スツールとは背もたれのない椅子ですが、実は「座る」以外にもいろいろ使えるコスパ最高の家具だということをご存じですか?
今回は上質カジュアルなインテリアに馴染むおすすめの木製スツール5選をご紹介。デザインはもちろん天然素材の質感にもこだわった本物志向のプロダクトは、値段以上の価値を感じられるはずです。
小さくてハイクオリティ、かつ便利に使い回せる木製スツールをぜひ1脚、いや2脚、室内に取り入れてみてはいかがでしょう。ポイントを抑えてきちんと選べば、いくつあっても困りませんよ。
木製スツールを選ぶ4つのポイント
ひとくちに木製といっても、掘り下げていくと素材や形は実にさまざま。買ったあとどんな場面で、どうやって使うかをじっくり想像してみることが、後悔しないスツール選びのポイントです。
1.木質の色味はどうか
テーブルや椅子、本棚など、部屋の中にある木製家具の色味は統一するのがインテリアコーディネートの基本的なセオリー(もちろんあえてハズすのもあり)です。
スツールを買うときは手持ちの木製家具と色味を揃えると、室内がすっきり見えて失敗がありません。デザインが異なるスツールを複数置くときも、木質の色が合っていればこなれた雰囲気でまとまります。
2.座り心地と形状はどうか
座り心地や形状も木製スツールを選ぶポイントとなります。
全体が木でできた板座のスツールはテーブルとしても使えて便利ですが、長時間座ると疲れるのでチェアパッドなどを敷くのがおすすめ。一方で、座面がレザーやファブリックなどで張り込まれたタイプなら座り心地は良好ですが、上にものを置くには不向きです。
座面の形はスクエアタイプなら壁に接して置くことができる、ラウンドタイプなら空間を柔らかく見せてくれるなど、それぞれにメリットがあります。置く場所やインテリアのテイストに合わせて選びましょう。
3.スタッキングできるか
とにかく場所を取らない、コンパクトに使えるのがスツールのいいところ。さらにスタッキングできるタイプなら、使わない時も収納場所に困りません。
スタッキングスツールを買う際は「積み重ねの最大数を調べておくこと」と、「スタッキングした状態でどう見えるか」を必ず確認しておきましょう。部屋の隅で重なった姿まで美しく、そんな細部へのこだわりがインテリアをぐっと格上げしてくれます。
4.収納ボックスとして使えるか
中にものを入れられるボックスタイプのスツールは、読みかけの雑誌やブランケットなど、リビングやダイニングですぐに使いたいものの収納場所として最適です。ペットボトルやお米のストックなど重くて棚に入れるのが大変なものも、床置きのスツールなら楽にしまえます。
木製スツールを「座る」以外でどう使う?
背もたれやアームのない木製スツールはそのシンプルさゆえ、椅子以外の用途もさまざま。工夫次第で活用方法は無限大です。ぜひ自分のライフスタイルに合わせた使い方を楽しんでみてください。
植物や照明を置く
ゲストを家に招いたときのサブチェアとしての出番も多いスツールですが、普段は収納場所に困ってしまうこともあります。ならばインテリアの一部として、出しっぱなしにしてしまいましょう。
質感のいい木製スツールなら、植物や照明などちょっとしたインテリア小物を置くためのステージにもなってくれます。洋書などを重ねて高さを出した上に置くのも、見栄えがしておすすめです。
サイドテーブルとして
ソファに座ってくつろぐとき、コーヒーやタブレットを手元に置きたい、そんなときも軽くて移動のしやすい木製スツールが大活躍。座面がフラットなものを選べばサイドテーブルとしても使えて便利です。
ほかにも、デスクの脇にスツールをセットしてマグカップ置きとして使えば、PCに「飲み物をこぼしてしまった!」という事態も防げます。
脚立の代わりに
1台あると何かと便利な脚立ですが、日常生活では出番が少なく、見た目の良いのものがあまりないのが難点です。予想以上に値が張るのも気になるところ。
わざわざ脚立を買わなくても、ちょっと高い場所のものを取るくらいなら丈夫な木製スツールがあれば十分かもしれません。
玄関で靴を履く
ハイカットスニーカーやブーツの紐を結ぶとき、できれば座りたい…と思う方も多いはず。デザインにこだわった木製スツールなら、殺風景になりがちな空間でオブジェのような役目を果たしてくれるうえ、座るだけでなく荷物のちょい置きにも便利です。
折り畳みができるもの、シューズラックが一体になったものなど、玄関に最適な機能性の高いスツールもあります。
天然木の質感が良い優秀スツール5選
ここからはおすすめの木製スツール5つをピックアップ。毎日目にする家具なので、何であれ見た目がカッコいい、好みであることが最優先事項と思って間違いありません。お眼鏡にかなうデザインのスツール、ありそうですか?
