男性の日傘は恥ずかしい?手遅れになる前に40代が使いたいメンズ日傘おすすめ3選
猛暑日の年間日数は年々増加傾向にあります。
日傘が気になってはいるものの「日傘を使うのは恥ずかしい」と思い、購入にまでいたっていないという男性は多いのではないでしょうか?
「日傘は女性が使うもの」というイメージがあるかもしれませんが「日傘は日陰を歩けて熱中症対策になるアイテム」と意識を変えると取り入れやすいはずです。
日傘を差すメリットと、40代男性におすすめの日傘を厳選してご紹介します。
男性の日傘は恥ずかしくない時代へ!知れば使いたくなる効果3つ
日経トレンディ2023年12月号の特集「2023年ヒット商品ベスト30」にて、「メンズ日傘」は14位にランクインしました。
増え続ける「観測史上過去最高」という猛暑日のニュースが追い風になっているのかもしれません。
私が40代男性に日傘をおすすめする効果は3つです。
- 体臭につながる汗を抑制できる
- 光老化対策になる
- 頭皮へのダメージを防げる
ポイント1.体臭につながる汗を抑制できる
夏にエアコンをつけると、女性に寒いと言われた経験はありませんか?男性は女性と比較して筋肉の量が多く、よりエネルギーを消費し多くの熱を生み出すため、暑さを感じやすいのです。
汗をかけばその分、汗臭くなります。汗はもともと無臭で、ニオイの原因となっているのは汗や皮脂を餌にしている細菌によるものです。
男性は35歳以上になると皮脂に含まれる脂肪酸「パルミトレイン酸」が徐々に増えていき、これは加齢臭の元となるニオイ物質「ノネナール」につながります。夏になると余計に不快なニオイを振り撒きかねません。
2018年に環境省が行った暑さ指数(WBGT)の測定では、日傘の使用により1~3℃程度の低減効果がありました。また2019年の実験では「日傘を使うと汗の量が約17%減る」という結果がでています。
参照:日傘の活用推進について~夏の熱ストレスに気をつけて!~ | 報道発表資料 | 環境省
少しでも不快な体臭を防ぐためにも、日傘は効果的です。
ポイント2.光老化対策になる
米国皮膚科学会(AAD)では、肌老化の約80%が紫外線によるものだと発表しています。紫外線の種類は大きく分けて、UV-A・UV-B・UV-Cの3つ。
UV-Cと、UV-Bの一部は地上にまで届かないため、紫外線の約9割はUV-Aです。UV-Aは真皮中層にまで到達し、しわやたるみの原因となります。
UV-Aを浴び続け過剰に刺激を受けるとメラノサイトが活発になりメラニンが作られますが、肌の細胞が生まれ変わる「ターンオーバー」とともに約1ヶ月ほどで剥がれ落ちるので、通常ならそれほど問題ではありません。
ターンオーバーが加齢とともに遅くなると、メラニンが皮膚の中に残りやすくなります。メラニンが溜まっていくと、簡単には消えなくなる「シミ」につながってしまうのです。
今のうちに年々強くなる紫外線から肌を守っておかないと、手遅れになりかねないでしょう。恥ずかしさよりも、消えないシミのほうがダメージが大きいと思うなら、日傘の使用をおすすめします。
ポイント3.頭皮へのダメージを防げる
頭皮が蒸れると菌が繁殖し頭皮環境が悪化するため、夏は帽子をかぶりたくないという人も多いのではないでしょうか?
