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大人メンズにおすすめしたいラドー(RADO)の腕時計5選

photo by : amazon.co.jp

スイスの老舗腕時計ブランドとして知られるラドー(RADO)。近未来的で独創的なデザインで知られていますが、「マスター・オブ・マテリアル(素材の革新者)」とも呼ばれる独自素材の研究開発に長けたブランドとしても有名です。耐久性や耐傷性に優れ、“一生モノ”として同ブランドの腕時計を愛用する方も少なくありません。

今回はラドーのブランドの魅力や腕時計の選び方について解説します。大人メンズにおすすめのモデルもご紹介していますので、ラドーの腕時計が気になる方はぜひ参考にしてください。

ムーブメント制作から腕時計メーカーへ成長したスイスの老舗ブランド・ラドー(RADO)

RADO 腕時計

ラドーはスイスで創業した老舗腕時計ブランドです。ブランドの創業は1917年。フリッツ、エルンスト、ヴェルナーのシュルップ三兄弟が立ち上げた、小さな時計製造工房がルーツです。

創業から数十年はオリジナルブランドは作らず、ムーブメントの制作に注力します。スイスといえば数多くの高級腕時計ブランドが居並ぶ“聖地”。この地で研鑽を積んだブランドは、いつしか世界有数のムーブメントメーカーへと成長します。

1956年にはついにオリジナルブランドを開発。翌57年には国際共通語(※1)のエスペラント語で「車輪」を意味するRADOをブランド名にし、時計メーカーへと大きく舵を切ります。

その後立て続けにヒット作を世に生み出してきたラドーは、1983年にスウォッチグループの前身であるSMHグループに加入。長年積み上げてきた高い技術力とスウォッチグループの生産力が組み合わさり、世界的な腕時計ブランドとしての地位を確立していきました。

※1国や民族を超えて世界共通の言語として人工的に作られた言語。世界平和やグローバル化を見据え、約130年前に作られた。

ラドーは革新的な素材を生み出し続ける「マスター・オブ・マテリアル(素材の革新者)」

ラドーを語るなら、革新的な素材(マテリアル)を生み出し続けた歴史に触れない訳にはいかないでしょう。

ラドーは早くから腕時計に用いられる素材の価値に注目。独自の研究開発を重ね、1962年に世界で初めて超耐傷性のハードメタルを採用した腕時計を発表します。さらに1986年には、既存のセラミック素材よりも超高硬度で高品質のハイテクセラミックを開発。金属を用いずに超高硬度を実現した素材は、これまで金属アレルギーに悩まされてきたユーザーにとって革新的なもので、腕時計業界に衝撃を与えました。

現在も新たな素材の研究開発に挑み続けるラドーは、その技術力と研究姿勢への称賛の意味を込めて「マスター・オブ・マテリアル(素材の革新者)」と呼ばれています。

ラドーの腕時計の選び方3つのポイント

腕時計 名称

ここまでラドーの魅力や歴史をご紹介してきましたが、実際にブランドの腕時計を選ぶ際はどんなポイントを押さえればいいのでしょうか。ラドーの腕時計選びの参考になる、3つのポイントをご紹介します。

  1. コレクションの中から選ぶ
  2. 独創的なデザインから選ぶ
  3. 長く身に付けていたくなるデザインから選ぶ

選び方1.コレクションの中から選ぶ

ラドーには数多くのコレクションが揃っています。どれもデザイン性や機能性に特徴があり、ラドーらしい個性豊かなアイテムばかり。まずは各コレクションの特徴を掴んでから、お気に入りのモデルを選んでいくのがおすすめです。

コレクション特徴
セントリックス斬新なデザインと色使いが特徴。ラドーのもっとも人気なモデル
キャプテン クックヴィンテージ感のあるデザイン性が特徴。旅に出たくなる冒険心溢れるモデル
トゥルーセラミック性のトゥルーコレクション。伝統的なデザインにモダンなアレンジを加えたモデル
トゥルー スクエアトゥルーのスクエア(角型)モデル。高い視認性とモダンなデザインが◎
トゥルー シンラインラドーで最薄のモデル。無駄のない洗練されたデザインが人気
ハイパークロームフルセラミック製のクラシカルなデザイン。落ち着きのある雰囲気
ダイヤマスター視認性の高い大きめの文字盤が特徴。優雅でクラシカルな雰囲気

