30代を過ぎたあたりから、「最近、肌がカサつく」「洗顔後にすぐつっぱる」といった乾燥肌の悩みを抱える男性は少なくありません。スキンケアに興味はあるけれど、何から始めればいいのか分からず、つい放置してしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな男性におすすめなのが「ヒアルロン酸」を配合したスキンケア。高い保湿力で乾燥を防ぎ、肌トラブルの予防にもつながります。
本記事では、男性の肌が乾燥する原因から、ヒアルロン酸とセラミドの違い、さらに編集部おすすめのアイテムまで、初心者でもすぐに実践できる乾燥対策を紹介します。
男性の肌に「乾燥」が起こる原因とは?
男性の肌は皮脂が多いから乾燥とは無縁と思われがちですが、実は女性よりも水分量が少なく乾燥しやすい傾向があります。
シェービングによる角質の削れや、洗顔時のゴシゴシ洗い、紫外線ダメージなども乾燥を加速させる要因です。さらに加齢によって肌の保湿力が低下し、30〜40代になると小じわやくすみの原因にも。乾燥は放置すると見た目の印象にも影響するため、早めのケアが大切です。
食べ物も乾燥肌を起こす原因になる
乾燥肌の原因は外側の要因だけではありません。食生活の乱れも大きく関わります。
特にファストフードやインスタント食品に偏ると、肌のうるおいを保つために必要なビタミンやミネラルが不足し、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)のリズムが乱れやすくなります。
また、糖分の過剰摂取により「糖化」という現象を引き起こすと、肌の弾力や透明感が低下して、乾燥を悪化させる原因になるでしょう。野菜や果物に含まれるビタミンC、ナッツに多いビタミンE、青魚やオリーブオイルに含まれる良質な脂質は、肌の保湿力をサポートしてくれます。乾燥対策はスキンケアだけでなく、内側からの意識改革も欠かせないのです。
男性特有の乾燥には「ヒアルロン酸」が効果的!
乾燥対策の代表的な成分といえば「ヒアルロン酸」。水分保持能力が非常に高く、わずか1gで6リットルもの水を抱え込めるといわれています。
男性の肌は毎日のシェービングや外部刺激でバリア機能が低下しやすいため、ヒアルロン酸のようにしっかり水分を保持できる成分がおすすめです。
ヒアルロン酸の保水メカニズムって?
ヒアルロン酸はもともと肌の真皮や細胞間に存在し、スポンジのように水分を抱え込んで保持する働きをしています。化粧水や美容液に配合されたヒアルロン酸は、角質層にうるおいを与え、乾燥による小じわを目立たなくする効果が期待できます。
特に男性の肌は皮脂が多い一方で水分量が少なく、洗顔後やシェービング後に乾燥しやすいため、保水メカニズムを補う成分として非常に有効です。
最近は浸透力を高めた「加水分解ヒアルロン酸」や「アセチルヒアルロン酸Na」などの進化型成分も登場しており、初心者でも日常的に取り入れやすいアイテムが増えています。
しつこい乾燥にはヒアルロン酸とセラミドはどっちがおすすめ?
乾燥対策の成分といえば「ヒアルロン酸」と「セラミド」。どちらも保湿力に優れていますが、働き方が異なります。
ヒアルロン酸は水分を保持する力に長け、セラミドは肌のバリア機能を高める役割を持っています。肌の状態や目的に合わせて使い分けるのが理想的です。
例えば軽い乾燥や洗顔後のつっぱり程度なら、ヒアルロン酸入りの化粧水や美容液で水分を補うだけでも十分なケアになります。しかし、乾燥が進んで赤みやかゆみを伴う場合や、バリア機能が著しく低下していると感じるなら、セラミド入りのクリームや乳液を選ぶのがよいでしょう。
セラミドは細胞間脂質を補うことで、外部刺激から肌を守る“フタ”のような役割を果たします。最近は両方を配合した製品も多く、初心者なら「ヒアルロン酸+セラミド配合」のオールインワンタイプを選ぶのもおすすめです。
ヒアルロン酸とセラミドは併用できる!効果的な順番は?
ヒアルロン酸とセラミドは、それぞれ得意分野が異なるため併用して使用するのもおすすめです。ヒアルロン酸は肌にたっぷり水分を与える働きがあり、セラミドはその水分を逃がさず守る役割を持っています。
イメージとしては「ヒアルロン酸で潤し、セラミドでフタをする」流れです。ただし、順番を間違えると効果が半減するので注意が必要。基本は化粧水や美容液に含まれるヒアルロン酸を先に、その後にセラミド入りの乳液やクリームを重ねるのが鉄則です。
また、最近ではヒアルロン酸とセラミドを両方配合したオールインワンアイテムもあり、時間がない朝やケアが面倒な日でも安心です。
乾燥肌向けのヒアルロン酸を配合したアイテムの選び方
ヒアルロン酸入りのスキンケアアイテムを選ぶ際には、以下の3点を意識することが大切です。
種類
使い心地
価格
特に初心者はシンプルな使用感と続けやすさを重視すると失敗しにくいでしょう。ここからは、乾燥対策を行いたい方におすすめのヒアルロン酸を配合したアイテムの選び方を紹介します。
ヒアルロン酸の種類で選ぶ
ヒアルロン酸には大きく分けて「高分子ヒアルロン酸」「低分子ヒアルロン酸」「加水分解ヒアルロン酸」など複数の種類があります。
高分子は肌表面にとどまり、乾燥を防ぐバリアのような働きをします。低分子や加水分解タイプは角質層まで浸透しやすく、内部からふっくらと潤う実感を得やすいのが特徴です。
アイテム選びの際は配合されている種類をチェックし、自分の肌状態に合ったものを選ぶことが大切です。
使用感とテクスチャーを意識して選ぶ
男性はベタつきを嫌う人が多いため、テクスチャー選びは意外と重要です。さっぱりとした化粧水タイプやジェルタイプなら軽い使い心地で快適に続けやすいでしょう。また、乾燥がひどい人はクリームや濃厚美容液タイプが適しています。
特にオフィスワークで空調による乾燥が気になる方には、日中に使いやすいジェルタイプが便利です。自分のライフスタイルに合わせてテクスチャーを選ぶと、継続しやすくなります。
続けやすい価格帯を選ぶ
スキンケアは続けることで効果を発揮します。そのため、価格帯は無理のない範囲で選ぶのが基本です。
3,000円以下のドラッグストアコスメでも十分な保湿力を実感できるアイテムは多く存在します。一方で、スペシャルケアやエイジング対策を重視したい場合は、少し高めのラインをプラスするのもよいでしょう。
重要なのは“背伸びせずに続けられるかどうか”。予算と効果のバランスを見極めて、自分に合った商品を選びましょう。
編集部おすすめ!乾燥対策に使いたいヒアルロン酸入りアイテム5選
ここからは、初心者でも取り入れやすいヒアルロン酸入りのスキンケアアイテムを厳選してご紹介します。手に取りやすい価格帯から、少しリッチなアイテムまで幅広く揃えました。
簡単ケアに便利!「LUCIDO(ルシード)薬用 パーフェクトスキンクリームEX」
LUCIDOの「薬用 パーフェクトスキンクリームEX」は、化粧水・乳液・クリーム・美容液・パック・アイクリームの6機能を1つでカバーするオールインワンタイプの医薬部外品です。乾燥ケアできるヒアルロン酸が配合されており、肌にうるおいを与え長時間維持する役割を担ってくれます。
またベタつかず、しっかりうるおう高保湿タイプとして設計されており、シェービング後の乾燥やカミソリ負けダメージのリカバーにも対応可能。さらに、ナイアシンアミドのシワ改善効果や、シミ対策機能、カミソリ負けの防止効果も備えたトータルケア処方です。
オールインワンタイプ「uno(ウーノ)バイタル クリームパーフェクション」
uno(ウーノ)の「バイタル クリームパーフェクション f」は、化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスクの5役をこなすオールインワンジェルクリーム。洗顔後にこれひとつでスキンケアが完了する手軽さが魅力です。
保湿成分として、ヒアルロン酸Naとアセチルヒアルロン酸NaのWヒアルロン酸を配合し、角層までスピード浸透してうるおいを与えます。
ベタつかず軽やかな使用感なので男性にも続けやすく、乾燥やカサつきが気になる30〜40代の肌ケアにぴったりです。
ヒアルロン酸入りの手軽な化粧水「肌ラボ 極潤プレミアムヒアルロン液」
肌ラボの「極潤 プレミアムヒアルロン液」は、ドラッグストアで手軽に購入できる高コスパの化粧水として人気です。
特徴は、通常のヒアルロン酸に加え、より浸透しやすい「加水分解ヒアルロン酸」や肌表面にうるおいをキープする「アセチルヒアルロン酸Na」など、複数の種類を組み合わせて配合している点。乾燥でつっぱる肌にもしっかり水分を与え、ベタつかずサラッとした使用感で男性にも使いやすい処方になっています。
洗顔後の保湿ケアを始めたい初心者でも取り入れやすい一本です。
ヒアルロン酸とセラミド入りの保湿クリーム「アビブ ドクダミクリームカーミングチューブ」
アビブの「ドクダミクリームカーミングチューブ」は、韓国コスメで注目されている高保湿クリーム。ドクダミエキスによる鎮静効果に加え、8種類のヒアルロン酸とセラミドを配合しており、外部刺激でバリア機能が乱れがちな男性の肌にうるおいを閉じ込めてくれます。
軽いテクスチャーで、ベタつきにくいのも魅力。日中の乾燥やカミソリ負けを防ぎながら肌を守ることができるため、30〜40代の男性が日常的に使いやすいアイテムです。
高濃度タイプ「ドクターシーラボ スーパー100シリーズ ヒアルロン酸原液」
ドクターシーラボの「スーパー100シリーズ ヒアルロン酸原液」は、ヒアルロン酸Naを高濃度で配合した原液タイプの美容液です。
1滴で肌に強力な保湿効果をもたらし、乾燥でごわついた肌をやわらかく整えてくれます。化粧水に混ぜて使ったり、気になる部分に直接塗布したりと使い方も自在。シンプルでありながら効果実感が高いため、スキンケア初心者にも扱いやすいアイテムです。
乾燥の強い季節やエアコン環境での水分不足対策に最適。男性の肌にもスッとなじむ軽いテクスチャーが魅力です。
ヒアルロン酸で30〜40代男性の乾燥肌を根本からケアしよう
乾燥肌は放置すると年齢以上に老けて見えてしまう原因になります。しかし、ヒアルロン酸を取り入れることで肌にしっかり水分を補給し、健康的な印象を取り戻すことが可能です。
さらにセラミドを併用すれば、より強力な乾燥対策が期待できます。難しいステップは不要。まずは化粧水やオールインワンから始めて、習慣にすることが大切です。今日から「乾燥しない男肌」を目指して一歩踏み出してみましょう。
30代・40代の男性の中には、「最近、ニキビが増えてきた」「思春期のようなニキビではなく、大人ニキビが目立つ」と感じている人も少なくありません。
若い頃は放っておいても自然に治ったニキビも、大人になってからは治りにくく、跡が残ってしまうこともあるでしょう。
そんな大人の男性の肌悩みに効果的とされている成分のひとつが「サリチル酸」です。薬用洗顔料や化粧水、クリームなど、さまざまな市販アイテムに配合されており、ニキビ対策に役立ちます。
この記事では、サリチル酸の特徴や選び方、おすすめ商品まで幅広く解説します。
30・40代男性のニキビ対策にサリチル酸は有効?
サリチル酸は、皮膚科でも使われる「角質をやわらかくして毛穴の詰まりを防ぐ作用」を持つ成分です。
男性の肌は皮脂分泌が多く、洗顔しても毛穴の奥に汚れが残りやすいため、毛穴詰まりからニキビができやすい傾向があります。サリチル酸は毛穴の汚れを除去し、アクネ菌の繁殖を防ぐため、30代・40代の男性が悩む大人ニキビにも効果的です。
さらに殺菌作用もあるため、赤みを帯びた炎症性ニキビにも有効。ただし、敏感肌の人や乾燥しやすい人は刺激を感じることもあるため、使用頻度や濃度に注意が必要です。
サリチル酸の使用でニキビが悪化するのはなぜ?
サリチル酸は強い角質柔軟作用を持つため、使い方を間違えると逆効果になることもあります。
例えば、使用頻度が多すぎたり、肌に合わない高濃度の商品を使ったりすると必要な皮脂や角質まで取り除いてしまい、肌のバリア機能が低下。その結果、乾燥や赤みだけでなく、ニキビの悪化を招く可能性があります。
特にスキンケア初心者の男性は「早く治したい」という気持ちから使いすぎてしまうことも多いため注意が必要です。大切なのは“継続して正しく使う”こと。使用回数を守り、刺激を感じたら一時的に使用を控えるなど、自分の肌の反応を観察しながら取り入れると安心です。
市販でも購入できる!ニキビケアが叶うサリチル酸入り商品の選び方
サリチル酸入りの商品は薬局やドラッグストアでも簡単に手に入ります。
ただし「洗顔料・化粧水・乳液(クリーム)」など、どのアイテムに取り入れるかによって得られる効果や使いやすさが異なります。大切なのは、自分の肌質や生活習慣に合わせて選ぶことです。
例えば、皮脂が多い人は洗顔料から始めるのがおすすめ。また、乾燥が気になる人は化粧水やクリームでバランスを取るとよいでしょう。初心者の方は「刺激が少なめで毎日使えるアイテム」から試すのが安心です。ここからは、各アイテムごとの選び方をみていきましょう。
ニキビケアに役立つサリチル酸入り洗顔料の場合
サリチル酸入りの洗顔料を選ぶときは以下の2点をチェックしましょう。
泡立ちのよさ
洗浄力と保湿力のバランス
男性は皮脂分泌が多く毛穴の詰まりが起きやすい一方で、洗浄力が強すぎる商品を選ぶと乾燥を招き逆効果になります。初心者は“さっぱりタイプ”かつ“保湿成分入り”を選ぶと安心。
さらに、スクラブ入りは刺激が強いため、まずは低刺激のマイルドタイプから試すのがおすすめです。毎日使うものなので、泡立てやすく継続できるかどうかも大切なポイントです。
ニキビケアに役立つサリチル酸入り化粧水の場合
化粧水を選ぶときは以下の3点に注目しましょう。
アルコールの有無
使用感の軽さ
保湿成分の配合
サリチル酸入りでも、敏感肌向けに低刺激処方のものや、さっぱりタイプで男性が使いやすいものがあります。
皮脂が多い方はベタつきを抑える処方を、乾燥しやすい方はヒアルロン酸などの保湿成分入りを選ぶと効果的です。初めて使う人は小容量タイプや試供品で肌に合うか確認すると安心です。
毎日洗顔後すぐに取り入れることで、ニキビ予防と肌のコンディション維持に役立ちます。
ニキビケアに役立つサリチル酸入り乳液・クリームの場合
乳液やクリームは、サリチル酸の角質ケア効果に加え、肌を乾燥から守る役割があります。選ぶときは以下の3点を確認しましょう。
オイルフリー
ジェルタイプ
ノンコメドジェニック(ニキビができにくい処方)
特に30〜40代男性は“皮脂が多いのに乾燥もする”インナードライ状態になりやすいため、軽いテクスチャーで保湿力もある製品がおすすめです。
ベタつかず続けやすいかどうかも重要。夜だけ使う、部分的に使うなど、ライフスタイルに合わせて無理なく選ぶと続けやすいです。
ニキビケアにはサリチル酸入りワセリンもおすすめ!
