今回は、KINTOのおすすめコーヒーウェアをご紹介します。
KINTOは「使い心地」と「佇まい」の調和がとれた製品を展開しているキッチンウェア、インテリア雑貨のブランドです。
ゆったりと流れる贅沢な時間を上質な製品とともに。日常にそっと寄りそい、こころを満たすKINTOの製品をぜひ手にとってみてください。
KINTO(キントー)とは
KINTOは、1972年に滋賀県彦根市で創業された日本のブランドです。
創業当初は、食器の卸売業を主としていました。その後、自分たちの思い描くライフスタイルにあったものを届けたいとの思いから、オリジナル商品の企画開発をスタート。使い心地と佇まいが調和するモノづくりを目指し、企画開発を手掛けています。
KINTOの製品は、国内のみならず、ヨーロッパ、北米、アジア、中東などへの商品展開を実施。2016年にヨーロッパ子会社、2019年にアメリカ子会社を次々に設立しました。
「こころ豊かな日常のきっかけに」との想いが込められたKINTOの製品。主張しすぎず、上質な佇まいで私たちのライフスタイルに“深みや奥行き”を与えてくれます。
KINTOコーヒーウェアのコンセプト
KINTOのコーヒーウェアは、五感に馴染む「使い心地」と奥行きを添える美しい「佇まい」が調和されているのが特徴です。KINTOのモノづくりに込められたコンセプトについてご紹介します。
SLOW COFFEE STYLE
ハンドドリップで淹れたコーヒーをゆったりと味わう贅沢な時間。SLOW COFFEE STYLEとは、スローという贅沢を味わうために生まれたコーヒーウェアです。
心安らぐ落ち着いたフォルムと色合い。SLOW COFFEE STYLEを体現した製品は、上質な佇まいで、日常に豊かさと深みをもたらします。
空間に自然と溶け込むデザインは、触れるとき、使うときに心地よさを感じさせます。ハンドドリップでコーヒーが一滴ずつ落ちていくスローな時間。大人の贅沢なひとときを五感で感じてみてください。
SLOW COFFEE STYLE Specialty
「丁寧な手仕事と、ゆったりとした時間を尊ぶ人へ」との想いが込められたSLOW COFFEE STYLE Specialty。
SLOW COFFEE STYLE Specialtyは、職人の心意気や熱意からインスピレーションを受けたコーヒーウェアです。私たちの日常に上質な豊かさをもたらしてくれます。
素材選びから製法まですべてにおいてKINTOの高いこだわりがみられ、ワンランク上のライフスタイルを提案。ささやかなコーヒーシーンを上質な時間に変えていきます。
KINTO(キントー)のおすすめコーヒーウェア
KINTOのおすすめのコーヒーウェアをご紹介します。
上質でゆったりと流れる大人の贅沢な時間を味わいたい方は、参考にしてみてください。
SCS-S02 ブリューワースタンドセット 4cups
SLOW COFFEE STYLE SPECIALTY製品であるブリューワー(コーヒー抽出器具)スタンドセットをご紹介。
深みのあるウォールナットと、真鍮を組み合わせた重厚感のあるデザイン。使えば使うほど味わいが増す真鍮が男心をくすぐります。
スタンドは可動式のため、さまざまなカップに対応可能です。フィルターには、豆本来の風味を保った、香り高いコーヒーを仕上げるためにステンレス素材を採用。旨味成分である油分をそのままドリップしてくれます。
機能性と美しいデザインが調和したSLOW COFFEE STYLE SPECIALTYを代表するプロダクト。日常のコーヒータイムに彩りをもたらせてくれます。
SCS-S04 ブリューワースタンドセット 2cups
鋳物ならではの無骨な表情が大人の男性の渋みを引き立たせるブリューワースタンドセットをご紹介します。
存在感のあるシックなデザインは、SLOW COFFEE STYLE SPECIALTY製品らしく、細部にまでこだわりが見られます。可動式スタンドを採用し、背の高いサーバーにも対応可能。ホルダーには2杯分、4杯分のコーヒーの粉の量が計れる目盛り付きのデザインのため使い勝手も抜群です。
シンプルなデザインは自信の表れ。主張しすぎることなく、空間に個性を添える上質な佇まいで日常に奥行きを与えてくれます。
SCS コーヒージャグセット 2cups
何気ない日常のワンシーンを特別なものに変えてくれるステンレスフィルターとブリューワー、ガラス製ジャグのセットをご紹介。
