ハリオのコーヒーミルおすすめ5選。手動・電動の違いと選び方も紹介

自宅で美味しいコーヒーを楽しむコツは、なんといっても自分で豆から挽いて淹れること。手軽なインスタントやドリップパックも良いですが、やっぱり挽きたての豆にしか出せない味わいがあります。 今回は、優れたデザインのコーヒー用品を多く手がける「ハリオ(HARIO)」のコーヒーミルから特におすすめのモデル5つを紹介します。手動ミルと電動ミル、それぞれのメリットとデメリットも併せて解説しますので、ぜひコーヒーミル選びの参考にしてみてください。 耐熱ガラスでおなじみ「ハリオ(HARIO)」コーヒーミルの特徴 HARIO(ハリオ)は、1921年に誕生した日本の耐熱ガラスメーカーです。創業当初はビーカーやフラスコといった理化学用のガラス器具を専門に製造していましたが、その高い技術力を活かし、1948年にはじめてコーヒーサイフォンを発売して以来、一般家庭向け製品に事業を拡大してきました。 現在は日本国内で唯一、耐熱ガラス工場を保有しているメーカーとして、コーヒーやティーの関連器具、電子レンジ用調理器具などのキッチンウェアなどを製造しています。 そんなハリオが手掛けるコーヒーミルは、得意分野であるガラスを使った製品を中心に、手動と電動の両方をラインナップしています。いずれも比較的コンパクトで使いやすく、余計な装飾のないすっきりとしたデザインが特徴です。 手動コーヒーミルのメリット・デメリット コーヒーミルを選ぶ際にまず考えるべきは、手動にするか電動にするかです。まずは手動ミルのメリットとデメリットを見てみましょう。 メリット:電源なしで使えてコンパクト 手動コーヒーミルの最大の魅力は、電源不要でどこでも使えること。キャンプやピクニックといったアウトドアはもちろん、旅行や出張先でも挽きたてのコーヒーを楽しめます。 比較的コンパクトなものが多いため、キッチンが狭い家や持ち物をなるべくシンプルにしたい人にもおすすめ。電動に比べて豆を挽く音が静かなので、早朝や深夜でも周囲を気にせず使えるのもポイントです。 デメリット:豆を挽くのに時間がかかる 豆を挽く工程そのものを楽しめるとはいえ、家族や来客用に複数人分を用意する場合、数分間ハンドルを回し続けるのは少々ハードなのも事実です。 挽き目の調整が必要なタイプもあり、慣れるまでは均一に挽くのは難しい場合もあります。スピードや作業効率を求めるなら、手動より電動を選ぶのが良いでしょう。 電動コーヒーミルのメリット・デメリット つづいて、電動コーヒーミルのメリットとデメリットを確認します。 メリット:多くの豆を短時間で均一に挽ける ボタンを押すだけで短時間に多くの豆を挽けるのが最大のメリット。安定したパワーで刃を回転させるため、均一に仕上がりやすく、安定した抽出にもつながります。 とくにエスプレッソなど、細かく均一な挽き方が求められる淹れ方をする場合は断然電動ミルがおすすめです。 デメリット:屋外では使いづらく音が大きい 電源のない場所では使えないため、キャンプや旅行などアウトドアシーンではバッテリーやポータブル電源を持っていく必要があります。 また比較的サイズが大きく重いものが多いので、コードも含めて収納にわずらわしさを感じることも。モデルによっては大きな動作音が発生するので、手動ミルに比べると使うシーンは限定されます。 ハリオのコーヒーミルおすすめ5選 ここからは、ハリオのコーヒーミルの中でもとくにおすすめのモデルを5つピックアップしました。手動と電動に加えて、どちらでも使える両用タイプもあわせて紹介します。 【手動】セラミックスリム MSS-1TB 一度に挽ける豆の容量:24g(約2杯分) ガラス製の粉受け、豆を挽くホッパー部分、ハンドルまで、すべてのパーツを水洗いできるミル。セラミック製の刃を使用しているため金属臭がつかず、摩擦熱が発生しにくいため熱によるコーヒー粉へのダメージも防ぎます。ハンドルを外して本体に引っ掛けるとコンパクトに納まり、持ち運びに便利です。 臼に付いているツマミを回すことで、粗挽きから細挽きまでの調整が可能。一度にコーヒー2杯分の豆を挽くことができます。ガラス製の粉受けは挽いた豆の量が一目で分かるのも便利です。 【手動】スマートG MSGN-2 一度に挽ける豆の容量:24g(約2杯分) 口径4.6cm×高さ19cmというコンパクトなサイズでありながら、一度にコーヒー2杯分の豆を挽くことができるセラミック刃のミル。持ち運ぶことを前提に作られているため、ハンドルを外せばかさばらず収納できるようになっています。 パーツは全て水洗いできるため、常に清潔さをキープできるのもうれしいポイント。粗挽きから細挽きまで対応できる調整ツマミがついており、小さくても本格的なコーヒーを楽しむことができます。 【手動】V60 メタルコーヒーミル 一度に挽ける豆の容量:17g(約1.5杯分) 家でも外でも、こだわりの本格コーヒーを楽しみたい方に向けて開発された、アウトドア仕様のコーヒーミル。ステンレス製の本体は軽く、余計な凹凸のないスタイリッシュなフォルムも魅力です。 豆の細かさはツマミを回して調整することができ、中粗挽き~粗挽きに対応。容量は少なめなので大人数での用途には向きませんが、ソロキャンプや在宅ワークの合間の休憩時間に、いつでも気軽に挽きたてのコーヒーを味わうことができます。 【電動】コーヒーミル スイッチ EMCS-5 一度に挽ける豆の容量:70g(約7~10杯分) ボタンを押すだけで大容量の豆を短時間で挽くことができる電動コーヒーミル。フタをしっかりしめないとボタンが押せない安全設計になっています。粗挽きなら豆を挽く時間を短く、細挽きなら長くすることで調整が可能です。 カラーはホワイトとブラックの2色。電源コードを本体底面に巻き取れるのですっきりと収納することができます。本体は水洗いできないため、豆を挽いた後は付属のブラシで粉を払う必要があります。 【電動&手動】スマートG ハンディーコーヒーグラインダー 一度に挽ける豆の容量:24g(約2杯分) 手動ミルとしても、電動のミルとしても、シーンに合わせて使い分けられる2WAYミル。手挽きの場合はハンドルを付けて回し、電動の場合はスティック状のモーターを取り付けて使います。 コンパクトながらパワフルな電動モーターは充電式で、フル充電の場合、20gの豆なら約25回挽くことが可能。大人数のキャンプやピクニックなどでも挽きたてのコーヒーをふるまうことができます。 コーヒーの風味を損なわないセラミック製の刃で、モーター以外の部分は取り外して水洗いもOK。便利な電動ミルとしてはもちろん、電池がなくなっても手動で使うことができるので、1台持っておけば幅広いシーンで活躍します。 カフェのような1杯をハリオのコーヒーミルで 今回はガラスメーカーとしておなじみのハリオ(HARIO)でおすすめの手動&電動コーヒーミルを5つ紹介しました。手動ミルと電動ミルにはそれぞれメリットとデメリットがあり、使うシーンや一度に挽きたい豆の量をあらかじめイメージして選ぶのがおすすめです。ぜひ、失敗しないコーヒーミル選びの参考にしてみてください。

デロンギのドリップコーヒーメーカーおすすめ4選。エスプレッソマシンとの違いも解説

目覚めの1杯や食後のひととき、在宅ワーク中など、1日に何杯もコーヒーを飲む人にとって欠かせないのがドリップコーヒーメーカー。さまざまなブランドから多彩な機種が出ていて、どう選べばいいか迷いやすいアイテムです。 今回は「コーヒーメーカー選びに失敗したくない!」という皆さまに向けて「コレを選べば間違いない!」というイタリアの有名メーカー「デロンギ(De’Longhi)」のドリップコーヒーメーカー4選を紹介します。初めて買う方にも比較的手の届きやすいモデルが多いので、ぜひ後悔のないコーヒーメーカー選びの参考にしてみてください。 デロンギ(De’Longhi)ドリップコーヒーメーカーの特徴 デロンギ(De’Longhi)はキッチン家電やヒーターなど、世界中から愛される数々の製品を手がけるイタリアの家電メーカー。数ある製品の中でも特に高い評価を得るデロンギのコーヒーメーカーについて、その特徴をまとめます。 豆の香りを引き出す「アロマモード」搭載 デロンギのコーヒーメーカーには、豆を蒸らしながらドリップする「アロマモード」が搭載されています。ハンドドリップのように、ゆっくり時間をかけて抽出することで、コーヒーの香りや風味を最大限に引き出すことができます。 保温機能&自動電源オフ機能 ポットを置く部分には保温プレートがついていて、コーヒー抽出後40分間は温かさをキープすることができます。さらに、最後のコーヒー抽出から40分後には保温プレートの電源が自動でオフになるため、外出時の消し忘れや電気代の無駄も防げます。 イタリア初の美しいデザイン デロンギ製品の大きな魅力のひとつは、イタリアの家電ブランドらしい機能と美しさを両立したプロダクトデザインにあります。直線と曲線を巧みに組み合わせたフォルムやスタイリッシュな素材感、洗練されたカラーバリエーションのコーヒーメーカーは、キッチンに置いておくだけで絵になります。 「エスプレッソメーカー」や「全自動コーヒーマシン」との違いは? デロンギでは「エスプレッソメーカー」や「全自動コーヒーマシン」も取り扱っています。ここでは「ドリップコーヒーメーカー」との機能の違いと、それぞれどんな人におすすめなのかを解説します。 本格的な味わいを求めたい人は「エスプレッソメーカー」 エスプレッソとは、細かく挽いたコーヒー粉に強い圧力をかけて短時間抽出したもので、これに多めのミルクを入れると「カフェラテ」、泡立てたミルクをのせると「カプチーノ」になります。 デロンギのエスプレッソメーカーは、挽いた豆を手動でセットして抽出のみを自動でおこなうものと、豆挽きから全自動でおこなうものがあります。自分で豆を挽きたい人はセミオートタイプを、ボタンひとつで完了したい方は次に紹介する「全自動コーヒーマシン」を選びましょう。 豆挽きから豊富なメニューを楽しみたい人は「全自動コーヒーマシン」 ドリップコーヒーメーカーはあらかじめ挽いたコーヒー粉を入れる必要がありますが、豆の計量から挽き、抽出、内部洗浄までを自動で完了できるのが「全自動コーヒーマシン」です。通常のドリップコーヒー以外にもミルク入りのカフェラテやカプチーノなど、さまざまなエスプレッソメニューをボタンひとつで作ることができます。 ドリップコーヒーメーカーよりも大型の製品が多く価格も高めですが、豆を挽く工程から自動化したい、ミルク入りのメニューも楽しみたい人には全自動コーヒーマシンがおすすめです。 デロンギ(De’Longhi)でおすすめのドリップコーヒーメーカー ここからは、デロンギのドリップコーヒーメーカーの中でもおすすめの4製品を紹介します。 アクティブ ICM12011J コンパクトな本体に、美味しいコーヒーを淹れるための基本的な機能を搭載したエントリーモデル。ポットの容量は約650mlで、一度に4~5杯を抽出することができます。 シンプルな機能で価格も控えめながら、コーヒー豆の風味をじっくりと引き出すアロマモードを搭載。ペーパーレスフィルターのため環境に優しいのもうれしいポイントです。カラーはベーシックなホワイトとブラックに加え、イタリアらしい鮮やかなレッドも用意しています。 ケーミックス COX750J ポップなカラーとシンプルなデザインで、デロンギの中でも人気の高い「ケーミックス」シリーズのコーヒーメーカー。電気ケトルやトースターなど他のデロンギ製品とコーディネートすれば、キッチンに統一感が生まれます。 ポット容量は750mlで、5~6杯分を入れることが可能。給湯は9つの穴からおこなうため、注ぎムラのない美味しいコーヒー抽出を可能にしています。 ディスティンタ ICMI011J 曲線美を感じる優雅なフォルムが特徴の「ディスティンタ」コレクション。ブラック、ホワイト、ブロンズ、カッパーの高級感漂うカラーバリエーションも魅力です。フィルターはコーヒー豆の旨みを逃さないチタンコートフィルターを採用。環境に配慮したペーパーレスで、コーヒー豆の油分を逃さず抽出することができます。 「アロマモード」では時間をかけて少しずつお湯を注ぐことで、ハンドドリップのようにコーヒー粉を蒸らしながら抽出し、通常モードよりもコーヒーの持つ香りをさらに引き出します。830mlのポット容量があり、たっぷり5~6杯を一度に淹れることができます。 クレシドラ ICM17270J イタリア語で「砂時計」を意味する名前の通り、くびれのあるデザインが目を引く上級モデル。最大1250mlを抽出できる大容量で、ホームパーティーなどでも活躍します。 ECBC(ヨーロッパ コーヒー抽出研究所)認証設計に基づいて丁寧に抽出する「ECBC認証モード」や、バリスタのハンドドリップを再現した蒸らし抽出「プアオーバーモード」を搭載。さらに、濃いめに抽出したコーヒーを氷で急冷する「アイスコーヒーモード」も搭載し、香り高くコクのある味わいを楽しめます。 デロンギ(De’Longhi)のドリップコーヒーメーカー4モデル比較&まとめ 最後に、ここまで紹介してきた4つのコーヒーメーカーについて、主要機能&どんな人におすすめなのかをまとめます。 モデル名最大容量おすすめの人アクティブ ICM12011J650ml(4~5杯分)コンパクトサイズが良い人ケーミックス COX750J750ml(5~6杯分)ポップなデザインが好きな人ディスティンタ ICMI011J830ml(5~6杯分)高級感のあるデザインが良い人クレシドラ ICM17270J1250ml(9~10杯分)本格的な味わいを求める人 デロンギ(De’Longhi)のコーヒーメーカーでカフェのような味わいを 今回はイタリアを代表するキッチン家電メーカー、デロンギ(De’Longhi)のドリップコーヒーメーカーを紹介しました。高い機能性はもちろん、イタリアらしい洗練されたデザインが大きな魅力です。自宅で気軽に淹れたてのコーヒーを楽しみたい人は、ぜひ候補のひとつにしてみてください。