選び方2.独創的なデザインから選ぶ

ラドーのブランドを選ぶなら、独創的なデザインにも注目してみましょう。

ラドーは老舗ブランドらしいクラシカルなデザインだけでなく、時代を先取りした近未来的なデザインの腕時計を数多く手掛けています。そのデザイン性は識者からの評価も高く、世界各国のデザイン賞を数多く受賞しています。

近年は世界的なデザイナーを次々と起用。シンプルで無駄のない洗練されたデザインで有名なジャスパー・モリソンや、機能性と幾何学的なデザインを融合させるドイツのコンスタンティン・グルチッチなど、既存の概念に捉われない独創的な腕時計開発を続けています。

ラドーの腕時計を選ぶなら、遊び心溢れる個性的なアイテムに挑戦してみるのもおススメです。

選び方3.メンテナンスや修理、保証の有無で選ぶ

素材へのあくなき探求を続けるラドーの腕時計は、高い耐久性と耐傷性を誇ります。きちんとメンテナンスや修理を施せば、一生モノとして長く身に付けられるブランドです。それだけに、メンテナンスや修理に対応してくれるメーカーや店舗の保証は気になるところ。

購入時は保証の有無を確認しておくと、安心して購入できるでしょう。

おすすめのラドーの腕時計5選

ここからは、ラドーの腕時計の中からおすすめのモデルをご紹介します。

1.セントリックス│Automatic Open Heart

セントリックス Automatic Open Heart photo by : amazon.co.jp

まずご紹介するのは、ラドーのコレクションの中でもとくに人気が高いセントリックスの「Automatic Open Heart」です。

文字盤がシースルーになっており、内部のムーブメントを覗き見られる仕様は腕時計ファンにはたまらないデザイン。ベルト、ベゼル部分にはブラックのカラーを用い全体の印象を引き締めつつ、ムーブメントの美しさを際立たせる試みはラドーらしいデザイン性の高さを感じさせます。

Open Heart(オープンハート)=大切なものは中身である、というネーミングからはラドーの腕時計づくりへの誇りが伺えます。

2.トゥルー│Secret

トゥルー Secret photo by : amazon.co.jp

ミステリアスでクール。まさにSecret(シークレット)で魅惑的な雰囲気を身にまとうのが、トゥルーコレクションの「Secret」です。

ペトロールブルーの文字盤には、あえて数字をあしらわない斬新なデザイン。12時位置のカットアウトしたダイアル部分からはてん輪が覗き、同モデルのアクセントとなっています。

いつまでも遊び心を忘れないおしゃれな人にこそ、ぜひ選んでほしいおすすめモデルです。

3.トゥルースクエア│Automatic

トゥルースクエア Automatic photo by : amazon.co.jp

続いてご紹介するのは、トゥルースクエアの「Automatic」。

スクエア型のハイテクセラミックス製時計でブランドとしての評価を高めたラドー。当時のアイコニックなフォルムに、現代的な新しい解釈を加えたのがAutomaticです。

デザインの良さもさることながら、大きな文字盤は視認性が高く、ブランドの強みである耐傷性にも優れています。軽量で着け心地も良いこのモデルは、カジュアルからフォーマルまであらゆるシーンで存在感を発揮します。

4.キャプテンクック│High-Tech Ceramic

キャプテンクック High-Tech Ceramic photo by : amazon.co.jp

キャプテンクックコレクション「High-Tech Ceramic」はラドーの歴史と伝統が詰まったモデル。同社が“最高傑作”と評するほど、ブランドのフィロソフィーとテクノロジーが詰め込まれています。

素材には「ハイテクセラミックス」を使用し、耐磁気性能に優れた「Nivachron(ニバクロン)ひげぜんまい」が磁気の影響から時計を守ってくれます。パワーリザーブは最長80時間、防水は最大30気圧 (300m)とハイスペックな機能が数多く揃っています。

