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初心者から上級者までSUUNTOランニングウォッチおすすめ4選【2025年版】

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今回は、全ランナー必見のSUUNTO(スント)のランニングウォッチについてご紹介します。

ランニングウォッチは、ブランドやモデルによって性能や価格が大きく異なります。アンダースペックやオーバースペックにならないためにもご自身にとっての最適解を見つけることが大切です。

記事ではSUUNTOの歴史や魅力、選び方からおすすめのアイテムについて解説しています。北欧生まれの美しさとたくましさを兼ね揃えたブランドの魅力をたっぷり堪能してみてください。

SUUNTOとは?アウトドアシーンを牽引してきたブランド

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SUUNTOは、1936年にトーマス・ヴォホロネン氏によってフィンランドで創業されました。

創業者は、冒険家でありオリエンテーリング(地図やコンパスを使用して山野を最短で駆け抜けるスポーツ)選手でした。彼は、従来の乾式コンパスの不確実さと不安定さに疑問を抱き、高精度の液体充填コンパスの大量生産方法を発明します。

この発明が原点となり、屋外向けのコンパスやダイビングウォッチの開発などアウトドアシーンを牽引してきたSUUNTO。近年は、その高い機能性からアウトドアのみならず、フィットネスやランニングにおいても高いシェアを誇っています。

SUUNTOは、フィンランド語で「方向」を意味する言葉です。SUUNTOランニングウォッチがユーザーの冒険心を進むべき方向に導いてくれることでしょう。

SUUNTOが人気の理由は?耐久性、デザイン性、機能性が秀逸

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登山やダイビングのイメージが強いSUUNTOですが、ランニングシーンでも高い評価を得ています。SUUNTOウォッチの特徴とメリットについてご紹介します。

耐久性の高さはSUUNTOのシンボル

第二次世界大戦中、銃撃にあったフィンランド兵は奇跡的に命を救われます。命を救ったのはポケットに入れていたフィールドコンパス。SUUNTO製のフィールドコンパスが銃弾を受け止め、貫通を許しませんでした。

その出来事以降、頑丈さ、耐久性の高さはSUUNTO製品のシンボルとなっています。ランニングシーンにおいても耐久性の高さは武器となり、雨風、転倒や接触でも機能を失わずランナーの走りをサポートしてくれるでしょう。

さまざまなカラーリングとテイストで好みのデザインを選びやすい

デザイン性の高さもSUUNTOウォッチの魅力です。筆者は、主に二つの特徴があると感じています。

一つ目は、北欧の洗練された美しさ。主張しすぎないシンプルでミニマムなデザインのため、日常使いとしても重宝できます。

二つ目は、ミリタリーチックな無骨なデザインです。男心をくすぐるデザインで普段使いからアウトドアシーンまで幅広く活躍。アウトドア思考の男性にとって飽きのこないデザイン性ではないでしょうか。

高精度のGPSでランナーの走りを詳細に見える化

GPS精度の高さもSUUNTOウォッチの特徴です。元々は、液体充填コンパスが原点となっていますが、近年はGPS分野にも力を入れています。

さまざまな衛生システムに対応し、あらゆる場所で正確な位置情報を入手可能。距離やスピードを正確に測定したいランナーにとってGPSの精度の高さは必須の機能です。

アウトドアシーンやマルチスポーツで活躍する汎用性

ランニングのみならずアウトドアシーンや他のスポーツでの使用をお考えの方にもSUUNTOがおすすめです。

SUUNTO製品の多くは、マルチスポーツに対応しており、あらゆるアクティビティで活躍します。筆者は、トライアスロンや登山でSUUNTOを使用し、高い機能性と耐久性でより快適にアクティビティを楽しめました。

特に、登山やトレイルランニングでは、コンパス機能や気圧計、高度計が安全かつ正確にユーザーをサポートしてくれるでしょう。

SUUNTOランニングウォッチの選び方とシリーズ比較

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ランニングウォッチは、使いたい用途を考えて商品を選ぶ必要があります。SUUNTOウォッチを選ぶ際の注意すべき点についてご紹介します。

使用したいシーンを考える

SUUNTO製品は、さまざまなアクティビティに対応しています。当然ながら機能性と価格は比例するため使用するシーンにあったアイテムをセレクトしましょう。

登山やトレイルでの使用をお考えの方とヘルスケア機能を充実させたい方では、ベストなアイテムが変わります。筆者は、トライアスロンでの使用をメインに考えていたので、スイムの細かいデータを分析できるアイテムをセレクトしました。

