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毎年完売必至!ザ・ノース・フェイスのダウンジャケットおすすめモデル5選

「安い買い物でないだけに、間違いのない一着を手に入れたい」と思うファッションアイテムの一つがダウンジャケット。しかし、さまざまなブランドから多種多様なモデルが発売されているため、「選ぶのに苦労した」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は「今まさにどのブランドのダウンを購入しようか悩んでいる」という方のために、候補にあげられることの多い人気アウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス、以下『ノースフェイス』という)」のおすすめモデルを5つご紹介します。

また、ノースフェイスのダウンの特徴やサイズ選びのポイントも解説しますので、“ダウン迷子”になっている方はぜひ参考にしてみてください。

登山グッズを扱う小さなショップからスタートしたノースフェイス

ノースフェイスのダウンの特徴をお伝えする前に、まずはノースフェイスがどのようなブランドなのかを簡単に解説しておきます。

ノースフェイスの創業は1966年。ハイキング愛好家だったダグラス・トンプキンス(Douglas Tompkins)とスージー・トンプキンス(Susie Tompkins)夫婦は、カリフォルニア州・サンフランシスコのノース・ビーチ地区にバックパッキングと登山用のアイテムを扱う小さなショップ「THE NORTH FACE」をオープンします。

ショップ名は北半球の山岳地帯で最も過酷な登山ルートを指す、ノース・フェイス(北壁)にちなんで名付けられました。

創業から2年後、ショップを同州のバークレー地区に移転し、自社製品の製造をスタート。1971年にはカリフォルニア州ヨセミテ国立公園にある半球を縦に割ったような岩山「ハーフドーム」から着想を得たブランドロゴが誕生します。

その後ノースフェイスは、マウンテンジャケットをはじめとした人気アイテムを次々と発表し、会社の規模を拡大していきました。

さらに、1990年に史上初の南極大陸横断を成功させた「国際南極横断探検隊」専用のウェアと装備デザインを手がけたことで、一躍有名に。

1990年代には、マウンテンジャケットやダウンジャケットの「ヌプシ」などがヒップホップスターのワードローブに欠かせないアイテムの1つとなりました。

現在ではストリートやアウトドアシーンに限らず、幅広い層に親しまれる一大ブランドへと成長しています。

ノースフェイスのダウンジャケットは“光電子ダウン”が最大の特徴

ノースフェイスのダウンの最大の特徴ともいえるのが「光電子ダウン」です。光電子とは人の体温域(34~37℃)で効率よく遠赤外線をふく射する保温繊維のこと。

ノースフェイスの光電子ダウンにはこの繊維が含まれており、人の体から発せられる遠赤外線を利用してじんわりとした自然な暖かさを維持してくれます。また、洗濯などによってこの特性が失われることはなく、恒久的に持続するという優れものです。

ノースフェイスのダウンは“着丈”で選ぶ。どの国のサイズ規格かにも注意

ダウンジャケットはできれば試着をして購入したいものですが、さまざまな理由で店舗に行くことができず、オンライン購入される方も多いと思います。そうした方の参考になるように、ここからはノースフェイスのダウンのサイズを選ぶときのポイントを解説します。

1. サイズ規格を確認する

ノースフェイスのアイテムには、日本規格とUS規格、2種類のサイズ表記があります。国内正規代理店である「ゴールドウィン」を通じて販売されているものであれば日本規格なので、普段のサイズを選んでも遜色なく着られるでしょう。

しかし、中には並行輸入品を販売しているショップもあります。必ずどこの国のサイズ規格かを確認するようにしてください。US規格は日本規格よりもサイズ感が大きいので、基本的には「1サイズダウン」をおすすめします。

以下は日本企画とUS規格それぞれの適合サイズの一覧表です。これを見れば選択肢が2サイズ程度に絞れると思います。ただし、日本規格・US規格ともに、デザインによってサイズ感が異なる場合があるので、あくまでもサイズ選びの一つの目安としてお考えください。

日本規格の適合サイズ

サイズ表記XXSXSSMLXL(LL)XXL(3L)BMBL
身長(cm)150

160
155

165
160

170
165

175
170

180
175

185
180

190
165

175
170

180
チェスト(cm)76

84
80

88
84

92
88

96
92

100
96

104
100

108
96

104
100

108
ウエスト(cm)62

70
66

74
70

78
74

82
78

86
82

90
86

94
82

90
86

94
ヒップ(cm)78

86
82

90
86

94
90

98
94

102
98

106
102

110
96

106
102

110

US規格の適合サイズ

サイズ表記SMLXLXXLXXXL
身長(cm)165

175
170

180
175

185
180

190
185

195
190

200
チェスト(cm)84

96
90

102
96

108
102

114
108

120
114

126
ウエスト(cm)70

82
76

88
82

94
88

100

2. 着丈で選ぶ

サイズを絞ったら、今自分が持っているアウターと気になるアイテムの「着丈(首のつけ根からすそまでの長さ)」を比較し、自分が理想とする着丈に近いサイズがどれなのかを確認しましょう。このとき候補にしているサイズの着丈に近いものと比較するとイメージしやすく、サイズ選びもスムーズです。

ノースフェイスのダウンは袖口にマジックテープがついているモデルが多く、袖の長さはある程度調整できます。よって袖丈はそれほど重要視しなくても問題ありません。また、もし身幅に不安がある場合は、少し大きめのサイズを選び、近年トレンドのオーバーサイズでの着用に挑戦してみるのも一つの手です。

ノースフェイスのダウンジャケットおすすめ5選

ここからはノースフェイスのダウンジャケットで特におすすめのモデルをご紹介します。

1. バルトロ ライト ジャケット BALTRO LIGHT JACKET

photo by : rakuten.co.jp

最初にご紹介するのは、超人気モデルの「バルトロライトジャケット」。2トーンのスタイリッシュなデザインはアウトドアシーンだけでなく、タウンユースにも最適です。保温性・防風性・耐水性に優れているにも関わらず軽量なのも嬉しいポイント。

2. アンタークティカ パーカ ANTARCTICA PARKA

photo by : rakuten.co.jp

続いては市販のダウンジャケットの中でも保温性・耐候性がトップクラスの「アンテークティカパーカー」。「国際南極横断探検隊」が着用していたモデルをベースに、長めの着丈でアップデートされています。

街中ではややオーバースペックに感じるかもしれませんが、重ね着が苦手な方、雪が多い地域にお住まいの方には良きパートナーとなってくれるはずです。

3. マウンテン ダウン ジャケット MOUNTAIN DOWN JACKET

photo by : rakuten.co.jp

次にご紹介するのは、ノースフェイスのヒット商品にダウンを封入した「マウンテンダウンジャケット」です。表地は防水性に優れた二層構造のゴアテックス素材。2022年の秋冬シーズンにサイズ感がアップデートされ、ゆったりとした今っぽいシルエットになっています。

4. ヌプシ フーディー NUPTSE HOODIE

photo by : rakuten.co.jp

こちらは1992年に発売された「ヌプシジャケット」。雪山に対応できるスペックに加えて、ストリートファッションにも取り入れられるデザイン性の高さも魅力です。

ノースフェイスのウェアの定番といえば、肩の切替デザイン。実はこれ、デザイン性によるものではなく、生地の最低発注量をクリアするために生まれたアイデア。やむを得ず選んだ黒の生地を、ヌプシやマウンテンジャケットの全カラーに使うことになったのがはじまりなのだそうです。こうした背景を知ると、身にまとうのがより楽しくなりますね。

5. ビレイヤー パーカ BELAYER PARKA

photo by : rakuten.co.jp

最後にご紹介するのは、本格的なアウトドアシーンにも対応可能な「ビレイヤーパーカー」です。「ビレイヤー」とは、ロープクライミングでクライマーの安全を確保する人のこと。光電子ダウンがたっぷりと封入されているうえに、中綿の偏りを防ぐ「シェイプドバッフル構造」になっているため、冬場の停滞時にも防寒性をしっかりと担保してくれます。

また、ビレイヤーパーカーはカラーブロックのないシンプルなデザイン。幅広いシーンで着用できる汎用性の高さも魅力です。

ノースフェイスのダウンは毎年完売必至!寒くなる前に検討・購入を!