デザインはスケルトン構造でムーブメントの動きを楽しめ、12時位置には錨のシンボルが。これは60年代の初代キャプテンクックへのオマージュです。力強さと美しさを兼ね備えたラドーの人気モデルです。

5.ハイパークローム│Automatic

ハイパークローム Automatic photo by : amazon.co.jp

最後にご紹介するのは、クラシックなデザインが人気のハイパークロームコレクション「Automatic」です。

黒を基調としたシックな装いが特徴。針と文字盤に使用されたゴールドとの組み合わせは品のある高級感ある雰囲気を醸し出しています。着け心地の良さも同モデルの魅力で、ビジネスやフォーマルシーンでも活躍してくれる、おすすめのモデルです。

ライターからひとこと

今回はラドー(RADO)の腕時計の魅力と、おすすめのモデルをご紹介しました。

スイスの老舗時計ブランドであるラドーは、革新的な素材を生み出し続け「マスター・オブ・マテリアル(素材の革新者)」と呼ばれるブランドへ成長しました。耐傷性やムーブメントの精度の高さは、腕時計の聖地・スイスの名に恥じないハイクオリティ。

加えて、時代の先を行く独創的かつ斬新なデザインは世界各国で高い評価を得ており、同ブランドの人気を不動のものとしています。

周りとは違ったハイセンスな腕時計を探している人にこそ、ぜひおすすめしたいブランドです。

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スイスの老舗アウトドアブランド、マムートのおすすめマウンテンパーカー5選

