照明にも収納にもなる、お洒落なつっぱり棒「ドローアライン」とは?おすすめの使い方も
カーテンを吊ったり、ちょっとしたすき間にひっかけ収納を作るのに使う「つっぱり棒」。その言葉の響きからして、便利だけれどイマイチ垢ぬけないイメージもあります。
今回紹介するのは、そんなつっぱり棒の概念を一新する「ドローアライン(DRAW A LINE)」のプロダクトです。アクセサリーの組み合わせ次第では間接照明になったり、テーブルになったりと使い方も多種多様。ご自身のライフスタイルに合う逸品がきっと見つかるはずです。
目次
つっぱり棒のイメージを覆す「ドローアライン(DRAW A LINE)」とは?
これまでにないお洒落な突っ張り棒は、いかにして生まれたのか?まずは「ドローアライン(DRAW A LINE)」の概要を簡単に紹介します。
創業70年の老舗×気鋭クリエイターのコラボ製品

ドローアラインは、1952年創業の老舗収納用品メーカーである「平安伸銅工業株式会社」と、クリエイティブユニット「TENT」とのコラボレーションブランドです。それまでは単なる便利アイテムとして扱われがちだったつっぱり棒を、暮らしを豊かにする「一本の線」として再定義し、おしゃれな「見せる突っ張り棒」として2017年に発売しました。
機能性とデザイン性を両立させた画期的な製品は国内外から高く評価され「2017年度グッドデザイン賞」やドイツの「レッド・ドット:プロダクトデザイン2017」など、国際的に権威あるデザイン賞を受賞しています。
一本の「線」を自分好みにカスタマイズできる

ドローアラインの基本となる考え方は、ベースとなる縦または横の「ロッド」にアクセサリーを取り付けることで、自由自在に用途を変えられるというもの。
トレイを合わせればサイドテーブルに、照明を取り付ければフロアライトにもなり、好きな場所に自分らしいインテリアをつくることができます。
アクセサリーの展開も時代とともに進化を続け、現在は約20種類から、暮らしに合わせたアイテムを選ぶことができます。
「ドローアライン(DRAW A LINE)」の魅力
ここからは、ドローアラインの具体的な魅力と気になる点を見ていきます。
魅力①細部までこだわり抜いたミニマルなデザイン

基本となるロッドは重厚感のあるスチール製で、ホワイトとブラックの2色展開。壁の間をつっぱる横タイプに加え、天井と床でつっぱる縦タイプも用意されています。
ロッドはいずれもマットな質感の塗装が施され、つっぱり棒にありがちなチープさを一切感じさせない仕上げが特徴。末端のグリップ部分にも余計な凹凸がないため、まるで建築の一部かのように空間にすっと溶け込みます。
長さ調節をする固定ネジ部分は、使うほど味わいの深まる真鍮製。細部まで抜かりなく考え抜かれたディテールは、他のつっぱり棒にはない唯一無二のデザインといえるでしょう。
魅力➁20種類の豊富なアクセサリーで用途が広がる

ドローアラインのロッドに取り付けられるアクセサリーは、以下の4タイプに大別できます。
①ひっかけ系 | フック、カーテンクリップ |
➁照明系 | ペンダント照明、スタンド照明、スポットライト |
③収納・家具系 | テーブル、トレイ、棚、マグネット、ネット |
④ファッション系 | ミラー、ハンガー、シューズラック |
縦または横のロッドにさまざまなパーツを組み合わせることで、カーテンレール、収納棚、家具、間接照明などが完成する変幻自在っぷりは、家中どの部屋でも活躍すること間違いなし。
引っ越しやライフスタイルの変化が訪れても別の用途で使えるので、一度買ったら長く愛用できるのも嬉しいポイントです。
魅力③取り付け簡単&好きな場所に移動できる

