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男心をくすぐる!映画に“出演”したハミルトンの腕時計5選

男心をくすぐる!映画に“出演”したハミルトンの腕時計5選 photo by : amazon.co.jp

アメリカ発の腕時計ブランドとして、世界中で人気のハミルトン。時代を先取りした革新的なデザインはファッション性も高く、多くの人々を魅了してきました。

そんなハミルトンは映画との関係が深く、ブランド初期から数多くの映画に“出演”しています。大ヒットを記録した話題作にも登場しており、題名を聞けば「あのシーンの腕時計か!」と、驚く人も少なくないはずです。

今回は映画に登場したハミルトンの腕時計を5つご紹介します。登場する作品もご紹介していますので、合わせてチェックしてみてください!

長年映画とのつながりが深いハミルトンの腕時計

ハミルトン 映画 photo by : amazon.co.jp

ハミルトンは1892年にアメリカで創業した腕時計ブランドです。正確に時を刻む性能の高さはブランド創業期から評価が高く、鉄道草創期にはアメリカの鉄道時計として安全運行の要として注目されました。

鉄道産業で培った信頼とノウハウは、その後航空産業や軍事産業でも活躍します。視認性の高さや耐久性の高さが求められる業界の要求に応え続け、世界に名立たる腕時計ブランドとしての地位を確立しました。

そんなハミルトンはスクリーンの向こう側でも、活躍の場を広げてきました。『上海特急(1932年)』で映画デビューを果たすと、その後も数多くの話題作・ヒット作に登場します。これまで映画とTVに“出演”した本数は500本以上を数え、作中に登場する腕時計に一目惚れして購入する人も多いようです。

SF映画の名作をはじめ数多くの作品にハミルトンが登場する

ハミルトン 映画 photo by : amazon.co.jp

ハミルトンが登場した映画として有名なのが、SF映画の歴史に名を残す名作『2001年宇宙の旅(1968年)』です。劇中で登場する宇宙時計の製作をハミルトンが担当していますが、巨匠スタンリー・キューブリック監督が直々に製作を依頼したエピソードは有名です。

海軍の特殊工作員の活躍を描いた『フロッグメン(1951年)』では、隊員が着用するダイバーズウォッチとしてハミルトンが登場。またエルヴィス・プレスリーが主演を務めた『ブルーハワイ(1961年)』にもハミルトンの腕時計が使用され、プレスリーはその後も長年ハミルトンの腕時計を愛用したといいます。

ハミルトン 映画 photo by : amazon.co.jp

最近では『ダークナイト・ライジング(2012年)』や『オデッセイ(2015年)』、『インデペンデンスデイ・リサージェンス(2016年)』などが有名。

稀代の名匠クリストファー・ノーランが監督を務めたヒット作『インターステラー(2014年)』と『TNETE(2020年)』では、ストーリーに深く関わる場面でたびたびハミルトンの腕時計を目にします。『メン・イン・ブラック(1997年~)』ではシリーズ全編に登場し、主人公達の相棒役を務めています。

相棒つながりでは日本の人気TVドラマ『相棒』シリーズで反町隆史が演じる冠城亘が、劇場版やドラマでハミルトンの腕時計を着用し話題となりました。

映画に登場するハミルトンのおすすめ腕時計5選

ここまでご紹介してきたように、これまで数多くの映画に登場し存在感を示してきたハミルトンの腕時計。印象的なシーンに登場する機会も多く、作品を観ながら「あの腕時計が欲しい」と感じた方も多いのでは。

そこでここからは、映画に登場したハミルトンの腕時計の中から、とくにおすすめしたい人気モデルを5つご紹介します。

1.カーキフィールド マーフ オート

カーキフィールド マーフ オート photo by : amazon.co.jp
  • 登場作品:『インターステラー(2014年)』

異常気象による人類滅亡を救うべく、時空を超えた壮大なストーリーが展開する『インターステラー(2014年)』。SFのテイストをふんだんに取り入れながら、父と娘の愛を描いたクリストファー・ノーランの代表作です。

同作の登場人物マーフが着用していたのが「カーキフィールド マーフ オート」。この映画のためにハミルトンが製作したモデルは、黒の文字盤とレザーベルトが高級感を演出。80時間持続のパワーリザーブや10気圧防水など実用性にも優れたモデルで、映画ファンならずとも注目したい腕時計です。

2.ベンチュラ QUARTZ

ベンチュラ QUARTZ photo by : amazon.co.jp
  • 登場作品『ブルーハワイ(1961年)』
  • 登場作品『メン・イン・ブラック(1997年~)』シリーズ

