CATEGORYS

PAGES

フォローして最新情報をチェック X
Presented by Mirai Lab.

今注目しておきたい北欧の腕時計「ノードグリーン」のおすすめアイテム5選

photo by : amazon.co.jp

腕時計ブランドといえばスイスやドイツ、日本といった国々を連想しますが、近年にわかに注目が高まっているのが北欧です。家具やインテリアの分野で北欧デザインはすっかり市民権を得ていますが、こうした流れは腕時計業界にも押し寄せています。

そんな今注目すべき北欧腕時計ブランドとして今回ご紹介するのが、「ノードグリーン(nordgreen)」です。大人メンズにもぜひ覚えてもらいたい注目ブランドの魅力と、おすすめアイテムをご紹介します。

ノードグリーンは2017年に誕生した北欧の腕時計ブランド

ノードグリーン 腕時計 photo by : amazon.co.jp

ノードグリーン(nordgreen)は2017年にデンマークで誕生した北欧発の腕時計ブランドです。

腕時計ブランドはこれまでスイスやドイツ、日本といった国々が有名でしたが、近年は北欧の洗練されたデザインへの注目度が高まり、新たな潮流を生み出しています。そんな北欧ブランドの一角として人気を集めるノードグリーン。まずは、ブランドの魅力を3つの視点から掘り下げていきましょう。

魅力1.ムダを削ぎ落したシンプルなデザイン

ノードグリーンの腕時計は、ムダを削ぎ落したシンプルなデザインが特徴です。チーフデザイナーを務めるのはデンマークを代表するデザイナーであるヤコブ・ワグナー。彼は長年デンマークのデザイン界の第一線で活躍し、ノードグリーンの腕時計にもその才能が惜しみなくつぎ込まれています。

「デンマークのライフスタイル」に着想を得たデザインは、腕時計をモノだけの存在に留めず、日常に溶け込み“人と製品が共存できる”ような仕上がりを追及。家具やインテリアで人気を集める北欧デザインと呼ばれるスタイルは、シンプルでミニマルなデザインが特徴ですが、ノードグリーンの腕時計もまさにこうした北欧のエッセンスが感じられます。

魅力2.どんなファッションコーデにも馴染む

ムダを削ぎ落したシンプルなデザインは、どんなファッションとも相性がよく、ファッションコーデの幅を広げてくれます。華美な装飾が施されていないため、フォーマルなスタイルからカジュアルなスタイルまで、あらゆるシーンに馴染んでくれるのが魅力です。

また、ノードグリーンの腕時計はストラップ部分を簡単に付け替え可能。スタイルに応じて装いを変えられるため、自分のスタイルにぴったりの腕時計にカスタムできます。

魅力3.サステナブルな活動に貢献できる

2017年に誕生した新興の腕時計であるノードグリーンですが、ブランドが注目されたのはそのデザイン性や機能性だけでなく、サステナブルな社会を実現する活動への貢献も影響しています。

ノードグリーンはブランドのビジョンとして、腕時計を通した社会課題の解決を掲げています。環境負荷の少ない素材やパッケージの採用をはじめ、簡単に交換可能なストラップも持続可能な社会を生み出すためのアイデアの一つです。

商品購入時は健康、教育、環境の3つのプログラムを選択でき、選択したプログラムへ売上の一部が寄付される仕組みが採用されています。ブランドを購入することで、サステナブルな社会の実現に貢献できる訳です。

ときとして嗜好品としての価値が注目されすぎる腕時計業界では、近年環境や労働者の人権を守る意識が高まっています。世界が持続可能な社会へと変化する中で、ノードグリーンのように直接的に社会貢献に寄与できるブランドが注目されるのは、喜ばしいことです。

