大人のコーヒータイムにいかが?Kalitaのコーヒーミルおすすめ5選

コーヒー時間を贅沢に味わいたい大人の男性に向けて、Kalitaの手挽きコーヒーミルをご紹介します。 豆を挽く手間、香り、音など手挽きのコーヒーミルでしか味わえない贅沢なコーヒータイム。手挽きのコーヒーミルは、飲むだけではなく、コーヒーを淹れる時間も楽しめます。 今回の記事では、美味しいコーヒーの淹れ方、Kalitaのおすすめ手挽きコーヒーミルについてまとめました。コーヒーを深く、じっくりと味わいたい大人の男性は、ぜひ参考にしてみてください。 Kalitaとは まずは「Kalita」についてご説明します。 Kalitaは、1958年に創業された、日本で唯一の珈琲器具専門メーカーです。 創業当時、日本全国を周り、日本中にドリップコーヒーを広めることに成功。その原動力となったのが、ペーパーフィルター(ろ紙)と三穴ドリッパー(ロト)の開発でした。手軽にコーヒーを淹れることが可能になり、日本の喫茶文化の拡大に貢献します。 現代の日本では、家庭でコーヒーを飲める時代となり「日本にレギュラーコーヒー(焙煎された豆、それを挽いた粉)文化を」という創業時の想いは達成されました。Kalitaは100年企業に向けて、すべての国々にレギュラーコーヒーを普及させるための活動に尽力しています。 レギュラーコーヒー文化を広めてきたKalita。日本のコーヒー文化の草分け的な存在として後世まで語り継がれることでしょう。 手挽きのコーヒーミルのメリット、デメリット 「手挽きのコーヒーを楽しみたいけど、手間がかかりそう」このように思われる方も多いのではないでしょうか。 そこで、手挽きミルのメリット、デメリットをご紹介します。購入前に参考にしてみてください。 手挽きコーヒーミルのメリット 手挽きコーヒーミルの最大のメリットは、コーヒーを挽く「手間や時間」を楽しめるという点です。 好みの豆を選び、自分の手で豆を挽くことで、香りや音など飲む以外のコーヒータイムを贅沢に味わえます。味にこだわりを持つ方は、挽き方や抽出方法を調整することで自分好みの味を再現できます。 また、コーヒーミルは、単なるコーヒーメーカーではなく、インテリアとしても部屋の雰囲気を引き立たせるアイテムです。コーヒー愛好家にとっては、部屋に飾ることで自分自身のコーヒーカルチャーや個性を表現できます。 電源がなくても豆を挽くことができるので、キャンプやアウトドアシーンでコーヒーを贅沢に楽しめることもメリットです。 手挽きコーヒーミルのデメリット 手挽きミルの豆を挽く「手間や時間」は、デメリットでもあります。 手挽きミルは、豆を挽くのに約5分ほど時間を要します。忙しい朝など、手挽きの時間を確保できない方にはあまりおすすめできません。 また、手挽きミルは手動で豆を挽くため一定の体力が必要です。大量のコーヒーを作りたい方にとって体力、時間ともに負担になってしまいます。 美味しくコーヒーを飲むためには、豆や粉が均一であるべきですが、手挽きコーヒーは挽き粉に差が出るデメリットも。しかし、それすらも「味わい」として楽しむこともできますし、挽き方に慣れてくると均等に挽くことができます。 手挽きコーヒーミルを美味しく挽くポイント コーヒータイムをさらに楽しむために、美味しいコーヒーの挽き方、淹れ方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。 挽きたての豆を使う 豆を挽くタイミングは、飲む直前がベストです。 挽きたてのコーヒー粉は、味も香りも格別。淹れる直前に手挽きミルで豆を挽くことで、より美味しくコーヒーを楽しめます。 挽いたコーヒー豆は、湿気を吸収して酸化します。酸化すると風味、味ともに落ちてしまうので挽いた豆は、できるだけ早く飲みましょう。 豆は、必要量だけ挽くことが大切です。1人分(120〜140ml)の標準量は約10gです。豆の量で濃さを調整できます。 挽き方でコーヒーの味を変えるコツ 手挽きのミルは、挽き方を変えることで味の変化を楽しめます。挽き方のポイントをご紹介します。 苦味を抑えたいときは荒く挽く 苦味が強い場合は、挽き目を荒く挽いてみると苦味を抑えられます。 コーヒー豆は細かく挽くほど苦味成分が出てしまいます。挽き目を調整して好みの味を見つけてみてください。 また、湯の温度を下げる、抽出時間を短くすることで苦味を抑えられるので、ぜひお試しください。 酸味を抑えたいときは細かく挽く 酸味がきつい場合は、豆を細かく挽いてみてください。 目安としては、細挽きから中挽き(グラニュー糖程度の粉)が理想です。細かく挽くほど酸味を抑えられますが、同時にコーヒー本来の味わいを失うため注意が必要です。 酸味の少ない深入りの豆を選んでみる。湯音を上げて細く注いでみることも取り入れてみてください。 濃くしたいときは細く挽く 味が薄いと感じたら、豆を細く挽いてみてください。 豆を細く挽くことで濃さを出せます。あまりに細く挽きすぎると苦味の強い珈琲になるので注意しましょう。 コーヒー豆の量を多くし、お湯の量を少なくすることに加えて、ゆっくりと細めにお湯を注ぐことも濃くするために有効です。 