スイス発のアウトドアブランド「MAMMUT(マムート)」をご存じでしょうか?パタゴニアや、ノースフェイスに比べ、ややマニアックに感じるブランドですが、プロの登山家も愛用する老舗ブランドです。 今回は、最近、日本でも愛用者が増えてきた、マムートの歴史から、おすすめのマウンテンパーカーをご紹介します。マムートについて詳しく知りたい方や、マムートのマウンテンパーカーが気になる方は参考にしてみてください。 マムートとは?ロープから始まったスイスの老舗アウトドアブランド 「マムート」は、スイスのディンティコンにて設立された160年以上の歴史を誇るブランドです。シューズやバックパック、そしてアパレルなど、様々なアイテムを展開しているマムートですが、始まりは農業用ロープからでした。 マムートは、ロープ職人のカスパー・タナー氏が1862年に創業。当初は家族経営の事業としてスタートしました。 農家のためのロープを生産していた、マムートでしたが、その品質の高さに登山家が注目。頑丈なマムートのロープはアルプスに挑む登山家から高い評価を獲得します。これにより、マートムは、クライミング用のロープの生産を開始しました。 1964年には国際登山組織UIAAの認定を初めて受けたシングルロープを開発し、ロープブランドとしてのポジションを確立しました。 1950年代から本格的に登山製品作りをスタート マートムは、1950年代から、本格的に登山製品作りをスタートしました。 現在では、アイコニックなクライミングロープをはじめ、アパレル、シューズ、バックパック、寝袋、セーフティギアなど様々なアイテムを展開しています。 日本では、2008年「MAMMUT STORE表参道」のオープンを皮切りに、北海道、宮城県、神奈川県、新潟県、愛知県、京都府、大阪府に直営店を展開しています。 また、マムートは、環境問題が取り沙汰されていなかった1990年代からすでにリサイクル素材を使用。現在もエコロジカルフットプリントの減少に積極的に取り組んでいるブランドです。 マムートのマウンテンパーカーの魅力と選び方 マムートのアイテムの魅力は、優れた機能性と洗練されたデザインです。8000m超級の山々に挑戦するプロの登山家の命を守ってきたマムートのアイテムは、耐久性と機能性を兼ね備えており、過酷な環境下でも最高の性能を発揮します。 マウンテンパーカーやダウンを中心としたジャケットは、保温性はもちろん、耐風性、防水性、透湿性に優れたものがメインです。 また、スタイリッシュなデザインのアイテムが多い点もマムートが評価されている理由の一の一つです。マムートのアイテムは、シンプルなデザインが多いため、タウンユースでも大活躍してくれます。最近では、ファッショニスタを中心にマムートのアイテムをタウンユースする人たちが増えています。 では具体的に、マムートのマウンテンパーカーの選び方について解説します。初めてマムートのマウンテンパーカーを購入される方は参考にしてみてください。 シーンにあわせて機能性をチェック アウトドアブランドのマウンテンパーカーを選ぶ際に外せないポイントである機能性。プロ御用達の老舗アウトドアブランドであるマムートのマウンテンパーカーは、機能的に優れたものばかりです。 「それならどれを選んでもOKでは?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、マウンテンパーカーを頻繁に着用する筆者としては、シーンに合わせて選ぶべきだと思っています。 キャンプやハイキングなど、アウトドアをメインに考えるなら、ハイスペックなアイテムが必要です。防水透湿性や防風性、防寒性に加え、耐久性にも優れているゴアテックス素材を選べば間違いありません。しかし、タウンユースがメインならば、防寒性や防水性、耐風性に優れた素材を使用したアイテムで十分です。 もちろん、タウンユースでハイスペックなアイテムを着用するのも悪くはないのですが、いささかオーバースペックかと思います。また、ハイスペックなアイテムは、どうしても高額になってしまいます。