カリタ手動コーヒーミルのおすすめは?モデルごとの違いと選び方

コーヒー好きな人の中には、昔ながらの手回しミルでゆっくりと豆を挽く時間を楽しみたい、という方も多いと思います。そんなこだわり派の皆さまにぜひおすすめしたいのが、老舗コーヒー器具ブランド「カリタ(Kalita)」の手動ミルです。 今回はカリタの手動コーヒーミルの中でも、特におすすめのモデルを4つ紹介します。便利で時短な電動ミルではなく、あえて手動のミルを選ぶメリットも解説しますので、ぜひ購入の参考にしてみてください。 老舗ブランド「カリタ」のコーヒーミルの特徴 カリタ(kalita)は、1958年に東京で創業したコーヒー器具ブランドで、ドイツ語の「Kaffee(コーヒー)」と「Flter(フィルター)」に由来する造語から名付けられました。似た名前のブランドで「メリタ(Melitta)」がありますが、こちらはドイツ人女性の名前から付けられたもので、まったくの別会社です。 創業以来60年以上、日本で唯一のコーヒー器具専門メーカーとしてさまざまなアイテムを世に送り出してきたカリタの手動コーヒーミルは、昔ながらのクラシカルなデザインと高い機能性が特徴。古き良き時代の喫茶店にあったような佇まいのミルは、インテリアとして飾っても楽しめます。 あえて手動ミルを選ぶメリットは?電動ミルとの違い コーヒー豆を挽く速さと量だけで見れば電動ミルのほうが便利ですが、あえて手動ミルを選ぶメリットもあります。ここからは、昔ながらの手挽きミルならではの魅力を挙げてみます。 メリット①電源がなくても使える ハンドルを回して豆を挽くというアナログな手動ミルは、電源がない場所でも使えるのが最大のメリットといえます。キャンプや屋外でのレジャー、またはオフィスなどにミルを持ち込めば、いつでもどこでも挽きたてのコーヒーを味わえます。 メリット➁自分好みの細かさに調整しやすい ドリップコーヒーは、豆を挽く細かさによって味わいが変わり、一般的には粒度が細かいほどコクや苦味が出やすく、粗いほどあっさりとした味わいになります。 電動ミルは数秒で豆が挽けてしまう一方で、つい細かく粉砕しすぎてしまうデメリットがあります。その点手動ミルは、1~数分かけてゆっくり豆を挽くため「今日は粗挽きにしよう」というように、淹れ方や好みに合わせて挽き方を調整しやすいのがメリットです。 メリット③心豊かな時間を楽しめる ホッパーに豆を入れ、ハンドルを回すごとにコーヒーの香りが立ってくる…そのゆったりとした時間は、手動ミルを使う人だけの特権といえます。 朝食や食後の一杯を淹れるとき、忙しい毎日でもあえてアナログなコーヒーミルを使うことで、心のゆとりが生まれます。 手動コーヒーミルを選ぶときのポイント ここからは、手動コーヒーミルを選ぶ際にチェックしたいポイントをまとめます。一台買うとなかなか買い替えないものなので、機能はもちろんデザインもこだわって選びましょう。 選び方①挽ける豆の容量はどのくらいか コーヒー1杯分(約140cc)を入れるのに必要な豆の量は約10~12gで、1度に2杯分淹れる場合は約20g、3杯分なら25〜30g、4杯分なら35〜40gとなります。 コーヒーミルを選ぶときは、一度に何杯分を淹れるかを考えて選ぶのがポイントです。豆を挽く部分である「ホッパー」の容量と、挽いた豆を溜めておく「粉受け」の容量をそれぞれ確認しておきましょう。 選び方➁持ち運びはしやすいか キャンプなど屋外で使うことも想定するなら、携帯性もチェックしておきたいポイントです。たとえば、ガラスを使ったミルは重く、割れてしまう危険もあるので要注意。ハンドル部分の形状がかさばったり、粉受けが外れやすいものも、持ち運びには向きません。 選び方③インテリアとして楽しめるデザインか 豆を挽く機能だけではなく、昔ながらのアナログな見た目にグッとくるという人も多いと思います。せっかく手動ミルを買うなら、キッチンにさりげなく置いておいても絵になるデザインのものを選びたいところです。 温かみのある定番の木製ミルや、高級感のある銅製のもの、スタイリッシュなステンレス製など、インテリアにマッチするデザインを選びましょう。 カリタの手動コーヒーミルおすすめ4選 ここからは、カリタの手動ミルの中でもとくにおすすめのモデルを4つ紹介します。 クラシックミル 一度に挽ける豆の容量:30g(2~3杯分) 昔ながらのデザインにグッとくるクラシックミル。使わないときもインテリアとして楽しめる、美しい佇まいが魅力です。箱型フォルムのため、ハンドルを回すときも安定感があり、ぐらつきがありません。 ホッパー上部のネジを回すことで粉の細かさを調整することができ、刃はアルミニウム合金製。セラミック製の刃と比べると切れ味がよいため、コーヒーの味わいを最大限に引き出すことができます。ホッパーはフタ付きなので、挽いている最中にコーヒー豆が飛び出すことがないのも便利です。 コーヒーミル KH-10 一度に挽ける豆の容量:20g(約2杯分) くびれのある曲線的なシェイプは、ハンドルを挽くときの支えやすさにも配慮したデザイン。カラーはブラックとナチュラルの2色展開で、インテリアに合わせて選ぶことができます。 耐久性の高い硬質鋳鉄製の臼歯を使用しているため切れ味も長持ちし、内部のネジで挽き目の調整も可能。金属と天然木の質感がマッチしたデザインは見た目にも重厚感があり、キッチンに置いておくだけでも絵になります。 キュービックミル 一度に挽ける豆の容量:15g(約1.5杯分) めずらしいスクエア形状のミルは、1人分のコーヒーを気軽に淹れたいときに最適なサイズ感。切れ味の良い硬質鋳鉄の刃で、小さくても本格的な味わいを楽しめます。 挽いた豆を受ける粉受けはマグネット式で取り外しも簡単。カラーはブラックとナチュラルの2色から選ぶことができ、他にはない個性的なミルを探している方におすすめです。 コーヒーミル KH-9 一度に挽ける豆の容量:20g(約2杯分) ふっくらとした樽型のフォルムが優しい印象を与えるミル。一度に挽ける豆の量は約2杯分ですが、粉受けには45gまで溜めておけるので、豆を追加しながら3~4杯分を挽くことができます。 カラーはナチュラルとブラウンの2色で、臼歯は切れ味の良い硬質鋳鉄製。ホッパーにはフタがついているのでホコリが入りづらく、挽いている時豆が飛び散らないのもうれしいポイントです。 カリタの手挽きミルでゆとりあるコーヒータイムを 今回は日本が誇る老舗コーヒー器具メーカー「カリタ(kalita)」の手動ミルの中でも、とくにおすすめの5モデルを紹介しました。せわしない日々にスローな休息時間をもたらしてくれる手挽きミルを取り入れて、ゆとりあるコーヒーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「つっぱり棒」のイメージを覆す、お洒落に進化した「テンションロッド」おすすめ4選

誰もが一度はお世話になった経験のある「つっぱり棒」ですが、便利グッズの印象が強く、インテリアアイテムとしては考えたことがない方も多いのではないでしょうか。 今回はそんなイメージをがらっと変える、「テンションロッド」という呼び名が似合うお洒落なつっぱり棒を紹介します。これまで積極的に使ったことがなかった方も、ぜひインテリアに取り入れてみてください。 部屋中が便利になるつっぱり棒の使い方 何かと便利なつっぱり棒、皆さんはどうやって使っているでしょうか?一般的によく使われる、つっぱり棒の代表的な用途を紹介します。 引っ掛け収納にする いちばんポピュラーなのは、壁の間に渡して引っ掛け収納として使うこと。 掃除用具やキッチン用品など普段よく使うものを掛けたり、ハンガーや帽子、バッグなどを掛ければクローゼットでも活躍。壁と冷蔵庫の間などの隙間や、棚板上部の余った空間など、ちょっとしたデッドスペースを活用することができます。 観葉植物を掛ける 観葉植物をコードなどで吊るす「ハンギングプランツ」は、床置きするスペースが必要ないうえ、目線の高さで植物を楽しめるインテリア好きには定番の飾り方。カーテンレールに引っ掛ける場合もありますが、つっぱり棒を使えば室内の好きな場所に設置することができます。 フレッシュなグリーンだけでなく、ドライフラワーのブーケを吊るして飾ってもいいですし、水やり用の霧吹きなども一緒に掛けておけるので便利です。 2本使って収納棚にする より収納力をアップしたい場合は、2本のつっぱり棒の上に板を載せて簡易棚をつくるのもおすすめ。棒の部分も引っ掛け収納として無駄なく使えます。 キッチンでは調味料を置いたり、マグカップを掛けたり。洗面所では洗濯用品を収納したり、ストック用のペーパー置きとしてトイレで使うなど、ものの多いスペースに気軽に収納を増やすことができます。 カーテンや部屋の間仕切り つっぱり棒の定番の使い道といえば、カーテンレールとして使うこと。窓面での使用はもちろん、シャワーカーテンとして使う場合もあります。 壁面があればどこにでも設置できるので、ワンルームの部屋の間仕切りとしてもおすすめです。ベッドとダイニングテーブルやデスクの間に掛ければ、コンパクトな部屋でもプライベートスペースが分離でき、生活にメリハリが生まれます。 意外と知らない、つっぱり棒の選び方のポイント 今は100円ショップでもいろいろなつっぱり棒が出ていますが、どのような基準で選ぶのがいいでしょうか。選び方のポイントをまとめます。 ポイント①用途に合ったサイズを選ぶ 設置したい場所に合わせた長さを選ぶことが前提ですが、つっぱり棒は伸縮する長さによって耐荷重が変わります。伸ばすほど耐荷重が小さくなるのも押さえておきたいポイント。最大伸長サイズぎりぎりではなく、余裕を持った長さを選びましょう。 また、ポールの直径も要チェックです。丈夫さを優先して太すぎるものを選ぶと、ハンガーやS字フックなどがうまく引っかからないことがあります。 ポイント➁取り付け方は2種類ある 一般的なつっぱり棒の取り付け方は、大きく分けて以下の2タイプです。それぞれにメリットデメリットがありますが、デザイン重視で耐荷重は軽くてもいい場合は「バネ式」を、ある程度の重さに耐える必要があるときは「ジャッキ式」を選ぶと良いでしょう。 バネ式ジャッキ式取り付け方簡単(長さの調整のみ)やや手間(ネジ固定が必要)耐荷重重さには弱いある程度の重さに耐えるデザインシンプル~装飾まで幅広い太めで存在感あり ポイント③インテリアに馴染むデザインを選ぶ 見えないところで使うなら気になりませんが、部屋の中で使うならポールの素材や質感も重視したいところ。白いプラスチック製が定番ですが、シルバーやゴールドのステンレス製、温かみのある木調のものなど、凝ったデザインのつっぱり棒も最近は多く出ています。 またポールだけでなく壁と接するグリップ部分や中間ネジ部分も、設置する場所や高さによっては頻繁に目に入ります。毎日の生活空間で使うアイテムのデザインは精神的な心地よさに関わるので、できれば細部までこだわって選びたいものです。 「デザイン重視派」のおすすめつっぱり棒4選 ここからは、室内で見えていても気にならない洗練されたデザインでありながら、機能的にも申し分ないつっぱり棒を4つ厳選して紹介します。 【DRAW A LINE  ドローアライン】 テンションロッド サイズ:75~115cm / 115~190cm / 200~300cm 耐荷重:10~25kg カラー:ホワイト、ブラック マットな塗装と真鍮のネジの質感が良いのはもちろん、フックや棚などのアクセサリーを取り付けることで幅広い用途に対応できるのも魅力。耐荷重はサイズによって10~25kgとかなりの重さに耐えられます。さらに、専用のライティングパーツを取り付ければ間接照明として使うことも可能です。 【Amazon ベーシック】突っ張りカーテンロッド ブロンズ サイズ:61~91cm 耐荷重:3.2kg カラー:ブロンズ Amazonのプライベートブランドが手がけるカーテンロッドは、メタリックな質感のブロンズカラーが特徴。長さ調整部分に凹凸や段差がなく、カーテンの動作もスムーズです。壁との接地面が小さめに作られているので、余計な主張なく空間をすっきりと見せてくれます。 【umbra アンブラ】 CORETTO カーテンポール サイズ:61~91cm 耐荷重:3~5kg カラー:ブラック、ニッケル カナダのトロントに本拠地を置くインテリアブランド、Umbra(アンブラ)のつっぱり棒は、細めのポールながら耐荷重は3~5kgと高め。 グリップ部分はヨーロッパの住宅にあるカーテンレールのような、曲線的な装飾が施されているのがポイント。カラーはクールな印象のブラックと、エレガントなニッケルの2色から選べます。 【Tomoyasu 友安製作所】 アイアンテンションロッド クラシカ サイズ:31~45cm / 46~76cm / 76~132cm / 132~228cm  耐荷重:2~5kg カラー:ブラック、シルバー、ゴールド、アンティークホワイト DIYやインテリア関連パーツの専門店、友安製作所のつっぱり棒。グリップ部分がスクエア型のデザインはめずらしく、もともと設置してある造り付けのポールのように見えるのがポイントです。 艶を抑えたアンティーク調の金属製で、カラーは4色を用意。インテリアのテイストや好みに合わせて選ぶことができます。 常識を変える「進化系つっぱり棒」を取り入れてみては 今回紹介した4製品のように、従来のイメージを変えてくれるスタイリッシュな「テンションロッド」は、今や国内外さまざまなメーカーから出ています。つっぱり棒=ただの便利グッズという概念は捨てて、むしろインテリア好きの方にこそ、ぜひ上手に使ってみていただきたいアイテムです。

インダストリアルなラックといえば。DIY好きも愛用するキタジマ「ボード棚」の魅力と使い方

シンプル&機能的で、大容量の収納棚がほしい。そしてできれば、お金はなるべく掛けたくない!そんな方にぜひおすすめしたいのが、キタジマの「ボード棚」です。 国産スチールラックの老舗が手がける収納棚は、物流のプロも認める安心のクオリティながら、工業用っぽいクールなデザインもたまらない逸品。今回は自宅でキタジマ製ラックを愛用する筆者が、その魅力とおすすめの使い方を紹介します。 高コスパ収納の大定番「キタジマのスチールラック」とは? インテリア好きなら一度は耳にしたことがある「スチールラックのキタジマ」というフレーズ。どのようなメーカーなのか、まずはその成り立ちを紹介します。 物流管理機器メーカーとして大阪で創業 1912年に創業したキタジマ(北島株式会社)は、物流管理機器製造を専門に行う老舗メーカー。そのノウハウを活かし、現在は幅広いスチール製ラックの企画・製造・販売を手がけています。 「収納とはものを片付けることではなく『整理整頓』すること」という理念を掲げ、一般家庭やオフィスでの使用はもちろん、物流倉庫などの現場で働くプロからも厚い支持を集めています。 インダストリアル系インテリアには最高におすすめ もともと業務用として作られたキタジマのスチールラックは、工場や倉庫のような雰囲気を演出する、いわゆる「インダストリアル系」と言われるテイストとの相性が抜群です。木製家具のような温かみがないので、無骨な感じの男っぽいインテリアが好きな方におすすめです。 スチールラックの質感は、黒やグレー、濃茶などのダークトーンを基調とする空間のアクセントになり、コンクリートや古材などヴィンテージ感のある素材にもマッチします。 ガレージのようなインテリアを作る「ボード棚」の魅力と気になる点 そんなキタジマ製ラックの中でも、特にインテリア製の高いラックとして支持を集めるのが今回紹介する「ボード棚」です。ここからは、その特徴&魅力とちょっと気になる点も紹介します。 魅力①男心をくすぐる無骨な佇まい 「ボード棚」の基本構成は、グレーのスチールフレームに木製の棚板を乗せるという単純なもの。そしてなんといっても、このそっけないくらいの潔いデザインが魅力です。所ジョージさんの事務所兼ガレージ「世田谷ベース」でも愛用品として紹介されました。 フレームには多くの穴が開いているのでフックなどを自由に引っ掛けることができ、木製棚板には専用品を使うのはもちろん、好きな板を買って設置することも可能。自分好みにアレンジできるカスタマイズ性に、インテリア好きのDIY心がくすぐられます。 魅力➁圧倒的な強度&耐荷重 見た目の良さだけでなく、圧倒的な耐久性を備えている点も魅力です。棚板1枚あたりの最大耐荷重はなんと200kgにも及びます。サイズによって異なるものの、家庭で扱うレベルの重いものであれば、たいていは心配なく置くことができます。 魅力③デリケートなものも置ける木製棚板 棚板が木製でできているボード棚は、硬い棚には直接置きにくい、取り扱いに注意したいものを置くのにも向いています。 たとえば、プリンターやレコードプレイヤーなどの機械を置いてもいいですし、アート作品やフィギュアなどを並べればショップのようなディスプレイに。食器や調理器具の収納にもおすすめです。 魅力④全180サイズから選べる&棚板追加も自由に ボード棚をはじめとするキタジマのラックは、サイズバリエーションがとにかく豊富なのも魅力のひとつ。横幅、奥行き、高さごとに、以下の種類から選ぶことができます。 横幅90・120・150・180cm奥行き30・45・60・75・90cm高さ45・60・75・90・120・150・180・210・240cm 棚板は2.5cmピッチで細かく移動できるうえ、別売りの板を追加で設置することも可能。収納したいものと置きたい場所に合わせて、自由なアレンジが効きます。 気になる点①組み立て&解体は少し大変 かなり頑丈なつくりなので、カラーボックスのような簡易家具と比べれば、組み立ては少し大変なのがネックです。 基本的には組み立ては大人2人での作業が推奨されています。スチールで手をケガしないよう軍手が必要ですが、専用のスパナが付属しているので、工具を用意する必要がないのも助かります。手順については分かりやすい説明書があり、動画でも解説されているので初心者でも安心です。 気になる点➁通常のスチールラックよりは少し高価 堅牢なスチールフレームに木製棚という凝ったデザインなので、ホームセンターなどで売っているスチールラックに比べると価格は少し高め。 それでもアンティークの木製棚や、ブランドのシステムキャビネットを買うよりははるかに安く、大容量の収納を実現できるのは魅力。壁一面に好きな本やレコードを並べたい!という願望も、ボード棚ならスタイリッシュ&安価に叶えられます。 インドアでもアウトドアでも活躍する「ボード棚」の使い方 ここからは、ボード棚の具体的な使用例を紹介します。使い込むほど増えるキズや汚れも味わいになるので、室内はもちろん屋外やベランダ、ガレージでの使用もおすすめです。 【リビングで使う】テレビ台や飾り棚として 高さ45cmや60cmの低めタイプは、リビングのテレビ台やローボードに最適。扉や仕切りなどのパーツがないシンプルな棚なので、好きな位置にオーディオ機器やWi-fiルーターを置いて、コード類はボックスを使って隠すのがおすすめです。 ▼ボード棚(幅90cm×奥行き45cmタイプ)はこちら 【書斎で使う】収納棚や本棚として 重量物にも耐える頑丈なボード棚は本棚としても優秀。奥行き30cmタイプならB4サイズを縦に収納することができ、大型の写真集やアルバムも収まります。 書籍の高さに合わせて棚板のピッチを変えられるのも嬉しいポイント。キズがつきにくい木製の棚板なので、プリンタやプロジェクタ、FAXなどのOA機器を置いても安心です。ボックスや引き出しを使って書類や雑誌を保管するなど、デスク周りのあらゆるものを1台に収納できます。 ▼ボード棚(幅90cm×奥行き30cmタイプ)はこちら 【キッチンで使う】オープンな食器棚として 木製棚板のボード棚は、陶器やガラス、ステンレスなどの硬質な素材が多いキッチン用品の収納にも向いています。 棚板を動かすことで、オーブンレンジやコーヒーメーカーなど高さの異なる家電も設置OK。よく使う食器やボトル類をさっと取り出せるオープン収納のメリットを活かしながら、業務用キッチンのようなシャープさのある空間を演出してくれます。 【クローゼットで使う】古着屋のような見せる収納に セレクトショップなどの什器としても使われることの多いボード棚は、洋服収納にもおすすめ。飾り気のないスチールの質感とナチュラルな木板の組み合わせは、ジーンズやスウェットなどをラフに畳んで置いておいてもサマになります。 そのまま置くとほこりが気になるときは、蓋なしのボックスを入れると引き出しのように使えて便利です。奥行き60cmタイプなら、クローゼット用プラスチックケースも収まります。 フレームに空いた穴とS字フックを使ってバッグやストールなどを引っ掛けることもでき、アパレルショップのような佇まいに、日々の服選びのテンションも上がりそうです。 ▼ボード棚(幅120cm×奥行き60cmタイプ)はこちら 【ガレージで使う】カー用品やキャンプ用品の収納に 多少のキズやサビなども味わいとして愛せるのがボード棚のいいところ。カー用品や大型の工具、キャンプ用品など、かさばるものの収納を一手に引き受けてくれます。 棚板はフレームにはめ込んであるだけなので、汚れが気になったら簡単に交換することができます。 キタジマ「ボード棚」で理想のインダストリアル空間を ハードなデザインと抜群の機能性を備えたキタジマのボード棚は、インダストリアル系・工業系インテリアが好きな人にはまさにストライクな収納家具。余計な装飾を抑えてシンプルに部屋を整えたい人、丈夫な家具を長く使いたい人は、ぜひ検討のひとつに加えてみてください。

照明にも収納にもなる、お洒落なつっぱり棒「ドローアライン」とは?おすすめの使い方も

カーテンを吊ったり、ちょっとしたすき間にひっかけ収納を作るのに使う「つっぱり棒」。その言葉の響きからして、便利だけれどイマイチ垢ぬけないイメージもあります。 今回紹介するのは、そんなつっぱり棒の概念を一新する「ドローアライン(DRAW A LINE)」のプロダクトです。アクセサリーの組み合わせ次第では間接照明になったり、テーブルになったりと使い方も多種多様。ご自身のライフスタイルに合う逸品がきっと見つかるはずです。 つっぱり棒のイメージを覆す「ドローアライン(DRAW A LINE)」とは? これまでにないお洒落な突っ張り棒は、いかにして生まれたのか?まずは「ドローアライン(DRAW A LINE)」の概要を簡単に紹介します。 創業70年の老舗×気鋭クリエイターのコラボ製品 ドローアラインは、1952年創業の老舗収納用品メーカーである「平安伸銅工業株式会社」と、クリエイティブユニット「TENT」とのコラボレーションブランドです。それまでは単なる便利アイテムとして扱われがちだったつっぱり棒を、暮らしを豊かにする「一本の線」として再定義し、おしゃれな「見せる突っ張り棒」として2017年に発売しました。 機能性とデザイン性を両立させた画期的な製品は国内外から高く評価され「2017年度グッドデザイン賞」やドイツの「レッド・ドット:プロダクトデザイン2017」など、国際的に権威あるデザイン賞を受賞しています。 一本の「線」を自分好みにカスタマイズできる ドローアラインの基本となる考え方は、ベースとなる縦または横の「ロッド」にアクセサリーを取り付けることで、自由自在に用途を変えられるというもの。 トレイを合わせればサイドテーブルに、照明を取り付ければフロアライトにもなり、好きな場所に自分らしいインテリアをつくることができます。 アクセサリーの展開も時代とともに進化を続け、現在は約20種類から、暮らしに合わせたアイテムを選ぶことができます。 「ドローアライン(DRAW A LINE)」の魅力 ここからは、ドローアラインの具体的な魅力と気になる点を見ていきます。 魅力①細部までこだわり抜いたミニマルなデザイン 基本となるロッドは重厚感のあるスチール製で、ホワイトとブラックの2色展開。壁の間をつっぱる横タイプに加え、天井と床でつっぱる縦タイプも用意されています。 ロッドはいずれもマットな質感の塗装が施され、つっぱり棒にありがちなチープさを一切感じさせない仕上げが特徴。末端のグリップ部分にも余計な凹凸がないため、まるで建築の一部かのように空間にすっと溶け込みます。 長さ調節をする固定ネジ部分は、使うほど味わいの深まる真鍮製。細部まで抜かりなく考え抜かれたディテールは、他のつっぱり棒にはない唯一無二のデザインといえるでしょう。 魅力➁20種類の豊富なアクセサリーで用途が広がる ドローアラインのロッドに取り付けられるアクセサリーは、以下の4タイプに大別できます。 ①ひっかけ系フック、カーテンクリップ➁照明系ペンダント照明、スタンド照明、スポットライト③収納・家具系テーブル、トレイ、棚、マグネット、ネット④ファッション系ミラー、ハンガー、シューズラック 縦または横のロッドにさまざまなパーツを組み合わせることで、カーテンレール、収納棚、家具、間接照明などが完成する変幻自在っぷりは、家中どの部屋でも活躍すること間違いなし。 引っ越しやライフスタイルの変化が訪れても別の用途で使えるので、一度買ったら長く愛用できるのも嬉しいポイントです。 魅力③取り付け簡単&好きな場所に移動できる これだけ多機能でグッドデザインにもかかわらず、ベースはあくまで「つっぱり棒」なので取り付けも簡単。付属の六角レンチを使う必要があり、100円ショップ等で売っているものよりは少しだけ手間がかかりますが、大掛かりな工具を使ったり、壁に穴を空けなくていいのは魅力です。 ただし斜面や凹凸のある面には設置できず、伸ばす長さや接地面の素材によって耐荷重が異なってくるので、設置場所を移動する際は注意しておきましょう。 「ドローアライン(DRAW A LINE)」サイズ展開&おすすめの使い方紹介 ここからは、ドローアラインのサイズバリエーションと代表的なアクセサリー、それらの具体的な使い方を紹介します。 横つっぱり棒(75~115cm / 115~190cm / 200~300cm) 壁と壁の間で使う一般的なつっぱり棒としては、全3サイズをラインナップ。一般的な室内ドアの横幅である80cm程度から、最大3mまでの幅をつっぱることができるので、柱と柱の間のちょっとしたすき間はもちろん、部屋の端から端までを渡すことも可能です。 横つっぱり棒(75~115cm)はこちら 使い方①植物やトイレットペーパー置きに 引っ掛け式のシェルフとハンガーパーツを使えば、何もない壁面に小さな収納コーナーが誕生。たとえばトイレでは、芳香剤や予備のペーパーを置いたり、外に出したくないものをバッグに入れて引っ掛けたり。リビングなら本やオブジェを飾ったりと、とっておきの魅せる収納が叶います。 使い方➁吊り下げ収納に 景観を損ねない美しいデザインなので、部屋の端から端まで設置するのもおすすめ。クリップフックを使って、取り込んだあとの洗濯物の一時置きにしたり、観葉植物と霧吹きを一緒に飾ったり、汎用性の高い引っ掛け収納は何かと便利に使えます。 縦つっぱり棒(200~275cm / 200~300cm) 横だけでなく、縦方向のつっぱりに対して豊富なアクセサリーが用意されているのがドローアラインの大きな特徴。短めのポールも用意されているものの、おすすめは何と言っても天井と床をつっぱる設置方法。家中どこでも省スペースで、暮らしに合わせた機能的な収納を作ることができます。 縦つっぱり棒(200~275cm)はこちら  使い方①デスク横の小物置きに ハンガーやトレイ、ブックシェルフを組み合わせてワークスペースに設置すれば、デスクでの作業中に使いたいものをひとまとめで置いておけるラックに。マグカップなどを置いてもいいですし、ipadを立て掛けてデュアルディスプレイ的に使うのも便利です。 使い方➁玄関の身だしなみチェックに スペースが狭いわりに置くものが多い玄関には、ドローアラインの縦型がおすすめ。ミラーを掛けて外出前に身だしなみチェックしたり、テーブルには鍵などを置いておくのに最適です。 ハンガーやフックをプラスすることで、コートや鞄を掛けられるのも便利です。さらに追加アクセサリーとしてシューズラックも用意されているので、靴箱に入りきらない靴を置いておくこともできます。 使い方③ベッドサイドの間接照明に ドローアラインが他のつっぱり棒と大きく異なる点は、照明器具としても使えること。スポットライト型、ボール型、シェード付きタイプなどの照明パーツを組み合わせれば、ベッドサイドやリビングの間接照明になります。 通常の照明器具とは違って光源を好きな高さに取り付けられるうえ、つっぱり棒自体の移動もできるので、照らしたいところを狙って設置できるのが最大のポイント。模様替えの際は照明を外して他の用途に使うこともでき、一度買えばフレキシブルに長く使えるのも魅力です。 線を描くこと(=DRAW A LINE)で暮らしが変わる体験を 美しい佇まいとマルチな機能で、他にはない存在感を放つドローアラインのつっぱり棒。あらかじめ用途の決まった家具とは異なり、暮らしの変化にも柔軟に対応できる新たなインテリアアイテムとして、ぜひご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか。