次の章でそれぞれのシーンにピッタリのアイテムをご紹介します。

SUUNTO各シリーズ比較

SUUNTOの代表的なシリーズをおすすめのシーン毎にまとめています。いずれもランニングに対応しているため、ランニング+αで何を求めるかを踏まえてアイテムを選んでみてください。

ランニングSuunto Run、Suunto Race、Suunto
ヘルスケアSuunto 3 Fitness
登山・トレランSuunto Core、Suunto Ambit
ダイビングSuunto Ocean、Suunto D
アドベンチャーSuunto Vertical、Suunto Core

SUUNTOおすすめランニングウォッチ4選

SUUNTOのおすすめアイテムをご紹介します。それぞれのアイテムの特徴について言及していますので参考にしてみてください。

SUUNTO RUN

SUUNTO RUN photo by : amazon.co.jp

走ることに特化した「SUUNTO RUN」は、レベル感を問わず、すべてのランナーにおすすめできるアイテムです。エントリーモデルとして初心者ランナーに選ばれています。

ランニングに必要ない機能を省き、重量はわずか36gと驚くほどの軽さ。シンプル設計で使い勝手の良さもランナーに好評です。

AMOLEDディスプレイが昼夜を問わず、ランニング中にすばやく時計からの情報をキャッチ。オフラインでの音楽再生も可能なため、ランニング中に音楽を聴く方にもおすすめのアイテムです。

SUUNTO 9 Peak Pro

SUUNTO 9 PEAK PRO photo by : amazon.co.jp

SUUNTOの最高峰の技術がつまったハイスペックモデル「SUUNTO 9 Peak Pro」。トップアスリートも使用しており、機能面に妥協を許したくないランナーにピッタリのアイテムです。

重さ52gと軽量化に成功しており、ランニング中にもストレスなく着用できます。また、高精度のGPSモード使用時でも最大40時間バッテリーが持続。ウルトラランナーやトライアスリートなど長時間のスポーツにもおすすめです。

ミニマムなデザインからは想像できないようなタフな作りで耐久性にも優れるSUUNTO 9 Peak Pro。エリートランナーはもちろん、ランニングを愛するすべての方にぜひ試してほしい究極のアイテムです。

SUUNTO 3

SUUNTO 3 photo by : amazon.co.jp

高い性能を求めず、ファンランや健康維持のためにランニングを楽しみたい方には「SUUNTO 3」も魅力的です。

心拍モニター搭載で、フィットネスレベルやストレスを測定。睡眠の質まで客観的なデータを基にアセスメントします。また、歩数や消費カロリーを24時間追跡することで日常生活から健康に対する意識付けにも効果的です。

時計本体にはGPS機能はついていませんが、Suunto Appでスマホと連動させることでGPSによる測定も可能になります。ランニングをスポーツとしてではなく、健康維持のために取り組みたい方はぜひ手にとってみてください。

SUUNTO Race

SUUNTO Race photo by : amazon.co.jp

レースとトレーニングのための究極のパフォーマンスウォッチと打ち出された「SUUNTO Race」。SUUNTOの高い機能性がギュッとつまったハイスペックなアイテムです。

多くのトレイルランナーが愛用している当アイテムは、高精度のGPSで最大50時間のバッテリー駆動の“いかつめ”設計。耐久性が高く、ウルトラマラソンやLSDでも最後まで走りをサポートしてくれます。

コーチング機能にも優れ、トレーニングの負荷を監視してパーソナライズされたフィードバックを実施します。SUUNTO Raceは、どこまでも高みを目指すランナーにとって最適なランニングウォッチとなるでしょう。

SUUNTOランニングウォッチで進むべき方向へ

SUUNTOスポーツウォッチは、北欧を連想させる美しさと過酷な環境に耐えうる耐久性、機能性を融合させたアイテムです。

ランニングとしての機能性でも高い評価を得ており、初心者からオリンピアンまで幅広い層に選ばれています。商品を選ぶ際は、ランニングプラスαで何を求めるかをイメージしてみてください。海から山までどのフィールドでも力強いパートナーとなってくれることでしょう。

