アウトドアブームの火付け役!パタゴニアのおすすめマウンテンパーカー5選
90年代、ストリートブームと共に、一世を風靡したアウトドアブーム。その火付け役となったブランドが「Patagonia(パタゴニア)」です。
当時、ビンテージデニムにパタゴニアのフリースを着用するスタイルが大流行し、パタゴニアは、おしゃれなアウトドアブランドの代名詞的存在でもありました。
本格派アウトドアブランドであるパタゴニアは、アイコニックなフリース以外にも様々な人気アイテムを展開しています。今回は、パタゴニアの人気アイテムであるマウンテンパーカーのおすすめアイテムを中心に、パタゴニアの歴史についてもご紹介!
パタゴニアのマウンテンパーカーが気になる方はもちろん、パタゴニアの歴史について知りたい方も参考になるかと思います。
目次
パタゴニアとは?米国発のアウトドアブランド
アメリカを代表するアウトドアブランドのパタゴニアは、1973年に、イヴォン・シュイナード氏が創業しました。
登山家でもあるイヴォン氏は、パタゴニアをローンチする以前に、ロッククライミング用具の製造販売を手掛ける、「シュイナード・イクイップメント」を立ち上げた人物としても知られています。
カラフルなクライミングウェアを販売するためにパタゴニアをスタート
イヴォン氏は、クライミングのために、スコットランドを訪れた際、ロッククライミングにも最適かもしれないと、ラグビー・シャツを購入しました。その理由は、耐久性に優れ、カラフルなデザインだったから。帰国後、イヴォン氏がラグビー・シャツを着て山に行くとクライミング仲間に「どこで購入できるのか」と尋ねられました。
この時、イヴォン氏は、自分以外にも、カラフルなクライミングウェアを求めている人がいることを確信したそうです。そこで、衣類の製造を開始し、アパレルブランドとしてパタゴニアをスタートさせました。
パタゴニア=フリース
当時から、実用性に優れたアイテムを数多く展開していたパタゴニアは、クライマーやキャンパーから絶大な支持を得ていました。
数々のヒット商品を生み出したパタゴニアは、1985年、毛玉にならない両面起毛の「シンチラ素材」を開発したことで、さらに飛躍します。
ちなみに、シンチラ素材とは、現在のフリースのこと。つまり、パタゴニアはフリースのパイオニアでもあります。新素材であるシンチラ素材を使用した色鮮やかなパタゴニアのフリースは、アウトドアファンのみならず、ファッショニスタからも注目を集めました。
リサイクル素材を積極的に活用
パタゴニアは、1996年以降すべてのコットン製品にオーガニックコットンの使用を開始しました。
また、2005年には、パタゴニア製の下着を回収して新品にリサイクルする活動をスタート。これ以降パタゴニアは、環境を配慮し、リサイクル素材の活用を積極的に行っています。現在、パタゴニアの製品は、94%がリサイクル原料で作られており、この数字は、アパレル業界ではかなり高い数値です。
パタゴニアは、世界的なアウトドアブランドでありながら、「地球を救うこと」にコミットして事業を展開する企業でもあります。
パタゴニアのマウンテンパーカーの選び方
ここで大人世代のためのパタゴニアのマウンテンパーカーの選び方をご紹介します。パタゴニアのマウンテンパーカーが気になっている方は参考にしてみてください。
機能性で選ぶ
パタゴニアのマウンテンパーカーを選ぶ際に注目したいのは機能性です。パタゴニアのマウンテンパーカーは、実用性に優れたアイテムがほとんど。
そのため、タウンユースで使用する場合は、ややオーバースペックなアイテムも存在します。もちろん、オーバースペックをタウンユースで楽しむのも問題ありませんが、ハイプライスだったり、重すぎることも。タウンユースがメインなら、防寒性や防水性、耐風性に優れた素材を使用した重さ、100グラムくらいのアイテムをチョイスしてみてはいかがでしょうか?