薄くしたいときは荒く挽く 味を薄くしたい場合は、豆を荒く挽いてみてください。 豆やお湯の量の調整のほかに、湯温を下げること、太めにお湯を注ぐことで味を薄くすることができます。 挽いた後はじっくりと蒸らす 豆を挽いた後は、早く淹れたい気持ちを抑えて、蒸らしの時間を設けましょう。 挽いた豆には、二酸化炭素(ガス)が発生します。二酸化炭素は、お湯の浸透を防いでしまうため豆本来の味を抽出しにくくなります。蒸らすことで二酸化炭素を追い出せるので豆本来の味を十分に楽しめます。 ポイントは、沸騰したお湯を少し冷まし(90〜92度くらい)粉全体が湿る程度にお湯を少し注いで約30秒蒸らすことです。 ゆっくりと注ぐ 蒸らし終わったあとは、ゆっくりとお湯を注ぎましょう。 お湯は小さく「の」の字を書くように注ぐと美味しさが増します。一気に注ぐのではなく、4〜5回に分けて注ぐことがポイント。水面から1/3程度になったら次のお湯を注いでください。 お湯を外側に注ぐと、薄いコーヒーになりやすいので、中心に真上からお湯を注ぐことで美味しいコーヒーの出来上がりです。 おすすめのKalitaコーヒーミル5選 おすすめのKalitaのコーヒーミルを厳選して5つご紹介します。 ドームミル  まずは、手挽きコーヒーミル定番のシルエット「ドーム型」をご紹介。 クラシカルなデザインは、インテリアとしても人気のアイテムです。硬質鋳鉄製臼歯を使用しており、抜群の切れ味が長持ちします。また、挽き目の調整ができる仕様になっているので自分好みの味を再現し、より特別なコーヒーを楽しめます。 蓋付きのため、挽いているときに豆が飛び散ることなく、ホコリやゴミの侵入を防げます。機能性にも優れたおしゃれなデザインのドーム型コーヒーミルで大人のコーヒータイムを楽しみませんか? ダイヤミルN(レッド) レトロなデザインの「ダイヤミルN」は、Kalitaの手挽きコーヒーミルの代表作です。 素材に鋳鉄が使われており、重厚感がありながらコンパクトなサイズ感で収納に場所を選びません。コーヒー豆の投入口が広く、オープン式なので簡単に豆を入れることができます。 調整ナットがついているので細かに挽き目を調整できます。コーヒーにうるさい方にも自信を持っておすすめできるコーヒーミルです。 通常の手挽きミルは横に回すことが多いですが、ダイヤミルは縦にハンドルを回すので力感なく豆を挽けます。一度に5人前のコーヒーを挽けるので、家族や友人とのコーヒータイムにもおすすめです。 コーヒーミル KH-10 BR キャンプやアウトドアシーンで使用したい方には「KH-10 」がおすすめです。 軽量でコンパクトなサイズ感なので荷物の持ち運びにストレスを感じません。コンパクトサイズのミルですが、高い機能性を備えています。 硬質鋳鉄製臼歯を使用しており、他のミル同様に鋭い切れ味を実現。好みの挽き目に調整することも可能です。 アウトドアシーンでゆったりと贅沢な時間を過ごしたい方にぜひ使ってほしいコーヒーミル。木質のデザインが自然と調和し、穏やかな雰囲気を感じられます。 セラミック アーミィグリーン モダンなデザインがお好みの方には「セラミック アーミィグリーン」がおすすめ。 カッターにはセラミック製が装備されており、摩耗しにくく、高い切れ味を保ちます。セラミック製のカッターは、コーヒーの風味を損なわない特徴があるため、香りにこだわりたい方に試してほしいコーヒーミルです。 手入れの容易さもおすすめのポイント。カッターを取り外して清掃ができ、丸洗い可能なセラミックコーヒーミルのため掃除の手間を軽減できます。 粗さ調節ダイヤルで挽き目を簡単に変えられるので、すぐに自分好みのコーヒーを作れます。滑り止め防止シリコンベース付きのため、安定性も抜群。セラミック素材のコーヒーミルで「ちょっといい時間、ちょうどいい時間」を味わってみませんか? 桐モダン 弐  Kalitaの最高級の技術を味わいたい方には「桐モダン 弐 」がおすすめ。日本が誇る伝統的工芸品に認定されている、加茂の桐たんすをモチーフにしたコーヒーミルです。 加茂箪笥(たんす)協同組合に所属する工場が製作した製品のみに付けられるシリアルナンバー入りのステッカーにも注目。たんすと桐の花紋をモチーフにしたこのステッカーは、加茂のたんす職人の技術と想いが詰まった証でもあります。 粉受け部分には、高級木材である桐を使用した贅沢なシリーズ。桐は、熱伝導率が低く、調湿機能も優れているため湿気に強い素材です。 日本が誇る技術がつまった最高級のコーヒーミルで、贅沢で格別な時間を味わってみませんか? ライターからひとこと 筆者は、3年以上コーヒーミルを愛用しています。 「ゴリゴリゴリ。ギコギコギコ」と豆が挽ける音、部屋に広がるコーヒーの香り。手挽きコーヒーミルの「手間と時間」が贅沢なひとときをもたらしてくれます。 そして、自分で挽いた豆で飲むコーヒーは、格別の美味しさ。手挽きコーヒーミルによって、コーヒータイムが、より特別なものになりました。 手挽きのコーヒーミルでワンランク上の大人の時間を贅沢に味わってみませんか?