ニキビ対策ができるアイテムの中にはサリチル酸とワセリンを組み合わせた製品もあり、ニキビケアに有効です。
ワセリンが肌の乾燥を防ぎつつ、サリチル酸が角質を柔らかくして毛穴の詰まりを防ぐため、バランスのとれたケアが可能です。特に肌が乾燥しやすい冬場や、洗顔後に肌がつっぱると感じる男性に適しています。
ただし広範囲に塗るよりも、ニキビができやすい部分にポイント使いするのがおすすめです。
ニキビがある時にサリチル酸入りのピーリングはできる?
ピーリングは角質を強制的に剥がすケア方法で、サリチル酸もその成分のひとつです。
しかし、ニキビがある時のピーリングは注意が必要です。赤く炎症を起こしているニキビに行うと刺激が強すぎて、かえって悪化してしまうこともあるでしょう。スキンケア初心者は特に「ピーリング=すぐ治る」と誤解しがちですが、正しく理解することが大切です。
サリチル酸入りのピーリングでニキビが悪化する原因
サリチル酸ピーリングは、強力に角質を除去するため肌への負担が大きく、特にニキビが炎症を起こしているときには悪化の原因になります。
肌の赤みや乾燥、皮むけなどの副作用が出やすく、逆に肌を傷めてしまうこともあるでしょう。もしピーリングをする場合は、皮膚科など専門の医療機関で行うのが安心です。
セルフケアの場合は、ピーリングよりも洗顔料や化粧水といった日常使いのアイテムから始めましょう。
サリチル酸入りのピーリング後にニキビが増えた場合の対処法
ピーリング後に「かえってニキビが増えた」と感じる場合、それは一時的な肌の反応(好転反応)の可能性もあります。
ただし、赤みや痛みが強い場合は中止して皮膚科を受診することが大切です。スキンケア初心者が自己判断で強いピーリングを続けるのは危険です。保湿を十分に行い、刺激の少ないアイテムに切り替えるなど、肌を落ち着けることを最優先にしましょう。
手軽さが魅力!ニキビケアが叶うサリチル酸入り洗顔料5選
サリチル酸入りのアイテムでニキビケアをするなら、洗顔料を見直してみましょう。ここでは、手軽さが魅力のニキビケアが叶うサリチル酸入り洗顔料を紹介します。
クレアラシル「薬用洗顔クリーム(しっかりタイプ) 」
クレアラシルの「薬用洗顔クリーム(しっかりタイプ)」は、ニキビ予防成分としてサリチル酸を配合した洗顔料です。毛穴に詰まった皮脂や古い角質をやさしく落とし、アクネ菌の繁殖を防ぎます。
さらにビタミンC誘導体などの整肌成分も含まれているため、洗顔後の乾燥感を抑えて肌を健やかに整えます。
泡立ちがよく、肌に摩擦を与えずにしっかり洗えるのも魅力。毎日続けやすい使用感と手に取りやすい価格帯で、スキンケア初心者の男性にもおすすめです。
オキシー「パーフェクトウォッシュ」
オキシーの「パーフェクトウォッシュ」は、サリチル酸が古い角質を落として毛穴詰まりを防ぐ洗顔料です。
イソプロピルメチルフェノールが殺菌、グリチルリチン酸ジカリウムが炎症を抑える効果も併せ持ちます。さらに、ハトムギエキスやビタミンC誘導体といった保湿成分も配合されており、洗浄力と保湿のバランスが優れています。
爽やかなゼラニウムの香りが男らしく、ドラッグストアやドラッグストアで手に取りやすい点も魅力です。
ノブ「ACアクティブ ウォッシングフォーム」
ノブの「ACアクティブ ウォッシングフォーム」はサリチル酸と、抗炎症成分グリチルリチン酸2Kを組み合わせた洗顔フォームです。
余分な皮脂や角質を除去しながら肌を清潔に保ち、ニキビの発生を防ぎます。もっちりとした泡が顔全体を包み込み、毛穴汚れをすっきりと洗い流してくれるため、皮脂分泌が多い男性の肌にぴったり。洗顔後もつっぱりにくく、適度なうるおいを残してくれるのが特徴です。
ニキビを繰り返しやすい方や、大人ニキビに悩む方に特におすすめできる洗顔料です。
専科「プレミアムパーフェクトホイップ クリア」
専科の「プレミアムパーフェクトホイップ クリア」は、濃密なミクロ泡で肌を包み込み、毛穴の奥の汚れや余分な皮脂をすっきり落とす薬用洗顔料です。サリチル酸の働きで毛穴詰まりを防ぎ、ニキビを予防します。
さらにWヒアルロン酸や天然由来の保湿成分セリシンが配合されており、洗顔後の肌にしっとり感を残して乾燥を防ぎます。さっぱり感と保湿のバランスがよく、男性にも使いやすい洗い心地。泡立てやすく毎日の洗顔に取り入れやすいので、スキンケア初心者の方にもおすすめです。
クレアラシル「薬用洗顔クリーム マイルドタイプ」
クレアラシルの「薬用洗顔クリーム マイルドタイプ」は、サリチル酸を配合しながらも、マイルドな洗い上がりを実現した薬用洗顔クリームです。毛穴の汚れや皮脂をしっかり除去し、アクネ菌の繁殖を抑えてニキビの予防に役立ちます。
クリームタイプならではのなめらかな泡立ちで、肌への刺激を抑えつつやさしく洗えるのが特徴。敏感気味な肌の人でも取り入れやすく、毎日安心して使えます。
香りも控えめで継続しやすく、ドラッグストアやオンラインショップでも手軽に購入できるためコスパのよさもポイントです。
30〜40代男性のサリチル酸で賢くニキビ対策を!
30代・40代の男性にとって、ニキビは第一印象や清潔感を左右する大きな悩みのひとつです。サリチル酸はドラッグストアでも手軽に取り入れられる成分で、毛穴詰まりや炎症ニキビの予防に効果的。ただし、使いすぎや高濃度アイテムは乾燥や悪化を招くこともあるため、必ず自分の肌状態に合わせて選びましょう。
初心者は洗顔料から始め、徐々に化粧水や乳液へ広げていくのがおすすめです。さらに乾燥対策としてヒアルロン酸配合アイテムを組み合わせれば、清潔感のある大人の肌をキープしやすくなります。
今日から無理なく続けられる一歩を踏み出し、賢いスキンケア習慣を始めてみませんか?
メンズ用の洗顔料を選ぶときに「UNOとギャツビー、どっちがいいのか」と迷った経験はありませんか?
「UNO」と「ギャツビー」は、どちらもメンズ向けに開発された人気のスキンケアブランド。ドラッグストアで必ずと言っていいほど目にするので、気になっている人も多いでしょう。どちらも手頃な価格で人気がありますが、実際には肌質やライフスタイルによっておすすめは変わります。
本記事では、UNOとギャツビーの違いや選び方をわかりやすく解説し、さらに30〜40代男性におすすめの商品を5つ紹介します。
メンズ洗顔料は「UNO」と「ギャツビー」どっちがいい?
「UNO」と「ギャツビー」を比較する際に大事なのは、自分の肌質や求める使い心地に合わせて選ぶことです。
洗顔料は肌に合わなければ、乾燥やベタつきなど逆にトラブルの原因になります。特に男性は30〜40代になると、若い頃には気にならなかった顔のテカリや毛穴の汚れ、洗顔後のつっぱり感が出てきます。
そのため、乾燥やつっぱりが気になる人には保湿成分を多く含んだUNOが向いており、皮脂やテカリをしっかり落としたい人にはギャツビーが頼もしい存在です。
つまり、自分の肌質や生活スタイルによって合うものが変わるのです。洗顔料は選び方を間違えると肌トラブルの原因になりかねないため、まずは自分の肌状態を確認し、そのうえで「しっとり重視ならUNO」「爽快感重視ならギャツビー」と整理して選ぶとよいでしょう。
なぜUNOとギャツビーが人気なのか?
2つのブランドはどちらもメンズ洗顔料の定番。なぜここまで人気なのか、その背景を解説します。
手軽に買えてコスパがよいから
UNOとギャツビーの最大の強みは、手に入れやすさと価格の安さにあります。
どちらもドラッグストアやコンビニに並んでいるケースが多く、仕事帰りや外出先でも簡単に購入できます。価格帯は300〜500円程度と非常にリーズナブルで、スキンケア初心者が「まずは試してみよう」と思える手軽さが魅力です。
さらに安価でありながら、必要十分な洗浄力や使い心地が備わっているため、長年リピートされているのも納得。日常的に使うものだからこそ、入手性とコスパは欠かせない条件であり、この2ブランドが圧倒的に支持される理由の一つになっています。
ブランドの方向性が違うから選びやすい
UNOとギャツビーは、同じ「定番ブランド」でありながら方向性が異なります。
UNOは資生堂が展開し、清潔感や保湿を意識した“大人向け”の処方と落ち着いたブランドイメージが特徴。一方、ギャツビーはマンダムが展開し、メントールや炭を配合した爽快感重視のラインナップが多く、若々しさやリフレッシュ感を打ち出しています。
肌に優しいしっとり系ならUNO、さっぱりスッキリ感を求めるならギャツビーと、自分の肌質や好みによって選びやすく、スキンケア初心者にもおすすめのポイントです。
どう選ぶ?UNOとギャツビーの違いを徹底比較
では実際に、洗浄力や泡立ち、香りや価格といった観点で両ブランドの違いを整理していきましょう。
洗浄力と仕上がりの違い
UNOギャツビーしっとり系さっぱり系
UNOは「汚れは落とすが、肌のうるおいは残す」ことを意識した設計で、Wヒアルロン酸など保湿成分が配合されています。そのため洗顔後の肌がつっぱりにくく、乾燥やエイジングを気にし始めた30〜40代には安心感があります。
一方ギャツビーは、炭やメントール、スクラブを配合したタイプが多く、余分な皮脂をゴッソリ落とす高い洗浄力が特徴。特に汗をかきやすい人や、皮脂分泌が活発な男性には心地よい使い心地です。
仕上がりの違いをシンプルにまとめると、UNOはしっとり系、ギャツビーはさっぱり系。自分の肌質に合わせて選ぶのが最も失敗しない方法です。
泡立ちとテクスチャーの違い
UNOギャツビーもっちり泡で優しく洗えるさっぱりと汚れを軽く落とせる
UNOの泡は非常に濃密でクリーミー。泡立ちが早く、初心者でも簡単にモコモコ泡を作れるため、肌に負担をかけずに洗えるのが魅力です。クリーム状のテクスチャーは扱いやすく、時短での洗顔にもおすすめです。
一方ギャツビーは軽めの泡が多く、メントールや炭の清涼感とともにスッキリ洗えるのが特徴。スクラブ入りタイプもあり、毛穴汚れやザラつきが気になる人にもおすすめです。
泡質に違いがあるため「もっちり泡で優しく洗いたい人はUNO」「さっぱり軽く落としたい人はギャツビー」と分けて考えると、自分に合う選び方がしやすくなります。
香りと使い心地の違い
UNOギャツビーみずみずしいシトラスグリーンの香り薄荷(ハッカ)の香り爽やかなグリーンシトラスの香りすっきりとしたクリアミントの香り
UNOは柑橘系を中心としたシトラスグリーン系の香りが多く、爽やかでありながら主張が控えめです。そのためビジネスシーンでも安心して使えるのが特徴です。洗顔後の肌はしっとりとして落ち着き、日中のつっぱりを感じにくい点も評価されています。
一方ギャツビーはメントールやミント系の香りが強く、洗顔中から爽快感を楽しめるのが魅力。特に夏場や運動後にはリフレッシュ効果を実感しやすく「とにかくスッキリしたい」人に好まれます。
香りや使用感は毎日のモチベーションに直結する要素なので、自分の好みを基準に選ぶのもおすすめです。
どんな人にUNOがおすすめ?
UNOは「しっとり保湿系」が得意なブランド。以下のような人におすすめです。
洗顔後につっぱりやすい人
部分的に乾燥しやすい混合肌の人
香り控えめでビジネスシーンでも安心して使いたい人
泡立てが苦手で簡単に濃密泡を作りたい人
UNOが特におすすめなのは、乾燥やつっぱりに悩む30〜40代の男性です。資生堂ならではの保湿処方で、Wヒアルロン酸を配合した「モイストタイプ」は乾燥肌にぴったり。
また、クリーム状のテクスチャーは泡立ちが早く、初心者でも扱いやすい設計です。さらに脂性肌用の「ブラックタイプ」も展開されているため、テカリを抑えたいけれど乾燥も気になる混合肌の人にも合います。
まずは自分の肌質に合ったUNOを選び、日常の洗顔からケアを始めてみましょう。
▼UNOについてもっと知りたい場合はこちら!
https://funday.jp/article/11981
どんな人にギャツビーがおすすめ?
ギャツビーは「さっぱり爽快系」が得意なブランド。以下のような人におすすめです。
顔のテカリやベタつきが気になる人
汗をかきやすく、運動後にサッパリしたい人
爽快感のある香りやメントールの清涼感が好きな人
コンビニなどで手軽に買える利便性を重視する人
ギャツビーが合うのは「皮脂をしっかり落として爽快感を味わいたい」という男性です。炭やスクラブ入りタイプは毛穴の汚れやザラつきに強く、メントール配合のタイプは夏場や運動後に最適。洗い上がりは軽やかでサラッとしており、皮脂によるベタつきを抑えて一日を快適に過ごせます。
営業職や人と接する機会が多い男性にとっては「清潔感を保てる心強いアイテム」としても人気です。
さらに、コンビニやスーパーで手軽に買える入手性の高さも大きな魅力。価格も数百円台と続けやすいため、まずは「とにかくスッキリ爽快に洗いたい!」という人におすすめです。
▼ギャツビーについてもっと知りたい場合はこちら!
