプス(3本線)をさりげなくあしらったデザインが特徴の「GLX 5」。ランニングとしての使用を考えていない方におすすめしたい一足です。
他のモデルと比べるとランニングシューズとしての機能面は劣りますが、普段履きなら十分な機能が搭載されています。やわらかな踏み心地がクセになるCloudfoam(クラウドファーム)が衝撃を吸収。透湿性に優れているので蒸れにくく、快適な履き心地を実現しました。
仕事に遊びにコスパ抜群のシューズをぜひお試しください。
ADISTAR CS(アディスター シーエス)
カジュアルなスタイルにピッタリのシューズが「アディスター シーエス」です。
厚みのあるソールが抜群の安定感とクッション性を実現。ジョギングやLSD(長い距離のランニング)向けのモデルのため長時間の使用でも安定感が保たれ、足元をサポートしてくれます。
アディスターは、クッション性や安定性に優れた人気のシリーズです。安定した履き心地を重視する方は、アディスターシリーズをチェックしてみてください。
adidasのランニングシューズでおしゃれもランも一歩先へ
クッション性や安定性などの機能性に加えて高いデザイン性からランニングシューズを普段履きに使用する男性が増えてきました。
その中でもadidasのランニングシューズは、カジュアルからキレイめまで幅広いスタイルに適応できるため重宝されています。adidasの代名詞であるスリーストライプス(3本線)がランでも日常でも一歩先に導いてくれるでしょう。
今回取り上げたシューズを再度まとめます。
アディゼロ ボストン 12クッション性と反発性に優れたハイスペックアイテムアディゼロ エスエル軽量化と爽やかなデザインが特徴のカジュアル向きアディゼロデュラモスポードビジネスシーンでも活躍できるデザイン性GLX 5 やわかな履き心地のコスパ抜群のシューズアディスター シーエス厚めのソールで安定感に優れたアイテム
普段使いにおすすめの他のブランドのランニングシューズについてもご紹介しています。それぞれのブランドに特徴がありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6156/
ランニングシューズはダサくて日常では使えないと思っていませんか?
確かに、一昔前のランニングシューズはデザイン性に劣り、タウンスースとしての機能は果たしていませんでした。しかし、近年は各ブランドからオシャレでカッコいいランニングシューズが次々に登場。スポーティーで爽やかなファッションを好む男性のオシャレアイテムとして取り入れられています。
この記事では、普段履きでもいけるおすすめのシューズブランドとイチオシのアイテムを取り上げました。選ぶ上でのポイントやメリット、デメリットについても言及していますので最後までご覧ください。
ランニングシューズの普段履きはダサい?おしゃれにみえるコツと選び方
ランニングシューズを普段履きで取り入れることで“ダサい”と思われないための選び方についてご紹介します。
3色以上のカラーリングは避ける
まず大切なポイントはカラーリングです。ランニングシューズは事故防止の観点から派手なカラーリングのアイテムが多く展開されています。
しかし、普段履きに取り入れたいなら派手なデザインはNG。赤や青など原色が入ったカラフルなシューズは避けましょう。
基本は白か黒、ベージュなど落ち着いたカラーであること。その他のカラーはワンポイントに留めておくことがベターです。
厚底ブームに乗っかる
ランニングシューズもスニーカーも今の流行りは厚底のアイテム。厚底ブームはランニングシューズをタウンユースに取り入れやすくなった理由の一つだと筆者は感じています。
従来の薄底のシューズにはなかった、無骨さやスタイリッシュさから幅広いスタイルへの対応が可能になりました。短パンと合わせて目立たせるもよし、スキニーと合わせてスタイリッシュに馴染ませるもよし。
さまざまなスタイルで活躍する厚底でファッションの幅を楽しんでみてください。
カジュアルやアウトドアスタイルに合わせる
ランニングシューズの最大の武器は、歩きやすさなどの機能性と抜け感です。リラックスした休日のスタイルにランニングシューズを取り入れることで爽やかさやリラックス感を演出できます。
一方、フォーマルなスタイルとは相性が悪いことは覚えておきましょう。TPOにあったアイテムを身につけることは大人ファッションのルールです。
ランニングシューズを普段履きに取り入れるメリットとは
ランニングシューズをタウンユースに取り入れることでさまざまなメリットが期待できます。筆者が実際に感じた体験談をベースにご紹介します。
快適な履き心地と身体への負担を軽減できる
何と言っても快適な履き心地は他のシューズにはないランニングシューズの強みです。歩きやすく移動距離が多いときでも疲れにくいメリットがあります。
また、通気性に優れているので蒸れを抑えられる点もランニングシューズの特徴です。クッション性にも優れているので脚への負担が少なく、身体にも優しい設計となっています。
走りたいタイミングでランニングができる
「ふとしたときの心地いい風」や「雨が続いた日の晴れ間」などランホリックには我慢できないタイミングは急に訪れます。
そんなときにシューズがなくて走れないと感じた経験はありませんか?筆者はこの衝動に耐えられずにランニングシューズをタウンユースに取り入れることになりました。
走りたいときが最高のランニング日和。ランニングシューズを普段履きに取り入れることでいつでも好きなときにランニングを楽しめます。
ランニング仲間と出会える
筆者は普段、HOKAやOnのシューズを日常使いで使用しています。すると「走っているんですか?」と声をかけられる機会が多々あります。
そこからランニング話で盛り上がり、関係を築くことも。日常の生活では出会わない他職種の方との関わりも大人の趣味の醍醐味。
ランニングシューズで街に繰り出し、ラン仲間を探してみてませんか?
ランニングシューズを日常に取り入れるデメリット
続いてデメリットについてご紹介します。シューズを選ぶ前に参考にしてみてください。
コーディネイトが限定される
デザイン性に優れたランニングシューズが次々に展開されていますが、シーンによっては「ラフすぎたかな」と感じることも。カジュアルやアウトドアスタイルでは活躍しますが、キレイめやフォーマルなコーデではシューズが浮いてしまいます。
ダサくならないために「シーンを間違えない」「落ち着いたデザイン性のアイテムを選ぶ」ことを意識してみてください。
浸水しやすい
ランニングシューズは、軽量化や通気性を重視しているため、防水性はやや劣る印象があります。
雨の日の使用が気になる方は、防水、撥水加工が施されたアイテムを選びましょう。また、防水スプレーなども活用することで手軽に浸水を軽減できます。
おすすめランニングシューズブランド4選
普段履きとしても活躍するおすすめのランニングシューズブランドとアイテムについてご紹介します。
adidas
adidasは、1948年にドイツで創業された世界的なブランドです。靴職人の息子として生まれた創業者のアドルフ・ダスラー氏の靴への並々ならぬ情熱が今日のadidasを創り上げました。
adidasのランニングシューズの特徴は、機能性とデザイン性の高さ。アスリートからファッション愛好家まで世界中のファンを魅了してきました。
adidasのシンボルである、スリーストライプス(3本ライン)は街へのパスポート。adidasのランニングシューズを履いて、競技場を飛び出して街へ繰り出しましょう。
ADIZERO BOSTON(アディゼロ ボストン)
adidasのタウンユースにおすすめのアイテムは「ADIZERO BOSTON」。迫力のある厚底のシルエットからは想像できないシンプルなデザインがスタイリッシュさを演出しています。
アディゼロとは「ゼロからの挑戦」という意味が込められており、日本人が世界と戦うためのシューズとして開発されました。日本人に最高のフィット感を提供するために0.01mm単位までこだわっています。
ランニングでも日常でも存在感を発揮するadidasを代表するモデルを普段履きにいかがでしょうか?
NIKE
世界で最も売れているスポーツブランドのNIKE。世界を代表するNIKEのルーツは日本にあることはご存知でしたか?
スタンフォード大学で経営学を学んでいたフィル・ナイト氏は卒業旅行で日本を訪問。その際にオニツカタイガー(のちのアシックス)のシューズの機能性と価格帯に感銘を受けます。
ナイト氏は、陸上競技のコーチをしていたビル・バウワーマン氏とNIKEの前身であるブルー・リボン・スポーツ社を創業。オニツカタイガーをアメリカに輸出販売することで大成功を収めます。
その後、オニツカタイガーから学んだノウハウを生かし、独自のヒットアイテムを次々に発表。厚底ブームの火付け役となった「ヴェイパーフライ」をはじめランニングシーンにおいてもトップを走り続けています。
Pegasus (ペガサス)40
日常使いでも活躍すること間違いなしの「Pegasus 40」をピックアップ。
万人受けするモデルとして誕生したペガサス。初心者ランナーからシリアスランナーまで多くのアスリートに取り入れられているアイテムです。
Zoom Airが衝撃を吸収し、疲労を軽減。新設計のフィットバンドが心地よいフィット感で快適な履き心地を実現しました。
スタイリッシュなデザインなのでカジュアルからややキレイめなコーデにも相性が抜群。NIKEのシューズは細みのサイズ感のためワンサイズ大きめを試してみてください。
NIKEはデザイン性に優れたアイテムを多数展開しています。その他のNIKEのおすすめランニングシューズも参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6728/
HOKA ONE ONE
HOKA ONE ONEは、2009年にフランスで誕生しました。トレイルランナーとして活躍していた創業者は、トレイルランナーの怪我の多さを嘆きます。
山を楽に下れるシューズを作ってランナーの足元を守りたい。その想いこそがHOKA ONE ONE誕生のきっかけです。そのためクッション性に優れた厚底のミッドソールがHOKAの最大の特徴となっています。
抜群のクッショニングは、多くのランナーを味方につけ、山でも街中でもHOKAのシューズは欠かせないアイテムとなりました。HOKA ONE ONEには「Time to Fly(さぁ、飛ぼう」という意味が込められています。
抜群のクッショニングと柔らかな履き心地で日常を快適に飛びまわりましょう。
CLIFTON(クリフトン) 9
