エジソンバルブLED電球「ノスタルジア」はどんな照明?特徴とおすすめの使い方を紹介

洒落たカフェやリノベーション物件などで、電球をそのままぶら下げたような照明をよく見かけませんか?いわば「今どきの裸電球」ともいえるのが「エジソンバルブ」のLED電球です。 今回はさまざまなバリエーションがあるエジソンバルブの中から、どこか懐かしく温かみのある光が人気の「ノスタルジア」シリーズをクローズアップ。せわしない日々にほっとする時間をもたらしてくれるそのレトロな魅力と、おすすめの使い方をご紹介します。 エジソンバルブLED電球ってなに? 「エジソンバルブ」という名前は聞いたことがあるけれど、いったい普通のLED電球となにが違うの?そんな方のために、まずはエジソンバルブの基本をおさらいです。 昔ながらの白熱電球をモチーフにしたLED電球 1879年に白熱電球を発明したことで知られる人物といえばそう、トーマス・エジソンです。かの偉大な発明家の名を冠したエジソンバルブは、昔なつかしい白熱電球のように、全面ガラスで中のフィラメント(発光部分)が見えている点が特徴です。 もちろん今はLEDなので、実際にフィラメントが燃えているわけではなく、電球が熱くなったりもしません。あくまで見た目のデザインだけ、レトロな白熱電球を模したのが、エジソンバルブLED電球です。 様々なデザインのバリエーションがある エジソンバルブは電球の大きさや形、ガラスの色、フィラメントの形状を変えた多くのバリエーションを用意しています。好みや明るさによって、微妙なニュアンスの違いを楽しめるのも魅力です。 口金サイズはE24とE17を用意していて、一般的な照明器具に適合します。もちろんシェードがついたタイプの照明器具にも使うことができるのですが、せっかくエジソンバルブを選ぶなら、電球のデザインをそのまま見せて使うのがおすすめです。 手頃な価格で部屋の雰囲気をアップ ペンダントライトやフロアスタンドなど、照明器具は部屋の印象を左右する重要アイテム。買うとなると慎重に選ぶ必要があり、なかなかコレと思えるものが見つからないことも多いです。 そんな照明ジプシーの方にこそおすすめしたいのが、エジソンバルブLED電球。別売りのソケットを一緒に買う必要はありますが、それでもかなりリーズナブルに、洒落た印象の照明が完成します。 とくにヴィンテージ感のあるインテリアや、無骨なインダストリアル系の空間には相性抜群で、手頃な価格で部屋の雰囲気を出すには、これ以上ない選択肢といえるでしょう。 レトロさが人気「ノスタルジア」シリーズの特徴 数あるエジソンバルブの中でも特に人気を集めるのが「ノスタルジア」シリーズ。一体どんなところが魅力なのか、その特徴をまとめます。 やや赤みがかった温かみのある光 他のエジソンバルブLED電球よりも明るさが抑えめで、その名の通り優しくノスタルジックな印象の空間を作れることが特徴。光の色を表す数値「色温度」は2000K(ケルビン)で、やや赤みがかった光です。 フィラメント部分が細く繊細なため、ぼんやりとにじむように光が広がります。ガラス部分は黄みがかったゴールドとダークグレーの2色から選ぶことができ、通常の透明なガラスとは異なる「こだわってる感」を演出できるのもポイントです。 雰囲気を重視したエジソンバルブ電球ノスタルジアシリーズは、1灯だけだと暗めなので、部屋のメイン照明には不向きです。ダウンライトや他のフロアスタンドなどである程度の明るさを確保したあとに、装飾的にプラスするイメージで使うのがおすすめです。 ソケットと組み合わせて使い方いろいろ エジソンバルブは電球だけの販売なので、照明器具として使うにはソケットを別で購入する必要がありますが、その分さまざまな形で使えるのが魅力。組み合わせるソケットの種類によって、ペンダント照明や卓上照明、壁付け照明など、いろいろなシーンで使うことができます。 簡単にインテリアを垢抜けさせる照明使いのコツ インテリア好き界隈で良く言われるのが「照明は家具以上に、インテリアの雰囲気を左右する」という説。とはいえ、捉えどころのない「光」を考えるのは、プロのインテリアコーディネーターでも苦労します。 ここでは、難しい話はいったん抜きにして、誰でもお手軽に「イイ感じの照明」を演出できるちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。 