ジャーナルスタンダードファニチャー(JOURNAL STANDARD FURNITURE)パンガ スツール
人気ファッションブランド「ジャーナルスタンダード」の家具は、普遍的なデザインに程よくトレンドを取り入れた、ヴィンテージとモダンの絶妙なバランス感が特徴。このパンガスツールは薄い座面に放射状のシャープな3本脚を組み合わせ、凛としたフォルムに仕上げています。
実はこのスツール、ジャワ島の築100年を超える家屋の解体時に出たチークの古材を活用して作られたもの。チーク材は世界三大銘木として知られ、年々入手困難となる希少な材です。良質なオールドチークのスツールがこの価格とは、正直かなりお値打ち。
新しい材にはない歴史と味わいを感じられつつ、サステナビリティにも配慮した、長く愛用し続けたくなるプロダクトです。
アンドエヌイー(&NE) ラウンドスタッキングスツール
北欧家具の名作、Artek(アルテック)のスツール60に似せた、言わば「ジェネリック・スツール60」は世の中に数多くあります。中でもおすすめなのがアンドエヌイー(&NE)のスタッキングスツールです。余計な凹凸のないすっきりとしたフォルムで、座面の側面に合板の層が見えることでよりラフで今っぽい雰囲気に。
商品も多く、定番色ナチュラルのほかオールブラックのタイプ、座面のみ色がついたタイプなどバリエーションも豊富です。イチ押しは座面に穴の空いたハンドル付きタイプ。他にはないユニークなデザインがいい具合に「こだわってる感」を醸し出してくれます。
マム(mam)アロエ スツール
人気家具ブランド「CRASH GATE」などを手掛ける、福岡の老舗家具メーカー関家具のマム(mam)アロエ スツール。図工室や理科室で使っていた椅子を思わせるどこか懐かしいデザインにグッときます。
ヴィンテージ加工を施したパイン材をオイル塗装で仕上げているため人工的なツヤがなく、天然木の風合いをダイレクトに感じられるのも魅力です。使えば使うほど深まる、無垢材ならではの味わいを楽しんでみては。
無印良品 木製ベンチ 小
さすが無印と言いたくなる、絶妙にツボを抑えたミニマルな木製ベンチ。中国で古くから使われてきた伝統的な椅子のフォルムをモチーフに、奥行14cmというスリムなサイズ感に仕上げています。玄関やキッチンなどの狭いスペースにも置きやすく持ち運びも楽々、家中どこかしらで必ず使えるデザインです。
横幅はしっかりあるので華奢な見た目に反して座りやすさも上々。座面や脚部のつなぎ目部分に見える四角い木組みのパーツが、小粋なアクセントとして効いています。
OLD ASHIBA 収納ベンチ
スツールというよりベンチですが、かなり魅力的な逸品なのでぜひご紹介を。OLD ASHIBAは、建築現場の足場として使われる杉古材を活用した家具づくりを行うブランド。キズや割れ、釘跡なども味わいとしてそのまま活かした、一点一点違う古材ならではの表情がたまりません。
もともと足場として使われていた板材のため厚みもしっかりで、丈夫さはお墨付き。幅90cmのボックスベンチは収納量も十分です。座面部分の開閉金具はソフトクローズ機構付きで、子どもが手を挟まないよう安全性にも考慮されています。
木製スツールをとことん楽しもう
家中どこでも使えて、ダイニングチェアより価格もお手ごろ、どんなインテリアにも合わせやすい木製スツール。普段づかいはもちろん、数脚持っておけば急な来客のときにも安心です。使用シーンや部屋のテイストに合わせて、ぜひお好みの1脚を探してみてください。
年齢を重ねて大人になっていくと、服装に合わせて小慣れた靴選びをしたいものです。
でも「今までスニーカーしか履いてこなかったから、革靴の履き心地は慣れない」「そもそもどう選んでいいかもわからない」という方も多いのではないでしょうか。たしかにビジネスや冠婚葬祭で履く革靴とは違って、普段履きする革靴を選ぶのはけっこう難しいですよね。
本記事では、そんな方々にBlundstone(ブランドストーン)のブーツを紹介します。Blundstoneの特徴や注意点なども解説するので、革靴の入門編として参考にしてみてください。
