40代からは肌の状態に合わせて選ぶ。ルシードの乳液とクリーム使い分け術
株式会社マンダムが40代男性をターゲットに商品を展開している、メンズコスメブランド『ルシード』。スキンケアシリーズは2023年8月にリニューアルとなり、より40代からの肌悩みに応えるラインナップとなりました。
保湿をキープするために大切なスキンケアアイテムとなるのが、乳液とクリームです。コスメコンシェルジュでもある筆者が、乳液とクリームの使い分け術や、ルシードの乳液・クリームの特徴について紹介します。
肌状態によってルシードの乳液・クリームの使い分けを
乳液・クリームはどちらかで良い?どっちも使った方が良い?はじめて購入しようと考えた際に、疑問に思うかもしれません。
その答えは、肌状態によっての使い分けです。効果的な使い分けをするために、乳液とクリームの2つの目的について理解しておきましょう。
- 肌に必要な油分を補う
- 肌に与えたうるおいが蒸発しないように蓋をする
乳液とクリームどちらも同じ目的ですが、違いは配合成分のバランス。乳液は水分と油分をバランスよく与え、整えてくれるアイテムです。クリームは乳液よりも油性成分が多く配合され、うるおいを保つ効果をより期待できます。
肌にテカリがあるからといって、油分をおさえた乳液を選べば良いというわけではありません。乾燥している肌がこれ以上の乾燥を防ごうとして、過剰に皮脂を分泌している可能性もあるからです。まず大事なのは肌のうるおい。洗顔で汚れを落とした後に化粧水で保湿をし、たっぷりと肌をうるおした後に乳液やクリームを使用しましょう。
肌の状態をみながら乳液のみ、乳液とクリームの合わせ使いを決めていきます。肌のカサつきが気になるようなら、乳液の後にクリームを。季節や環境によって肌の状態も異なってくるため、乳液とクリーム、どちらも揃えておくのがおすすめです。
公式サイトの使用方法では、「洗顔・ひげ剃り・入浴後に」となっているので、化粧水は必要ないと思うかも知れません。男性はなるべくスキンケアの手間を省きたいという心理があるからではないかと思われます。ベストなのは、化粧水でうるおいを与えた後に、油分を補い蓋をする乳液・クリーム。
アイテムの目的を理解し正しく使用することで、より効果を期待できます。40代からは肌状態をみながら、スキンケアアイテムを上手に使い分けをしていきましょう。
ルシードの乳液・クリーム5種類と使い方
ルシードの乳液・クリームはどれも「無香料」で香りを残さないため、使う人を選びません。しっかりとうるおいをキープしてくれながらも、ベタつかない使い心地が人気の理由です。
ルシードの乳液・クリームそれぞれの特徴について紹介しますので、複数あるアイテムのなかから選ぶ参考にしてみてください。
スキンクリーム
内容量 | 48g |
シンプル処方、お手軽価格のスキンケアクリーム。これまで化粧水だけでスキンケアを終えていて、肌のカサつきが気になりはじめた人は、試しに使用してみるアイテムとしてもおすすめです。肌に馴染みやすく、肌荒れ・乾燥を防ぐ保湿効果を期待できます。
ベタつかずギラつかない点が人気の理由ですが、口コミではベタつきが気になるという人も。どちらの口コミを信用したら良いか迷うかも知れませんが、人によって肌の状態が異なるため、自分の肌で確かめるしかありません。ベタつきが気になるようなら乳液からはじめてみましょう。
薬用トータルケア乳液
内容量 | 100ml |
製品名に薬用とついている場合、医薬部外品です。医薬部外品とは、厚生労働省が認めた効果・効能に有効な成分が配合された製品となります。有効成分は「ナイアシンアミド」。ナイアシンアミドは2018年に「シワ改善有効成分」として認められた成分で、2つの作用があります。
- 角層を形成する成分や保湿成分の増加
- コラーゲン産生の促進
またメラニンの生成を抑えシミを防ぐ効果もあるため、40代以降の男性の肌悩みにアプローチしてくれるでしょう。
さらにいきいきとした肌に欠かせないコエンザイムQ10(ユビキノン)と、5つの保湿成分を配合しています。
- セラミド様成分(グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体)
- ヒアルロン酸
- コメ由来整肌成分(イノシット)
- シルクエキス(加水分解シルク液)
- 浸透性アミノ酸(N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン)
乳液ならではの伸びがよくベタつきのない使用感で、肌にうるおいをしっかり与え、40代の肌悩みをトータルでケアしてくれる優秀な乳液になっています。
使用する際には100円玉程度を手に取り、やさしく肌全体になじませてください。肌をこすると肌を傷めてしまうため、手のひらでやさしく押さえるようになじませましょう。
薬用トータルケアクリーム
内容量 | 50g |
医薬部外品のクリームで、乳液と同様、有効成分は「ナイアシンアミド」。コエンザイムQ10(ユビキノン)と5つの保湿成分も配合されています。
濃厚なクリームながらベトつかず、肌の角層まで浸透してくれる、まさにプレミアムな高保湿クリーム。肌のカサつきを感じている人は、より保湿効果を実感できるでしょう。一度に使用する量は、あずき2粒程。手のひらでなじませてから、肌全体にやさしくなじませてください。
薬用リンクルフォースクリーム
内容量 | 20g |
医薬部外品のクリームで、シワ改善有効成分ナイアシンアミドを配合。2020年8月、男性用化粧品ブランド内では日本ではじめて、シワ改善をPRする化粧品として誕生しました。
ナイアシンアミドは、ルシードの『薬用トータルケア乳液』や『薬用トータルケアクリーム』にも配合されているので、必要ないと思うかもしれません。けれどナイアシンアミド配合アイテムの重ねづけによって、さらなる効果を期待できるのです。
シワの原因となるのは、水分不足。年齢を重ね皮脂が少なくなると、肌が乾燥しやすくなります。なかでも目元は皮膚が薄く、皮脂が少ない部分となるため、シワになりやすいのです。シワは老け顔の象徴。
『薬用トータルケアクリーム』よりも濃厚でリッチなテクスチャーとなっている『薬用リンクルフォースクリーム』で、しっかりケアを。コエンザイムQ10(ユビデカレノン)とコラーゲンTP(コラーゲン・トリペプチド F)が配合されているので、ハリのある肌へと導いてくれます。
使用する際には人差し指に直径約5mmほどを取り、シワの気になる部分になじませます。気になった時だけでなく、うるおいをキープするためにも毎日使用するようにしましょう。
薬用メラノクリーム
内容量 | 20g |
薬用リンクルフォースクリームとともに2020年8月に誕生したのが、薬用メラノクリーム。医薬部外品のクリームで、シミ抑制成分のトラネキサム酸が配合されています。トラネキサム酸はシミの原因にもなるメラニン色素の生成を抑制・改善してくれる成分です。
コエンザイムQ10(ユビデカレノン)と、3種の保湿成分「アーティチョークエキス」「イチョウエキス」「乳酸菌発行エキス(ホエイ)」が配合されているので、うるおいに満ちハリツヤのある若々しい印象の肌へと導いてくれます。
使用する際には人差し指に直径約5mmほどを取り、シミの気になる部分になじませます。「シミ」も「シワ」と同様に老け顔の象徴。日々のケアでシミを徹底予防していきましょう。
ライターからひとこと
スキンケアは化粧水だけですませているという40代男性は少なくないのではないでしょうか?一歩進んだスキンケアが若々しさを保ちます。肌の乾燥が気になりはじめたら、乳液・クリームを使いはじめるサインです。