CLIFTONは、HOKAを代表するアイテムとして陸上競技でもタウンユースでも多くの男性に取り入れられています。
CLIFTONシリーズの最大の特徴は「軽やかな履き心地」。HOKA独自の柔らかなクッショ二ングに軽さが加わりタウンユースでも小走りしたくなるような驚きのシューズです。
筆者もCLIFTONをタウンユースに取り入れていますが、街中でも見る機会が増えてきています。ブラックモデルなどカラーバリエーションも豊富なのでお気に入りのCLIFTONを探してみてください。
On
Onは、2010年にスイスで誕生したばかりのスポーツブランドです。誕生して間もなく、世界60ヶ国、 8,000店舗以上で商品を展開するなど大人気ブランドの仲間入りを果たしました。
Onシューズの最大の特徴は、CloudTec®と呼ばれるゴムホースを輪切りにしたようなソール。CloudTec®は、独特の柔らかなクッショニングと快適さでランナーを力強くサポート。ランナーだけではなくファッション愛好家の間でも話題となりました。
スイス生まれの上品なOnのシューズは、キレイめよりのコーデでも違和感なく馴染んでくれます。独特な見た目と履き心地から今後より注目を浴びるであろうイチオシのブランドです。
Cloud 5 Waterproof (クラウドファイブ ウォータープルーフ)
オシャレ度の高いOnシューズから、機能性、耐久性に優れた「Cloud 5 Waterproof 」をご紹介。OnのアイコンモデルCloudの防水仕様アイテムになります。
ランニングシューズの弱点である浸水をWaterproof がしっかりカバー。スタイリッシュでキレイめな見た目とは相反し、耐久性に優れたエネルギッシュなシューズです。
Onの認知度は他のブランドと比べるとまだまだ低いかもしれません。しかし、ファッション感度の高い男性のハートをしっかりキャッチ。スタイリッシュなコーデとの相性抜群のシューズはさまざまなシーンに足を運んでくれるでしょう。
これからさらに人気が爆発すること間違い無しのOnのその他のアイテムについて知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6175/
ランニングシューズで日常を軽快に走り抜けよう
今回は、普段使いでも活躍すること間違いなしのシューズブランドとおすすめのアイテムをご紹介しました。
ランニングシューズを日常に取り入れることで、快適さと爽やかな印象を手に入れられます。また、走りたいときに走れる点も忘れてはならないメリット。ランナーにとってこれ以上喜ばしいことはありません。
一方、ランニングシューズはシーンやコーデを間違えばダサくなるリスクもあります。今回の記事を参考にアイテムを選んでみてください。
ランニングシューズを日常に取り入れて人生を軽快に走り抜けましょう。
この記事では、初心者にこそ履いてほしいadidasランニングシューズについてご紹介します。
ランニングにおいてシューズ選びは非常に大切です。誤ったシューズ選びはパフォーマンスの低下だけではなく怪我のリスクも高まります。
月に300キロ走るシューズオタクの筆者がadidasシューズの選び方とおすすめのアイテムについて言及しました。adidasのシューズでランニングを始めたい初心者ランナーはぜひ参考にしてみてください。
adidasシューズの素晴らしさは歴史が証明済み
adidasは、1948年にアドルフ・ダスラー氏によってドイツで設立されたブランドです。ブランド名は、創業者アドルフのニックネーム「アディ」とセカンドネーム「ダスラー」をかけ合わせたものに由来します。
元々、ダスラー氏は兄のルドルフ氏と靴の製造会社を設立していましたが、意見が対立し独立。兄のルドルフ氏がPUMA、弟のアドルフ氏がadidasをそれぞれ立ち上げます。
アドルフ氏は、陸上競技で培った経験を生かしたシューズ作りに着手し、アスリートから高い評価を得ます。創業から4年後のヘルシンキオリンピックでは西ドイツの選手全員がadidasのシューズを着用。長距離の種目で次々と金メダルを獲得するなど評価を一気に上げました。
その後も次々に改良を重ね、時代、選手とともに進化を遂げてきたadidasのシューズ。スポーツの歴史を語るうえで欠かせないスポーツブランドとして今日も多くのアスリートの足元を高い技術で支えています。
adidasシューズの魅力と初心者におすすめのポイント
adidasのランニングシューズを選ぶべき、おすすめのポイントについてご紹介します。
独自のテクノロジーで快適な履き心地を実現
adidasは、足元を支えるソールに強いこだわりがみられます。
ソールとは、足を支える土台部分です。シューズの機能性の肝となるためソールにどのような素材や仕掛けが組み込まれているか購入前にチェックしましょう。
初心者ランナーは「LIGHTSTRIKE EVA」などのクッション性と安定性に優れたソールがおすすめ。抜群の走り心地で快適なランニングをサポートしてくれます。
デザイン性が高い
adidasのランニングシューズは、タウンユースでも使用できる高いデザイン性が魅力です。
ランニングシューズの多くが、スポーティーなデザインになっており日常使いに抵抗がある方も多いことでしょう。しかし、adidasのシューズはスタイリッシュなデザイン性からファッションアイテムとしても人気です。
高いデザイン性のシューズを選べば、大会やトレーニング場への移動の際に靴の履き替えの必要がないので重宝できます。
コスパ抜群で財布にも優しい
ライバルであるナイキ社のシューズと比べてお手頃な価格設定もadidasシューズの魅力の一つです。
安いだけではなく、機能性も申し分ないため「このスペックでこの価格!?」と、筆者は着用するたびにコスパの良さに驚かされます。adidasのハイスペックでコスパ抜群のシューズは、足元にも財布にも優しいアイテムです。
初心者のadidasシューズの選び方のポイントはクッション性と安定性
ランニングシューズは走る目的やスピードによって必要な機能が大きく変わります。そのシューズの強みを最大限に生かすために走力、用途にあったアイテムを選びましょう。
初心者ランナーがシューズを選ぶ際には「クッション性」と「安定性」のあるアイテムを選ぶことが大切です。ランニング時の脚への衝撃を吸収し、怪我の防止やパフォーマンスの向上につながります。
adidasは、クッション性や安定性に優れたシューズを数多く展開しています。シューズ選びにお困りの初心者ランナーはこれらのことを意識してシューズを探してみてください。
初心者におすすめのadidasランニングシューズ5選
初心者ランナーにおすすめのアイテムを5つピックアップしました。シューズ選びの参考にしてみてください。
ADIZERO SL (アディゼロ エスエル)
抜群の安定性とフィット感で初心者ランナーの強い味方になるであろう「ADIZERO SL」。ADIZEROとは「日本人ランナーに最高のフィット感を提供する」をテーマに2005年から開発された人気のシリーズです。
ADIZERO SLは初心者ランナーからエリートランナーのトレーニングまであらゆるシーンに対応する万能型のモデル。ソールにLightstrikeとLightstrike Proを採用し、衝撃吸収性と安定性を実現しました。
また、アウトソール(靴底)には高いグリップ力が特徴の凹凸のラバーを搭載。地面を蹴り出す力をサポートし、悪天候時など滑りやすい路面では転倒防止に役立ちます。
エリートランナーも愛用するADIZEROシリーズの機能を厳選して搭載したハイスペックなアイテム。クッション性と安定性に優れたシューズをぜひお試しください。
ADIZERO DURAMO SPEED(デュラモ スピード)
ADIZEROシリーズの中から「安定性」と「軽量性」に優れたモデルのDURAMO SPEED。運動習慣のある初心者ランナーにおすすめのランニングシューズです。
ソールに搭載されたLIGHTSTRIKEのクッショニングで安定性と衝撃吸収性を実現。軽量で反発力に優れるため一歩一歩の踏み出しが軽く、効率よい走りが身につきます。
アッパー(靴の底を除いた部分)の半数以上はリサイクル素材を使用。プラごみをなくすadidasの想いが組み込まれており、自然を愛するランナーにもおすすめです。
クッション性や安定性だけではなく“速さ、軽さ、快適さ”を追求しており、次のチャレンジの強い味方となるでしょう。初心者用のシューズでは物足りないランナーにはうってつけのハイレベルなシューズです。
Supernova RISE(スーパーノヴァ ライズ)
快適な走りを追求してデザインされた「Supernova RISE」をご紹介。サポート性とフィット感による安定した走りが特徴の次世代型ランニングシューズです。
サポート性の秘密は「サポートロッドシステム」に。ランニング時の足の動きをヒントに作られたアウトソールがスムーズな体重移動を実現しました。
ミッドソールには、adidasの新素材Dreamstrike+が採用されています。衝撃吸収性に優れ、柔らかさと硬さが絶妙のバランスで安定した走りをサポート。心地よさ、快適性にとことんこだわったランニングシューズです。
adidasの画期的なテクノロジーが搭載された次世代型シューズで快適にランニングを楽しんでみませんか?
Questar(クエスター)
ゆっくりと自分のペースでランニングを楽しみたい方には、Questarがおすすめ。安定感、フィット感に優れているので長時間のランニングでも足への負担や怪我のリスクが少ないモデルです。
ミッドソールには、クッション性と柔軟性を兼ね揃えたBounceミッドソールを搭載。弾むような走りで初心者ランナーの走りを快適にサポートしてくれます。
今回ご紹介した他のモデルに比べると人気や知名度は劣りますが、初心者ランナーには十分な機能が搭載されています。お手頃な価格設定になっているためコスパよくランニングを始めたい方にイチオシの一足です。
ADIZERO RC 5(アディゼロ アールシー)
ワンランク上を目指す初心者ランナーにおすすめのシューズが「ADIZERO RC5」です。
ソールには、軽量で反発性に優れたLightstrikeを採用。ゆっくり走るだけでは物足りないスピードランナーでも楽しめるシューズです。
ADIZEROは、0.01mm単位までフィット感にこだわって作られているためサポート性に優れた安定した走りが実現しました。ついついスピードを出しすぎても抜群のサポート性で安心してランニングを楽しめます。
運動習慣があり、本格的にランニングを始めたい方には、この上ないアイテムとなるでしょう。推進力に優れたシューズで他の初心者ランナーと差をつけてみませんか?