お出かけやアウトドアでこれから革靴を履いてみたい方は、ぜひ自分に合ったモデルをみつけて大人のファッションを楽しんでくださいね。
Blundstoneの歴史
Blundstoneは、イングランドからの移民ジョン・ブランドストーンがオーストラリア南東部にあるタスマニア島で設立したブランドです。元は靴の輸入を手掛けていましたが、やがて地元産のレザーを用いたブーツを生産するようになります。
その後、カスバートソン兄弟社との合併によって生産体制を拡充し、第二次世界大戦時には軍隊にブーツを供給するまでに。その経験をもとに堅牢なワークブーツの開発を始め、市場を開拓していきました。
1960年代に入ると、現代まで多くの支持を得ているモデル「ORIGINALS」がついに誕生します。その履き心地と丈夫さが受け、ワークシーンだけでなくアウトドアや都市での生活にも広く愛用されるようになりました。
現在ではORIGINALSはもちろんそれ以外のモデルも多数展開され、世界50カ国以上で人気のブーツです。特にここ数年、SNSなどの発信により評価がさらに高まっています。
Blundstoneをおすすめできる特徴4つ
Blundstoneはこれから革靴・ブーツを履いてみたいという方に特におすすめです。なぜおすすめできるのか、その特徴を以下で4つ紹介しましょう。
ブーツとしてはリーズナブル
Blundstoneのブーツは定価3万円前後から購入できるので、レザーでありながら他のブランドに比べると大変リーズナブルです。
今までNIKEやadidas、converseといったスニーカーを履いていた方は、靴の価格に1〜2万円という感覚を持っているかもしれません。いきなり大きな出費が必要となることが革靴デビューのハードルを上げているところ、Blundstoneはそこまで高価ではなく手が出しやすい点が特徴です。
5万円以上もしくは10万円代の革靴を販売する伝統的なブランドもありますが、それと比べてもレザーブーツとしては買い求めやすいブランドです。
履きやすい
Blundstoneのブーツはさまざまな点で履きやすいのも大きな魅力の一つです。
スニーカーを履いている方が革靴を履きたくない理由には、「履いていて疲れる」「脱ぎ履きが面倒」ということが挙げられます。しかし、そのような問題をBlundstoneは軽減してくれる特徴をいくつも持っています。
まずアウトソールは高い耐久性を備えながらも軽いTPU素材を使用していて、全体としてスニーカーのように軽量です。そして、インソール下のかかと部分には高性能なクッション素材XRDが備えられているので、足への負担が軽減され長時間の歩行にも耐えられます。
また、紐ではなく伸縮性の高いサイドゴアが採用されているので、脱ぎ履きが簡単でかつさまざまな足の動きにも対応できます。履き口の前後にはプルストラップがついていて、それを引っ張ることでより快適な脱ぎ履きを実現しています。
これらの仕様から、Blundstoneはスニーカーに負けない履きやすさを備えていると言っていいでしょう。
いつでもどこでも履ける
Blundstoneのブーツは、シーンを選ばずいつでもどこでも履けるのが魅力です。
一般的な革靴は街履きに向いている一方で、履くのに適さない場面もあります。しかしBlundstoneは、アウトドアや雨の日などでも履くことが可能です。
Blundstoneの靴は、金型に加熱した素材を流してソールを形成すると同時にアッパーの革と結合させる「インジェクション製法」が採用されています。その製法により縫い目がないので、雨などでの水の侵入を防ぎやすい仕様に。さらに、アッパーは油分を多く含んだ耐久性のある革を使用しているので、ワークやアウトドアなどの過酷な状況にも適応できます。
これらのスペックから、Blundstoneを所有していれば目的地や天候によって靴選びの時間を取られる負担がありません。
カラー展開と経年変化で見た目もGOOD
Blundstoneはカラーが豊富でそれぞれの好みが見つかりやすく、何より履き続けることによる経年変化で見た目の向上が期待できるブーツです。
いくら機能的であるといっても、普段の大人のファッションに馴染む見た目でなければ意味がありません。
アッパーの革やサイドのゴムの色など現在はさまざまな種類を展開しているので、きっとあなた好みのものが見つかります。また、一般的なスニーカーと違ってアッパーが革なので、ただただ劣化していくのではありません。経年変化としてシワや擦れによるグラデーションができて、より魅力的な風合いを帯びたブーツに仕上がっていきます。
大人好みの育てられる靴として、Blundstoneは見た目も十分楽しめます。
サイズ感には気を付けて
Blundstoneを選ぶ上でもサイズ感については十分気を付けましょう。
気に入って継続して履く靴になるかどうかは、履きやすさが結局重要な点でしょう。特に履きやすさにおいて注意すべきは、サイズが自分に合っていて「痛くない」「疲れない」こと。
結論から言うと、Blundstoneのブーツは普段スニーカーで履いているサイズより0.5〜1.0cm落としたサイズを選ぶのが良いです。
元々ワークブーツとして設計されていて分厚い靴下を履くことが想定されているため、足幅(ワイズ)は広めでつま先にも余裕があります。そのためスニーカーのサイズよりもやや小さめの足長にジャストなサイズを選び、中で足が動きすぎないようにしましょう。
Blundstoneのサイズ表記はUK表記になっています。以下の表で、メンズのcm表記やUS表記との対応を確認してください。
cmUKUS23.5〜24.045.5〜24.556.525.06725.5〜26.077.5〜26.588.527.0〜27.599〜28.0〜28.51010〜※UK表記のサイズは、Blundstone公式HP独自のもの
たとえば、スニーカーで27.0cmを履いている方は、0.5〜1.0cm小さいサイズに当てはまるUK7かUK8を選ぶと良いでしょう。
Blundstoneには0.5刻みのUKサイズがないのはサイズ選びにおいて少し難点。不安な方は大きめの適応サイズ(今回ならUK8)を選ぶ方が無難です。大きい場合は別売りのインソールを入れてサイズ調整がある程度可能ですが、小さい場合は調整不可能だからです。
おすすめのモデル4選
Blundstoneのモデルの中でおすすめのモデルを4つ、以下で紹介します。それぞれのモデルでカラーが複数ありますが、今回は基本となるブラックで統一します。実際にはそのモデルの中から好みのカラーを選んでくださいね。
①ORIGINALS [BS510]
Blundstoneの人気を決定的にした定番モデルがこちらのORIGINALS。ワークブーツの入門には間違いないアイテムです。
シンプルですが十分な堅牢性を備え、脱ぎ履きのしやすさや長時間の歩行も可能な快適さを実現しています。履き始め当初は硬くていかにも作業靴という見た目ですが、履き続けることで自分の足の形に馴染んで、風合いのあるシブい見た目へ変化していきます。
②CLASSICS [BS558089]
CLASSICSはORIGINALSの上位シリーズの一つ。より履きやすさを求める方にはおすすめのモデルです。
ORIGINALSと比べて違うのは、まずアッパーの内側にレザーのライナーが足されていて、耐久性が増すとともに足通りがスムーズになっているところ。また、インソール下だけでなくインソール自体にもクッション素材XRDが搭載され、より足裏を衝撃から守ってくれる構造になっています。レザー同士の縫製にダブルステッチがなされていることも、強度とフィッティングの向上を手伝っています。
③ALL-TERRAIN [BS2058009]
過酷なアウトドアにも利用したい方には、ソールメーカーのVibram社との共同開発により生まれたこのALL-TERRAINシリーズがおすすめです。
ORIGINALSと同様の仕様を備えつつ、0.8mmの厚さのレザーライニングを採用していることで保温性があり脱ぎ履きがしやすくなっています。
