☆大人メンズにおすすめしたいベル&ロスの腕時計3選
老舗ブランドが数多く居並ぶ腕時計業界。その中で新進気鋭のブランドとして注目度が急上昇しているのがベル&ロス(Bell & Ross)です。
高い機能性だけでなくファッション性にも優れたブランドは、あの『ラルフローレン』や『シャネル』が広告ヴィジュアルに起用したほど。日本でも腕時計好きを中心に注目度が高まっています。
今回はそんなベル&ロスの腕時計の魅力と、おすすめ商品をご紹介します。世界が注目するブランドの真髄に迫ってみましょう。
シンプルな機能美を追及する腕時計ブランド・ベル&ロス
ベル&ロスは1992年にフランスで創業した腕時計ブランドです。航空時計をリスペクトする精神はブランドコンセプトに反映されており、徹底して機能美を追及する無駄のないデザインが特徴。実用性に優れ、プロフェッショナルの高い要求にも応える機能性は高い評価を得ています。
同ブランドのデザインを担当するブルーノ・ベラミッシュは「デザインは機能に従う」をコンセプトに、デザインにおける美しさは機能に従属するという信念を持っています。徹底して機能を追及し無駄を省いた先にこそ、真の美しさが残る。まるでアートを探求するような徹底した姿勢こそが、短期間で世界から注目を集めるブランドへの成長を後押ししました。
ちなみにベル&ロスのブランド名は、2人の創業者の名前から付けられたもの。デザイン担当のブルーノ・ベラミッシュ(相性ベル)と、経営担当のカルロス・ロシロ(相性ロス)に由来しています。
ベル&ロスのデザインに込められた4つの基本原則
ベル&ロスのデザインには、4つの基本原則があります。視認性・機能性・高精度・信頼性の4つで、すべての原則を満たした製品しか市場には発表しません。
製造工程では、航空機パイロットやレースドライバーといったプロフェッショナルユーザーをはじめ、デザイナー、マスターウォッチメーカー、エンジニアに至るまで各分野のプロフェッショナルが集結してチームを組みます。
こうした姿勢は各業界のプロフェッショナルから信頼を集め、宇宙飛行士、軍事パイロット、特殊部隊、潜水士、地雷撤去隊員といった“現場”のエキスパート達がブランドの腕時計を愛用しています。
また徹底して無駄を省いたデザインはファッション界からの評価も高く、シャネルやラルフ・ローレンといった一流ブランドが広告に起用し話題となりました。
ベル&ロスの選び方3つのポイント
ここからは、ベル&ロスの腕時計を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。多彩な種類が揃うベル&ロスですが、どんなポイントを押さえながら選べばいいのか見ていきましょう。
- 人気シリーズのインストゥルメントとヴィンテージから選ぶ
- 使用シーンや機能性で選ぶ
- 長く身に付けられるデザインを選ぶ
ポイント1.人気シリーズのインストゥルメントとヴィンテージから選ぶ
ベル&ロスのシリーズの中でも代表的なのがインストゥルメント(INSTRUMENTS)とヴィンテージ(VINTAGE)です。ベル&ロスの腕時計を選ぶなら、まずはどちらのシリーズが自分好みか確認してみましょう。
シリーズ | 特徴 |
---|---|
インストゥルメント | スクエア(長方形)型の形状が特徴。航空機の計器パネルがモチーフ |
ヴィンテージ | 丸形の形状が特徴。ミリタリー感あるデザインは伝統的なデザイン |
INSTRUMENTSは同ブランドの特徴でもあるスクエア(長方形)型の形状が特徴。航空機のコックピットパネルにある計器から着想を得たデザインは、他のブランドにはない独創性が魅力です。ベル&ロスらしいブランドを選びたいなら、INSTRUMENTSシリーズを選んでみましょう。
