普段履きにもおすすめ!おしゃれなトレッキングシューズ5選と選び方

トレッキングシューズをタウンユースに取り入れる男性が多くなってきました。 本来は、アウトドア仕様に設計されたアイテムですが、高い安定性や耐久性から普段使いとしても重宝されています。さらに、近年はデザイン性が向上し、おしゃれアイテムとしてファッション感度の高い男性の注目を集めるようになりました。 この記事では、実際にトレッキングシューズを普段使いにしている筆者が、着用するメリットや商品を選ぶ際の注意点をご紹介します。おすすめのアイテムも取り上げていますので参考にしてみてください。 トレッキングシューズの特徴と普段使いに取り入れるメリット 筆者が、トレッキングシューズを普段使いに取り入れて感じたメリットをご紹介します。 高いクッション性と安定感で歩きやすく疲労感を軽減 トレッキングシューズは山などオフロードを歩くために設計されているため、クッション性と安定感のある履き心地が特徴です。 一般的なスニーカーと比較して、長時間歩いた時の足への負担や疲労感を軽減できます。歩行での移動距離が長い方や立ち仕事の方は特にその効果を実感できるでしょう。 耐久性やグリップ力があり悪路に強く幅広いシーンで活躍 耐久性やグリップ力の高さもトレッキングシューズの特徴です。 滑りやすい悪路や小石や砂利が多い凸凹道でもトレッキングシューズなら安心して歩行できます。筆者は、タウンユースだけではなく、アウトドアシーンでも愛用しています。 トレッキングシューズを一足持っていれば、日常からアクティブシーンまで幅広く活躍してくれるでしょう。 防水、撥水機能で悪天候時に重宝 トレッキングシューズは、防水性や撥水性が搭載されているので雨や雪に強い特徴があります。 一般的なシューズでは「雨の日だから汚れてもいい靴で外出しよう」とおしゃれを諦めてしまう方も多いかもしれません。しかし、トレッキングシューズなら雨の日でもお気に入りの一足を履いて外出を楽しめます。 快適に履きこなすためのおしゃれシューズの選び方 普段使い用のトレッキングシューズを選ぶ際のポイントについてご紹介します。 軽量モデルで長時間の歩行を快適に トレッキングシューズは本来、山など険しい道を歩くためのアイテムです。耐久性やクッション性などさまざまな機能が加わることで重量が重くなりがちです。 タウンユースでは、そこまでの機能性は必要ないためスペックを落として軽量なシューズを選びましょう。軽量なモデルを選べば疲労感なく快適に歩行できます。 柔らかなソールで屈曲性があるアイテムを選ぶ トレッキングシューズは、ソールが硬いモデルが多数みられます。登山やトレッキングでは硬いソールが耐久性や安定性をサポートしますが、普段使いでは歩きにくさにつながります。 普段履きをお考えの方は、柔らかなソールで屈曲性のあるシューズを選びましょう。 ローカットかミドルカットモデルが合わせやすい トレッキングシューズは、履き口の高さで大きく3つに分類されます。低い順に「ローカット」「ミドルカット」「ハイカット」と呼ばれ、山の特性や難易度によって履き分けられています。 普段使いでは「ローカットモデル」がおすすめです。軽量で舗装路でも歩きやすく、カジュアルなコーデとも相性がいいため普段使いで活躍できるでしょう。 一方、ミドルカットやハイカットは日常ではやや重たい印象があります。 やや大きめのサイズ感をチョイス トレッキングシューズは、安定感やフィット感をだすために、サイズがややきつめの設計となっている場合があります。 普段使いでは窮屈に感じることもあるためワンサイズ大きめを選ぶことで、日常でも快適に着用できるでしょう。 おしゃれなトレッキングシューズおすすめアイテム5選 普段使いにおすすめのトレッキングシューズを5足ピックアップしました。デザイン性を重視して選んでいますので参考にしてみてください。 KEEN:TARGHEE III WP(ターギースリー ウォータープルーフ) 渋めのデザインで足元に風格を添える「TARGHEE III WP」は、KEENの人気シリーズのフラッグシップモデルです。 TARGHEEは、山道はもちろん日常でも活躍する多機能トレッキングシューズ。スピーディーな着用感が特徴で、歩行時の足抜けが早く、舗装路でも効率よく歩行できます。 