キタジマ「スマートラック NSTR」愛用レビュー。おすすめの使い方も紹介

お手頃価格で機能的な収納棚といえば、無印良品やニトリなどのシステム収納、もしくはホームセンターで手に入るカラーボックスなどが思い浮かびます。 「でも本当は、デザインも機能ももう少しこだわった収納棚が欲しい…」そんな方に大推薦したいのが、キタジマが手がける「スマートラックNSTR」です。 業務用っぽい無骨さを残しつつも洗練されたデザインと、自由なサイズバリエーションが圧倒的に使いやすく「こんな収納の選択肢があったのか!」と、きっと満足いただけるはず。 今回は、インテリアにはちょっと(かなり)うるさい筆者が自宅でキタジマのスチールラックを愛用する理由とその魅力、部屋ごとのおすすめの使い方を紹介します。 お洒落&機能的な収納といえば「スチールラックのキタジマ」 世の中に数多あるスチールラックと、キタジマのそれは別物といっても過言ではありません。まずはキタジマがどんな会社なのか紹介します。 物流のプロからも支持される1912年創業の老舗企業 スマートラックNSTRを製造販売するのは「スチールラックのキタジマ」のキャッチコピーで知られる北島株式会社。聞いたことがない方もいるかもしれませんが、もともと物流倉庫や工場など業務用ラックの製造を手がけていた会社なので、業界のプロから厚い支持を集める老舗メーカーです。 キタジマの創業はなんと1912年。モノづくりの街として知られる大阪府東大阪市で創業以来100年以上、業務用&家庭用ラックの企画・製造・販売を一貫して手がけています。 驚異のサイズ&デザインバリエーションを用意 キタジマ製スチールラックが他の製品と一線を画すのは、なんといってもバリエーションの豊富さ。幅・高さ・奥行きのサイズ展開はもちろん、耐荷重が大きいものや組み立てが簡単なもの、天井で突っ張るタイプなどの多種多様なデザインを用意。使う場所や用途にあわせてベストなスチールラックを選ぶことができます。 デザインにこだわった「スマートラック NSTR」の魅力 そんなキタジマ製品の中でも筆者が愛してやまないのが、今回紹介する「スマートラック NSTR」。一体何がそんなに良いのか?その魅力をまとめます。 圧倒的なサイズバリエーション 前述のとおりキタジマのラックはいずれもサイズ展開豊富ですが、この「スマートラック NSTR」はその中でも特にサイズ展開が多いモデルです。詳しくは以下の通りです。 【スマートラック NSTR サイズ展開】 横幅45・60・70・80・90cm奥行き20・30・40・45cm高さ45・60・75・90・120・150・180・210cm棚板1枚あたりの最大耐荷重40kg 奥行きが狭いタイプはリビングやキッチンに置いても部屋を圧迫しないうえ、高さは210cmまであるので、コンパクトなスペースでも天井近くまで届く大容量の収納棚を作ることも可能。置く場所に合わせてぴったりの棚を選べます。 雰囲気に合わせて選べる3色 カラーは塗装仕上げのホワイト、ブラック、無塗装仕上げの亜鉛メッキの3タイプ。クリーンなイメージのナチュラル系から、男前なインダストリアル系まで、どんなインテリアにもフィットします。 ひとつ注意したいのは、お手頃価格のラックゆえ、元から多少の塗装ムラや小さなキズが見られること。ですが、業務用ラックというルーツを考えれば納得ですし、キズや汚れがむしろ良い味わいになります。細かいことは気にせず、ぜひガシガシ使い込んでいただきたいプロダクトです。 支柱の穴が見えないからスタイリッシュ 「スマートラック」という名前の通り、業務用タイプに比べて支柱の穴が少なく、正面から見えない位置に穴が空いているデザイン。ちょっとしたことですが、部屋に置いたときのすっきり感が俄然アップします。 オプションパーツでさらに便利 追加で購入できるオプションパーツを使えばさらに便利。棚板を増やすのはもちろん、ハンガーパイプ、カーテンレール、移動用キャスターなども用意され、アレンジ次第で家の中のあらゆるシーンで活躍します。 組み立て方法が動画で分かりやすい キタジマのスチールラックすべてに共通することですが、組み立て方法が分かりやすく解説されているのは助かるポイント。耐荷重は40kg以上ある堅牢なラックなので、組み立てがとても楽!というわけではありませんが、大人2人いればストレスなく作業ができます。 紙の説明書が同梱されているのはもちろん、Webサイトでは丁寧に手順を紹介した動画も掲載されているので、家具の組み立てに慣れていない方はぜひ参照してみてください。 実際に使って分かった「スマートラック NSTR」の良いところ 靴箱というものがない筆者宅では、玄関でシューズラックとして使うためにスマートラック NSTRを購入。結果、想像していた以上に大満足のデザイン&使い心地でした。ここからは、実際に使ってみて感じたおすすめポイントを紹介します。 インダストリアル感あふれる亜鉛メッキ仕様が良い 筆者宅で使っているのは無塗装の亜鉛メッキタイプで、なんといってもこの質感がかっこいい!使っているうちにキズも付きますが、ピカピカの新品時よりもやや曇ってきたくらいの方が、むしろ良い味わいを醸し出しています。 ちなみに、サイドの穴にはフックを使って靴ベラを引っ掛けています。汚れても気兼ねなく水拭きができ、多少寄りかかっても微動だにしない耐久性と安心感もかなり気に入っています。 棚板を好きな位置に変えられて良い 筆者が購入したのは奥行き30cmで、幅60cm×高さ180cm、幅80cm×高さ210cmの2台。棚板をさらに4枚ほど追加し、段数を増やしたことで収納力が格段にアップしました。 さらに棚板の高さは5cmピッチで変えられるので、ブーツや革靴、パンプスなど、靴の高さに合わせてスペースを有効利用することができます。 キタジマスチールラックの使い方アイデア3選 どんなインテリアにも合うシンプルなデザインで、家中のあらゆる場所で使えるのがキタジマのスチールラックの魅力。最後に「スマートラック NSTR」のおすすめの使い方を部屋別に紹介します。 【ダイニングで使う】キッチンアイテムの収納に 支柱が細めのスチールラックなので、ダイニングやキッチンにおいてもインテリアの邪魔にならず空間に溶け込んでくれます。 よく使う食器や調理器具、家電を収納したり、バスケットやケースを使って調味料やお菓子のストックを入れておいてもOK。高さ75cmや90cmのタイプはカウンターのようにもなり、キッチンとは別の作業台として使えて便利です。 【仕事部屋で使う】重たい本や電子機器の収納に 耐荷重40kgという頑強さがあるので、書籍やプリンターなど重量があるものの収納にも向いています。棚板の高さが調整でき、文庫本や雑誌などしまうものの大きさに合わせられるのも魅力。 オプションパーツとして、棚の横や後ろからものが落ちるのを防ぐネットやバーも用意されているので、気を使わずどんどんモノを詰め込みたい人は活用することをおすすめします。 【屋外で使う】アウトドア用品やカー用品の収納に 水に強く、汚れも気にならないスチールラックは、屋外での使用ももちろんOK。筆者のようにシューズラックとして使ったり、キャンプ用品やアウトドアグッズの収納にも最適です。 ガレージではカー用品、庭やベランダではガーデニング用品など、ライフスタイルに合わせていかようにも活用可能。オプションアイテムとしてビニールカバーも用意されているので、外に置きたいけれど雨に濡れたくない場合にも安心です。 「スマートラック NSTR」ほどコスパ最高の収納家具はないかも 機能性は申し分なく、デザインもクール。汎用性が高いので一度買えばいろいろな部屋で使いまわすこともできる。こんなにコスパのいい家具は、ちょっと他では見つからないと思います。 スチールラック=チープなイメージから、これまで手を出しにくかった方もいるかもしれませんが、そんな人にこそぜひキタジマの「スマートラック NSTR」を、収納の選択肢のひとつに加えてみてください。

玄関をすっきり見せるコンパクトな「傘立て」5選。おすすめの形状や選び方のポイントを解説

どんな家でもひとつは置いてあるであろう「傘立て」。特別こだわりを持たずに選びがちなアイテムですが、来客時もいちばん最初に目に入る玄関に置くものなので、少しでもスタイリッシュに整えておきたいところです。 今回は「場所を取らずに傘を収納したい」「玄関をすっきり見せたい」という方におすすめのコンパクトな傘立てを5つピックアップ。選び方やおすすめの形状タイプも紹介していますので、お眼鏡にかなうプロダクトをぜひ見つけてみてください。 傘立てを選ぶときのポイント 必要性に迫られてなんとなく選んでしまいがちな傘立てですが、実際のところ何を基準に選んだら良いのでしょうか。あらためて、傘立て選びのポイントを整理してみます。 選び方1.何本の傘を収納したいか まず考えるべきは収納容量。家族構成によっても変わりますし「折りたたみ傘をつい何本も買ってしまう」という人と「気に入った傘を10年以上愛用している」という人では、必要な容量は変わってきます。 折りたたみ傘や日傘など、長傘以外のものが収納できるかどうかもチェックしておきたいポイントです。 選び方2.素材は何が良いか 雨に濡れた傘を入れるものなので、素材は水に強いプラスチック製が定番。プラスチックは軽く、汚れも拭きとりやすいメリットがある一方で、ややチープに見えてしまう懸念もあります。 実用性よりもデザイン性を重視したい人は、セラミックや陶器、錆に強いステンレス製もおすすめ。ナチュラルなイメージにしたい場合は、種類は少ないですが木製のものも候補に上がります。インテリアのテイストに合わせて、ぜひ妥協せず探してみることをおすすめします。 選び方3.どんな形状が良いか ベーシックな筒形以外にも、傘の先端だけを差し込む置き型タイプ、柄の部分をひっかけるハンギング型、玄関ドアにマグネットでくっつくタイプなど、さまざまな形状の傘立てが出ています。どのタイプにもメリットデメリットがあるので、ぜひ次の項目を参考に選んでみてください。 傘立て形状4タイプの特徴とメリット・デメリット 一般的によくある傘立ての形状は大きく分けて4タイプ。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみます。 筒型:傘を畳まずさっと放り込める いちばん多く見かけるのは、細長い筒状のボックスタイプ。傘を畳まずともさっと入れやすく、収納できる本数も多めなのがメリットです。一方で、拭き掃除がしづらかったり、置くスペースを広めに必要とするデメリットもあります。 置き型:コンパクトで安定感がある 重さのあるブロック状の本体に、傘の先端だけを差し込んで使うのが置き型タイプ。コンパクトな場所にも設置しやすく、傘を立てていないときは存在感なく玄関に溶け込むのも魅力です。 使い勝手の点では、傘全体を入れる筒型に比べて傘が倒れやすかったり、立てられる本数が少ないものが多いです。長傘しか収納できないものがほとんどなので、折りたたみ傘も一緒にしまっておきたい場合には向きません。 ハンギング型:フレキシブルに使える 傘の柄の部分をひっかけるハンギングタイプは、傘以外のものも掛けられるのが便利。靴ベラや鍵など、玄関まわりのものをすっきり片づけられます。一方で、何本も傘を掛けると奥の傘が取り出しづらいのはマイナスポイントといえます。 マグネット型:玄関の場所をとらない 玄関のドアにマグネットでくっつけるタイプは、なんといっても置くスペース不要で設置できるのが魅力。賃貸マンションなどのコンパクトな玄関にはおすすめです。一方で、やや傘の出し入れがしづらいものも多いので、実用性の面では少しだけストレスになることもありそうです。 デザイン性&機能性の高いおすすめ傘立て5選 ここからは、デザイン性と機能性を両立した秀逸な傘立て5つを紹介します。 【イデアコ ideaco】 傘立て mini cube ミニキューブ キューブ型のブロックに穴を空けただけの超ミニマルデザイン。サイズは2種類で、長傘を4本または9本収納できます。靴箱にしまえるコンパクトさなので、普段はしまっておいて、来客用として使うのもおすすめです。 カラーはベージュやグレー、モスグリーンなど玄関に馴染みやすい5色展開で、本体重量は1.4kgあるため安定感もばっちり。傘を取り出しやすいようやや傾斜をつけるという細かな配慮も効いています。ポリエステル樹脂製の本体は、製造時の二酸化炭素排出量ゼロというサステナブルな製法で作られているのもうれしいポイントです。 【山崎実業 Yamazaki】 傘立て6本用 Smart スマート 機能とデザインのちょうどいいバランスに定評のある山崎実業の傘立ては、マットなスチールのクールな質感が魅力。傘が最大6本収納できて、仕切り付きのため倒れてくることもありません。玄関の角にぴったり収まるよう高さを抑えたスクエアフォルムで、存在感なく空間に溶け込みます。 このプロダクトの優秀ポイントは、受け皿を移動させて深さを調整することで折りたたみ傘も立てられること。長傘と一緒にすっきりしまえるのでノーストレスです。 【FunFun】傘立て ヴィンテージスタイル SEED こちらはちょっとめずらしい、天然木とスチールフレームを組み合わせた傘立て。ベース部分はダークブラウンのオイル塗装で仕上げたパイン材で、マットブラックのスチールとあいまってヴィンテージ感たっぷりの佇まいが魅力です。 最大10本の傘を収納できる大容量ながら、軽やかなフレームで圧迫感なく置けるデザイン。プラスチック製の水受けトレー付きで溜まった水が簡単に捨てられるため、濡れた傘も安心して収納できます。折りたたみ傘のひも部分を引っ掛けられるバーがついているのも便利です。 【山崎実業 Yamazaki】ハンギング傘立て Smart スマート 一見すると傘立てのようには見えない、スマートなフォルムが印象的なハンギングタイプ。濡れた傘をさっと掛けられ、乾くまでそのまま干しておくこともできます。 コンパクトな見た目に反して、長傘を最大8本掛けられる抜群の収納力。バーの両端には突起がついていて、傘が落ちるのを防ぎます。 ハンギングタイプの良いところは、折りたたみ傘や日傘はもちろん、靴ベラなど他のアイテムも一緒にかけられるところ。レインコートや鍵類、掃除用具や買い物用のエコバッグを掛けたりと、工夫次第で使い道が広がります。 【山崎実業 Yamazaki】マグネットアンブレラスタンド Tower タワー 玄関ドアにくっつけられるマグネットタイプの傘立て。床置きするスペースが少ない、賃貸マンションなどのコンパクトな玄関に最適です。2つのパーツを使って傘を固定するので、ドアを開閉したときも傘がバタバタと揺れることがなく、使い勝手の配慮が行き届いたグッドデザインです。 最大収納容量は4本と少なめですが、折りたたみ傘もスマートに収まるのが魅力。設置場所はマグネットで自由に移動できるので、しまう傘の長さに合わせて調整が可能です。 スタイリッシュな傘立てで玄関をアップデート 今回は見た目も機能も妥協しない、コンパクトな傘立てを5つ紹介しました。インテリアアイテムとしてはかなりの脇役ですが、少しこだわることで玄関の景色が思いのほかすっきりします。住環境や家族構成に合わせて、最適な傘立て選びの参考にしてみてください。

