日本の腕時計ブランドとしてお馴染みのセイコー(SEIKO)。ビジネスやフォーマルな場面で着用するイメージが強いですが、実はスポーツやアウトドアに特化した「プロスペックス」というブランドを展開しています。
プロスペックスは30代や40代、50代といった経験を重ねた世代にも人気が高く、過酷な環境でも気兼ねなく身に付けられるハイスペックな腕時計です。
今回はプロスペックスの魅力や主力シリーズ、おすすめモデルをご紹介します。
セイコープロスペックスは本格的なスポーツやアウトドア向けのブランド
日本の腕時計ブランドとして確固たる地位を築いてきたセイコー。
同ブランドでは高級腕時計として知られるグランドセイコーが有名ですが、実はスポーツやアウトドア向けに特化した「プロスペックス(Prospex)」というブランドラインも展開しています。
潜水やマリンスポーツを楽しむダイバー向けや、過酷な登山に挑むアルピニスト向け。タイムや距離を競うランナー向けなど、各ジャンルのプロが満足するハイスペックな腕時計が揃っています。
1965年に国内初のダイバーズウォッチとして歴史をスタートさせる
その歴史は古く、初のプロスペックスドランドが発売されたのは1965年。国内初のダイバーズウォッチとして登場したモデルは、1966年から4回にわたって南極観測隊越冬隊員の装備品として寄贈。耐久性の高さと正確に時を刻む精度は冒険家や探検家から支持を集め、瞬く間にブランドの名が広がっていきます。
1968年のある出来事はブランドの大きな転機として今も語り継がれています。事の始まりは広島県呉市に住むプロダイバーからの一通の手紙でした。そこには「現在日本や世界で市販されているダイバーズウォッチは、300m以深の深海潜水に耐えられない」という趣旨のものでした。
初代モデルの防水性能は150m。この手紙に奮起したブランドは、開発プロジェクトチームを結成。1968年にはついに300mの防水性能を備えたモデルを完成させ、ダイバーズウォッチの歴史にブランドの名を刻みました。
たゆまぬ研究開発を続けたプロスペックスは、現在600mの防水性能を誇るダイバーズウォッチを発売。世界中のダイバーをはじめ多くのプロフェッショナルから信頼を得ています。
プロスペックスの腕時計の選び方3つのポイント
50年以上の歴史を誇るプロスペックスでは、ダイバーズウォッチだけでなく多彩なシーンで活躍する腕時計を販売しています。ここでは同ブランドの腕時計を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
シリーズの特徴に合わせて選ぶ
着用シーンに合わせて選ぶ
長く身に付けられるモデルを選ぶ
選び方1.シリーズの特徴に合わせて選ぶ
プロスペックスには大きく6つのシリーズが用意されています。各シリーズはダイビングやマリンスポーツ、登山やアウトドアなどそれぞれのシーンに特化した機能が備わっており、モデルを選ぶ時の参考となります。
各ブランドの特徴を下記の表にまとめていますので、自分の用途にぴったりのシリーズを選んでみましょう。
マリーンマスタープロフェッショナル世界最高峰のダイバーズウォッチ。同ブランドのアイコンダイバースキューバマリンスポーツに対応したシリーズ。普段使いもできるデザイン性も◎アルピニストトレッキングや登山向けのシリーズ。山を愛する人のためのモデルスピードタイマー正確に時を刻むセイコーのDNAを継承するスポーツウォッチフィールドマスターアウトドアやレジャーなど陸を想定したシリーズ。普段使いにもスーパーランナーズソーラー充電付きのランニングウォッチ。デジタル表示が特徴
選び方2.着用シーンに合わせて選ぶ
腕時計の楽しみ方は人それぞれ。ビジネスやプライベート、レジャーなど用途に合わせてデザインを選ぶのがおすすめです。
ビジネス向けならシンプルなデザインやカラーリングで、悪目立ちしないモデルを。プライベートなら、自分の好みやファッションに合わせて、デザインやカラーに遊び心を加えてもいいでしょう。レジャー目的なら、耐久性や機能性にもこだわりたいものです。
自分がどんな場面で腕時計を着用したいのか、イメージを膨らませておくと時計選びが断然楽しくなります。
選び方3.長く身に付けられるモデルを選ぶ
腕時計選びで見逃しがちなのが、長く身に付けられるモデルかどうかです。
デザイン性や機能性に長けた腕時計は、価格も相応の金額となってきます。修理やメンテナンスを施されば長く使い続けられるため、頻繁に買い替えるアイテムではありません。だからこそ、年齢を重ねても身に付けていたくなるデザインを選んでおくのがポイント。
長い時間を共にする相棒を選ぶような気持ちでデザインやカラーリングを選んでみてください。
おすすめのプロスペックスの腕時計5選
ここからはプロスペックスの中から、おすすめのモデルを5種類ご紹介します。
1.SBDC165 1965 メカニカルダイバーズ
まずご紹介するのは、ダイバースキューバシリーズの「SBDC165 1965メカニカルダイバーズ」です。
1965年に日本発のダイバーズウォッチとして発売されたモデルをベースに、現代版にアップデート。時計盤のアイスブルーは極地に広がる壮大な氷河をイメージ。ベゼル部分を黒色で囲い、どっしりと落ち着きのあるデザインに仕上がっています。
プロスペックスの原点を想起させるモデルで、大谷翔平が広告ヴィジュアルとして起用されてことでも話題となりました。
2.SBDC149
続いてご紹介するのがアルピニストシリーズの「SBDC149」です。
シンプルで洗練されたデザインは、1959年にセイコーから発売されたローレルアルピニストのデザインを継承したもの。当時はセイコー初のスポーツウォッチとして登場したモデルですが、現在でもそのデザインが色あせることはありません。
美しい自然を想起させるグリーンの文字盤はデザイン性だけでなく、登山中の暗所や悪環境での視認性を確保する工夫も施されています。ビジネスシーンやフォーマルシーンでも、さりげなくおしゃれを演出してくれるアイテムです。
3.SBDY103
「SBDY103」は、アウトドアやレジャーなど多彩なシーンで活躍するフィールドマスターシリーズのモデルです。
ガラスには耐久性に優れたサファイアガラスを使用。20気圧対応の防水性や、ルミブライトによる蛍光使用で視認性にも優れるなど、屋外でのあらゆるシーンで活躍する万能モデルです。
クラシカルモダンなデザインはおしゃれで、カーフストラップはビジネスシーンでも重宝します。
4.SBDL095
セイコーといえば、高精度のムーブメントにより「正確に時を刻む」腕時計として有名です。そんなセイコーの真髄が詰まったスピードタイマーシリーズで人気なのが「SBDL095」です。
2色のカラーリングを組み合わせた、2色アルミ表示板ベゼルを採用。クラシックなデザインの中に遊び心が込められたデザインは、スピードタイマー創成期を彩った60~70年代のデザインを継承しています。
ケースは41.4mmと大きめで存在感抜群。ソーラーやクロノグラフといった機能に加え、視認性の高さも同モデルの魅力です。本格的なスポーツウォッチをお探しの方におすすめ。
5.SBDY099
最後にご紹介するのが「SBDY099」。
フィールドマスターシリーズの同モデルは、タートルの愛称で親しまれているダイバーズモデルをベースに、陸仕様にデザインされた腕時計です。カーキ色のナイロン製ベルトは屋外でも気兼ねなく着用でき、文字盤のベージュとの組み合わせも◎。ベゼルのやや濃い目のカーキがアクセント役を果たしています。
ケースは厚さ11.7mmでストレスがなく、屋外でアクティブに動き回りたい方におすすめです。
ライターからひとこと
今回はセイコープロスペックスの中から、大人の男性におすすめしたいモデルをご紹介しました。
1965年にダイバーズウォッチからスタートしたプロスペックスは、自然界のあらゆるフィールドで高い機能性と耐久性を発揮します。スポーツやアウトドアでも気兼ねなく着用でき、頼もしい相棒として活躍してくれます。セイコーならではの高精度のムーブメントも同ブランドの人気ポイントです。
いつまでもアクティブな毎日を過ごしたいあなたに、ぜひおすすめしたい腕時計です!
スイスの高級時計メーカー・「IWC(アイ・ダブリュー・シー)」。職人の卓越した技術から生み出された製品はどれも精巧な作りが特徴で、一生モノの腕時計として多くのファンから人気を集めています。
今回はそんなIWCの腕時計のなかから、大人の男性におすすめの種類をご紹介します。数多くの種類が揃うIWCの腕時計から「これぞ!」と呼べる4本をご紹介します!
「質実剛健」と言われるIWCの腕時計の特徴は?