それなら、まずは、手の届きやすいアイテムからトライしてみてはいかがでしょうか? マウンテンパーカーを着こなすにはサイズ感がかなり重要 40代50代の大人世代がスマートにマウンテンパーカーを着こなすには、サイズ感がかなり重要です。 トレンドはオーバーサイズですが、元々タイトなつくりではないマウンテンパーカーは、オーバーサイズをチョイスすると「服に着られている」感じに見えてしまいます。 また、マムートはユーロ規格のため、サイズは大きめ。日本人であれば普段のサイズよりも一つ下がおすすめです。 なお、マムートには、アイテムによっては、アジアンフィットと呼ばれるサイジングのモノがあります。その名の通りアジア人向けに作られたアイテムなので、アジアンフィットのアイテムなら、通常サイズで問題ありません。 マウンテンパーカー選びでは色はかなかなり重要 豊富なカラーバリエーションもマムートの大きな魅力ですが、タウンユースをメインに考えるならダークトーンがおすすめです。 もちろん、綺麗な色のマウンテンパーカーをチョイスすることがNGではありませんが、カジュアルになりすぎることも。シンプルに着こなすなら、黒やネイビー、ブラウン等をチョイスすれば間違いありません。 40代50代に似合うマムートのマウンテンパーカー5選 ここからは、40代50代の大人世代が似合うマムートのマウンテンパーカーを5つご紹介します。 Mountain Parka ソフトシェルタイプのマウンテンパーカーは、PFCフリー耐久撥水(DWR)加工が施されているのでレインジャケットとしても活躍してくれます。また、ライナー付きのため悪天候でも体をドライに保ってくれます。ミリタリージャケットのような骨太なディティールもスタイリッシュな1着です。スポーティーなスタイルにはもちろん、ミニマルスタイルにも似合います。 Mountain WB lined Parka ハイキングやキャンプ、街中など、オールラウンドに活躍する防風・撥水性に優れた超軽量タイプのマウンテンパーカーです。非常に軽いアイテムなので、ゴアテックスの重さが苦手な方にも最適。ミリタリージャケットの定番、M65ジャケットのようなルックスなので、トレンドのアメカジやミリタリースタイルにも馴染みます。 Convey WB Hooded Jacket PFCフリーDWR加工の耐久性に優れたリップストップアウター素材を使用したマウンテンパーカーです。パッカブルタイプなので、バッグに入れておけば、いざという時にも活躍してくれます。スポーティーかつ、シンプルなデザインが都会的な1着です。 Utility WB Coat 比翼仕立てのすっきりとしたデザインと長めの着丈が大人っぽい雰囲気のマウンテンパーカーです。 無駄のないミニマルなデザインはタウンユースに最適。ビジネスシーンでも活躍してくれるアイテムです。また、DWR加工を施した素材を使用しているので、撥水性に優れています。 Microlayer 2.0 HS Hooded Jacket  耐久性のあるメンブレンを備えた2.5レイヤーの軽量リサイクルポリアミドを使用したハードシェルタイプのマウンテンパーカーです。耐風性、防水性、耐久性に優れたアイテムなので、アウトドアやキャンプ、タウンユースとシーンを選ばずに活躍してくれます。無駄なものを省いたすっきりとしたデザインが洒脱です。 スタイリッシュで機能的なマムートのマウンテンパーカー 160年以上の歴史を誇るスイスの老舗アウトドアブランドの「マムート」。機能的でスマートなマムートのアイテムは、ファッショニスタからも注目され、マウンテンパーカーやフリース、バックパック等は、街中でもよく見かけます。 今回ご紹介したマウンテンパーカーは大人の男性にタウンユースしてもらいたいアイテムばかりです。マムートのマウンテンパーカーは「人とは違ったアウトドアブランドのアイテムが気になる!」という方におすすめです。 この機会に、マムートのマウンテンパーカーで大人のデイリースタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか?