ただ無防備なままにしていると、紫外線によって頭皮に強いダメージを与えてしまい、さまざまな頭皮トラブルを引き起こす可能性が高まります。蒸れや紫外線といった、夏ならではの頭皮へのダメージを防ぐアイテムとして日傘は最適です。
男性が持ち歩いても恥ずかしくならないメンズ日傘おすすめ3選
持ち歩いても恥ずかしくならない、大人の男性に人気のメンズ日傘を厳選してご紹介します。日傘は晴雨兼用のものが人気で長傘と折りたたみ傘がありますが、用途に合わせてどちらのタイプも揃えておくのがおすすめです。
折りたたみ傘は持ち歩きに便利ですが、長傘よりもサイズが小さいため、雨になってしまった場合に大事なビジネスアイテムが濡れてしまう可能性もあります。日傘として日常的に持ち歩くなら折りたたみ傘、雨が懸念される場合には長傘と賢く使い分けましょう。
Wpc. IZA|晴雨兼用 折りたたみ日傘
Wpc. IZA(ダブリュピーシーイーザ)は、シリーズ累計で66万本突破を誇る人気の男性用日傘ブランドです。(2024年3月末時点)
IZA(イーザ)というブランド名の由来は、武士(侍)が思い切って行動しようというときに放つ言葉「いざ!」。男性が抵抗なく日傘を持ち歩く環境を生み出すために、男性のための新しい傘のカタチを創造し、進化し続けています。
Wpc. IZAブランドの傘の強みは晴雨兼用で使え、完全遮光100%・UVカット率100%・UPF50+という点。UPFとは衣類が紫外線を防ぐ効果を示す指標で、数値の範囲は15〜50となり、50を超える場合は50+と表示されます。真夏の炎天下でも日陰を歩き続けられる頼もしい存在です。
雨傘としても優秀で、撥水度試験では最高等級となる5級を記録しています。水滴が傘にしみこまず、傘の表面を転がってくれるため、たたむときに手が濡れません。
日傘の種類はライフスタイルや嗜好に合わせ、自動開閉・耐風性・コンパクト・軽量&スリム・大きめ&コンパクトと豊富なラインナップを揃え、長傘もあります。フォーマルなシーンにもぴったりなカラー展開なので、大人の男性が持ち歩いても恥ずかしく感じないでしょう。
どのタイプの日傘が良いか迷ったら、こちらの解説記事を参考にしてください。
小川(Ogawa)|晴雨兼用 折りたたみ日傘
昭和8年に創業した名古屋の老舗の傘メーカーによる、遮光率・UVカット率99%以上の折りたたみ日傘です。
手元のボタンで傘を開閉でき、収納ケースに入れてくるくる回すだけで手を濡らさずに傘をたためます。さらに開閉式でバッグに掛けられるリング、カラビナ付き。便利な機能性により、多くの男性に選ばれています。
日傘のデザインは椅子づくりからはじまった北欧スウェーデン生まれのブランド、イノベーター(innovator)。象徴的な十字デザインのタグがさりげなくあしらわれ、ホワイト・シルバーのカラーにはスポーティーな印象を与えてくれるロゴがプリントされています。
折りたたむ際に留めるネームバンドは太め。車のライトに反射して光るリフレクター(反射プリント)が施されていて、夜間雨天時の事故リスクからも身を守ってくれます。
THE CLASSIC TOKYO|晴雨兼用 折りたたみ日傘
THE CLASSIC TOKYOは「誰でも手に取りやすい価格で、誰もが安心してUVケアできる商品を」という創業者の想いから誕生したブランドです。THE CLASSIC TOKYOの日傘は、男女兼用のシンプルなデザインとなっています。
現役皮膚科医が監修し、UVカット率と遮光率が100%の実証結果を取得していて、UPFの数値も50+と日傘としての機能性に文句なし。
傘布密度は210T(1平方インチ内に縦横合わせて210本の糸)と高密度なので、防水性も高くなります。高撥水テフロン加工を施してあるので、雨の日でもしっかり活躍してくれるでしょう。
日傘の重量は145gとスマホよりも軽く、かつコンパクト。ボタンひとつで傘が開いたり閉じたりする自動開閉式なので、荷物が多いときにも便利です。
「日傘を男性が使うのは恥ずかしい」という意識から脱却を
男性用日傘の商品レビューでは、連日の猛暑に耐えきれなくなったという理由で高齢の男性も購入しています。「男性が日傘を使うのは恥ずかしい」という意識は、古くなってきているのかもしれません。
男性にとっても、日傘が夏の定番アイテムとなる日もすぐそこです。40代男性はこの夏、積極的に日傘を取り入れてみましょう。