IWCは1868年に創業したスイスの高級腕時計ブランドです。
スイスの腕時計は華やかな装飾を施したデザインが特徴ですが、IWCのデザインは「質実剛健」。シンプルで無駄が少なく、どちらかと言えばドイツの腕時計を想起させます。
実はIWCが本社を構えるのは、ドイツ国境に近いライン川沿いのシャフハウゼン。そのため腕時計のデザインにはドイツの影響を多分に受けており、質実剛健なデザインと高い機能性を兼ね備えるブランドカラーが定着しました。
高級時計にありがちな煌びやかさとは一線を画したデザインは、身に着ける人に落ち着きや余裕のある印象をもたらしてくれます。人とは違った自分らしさを求める男性におすすめしたいブランドです。
創業当時から一貫して「永久保証」を実践
またIWCは創業当時から一貫して「永久保証」を実践しているブランドとしても有名です。生産終了モデルはその時点やパーツがなくなり次第、修理対応を終了する腕時計ブランドも少なくありません。しかしIWCでは生産終了モデルであっても永久保証を実施し、修理に対応してくれます。
腕時計は長く使い続けるアイテムであり、親から子へ、子からは孫へ引き継がれる文化も残っています。「自分が身に着けた腕時計を、いつの日か我が子に託したい…」そんな想いに応えてくれるのも、IWCブランドが人気を集める理由です。
IWCの腕時計を選び方3つのポイント
IWCの腕時計を購入するなら、事前に選び方のポイントを押さえておきましょう。ポイントは大きく3つです。
好みのシリーズを選ぶ
長く身に着けられるデザインを選ぶ
メンテナンスや保証の有無を確認する
ポイント1.好みのシリーズを選ぶ
IWCの腕時計はラインナップが多彩で知られています。代表的なシリーズは大きく6つ。購入前には各シリーズの特徴を頭に入れておくと、時計選びがスムーズに進みます。
【シリーズ】【特徴】ポートフィノIWCのなかでもシンプルでオーソドックスなモデルポルトギーゼIWCの看板モデル。大型のムーブメントを搭載し存在感ある1本パイロットウォッチ航空機パイロット向けに作られたモデル。視認性や耐久性が高いアクアタイマーダイバーズウォッチ。防水性に優れ視認性も高いインヂュニアIWCのなかでもスポーティーなデザインが特徴のモデルダヴィンチ複雑な機構を備えたおしゃれさが魅力のモデル。遊び心あるシリーズ
ポイント2.長く身に着けられるデザインを選ぶ
IWCに関わらず、高級腕時計を選ぶ際は「長く身に着けられるデザイン」を選ぶのがポイントです。とくに高価格帯のモデルは一生モノと購入する人も多いだけに、今の自分の好みだけでなく、未来の自分が身に着けている姿をイメージしてみてください。30代の人なら40代の自分を、40代の人なら50代の自分を想像してデザインを選んでみましょう。
ポイント3.メンテナンスや保証の有無を確認する
高級腕時計を購入する際は、メンテナンスや保証の有無を確認しておくと安心です。腕時計は定期的なメンテナンスが必要なため、メンテナンス対応や保証が付いている店舗で購入すると後々になっても安心です。ブランドの正規店であればアフターサービスも手厚いため、購入時には確認しておきましょう。
おすすめのIWCの腕時計4選
ここからはおすすめのIWCの腕時計をご紹介します。
1.パイロット・ウォッチ・マーク XX
シンプルで視認性の高いモデルとして人気なのが「パイロット・ウォッチ・マーク XX」です。徹底して無駄を省いた美しいデザインはプライベートからビジネスまで幅広いシーンに対応。
ケースには堅牢かつ耐食性に優れたステンレススティールを採用し、文字盤はホワイトとブルーで視認性を高め、夜光塗料を施し24時間使用できる実用的な一本に仕上がっています。
2.ポルトギーゼ・オートマティック40
続いてご紹介するのは「ポルトギーゼ・オートマティック40」です。6時の位置にスモールセコンドを配しただけのシンプルな文字盤は、1930年末にポルトギーゼシリーズが誕生した当時から受け継がれてきたデザイン。
ストラップには新開発のバタフライ・フォールディング・クラスプが採用され、快適な装着感を実現。長く使い続けても飽きがこない普遍的な魅力が宿ったモデルです。
3.ポルトギーゼ・クロノグラフ
ポルトギーゼシリーズのなかでも人気が高い種類が「ポルトギーゼ・クロノグラフ」です。目盛り部分が細かく精巧な作りが特徴。3時位置にはIWCのロゴマークが配され、デザインのアクセントになっています。
文字盤のサブダイヤルにはあえて段差を付け、全体のバランスをすっきりとさせ、シンプルで洗練された印象を与えてくれます。41mmとコンパクトなサイズ感ながら、スリムなベゼルを採用することで着用時には実際よりも大きく見えるのも同モデルの魅力です。
4.アクアタイマー・クロノグラフ
IWC唯一のダイバーウォッチシリーズ・アクアタイマー。そんなシリーズのなかでも堅牢さと重厚感あるデザインで人気なのが「アクアタイマー・クロノグラフ」です。
30気圧防水の高い防水性を誇るため、長時間のダイビングにも使用可能。文字盤には水中でも高い視認性を確保するため夜光塗料を使用。セーフダイブ・システムが搭載されているため、設定したダイビング時間が誤って変更される心配がなく、ダイバーの安全を守ってくれます。
ライターからひとこと
今回はスイスの高級腕時計ブランド・IWCのおすすめ商品をご紹介しました。
IWCはドイツ腕時計の影響を受けたシンプルで無駄のないデザインが特徴です。「質実剛健」とも表現されるデザインには、徹底して無駄を省いたからこそ辿り着ける一級品の上品さが宿っています。
アクセサリーを身に着ける機会が少ない男性にとって、腕時計はおしゃれさを演出できる数少ないアイテムです。最近ではスマートウォッチが人気を集めていますが、アナログな腕時計には職人の卓越した技術や、長い歴史のなかで積み上げられてきた世界観が詰まっています。
デジタルが溢れる時代だからこそ、生涯にわたって使い続けられるアナログ腕時計を身に着けてみてはいかがでしょうか。
スイスの時計メーカーとして長い歴史を誇るのがティソ(TISSOT)です。シンプルでスタイリッシュなデザインは高級感があり、多くの時計ファンから愛されています。また技術革新や生産性の向上により、高級腕時計としては比較的手頃な価格も人気を集める秘密です。
今回はティソの腕時計の魅力や高い生産力を誇る理由を解説します。またおすすめのモデルもご紹介していますので、ティソの腕時計をお探しの方はぜひ参考にしてください。
スイスのクラフトマンシップが宿る腕時計ブランド・ティソ(TISSOT)
ティソは1853年に創業した、スイスの腕時計ブランドです。
高級腕時計の聖地スイスのブランドだけあって、高い技術力と洗練されたデザインが特徴。シンプルながら高級感ある仕上がりは世界中の時計ファンから愛されています。
長い歴史の中で数多くの偉業を成し遂げてきたティソですが、そのうちの一つが世界初の「耐磁性腕時計」の開発です。
1920年代電化製品が一般に普及するにつれ、ムーブメントに磁器を用いる腕時計への影響が課題となっていました。家電製品の発する磁場により、時計の時間がズレてしまうためです。ティソはこの課題を解決するため研究開発を重ね、世界初の耐磁性腕時計を開発します。
こうした高い技術力はスポーツ界でも信頼を集め、モータースポーツをはじめとした各種競技の公式時計として採用。現在でもスポーツとの関係性は深く、スポーティーなエッセンスを感じさせるモデルを数多く手掛けています。またNBAやロードレースのトップ選手がアンバサダーとして起用されるなど、スポーツ界に大きく貢献するブランドとしても有名です。