ジャグには、抽出の目安となる目盛とKINTOの製品らしいメッセージがプリントされています。コーヒー豆を計量できるホルダーは、使用後のブリューワー置きとしても活躍。 フィルターとブリューワーを直接マグにのせてドリップすることも可能です。
ジャグに書かれたメッセージにも注目してコーヒータイムをお楽しみください。「 Back to being yourself with a cup of tea」ゆったりと自分と向き合う時間を与えてくれる贅沢なコーヒーウェアです。
SCS-S01 マグ 220ml ブラック
SLOW COFFEE STYLE SPECIALTYシリーズのマグをご紹介します。
磁器で作られた、こだわりのマグは、安定感のあるどっしりとしたフォルムが特徴。重厚感ある質感と独特の表情が上質な大人の男性にピッタリのアイテムです。
手作業で石膏を削って原型と型を作ることで、KINTOらしく細部まで細やかなこだわりが行き届きました。口縁は丸みがあるため口当たりが良く、ハンドルは指にフィットする持ち心地の良い形状です。
鉄彩ウェアの無機質さはなく、あたたかみを感じる上品なマグ。KINTOが提案する「使い心地」と「佇まい」の調和をお楽しみください。
KRONOS ダブルウォール コーヒーカップ 250ml
KINTOの人気カップシリーズのKRONOSからダブルウォールコーヒーカップをご紹介します。
KRONOSは、二重構造をした耐熱ガラスで注いだものが宙に浮かんだように見える不思議なグラスです。断熱効果があるため、冷たさ、熱さをより長くキープできる特徴があります。
カップの内側は、飲み干しやすい角度に設定。表面は水滴がつきにくくなっているためテーブルを濡らすことがありません。電子レンジ・食洗機対応になっているので使い勝手もよく汎用性が高いのもおすすめのポイントです。
KINTOで味わうおしゃれで贅沢な1杯
私がKINTOを知ったのは、カフェでカップに一目惚れをしたのがきっかけです。
何気なく置かれたカップは、上品な佇まいで主張しすぎることなく存在感を放っていました。空間に自然に溶け込むシンプルなデザインの中に奥行きを感じ、店員さんに声をかけると「分かります?」とニヤリ。
そこから大好きなコーヒータイムをより楽しくするために、KINTOの製品を選ぶようになりました。毎日、手に取るモノだからこそ愛着のあるこだわりの製品を。KINTOがもつ自然の美しさ、和らぎは、日常に豊かさをもたらしてくれます。
五感に馴染む使い心地のよさと上品な佇まいが大人の色気を感じるKINTOのコーヒーウェア。ゆったりと流れる贅沢なコーヒータイムは大人の特権です。
KINTOが推奨するSLOW COFFEE STYLEを五感で味わってみませんか?
今回は、HARIOのティーポットについてご紹介します。
HARIOは、創業100年を超える老舗の耐熱ガラスメーカー。「MADE IN JAPAN」の技術が集約された製品は“違いが分かる”大人の男性にぜひ取り入れてほしいアイテムです。
HARIOの魅力、美味しいお茶の煎れ方についても説明しています。贅沢な大人のティータイムを追求したい方は一読ください。
HARIO(ハリオ)とは?日本の老舗ガラスメーカー
HARIO(ハリオ)は、1921年に日本で創業された老舗のメーカーです。国内で唯一、耐熱ガラス工場を保有しているメーカーとして、耐熱ガラス「HARIO Glass®︎」の企画・製造・販売を行っています。
創業時は、理化学品を製造販売していました。1948年から耐熱ガラスの特性と理化学品で培ったガラス加工の技術を生かし、コーヒーサイフォンの製作に着手。そこから家庭用分野に進出し、家庭で便利に愛される商品づくりを目指して幅広い商品展開を行っています。
HARIOの社名の由来は、「玻璃(ガラス)」と「王」からきています。king of Glass(ガラスの王様)の名に相応しい製品を世に送り出し、私たちに上質な暮らしを提供してくれています。
HARIO Glass®︎の魅力とは
HARIO Glass®︎は、HARIOの耐熱ガラス素材についての商標です。HARIOの高い技術力が集約されたHARIO Glass®︎の魅力について解説します。
天然素材を使用した製品
HARIOは、国内唯一の耐熱ガラスメーカーとして、安心の天然素材を使用した製品作りに着手しています。
原料には100%天然の鉱物を精製した地球に優しい素材を採用。 熔融工程で発生する泡を残さないように泡切剤(気泡を取り除く薬剤)は、化学物質不使用。 100%の天然塩が用いられています。
120℃の温度差を耐えぬく耐熱性
HARIO Glass®︎は、耐熱性に優れており、120℃の温度差にも耐えられます。
熱湯使用や電子レンジ、 オーブンでの使用も可能なガラスです。また、洗浄時の熱湯洗浄や食器洗い乾燥機でも使えるためメンテナンスのしやすさもメリットです。
耐薬品性として幅広く使用されている
HARIOは創業時、理化学品を製造販売していました。耐薬品性であり耐候性、 酸やアルカリにも強いため、現在でも理化学製品にも幅広く使用されています。
食品の油分やアルコール、酸性のものにも使用できる素材ですので、家庭でも安心して使用できます。
クリアな透明性
HARIO Glass®︎のクリアな透明性も魅力的です。
薄くて丈夫なだけではなく、高い透明性を有しています。ガラスの透明性、美しさをぜひ手にとって体感してみてください。
HARIO(ハリオ)のティーポットおすすめ5選
HARIO(ハリオ)のおすすめティーポットを5つご紹介します。
どの製品も高い品質が保証されています。用途、見た目で選んでみるのもおすすめです。
ワンカップティーメーカー 200ml ブラック OTM-1B
まずご紹介するのは、コンパクトサイズの、ワンカップティーメーカー(200mlサイズ)。
その名の通り、ワンカップで気軽に一人前のお茶を楽しめる製品です。その時の気分で茶葉をチョイスし、自分好みの味で上質なティーライフを楽しめます。
シンプルながら「さすがHARIO」と感じる機能性や使いやすさが追求されています。
【おすすめのポイント】
透明の耐熱ガラスなので茶の抽出具合が目で見てわかる
長い茶こし仕様なので少量のお湯でも抽出が可能
蓋を外せば茶こし置きになり水滴がテーブルに付かず汚れない
1人で気軽に、でも美味しく贅沢にティータイムを楽しみたい。そのような方におすすめしたいティーポットです。
コニカルティーピッチャー クラフツサイエンス CTP-500-GR
理化学で使用されているコニカルビーカーをティーポットにした「コニカルティーピッチャー クラフツサイエンス」。HARIO“らしさ”がつまった製品として人気のアイテムです。
クラフツサイエンスとは、HARIOの原点である理化学器具のための科学的思考を継承するドリンクウェアです。100年のクラフツマン(職人)シップとサイエンスから生まれました。
【おすすめのポイント】
電子レンジ、食器洗い、乾燥機の使用可能で使い勝手がいい
メモリがついているので抽出量が簡単に分かる
フィルターにより茶葉が遮られ、片手で360℃どこからでも注げる
筆者は、一風変わったシルエットがツボで気に入っています。ティータイム中には、HARIOの歴史などうんちくを語ってみるのもグッド。HARIOでしか味わえない贅沢な時間をティータイムをお楽しみください。
ティーピッチャー 700ml 耐熱ガラス ティーポット TPC-70HSV
定番の形をしたティーポットをご紹介。耐熱ガラスとステンレス・天然木を組み合わせたカジュアル感覚で使用できるティーピッチャーです。
天然木を使用することで、温もりを感じられるのもポイント。軽量化にも成功しており使いやすさも優れています。700mlの大容量タイプになっており、家族や友人とのティータイムを楽しむ際に活躍します。
【おすすめのポイント】
ストレーナー(茶こし)が長いので少量の湯で抽出可能
エッチングメッシュ仕様なので茶葉もれしにくい
洗いやすいストレーナーを採用
シンプルなデザインが上品さを引き立たせてくれます。ストレーナーの取り外しが可能なため、抽出するとき、注ぐときなどシーンによって使い分けられます。最後の1滴まで注げる点もありがたいポイントです。
リーフティーポット ピュア 実用容量360ml 耐熱ガラス CHENー36T
日本茶だけではなく、紅茶、ハーブティー、中国茶などお茶の種類を選ばず使えるリーフティーポットをご紹介。ポットの底を広げることで紅茶にフルーツを入れておしゃれなアレンジティーにするなど大人のティータイムを楽しめる仕様になりました。
大きく長い茶こしを採用することで、茶葉が広がりやすく、少量の湯でも抽出しやすい仕様になっています。透明のガラスのため、お茶の色合いを目でも楽しんでみてください。
【おすすめのポイント】
大きく長い茶こしで茶葉を抽出しやすい
さまざまなティータイプに対応可能
茶こしを外して電子レンジOK
汎用性が高く、電子レンジで温めなおしも可能なため1つあれば重宝できるアイテムです。一人前でも仲間内でも優雅なティータイムのお供にいかがですか?
茶茶急須 丸 実用容量300ml 耐熱ガラス CHJMN-30T
茶茶急須は、販売から35年を迎え累計販売数は2000万個を超えたHARIOの大人気シリーズ。サイズは、300mlと700mlが用意されていますので使用環境に応じて選んでみてください。
一般的な急須と違い、耐熱ガラスの急須のため、色や匂いがうつりにくい特徴があります。細かいですが、蓋のつまみが丸つまみになっているので掴みやすい点もぜひ紹介したいポイントです。
【おすすめのポイント】
茶葉が広がるように大きな茶こしを採用
収納に便利なコンパクトサイズ
日本茶、紅茶、ハーブティーなど茶の種類を問わず使えるデザイン
シンプルながらHARIOの人気シリーズとして長年愛され続ける茶茶急須。使いやすさも追求されており、毎日のティータイムを「気軽に、楽しく、美しく」させてくれるアイテムです。
美味しいお茶の煎れ方
お茶時間をより楽しむために、美味しいお茶の煎れ方をご紹介します。
湯のみにお湯を注ぐ(分量を量る、湯のみを温めるため)
急須に茶葉いれる(それぞれの茶の適正な分量を守る)
お湯の温度が約80℃になるのを待ち、急須に注ぐ
急須にお湯を入れたあとは、1分蒸らす(お茶の葉が開くのを待つ)
複数人分淹れる場合は、少量ずつ注ぎ廻す(均等な味になるように)
最後の1滴まで注ぎきると、次の煎も美味しく煎れられます
ぜひ参考にしてみてください。
HARIOで上質な大人のティータイムを
身の回りにあるモノに、その人のライフスタイルや価値観が反映されると考えます。
HARIOは、高い技術力、こだわり、情熱を感じる製品を展開。上質で「ホンモノ」を楽しみたい大人の男性にピッタリのアイテムです。
今回ご紹介した、5つのアイテムは、いずれもHARIO Glass®︎を使用した機能性に優れた製品です。容量や用途を踏まえた上で商品選びの参考にしてみてください。
日常にHARIOのティーポットを取り入れて、100年続くMADE IN JAPANのモノづくりの歴史を感じてみませんか?大人男性のティータイムがより、上質になることでしょう。
コーヒー時間を贅沢に味わいたい大人の男性に向けて、Kalitaの手挽きコーヒーミルをご紹介します。
豆を挽く手間、香り、音など手挽きのコーヒーミルでしか味わえない贅沢なコーヒータイム。手挽きのコーヒーミルは、飲むだけではなく、コーヒーを淹れる時間も楽しめます。
今回の記事では、美味しいコーヒーの淹れ方、Kalitaのおすすめ手挽きコーヒーミルについてまとめました。コーヒーを深く、じっくりと味わいたい大人の男性は、ぜひ参考にしてみてください。
Kalitaとは
まずは「Kalita」についてご説明します。
Kalitaは、1958年に創業された、日本で唯一の珈琲器具専門メーカーです。
創業当時、日本全国を周り、日本中にドリップコーヒーを広めることに成功。その原動力となったのが、ペーパーフィルター(ろ紙)と三穴ドリッパー(ロト)の開発でした。手軽にコーヒーを淹れることが可能になり、日本の喫茶文化の拡大に貢献します。
現代の日本では、家庭でコーヒーを飲める時代となり「日本にレギュラーコーヒー(焙煎された豆、それを挽いた粉)文化を」という創業時の想いは達成されました。Kalitaは100年企業に向けて、すべての国々にレギュラーコーヒーを普及させるための活動に尽力しています。
レギュラーコーヒー文化を広めてきたKalita。日本のコーヒー文化の草分け的な存在として後世まで語り継がれることでしょう。
手挽きのコーヒーミルのメリット、デメリット
「手挽きのコーヒーを楽しみたいけど、手間がかかりそう」このように思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで、手挽きミルのメリット、デメリットをご紹介します。購入前に参考にしてみてください。
手挽きコーヒーミルのメリット
手挽きコーヒーミルの最大のメリットは、コーヒーを挽く「手間や時間」を楽しめるという点です。
好みの豆を選び、自分の手で豆を挽くことで、香りや音など飲む以外のコーヒータイムを贅沢に味わえます。味にこだわりを持つ方は、挽き方や抽出方法を調整することで自分好みの味を再現できます。
また、コーヒーミルは、単なるコーヒーメーカーではなく、インテリアとしても部屋の雰囲気を引き立たせるアイテムです。コーヒー愛好家にとっては、部屋に飾ることで自分自身のコーヒーカルチャーや個性を表現できます。
