フリッツ・ハンセンの名作5選!誰もが憧れるデザイナーズチェアを紹介
フリッツ・ハンセンのデザイナーズチェアは、多くの方が「いつか手に入れたい」と考える憧れの椅子です。
購入する際は、高価な買い物だからこそ自宅に合う名作を選びたいですよね。
本記事では、フリッツ・ハンセンの魅力やデザイナーズチェアの選び方、おすすめのデザイナーズチェア5選を紹介します。
暮らしを豊かにする一脚と出会えるので、ぜひ参考にしてください。
目次
時代を超えて愛される北欧家具ブランド|フリッツ・ハンセンとは
Fritz Hansen A/S(フリッツ ハンセン エーエス)は、1872年にデンマークのコペンハーゲンで、家具職人のフリッツ・ハンセンが創業しました。
創業当初から優れたクラフツマンシップを基盤とし、著名なデザイナーと協働。成形合板などの革新的な技術を用いて、数々の名作家具を世に送り出してきた歴史ある企業です。
150年以上の歴史が紡ぐクラフツマンシップと革新性
フリッツ・ハンセンは、卓越した職人技と先進的なデザインを融合させ、時代を超えて愛される家具を生み出してきたブランドです。
品質に一切妥協しない家具製作を貫く一方、アルネ・ヤコブセンら才能あるデザイナーとパートナーになり、常に新しい表現を追求してきました。
例えば、ブランドの象徴であるセブンチェアは、当時では画期的だった成形合板の技術を用いることで、立体的な美しい曲線や優れた強度を実現させています。
伝統の技と革新的なデザインが融合し、特別な価値を生み出しています。
巨匠たちが生み出したデザイン哲学
フリッツ・ハンセンのデザイナーズチェアは、単なる美しい家具ではなく、使う人の生活を豊かにするためにデザインされています。
アルネ・ヤコブセンをはじめとする巨匠たちは、見た目の美しさと機能性、快適性を徹底的に追求しました。
アントチェアの彫刻的な曲線は、機能的な美しさの極致です。また、ドロップチェアのフォルムは、使用者が「抱擁されているような快適さ」を感じられるよう設計されています。
フォルムや素材にはっきりとした意図があるため、時代を超えて愛され続けています。
座る以上の価値を宿す名作チェアの魅力
名作のデザイナーズチェアには、単なる家具を超えた2つの魅力があります。
- 機能性を超え芸術性で心を満たす
- 部屋の品格を高め豊かな暮らしを彩る
機能性を超え芸術性で心を満たす
フリッツ・ハンセンのデザイナーズチェアは、時代を超えて語られ続ける芸術作品といえるでしょう。
アルネ・ヤコブセンなどの巨匠たちが、機能性とデザインの芸術性を極限まで高めた家具を製作しました。
1952年発表の「アントチェア」は、背と座が一体となる曲面設計を世界で初めて実現した成形合板の傑作です。発売当初は「斬新すぎる」と懐疑的な声もありましたが、そのデザインは世界で認められ、2019年に「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞しています。
デザインの背景にある歴史と哲学を感じられる名作は、ほかの家具では得難い満足感を与えてくれるでしょう。
部屋の品格を高め豊かな暮らしを彩る
名作のデザイナーズチェアは、一脚だけで空間の品格を高める存在です。
計算された美しいフォルムはまるでアート作品のようで、一脚で空間全体が引き締まり、洗練された雰囲気をもたらします。
例えば、リビングに配置したセブンチェアは、その美しい佇まいと体に馴染む座り心地で、心地よい充足感が感じられます。
空間全体の質を引き上げ、日々の生活を豊かに彩る魅力がデザイナーズチェアに感じられるでしょう。
理想のデザイナーズチェアを選ぶ3つのポイント
美しいデザイナーズチェアは部屋に調和する種類を選ぶことで、洗練されたインテリアを実現できます。
デザイナーズチェアを選ぶ際は、3つのポイントを確認しましょう。
- 使用目的と配置する空間からの選定
- 五感で確かめる素材と構造の快適性
- インテリアとの調和で生まれる統一感
使用目的と配置する空間からの選定
フリッツ・ハンセンの椅子選びで後悔しないためには、「どこで」「どのように」使うのかを明確にすることが重要です。目的がはっきりすると機能性とデザイン性の両方で失敗を防げます。
例えば、ダイニングで食事やパソコン作業に使うなら、テーブルへの収まりがよく、背中をしっかり支えるセブンチェアが最適でしょう。
ライフスタイルから考えることで、多くの選択肢のなかから最適な一脚が見つかります。
五感で確かめる素材と構造の快適性
デザイナーズチェアを選ぶ重要なポイントは、自分の身体に合う座り心地と素材感です。
長く愛用する椅子だからこそ、デザイン性だけでなく座る際の快適さや触れたときの質感が満足度を左右します。
例えば、ドロップチェアは「抱擁の感覚」に着想を得た曲面を製作し、優しく包まれるような座り心地を実現しています。