技術革新と高い生産性でコストパフォーマンスを上げる
ティソの腕時計について語る際に、「なぜスイスの高級腕時計なのに価格帯がリーズナブルなのか」という疑問が挙げられます。
たしかに、ティソの腕時計は他の高級腕時計に比べ手が届きやすい価格設定が多いですが、その理由はブランドのたゆまぬ技術革新と高い生産性にあります。同一のムーブメントを各モデルに使用する「単一キャリバー」の採用もその一つ。技術力は落とさずに生産性を向上させる工夫を施し、価格を抑えることに成功しました。
また1983年にはスイスの巨大メーカー・スウォッチのグループに参入。これにより、高品質な腕時計を大量に生産できる体制が整いました。
ティソのブランドロゴには、スイスの国旗があしらわれています。スイス国旗を使用するには高い技術力や信頼、実績が必要です。まさに、ティソがスイスを代表する腕時計ブランドとお墨付きを得ている証ともいえます。
ティソの腕時計の選び方3つのポイント
さて、ティソには数多くのモデルが揃っていますが、腕時計を購入する際はどんなポイントを押さえる必要があるのでしょうか。
コレクションから選ぶ
ティソならではの技術力で選ぶ
長く身に付けられるモデル選ぶ
選び方1.コレクションから選ぶ
ティソの腕時計には、特徴や機能によってコレクションが分けられています。まずはコレクションごとの特色を把握して、自分の好みのものを選んでみましょう。それぞれのコレクションの特徴は下記の表に掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
コレクション特徴タッチコレクションアナログデザインのタッチセンサー式モデル。機能が豊富クラシックティソのスタンダードモデル。高い技術力とシンプルなデザインが特徴スポーツスポーツ向けのモデル。クロノグラフやナイロン素材でアクティブシーンの相棒にヘリテージスクエア(長方形)タイプのモデル。珍しい手巻き式がありレトロなデザインゴールド18Kを使用したティソの高級モデル。ブランドの真髄が凝縮されたエレガントさが◎
選び方2.ティソならではの技術力で選ぶ
ティソの腕時計には、ブランドの高い技術力が詰まった独自の機能があります。腕時計を選ぶ際は、この技術力に注目して選ぶのもおすすめです。代表的なティソの機能をご紹介します。
機能特徴COSC認定スイスクロノメーター検定協会の厳しい審査を通過し認定されたモデルパワーマティック80フルリザーブで80時間以上駆動する高いパフォーマンスを実現シリコン製ひげゼンマイ鉄の代わりにシリコンを使用。磁気による狂いを防止。PC作業におすすめ手巻き式現代では珍しい手巻き式モデル。クラシックな機能がほしい方におすすめ
選び方3.長く身に付けられるモデルを選ぶ
せっかく高級腕時計を購入するなら、長く身に付けられるモデルを選びましょう。ポイントは「10年後も似合うデザイン」を選ぶこと。しっかりとメンテナンスや修理をすれば、ティソの腕時計は長く使い続けられます。今の自分が好きなデザインやモデルであると同時に、10年先の自分に似合うデザインを選ぶのも高級腕時計選びの大切なポイントです。
また、メンテナンスや修理に対応してくれるメーカー保証の有無を確認しておくと安心でしょう。
おすすめのティソの腕時計5選
ここからティソの腕時計の中からおすすめのモデルを5つご紹介します。
1.クラシック│PRX パワーマティック80
まずご紹介するのが「PRX パワーマティック80」です。
ティソの定番モデルであるクラシックシリーズの中でも人気が高いモデルで、1978年のオリジナルモデルから着想を得ています。ステンレスのケースとブルーの文字盤は、奇をてらわず洗練された印象に。普段使いはもちろん、ビジネスやフォーマルの場でも使いやすいモデルです。
長時間の駆動を実現したパワーマティック80や高精度オートマティックムーブメント、シリコン製ひげゼンマイといった各種機能が揃っているのも魅力です。
2.クラシック│T-コンプリカシオン スケレッテ
続いても、ティソのクラシックシリーズから「T-コンプリカシオン スケレッテ」をご紹介します。
車輪のデザインにインスパイアされたデザインは文字盤がシースルーに。中の駆動を確認でき、5つあしらわれたサファイアクリスタルガラスがデザインにアクセントを加えます。
遊び心がありながら、ガゼルはステンレスのシルバー、ベルトはレザーとクラシカルな装い。伝統と革新が組み合わされたおしゃれな腕時計です。
3.タッチコレクション│T-タッチ コネクト ソーラー
「T-タッチ コネクト ソーラー」は、ガラス面にタッチして操作できるタッチコレクションシリーズの人気モデルです。
デザインは黒の文字盤にカーキをあしらい、ベルトはベージュで仕上げたワイルドな雰囲気。暗闇では蛍光塗料により針と文字盤が光り、視認性を確保します。
スマートウォッチならではの多彩な機能が揃っており、ストップウォッチ、消費カロリー計算、移動距離計算などをはじめ、高度計、気圧計、気温計、天気予報、コンパス、方位角といった機能も搭載。
ディスプレイが日本語表示に対応しているのもうれしいポイントです。
4.スポーツ│T-レース サイクリング ツール・ド・フランス 2022
ティソといえばスポーツとの親交が深い腕時計ブランドですが、ロードレースやサイクリング好きにおすすめなのが「T-レース サイクリング ツール・ド・フランス 2022」です。
世界最高峰のサイクルロードレース、ツール・ド・フランスの開催を記念した限定モデル。黒をベースに、秒針と竜頭(りゅうず)部分にはイエローのカラーリングが。秒針の中央にある自転車のデザインがおしゃれで、ハンドルグリップを模したパンチングレザーストラップもサイクルファンを魅力します。
“3つ目”のクロノグラフは機能性に優れ、デザインを際立たせるおしゃれなアクセントにもなっています。
5.ゴールド│ジェントルマン オートマティック パワーマティック80
最後にご紹介するのが「ジェントルマン オートマティック パワーマティック80」です。
ティソの最高級モデル・ゴールドコレクションで、60年代に実存したスポーツモデルに着想を得ています。黒の文字盤と18Kのローズゴールドの組み合わせは相性抜群。高級感がありながら悪目立ちしない、品の良さを感じさせます。
シリコン製ひげゼンマイやパワーマティック80といった機能も豊富で、実用性にも優れたアイテムです。
ライターからひとこと
今回ティソ(TISSOT)の腕時計から大人の男性におすすめしたいモデルをご紹介しました。
スイスの腕時計ブランドとして1853年に誕生したティソは、高い技術力と洗練されたデザインから世界中のファンに愛されています。高級腕時計ながら生産性を向上させコストパフォーマンスの向上を実現。他の高級腕時計よりも手が届きやすい価格帯が多く、はじめて本格的な腕時計を身に付ける方にもおすすめです!
国産の高級腕時計ブランドの代表格・グランドセイコー(Grand Seiko)。洗練されたデザインは人生経験を重ねた大人の男性から人気が高く、購入して「間違いない」ブランドとして信頼を集めています。
そこで今回は、グランドセイコーの腕時計のなかから、おすすめしたいモデルを5つご紹介します。選び方のポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
高精度のムーブメントにこだわる腕時計ブランド・グランドセイコーとは?