また、地面との接地面が広く、グリップもしっかりしているため、悪天候時や悪路でも安定感が抜群。防水レーザーと通気性に優れたパフォーマンスメッシュが日常では敵なしの快適性を実現しました。 THE NORTH FACE:OFFTRAIL HIKE GTX(オフトレイルハイクゴアテックス) 自然に打ち勝つタフな機能性とは裏腹に、シンプルで都会的なデザインが特徴の「OFFTRAIL HIKE GTX」。スタイリッシュなコーデにも合わせやすい万能シューズです。 当アイテムは、縦走登山にも対応できるほどの耐久性と安定性を兼ね揃えています。タフで持久力がある反面、重量があり小回りがやや利きにくい印象。軽快な履き心地というよりは重厚感があり安定感が強いシューズです。 フィット感が強く、タイトな構造になっているのでワンサイズ大きめを選ぶと良いでしょう。 SALOMON:X ULTRA PIONEER GORE-TEX (エックスウルトラパイオニアゴアテックス) 人気アウトドアブランドSALOMONからデイリーにおすすめモデルとして展開されている「X ULTRA PIONEER」。山でも街中でも軽快かつ着実に歩みをサポートしてくれるアイテムです。 安定性とクッション性を両立させることで山道から舗装路までシーンを選ばずに快適性をサポート。GORE-TEX搭載モデルのため、汗や雨による湿気や蒸れを防止し、ストレスのない履き心地を約束します。 コスパに優れ、初めてのトレッキングシューズにおすすめのアイテムです。 MERRELL:Moab3 Gore-Tex(モアブ3シンセティックゴアテックス) 2007年に誕生して以来、累計2,700万足以上売れた「MOAB」シリーズ。MERRELLを象徴するアイテムとして世界中のアウトドアシーンを足元から支えてきた大人気シューズです。 ライトハイキングシューズに位置付けられており、トレッキングや普段使いに最適な機能性が特徴です。柔らかな履き心地と程よいホールド感で舗装路でも歩きやすさを感じられるでしょう。 長時間の歩行での使用をお考えの方に特におすすめのアイテムです。 Columbia:SABER V OUTDRY(セイバーファイブローアウトドライ) ファッションアイテムとしての評価も高いColumbiaから「SABER V OUTDRY」をご紹介します。当アイテムは、デザインもさることながら抜群の歩きやすさが特徴です。 史上最高のエナジーリターンと衝撃吸収性を兼ね備えたミッドソールテクノロジー、テックライトウルトラを搭載。軽量でしなやかな反発性が特徴で、舗装路を苦にしない歩きやすさを実現しました。 独自の防水透湿機能アウトドライが搭載されており、あらゆる天候にも対応可能。山でも街中でもスタイルと実用性を両立させたアイテムです。 トレッキングシューズは大人カジュアルの新定番 普段使いとしても活躍するトレッキングシューズについてご紹介しました。 トレッキングシューズの特性である安定感やクッション性が身体への負担を軽減。優れた防水性と耐久性でシーンを選ばず活躍できるので1足あれば頼もしい相棒となるでしょう。 また、機能面だけではなく、デザイン面においても普段使いとしての魅力がつまっています。ボリュームのあるデザインで足元に存在感が生まれ、一気にアウトドアの要素を取り入れることができます。 大人カジュアルの新しい定番ともなるトレッキングシューズ。ファッションアイテムとしての視点で覗いてみてください。

タフな大人の男を演出するKEENのワークブーツ5選

林業や建設業、災害支援など、タフなシーンで働く男性の必須アイテムである「ワークブーツ」。今回は「プライベートと兼用で履けるワークブーツがほしい」「機能性だけでなくデザイン性も重視したい」という大人男性におすすめの、KEENのワークブーツをご紹介します。 当サイト「FUNDAY」は、数あるブランド・商品の中から筆者が「本当に欲しい」と思うモノだけを厳選してご紹介するWEBマガジンです。商品の詳細やブランド情報、選び方なども合わせて解説し、モノ選びのストレスが軽減できるよう努めています。 今回はアパレル販売員歴10年の筆者が、KEENのワークシューズコレクション「KEEN UTILITY」の中から、特に大人男性におすすめのものを5つセレクトしました。