アクティブ派の男性の走りや日常に新たな気づきを与え、進むべき方向を示すSUUNTOウォッチ。SUUNTOの伝統、DNAをぜひ全身で感じてみてください。

その他ブランドのおすすめランニングウォッチについてこちらの記事にまとめています。各ブランドで強みが異なるため、商品選びの参考にしてみてください。

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玄関をすっきり見せるコンパクトな「傘立て」5選。おすすめの形状や選び方のポイントを解説

どんな家でもひとつは置いてあるであろう「傘立て」。特別こだわりを持たずに選びがちなアイテムですが、来客時もいちばん最初に目に入る玄関に置くものなので、少しでもスタイリッシュに整えておきたいところです。 今回は「場所を取らずに傘を収納したい」「玄関をすっきり見せたい」という方におすすめのコンパクトな傘立てを5つピックアップ。選び方やおすすめの形状タイプも紹介していますので、お眼鏡にかなうプロダクトをぜひ見つけてみてください。 傘立てを選ぶときのポイント 必要性に迫られてなんとなく選んでしまいがちな傘立てですが、実際のところ何を基準に選んだら良いのでしょうか。あらためて、傘立て選びのポイントを整理してみます。 選び方1.何本の傘を収納したいか まず考えるべきは収納容量。家族構成によっても変わりますし「折りたたみ傘をつい何本も買ってしまう」という人と「気に入った傘を10年以上愛用している」という人では、必要な容量は変わってきます。 折りたたみ傘や日傘など、長傘以外のものが収納できるかどうかもチェックしておきたいポイントです。 選び方2.素材は何が良いか 雨に濡れた傘を入れるものなので、素材は水に強いプラスチック製が定番。プラスチックは軽く、汚れも拭きとりやすいメリットがある一方で、ややチープに見えてしまう懸念もあります。 実用性よりもデザイン性を重視したい人は、セラミックや陶器、錆に強いステンレス製もおすすめ。ナチュラルなイメージにしたい場合は、種類は少ないですが木製のものも候補に上がります。インテリアのテイストに合わせて、ぜひ妥協せず探してみることをおすすめします。 選び方3.どんな形状が良いか ベーシックな筒形以外にも、傘の先端だけを差し込む置き型タイプ、柄の部分をひっかけるハンギング型、玄関ドアにマグネットでくっつくタイプなど、さまざまな形状の傘立てが出ています。どのタイプにもメリットデメリットがあるので、ぜひ次の項目を参考に選んでみてください。 傘立て形状4タイプの特徴とメリット・デメリット 一般的によくある傘立ての形状は大きく分けて4タイプ。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみます。 筒型:傘を畳まずさっと放り込める いちばん多く見かけるのは、細長い筒状のボックスタイプ。傘を畳まずともさっと入れやすく、収納できる本数も多めなのがメリットです。一方で、拭き掃除がしづらかったり、置くスペースを広めに必要とするデメリットもあります。 置き型:コンパクトで安定感がある 重さのあるブロック状の本体に、傘の先端だけを差し込んで使うのが置き型タイプ。コンパクトな場所にも設置しやすく、傘を立てていないときは存在感なく玄関に溶け込むのも魅力です。 使い勝手の点では、傘全体を入れる筒型に比べて傘が倒れやすかったり、立てられる本数が少ないものが多いです。長傘しか収納できないものがほとんどなので、折りたたみ傘も一緒にしまっておきたい場合には向きません。 ハンギング型:フレキシブルに使える 傘の柄の部分をひっかけるハンギングタイプは、傘以外のものも掛けられるのが便利。靴ベラや鍵など、玄関まわりのものをすっきり片づけられます。一方で、何本も傘を掛けると奥の傘が取り出しづらいのはマイナスポイントといえます。 