そして最も大きな特徴は、アウトソールにはVibram社のソールが採用されていること。それによって、地面の温度が300℃の熱さから−15℃の冷たさまで耐えられるとともに、滑りやすい環境でも高度なグリップ力を発揮します。さらに、ソールに刻まれた独自の屈曲した溝が、靴底についた泥を自然に落としてくれる機能まであるのです。
④ORIGINALS LOW CUT [BS2039009]
こちらはORIGINALSのローカットのバージョン。スリッポンのように脱ぎ履きのしやすさを追求したい方には選択肢になるアイテムです。
もとは日本規格として誕生しましたが、人気のため世界中で販売へ。通常のORIGINALSと同等の機能は兼ね備えているので、ブーツではなく短靴のほうが見た目としても好みの方にもおすすめでしょう。
Blundstoneを大人ファッションを楽しむ愛用品に
今回はBlundstoneのワークブーツを紹介しました。
Blundstoneは、革靴をこれから履きたい人には入門しやすいブーツです。本格的な革靴に比べれば物足りない部分はあるかもしれませんが、まず最初に挑戦するには価格や機能性、見た目といった要素のバランスがとても良い靴です。
履けば履くほどカッコよく育っていくのが大きな魅力なので、シーンを選ばず履いて自分だけの一足に仕上げてください。普段のファッションを楽しむ一つのピースとして、大人の男性にこそ愛用してほしい名作ですよ。
サウナの人気は、ブームから定番に移り変わろうとしています。
若い世代を中心に「サウナハット」が広まっていますが、恥ずかしい気持ちがあるためか、比較的年齢が高めの大人メンズで使用している方は少ない印象です。
今回は大人メンズにこそおすすめしたい、サウナハットの特徴・種類・おすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
良さを知ると恥ずかしくならない「サウナハットの特徴」
「サウナハットはかぶらなくても問題ない」と思っている男性も多いのではないでしょうか。
サウナハットはおしゃれのためだけではなく、大人メンズの健康も守ってくれるので、よりサウナを楽しめるようになります。
サウナハットをおすすめする特徴4つをご紹介します。
温度調節のサポート
髪や頭皮をダメージから保護
没入感が増す
一緒にサウナを楽しむアイテムとして
特徴1. 温度調節のサポート
火をつけると上に燃えるように、熱は上昇する特徴があるため、サウナ室内では上の段に座るほど温度が高くなります。特に注意が必要なのは、より高い位置となる頭。
全身が温まる前に頭が過熱すると、めまいやのぼせといった体調不良を引き起こす原因となるのです。
サウナハットは頭への過度な熱を防いでくれるので、全身が温まるまで安心してゆっくり過ごせるでしょう。
年齢を重ねるほど、血管もダメージを受けています。大人メンズにとって、急激な温度の変化はリスクを伴いかねません。
健康のためにも、サウナを利用する際には一番下の段をおすすめします。
特徴2 .髪や頭皮をダメージから保護
髪や頭皮は、熱や乾燥にとても敏感。高温のサウナに入ると汗をまとうので乾燥するイメージはないかもしれませんが、汗によって水分が失われている状態です。
カサカサ肌が老けて見えるように、年齢を重ねるほど肌が乾燥しやすくなるため、大人メンズの男性は若い人よりも「肌を乾燥から守る」という視点が大事。
頭部を無防備なままにしているとその分、髪や頭皮がダメージを受けやすくなるため、サウナハットで保護しましょう。
サウナには大きく分けて「ドライサウナ(乾式)」と「ウェットサウナ(湿式)」の2種類があるので、選べるのなら湿度が高くて髪や肌にやさしい「ウェットサウナ」がおすすめです。
特徴3 .没入感が増す
行き先のサウナでサウナハットをかぶっている人を見かけないと、周りの目が気になって恥ずかしいという気持ちがあるかもしれません。
サウナハットは「外部の情報を遮断」して、サウナに集中できるアイテムでもあります。目深にかぶると、周りの目も気になりません。
外気浴のときにはサウナハットが光を遮ってくれるので、よりリラックスできるでしょう。
私もサウナ室に人が入っている時は、いつもよりサウナハットを目深にかぶり、目をつぶって集中力を高めています。
