【2025最新】40代50代向けTAIONのおすすめインナーダウン5選!ラインごとの違いやサイズ感も解説
2016年の誕生以来、日本発のインナーダウン専業ブランドとして世界中から注目を集める「TAION(タイオン)」。 「圧倒的なコストパフォーマンス」と「都会的なデザイン」を両立したその実力は、今や大人の冬の定番となりました。
しかし、種類が豊富すぎて「大人が街着として着るならどれ?」「サイズ感はどう選べばいい?」と迷う方も多いはず。 そこで今回は、タイオンを私服でも愛用する筆者が、40代・50代の大人世代にこそ相応しい、アーバンなライトダウンを厳選。気になる品質やサイズ選びのポイントまで、徹底解説します。
目次
TAION(タイオン)とは?日本のインナーダウン専業ブランド
「TAION(タイオン)」は2016年に誕生した日本発のインナーダウン専業ブランドです。創業時インナーダウンベスト2型(2種類)からスタートしたタイオンでしたが、初年度に約4万枚を売り上げ大きな話題となりました。
ブランド名のタイオンは、潜在的な暖かさを意味し、日本発のイメージを膨らませる「体温」に由来します。スローガンは「クオリティーに対して、圧倒的なコストパフォーマンスによる価値の追求」。スローガン通り、タイオンのインナーダウンは、高品質で高機能です。また、シンプルでミニマルなデザインのアイテムがメインのため、どんな着こなしにも似合います。
超撥水高密度加工を施したナイロンシェル
タイオンは、ダウンアイテムの表地に、高密度400T以上のタフタに超撥水高密度加工を施したナイロンを使用しています。そのため、撥水だけでなく、汚れもつきにくいのが特徴です。また、表地裏面には、ACコーティング加工、ダウンステッチ糸にはダウン専用糸を使用し、羽毛の吹き出しを最小限に抑える工夫も施されています。
650フィルパワー以上のダウンを使用
筆者がダウンを選ぶ際に重要視しているのが、ダウンの保温性です。保温性の高いダウンを選ぶ際の目安になるのがフィルパワーという数値です。フィルパワーとは、「ダウンのかさ高」のこと。つまり膨らみです。この数値が大きいほど空気を多く含み、保温性に優れ、良質なダウンであるといえます。なお、一般的には600フィルパワーあれば十分です。
しかし、タイオンでは、軽くて反発力のいい650フィルパワー以上のダウンを使用しています。そのため、薄くても保温性は抜群です。筆者は実際にタイオンのインナーダウンを愛用していますが、街中ではアウターとしても十分な暖かさです。
また、ハイスペックラインでは900フィルパワー以上のダウンを使用したモデルを展開しています。
タイオンの主要ラインの違いと選び方
タイオンには用途に合わせたさまざまなラインが存在します。ここでは主なラインや、その違いについて紹介します。
| ライン | 特徴 |
| BASIC LINE | 初めの一枚におすすめな定番ライン |
| SC LINE | スポーツやカジュアルスタイルおすすめなスポーツクラシックライン |
| MILITARY LINE | 軍用のライナージャケットを彷彿とさせる無骨さが特徴 |
| MOUNTAIN LINE | 高い保温性で冬のキャンプや登山、フェスにぴったり |
ベーシックなインナーダウンを展開する「BASIC LINE(ベーシックライン)」
タイオン設立当初から続く「ベーシックライン」は、ブランドのアイデンティティを最も体現しているシリーズです。その名の通り、時代に左右されないオーセンティックなデザインが最大の特徴。
インナーダウンとして計算し尽くされたミニマルなシルエットは、ジャケットやコートのインナーに仕込んでも着膨れせず、すっきりと収まります。また、圧倒的なカラーバリエーションを誇り、ビジネスからカジュアルまで手持ちのワードローブに必ず合う一着が見つかるはず。