今回はノースフェイスのダウンを5モデル紹介させていただきました。中には抽選や予約でほぼ完売という大人気モデルもあるので、サイズが揃っている秋のうちの検討・購入がおすすめです。デザイン性・機能性に優れたノースフェイスのダウンをぜひ一度は候補に入れてみてください!

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スイスの老舗アウトドアブランド、マムートのおすすめマウンテンパーカー5選

スイス発のアウトドアブランド「MAMMUT(マムート)」をご存じでしょうか?パタゴニアや、ノースフェイスに比べ、ややマニアックに感じるブランドですが、プロの登山家も愛用する老舗ブランドです。 今回は、最近、日本でも愛用者が増えてきた、マムートの歴史から、おすすめのマウンテンパーカーをご紹介します。マムートについて詳しく知りたい方や、マムートのマウンテンパーカーが気になる方は参考にしてみてください。 マムートとは?ロープから始まったスイスの老舗アウトドアブランド 「マムート」は、スイスのディンティコンにて設立された160年以上の歴史を誇るブランドです。シューズやバックパック、そしてアパレルなど、様々なアイテムを展開しているマムートですが、始まりは農業用ロープからでした。 マムートは、ロープ職人のカスパー・タナー氏が1862年に創業。当初は家族経営の事業としてスタートしました。 農家のためのロープを生産していた、マムートでしたが、その品質の高さに登山家が注目。頑丈なマムートのロープはアルプスに挑む登山家から高い評価を獲得します。これにより、マートムは、クライミング用のロープの生産を開始しました。 1964年には国際登山組織UIAAの認定を初めて受けたシングルロープを開発し、ロープブランドとしてのポジションを確立しました。 1950年代から本格的に登山製品作りをスタート マートムは、1950年代から、本格的に登山製品作りをスタートしました。 現在では、アイコニックなクライミングロープをはじめ、アパレル、シューズ、バックパック、寝袋、セーフティギアなど様々なアイテムを展開しています。 日本では、2008年「MAMMUT STORE表参道」のオープンを皮切りに、北海道、宮城県、神奈川県、新潟県、愛知県、京都府、大阪府に直営店を展開しています。 また、マムートは、環境問題が取り沙汰されていなかった1990年代からすでにリサイクル素材を使用。現在もエコロジカルフットプリントの減少に積極的に取り組んでいるブランドです。 マムートのマウンテンパーカーの魅力と選び方 マムートのアイテムの魅力は、優れた機能性と洗練されたデザインです。8000m超級の山々に挑戦するプロの登山家の命を守ってきたマムートのアイテムは、耐久性と機能性を兼ね備えており、過酷な環境下でも最高の性能を発揮します。 マウンテンパーカーやダウンを中心としたジャケットは、保温性はもちろん、耐風性、防水性、透湿性に優れたものがメインです。 また、スタイリッシュなデザインのアイテムが多い点もマムートが評価されている理由の一の一つです。マムートのアイテムは、シンプルなデザインが多いため、タウンユースでも大活躍してくれます。最近では、ファッショニスタを中心にマムートのアイテムをタウンユースする人たちが増えています。 では具体的に、マムートのマウンテンパーカーの選び方について解説します。初めてマムートのマウンテンパーカーを購入される方は参考にしてみてください。 シーンにあわせて機能性をチェック アウトドアブランドのマウンテンパーカーを選ぶ際に外せないポイントである機能性。プロ御用達の老舗アウトドアブランドであるマムートのマウンテンパーカーは、機能的に優れたものばかりです。 「それならどれを選んでもOKでは?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、マウンテンパーカーを頻繁に着用する筆者としては、シーンに合わせて選ぶべきだと思っています。 キャンプやハイキングなど、アウトドアをメインに考えるなら、ハイスペックなアイテムが必要です。防水透湿性や防風性、防寒性に加え、耐久性にも優れているゴアテックス素材を選べば間違いありません。しかし、タウンユースがメインならば、防寒性や防水性、耐風性に優れた素材を使用したアイテムで十分です。 もちろん、タウンユースでハイスペックなアイテムを着用するのも悪くはないのですが、いささかオーバースペックかと思います。また、ハイスペックなアイテムは、どうしても高額になってしまいます。それなら、まずは、手の届きやすいアイテムからトライしてみてはいかがでしょうか? マウンテンパーカーを着こなすにはサイズ感がかなり重要 40代50代の大人世代がスマートにマウンテンパーカーを着こなすには、サイズ感がかなり重要です。 トレンドはオーバーサイズですが、元々タイトなつくりではないマウンテンパーカーは、オーバーサイズをチョイスすると「服に着られている」感じに見えてしまいます。 また、マムートはユーロ規格のため、サイズは大きめ。日本人であれば普段のサイズよりも一つ下がおすすめです。 なお、マムートには、アイテムによっては、アジアンフィットと呼ばれるサイジングのモノがあります。その名の通りアジア人向けに作られたアイテムなので、アジアンフィットのアイテムなら、通常サイズで問題ありません。 マウンテンパーカー選びでは色はかなかなり重要 豊富なカラーバリエーションもマムートの大きな魅力ですが、タウンユースをメインに考えるならダークトーンがおすすめです。 もちろん、綺麗な色のマウンテンパーカーをチョイスすることがNGではありませんが、カジュアルになりすぎることも。シンプルに着こなすなら、黒やネイビー、ブラウン等をチョイスすれば間違いありません。 40代50代に似合うマムートのマウンテンパーカー5選 ここからは、40代50代の大人世代が似合うマムートのマウンテンパーカーを5つご紹介します。 Mountain Parka ソフトシェルタイプのマウンテンパーカーは、PFCフリー耐久撥水(DWR)加工が施されているのでレインジャケットとしても活躍してくれます。また、ライナー付きのため悪天候でも体をドライに保ってくれます。ミリタリージャケットのような骨太なディティールもスタイリッシュな1着です。スポーティーなスタイルにはもちろん、ミニマルスタイルにも似合います。 Mountain WB lined Parka ハイキングやキャンプ、街中など、オールラウンドに活躍する防風・撥水性に優れた超軽量タイプのマウンテンパーカーです。非常に軽いアイテムなので、ゴアテックスの重さが苦手な方にも最適。ミリタリージャケットの定番、M65ジャケットのようなルックスなので、トレンドのアメカジやミリタリースタイルにも馴染みます。 Convey WB Hooded Jacket PFCフリーDWR加工の耐久性に優れたリップストップアウター素材を使用したマウンテンパーカーです。パッカブルタイプなので、バッグに入れておけば、いざという時にも活躍してくれます。スポーティーかつ、シンプルなデザインが都会的な1着です。 Utility WB Coat 比翼仕立てのすっきりとしたデザインと長めの着丈が大人っぽい雰囲気のマウンテンパーカーです。 無駄のないミニマルなデザインはタウンユースに最適。ビジネスシーンでも活躍してくれるアイテムです。また、DWR加工を施した素材を使用しているので、撥水性に優れています。 Microlayer 2.0 HS Hooded Jacket  耐久性のあるメンブレンを備えた2.5レイヤーの軽量リサイクルポリアミドを使用したハードシェルタイプのマウンテンパーカーです。耐風性、防水性、耐久性に優れたアイテムなので、アウトドアやキャンプ、タウンユースとシーンを選ばずに活躍してくれます。無駄なものを省いたすっきりとしたデザインが洒脱です。 スタイリッシュで機能的なマムートのマウンテンパーカー 160年以上の歴史を誇るスイスの老舗アウトドアブランドの「マムート」。機能的でスマートなマムートのアイテムは、ファッショニスタからも注目され、マウンテンパーカーやフリース、バックパック等は、街中でもよく見かけます。 今回ご紹介したマウンテンパーカーは大人の男性にタウンユースしてもらいたいアイテムばかりです。マムートのマウンテンパーカーは「人とは違ったアウトドアブランドのアイテムが気になる!」という方におすすめです。 この機会に、マムートのマウンテンパーカーで大人のデイリースタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか?