そうすることでまるで「サウナ室に自分ひとりしかいない」という感覚になり、最高のととのいを感じられるようになりました。
特徴4 .一緒にサウナを楽しむアイテムとして
近年はサウナの種類も多様化し、アウトドアサウナや貸切型サウナなど男女一緒に楽しめるサウナも増えています。
デザインが優れたサウナハットを選べば気分も上がるので、サウナライフがもっと楽しくなるはずです。
カップルや夫婦、友人で同じデザインのサウナハットにすると「一緒にサウナを楽しむ」という一体感が高まります。
素材で選ぶサウナハットの種類
サウナハットにはさまざまな種類がありますが、主に使用される素材「フェルト素材」「タオル素材」「リネン素材」の3つの特徴について紹介します。
フェルト素材のサウナハット
フェルトは主に羊毛などの動物繊維に熱、摩擦、アルカリを加えて繊維を絡ませ作られる素材です。サウナの本場であるフィンランドのサウナハットでは、主流の素材としても知られています。
高い断熱性や通気性、吸湿性が特徴。熱や湿気から髪や頭皮を保護できます。
少ない量の水ならはじく「撥水性」も備えているので、汚れが付きにくく、防臭・抗菌効果に優れているのも魅力。
お手入れの際は、型崩れや縮み、毛羽立ちの原因となるため、基本的には手洗いが推奨されています。耐久性と耐熱性を重視したい人におすすめの素材です。
タオル素材のサウナハット
私たちの生活に馴染みの深いタオルには、主に綿(コットン)が素材として使われています。
手触りは柔らかく肌にも優しいのが特徴。普通のタオルと同じように使用後は洗濯機で洗うだけでいいので、お手入れも楽にできるのが嬉しい点です。
他の素材に比べると、断熱性に弱いというのが欠点。吸水性が高い反面、乾きにくいという特徴もあります。
使い勝手はよいので、普段使いしたい人におすすめの素材です。
リネン素材のサウナハット
麻の一種であるリネン素材は、サラサラの触り心地で柔らかく軽いのが特徴です。通気性もよいので、かぶっていて蒸れる心配がありません。
吸水性が高いので汗をかいてもすぐに乾き、頭を清潔に保てます。速乾性もあるので、洗濯した後に自然乾燥で十分に乾きやすいという、使い勝手の良さもリネン素材の特徴です。
断熱性も兼ね備えているので、1枚持っておけばどんな場面でも使えます。旅行先など、サウナハットの清潔さを保ちながら持ちあるきたい人に特におすすめのサウナハットです。
機能的でおしゃれ!おすすめサウナハット商品4選
機能的でおしゃれな、おすすめのサウナハットを4つご紹介します。
ご自身で身につけるのはもちろん、プレゼントしても喜ばれるアイテムを厳選したので、ぜひサウナハット選びの参考にしてください。
tokyosaunaサウナハット
ウール素材で断熱性に優れ、スッポリと深くかぶれる設計でしっかり頭皮を守ってくれるサウナハットです。
色はネイビー、ブラック、ホワイトの3色。デザインはシティボーイのイラスト入りと、シンプルなロゴだけのものの2種類があり、ファッション性にも優れています。
独自の繊維技術で、ウール素材ながら洗濯機で丸洗いできるのが嬉しいポイントです。
14+ ICHIYON PLUSサウナハット
帽子専門店が作った、コットン100%のタオル生地サウナハットです。
使えば使うほど肌に馴染んでくるタオルなので、愛用するほど生地の変化も楽しめるでしょう。
カラーは全部で8種類。ツートンカラーを入れると10種類もあるので、プレゼントとしてもおすすめのサウナハットです。
ごリラックス瞑想サウナハット
日本最大のタオルの産地今治タオルを使用した、リラックスのサウナハットです。
デザインは浅めにかぶれる通常バージョンと。顔を完全に覆い隠せる2wayになっています。深めにかぶって顔を覆い隠せば、これまでにないととのいを感じられるでしょう。
よりサウナに没入したい方におすすめのサウナハットです。
Clef×Chi-beeサウナハット
Chi-bee × Clef コラボレーションのサウナハットは、アウトドアサウナにピッタリのカラフルなデザインのサウナハットです。
ありきたりなデザインに飽きてしまった人や、より個性を出したい方には最高のアイテムとなっています。