https://funday.jp/article/11922
【保存版】30〜40代男性におすすめのUNO&ギャツビー洗顔料5選
ここからは、30〜40代の男性に特におすすめできる「UNO」と「ギャツビー」の代表的な洗顔料を5種類紹介します。
どれも、肌質やライフスタイルに合わせて選べる定番商品ばかりです。スキンケア初心者でも失敗しにくいラインナップなので、まずは自分の肌悩みに合う1本から試してみましょう。
UNO「ホイップウォッシュ モイスト」
UNOの中でも乾燥肌向けに人気が高いのが「ホイップウォッシュ モイスト」。Wヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分を配合しており、洗い上がりがしっとりしてつっぱりにくいのが特徴です。
30〜40代の男性は、皮脂は出やすいのに部分的な乾燥や小じわが気になるという人が多く、このタイプはまさにその悩みにフィット。クリーミーな泡立ちで肌をやさしく包み込み、汚れは落とすけれど潤いは残す絶妙なバランスが魅力です。
乾燥によるカサつきが気になる人、冬場やエアコンの効いたオフィス環境で肌の不快感を覚える人に特におすすめです。
UNO「ホイップウォッシュ ブラック」
テカリやベタつきが気になる脂性肌・混合肌の男性におすすめなのがUNOの「ホイップウォッシュ ブラック」です。
炭と皮脂吸着成分を配合しており、余分な皮脂をしっかり取り除きながらも、必要なうるおいは残す処方。毛穴の黒ずみや皮脂詰まりが気になる人にとって頼れる存在です。
さらに、濃密で弾力のある泡が皮脂を吸着してくれるため、ゴシゴシこすらなくても清潔感のある肌に仕上げられるのもポイント。仕事や外回りで汗をかきやすい男性、午後になると顔がテカってしまう男性には特におすすめ。毎日の洗顔で清潔感をキープできるので、ビジネスシーンにも最適な1本です。
ギャツビー「フェイシャルウォッシュ パーフェクトスクラブ」
毛穴の詰まりやザラつきが気になる男性には、ギャツビーの「フェイシャルウォッシュ パーフェクトスクラブ」がおすすめです。
微細なスクラブが古い角質や余分な皮脂を物理的に取り除き、なめらかな肌へと整えます。特に「小鼻の黒ずみが気になる」「肌がゴワつく」という30〜40代男性には効果的。メントール配合による爽快感のある使い心地で、朝の洗顔に使うとシャキッと目が覚めるような感覚も得られます。
価格も数百円台と手頃で、コンビニやドラッグストアで簡単に手に入る点も魅力。気軽に角質ケアを取り入れたい初心者にとって、頼れる存在といえるでしょう。
ギャツビー「フェイシャルウォッシュ ストロングクリア」
皮脂や毛穴汚れが特に気になる人におすすめなのが、ギャツビーの「フェイシャルウォッシュ ストロングクリア」。
炭を配合した濃密泡が毛穴の奥の皮脂汚れまで吸着し、しっかり落とすことができます。脂性肌や汗をかきやすい季節に特に効果を発揮し、洗顔後はすっきり爽快でリフレッシュ感が続きます。
ギャツビーの洗顔料の中でも洗浄力が高めの部類に入るため、「とにかくスッキリしたい」という人にはぴったり。夜の洗顔で1日の皮脂や汚れをリセットし、朝の洗顔でテカリを抑えるダブル使いもおすすめです。コスパがよく、毎日続けやすいのも大きな魅力です。
ギャツビー「フェイシャルウォッシュ モイスチャーホイップ」
「ギャツビー フェイシャルウォッシュ モイスチャーフォーム」は、保湿力に優れたクリームタイプの洗顔料です。
炭やメントール系の爽快感を前面に打ち出したアイテムが多いギャツビーの中でも、洗顔後につっぱりにくく、うるおいを重視したタイプです。きめ細かい泡がやさしく肌を包み込み、余分な皮脂や汚れを落としつつ、乾燥を防ぎます。
メントール感が控えめなので刺激も少なく、敏感肌や乾燥が気になる季節でも安心。清潔感としっとり感の両立を求める30〜40代男性に特におすすめできる一本です。
UNOかギャツビーかで迷うなら自分の肌質で選ぶのがおすすめ
30〜40代男性にとって、洗顔料は「ただの汚れ落とし」ではなく、肌の健康を保つための第一歩です。UNOは“しっとり保湿系”、ギャツビーは“さっぱり爽快系”と覚えると、自分に合うブランドが見つけやすくなります。乾燥やつっぱりが気になる方にはUNO、皮脂やテカリが気になる方にはギャツビーがおすすめです。
また、同じブランドでもモイストやブラック、スクラブやオイルクリアなど、肌質やシーンに合わせた豊富なラインナップが揃っているのが魅力です。まずは自分の肌の状態を観察し、目的に合った1本を選んでみてください。それがスキンケア初心者にとっての大切な第一歩です。
メンズヘアケアブランドとして人気の「MARO(マーロ)」。なかでもシャンプーは男性ならではの悩みをケアできるとして、大人メンズから注目を集めています。
今回はコスメコンシェルジュでもある筆者が、MAROのシャンプーからおすすめ商品をご紹介します。また、商品選びで悩みがちなMAROとMARO17のシャンプーの違いについて解説しますので、選び方の参考にしてみてください。
【結論】MAROとMARO17シャンプーの違いターゲットとする年齢層にあり
まず結論を述べると、MAROとMARO17シャンプーは、ターゲットとする年齢層に違いがあります。
MAROのブランドメッセージは「Make your day with MARO」。男性ならではの頭皮や肌の悩みに合わせ、充実した1日を過ごせるような独自処方のメンズケアアイテムを展開しています。20代~30代の男性におすすめです。
対してMARO17のブランドメッセージは「あきらめるなよ。男だろ。」。年齢を重ねた男性のために、新たな発想を加えて研究・開発されたメンズケアブランドです。MARO17は加齢(エイジング)に応じたケアが可能な、プレミアムな保湿成分が配合されています。30代中盤からのヘアケアを考える方におすすめです。
MAROとMARO17のシャンプーに共通している仕様・成分
ここからはMAROとMARO17のシャンプーの違いをより詳しくご紹介します。まずはMAROとMARO17の共通する特徴を見ていきましょう。
全シリーズのシャンプーに共通の仕様「ノンシリコン」
『MARO』と『MARO17』は、どちらもノンシリコンシャンプー。ノンシリコンとは、シリコン(正確にはシリコーン)が使われていないという意味です。
シリコンは髪をコーティングして手触りを良くし、熱や乾燥から保護する役割を果たす成分なので、悪い成分ではありません。ただしシリコンで表面を覆うため、ヘアケア成分が髪の内部まで浸透しづらくなり、余分な汚れが残る可能性があります。
ノンシリコン仕様のシャンプーは「毛穴の汚れまでしっかり落とす」というのを重視したシャンプーと言えるでしょう。
注目の成分「ディフェンスカルプ®」
MAROおよびMARO17の一部のシャンプーには、1991年にカナダで創業され、ペプチド分野の専門知識を有するルーカスメーヤーコスメティクス社(LUCAS MEYER COSMETICS)の原料「ディフェンスカルプ®(ヤナギラン花・葉 ・茎エキス)」を使用しています。潤いを与え、頭皮環境を整えてくれる注目の成分です。
MAROとMARO17シャンプーの大きな違い「プレミアムな保湿成分」
『MARO』と『MARO17』のシャンプーはどちらも厳選された保湿成分が配合されているものの、『MARO17』にはプレミアムな保湿成分「キャピキシルをベースとした独自処方のペプチド」と「世界中で注目の植物幹細胞エキス」が配合されています。
キャピキシルをベースとした独自処方のペプチド(保湿成分)
MARO17にはキャピキシルをベースにした、独自処方ペプチド「アセチルテトラペプチド-3」「トリフルオロアセチルトリペプチド-2」を配合しています。
キャピキシルは、「アカツメクサ花エキス」と「アセチルテトラペプチド3」という成分が主となり組み合わさった成分です。頭皮環境を整えてくれる新たな成分として期待され、注目を浴びています。
世界中で注目の植物幹細胞エキス(保湿成分)
MARO17には、植物幹細胞エキスである「リンゴ果実培養細胞エキス」が配合されています。スイス原産の希少品種のリンゴ「ウトビラ―・スパトラウバー」から抽出培養した成分です。
ウトビラ―・スパトラウバーは、18世紀中頃のスイスにて長期保存用として品種改良されたリンゴでしたが、酸っぱくて美味しくないため普及しませんでした。近年になり「4ヶ月間腐らないリンゴ」として抗酸化力の強さが注目を浴び、研究によって幹細胞の人工培養に成功し、スキンケア製品にも活用されるようになった注目の成分です。
違いで選ぶ!大人の男性におすすめするMARO・MARO17シャンプー5選
MAROおよびMARO17のシャンプーの中から、おすすめの5種類を紹介します。
MAROとMARO17どちらのシャンプーにもクールタイプがありますが、爽快感が欲しくなる暑い日での使用がおすすめです。
健康的な髪へ|MARO 3D ボリュームアップ シャンプー
内容量460mL香りジェントルミント
髪のボリュームと地肌の対策を考えた処方のシャンプーで、従来品は髪を外側から補強しボリュームを高めていたのに対し、『MARO 3D ボリュームアップ シャンプー』は内側まで毛髪を支える成分を配合しました。
3種の補修成分「ソイプロテイン(加水分解ダイズタンパク)」「グルタミン酸」「ホエイ」が髪の深部まで浸透して、内側まで髪を強く支えてくれます。刺激の少ない洗浄成分が使用され、炎症を抑えて肌荒れを防いでくれる「グリチルリチン酸2K」が配合されているので、頭皮にもやさしい処方です。
根本までの洗浄にもこだわっているので、頭皮環境が整えられ、しっかりと立ち上がるような健康的な髪へと導いてくれるでしょう。
殺菌力&洗浄力|MARO 薬用デオスカルプ シャンプー
内容量460ml香り爽やかグリーンミント
厚生労働省が認めた有効成分が配合された医薬部外品のシャンプーで、殺菌成分「イソプロピルメチルフェノール」が雑菌の繁殖を抑え、ふけ・かゆみ・臭いを防いでくれます。消臭スプレーにも使用されている成分「シクロデキストリン」が配合されていて、気になるニオイ成分を除去してくれる効果があるので、頭皮のアブラと匂いが気になっている人にぴったりです。
洗浄力があると乾燥が気になるものですが、4つの伝承ハーブ「キハダ樹皮エキス」「ホップ花エキス」「チャ葉エキス」「カキタンニン」の保湿成分が頭皮と髪のうるおいを守ってくれるので、心配ありません。メントールが配合されているので、さっぱりとした洗い心地も好評です。
うるおいを与える|MARO17 コラーゲン配合(保湿)シャンプーパーフェクトウォッシュ
内容量350ml香りジェントルミント
MARO17 コラーゲン配合(保湿)シャンプーパーフェクトウォッシュは、髪にうるおいを与えて柔軟にし、スタイリングしやすくなるポリマーが配合されたシャンプーです。マーロ17シリーズの中で、最も根本から立ち上がるボリュームを実感できるはず。
男性が使う日用品を比較・検証・評価する雑誌MONOQLOでは、BEST BUYとして殿堂入りを果たしていて、Amazonではレビュー件数3,000件を超える人気です(2023年11月時点)。シャンプーの違いがよくわからず迷ったら『MARO17 コラーゲン配合(保湿)シャンプーパーフェクトウォッシュ』を購入しておけば間違いないでしょう。
敏感な頭皮にやさしく|MARO17 コラーゲン配合(保湿)シャンプー マイルドウォッシュ
内容量350ml香りジェントルミント
MARO17 コラーゲン配合(保湿)シャンプー マイルドウォッシュは、アミノ酸系洗浄成分「ココイルグルタミン酸TEA」「ココイルアラニンTEA」が主に配合されています。適度な洗浄力が特徴で、頭皮にやさしく洗い上げたい人におすすめです。
浸透を角質層までサポートする保湿成分「ローヤルゼリー酸(10-ヒドロキシデカン酸)」と「コラーゲン」が配合されているので、悩み深き大人の男性の頭皮にうるおいを与えて整えてくれます。
黒髪ケア成分配合|MARO17 ブラックプラスシャンプー
内容量350ml香りジェントルミント
ブラックプラスシャンプーには、3つの黒髪ケア成分「Bプラスペプチド(パルミトイルテトラペプチド-20)」「竹幹細胞(リンゴ幹細胞)」「リンゴ幹細胞(リンゴ幹細胞)」が配合されています。保湿成分となるため、年齢を重ねて乾燥しがちな髪や頭皮をうるおし、ハリ・コシのある髪へと導いてくれるでしょう。
高級ヘアサロンのシャンプーにも配合されている、大人の髪に嬉しい「ヘマチン」が配合されているのもポイント。髪のケラチンと結合してダメージを補修してくれるので、髪の根本からハリ・コシがでてきます。年齢を重ねた髪に応じた、一歩上のエイジングケアをしたい人にぴったりです。
大人の頭皮への違いを実感するならMARO17のシャンプーを
年齢を重ねるほど髪や頭皮への悩みは増してくるもの。良い土でないと良い植物が育たないように、まずは健やかな頭皮環境を整えないと悩みは解決できません。悩みが深くなってきたらMARO17のシャンプーがおすすめです。
スキンケアブランドのオルビスが、男性特有の肌悩みに着目して誕生した「オスビスミスター(ORBIS Mr.)」。洗顔や化粧水をはじめスキンケアの基本アイテムが揃っており、20代・30代はもちろん、はじめてスキンケアに取り組む40代からも支持を集めています。
今回はコスメコンシェルジュでもある筆者がオルビスミスターの魅力と、おすすめのスキンケアアイテムを厳選してご紹介します。
オルビスミスターの歴史と年齢層の変化
オルビスミスターを販売しているのは、1987年にポーラグループのベンチャー企業として創業した、オルビス株式会社です。
創業当初からのこだわりは「肌本来の力を信じ、美しさを引き出す」こと。2018年に抜本的なリブランディングのため、オルビスが提供する価値を「SMART AGING®(スマートエイジング®)」として再定義し、自分らしい美しさを引き出す提案に注力していきました。
メンズブランドの「オルビス ミスター(ORBIS Mr.)」が誕生したのは、2017年。当初、主力としてきたのは20代・30代を中心とした男性です。その後オルビスミスターは男性の価値観に寄り添いながら、より良いケアを提案するためのリニューアルを繰り返し、2023年3月には40代男性もターゲットとした成分を配合します。
オルビスミスターの特徴は男性の印象をポジティブに保つ“柔らかな光”
オルビスはリニューアルにあわせて男性の肌悩みについて科学的に検証。男性肌におけるネガティブな光「テカリ」とポジティブな光「ツヤ」の違いに着目します。
その結果辿り着いたのが「頬全体に入った柔らかい光」の存在。男性肌の印象は、これまで注目されてきた乾燥・テカリを抑えるだけでなく、ハリ・ツヤへもアプローチすることで、くすみがなく、より明るい「柔らかい光」をまとった肌へと導くことを発見しました。
この発見をもとに、オルビスミスターでは銀杏葉エキスF(※1)やD-グリチルリチン酸ジカリウムRM(※)2といった新成分を配合した製品へとリニューアル。若年層だけでなく、40代以上の肌悩みにもこたえるブランドへと進化を遂げています。
※1 ハリとツヤのある肌を目指す保湿成分
※2 ニキビ・肌荒れ予防有効成分とうるおいによって透明感をサポートする成分を組み合わせた複合成分
オルビスミスターのおすすめスキンケア商品
ここからはオルビスミスターのスキンケア商品から、おすすめ商品をご紹介します。
※2023年のリニューアル後、オルビスミスターの基本3アイテム(洗顔、化粧水、クリーム)は有効成分「グリチルリチン酸2K」が配合された医薬部外品となっているので、購入する際には旧製品と間違わないようにしましょう。
1.フォーミングウォッシュ(医薬部外品)
「フォーミングウォッシュ」は、洗顔料・シェービングフォーム・先行美容液の役割をはたしてくれるアイテムです。スキンケアの基本となる顔の汚れや皮脂成分を落としてくれます。
顔の表面に汚れや皮脂成分が残ったままでは、美容成分が豊富に含まれた化粧水の角質層への浸透も阻んでしまいかねません。そこでフォーミングウォッシュには、毛穴より小さい皮脂吸着洗浄成分(無水ケイ酸)と、モロッコ溶岩クレイ(ケイ酸AI・Mg)を配合。毛穴のすみずみまで汚れを吸着してくれます。
きめ細かな泡になるほど汚れを吸着してくれるので、しっかり泡立ててから洗顔するようにしましょう。
2.エッセンスローション(医薬部外品)
オルビスミスターの「エッセンスローション」は、化粧水・美容液・保湿液(乳液)の役割をこれ1本でケアしてくれるオールインワンローションです。
保湿成分、水を含む配合成分の90%以上が美容液成分となったジェル状のローションなので、手からこぼれ落ちません。すぐにパシャっと肌の角質層に浸透し、うるおいで満たしてくれます。ゴワついた肌を、すべすべなめらかな肌に整えくれます。
3.モイスチャライジングクリーム(医薬部外品)
クリームやパックの役割をはたしてくれるアイテムが、「モイスチャライジングクリーム」です。
ミドル男性はテカテカとした脂性肌が気になるという人も多いですが、肌の乾燥が進行した結果、肌のうるおいを守るために過剰に皮脂が分泌されている場合があります。
肌のうるおいを守るために大事なのが「油分」。オルビスミスターのモイスチャーは2023年、乳液からクリームになり、容器もボトルからチューブになりました。クリームは乳液よりも油分が多く配合されています。肌の表面に膜を張り水分を閉じ込める効果がより高いクリームとパック、1本で2役の高機能クリームです。
水分と油分のバランスを整えるケアがテカらない肌を保ってくれるので、ローションの後にはモイスチャライジングケアをセットで使用するようにしましょう。皮脂を吸着する粉体も配合されているので、皮脂を抑えながらうるおいをキープしてくれます。
4.クレンザー
オルビスミスターの「クレンザー」は、肌の皮脂や毛穴汚れが気になった時におすすめの、男性用のスペシャル洗顔料です。
古い角層を流してくれる洗浄成分「リンゴ酸」と、皮脂を分解して落としやすくしてくれる「リパーゼ」が配合されています。そのため毛穴の黒ずみ汚れに効果的にアプローチしてくれるのはもちろん、メイク落としとしても使用可能です。
肌にうるおいを与え、ハリと明るさのある肌を目指す複合保湿成分「CISブースター(イソステアリルアスコルビルリン酸2Na・プランクトンエキス・ハス花エキス・乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液・アルギニン)」を配合していて、イソステアリルアスコルビルリン酸2NaはビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体はスピーディにビタミンCへと変換され、肌のすみずみに届けてくれます。脂ぎった顔も爽やかになるのにつっぱらないと、40代以上となる年齢層の男性からも人気のクレンザーです。
年齢層に合わせたケアをオルビスミスターで
オルビスミスターはリニューアルを繰り返しながら、現在は40代以上の年齢層もターゲットとした贅沢な成分が配合されています。基本的には「フォーミングウォッシュ」「エッセンスローション」「モイスチャライジングクリーム」の3アイテムで十分です。ぜひ試してみてください。
富士フイルムのナノテクノロジーを活かし、30〜50代の男性に向けて開発されたスキンケアシリーズ『アスタリフト メン(ASTALIFT MEN)』は口コミでも評判のブランドです。
今回はコスメコンシェルジュでもある筆者が、アスタリフト メンの魅力についてご紹介します。商品の使い方やおすすめアイテムもご紹介しますので、どれを選ぶのか迷っている方はぜひ参考にしてください。
アスタリフトとは?男性スキンケアが誕生した背景
アスタリフトのスキンケアには、富士フイルムが長年にわたり写真分野で培ってきた技術や知識が活かされています。
そもそも美しい写真を現像するためには、さまざまな高度な技術が必要です。たとえば、写真の原料の約半分にはコラーゲンが使われています。
また、紫外線による色あせを防ぐ抗酸化技術や、光を「記録」した写真を分析し管理する技術。さらに、極めて薄い層を重ねて写真フィルムを作るナノテクノロジーも重要な役割を果たしています。
「ナノ」は1mmの100万分の1というとても小さな単位で、写真フィルムの厚さはおよそ20マイクロメートルしかありません。これは、人の肌の一番外側にある角層の厚さと同じくらいです。
富士フイルムが培ってきた写真技術をスキンケアに応用
こうした写真技術を化粧品づくりに応用できるのではないかと考え、富士フイルムは美容成分アスタキサンチン(ヘマトコッカスプルビアリス油:うるおい成分)のナノ化に成功。
そして2007年、アスタリフトが誕生しました。肌の根本的な悩みにアプローチできることから、多くの女性から高い支持を集めています。
近年では男性の美容意識の高まりを受けて、2019年11月には男性特有の肌悩みに応える化粧品『アスタリフトメン(ASTALIFT MEN)』が発売されました。
アスタリフトメンの化粧水・美容液・乳液にも、女性用と同じく富士フイルム独自のナノサイエンスで細かくした保湿成分「ナノアスタキサンチン」が配合されています。これにより、男性の肌もつややかでうるおいのある、ハリのある状態へと導いてくれるのです。
アスタリフトメンの男性スキンケアならではの違い2つ
男性スキンケアとして注目を集めるアスタリフトメンですが、他のブランドの違いはどこにあるのでしょうか。
違い1.男性特有の肌悩みに合わせた成分を配合
アスタリフト メンには、男性特有の肌悩みに合わせた植物由来の成分2種類が配合されています。
一つは「グリチルリチン酸2K」。男性に欠かせない髭剃りですが、皮膚の表面を削るため、肌への負担が少なくありません。アフターケアのために配合されている「グリチルリチン酸2K」は、肌荒れを防止する成分として知られています。
もう一つは「ヒオウギエキス」。肌が乾燥すると、皮脂と潤いのバランスが失われ、結果として皮脂が目立ちやすくなります。ヒオウギエキスは潤いを与えてくれる成分です。
違い2.爽やかな香りシトラスグリーン
アスタリフトメンのスキンケアアイテムには共通して、シトラスグリーンの香りが使用されています。シトラスは柑橘類、グリーンは植物の葉やハーブ系の香りです。爽やかながらも、忙しい日々を送る大人の男性を癒してくれる、上品な甘さを感じられる香りとなっています。
アスタリフトメンのおすすめ商品5選。使い方も解説
ここではアスタリフトメンのおすすめ商品を5つご紹介します。それぞれのアイテムの使い方も紹介しているので、あわせて参考にしてください。
モイストクリアウォッシュ(洗顔料)
まずご紹介するのが「モイストクリアウォッシュ(洗顔料)」です。
スキンケアの基本は、まず皮脂の汚れをしっかりと落とすこと。このステップを疎かにすると、美肌へと導く成分をしっかりと肌へ届けられません。大人の男性ほどモイストクリアウォッシュのような、肌の水分を保持し、保湿効果をもたらす洗顔料がおすすめです。
【使い方】
モイストクリアウォッシュの適量は約1cm。濡らした手に取り、少量の水かぬるま湯を加え、手のひらをくぼませてから空気を含ませるようにしっかりと泡立てます。指が泡立て器になるようなイメージをすると良いはず。濃密な泡ほど汚れを吸着して落としてくれるので、うまく泡立てられない場合は洗顔ネットを使用しましょう。
顔全体を泡で包み込み、肌を手のひらで擦らないようにします。最後に水かぬるま湯で洗い流しますが、この際も手のひらで擦らないように気をつけてください。
内容量100g使用期間約2ヶ月分
モイストローション(化粧水)
続いてご紹介するのが「モイストローション(化粧水)」です。
洗顔をすると、少なからず肌の潤いが失われてしまいます。潤いを肌に届ける役割を果たすのが化粧水です。髭剃りや日焼けで乾燥しがちな男性の肌だからこそ、潤いを補給し若々しい肌に導くための化粧水は欠かせません。
【使い方】
モイストローションの適量は500円玉大。顔全体に馴染ませるように広げていきます。手のひらのしわや、指の指紋は深い溝になっていて肌を傷つけてしまうため、決して擦らないように気をつけてください。
内容量120mL使用期間約2ヶ月分
モイストエマルジョン(乳液)
乳液は、化粧水や美容液を肌に届けた後のケアに欠かせないアイテム。乳液には油分が含まれていて、肌を潤した水分が蒸発しないように膜を作って守ってくれます。肌のテカリが気になるからと乳液を苦手とする男性は少なくありませんが、そのテカリの原因は肌の乾燥かもしれません。
肌が乾燥すると、肌の潤いがこれ以上奪われてしまわないよう、皮脂が過剰に分泌されます。肌は潤いと油分のバランスがとれてこそ、つやのある肌へと導いてくれるのです。
【使い方】
モイストエマルジョンを使用する際には、ポンプ一回分を手のひらに広げ、優しく肌に馴染ませてください。
内容量80mL使用期間約2ヶ月分
ジェリー アクアリスタ(ジェリー状先行美容液)
ワンランクアップのお手入れをしたい人にぜひおすすめしたい、ジェリー アクアリスタ。ジェリー状の美容液で、通常の美容液の使用順とは異なるアイテムです。通常美容液は、化粧水の後に使用します。
ジェリー アクアリスタはジェリー状の先行美容液で、洗顔後、化粧水の前に使用するのが特徴。邪魔な汚れを落とした後だからこそ、肌の角層まですっと馴染んでくれます。
【使い方】
おすすめされている一回の使用量はパール粒大。
手のひらに伸ばしてから、顔全体をあたためるように包み込んで肌に馴染ませます。高価ながらも、一度使用すると良さが分かると評判です。ぜひ使用してみて、次の日の肌の違いを実感してみてください。
内容量60g使用期間約2ヶ月分
プレミアムケア スターターキット
どんなに優れた人気のスキンケアアイテムであっても、誰にでも良いというわけではありません。肌の状態や好みは千差万別なので、自分にとって良いスキンケア商品を探すためには、まずはさまざまなスキンケアアイテムを試すことから。
プレミアムケア スターターキットは、紹介したアスタリフト メンのスキンケアアイテムを約2週間お試しできるセットになっています。高価な先行美容液まで試せるので、これからスキンケアをはじめてみたいと考えている大人の男性におすすめです。高級感ある漆黒の箱なので、プレゼントとしても喜ばれています。
内容量・ジェリー アクアリスタ ミニサイズ(ジェリー状先行美容液) 14g・モイストローション ミニサイズ(化粧水) 30mL・モイストエマルジョン ミニサイズ(乳液) 20ml・モイストクリアウォッシュ ミニサイズ(洗顔料) 25g使用期間約14日分
メンズスキンケアの最初のステップに
写真と化粧品、異なる分野のようで実は共通した技術だったという気づきから誕生した、アスタリフト。Amazonや楽天の口コミの多さからも、絶大な支持がうかがえます。
メンズの方でこれからスキンケアに取り組みたいという方は、ぜひ最初のステップとしてアスタリフトメンのアイテムを手に取ってみください。
年齢とともに気になり始めるシワは、多くの男性にとって「どうケアすればいいか分からない」という悩みの種です。特にスキンケア初心者の30~50代男性には、効果的な成分の選び方や使い方が重要になります。
本記事では、シワ改善で注目される「レチノール」と「ナイアシンアミド」の特徴や違い。併用の方法、男性におすすめのケア商品まで詳しく解説します。正しい知識とケアで、若々しい肌を取り戻しましょう。
シワの原因とは?
シワは、肌の表皮や真皮の構造が変化することで発生します。加齢に伴い、肌の中でコラーゲンやエラスチンなどの弾力繊維が減少し、肌のハリが失われることが大きな原因です。さらに、紫外線は肌の細胞を傷つけ、活性酸素を発生させることでコラーゲンの分解を促進し、シワが悪化してしまうことがあります。
また、乾燥によって肌の水分が不足すると、表皮が硬くなり小ジワができる原因に。さらに、表情筋の動きによってできる表情ジワも加齢とともに刻まれていきます。これら複数の要因が重なり合い、シワが目立つ肌に変化していくのです。
シワ改善にはナイアシンアミドとレチノールのどっちがおすすめ?
シワ改善で注目されるナイアシンアミドとレチノールですが、どっちがおすすめかは、求める目的によっても異なります。シワ改善の即効性やターンオーバー促進を重視するなら「レチノール」、肌のバリア機能を高めて炎症を抑えたいなら「ナイアシンアミド」を選ぶのがよいでしょう。また、肌質に合わせて選ぶのもポイントです。次に、それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
レチノールとは?作用と特徴
レチノールは、肌のターンオーバーを促進しコラーゲン生成を助けることでシワ改善効果が期待されるビタミンAの一種です。新しい肌細胞の生成を促し、古い角質を剥がすことで肌のキメを整えます。ただし刺激が強いため、敏感肌の方は赤みやヒリヒリ感が出ることもあるため注意が必要。また紫外線の影響も受けやすいので、夜間のスキンケアに取り入れ、徐々に使用頻度を増やすのがおすすめです。
ナイアシンアミドとは?作用と特徴
ナイアシンアミドは肌のバリア機能を高め、炎症を抑える効果が期待できるビタミンB3の一種です。メラニンの過剰生成を抑制して色ムラやくすみを改善しやすく、透明感のある肌に導く働きもあります。保湿力も高く、敏感肌や乾燥肌の方にも比較的安心して使えるのが特徴。日中でも使用できるため、初心者の男性にも取り入れやすい成分です。
ナイアシンアミドとレチノールの併用は可能?
ナイアシンアミドとレチノールは、それぞれ異なる作用を持つため、併用によってシワ改善の効果を高めることが期待されます。しかし、肌への刺激を抑えるためには使い方に工夫が必要です。
ナイアシンアミドは肌のバリア機能を改善し、炎症を抑える作用があるため、レチノールの刺激を和らげる助けになります。レチノールはターンオーバー促進作用がある一方で、肌質によっては刺激を受ける場合があります。特に敏感肌の方は赤みや乾燥が起こる可能性があるので、使用前にパッチテストを行うのがおすすめです。
併用は相乗効果が期待でき、実際に多くの美容製品で両成分が配合されていますが、肌の状態をよく観察し、刺激が強い場合は使用頻度を調整することが大切です。
ナイアシンアミドとレチノールを併用する際の順番
基本的には、肌のバリア機能をサポートするナイアシンアミドを先に塗布し、その後にレチノールを使う方法がおすすめです。ナイアシンアミドが肌の刺激を和らげる働きがあるため、レチノールの刺激による赤みや乾燥を軽減できます。
また、レチノールは夜の使用が望ましく、日中は紫外線対策をしっかり行うことが重要です。初めて使う場合は、数日に一度から始めて肌の反応を見ながら徐々に頻度を上げるのがよいでしょう。
レチノール・ナイアシンアミド・ビタミンCは併用できる?
スキンケアは洗顔後に、化粧水で肌をしっかりと潤わせることが重要です。次に美容液を塗り、油分の多いクリームを重ねていきます。例えば、ビタミンC美容液は朝の使用がおすすめ。日中の受けやすい紫外線を防ぎやすくなります。またレチノールやナイアシンアミドは夜のケアにおすすめです。
またナイアシンアミドとビタミンCを併用すると、互いの効果を打ち消してしまう可能性があります。そのため、どちらの効果も得たい場合は使用する時間帯を変えるのがポイントです。
ナイアシンアミドとレチノールのほかに深いシワに効く成分はある?
レチノールやナイアシンアミドはシワ改善に役立ちますが、深いシワの改善を目指すなら、「ニールワン(トラネキサム酸誘導体)」がおすすめです。ニールワンは、真皮のコラーゲン生成を促進し、肌の弾力を回復させやすい特徴があります。そのほかにも、コラーゲンやヒアルロン酸をサポートするペプチド類、抗酸化作用のあるビタミンEなどもシワを予防したい男性におすすめの成分です。これらの成分を組み合わせることで、総合的なエイジングケアも可能になります。
ニールワンは厚生労働省が推奨するシワ改善の有効成分?
ニールワン(トラネキサム酸誘導体)は、厚生労働省がシワ改善の有効成分として認めている成分のひとつです。医薬部外品の成分として配合されており、深いシワが気になる方に適した成分です。またレチノールやナイアシンアミドと異なり、刺激が比較的少なく敏感肌の方が使いやすいのも特徴です。
レチノールとニールワンどっちがよい?