adidasのランニングシューズで楽しいランニング生活を
初心者におすすめのadidasランニングシューズをご紹介しました。
機能性はもちろんadidasがこれまで培ってきた歴史やブランド力も魅力の一つ。これから真剣にランニングに取り組みたい方にも楽しく続けたい方にもadidasのシューズはおすすめです。
今回ご紹介したシューズの特徴をまとめます。
ADIZERO SLクッション性と安定性に優れた一足ADIZERO DURAMO SPEED安定性と軽量化で「速さ、軽さ、快適さ」を実現Supernova RISE新感覚のミッドソールで安定した走りをサポートQuestar安定性で長時間のランにおすすめADIZERO RC 5スピードランナーにおすすめのハイスペックアイテム
機能性、デザイン性に優れるadidasのシューズでスタイリッシュにランニングを楽しみましょう。
その他ブランドの初心者向けランニングシューズが気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。
https://funday.jp/article/5372/
これからランニングを始める方は“自分にあった”シューズを選びましょう。
ランニングシューズは同じ形状をしていても機能性が全く異なります。レベルや目的に合わないシューズを選ぶと怪我の原因にもつながるため注意が必要です。
この記事では、トライアスロンで世界大会に出場した筆者が、初心者ランナーにおすすめのブランドとシューズをご紹介します。
各ブランドの誕生秘話、歴史についても言及しました。シューズ選びもランニングの楽しみの一つです。ぜひ最後まで読んでみてください。
初心者ランナーが選ぶべきポイントはクッション性と安定性
ランニング初心者に特に重視してほしい「クッション性」と「安定性」について解説します。
クッション性で足への衝撃を軽減
ランニング時に足にかかる衝撃は体重の3倍以上といわれています。ランニング用の“脚”ができていない初心者ランナーはその衝撃に耐えられずに怪我のリスクが高まります。
筆者はレベル感に合わないシューズを履いて怪我をした初心者ランナーをたくさん見てきました。クッション性に優れたシューズで衝撃を緩和して足への負担を軽減しましょう。
安定感のあるシューズで怪我のリスクを軽減
クッション性と同じくらい安定感のあるシューズ選びが大切です。
初心者ランナーは走りが安定していないため怪我や疲労の原因となります。安定性のあるシューズを選ぶことで安定したフォーム、走りに近づきます。
間違ったフォームがクセづく前に安定感のあるシューズで正しいランニングの形を身につけましょう。
次の章では、初心者ランナーにおすすめのブランドと主要なシューズについてご紹介します。
adidas:機能性とデザイン性に優れたコスパ抜群のブランド
adidasは1948年にドイツで誕生した世界的なスポーツブランドです。
靴職人の息子として生まれた創業者のアドルフ・ダスラー氏は、兄ルドルフ氏と靴の製造会社を設立。陸上競技をしていた経験からアスリート目線のシューズの制作に取りかかります。
兄弟が作るシューズはアスリートから高い評価を得ますが、二人の意見が徐々に対立していき、それぞれが独立することに。アドルフ・ダスラー氏は自身の経験、価値観を反映したスポーツブランドadidasを設立します(ちなみに兄のルドルフ氏は、PUMAを創業)。
adidasを世界的なブランドに押し上げたのは創業から4年後のヘルシンキオリンピック。当時の西ドイツの選手全員がadidasのシューズを着用したことから世界中の注目を浴びました。
その後も時代を超越した機能性とデザイン性からスタンスミス、スーパースターなど数々の名作を世に送り出してきたadidas。今回はadidasを代表するADIZERO(アディゼロ)シリーズから、初心者におすすめの「SL LIZ85」をご紹介します。
ADIZERO(アディゼロ)SL LIZ85
「日本人ランナーに最高のフィット感を提供する」をテーマに2005年から開発されたADIZEROシリーズ。0.01mm単位までこだわって生み出された製品は、日本人ランナーに抜群のフィット感と安定した走りをもたらしました。
ADIZEROのネーミングは、「ZERO」からの挑戦という意味が込められています。日本人が世界と戦えるシューズを作りたいという決意の表れなのです。
そんなADIZEROから初心者やジョグ向けにリリースされたSLシリーズ。ソールには、軽量かつクッション性に優れたLIGHTSTRIKE EVAを採用。高いグリップ力も味方となり安定した走りを実現しました。
初心者向けですがADIZEROのこだわり抜かれた機能がつまったハイスペックな一足。ランニング用の“脚”がまだ作れていない初心者の強い味方となるでしょう。
重量240 g(27 cm片足重量)おすすめのポイントフィット感、軽量、安定性
コスパ抜群のadidasの初心者向けのアイテムについてはこちらの記事でもまとめていますので参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/5355/
ASICS:日本人の足に抜群のフィット感と安定感
ASICSは1949年に日本で誕生したスポーツブランドです。
ASICSの社名は、Anima Sana in Corpore Sano(健全な身体に健全な精神があれかし)に由来しています。この哲学は創業から今日に至るまで受け継がれ、日本のみならず世界中の人々の心身と健康をサポートしてきました。
ASICSシューズの特徴は、抜群のフィット感です。一般的な日本人は、足の甲が高く、足肌が広い傾向にあります。そのため、海外ブランドのシューズを履くと窮屈に感じる方も多いのではないでしょうか。
ASICSは、日本人の足の形にあった型を採用しているので他のブランドにはない安定性とフィット感を実現。初心者ランナーにぜひ試してほしいブランドです。そんなASICSの中から初心者向けのモデル「GT2000」をご紹介します。
GT-2000 12
日本人ランナーのほとんどが一度は履いたことがあるであろうASICS。そんなASICSの最初の一足におすすめのGT2000シリーズをご紹介します。
GT2000シリーズは、安定感に優れているため、エリートランナーのリカバリージョグなど汎用性が高く活用されている定番アイテム。GT-2000 12はGTシリーズの最新作で12代目のモデルとなります。
これまでのGT2000から安定性をさらにパワーアップさせ快適性が向上。「もっと気軽に快適に。明日も走りたくなる」とのコンセプト通りランニングが楽しくなる仕掛けが組み込まれています。
跳ねるような反発素材のFF BLAST PLUSをミッドソール全面に採用。また、クッション性に優れたPureGELをかかと部内に装備することで弾むような走りをサポートしてくれます。
日本人ランナーの定番ブランド、人気アイテムでランニングを快適に楽しんでみませんか?
重量約270 g(27 cm片足重量)おすすめのポイント安定性、クッション性、フィット感
ASICSには初心者向けのアイテムが多数展開されています。その他のアイテムについてはこちらをご確認ください。
https://funday.jp/article/2409/
HOKA ONE ONE:驚きのクッション性とデザイン性
HOKA ONE ONEは、2009年にフランスで誕生したスポーツブランドです。HOKA ONE ONEは、ニュージーランドの先住民マオリ族の言葉で「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」との意味が込められています。
HOKAは、誕生して日が浅く、馴染のない方も多いことでしょう。しかし、クッション性に優れた厚底のシューズは多くのファンを持ち、多くのアスリートに愛用されています。
プロのトレイルランナーであった創業者は、トレイルランニング用のシューズの進化の遅れとトレイルランナーの怪我の多さを懸念。着地から蹴り出しまでの一連の動作を効率化し脚への負担を軽減させるためにシューズの開発に取り組みました。
そうして誕生したHOKAは、柔らかなクッション性と反発力でランナーの走りをサポートしてきました。そんなHOKAから最もクッション性に優れたシリーズの「BONDI(ボンダイ) 8」を初心者ランナーにおすすめします。
BONDI(ボンダイ) 8
HOKA ONE ONEのシューズの中でも最もクッション性に優れたアイテムがBONDIシリーズ。“雲の上を走っている”ような柔らかな履き心地が特徴のシューズです。
ソールには弾力性のある素材を使用しているので脚への負担を軽減。程よい反発性から快適で安定した走りをサポートしてくれます。
HOKAのシューズはデザイン性の高さも人気の理由です。BONDIシリーズも重厚感があるシルエットで無駄のない洗練されたデザインからタウンユースとしても活躍します。ランニングシューズの見た目に抵抗がある方はぜひチェックしてみてください。
今回ご紹介するシューズの中で最も重量はありますが、クッション性はピカイチのシューズだと筆者は考えます。
重量約307 g(27 cm片足重量)おすすめのポイントクッション性、安定感、デザイン性
HOKAのそのアイテムについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/6137/
New Balance
1906年にアメリカ・ボストンで創業されたNew Balance。他のスポーツブランドとは異なり創業当初は扁平足など矯正用のシューズを製造するメーカーとして誕生しました。
そのため、New Balanceのブランド名には「履いた人に新しい(new)バランス(balance)感覚をもたらす」。という意味が込められています。
New Balanceが一般向けのランニングシューズの販売を開始したのは1960年代。矯正用シューズを制作してきたノウハウを生かした高性能のシューズは瞬く間に多くのランナーを虜にしました。
創業から現在に至るまで高い安定性を保持するNew Balanceは初心者ランナーにぜひ着用してほしいブランドの一つです。今回は、New Balanceの中でもクッション性、安定性に優れた「Fresh Foam X Evoz v3 FG3」をピックアップしました。
Fresh Foam X Evoz v3
New Balanceのランニングシューズは大きく「Fresh Foam」と「FuelCell」シリーズに分けられます。初心者ランナーはクッション性に優れた「Fresh Foam」のシューズを選びましょう。
Evoz v3は「砂浜を走る時の心地よさ」をコンセプトに作られており、柔らかな履き心地が特徴のシューズです。安定性に優れた厚底の設計になっているため軽快かつ安心してランニングを楽しめます。
ジョギングやゆっくり長く走る際に重宝できる一足のため健康目的のランニングにもおすすめ。長時間のランニングでもクッション性と安定性で足元をしっかりとサポートしてくれます。
楽しく、無理なくランニングを続けたい方にピッタリの一足です。
重量約270 g(27 cm片足重量)おすすめのポイント安定感、クッション性、ソフトな履き心地
高機能なシューズを展開するニューバランス。その他のアイテムも魅力がたくさんのシューズばかり。ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
https://funday.jp/article/4619/
ワクワクするシューズでランニングを楽しもう
初心者ランナーにおすすめのシューズブランドとイチオシのアイテムをご紹介しました。
今回ご紹介したシューズはどれもクッション性、安定性に優れているため初心者におすすめのアイテムばかり。シューズ選びに迷ったら「ワクワクする」モノを選んでみてください。
筆者もこれまで50足以上シューズを履いてきましたが最後の決め手は「ワクワク」するかどうかです。ランニングを続けるコツは「正しいシューズ選び」と「楽しむ」こと。気分が上がるお気に入りの一足で走り出しましょう。
ビジネスシーンにおいてカジュアルなスタイルが許容されるようになりました。カジュアルスタイルは、柔軟性や快適さなどさまざまなメリットが期待できます。
一方、スーツや革靴に比べて自由度が上がるため、アイテム選びに悩まれている方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、ビジネスシーンでも活躍するランニングシューズについてご紹介します。
シューズの選び方と注意点、おすすめのアイテムを解説しています。ビジネスシーンにランニングシューズを取り入れたい方は参考にしてみてください。
走るビジネスマン必見!通勤用ランニングシューズの選び方
ビジネスシーンでも活躍するランニングシューズを選ぶ際のポイントについて解説します。
清潔感がありスタイリッシュなデザインを選ぶ
ビジネスシーンにおけるカジュアルスタイルはセンスが非常に大切です。
全体のバランスを崩しすぎることなく、清潔感やスタイリッシュな印象を保ちましょう。おすすめは白や黒のシューズ。冒険をせずに落ち着いたカラーリングのアイテムを選ぶことがポイントです。
爽やかな印象を与えたいなら白。落ち着いた印象を与えたいなら黒のシューズを選びましょう。
クッション性に優れた疲れにくいシューズを選ぶ
移動の多いビジネスマンにはクッション性に優れたアイテムがおすすめです。革靴に感じていた重みや歩きにくさは、ランニングシューズでカバーできます。
ランニングシューズはアイテムによってそれぞれ強みや特徴があるため、商品を選ぶ際にはクッション性を意識してみましょう。
雨に強い耐久性のシューズを選ぶ
雨、風からの耐久性の高さも革靴にはないランニングシューズの強みです。
撥水性や防水加工のシューズを選ぶことで悪天候の中でもアグレッシブに移動が可能になります。天候によってシューズを使い分けるのもおすすめの活用法です。
ビジネスライクなおすすめランニングシューズ5選
ビジネスシーンでも活躍できるランニングシューズを厳選して5つご紹介します。機能性、デザイン性、耐久性に優れたアイテムを選んでいますので参考にしてみてください。
On(オン):Cloud 5 Waterproof (黒色)
まずご紹介するのがランニングシーンのみならずファッション業界でも大注目のブランドOnのシューズです。
Onは2010年にスイスで誕生したスポーツブランド。これまでになかった革新的なテクノロジーから世界中のランナーに大きな驚きを与えました。
Onシューズの最大の特徴はゴムホースからヒントを得たソール。CloudTec®と呼ばれる技術は、驚きのクッション性と反発性を実現しました。長時間の歩行でも疲れがでにくく移動の多いビジネスマンにもおすすめです。