グランドセイコーは1960年に誕生した日本の高級腕時計ブランドです。落ち着きのある洗練されたデザインは品がありながら、華美な装飾は控えているためビジネスシーンやフォーマルシーンでも悪目立ちしません。プライベートでもどんなファッションとも合わせやすく、多様なシーンに対応できるブランドとして人気を集めています。
そんなグランドセイコーでは時計としての本来の価値である「正確に時を刻む」ことを強く意識し、高精度のムーブメントを生み出すことをアイデンティティに掲げてきました。創業当時からスイス・クロノメーター規格の基準と同等の精度を誇り、年々技術を進歩させていきます。
現在では同規格よりも厳しい基準を設けた独自のGS(グランドセイコー)規格を設けるなど、時計精度において圧倒的な信頼感を得ています。
日本の美意識を追求した「セイコースタイル」
グランドセイコーのデザインには、日本の伝統的な美意識を追及した「セイコースタイル」が取り入れられています。
セイコースタイルとは日本人が古くから親しんできた光と陰の調和をベースに、「燦然(さんぜん)と輝く腕時計」を実現すべく生まれた独自のデザイン文法です。大きく3つの特徴があり、
平面を主体として、平面と二次曲面からなるデザイン
ケース・ダイヤル・針のすべてにわたって極力平面部の面積を多くする
各面は原則として鏡面とし、その鏡面からは極力歪みをなくす
を意識したデザインが採用されています。平明を主体としたデザインを徹底し、光の当たり具合による繊細なグラデーションを表現。日本人が愛する光と陰の調和をデザインとして具現化しました。
グランドセイコーの選び方3つのポイント
洗練されたデザインで人気を集めるグランドセイコーですが、いざ購入するとなると、どのモデルを選べばいいか悩んでしまいます。ここからは、グランドセイコーの腕時計を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。
コレクションの特徴から選ぶ
ムーブメントの特徴から選ぶ
長く着けられるデザインや保証の有無から選ぶ
1.コレクションごとの特徴から選ぶ
グランドセイコーのラインナップには、大きく5つのコレクションが揃っています。それぞれのコレクションには特徴に違いがあるため、まずはどのコレクションが自分の好みに合うか押さえておくと時計選びがスムーズに進みます。
各コレクションの特徴は下記の表を参考にしてください。
コレクション特徴ヘリテージブランドの顔とも呼べるモデル。実用性が高く幅広いシーンで身に着けられるエレガンス上品で高級感のあるモデル。フォーマルシーンにぴったりスポーツ遊び心あるスポーティーなデザイン。おしゃれでカジュアルなモデルマスターピースブランドの最上位ライン。素材にまでこだわる特別感ある仕上がりエボリューション92020年に誕生した新シリーズ。伝統と進化が融合したデザイン
2.ムーブメントの特徴から選ぶ
グランドセイコーはムーブメントへの並々ならぬこだわりを持っています。このムーブメントの特徴からモデルを選ぶのもおすすめです。
グランドセイコーが独自開発した「9Rスプリングドライブ」は機械式とクォーツ式のハイブリッドで、月差±15秒と、機械式時計の一般的な精度(日差15秒程度)をはるかに凌ぎます。
機械式の「9Sメカニカル」はぜんまいの巻き上げによって動く仕組みで、最新技術と匠の技を融合。背部のシースルーから見える精緻な動きは、時計好きにはたまらない光景です。
「9Fクォーツ」は、正確に時を刻み続けることを追い求めたグランドセイコーの技術の結晶。年差±10秒の高精度は驚きです。
3.長く着けられるデザインや保証の有無から選ぶ
さて、腕時計を選ぶときは、長く着けられるデザインを選ぶという点も大切です。腕時計はきちんとメンテナンスを行えば、長い期間に渡って使い続けられます。今欲しいデザインを選ぶのも悪くないですが、せっかく高級腕時計を買うなら未来の自分が身に着けたくなるようなデザインを選んでみましょう。
またメンテナンスを行う際はブランドの保証があると安心です。購入時はメーカー保証の有無を確認しておくと間違いがないでしょう。
おすすめのグランドセイコーの腕時計5選
ここからは、グランドセイコーの腕時計のなかからおすすめのモデルを5つご紹介します。
1.ヘリテージ SBGX261
シンプルかつ上品。グランドセイコーのブランドイメージを体現するようなモデルが「ヘリテージ SBGX261」です。
ケース部分は歪みのない美しい鏡面ときめ細やかな筋目仕上げで、セイコーらしい美意識が追及されています。横37×厚さ10mmのコンパクトサイズなので、袖口のある服にもすっきり収まってくれます。ブラックとシルバーのコントラストは実におしゃれです。
2.ヘリテージ SBGR317
ケースサイズ40mmと存在感のあるモデルが「ヘリテージ SBGR317」です。
黒を基調としたダイヤルは全体の印象をキュッと引き締め、男らしい印象を与えてくれます。それでいて品のあるバランス感覚に優れているのも、同モデルの魅力。ムーブメントには機械式の「9Sメカニカル」を採用。背部がシースルーになっており、グランドセイコーが誇るムーブメントの動きを堪能できます。
3.ヘリテージ SBGX295
小ぶりなケースに厚めのレザーストラップを組み合わせた「ヘリテージ SBGX295」。
これぞ腕時計と呼びたくなるクラシックなデザインが特徴。それでいて古くささを感じさせないのは、細部のデザインに徹底してこだわっているから。ケース・インデックス・ストラップは、それぞれコントラストに強弱をつけ視認性が高いデザインを実現。
ダイヤルにも小さな遊び心を加え、“クラシカルモダン”な腕時計に仕上がっています。
4.スポーツ SBGE257
スポーツコレクションのなかでも個性あるデザインを採用しているのが、「スポーツ SBGE257」です。
スポーツシーンでの使用感にもこだわっており、ベゼル素材には強度の高いジルコニア・セラミックスを採用。リュウズは4時位置に配置しているため、アクティブな場面でも手首の動きを妨げません。
ダイヤルの上をなめらかに動くような秒針は「時は移ろい流れる」という日本人の美意識を表現したもの。またグリーンのカラーリングは日本の和の象徴でもある苔からモチーフを得ています。
5.スポーツ SBGX337
スポーツコレクションのなかでもタフな印象を感じさせるのが「スポーツ SBGX337」です。
ケースは43.6mmの大型サイズを採用し、切り立ったベゼルや荒々しい縦の筋目といったデザインが存在感を発揮します。グランドセイコーの平面や二次曲面を意識したデザインを守りながら、どこか立体的な雰囲気を感じさせるのも同モデルの魅力。200mの潜水防水でなのでダイバーズウォッチとしても使用可能です。
ライターからひとこと
今回は大人の男性におすすめしたい、グランドセイコーの腕時計をご紹介しました。
日本の時計ブランドとして名高いグランドセイコーは、落ち着きのある洗練されたデザインが特徴です。高級感がありながら、品があり悪目立ちしないバランス感覚の良さは同ブランドのデザインセンスのあらわれ。また正確なムーブメントもグランドセイコーの強みで、世界トップクラスの精度で時を刻み続けます。
老舗ブランドが数多く居並ぶ腕時計業界。その中で新進気鋭のブランドとして注目度が急上昇しているのがベル&ロス(Bell & Ross)です。
高い機能性だけでなくファッション性にも優れたブランドは、あの『ラルフローレン』や『シャネル』が広告ヴィジュアルに起用したほど。日本でも腕時計好きを中心に注目度が高まっています。
今回はそんなベル&ロスの腕時計の魅力と、おすすめ商品をご紹介します。世界が注目するブランドの真髄に迫ってみましょう。
シンプルな機能美を追及する腕時計ブランド・ベル&ロス
ベル&ロスは1992年にフランスで創業した腕時計ブランドです。航空時計をリスペクトする精神はブランドコンセプトに反映されており、徹底して機能美を追及する無駄のないデザインが特徴。実用性に優れ、プロフェッショナルの高い要求にも応える機能性は高い評価を得ています。
同ブランドのデザインを担当するブルーノ・ベラミッシュは「デザインは機能に従う」をコンセプトに、デザインにおける美しさは機能に従属するという信念を持っています。徹底して機能を追及し無駄を省いた先にこそ、真の美しさが残る。まるでアートを探求するような徹底した姿勢こそが、短期間で世界から注目を集めるブランドへの成長を後押ししました。
ちなみにベル&ロスのブランド名は、2人の創業者の名前から付けられたもの。デザイン担当のブルーノ・ベラミッシュ(相性ベル)と、経営担当のカルロス・ロシロ(相性ロス)に由来しています。
ベル&ロスのデザインに込められた4つの基本原則
ベル&ロスのデザインには、4つの基本原則があります。視認性・機能性・高精度・信頼性の4つで、すべての原則を満たした製品しか市場には発表しません。
製造工程では、航空機パイロットやレースドライバーといったプロフェッショナルユーザーをはじめ、デザイナー、マスターウォッチメーカー、エンジニアに至るまで各分野のプロフェッショナルが集結してチームを組みます。
こうした姿勢は各業界のプロフェッショナルから信頼を集め、宇宙飛行士、軍事パイロット、特殊部隊、潜水士、地雷撤去隊員といった“現場”のエキスパート達がブランドの腕時計を愛用しています。
また徹底して無駄を省いたデザインはファッション界からの評価も高く、シャネルやラルフ・ローレンといった一流ブランドが広告に起用し話題となりました。
ベル&ロスの選び方3つのポイント
ここからは、ベル&ロスの腕時計を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。多彩な種類が揃うベル&ロスですが、どんなポイントを押さえながら選べばいいのか見ていきましょう。
人気シリーズのインストゥルメントとヴィンテージから選ぶ
使用シーンや機能性で選ぶ
長く身に付けられるデザインを選ぶ
ポイント1.人気シリーズのインストゥルメントとヴィンテージから選ぶ
ベル&ロスのシリーズの中でも代表的なのがインストゥルメント(INSTRUMENTS)とヴィンテージ(VINTAGE)です。ベル&ロスの腕時計を選ぶなら、まずはどちらのシリーズが自分好みか確認してみましょう。