代々受け継がれていく一着。ワックスジャケットの老舗BarbourのおすすめモデルTOP5

年齢を重ねると、「オシャレはしたいけど、毎年アイテムを買い足すのが少し負担だな」と感じることありませんか? たしかに同じ服をずっと着ていると飽きてきたり、買い替えたいけれど忙しくて選ぶ時間がなかなか割けなかったりしますよね。 そんな悩みを抱える方に、本記事では大人にこそおすすめなBarbour(バブアー)のジャケットを紹介します。Barbourのジャケットが長年愛用できる理由やどんな選択肢があるかを解説するので、ぜひ参考にしてください。 「消費する」から「育てる」という発想に転換して、愛用品を身に付ける楽しみを感じてくださいね。 Barbourの歴史 Barbour(バブアー)は、1894年イギリス北東部の港町サウスシールズでジョン・バブアーによって創設されました。現在もイギリスに本社を置き、バブアー家が家族経営を続けています。世界55カ国に直営店を置くまでに成長したライフスタイルブランドです。 当時から港町サウスシールズでは、寒冷な気候と荒波の中で水夫や漁師、港湾労働者が働いていました。Barbourのアイコンとなっているワックスジャケットは、彼らの仕事のための上着として考案されたというストーリーを持っています。化学繊維が未発達の時代に知恵や工夫により作られた、撥水性と防寒性を備えたアイテムです。 その機能性と真摯な物作りが認められ、イギリス王室御用達のブランドになっていることもBarbourの大きな特徴のひとつ。当時のエディンバラ公フィリップ、エリザベス女王、チャールズ皇太子からロイヤルワラントを授かり、彼らの存命時には最大で3つのワラントがタグに記載されていました。 その一方で、著名人や一般市民の間にもポピュラーなブランドとして浸透していきます。本国では着古したジャケットをリペアしながら、親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていくことも。そんな背景もBarbourの魅力を底上げしてくれるひとつのロマンと言えるでしょう。 ワックスジャケットの魅力 ワックスジャケットは、高密度に編まれたコットン生地にワックスを染み込ませたジャケットです。 まず挙げたい魅力はもちろん、その撥水性と防風性です。 冬場に上着として羽織れば、ワックスのおかげで少々の雨や冷気は防げます。ジャケットの上に着るコートとして、都市での生活・アウトドアどちらでも重宝することでしょう。 次に、デザインの機能美と生地の光沢感も魅力です。 モデルによって違いは多少ありますが、それぞれ機能に応じた楽しいギミックと落ち着いた色味で、着る人を選ばず似合いやすいでしょう。また、ワックスを含んだ生地は独特の光沢も持ち合わせており、チェック柄の裏地と相まって上品な雰囲気を醸し出します。 最後に、特に推したいのは長年愛用できる点です。丈夫であることに加えて、すばらしい経年変化が起きるため飽きることがありません。 購入当初から渋さがありますが、着込んでいくことでさらに渋く持ち主だけの一着に変化。ワックスが染み込んでいるため、着用する人の体に沿ったシワやアタリが強調され元の色に鮮やかな濃淡を生みます。ワックスが少し抜けて生地が毛羽立つという変化も、ジャケットに味わい深い表情を加えてくれますよ。 ワックスジャケットだけでなく、それ以外の選択肢も Barbourのジャケットはワックスジャケットだけではありません。現代の暮らしのニーズに応えたそれ以外の選択肢も生まれています。 ワックスジャケットに抵抗がある方や、それ以外のジャケットに積極的に興味のある方は、無理せず自分の気に入ったアイテムを選びましょう。気に入ったアイテムであればこそ長く愛用でき、それが最も大切なことだからです。 ノンワックス ノンワックスのジャケットにも、ワックスジャケットにはない魅力があります。 現代のワックスは開発当初のような「ベタつき」や「キツイ匂い」はありません。それでも、ワックスを含んでいる以上は多少しっとりとした感触はあります。 電車や車の座席に触れるとき、ワックス自体やその匂いが移るかもしれないと気にする方もいるでしょう。綿や化学繊維を使ったノンワックス生地ならば、そのような不安は解消されます。重ね着をする場合にも、ジャケットの上からさらにアウターを着ることも気にならなくなりますね。 さらに、ワックスを含んでいない生地は重量的にその分軽くなります。着心地という面では、ノンワックスのほうが快適と感じる人も多いでしょう。 キルティング キルティング生地のジャケットは、本国イギリスではかなりポピュラーなアイテム。見た目の上品さと柔らかな印象から、女性にも人気のある一着です。 元々、乗馬用の馬の体を冷やさないように作られた菱形状のキルティング素材で、ジャケットとしては1979年に登場した「カントリーマン」が原点。現代ではワックスジャケットのモデルのキルティング版が続々と発表されています。 基本的にワックスを含んでいない生地で作られているため、ワックスジャケットに比べて軽いのがメリット。サラッと羽織れて、長時間着ても疲れることがありません。 そして、中綿によって保温性が高まることが最大の魅力。スーツの上から羽織ったり、逆に中に厚手のニットを着込めば、真冬でも過ごすことができる英国スタイルの完成です。 SL・OS Barbourのジャケットは欧米人に合わせたシルエットで、かつジャケットの上から着ることを前提に設計されているため、日本人には身幅や肩周りなどにやや余裕がある作りです。 そこで、もう少し華奢な体格にも合うように、スリムで現代的なシルエットに修正されたSLシリーズが発売されました。中に着込むものは限られてきますが、ジャストサイズで着たい方にとってはおすすめのアイテムです。 