これだけ多機能でグッドデザインにもかかわらず、ベースはあくまで「つっぱり棒」なので取り付けも簡単。付属の六角レンチを使う必要があり、100円ショップ等で売っているものよりは少しだけ手間がかかりますが、大掛かりな工具を使ったり、壁に穴を空けなくていいのは魅力です。
ただし斜面や凹凸のある面には設置できず、伸ばす長さや接地面の素材によって耐荷重が異なってくるので、設置場所を移動する際は注意しておきましょう。
「ドローアライン(DRAW A LINE)」サイズ展開&おすすめの使い方紹介
ここからは、ドローアラインのサイズバリエーションと代表的なアクセサリー、それらの具体的な使い方を紹介します。
横つっぱり棒(75~115cm / 115~190cm / 200~300cm)
壁と壁の間で使う一般的なつっぱり棒としては、全3サイズをラインナップ。一般的な室内ドアの横幅である80cm程度から、最大3mまでの幅をつっぱることができるので、柱と柱の間のちょっとしたすき間はもちろん、部屋の端から端までを渡すことも可能です。
横つっぱり棒(75~115cm)はこちら
使い方①植物やトイレットペーパー置きに

引っ掛け式のシェルフとハンガーパーツを使えば、何もない壁面に小さな収納コーナーが誕生。たとえばトイレでは、芳香剤や予備のペーパーを置いたり、外に出したくないものをバッグに入れて引っ掛けたり。リビングなら本やオブジェを飾ったりと、とっておきの魅せる収納が叶います。
使い方➁吊り下げ収納に

景観を損ねない美しいデザインなので、部屋の端から端まで設置するのもおすすめ。クリップフックを使って、取り込んだあとの洗濯物の一時置きにしたり、観葉植物と霧吹きを一緒に飾ったり、汎用性の高い引っ掛け収納は何かと便利に使えます。
縦つっぱり棒(200~275cm / 200~300cm)
横だけでなく、縦方向のつっぱりに対して豊富なアクセサリーが用意されているのがドローアラインの大きな特徴。短めのポールも用意されているものの、おすすめは何と言っても天井と床をつっぱる設置方法。家中どこでも省スペースで、暮らしに合わせた機能的な収納を作ることができます。
縦つっぱり棒(200~275cm)はこちら
使い方①デスク横の小物置きに

ハンガーやトレイ、ブックシェルフを組み合わせてワークスペースに設置すれば、デスクでの作業中に使いたいものをひとまとめで置いておけるラックに。マグカップなどを置いてもいいですし、ipadを立て掛けてデュアルディスプレイ的に使うのも便利です。
使い方➁玄関の身だしなみチェックに

スペースが狭いわりに置くものが多い玄関には、ドローアラインの縦型がおすすめ。ミラーを掛けて外出前に身だしなみチェックしたり、テーブルには鍵などを置いておくのに最適です。
ハンガーやフックをプラスすることで、コートや鞄を掛けられるのも便利です。さらに追加アクセサリーとしてシューズラックも用意されているので、靴箱に入りきらない靴を置いておくこともできます。
使い方③ベッドサイドの間接照明に

ドローアラインが他のつっぱり棒と大きく異なる点は、照明器具としても使えること。スポットライト型、ボール型、シェード付きタイプなどの照明パーツを組み合わせれば、ベッドサイドやリビングの間接照明になります。
通常の照明器具とは違って光源を好きな高さに取り付けられるうえ、つっぱり棒自体の移動もできるので、照らしたいところを狙って設置できるのが最大のポイント。模様替えの際は照明を外して他の用途に使うこともでき、一度買えばフレキシブルに長く使えるのも魅力です。
線を描くこと(=DRAW A LINE)で暮らしが変わる体験を
美しい佇まいとマルチな機能で、他にはない存在感を放つドローアラインのつっぱり棒。あらかじめ用途の決まった家具とは異なり、暮らしの変化にも柔軟に対応できる新たなインテリアアイテムとして、ぜひご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか。