在宅ワークにおすすめのコスパが良いデスクライト5選
「部屋の照明だけだと暗いからデスク用のライトがほしい」「今使ってるライトで作業すると目が疲れる」と感じていませんか?ただ、ちょうど良いライトがほしくても、たくさん種類があってどれを選べばいいかわからないですよね。
本記事では、在宅ワークにおすすめのコスパが良いデスクライトを5つ紹介します。ライトに詳しくない方でも失敗しないように、デスクライトが必要な理由や選ぶ際のポイントも解説するので参考にしてください。
あなたのニーズを満たす1台をみつけて、快適に作業できる在宅ワーク環境を手に入れてくださいね。
デスクライトが必要な理由

そもそも、机でPC作業するときなどに、なぜデスクライトが必要なのかから解説します。デスクライトには、部屋の天井のライトだけでは受けられない恩恵がいくつもあります。
目の疲れを軽減
デスクライトを使えば作業による目の疲れを軽減できます。
天井のライトだけでは自分の体や手で手元に影ができてしまい、明るさが不十分になってしまいます。暗い状況で知らず知らず目を凝らすと、目の疲れにとどまらず肩こりなどに発展することも。
手元が暗いことによる弊害をデスクライトは回避してくれます。
作業効率化
適切な光の種類や明るさを選択できれば作業を効率化できることも、デスクライトが必要な理由です。
デスクライトのオンオフは、作業するメンタルに切り替えるスイッチの役目を果たしてくれます。たとえば「ライトを点けたら作業に集中する」という習慣を作れるわけです。
また、やや青みがかった昼光色を適度な明るさで手元に当てれば、集中して作業する効果もあります。
デスクライトをうまく使えば、自然と作業に集中する効果を得られるはずです。
Web会議での見栄え
コロナ禍以降増えたWeb会議での見栄えにもプラスです。
光がないと顔に影ができて、実際より疲れて見えてしまうこともあります。些細なことと思われがちですが、ビジネスにおいて相手に与える印象はないがしろにしていいものではありません。
デスクライトで自然な明るさをもらって、ビジネスで関わる方と快適にコミュニケーションを取りましょう。
デスクライトを選ぶポイント

詳しくない方でも失敗しないように、デスクライトを選ぶポイントを解説します。専門用語で説明されることをわかりやすく伝えますね。
なお、蛍光灯タイプよりもLEDタイプのほうが省エネで安全なので、本記事ではLEDライトを選択することを前提にします。
光の「種類、明るさ、演色性」
光の「種類、明るさ、演色性」がデスクライトとして適切か確認しましょう。
光の「種類」とは、色温度の違いによる光の色を指します。色温度はK(ケルビン)という単位で表され、数値が高いと青白い光(昼光色)に近くなり、低いとオレンジ色(電球色)に近くなります。
電球色 | 温白色 | 昼白色 | 昼光色 |
寝室などでゆっくり落ち着くシーン | リビングなどで団らんするシーン | キッチンやダイニング、洗面台などで作業するシーン | 勉強部屋や作業デスクで学習やワークするシーン |
長時間作業する場合は昼白色、WEB会議や集中したいタスクのときは昼光色など、シーンによって適した色は違います。使い勝手を考えて調節できるライトを選びましょう。
次に、光の「明るさ」(lm=ルーメン)も何段階か調節できるのがベターです。明るすぎるとかえって目が疲れてしまうので、明るければ良いというものではありません。300〜400lmくらいを目安に、その前後の明るさを時間帯や日当たりによって調節できるものを優先しましょう。
そして、聞きなじみのない「演色性」とは、簡単にいうと「太陽光で見る色をRa100としたとき、近い数値であればあるほど自然な見え方をする尺度」を指します。Ra80以上を目安にモデルを選ぶと、目が疲れず作業効率も良いでしょう。
照らす範囲、可動域
ライトが照らす範囲、照らす方向を変えるアームの可動域も選ぶポイントです。
机を照らす範囲が広い、または照らしたい場所を自由に決められるほうが作業はしやすくなります。照らす範囲の指標としてはJIS規格が存在し、AA形(半径30cmで500lx以上、半径50cmで250lx以上)を選べば通常の机をムラなく照らしてくれるでしょう。
また、アームの可動域については、角度を変えられるものから立体的に動かせるものまでさまざま。机とPCの位置的な関係など具体的に必要な動きが可能なものを判断して選んでくださいね。
設置方法
設置方法も大きく分けて3種類あるので、具体的な事情に合うものを選びましょう。
迷ったらおすすめなのは、一般的なスタンド式のもの。足についた台の分だけ面積は取るものの、移動できるので机の形や置く場所を限定されずに使うことができます。
クランプ式と呼ばれるもので、机の上に本棚などがある場合にボルトなどで完全に固定する形式もあります。机の上のスペースを削らないので、ボルトやネジで固定することに抵抗のない場合はアリです。
クリップ式は、机の天板をクリップで挟み込むタイプ。外すのが簡単な上ちゃんと固定されるメリットと、端から挟むのでやや照らす範囲が限定されてしまうデメリットを比べて判断しましょう。
一点注意したいのが天板の厚み。タイプによってはそもそも設置できない机も存在するため、事前に天板の厚みに対応しているか確認しておきましょう。。
どのタイプも良いところがあるので、自分の作業環境と相談しながら、商品を選んでみてください。
USBポート、ワイヤレス充電など
USBポートが付いている、ワイヤレス充電ができるなど、あるとうれしい機能についても着目しましょう。
デスクライトによってはオプションとして、USBポートが付いていて他のデバイスが充電できたり、置くだけでスマホを充電できたりするものも。多機能型のモデルを選んでデスク周りをスッキリさせると快適です。
時計が付いているもの、台の部分がスマホスタンドになっているものなど、さまざまなオプションから自分好みのものを見つけてくださいね。
価格
当然ではありますが、最終的に重要になってくるのは価格です。
各ポイントはすべて必要条件というわけではなく、あくまでも考慮するポイントです。自分が重視したいポイントが満たされていることを確認できたら、価格と相談して総合的に判断してください。
こだわりすぎると価格が高くなりすぎてしまいます。初心者は数千円のコスパの良いものから検討してみるのが筆者はおすすめです。
コスパの良いデスクライト5選
コスパの良いデスクライトを5つ厳選して紹介します。選ぶポイントでどれを重視するか考えて、自分に合ったモデルをみつけてください。
種類 | 光の調節 | 範囲・可動域 | オプション | 価格 |
①オーム電機 | △ | △ | ◯ | ◎ |
②Lepro | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
③Xiaomi | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
④アイリス | ◎ | ◎ | △ | ◯ |
⑤山田照明 | ◎ | ◯ | △ | △ |
①オーム電機 DS-LS20