また、ブランド概要やKEENのワークブーツの特徴も解説しています。ワークブーツをお探しの方はぜひ参考にしてみてください! “ハイブリッドフットウェア”を得意とするKEEN KEENはアメリカのオレゴン州ポートランドに本社を置くシューズブランドです。創業者は長年にわたり有名スポーツブランドのシューズ製作を手がけてきたローリー・ファースト氏。 KEENといえば、2003年の創業と同時に販売を開始した、つま先を保護するサンダル「NEW PORT(ニューポート)」が有名です。 この創業モデルは、ローリー・ファースト氏の友人でプロダクトデザイナーのマーティン・キーン氏が趣味のヨットを楽しんでいたときに、デッキでつま先をけがしてしまったことがきっかけで誕生しました。 ビーチサンダルを履いていたためにけがをしたことを知ったローリー・ファースト氏は、「サンダルはつま先を守ることができるのだろうか?」という問いを立て、試作品の製作を開始します。 何百足にもおよぶ試作の末、開放感のあるサンダルとつま先を保護するシューズの機能を兼ね備えた“ハイブリッドフットウェア”が完成。NEW PORTはこれまでに5000万足以上を世に送り出した大ヒット商品となりました。 KEENが目指しているのは、「誰もがいつでもソトを楽しめ、やりたいことを実現できる世界」。そのためにオリジナルかつ汎用性のあるハイブリッド・フットウェアを提案し続けています。 KEENのワークブーツ・3つの特徴 続いてはKEENのワークブーツの特徴を3つの項目で解説します。 1. 左右非対称のトゥプロテクション KEENのワークブーツには、つま先を保護する左右非対称のトゥキャップが採用されています。種類は素材や重さが異なる以下の4つです。 【スチールトゥ】    4種類の中で最も頑丈なスチール製のトゥキャップ。つま先をヘルメットのように保護しながらつま先部分に余裕を生み出してくれるため、快適な履き心地【アルミニウムトゥ】アルミニウム製でスチールトゥより30〜50%軽く、すっきりとした外観【カーボンファイバートゥ】                カーボンファイバー(炭素繊維)を使用したトゥキャップ。耐熱性、通電性、薬品反応耐性などに優れています。外観上も目立たず、スチールトゥより15%軽量【ソフトトゥ】NEW PORTと同じラバー製のトゥキャップ「KEEN.PROTECT」を採用 仕事でチェーンソーや草刈機などを扱う方はスチールトゥやアルミニウムトゥ、特につま先を保護する必要性がない方や主にプライベートで使用したい方はソフトトゥというように、履くシーンに合わせて選んでみてください。 2. ASTM規格をクリア KEENのスチールトゥ・アルミニウムトゥ・カーボンファイバートゥを用いたワークブーツはすべて、「ASTM規格」の衝撃・衝突基準に適合しています。 「ASTM規格」とは、工業用の材料全般に関する規格・試験方法のこと。世界最大規模の標準化団体「 ASTM International 」が策定・発行しています。非常に厳しい安全基準が設けられていることに加え、世界的権威もあるため、140ヶ国以上の国で使用されている規格です。 【KEENが行っている試験方法の一例】 つま先が重量物に圧迫された際に、その荷重から着用者のつま先を守る「耐圧迫性能」の試験では、先芯部分に10kN(キロニュートン)の圧迫力を加え、つま先部分が規定以上の隙間を確保できるかを調べています。 KEENのワークブーツはこうした厳しい規格・試験をクリアしているため、タフなシーンでも安心して着用できます。 3. デザイン性が高い ワークシューズコレクション「KEEN UTILITY」のポリシーは、「ワークブーツは作業だけの靴ではない。仕事の時間も日常生活もよりアクティブなものにする」。 厳しい環境下に必要不可欠な機能性はもちろんのこと、デザインにもこだわったワークブーツをラインナップしています。仕事だけでなく、釣りやキャンプ、ツーリングなど、趣味を楽しむときの良き相棒となってくれるのも、KEENのワークブーツの魅力の一つです。 大人男性におすすめしたいKEENのワークブーツ5選 ここからは大人の男性におすすめしたいKEENのワークブーツをご紹介します。 