逆に、近年のオーバーサイズのトレンドを取り入れたOSシリーズも展開されています。トレンドを楽しみたい方や、体格の大きい方には選択肢の一つになり得る存在です。 おすすめモデル5つ 今回はBarbourからおすすめモデルTOP5を紹介します。 なお、各モデルを比べやすいように、色はBarbourを象徴する色のセージ、形は伝統的なレギュラーフィット、そして生地は独自のワックスコットンで統一しています。基本的にラグランスリーブ、襟のコーデュロイ生地、ダブルジップ式、裏地のタータンチャックという点は共通しています。 各モデルのディテールに細かな違いはありますが、最もわかりやすい違いは着丈の長さ。モデルを選ぶ際は、着丈の長さがわかるように並べた以下の表でまずは確認してください。 ← 短着丈長 →SPEYTRANSPORTBEDALEBEAUFORTBORDER BEDALE 日本では最も有名で定番のモデルが、BEDALE(ビデイル)です。大手セレクトショップとの別注品は数え切れません。 1980年に乗馬用として作られたモデルで、馬に乗った時にもたつかないように着丈は腰より少し下の長さで抑えてサイドベンツの仕様になっています。表面には外付けマチ付きのポケットと、ハンドウォーマーポケットを備えているのが特徴です。 「Barbourと言えばコレ」と知られる名作で、長すぎず短すぎずの着丈が何にでも合わせやすいのが特徴。モデルに迷っている方にまずおすすめしたいのはこちらです。 TRANSPORT こちらのアイテムは1999年に「ビューリー」という名で生まれ、2002年に「TRANSPORT(トランスポート)」に改名され2年間だけ販売されていました。TRANSPORTは数年前から日本で再販され大ヒットしているモデルで、今やBEDALEを抜いて一番人気になっています。 運送業者向けに作られたという話もありましたが、実はマウンテンバイクに乗る人から着想されたモデル。コーチジャケットを思わせるベルトが隠れるくらいのちょうどいい着丈とゆったりとした身幅が、近年のトレンドにマッチして火が着きました。 着丈の長いジャケットに抵抗があるなど、他のジャケットと同じように使えるものがほしい方にはうってつけのモデルと言えます。ポケットもサイドから斜めに入れられる現代的な形になっていて使い勝手も良いです。 ワックスコットン生地を選べば、他のBarbourのアイテムと同様に独特の経年変化を楽しむこともできます。 SPEY 1980年に生まれたSPEY(スペイ)は、TRANSPORTよりもさらに着丈が短く、男性のみならず女性にも人気のあるモデルです。 下半身まで水に浸かるフライフィッシング用に作られたことから、腰上までしかない着丈に設計。ポケットの仕様は前面にフラップ付きで2つ、右胸と左腰にはフィッシングの道具をさげるためのDリングが残っているのもデザインとしてのアクセントになっています。 ワイドシルエットでAラインを演出できること、短い着丈であるからこそレイヤーで遊べることから、現在のトレンドを意識したオシャレを楽しみたい方にはおすすめです。 BEAUFORT  BEAUFORT(ビューフォート)はBEDALEやSPEYに続いて1983年にリリースされたミドル丈のモデル。TRANSPORTなどが人気になる前は日本でもBEDALEと同様に定番で、本国では今でも愛用者の多いモデルです。 BEAUFORTはハンティング用に作られました。その名残として、腰の背面には「ゲームポケット」という獲物を入れておくポケットを備えた形状になっています。さらにハンティング中にインナーが外に出ないように、袖口はリブ仕様ではなくベルクロで閉められる違いも。 都市部での生活では普段使わないおもしろいディテールが残っているのも、BEAUFORTの魅力のひとつです。着丈がBEDALEよりも長いので、ハーフコートとしてオンオフ両方で活躍するでしょう。 BORDER BORDER(ボーダー)は、BEAUFORTよりもさらに着丈が長く、膝上まで隠してくれるモデルです。 創業者ジョン・バブアーがスコットランドの地からイングランドへ「国境」を超えて渡ってきたエピソードに因んで1982年に誕生しました。各モデルの中でもロングレングスが大きな特徴ですが、他にもディテールとして大きく違うのは袖の付け方にセットインスリーブを採用していること。さらに、胸元に財布用、内側には手袋や帽子用のポケットが備わっています。 通常のジャケットやブルゾンであれば完全に覆ってくれる着丈があるので、コート代わりに使うのもOK。特に長身の方にはおすすめで、ロングコートとして着れば洗練された大人の雰囲気を演出できますよ。 英国ブランドBarbourの歴史が詰まったジャケットをぜひ 本記事では、王室御用達の英国ブランドBarbourのジャケットを紹介しました。 Barbourのアイコンであるワックスジャケットは、買い替え続けなくてはいけないサイクルからあなたを解放してくれる名品です。開発の歴史に惹かれるアイテムであるとともに、実際に着込むことで「経年変化」という自分だけのストーリーが刻まれた一着にもなってくれます。 もっとも、より現代的にマイナーチェンジしたアイテムにも違った魅力があります。ワックスジャケット以外も様々な歴史を経て残ったデザインは楽しめるので、本当に気に入ったアイテムを選んでぜひ愛用してください。アイテムを「育てる」という新たな価値観を手に入れて、共に歳を重ねていくようにファッションを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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