日常使いの和紙小物「SIWA|紙和」ボックス。全5サイズの使い方
リビングやキッチン、洗面所、ベッドサイドなどに置く小物入れで、ちょっと雰囲気の良いものをお探しの方へ。和紙でできているのに丈夫で洗える「SIWA|紙和(シワ)」のプロダクトはいかがでしょう?
出しっぱなしでも見栄えがして、サイズ豊富でどんなインテリアにもなじむ。そんなSIWAボックスの魅力と、具体的な活用アイデアを紹介します。ご自身のライフスタイルに合う使い方をぜひ見つけてみてください。
和紙なのに洗える日常小物「SIWA|紙和」

素朴な和の趣がありながら、洗練された佇まいでどんな空間にも溶け込む。そんな「SIWA(シワ)」ブランドについて紹介します。
軽くて丈夫、しかも洗える和紙アイテム
SIWAを手がけるのは、1960年に創業した山梨県の老舗和紙メーカー大直(オオナオ)。伝統技術の新たな可能性を追求して2008年に立ち上げたブランドです。
使用しているのは、独自開発した「ナオロン」という新しい和紙素材。古くからの紙すき技術を応用しつつ、柔らかくしなやかな紙質と耐久性を実現した素材です。
さらに水にも強く、洗うこともでき、雨に濡れても破れません。紙なのに、レザーやファブリックのように使い込むほど味わいが増し、いい具合の「シワ」が刻まれてくるという驚きのプロダクトです。
世界的デザイナー深澤直人氏が手がける
プロダクトデザインは世界的デザイナーの深澤直人氏が担当。衝撃的にお洒落なデザインで一世を風靡したケータイ「INFOBAR」や「無印良品」などの製品デザインを数多く手がけたデザイナーです。
深澤氏はSIWAを手がける和紙メーカー大直と同じ山梨県の出身。国籍や性別、年齢を超えて多くの人に日本の和紙を使ってほしいという思いに共感し、SIWAのプロジェクト立ち上げに携わったといいます。
部屋中どこでも使えるSIWAボックス
ここからは、インテリアがすっきり片付く&空間の雰囲気を格上げするSIWAの定番アイテム「ボックス」の魅力を紹介します。

サイズは5種類、カラーは2色
直方体のシンプルな形で、タテヨコのサイズは「9cm」「13cm」「17cm」「22cm」「28.6cm」の5種類。カラーはベージュとブラックの2色で、和紙ならではのナチュラルな風合いを感じさせつつ、手触りは布のようにしなやかで丈夫さがあります。
木製バスケットのようにカントリーな雰囲気にならず、かといってプラスチックのように無機質でもない絶妙に温かみのある素材感。木製の家具はもちろんスチールなど硬質な素材にもマッチするので、インテリアのテイストを問わずどんな部屋にも似合います。
高さを変えられるから用途は無限大
サイズにより高さは13~55cmとさまざまですが、なんといっても高さを変えられるのが便利。紙ならではの性質を活かしてくるっと折り畳むことで、好きなサイズに調整できます。
中に入れるものの大きさに合わせてもいいし、棚の中で収納ボックスとして使うときも棚板の高さとぴったり合うので、中のものが見えてしまうこともありません。
水洗いができて清潔に使える
和紙なのに水洗いができるのもSIWAのすごいところ。汚れたら洗剤を溶かした水につけて、優しくもみ洗いをします。洗剤がのこらないようすすいでタオルでそっと水気を切り、良く乾かせばお手入れ完了です。ただし、布と違ってアイロンやドライヤーは使えないので要注意です。
SIWAボックス全5サイズの使い方アイデア
シンプルで汎用性の高すぎるSIWAボックス、逆にどうやって使えばいいか迷ってしまうかもしれません。ここからはサイズ別の具体的な使用シーンを紹介します。
【9cm】爪切りや鍵など細々したものを