1. [キーン] 安全靴 TROY 6" KBF WP トロイ シックス ケービーエフ ウォータープルーフ メンズ まずはカーボンファイバートゥのワークブーツ「TROY 6" KBF WP」をご紹介します。最大の特徴はアッパーに搭載された「KEEN.BELLOWS FLEX」。蛇腹構造のTPU(別名:熱可塑性ポリウレタン、ウレタン樹脂)が屈曲時にかかる疲労やストレスを軽減するため、しゃがんだり膝をついたりといった動作を楽にしてくれます。 アウトソールは耐熱性が高く、300° Cまで対応可能。さらにはグリップ性・耐摩耗性に優れている、溶剤に溶けにくいといった機能も兼ね備えています。TROY 6" KBF WPは機能性重視の方にもおすすめしたいワークブーツです。 重さ:845g(片足 27cm) 2. [キーン] 安全靴 PITTSBURGH ENERGY 6" WP ピッツバーグ エナジー シックス ウォータープルーフ メンズ 続いてご紹介するのはハイキングシューズのようなデザインの「PITTSBURGH ENERGY 6" WP」です。ミッドソールには一般的なEVAフォームよりも50%以上高いエネルギーを還元する「KEEN.ReGEN」を搭載。軽量で圧縮抵抗に優れたソールが体への負担を軽減してくれます。 ウォータープルーフのレザーアッパーはしなやかで足なじみも良好。KEEN独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」が採用されており、水の侵入を防ぎながら汗などの湿気を放出してくれます。ぬかるんだ場所や滑りやすい場所など、コンディションが良くない環境でこそ機能性を発揮するブーツです。 重さ:818g(片足 27cm) 3. [キーン] ワークシューズ FORT WAYNE 6" WP メンズ つま先の丸みのあるフォルムがKEENの代表作「NEWPORT」を彷彿とさせる「FORT WAYNE 6" WP」。本社があるアメリカ・オレゴン州ポートランドの自社工場で製造されている「AMERICAN BUILT」コレクションのモデルです。 アッパーに使用されているのは、一頭の牛からわずかしか採れない「フルグレインレザー」。“シボ”と呼ばれる天然のシワや凹凸があることによって、履き初めから良い風合いを醸し出しています。手入れをしながら長く履き続けることで、さらに良い“味”を出せる一足です。 重さ:905g(片足 27cm) 4. [キーン] 安全靴 RED HOOK MID WP レッドホーク ミッド ウォータープルーフ メンズ 「RED HOOK MID WP」は、今回ご紹介している5モデルの中でもっとも軽量。先芯やレースフックにスチールやアルミニウムなどが使用されていない非金属構造であるため、空港をはじめとしたセキュリティが厳しい場所の金属探知機を通過できます。 一般的なレザーの10倍長持ちするという「TecTuffボンデッドコーティング」が施されたアッパーは、油や水、汚れに強く、耐摩耗性・耐擦傷性に優れています。RED HOOK MID WPは、スニーカーの運動性能とワークブーツの耐久性を兼ね備えた“ハイブリッドフットウェア”です。 重さ:622g(片足27cm) 5. [キーン] 安全靴 SAN JOSE 6" AT サンノゼ シックス エーティー メンズ 最後にご紹介するのは、伝統的なデザインに現代的なテクノロジーを“ハイブリッド”したモダンなワークブーツ「SAN JOSE 6" AT」です。特徴は普段使いもできるデザイン性と、2種類のポリウレタンを組み合わせたミッドソール「KEEN LUFTCELL」が採用されていること。「LUFT」とは空気を意味し、ソールに空気を注入することでワークブーツらしからぬ軽さ・快適性を実現しています。 ラバーのアウトソールには「レーザーサイピング」と呼ばれる細かい切れ込みが入っており、濡れたタイルや凍った路面などの滑りやすい場所でも優れたグリップ性を発揮。トゥキャップはスチールトゥよりも35%軽量なアルミニウムトゥです。 重さ:730g(片足27cm) ライターからひとこと 今回はアメリカの老舗フットウェアブランド「KEEN」のワークブーツをご紹介しました。「仕事も日常もアクティブに過ごしたい」という方はぜひ詳細をチェックしてみてください!

