どれを選ぶ?Nothingのワイヤレスイヤホンの選び方とおすすめ商品
心を掴まれるおしゃれなデザインと、高い機能性を兼ね備えた製品で多くのユーザーを虜にしてきたNothing(ナッシング)。
Nothingからは複数のワイヤレスイヤホンが展開されていますが、商品の特徴や違いはどこにあるのでしょうか。本記事ではNothingのワイヤレスイヤホンの選び方と、おすすめ商品をご紹介します。
Nothingとは?
Nothingは2020年に創業した、ロンドンのデジタル家電ブランドです。
最大の特徴は、最新のテクノロジーを駆使するだけでなく、デザイン性にも注力していること。シンプルで機能性に優れた商品が多い時代にあって、独創的かつ洗練されたデザインにこだわることで、他のブランドにはないオリジナリティを表現しています。
CMFはNothingのサブブランド
NothingにはCMFという商品シリーズがありますが、これは同ブランドが手掛けるサブブランドです。高い機能性とデザイン性にこだわりつつも、より多くのユーザーの手に取ってもらいやすいようリーズナブルな価格に設定。廉価版という位置づけですが、時計をはじめCMFでしか展開していないアイテムも多く、ガジェット愛好家からは大きな注目を集めています。
Nothingのワイヤレスイヤホンの選び方
ここからはNothingのワイヤレスイヤホンの選び方をご紹介します。
イヤホンの形状から選ぶ
1つ目のポイントはイヤホンの形状です。
形状 | 特徴 | Nothingのモデル |
カナル型 | 音への没入感や音質の良さ | ・Nothing Ear・Nothing Ear (a)・CMF by Nothing Buds Pro 2 |
オープンイヤー型 | 耳を塞がずストレスを軽減。BGM感覚で音楽を楽しむ | ・Nothing Ear (open) |
Nothingのワイヤレスイヤホンには耳栓型の「カナル型イヤホン」と、耳を完全に塞がない「オープンイヤー型イヤホン」の2種類があります。

カナル型の特徴は、耳を塞ぐことで得られる音への没入感。外の音を遮断できるため、周囲の雑音を気にせず、音楽や映像を楽しめます。一方で外の音が聞こえないため、ながら作業に不向きな点や、長時間装着していると耳へのストレスが大きい点はネックです。

オープンイヤー型は、完全に耳を塞がないタイプのイヤホンです。物理的に耳を塞がないため、耳へのストレスが少なく快適な着け心地が持続します。また外の音も聞こえるため、装着したままでの会話や、歩行中の安全性確保といった点も魅力です。音楽をBGM感覚で楽しみたい方にはおすすめ。一方で、完全に密閉されないため音への没入感はカナル型に比べ劣ります。また静かな環境では音漏れが気になる場合もあるため、あらかじめ用途や場所を想定しておくと間違いがないでしょう。
音質の違いから選ぶ
2つ目のポイントは音質の違いです。
音質の良さ | Nothingのモデル |
---|---|
↑ | Nothing Ear |
Nothing Ear (a) | |
↓ | CMF by Nothing Buds Pro 2 |
Nothingのワイヤレスイヤホンでもっとも音質に優れているのが、ハイエンドモデルのNothing Ear。音へしっかりこだわりたいなら、Earがおすすめです。音質と価格のバランスで選ぶなら、廉価版のNothing Ear (a)がおすすめ。1万円台では充分過ぎる性能で、コストパフォーマンスに優れています。
CMF by Nothing Buds Pro 2は、音質面ではEarやEar(a)にはどうしても劣ります。ただ、ケースに付いたダイヤルを使って音を調整できるユニークな機能や、カラーバリエーションは魅力。価格も1.1万円という手頃なのもうれしいポイントです。
Nothing Ear (open)は音のバランスは良いものの、オープンイヤーという特性からどうしてもカナル型に比べ音への没入感が劣ります。
価格帯から選ぶ
ワイヤレスイヤホンを選ぶとなると、価格帯も気になるところです。
Nothingのモデル | 価格(定価) |
---|---|
Nothing Ear | 22,800円 |
Nothing Ear (a) | 14,800円 |
CMF by Nothing Buds Pro 2 | 11,000円 |
Nothing Ear (open) ※オープンイヤー | 24,800円 |
Nothingはワイヤレスイヤホンとして基本性能が高いものの、比較的手を出しやすい価格帯に設定されています。
音質にしっかりこだわりたいなら、Nothing Earがおすすめですが、バランスの良さならEar (a)も魅力的です。Earは白・黒の2色ですが、Ear(a)は白・黒・黄色の3色が用意されています。見た目のおしゃれさや手頃さで選ぶなら、カラーバリエーションが豊富なCMF by Nothing Buds Pro 2がおすすめでしょう。
Nothingのワイヤレスイヤホンおすすめ4選
ここからはNothingのワイヤレスイヤホンからおすすめの商品を4つご紹介します。
Nothing Ear