VINTAGEは1940年代のパイロットウォッチへの敬意が込められたシリーズです。ミリタリー感あるデザインは伝統的な腕時計らしさが感じられます。それでいて細部まで洗練された作りは、ベル&ロスの丁寧な仕事ぶりを伺わせます。丸形のオーソドックスな腕時計がお好みなら、VINTAGEを選べば間違いありません。
ポイント2.使用シーンや機能性で選ぶ
腕時計を選ぶなら、どんな場面で身に付けることが多いか、使用シーンをイメージするのがポイントです。ビジネスやフォーマルなシーンが多いなら落ち着いた装飾の少ないデザインがおすすめ。プライベートシーンなら、少し遊び心や個性あるデザインでおしゃれを楽しんでみてもよいでしょう。
またオーシャンレジャーを楽しみたいなら防水機能を。クロノグラグがあればストップウォッチとして利用できるため、ウォーキングやランニングのタイム計測にも役立ちます。
ポイント3.長く身に付けられるデザインを選ぶ
好みのデザインを選ぶのが腕時計選びの基本ですが、購入時にぜひ覚えておきたいポイントが「長く身に付けられるデザインを選ぶ」点です。
腕時計はメンテナンスや修理を施せば、10年以上身に付けられます。それだけに、今の自分の好みだけでなく、「10年後の自分に似合うデザインか」という視点は大切です。せっかく高級腕時計を購入するなら、いつまでも身に付けていたくなるようなデザインを選んでみましょう。
また、購入時にメンテナンスや修理で頼りになる、メーカー保証の有無を確認しておくのもポイントです。
おすすめのベル&ロスの腕時計3選
ここからはベル&ロスの腕時計の中から、おすすめのモデルを4つご紹介します。
1.INSTRUMENTS│BR03-92
まずご紹介するのはINSTRUMENTSシリーズの「BR03-92」です。
コックピットの航空計器を基にデザインされたInstrumentsの中でも、もっともオーソドックスなモデルの一つ。スクエア形状のステンレスケースはベル&ロスの特徴を感じさせ、文字盤はブラックをベースに数字や針に白をあしらい視認性を高めています。
徹底して無駄を省いたベル&ロスの機能美がよく表現されたモデルです。
2.INSTRUMENTS│BR 05 BLUE STEEL
ミリタリー感が強かったベル&ロスに、都会的なエッセンスを加え発表されたBR05。世界中で話題となり、ベル&ロスの先端モデルとして人気を博しています。
BR 05 BLUE STEELは、ステンレスのケースにサンレイ仕上げのブルーダイヤルの文字盤が組み合わさったスタイリッシュなモデル。どんなシーンにも似合い、長く身に付けていても飽きがこないデザインです。
2つのタイムゾーンを同時に表示できるGMT機能を備えているので、海外への出張や旅行に出掛ける際も重宝します。
3.VINTAGE│BR V2-93 GMT
最後にご紹介するのが「BR V2-93 GMT」です。
パイロットウォッチからモチーフを得たVINTAGEシリーズに名を連ね、高い視認性と最新の機能が備わった人気モデルです。
世界の3つの異なる場所の時刻を表示でき、世界をボーダレスに旅する21世紀の時代に相応しいアイテム。ブラックの文字盤と白のコーティングは視認性を高めるための工夫で、パイロットウォッチとしてプロが使用できる水準まで機能性を追及しています。
シンプルなデザインでスーツやフォーマルシーンとも相性が良いおすすめのモデルです。
ライターからひとこと
今回はベル&ロスの腕時計の魅力と、30代・40代の男性におすすめしたい人気モデルをご紹介しました。
ベル&ロスは1992年に創業した比較的新しいブランドですが、徹底して機能性を追及する姿勢と無駄を削ぎ落した洗練されたデザインで高い評価を得ています。『ラルフローレン』や『シャネル』といった一流ブランドが広告ヴィジュアルに機能したことからも、そのデザイン性の高さが分かるでしょう。
また各分野のプロフェッショナルユーザーの意見を反映させ、“現場”でも一級品のパフォーマンスを発揮するのも同ブランドの魅力。時代の先を見据える人にこそ、ぜひ身に付けてもらいたい腕時計です!