アウトドア好きの大人男性を虜にするKEENのサンダル5選

今回ご紹介するのは、「アウトドアでも街でも使えるサンダルが欲しい」「デザイン性だけでなく機能性にも優れたサンダルを探している」という大人の男性におすすめのアイテム。アメリカのフットウェアブランド「KEEN(キーン)」のサンダルです。 当サイト「FUNDAY」では、数あるブランド・商品の中から、各分野に精通した筆者が「本当に欲しい」と思うモノだけを厳選してご紹介。モノ選びのストレスが軽くなるよう、商品の詳細やブランド情報、選び方なども合わせて解説しています。 今回は某ハイブランドで8年間販売員として働いていた筆者が、KEENのサンダルの中から特に大人男性におすすめのものを5つセレクトしました。また、ブランド誕生の経緯やKEENのサンダルの特徴も解説しています。アウトドア好きな大人の男性はぜひチェックしてみてください! 「サンダルはつま先を守ることができるのだろうか?」という疑問から生まれたブランド KEENは2003年にアメリカ・カリフォルニア州のアラメダで誕生したブランドです。創業者は長年有名スポーツブランドのシューズ製作を手がけてきたローリー・ファースト氏。 KEENは創業と同時につま先を保護するサンダル「NEW PORT(ニューポート)」を発表しました。この創業モデルが誕生したのは、ローリー・ファースト氏の友人でプロダクトデザイナーのマーティン・キーン氏に起きたあるできごとがきっかけでした。彼は趣味のヨットを楽しんでいたとき、ビーチサンダルを履いていたためにデッキでつま先をけがしてしまったのです。 このできごとを知ったローリー・ファースト氏は、「サンダルはつま先を守ることができるのだろうか?」という問いを立て、試作品の製作を始めます。何百足にもおよぶ試作の末、開放感のあるサンダルとつま先を保護するシューズの機能を兼ね備えた“ハイブリッドフットウェア”、NEW PORTが完成。 NEW PORTはこれまでに5000万足以上を世に送り出した大ヒット商品となりました。誕生から20年が経過した現在もほとんど形を変えることなく、多くの人を魅了し続けています。 KEENのサンダル・3つの特徴 続いてはKEENのサンダルの特徴を3つの項目に分けて解説していきます。 1. 優れた機能性 KEENのサンダルといえば、アウトソールと一体化したつま先を保護する樹脂製のガード「トゥプロテクション」が有名です。しかし、KEENのサンダルの機能は、単につま先を保護するだけにとどまりません。 愛用者でも気づかないことが多いと言われているのが、アウトソールを強く曲げたときに現れる「レーザーサイピング」と呼ばれる波線状の細かい切れ込み。この切れ込みがあることにより濡れた場所を歩くときでも水が押し出され、高いグリップ力を保持できます。この他にもフィット感を高めるコード「バンジーシューレース」や、クッション性が高いソールなど、KEENのサンダルにはいたるところに機能性を高める工夫がちりばめられています。 2. 汎用性が高い 前述したように、KEENのサンダルはさまざまな機能を持ち合わせた“ハイブリッドフットウェア”のため、幅広いシーンで活躍してくれます。例えば、NEW PORTのようにつま先が隠れるモデルなら自転車に乗ったり車を運転したりするシーンでも安心です。また、ソックスとの併用で春・夏・秋の3シーズン着用できます。 水陸両用のモデルであれば、街歩きはもちろんのこと、川や海などの水辺でも大活躍。さらに軽量設計のモデルは旅行先でのセカンドシューズとしてもおすすめです。 3. 環境に配慮した素材を使用 KEENは2006年に環境保全に対する意識が高いとされているオレゴン州・ポーランドに本社を移転。