コツ①小さな照明を複数置く 心地よい照明づくりの基本中の基本ともいえるのが、明るい照明ひとつで部屋全体を照らすのではなく、明るさを抑えた照明をいくつか配置する「他灯分散(たとうぶんさん)」の考え方。優しい光のグラデーションが生まれ、カフェのような居心地の良い雰囲気を作ってくれます。 賃貸に備え付けの照明は明るすぎることが多いので、思い切って使わないのも手です。まずは「明るさが足りないかな?」と思うくらいのところから始めて、照明を1つずつ増やしていくことをおすすめします。 コツ➁部屋の角や壁ぎわに置く フロアランプなどの照明は、どこに置くか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。そんなときはまず壁の近くまたは部屋の角に置いてみるのがおすすめです。 壁や天井に跳ね返った光は、照明器具から直接届く強い光よりも柔らかく、部屋を包み込むように照らしてくれます。照明は部屋を照らすのではなく、壁や天井を照らすもの、と覚えておきましょう。 コツ③色温度=「光の色」を意識する 色温度というと難しく聞こえますが、要するに「光の色」のことで、単位はK(ケルビン)で表します。数値が高いほど青みがかった光、低いほど赤みがかった光になります。 リラックスできるおすすめの色温度は、一般的に「電球色」と言われる2700K前後。ちなみにエジソンバルブ電球ノスタルジアシリーズは2000Kなので、より落ち着いたレトロな雰囲気です。部屋中すべての照明の色温度を厳密にそろえる必要はありませんが、ある程度統一されているほうが一体感のあるインテリアになるでしょう。 エジソンバルブLED照明ノスタルジアのおすすめ3選 ここからは、エジソンバルブLED照明ノスタルジアシリーズの商品ラインナップを見ていきます。数ある中から特におすすめの3つを厳選してご紹介します。 【GLOBEゴールド】E26 調光器対応 エジソンバルブ LED電球 ノスタルジア   サイズ:直径約9.5cm、長さ約14.5cm まんまるのアンバー色のガラスと、直線のフィラメント部分で構成されるGLOBEゴールド。存在感のあるボール型なので、ペンダント照明として吊るすときもバランスがとりやすく、空間のアクセントになってくれます。 【BIGチューブゴールド】E26 調光器対応 エジソンバルブ LED電球 ノスタルジア  サイズ:直径約6cm、長さ約30cm 長さ30cmというビッグサイズで、インパクト大のBIGチューブゴールド。大きくてもすらりとした円筒型なので主張しすぎることなく、空間に馴染んでくれます。 ペンダント照明として吊るすのはもちろん、置き型のソケットと組み合わせてろうそくのように使うのもおすすめです。 【ロンググレー】E26 調光器対応 エジソンバルブ LED電球 ノスタルジア  サイズ:直径約6.4cm、長さ約14.5cm 適度なボリューム感のあるしずく型で使いやすいロングタイプですが、よりシックな雰囲気にしたい場合はグレーガラスがおすすめ。黒っぽいガラスとオレンジ色のフィラメントとのコントラストが美しく、アートのように眺めて楽しめる照明です。 エジソンバルブと一緒に使いたいおすすめのソケット 前述したように、エジソンバルブは別売りのソケットに取り付けて使う必要があります。最後に、どんなインテリアにも似合う万能ソケットも併せて紹介しておきます。 szbritelight 引掛シーリング用 電球ソケット E26 一般的な賃貸住宅などでも良く使われている、引っ掛けシーリングに対応したペンダントライト用ソケットです。深みのある真鍮色で、レトロなデザインのエジソンバルブとの相性が抜群。簡単にカフェのような雰囲気を演出してくれます。 コードは100cmまで対応でき、中間にはアジャスターが付いているため好きな高さに調節できるのも魅力。ぜひエジソンバルブLED電球と一緒に使ってみてください。 エジソンバルブLED照明でレトロモダンな空間を 今回は人気のエジソンバルブLED電球の中でも、特に人気の「ノスタルジア」シリーズを紹介しました。他にも色々な種類があり、どれもお手頃プライスなので、自分好みのエジソンバルブLED電球をぜひ見つけてみてください。