【こんな人におすすめ】
- 音質の良さにこだわりたい
- ハイエンドモデルを選びたい
- ワイヤレス充電のモデルを選びたい
まずご紹介するのが、Nothingのワイヤレスイヤホンでは定番モデルの「Nothing Ear」です。
2024年に発売されたEarは、同シリーズでは第三世代にあたります。大きく性能が向上しており、音質やノイズキャンセリングだけでなく、バッテリー性能もアップ。それでいて、デザインはEarシリーズのおしゃれさがしっかり踏襲されています。またワイヤレス充電に対応しているのも、上位モデルのEarだけです。

Nothing Ear (a)

【こんな人におすすめ】
- 音質と価格のバランスが良いモデルを選びたい
- カラーバリエーションが多いモデルを選びたい
「Nothing Ear (a)」は、Nothing Ear第三世代と同時に発売されたモデルです。Earに比べやや音質は劣りますが、1万円台のワイヤレスイヤホンとしては充分な性能をほこります。コストパフォーマンスを優先したい方におすすめです。
またEarでは白と黒の2色のみですが、Ear(a)では黄色のカラーが選べるのもうれしいポイントです。
Nothing Ear (open)

【こんな人におすすめ】
- オープンイヤー型のモデルを選びたい
- ストレスの少ない着け心地を求めたい
人気のオープンイヤー型のイヤホンとしてNothingから登場したのが「Nothing Ear (open)
」です。独自のスピーカー設計により、オープンイヤーながら自然な音質を実現。イヤホンは3箇所でバランスを取る設計を採用し、着けているのを忘れるような快適さが特徴となっています。
Nothingらしいおしゃれなデザインも魅力で、わずか19mmのコンパクトなケースもあなたの心を掴むはず。ブランドの魅力がしっかり詰まったモデルとなっています。
CMF by Nothing Buds Pro 2

【こんな人におすすめ】
- 手頃な価格帯のモデルを選びたい
- カラーバリエーションの豊富なモデルを探している
Nothingのサブブランド・CMFのワイヤレスイヤホンが「CMF by Nothing Buds Pro 2」です。
ビビットなオレンジやクールなブルーなどカラーバリエーションが豊富で、ひと目で心を掴まれる見た目が魅力。ワイヤレスイヤホンとしての性能も1.1万円の価格を考えれば充分な機能が用意されています。またNothingらしい遊び心のある機能が、ケースに付いたダイヤル。使用中はダイヤルを使って音量の調整や操作が可能で、ついつい使いたくなる魅力が詰まっています。
カジュアルな雰囲気のアイテムを選びたいなら、CMF by Nothing Buds Pro 2はおすすめ候補です。
洗練されたNothingのワイヤレスイヤホンで音楽とおしゃれを日常に
今回はNothingのワイヤレスイヤホンの選び方や、おすすめ商品をご紹介しました。
洗練されたデザインと機能性の高さで、多くのユーザーの心を掴むNothing。とくに他のブランドにはない遊び心あるデザインは、ワイヤレスイヤホンをファッションの一部として取り入れたい方にはぴったり。Nothingのワイヤレスイヤホンで、あなたの日常に音楽とおしゃれさを加えてみてはいかがでしょうか。