レチノールとニールワンはどちらもシワ改善に効果が期待できる成分ですが、その作用メカニズムや肌への刺激の強さに違いがあります。レチノールはビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを促進し、表皮の新陳代謝を活性化することでシワの改善をサポートします。一方、ニールワン(トラネキサム酸誘導体)は、厚生労働省が認める医薬部外品の有効成分で、真皮に働きかけてコラーゲンの生成を促進し、より深いシワに効果的です。肌の状態や悩みの深さに応じて、レチノールの速攻性を重視するか、ニールワンのマイルドな深部ケアを選ぶのがおすすめです。
シワ改善に役立つレチノールやナイアシンアミド入りのスキンケア5選
シワケアは継続が大切ですが、高価なアイテムは続けにくいことも。ここでは、プチプラなアイテムからしっかりケアしたい方に向けた商品まで、シワ改善が期待できるレチノールやナイアシンアミド配合の男性向けスキンケア商品を5つ紹介します。
なめらか本舗|豆乳イソフラボンリンクルジェルクリームN
豆乳由来のイソフラボンを豊富に配合した薬用ジェルクリームで、肌にハリを与えながらシワ改善にアプローチ。イソフラボンはコラーゲン生成を促進し、乾燥による小ジワの目立ちを抑えます。軽いテクスチャーでベタつかず、脂っぽくなりやすい男性の肌にも使いやすいのが魅力。朝晩のスキンケアに取り入れやすく、シンプルなケアを好む男性に最適です。敏感肌にも配慮されているので、肌が荒れやすい方も安心して使えます。
なめらか本舗|薬用リンクル化粧水 ホワイト
シワ改善と同時に美白効果も期待できる薬用化粧水。豆乳イソフラボンが肌の弾力をアップし、コラーゲンの生成を支援してシワを目立ちにくくします。さらっとした使い心地で、男性の皮脂が気になる肌にも馴染みやすく、ベタつかないので使い心地がよいです。肌のキメを整えながら透明感も高めるので、顔色の悪さやくすみが気になるメンズにもおすすめ。日々の保湿ケアとして手軽に取り入れられます。
肌美精ONE|リンクルケア 濃密潤い美容液
保湿しながらシワ改善有効成分が肌の奥まで届く濃密美容液。肌に潤いを与え、深いシワを目立たなくする効果が期待できます。ベタつかずさらりとした使用感で、忙しい男性の朝晩のスキンケアに取り入れやすいのが特徴です。エイジングケアを始めたい初心者の男性にも使いやすい設計で、続けやすさを重視したい方にぴったり。肌荒れを防ぐ成分も配合し、肌トラブルに悩む方にもおすすめです。
ナリスアップ|ネイチャーコンク 薬用 リンクルケア ジェルクリーム
医薬部外品の薬用リンクルクリームで、シワ改善成分が肌のハリを強化し、乾燥による小ジワに効果的です。ジェル状の軽いテクスチャーでベタつかず、皮脂の多い男性でも快適に使えます。保湿成分も豊富に配合されているため、肌の潤いを長時間キープ。毎日のスキンケアに取り入れることで、シワの目立ちにくい若々しい肌へと導きます。価格も手頃で継続しやすいのも嬉しいポイントです。
メゾンコーセー|モイスチュアマイルド ホワイト リンクルケア パーフェクトエッセンス
シワ改善と美白を同時に目指せるエッセンスで、シワ改善有効成分が肌のターンオーバーを促進しながら、紫外線によるダメージをケア。軽いテクスチャーでベタつかず、男性の肌に馴染みやすい設計です。毎日使いやすく、肌に透明感とハリを与えることで若々しい印象をサポート。乾燥やくすみが気になる方にもおすすめで、継続することで肌の質感改善が期待できます。
今日から始める!シワ改善で若々しい肌を手に入れよう
シワは加齢と紫外線などのダメージが原因ですが、レチノールやナイアシンアミドを使った正しいスキンケアで改善が期待できます。まずは洗顔後の化粧水や美容液でしっかり保湿し、朝はビタミンC配合のアイテムで肌のダメージを予防しましょう。
また、質の良い睡眠やバランスの良い食事、適度な運動など生活習慣の見直しも大切です。スキンケアは継続が鍵。今日から無理なく始めて、若々しくハリのある肌を目指しましょう。
年齢を重ねるごとに気になる「顔のテカリ」。特に30〜50代の男性にとって、仕事中や外出先で脂っぽく見えることは避けたい悩みの一つです。そんなテカリ肌に対して注目されているスキンケア成分の一つが「ナイアシンアミド」です。
本記事では、ナイアシンアミドの特徴や相性のよい成分、おすすめアイテムまで、初心者でも分かりやすく解説します。
男性に多いテカリ肌の原因とは?
テカリの原因は単なる皮脂の多さだけではありません。肌の水分不足や加齢による変化も大きな要因です。まずは皮脂分泌のメカニズムや毛穴の開きなど、男性のテカリ肌を引き起こす代表的な原因を3つの視点から解説します。
皮脂が過剰に出るメカニズム
男性の皮脂分泌量は女性よりも多く、特に思春期から中年期にかけて活発になります。皮脂は肌の潤いを守る役割を果たしますが、過剰な分泌はテカリや毛穴の目立ちに影響することがあります。皮脂の分泌量は、男性ホルモン(アンドロゲン)に大きく影響されており、ストレスや食生活の乱れ、睡眠不足などでも増える傾向があるのが特徴。特にTゾーンと呼ばれる額や鼻周りは皮脂腺が集中しているため、過剰な皮脂が分泌されやすく、テカリが目立ちやすい部分です。
乾燥がテカリを悪化させる?
テカリは、乾燥から悪化する場合があります。その原因は、肌の表面はベタついていても、内側は乾燥している「インナードライ肌」です。インナードライは、肌が水分不足を感じて防御反応として皮脂を過剰に分泌することで起こります。
特に、洗顔後に肌がつっぱる感じがある場合や保湿を怠っている人に多く見られます。インナードライ肌を放置すると、毛穴が開きやすくなるだけでなく、皮脂と古い角質が混ざって角栓やニキビの原因にもなるのもポイント。テカリ対策には、油分を抑えるだけでなく、十分な保湿ケアを行うことも重要です。
毛穴の開きと加齢の関係って?
年齢を重ねると、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少し、ハリが失われていきます。毛穴周辺の肌がたるみ、毛穴が縦に伸びて目立つようになるのが「たるみ毛穴」です。
また皮脂分泌が活発な状態が続くと、毛穴が開いたままになり、見た目のテカリ感が増します。加齢によってターンオーバー(肌の新陳代謝)も遅くなり、古い角質が毛穴に詰まりやすくなる点も注意が必要です。
ナイアシンアミドの特徴とは?男の肌にどう働くのか
ナイアシンアミドは、ビタミンB3(ニコチン酸・ニコチンアミド)から得られる水溶性の成分です。皮膚に対して多機能な作用を持っており、皮脂によるテカリに悩む男性にとっておすすめです。
ナイアシンアミドはビタミンCのように酸化しやすい成分と異なり、安定性にも優れています。紫外線の影響を受けにくいため、朝晩どちらの使用にも適している点も大きな利点です。また肌に必要なコラーゲン生成を促進する作用や、バリア機能を強化する働きもあります。
皮脂バランスを整える働きがある
ナイアシンアミドは、テカリの主な原因である過剰な皮脂分泌に対して、皮脂腺の働きを穏やかにコントロールする作用も期待できます。ナイアシンアミド入りのスキンケアを続けることで、Tゾーンのテカリや毛穴の目立ちも軽減しやすくなるのがポイント。肌の油分と水分のバランスを保ちやすい成分でもあるので、清潔感のある肌を維持しやすくなります。
潤いを与えて肌荒れを防ぐサポートをする
ナイアシンアミドには、天然保湿因子(NMF)の産生をサポートし、角質層に潤いを保持する働きもあります。乾燥しがちな肌を健やかに保つことができ、外部刺激から肌を守るバリア機能の向上にもつながります。また、肌荒れを引き起こす要因のひとつである炎症反応を抑える傾向にあるため、敏感肌の方でも比較的取り入れやすい成分です。継続使用することで、肌のキメが整い、ハリやなめらかさの向上も期待できるでしょう。
毛穴を引き締める手助けになる
ナイアシンアミドは、コラーゲン生成をサポートする働きがあるのも特徴です。肌の弾力を保つ助けとなるため、たるみ毛穴のケアにも役立つ可能性があります。特に肌は皮脂の分泌が抑えられると、毛穴の詰まりや開きも改善されやすくなるのも特徴の一つ。毛穴が目立ちにくくなり、肌のキメが整いやすくなります。毛穴の悩みを抱える中高年男性にとって、ナイアシンアミドは理想的な成分の一つといえるでしょう。
ナイアシンアミドは「好転反応」に注意が必要?
ナイアシンアミドは比較的刺激が少ない成分ですが、まれに使用初期に「好転反応(ビタミン反応)」と呼ばれる軽い赤みやニキビの悪化が起こることがあります。好転反応は肌が整う過程で一時的に現れる反応であり、多くの場合は数日から数週間で収まる傾向にあります。ただし、刺激が強く感じる場合や赤みが続く場合は使用を中止し、早めに医師に相談しましょう。また、初めてナイアシンアミド入りのスキンケアアイテムを使用する際は濃度の低い製品から始めるのがおすすめです。
ナイアシンアミドと併用したいおすすめ成分は?
ナイアシンアミドは単体でもテカリを抑える優れた成分ですが、他の有効成分と組み合わせることで、より高いスキンケア効果が期待できます。テカリ以外に、毛穴や肌のキメといった悩みを持っている場合は、相性のよい成分を選ぶことで相乗効果を得られる場合があります。次に、ナイアシンアミドと組み合わせたいおすすめ成分や、併用する際の注意点をみていきましょう。
レチノールとの併用で毛穴やキメを整える
レチノールは、肌のターンオーバーを促進する働きを持つビタミンA誘導体です。毛穴の詰まりやキメの乱れを改善する効果も期待できます。ナイアシンアミドと併用することで、皮脂分泌を抑えつつ、毛穴の目立ちや肌のなめらかさも向上させることが可能です。
ただし、レチノールはナイアシンアミドと比較して刺激が強い傾向にあります。敏感肌の方は、夜に隔日で使うなど間隔を空けて取り入れるようにしましょう。またレチノールは、紫外線や空気に触れると劣化しやすい成分です。そのため、朝よりも夜に使用するのがおすすめです。
ナイアシンアミドとレチノールの違いは?
ナイアシンアミドとレチノールは、いずれも毛穴やキメ、シワにアプローチできる成分ですが、その作用と肌への影響はそれぞれ異なります。ナイアシンアミドは穏やかに皮脂バランスと保湿を整えるのに対し、レチノールはターンオーバーの促進により、肌の再生を促す効果が期待できます。
そのため、ナイアシンアミドは日常的なケアに、レチノールは夜の集中ケアに適しているといえるでしょう。肌質や目的に応じて、使い分けるのがポイントです。
アゼライン酸との併用で皮脂と毛穴を同時にアプローチする
アゼライン酸は、抗炎症・抗菌作用を持ち、皮脂の分泌を穏やかに抑える効果が期待できる成分です。ナイアシンアミドと併用することで、テカリの原因となる皮脂分泌や毛穴詰まり、赤みといったトラブルにアプローチできます。アゼライン酸はニキビケアにも用いられる成分でもあり、脂性肌・混合肌タイプに向いています。レチノールよりも刺激が少ないため、ナイアシンアミドとの同時使用も可能です。
ナイアシンアミドの正しい使い方
ナイアシンアミドは紫外線や酸化の影響を受けにくいため、朝晩どちらにも使用可能です。基本的には毎日のスキンケアに取り入れることが可能ですが、初めて使用する場合は1日1回からスタートして様子を見るようにしましょう。朝のスキンケア時に使う場合は、ナイアシンアミド使用後に日焼け止めを重ねるのがおすすめ。日焼け止めを重ねることにより、紫外線によるダメージも防ぐことができます。ナイアシンアミドは、継続的な使用で肌の変化につながりやすくなるため、無理のない範囲で習慣化するのがポイントです。
ナイアシンアミド入りの化粧品を選ぶなら美容液がおすすめ?
ナイアシンアミドを効果的に肌に届けたいなら、より集中的に効果を実感しやすい「美容液」がおすすめです。美容液は、スキンケアの中でも有効成分の濃度が高く設計されていることが多く、ナイアシンアミドのような機能性成分をしっかり届けたい場合に適しています。また、テクスチャーも軽めでベタつきにくいものが多く、男性でも快適に使える仕様になっているのも魅力です。ナイアシンアミド初心者はまず美容液から取り入れてみるとよいでしょう。
また、手軽にスキンケアをしたいなら、ナイアシンアミドを配合したオールインワンタイプのスキンケアアイテムを選ぶのも一つの方法です。美容液の役割も果たすアイテムであれば、集中的にテカリケアをしやすいです。
テカリ防止におすすめのナイアシンアミド配合スキンケア5選
ナイアシンアミド配合のスキンケア製品は数多く存在しますが、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、テカリ肌に悩む30〜50代男性におすすめの実力派アイテムを紹介します。
無印良品|高濃度美容液 ナイアシンアミド配合
無印良品の「高濃度美容液 ナイアシンアミド配合」は、ナイアシンアミドを10%配合した高濃度美容液です。天然由来の成分を配合した肌にやさしい処方設計でありながら、テカリや毛穴の開き、肌のキメの乱れといった男性が抱えがちな肌悩みにもアプローチしてくれます。
また、無香料・無着色・アルコールフリー・パラベンフリーで、敏感肌の方も使いやすいのがポイント。とろみのあるテクスチャーで肌にしっとりとなじみ、ベタつきにくいため朝のスキンケアにも取り入れやすいのが特徴です。日常的なスキンケアの中でしっかりとナイアシンアミドを補いたい方や、肌の印象を底上げしたい方にぴったりのアイテムです。
なめらか本舗|薬用リンクル美容液 ホワイト
なめらか本舗の「薬用リンクル美容液 ホワイト」は、医薬部外品のシワ改善とシミ対策(※)が同時に叶うアイテムです。ナイアシンアミドが含まれているので肌のテカリ予防も期待できるのがポイント。年齢肌に悩む男性にも有効な成分がバランスよく含まれています。
豆乳発酵液により肌をなめらかに整えるほか、グリセリンやBGなどの保湿成分が肌の乾燥も防ぎます。肌へのなじみもよく、濃厚ながらもべたつきにくい処方のため、朝晩問わず快適に使えるのが魅力です。手頃な価格帯で続けやすいため、スキンケア初心者でも取り入れやすいアイテムです。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
SIBOLEY|エイジングケア メンズ オールインワン ジェルクリーム プラス 医薬部外品
SIBOLEY(シボレー)の「エイジングケア メンズ オールインワン ジェルクリーム プラス医薬部外品」は、ナイアシンアミドやセラミド、ヒアルロン酸といった注目成分を多数配合したオールインワンタイプのスキンケアジェルです。一つで化粧水・乳液・美容液・クリーム・トラブル肌ケアの5役を果たすため、スキンケア初心者や時短重視の男性にも使いやすい構成となっています。
ナイアシンアミドは皮脂の分泌をコントロールし、テカリの防止や毛穴の目立ち軽減に役立つほか、セラミドやヒアルロン酸が肌のうるおいを保持。乾燥によるインナードライや肌荒れの予防をサポートしてくれるスキンケアアイテムです。
CeraVe|PMフェイシャルモイスチャーライジングローション
CeraV(セラヴィ)eの「PMフェイシャルモイスチャーライジングローション」は、皮脂が多くテカリやすい男性の肌にも適した夜用の高保湿クリームです。ナイアシンアミドに加え、3種類の必須セラミドやヒアルロン酸を配合し、寝ている間に肌のバリア機能を整えながら保湿。日中の皮脂分泌が過剰になる原因である乾燥を防ぎ、テカリにくい肌状態へと導いてくれます。
軽やかなクリーム状でべたつかず肌なじみがよく、香料やパラベンフリーで、低刺激なアイテムを探している男性にもおすすめ。夜のスキンケアの最後に取り入れることで、翌朝の肌コンディションが整いやすくなります。保湿力を高めることで、インナードライの改善や皮脂バランスの正常化につながりやすく、テカリ予防にもぴったりです。
オーディナリー|ナイアシンアミド10%+亜鉛1%
オーディナリーの「ナイアシンアミド10%+亜鉛1%」は、ナイアシンアミドを高濃度配合した美容液です。皮脂腺の働きを穏やかに整えるナイアシンアミドだけでなく、抗炎症作用のある亜鉛を含んでいるため、皮膚の健康維持に役立ちます。
さらりとしたテクスチャーなので、脂性肌や混合肌の男性にも使いやすく、毎日のケアに適しています。ナイアシンアミドの濃度に対して手軽な価格帯なため、初心者から上級者まで幅広く支持されています。性別問わず使える商品なので、カップルや夫婦で一緒に使うのもおすすめです。
男のテカリ肌対策はナイアシンアミドから始めよう
ナイアシンアミドは、皮脂バランスの調整や保湿、毛穴の引き締めといった多機能な作用があるスキンケア成分で、特にテカリ肌に悩む30〜50代男性におすすめです。化粧水や美容液、クリームなどさまざまなアイテムがあるため、自分の肌質や悩みに合わせて選びましょう。
また、レチノールやアゼライン酸など、併用することで相乗効果が期待できる成分も多数あります。ただし、使い始めには「好転反応」など一時的な変化が出ることもあるため、肌に負担をかけない使用頻度・濃度からスタートすることが重要です。
スキンケアは継続が大切。テカリを抑えて清潔感のある印象を手に入れる第一歩として、ナイアシンアミドを取り入れてみてはいかがでしょうか?