今回取り上げたCloud 5 Waterproof は、Onの代表作Cloud 5に防水仕様を高めたモデル。雨の侵入を防ぐだけではなく通気性にも優れるので悪天候時でもシューズ内を快適に保ってくれます。
adidas:ADIZERO SL LIZ85 (白色)
世界を代表するスポーツブランドのアディダス。失敗が許されないビジネスコーデにおいて安心と信頼のアディダスのブランド力は欠かせません。
多くのアディダスのシューズを履いてきた筆者のビジネスシーンにおすすめなアイテムがアディゼロ SL LIZ85。クラシカルで上品な佇まいと、新しさを感じさせるモダンなデザインが融合した奇跡の一足です。
ミッドソールに採用されているLIGHTSTRIKE EVAは、衝撃吸収性に優れたアディダスを代表するテクノロジー。反発性も備えているので歩きやすく、疲れにくい機能性もビジネスシーンにピッタリです。
爽やかなイメージを持たせるためにも白をチョイスしましたが、合わせやすく、ベーシックな黒色もおすすめです。
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ):ボンダイ 8(黒色)
ランニング業界だけではなくアパレルの分野でも高い評価を得ているHOKA ONE ONEのシューズ。新進気鋭のイメージが強かった数年前から今では定番ブランドの仲間入りを果たしました。
HOKA ONE ONEはプロのトレイルランナーによってフランスで創立されたブランドです。山をいかに楽に走れるかをテーマに商品開発を行い、数々の名作シューズを世に送り出しました。
ブランド名はニュージランド先住民マオリ族の「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」という言葉が由来となっています。HOKAのシューズは、その言葉の通り、飛んでいるかのような柔らかな履き心地とクッション性が特徴です。
そんなHOKA ONE ONEの中でも特にクッション性に優れたラインがボンダイシリーズ。抜群のクッション性で足元を保護し、安定した歩きを約束します。無駄を排除したデザインとオールブラックのカラーリングはビジネスシーンにピッタリのシューズです。
ASICS:GEL-NIMBUS 26(白色)
日本を代表するブランドのアシックス。スポーツよりのデザインだったのは数年前の話。近年はタウンユースでも活躍できる高いデザイン性のアイテムを次々に展開しています。
そんなアシックスのビジネスシーンにおすすめのアイテムは、GEL-NIMBUS 26。もちもちとしたやわらかなフィット感とソフトな履き心地がクセになる一足です。
伸縮性のあるシュータン(甲部をおおう部分の名称)を採用しているので、着脱の多いビジネスマンにおすすめ。履きやすく、脱ぎやすい履き口の構造になっています。
日本発のブランドのため日本人の足にフィットする点もアシックスが選ばれる理由の一つです。日本の高い技術が集約されたアシックスのランニングシューズをぜひお試しください。
New Balance:M411 (白色)
タウンユースで圧倒的な人気を誇るニューバランスのランニングシューズ。安定感のある履き心地と高いデザイン性はビジネスシーンにおいても活躍すること間違いなしです。
ニューバランスの通勤、通学におすすめのアイテムが411シリーズ。全面がメッシュ素材になっているので通気性に優れ、蒸れにくく快適さが強みのシューズです。
軽量で反発性に優れているので歩行時の疲労を軽減できます。定番の「N」のロゴマークのデザインが細い線で描かれているのも希少性があり筆者お気に入りのポイントです。
足元をスタイリッシュにみせたいビジネスマンはぜひニューバランスの411をお試しください。夏を中心に気温の暖かい時期に重宝できるランニングシューズです。
ランニングシューズでビジネスコーデを楽しもう
ビジネスシーンでも活躍するランニングシューズについてご紹介しました。ランニングシューズを取り入れることで歩きやすさ、快適性、耐久性などさまざまなメリットが期待できます。
シューズを選ぶ際には、清潔感を意識してみてください。白や黒の落ち着いた色を選ぶことで足元からスタイリッシュな印象を与えられます。
今回ご紹介したランニングシューズは、クッション性に優れ、軽量なアイテムばかりです。ビジネスシーンでも使えるデザイン性も考慮してアイテムをセレクトしました。ランニングシューズの抜け感を上手くコーディネートしてビジネスシーンのオシャレを楽しんでいきましょう。
季節や天気を問わずに暇さえあれば走りにでかける筆者。唸るような暑さや土砂降りの雨の日でも外でのランニングは欠かせません。
そんな悪天候で活躍するのがランニングキャップ。暑さや雨風からランナーを守ってくれる心強いギアです。
この記事では、筆者おすすめのランニングキャップをご紹介します。デザイン性、機能性、快適性の観点から選びました。ランニングキャップ選びの参考にしてみてください。
ランニングキャップは必要?効果を解説
ランニングキャップがそもそも必要なのか。その効果について解説します。
日差しや雨からランナーを守る
ランニングキャップ着用の最大のメリットは、日差しや雨から頭部を守れることだと筆者は感じています。
夏場など、日差しが強い時期にキャップなしでランニングすると頭部の温度が上昇。パフォーマンスの低下だけではなく熱中症のリスクも上がります。
また、雨天時は防水性のあるキャップを着用することでストレスを軽減してランニングを楽しめます。
視界の確保
ランニングキャップは、直射日光や雨から視界を確保する役割も担っています。
特に雨天時のランニングは、雨が目に入り視界の確保が難しいことも。ランニングキャップを着用することで視界が確保され、安全で快適にランニングを楽しめます。
汗を吸収して不快感を軽減
吸収性や速乾性によって汗を吸収し、頭部の蒸れや温度の上昇、不快感を軽減できるのもランニングキャップの効果です。
通気性に優れたアイテムを選ぶことでより一層その恩恵を受けられます。
ランニングキャップの選び方
ランニングキャップを選ぶ上での注意点をご紹介します。キャップ選びの参考にしてみてください。
サイズ・フィット感はややきつめがベスト
まずは、サイズやフィット感を重視してランニングキャップを選びましょう。ランニングキャップは、通常のキャップよりややキツめのサイズ感がベスト。
アジャスターやバックルのついたキャップは調整が可能なのでおすすめです。
通気性のあるキャップで蒸れを防止
ランニングキャップは通気性に優れたメッシュ素材がおすすめ。汗による蒸れを軽減してくれるので快適にランニングを楽しめます。
特に夏場のランニングでは、キャップの通気性によって頭皮の温度が大幅に変わると言われています。熱中症の予防のためにも通気性にはこだわりましょう。
防水性・撥水性でシャワーランを楽しむ
ランニングキャップで欠かせない機能が防水性や撥水性。雨によるランニング時のストレスを軽減してくれます。
防水性や撥水性のあるランニングキャップがあれば雨の日のシャワーランも楽しめるでしょう。
デザイン性の高いキャップでモチベーションアップ
数年前までのランニングキャップは“ダサい”アイテムが多かった印象です。しかし、近年はデザイン性に優れたキャップが各ブランドから次々に展開されています。
カラーやデザインだけではなくシルエットも意識してみましょう。お気に入りのブランドで統一させるのもおすすめの選び方です。
おすすめのランニングキャップ5選
筆者おすすめのランニングキャップをご紹介します。デザイン性、機能性、快適性に優れたアイテムばかりです。商品選びの参考にしてみてください。
UNDER ARMOUR:アイソチル ローンチ ラン キャップ メンズ
デザイン性と快適性に優れた「UAアイソチル ローンチ ラン キャップ」。夏場のランニングにおすすめのアイテムです。
UNDER ARMOURは、1996年にアメリカで誕生したスポーツブランド。「アスリートが持てる能力を最大限に発揮できるような、もっと高機能なウェアを開発したい」との理念で商品開発を行い、高い機能性とデザイン性から人気ブランドの仲間入りを果たしました。
実際に着用してみるとその涼しさに驚きを覚えるはず。全体的に薄く作られており、サイドにメッシュ素材を採用するなど通気性に優れ、熱を瞬時に逃し発散してくれます。
雨の日のランニングにはやや不向きな印象ですが夏場のランニングにイチオシのアイテムです。
NIKE: フェザーライト キャップ
ランニングギアのド定番ブランドナイキから「フェザーライト キャップ」をご紹介。軽量かつ快適性に優れ、ランナーに大人気のアイテムです。
筆者も実際に着用しましたが、その軽さに驚きました。被っていることを忘れるくらいストレスのない着用感でこれまでのランニングキャップのイメージが一新されました。
汗止めバンドやストラップでフィット感を調節できるなど細やかなスペックも人気の秘密。また、アウトドアシーンでも活躍できるデザイン性もおすすめのポイントです。
何を購入するか迷ったら“外さない”定番のナイキのキャップはいかがでしょうか。
THE NORTH FACE: スワローテイルキャップ
スポーツブランドよりのデザインが苦手な方におすすめのTHE NORTH FACE「スワローテイルキャップ」。アウトドアシーンやカジュアルスタイルにも合わせやすいデザイン性が特徴です。
もちろん、ランニングキャップとしての機能も申し分なし。撥水機能を備えたナイロン素材やサイドには通気性に優れたメッシュ素材を採用するなどのこだわりがみられます。
側面には滑り止め加工のついたサングラスホールを搭載。レース終盤にサングラスを外してギアを上げる筆者にとってはなくてはならない機能です。
カラーバリエーションが豊富なため、お好みのアイテムを探してみてください。
adidas:ADIZERO HEAT. RDY 軽量キャップ
軽量かつフィット感に優れ、快適にランニングを楽しめる「HEAT. RDYキャップ」。ストレスのない着心地を求めるランナーにぜひ着用してほしいアイテムです。
HEAT. RDYとは「暑さに対しての準備をする」との意味があり、速乾性や冷却に優れたアディダス独自のテクノロジーです。汗をすぐに発散させ、キャップ内をドライな環境に保ち蒸れなどの不快感を軽減させます。
天候によって自由につばを折り曲げることができる独自の機能も強み。つばを上げて視界を確保するもよし。下げて日差しをブロックするもよし。ランナーのストレスを限りなく軽減するために作られた高機能のキャップです。
ASICS:ランニングサンキャップ XXC202
機能性を重視したいランナーにおすすめのキャップがASICSの「ランニングサンキャップ」。ASICSを代表するアイテムとして根強い人気を誇っています。
キャップの弱点である、うなじの日差しをネックシェードがカバー。首の後ろ側の日焼けや暑さを防いでくれます。ネックシェードは取り外しも可能。用途に合わせて使える点もGOODです。
吸水性に優れ、ランニング中の汗による不快感を軽減。再帰反射を搭載しているので夕方以降のランニングでは安全性が高まります。機能性を求めるならやはりASICS。日本を代表するブランドのハイスペックな一着をぜひお試しください。
ランニングキャップでおしゃれに快適にランニングを楽しもう
ランニングキャップの効果や選び方、おすすめのアイテムについてご紹介しました。
ランニングキャップは、暑さや雨天などの悪条件でも快適にランニングを楽しめるランナー必須のアイテムです。パフォーマンスの向上だけではなく、熱中症の予防などの効果もあるため積極的に取り入れてみてください。
機能性だけではなく、見た目にもこだわることでランニングがさらに楽しくなるのでおすすめ。近年ランニングキャップのデザイン性も上がってきているのでお気に入りのアイテムをぜひ探してみてください。
春、夏のランニングに欠かせないのがシャカシャカジャージ(ウインドブレーカー)。防風、防寒、保温などさまざまな役割を担い、快適なランニングをサポートしてくれます。
シャカシャカジャージを長年愛用している筆者が、着用のメリット、選び方、おすすめのアイテムをご紹介します。「見た目」にも「機能性」にもこだわったシャカシャカジャージをお探しの方は参考にしてみてください。
シャカシャカジャージとはウインドブレーカーのこと
シャカシャカジャージは、一般的にウインドブレーカーのことを指します。「シャカジャー」や「シャカシャカ」と呼ばれランナーにとって身近なランニングギアです。
語源は、素材であるポリエステルが擦れたときや動作時に「シャカシャカ」と音が鳴ることからきています。シャカシャカジャージは、ランニングなどのスポーツ時以外でもアウトドアや日常生活で重宝できる汎用性の高いアイテムです。
シャカシャカジャージ(ウインドブレーカー)のメリットとは
ランニング時にシャカシャカジャージを着用するメリットについてご紹介します。
防風性と防寒性で身体を保護
ウインドブレーカーの名の通り、最大のメリットは防風性に優れている点です。風の侵入を防ぎ、体表面からの熱の放出を防ぎます。
また、風よけの効果も期待でき、ランナーの身体を寒さから守ってくれます。
撥水性で雨から身体を守る
撥水性のあるアイテムをチョイスすれば急な雨にも対応。雨の重みやベタつきを軽減し、快適なランニングをサポートします。
また、雨に濡れてしまうと体温が奪われてしまうリスクも。シャカシャカジャージで雨風から身体を守りましょう。
軽量化で携帯性にも優れる
シャカシャカジャージは軽量で携帯性に優れている点もランナーにおすすめのポイント。
コンパクトに収納できるので遠征時などは場所を取らずに快適に持ち運べます。また、ランニング中に暑くなったら脱いで携帯することも可能。
あまりの軽さに着ていることを忘れるくらいの着用感でランナーをサポートしてくれます。
ストレスのない伸縮性
スポーツブランドがリリースしているシャカシャカジャージなら伸縮性に優れ、ランニング時のストレスを軽減してくれます。
ゴワつきや突っ張り感によるストレスがなく、心地よい着心地が特徴です。
シャカシャカジャージ(ウインドブレーカー)の選び方
実際に筆者が重視しているシャカシャカジャージを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
フード付きのメリット、デメリット
雨天時は、視界の確保や頭の保護からフード付きのウインドブレーカーが重宝されます。防寒の役割も担えるため寒い時期の着用ではフードは欠かせません。
一方、ランニング中に空気抵抗を受けてストレスに感じることも。走り始めは気にならなくても疲れが溜まった終盤はフードを取り外したいほどのストレスを感じたことはありませんか?
寒い時期や雨天時はフード付き、ガッツリ走りたいときはフードなしなど使い分けても良さそうです。
携帯性に優れるアイテムを選ぼう
ランニング中に着脱できるのもシャカシャカジャージのメリット。商品を選ぶ際には携帯性に優れたコンパクトに収納できるアイテムをチョイスしましょう。
くしゃくしゃに畳んでもシワが残りにくい点も筆者がシャカシャカジャージを愛用する理由の一つです。
やっぱりデザイン性は大事
各ブランドがデザイン性に優れたアイテムを展開しています。
ランニングのモチベーションを上げるためにもデザイン性は重要です。シャカシャカジャージはランニング前後でも着ることが多いのでタウンユースでも使えるデザインを選びましょう。
ポケットの有無をチェック
ポケットの有無は市民ランナーにとって重要なポイントです。
ランニング時の小銭や鍵は、できればズボンではなく上着に収納したいところ。ポケット付きのアイテムを選べば小物の持ち運びにストレスを感じにくいです。
特に、移動時などタウンユースでの使用をお考えの方は、ポケットの有無はチェックしておきましょう。
シャカシャカジャージおすすめのアイテム5選
シャカシャカジャージの中でも春、夏におすすめの薄手のアイテムをピックアップしました。それぞれのアイテムの特徴を挙げていますので参考にしてみてください。
adidas:プライムグリーン エッセンシャルズ 3ストライプス ウインブレーカー
adidasのシンボルである3本のストライプスが印象的なシャカシャカジャージ。ランニング時はもちろんタウンユースとしても重宝できるアイテムです。
環境に配慮したプライムグリーン(未使用のプラスチックを含まない100%再生マテリアルで作られた素材)を採用。防風性に優れ、軽量化に成功しました。
薄い生地のため、春、夏にピッタリのアイテム。両サイドにポケットも配置されており、タウンユースでの使用も視野に入れたオシャレ志向のランナーにおすすめです。
THE NORTH FACE:トレイルエマージェンシーフーディ
トレイルラン用に開発された「トレイルエマージェンシーフーディ」は、悪条件のランで力を発揮する機能性に優れたギアです。
素材は、リップナイロンの一枚地を採用。風の侵入を極限まで防いでくれます。また、裏地には保温性に優れた加工が施されているので寒さにも強い特徴があります。
機能性にこだわり、無駄なものは一切排除。ファスナーもフロント下部の1箇所のみ。重さ約90グラム(Lサイズ)で手のひらサイズに畳まれるコンパクトさもノースフェイスらしいこだわりがみられます。
機能性に優れ、ランニングだけではなく、アウトドアシーンでも活躍できるアイテムです。
ASICS:総裏メッシュウインドブレーカージャケット
走ることに特化したASICSのシャカシャカジャージは、快適に走るための仕掛けが多数組み込まれています。
肌面に総メッシュを採用し、シャカシャカジャージ特有のベタつきを軽減。背面にはベンチレーションを設け、体内にこもった蒸気や熱を外に発散してくれます。
フードが付いていないため、ランニング時のフードをストレスに感じる方にもおすすめです。「快適にランニングを楽しみたい」シンプル志向のランナーはぜひ手に取ってみてください。
UNDER ARMOUR:UAスポーツスタイル ウインドブレーカー
アスリート目線の機能性に定評のあるUNDER ARMOURのシャカシャカジャージをご紹介します。
防風性に優れたウーブン素材を採用し、軽量化に成功。内側のメッシュ素材は、吸汗速乾性でドライな着心地をキープしてくれます。また、撥水加工が施されているので雨天時のランニングでもランナーの強い味方となるでしょう。
両サイドにはポケットが装備され、フードはドローストリング(紐)で調整が可能。ランニング時もタウンユースでも使い勝手の良さがポイントのシャカシャカジャージです。
On:Weather Jacket Black | Shadow
筆者おすすめのシャカシャカは、OnのWeather Jacket。どうしたら快適に走れるかをテーマに作られており、神機能が随所にみられるアイテムです。
まずご紹介したい神機能は、ポケットのジッパー機能。ラン中に鍵や財布を落とすリスクを解消してくれます。心配性の筆者にとってジッパー機能は本当にありがたい。
つづいての神機能は、畳んで胸ポケットにそのまま収納できるコンパクトさ。脱衣後もストレスなく持ち運びができます。
その他、DWRコーティングによる撥水性や軽量化など快適なランニングが保証された神シャカシャカ。ぜひ手にとってその機能性を体感ください。
シャカシャカジャージで春夏のランニングも快適に
シャカシャカジャージは、防風性や防水性、速乾性に優れ、快適にランニングを楽しめるアイテムです。
シャカシャカジャージを選ぶ際には、機能性だけではなく、フードやポケットの有無、携帯性をチェックしましょう。
今回ご紹介したアイテムは春、夏に活躍する薄手のシャカシャカジャージです。デザイン性、機能性にも優れたアイテムをピックアップしています。
「春、夏を制するものがマラソンを制する」。シャカシャカジャージでシーズンに向けてランニングを楽しみましょう。
近年、スポーツブランドのアイテムは、タウンユースに取り入れられることが多くなりました。カジュアルなコーデにスポーツの要素を加えるスタイルをスポカジスタイルと呼びます。
この記事では、スポカジスタイルにおすすめのシューズをご紹介します。スポーツブランドのアイテムを上手くコーデに取り入れたい方は参考にしてみてください。
スポカジスタイルとはスポーツとカジュアルを融合したスタイル
スポカジスタイルとは「スポーツカジュアルスタイル」の略です。
スポーツアイテムをカジュアルなファッションに取り入れた、スポーティーな男性におすすめのスタイルです。スポカジスタイルのリラックス感と爽やかさのバランスが大人の余裕を演出してくれます。
スポーツアイテムの快適さと機能性を残しつつ、おしゃれな印象を与えるスポカジスタイルはバランスが非常に大切。「おしゃれは足元から」と言うようにスポカジスタイルを極めたい方はまずはシューズ選びから始めましょう。
次の章では“失敗しない”スポカジスタイルのシューズの選び方についてご紹介します。
ダサくならないスポカジシューズの選び方
スポカジスタイルは「バランス」が大切です。スポーツ要素が強すぎると“ダサい”コーデとなりスポーツをする格好になってしまいます。
スニーカーなどカジュアル要素の強いシルエットのシューズを選ぶ
スポカジスタイルを目指すなら、スニーカーなどカジュアル要素が強めのシルエットのシューズを選びましょう。
ここ数年はダッドスニーカー(厚底)シューズが主流です。ボリュームや存在感のあるシューズを上手くコーディネートに取り入れてスポカジスタイルを楽しんでみてください。
落ち着いたカラーリングのシューズを選ぶ
好みの派手なカラーで遊ぶのもスポカジスタイルの楽しみ方ですがあくまで上級者向け。これからスポカジスタイルを取り入れたい方は、落ち着いたカラーリングのアイテムを選びましょう。
白や黒をベースにワンポイントとして別のカラーを取り入れるとカジュアル要素も出せるのでおすすめです。主張しすぎることなく存在感を放つシルエットやカラーリングのシューズを取り入れてみてください。
スポカジスタイルにおすすめのシューズ5選
筆者がおすすめするスポカジスタイルに適したシューズをご紹介します。
NIKE:AIRMAX EXCEE
スポカジスタイルの定番と言えばナイキのスニーカー。数ある名作の中でカジュアル要素の強いエアマックスエクシーをご紹介します。
エアマックス90のクラシカルな雰囲気を残しながら現代風にアレンジした一足。エアマックスのボリューム感は厚底シューズのさきがけ的な存在です。カラーリングやシルエットは、ストリート系のファッションとの相性が抜群。
美しいボディラインに目が奪われがちですが、歩きやすさも忘れてはいけないポイント。エアクッションシステムで衝撃を吸収し、快適な履き心地を実現。唯一無二のクッション性は他のブランドの追随を許しません。
スポカジスタイルで迷ったらエアマックスエクシーを手にとってみてはいかがでしょうか?