代々受け継がれていく一着。ワックスジャケットの老舗BarbourのおすすめモデルTOP5

年齢を重ねると、「オシャレはしたいけど、毎年アイテムを買い足すのが少し負担だな」と感じることありませんか? たしかに同じ服をずっと着ていると飽きてきたり、買い替えたいけれど忙しくて選ぶ時間がなかなか割けなかったりしますよね。 そんな悩みを抱える方に、本記事では大人にこそおすすめなBarbour(バブアー)のジャケットを紹介します。Barbourのジャケットが長年愛用できる理由やどんな選択肢があるかを解説するので、ぜひ参考にしてください。 「消費する」から「育てる」という発想に転換して、愛用品を身に付ける楽しみを感じてくださいね。 Barbourの歴史 Barbour(バブアー)は、1894年イギリス北東部の港町サウスシールズでジョン・バブアーによって創設されました。現在もイギリスに本社を置き、バブアー家が家族経営を続けています。世界55カ国に直営店を置くまでに成長したライフスタイルブランドです。 当時から港町サウスシールズでは、寒冷な気候と荒波の中で水夫や漁師、港湾労働者が働いていました。Barbourのアイコンとなっているワックスジャケットは、彼らの仕事のための上着として考案されたというストーリーを持っています。化学繊維が未発達の時代に知恵や工夫により作られた、撥水性と防寒性を備えたアイテムです。 その機能性と真摯な物作りが認められ、イギリス王室御用達のブランドになっていることもBarbourの大きな特徴のひとつ。当時のエディンバラ公フィリップ、エリザベス女王、チャールズ皇太子からロイヤルワラントを授かり、彼らの存命時には最大で3つのワラントがタグに記載されていました。 その一方で、著名人や一般市民の間にもポピュラーなブランドとして浸透していきます。本国では着古したジャケットをリペアしながら、親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていくことも。そんな背景もBarbourの魅力を底上げしてくれるひとつのロマンと言えるでしょう。 ワックスジャケットの魅力 ワックスジャケットは、高密度に編まれたコットン生地にワックスを染み込ませたジャケットです。 まず挙げたい魅力はもちろん、その撥水性と防風性です。 冬場に上着として羽織れば、ワックスのおかげで少々の雨や冷気は防げます。ジャケットの上に着るコートとして、都市での生活・アウトドアどちらでも重宝することでしょう。 次に、デザインの機能美と生地の光沢感も魅力です。 モデルによって違いは多少ありますが、それぞれ機能に応じた楽しいギミックと落ち着いた色味で、着る人を選ばず似合いやすいでしょう。また、ワックスを含んだ生地は独特の光沢も持ち合わせており、チェック柄の裏地と相まって上品な雰囲気を醸し出します。 最後に、特に推したいのは長年愛用できる点です。丈夫であることに加えて、すばらしい経年変化が起きるため飽きることがありません。 購入当初から渋さがありますが、着込んでいくことでさらに渋く持ち主だけの一着に変化。ワックスが染み込んでいるため、着用する人の体に沿ったシワやアタリが強調され元の色に鮮やかな濃淡を生みます。ワックスが少し抜けて生地が毛羽立つという変化も、ジャケットに味わい深い表情を加えてくれますよ。 ワックスジャケットだけでなく、それ以外の選択肢も Barbourのジャケットはワックスジャケットだけではありません。現代の暮らしのニーズに応えたそれ以外の選択肢も生まれています。 ワックスジャケットに抵抗がある方や、それ以外のジャケットに積極的に興味のある方は、無理せず自分の気に入ったアイテムを選びましょう。気に入ったアイテムであればこそ長く愛用でき、それが最も大切なことだからです。 