一度、ショールームやインテリアショップで実際に座り、その違いを体感してみてください。
インテリアとの調和で生まれる統一感
部屋のインテリアテイストに合う一脚を選ぶことが、空間の完成度を高めるポイントです。
デザイナーズチェアは単体でも美しいオブジェになりますが、空間全体の雰囲気と調和すると、より見栄えがよくなります。
木製家具がメインのナチュラルな空間には、オーク材のセブンチェアが馴染むでしょう。一方で、ガラスや金属の素材が目立つ無機質でモダンな部屋には、スチール脚のアントチェアを置くことで洗練された印象が際立ちます。
目指す部屋の方向性を明確にして、それに沿った素材や色を選ぶことで、統一感のあるインテリアが完成するでしょう。
フリッツ・ハンセンの名作デザイナーズチェアおすすめ5選
フリッツ・ハンセンのおすすめデザイナーズチェアを5つ紹介します。
セブンチェア|完璧なフォルムと多様なバリエーション
セブンチェアはフリッツ・ハンセンの象徴であり、時代を超えて愛される家具史における傑作です。
アルネ・ヤコブセンによるどこから見ても美しい流麗なフォルムは、積層合板を圧着する技術によって実現しました。この構造が生み出す背もたれの適度なしなりが、身体の動きに合わせて優しくフィットし、長時間座っても疲れにくい快適な座り心地をもたらします。
さらに特筆すべきは、豊富なバリエーションです。木製やカラー塗装、重厚なレザー仕様も選択できます。
あらゆるインテリアに調和し、快適なリラックス時間を過ごせる一脚といえるでしょう。
【サイズ 横幅50/奥52/高さ82/座面高さ43(cm)】
アントチェア|軽やかで有機的な曲線美
その名の通り、蟻を彷彿とさせるフォルムがアントチェアの魅力です。
アルネ・ヤコブセンがデンマークの製薬会社のためにデザインしたこの椅子は、くびれたウエストと3本脚が特徴的な構造で、現在は4本脚のモデルも選択可能です。
このデザインは、狭い食堂でも従業員が動きやすく、またスタッキングもしやすいように徹底した機能性の追求から生まれました。圧迫感のない軽やかなデザインは、ダイニングで複数脚並べても美しく、リビングの片隅に置くだけでもアクセントになるでしょう。
ミニマルでありながらあたたかみを感じさせる一脚です。
【サイズ 横幅52/奥行き48/高さ81/座面高さ43(cm)】
グランプリチェア|エッジが際立つシルエット
グランプリチェアは、ほかの椅子とは一線を画す特別な存在感を放ちます。1957年のミラノ・トリエンナーレで最高賞を受賞した、アルネ・ヤコブセンの傑作です。
セブンチェアの有機的な曲線とは対照的に、背と座のエッジを際立たせたシャープなシルエットは、部屋に心地よい緊張感と知的な雰囲気をもたらします。
ワークスペースに配置すると、凜とした佇まいが空間全体を引き締めるでしょう。
個性的でありながら普遍的な美しさがある一脚です。
【サイズ 横幅50/奥51/高さ83/座面高さ44(cm)】
NO1チェア|北欧のデザインが紡ぐ無垢の佇まい
NO1チェアは、日本の静かな感性とデンマークの伝統的なクラフツマンシップが融合した、現代の暮らしに寄り添う一脚です。
デザインを手掛けたのは、世界で活躍する日本の有限会社nendo(ネンド)の代表である佐藤オオキ氏。
座面は、太ももの外側を包み込むようなカーブを描く優しいデザインです。また、背もたれと短めな肘掛けが体を最適な位置で支える設計です。
無垢材のぬくもりと洗練された曲線は、柔らかな北欧の雰囲気を紡ぎ出すでしょう。
【サイズ 横幅62/奥行き49/高さ66/座面高さ44(cm)】
ドロップチェア|洗練されたミニマリズムデザイン
オブジェのような佇まいで、部屋に洗練されたアクセントを加えるのがドロップチェアです。
その名の通り「しずく」を模した唯一無二のフォルムは、アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのためにデザインしたもの。
体を優しく包み込むデザインは見た目の美しさだけでなく、パーソナルな空間に深い安らぎをもたらす心地よさも備えています。
リビングの片隅や寝室に配置すると、彫刻のような美しいフォルムがアクセントとなり、空間全体に洗練された雰囲気をもたらすでしょう。
【サイズ 横幅45.5/奥行き54.5/高さ88.5/座面高さ43(cm)】
デザイナーズチェアで実現する洗練されたインテリア空間
この記事では、フリッツ・ハンセンの名作チェアが持つ特別な価値と、失敗を防ぐ選び方、おすすめ5選などを紹介しました。
セブンチェアの普遍的なデザインなど、各チェアにはデザイナーの哲学が息づいています。使用シーンや自宅のインテリアを想像し、一度実物に触れてみてください。
慎重に選んだ名作のチェアは、人生に長く寄り添うかけがえのない一脚になるでしょう。