HOKA ONE ONE:BONDI 8
スポカジの新定番とも言えるHOKA ONE ONEのシューズ。多くのファッショニスタがHOKAのシューズを勝負コーデに取り入れています。
HOKA ONE ONEは、トレイルランナーであった創業者が「山を楽に下れるシューズ」を開発するために創業。ボリューム感のあるソールが特徴で抜群のクッション性を備えています。
そんなHOKAの中で最もクッション性に特化したラインがボンダイシリーズ。雲の上を歩いているような感覚と評される歩き心地をぜひ体験ください。
もちろん、機能面だけではなく、デザイン性の高さもHOKAが人気の理由です。ブランド名とロゴのみが記されたシンプルで洗練されたデザインはさまざまなコーデとの相性抜群。無骨なシルエットがカジュアルスタイルにフィットし足元から存在感を出してくれます。
さまざまなカラーリングの中で「オールブラック」が「ブラック×ホワイト」の2択で迷った筆者。スポカジなら“あえて”後者をチョイス。ブランド名がアクセントとなり足元に遊び心を残してくれるでしょう。
HOKA ONE ONEのシューズは各ラインにそれぞれ特徴があります。その他のシリーズの特徴は以下の記事をご覧ください。
https://funday.jp/article/1959/
On:Cloud 5 Waterproof
トライアスロンやマラソン大会でよく見かけるOnのシューズ。タウンユースではまだ馴染みのないブランドかもしれませんが、これから“バズる”であろう注目のブランドです。
Onシューズの特徴は、ゴムホースをヒントにして作られた空洞のソール。クッション性に優れた独特の歩き心地を実現しました。
Onのアイコンモデルである「クラウド5」から雨風にも対応するWaterproofモデルをご紹介します。透湿性や軽量感はそのままに防水性が搭載。アッパーの素材には抗菌メッシュを採用しているため快適な履き心地を実現しています。
スピードシューレースシステム(伸縮性のあるゴム製の靴紐)なので靴紐を結ぶ手間から開放され抜群のフィット感をお約束。まだまだ認知度の低いOnシューズは被りにくい希少性もおすすめのポイントです。
Onのその他のアイテムも日常に取り入れやすいデザイン性になっています。各シリーズの特徴をまとめていますので参考にしてみてください。
https://funday.jp/article/2727/
New Balance:M2002R
スポカジスタイルと言えば、ニューバランス。カジュアルスタイルの超王道のブランドです。ニューバランスは製品名となっている番号によってタイプを認識できるため、番号の持つ意味を理解する必要があります。
今回ご紹介する2002は、2000シリーズに分類。ニューバランスのフラッグシップモデル(最高級の品質)として高い機能性を持っています。衝撃吸収性や反発性が特徴で重厚感のあるゴツめのデザインが特徴です。
ニューバランスといえば「グレー」か「ネイビー」が人気のカラー。大人のカジュアルスタイルにはグレーがおすすめです。思わず見とれてしまうほどの気品さと凛々しさを感じさせます。
他にも「574」や「576」の500番台シリーズや「996」などのシリーズも人気ですのでチェックしてみてください。
ニューバランスのその他モデルもスポカジスタイルとの相性抜群。ぜひ以下の記事から好みのアイテムをチェックしてみてください。
https://funday.jp/article/2049/
adidas: STANSMITH
「世界で一番売れたシューズ」としてギネスに認定されているスタンスミス。1971年に誕生して以来、不朽の名作としてあらゆるシーンで重宝されているシューズです。
スタンスミスはカジュアルスタイルだけではなくフォーマルスタイルにも合わせやすい二面性を持ち合わせています。ダボッとしたジーンズにも細身のスラックスにも違和感なくフィット。
もちろん、スポカジスタイルとの相性も抜群。これからスポカジスタイルを取り入れたい男性はスタンスミスで間違いないでしょう。
新品から履き潰さすまでの経年劣化も通な楽しみ方。アディダスを代表する万能型のシューズで爽やかさを演出してみては?
カジュアルスタイルにスポーツのエッセンスを
いつものカジュアルスタイルにスポーツアイテムを上手く取り入れれば、スポカジスタイルの完成です。
スポカジスタイルの肝はシューズ。ポイントはカジュアル要素の強いシルエットで無駄のない落ち着いたカラーやデザインのシューズを選ぶことです。
スポカジスタイルは、爽やかさや清潔感を連想させ、大人の自然なラフ感を演出できます。カジュアルとスポーツの“バランス”を意識してスポカジスタイルを楽しんでみてください。
ドイツ発祥のスポーツメーカー「アディダス(adidas)」。近年おしゃれに関心が高い男性の間で、“ぺたんこアディダス”とも呼ばれる、甲が薄いクラシックなモデルへの注目が高まっています。
なかでも「サンバ(Samba)」は2022年ごろから人気が再燃し、現在も完売や品薄が続いている状態。あまりに人気なので、「狙っているカラーがなかなか手に入らない」「購入したいけど周りの人とかぶりそう」というジレンマを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために今回は、サンバ以外のおすすめモデルを5つご紹介します。冒頭にアディダスの誕生ストーリーをご紹介したうえで、それぞれのモデルについて解説しますので、ぺたんこアディダスが気になっている方はぜひ参考にしてみてください!
兄弟間の対立で生まれたアディダス
アディダスの創設者は、父が靴職人の家庭に生まれた「アドルフ・ダスラー」。ブランド名はアドルフのニックネーム「アディ」と、ファーストネームの「ダスラー」から名付けられました。
アドルフは1920年、兄の「ルドルフ・ダスラー」とともに靴製造会社「ダスラー兄弟商会」を立ち上げます。アドルフは陸上選手だった自身の経験から、それぞれの競技に合った専用シューズの必要性を感じ、さまざまなスポーツシューズの開発に情熱を注ぎました。
しかし、兄弟間の意見の対立から1948年に会社を解散。ダスラー兄弟はそれぞれ独立を決意し、アドルフはアディダスを、ルドルフはルーダ(現在のプーマ)を設立します。
アディダスが一躍有名になったのは、1952年のヘルシンキオリンピックのときでした。西ドイツ代表の選手全員がアディダスの靴を履いたことで脚光を浴びます。
アディダスはその後も、テニスシューズの「ハイレット(のちのスタンスミス)」や、 オールレザーのバスケットシューズ「スーパースター」など、数々の名作を発表。現在はスポーツシーンの枠を超え、タウンユースもできるファッションブランドとして、世界中の人々に愛されています。
「ぺたんこアディダス」サンバ以外のおすすめモデル5選
ここからはサンバと同じような特徴を持っているクラシックモデルを5つご紹介します。
1. ガゼル(ガッツレー)/ GAZELLE
「ガゼル(ドイツ読みは「ガッツレー」)」はサンバと同じように、フットボールシューズが原型となっているモデル。1968年のデビュー以来、デザインがほとんど変更されていません。
甲が薄くシャープなシルエット・T字型のトゥ・スリーストライプスなど、サンバによく似た特徴を持っていますが、アウトソールを見れば二つの違いがよく分かります。
サンバはもともと冬期の滑りやすいフィールドで使用することを想定してつくられたシューズ。アウトソールには吸盤のように高いグリップ力を発揮する、3つの穴が空いています。
一方、土や芝のフィールドで使用するトレーニングシューズとして登場したガゼル。アウトソールは小さなスパイクが密集したような形状になっており、その姿はハチの巣のようにも見えます。
ガゼルはカラーバリエーションが非常に豊富なので、コーディネートのワンポイントになるスニーカーをお探しの方にもおすすめです。
2. キャンパス / CAMPUS
レジャーやテニス・バスケットボールなどのコートスポーツ向けのシューズとして1983年にリリースされた「キャンパス」。1970年代初頭に高い人気を誇った「トーナメント」というバスケットボールシューズが原型モデルとなっています。
キャンパスはアメリカのヒップホップグループ「ビースティーボーイズ(Beastie Boys)」がミュージックビデオやアルバムのジャケットで着用したことで話題となり、PRをすることなく人気を獲得。トレンドの変化にともない一度は廃盤となりますが、根強いファンの後押しもあり、2001年に復刻されました。
キャンパスはサンバやガゼルに見られるつま先のT字型パーツがなく、クリーンな印象。アッパーも上品な質感のスエード素材なので、ジャケパンスタイルのようなきれいめコーデにも合わせやすいモデルです。
3. キャンパス 80S / CAMPUS 80S
リリース当初のキャンパスの要素を継承した「キャンパス 80S」。通常のキャンパスにはシュータンにロゴのプリント、アッパーサイドにモデル名の印字がありますが、キャンパス80Sではそれが省略されています。さらにミニマルなデザインなので、大人ファッションとの相性が抜群。
キャンパスに比べると若干価格は高くなりますが、ブランドのルーツを大切にしたい方や、よりクラシック感のあるモデルが好きな方には、キャンパス 80Sがおすすめです。
またキャンパス80はアッパーの内側のくびれ具合が強めになっていたり、インソールの土踏まずの部分に膨らみがあったりと、足へのフィット感を高めたつくりになっています。足幅が広めの方や甲が高い方は窮屈に感じる場合があるので、0.5〜1cmのサイズアップを検討してみてください。
キャンパスには他にも「キャンパス 00S」「キャンパス 2.0」というモデルもありますが、全体的に厚みのあるデザインのため、今回はご紹介していません。ネット購入する場合はモデル名や写真を必ず確認しましょう。
4. ハンドボール スペツィアル / HANDBALL SPEZIAL
1979年にハンドボール専用のインドアシューズとして登場したハンドボールスペツィアル。2014年に復刻し、サンバに続く勢いで人気が高まっています。
今回ご紹介している他のモデルとの違いは以下の5つ。
サイドから見るとヒールの形状が直線的
スリーストライプスの近くに印字されているモデル名の横にトレフォイルロゴ
縦幅が若干長め
個性的な配色もある
・サンバに似た吸盤状のアウトソール
ハンドボールスペツィアルは縦幅が若干長めですが、甲が薄く幅狭な点は他のモデルと同じです。サイズを選ぶ際は縦幅を意識しすぎず、足幅を優先して選ぶとよいでしょう。
5. タバコ グルーエン / TOBACCO GRUEN
1972年にレジャーシューズとしてリリースされた「タバコ グルーエン」。2016年に復刻され、大きな反響を呼びました。
アッパーは毛足の長い合成スエード素材。一部リサイクル素材を含んでいて、環境にも配慮されています。また全体がブラウンカラーでまとめられているのでシックな印象。
スマートなルックスと上品な質感、カラーリングが、大人の男性にぴったりです。
魅力的なクラシックモデルが多数存在するアディダス
今回はアディダスの“サンバ以外”のモデルを5つご紹介しました。
これらのモデルはサンバに似た特徴を持っているものの、それぞれのルーツが異なるため、ディテールには違いがあります。
もしかしたらサンバより自分の足やファッションスタイルに合うモデルが含まれているかもしれません。気になる方はぜひ詳細を見比べてみてください!