ノンワックス ノンワックスのジャケットにも、ワックスジャケットにはない魅力があります。 現代のワックスは開発当初のような「ベタつき」や「キツイ匂い」はありません。それでも、ワックスを含んでいる以上は多少しっとりとした感触はあります。 電車や車の座席に触れるとき、ワックス自体やその匂いが移るかもしれないと気にする方もいるでしょう。綿や化学繊維を使ったノンワックス生地ならば、そのような不安は解消されます。重ね着をする場合にも、ジャケットの上からさらにアウターを着ることも気にならなくなりますね。 さらに、ワックスを含んでいない生地は重量的にその分軽くなります。着心地という面では、ノンワックスのほうが快適と感じる人も多いでしょう。 キルティング キルティング生地のジャケットは、本国イギリスではかなりポピュラーなアイテム。見た目の上品さと柔らかな印象から、女性にも人気のある一着です。 元々、乗馬用の馬の体を冷やさないように作られた菱形状のキルティング素材で、ジャケットとしては1979年に登場した「カントリーマン」が原点。現代ではワックスジャケットのモデルのキルティング版が続々と発表されています。 基本的にワックスを含んでいない生地で作られているため、ワックスジャケットに比べて軽いのがメリット。サラッと羽織れて、長時間着ても疲れることがありません。 そして、中綿によって保温性が高まることが最大の魅力。スーツの上から羽織ったり、逆に中に厚手のニットを着込めば、真冬でも過ごすことができる英国スタイルの完成です。 SL・OS Barbourのジャケットは欧米人に合わせたシルエットで、かつジャケットの上から着ることを前提に設計されているため、日本人には身幅や肩周りなどにやや余裕がある作りです。 そこで、もう少し華奢な体格にも合うように、スリムで現代的なシルエットに修正されたSLシリーズが発売されました。中に着込むものは限られてきますが、ジャストサイズで着たい方にとってはおすすめのアイテムです。 逆に、近年のオーバーサイズのトレンドを取り入れたOSシリーズも展開されています。トレンドを楽しみたい方や、体格の大きい方には選択肢の一つになり得る存在です。 おすすめモデル5つ 今回はBarbourからおすすめモデルTOP5を紹介します。 なお、各モデルを比べやすいように、色はBarbourを象徴する色のセージ、形は伝統的なレギュラーフィット、そして生地は独自のワックスコットンで統一しています。基本的にラグランスリーブ、襟のコーデュロイ生地、ダブルジップ式、裏地のタータンチャックという点は共通しています。 各モデルのディテールに細かな違いはありますが、最もわかりやすい違いは着丈の長さ。モデルを選ぶ際は、着丈の長さがわかるように並べた以下の表でまずは確認してください。 ← 短着丈長 →SPEYTRANSPORTBEDALEBEAUFORTBORDER BEDALE 日本では最も有名で定番のモデルが、BEDALE(ビデイル)です。大手セレクトショップとの別注品は数え切れません。 1980年に乗馬用として作られたモデルで、馬に乗った時にもたつかないように着丈は腰より少し下の長さで抑えてサイドベンツの仕様になっています。表面には外付けマチ付きのポケットと、ハンドウォーマーポケットを備えているのが特徴です。 「Barbourと言えばコレ」と知られる名作で、長すぎず短すぎずの着丈が何にでも合わせやすいのが特徴。モデルに迷っている方にまずおすすめしたいのはこちらです。 TRANSPORT こちらのアイテムは1999年に「ビューリー」という名で生まれ、2002年に「TRANSPORT(トランスポート)」に改名され2年間だけ販売されていました。TRANSPORTは数年前から日本で再販され大ヒットしているモデルで、今やBEDALEを抜いて一番人気になっています。 