マグネット型:玄関の場所をとらない 玄関のドアにマグネットでくっつけるタイプは、なんといっても置くスペース不要で設置できるのが魅力。賃貸マンションなどのコンパクトな玄関にはおすすめです。一方で、やや傘の出し入れがしづらいものも多いので、実用性の面では少しだけストレスになることもありそうです。 デザイン性&機能性の高いおすすめ傘立て5選 ここからは、デザイン性と機能性を両立した秀逸な傘立て5つを紹介します。 【イデアコ ideaco】 傘立て mini cube ミニキューブ キューブ型のブロックに穴を空けただけの超ミニマルデザイン。サイズは2種類で、長傘を4本または9本収納できます。靴箱にしまえるコンパクトさなので、普段はしまっておいて、来客用として使うのもおすすめです。 カラーはベージュやグレー、モスグリーンなど玄関に馴染みやすい5色展開で、本体重量は1.4kgあるため安定感もばっちり。傘を取り出しやすいようやや傾斜をつけるという細かな配慮も効いています。ポリエステル樹脂製の本体は、製造時の二酸化炭素排出量ゼロというサステナブルな製法で作られているのもうれしいポイントです。 【山崎実業 Yamazaki】 傘立て6本用 Smart スマート 機能とデザインのちょうどいいバランスに定評のある山崎実業の傘立ては、マットなスチールのクールな質感が魅力。傘が最大6本収納できて、仕切り付きのため倒れてくることもありません。玄関の角にぴったり収まるよう高さを抑えたスクエアフォルムで、存在感なく空間に溶け込みます。 このプロダクトの優秀ポイントは、受け皿を移動させて深さを調整することで折りたたみ傘も立てられること。長傘と一緒にすっきりしまえるのでノーストレスです。 【FunFun】傘立て ヴィンテージスタイル SEED こちらはちょっとめずらしい、天然木とスチールフレームを組み合わせた傘立て。ベース部分はダークブラウンのオイル塗装で仕上げたパイン材で、マットブラックのスチールとあいまってヴィンテージ感たっぷりの佇まいが魅力です。 最大10本の傘を収納できる大容量ながら、軽やかなフレームで圧迫感なく置けるデザイン。プラスチック製の水受けトレー付きで溜まった水が簡単に捨てられるため、濡れた傘も安心して収納できます。折りたたみ傘のひも部分を引っ掛けられるバーがついているのも便利です。 【山崎実業 Yamazaki】ハンギング傘立て Smart スマート 一見すると傘立てのようには見えない、スマートなフォルムが印象的なハンギングタイプ。濡れた傘をさっと掛けられ、乾くまでそのまま干しておくこともできます。 コンパクトな見た目に反して、長傘を最大8本掛けられる抜群の収納力。バーの両端には突起がついていて、傘が落ちるのを防ぎます。 ハンギングタイプの良いところは、折りたたみ傘や日傘はもちろん、靴ベラなど他のアイテムも一緒にかけられるところ。レインコートや鍵類、掃除用具や買い物用のエコバッグを掛けたりと、工夫次第で使い道が広がります。 【山崎実業 Yamazaki】マグネットアンブレラスタンド Tower タワー 玄関ドアにくっつけられるマグネットタイプの傘立て。床置きするスペースが少ない、賃貸マンションなどのコンパクトな玄関に最適です。2つのパーツを使って傘を固定するので、ドアを開閉したときも傘がバタバタと揺れることがなく、使い勝手の配慮が行き届いたグッドデザインです。 最大収納容量は4本と少なめですが、折りたたみ傘もスマートに収まるのが魅力。設置場所はマグネットで自由に移動できるので、しまう傘の長さに合わせて調整が可能です。 スタイリッシュな傘立てで玄関をアップデート 今回は見た目も機能も妥協しない、コンパクトな傘立てを5つ紹介しました。インテリアアイテムとしてはかなりの脇役ですが、少しこだわることで玄関の景色が思いのほかすっきりします。住環境や家族構成に合わせて、最適な傘立て選びの参考にしてみてください。