今回は、雨や雪など悪天候な状況でも足元を守るGORE-TEX搭載のおすすめスニーカーをご紹介します。
GORE-TEXとは、世界最高基準の防水性や浸透性、防風性が特徴のゴア社オリジナル素材です。筆者はGORE-TEX製品を愛用しており、その機能性の高さからアウトドアシーンに欠かせないアイテムとして重宝しています。
近年はタウンユースでもGORE-TEX搭載のアイテムを見かける機会が増えました。人気ブランドにも多く取り入れられ、ファッショナブルなアイテムが次々に発表されています。
GORE-TEX誕生秘話、手入れ方法からおすすめスニーカーまでご紹介しています。「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」な丈夫なスニーカーをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
GORE-TEXとは?歴史とePTFEの意外な誕生秘話
1958年にビル・ゴアとヴィーヴ・ゴア夫婦がアメリカ デラウェア州ニューアークの自宅の地下室にてゴア社を創業。創業者夫婦は、材料科学の革新を通して、生活や産業をより良くするために研究を重ねました。
ゴア夫婦は、PTFE((ポリテトラフルオロエチレン)の可能性に注目。PTFEとはフッ素樹脂の1つで、低摩擦性、耐候性、電気特性、耐熱性に優れたプラスチック素材です。一般的にはテフロン(正式にはデュポン社の登録商標)とも呼ばれています。
PTFEの可能性を信じたゴア社の運命が大きく動き出したのは1969年のこと。創業者ビルの息子であるボブ・ゴアが「ePTFE(延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレン)」を発見したのです。
それまでのPTFEは1.1倍以上延びることはないと科学文献に記載されていました。ボブはさまざまな実験を繰り返し、ゆっくりと慎重にPTFEの延伸に挑戦するも失敗。実験が上手くいかなかったボブは怒りに任せ勢いよくPTFEを引っ張りました。
すると、腕の長さいっぱいにPTFEが伸びたのです。この世紀の大発見が産業、医療などさまざまな分野でイノベーションを引き起こすことに。GORE-TEXもこのePTFEによって作られ、宇宙飛行士や国際南極探検隊など多くの人がその恩恵を受けました。
ボブ・ゴアの怒りの行動がゴア社のすべての始まりとなったのです。
GORE-TEXって何がスゴイの?防水性と浸透性を両立させた技術
GORE-TEXの強みを一言で表すと「外からの水滴は通さないけれど内側からの水蒸気は効率よく排出する」点です。実際にGORE-TEX製品のウェアやシューズを愛用する筆者。理屈は理解できないけど着用してその強みを実感しています。
公式ホームページには以下のように説明されていました。
GORE‑TEX メンブレンとは、特殊な薄い膜状の素材で、1インチ四方(25.4mm四方)に約90億個もの孔のある構造をしています。孔の一つひとつの大きさは水滴の約20,000分の1と非常に小さく、蒸気分子と比較すると700倍以上の大きさがあります。
例えるならば、ひとつの孔がサッカースタジアムくらいの大きさなのに対し、水滴の大きさは地球くらい、蒸気分子はサッカーボール程度のサイズになります。このことから、外からの水滴は通さずに、内からの湿気(蒸気)だけを排出することが可能となるのです。
引用:GORE-TEX公式ホームページより
悪天候のアウトドアシーンでは防水性のアイテムは必須です。しかし従来のアイテムは浸透性に劣っていたため蒸れて着心地が悪いと不快感を覚えていました。GORE-TEXは通気性に優れているので蒸れることなく、抜群の着心地を実現します。
GORE-TEX搭載のおすすめスニーカー5選
GORE-TEXは一流ブランドからも認められ、多くのスニーカーにも取り入れられています。雨の日でもオシャレにも履き心地にも妥協したくない男性には、GORE-TEX搭載のスニーカーがおすすめです。
筆者おすすめのシューズをご紹介します。
NIKE(ナイキ):AIR FORCE 1 GTX
キングオブキックス(スニーカー界の王様)エアーフォースワンのGORE-TEX搭載モデルをご紹介。
まさに「最強×最強」のタッグが実現。エアフォースワンのカッコいいスタイルは崩さずにGORE-TEXの機能性を取り入れた最高の一品です。
ブラックとイエローの配色もオシャレでストリート系にもアウトドア系にも合わせやすいデザインになっています。コレクションとして飾りたくなるデザイン性と外で遊びたくなる機能性を持ち合わせたスニーカー。
どんなときも“カッコいい大人でいたい”男性におすすめです。
New Balance(ニューバランス): M2002R GORE-TEX
ニューバランスの人気シリーズ2002にGORE-TEXが搭載された注目のモデル。
ボリューム感のある重厚なデザインは、アウトドア志向の強い男性にピッタリのスニーカーです。ソールのグリップ力も見逃せないポイント。「雨の日もガンガン攻めたい」そんな男性の強い味方となるでしょう。
カラーバリエーションも豊富ですが、ニューバランスの定番カラーと言えば「グレーかネイビー」。今回はネイビーのスニーカーをチョイスしました。
ニューバランスが自信を持ってリリースした2002の抜群の履き心地と機能性をぜひ体感ください。
MERRELL(メレル):Moab 3 Synthetic
今回ご紹介するスニーカーの中で最もアクティブなシーンにおすすめのメリルのMOAB 3。オールブラックのシックなデザインは、トレッキングからタウンユースまで幅広いシーンで活躍します。
「MOAB (モアブ)シリーズはメリルを象徴するモデル。2007年に発表されて以来、世界累計2,800万人以上のアウトドアファンの足元を支えてきました。
トレッキングとしても使用できるモデルのため軽量で安定感や屈曲性などに優れ、歩きやすさも抜群。スポーツよりなデザインのため、きれいめなカジュアルには不向きですが短パンなどアクティブスタイルにおすすめです。
機能性や歩きやすさを重視したい男性におすすめの一足になります。
adidas(アディダス) : STAN SMITH LUX GTX
アディダスオリジナルスの不朽の名作スタンスミスからGORE-TEX搭載モデルがついに登場。
1991年に“世界一売れた”スニーカーとしてギネス認定されたスタンスミス。シンプルでクセのないデザインと美しいシルエットはビジネスシーンでも重宝されています。
外見に注目されがちですが、耐久性やグリップ性に優れる機能性もおすすめのポイントです。急な天候の変化もGORE-TEXがカバー。スタンスミスのクールなスタイルを残したまま力強さも感じさせる一足になります。
白で清潔感をだすか黒でクールさを演出するか、はたまた二足買いで使い分けるか。世界一売れたシューズの魅力を十分に味わってみませんか?
【番外編】THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス):Decade GORE-TEX Moccasin
スニーカーではありませんが、ノースフェイスのモカシンシューズもGORE-TEXが搭載されたおすすめのアイテムです。
モカシンとは1枚の革で足を包み込んだ構造のシューズ。アメリカ先住民が履いていたスリッポンタイプの靴が原型と言われています。U字型のアッパーが特徴でカジュアルさと上品さを演出できます。
天然皮革のような質感と上品なシルエットが大人の男性に馴染む一足。アウトドアブランドらしく素材や機能性にもこだわっているので歩きやすさ、クッション性にも優れています。
スニーカーには合わせづらい、悪天候のシックなコーディネートにおすすめです。
GORE-TEXシューズの洗い方・手入れ方法。防水スプレーは要注意
GORE-TEXシューズの手入れ方法についてご説明します。手入れ次第で劣化を最小限に抑えられますので参考にしてみてください。
1.洗濯
まずは汚れを落としていきましょう。靴紐、中敷き(可能であれば)を外して、靴の中の小石やゴミを振り落としてください。
布や靴用ブラシを使ってぬるま湯で汚れを落とします。少量の靴用洗剤もしくは中性洗剤を使ってよくすすいでください。
2.乾燥
適度な温度と通気性のいい場所で自然乾燥が基本です。
直接熱を加えたり、濡れたまま放置することは避けましょう。対流式ブーツドライヤーの使用は可能とされています。
GORE-TEXシューズには防水スプレーではなく撥水剤を
シューズの表面が水を弾かなくなった場合は、撥水加工をする必要があります。
よくある間違いとして防水スプレーを使用してしまうことです。防水スプレーはGORE-TEXの浸透性を阻害するため推奨されていません。
各シューズのラベルに記載されている手入れ方法を確認して撥水加工を行いましょう。
GORE-TEX搭載のスニーカーで蒸れることなく快適な足元に
「雨の日はお気に入りのスニーカーを汚したくない」悪天候の日は、おしゃれをあきらめていませんか?
筆者も雨の日は「汚れてもいい、古いシューズ」を履いて出掛けていました。しかし、そんな日に限って「おしゃれをすればよかった」と後悔するもの。
GORE-TEX搭載のスニーカーは、雨に強く、蒸れることなく快適な履き心地を約束します。今回ご紹介したスニーカーは人気ブランドのデザイン性にも優れたアイテムばかりです。
ただ単にオシャレなスニーカーではなく、機能性にも優れたワンランク上の大人向けのGORE-TEX搭載のシューズ。足元から周りの男性と差をつけませんか?
2000年前後のトレンドを取り入れた「Y2Kファッション」が注目され、ソールに厚みのあるスニーカーの人気が続く昨今。しかし、その流行とは裏腹に、ドイツ発祥のスポーツメーカー「アディダス(adidas)」の「サンバ(samba)」をはじめとしたソールの薄いクラシックなモデルが、おしゃれに関心の高い男性の間で人気を集めています。
そこで今回は、サンバの特徴やサイズ感、アディダスの起源などを解説したうえで、大人男性におすすめのサンバを5つご紹介します。サンバが気になっている方、スニーカーをお探しの方はぜひ参考にしてみてください!
各スポーツの専用シューズを開発してきたアディダス
アディダスの創設者は、父が靴職人の家庭に生まれた「アドルフ・ダスラー」。ブランド名はアドルフのニックネーム「アディ」と、ファーストネームの「ダスラー」に由来しています。
1920年、アドルフは兄の「ルドルフ・ダスラー」とともに、靴製造会社「ダスラー兄弟商会」を立ち上げ、スポーツ専用シューズを開発・販売していました。しかし、兄弟間の意見の対立から1948年に会社を解散。ダスラー兄弟はそれぞれ独立を決意し、アドルフはアディダスを、ルドルフはルーダ(現:プーマ)を設立します。
フットボールシューズで名声を高める
アディダス創業者のアドルフは自身が陸上選手だった経験から、それぞれの競技に合った専用シューズの必要性を感じ、さまざまなスポーツシューズの開発に情熱を注ぎます。なかでもフットボールシューズは、アディダスの歴史を語るうえで欠かせない存在。今回ご紹介するサンバも、もともとは冬場の滑りやすいピッチでも使用できるフットボールシューズとして開発されました。
アディダス製のスパイクが勝敗を分けたといわれている歴史的一戦もあります。それは1954年にスイスで開催されたFIFAワールドカップの決勝、西ドイツ対ハンガリー戦です。この試合の日は雨が降っていて、ピッチがぬかるみ、滑りやすい状態でした。
そこで創業者のアドルフは西ドイツの選手たちに、スタッドが交換可能なスパイクを着用すること、そして長めのスタッドに交換することをアドバイスします。
そのおかげで選手たちは滑りやすいピッチ上でも実力を発揮。“4年間無敗”を誇っていたハンガリーに逆転勝利し、初優勝を飾りました。この一戦はのちに「Wunder von bern(ベルンの奇跡)」と称され、現在も語り継がれています。
フットボールシューズの名残を感じるアディダスの「サンバ」3つの特徴
サンバがアディダスに登場したのは、ブラジルでFIFAワールドカップが開催された1950年。モデル名はブラジルの代表的な音楽「サンバ」から採用したといわれています。
ここからはそんなサンバの特徴を、3つの項目で解説します。
特徴1. グリップ力が高いノンマーキングラバーアウトソール
サンバのアウトソールの底面には、3つの丸い穴があります。この穴に体重がかかると中の空気が抜けて真空状態になり、地面を吸盤のようにキャッチ。これにより高いグリップ力を発揮します。
また、中にはアウトソールに「ノンマーキング」が採用されているモデルも。摩擦などで床にラバー跡をつけてしまうことがないので、インドアコートでも安心して使用できます。
特徴2. 長め設定のシュータン
他モデルより長めに設定されたシュータンも、サッカーシューズをルーツに持つサンバならではのデザイン。これはボールを蹴る際の足への衝撃を軽減するために採用されたディテールです。また、長めになっていることでブランドロゴもよく見えます。
特徴3. ギザギザのスリーストライプス
アディダスを象徴するディテールのスリーストライプス。原型となるサッカーシューズには採用されていませんでしたが、1950年にサンバとして登場した際にアッパーに配されました。単にデザインとしてのディテールではなく、耐久性やホールド感の向上にも一役買っています。
アディダス・サンバはやや細身のつくり
サンバはスマートな見た目も魅力の一つですが、その分つくりも細身になっています。よって甲低・幅狭の方はジャストサイズ、標準〜甲高・幅広の足の方・厚手の靴下を履かれる方は0.5〜1cmアップがおすすめです。
ただし、このあとにご紹介する「サンバ レザー」というモデルのみ、ゆとりのあるサイズ感になっています。足幅や甲の高さによってはサイズダウンが必要なので、注意してください。
また、サンバには自然な革の質感が楽しめる「フルグレインレザー」やスエードが使用されているため、履いているうちになじんでより履きやすくなります。素材の特性も考慮しながらサイズを選びましょう。
大人男性におすすめのサンバ5選
サンバは現在も品薄状態が続いていて、通常よりも価格を高く設定して販売するショップもあるほど人気のモデルです。今回はそんなサンバの中でも比較的購入しやすいカラーや派生モデルを5つご紹介します。
1. adidas アディダス SAMBA サンバ FZ5603 ABC-MART限定 *LINE/CWHT/SAVA
こちらはABC-MART限定のクリームホワイトカラーのサンバ。現在のサンバは大人コーデにもなじみやすいワントーンカラーのミニマルなデザインになっています。スリーストライプスやT字型のトゥもアッパーと同系色で控えめなので、コーディネートにさりげなく取り入れたい方におすすめです。
2. adidas アディダス サンバ レザー / Samba Leather 019000 notp
「サンバ レザー」は、インドアコートでもストリートでも活躍してくれるスポーツシューズ。ブラック×ホワイトの配色は、スタイリッシュな印象を演出してくれます。アッパーの大部分はフルグレインレザーですが、T字型の補強パーツにはスエードが使用されていて、質感の違いも楽しめます。また、衝撃吸収性能に優れたミッドソールが採用されているので、快適な履き心地です。
前述したように、サンバレザーはゆとりのあるサイズ感になっています。甲低・幅狭〜標準の足の方は、0.5〜1cmのサイズダウンを検討してみてください。
3. adidas アディダス SAMBA ADV
続いてご紹介するのは、スケーター向け仕様の「サンバ ADV」。1990年代、サンバは薄型のローカットシューズを求めていたスケーターたちの目に留まり、愛用されるようになります。そこでアディダスは1997年からスケートボードシューズの開発に着手。「adidas skateboarding」というラインで数々の人気モデルをスケーター向けに改良して発表してきました。
「サンバ ADV」もその中の一つ。「アディタフ」と呼ばれる耐摩耗性に優れた二層のトゥが採用されており、つま先のすり減りを防止してくれます。また、アッパーがブラックで統一されていてクリーンな印象なので、ストリートファッションだけでなく、ジャケパンスタイルなどのきれいめコーデにも合わせられます。
4. adidas アディダス SAMBA OG ホワイト/ブラック B75806
こちらはオリジナルモデルが忠実に再現された「サンバ OG」です。ギザギザのスリーストライプスにスエードのT字型トゥ、グリップ力の高いラバーソールというクラシックなスタイルが復刻しています。
5. adidas アディダス サンバ OG / SAMBA OG
最後はグリーンカラーのサンバOG。ブラックやホワイトなどのベーシックカラーの方が汎用性は高いですが、もしウェアもベーシックカラーが多いのであれば、コーディネートのポイントになってくれるカラーを選ぶのもおすすめです。足元を変えるだけで、いつものシンプルコーデが新鮮に映ります。
流行に関係なく履き続けられるアディダスのサンバ
今回はアディダスのサンバをご紹介しました。スタンスミスやスーパースターといった有名モデルよりも前にフットボールシューズとして登場したサンバ。アップデートを繰り返しながら、タウンユースもできるスマートな見た目へとたどり着きました。
現在品薄状態が続くほど人気が再燃していますが、もともと長年愛されているクラシックモデルなので、流行に関係なく履き続けられます。コーディネートにほどよいアクセントをつけてくれるサンバの詳細を、ぜひチェックしてみてください!