お洒落で丈夫、安くて最高。キタジマのスチールラック人気4モデルの違いを解説

スチールラックというと、ホームセンターなどで売っているチープな収納棚を思い浮かべるかもしれません。そんな方にぜひ知っていただきたいのが、メイド・イン・ジャパンの誇りを宿す老舗メーカー「キタジマ」のスチールラックです。 キタジマのスチールラックは、他メーカーのものとどこが違うのか?一体何がそんなに優れているのか?今回は筆者が愛してやまないキタジマのスチールラックについて、その特徴と魅力、おすすめモデルまでをまるっと紹介します。 創業100年超の老舗「キタジマ」のスチールラックとは? スチールラックを買おうとして検索すると、かなりの確率で目にする「キタジマ」という名前。まずはどんな会社なのか、その成り立ちを紹介します。 物流管理機器メーカーとして大阪で創業 キタジマ(北島株式会社)は100年以上の歴史を持つ老舗企業で、創業はなんと1912年。物流管理機器製造で培った知見を収納提案に活かし、家庭用から業務用まで幅広いスチール製ラックの企画・製造・販売を手がけています。 「収納とはものを片付けることではなく『整理整頓』すること」という理念を掲げるとおり、業務の効率化やスペースの有効活用など、使う人の生活を良くするための工夫が感じられるキタジマのプロダクト。一般家庭はもちろん、物流倉庫などプロの現場でも広く愛用されています。 他のスチールラックとは違う「キタジマ」の魅力 世の中に数多ある収納棚とは一線を画す、キタジマのスチールラック。その具体的な魅力を3つ挙げてみます。 サイズ&デザインバリエーションがとにかく豊富 キタジマの製品ラインナップを見てまず驚くのは、そのバリエーションの多さです。業務用&一般家庭用として取り扱うすべてのスチールラックを合わせると、その数なんと8000種類以上。 横幅、奥行き、高さなどのサイズバリエーションはもちろん、耐荷重や組み立て方法の違い、棚板のピッチなどがそれぞれに異なり、用途に応じた最適な一台を選ぶことができます。ラックの種類は、大きく分けて以下の4タイプがあります。 物流・倉庫用ラック 工場や倉庫などで使われる業務用のラックは、一段あたりの耐荷重が最大300~500kgの中量タイプと、100~200kgの軽中量タイプを用意しています。 業務用とはいえラック幅は90cmから、高さは70cmから選べるので、一般の住宅でももちろん使用可能。耐荷重が大きい分、棚受けや支えなどの部材が多く、組み立て方法もやや複雑です。 家庭用ラック 業務用ラックよりもパーツが少なく、組み立てやすいことが家庭用ラックの特徴。耐荷重は一段あたり40~70kgと十分すぎる頑強さです。 インテリア性を高めた木製棚板タイプや、支柱穴を減らしたスタイリッシュなラックなどバリエーションも豊富。業務用と同等の機能性がありながら、デザインにもこだわった収納を叶えてくれます。 突っ張りラック キタジマでは置き型だけでなく、天井突っ張り型のラックも豊富です。奥行きは最小20cmから用意しているので、自宅やオフィスで省スペース&大容量の収納棚を実現。部屋の間仕切りのように使うことも可能です。 国内老舗メーカーならではの安心感 キタジマが本社を構えるのは、モノづくりの街として知られる大阪府東大阪市。日本初の総合卸商業団地である「金物団地」内に位置することからも、その歴史の深さを伺えます。 また、キタジマのスチールラックは耐荷重や棚板のたわみなど、複数の項目で一般財団法人日本品質保証機構(JQA)による認定試験をクリア。安心安全に使える製品であるという第三者機関のお墨付きも得ています。 選べるオプションパーツでさらに便利に サイズやデザインのバリエーションが多いだけでなく、オプションパーツが豊富なのもキタジマの特徴。追加用棚板はもちろん、移動用のキャスター、カーテンレール、ものが落ちるのを防ぐバックガードやサイドネット、耐震や転倒防止アイテムなど、ありとあらゆる用途を想定したパーツを用意しています。 特におすすめのアレンジは、別売りのハンガーパイプを使って洋服収納として使うこと。単なるスチールラックの域を超えて、生活のさまざまなシーンで活躍してくれます。 キタジマのスチールラック定番おすすめモデル4選 ここからは、キタジマのスチールラックの中でも特に、一般家庭でのインテリアアイテムとして使いやすいおすすめの4モデルを紹介します。 【高耐久の大型タイプ】NCラック 横幅87.5 ・120・150・180cm奥行き45cm高さ120・150・180・210・240cm棚板1枚あたりの最大耐荷重70kg スチールラックのキタジマを代表するベストセラー製品といえば「NCラック」。業務用ラックよりも構造がシンプルで組み立てやすいうえ、耐荷重70kgという強度を備えた人気製品です。 高さは120cmから、横幅は87.5cmからと、サイズ展開は比較的大きめです。室内で使うなら、オプションパーツのハンガーラックを使って洋服を掛けたり、仕事部屋で本棚代わりに。屋外で使うならカー用品やキャンプ用品を収納するのもおすすめです。 【シンプル&スタイリッシュ】スマートラック NSTR 横幅45・60・70・80・90cm奥行き20・30・40・45cm高さ45・60・75・90・120・150・180・210cm棚板1枚あたりの最大耐荷重40kg より見た目にこだわりたい人から支持されているのが「スマートラック NSTR」。正面から見た時に支柱の穴が見えないのですっきりとした印象で、リビングやキッチンに置いても違和感なし。奥行きや高さもコンパクトなので、小物収納に最適です。 棚板は5cmピッチで動かすことができ、棚板の追加も可能。カラーはホワイト、ブラックに加えて無塗装の亜鉛メッキを用意しています。 【インダストリアルな魅力】ボード棚 ■サイズバリエーション 横幅90・120・150・180cm奥行き30・45・60・75・90cm高さ45・60・75・90・120・150・180・210・240cm        棚板1枚あたりの最大耐荷重200kg 他モデルよりも多くの穴が空いたスチールの支柱に木製棚板を組み合わせた、アーミー調のデザインが魅力の「ボード棚」。所ジョージさんの「世田谷ベース」で愛用されていることでも知られ、根強いファンの多いラックです。 木製の棚板は見た目の味わいだけでなく、陶器やガラスなど直接スチール棚に乗せたくないものをしまうのにも最適。アート作品やオブジェを好きなように飾って、雑貨屋のようなディスプレイを楽しめます。 【2色から選べるレトロデザイン】アングル棚 横幅30・45・60・75・90・120・150・180cm奥行き30・45・60cm高さ45・60・75・90・120・150・180cm棚板1枚あたりの最大耐荷重70kg 古き良き日本のオフィスにあった書類棚ような、どこか懐かしいデザインの「アングル棚」。棚板は木製のため、置いたものにキズがつくこともなく、見た目にもあたたかな雰囲気をもたらします。 横幅30cmの小さなサイズから選ぶことができ、カラーはホワイトとブラックの2色。部屋の空きスペースにあと少しだけ収納が欲しいときや、洋服の収納場所をちょっと増やしたいとき、気軽に買い足せる大きさです。 スチールラックならキタジマを選べば後悔なし いかにも業務用然とした無骨なデザインと、プロユースにも耐える抜群の機能性を誇るキタジマのスチールラック。 サイズやオプションパーツのバリエーションも豊富なので、一度買えばライフスタイルが変わっても長く活躍してくれるはず。クールな収納家具をお探しの方は、ぜひ有力候補のひとつとして検討してみてください。