手作りなので同じカラーでも色合いに個体差がある、あなただけのオンリーワンなサウナハットです。
サウナハットをかぶって最高のととのいを体感
年齢を重ねヘルスケアに気を遣う男性で、サウナにハマっている方も多いでしょう。
サウナハットはヘルスケアが気になりはじめる年齢層でも体調や頭皮も守ってくれ、サウナ体験をより快適にしてくれます。
サウナーの方もサウナビギナーの方も、お気に入りのサウナハットを見つけてサ活のアイテムに加えてみてはいかがでしょうか。
手軽に大人の魅力を引き出してくれるアイテムの香水。「イケおじ」という言葉もあるように、いくつになってもおしゃれに気を遣い、清潔感漂う男性はとても魅力的ですよね。
とはいえ、香水もただ付ければいいというものではありません。カッコいい大人は香水の正しい付け方を知っていて、ビジネスシーンで使う香水とプライベートシーンで使う香水を分けるなど、TPOに合わせて楽しんでいます。
そこで今回は、香水を正しく使うための知識とともに30代からの男性におすすめの香水をご紹介します。
香水を買う前に知っておきたい2つのポイント
「実際にデパートなどの香水コーナーに行き、手当たり次第に匂いを試したものの選択肢が多すぎて結局買わなかった」という経験をした方も多いのでは。種類の多い香水選びはなかなか大変ですよね。
しかし香水についての知識を少し持っておくだけで、あらかじめいくつかの香水に絞ることができます。これだけでも、迷う時間を短縮できます。
ここでは、香水を買う前に知っておきたいポイントとして、「代表的な種類」と「香りの変化」について解説します。
代表的な4種類
まずは香水の種類です。種類まで気にして購入する方は意外と少ないですよね。筆者自身、今でこそ種類も見るようにしていますが20代の頃は何も考えずに自分の好きな香りの香水を買っていました。
しかし事前に種類ごとの特徴を知っておくと、香水選びがスムーズに進みます。代表的な種類は4つです。
パルファン
香水の中で一番濃度が高い種類です。そのため香りの持続時間も長いので1日中楽しむことができますが、付けすぎないことがポイントです。1滴垂らすだけでも十分香りを楽しめます。日本では購入できるお店が限られているのであまりなじみがないかもしれませんね。
オードパルファン
この種類は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。パルファンに比べると種類も豊富で、エルメスやシャネルなどのハイブランド商品もあります。こちらも香りは強めなので数プッシュで1日中楽しめます。
オードトワレ
筆者が知っている限り、日本ではオードトワレの香水が一番流通していてなじみのある種類ではないかと思います。カルバン・クラインの「シーケーワン」やブルガリの「プールオム」などの人気商品も多いです。パルファンやオードパルファンよりも香りは弱く、時間が経つと柔らかい香りになるのでビジネスシーンなど日常使いにもおすすめです◎
オードコロン
濃度が1番薄いのがこの種類です。軽い香りなので、香水初心者や短時間だけ出かける方などに便利です。メンズ用の香水ももちろんありますが、ジョーマローンなど男女兼用で使えるユニセックスのものも多いですね。スポーツをした後や寝る前に軽く付けて楽しむ方も多いようです。
香りは3段階に変化する
これも大切なポイントです。実際、「香水を付けてから30分くらい経った時の香りが好き」という方も多いのでは。実は、香水の香りはアルコールの蒸発とともに3段階に分けて変化します。
1.トップノート
名前の通り、香水を付けた直後の香りがトップノートです。付けすぎるとアルコールが蒸発しづらくなるのでアルコール臭が強くなってしまいます。「香水は付ける場所から少し離してプッシュしよう」と言われるのはここに理由があります。
2.ミドルノート
香水を付けてから30分くらい経ってくると少しずつ香りがなじんできますよね。この時の香りがミドルノートです。一番香りのバランスが良い状態で香水のメインタイムです。筆者の場合は人と会う時間がちょうどミドルノートの時間に合うように逆算して香水を付けるようにしています。