世界初の電池式腕時計として1957年に発売されたのが「ベンチュラ QUARTZ」です。『ブルーハワイ(1961年)』ではエルヴィス・プレスリーが着用。彼はその後も同モデルをプライベートでも愛用し続けました。

またエイリアンとの攻防を描いた人気SF映画『メン・イン・ブラック(1997年~)』シリーズでは、ウィル・スミスやトミー・リー・ジョーンズらが演じるエージェントのアイテムとして登場します。

3角形の大胆なデザインは現在でもおしゃれさを感じさせ、身に着ける人の個性を演出してくれます。

3.カーキネイビー BELOWZERO TITANIUM AUTO

カーキネイビー BELOWZERO TITANIUM AUTO photo by : rakuten.co.jp
  • 登場作品『TNETE(2020年)』

クリストファー・ノーランが制作した革新的な映像が全世界で話題を読んだ『TNETE(2020年)』。時間が逆行するというストーリーにはたびたび時計が登場しますが、主人公が身に着けているのがハミルトンの『カーキネイビー BELOWZERO TITANIUM AUTO』です(劇中で登場する際はデジタル表示がありますが、これは映画の特別仕様)。

潜水艦にインスパイアされたデザインは無骨で男らしいがっしりとしたデザイン。100m防水のダイバーズウォッチで耐久性に優れながら、軽量を実現し実用的にも長けています。

4.ジャズマスター VIEWMATIC AUTO

ジャズマスター VIEWMATIC AUTO photo by : amazon.co.jp
  • 登場作品『ダークナイト・ライジング(2012年)』

ダークヒーロー・バッドマンの活躍を描いた3部作の集大成、『ダークナイト・ライジング(2012年)』には「ジャズマスター VIEWMATIC AUTO」が登場します。作中に登場する新米警官ジョン・ブレイクが身に着けていた同モデルは、シンプルで上品な雰囲気が特徴。ビジネスシーンやフォーマルシーンでも主張し過ぎず、スマートな印象を与えてくれます。

5.カーキ フィールド メカ

  • 登場作品『ソニック・ザ・ムービー(2020年)』

人気ゲームの実写化で話題となった『ソニック・ザ・ムービー(2020年)』では、主人公ソニックの友人・トム・ワカウスキーが「カーキ フィールド メカ」を着用しています。

デザインは1960年代に発売されたオリジナルモデルを忠実に再現しており、ハミルトンに息づくミリタリーテイストを存分に感じさせてくれます。ミリタリーウォッチらしく無駄な装飾は省きながら耐久性と機能性に優れた作りが特徴。38mmのコンパクトサイズとは思えない存在感が必見です。

ライターからひとこと

今回は映画に登場したハミルトンの腕時計を5つご紹介しました。

ハミルトンは古くから映画作品の名脇役としてスクリーンに登場してきました。ストーリーに深く関連するシーンにも数多く登場し、映画を観て同じモデルを購入する人も少なくありません。

アイコニックなハミルトンの腕時計で、あなたの日常をおしゃれに彩ってみましょう。

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代々受け継がれていく一着。ワックスジャケットの老舗BarbourのおすすめモデルTOP5