電源がなくても豆を挽くことができるので、キャンプやアウトドアシーンでコーヒーを贅沢に楽しめることもメリットです。
手挽きコーヒーミルのデメリット
手挽きミルの豆を挽く「手間や時間」は、デメリットでもあります。
手挽きミルは、豆を挽くのに約5分ほど時間を要します。忙しい朝など、手挽きの時間を確保できない方にはあまりおすすめできません。
また、手挽きミルは手動で豆を挽くため一定の体力が必要です。大量のコーヒーを作りたい方にとって体力、時間ともに負担になってしまいます。
美味しくコーヒーを飲むためには、豆や粉が均一であるべきですが、手挽きコーヒーは挽き粉に差が出るデメリットも。しかし、それすらも「味わい」として楽しむこともできますし、挽き方に慣れてくると均等に挽くことができます。
手挽きコーヒーミルを美味しく挽くポイント
コーヒータイムをさらに楽しむために、美味しいコーヒーの挽き方、淹れ方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
挽きたての豆を使う
豆を挽くタイミングは、飲む直前がベストです。
挽きたてのコーヒー粉は、味も香りも格別。淹れる直前に手挽きミルで豆を挽くことで、より美味しくコーヒーを楽しめます。
挽いたコーヒー豆は、湿気を吸収して酸化します。酸化すると風味、味ともに落ちてしまうので挽いた豆は、できるだけ早く飲みましょう。
豆は、必要量だけ挽くことが大切です。1人分(120〜140ml)の標準量は約10gです。豆の量で濃さを調整できます。
挽き方でコーヒーの味を変えるコツ
手挽きのミルは、挽き方を変えることで味の変化を楽しめます。挽き方のポイントをご紹介します。
苦味を抑えたいときは荒く挽く
苦味が強い場合は、挽き目を荒く挽いてみると苦味を抑えられます。
コーヒー豆は細かく挽くほど苦味成分が出てしまいます。挽き目を調整して好みの味を見つけてみてください。
また、湯の温度を下げる、抽出時間を短くすることで苦味を抑えられるので、ぜひお試しください。
酸味を抑えたいときは細かく挽く
酸味がきつい場合は、豆を細かく挽いてみてください。
目安としては、細挽きから中挽き(グラニュー糖程度の粉)が理想です。細かく挽くほど酸味を抑えられますが、同時にコーヒー本来の味わいを失うため注意が必要です。
酸味の少ない深入りの豆を選んでみる。湯音を上げて細く注いでみることも取り入れてみてください。
濃くしたいときは細く挽く
味が薄いと感じたら、豆を細く挽いてみてください。
豆を細く挽くことで濃さを出せます。あまりに細く挽きすぎると苦味の強い珈琲になるので注意しましょう。
コーヒー豆の量を多くし、お湯の量を少なくすることに加えて、ゆっくりと細めにお湯を注ぐことも濃くするために有効です。
薄くしたいときは荒く挽く
味を薄くしたい場合は、豆を荒く挽いてみてください。
豆やお湯の量の調整のほかに、湯温を下げること、太めにお湯を注ぐことで味を薄くすることができます。
挽いた後はじっくりと蒸らす
豆を挽いた後は、早く淹れたい気持ちを抑えて、蒸らしの時間を設けましょう。
挽いた豆には、二酸化炭素(ガス)が発生します。二酸化炭素は、お湯の浸透を防いでしまうため豆本来の味を抽出しにくくなります。蒸らすことで二酸化炭素を追い出せるので豆本来の味を十分に楽しめます。
ポイントは、沸騰したお湯を少し冷まし(90〜92度くらい)粉全体が湿る程度にお湯を少し注いで約30秒蒸らすことです。
ゆっくりと注ぐ
蒸らし終わったあとは、ゆっくりとお湯を注ぎましょう。
お湯は小さく「の」の字を書くように注ぐと美味しさが増します。一気に注ぐのではなく、4〜5回に分けて注ぐことがポイント。水面から1/3程度になったら次のお湯を注いでください。
お湯を外側に注ぐと、薄いコーヒーになりやすいので、中心に真上からお湯を注ぐことで美味しいコーヒーの出来上がりです。
おすすめのKalitaコーヒーミル5選
おすすめのKalitaのコーヒーミルを厳選して5つご紹介します。
ドームミル
まずは、手挽きコーヒーミル定番のシルエット「ドーム型」をご紹介。
クラシカルなデザインは、インテリアとしても人気のアイテムです。硬質鋳鉄製臼歯を使用しており、抜群の切れ味が長持ちします。また、挽き目の調整ができる仕様になっているので自分好みの味を再現し、より特別なコーヒーを楽しめます。
蓋付きのため、挽いているときに豆が飛び散ることなく、ホコリやゴミの侵入を防げます。機能性にも優れたおしゃれなデザインのドーム型コーヒーミルで大人のコーヒータイムを楽しみませんか?