また、本格的なアウトドアには、ゴアテックスを用いたアイテムはかなりおすすめです。
ゴアテックス素材のマウンテンパーカーなら、防水透湿性や防風性に加え、耐久性にも優れているため、クライミングやキャンプでも活躍してくれます。
サイズはかなり重要
大人がマウンテンパーカーを洒脱に着こなすにはサイズ感はかなり重要です。
トレンドはオーバーサイズですが、40代50代の大人にはジャストサイズからややルーズくらいのモノをおすすめします。元々タイトなつくりではないマウンテンパーカーはオーバーサイズをチョイスすると「服に着られている」感じに見えてしまいます。
また、パタゴニアのマウンテンパーカーは、ノースフェイスに比べてやや大きめ。普段のサイズよりワンサイズ下でも問題なく着用できます。ちなみに筆者はワンサイズ下を着用しています。
迷ったらダークトーン
カラーバリエーションの豊富さもパタゴニアのマウンテンパーカーの大きな魅力です。
「せっかくなら鮮やかなカラーを!」と言いたいところですが、タウンユースでミニマルな着こなしに合わせるならダークトーンがおすすめです。
もちろん、どのカラーを選んでも失敗はないかと思いますが、初めてパタゴニアのマウンテンパーカーを購入されるなら、黒やネイビー、グレーをチョイスしてみてはいかがでしょうか?
パタゴニアとノースフェイスはどちらがおすすめ?
「パタゴニアとノースフェイスはどちらがおすすめ?」という質問を最近よく受けます。
筆者が初めてパタゴニアを購入したのは、90年代後半から、2000年代初期。アイテムは鮮やかなブルーのプルオーバータイプのフリースでした。当時は、パタゴニアの方が圧倒的な人気を誇っており、ノースフェイスよりも格上のブランドというイメージでした。
しかし2024年、現在では、ノースフェイスの方がパタゴニアよりも人気があるようです。筆者自身も、最近では、パタゴニアよりも、ノースフェイスのアイテムを頻繁に購入しています。実際に、パタゴニアよりもノースフェイスのアイテムを着用している方を良く目にします。
どちらのブランドも着たことのある筆者としては、人と被るのが嫌な方はパタゴニアをおすすめしています。
また、パタゴニアは、環境に配慮したモノづくりをしている企業です。サステナブルな取り組みを行う企業を応援したい方は、パタゴニアのアイテムをチョイスしてみてはいかがでしょうか?
40代50代に似合うパタゴニアのマウンテンパーカー5選
ここからは、40代50代の大人世代が似合うパタゴニアのマウンテンパーカーを5つご紹介します。
マウンテンパーカー トレントシェル ジャケット
抜群の防水性、透湿性機能を発揮するナイロン製のマウンテンパーカーである「マウンテンパーカー トレントシェル ジャケット」。シンプルなデザインなのでどんなスタイルにも似合います。軽い着心地なのでタウンユースにも最適です。レインウェアとしても活躍してくれます。
フーディニ ジャケット
耐久撥水加工された軽量のナイロンジャケットである「フーディニ ジャケット」。非常に軽いアイテムなので、タウンユースに最適。秋冬はもちろん、春先に羽織るライトジャケットとしてもおすすめです。やや細めのシルエットも都会的。また、100%リサイクルナイロンを使用した逸品です。
トレントシェル3L・ジャケット
パタゴニアの定番マウンテンパーカーの「トレントシェル3L・ジャケット」は、突然の雨や風、防寒にしっかり対応してくれる頼れるアイテムです。
ベージュとオレンジのツートンカラーがクラシカルな雰囲気なので、トレンドの古着スタイルやアメカジとの相性も抜群です。
イスマスパーカ
1960年代定番の遠征用ジャケットがデザインソースの「イスマスパーカ」。悪天候に対応する耐久性撥水加工を施した取り外し可能なフード付きなので突然の雨にも安心です。
また、ツーウェイ・フロントジッパーは外側に隠しスナップ留めストームフラップを備え保温性にも優れています。
イスマスアノラック
パタゴニアのアーカイブからヒントを得て誕生した「イスマスアノラック」。ブルーをベースとした3色の色使いがレトロモダンな雰囲気を醸しています。
プルオーバータイプなので保温性も期待できます。古着との相性もいいのでストリートスタイルがお好きな方に最適です。
元祖おしゃれアウトドアブランドのパタゴニア
今回は、元祖おしゃれアウトドアブランドのパタゴニアのおすすめマウンテンパーカーを5つご紹介しました。
アウトドアミックススタイルの火付け役としても知られる、パタゴニアは、タウンユースに最適なアーバンで、スタイリッシュなマウンテンパーカーを数多くリリースしています。
この機会に、パタゴニアのマウンテンパーカーで大人のデイリースタイルをお楽しみください。