年齢を重ねると、「オシャレはしたいけど、毎年アイテムを買い足すのが少し負担だな」と感じることありませんか? たしかに同じ服をずっと着ていると飽きてきたり、買い替えたいけれど忙しくて選ぶ時間がなかなか割けなかったりしますよね。 そんな悩みを抱える方に、本記事では大人にこそおすすめなBarbour(バブアー)のジャケットを紹介します。Barbourのジャケットが長年愛用できる理由やどんな選択肢があるかを解説するので、ぜひ参考にしてください。 「消費する」から「育てる」という発想に転換して、愛用品を身に付ける楽しみを感じてくださいね。 Barbourの歴史 Barbour(バブアー)は、1894年イギリス北東部の港町サウスシールズでジョン・バブアーによって創設されました。現在もイギリスに本社を置き、バブアー家が家族経営を続けています。世界55カ国に直営店を置くまでに成長したライフスタイルブランドです。 当時から港町サウスシールズでは、寒冷な気候と荒波の中で水夫や漁師、港湾労働者が働いていました。Barbourのアイコンとなっているワックスジャケットは、彼らの仕事のための上着として考案されたというストーリーを持っています。化学繊維が未発達の時代に知恵や工夫により作られた、撥水性と防寒性を備えたアイテムです。 その機能性と真摯な物作りが認められ、イギリス王室御用達のブランドになっていることもBarbourの大きな特徴のひとつ。当時のエディンバラ公フィリップ、エリザベス女王、チャールズ皇太子からロイヤルワラントを授かり、彼らの存命時には最大で3つのワラントがタグに記載されていました。 その一方で、著名人や一般市民の間にもポピュラーなブランドとして浸透していきます。本国では着古したジャケットをリペアしながら、親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていくことも。そんな背景もBarbourの魅力を底上げしてくれるひとつのロマンと言えるでしょう。 ワックスジャケットの魅力 ワックスジャケットは、高密度に編まれたコットン生地にワックスを染み込ませたジャケットです。 まず挙げたい魅力はもちろん、その撥水性と防風性です。 冬場に上着として羽織れば、ワックスのおかげで少々の雨や冷気は防げます。ジャケットの上に着るコートとして、都市での生活・アウトドアどちらでも重宝することでしょう。 次に、デザインの機能美と生地の光沢感も魅力です。 モデルによって違いは多少ありますが、それぞれ機能に応じた楽しいギミックと落ち着いた色味で、着る人を選ばず似合いやすいでしょう。また、ワックスを含んだ生地は独特の光沢も持ち合わせており、チェック柄の裏地と相まって上品な雰囲気を醸し出します。 最後に、特に推したいのは長年愛用できる点です。丈夫であることに加えて、すばらしい経年変化が起きるため飽きることがありません。 購入当初から渋さがありますが、着込んでいくことでさらに渋く持ち主だけの一着に変化。ワックスが染み込んでいるため、着用する人の体に沿ったシワやアタリが強調され元の色に鮮やかな濃淡を生みます。ワックスが少し抜けて生地が毛羽立つという変化も、ジャケットに味わい深い表情を加えてくれますよ。 ワックスジャケットだけでなく、それ以外の選択肢も Barbourのジャケットはワックスジャケットだけではありません。現代の暮らしのニーズに応えたそれ以外の選択肢も生まれています。 ワックスジャケットに抵抗がある方や、それ以外のジャケットに積極的に興味のある方は、無理せず自分の気に入ったアイテムを選びましょう。気に入ったアイテムであればこそ長く愛用でき、それが最も大切なことだからです。 ノンワックス ノンワックスのジャケットにも、ワックスジャケットにはない魅力があります。 現代のワックスは開発当初のような「ベタつき」や「キツイ匂い」はありません。それでも、ワックスを含んでいる以上は多少しっとりとした感触はあります。 電車や車の座席に触れるとき、ワックス自体やその匂いが移るかもしれないと気にする方もいるでしょう。綿や化学繊維を使ったノンワックス生地ならば、そのような不安は解消されます。重ね着をする場合にも、ジャケットの上からさらにアウターを着ることも気にならなくなりますね。 さらに、ワックスを含んでいない生地は重量的にその分軽くなります。着心地という面では、ノンワックスのほうが快適と感じる人も多いでしょう。 キルティング キルティング生地のジャケットは、本国イギリスではかなりポピュラーなアイテム。見た目の上品さと柔らかな印象から、女性にも人気のある一着です。 元々、乗馬用の馬の体を冷やさないように作られた菱形状のキルティング素材で、ジャケットとしては1979年に登場した「カントリーマン」が原点。現代ではワックスジャケットのモデルのキルティング版が続々と発表されています。 基本的にワックスを含んでいない生地で作られているため、ワックスジャケットに比べて軽いのがメリット。サラッと羽織れて、長時間着ても疲れることがありません。 そして、中綿によって保温性が高まることが最大の魅力。スーツの上から羽織ったり、逆に中に厚手のニットを着込めば、真冬でも過ごすことができる英国スタイルの完成です。 SL・OS Barbourのジャケットは欧米人に合わせたシルエットで、かつジャケットの上から着ることを前提に設計されているため、日本人には身幅や肩周りなどにやや余裕がある作りです。 そこで、もう少し華奢な体格にも合うように、スリムで現代的なシルエットに修正されたSLシリーズが発売されました。中に着込むものは限られてきますが、ジャストサイズで着たい方にとってはおすすめのアイテムです。 