シリーズ特徴インストゥルメントスクエア(長方形)型の形状が特徴。航空機の計器パネルがモチーフヴィンテージ丸形の形状が特徴。ミリタリー感あるデザインは伝統的なデザイン
INSTRUMENTSは同ブランドの特徴でもあるスクエア(長方形)型の形状が特徴。航空機のコックピットパネルにある計器から着想を得たデザインは、他のブランドにはない独創性が魅力です。ベル&ロスらしいブランドを選びたいなら、INSTRUMENTSシリーズを選んでみましょう。
VINTAGEは1940年代のパイロットウォッチへの敬意が込められたシリーズです。ミリタリー感あるデザインは伝統的な腕時計らしさが感じられます。それでいて細部まで洗練された作りは、ベル&ロスの丁寧な仕事ぶりを伺わせます。丸形のオーソドックスな腕時計がお好みなら、VINTAGEを選べば間違いありません。
ポイント2.使用シーンや機能性で選ぶ
腕時計を選ぶなら、どんな場面で身に付けることが多いか、使用シーンをイメージするのがポイントです。ビジネスやフォーマルなシーンが多いなら落ち着いた装飾の少ないデザインがおすすめ。プライベートシーンなら、少し遊び心や個性あるデザインでおしゃれを楽しんでみてもよいでしょう。
またオーシャンレジャーを楽しみたいなら防水機能を。クロノグラグがあればストップウォッチとして利用できるため、ウォーキングやランニングのタイム計測にも役立ちます。
ポイント3.長く身に付けられるデザインを選ぶ
好みのデザインを選ぶのが腕時計選びの基本ですが、購入時にぜひ覚えておきたいポイントが「長く身に付けられるデザインを選ぶ」点です。
腕時計はメンテナンスや修理を施せば、10年以上身に付けられます。それだけに、今の自分の好みだけでなく、「10年後の自分に似合うデザインか」という視点は大切です。せっかく高級腕時計を購入するなら、いつまでも身に付けていたくなるようなデザインを選んでみましょう。
また、購入時にメンテナンスや修理で頼りになる、メーカー保証の有無を確認しておくのもポイントです。
おすすめのベル&ロスの腕時計3選
ここからはベル&ロスの腕時計の中から、おすすめのモデルを4つご紹介します。
1.INSTRUMENTS│BR03-92
まずご紹介するのはINSTRUMENTSシリーズの「BR03-92」です。
コックピットの航空計器を基にデザインされたInstrumentsの中でも、もっともオーソドックスなモデルの一つ。スクエア形状のステンレスケースはベル&ロスの特徴を感じさせ、文字盤はブラックをベースに数字や針に白をあしらい視認性を高めています。
徹底して無駄を省いたベル&ロスの機能美がよく表現されたモデルです。
2.INSTRUMENTS│BR 05 BLUE STEEL
ミリタリー感が強かったベル&ロスに、都会的なエッセンスを加え発表されたBR05。世界中で話題となり、ベル&ロスの先端モデルとして人気を博しています。
BR 05 BLUE STEELは、ステンレスのケースにサンレイ仕上げのブルーダイヤルの文字盤が組み合わさったスタイリッシュなモデル。どんなシーンにも似合い、長く身に付けていても飽きがこないデザインです。
2つのタイムゾーンを同時に表示できるGMT機能を備えているので、海外への出張や旅行に出掛ける際も重宝します。
3.VINTAGE│BR V2-93 GMT
最後にご紹介するのが「BR V2-93 GMT」です。
パイロットウォッチからモチーフを得たVINTAGEシリーズに名を連ね、高い視認性と最新の機能が備わった人気モデルです。
世界の3つの異なる場所の時刻を表示でき、世界をボーダレスに旅する21世紀の時代に相応しいアイテム。ブラックの文字盤と白のコーティングは視認性を高めるための工夫で、パイロットウォッチとしてプロが使用できる水準まで機能性を追及しています。
シンプルなデザインでスーツやフォーマルシーンとも相性が良いおすすめのモデルです。
ライターからひとこと
今回はベル&ロスの腕時計の魅力と、30代・40代の男性におすすめしたい人気モデルをご紹介しました。
ベル&ロスは1992年に創業した比較的新しいブランドですが、徹底して機能性を追及する姿勢と無駄を削ぎ落した洗練されたデザインで高い評価を得ています。『ラルフローレン』や『シャネル』といった一流ブランドが広告ヴィジュアルに機能したことからも、そのデザイン性の高さが分かるでしょう。
また各分野のプロフェッショナルユーザーの意見を反映させ、“現場”でも一級品のパフォーマンスを発揮するのも同ブランドの魅力。時代の先を見据える人にこそ、ぜひ身に付けてもらいたい腕時計です!
ストリートカルチャーのアイコンとして90年代に爆発的なブームを巻き起こしたG-SHOCK(ジーショック)。タフな機能性と無骨な腕時計のデザインは多くの人々を魅了し、現在もその人気に陰りは見られません。
そんなG-SHOCKといえばデジタル表示のイメージが強いですが、じつはアナログ表示のモデルも多数揃っています。年齢を重ねても遊び心あるファッションを楽しみたい方や、アウトドアシーンで腕時計を着用したい方にはぴったりです。
そこで今回は、G-SHOCKの腕時計の中からおすすめしたいモデルを5つご紹介します。ブランドの魅力や選び方のポイントについて解説します。
G-SHOCKの腕時計が追い求めたシンプルな“強さ”
G-SHOCKのブランドの出発点は1981年。日本の計算器メーカー・CASIOのメンバーが、自身の腕時計を床に落とし壊してしまった体験からプロジェクトが立ち上がります。
「落としても壊れない時計をつくる」というシンプルな信念を掲げてスタートした研究開発は2年の歳月を費やし、その間200以上の試作品が作られました。
そうして1983年に誕生したのがG-SHOCKです。繊細で壊れやすいという時計の既成概念を打ち破り、タフで力強い腕時計が誕生。ブランド名のGは重力を意味する「Gravity(グラビティ)」の頭文字で、グラビティー・ショック(落下による引力の衝撃に耐える意味)の略。アイテムの耐久性や機能性の高さをブランド名で表現しています。
90年代の爆発的なブーム以降も革新を続けるG-SHOCK
1990年代には、全世界で爆発的なブームを巻き起こし、ストリートカルチャーのアイコンとして若者を中心に人気が沸騰。限定モデルが入手困難になり高額で取引されるなど、社会現象を巻き起こしました。当時の熱狂ぶりが記憶に残っている方も多いのでは。
G-SHOCKはその後も人気ブランドとして進化を続け、現在も多くのファンから支持を集めています。ブランド最大の特徴である耐久性の高さをさらに追及。最新のテクノロジーも積極的に取り入れ、スマートフォンリンクやGPS電波受信、ソーラー充電やBluetooth対応などモデルによって多彩な機能が搭載されています。
NBAプレイヤーの八村塁選手やプロサーファーの五十嵐カノア選手が愛用するなどアウトドアやスポーツ、ストリートカルチャーでの人気は不変です。
G-SHOCKの選び方3つのポイント
耐久性と豊富な機能性を備えるG-SHOCKですが、数多くのモデルが揃うブランドとしても有名です。ここでは、実際にG-SHOCKを選ぶ際のポイントを3つの視点からご紹介します。
シリーズから選ぶ
表示タイプや機能で選ぶ
メンテナンスや保証の有無で選ぶ
ポイント1.シリーズから選ぶ
G-SHOCKはモデルの特徴や機能、価格帯で複数のシリーズを展開しています。まずは自分の好みや欲しい機能がどのシリーズに備わっているのか、大まかな見当をつけると腕時計選びがスムーズに進みます。各シリーズの名称とコンセプトは下記の表を参考にしてください。
シリーズコンセプト・特徴BASICG-SHOCKの定番にしてロングセラーモデル。ブランド初心者にもおすすめMT-Gメタル素材と樹脂素材を組み合わせた独自のデザイン。タフで高級感のあるモデル2100series初代モデルのコンセプトを受け継いだ8角形のフォルム。薄型でスマートなデザインG-STEEL樹脂の緩衝パーツを使用した「レイヤーガード構造」を採用。デザイン性にも優れるMASTER OF G陸海空のそれぞれのシーンに対応。厳しい環境でも耐久性と機能性を維持
ポイント2.表示タイプや機能で選ぶ
G-SHOCKといえばデジタル表示の腕時計を連想しがちですが、アナログ表示のモデルも多く揃っています。またデジタルとアナログを組み合わせたアナデジ表示のモデルが多いのもG-SHOCKの特徴です。
表示タイプは時計の印象や雰囲気を左右する重要なポイントとなります。また視認性にも影響するため、使用環境に合わせて自分が見やすいタイプを選ぶようにしましょう。
この他にも、G-SHOCKは最先端の技術を積極的に取り入れたモデルを展開しています。シンプルな機能のモデルがいいのか、豊富な機能が搭載されたモデルがいいのか、自分の好みに応じて選んでみてください。
ポイント3.メンテナンスや保証の有無で選ぶ
長く時計を使うなら、メンテナンスや保証の有無も検討しておきましょう。
G-SHOCKはタフで頑丈とはいえ、使い続けるにはメンテナンスや修理が必要な場面が出てきます。腕時計は正確に時間を刻むため、メンテナンスや修理にも高い技術が求められます。購入時にメーカーや店舗の保証が付いていれば、いざという時でも安心して時計を預けられます。
おすすめのG-SHOCKの腕時計5選
ここからは、G-SHOCKの腕時計の中からおすすめのモデルを5つご紹介します。今回はアナログ表示(アナデジ表示も含む)のモデルを中心にピックアップしています。
1.2100series│GM-B2100D-1AJF
まずご紹介するのは人気の2100seriesのモデル「GM-B2100D-1AJF」です。
初代モデル「DW-5000C」のコンセプトを受け継いで開発された2100seriesシリーズ。同シリーズの特徴でもある8角形のケースは、G-SHOCKのタフさに“スマート”という新たな魅力を加えました。
アナログだけでなくデジタル表示にも対応。ブランドの強みである耐衝撃構造を保ちながら、フルメタルのボディを採用しているのも特徴。薄型で着け心地の良さに優れ、Bluetoothやタフソーラーといった機能性も充実したモデルです。
2.MT-G│MTG-B3000B-1AJF