ノードグリーンのおすすめ腕時計5選

ここからはノードグリーンの腕時計の中から、アクティブメンズにおすすめしたい5アイテムをご紹介します。

1.PIONEER ホワイトダイヤル メッシュ

PIONEER ホワイトダイヤル メッシュ photo by : amazon.co.jp
文字盤の厚さ11.9mm
文字盤幅42mm
ストラップ幅20mm

まずご紹介するのが、『PIONEER ホワイトダイヤル メッシュ』です。

ノードグリーンの腕時計では初となるクロノグラフを採用したモデルで、2021年度の「グッドデザイン賞」にも輝いたアイテム。ミニマルで無駄のないデザインながら、ストップウォッチ機能や文字盤にはドーム型のサファイアガラスで強化を施すなど、実用性にも優れています。また秒針の先の赤いデザインは、デンマークの風力発電がモチーフ。自然エネルギーの先進国でもあるデンマークの象徴をデザインに取り込むことで、サステナブルな社会を目指す想いをプロダクトに込めています。

2.PIONEER ブラックダイヤル 3リンクブレス

PIONEER ブラックダイヤル 3リンクブレス photo by : rakuten.co.jp
文字盤の厚さ11.9mm
文字盤幅42mm
ストラップ幅20mm

続いては同じくPIONEER シリーズの『PIONEER ブラックダイヤル 3リンクブレス』です。

黒を基調とした文字盤にはクロノグラフと針だけが浮き上がるように現れ、ブランドのハイセンスなデザインを感じさせます。ストラップはステンレス製の3リンクブレスを組み合わせ、ブラックとシルバーのコントラストが時計の美しさをよりいっそう際立てています。

PIONEERシリーズには日本のクォーツムーブメントが使用されており、日本人にとっても親近感を覚えやすいモデルです。

3.NATIVE ブラックダイヤル ブラックメッシュ

NATIVE ブラックダイヤル ブラックメッシュ photo by : amazon.co.jp
文字盤の厚さ8.35mm
文字盤幅40mm
ストラップ幅20mm

続いてご紹介するのは『NATIVE ブラックダイヤル ブラックメッシュ』。

NATIVEシリーズはクラシカルで奇をてらわないスタイルが特徴。丸みを帯びたシンプルなデザインで、徹底的にムダを省いた北欧らしさを感じさせます。今回はそんなシリーズの中でもブラックダイヤルとブラックメッシュベルトの組み合わせをチョイス。ムダがないからこそ、単色のブラックでもケースのフォルムが美しい輝きを見せてくれます。

また、一見分針がないようなデザインですが、これは角度を変えることで分針が現れる仕掛けになっており、時計を身に付ける人の遊び心をくすぐります。

4.PHILOSOPHER ホワイトダイヤル ネイビーナイロン

PHILOSOPHER ホワイトダイヤル ネイビーナイロン photo by : amazon.co.jp
文字盤の厚さ7.2mm
文字盤幅36mm
ストラップ幅18mm

“過去から学び、良い未来を創造する”、“人々の異なった思考/価値観”の2つをイメージしてデザインされたのがPHILOSOPHERです。

幅広の盤面はベース部分と目盛り部分をあえて二面に分けるデザインを採用。また左右非対称なデザインの秒針もユニークですが、いずれも身につける人へ普段とは違った角度から「時間」を考えてもらう意図が込められています。

『PHILOSOPHER ホワイトダイヤル ネイビーナイロン』はホワイトのダイヤルとエイビーのナイロンベルトを組み合わせ、品がありながらどことなくカジュアルな装いに仕上がっています

5.PHILOSOPHER ホワイトダイヤル ネイビー

PHILOSOPHER ホワイトダイヤル ブラウンレザー photo by : amazon.co.jp
文字盤の厚さ7.2mm
文字盤幅36mm
ストラップ幅18mm

最後にご紹介するのは『PHILOSOPHER ホワイトダイヤル ネイビー』です。

ノードグリーンの腕時計の中でも人気が高いモデルで、PHILOSOPHERの哲学的なデザインとレザーストラップの組み合わせが絶妙なバランスを生み出しています。カジュアルからフォーマルまでどんなスタイルとも相性がよく、ノードグリーンを初めて購入する方にもおすすめのモデルです。

長く身に付けていても飽きがこない普遍性を備えた腕時計ブランド

ノードグリーンは2017年に誕生したデンマークの腕時計ブランドです。北欧らしいシンプルでミニマルなデザインが特徴。ムダを削ぎ落した先に辿り着いたデザインだからこそ、長く身に付けていても飽きがこない普遍性を備えています。