ダイヤミルN(レッド)
レトロなデザインの「ダイヤミルN」は、Kalitaの手挽きコーヒーミルの代表作です。
素材に鋳鉄が使われており、重厚感がありながらコンパクトなサイズ感で収納に場所を選びません。コーヒー豆の投入口が広く、オープン式なので簡単に豆を入れることができます。
調整ナットがついているので細かに挽き目を調整できます。コーヒーにうるさい方にも自信を持っておすすめできるコーヒーミルです。
通常の手挽きミルは横に回すことが多いですが、ダイヤミルは縦にハンドルを回すので力感なく豆を挽けます。一度に5人前のコーヒーを挽けるので、家族や友人とのコーヒータイムにもおすすめです。
コーヒーミル KH-10 BR
キャンプやアウトドアシーンで使用したい方には「KH-10 」がおすすめです。
軽量でコンパクトなサイズ感なので荷物の持ち運びにストレスを感じません。コンパクトサイズのミルですが、高い機能性を備えています。
硬質鋳鉄製臼歯を使用しており、他のミル同様に鋭い切れ味を実現。好みの挽き目に調整することも可能です。
アウトドアシーンでゆったりと贅沢な時間を過ごしたい方にぜひ使ってほしいコーヒーミル。木質のデザインが自然と調和し、穏やかな雰囲気を感じられます。
セラミック アーミィグリーン
モダンなデザインがお好みの方には「セラミック アーミィグリーン」がおすすめ。
カッターにはセラミック製が装備されており、摩耗しにくく、高い切れ味を保ちます。セラミック製のカッターは、コーヒーの風味を損なわない特徴があるため、香りにこだわりたい方に試してほしいコーヒーミルです。
手入れの容易さもおすすめのポイント。カッターを取り外して清掃ができ、丸洗い可能なセラミックコーヒーミルのため掃除の手間を軽減できます。
粗さ調節ダイヤルで挽き目を簡単に変えられるので、すぐに自分好みのコーヒーを作れます。滑り止め防止シリコンベース付きのため、安定性も抜群。セラミック素材のコーヒーミルで「ちょっといい時間、ちょうどいい時間」を味わってみませんか?
桐モダン 弐
Kalitaの最高級の技術を味わいたい方には「桐モダン 弐 」がおすすめ。日本が誇る伝統的工芸品に認定されている、加茂の桐たんすをモチーフにしたコーヒーミルです。
加茂箪笥(たんす)協同組合に所属する工場が製作した製品のみに付けられるシリアルナンバー入りのステッカーにも注目。たんすと桐の花紋をモチーフにしたこのステッカーは、加茂のたんす職人の技術と想いが詰まった証でもあります。
粉受け部分には、高級木材である桐を使用した贅沢なシリーズ。桐は、熱伝導率が低く、調湿機能も優れているため湿気に強い素材です。
日本が誇る技術がつまった最高級のコーヒーミルで、贅沢で格別な時間を味わってみませんか?
ライターからひとこと
筆者は、3年以上コーヒーミルを愛用しています。
「ゴリゴリゴリ。ギコギコギコ」と豆が挽ける音、部屋に広がるコーヒーの香り。手挽きコーヒーミルの「手間と時間」が贅沢なひとときをもたらしてくれます。
そして、自分で挽いた豆で飲むコーヒーは、格別の美味しさ。手挽きコーヒーミルによって、コーヒータイムが、より特別なものになりました。
手挽きのコーヒーミルでワンランク上の大人の時間を贅沢に味わってみませんか?