G-SHOCKの中でも高級シリーズに数えられるMT‐G。「MTG-B3000B-1AJF」はそんなMT-Gシリーズでも人気の高いモデルです。
重厚感のあるデザインは、メタル素材とG-SHOCKの起源である樹脂素材を組み合わせたオリジナル設計を採用。カーボン強化樹脂ケースで内部のモジュール部分を保護し、外側をメタルパーツで覆う“デュアルコアガード構造”で、高級感と耐久性を兼ね備えたデザインに辿り着きました。
凹凸形状でガラスやボタンへの衝撃を防ぐため、アウトドアやスポーツシーンでも安心して使用できます。
3.BASIC│AW-500BB-1EJF
過去の名作をリバイバルしたAW-500。BASICシリーズに名を連ねる同モデルでもとくに人気が高いのが「AW-500BB-1EJF」です。
全面を黒で統一したブラックアウトデザインを採用。シンプルでカジュアルなデザインながら、針の先端には視認性を高めるためホワイトカラーがあしらわれ、さりげないおしゃれさが◎。ELバックライトや7年電池搭載といった機能も豊富で、比較的お手頃な価格帯もうれしいポイントです。
4.G-STEEL│GST-W310-1AJF
時計内部のモジュール(時計の動力機械)の小型化により、コンパクトなサイズ感を実現したG-STEELシリーズ。「GST-W310-1AJF」はステンレスのベゼルに、文字盤・ベルトにはブラックを採用したモノトーンデザインが特徴。
電波ソーラーを採用するなど機能性も高く、フォーマルシーンからカジュアルシーンまで幅広い場面で活躍します。
5.MASTER OF G│GWN-1000B-1BJF
最後にご紹介するのが、MASTER OF Gシリーズ「GWN-1000B-1BJF」です。
MASTER OF Gは陸・海・空の過酷な過酷な環境下を想定して設計された耐久性の高いモデル。なかでもGWN-1000B-1BJFは海での使用を想定したダイバーズウォッチで、方位・気圧・温度計測機能といった機能を装備。加えて、急激な気圧変化があった際のアラーム報知や月齢表示など、海に特化したハイスペックなモデルです。
ブルーカラーをメインに、艦船の計器やコンパスをモチーフにしたデザインもおしゃれ。マリンスポーツを存分に楽しみたい方におすすめです。
ライターからひとこと
今回は大人メンズにおすすめしたい、G-SHOCKの腕時計をご紹介しました。
大人メンズの方々にとって、1990年代のG-SHOCKブームは強く印象に残っているのでは。筆者も同じ年代を過ごした一人として、G-SHOCKには特別な思い入れがあります。デジタル表示のイメージが強いG-SHOCKですが、アナログ表示はおしゃれさや高級感があり、年齢を重ねた今だからこそ似合うアイテムです。
「落としても壊れない時計をつくる」というシンプルな信念を追い求めてきたG-SHOCK。耐久性が高くタフなデザインは、男らしさを感じさせるアイテムです。遊び心を忘れないアクティブな大人にぴったりの腕時計を、ぜひご自身で体感してください!
アメリカ発の腕時計ブランドとして、世界中で人気のハミルトン。時代を先取りした革新的なデザインはファッション性も高く、多くの人々を魅了してきました。
そんなハミルトンは映画との関係が深く、ブランド初期から数多くの映画に“出演”しています。大ヒットを記録した話題作にも登場しており、題名を聞けば「あのシーンの腕時計か!」と、驚く人も少なくないはずです。
今回は映画に登場したハミルトンの腕時計を5つご紹介します。登場する作品もご紹介していますので、合わせてチェックしてみてください!
長年映画とのつながりが深いハミルトンの腕時計
ハミルトンは1892年にアメリカで創業した腕時計ブランドです。正確に時を刻む性能の高さはブランド創業期から評価が高く、鉄道草創期にはアメリカの鉄道時計として安全運行の要として注目されました。
鉄道産業で培った信頼とノウハウは、その後航空産業や軍事産業でも活躍します。視認性の高さや耐久性の高さが求められる業界の要求に応え続け、世界に名立たる腕時計ブランドとしての地位を確立しました。
そんなハミルトンはスクリーンの向こう側でも、活躍の場を広げてきました。『上海特急(1932年)』で映画デビューを果たすと、その後も数多くの話題作・ヒット作に登場します。これまで映画とTVに“出演”した本数は500本以上を数え、作中に登場する腕時計に一目惚れして購入する人も多いようです。
SF映画の名作をはじめ数多くの作品にハミルトンが登場する
ハミルトンが登場した映画として有名なのが、SF映画の歴史に名を残す名作『2001年宇宙の旅(1968年)』です。劇中で登場する宇宙時計の製作をハミルトンが担当していますが、巨匠スタンリー・キューブリック監督が直々に製作を依頼したエピソードは有名です。
海軍の特殊工作員の活躍を描いた『フロッグメン(1951年)』では、隊員が着用するダイバーズウォッチとしてハミルトンが登場。またエルヴィス・プレスリーが主演を務めた『ブルーハワイ(1961年)』にもハミルトンの腕時計が使用され、プレスリーはその後も長年ハミルトンの腕時計を愛用したといいます。
最近では『ダークナイト・ライジング(2012年)』や『オデッセイ(2015年)』、『インデペンデンスデイ・リサージェンス(2016年)』などが有名。
稀代の名匠クリストファー・ノーランが監督を務めたヒット作『インターステラー(2014年)』と『TNETE(2020年)』では、ストーリーに深く関わる場面でたびたびハミルトンの腕時計を目にします。『メン・イン・ブラック(1997年~)』ではシリーズ全編に登場し、主人公達の相棒役を務めています。
相棒つながりでは日本の人気TVドラマ『相棒』シリーズで反町隆史が演じる冠城亘が、劇場版やドラマでハミルトンの腕時計を着用し話題となりました。
映画に登場するハミルトンのおすすめ腕時計5選
ここまでご紹介してきたように、これまで数多くの映画に登場し存在感を示してきたハミルトンの腕時計。印象的なシーンに登場する機会も多く、作品を観ながら「あの腕時計が欲しい」と感じた方も多いのでは。
そこでここからは、映画に登場したハミルトンの腕時計の中から、とくにおすすめしたい人気モデルを5つご紹介します。
1.カーキフィールド マーフ オート
登場作品:『インターステラー(2014年)』
異常気象による人類滅亡を救うべく、時空を超えた壮大なストーリーが展開する『インターステラー(2014年)』。SFのテイストをふんだんに取り入れながら、父と娘の愛を描いたクリストファー・ノーランの代表作です。
同作の登場人物マーフが着用していたのが「カーキフィールド マーフ オート」。この映画のためにハミルトンが製作したモデルは、黒の文字盤とレザーベルトが高級感を演出。80時間持続のパワーリザーブや10気圧防水など実用性にも優れたモデルで、映画ファンならずとも注目したい腕時計です。
2.ベンチュラ QUARTZ
登場作品『ブルーハワイ(1961年)』
登場作品『メン・イン・ブラック(1997年~)』シリーズ
世界初の電池式腕時計として1957年に発売されたのが「ベンチュラ QUARTZ」です。『ブルーハワイ(1961年)』ではエルヴィス・プレスリーが着用。彼はその後も同モデルをプライベートでも愛用し続けました。
またエイリアンとの攻防を描いた人気SF映画『メン・イン・ブラック(1997年~)』シリーズでは、ウィル・スミスやトミー・リー・ジョーンズらが演じるエージェントのアイテムとして登場します。
3角形の大胆なデザインは現在でもおしゃれさを感じさせ、身に着ける人の個性を演出してくれます。
3.カーキネイビー BELOWZERO TITANIUM AUTO
登場作品『TNETE(2020年)』
クリストファー・ノーランが制作した革新的な映像が全世界で話題を読んだ『TNETE(2020年)』。時間が逆行するというストーリーにはたびたび時計が登場しますが、主人公が身に着けているのがハミルトンの『カーキネイビー BELOWZERO TITANIUM AUTO』です(劇中で登場する際はデジタル表示がありますが、これは映画の特別仕様)。
潜水艦にインスパイアされたデザインは無骨で男らしいがっしりとしたデザイン。100m防水のダイバーズウォッチで耐久性に優れながら、軽量を実現し実用的にも長けています。
4.ジャズマスター VIEWMATIC AUTO
登場作品『ダークナイト・ライジング(2012年)』
ダークヒーロー・バッドマンの活躍を描いた3部作の集大成、『ダークナイト・ライジング(2012年)』には「ジャズマスター VIEWMATIC AUTO」が登場します。作中に登場する新米警官ジョン・ブレイクが身に着けていた同モデルは、シンプルで上品な雰囲気が特徴。ビジネスシーンやフォーマルシーンでも主張し過ぎず、スマートな印象を与えてくれます。
5.カーキ フィールド メカ
登場作品『ソニック・ザ・ムービー(2020年)』
人気ゲームの実写化で話題となった『ソニック・ザ・ムービー(2020年)』では、主人公ソニックの友人・トム・ワカウスキーが「カーキ フィールド メカ」を着用しています。
デザインは1960年代に発売されたオリジナルモデルを忠実に再現しており、ハミルトンに息づくミリタリーテイストを存分に感じさせてくれます。ミリタリーウォッチらしく無駄な装飾は省きながら耐久性と機能性に優れた作りが特徴。38mmのコンパクトサイズとは思えない存在感が必見です。
ライターからひとこと
今回は映画に登場したハミルトンの腕時計を5つご紹介しました。
ハミルトンは古くから映画作品の名脇役としてスクリーンに登場してきました。ストーリーに深く関連するシーンにも数多く登場し、映画を観て同じモデルを購入する人も少なくありません。
アイコニックなハミルトンの腕時計で、あなたの日常をおしゃれに彩ってみましょう。
スイスの高級腕時計メーカーとして知られるタグ・ホイヤー(TAG HEUER)。創業から160年以上を数える老舗ブランドは、スポーティーなデザインと高精度の技術で世界中のファンを魅了し続けてきました。
今回はそんなタグ・ホイヤーのなかから、大人の男性におすすめしたい商品をご紹介します。「タグ・ホイヤーに興味があるけど、どれを選べばいいか分からない」「タグ・ホイヤー魅力をもっと知りたい」といった方は必読です!