メンズモデルでおすすめなのは3種類。「PIONEER」はクロノグラフを採用したモデルで、スタイリッシュながらどこか男らしさも感じさせるモデル。「NATIVE」は丸型のシンプルなケースが特徴で、ミニマルな北欧の美しさが凝縮されています。「PHILOSOPHER」は左右非対称な秒針や、盤面をあえて二面にした哲学的なデザインが特徴。シンプルさの中に深みがある、仕上がりは大人の男性にこそよく似合います。

RELATED POSTS 関連記事

アメリカの老舗アウトドアブランドL.L.Beanの大人に似合うおすすめブーツ5選

アメリカ発のアウトドアブランドといえば必ず名前が挙がる「L.L.Bean(エルエルビーン)」。100年以上の歴史を誇るエルエルビーンには名作と呼ばれるアイテムが数多く存在します。 同ブランドの人気アイテムの中でも、今回はブーツを中心にご紹介!また、エルエルビーンの歴史やおすすめブーツの特徴についても解説させていただきます。 本気のアウトドアにはもちろん、タウンユースにも最適なエルエルビーンのブーツで大人のアーバンスタイルを楽しんでみてください。 100年以上の歴史を誇るアメリカの老舗アウトドアブランド エルエルビーンは、ハンティングとフィッシングを愛したアウトドアマン、レオン・レオンウッド・ビーン氏により、1912年に設立されたアメリカの老舗アウトドアブランドです。 当時、ハンティングブーツのほとんどは硬いレザー製で防水性も低く滑りやすいものしかありませんでした。 そこでビーン氏はゴム製の靴底にレザーアッパーを縫い付けた「メイン・ハンティング・シュー」を考案。その販売を目的に創業したのがエルエルビーンでした。 ブランドのアイコン、ビーンブーツ誕生 「メイン・ハンティング・シュー」は、現在「ビーンブーツ」と呼ばれるエルエルビーンを代表するアイテムです。 つまり、エルエルビーンはビーンブーツと共にスタートしたブランドといっても過言ではありません。 メイン・ハンティング・シューは、ラバーとレザーをドッキングさせた画期的なブーツでしたが、当初は靴底と、アッパーが分離してしまうなどの欠点がありました。それを克服するため、積極的に顧客の意見に耳を傾け、改良を重ね、現在ではブランドを代表するアイコンへと成長。ノーベル文学賞を受賞した文豪、アーネスト・ヘミングウェイ氏や、「野球の神様」とも称されるベーブ・ルース氏もビーンブーツの愛用者だったといいます。 トートバッグの元祖 ラバーとレザーを融合させたハンティングブーツの元祖としても知られるビーンブーツを開発したエルエルビーンですが、同ブランドのアイコンはビーンブーツだけではありません。 1944年に、同ブランドは、冷蔵庫用の氷を運ぶ「ビーンズ・アイス・キャリア」という、厚手のキャンバス生地を使ったバッグを発表。このバッグが現在のトートバッグの元祖といわれています。 「ビーンズ・アイス・キャリア」は1965年に「ビーンズ・ボート・アンド・トート・バッグ」として再登場。現在でも、トートバッグはエルエルビーンを語る上で外せないアイテムです。 https://funday.jp/article/1841 ビーンブーツやトートバッグの人気があまりにも高いため、見落とされがちですが、エルエルビーンはウェアの評価も高いブランドです。特に機能性とデザイン性に優れたマウンテンパーカーやフリースの人気は高く、アウトドアではもちろん、タウンユースにも最適なアイテムを数多く展開しています。 エルエルビーン シグネチャーをスタート また、2010年より、「ポロ ラルフ ローレン」や「アバクロンビー&フィッチ」にてキャリアを積んだ後、「エルエルビーン」のシニアデザイナーを担当していた、アレックス・カールトン氏をクリエイティブ・ディレクターとした、ニュークラシックライン「エルエルビーン シグネチャー(L.L.Bean Signature)」を開始。 アウトドアテイストをベースとしたアーバンなアイテムを展開し、ファッショニスタからも注目を集めています。 エルエルビーンのブーツの魅力 ここからは、エルエルビーンのアイコンでもあるビーンブーツを中心に、エルエルビーンのブーツの魅力について迫ります。 スタイリッシュなデザイン 本格的なアウトドアブーツでありながらスタイリッシュなデザインが多いことでも知られるエルエルビーンのブーツ。高いデザイン性からタウンユースにも最適なアイテムを数多く展開しています。 