1つ目に紹介するのは、オーム電機の「DS-LS20」です。
オーム電機は1955年創業の日本の電気用品のメーカー・ベンダーです。
このモデルは、ブルーライトを20%カットしてくれる昼白色の光を3段階で調節できます。演色性はRa93で自然光に近いので色彩もOKです。照射範囲はJIS規格のA形相当なのでそこまで広くはありませんが、アームを曲げることで方向は変えられます。
リーズナブルなものがほしい方には機能性の面も良いモデルです。木の机に合う木目調の見た目を選べることや、USBポートがあるのもうれしいポイントですよ。
②Lepro デスクライト

2つ目は、Lepro(レプロ)のデスクライトです。
中国で2012年に創業したLEDを得意とするメーカーのLeproのこのモデルは、光の種類を3色、明るさを5段階で調節できる優れものです。照射範囲もJIS規格AA形相当なのでムラなく明るさも保てて、Ra80以上の演色性で自然光に近いというクオリティ。アームの付け根と先の2箇所が曲げられるので、高さや方向も変えられます。
特にデザイン性は求めず機能性だけ求める方にはピッタリのシンプルなモデルです。USBポートも1つ付いているのでスマホ充電もOKです。
③Xiaomi LEDデスクランプ2

3つ目は、Xiaomi(シャオミ)の「LEDデスクランプ2」です。
スマホなどでも認知度の高い中国の大手家電メーカーXiaomi。このモデルは、机の奥側に置いて使うことが予定されている大型のデスクライトです。全面がタッチセンサーになっていて直感的に色や明るさを調節できる、エレガントなデザイン性が素敵です。
ブルーライトのブロック率が高い光で目に優しく、Ra95の演色性が自然光に近い色彩を再現します。回転シャフトになっているので、角度も変更することができますよ。
近未来をイメージさせるようなデザイン性に惹かれる方にはおすすめ。AlexaやGoogleの音声にも対応しているスマートなモデルです。
④アイリスオーヤマ LDL-TBDL

4つ目は、アイリスオーヤマから「LDL-TBDL」の紹介です。
コスパの良いさまざまな家電を展開する、信頼の日本メーカーであるアイリスオーヤマ。このモデルは、光の色の種類は5段階に変えられ、明るさはグラデーションで自由に調節できます。LED照度はJIS規格AA形、演色性もRa85、3箇所でアームが可動するので、広範囲に自然な光を照らすことができます。
スマホスタンドとしても使えるリモコンやUSB(TYPE-A)ポートもあるので、スマホのサポートもOK。なじみのある日本メーカーでシンプルなものがほしい人にはおすすめですよ。
⑤山田照明 Zライト(Z-10D)

最後に紹介するのは、山田照明の「Zライト(Z-10D)」です。
照明器具専門メーカー山田照明が1954年よりアップデートし続けてきた「Zライト」シリーズは、ダブルアームが特徴のモデル。独特なアームによる広い可動域とJIS規格AA形の照射範囲で、机の上を満遍なく照らしてくれます。Ra94の高演色の光は無段階で調節できるので、昼白色を好きな強さで自由に選ぶことが可能。
機能性を求めつつも、家具の一つとしてクラシックな照明器具が好きな大人の男性におすすめです。重厚感たっぷりのボディがシックな部屋とマッチします。
デスクライトで目の疲れ軽減と作業の効率化を
本記事では、コスパの良いデスクライトを5つ紹介しました。
目を疲れさせず作業を効率化するには、機能的なデスクライトが必要です。光の性質やオプション機能そして価格もチェックして、あなたにとってちょうどいいモデルをみつけてください。
デスクライトにもこだわって、快適に在宅ワークを進めてくださいね。