大人カジュアルをもっと自由に!パタゴニアバギーズパンツ3選

アウトドアシーンのみならず、タウンユースとしても多くの大人の男性を虜にしているパタゴニアのアイテムたち。 今回は、カジュアルをもっと自由に楽しみたい大人の男性に向けて、パタゴニアのバギーズショートパンツをご紹介します。 水陸両用のバギーズパンツを身にまとい、そのまま大自然に飛び込んで、大人遊びを真剣に楽しみましょう。 パタゴニアのバギーズパンツとは 1982年に誕生して以来40年にも渡って、パタゴニアを代表するアイテムとして愛用されてきたバギーズシリーズ。水陸両用パンツとしてアウトドアシーンやタウンユースでも大人カジュアルの定番として大活躍のアイテムです。 クラシカルながらシンプルで新しさを感じさせるデザイン。無駄を排除することで、ファッション性、機能性ともに洗練されたアイテムとなっています。カラーバリエーションが豊富なため、お気に入りの一着を見つけやすいのもメリットです。 素材には、リサイクル・ナイロン100%、またはヘンプ/オーガニックコットン混紡を使用。速乾性や耐久性撥水に優れ、海や川遊びの相棒として欠かせないパンツになっています。「大人カジュアルを自由に」バギーズパンツは、新しいカジュアルスタイルを提案してくれるアイテムです。 おすすめのバギーズパンツ3選 おすすめのバギーズパンツをご紹介します。それぞれカラーバリエーションが豊富なため、お気に入りの1着選びを楽しんでみてください。 メンズ・バギーズ・ショーツ 5インチ バギーズショーツの中で最も丈が短い5インチサイズのショーツ。動きやすさ重視の超アクティブ派の男性にピッタリのアイテムです。 リサイクル・ナイロン100%素材を使用し、速乾性に優れているので、着たまま海や川にドボンもOK。帰りの移動を気にせずに思いっきり遊べます。 丈が短い分、タウンユースにおいて攻めのコーディネートになりますが、カジュアルスタイルに振り切れば問題なし。”カジュアルをもっと自由に”を体現するアイテムです。  XSSMLXLXXLウエスト333639434751股上292930323435股下131313131313 仕上がり寸法(平置き/cm)※実製品の寸法と若干異なる場合があります※日本で販売しないサイズを掲載している場合があります メンズ・バギーズ・ロング 7インチ バギーズ・ロング7インチは、5インチの短さに抵抗があり、膝上に近い丈が好みの方におすすめのアイテムです。 「ちょうどいい」長さの丈が、アウトドアシーンはもちろん日常のタウンユースでも重宝します。水の中でも陸上でも、大都会でも大自然の中でも、この1着でどこにいてもカッコよく決まるパンツです。 バギーズ・ロング7インチは、大人らしさを保ちつつ、遊びもおしゃれも全力で楽しむ男性必須のアイテム。リサイクル・ナイロン100%素材を使用しており、さらりとした履き心地をご体感ください。  XSSMLXLXXLウエスト333639434751股上292930323435股下181818181818 仕上がり寸法(平置き/cm)※実製品の寸法と若干異なる場合があります※日本で販売しないサイズを掲載している場合があります メンズ・バギーズ・ライツ 6.5インチ 柔らかな素材でできており、しなやかな履き心地がクセになるバギーズライツパンツ。 丈の長さは、6.5インチで定番の5インチと7インチの間のサイズになります。バギーズライツの最大の特徴は軽さです。その他のアイテムの約3分の2の重さに抑えられています。 アウトドアブランドのショートパンツらしく、軽量ながら丈夫なパンツとして、頼もしさも感じさせます。スッキリとしたシルエットのため、きれいめカジュアルスタイルに推したい一足です。 本体を収納できるパッカブル仕様なので、アウトドアシーンで思いっきり遊んだ後は、コンパクトに収納して持ち帰りも可能。機能性にもこだわったショーツをぜひお試しください。  SMLXLXXLウエスト363942.54655股上31.533.5343637股下161616.516.516.5 仕上がり寸法(平置き/cm)※実製品の寸法と若干異なる場合があります※日本で販売しないサイズを掲載している場合があります 【番外編】バギーズ ジャケット バギーズシリーズからショーツだけではなく、ジャケットもリリースされています。 季節の変わり目の風や小雨に対するプロテクションを提供し、時代を超えて支持される、きれいめカジュアルのジャケットです。折り襟が都会的な印象を与え、シンプルなデザインでスタイリッシュに決められる一着。 DWR(耐久性撥水)加工を施した2層構造の平織りのナイロンを採用。伸縮性を備えた袖口と裾が冷気と水分の浸入を防止します。