高い防水性とグリップ力 エルエルビーンの顔ともいえるビーンブーツは高い防水性とグリップ力から、レインブーツやスノーブーツとしても活躍してくれます。また、ソール交換が可能なことから長く愛用できる点も大きなメリットです。 ちなみに、筆者もビーンブーツの愛用者です。私は、タウンユースにはもちろん、フェスに参加する時にも着用しています。10年ほど愛用していますが、とにかく丈夫で、耐久性も全く問題ありません。 手頃な価格帯 ビーンブーツをはじめ、3万円以内で購入できるブーツが多いこともエルエルビーンのブーツの大きな魅力。10年以上履き続けることのできるビーンブーツが3万円以下はかなりお値打ちかと思います。この機会にグッドプライスで本格的なアウトドアブーツを手に入れてみてはいかがでしょうか? エルエルビーンのおすすめブーツ5選 ここで、40代50代におすすめのエルエルビーンのブーツを5つご紹介します。 アーバンスタイルに映える本気のアウトドアブーツでワンランク上のデイリースタイルをお楽しみください! フルグレイン・レザー ビーン・ブーツ タン/ブラウン6インチ エルエルビーンの歴史はこのブーツから始まりました。 エルエルビーンを語る上で外せない絶対的アイコンである「ビーンブーツ」です。 アッパーに使用した高品質なフルグレインレザーとラバーにより高い防水性を確保。また、チェーン・パターンの溝が入った丈夫なゴム製のソールが圧倒的なグリップ力を実現。そのため、レインブーツやスノーブーツとしても活躍してくれます。ビーンブーツは厚手のソックスを着用して履くことを目的にしているため、薄手のソックスを使用して履く場合はハーフサイズ下のモノをチョイスすることをおすすめします。筆者もハーフサイズ下のモノを愛用中です。 フルグレイン・レザー ビーン・ブーツ タン/ブラウン8インチ 通常のビーンブーツよりも長い8インチタイプです。 6インチのタイプに比べ、5センチほど長いため高いホールド感が大きな魅力。本格的なアウトドアを楽しむ方には最適な1足です。また、レースアップブーツとしてタウンユースで楽しむのもアリ! 細身のストレートタイプのパンツやハーフパンツとの相性は抜群。6インチタイプ同様、高い防水性とグリップ力は折り紙付き。こちらも、通常のソックスで着用する場合はハーフサイズ下がおすすめです。 マウンテン・クラシック・ハイカー 防水ヌバック・レザーとポリエステル製メッシュをアッパーに使用したクラシカルなルックスが魅力的な「マウンテン・クラシック・ハイカー」。 高い防水性をキープしながら、ポリエステル製メッシュが湿気を逃がしてくれるため、常にドライで快適な履き心地を実現。また、軽量なので長時間の着用でも疲れにくい点も大きな特徴です。本格的なトレッキングにもタウンユースにも映える一足。  ビーン ブート 6.5 チェルシー ビーンブーツのスリップオンタイプである「ビーンブート」です。サイドゴアタイプのため脱着しやすい点が大きなポイント。レースアップブーツが苦手な方にも最適。 黒のフルグレインレザーを使用しているため、シャープな印象です。防水性やグリップ力に関してはビーンブーツと同様なので、レインシューズやスノーブーツとしても活躍してくれます。珍しいタイプなのですでにビーンブーツをお持ちの方にもおすすめです。 メンズ ビーン ブート 10 エンジニア バックル ラギッドなムードの漂うエンジニアタイプの「ビーン ブート」。 オールブランクにシルバーのバックルが映える武骨なルックスが印象的です。ハードアメカジやロックスタイルにも似合う1足。ビーンブーツ特有のカジュアルさがないため、タフな着こなしにも似合います。 エルエルビーンのブーツでスタイリッシュなデイリースタイルを 100年以上の歴史を誇るアメリカの老舗アウトドアブランド「エルエルビーン」。今回は、40代50代の大人世代に似合う、同ブランドのブーツをピックアップしました。 ブランドのアイコンであるビーンブーツは、大人世代が履いても間違いなくサマになります。機能性とデザイン性を備えたエルエルビーンのブーツはアウトドアでもタウンユースでも間違いなく活躍してくれます。 初めてエルエルビーンのブーツを購入される方にはやはり、筆者も10年以上愛用している「ビーンブーツ」がおすすめです。その理由は、デザイン性や機能性そしてコスパの良さです。10年間問題なく履くことができ、3万円以下はかなりお値打ちだと思います。 今回の記事を参考にしてエルエルビーンのブーツをチェックしてみてはいかがでしょうか?