スポーツ競技と縁が深いタグ・ホイヤーの魅力とは?
タグ・ホイヤーの歴史は、1860年にエドワード・ホイヤー氏が創業した時計工房からスタートしました。そこから現在にいたるまで技術革新に取り組み続け、世界的な高級腕時計ブランドとしての地位を確立しています。
タグ・ホイヤーの腕時計は、高級感がありながらスポーティーなデザインを取り入れているのが特徴。ビジネスやフォーマルシーンのドレスウォッチとしてはもちろん、プライベートシーンでも男心をくすぐるクールなデザインで魅了してくれます。
そんなタグ・ホイヤーの歴史に欠かせないのが、スポーツ競技の存在です。タグ・ホイヤーの時計は正確な計測精度から、オリンピックをはじめとしてスポーツ大会に長年用いられてきました。とくにわずかな差が勝敗を左右するモータースポーツにおいてはその正確さが好まれ、最高峰の舞台F1では第一回大会から公式計時を務めています。
いまや「スポーツウォッチといえばタグ・ホイヤー」と呼ばれるほど、タグ・ホイヤーのブランドイメージとスポーツは切っても切り離せない存在です。
「手の届くラグジュアリー」をコンセプトにはじめて買う高級腕時計として人気
タグ・ホイヤーの腕時計には、高級ブランドとしては手が出しやすいリーズナブルな価格帯が多く揃っています。これは高級腕時計を一部の富裕層や社会的地位の高い人たちのものに留めるのではなく、若い世代からシニア世代まで、誰もが身に着けやすい存在であってほしいというブランドの想いが込められています。
ブランドコンセプトとして「手の届くラグジュアリー」という言葉を用いるなど、はじめて高級腕時計を手にしたいという方にはぴったりのブランドです。
タグ・ホイヤーの腕時計の選び方3つのポイント
タグ・ホイヤーの腕時計を購入するなら、前もって選び方のポイントを押さえておきましょう。ポイントは次の3つです。
シリーズの特徴から選ぶ
機能やベルトの種類から選ぶ
長く着けられるデザインや保証の有無を確認する
ポイント1.シリーズの特徴から選ぶ
タグ・ホイヤーには代表的なシリーズがいくつか存在します。各シリーズには特徴に違いがあるため、まずはどのシリーズが自分の好みに合うのか確認してみましょう。代表的なシリーズと特徴は次のとおりです。
【シリーズ】【特徴】カレラタグホイヤーのアイコン的なシリーズ。スポーティと高級感を両立フォーミュラ1エントリーモデル。価格帯がリーズナブルで初心者でも購入しやすいアクアレーサー防水性の優れたダイバーズウォッチ。男らしいタフなデザインヘリテージ過去に発売されたモデルを復刻したシリーズ。おしゃれなヴィンテージ感が◎
ポイント2.機能やベルトの種類から選ぶ
タグ・ホイヤーらしさを強く意識したいなら、「クロノグラフ」モデルを選ぶのがおすすめです。数々のスポーツイベントで採用された高い計測精度を、自ら体感できます。同モデルならではの無骨なデザインは力強く逞しい印象を与えてくれるのも魅力です。
タグ・ホイヤーの各シリーズにはクロノグラフモデルが存在するため、好みに合わせて選んでみてください。
またベルトの種類によって商品を選ぶのもポイントです。腕時計のベルトにはステンレスや皮、ラバーなどが存在します。ベルト部分が違うだけでも、時計の印象や着け心地が変わるだけに、購入時は確認しておきましょう。
ポイント3.長く着けられるデザインや保証の有無を確認する
腕時計のデザインがなかなか選べないなら、「10年後の自分をイメージしてみる」のがおすすめです。タグ・ホイヤーのような高級腕時計は、メンテナンスをきちんと施すことで長く使い続けられます。
それだけに、今の好みに合わせるだけでなく、未来の自分をイメージしてみるのも大切なポイントとなります。「10年後はこのモデルが似合うような男になる」と決意を込めて選んでみるのも素敵です。
また長く使い続ける上では、メンテナンスや保証が大切となってきます。購入時はメンテナンスの有無や保証内容を確認しておくと、後々まで安心できるでしょう。
おすすめのタグ・ホイヤーの腕時計5選
ここからは、タグ・ホイヤーの腕時計のなかからおすすめのモデルを5つご紹介します。
1.フォーミュラ1
スポーティーなタグホイヤーらしさを存分に楽しめるのが「フォーミュラ1」です。タグ・ホイヤーのエントリーモデルである同シリーズは、モータースポーツのレーサーを想起させる個性的なデザインが特徴。タキメーターベゼルや独特のカラーリングなど、唯一無二の個性を発揮してくれます。堅牢でタフな雰囲気を選ぶならおすすめのモデルです。
2.カレラ キャリバー5
タグホイヤーのアイコンとして長く愛され続けてきたカレラシリーズ。「キャリバー5」は無駄のないシンプルなデザインが特徴です。直径が39mmとやや控えめなサイズながら、モータースポーツでの視認性の高さを追及したモデルとあって、はっきりと文字盤を視認できます。
3.カレラ キャリバー ホイヤー02 スポーツクロノグラフ
カレラシリーズのなかでもタフで存在感あるモデルが「カレラ キャリバー ホイヤー02 スポーツクロノグラフ」です。
ブルーのダイヤルにはサーキュラーサテン仕上げを施し、美しく高級感のある見た目を実現。二重反射防止処理を施し視認性を向上させるだけでなく、約80時間という驚異的なパワーリザーブを採用するなど機能性も抜群です。タグ・ホイヤーらしいスポーティーな雰囲気と高級感を兼ね備えた逸品です。
4.アクアレーサークォーツ クロノグラフ
タグ・ホイヤーのダイバーズウォッチシリーズのアクアレーサー。そのなかでも普段使いできるモデルとして人気なのが「アクアレーサークォーツ クロノグラフ」です。
ダイバーズウォッチの無骨さを保ちながら、主張し過ぎないデザインが特徴。スーツやフォーマルシーンとも相性が良いデザインに仕上がっています。それでいて300mの防水性能や夜間でも蛍光塗料でしっかりと視認性を確保できるなど、海でのレジャーにもしっかり対応。水陸両用の汎用性の高い一本です。
5.タグ・ホイヤー モナコ
最後にご紹介するのが、「タグ・ホイヤー モナコ」です。レーシングカーの一大イベント・モナコグランプリがネーミングの由来。一目で“それ”と分かる気品と遊び心を感じさせる角型(スクエアケース)のモデルが特徴で、名優スティーブ・マックイーン氏が主演した『栄光のル・マン』で着用したことでも知られています。
ブルーを基調とつつも随所に赤を散りばめるカラーリングはさすがの一言。身に着ける人の心を躍らせるタグ・ホイヤーらしい挑発的な一本です。
ライターからひとこと
今回は大人の男性におすすめしたいタグ・ホイヤーの腕時計をご紹介しました。
タグ・ホイヤーはレーシングスポーツと縁が深い腕時計として知られ、スポーティーでアグレッシブなデザインが特徴です。クロノグラフを備えた無骨なデザインが多い一方で、シンプルで普段使いできるモデルも多く展開。好みやシーンに合わせて選べる幅が広いのも、タグ・ホイヤーの魅力です。
アメリカ発の人気腕時計ブランドとして有名なハミルトン。長い歴史で培われた高い性能と幅広いラインナップで、多くの人々を魅了してきました。若い男性向けのブランドと思われがちですが、クラシックなデザインも揃っているため大人の男性からも支持を集めています。
今回はハミルトンの腕時計の中から、おすすめの商品を5つご紹介します。ブランドの魅力や選び方のポイントについても合わせて解説しています。