ジッパー式ハンドウォーマーポケットが2つ付いているところもパタゴニア”らしさ”がつまっています。  XSSMLXLXXL身幅545760656973 後着丈 676972747779 裄丈868991949799 仕上がり寸法(平置き/cm)※実製品の寸法と若干異なる場合があります※日本で販売しないサイズを掲載している場合があります バギーズパンツをカッコよく履きこなすポイント シンプルなデザインのため、さまざまなコーディネートに合わせやすいバギーズパンツ。さらにカッコよく履きこなすコツをご紹介します。 スポーティーなスタイルに合わせる バギーズパンツは、スポーティーなスタイルとの相性抜群です。Tシャツとスニーカーに合わせる定番スタイルから薄手のシャツを1枚羽織って爽やかなスタイルを演出するもよし。 5インチの短めの丈とゆったりとした無地のTシャツを組み合わせることで、ナチュラルでラフ感のあるスタイルの完成です。耐久性や伸縮性など機能性に優れたバギーズパンツをスポーティーなスタイルに取り入れてみてください。 カラーリングで遊ぶ カラーバリエーションの豊富なバギーズパンツ。色遊びができる反面、色選びで悩むこともあるかもしれません。 一般的には、同系色で合わせることも多いですが「カジュアルをもっと自由に」楽しみたい男性はあえて崩すのもポイントです。パンツがアクセントになるように、白系のトップスに赤や黄色のパンツを試すのもグッド。 シンプルで洗練されたデザインのため、あらゆるカラーリングに合わせやすいメリットを活用しましょう。 スタイリッシュに決める きれいなシルエットのバギーズパンツは、スタイリッシュなコーディネートにも合わせられます。 発売された1982年から今日に至るまでアップデートを繰り返し、洗練されたデザインが上品さを演出してくれます。単なるショートパンツの枠を超え、きれいめカジュアルに欠かせないパンツとしてファッション愛好家のマストアイテムに。 落ち着いたカラーリングのコーディネートに、細身のバギーズパンツを合わせることでスタイリッシュに決められます。カラーリングとサイジングに注意してスタイリッシュなコーディネートを楽しんでみてください。 ライターから一言 バギーズパンツは、全力で遊びたいアウトドアシーンでもおしゃれに決めたいタウンユースでも外せないマストアイテムです。 カジュアルスタイルは、もっと自由でいいのではないか。その問いに対する答えがバギーズパンツでした。履けば履くほどカッコよさが滲み出てくるパタゴニアのバギーズパンツをぜひチェックしてみてください。

大人の男性に今こそ穿いてほしい名品・リーバイス®の501®5選

創業170年のジーンズブランド「リーバイス®(Levi’s®)」。今回ご紹介するのは、現存するすべてのジーンズの原点「501®」です。 当サイト「FUNDAY」では、数あるブランド・商品の中から、各分野に精通した筆者が「本当に欲しい」と思うモノだけを厳選してご紹介。モノ選びのストレスが軽くなるよう、商品の詳細やブランド情報、選び方なども合わせて解説しています。 今回はアパレル販売員歴10年の筆者が、リーバイス®の501®の中から特に大人の男性におすすめのものをセレクトしました。さらに501®誕生の経緯についても解説しています。ぜひ最後まで読んでみてください! 501®誕生の経緯 1853年、ドイツ出身のリーバイ・ストラウス(Levi Strauss)は、アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコに雑貨や生地を販売する「リーバイ・ストラウス社」を設立。過酷な作業を行う労働者のために、テントや船の帆の材料だった丈夫なキャンバス地のワークパンツを製造・販売していました。 1870年、リーバイ・ストラウス社から生地を仕入れていた仕立て屋のヤコブ・ウィリアム・デイビス(Jacob Davis)は、蒸気機関車や馬の背に乗せる鞍(くら)に使用されていた金属製のびょう(リベット)を、ワークパンツの負荷がかかる部分に打って補強するアイデアを思いつきます。これはテントや荷馬車のカバーの製造を専門としていた彼だからこそ思いついたアイデアでした。 しかし、このアイデアを真似する人たちが現れ始めます。そこでヤコブ・デイビスはリーバイ・ストラウスに相談。1873年、リーバイ・ストラウス社と協同で「衣料品のポケットの補強にリベットを使用する方法」の特許を取得しました。 1890年に独占特許の期限が切れると、リーバイ・ストラウス社はロッドナンバーを導入。すべての製品に「5」で始まるナンバーを付けました。こうしてすべてのジーンズの原点である「501®」が誕生したのです。 