ゴアテックスブーツのパイオニア!ダナーのおすすめブーツ5選

ゴアテックス素材を世界で初めてシューズに採用したアメリカのブーツブランドである「Danner(ダナー)」。 ダナーは、ハイテク素材を積極的に採用することで、数あるワークブーツブランドの中でも一線を画す存在です。 今回は、世界初のゴアテックスブーツである、「DANNER LIGHT(ダナーライト)」をリペアしながら15年以上愛用し続ける筆者が、ダナーの歴史を始め、魅力やおすすめのアイテムまでご紹介します。ダナーのブーツを検討されている方、ダナーについて詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。ダナーには魅力的なブーツが目白押しです! DANNER(ダナー)とは? ここでは、ダナーの歴史について説明します。 1932年、ウェイエン・バーグ氏と義理の息子にあたるチャールズ・ダナー氏は、アメリカ、ウィスコンシン州チペワフォールズにてDanner Shoe Mfg. Co(ダナー シュー マニファクチュアリング)を設立。ここからダナーの歴史が始まります。 ワーカーの懐にも優しい10ドル以下のブーツ ダナーは、「実際にユーザーが、不便を感じずに、使いやすく耐久性に優れた靴を作る」ことをブランドのコンセプトとして掲げ、ワーカーの懐にも優しい、10ドル以下のブーツの販売を開始。このブーツが評判となり、ワーカーを中心にダナーの名は一躍有名になりました。 また、当時は森林伐採人用の足の裏にスパイクの付いた本格的なワークブーツを生産していました。 ワークブーツからトレッキングブーツへ 1950年代、ワークブーツをメインに生産していたダナーは、ヨーロッパで注目を集めていたトレッキングシューズの生産を開始します。 当時、トレッキングシューズを生産するブランドは、ヨーロッパが主流だったため、ダナーはアメリカ製トレッキングシューズブランドの元祖的存在でした。 また、ダナーは、イタリアのVibram(ビブラム)社のビブラムソールを初めて採用したアメリカブランドとしても有名です。 一番登りやすいトレッキングブーツ 1961年、ダナーは、「エルクハンター」というビブラムソールを搭載したトレッキングブーツを発表。その後すぐに誕生した、「マウンテントレール」は、当時、「一番登りやすいトレッキングブーツ」として、バックパッカー雑誌に取り上げられ、ハイキング業界からも注目を集めました。 ちなみに、「マウンテントレール」の後継モデルが「マウンテンライト」です。 世界初のゴアテックスブーツ 1980年、ダナーは、ゴアテックス素材を採用したブーツ「ダナーライト」を発売します。 ゴアテックスとは、アメリカで生まれた防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね備えた防水透湿素材のこと。同素材は、雨や雪、風を防ぎながら、汗による蒸れを逃し不快感を和らげてくれることが特徴です。 ゴアテックス素材は、現在では、アウトドアウェアを中心に様々なアイテムに用いられていますが、当時は、シューズに採用することは困難と言われており、ダナーライトは、世界初のゴアテックスを採用したシューズとして大きな話題となりました。 リペアも可能 また、ダナーのシューズは、ソール交換等のリペアも可能です。さらに、ソール以外にもゴアテックスの修理も可能なので、永く愛用できる点も大きな魅力。 基本的にはアメリカの工場にて生産されるダナーのブーツですが、近年では日本製や、プライスを抑えるためにベトナム等でも生産されています。 ダナーのブーツの魅力は? 90年以上、世界中の洒落者から愛され続けるダナーの魅力について迫ります。 ゴアテックス素材を用いたブーツの元祖 ダナーといえば、ゴアテックスを採用したシューズの元祖。世界初のゴアテックス採用ブーツである「ダナーライト」は、発売から40年以上経った今でも、ブランドのアイコニックモデルです。 