手のひらに乗るくらいの一番小さなボックスは、すぐ手の届く場所に置きたいけれど見せたくないものの収納に最適です。例えば爪切り、リップクリーム、輪ゴム、クリップ、綿棒などなど。玄関先に置いても存在感が出すぎないので、鍵の定位置にしたり、印鑑を入れておくのもおすすめです。来客時のティータイムにお茶うけの入れ物としてさりげなく出すのも粋な使い方です。
【13cm】デスクの小物入れやキッチンの整理に

iPhoneの長辺と同じくらいの直径13cmサイズ。リビングで行方不明になりがちなリモコンの定位置にしたり、よく使う文房具やメモ帳をまとめたり。デスク上に置いて、ミニダストボックスとしてもちょうどいい大きさです。
さらに水洗いができるSIWAの特長を活かして、食品の収納にも使えます。食べかけのお菓子を入れたり、調味料の小袋などをまとめたり、調理器具やカトラリーをしまったり。キッチンでも活躍すること間違いなしです。
【S:17cm】タオルや下着の収納に

棚の中の整理ボックスとして使いやすいSサイズは、タオルや下着の収納にジャストフィット。いくつか揃えて並べれば見た目もすっきり統一感を出せます。
水に強いので洗面所での収納ボックスにも向いています。ランドリーネットや洗濯バサミをまとめたり、ラベルを見せたくない洗剤や柔軟剤を入れるのも一案。高さは最大35cmまで伸ばすことができるので、背の高いボトルも楽々収まります。
【M:22cm】鉢カバーやゴミ箱に

汎用性の高いMサイズは、植木鉢カバーとして重宝します。重さはわずか90グラムなので、水やりの際に鉢を動かすのもぐっと楽になるばず。
シンプルなフォルムとマットな質感はインテリアの中で悪目立ちしないので、ゴミ箱として使うのもアリです。100円ショップなどで簡易なゴミ箱を用意してビニール袋をかけ、それをSIWAボックスに入れて「ゴミ箱カバー」として使う方法もおすすめです。
【L:28.6cm】子どものおもちゃ箱にも

段ボール箱のような感覚でざっくり使えるLサイズは、調味料や消耗品のストックを入れたり、本や雑誌を入れたり、なんでも放り込める包容力の高さで、あらゆる場所の生活感を抑えてくれます。インテリア的にはなるべく見せないでおきたい、子どものおもちゃを収納するのもおすすめ。
使わないときは畳んでしまっておけるので、例えば親戚から大量にみかんが送られてきた…というときにもさっと広げて、期間限定の収納ボックスとして活躍してくれます。
【番外編①:ランドリーボックス】洗濯物やブランケットを収納

紙でできた洗濯カゴとはまったく常識はずれの発想ですが、SIWAならそれが叶います。プラスチック性のようなチープさがないので、リビングに置いていても違和感なし。側面と底面にはクッション材が入っているため、型崩れしにくくしっかり自立するデザインです。
ほかにもブランケットや来客用のスリッパを入れたり、仕事用バッグの置き場所にしたりと使い方は色々。カラーはベージュとライトグレーの2色展開です。
【番外編➁:ティッシュケース】ギフトにもおすすめ

どれほど時代がサステナブルに向かおうと、やっぱり手元に置いておきたいティッシュボックス。大げさすぎない程よいケースは意外と少ないのですが、こちらはシンプルで目立ちすぎず、いつもリビングに置いておきたいナイスなデザインです。
カラーは4色展開で、裏面のマジックテープで着脱も簡単。男女問わずプレゼントにもきっと喜ばれる逸品です。
SIWAボックスで暮らしをすっきり整える
無駄のないデザインと洗練された質感でインテリアを整えてくれるSIWAの収納ボックス。暮らしの中で日本の伝統技術に触れる、ちょっとした心の豊かさも味わえます。使うシーンを問わず長く愛用できるので、日々の生活を快適にするアイテムとして取り入れてみてはいかがでしょうか。