3.ラストノート
最終的に揮発性の低い香料が残るので、バニラ系の香りやウッディ系の香りが特徴です。香水の中で一番長く残る香りなので、香水選びに迷った時に意識してみては。
大人の男性におすすめの香水5選
では、ここまでの知識を踏まえた上で筆者おすすめの香水をご紹介していきます。
1.ジョーマローン「ブラックベリー&ベイコロン」
まずご紹介するのはイギリスのロンドンで始まったブランド、ジョーマローンの香水です。英国文化をイメージさせるエレガントな香りで大人男性の紳士さを際立たせます。
その中でもこの「ブラックベリー&ベイコロン」は特に人気の高い香水で、上品で爽やかな香りが特徴。トップノートはブラックベリー、ミドルノートはベイリーフ、ラストノートはシダーウッド、香水の種類はオードコロンです。
大人の男性におすすめの理由は紳士さを演出できる点。男女兼用のユニセックスタイプなので女性からも人気が高く、良い印象を与えられます。
2.アバクロンビー&フィッチ「フィアース」
こちらは筆者が現在愛用している香水です。アメリカを代表するブランドで日本では通称”アバクロ”と呼ばれています。アバクロの香水の中でも特に人気が高いのがこの「フィアース」です。
トップノートはマリンブリーズ、ミドルノートはサンダルウッド、ラストノートはムスクウド、香水の種類はオードコロン。香水のつけ始めは海をイメージさせる爽やかな香りで、徐々に森のような雰囲気を醸し出し、最終的にフワッと甘い香りに落ち着きます。
一言で言うとセクシーな香りが特徴で、プライベートのお出かけやデートの時には間違いなくこれです。甘さと爽やかさのバランスが非常によく、大人の上品な色気を演出してくれますよ。
3.クリスチャンディオール「ソヴァージュ」
次は、フランスの有名ブランド・ディオールの香水をご紹介します。このメンズ用香水「ソヴァージュ」は男性人気がとても高く、情熱的で男らしい強めの香りが特徴です。
トップノートはベルガモット、ミドルノートはペッパー、ラストノートはアンブロクサン、香水の種類はオードトワレ。柑橘系のフルーティーな香りから始まり、ペッパーの香りが男性的なスパイシーさを引き出し、ラストノートのアンブロクサン(マッコウクジラから生成される動物香料)の香りで最後まで上品な大人を演出します。
4.ブルガリ「プールオム」
1996年に発売されてから、2023年になった今でも定番の香水として名を連ねる「プールオム」は、あまりクセがない香りなので普段香水を使わない方にもおすすめ。大人ならではの爽やかさを演出してくれます。
トップノートはダージリン、ミドルノートはカルダモン、ラストノートはムスク、香水の種類はオードトワレ。まるでお風呂上がりのような清潔感のある香りが特徴で、「夏にぴったりの香水」という声も多いです。
5.ドルチェ&ガッバーナ「ザ・ワン」
最後にご紹介するのは、ドルチェ&ガッバーナ「ザ・ワン」のメンズ用香水です。ここまでは爽やか系の香水が多かったですが、「ザ・ワン」は甘く深みのある香りでセクシーな大人の男性を演出してくれます。
トップノートはグレープフルーツ、ミドルノートはジンジャー、ラストノートはタバコ、香水の種類はオードトワレ。ジンジャーやタバコの香料が使われていることからも想像できると思いますが、スパイシーでシガー系の香りが特徴です。それでいて甘さもあるので、まさに大人男性にぴったりの香水です。
普段あまりクセのない香水を使っている方や、若い頃には出せなかった大人の色気を楽しんでみたいという方はぜひ挑戦してみてください。「ザ・ワン」はレディース用も別であるので購入の際はご注意ください。
ライターからひとこと
今回は香水の知識とともに大人の男性におすすめしたい香水を5つご紹介しました。
ご紹介した香水はどれも大人の色気を演出するのにぴったりの香水です。その中でも、爽やかさや紳士的な雰囲気を出したいのか、情熱的なセクシーさを出したいのかによっても選ぶ香水は変わってくるはずです。ぜひ、自分だけのお気に入りの香水を見つけてみてください。