ハミルトンとは?豊富なシリーズとデザイン性の高さが人気の腕時計ブランド
ハミルトンは1892年にアメリカで創業した腕時計ブランドです。早くから正確に時を刻む時計性能の高さが注目され、鉄道草創期のアメリカで鉄道時計のパイオニアとして知名度を高めていきます。その後航空産業や軍事産業でも存在感を増し、世界に名だたる腕時計ブランドとして地位を確立していきました。
2003年には本社と製造拠点をスイスに移設。アメリカンスピリッツとスイスの高い時計技術を兼ね備えたブランドへと進化を遂げます。
時計性能の高さに加え、時代の先を行く高いデザイン性の高さもハミルトンの魅力です。アシンメトリーの三角形のデザインで衝撃を与えた「ベンチュラ」をはじめ、オーソドックスなデザインにこだわらない挑戦的なデザインは高い評価を得ています。
また航空・軍事産業で広く用いられた実績から、ミリタリーウォッチのノウハウに長けているのもブランドの強み。男心をくすぐるミリタリーテイストなモデルが数多く揃っています。
アメリカ・ハリウッド映画とも縁が深いブランド
ハミルトンと腕時計といえば、アメリカのハリウッド映画と縁が深いことで有名です。これまで数多くの名作に“出演”しています。
1932年のマレーネ・ディートリッヒ主演の映画『上海特急』で“デビュー”し、1951年には大ヒットミュージカル映画『ブルー・ハワイ』でエルヴィス・プレスリーがベンチュラを着用。ベンチュラはウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのコンビで大ヒットしたSF映画『メン・イン・ブラック』でも登場します。
また、現代の名匠として知られるクリストファー・ノーランの出演作にはハミルトンがしばしば登場し『インターステラー』や『TNETE』、『バッドマン ライジング」など数多くの作品で着用されています。
これまでハミルトンが登場した作品は500本以上。あなたのお気に入りの映画にもハミルトンの腕時計が登場しているかもしれません。
ハミルトンの選び方3つのポイント
さて、ハミルトンの腕時計を購入する際は、どんなポイントを押さえればよいのでしょうか。選び方のポイントは次の3つです。
シリーズの特徴から選ぶ
ベルトの種類から選ぶ
メンテナンスや保証の有無で選ぶ
1.シリーズの特徴から選ぶ
ハミルトンには数多くのシリーズが揃っています。シリーズごとにデザインや特徴に違いがあり、自分の好みに合うシリーズを見つけると時計選びが進みます。各シリーズの特徴は下記の表を参考にしてください。
シリーズ特徴ジャズマスターシンプルで上品なデザイン。さりげない遊び心で個性も演出ベンチュラ三角形のアイコニックなデザインが特徴。ブランドの代表作アメリカンクラシックビンテージ感あるシリーズ。上品で落ち着いたデザインブロードウェイ12時位置から6時位置の縦ラインが特徴。多彩なシーンで着用できるカーキフィールドミリタリーウォッチ。高いパフォーマンスとクールなデザインカーキネイビーハミルトンのダイバーズウォッチ。アウトドアシーンで自由に使えるカーキアビテーションパイロットウォッチ。視認性・機能性を兼ね備えたシリーズ
2.ベルトの種類から選ぶ
ハミルトンの腕時計は、ベルトの種類もバリエーションに富んでいます。ベルトは着け心地だけでなく、時計の印象を変えてくれる大切なパーツです。
丈夫で耐久性が高いのが「ステンレスベルト」。さまざまな環境下でも気兼ねなく使え、自由度が高い種類です。使い続けるほど味が出てくるのが「レザーベルト」。皮ならではの渋い雰囲気が男心をくすぐります。ミリタリーテイストを楽しみたいなら、「ナイロンベルト」がおすすめ。ハミルトンのルーツを感じられる種類です。
3.メンテナンスや保証の有無で選ぶ
腕時計を選ぶ際に確認したいのが、メンテナンスや保証の有無です。精巧に作られた腕時計は丈夫で長持ちしますが、定期的なメンテナンスが欠かせません。メーカーの保証が付いていれば思わぬ故障にも対応でき、購入した腕時計を長く使い続けられます。購入時は保証の有無を確認しておきましょう。
おすすめのハミルトンの腕時計5選
ここからは、ハミルトンの腕時計からおすすめのモデルを5つご紹介します。
1.ベンチュラ QUARTZ
まずご紹介するのが「ベンチュラ QUARTZ」です。
1957年に発売された三角形の個性ある形状は、その独創性だけでなく世界初の電池式腕時計として世界に衝撃を与えました。現在でも革新性を感じるデザインは実におしゃれで、歴史的スターのエルヴィス・プレスリーが愛用したのもうなづけます。デザインには20世紀のモダンな雰囲気が散りばめられ、腕元で個性を演出します。
2.カーキ フィールド TITANIUM AUTO
続いてご紹介するのが、「カーキ フィールド TITANIUM AUTO」。
100年以上を誇るハミルトンのミリタリーの知見が凝縮されたモデルで、軽量でコンパクトながら高い耐久性を備えています。デザイン性の高さだけでなく、実用性に優れた時計として重宝します。アウトドアやアクティビティの相棒として、ぜひ選びたい一本です。
3.カーキアビテーション Pilot Pioneer Mechanical
英国空軍のパイロットウォッチとして採用され、高い視認性と確かな性能を証明した「カーキアビテーション Pilot Pioneer Mechanical」。
特徴的な文字盤とケースの形状はハミルトンらしさが感じられ、ヴィンテージ感にも溢れています。機能性にも優れており、手巻きムーブメント・H50は標準持続時間が80時間とタフさも兼備。自分の手でムーブメントを巻くひと手間には、ハミルトンの歴史とこのモデルの魅力を感じさせてくれます。
4.ジャズマスター Gent Quartz
クラシカルな上品さとモダンな遊び心を感じさせるのが「ジャズマスター Gent Quartz」です。
シンプルでオーソドックスな作りに見えますが、細部には随所に遊び心あるデザインを採用。洗練されたおしゃれな印象が、身に着ける人のセンスを際立たせてくれます。かっちりとしたビジネスシーンでも使えながら、プライベートでのアレンジにも対応する。そんなジャズの良さを腕時計として具現化した人気モデルです。
5.カーキネイビー Scuba Auto
最後にご紹介するのは、ハミルトンのダイバーズウォッチとして人気のシリーズ、「カーキネイビー Scuba Auto」です。
スポーティで存在感あるモデルでありながら、秒針の先にカラーリングが施される繊細な作りも特徴のひとつ。ハミルトンの高い耐久性や10気圧防水、夜光表示機能は水中での使用を想定していますが、陸でのアウトドアシーンにも対応できる万能タイプです。タフさとカジュアルを両立したおしゃれなモデルです。
ライターからひとこと
今回は30代・40代の男性におすすめしたい、ハミルトンの腕時計をご紹介しました。
ハミルトンはアメリカで創業した老舗時計ブランドです。これまで数多くの人気シリーズを世に送り出し、多くのポップスターやハリウッド映画でも重宝されてきました。また航空産業や軍事産業で培われたノウハウは、耐久性や機能性、デザインにいたるまでミリタリーファンからも評価が高いブランドです。遊び心あるデザインも多く、男心をくるぐるモデルが揃っています。