ベスト、ジャケット、フーディーと選択肢も広く、価格も数千円からと驚異的。「タイオンでまず一着」と考えている初心者の方に、真っ先におすすめしたい王道ラインです。
肌にベタつかないタッサー生地を使用しているSC LINE(スポーツクラシックライン)
他のラインとは一線を画す、タフな表情が魅力の「スポーツクラシックライン(SC LINE)」。最大の特徴は、タイオンのラインナップで最も大振りな「12cm×12cm」の格子ステッチです。この大きなキルトが、ダウン特有のボリューム感を活かし、存在感のある一着に仕上げています。
表地には、シャリ感のある「タッサー生地」を採用。凹凸のある質感により肌離れが良く、汗をかいてもベタつきにくいのが嬉しいポイントです。
従来のインナーダウンにはない力強いシルエットは、ストリートスタイルやスポーツミックス、武骨なアメカジスタイルと相性抜群。アウターとしての存在感を重視したい方に最適のラインです。
武骨なスタイルに最適なMILITARY LINE(ミリタリーライン)
その名の通り、軍用のライナージャケットを彷彿とさせるディテールが魅力の「ミリタリーライン」。最大の特徴は、ヴィンテージのミリタリーウェアによく見られる「ヘチマキルトステッチ」を採用している点です。
定番のベストだけでなく、MA-1タイプのジャケットや、首元がすっきり見えるVネックタイプなど、アウターとしても主役級のアイテムが勢揃い。従来のインナーダウンにはない「タフで無骨な印象」を演出できるため、こなれた雰囲気を求める方に最適です。
Tシャツの上にさらりと羽織るだけでスタイルが完成する、ファッション性の高いラインといえます。
アウトドアシーンでも活躍してくれる「MOUNTAIN LINE(マウンテンライン)」
街着の枠を超え、本格的なアウトドアシーンにも対応するのが「マウンテンライン」です。最大の魅力は、驚異の「900フィルパワー」を誇る超高品質なダウンを使用している点(※一部モデル)。圧倒的な軽量性と、体温を逃さない抜群の保温力を両立しています。
街での着用はもちろん、冬のキャンプや登山、フェスといったアクティブなシーンを想定した設計が特徴。一般的なジャケットに加え、保温性に優れたアノラックタイプや、下半身の冷えを防ぐダウンパンツなど、専業ブランドならではの専門的なラインナップが揃っています。
「軽さ」と「暖かさ」を極限まで追求したい、本物志向の方に贈るハイスペックラインです。
40代50代の大人世代がタウンユースで使いたいタイオンのライトダウン5選
ここではタイオンのアイテムが大好きで、実際に愛用している筆者が、大人世代のアーバンスタイルに最適なタイオンのアイテムをピックアップしました。
また、筆者が実際に今欲しいアイテムを選んだのでチェックしてみてください。
ベーシック クルーネックボタン インナーダウンジャケットTAION-104
タイオンの代名詞とも言えるのが、この「ベーシック クルーネックボタン」です。最大の魅力は、驚異の800フィルパワーを誇る高品質なダウンを使用している点。薄く、軽く、それでいてアウターとしても十分な保温性を発揮します。
表地には撥水加工を施した高密度ナイロンを採用し、汚れに強く雨の日も安心。首元をすっきりと見せるクルーネックは、コートやジャケットのインナーに仕込んでも干渉せず、オンオフ兼用で活躍します。
20色以上の豊富なカラー展開と、数千円台という圧倒的なコストパフォーマンスも魅力。初めてタイオンを手にする方はもちろん、多色買いにもおすすめの、大人の冬に欠かせない一着です。
クルーネックWジップ ダウンジャケット 104WZ
タイオンの人気モデル「104」をベースに、フロントをダブルジップ仕様にアップデートしたのがこちら。ジップを上下から開閉できるため、シルエットの調整がしやすく、インナーとしてだけでなく「ライトアウター」としての完成度が極めて高いのが特徴です。