高い防水性と透湿性に優れたゴアテックス素材を採用することで、濡れにくく、蒸れにくいトレッキングブーツが誕生しました。ダナーライトは、実際にトレッキングブーツとしてはもちろん、レインブーツとしても秀逸です。 都会的なルックス リアルなトレッキングブーツとしても大活躍してくれるダナーですが、タウンユースにも最適。そのスタイリッシュで都会的なデザインは多くの洒落者達を虜にしてきました。 存在感のあるダナーのブーツは、アメカジにはもちろん、ミニマルスタイルにもよく似合います。 頼れるビブラムソール ダナーのブーツにはグリップ力に優れたタフなビブラムソールが搭載されています。今では、世界で最も有名なソールブランドの一つですが、1950年代、アメリカのブランドでビブラムソールを搭載したブーツブランドは皆無でした。 ダナーが採用したことで、アメリカでのビブラムソール人気に火が付いたといっても過言ではありません。実際に筆者もダナーライトをレインシューズとして愛用していますが、強いグリップ力のおかげで、かなり快適です。 DANNERのおすすめモデル5選 ここで実際にダナーを愛用している筆者がおすすめするモデルを5つ紹介します。 ダナーライト ダナーの顔といっても過言ではない「ダナーライト」。ゴアテックスとレザーのコンビアッパーに、ビブラムソールを搭載した同モデルは、かなり快適な履き心地を約束してくれます。 アメリカ製という点も大きなポイント。武骨でありながらスッキリとしたデザインはジーンズにはもちろん、ツイード素材のスラックスとの相性も抜群です。 定番のカーキも捨てがたいのですが、タウンユースなら精悍なブラックが個人的にはおすすめです。 MOUNTAIN LIGHT ダナーのトレッキングブーツを代表する「マウンテンライト」。 先ほどご紹介させていただいた、「ダナーライト」と共にブランドを牽引してきたモデルです。 分厚いヌバックを使用したアッパーに堅牢なビブラムソールのバランスが抜群。手縫いによるステッチの美しさもダナーライトの魅力の一つジャケパンスタイルのハズしアイテムとしてもおすすめです。 Bismark3 グレーのスウェードとブラックレザーのコンビはスタイリッシュな「ビスマルク3」。デザインは、「ダナーライト」をベースにしていますが、ラインマンブーツのような雰囲気がより武骨です。 ダナーライトのゴアテックス素材が苦手な方にもおすすめ。日本製のため手の届きやすい価格帯も魅力的。セットアップにも似合います。 DANNER FIELD 「ダナーライト」をベースに、原産国、素材、工程等を見直し、より手の届きやすいモデルとして誕生した「ダナーフィールド」。 ダナーライト同様、ゴアテックス素材やビブラムソールを採用しているため、トレッキングブーツとしてはもちろん、レインブーツとしても活躍してくれます。初めてダナーを購入する方にも最適です。 トラムラインチェルシーサイドゴアブーツ ダナーでは珍しいサイドゴアタイプの「トラムラインチェルシーサイドゴアブーツ」。「ダナーのブーツは気になるけど、レースアップが苦手」という方にもおすすめ。 ヌバックのアッパーにビブラムソールを搭載したモデルで、防水性にも優れている点がポイント。シンプルでクセのないデザインなので着こなしを選びません。程よいボリューム感も魅力的な一足。こなれた価格帯も嬉しいモデルです。 挑戦し続ける老舗ブランドのDANNER 90年以上の歴史を持つブーツブランドでありながら、常に挑戦し続けるダナーのおすすめアイテムを5つ紹介させていただきました。 ブランドの顔でもある「ダナーライト」を始め、様々なブーツを展開するダナー。今回ピックアップしたモデルはどれも自信をもっておすすめできるアイテムです。 また、リペア体制も整っているブランドなので、メンテナンスさえすれば一生モノといっても過言ではありません。ちなみに、筆者も「ダナーライト」を15年以上履き続けていますが全く問題ありません。ダナーのブーツが気になる方はこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?