フィット感重視!揺れないランニングバッグパックおすすめ5選と選び方

ランニング中は、スマホや鍵、ジェルなど携行したいものがたくさんあります。しかし、ポケットでは携帯できる荷物に限界があるため、取捨選択に迷う方も多いのではないでしょうか。 今回は、そんな悩みを解決するランニングバッグについてご紹介します。ランニングバッグがあれば多数の荷物を携行することができ、より充実した走りが実現します。 ランニングバッグのメリットやデメリット、選ぶ上でのポイント、おすすめのアイテムについて記載しました。「走りにくそう」「カッコ悪い」などランニングバッグに否定的なイメージを持つ方もぜひ最後までご覧ください。 あなたのランニングがより快適なものに変わるきっかけになるかもしれません。 ランニングバッグのメリットは?快適性と安心安全が得られる まずは、筆者がランニングバッグを実際に取り入れて感じたメリットについてご紹介します。 意外と揺れない!快適にランニングが楽しめる 実際、何も持たずにランニングをすることが一番走りやすく快適です。しかし、ランニングバッグもフィット感のあるアイテムを選べば意外と揺れません。 スマホやジェルをポケットや手に持って走るよりもバッグに収納することで快適にランニングを楽しめます。 急なトラブルや悪天候でも安心・安全 スマホやお金を携帯しておくと緊急時に対応できるので安心です。 また、暑い時期は熱中症予防として、ジェルや塩分系のサプリなどバッグに携帯できます。気温差や急な悪天候に対応できるようにウェアをバッグに入れておくことであらゆる条件にも対応可能です。 グルメランや旅ラン、通勤ランにも最適 ランニングバッグは、本格的なトレーニングとの相性が悪いですが、旅ランやグルメラン、通勤ランでは大活躍します。 筆者は、ランニング仲間とグルメランをする機会が多く、スマホや財布、タオルが欠かせません。ランニングバッグがあればそれらを携帯できるので充実したグルメランが楽しめます。 ランニングバッグのデメリットとは?揺れや蒸れは気になる? ランニングバッグを装着することで感じたデメリットについてご紹介します。 荷物次第で重量や揺れが気になる 軽量なバッグが多数展開されていますが、荷物が増えると重量がでてしまい、走る際のストレスになってしまいます。 また、身体にフィットしないアイテムは揺れの原因となり、不快なランニングになってしまいます。フィット感やサイズ感を確認してアイテムを選びましょう。 蒸れや擦れる原因になることも ランニングバッグは、蒸れや擦れが起きる場合があるので注意が必要です。 そうならないためにも通気性やフィット感を重視してアイテムを選びましょう。近年のランニングバッグは品質に優れているのでアイテム選びやサイズ感を間違えなければ問題ありません。 ダサくみえやすい ランニングバッグは便利なアイテムですが、見栄えに抵抗のある方も多いのではないでしょうか。確かに、素人ぽく見えたり、ぼてっとしたシルエットにみられがちです。 商品を選ぶ際は、デザイン性に優れたスタイリッシュなバッグをチョイスしましょう。必要量の荷物を把握し、容量の小さなバッグを選ぶだけでもダサいイメージを回避できます。 ランニングバッグの選び方とは ランニングバッグを愛用する筆者が、アイテムを選ぶ際のポイントについてご紹介します。 フィット感に優れたアイテムで揺れを防止 筆者が考えるランニングバッグ選びで一番大切にしてほしいポイントは、フィット感です。 他の機能が優れていてもフィット感がなければランニングバッグとしての役割が果たせません。ストラップやベルトの有無、サイズ感を確認した上で商品を選んでください。 通気性のある素材で蒸れを予防 通気性に劣るバッグは、蒸れや不快感の原因になります。 背中に面する箇所には、メッシュなど通気性に優れた素材が使われているかチェックしましょう。快適にランニングを楽しむ上で重要なポイントです。 ポケットの位置・アクセスのしやすさをチェック 前ポケットにドリンクや補給食の収納スペースがあるアイテムがおすすめです。 走り“ながら”補給できるため、立ち止まってドリンクや補給食を取り出す必要がありません。また、さまざまな大きさの収納スペースがあるアイテムは出し入れがスムーズで荷物にアクセスしやすい利点があります。 携帯したい荷物を考えて容量で選ぶ 大は小を兼ねるといいますが、ランニングバッグに関してはそうではありません。 必要以上の容量のバッグは、走りにくさの原因になります。携帯したい荷物を考えて最適な容量のアイテムを選びましょう。容量の目安をご紹介します。 〜1リットルスマホ、鍵、ジェル1〜2個2〜4リットルスマホ、鍵、ジェル2〜3個、折りたためる薄手のウインドブレーカー4〜7リットル上記にタオル7〜10リットル上記に着替え一式、タブレットなど バックパック型かベスト型か携帯したい荷物で決める ランニングバッグは主に、バックパック型かベスト型に分かれます。 