ハリオのコーヒーミルおすすめ5選。手動・電動の違いと選び方も紹介
自宅で美味しいコーヒーを楽しむコツは、なんといっても自分で豆から挽いて淹れること。手軽なインスタントやドリップパックも良いですが、やっぱり挽きたての豆にしか出せない味わいがあります。
今回は、優れたデザインのコーヒー用品を多く手がける「ハリオ(HARIO)」のコーヒーミルから特におすすめのモデル5つを紹介します。手動ミルと電動ミル、それぞれのメリットとデメリットも併せて解説しますので、ぜひコーヒーミル選びの参考にしてみてください。
目次
耐熱ガラスでおなじみ「ハリオ(HARIO)」コーヒーミルの特徴
HARIO(ハリオ)は、1921年に誕生した日本の耐熱ガラスメーカーです。創業当初はビーカーやフラスコといった理化学用のガラス器具を専門に製造していましたが、その高い技術力を活かし、1948年にはじめてコーヒーサイフォンを発売して以来、一般家庭向け製品に事業を拡大してきました。
現在は日本国内で唯一、耐熱ガラス工場を保有しているメーカーとして、コーヒーやティーの関連器具、電子レンジ用調理器具などのキッチンウェアなどを製造しています。
そんなハリオが手掛けるコーヒーミルは、得意分野であるガラスを使った製品を中心に、手動と電動の両方をラインナップしています。いずれも比較的コンパクトで使いやすく、余計な装飾のないすっきりとしたデザインが特徴です。
手動コーヒーミルのメリット・デメリット
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コーヒーミルを選ぶ際にまず考えるべきは、手動にするか電動にするかです。まずは手動ミルのメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット:電源なしで使えてコンパクト
手動コーヒーミルの最大の魅力は、電源不要でどこでも使えること。キャンプやピクニックといったアウトドアはもちろん、旅行や出張先でも挽きたてのコーヒーを楽しめます。
比較的コンパクトなものが多いため、キッチンが狭い家や持ち物をなるべくシンプルにしたい人にもおすすめ。電動に比べて豆を挽く音が静かなので、早朝や深夜でも周囲を気にせず使えるのもポイントです。
デメリット:豆を挽くのに時間がかかる
豆を挽く工程そのものを楽しめるとはいえ、家族や来客用に複数人分を用意する場合、数分間ハンドルを回し続けるのは少々ハードなのも事実です。
挽き目の調整が必要なタイプもあり、慣れるまでは均一に挽くのは難しい場合もあります。スピードや作業効率を求めるなら、手動より電動を選ぶのが良いでしょう。
電動コーヒーミルのメリット・デメリット
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つづいて、電動コーヒーミルのメリットとデメリットを確認します。
メリット:多くの豆を短時間で均一に挽ける
ボタンを押すだけで短時間に多くの豆を挽けるのが最大のメリット。安定したパワーで刃を回転させるため、均一に仕上がりやすく、安定した抽出にもつながります。
とくにエスプレッソなど、細かく均一な挽き方が求められる淹れ方をする場合は断然電動ミルがおすすめです。
デメリット:屋外では使いづらく音が大きい
電源のない場所では使えないため、キャンプや旅行などアウトドアシーンではバッテリーやポータブル電源を持っていく必要があります。
また比較的サイズが大きく重いものが多いので、コードも含めて収納にわずらわしさを感じることも。モデルによっては大きな動作音が発生するので、手動ミルに比べると使うシーンは限定されます。
ハリオのコーヒーミルおすすめ5選
ここからは、ハリオのコーヒーミルの中でもとくにおすすめのモデルを5つピックアップしました。手動と電動に加えて、どちらでも使える両用タイプもあわせて紹介します。
【手動】セラミックスリム MSS-1TB
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一度に挽ける豆の容量:24g(約2杯分)
ガラス製の粉受け、豆を挽くホッパー部分、ハンドルまで、すべてのパーツを水洗いできるミル。セラミック製の刃を使用しているため金属臭がつかず、摩擦熱が発生しにくいため熱によるコーヒー粉へのダメージも防ぎます。ハンドルを外して本体に引っ掛けるとコンパクトに納まり、持ち運びに便利です。
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臼に付いているツマミを回すことで、粗挽きから細挽きまでの調整が可能。一度にコーヒー2杯分の豆を挽くことができます。ガラス製の粉受けは挽いた豆の量が一目で分かるのも便利です。
【手動】スマートG MSGN-2
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一度に挽ける豆の容量:24g(約2杯分)
口径4.6cm×高さ19cmというコンパクトなサイズでありながら、一度にコーヒー2杯分の豆を挽くことができるセラミック刃のミル。持ち運ぶことを前提に作られているため、ハンドルを外せばかさばらず収納できるようになっています。
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パーツは全て水洗いできるため、常に清潔さをキープできるのもうれしいポイント。粗挽きから細挽きまで対応できる調整ツマミがついており、小さくても本格的なコーヒーを楽しむことができます。
【手動】V60 メタルコーヒーミル
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一度に挽ける豆の容量:17g(約1.5杯分)
家でも外でも、こだわりの本格コーヒーを楽しみたい方に向けて開発された、アウトドア仕様のコーヒーミル。ステンレス製の本体は軽く、余計な凹凸のないスタイリッシュなフォルムも魅力です。
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豆の細かさはツマミを回して調整することができ、中粗挽き~粗挽きに対応。容量は少なめなので大人数での用途には向きませんが、ソロキャンプや在宅ワークの合間の休憩時間に、いつでも気軽に挽きたてのコーヒーを味わうことができます。
【電動】コーヒーミル スイッチ EMCS-5
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一度に挽ける豆の容量:70g(約7~10杯分)
ボタンを押すだけで大容量の豆を短時間で挽くことができる電動コーヒーミル。フタをしっかりしめないとボタンが押せない安全設計になっています。粗挽きなら豆を挽く時間を短く、細挽きなら長くすることで調整が可能です。
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カラーはホワイトとブラックの2色。電源コードを本体底面に巻き取れるのですっきりと収納することができます。本体は水洗いできないため、豆を挽いた後は付属のブラシで粉を払う必要があります。
【電動&手動】スマートG ハンディーコーヒーグラインダー
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一度に挽ける豆の容量:24g(約2杯分)
手動ミルとしても、電動のミルとしても、シーンに合わせて使い分けられる2WAYミル。手挽きの場合はハンドルを付けて回し、電動の場合はスティック状のモーターを取り付けて使います。
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コンパクトながらパワフルな電動モーターは充電式で、フル充電の場合、20gの豆なら約25回挽くことが可能。大人数のキャンプやピクニックなどでも挽きたてのコーヒーをふるまうことができます。
コーヒーの風味を損なわないセラミック製の刃で、モーター以外の部分は取り外して水洗いもOK。便利な電動ミルとしてはもちろん、電池がなくなっても手動で使うことができるので、1台持っておけば幅広いシーンで活躍します。
カフェのような1杯をハリオのコーヒーミルで
今回はガラスメーカーとしておなじみのハリオ(HARIO)でおすすめの手動&電動コーヒーミルを5つ紹介しました。手動ミルと電動ミルにはそれぞれメリットとデメリットがあり、使うシーンや一度に挽きたい豆の量をあらかじめイメージして選ぶのがおすすめです。ぜひ、失敗しないコーヒーミル選びの参考にしてみてください。