「スツール60」の優秀リプロダクト&代替品おすすめ4選。買ったあと後悔しない選び方も

誰もが一度は見たことのある名作スツールといえば、アルテック社の「スツール60」。発売から90年以上経ったいまでも新鮮さを失わない、単純明快で美しいフォルムはまさに秀逸のひとこと。しかし名作椅子ゆえ、それなりに高価なのがネックです。 今回は「本当はスツール60が欲しい!」という北欧家具好きの人もきっと満足できる、ハイクオリティかつお手頃プライスの代替品を紹介します。素材もデザインもさまざまな4タイプから、インテリアのテイストに合わせて選んでみてください。 20世紀を代表する名作椅子「スツール60」とは? 住宅はもちろんオフィスや公共施設まで、世界中のあらゆるシーンで愛用されているスツール60。その魅力とは一体何でしょうか? アルヴァ・アアルトによる無駄のないデザイン スツール60が誕生したのは1933年。フィンランドを代表する建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルトがデザインを手がけ、同じくフィンランドの家具ブランドartek(アルテック)から発売されています。 「日々の暮らしをより良く、より美しく」というアアルトのデザイン哲学がそのまま体現されたようなスツール60は、丸板に3本の棒を取り付けただけという最小限の構造が特徴。要素を極限までそぎ落とした機能美が評価され、2019年度にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。 曲げ木技術「L-レッグ」による革新的構造 スツール60のデザインでひときわ目を引くのが、丸い座面の下から伸びる曲がった脚部。無垢材に数ミリ間隔の切れ目を入れ、熱を加えながら力を加えることで分厚い木材を曲げるという、高度な技術の賜物です。 アルヴァ・アアルトが開発したこの「L-レッグ」と呼ばれる曲げ木技術は当時の人々を驚かせ、数々のアルテック製品にも取り入れられ、今やブランドの代名詞的存在となりました。 スタッキングもできる圧倒的な汎用性 スツール60はオリジナルの3本脚に加え、安定性を高めた4本脚の「スツール E60」も販売されています。どちらもスタッキングができ、異なる脚数のスツールを重ねることも可能。積み重ねた様子も美しいので、使わないときもオブジェのように部屋に馴染み、景観を損ねることもありません。 丸い板に脚がついただけのシンプルさゆえ、座る以外にもいろいろな用途で使用が可能。床に座って過ごすときの臨時テーブルにしたり、ベッドサイドテーブルにしたり、植物を置く台にしたりと、いくつあっても困らない汎用性の高さも魅力です。 後悔しないスツール選びのポイント テーブルやソファと比べると深く考えず買ってしまいがちなスツールですが、一度買ったらなかなか買い替えないので、インテリア好きならこだわりの1脚を選びたいもの。スツールを買うにあたって具体的に何をチェックするべきか、後悔しない選び方のポイントをまとめました。 ①部屋にマッチする素材と色を選ぶ 木製以外にもプラスチック製やスチール製など、いろいろなタイプのスツールがありますが、部屋の雰囲気とマッチさせるうえで素材選びはとても重要。 木製なら、テーブルや棚などの他の家具と木質の色味を合わせることでまとまりのある空間に。クールな質感のスチール製は、モノトーン基調のインテリアに似合うのはもちろん、あえて木質の多い空間に1脚取り入れれば空間がきりっと締まります。 プラスチック製スツールの魅力は、なんといっても軽い&水に強いこと。洗面所やキッチンでも使いやすく、子どもがいても気兼ねなく使えます。 ➁用途に合った座面の形を選ぶ 座面の形は大きく分けてラウンド型とスクエア型の2タイプ。スツール60のようなラウンド型は、空間をやわらかく見せたり、置く向きを問わない良さがあります。一方スクエア型は壁にぴったり付けられるので、スペースを無駄なく使えることがメリットです。 また形だけでなく、座面の素材も要チェック。クッションがついたタイプは座り心地は快適ですが、台やテーブルとして使うときは安定しづらいことも。より多用途に使うには、硬くフラットな素材の座面を選んで、座るときにシートクッションを敷くのがおすすめです。 ③スタッキングできるかどうかで選ぶ おもに来客時の補助イスとして使うなど、使用頻度が高くない場合は、スタッキングできるタイプなら収納場所に困りません。スタッキングスツールを選ぶときは、積み重ねたときの姿が格好いいかどうかも確認しておきたいところです。 「スツール60」に代わる良デザイン&高コスパスツール4選 スツール選びにこだわりたいと言っても、実際スツール60を買うのはなかなかハードルが高いという方も多いはず。ここからは、スツール60に近い雰囲気のデザインでありながら、価格も手頃なスツール4製品を厳選して紹介します。 【アンドエヌイー】ラウンドスタッキングスツール  スツール60の4本脚に近い完成度で仕上げられているのが、&NEのスタッキングスツール。本家のような無垢材ではなく積層材を使っているものの、木の質感や色味はかなり良い雰囲気です。 ソファでくつろぐときにサイドテーブルとして使ったり、玄関に置いて靴を履くときに座ったりと、さまざまな用途で使いやすいフォルムです。 数ある色やデザインバリエーションの中でも、特におすすめなのは座面に穴が開いたハンドル付タイプ。移動する際も片手で持てて便利なうえ、デザインのポイントにもなってくれます。 どんな空間にも似合うミニマルなデザインで、引っ越しても長く愛用できる1脚です。 【moca company】 Starle 木製スタッキングスツール キッチン家具をメインに、リーズナブルなアイテムを取り揃えるブランドmoca companyの人気スツール。座面を取り囲むように4本の脚部が付いたデザインは、いい意味で椅子っぽさが少なく、サイドテーブルや飾り台として使うのにもふさわしい形です。 木の質感を楽しめるナチュラル色やブラウン色のほか、清潔感のあるオールホワイトや、ブルーやグレーなど座面のカラーバリエーションが豊富なのも魅力。色違いで複数脚揃えるのもおすすめです。 【無印良品】 スチールパイプスタッキングスツール    天然木の座面にスチールパイプの脚部を組み合わせた、無印良品のスタッキングスツール。硬質なスチールの質感が木の温かみをほどよく抑え、全部が木製でできたスツールに比べるとよりすっきりとした印象になります。 こちらのスツールは、絶妙なニュアンスのある色展開も魅力。ウォームグレー、ダークグレー、エンジといった無印良品らしい穏やかなカラーがインテリアに馴染みつつ、ほどよいアクセントにもなってくれます。 【イーサプライ】 丸椅子 スツール いかにも簡素な丸椅子、といった趣の1脚。スツール60の雰囲気とは異なりますが、モノトーン基調の空間や、インダストリアル系の男前なインテリアによく似合うデザイン。耐荷重は100kgあり、軽量ながら頼れるスツールです。 カラーバリエーションは黒、グレージュ、ベージュの3色。座面にややくぼみがあるので台としては不向きですが、汚れてもさっとふき取れるので、屋内はもちろんベランダやガレージでも使用が可能です。キズや汚れも味わいになり、屋内外でタフに活躍してくれます。 「スツール60」に代わる手頃なスタッキングスツールを選ぼう 今回はアルテックの名作「スツール60」の代わりに買いたい代替製品4つをご紹介しました。どれも価格以上の質感を持つアイテムなので、憧れの北欧家具を買うのは少しハードルが高い、という方はぜひ参考にしてみてください。

IKEAより「ちょっと良い」おしゃれな収納ワゴン4選。部屋別の使い方も紹介

キャスター付きで移動ができて、あれこれしまえて便利な収納ワゴン。IKEAやニトリからは手頃な価格の商品も多く出ていますが、せっかく買うなら人とかぶらないモノが欲しい、と思う方も多いのではないでしょうか。 今回はそんな方にぜひおすすめしたい、プライスもクオリティも「ちょっと高め」な収納ワゴンを5つ紹介。素材もデザインもさまざまなタイプから、インテリアのテイストに合わせて選んでみてください。 家中どこでも使える収納ワゴンの魅力 置き型のシェルフやラックとは異なり、家の中を自由に移動して使えるのが収納ワゴンの良さ。実際に使用するうえでの具体的なメリットを2つ挙げてみます。 魅力①手元の近くで便利に使える たとえばデスクワークをしているとき、すぐ手の届く場所に資料や文房具を置いておきたい!というとき。またはソファでくつろいでいるとき、寝そべったままの体勢でドリンクに手を伸ばしたい!というとき。 収納ワゴンなら固定の棚やテーブルとは違って、座る位置や体勢に合わせて自由な位置に移動が可能。使いたいものにすぐ手が届き、仕事中やリラックスタイムの良き相棒となってくれます。 魅力➁引っ越しても別の部屋で使える 家具は部屋の広さに合わせて買うことが多いので、引っ越したら使いづらくなってしまうことも多々あります。 その点収納ワゴンなら、置く部屋や用途を限定せずフレキシブルに使えるのが魅力。家具に比べて場所も取らないので、住む部屋の環境に合わせて長く活躍してくれます。 【シーン別】収納ワゴンの便利な使い方 なんとなく機能的で便利そうな収納ワゴンですが、使ったことがない人には用途が想像しづらいかもしれません。ここからは、具体的な収納ワゴンの使い道を3つ挙げてみます。 【仕事部屋】サブデスクとして使う 自宅でのリモートワークなど、PCで作業をするときに、デスクとは別にもうひとつの作業台として収納ワゴンを使うとかなり便利です。 マグカップやティッシュを置いたり、参照したい資料を置いたり。好きな場所に移動して使えるので、ハサミやホチキスを使って作業をするのにも向いています。下の段には本などをしまうのはもちろん、プリンター台としても使えます。 【洗面所】洗剤ボトルやタオルをしまう 収納ワゴンはスチール製やプラスチック製のものが多いので、水気のある場所でも使いやすいのが魅力。美容室のようにスタイリング剤やドライヤーなどをしまうのはもちろん、雑巾や洗剤などの掃除用具をひとまとめに収納するのもおすすめ。 入浴後に使うタオルや着替えを置くのもいいですし、洗濯待ちの衣類を入れてランドリーバスケット的に使ってもOK。掃除機をかけるときもワゴンなら動かしやすいので、清潔にキープしたい水回りには最適です。 【リビング】ソファ横のテーブルとして使う ソファで寝そべってテレビを見たり、本を読んだりするとき、できれば起き上がらずにドリンクやスマホに手を伸ばしたいもの。そんなレイジーなくつろぎのお供にも、収納ワゴンが活躍します。座る位置や姿勢によって置く場所を変えながら、可動式のリビングテーブルとして使うのはいかがでしょうか。 下の段にはティッシュやリモコンなど、リビングでよく使うものを置いておいたり、雑誌や昼寝用ブランケットを収納しても。これ一台で快適なリラックスタイムが叶います。 子どものいる家庭なら、オムツやおもちゃを収納するのもおすすめ。使いたいときにさっと移動して、片付けも簡単です。 デザイン&コスパの良いおすすめの収納ワゴン5 選 ここからは数ある収納ワゴンの中から、デザイン・機能性・コスパの良い商品を5つ厳選して紹介します。サイズもテイストも異なるラインナップの中から、用途や置くスペースに合わせて選んでみてください。 【山崎実業】 目隠しワゴンTower サイズ約W42×D32×H60cm 手頃な価格で洗練されたデザインの生活雑貨を手がける、山崎実業の「Tower」シリーズの収納ワゴン。中のものが取り出しやすい半面、あまり見せたくないものまで見えてしまう収納ワゴンのデメリットをスマートに解決した優秀デザインです。片面に板がついていて、裏返して置くと中のものをすっきりと隠すことができます。 カラーは黒と白の2色で、スタイリッシュな印象のスチール製。マグネットが付くので、ちょっとしたメモなどを留められるのも便利です。 裏側には持ち手がついていて、カウンターの下や壁際に置いても簡単に引き出せます。サイドバーに付けられるフックが4個付属しているので、タオルやモップなどを引っ掛けるのにも便利ですし、バッグなどを掛ければさらに収納力がアップします。 収納するものに合わせて、棚板の高さを2段階で変えられるのもポイント。コンパクトなボディに欲しい機能を詰め込んだおすすめの収納ワゴンです。 【FLEXISPOT】 キャスター付きワゴン サイズ幅25.5×奥行38×高さ48.5cm アメリカやアジア、ヨーロッパなどに広く展開し、ECサイトを中心に高品質なオフィス家具や雑貨を販売するFlexiSpot(フレキシスポット)のワゴン。少し高めのスツールくらいのコンパクトなサイズ感ながら、大小2つのボックスはそれぞれ耐荷重が10kgあり、大容量の収納を叶えます。 カラーは清潔感のあるグレー&ホワイトの配色。ボックスの深いほうは17cm、浅いほうは10cmの高さで、手前に引き出せるためドロワーのようにも使えます。 キャスターは取り外しができるので、床や棚の中に置いて収納ボックスとして使うのもOK。1台で何通りもの使い方ができる汎用性の高い収納ワゴンです。 【JEJアステージ】 ツールワゴン サイズ幅49×奥行29.5×高さ75.5cm 家庭用からプロユースまで、さまざまなプラスチック製品の企画製造を行うJEJアステージのツールワゴン。カーキとブラックのクールな配色がナイスです。 もともとカー用品や工具類などを収納する想定の商品なので、ドライバーを差せる穴が空いていたり、袋やホースなどを掛けられるフックがついていたりと細かな部分まで気の効いたつくり。室内で使ううえでも、文房具をしまったりバッグを掛けたりと便利に使えます。 最上段は形状ちがいで2タイプを用意。天板にドリンクを置いたり、作業台として使いたい場合はテーブルタイプを、たっぷり収納したい場合はボックスタイプを選ぶのがおすすめです。 プラスチック製のため、スチール製に比べて本体重量が4.3kgと軽く、移動しやすいのも嬉しいポイントです。 【アストロプロダクツ 】 ツールワゴン 3段 サイズ幅77×奥行36×高さ82cm 工具やDIY用品の専門店、アストロプロダクツのスチール製ツールワゴン。幅77cmの大きめサイズで、本体重量は堂々の14kg、天板の耐荷重は各25kg。本やガジェット類などの重いものもたくさん置けるので、書斎や仕事部屋で使うのにおすすめです。 シルバーのロゴが効いたシンプルなデザインが、アメリカの家庭のガレージで使われているような良い雰囲気を醸し出しています。 カラーはベーシックなブラックと、インテリアのアクセントにしたいレッドの2色展開。重量があるので頻繁に移動する場所で使うのは不向きですが、趣味のアイテムや仕事道具などをガシガシ放り込んで、自分だけの相棒のように育てていきたいプロダクトです。 【umbra】 キッチンワゴン Bellwood サイズ幅49×奥行29.5×高さ75.5cm カナダ・トロント発のハウスウエアブランド、umbra(アンブラ)のキッチンワゴン。大きめの車輪と、なめらかにカーブした木製ハンドルを組み合わせた個性的なデザインは、他にはないユニークな存在感を放ちます。 色展開はブラックとホワイトの2色。トレーは浅めで、上段は取り外しができるので、ドリンクなどをそのままテーブルやベッドに運ぶことができます。 ご覧のとおり収納力は高くないですが、ここまで美しい佇まいのワゴンはなかなかありません。リビングやダイニングに置いてあるだけで、オブジェのように空間を格上げしてくれるはず。北欧家具の雰囲気や、イタリアモダンなどのスタイルが好きな方にはぜひ手に入れてほしい逸品です。 見た目も機能も妥協しない収納ワゴン選びを IKEAやニトリなどで気軽に手に入るものを選びがちな収納ワゴンですが、実は有名どころ以外にも、各メーカーからいろいろなタイプが出ています。素材や色、デザインや機能性を比較しながら、自分のライフスタイルにフィットする1台を選んでみてはいかがでしょうか。