中綿には高品質な800フィルパワーのダウンを採用。驚くほどの軽さと、体温を逃さない確かな保温力を両立しています。また、裾側のジップを少し開けることで、座った際の生地のたわみを防いだり、インナーを見せるレイヤードを楽しんだりと、大人世代に嬉しい「こなれ感」を演出できます。
両脇のポケットにはファスナーが付いており、貴重品の持ち運びも安心。シンプルながら機能美が光る、アクティブな大人に最適な一着です。
ミリタリー Vネックジップ ダウンジャケット101ZML-1
タイオンの中でも男性ファンが多い「ミリタリーライン」を代表するモデルです。最大の特徴は、軍用のライナージャケットを彷彿とさせる「ヘチマキルトステッチ」。一般的な格子状のダウンとは異なるヴィンテージライクな表情が、大人の休日スタイルに渋いアクセントを加えてくれます。
機能面も秀逸で、両脇にはスリットファスナーを装備。可動域が広がるため、動きやすさが向上するだけでなく、レイヤードの際にシルエットを調整できるのが魅力です。また、Vネック仕様なので、インナーとして着用した際も首元がすっきりと収まり、パーカーやタートルネックとも相性抜群。
中綿には5mm角の格子状生地を配したリップストップ素材を採用しており、耐久性も十分。タフに使い倒せる、遊び心ある一着です。
マウンテン リバーシブル ダウン×ボアジャケット R102MB
「ダウン」と「ボア」という冬の2大主役を1着に凝縮した、圧倒的なコスパを誇るリバーシブルモデルです。表側は撥水加工を施した高密度ナイロンのダウンジャケット、裏側は見た目にも暖かなボアフリースとなっており、その日の天候やコーディネートに合わせてガラリと表情を変えられます。
最大のメリットは、ダウンとボアの2重構造による抜群の保温性。タイオンの中でもトップクラスの暖かさを誇り、真冬のアウトドアやスポーツ観戦でも頼れる存在です。
40代・50代に嬉しいポイントは、スタンドカラーのミニマルなデザイン。ボア面を表にしても着膨れしにくく、大人のデイリースタイルをスマートに格上げします。旅行の荷物を減らしたい時にも重宝する、まさに「最強の着回しアイテム」です。
スポーツクラシック ダウンスタジアムジャンパー 111BSC
「スポーツクラシックライン」を象徴する、スタジャンタイプのダウンジャケットです。最大の特徴は、凹凸感のある表情豊かなタッサー生地。肌離れが良くベタつきにくい実用性に加え、マットな質感がインナーダウン特有の「光沢感」を抑え、落ち着いた大人の雰囲気を演出します。
タイオン最大の12cm×12cmの大判格子ステッチが程よいボリューム感を生み出し、一枚で羽織ってもサマになる主役級の存在感。首元や袖口のリブデザインが冷気の侵入を防ぎ、軽快な着心地ながらもしっかりとした暖かさをキープします。
トレンドのスポーツミックスはもちろん、デニムやスラックスと合わせた綺麗めカジュアルにも最適。40代・50代の休日スタイルに、品よくアクティブな印象をプラスしてくれる一着です。
スタイリッシュでコスパに優れたライトダウンが豊富なタイオン
ベスト2型からスタートしたインナーダウン専業ブランドの「TAION(タイオン)」。
「クオリティーに対して、圧倒的なコストパフォーマンスによる価値の追求」のスローガン通り、タイオンのアイテムはかなりコスパに優れています。ベストなら数千円台から、ダウンジャケットも1万円台で購入できます。この価格帯で650フィルパワー以上のダウンアイテムが購入できるブランドはかなり稀ではないでしょうか?
筆者はクルーネックのWジップタイプのダウンジャケットを愛用していますが、かなり便利です。保温性もさることながら軽さにも驚かされます。「ダウンは暖かいけど重くて疲れる」という方にもタイオンのライトダウンはおすすめです。また、デザインがシンプルなため、どんなテイストの着こなしにも似合う点も大きな魅力だと思っています。
コスパ抜群のスタイリッシュなライトダウンをお探しなら、タイオンのアイテムを手に取ってみてはいかがでしょうか?