アメリカの老舗ワークブーツブランド!チペワのおすすめブーツ5選

レッドウィングと双璧をなすアメリカの老舗ワークブーツブランドの「チペワ(CHIPPEWA)」。 チペワは、圧倒的な知名度を誇るレッドウィングの陰に隠れがちですが、実はレッドウィングよりも長い歴史を誇ります。特にエンジニアブーツの評価が高く、バイカーにはチペワの愛用者が多いことでも有名です。 今回はやや玄人向けのワークブーツブランドともいえるチペワの歴史や魅力、そして40代50代の大人世代に最適なアイテムをご紹介!チペワのワークブーツが気になる方はもちろん、レッドウィング以外のタフなブーツをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。 レッドウィングよりも長い歴史を持つチペワ チペワは1901年アメリカ、ウィスコンシン州チペワ・フォールズにてスタートしました。ブランド名は、「チペワインディアン」が居住していたチペワ・フォールに由来します。 創業当時のチペワは、ワーカーのための安全靴をメインに生産していました。特に、木材を切り出して運ぶ伐採人たちの足を保護するワークブーツの評価が高く、チペワの名はアメリカ中に知れ渡ります。 アメリカの老舗ブーツブランドといえば真っ先にレッドウィングを思い浮かべる方が多いかと思います。1905年創業のレッドウィングは間違いなくアメリカの老舗ワークブランドです。しかし、チペワは、レッドウィングよりも4年ほど前に誕生したブランドです。 米軍お墨付きのブーツブランド チペワのブーツは高品質だったため、第一次世界大戦以降米軍に供給されました。「米軍お墨付き」のブーツブランドとなったチペワはさら更に高い人気を博します。 さらに、1950年代に起こったアウトドアブームにより、世界中がチペワのアイテムに注目。日本では、80年代後半から、90年代に大流行していた「渋カジ」や「第一次ヴィンテージブーム」の影響により大ブレークを果たします。 チペワ=玄人向け 筆者同様に90年代の「第一次ヴィンテージブーム」をリアルに体験した方にとっては、「レッドウィング」が王道であるのに対して、「チペワ」はややマニアックなイメージがあるかと思います。 その理由の一つとしてが、取扱店舗の少なさです。その理由としては生産数が少なかったことが大きな理由かと思います。90年代当時、レッドウィングに比べ、はるかに購入することが難しかったチペワ。 それも相まって「チペワ=マニアック」や「チペワ=玄人向け」のイメージが定着しているように感じます。 また、チペワは、ほとんどのシューズをアメリカ国内で生産しています。現在コストの関係でアメリカブランドであっても国内生産するブランドはかなり稀。チペワは数少ないアメリカ製のブーツを販売するブランドでもあります。 チペワのブーツの魅力は? ここでチペワのワークブーツの魅力に迫りたいと思います。 堅牢なつくり ワークブーツからスタートしたチペワの最大の魅力は堅牢なつくりにあります。ワーカーの足を守る安全靴として誕生したチペワのブーツはかなり丈夫です。 アッパーには、分厚く上質なレザーを使用。またソールには、ビブラムソールを採用しているため、グリップ感も抜群です。 ソール交換が可能 チペワのワークブーツは、非常に手間がかかり、高級靴にも用いられる「グッドイヤーウェルト製法」にて生産されています。 グッドイヤーウェルト製法とは、アッパーとソールの間に細い帯状の革であるウェルトを挟み込む製法です。 この製法は、「アッパーと中底が直接つながっていない」ため、ソール交換が可能。つまり、アッパーレザーのメンテナンスを行えば、エイジングを楽しみながら、何十年も履き続けることができます。 マニアック アメリカ本土に比べ、日本での知名度が低いチペワ。知名度が低いということは他の人と被りにくいというメリットもあります。 レッドウィング以外の本気のワークブーツが欲しい方にとってはかなりおすすめです。 