運送業者向けに作られたという話もありましたが、実はマウンテンバイクに乗る人から着想されたモデル。コーチジャケットを思わせるベルトが隠れるくらいのちょうどいい着丈とゆったりとした身幅が、近年のトレンドにマッチして火が着きました。 着丈の長いジャケットに抵抗があるなど、他のジャケットと同じように使えるものがほしい方にはうってつけのモデルと言えます。ポケットもサイドから斜めに入れられる現代的な形になっていて使い勝手も良いです。 ワックスコットン生地を選べば、他のBarbourのアイテムと同様に独特の経年変化を楽しむこともできます。 SPEY 1980年に生まれたSPEY(スペイ)は、TRANSPORTよりもさらに着丈が短く、男性のみならず女性にも人気のあるモデルです。 下半身まで水に浸かるフライフィッシング用に作られたことから、腰上までしかない着丈に設計。ポケットの仕様は前面にフラップ付きで2つ、右胸と左腰にはフィッシングの道具をさげるためのDリングが残っているのもデザインとしてのアクセントになっています。 ワイドシルエットでAラインを演出できること、短い着丈であるからこそレイヤーで遊べることから、現在のトレンドを意識したオシャレを楽しみたい方にはおすすめです。 BEAUFORT  BEAUFORT(ビューフォート)はBEDALEやSPEYに続いて1983年にリリースされたミドル丈のモデル。TRANSPORTなどが人気になる前は日本でもBEDALEと同様に定番で、本国では今でも愛用者の多いモデルです。 BEAUFORTはハンティング用に作られました。その名残として、腰の背面には「ゲームポケット」という獲物を入れておくポケットを備えた形状になっています。さらにハンティング中にインナーが外に出ないように、袖口はリブ仕様ではなくベルクロで閉められる違いも。 都市部での生活では普段使わないおもしろいディテールが残っているのも、BEAUFORTの魅力のひとつです。着丈がBEDALEよりも長いので、ハーフコートとしてオンオフ両方で活躍するでしょう。 BORDER BORDER(ボーダー)は、BEAUFORTよりもさらに着丈が長く、膝上まで隠してくれるモデルです。 創業者ジョン・バブアーがスコットランドの地からイングランドへ「国境」を超えて渡ってきたエピソードに因んで1982年に誕生しました。各モデルの中でもロングレングスが大きな特徴ですが、他にもディテールとして大きく違うのは袖の付け方にセットインスリーブを採用していること。さらに、胸元に財布用、内側には手袋や帽子用のポケットが備わっています。 通常のジャケットやブルゾンであれば完全に覆ってくれる着丈があるので、コート代わりに使うのもOK。特に長身の方にはおすすめで、ロングコートとして着れば洗練された大人の雰囲気を演出できますよ。 英国ブランドBarbourの歴史が詰まったジャケットをぜひ 本記事では、王室御用達の英国ブランドBarbourのジャケットを紹介しました。 Barbourのアイコンであるワックスジャケットは、買い替え続けなくてはいけないサイクルからあなたを解放してくれる名品です。開発の歴史に惹かれるアイテムであるとともに、実際に着込むことで「経年変化」という自分だけのストーリーが刻まれた一着にもなってくれます。 もっとも、より現代的にマイナーチェンジしたアイテムにも違った魅力があります。ワックスジャケット以外も様々な歴史を経て残ったデザインは楽しめるので、本当に気に入ったアイテムを選んでぜひ愛用してください。アイテムを「育てる」という新たな価値観を手に入れて、共に歳を重ねていくようにファッションを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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