バックパック型の方が収納力に優れますが、その分容量が大きいため走りにくさを感じることがあります。一方、ベスト型は収納力に劣りますが、走りやすさは期待できます。 携帯したい荷物の量を考慮した上でアイテムを選んでみてください。 おすすめのランニングバッグ5選 機能性とデザイン性に優れたおすすめのランニングバッグをご紹介します。 SALOMON:ACTIVE SKIN 8 サロモンの大ヒットバッグ「ACTIVE SKIN 8」は、機能性と快適性を追及したランニングバッグです。 今回ご紹介するACTIVE SKIN 8の容量は8リットル。商品名のACTIVE SKIN 〇〇の数字(4〜12)が容量になっていますので商品選びの参考にしてみてください。 当アイテムは、サロモンを代表するテクノロジーであるSensiFit デザインを採用。ランニング動作を邪魔しないストレスフリーなフィット感で快適な走りをサポートします。 前ポケットには、ペットボトルやソフトフラスクが入るポケットやジェルが収納できるスペースが確保されています。走りながらそれらにアクセスできるので走りを止める必要がありません。また、バッグを購入するとソフトフラスクが特典としてついてくる点も推しポイントです。 トレランバッグの定番ブランドであるサロモンをぜひチェックしてみてください。 THE NORTH FACE: TR 6 本格的なトレイルレースでも活躍しているTRシリーズは、ノースフェイスを代表するモデルです。今回はランニングでも使えるシリーズ最小モデルの「TR6」をご紹介します。 容量はサイズに応じて6〜8リットル。ジェルやスマホなどの小物からレインウェア、タオルまで収納できる容量です。 ランナー目線の商品開発で、軽量化と通気性に優れている点がポイント。モノメッシュ素材が水分を逃し、蒸れを予防して快適なランニングを約束します。また、コード式スタビライザーがフィット感を演出。収納ポケットが多く、目当ての荷物にアクセスしやすい点も魅力的です。 asics:ランニングバックパック6L ランナーから絶大な支持を得ているアシックスから、シンプルな作りでコスパ抜群のランニングバックをご紹介します。 伸縮性や通気性に優れたメッシュ素材を採用しており、心地よい着用感が特徴。前面にアジャスターが搭載されているので簡単にフィット感を調整できます。また、背面の再帰反射ディティールが夜間の視認性を提供しているため、ナイトランにも重宝します。 アシックスらしくシンプルながらランナー目線の仕掛けが組み込まれたアイテムをぜひチェックしてみてください。 SALOMON:ADV HYDRA VEST 4 サロモンのベストタイプのランニングバッグ「ADV HYDRA VEST 4」は必要最低限の荷物で走りを楽しみたい方におすすめです。 ベストタイプのためバックパックに比べると容量は少なめの4リットル。小さめのバッグならではのフィット感と安定感で、携行するストレスを極限まで抑えてランニングを楽しめるでしょう。 前面には、500mlのソフトフラスクが2本収納でき、補給食用のスペースも確保されています。走りながら補給できるためランニングに集中したい方にとって最適なアイテムとなるでしょう。 ミニマム志向のランナーは、抜群のフィット感と安定感をぜひご体感ください。 U-Makes(ユーメイクス):ランバディ コストを抑えて商品を選びたい方には、U-Makesのランニングバッグがおすすめです。 U-Makesは「遊び心」をテーマに製品開発を行う日本発のスポーツ・アウトドアブランド。専門家やユーザーの声に耳を傾け、低価格帯のアイテムを展開しています。当アイテムも1500人以上のランナーの声が反映されており、ユーザーが本当に欲しいバッグがカタチになりました。 最大の特徴は、超軽量(260g)ながら10リットルの容量の大きさ。旅ランや通勤ランなど荷物をたくさん携帯したいランナーにおすすめです。また、ただ単に容量が大きいだけではなく、フィット感を意識して作られているためランニング中の揺れを感じにくい設計になっています。 何を持っていこう?というワクワク感もランニングの楽しみに 荷物を携行して走りたいランナーにおすすめのランニングバッグについてご紹介しました。 ランニングバッグは利便性があり、安心、安全に走りを楽しめるギアです。揺れや蒸れなど気になる方も多いかもしれませんが、各ブランドから快適性を追及したアイテムが展開されています。フィット感やサイズ感を重視してアイテムを選んでみてください。 ランニングバッグを取り入れて筆者は「何を持って走ろう」という新たな楽しみを発見しました。ランニングの幅を広げてくれるランニングバッグをぜひチェックしてみてください。

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