逆に、近年のオーバーサイズのトレンドを取り入れたOSシリーズも展開されています。トレンドを楽しみたい方や、体格の大きい方には選択肢の一つになり得る存在です。 おすすめモデル5つ 今回はBarbourからおすすめモデルTOP5を紹介します。 なお、各モデルを比べやすいように、色はBarbourを象徴する色のセージ、形は伝統的なレギュラーフィット、そして生地は独自のワックスコットンで統一しています。基本的にラグランスリーブ、襟のコーデュロイ生地、ダブルジップ式、裏地のタータンチャックという点は共通しています。 各モデルのディテールに細かな違いはありますが、最もわかりやすい違いは着丈の長さ。モデルを選ぶ際は、着丈の長さがわかるように並べた以下の表でまずは確認してください。 ← 短着丈長 →SPEYTRANSPORTBEDALEBEAUFORTBORDER BEDALE 日本では最も有名で定番のモデルが、BEDALE(ビデイル)です。大手セレクトショップとの別注品は数え切れません。 1980年に乗馬用として作られたモデルで、馬に乗った時にもたつかないように着丈は腰より少し下の長さで抑えてサイドベンツの仕様になっています。表面には外付けマチ付きのポケットと、ハンドウォーマーポケットを備えているのが特徴です。 「Barbourと言えばコレ」と知られる名作で、長すぎず短すぎずの着丈が何にでも合わせやすいのが特徴。モデルに迷っている方にまずおすすめしたいのはこちらです。 TRANSPORT こちらのアイテムは1999年に「ビューリー」という名で生まれ、2002年に「TRANSPORT(トランスポート)」に改名され2年間だけ販売されていました。TRANSPORTは数年前から日本で再販され大ヒットしているモデルで、今やBEDALEを抜いて一番人気になっています。 運送業者向けに作られたという話もありましたが、実はマウンテンバイクに乗る人から着想されたモデル。コーチジャケットを思わせるベルトが隠れるくらいのちょうどいい着丈とゆったりとした身幅が、近年のトレンドにマッチして火が着きました。 着丈の長いジャケットに抵抗があるなど、他のジャケットと同じように使えるものがほしい方にはうってつけのモデルと言えます。ポケットもサイドから斜めに入れられる現代的な形になっていて使い勝手も良いです。 ワックスコットン生地を選べば、他のBarbourのアイテムと同様に独特の経年変化を楽しむこともできます。 SPEY 1980年に生まれたSPEY(スペイ)は、TRANSPORTよりもさらに着丈が短く、男性のみならず女性にも人気のあるモデルです。 下半身まで水に浸かるフライフィッシング用に作られたことから、腰上までしかない着丈に設計。ポケットの仕様は前面にフラップ付きで2つ、右胸と左腰にはフィッシングの道具をさげるためのDリングが残っているのもデザインとしてのアクセントになっています。 ワイドシルエットでAラインを演出できること、短い着丈であるからこそレイヤーで遊べることから、現在のトレンドを意識したオシャレを楽しみたい方にはおすすめです。 BEAUFORT  BEAUFORT(ビューフォート)はBEDALEやSPEYに続いて1983年にリリースされたミドル丈のモデル。TRANSPORTなどが人気になる前は日本でもBEDALEと同様に定番で、本国では今でも愛用者の多いモデルです。 BEAUFORTはハンティング用に作られました。その名残として、腰の背面には「ゲームポケット」という獲物を入れておくポケットを備えた形状になっています。さらにハンティング中にインナーが外に出ないように、袖口はリブ仕様ではなくベルクロで閉められる違いも。 都市部での生活では普段使わないおもしろいディテールが残っているのも、BEAUFORTの魅力のひとつです。着丈がBEDALEよりも長いので、ハーフコートとしてオンオフ両方で活躍するでしょう。 BORDER BORDER(ボーダー)は、BEAUFORTよりもさらに着丈が長く、膝上まで隠してくれるモデルです。 創業者ジョン・バブアーがスコットランドの地からイングランドへ「国境」を超えて渡ってきたエピソードに因んで1982年に誕生しました。各モデルの中でもロングレングスが大きな特徴ですが、他にもディテールとして大きく違うのは袖の付け方にセットインスリーブを採用していること。さらに、胸元に財布用、内側には手袋や帽子用のポケットが備わっています。 通常のジャケットやブルゾンであれば完全に覆ってくれる着丈があるので、コート代わりに使うのもOK。特に長身の方にはおすすめで、ロングコートとして着れば洗練された大人の雰囲気を演出できますよ。 英国ブランドBarbourの歴史が詰まったジャケットをぜひ 本記事では、王室御用達の英国ブランドBarbourのジャケットを紹介しました。 Barbourのアイコンであるワックスジャケットは、買い替え続けなくてはいけないサイクルからあなたを解放してくれる名品です。開発の歴史に惹かれるアイテムであるとともに、実際に着込むことで「経年変化」という自分だけのストーリーが刻まれた一着にもなってくれます。 もっとも、より現代的にマイナーチェンジしたアイテムにも違った魅力があります。ワックスジャケット以外も様々な歴史を経て残ったデザインは楽しめるので、本当に気に入ったアイテムを選んでぜひ愛用してください。アイテムを「育てる」という新たな価値観を手に入れて、共に歳を重ねていくようにファッションを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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