毛穴の黒ずみは、男性にとっても気になる悩みのひとつです。特に30〜50代になると、加齢や皮脂分泌の変化で黒ずみが目立ちやすくなります。そんな毛穴の黒ずみケアに注目されている成分の一つが「ビタミンC」です。
今回はビタミンCが毛穴トラブルにどのように働きかけるのか、併用すべき成分や洗顔料選びのポイントを解説します。毛穴レスな肌を目指す男性は、正しい知識で毛穴の黒ずみケアを始めてみましょう。
毛穴の黒ずみの原因とは?男性の肌悩みを知ろう
毛穴の黒ずみは、皮脂や古い角質、汚れが毛穴に詰まり、酸化することが主な原因です。特に男性は皮脂分泌が多いため、毛穴トラブルが起こりやすい傾向があります。加齢に伴う肌のターンオーバーの低下や乾燥も毛穴を目立たせる要因になるため、30〜50代の男性は特に注意が必要です。毛穴の黒ずみを防ぐためには、適切なスキンケアで毛穴の状態を整えることが大切です。
30〜50代男性に多い肌の特徴と毛穴トラブル
30〜50代の男性は、思春期に比べて皮脂の分泌量が減るものの、Tゾーン周辺の毛穴は多めであるため、毛穴の開きや黒ずみが目立つ傾向にあります。また、加齢により肌のターンオーバーが遅くなるため、古い角質も毛穴に詰まりやすくなります。さらに、仕事のストレスや睡眠不足、紫外線の影響も肌のバリア機能を弱め、毛穴トラブルを悪化させる原因です。そのため、毛穴悩みを改善するためには、適切なスキンケアや生活習慣の見直しが重要です。
いちご鼻(毛穴の黒ずみ)にはビタミンC誘導体がおすすめ!
いちご鼻(毛穴の黒ずみ)が気になる方には、ビタミンC誘導体がおすすめです。ビタミンC誘導体は、ビタミンCを安定化させた成分で、肌に浸透しやすく改良されています。ビタミンC本来の美白や抗酸化効果を持ちつつ、肌への刺激を抑えるのが特徴です。
特にいちご鼻の原因となる毛穴の黒ずみや開きに対して効果が期待でき、さまざまなスキンケア製品に採用されています。男性の毛穴ケアにも適した成分といえるでしょう。
ビタミンC誘導体なら毛穴の開きにも働きかける?
ビタミンC誘導体は、肌の角質層まで浸透しやすい特徴があります。毛穴の開きは皮脂の過剰分泌や肌の弾力低下が関係していますが、ビタミンC誘導体には皮脂の分泌を抑える作用やコラーゲン生成を促す働きがあります。そのため、毛穴周りの肌を引き締めるサポートが期待できます。
また抗酸化作用により肌の老化を防ぎやすく、開いた毛穴の目立ちにくい肌へ導く助けとなるのもポイント。毎日のスキンケアに取り入れることで、肌状態の改善を目指すことができます。男性の肌にも取り入れやすく、継続して使いたい成分です。
ビタミンCの使用は毛穴が黒くなる?誤った使用は黒ずみが悪化する原因
ビタミンCは通常、毛穴の黒ずみ改善に効果的ですが、誤った使い方や肌状態によって、黒ずみが悪化することもあります。例えば、過度に強い濃度の製品を使用したり、摩擦が強い洗顔方法を続けたりすると、肌が炎症を起こして毛穴が目立ちやすくなるリスクがあります。
また、ビタミンCは酸化しやすい成分なので、酸化した状態で使うと肌に負担がかかることもあるでしょう。適切な濃度の製品選びはもちろん、正しい使用方法を守ることが、毛穴の黒ずみを悪化させないポイントです。
毛穴の黒ずみを改善するならビタミンC入り洗顔料がおすすめ!
毛穴の黒ずみを改善したい場合は、ビタミンC入り洗顔料の使用がおすすめです。洗顔料にビタミンC誘導体が配合されていると、毎日の洗顔で毛穴の汚れを落としながら、ビタミンCの力で肌を引き締め効果が期待できます。洗顔は肌への刺激が強すぎると逆効果ですが、適度な洗浄力とビタミンCを配合したアイテムであれば、毛穴の黒ずみ改善に役立ちます。
毛穴の黒ずみにはビタミンC誘導体入り美容液を使うのもおすすめ
毛穴の黒ずみには、ビタミンC誘導体入り美容液でケアするのもよいでしょう。ビタミンC誘導体配合の美容液は、洗顔や化粧水では届きにくい肌の奥深くにまで成分を届けることができるため、より集中的な毛穴ケアに向いているのがポイント。毛穴まわりの肌を柔らかくし、黒ずみや開きを改善するだけでなく、肌の弾力や透明感のサポートも期待できます。
特に乾燥や肌荒れが気になる男性は、美容液を取り入れて肌の保湿力を高めるのもおすすめ。ヒアルロン酸やコラーゲンも含む美容液であれば、肌のハリアップも望めるでしょう。
ビタミンCが毛穴に効かない際におすすめの併用すべき成分は?
ビタミンC単独での毛穴改善が実感しにくい場合は、併用成分の取り入れがおすすめです。特にナイアシンアミドは、皮脂分泌のコントロールや肌のバリア機能を強化し、毛穴トラブルの改善に役立ちます。また、ヒアルロン酸などの保湿成分は肌の乾燥を防ぎ、毛穴の目立ちにくい健やかな肌作りをサポートします。ビタミンCと相性がよい成分を組み合わせることで、総合的な毛穴の悩みのケアもできるでしょう。
毛穴の引き締めが叶う!メンズ向けのビタミンC入り洗顔料の選び方
毛穴の黒ずみや開きをケアするためには、ビタミンC入り洗顔料の選び方が大切です。男性の肌は皮脂が多く、女性よりやや厚く硬い傾向があります。洗浄力が強すぎると乾燥を招き逆効果になることもあるでしょう。メンズが使う際に押さえておくべきポイントは、以下の通りです。
ポイント理由ビタミンC誘導体の配合が明記されているか純粋なビタミンCは酸化しやすいのが特徴。「リン酸アスコルビルMg」や「アスコルビルリン酸Na」などのビタミンC誘導体入りの洗顔料であれば、安定性を高めてくれるため、毛穴にも浸透しやすい。洗浄力のバランスがよいか皮脂汚れを落としつつ肌の潤いを守る洗浄力が理想で、「アミノ酸系」や「ベタイン系」のマイルドな成分を選ぶのもポイント。肌荒れがしやすい方は、硫酸系などの強い洗浄成分は避ける。保湿成分が配合されているかヒアルロン酸やグリセリン、セラミドなどの保湿成分が含まれていると、洗顔後も肌が乾燥せず毛穴の引き締めにつながる。入手のしやすい価格帯か価格や入手のしやすさも重要。継続できる価格帯で、ドラッグストアや通販で購入しやすいものを選ぶと続けやすい。
各ポイントを踏まえて選べば、男性の肌に合ったビタミンC入り洗顔料で効果的に毛穴の引き締めも期待できます。洗顔後の肌状態を確認しながら、肌に優しい製品を使い続けるとよいでしょう。
毛穴改善はビタミンCのサプリメントを摂取するのも効果的?
ビタミンCで内側からのケアするには、サプリメントも注目されています。ビタミンCは抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐサポートやコラーゲン生成の助けになりやすい成分です。サプリメントで不足しがちなビタミンCを補うことで、肌の健康維持や毛穴トラブルの改善をサポートすることが期待できます。ただし、摂取する際は過剰な量を避け、食事とのバランスを考えるようにしましょう。
毛穴の黒ずみを改善したい方向けのビタミンC入り洗顔料5選
最後に、毛穴の黒ずみ改善に役立つビタミンC入りの洗顔料を紹介します。
クリーミーフォームウォッシュ ブラック
クリーミーフォームウォッシュ ブラックは、濃密な炭のクリーミー泡が毛穴の奥の汚れや皮脂を吸着して落とす洗顔料です。ビタミンC誘導体を配合し、酸化した皮脂による黒ずみの原因にアプローチ。男性の皮脂量の多い肌に合わせて、洗浄しつつも必要な潤いを守る処方です。
また炭の吸着力で脂っぽさを抑えながら、ビタミンC誘導体のケアも同時にできるので、毛穴の黒ずみが気になる男性におすすめ。泡立ちがよい点も継続的に使いやすいポイントです。
ディープクリア酵素洗顔
ディープクリア酵素洗顔は、酵素の力で古い角質や毛穴の汚れをやさしく除去し、肌のざらつきや黒ずみをケアできるアイテムです。ビタミンC誘導体配合で、肌の透明感アップや毛穴引き締めに効果が期待できます。
洗浄力が強すぎず、皮脂が多い男性の肌でも刺激を抑えながら使用可能。毛穴の詰まりがちなTゾーンの汚れも落としてくれるので、毛穴の黒ずみが気になる男性に適しています。
オバジC 酵素洗顔パウダー
オバジC 酵素洗顔パウダーは、ビタミンC誘導体配合で、酵素の力により毛穴汚れや黒ずみをオフするアイテムです。粉末状で使うたびにフレッシュな洗顔が可能。古い角質も取り除き、肌の透明感を高めます。
皮脂の分泌が多い男性でも使いやすく、ビタミンC誘導体が毛穴の開きや黒ずみを改善。洗顔時に汚れを落としつつ、刺激を抑えた処方でデリケートな肌にも対応できる洗顔料です。
クレンジングリサーチ ウォッシュクレンジング C
クレンジングリサーチ ウォッシュクレンジング Cは、ビタミンC誘導体を配合し、肌のくすみや毛穴の黒ずみをケアできるアイテムです。メイク落としとしても使えるので、毛穴に詰まりやすい日焼け止めがオフしやすいのもポイント。しっとりした洗い上がりが特徴で、忙しい男性も嬉しい時短ケアが叶います。毛穴の黒ずみ対策をしながら肌を乾燥させず、さっぱり感もあるため、脂性肌や混合肌の方にもおすすめです。
アミノネ クリアウォッシュ
アミノネ クリアウォッシュは、アミノ酸系洗浄成分にビタミンC誘導体を配合したアイテムです。肌に優しく毛穴の汚れを適切に落として黒ずみを予防。保湿成分も配合しているため、洗顔後の乾燥を防ぎます。
敏感肌の男性にも使いやすく、日常使いの洗顔料にもぴったり。肌のバリア機能を守りながら、毛穴の黒ずみや開きをケアしたい方におすすめです。
ビタミンCで毛穴の黒ずみケアを始めよう!
ビタミンCは毛穴の黒ずみや開きの改善に期待できる成分です。特にビタミンC誘導体は安定性が高く、肌への浸透もよいため、男性の毛穴ケアに適しています。ただし、過度な使用や濃度の高い製品の使いすぎは肌への負担になることもあるため、肌に合った適切な製品を選び、正しい方法で継続することが大切です。
また、保湿成分や刺激の少ない洗浄成分を含む製品を選べば、肌のバリア機能を守りながら健やかな肌を保てます。毛穴ケアは日々の積み重ねが大切なので、無理なく続けられるビタミンC入りのアイテムで黒ずみ対策を始めてみてください。
シミは年齢だけでなく、紫外線や生活習慣、肌のケア方法などさまざまな要因で現れます。特に30代以降の男性は、髭剃りや皮脂の酸化など男性特有の原因も絡み合うため、正しい知識とケアが重要です。
本記事では、シミの原因からビタミンCの効果、相性のよい成分、メンズが選ぶべき洗顔料のポイントまで詳しく解説します。効果的なシミ対策の第一歩を一緒に踏み出しましょう。
そもそも「シミ」はなぜできる?
顔のシミは年齢のせいだけではありません。30代以降の男性でも、生活習慣やスキンケアの習慣によってシミが増えることがあります。まずは、シミができる根本原因や男性に特有の原因について解説します。
紫外線だけじゃない!シミの主な原因とは
シミの最大の原因は紫外線です。紫外線を浴びると、肌はダメージから守るためにメラニン色素を生成しますが、過剰になると沈着しシミとなります。特にUV-B(紫外線B波)は肌の表面に直接影響し、短期間で日焼けやシミを引き起こします。一方、UV-A(紫外線A波)は肌の奥深くに浸透し、長期的にダメージを蓄積するのが特徴です。
またシミの原因は紫外線だけでなく、乾燥や摩擦、睡眠不足、喫煙などの生活習慣もメラニンの生成につながる場合があります。これらは肌のターンオーバーを乱し、メラニンの排出を妨げるためです。肌の健康を保つには、紫外線対策だけでなく生活習慣の見直しも重要です。
メンズは髭剃りによる摩擦もシミの原因に
男性は、髭剃りによる摩擦もシミの原因の一つです。毎日の髭剃りは肌に負担をかけ、微細な炎症や角質の乱れを引き起こすことがあります。髭剃りによる肌環境の悪化が慢性的に続くと、炎症性色素沈着というシミの一種を引き起こす可能性があります。
また、男性の肌は女性よりも皮脂の分泌量が多く、皮脂が酸化すると過酸化脂質に変化し肌に刺激を与える場合があるのも特徴です。皮脂の酸化は、メラニン生成を活性化させ、シミの要因となります。さらに洗顔のしすぎや強い摩擦もバリア機能を壊し、シミができやすい状態を招くため、スキンケアの見直しが必要です。
ビタミンCでシミは本当に消える?まず知っておきたい基礎知識
ビタミンCは美白やシミ対策でよく聞く成分ですが、実際にどのように作用するのか知らない方も多いでしょう。ここでは、ビタミンCがなぜシミに効くとされるのか、その根拠や限界について紹介します。
なぜ「ビタミンCでシミが消える」と言われるのか
ビタミンCはメラニンの生成を抑える酵素チロシナーゼの働きを阻害し、美白効果が期待される成分です。抗酸化作用によって紫外線や大気汚染による肌ダメージも軽減し、肌全体の明るさや透明感を引き出します。
また、ビタミンCは肌のターンオーバーを整え、できてしまった色素沈着の排出をサポートします。ただしビタミンCを摂取したり使用しても、必ずしもシミが消えるわけではありません。医薬部外品や化粧品で認められている効能表示を見ても、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」までです。シミの発生を抑えるには、日焼け止めで紫外線を防いだり、摩擦による刺激を減らしたりと、日頃の習慣が重要です。
実は「ビタミンCだけ」ではシミが消えないことも?