大人の男性におすすめしたいリーバイス®の501®5選 さっそくセレクトした5点をご紹介していきます。なお、今回はきれいめコーデに合うノンダメージ、かつ経年変化をより楽しめるダークインディゴカラーの商品を選んでいます。 1. LEVI'S(R) VINTAGE CLOTHING(R) MEN’S 1937 501(R)オリジナルフィットデニム まずご紹介するのは、深めの股上とゆったりしたストレートシルエットが特徴の1937年モデルです。まだベルトが普及していなかった当時、リーバイス®のジーンズの背面にはウエスト調節機能を果たす「シンチバック」というものが付けられていました。こちらのモデルではそれが再現されています。 またこちらは「リジッド」と呼ばれる未洗い(ノンウォッシュ)のモデル。洗濯をすると縮むので、あらかじめ1、2サイズ大きいものを選びましょう。リジットはジーンズを「一から育ててみたい」という方におすすめです。 2. LEVI'S(R) VINTAGE CLOTHING(R) 1944 501(R)リジットデニム 続いては1944年モデルをご紹介します。1939〜1945年の第二次世界大戦中、リーバイス®のジーンズは資材節約のためにコインポケットと股部分のリベット(銅製のびょう)、シンチバックが省略されていました。月桂樹の葉がデザインされたトップボタンや刻印のないドーナツ型ボタンも特徴。それらのシンプルなスタイルを反映しているのが1944年モデルです。 また1937〜1966年ごろ、リーバイス®はリベットが隠れるようにバックポケットを縫い付けていました。これは「リベットが家具や馬の背に乗せる鞍(くら)に傷を付ける」という顧客の不満に応えるためでした。 さらにはこれを強調するため、「ポケットフラッシャー」と呼ばれる宣伝ラベルを発明。バックポケットに縫い付けられたオレンジ色のフラッシャーには、“The Rivet’s Still There.(リベットはまだここに)”の文字と、隠れているリベットの位置を指し示す矢印が描かれていました。1944年モデルはそうしたデザインも忠実に再現されています。 3. LEVI'S(R) VINTAGE CLOTHING 1947モデル 501(R) JEANS NEW RINSE 次にご紹介するのは、第二次世界大戦後の1947年モデルの復刻版。シンチバックとサスペンダーボタンが除かれ、よりスリムなフィットにアップデートされています。 こちらは「リンス」といって生地に洗いをかけてあらかじめ縮ませたモデルです。洗い加工によってのりが落ちているのでリジットに比べて柔らかく、なじみやすいのがメリット。すでに縮んでいるためサイズ選びも難しくありません。また生地表面の毛羽を焼く「毛焼き処理」という加工が施されており、織組織が鮮明でなめらかな風合いになっています。 4. LEVI'S(R) VINTAGE CLOTHING 1955モデル 501(R) JEANS NEW RINSE 続いては1950年代のバイカースタイルを代表するモデル。腰回りがルーズな「アンチフィット」と、レッグ部分を大きめにカットしたボックスシルエットが特徴です。 縮んで劣化しやすいレザー製の「ツーホースパッチ」に代わり、紙製のパッチが初めて導入されたのがこのモデルでした。ツーホースラベルとは、「馬で両サイドから引っ張っても破れないほど丈夫である」というリーバイス®ジーンズの耐久性の高さを示すものです。 また、このモデルはデニムの原点ともいえる、織り上げられてそのままの生機(きばた)が使用されています。生機は洗うと縮んだりよじれが起こったりするのが欠点でもあり、その特性を理解した上で変化を楽しむことがジーンズを育てる醍醐味でもあります。 5. 501(R) レギュラ ストレート ダークインディゴブルー CONE MILS 最後にご紹介するのは、2013年モデルです。アーカイブの501®よりも、膝から裾にかけてスリムでモダンなシルエットに進化しています。 使用されているのはリーバイス®と100年以上に渡って協業してきたコーンデニム社(旧コーンミルズ社)の文献に残る、1909年製の極濃色インディゴをイメージして作り上げられた生地。経糸(たていと)に異なる太さの糸をミックスした凸凹感のある表情が特徴的で、穿き込むほどに味わいを増していくジーンズです。 ライターからひとこと 今回はリーバイス®の501®をご紹介しました。ジーンズは古着屋でレアな年代ものを探す楽しみ方もありますが、「これだ!」と思う現行品を購入して自分好みの風合いに育てていくのもまた楽しみ方の一つです。ぜひ世界に1本だけのジーンズを育ててみてください!