「いつの時代も定番アイテムが1番カッコいい」
今回は、トレンドに左右されず時代を越えて多くの男性に支持されている定番スニーカーをご紹介します。大人気ブランドの中からブランドを象徴するアイテムをセレクトしました。
定番アイテムの魅力にどっぷりと浸ってみませんか?
定番スニーカーはおしゃれ?各ブランドのアイコン的存在
定番スニーカーは、単にファッションの側面だけではなく、そのブランドの歴史や思想、こだわりが反映されています。そのブランドの魅力を味わいたければ定番スニーカーを履くことが1番です。
定番スニーカーはシンプルなデザインが多く、いつの時代のトレンドにも合わせやすい特徴があります。80年代のプレッピースタイルや90年代のDCブランドブームから現代に至るまで定番スニーカーは外すことがありませんでした。
いつの時代も色褪せないカッコよさで足元を輝かせる定番スニーカー。「最先端だけがおしゃれではない」時代を越えてファッション愛好家に支持されてきたスニーカーの魅力をぜひ感じ取ってください。
定番スニーカーのおすすめ5選
大人気ブランドの中から定番アイテムを5足ピックアップしました。ブランドの歴史についてもご紹介していますので参考にしてみてください。
NIKE:エア フォース 1
まずは“キングオブキックス(スニーカーの王様)”とも称されるナイキのエアフォースワンをご紹介。
アメリカ大統領専用機のコールサインにちなんで名付けられたエアフォースワン。1982年に登場して以来、世界中のファッション愛好家を魅了し、時代を越えて愛され続けています。
エアフォースワンは「Nike Air」テクノロジーを初めて取り入れたバスケットシューズです。耐久性と柔軟性に優れた膜の中に圧縮した空気を注入することで軽量で抜群のクッショニングを実現しました。ナイキを現在の地位まで押し上げた技術と言っても過言ではありません。
思わず見惚れてしまうほどキレイなシルエット。無駄がなく普遍的でシンプルなデザインは“いつの時代も1番カッコいい”スニーカーとして君臨しています。
ブランドの枠を越えてスニーカーのアイコン的な存在であるエアーフォースワン。「やっぱりエアフォースワンでしょ」王様の風格を感じるスニーカーで軽快にカッコよく出掛けてみませんか?
adidas:オリジナルス スーパースター
スタンスミス、キャンバス、カントリーなど多くの人気シリーズを生み出してきたアディダス。今回はアディダスの代名詞であるスリーストライプス(3本ライン)が燦然と輝くスーパースターをチョイスしました。
スーパースターはバスケットシューズとして誕生。発売後は多くのNBAプレイヤーがスーパースターを愛用し人気に火が付きました。その後コートを飛び出して、スケートボーディングやヒップホップシーンでも中心的な存在に。
スーパースターの最大の特徴は、ギザギザのスリーストライプス。アディダスを象徴するスリーストライプスの由来は、創業者の苦労と工夫から生まれたことはご存知ですか?
創業当時販売されていた革靴のスポーツシューズは着用しているうちに中足部が伸びてしまっていました。アディダス創業者のアドルフ(アディ)・ダスラー氏は、悩んだ末に3本のバンドを使用することに。3本のバンドで緩みを補強しフィット感を高めることに成功しました。これこそがアディダスを象徴するスリーストライプス(3本ライン)の始まりです。
スーパースターはアディダスにとって特別なシリーズ。黄金に輝くシュータン(足の甲部分)のブランドロゴなど随所にこだわりがみられます。アディダスを象徴するスーパースターはカラーバリエーションも豊富なため、お気に入りの一足を見つけてみてください。
CONVERSE:キャンバス オールスター
定番スニーカーと言えば真っ先にコンバースのオールスターを挙げる方も多いと思います。オールスターは、数多く存在するスニーカーの中でもまさに“永久定番”の名にふさわしいスニーカーです。
コンバースの歴史は古く1908年にまで遡ります。創業者のマーキス・M・コンバース氏は、降雪量が多く、深い森や湿地帯の続くマサチューセッツ州に着目。雨や雪の中でも作業できるラバーシューズの製造を開始したのがコンバースの始まりです。
その品質の高さが人々のニーズを満たし、多くの方がコンバースのシューズを愛用しました。その後、通年で販売できる商品の必要性を感じていたコンバース氏はバスケットボール専用のシューズを開発します。それこそが「キャンバス オールスター」の誕生秘話です。
エアフォースワン、スーパースターと同じくバスケットボールにルーツを持つオールスター。驚くべきは発売当時と現代でほとんど変わらない機能性とフォルムにあります。
ファーストモデルから変えることなく人気を博してきたデザインとスペック。時代やトレンドは変われど“永久定番”として履き継がれてきたオールスターは今でもファンを増やし続けて加速しています。
New Balance:スニーカー 574
ナイキやアディダスと並んで大人気スニーカーブランドのニューバランス。数多くの名作の中で、ニューバランス史上最も多く履かれた574シリーズをご紹介します。
ニューバランスは、1906年にアメリカのボストンで矯正靴の製造メーカーとして誕生しました。そのためブランド名には「履いた人に新しい(new)バランス(balance)感覚をもたらす」との想いが込められています。
その後、解剖学的な知識、整形外科や運動生理学へのノウハウを生かしてカスタムメイドのランニングシューズの生産を開始。抜群のフィット感とクッション性で瞬く間に人気ランニングシューズの仲間入りをしました。
そんなニューバランスのシューズがタウンユースとして受け入れられたのは1980年代。当時は、アメリカ国内のストリートファッションやカジュアルウェアのトレンドが変化した時期でした。
スポーツブランドがファッションに取り入れられ、ニューバランスがもつ上品なスタイルがきれいめカジュアルにフィット。多くの若者に愛用され、ブームの火付け役となりました。
ニューバランスの数字にはそれぞれ意味が込められています。今回ご紹介する500番台は舗装路以外のオフロード用シューズとして開発されました。1982年に発売された500番台の初期モデル555から改良を繰り返し、574は500シリーズの完成形と言われています。
さまざまなカラーが展開されていますが、定番を攻めるなら「グレー」か「ネイビー」がおすすめ。この2色はニューバランスを象徴する人気のカラーです。
ニューバランスは、どのシリーズも定番と呼べるアイテムばかり。その他のシリーズの特徴についてまとめていますので以下の記事もぜひご覧ください。
https://funday.jp/article/2049/
VANS: オールドスクール
アメリカ西海岸のストリートカルチャーを語るうえで外せないのがバンズのスニーカーです。スケボーやサブカルチャーを愛する若者を中心に人気が爆発。現在は定番アイテムとして幅広い層に支持されています。
バンズは1966年にカリフォルニア州にて誕生。ポール・ヴァン・ドーレンとジム・ヴァン・ドーレン兄弟が中心となり、ビジネスパートナー2人と設立しました。バンズというブランド名は「ヴァン(VAN)とその仲間たち」という意味が込められています。
創業当初は、会社の敷地内でシューズを作り、その場で直接販売するという独自のスタイルでビジネスを開始しました。バンズのラフなスタイルと高いグリップ力はスケーターの間で評判となり、南カリフォルニアを中心に愛用されるようになります。
創業から約10年が経ち、バンズを象徴するアイテム「オールドスクール」がようやくデビューします。大きな特徴は、サイドに広がる独特の形のストライプ。創業者の“落書き”から着想されたラインは「ジャズ・ストライプ」と呼ばれバンズを象徴するデザインとなりました。
ジャズ・ストライプが初めて搭載されたことから“ジャズ”とも呼ばれるオールドスクール。定番ながらアウトローな雰囲気を持ち合わせているところに筆者は魅力を感じています。
定番スニーカーを選ぶなら白か黒がベスト
「毎日でも履きたくなる」「毎日のコーディネートに合わせられる」そんなスニーカーをお探しの方は定番スニーカーがおすすめ。シンプルながら洗練された定番スニーカーは“新しさ”さえも感じさせる飽きのこないデザインとなっています。
ワンポイントアドバイスとして定番スニーカーを選ぶなら白か黒がベスト。合わせやすく、よりトレンドに左右されにくいので重宝すること間違いなしです。
時代を越えていつもトップを走り続ける定番スニーカー。「やっぱり定番が1番カッコいい」筆者自身も中学生のころ背伸びして買った「エアフォースワン」のカッコよさに浸って記事を作成しました。