エジソンバルブLEDスマート電球とは?スマホ操作で便利&光の色による雰囲気の違いを解説

白熱電球を思わせるレトロなデザインでファンの多い「エジソンバルブLED電球」。そのノスタルジックな佇まいに、最新機能をプラスしたのが「エジソンバルブLEDスマート電球」です。スマートフォンや音声の遠隔操作でON・OFFと明るさの調整ができるので、利便性はもちろん、留守のときの防犯にも役立ちます。 今回はエジソンバルブLEDスマート電球の魅力や操作方法、活用シーンまでを詳しくご紹介。機能だけでなくデザインも満足できるスマート電球をお探しの方は、参考にしてみてください。 エジソンバルブLEDスマート電球はここが良い 昔ながらのヴィジュアルと最新のIoT機能を融合させた、エジソンバルブスマートLED電球。一体どんなところが魅力なのか、おすすめのポイントを整理します。 魅力①スマホやアレクサで遠隔操作ができる 電球をWi-fiにつなげておけば、席を立たずに遠隔操作できるのが、スマート電球の最大の魅力。スマートフォンの専用アプリから電球のON・OFFや明るさの調整、タイマー設定などが簡単に行えます。 またAmazon Echo(アマゾンアレクサ)やGoogle Home(グーグルアシスタント)などの音声操作にも対応。手が離せないときも、ひと声で快適な明るさが叶います。 魅力➁白熱電球のような味わい深い佇まい そもそも「エジソンバルブ」とは、電球を発明したことで知られるトーマス・エジソンにちなんで名づけられたLED電球。白熱電球のように中のフィラメント(発光部分)が見え、レトロな趣のある光を放ちます。 従来のスマート電球は、無機質な色の光だったり、下半分がプラスチックのカバーで覆われていたりとイマイチなものが多かったですが、これならデザイン性にも妥協なし。カフェやバーのようなムードを自宅で再現したい人におすすめです。 魅力③ソケットとの組み合わせでいろいろ使える 電球単体の販売なので、組み合わせるソケットの種類を変えることで使用シーンが広がるのも魅力。天井から吊るすペンダントタイプ、デスクで使用するスタンドタイプ、壁に取り付けるウォールライトなど、さまざまな使い方が可能です。 魅力④リラックスできる温かみのある光 製品そのもののデザインや機能だけでなく、放たれる光の質が良いのもエジソンバルブの魅力です。 電球の光の色のことを「色温度」といい、単位はK(ケルビン)で表します。数値が高いほど青みがかった光、低いほど赤みがかった光になりますが、一般的にリラックスできるとされるのは「電球色」と言われる2700K前後。 エジソンバルブLEDスマート電球は2200Kなので、よりオレンジ味のある落ち着いた印象になります。仕事部屋よりは、リビングやダイニングなどのくつろいで過ごしたい部屋におすすめです。 LEDスマート電球に搭載された4つの便利機能 ここからは、エジソンバルブLEDスマート電球に搭載された主な機能と便利なポイントを紹介します。 機能①遠隔でON / OFFができる 専用アプリ「Edison Smart」をダウンロードしておけば、外出先や離れた部屋からもスマートフォンで電球の操作が可能。うっかり電気を消し忘れたときや、ベッドに入ってから照明を操作したいとき、映画を見ていて席を外したくないときなど、日常のさまざまなシーンで便利です。 遠隔操作は防犯のために留守を知らせたくない人にもおすすめ。スマホひとつでいつでも調節できるので、点けっぱなしにするより電気代も気になりません。 機能➁タイマー設定ができる エジソンバルブLEDスマート電球は、起床時間や就寝時間に合わせて自動で点灯・消灯するタイマー機能も搭載しています。 起床時間に合わせて徐々に明るくなるように設定すれば、目覚まし代わりに心地よい寝起きをサポート。夜は消灯時間を決めることで、だらだらスマホを眺めてしまうのを防止したりと、生活リズムを整えるためにも活用できます。 機能③調光ができる ON・OFFスイッチしかない照明器具でも、スマート電球に取り替えることで「明るさを30%にする」などの細かい調光が可能に。リラックスしたい夜は光を抑え、仕事に集中したいときは明るく照らすなど、過ごし方にあわせて微妙な調整を加えることができます。 機能④各部屋の電球を同時にコントロールできる リビング、寝室、キッチンなど、部屋単位で指定した電球をグループ化して複数の電球を一度にコントロールできます。寝る前に電気を消すとき、帰宅して全部屋の電気を一度に点けたいときなどに便利です。 エジソンバルブLEDスマート電球の種類&おすすめの使い方 エジソンバルブLEDスマート電球は、デザインや用途に合わせてさまざまな形状がラインナップされています。ここでは、使いやすい定番の3種類をご紹介します。 ノーマルクリア(口径:E26) サイズ直径約6cm、長さ約10.5cm もっともオーソドックスな電球型で、どんなソケットとも組み合わせやすい形状。透明感のあるクリアガラスで、温かみがありながらすっきりとした印象の光を放ちます。 内部で光るフィラメントは直線なのでクセが強くなりすぎず、他の形の電球とミックスして吊るすのもおすすめです。 スパイラルGLOBEゴールド(口径:E26) サイズ直径約8cm、長さ約12.4cm 丸型のボール球はアンバー色のゴールドガラスを使用し、よりシックな雰囲気の明かりに。琥珀色のガラスは消灯時もレトロな味わいを醸し出します。 電球内部には螺旋状になったスパイラルフィラメントが見え、光が灯るといっそうアーティスティックな雰囲気に。ペンダント照明はもちろん、スタンド照明にしたときもバランスが取りやすい形です。 スパイラルロングゴールド(口径:E26) サイズ直径5.8cm、長さ12.5cm やや大きめでスタイリッシュなロング型。複数並べて吊るしてもボリュームが出すぎず、縦長のラインが強調され、すっきりとした印象にまとまります。 エジソンバルブと一緒に使いたいおすすめのソケット エジソンバルブのデザイン性を活かすには、相性の良いソケット選びも重要です。ペンダント照明と置き型照明に使える、おすすめのソケットも併せてご紹介します。 【ペンダント照明に】szbritelight 引掛シーリング用 電球ソケット E26 落ち着いたブラウンのコードに真鍮色のソケットを組み合わせた、エジソンバルブと相性抜群のペンダントソケット。一般的な引っ掛けシーリングに取り付けることができ、手軽にヴィンテージ感のある照明を叶えます。 コードの長さは100cm。付属のコードアジャスターを使って短くすることもでき、好みの高さに吊るせます。 【卓上照明に】PORKA(ポルカ) E26 真鍮 クラシックデスクライト アンティーク感漂う真鍮素材を使用した卓上ソケット。コンセントのある場所ならどこでも設置でき、中間スイッチで操作が可能です。 リビングなどで雰囲気をつくる照明としてはもちろん、ベッドサイドに設置すれば読書灯としても活躍。落ち着いた光沢のあるゴールドは、インテリアをさりげなく格上げしてくれます。 エジソンバルブLEDスマート照明で機能もデザインも妥協しない エジソンバルブのレトロなデザインを活かしつつ、スマホでの遠隔操作や調光などの高い機能性をそなえたスマート電球。見た目も利便性も妥協したくない照明を使いたい人には最適な選択肢です。 手持ちの電球を取り替えるのはもちろん、インテリアに温かみをもたらす新しい照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。