40代50代の大人世代におすすめのチペワ5選 今回は40代50代の大人がラギッド(無骨さや男らしさ)にそしてスマートに履きこなせるチペワのおすすめワークブーツをご用意しました。チペワが気になる方はもちろん、一生モノのワークブーツをお探しの方も参考にしてみてください。 11インチ スチールトゥ 27899 エンジニアブーツ チペワを代表するアイテムであるエンジニアブーツ。 同アイテムは、つま先にスチールの入った11インチの本格的なワークブーツです。スチール入りのため、やや重く感じますが、ラギッドなムードは抜群。アメカジにはもちろん、リアルにバイクに乗る方にも最適。すっきりとしたデザインも大きな魅力です。 6inch ORGINSULATED TREKKER 1975年に登場したモックトゥタイプのレースアップブーツです。 ワークブーツといえば、やはりこのルックスではないでしょうか?アッパーにはブラックのスウェードを使用していることでこなれた雰囲気を演出。スウェードと武骨なビブラムソールのバランスも絶妙です。 ジーンズからスラックスまで幅広いボトムに似合うアイテムです。 6インチ プレーン トゥ スミスブライアー チョコレートブラウンのアッパーが大人っぽくリッチなチペワ6インチレースアップブーツ。ワークブーツですが、すっきりとしたデザインのため、アーバンスタイルにも最適です。ミニマルスタイルに合わせてもサマになる1足です。 11" EDGE WALKER W/P PULL ON 25335 エンジニアブーツ同様に靴ひものないプルオンタイプのローパーペコスブーツもチペワの人気アイテムです。 エンジニアブーツのようなストラップやバックルがないため、すっきりとしたデザインが魅力。 ブラウンレザーと白のアウトソールのコントラストも洒脱です。ブルーデニムやチノパンに合わせてラフに履きこなしたい逸品です。また、防水タイプなのでレインブーツとしても活躍してくれます。 SADOR 6 WATERPROOF COMP TOE 「プレミアム ウォータープルーフ フルグレインレザー」をアッパーに使用したチペワの6インチ防水断熱コンポジットトゥレースアップブーツです。 耐久性や防水性に優れたアイテムなので天候に関係なく着用できる点が大きなメリット。 丸みのあるトゥはいかにもアメリカンシューズといった雰囲気です。ワークブーツとコンバットブーツをミックスしたような武骨なデザインのためアメカジスタイルによく似合います。 チペワとレッドウィングはどちらがいいの? 「チペワとレッドウィングはどちらがいいの?」という質問を受けることがあります。 レッドウィングを長年愛用している私としては、「レッドウィング!」といいたいところですが、「どちらを選んでも正解」が正直な答え。 その理由はどちらも素晴らしいアイテムを作り続けているアメリカの老舗ブーツブランドだからです。私自身、チペワはエンジニアブーツしか履いたことがないのですが、レッドウィングのアイテムに比べ、シャープな印象を受けました。そのため、足の幅の狭い方にはチペワの木型の方が合うように感じます。 また、スチールトゥのタイプでもレッドウィングよりもチペワの方が軽いため履きやすく感じる方も多いのではないでしょうか?チペワもレッドウィングもどちらもソール交換が可能なため、長く愛用することができます。ただ、アッパーレザーに関してはレッドウィングの方が厚いように思います。 チペワとレッドウィングでお悩みの方は一度両方のアイテムを履き比べて、しっくりくる方を選んでみてはいかがでしょうか? 100年以上の歴史を誇る老舗ブーツブランドのチペワ 100年以上の歴史を誇るアメリカを代表するブーツブランドのチペワ。日本での知名度がそれほど高くないため、玄人向けのブランドとしても知られています。 王道のレッドウィングももちろんいいのですが、もう少しマニアックなアイテムをお探しならチペワをチョイスしてみてはいかがでしょうか? チペワのブーツは、大人世代のアメカジスタイルやアーバンなデイリースタイルに最適です。

CATEGORIES カテゴリー