撥水加工プロセスからフッ素化合物(化学物質)を排除したり、リサイクルPET素材やリサイクル可能なアウトソールを採用したり、レザー業界の環境保護団体「Leather Working Group」の厳しい基準をクリアした「LWG認定レザー」を調達したりと、環境負荷の低減に取り組んでいます。 さらに天然原料による抗菌防臭加工に切り替えることで、年間7,000キロの農薬が環境に放出されるのを防いでいます。 大人の男性におすすめしたいKEENのサンダル5選 ここからは大人の男性におすすめのKEENのサンダルをご紹介します。なお今回はKEENならではのつま先を保護できるモデルの中からセレクトしています。 1. NEWPORT ニューポート メンズ まずは創業モデル「NEW PORT」をご紹介します。環境に優しくしなやかなLWGレザーは風合いが良く、素材感にもこだわりたい大人の男性にぴったりです。レザーにはシリコン液を浸透させた特殊加工「工ヌバック」が施されているため、万が一汗や水で濡れても安心。ただし、「水陸両用」ではないので街歩き用のサンダルを探している方向きです。 NEW PORTはつま先全体に幅広いスペースがあることも特徴。これにより万人受けするフィット感と快適な履き心地を実現しています。 2. NEWPORT H2 ニューポート エイチツー RETRO メンズ 「NEW PORT H2」は創業モデル「NEW PORT」の水辺対応バージョン。「H2」は水の元素記号「H2O」を表しています。NEW PORTとの一番の違いは、アッパーに水や汚れに強いポリエステル素材、足裏に当たる部分のフットベッドには弾力性が高い圧縮成型EVAが使用されていること。どちらも速乾性に優れているため、お手入れが簡単です。 3. CLEARWATER CNX クリアウォーター シーエヌエックス メンズ 続いてご紹介するのは定番モデル「NEWPORT H2」のアップデートバージョン、「CLEARWATER CNX」です。NEWPORT H2よりもソールが薄く、軽量かつコンパクト。持ち歩きにも最適です。 KEENのサンダルの多くは、踏み跡が残りにくいアウトソール「ノンマーキング仕様」。アスファルトの上も歩きやすいフラットな面を確保しつつ、トレッキングシューズのような太くて深いみぞも配置されているため、障害物が多い山道でも抜群の安定感をキープしてくれます。 4. DRIFT CREEK H2 ドリフト クリーク エイチツー メンズ 「DRIFT CREEK H2」は、軽量性と屈曲性に優れた低反発デザインです。スプリットトウ(指先が2つに分かれたラバーガード)の採用により指の可動域が向上。優れた接地感を実現しているため、「分厚いソールが苦手」「素足の感覚に近いサンダルが好み」という方におすすめです。 リサイクルPET素材を使用したアッパーはコンパクトになる設計。CLEARWATER CNXと同様に旅行用のセカンドシューズとしても最適です。 5. UNEEK ユニーク メンズ 最後にご紹介するのは、靴作りの方法をゼロから考え直し、構想から3年半の月日を経て完成した「UNEEK」。特徴的なのは2本のポリエステル製伸縮コードが編み込まれたアッパーです。2本のコードが足の動きに合わせて変形するため、フィット感が抜群。耐水性はありませんが、開放的なデザインで汗をかいても蒸れることなく快適に過ごせます。 ライターからひとこと 今回はアウトドア好きの大人男性におすすめしたいKEENのサンダル5選をご紹介しました。機能性・デザイン性・耐久性に優れた間違いなしのアイテムなので、気になる方はぜひ詳細をチェックしてみてください!