ビタミンCは優れた美容成分ですが、万能ではありません。紫外線によるメラニン過剰生成を防ぐケースに有効ですが、深く沈着した老人性色素斑や肝斑には単体でのケアは不十分な場合もあります。
また、ビタミンCは酸化しやすく不安定な成分なのも特徴の一つ。製品の品質や使い方によっては、効果を十分に実感できない場合もあります。シミを薄くするには、必要に応じて内服薬や皮膚科の治療を併用するのもおすすめです。
シミ対策には“飲む”ビタミンCもアリ?洗顔と併用したいサプリメントの活用法
シミ対策は外側からのケアに加え、内側からのビタミンC摂取も重要です。特に忙しい男性にとって、サプリメントは手軽に続けられる方法として人気があります。サプリメントを選ぶ際は、配合量や吸収効率、添加物の有無を確認するとよいでしょう。吸収がゆっくりのタイムリリース型や吸収率の高いリポソーム型、ビタミンCと相性のよいL-システイン・ビタミンEが含まれているものがおすすめです。
「トランシーノ ホワイトCクリア」や「ハイチオールCホワイティア」は、第3類医薬品に分類される錠剤タイプのビタミンCです。どちらも市販でも売られているため、内側からシミ予防をしたい方は継続的な摂取で、肌の透明感アップを目指すのもよいでしょう。
シミが消えるビタミンC入りのサプリメントはある?
ビタミンC入りのサプリメントだけでシミが完全に消える製品はありません。しかし、継続的に摂取することで体内のメラニン生成を抑制したり、シミの進行を遅らせたりする効果が期待できるケースがあります。サプリメントは即効性があるわけではありませんが、根気よく続けることで肌の透明感や明るさが徐々に改善されることもあるでしょう。飲み続けることが肌ケアの一助となる可能性があります。シミが気になる方は日々のスキンケアと併せて、焦らずじっくり取り組むことが大切です。
ビタミンCは「塗る×飲む」のWケアもおすすめ
シミ対策は、塗るビタミンCと飲むビタミンCを組み合わせる“Wケア”を行うのもおすすめです。肌表面に直接アプローチしつつ、体内からもシミの原因に働きかけることで、相乗効果が期待できます。
またビタミンCを塗ることで、肌のメラニン生成を抑制し、色素沈着を防ぎやすくなります。ただし、ビタミンCは非常に不安定な成分であるため、化粧品では「ビタミンC誘導体」として配合されているのがポイント。代表的な誘導体には、浸透性が高いAPPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)や安定性に優れたAA-2G(アスコルビルグルコシド)がなどがあります。ビタミンCを塗ってシミを防ぐなら、どちらかの誘導体を含み、かつ肌に優しい成分で処方されたものを選ぶとよいでしょう。
トラネキサム酸はビタミンCと相性のよいシミ向けの成分?
ビタミンCはシミ対策に広く使われていますが、トラネキサム酸と組み合わせることでより高い効果が期待できます。トラネキサム酸はシミの原因となる「メラノサイト活性因子」の生成を抑制する役割があり、肝斑や炎症後の色素沈着など深いシミにも作用してくれるのが特徴です。ビタミンCはできてしまったメラニンの還元を助け、トラネキサム酸は新たなシミの発生を防ぐため、双方の成分が相乗的に働く“Wアプローチ”が可能です。
医薬部外品や医療機関処方製品にはこの組み合わせがあり、朝晩のスキンケアに取り入れることでシミ予防効果が高まります。
間違えると逆効果?ビタミンCで「シミが濃くなる」理由
ビタミンCは美白成分として人気がありますが、「使ったらシミが濃くなった」と感じる人もいます。これはビタミンC自体がシミを濃くするわけではなく、使用後の肌が一時的にターンオーバーが活性化して起こるのが原因です。特に紫外線対策を怠ると肌ダメージが強まり、メラニンが過剰に生成されてシミが悪化したように見えることがあります。
また、ビタミンCには角質を柔らかくしターンオーバーを促進する作用があるため、過度の使用は肌のバリア機能の低下を招くこともあるでしょう。朝は必ずSPF入りの日焼け止めを併用し、夜は乾燥対策の保湿ケアが重要です。肌に刺激や赤みを感じたら使用頻度を減らしたり、敏感肌用の製品に切り替えたりすることも大切です。
シミ対策は洗顔から!メンズが気をつけたい洗顔料選びのポイント
顔のシミケアはスキンケアの中でも基本となる洗顔から始まります。洗顔は肌の状態を整え、有効成分の浸透を助ける重要なステップですが、間違った洗顔料選びや使い方は逆に肌のバリア機能を壊し、シミを悪化させる原因にもなりかねません。特に男性は皮脂分泌が多く、洗顔時の刺激に注意が必要です。
洗浄力が強すぎるとシミ悪化の原因に?
男性向けの洗顔料は、脂っぽさをしっかり洗い流す強めの洗浄力を持つものが多いですが、過剰な洗浄は肌に必要な皮脂や保湿成分まで洗い流してしまう場合があります。肌のバリア機能が低下しやすくなり、乾燥や炎症を引き起こす可能性があります。
結果的に紫外線のダメージを受けやすくなり、シミや色素沈着が悪化するリスクが高まるため、洗顔料の選択は慎重に行いましょう。肌にやさしいアミノ酸系や植物由来の成分が配合されたものを選び、摩擦を避ける使い方が重要です。
メンズ向けのおすすめ成分とNG成分は?
シミ対策の洗顔料には、肌のくすみ改善に役立つビタミンC誘導体のほかに、抗炎症効果があるグリチルリチン酸ジカリウムが含まれている商品を選ぶのがおすすめです。一方、アルコールやメントール、強いピーリング成分は刺激が強く、敏感肌やシミが気になる方には刺激となりやすいため避けたほうがよいでしょう。清涼感を求める男性も多いですが、肌に刺激が強い製品は逆効果になる場合があります。成分表をしっかりチェックし、肌への負担が少ないものを選ぶことが大切です。
出来てしまったシミに効く?!市販でも手に入るメンズ洗顔料おすすめ5選
日々の洗顔はシミ対策の基本です。特にビタミンC入りの洗顔料は、肌の酸化ダメージを抑え、過剰な皮脂をやさしく取り除きながら、透明感のある肌を目指せるのが魅力です。ここからは、男性の肌質や使いやすさを考慮したビタミンC配合のおすすめ洗顔料を紹介します。
1. メラノCC ディープクリア酵素洗顔
メラノCC ディープクリア酵素洗顔は、ビタミンC誘導体を配合し、酵素の力で毛穴の奥の古い角質や汚れを除去してくれるアイテムです。肌のくすみやざらつきを改善し、透明感のある肌へと導きます。泡立ちはふんわりと優しく、肌への摩擦を抑えて敏感な肌にも配慮された処方です。男性特有の皮脂やテカリもコントロールし、さっぱりした洗い上がりでスキンケア初心者にも使いやすいのが魅力。価格も手頃で継続しやすい点も嬉しいポイントです。
2. なめらか本舗 薬用泡洗顔
なめらか本舗 薬用泡洗顔は、薬用有効成分「ビタミンC誘導体(※)」を配合し、肌のくすみやシミの予防に役立つアイテムです。泡タイプで洗顔時の摩擦を軽減し、敏感になりがちな男性の肌にも優しい使用感が特徴です。皮脂や汚れをしっかり落としつつ、肌の潤いは守るため、乾燥しやすい男性が使える処方でもあります。毎日の洗顔でシミの原因を抑えたい方におすすめです。
(※)リン酸L-アスコルビルマグネシウム(保湿成分)
3. オルビス クリアフル ウォッシュ
オルビス クリアフル ウォッシュは、ビタミンC誘導体を含む医薬部外品の洗顔料です。過剰な皮脂を落としつつ肌のターンオーバーをサポートし、シミやくすみの予防効果が期待できます。泡立ちがよく、洗顔時の摩擦を軽減するので、髭剃り後の敏感な男性の肌にも適しています。さっぱりしつつ、つっぱらない使用感が、スキンケア初心者の男性にも続けやすいポイントです。
4. ロゼット洗顔 サボン スムースウォッシュ
ロゼット洗顔のサボン スムースウォッシュは、ビタミンC誘導体(※)を含むポンプタイプの洗顔料です。毛穴の汚れや古い角質をやさしく除去しながら、シミの原因となる肌のくすみを防ぐ効果が期待できます。さっぱりとした洗い上がりで男性の脂っぽい肌にも対応。泡立ちがよく、肌摩擦を抑えながら洗えるため、肌が敏感な男性でも使いやすい処方です。市販で手に入りやすい点も魅力です。
(※)アスコルビルグルコシド〔製品の抗酸化剤〕
5. CLAYGE(クレージュ)ポアクレイウォッシュ
CLAYGE ポアクレイウォッシュは、クレイ(泥)成分が毛穴の汚れを吸着し、3種のビタミンC(※)で肌の明るさをサポートするアイテムです。男性の皮脂やテカリを抑えつつ、シミやくすみ予防に役立ちます。濃密な泡で肌をやさしく包み込み、摩擦による肌ダメージを防止。洗顔初心者でも使いやすく、皮脂量の多い男性の肌に適したスキンケアアイテムとして人気があります。
(※)パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、アスコルビン酸Na、ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸(保湿成分)
ビタミンCは「正しく使う」ことでシミケアの味方になる
ビタミンCは、さまざまな方法で取り入れやすいため、日常の中で無理なくシミケアができる心強い成分です。成分の特徴や正しい使い方を理解しておくことで、紫外線を受けた肌も手軽にケアできます。
またビタミンCは「シミができてから慌てる」のではなく、未来の肌を守るための“予防ケア”としても役立ちます。シミが気になる方は、シンプルながらも続けやすいビタミンCアイテムで、スキンケアをしてみてはいかがでしょうか。
日焼けは肌に大きなダメージを与え、放置するとシミや黒ずみの原因になることをご存じですか?そんな日焼け後の肌には、「ナイアシンアミド」を使ったスキンケアがおすすめです。
今回は、ナイアシンアミドがなぜ日焼け後のアフターケアに適しているのかを詳しく解説。さらに、男性が一緒に使いたい成分やおすすめアイテムも紹介し、日焼け後の肌をしっかりケアする方法をわかりやすくお伝えします。
日焼けしたあと何塗る?日焼け後の肌への基本的な影響と対策
日焼け後の肌は炎症や乾燥、メラニン生成の促進といった複数のダメージを受けています。これらを放置するとシミや黒ずみ、肌の老化につながるため、日焼け後は特に正しいケアが欠かせません。日焼け後は、化粧水や乳液など、保湿効果の高いアイテムを塗るのがおすすめです。まずは日焼けによる肌の変化と、日焼け後にどんなケアをすべきか、その基本的なポイントを押さえましょう。
日焼けによる肌への影響とは?
日焼けは、紫外線が肌に直接ダメージを与えることで発生します。紫外線UVBは表皮の細胞を傷つけて炎症を引き起こし、肌が赤くヒリヒリするサンバーンを起こします。また紫外線UVAは肌の奥まで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊してシワやたるみの原因になるのが特徴です。
肌は紫外線を浴びることでメラノサイトが刺激され、メラニン色素が過剰に生成されるため、シミや黒ずみの原因につながります。さらに、紫外線は肌のバリア機能を低下させやすく、乾燥や刺激に弱い肌状態を招くのもポイント。これがさらなるトラブルにつながるのです。日焼け後の肌は放置せず、早急なアフターケアが必要になります。
日焼けしたあとに黒くならない方法はある?
日焼け後に肌が黒くなるのは、メラニンが過剰に作られ、かつターンオーバーが乱れてメラニンが排出されにくくなるのが原因です。肌が黒くならないためには、まず紫外線ダメージを受けた肌を冷却し、炎症を抑えるようにしましょう。その後、ビタミンCやナイアシンアミドなどの美白有効成分を含むスキンケアを取り入れ、メラニンの生成を抑制するのが重要です。
また、肌のターンオーバーの正常化を促し、古い角質や色素を早めに落とすことも大切。しっかり保湿を行い、肌を乾燥から守ることで黒ずみを防ぎやすくなります。日焼け直後は正しいケアで、黒ずみの定着を防ぎましょう。
日焼け後のヒリヒリ肌におすすめのケアは?
日焼け直後のヒリヒリした肌は、肌内部で炎症が起きている状態です。ヒリヒリを抑えるには冷水や冷却ジェル、冷たいタオルなどで優しく冷やし、熱を取るのがおすすめです。その後、刺激の少ない低刺激性の保湿剤で肌の水分を補給し、バリア機能を修復するのがよいでしょう。
特にアロエベラやヒアルロン酸、セラミド配合のアイテムは、炎症を鎮めつつしっかり潤いを与えてくれます。逆にアルコールや香料、メントールが入った製品は、日焼けした肌にとって刺激が強いため避けるようにしましょう。日焼け直後の敏感な肌には、シンプルで優しいケアが適しています。
日焼け後の肌ケアにナイアシンアミドがおすすめの3つの理由
ナイアシンアミドは、日焼け後の肌に適した成分です。ここからは、日焼け後の肌にナイアシンアミドがおすすめな理由を詳しく解説します。
肌のバリア機能を助ける
ナイアシンアミドは、肌のバリア機能を支えるセラミドの生成を促進する働きが期待できる成分です。バリア機能が強化されると、外的刺激や乾燥から肌が守られ、日焼けで敏感になった肌の回復を早めてくれるのがポイント。特に紫外線を浴びた後は、バリアが損なわれているため、ナイアシンアミドの働きでバリア機能を高めるのが重要です。
さらに、ナイアシンアミドには、肌の水分保持能力の向上にもつながり、乾燥によるかゆみや炎症を防止する効果も期待できます。結果として、肌が健やかな状態に戻りやすく、トラブルの悪化を防ぎます。そのためナイアシンアミドは、日焼け後の敏感肌にぴったりの成分といえます。
メラニンの過剰生成を抑えやすい
ナイアシンアミドは、メラニンを作るメラノサイトの活動を抑制し、生成されたメラニンが肌表面に運ばれるのを防ぐ作用も期待できます。日焼け後のシミや黒ずみの原因となる色素沈着を防ぐなど、効果的な予防につながるのもポイントです。
またビタミンCと併用することで、メラニン生成抑制と抗酸化作用が相乗効果を生み出しやすくなり、美白効果のアップも期待できます。
肌のターンオーバーをサポートする
ナイアシンアミドは、肌のターンオーバーと呼ばれる、肌細胞の新陳代謝を正常化する働きがあります。紫外線によってダメージを受けた古い角質やメラニン色素を含む細胞はナイアシンアミドによって排出され、くすみや黒ずみも軽減できます。
また正常なターンオーバーが進むと、肌は透明感を取り戻しやすくなり、健康的な状態への回復につながるのも魅力です。日焼け後の肌はターンオーバーが乱れやすいため、ナイアシンアミドの働きが肌の早期回復を手助けとなるでしょう。
ナイアシンアミドの使い方と注意点
ナイアシンアミドはさまざまな肌トラブルに効果的ですが、使用方法には注意が必要です。特に高濃度の場合、敏感肌や日焼け直後の肌に刺激を与えることもあるため、低濃度のスキンケアアイテムから始めて、肌の反応を確認するのがよいでしょう。
また、酸性のビタミンC(L-アスコルビン酸)との併用はお互いの効果や作用を打ち消しやすくなるため、同時使用は避けるのが一般的です。両方の効果を得たい場合は、使用する時間帯を変えるのがおすすめ。適切な使い方を守れば、日焼け後の肌ケアに欠かせない成分といえるでしょう。
ナイアシンアミドと一緒に日焼け後に併せて使いたい成分
日焼け後の肌は、さまざまなケアを行う必要があります。ナイアシンアミド以外の成分を併用することで、肌の状態によっては効率的に肌の回復を後押しできます。ここからは、特におすすめの3つの成分を紹介します。
日焼け後におすすめの成分①ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、紫外線による活性酸素の発生を抑制してくれるのが特徴です。肌の酸化ダメージを軽減し、老化やシミの原因も抑えます。
また、ビタミンCはメラニンの生成を抑えるとともに、肌のコラーゲン生成も促進するため、ハリのある若々しい肌を維持しやすくなります。ビタミンC誘導体を配合した製品なら安定性が高く、敏感な日焼け後の肌にも使いやすいでしょう。毛穴の引き締め効果も期待でき、男性の肌ケアに特におすすめです。
日焼け後におすすめの成分②レチノール
レチノールはビタミンAの一種で、肌のターンオーバーの促進や、シミ・シワの改善が期待できるのが特徴です。日焼け後のダメージを受けた肌の再生を助けることで、健康的な肌へと導きます。
ただしレチノールは比較的肌への刺激が強いため、日焼け直後の敏感な肌には低濃度から使い始め、週に数回から徐々に使用頻度を増やすのが望ましいです。正しく使うことで肌のキメが整い、透明感と弾力のある肌に近づけます。
日焼け後におすすめの成分③トラネキサム酸
トラネキサム酸も抗炎症作用を持ち、紫外線で炎症を起こした肌の赤みや色素沈着を抑える成分です。メラニンの生成を抑えるため、シミやくすみの予防にも役立ちます。
ナイアシンアミドやビタミンCと一緒に使うことで、それぞれの美白効果が相乗的にアップし、日焼け後の肌に透明感を与えやすいのがポイント。刺激が少なく敏感肌でも使いやすいのも魅力です。
日焼け後はおすすめ成分入りのパックもおすすめ!
日焼け後の肌は乾燥しやすく、集中的な保湿や鎮静が求められます。成分入りのシートマスクやパックは、有効成分を効率よく肌に届けるため、日焼けによるダメージを受けた肌の回復に効果的です。
特にビタミンCやナイアシンアミド、ヒアルロン酸配合のものを選ぶと、保湿と美白、鎮静の3つの役割を同時に果たせます。日焼けをした際は、週末のスペシャルケアとして、化粧水や美容液の代わりにパックを取り入れるのもよいでしょう。
ドラッグストアで買える!日焼け後におすすめのナイアシンアミド入り商品5選
ナイアシンアミド配合のスキンケアアイテムはドラッグストアでも手軽に入手可能です。ここでは、日焼け後のアフターケアに役立つ5つのアイテムを特徴とともに紹介します。
無印良品|高濃度オールインワンセラム ナイアシンアミド配合
無印良品の高濃度オールインワンセラムは、ナイアシンアミドを配合したアイテムです。肌に優しい成分を中心に設計されているため、日焼け後の肌のバリア機能を強化してヒリヒリ感を和らげてくれるのがポイントです。
また、忙しい男性でも使いやすいオールインワンタイプで、化粧水・乳液・美容液の役割を一本でこなせるのが魅力。軽い使用感でベタつきにくく、脂っぽい肌質の方も快適に使えます。
さらに無香料・無着色・無鉱物油の低刺激処方で敏感肌の方も使いやすい特徴を持っています。日焼け後の肌ケアを手軽にしたい方におすすめです。
肌ラボ|極潤薬用ハリ化粧水
肌ラボの極潤薬用ハリ化粧水は、有効成分ナイアシンアミドのほかに、3種のヒアルロン酸を複数配合した高保湿タイプのアイテムです。日焼け後の乾燥や肌のヒリヒリを抑えるのに役立ちます。薬用成分が配合されており、肌荒れ予防にも効果的。無香料でさっぱりした使用感なので、ベタつきが気になる男性にも使いやすいです。
また無香料・無着色・鉱物油フリーなど肌に優しい設計で、日焼けによってほてった肌を労わりたい方に特におすすめできる化粧水です。日焼けでダメージを受けた肌をしっかりケアしたい方に適しています。
ちふれ|薬用 リンクルジェルクリーム
ちふれの薬用リンクルジェルクリームは、ナイアシンアミドを配合した一つで7役のオールインアイテムです。薬用タイプなので、肌のキメを整えながら日焼け後の肌トラブルを優しくケアできます。こっくりとしたテクスチャーの濃厚クリームで、日焼け後の乾燥した肌に潤いを与えます。
ジェルタイプなのでベタつかず、男性のスキンケア初心者でも使いやすいのがポイント。肌にすっとなじみ、保湿と肌のハリ感アップが両立できます。
なめらか本舗|薬用リンクル乳液 ホワイト
なめらか本舗の薬用リンクル乳液ホワイトは、ナイアシンアミドとピュアレチノールを同時配合したアイテムです。シミに役立つ成分が含まれており、日焼けによる肌荒れや色素沈着の予防に効果的です。
乳液タイプなのでしっとりと肌に馴染みやすく、乾燥しがちな男性の肌をしっかり保湿。薬用タイプの低刺激設計のため敏感肌の方でも使いやすいのが特徴です。日焼け後の乾燥やヒリヒリ感を和らげながら、肌の透明感とハリをサポートしてくれます。続けやすい価格帯も魅力です。
アクアレーベル|トリートメントローション(オイルイン)
資生堂のアクアレーベル トリートメントローションは、オイルイン処方で高い保湿力が特徴のアイテムです。浸透力が高く、日焼け後の乾燥した肌も潤いをキープします。
ナイアシンアミド×レチノール誘導体で肌のハリもサポートし、肌悩みが増える大人の男性肌にもアプローチしてくれます。濃厚なテクスチャーでありながらもベタつきが少なく、男性の肌にも馴染みやすい処方です。ドラッグストアで購入可能で、日焼けした肌を手軽に保湿ケアしたい方におすすめです。
ナイアシンアミドを活用して日焼け後も正しくケアしよう
日焼け後の肌は炎症や乾燥、メラニンの過剰生成などさまざまなダメージを受けており、適切なケアが重要です。男性の肌は皮脂分泌が多く、毛穴の黒ずみやくすみが気になることも多いですが、ナイアシンアミドを中心にしたスキンケアを取り入れることで、これらの悩みを同時に解消しやすくなります。
また、ビタミンCやトラネキサム酸といった相性のよい成分も併用して、日焼け後は乾燥などの刺激から守るケアを行い、健康的で明るい肌を目指しましょう。日焼けしたメンズ肌も、毎日の継続的なケアが美しく清潔な肌への近道です。
体重や体脂肪、筋肉量など体の詳細なデータを計測できる体組成計。
「そろそろヘルスケアに取り組みたい」「本格的なトレーニングの相棒を探している」「ダイエットの成果を手軽に記録したい」などなど、幅広いシーンで活躍してくれるアイテムです。
今回はそんな体組成計の中から、Wi-Fi通信に対応したモデルをご紹介します。アプリ連携に対応した体組成計ではBluetooth通信モデルが多いですが、なぜWi-Fi通信モデルがおすすめなのでしょうか。
理由とあわせて人気商品も紹介していますので、商品選びの参考にしてください。
Wi-Fi通信に対応した体組成計をおすすめする理由は?
体組成計は体重だけでなく体脂肪や筋肉量、基礎代謝など多彩なデータを計測できるアイテムです。
最近ではスマホ連携機能を搭載したモデルが人気で、データの自動転送機能が備わっているモデルならアプリ上でデータを記録でき、いつでもスマホから確認できます。
スマホ連携機能を搭載した体組成計は、Bluetooth通信とWi-Fi通信の2種類のモデルが展開されています。主流はBluetooth通信ですが、おすすめしたいのがWi-Fi通信に対応したモデルです。
Wi-Fiは通信エリアが広くアプリへ自動で接続できる
Wi-Fi通信をおすすめする理由が、通信エリアの広さと接続の手軽さです。
Bluetooth通信とWi-Fi通信の大きな違いは接続距離にあります。
Bluetoothは近距離での通信を想定しており、Wi-Fiに比べて接続距離が短くなっています。一方のWi-Fiは複数台の接続にも対応できるよう通信エリアが広い特徴を持っています。
計測時に連携するスマホが遠くにある場合、Bluetoothでは壁などの物理的な障害物で通信が遮断され、うまくデータが送信されない場合があります。
接続がうまくいかないと、毎回アプリを立ち上げペアリングをするといった手間がかかるため、スムーズな計測のストレスとなってしまいます。体組成計は毎日継続してデータを計測することで、よりアイテムの効果を引き出せます。
日々の使い勝手や継続のしやすさにこだわるなら、ぜひWi-Fi通信に対応したモデルをお選びください。
事前に通信環境の確認を。Wi-FiとBluetoothの両方に対応したモデルもおすすめ
通信エリアの広さや接続の手軽さからWi-Fiモデルがおすすめとご紹介しましたが、注意したいのが自宅の通信環境です。
Wi-Fi通信を利用するには、自宅に無線LANを使ったWi-Fi環境が整っていることが前提となります。Bluetoothならスマホから直接接続が可能ですが、Wi-Fiは通信環境の準備が必要です。
すでに自宅でWi-Fiを使用している場合は問題ありませんが、Wi-Fiがない場合はBluetooth対応のモデルを選んでおきましょう。
最近ではWi-FiとBluetoothの両方に対応したモデルも展開されています。こうしたモデルなら使用場所の通信環境にあわせて使い分けが可能です。今後を想定して、Wi-FiとBluetoothの両方に対応したモデルを選んでおくのも賢い選択です。
体組成計選びのポイントは?
ここでは体組成計の選び方のポイントをご紹介します。
スマホ連携に対応していれば日々のデータ記録を手軽に記録できる
これから商品を購入するなら、スマホ連携機能が搭載されたモデルをおすすめします。
専用のアプリと連携することで、日々の計測データをスマホで手軽に記録可能。わざわざ計測データを手書きで記録する手間が必要なく、自動でデータが蓄積されます。
またアプリ上では数値の増減がグラフやイラストなどを使って分かりやすく表示されるため、日々の変化を瞬時に確認できます。
データから今後の予想値が表示される機能などが搭載されていれば、トレーニングやダイエットなどそれぞれの目標から逆算して運動や食事の管理ができます。
アプリのプッシュ通知機能をONにすることで、測定忘れ防止の通知や、日々の変化を知らせるコメント通知が届くモデルもあるなど、モチベーションアップや継続をサポートしてくれる機能も人気です。
測定項目が多いとより詳細に体の状態を計測できる
体組成計の購入時にチェックしたいのが測定項目の種類です。
ハイエンドモデルほど多彩な項目を測定できるため、より詳細に体の状態を計測できます。本格的なトレーニングやヘルスケアを目的にするなら、測定項目の多いハイエンドモデルを選んでみましょう。
目的に合わせた測定項目に対応しているモデルを選ぶのもおすすめです。
例えばダイエットやヘルスケア目的なら体脂肪や基礎代謝量、BMIといった項目が計測できる機種がぴったりです。一方でトレーニングやボディメイクが目的なら、筋肉量や皮下脂肪が計測できるタイプがおすすめです。測定項目を限定すれば、機能を持て余す心配がなく、予算をリーズナブルに抑えられます。
目的に合わせて、ぴったりなモデルを選んでみてください。
ハイエンドモデルなら50g単位での測定ができる。複数人で利用するなら登録人数もチェック
「性能の高いモデルを選びたい」なら測定項目の種類に加え、体重の計測単位に注目してみましょう。
一般的な体組成計では100g単位の計測ですが、高性能なハイエンドモデルでは50g単位の計測が可能です。体重のわずかな変化まで記録したいなら、50g単位のモデルをおすすめします。
家族やパートナーと複数人で利用するなら、計測データを登録できる人数もチェックしておきましょう。データは個人別に記録されるため、1台の体組成計で複数人の計測ができます。
Wi-Fi通信に対応したおすすめ体組成計を紹介
Wi-Fi通信に対応した体組成計から、おすすめモデルをご紹介します。
アンカー│Eufy Smart Scale P2 Pro
まずご紹介するのがアンカー(Anker)の「Eufy Smart Scale P2 Pro」です。アンカーの体組成計の中でもバランスの良い定番モデルで、Bluetooth通信だけでなくWi-Fi通信にも対応しています。
防水機能が用意されているので、お風呂上がりにも気兼ねなく測定が可能。アンカーのシリーズで防水機能が用意されているのは、このモデルだけです。また、体組成計のどこに乗っても計測ができる高感度ITOコーティング加工が施されているため、計測値のブレが少なく正確な測定をサポートしてくれます。
計測項目16種類体重BMI体脂肪率筋肉量心拍数水分量基礎代謝量内臓脂肪除脂肪体重体脂肪量骨量体内年齢タンパク質皮下脂肪率ボディタイプ骨格筋量測定単位50g‐登録人数無制限‐通信企画Wi-Fi、Bluetooth‐
https://funday.jp/article/5116
タニタ│インナースキャンデュアルRD-931L
続いてご紹介するのが、タニタの「インナースキャンデュアルRD-931L」です。
タニタの体組成計は独自のアルゴリズム4C法を用いており、体脂肪や内臓脂肪、筋肉量や基礎代謝量などを高精度に測定できます。4C法は医療機関や研究機関でも採用されており、測定精度の信頼にもつながっています。
通信規格はBluetoothとWi-Fiのどちらにも対応。体組成計では珍しく充電式を採用しているため、現代的なライフスタイルにフィットした商品となっています。
計測項目12種類体重体脂肪率BMI推定骨量筋肉量筋質点数内臓脂肪レベル基礎代謝量体型判定体内年齢体水分率脈拍数測定単位50g‐登録人数4人‐通信企画Wi-Fi、Bluetooth‐
https://funday.jp/article/9764
イッシン│スマートバスマット 体組成計モデル
続いてご紹介するのがイッシン(issin)の「スマートバスマット 体組成計モデル」です。
商品最大の魅力がソフト珪藻土マットを採用していること。珪藻土マットは吸水性や速乾性に優れている特長から、お風呂用のバスマットとして人気です。イッシンではこの珪藻土マットと体組成計を組み合わせて使用できるようになっており、お風呂上がりにもサッと計測できます。珪藻土マットは洗濯機で洗浄できるため、いつでも清潔にご使用いただけます。
Wi-Fi通信は体組成計として画期的な5GHz帯に対応。専用アプリにはパーソナルヘルスケアAI「ウェリーくん」を搭載するなど、最新のテクノロジーが詰まった商品です。
計測項目15種類体重BMI体脂肪率内臓脂肪レベル筋肉量体内年齢基礎代謝量体水分量推定骨量皮下脂肪量タンパク質除脂肪体重体脂肪量骨格筋量ボディタイプ測定単位100g‐登録人数8人‐通信企画Wi-Fi、Bluetooth‐
https://funday.jp/article/8662
レンフォ│RENPHO Elis Aspire
レンフォ(RENPHO)はアメリカで創業したヘルスケアブランドです。「Elis Aspire」は同社が展開する体組成計シリーズのハイエンドモデル。
表面にはITOコーティング技術を採用。全面がガラスパネルのようになっているため、足のサイズに関わらず正確な測定が可能です。また自社オリジナルのヘルスケアアプリ「Renpho Health」と連携可能。スマホでデータ管理ができるため、日々の変化を簡単に記録できます。
Wi-Fi通信対応の体組成計としてはリーズナブルな価格設定も魅力です。
計測項目13種類体重筋肉量BMI除脂肪体重体脂肪率骨量皮下脂肪体内年齢骨格筋体水分率内臓脂肪率基礎代謝タンパク質測定単位100g‐登録人数8人‐通信企画Wi-Fi、Bluetooth‐
https://funday.jp/article/9200
体組成計を選ぶならスピーディーな接続が可能なWi-Fi通信モデルを
今回は体組成計の中から、Wi-Fi通信に対応したモデルをご紹介しました。Wi-FiはBluetoothに比べて広いエリアでの通信が可能です。Bluetoothに比べスムーズな通信ができるためストレスが少なく、測定の継続やモチベーションの維持につながります。
体組成計を選ぶなら、継続して使いたくなるWi-Fi通信対応モデルをぜひお選びください。